JP6380743B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、コアにギャップが形成されており、チョークコイル等として好適に用いられるコイル部品に関する。
スイッチング電源出力の平滑化や、力率改善のために、コアにギャップが形成されているタイプのチョークコイルが用いられている。このようなチョークコイルでは、コアのギャップの近傍に形成される漏れ磁束により、コイル本体が発熱する問題がある。
チョークコイルにおける発熱を抑制する技術としては、例えば単線ではなく撚り線(リッツ線)を用いてコイル本体を構成するものや、ギャップ近傍に空セクションを設けるものが提案されている。
特開平5−90047号公報
しかし、撚り線を用いただけの従来のチョークコイルでは、撚り線を構成する素線の径が大きい場合は十分な発熱抑制効果が得られず、また、撚り線を構成する素線の径が小さい場合は、電線の断面積を確保して直流抵抗を抑えるために撚り線の全体径が大きくなるため、小型化について課題を有している。さらに、空セクションを設ける従来のチョークコイルも、狭い範囲で巻き数を多くすることが難しく、小型化について課題を有している。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、漏れ磁束の影響によるコイル本体の発熱を防止でき、かつ、小型化に対して有利なコイル部品を提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明に係るコイル部品は、
ギャップを介して接合される軸部を有するコアと、
前記軸部を通す貫通孔が形成された中空筒部を有するボビンと、
前記中空筒部に巻回されたコイル本体と、を有し、
前記コイル本体は、
第1素線を複数束ねて構成される第1部分と、
前記第1部分と電気的に接続され、前記第1部分に対して外側に巻かれており、第2素線を複数束ねて構成される第2部分とを有し、
前記第1素線は、前記第2素線より細いことを特徴とする。
本発明に係るコイル部品におけるコイル本体は、内側の第1部分が細い第1素線により構成されており、外側の第2部分が相対的に太い第2素線により構成されている。従来のコイル部品では、コイル本体のうち、特にギャップに近い部分(第1部分)で、ギャップにより生じる漏れ磁束の影響により、表皮効果による損失及び発熱が大きくなる傾向があった。しかし、本発明に係るコイル部品では、ギャップに近いコイル本体の内側部分(第1部分)を細い第1素線で構成することにより、表皮効果による損失及び発熱を防止することができ、かつ、ギャップから離れたコイル本体の外側部分(第2部分)を太い第2素線で構成することにより、電線全体の径を縮小して、コイル部品10を小型化することが可能である。
また、例えば、前記第1部分を構成する前記第1素線の本数は、前記第2部分を構成する前記第2素線の本数より多くてもよい。
第1部分を構成する前記第1素線は相対的に細いため、同じ本数では電線の断面積が小さくなってしまって直流抵抗が増加する懸念があるが、第1素線の本数を第2素線の本数より多くすることにより、直流抵抗の増加を防止できる。
また、例えば、前記第1部分の線径は、前記第2部分の線径より太くてもよく、
前記第1部分を構成する前記第1素線の本数と前記第1素線の断面積との積である第1断面積は、前記第2部分を構成する前記第2素線の本数と前記第2素線の断面積との積である第2断面積より小さくてもよい。
第1素線を細くすれば細くするほど、発熱を防止する効果は大きくなるが、同じ第1断面積を確保するために要する第1部分の線径が太くなり、小型化には不利となる。したがって、第1部分の線径を第2部分の線径より太くし、かつ、第1断面積を第2断面積より小さくすることにより、発熱防止の要請と、小型化の要請とを両立させることができる。
また、例えば、前記第1素線の断面積をAとし、前記第2素線の断面積をBとすると、A/Bは、0.05〜0.7であってもよい。
A/Bを0.05以上とすることにより、第1部分の線径や、直流抵抗が大きくなりすぎることを防止し、A/Bを0.7以下とすることにより、ギャップ近傍に配置される第1部分の発熱防止効果を高めることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコイル部品の全体斜視図である。 図2は、図1に示すコイル部品の底面図である。 図3は、図1に示すコイル部品に含まれるコア及びボビンを示す分解斜視図である。 図4は、図1に示すコイル部品におけるコイル本体の配置を示す断面図である。 図5は、図1に示すコイル部品の回路図である。 図6は、図4及び図5に示すコイル本体の第1部分及び第2部分の模式断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るコイル部品10の斜視図である。コイル部品10は、コア20、ボビン30、コイル本体40、絶縁テープ50等を有している。コイル部品10は、コア20の中央軸部22の軸方向が、コイル部品10の実装面に対して平行である横型のコイル部品であるが、本発明に係るコイル部品は、横型に限定されず、中央軸部の軸方向が実装面の法線方向に対して平行である縦型のコイル部品であってもよい。
なお、実施形態に係るコイル部品10の説明に関しては、図1に示すように、コア20の中央軸部22の軸方向をZ軸方向、実装面の法線方向をY軸方向、Z軸方向及びY軸方向に垂直な方向をX軸方向とする。
図3は、コイル部品10の分解斜視図である。なお、図3では、コイル本体40及び絶縁テープ50は図示していない。ボビン30は、コア20の中央軸部22を通す貫通孔32aが形成された中空筒部32を有する。また、中空筒部32の両端部には、中空筒部32から径方向に突出する第1鍔部34a及び第2鍔部34bが設けられている。
第1鍔部34aには第1端子台部36aが接続されており、第1端子台部36aには、端子部38a、38b、38c、38dが設けられている。第2鍔部34bには、第2端子台部36bが接続されており、底面図である図2に示すように、第2端子台部36bには、端子部38e、38f、38g、38hが設けられている。図1及び図3に示すように、第1端子台部36a、第2端子台部36b及び端子部38a〜38hは、コイル部品10のY軸負方向側端部に接続されており、コイル部品10は、端子部38a〜38hを介して実装基板に設置される。
ボビン30の材質としては特に限定されないが、樹脂等の絶縁材料によって形成され、例えばフェノール樹脂等を用いることが、はんだ処理時等における耐熱性等の観点から好ましい。
図3に示すように、コア20は、分離した状態で成形された2つのコア部分20a、20bを有しており、2つのコア部分20a、20bが、Z軸方向中央部で接合されることにより、コア20が構成される。コイル部品10の断面図である図4に示すように、コア20は、中央軸部22と、側脚部24、25と、接続部26、27を有している。
中央軸部22は、コイル部品10におけるX軸方向中央部に配置されており、ボビン30における中空筒部32に形成された貫通孔32aを通過し、Z軸方向に延びている。中央軸部22のZ軸方向中央部分には、コア部分20aとコア部分20bとの接合部分に相当する位置に、中央ギャップ28が形成されている。中央ギャップ28は、分離した状態で成形した2つのコア部分20a、20bを接触させることにより形成されているが、ギャップ材等を挟むことにより形成されても良い。なお、コア部分20aとコア部分20bとの接合部分には、実施形態に示すように、両方の間に何も挟まないで接触させた状態であっても、通常、磁気回路としてのギャップが形成される。ただし、両方の接合面を鏡面研磨した後に、鏡面研磨した面同士を接合すると、接合部分にギャップが形成されない場合もある。
コア20の側脚部24、25は、中央軸部22を挟んでX軸方向の両側に配置されている。側脚部24、25は、中央軸部22と略並行になるように、Z軸方向に延びている。側脚部24、25のZ軸方向中央部分には、側部ギャップ29a、29bが形成されている。
コア20の接続部26、27は、ボビン30の中空筒部32を挟んでZ軸方向の両側に配置されており、中央軸部22及び側脚部24、25の端部を接続している。コア20には、中央軸部22、接続部26、27及び側脚部24を通るループと、中央軸部22、接続部26、27及び側脚部25を通るループの2つのループを有する磁気回路が形成される。
コア20の材質は、特に限定されないが、フェライト、パーマロイなどの軟磁性材、金属圧粉成形の磁性材などで構成される。
図1に示すように、2つのコア部分20a、20bは、外周に絶縁テープ50を巻き付けることにより接合されている。絶縁テープ50としては、絶縁性の樹脂を基材とした粘着テープ等を用いることができるが、材質は特に限定されない。なお、2つのコア部分20a、20bは、接着剤を用いて互いに接合されていてもよい。
図4に示すように、コイル本体40は、ボビン30の中空筒部32に巻回されている。コイル本体40は、第1部分42と、第2部分44と、第3部分48とを有している。
コイル本体40の第1部分42は、中空筒部32の外周表面に直接巻かれており、第2部分44より内側であって、中央軸部22に近い位置に配置されている。本実施形態では、第1部分42は、コイル本体40における最も内側の部分と、その外側の部分とを含む2重構造となっているが、1重構造であっても、3重構造以上であっても良い。第1部分42の一方の端部は、図2に示す端子部38fに接続されており、他方の端部は、端子部38gに接続されている。
図4に示すように、コイル本体40の第2部分44は、第1部分42の外側に巻かれており、第1部分42より中央軸部22から遠い位置に配置されている。第2部分44は、第1部分42と同様に2重構造であり、第1部分42と同じ巻き数(10T)であるが、第1部分42と第2部分44の巻き数は、異なっていても良い。第2部分44の一方の端部は、図2に示す端子部38bに接続されており、他方の端部は、端子部38cに接続されている。
図5は、コイル部品10の回路図である。第1部分42と第2部分44とは、電気的に接続されており、第1部分42と第2部分44は、1つのチョークコイルを構成している。第1部分42と第2部分44とを電気的に接続する方法は特に限定されず、例えば図2に示す端子部38cと端子部38fとを電線で接続してもよく、実装基板を介して、第1部分42と第2部分44とが電気的に接続されていても良い。なお、コイル部品10の説明では、電気的に接続されている状態とは、直流電流が流れる(絶縁されていない)状態を意味する。
図6は、第1部分42と第2部分44の断面構造を表す模式図である。第1部分42は、第1素線42aを複数束ねて構成されており、第2部分44は、第2素線44aを複数束ねて構成されている。それぞれの第1素線42a、第2素線44aの周りには、絶縁被膜42b、44bが形成されており、各素線42a、44aは互いに絶縁されている。第1素線42aは、第2素線44aより細く、第1素線42aの径をD12、第2素線44aの径をD22とすると、D12とD22の間には、数式(1)で表される関係が成り立つ。
D12 < D22 ・・・数式(1)
コイル部品10において、図4に示す中央ギャップ28の近傍には漏れ磁束が生じるため、第1部分42と第2部分44とが同じ電線で構成されている場合は、ギャップに近い第1部分42で、表皮効果による損失及び発熱が大きくなる傾向がある。そこで、中央ギャップ28の近くに配置される第1部分42を、径の細い第1素線42aで構成することにより、第1部分42における表皮効果による損失及び発熱を、効果的に防止することができる。また、第2部分44は、中央ギャップ28から遠いため、第1部分42と第2部分44とが同じ電線で構成されている場合であっても、第1部分42より表皮効果による損失及び発熱が少ない傾向にある。したがって、第2部分44を、第1素線42aより太い第2素線44aで構成することにより、第2部分44の線径D21を小さくし、コイル本体40を配置するために必要となるスペースを抑制することができる。
また、第1部分42を構成する第1素線42aの本数をN1とし、第2部分44を構成する第2素線44aの本数をN2とした場合、下記の数式(2)に示すように、第1素線42aの本数N1は、第2素線44aの本数N2より多いことが好ましい。
N1 > N2 ・・・数式(2)
第1素線42aは、第2素線44aより細いため、第1部分42と第2部分44とで素線の数が同じである場合、第1部分42の直流抵抗が大きくなる。しかし、第1素線42aの本数N1を、第2素線44aの本数N2より多くすることにより、第1部分42で直流抵抗が大きくなりすぎることを防止できる。
また、図6に示すように、第1部分42の線径をD11とし、第2部分44の線径をD21とし、第1素線42aの本数N1と第1素線42aの断面積Aとの積を第1断面積S1とし、第2素線44aの本数N2と第2素線44aの断面積Bとの積を第2断面積S2とした場合、下記の数式(3)及び数式(4)を満足することが好ましい。
D11 > D21 ・・・数式(3)
S1 < S2 ・・・数式(4)
なお、第1断面積S1及び第2断面積S2は、下記の数式(5)及び数式(6)で表される。なお、数式(5)及び数式(6)における「π」は円周率を表す。
S1=N1×A=N1×π×(D12/2)・・・数式(5)
S2=N2×B=N2×π×(D22/2)・・・数式(6)
第1素線42aを細くすれば細くするほど、漏れ磁束の影響による発熱を防止する効果は大きくなるが、同じ第1断面積S1を確保するために必要となる第1部分42の線径D11が太くなり、小型化には不利となる。したがって、第1部分42の線径D11を第2部分44の線径D21より太くし、かつ、第1断面積S1を第2断面積S2より小さくすることにより、発熱防止の要請と、小型化の要請とをバランスさせることができる。
さらに、第1素線42aの断面積Aと第2素線44aの断面積Bの比であるA/Bは、0.05〜0.7であることが好ましい。A/Bを0.05以上とすることにより、第1部分42の線径D11や直流抵抗が大きくなりすぎることを防止し、A/Bを0.7以下とすることにより、ギャップ近傍に配置される第1部分42での発熱防止効果を高めることができる。
図4に示すように、コイル本体40の第3部分48は、第2部分44の外側に巻かれている。図5の回路図に示すように、第3部分48は、第1部分42及び第2部分44に対して絶縁されている。第3部分48は、主にコントロールICを制御するための電圧を発生させる巻き線である。第3部分48として採用される電線は、特に限定されないが、第3部分48は、第1部分42及び第2部分44とは異なり、巻き数が少なく(3T)、流れる電流の値も小さいため、第1部分42及び第2部分44より細い電線を用いることができる。なお、図4では図示していないが、コイル本体40の最外側表面には、絶縁テープが巻かれている。
コイル本体40の第1部分42、第2部分44として採用される電線の材質は特に限定されないが、例えば、図6に示す第1素線42a、第2素線44aは銅、アルミニウムなどの導体材料も用いて構成され、絶縁被膜42b、44bは、ポリウレタン、ポリエステル等の絶縁材料を用いて構成することができる。また、第1部分42及び第2部分44の最表面には、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の絶縁材料による被覆が形成されている。
上述したように、本実施形態に係るコイル部品10は、中央ギャップ28の近くに配置される第1部分42を径の細い第1素線42aで構成することでコイル部品10の発熱を防止すると同時に、中央ギャップ28から遠くに配置される第2部分44を太い第2素線44aで構成することにより、コイル本体40を配置するために必要となるスペースを抑制することができる。
また、本実施形態に係るコイル部品10は、コイル本体の内側部分と外側部分とを同じ電線で構成した従来のコイル部品に比べて、優れた放熱効果を奏する。放熱効果は、駆動周波数に依存しており、駆動周波数が高いほど放熱効果も高まる傾向を有する。例えば、第1素線42aの径を0.04mm、第2素線44aの径を0.1mmとした実施例に係るコイル部品10は、周波数100kHz程度で動作させた場合、0.1mmの素線を用いた電線のみでコイル本体の内側部分と外側部分(第1部分と第2部分)を構成した参考例に係るコイル部品に比べて、約5℃の放熱効果が得られた。
その他の実施形態
本発明に係るコイル部品は、上述の実施形態に限定されず、技術思想を逸脱しない範囲で、様々な変更を加えることができる。例えば、コア20は、略対称な2つのコア部分20a、20bを接合したものに限定されず、一方のコア部分が平板状であってもよく、中央ギャップ28の位置はZ軸方向の任意の位置とすることができる。
また、コイル本体40に含まれる各部分の巻き数等は適宜変更可能であり、また、第3部分48は無くてもよい。また、コイル本体40の第1部分42と第2部分44とは、ノーマルモードのチョークコイルを構成していてもよく、コモンモードのチョークコイルを構成していてもよい。さらに、本発明に係るコイル部品は、チョークコイルを構成する第1部分42と第2部分44の他に、コア20に巻かれており第1部分42及び第2部分44と絶縁された他の電線を有していてもよく、コイル部品全体でトランスを構成していてもよい。
10…コイル部品
20…コア
22…軸部
28…中央ギャップ
30…ボビン
32…中空筒部
32a…貫通孔
38a〜38h…端子部
40…コイル本体
42…第1部分
42a…第1素線
44…第2部分
44a…第2素線
48…第3部分

Claims (6)

  1. ギャップを介して接合される軸部を有するコアと、
    前記軸部を通す貫通孔が形成された中空筒部を有するボビンと、
    前記中空筒部に巻回されたコイル本体と、を有し、
    前記コイル本体は、
    第1素線を複数束ねて構成される第1部分と、
    前記第1部分と電気的に接続され、前記第1部分に対して外側に巻かれており、第2素線を複数束ねて構成される第2部分とを有し、
    前記第1素線は、前記第2素線より細く、
    前記第1部分を構成する前記第1素線の本数は、前記第2部分を構成する前記第2素線の本数より多いことを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1部分の線径は、前記第2部分の線径より太く、
    前記第1部分を構成する前記第1素線の本数と前記第1素線の断面積との積である第1断面積は、前記第2部分を構成する前記第2素線の本数と前記第2素線の断面積との積である第2断面積より小さいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1素線の断面積をAとし、前記第2素線の断面積をBとすると、A/Bは、0.05〜0.7であることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. ギャップを介して接合される軸部を有するコアと、
    前記軸部を通す貫通孔が形成された中空筒部を有するボビンと、
    前記中空筒部に巻回されたコイル本体と、を有し、
    前記コイル本体は、
    第1素線を複数束ねて構成される第1部分と、
    前記第1部分と電気的に接続され、前記第1部分に対して外側に巻かれており、第2素線を複数束ねて構成される第2部分とを有し、
    前記第1素線は、前記第2素線より細く、
    前記第1部分の線径は、前記第2部分の線径より太く、
    前記第1部分を構成する前記第1素線の本数と前記第1素線の断面積との積である第1断面積は、前記第2部分を構成する前記第2素線の本数と前記第2素線の断面積との積である第2断面積より小さいことを特徴とするコイル部品。
  5. 前記第1素線の断面積をAとし、前記第2素線の断面積をBとすると、A/Bは、0.05〜0.7であることを特徴とする請求項4に記載のコイル部品。
  6. ギャップを介して接合される軸部を有するコアと、
    前記軸部を通す貫通孔が形成された中空筒部を有するボビンと、
    前記中空筒部に巻回されたコイル本体と、を有し、
    前記コイル本体は、
    第1素線を複数束ねて構成される第1部分と、
    前記第1部分と電気的に接続され、前記第1部分に対して外側に巻かれており、第2素線を複数束ねて構成される第2部分とを有し、
    前記第1素線は、前記第2素線より細く、
    前記第1素線の断面積をAとし、前記第2素線の断面積をBとすると、A/Bは、0.05〜0.7であることを特徴とするコイル部品。
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