JP2018022720A - 光学モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な機械的強度でリードピンを固定することができるとともに、内部の光学素子の破壊や変形が生じにくい光学モジュールを提供する。【解決手段】光学モジュール1は、底板10と、底板10に対して固定される光学素子20と、光学素子20に電力を供給するための導電性リードピン30と、底板10上に配置されるカバー体40とを備えている。カバー体40には、リードピン30を収容空間Sから外部に延出させる開口部48が形成されている。光学モジュール1は、リードピン30と光学素子20とを電気的に接続する導電性ワイヤ50と、ワイヤ50よりも熱抵抗が低い絶縁性の伝熱部材80と、カバー体40の開口部48を覆う絶縁性のキャップ部材60と、キャップ部材60をカバー体40に固定する固定樹脂64と、リードピン30をキャップ部材60に対して固定する固定樹脂70とを備えている。伝熱部材80は、リードピン30を底板10に接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学モジュール及びその製造方法に係り、特に外部からリードピンを介して電源が供給される光学素子を備えた光学モジュール及びその製造方法に関するものである。
従来から、外部電源に接続されたリードピン(リードフレーム)とパッケージ内の半導体素子とを導電性ワイヤで接続し、リードピンを介して外部から半導体素子に電力を供給する半導体モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。光学モジュールにおいても内部の光学素子に電力を供給するためにこのようなリードピンが用いられている。このリードピンを十分な機械的強度で固定するためには、一般的に高温環境下での固定が要求される。
しかしながら、リードピンはワイヤを介して半導体素子や光学素子に接続されているため、リードピンを高温に加熱すると、リードピンの熱がワイヤを介して半導体素子や光学素子に伝わってしまい、これらの素子の破壊や変形を引き起こす可能性がある。
特開昭63−147354号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、十分な機械的強度でリードピンを固定することができるとともに、内部の光学素子の破壊や変形が生じにくい光学モジュールを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、内部の光学素子の破壊や変形を引き起こすことなく、リードピンに十分な機械的強度を持たせることのできる光学モジュールの製造方法を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、十分な機械的強度でリードピンを固定することができるとともに、内部の光学素子の破壊や変形が生じにくい光学モジュールが提供される。この光学モジュールは、底板と、上記底板に対して固定される光学素子と、外部電源から上記光学素子に電力を供給するための導電性のリードピンと、上記光学素子を収容する収容空間が内部に形成されるように上記底板上に配置されるカバー体とを備えている。このカバー体には、上記リードピンを上記収容空間から外部に延出させる開口部が形成されている。上記光学モジュールは、上記収容空間の内部で上記リードピンと上記光学素子とを電気的に接続する導電性ワイヤと、上記ワイヤよりも熱抵抗が低い絶縁性の伝熱部材とを備えている。この伝熱部材は、上記収容空間内で上記リードピンを上記底板に接続している。また、上記光学モジュールは、上記カバー体の外側から上記開口部を覆う絶縁性のキャップ部材を備えている。このキャップ部材には、上記リードピンが挿通される挿通孔が形成されている。上記光学モジュールは、上記キャップ部材を上記カバー体に固定する第1の固定樹脂と、上記挿通孔に挿通された上記リードピンを上記キャップ部材に対して固定する第2の固定樹脂とを備えている。上記伝熱部材の少なくとも一部は、上記ワイヤが接続される部分よりも上記キャップ部材に近い部分で上記リードピンに接続される。
このように、リードピンが、ワイヤよりも熱抵抗が低い伝熱部材によって底板に接続されているので、リードピンを固定する際に加熱してもリードピンを伝達する熱がワイヤに伝わるよりも伝熱部材に伝わることとなる。したがって、リードピンの熱がワイヤを介して光学素子に伝わることを防止することができ、内部の光学素子の破壊や変形を防止することができる。これにより、リードピンを高温にすることが可能となるので、リードピンを固定する第2の固定樹脂として機械的強度の高い高温熱硬化樹脂を用いることができ、リードピンを頑強に固定することが可能となる。
上記キャップ部材には、上記挿通孔に連通する凹部が形成されていてもよく、この凹部に上記第2の固定樹脂を充填することが好ましい。第2の固定樹脂を加熱しても、その熱はリードピンから伝熱部材を介して底板に伝達され、内部の光学素子の破壊や変形が生じにくいため、この凹部に充填する第2の固定樹脂として機械的強度の高い高温熱硬化樹脂、例えば硬化温度が150℃以上の高温熱硬化樹脂を用いることができる。したがって、リードピンを頑強に固定することができる。なお、第1の固定樹脂としては、40℃以下で硬化する常温熱硬化樹脂、150℃未満、好ましくは100℃以下で硬化する低温熱硬化樹脂、光硬化樹脂のいずれかを用いることができる。
本発明の第2の態様によれば、リードピンに十分な機械的強度を持たせることのできる光学モジュールの製造方法が提供される。この方法では、光学素子と伝熱部材とを底板に対して固定し、外部電源から上記光学素子に電力を供給するための導電性のリードピンを上記伝熱部材に固定する。上記リードピンと上記光学素子とを上記伝熱部材よりも熱抵抗が高い導電性ワイヤで電気的に接続する。カバー体の内部に形成された収容空間に上記光学素子、上記伝熱部材、及び上記ワイヤを収容しつつ、該カバー体に形成された開口部から上記伝熱部材に固定されたリードピンを外部に延出させた状態で、上記カバー体を上記底板上に固定する。上記カバー体の上記開口部の周囲に第1の固定樹脂を塗布する。キャップ部材に形成された挿通孔に上記リードピンを挿通して、上記カバー体の外側から上記キャップ部材で上記カバー体の上記開口部を覆い、上記第1の固定樹脂を硬化させることで上記キャップ部材を上記カバー体に固定する。上記キャップ部材の上記挿通孔に挿通された上記リードピンの周囲に第2の固定樹脂を形成し、上記リードピンの端部を加熱することにより上記第2の固定樹脂を硬化させて上記リードピンを上記キャップ部材に固定する。上記伝熱部材の少なくとも一部は、上記ワイヤが接続される上記リードピンの部分よりも上記キャップ部材に近い部分で上記リードピンに接続される。
このように、リードピンを、ワイヤよりも熱抵抗が低い伝熱部材によって底板に接続することにより、第2の固定樹脂を硬化させるためにリードピンの端部を加熱してもリードピンを伝達する熱がワイヤに伝わるよりも伝熱部材に伝わることとなる。したがって、リードピンの熱がワイヤを介して光学素子に伝わることを防止することができ、光学素子の破壊や変形を防止することができる。これにより、リードピンを高温にすることが可能となるので、第2の固定樹脂として機械的強度の高い高温熱硬化樹脂を用いることができ、リードピンを頑強に固定することが可能となる。
本発明によれば、リードピンが、ワイヤよりも熱抵抗が低い伝熱部材によって底板に接続されているので、リードピンを固定する際に加熱してもリードピンを伝達する熱がワイヤに伝わるよりも伝熱部材に伝わることとなる。したがって、リードピンの熱がワイヤを介して光学素子に伝わることを防止することができ、内部の光学素子の破壊や変形を防止することができる。これにより、リードピンを高温にすることが可能となるので、リードピンを固定する第2の固定樹脂として機械的強度の高い高温熱硬化樹脂を用いることができ、リードピンを頑強に固定することが可能となる。
本発明の一実施形態における光学モジュールを模式的に示す図である。 図1のA−A'線断面図である。 図1の光学モジュールの右側面図である。 図1の光学モジュールにおけるカバー体を示す正面図である。 図4のカバー体の平面図である。 図4のカバー体の右側面図である。 図1の光学モジュールのキャップ部材をカバー体の開口部に挿入される側から見た斜視図である。 図1の光学モジュールのキャップ部材を図7とは反対側から見た斜視図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。 図1の光学モジュールを製造する工程を説明する断面図である。
以下、本発明に係る光学モジュールの実施形態について図1から図9Gを参照して詳細に説明する。なお、図1から図9Gにおいて、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図9Gにおいては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明の一実施形態における光学モジュール1を模式的に示す縦断面図、図2は、図1のA−A'線断面図、図3は、右側面図である。図1から図3に示すように、光学モジュール1は、例えば銅などの熱伝導性の高い金属から形成される底板10と、底板10の上面10Aに固定された半導体レーザ素子などの光学素子20と、外部電源(図示せず)から光学素子20に電力を供給するための2本の導電性リードピン30と、底板10の上面10Aに固定されたカバー体40と、リードピン30と光学素子20とを電気的に接続する導電性ワイヤ50と、底板10の上面10Aに固定された伝熱部材80とを備えている。底板10の下面には、ヒートシンク12が接続されており、底板10の熱をヒートシンク12により外部に放出するようになっている。
図4はカバー体40を示す正面図、図5は平面図、図6は右側面図である。図4から図6に示すように、カバー体40は、ハット(帽子)のような形状をしており、XY平面に延びるフランジ部41と、フランジ部41からZ方向に延びる側壁42〜45と、側壁42〜45の上端でXY平面に延びる蓋部46とを含んでいる。図5に示すように、フランジ部41には、カバー体40を固定するネジ14(図1参照)を挿通させるためのネジ孔47が形成されている。このようなカバー体40は、例えば金属や熱伝導性の高い樹脂から形成される。
ここで、カバー体40のフランジ部41と底板10との間には、柔軟性のある材料(例えばシリコンゴム)からなるパッキン(図示せず)が配置されている。このパッキンをフランジ部41と底板10との間に挟んだ状態で、固定用のネジ14をフランジ部41のネジ孔47に挿通させて底板10に螺合させることでカバー体40が底板10に固定される。カバー体40を底板10上に固定することによりカバー体40の内部には光学素子20を収容する収容空間Sが形成される。この収容空間Sは、カバー体40のフランジ部41と底板10との間に配置されたパッキンによって封止される。
図6に示すように、カバー体40の側壁43には、側壁43の下端から上方に向かって延びる2つの開口部48が形成されている。この開口部48が形成されている部分には上述したフランジ部41が形成されていない(図5及び図6参照)。図1に示すように、リードピン30は、カバー体40の内部の収容空間Sからこれらの開口部48を通ってカバー体40の外部まで延びている。この開口部48は、電気的に絶縁性を有する材料からなるキャップ部材60によって覆われている。
リードピン30は、収容空間S内で伝熱部材80上に固定されている。この伝熱部材80は、電気的に絶縁性を有する材料から形成されており、熱伝導性の高い材料から形成されていることが好ましい。例えば、伝熱部材80としてアルミナを用いることができる。伝熱部材80の少なくとも一部は、ワイヤ50が接続されるリードピン30の部分よりもキャップ部材60に近い部分でリードピン30に接続されている。この伝熱部材80の熱抵抗はワイヤ50の熱抵抗よりも低い。
図7及び図8はキャップ部材60の斜視図であり、図7は、キャップ部材60をカバー体40の開口部48に挿入される側から見たものであり、図8は、これとは反対側から見たものである。図7及び図8に示すように、キャップ部材60は、開口部48よりも小さな外形を有する第1の部分61と、開口部48よりも大きな外形を有する第2の部分62とを有している。図1に示すように、キャップ部材60の第1の部分61は、側壁43に形成された開口部48に挿入されており、第2の部分62はカバー体40の外側に位置している。このように、キャップ部材60は、側壁43に形成された開口部48をカバー体40の外側から覆うように配置されている。
キャップ部材60は固定樹脂64(第1の固定樹脂)によってカバー体40に固定されている。この固定樹脂64は、耐熱性が高く、熱伝導性の低い樹脂であることが好ましい。固定樹脂64として、例えば40℃以下で硬化するような常温熱硬化樹脂、例えば150℃未満、好ましくは100℃以下で硬化するような低温熱硬化樹脂、紫外線などの光の照射により硬化する光硬化樹脂を用いることができる。
また、図7及び図8に示すように、キャップ部材60には、リードピン30が挿通される挿通孔66と、この挿通孔66に連通する凹部68とが形成されている。図1に示すように、この凹部68には、挿通孔66に挿通されたリードピン30をキャップ部材60に固定するための固定樹脂70(第2の固定樹脂)が充填される。この固定樹脂70としては例えば150℃以上で硬化するような高温熱硬化樹脂(例えばエポキシ系樹脂)を用いることができる。
次に、上述した光学モジュール1の製造方法について図9Aから図9Gを参照して説明する。まず、図9Aに示すように、底板10上に光学素子20を実装する。なお、この例では、光学素子20を直接底板10上に実装しているが、サブマウントなどの部材を介して底板10上に光学素子20を実装してもよい。
次に、図9Bに示すように、半田や樹脂などを用いて底板10上に伝熱部材80を固定し、この伝熱部材80上にリードピン30の端部を半田や樹脂などにより固定する。そして、図9Cに示すように、リードピン30と光学素子20とをワイヤ50により接続する。このワイヤ50の接続は、光学素子20にダメージを与えない条件(例えば、圧力、超音波、温度)の下で超音波接合によるワイヤボンディングにより行われる。
次に、図示はしないが、底板10上のカバー体40のフランジ部41に対応する位置にパッキンを配置し、カバー体40のフランジ部41がパッキン上に位置するようにカバー体40を配置する。そして、図9Dに示すように、ネジ14によってカバー体40を底板10上に固定する。これにより、光学素子20、伝熱部材80、及びワイヤ50がカバー体40の内部に収容され、カバー体40に形成された開口部48からリードピン30が外側に延出した状態となる。
そして、図9Eに示すように、カバー体40の開口部48の周囲に固定樹脂64を塗布した後、図9Fに示すように、リードピン30の端部からキャップ部材60の挿通孔66にリードピン30を挿通させて、カバー体40の外側からキャップ部材60でカバー体40の開口部48を覆う。この状態で固定樹脂64を硬化させてキャップ部材60をカバー体40に固定する。
次に、図9Gに示すように、キャップ部材60の凹部68に固定樹脂70を充填して、挿通孔66に挿通されたリードピン30の周囲に固定樹脂70を充填する。この固定樹脂70としては例えば150℃以上で硬化するような高温熱硬化樹脂(例えばエポキシ系樹脂)を用いることができる。
この状態で、リードピン30の先端30Aを加熱することで、固定樹脂70に熱が伝達され、固定樹脂70が硬化する。これによって、リードピン30がキャップ部材60に固定される。このとき、リードピン30がワイヤ50よりも熱抵抗の低い伝熱部材80によって底板10に接続されているので、リードピン30に与えられた熱は、ワイヤ50に伝達するよりも、伝熱部材80に伝達することとなる。したがって、リードピン30の熱がワイヤ50を介して光学素子20に伝わることを防止することができ、光学素子20の破壊や変形を防止することができる。このように、リードピン30を高温にすることが可能となるので、固定樹脂70として機械的強度の高い高温熱硬化樹脂を用いることができ、リードピン30を頑強に固定することが可能となる。固定樹脂70として高温熱硬化樹脂を用いることで、例えば、引張弾性率が2GPa以上の硬さでリードピン30を固定することができる。
なお、リードピン30を加熱している間は、ヒートシンク12を冷却して10℃〜25℃となるようにすることが好ましい。このようにヒートシンク12を冷却することにより、リードピン30から伝熱部材80、底板10を経由してヒートシンク12に至る熱経路を形成することができる。
また、上述したように、キャップ部材60は、耐熱性が高く、熱伝導性の低い材料から形成されているので、リードピン30を加熱したときに生じる熱に耐えることができ、この熱をキャップ部材60の凹部68に充填された固定樹脂70に閉じ込めることができる。したがって、固定樹脂70に効率的に熱を伝達することができる一方で、カバー体40などには熱が伝達されにくい。
銅製の底板10、アルミナ製の伝熱部材80、銅製のリードピン30、ステンレス製のカバー体40、PEEK樹脂からなるキャップ部材60、シリコン系接着樹脂からなる固定樹脂64、硬化温度が150℃以上の高温熱硬化樹脂からなる固定樹脂70を用い、リードピン30の先端を250℃に加熱し、その状態を20分保持して、固定樹脂70を硬化させて光学モジュール1を作製したところ、リードピン30の先端に水平方向の荷重を負荷したときのシェア強度は合格基準(10N以上)を満たす15.5Nとなり、気密性を示すHeリークレートも合格基準(1.0×10-4atm cc/sec未満)を満たす0.52×10-4atm cc/secとなった。また、樹脂の変色や焦げも生じず、カバー体40による封止の前後における出力変動も合格基準(±2.0%)を満たす0.5%となった。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 光学モジュール
10 底板
10A 上面
12 ヒートシンク
14 ネジ
20 光学素子
30 リードピン
40 カバー体
41 フランジ部
42〜45 側壁
46 蓋部
47 ネジ孔
48 開口部
50 ワイヤ
60 キャップ部材
61 第1の部分
62 第2の部分
64 固定樹脂
66 挿通孔
68 凹部
70 固定樹脂
80 伝熱部材
S 収容空間

Claims (5)

  1. 底板と、
    前記底板に対して固定される光学素子と、
    外部電源から前記光学素子に電力を供給するための導電性のリードピンと、
    前記光学素子を収容する収容空間が内部に形成されるように前記底板上に配置されるカバー体であって、前記リードピンを前記収容空間から外部に延出させる開口部が形成されたカバー体と、
    前記収容空間の内部で前記リードピンと前記光学素子とを電気的に接続する導電性ワイヤと、
    前記ワイヤよりも熱抵抗が低い絶縁性の伝熱部材であって、前記収容空間内で前記リードピンを前記底板に固定する伝熱部材と、
    前記カバー体の外側から前記開口部を覆う絶縁性のキャップ部材であって、前記リードピンが挿通される挿通孔が形成されたキャップ部材と、
    前記キャップ部材を前記カバー体に固定する第1の固定樹脂と、
    前記挿通孔に挿通された前記リードピンを前記キャップ部材に対して固定する第2の固定樹脂と、
    を備え、
    前記伝熱部材の少なくとも一部は、前記ワイヤが接続される前記リードピンの部分よりも前記キャップ部材に近い部分で前記リードピンに接続される
    ことを特徴とする光学モジュール。
  2. 前記キャップ部材には、前記挿通孔に連通する凹部であって前記第2の固定樹脂を充填する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学モジュール。
  3. 前記第2の固定樹脂は、硬化温度が150℃以上の高温熱硬化樹脂であることを特徴とする請求項2に記載の光学モジュール。
  4. 前記第1の固定樹脂は、40℃以下で硬化する常温熱硬化樹脂、150℃未満で硬化する低温熱硬化樹脂、光硬化樹脂のいずれかであることを特徴する請求項1から3のいずれか一項に記載の光学モジュール。
  5. 光学素子と伝熱部材とを底板に対して固定し、
    外部電源から前記光学素子に電力を供給するための導電性のリードピンを前記伝熱部材に固定し、
    前記リードピンと前記光学素子とを前記伝熱部材よりも熱抵抗が高い導電性ワイヤで電気的に接続し、
    カバー体の内部に形成された収容空間に前記光学素子、前記伝熱部材、及び前記ワイヤを収容しつつ、該カバー体に形成された開口部から前記伝熱部材に固定されたリードピンを外部に延出させた状態で、前記カバー体を前記底板上に固定し、
    前記カバー体の前記開口部の周囲に第1の固定樹脂を塗布し、
    キャップ部材に形成された挿通孔に前記リードピンを挿通して、前記カバー体の外側から前記キャップ部材で前記カバー体の前記開口部を覆い、
    前記第1の固定樹脂を硬化させることで前記キャップ部材を前記カバー体に固定し、
    前記キャップ部材の前記挿通孔に挿通された前記リードピンの周囲に第2の固定樹脂を形成し、
    前記リードピンの端部を加熱することにより前記第2の固定樹脂を硬化させて前記リードピンを前記キャップ部材に固定し、
    前記伝熱部材の少なくとも一部は、前記ワイヤが接続される前記リードピンの部分よりも前記キャップ部材に近い部分で前記リードピンに接続される
    ことを特徴とする光学モジュールの製造方法。
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