JP2018022427A - チェックアウトシステム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】店員の手間を軽減する。【解決手段】実施形態のチェックアウトシステムは、登録装置、決済装置、導出手段、測定手段、記憶手段、比較手段、選出手段及び決定手段を含む。導出手段は、第1の重さとして1取引分の商品の重さを導出する。測定手段は、第2の重さとして1取引分の商品の重さを測定する。記憶手段は、決済情報と、当該決済情報の生成の元となった1取引分の商品についての、導出手段により導出された第1の重さとを関連付けて記憶する。比較手段は、記憶手段によって記憶された第1の重さと、測定手段により測定された第2の重さとを比較する。選出手段は、比較手段による比較の結果、第2の重さに対して予め定められた条件を満たす第1の重さを記憶手段によって記憶された第1の重さの中から選出する。決定手段は、選出手段により選出された第1の重さに関連付けられた決済情報を決済装置での決済処理に用いる決済情報として決定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、チェックアウトシステム及びプログラムに関する。
商品を登録する登録装置を店員が操作し、登録された商品の代金を決済する決済装置を買物客が操作する、セミセルフ方式のチェックアウトシステムが知られている。このようなチェックアウトシステムでは、登録装置は、商品登録に基づき決済情報を生成する。そして、決済装置は、当該決済情報に基づいて商品の代金を決済処理する。
従来のセミセルフ方式のチェックアウトシステムにおいて、店員は、商品登録の終了後、登録装置に設けられたタッチパネルなどを操作して、登録された商品の代金を決済処理する決済装置を指定する。そして、店員は、当該決済装置に客を誘導する。このように、店員は、商品を登録する業務、決済装置を指定する業務、及び当該決済装置に客を誘導する業務を行う必要があり手間がかかる。したがって、このような店員の手間を軽減することが望まれている。
特開2013−242839号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、店員の手間を軽減することができるチェックアウトシステム及びプログラムを提供することである。
実施形態のチェックアウトシステムは、1取引分の商品を登録して決済のための決済情報を生成する登録装置、及び決済情報に基づいて決済処理を行う決済装置を含む。実施形態のチェックアウトシステムは、導出手段、測定手段、記憶手段、比較手段、選出手段及び決定手段を含む。導出手段は、登録装置に備えられ、第1の重さとして1取引分の商品の重さを導出する。測定手段は、決済装置に備えられ、第2の重さとして1取引分の商品の重さを測定する。記憶手段は、決済情報と、当該決済情報の生成の元となった1取引分の商品についての導出手段により導出された第1の重さと、を関連付けて記憶する。比較手段は、記憶手段によって記憶された第1の重さと、測定手段により測定された第2の重さとを比較する。選出手段は、比較手段による比較の結果、第2の重さに対して予め定められた条件を満たす第1の重さを記憶手段によって記憶された第1の重さの中から選出する。決定手段は、選出手段により選出された第1の重さに関連付けられた決済情報を決済装置での決済処理に用いる決済情報として決定する。
実施形態に係るチェックアウトシステムが店舗に設置されている様子の一例を示した斜視図。 実施形態に係るチェックアウトシステムに含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図。 図2中のストアサーバーの補助記憶デバイスに記憶されるテーブルの一例を示す図。 図2中の登録装置のCPUによる制御処理のフローチャート。 図2中のストアサーバーのCPUによる制御処理のフローチャート。 図2中のストアサーバーのCPUによる制御処理のフローチャート。 図2中の決済装置のCPUによる制御処理のフローチャート。 図2中の決済装置のタッチパネルの画面に表示される画像の一例を示す図。
以下、実施形態に係るチェックアウトシステムについて図面を用いて説明する。
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステム1が店舗に設置されている様子の一例を示した斜視図である。図2は、実施形態に係るチェックアウトシステム1に含まれる装置のそれぞれの要部回路構成を示すブロック図である。チェックアウトシステム1は、セミセルフ方式のチェックアウトシステムである。チェックアウトシステム1は、登録装置100、決済装置200及びストアサーバー300を含む。登録装置100、決済装置200及びストアサーバー300は、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、典型的にはLAN(local area network)である。ネットワークNWは、無線回線でも良いし有線回線でも良い。また、無線回線と有線回線とが混在していても良い。なお、図1には2台の登録装置100及び4台の決済装置200を示し、図2には代表的に1台の登録装置100及び1台の決済装置200を示す。しかしながら、登録装置100及び決済装置200の台数はこれらに限定されるものではなく、登録装置100及び決済装置200のそれぞれが任意の台数、店舗内に設置されていて良い。また、ストアサーバー300は、図2にのみ示し、図1には示していない。これは、ストアサーバー300が、店舗のバックヤードなどに設置されるためである。
登録装置100は、店員P1などによる操作に基づいて決済対象の商品を登録するための装置である。登録装置100は、図1ではレジ台S1に設置されている。なお、複数の登録装置100のそれぞれは、ユニークな番号があらかじめ定められている。また、登録装置100のそれぞれは、色が定められている。そして、登録装置100の一部が当該色で彩色されている。登録装置100は、CPU(central processing unit)101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、通信インターフェース104、タッチパネル105、秤106、カメラ107、スキャナー108、プリンター109及びバス110を含む。
CPU101は、登録装置100の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU101は、メインメモリ102に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、登録装置100の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ102は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またメインメモリ102は、CPU101が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ102は、CPU101が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス103は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス103は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス103は、CPU101が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU101での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス103は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。また、補助記憶デバイス103は、買上商品として登録された商品のリストである商品リストも記憶する。あるいは、メインメモリ102が、上記商品リストを記憶しても良い。さらに補助記憶デバイス103は、店舗で販売されている商品についての商品コード、商品名及び金額などの各種情報を含む商品テーブルも記憶する。
メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として登録装置100は、制御プログラムがメインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながら登録装置100は、制御プログラムがメインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ102又は補助記憶デバイス103へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース104は、登録装置100がネットワークNWを介して通信するためのインターフェースである。
タッチパネル105は、登録装置100の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル105は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。
秤106は、登録が終わった商品及び当該商品を入れるための買物かご等の重さを量るために設けられる。秤106は、一例として図1に示すようにレジ台S1の天板に埋め込まれるように設置される。そして、秤106は、秤106上に載せられたものの重さを量り、当該重さを電子データとして出力する。
カメラ107は、登録が終わった商品を撮像する。カメラ107は、登録が終わった商品を撮像するために、一例として秤106上に載せられたものを写すことのできる位置に設けられる。カメラ107としては、静止画を撮像するカメラ又は動画を撮像するビデオカメラのいずれも用いることができる。
スキャナー108は、商品に表示されたバーコードを読取って、このバーコードが表した商品コードを出力する。スキャナー108は、レジ台に固定されたタイプのスキャナーであっても良いし、手で持って使用するタイプのスキャナーでも良い。
プリンター109は、紙に各種情報を印刷する。プリンター109は、ドットインパクトプリンター、インクジェットプリンター、サーマルプリンター、レーザープリンター又はその他のプリンターなど種々の方式を用いることができる。
バス110は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、登録装置100の各部で授受される信号を伝送する。
決済装置200は、客P2などによる操作に基づき、登録装置100によって登録された決済対象の商品の代金を決済するための装置である。決済装置200は、CPU201、メインメモリ202、補助記憶デバイス203、通信インターフェース204、タッチパネル205、秤206、カメラ207及びバス208を含む。
CPU201は、決済装置200の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU201は、メインメモリ202に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、決済装置200の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ202は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ202は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またメインメモリ202は、CPU201が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ202は、CPU201が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス203は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス203は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス203は、CPU201が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU201での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス203は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
メインメモリ202又は補助記憶デバイス203に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例として決済装置200は、制御プログラムがメインメモリ202又は補助記憶デバイス203に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながら決済装置200は、制御プログラムがメインメモリ202又は補助記憶デバイス203に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ202又は補助記憶デバイス203へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース204は、決済装置200がネットワークNWを介して通信するためのインターフェースである。
タッチパネル205は、決済装置200の操作者に各種情報を通知するための画面を表示する表示デバイスとして機能する。また、タッチパネル205は、当該操作者によるタッチ操作を受け付ける入力デバイスとして機能する。
秤206は、決済対象の商品及び当該商品を入れるための買物かご等の重さを量るために設けられる。秤206は、一例として決済装置200の側面に設けられたかご置き台S2に内蔵される。そして、秤206は、かご置き台S2の上に載せられたものの重さを量り、当該重さを電子データとして出力する。
カメラ207は、決済対象の商品を撮像する。カメラ207は、決済対象の商品を撮像するために、かご置き台S2の上に載せられたものを写すことのできる位置に設けられる。カメラ207としては、静止画を撮像するカメラ又は動画を撮像するビデオカメラのいずれも用いることができる。
バス208は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、決済装置200の各部で授受される信号を伝送する。
ストアサーバー300は、CPU301、メインメモリ302、補助記憶デバイス303、通信インターフェース304及びバス305を含む。
CPU301は、ストアサーバー300の動作に必要な処理及び制御を行うコンピューターの中枢部分に相当する。CPU301は、メインメモリ302に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムに基づいて、ストアサーバー300の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ302は、上記コンピューターの主記憶部分に相当する。メインメモリ302は、オペレーティングシステム及びアプリケーションソフトウェアなどのプログラムを記憶する。またメインメモリ302は、CPU301が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにメインメモリ302は、CPU301が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス303は、上記コンピューターの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス303は、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどである。補助記憶デバイス303は、CPU301が各種の処理を行う上で使用するデータ又はCPU301での処理によって生成されたデータなどを保存する。補助記憶デバイス303は、上記のオペレーティングシステム又はアプリケーションなどのプログラムを記憶する場合もある。
補助記憶デバイス303は、未決済テーブルも記憶する。
図3は、未決済テーブルTの一例を示す図である。未決済テーブルTは、未決済の取引についての決済情報を、関連する情報とともに一取引ごとに記憶するためのテーブルである。未決済テーブルTは、複数のユニークな登録ID(identifier)のそれぞれに、決済情報、登録装置番号、登録装置の色、重さ及び画像を関連付けている。登録IDは、一取引分の商品ごとに割り当てられる。決済情報は、当該一取引分の商品を決済するための情報である。登録装置番号は、当該一取引分の商品を登録した登録装置100に定められている番号である。登録装置の色は、登録装置100に定められている色である。重さは、当該一取引分の商品の重さを示す。重さは、例えばグラムで示す。画像は、当該一取引分の商品の外観をカメラ107によって撮像した画像である。
メインメモリ302又は補助記憶デバイス303に記憶されるプログラムは、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。一例としてストアサーバー300は、制御プログラムがメインメモリ302又は補助記憶デバイス303に記憶された状態で、利用者へと譲渡される。しかしながらストアサーバー300は、制御プログラムがメインメモリ302又は補助記憶デバイス303に記憶されない状態で利用者に譲渡されても良い。そして、別途に利用者へと譲渡された制御プログラムが、利用者又はサービスマンなどによる操作の下にメインメモリ302又は補助記憶デバイス303へと書き込まれても良い。このときの制御プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。
通信インターフェース304は、ストアサーバー300がネットワークNWを介して通信するためのインターフェースである。
バス305は、アドレスバス及びデータバスなどを含み、ストアサーバー300の各部で授受される信号を伝送する。
以下、実施形態に係るチェックアウトシステムの動作を図4〜図7に基づいて説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図4は、登録装置100のCPU101による制御処理のフローチャートである。CPU101は、メインメモリ102及び補助記憶デバイス103に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。
図5及び図6は、ストアサーバー300のCPU301による制御処理のフローチャートである。CPU301は、メインメモリ302及び補助記憶デバイス303に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。なお、CPU301は、図5に示す制御処理と図6に示す制御処理とを、別スレッドで実行するなどして並行して処理を行う。
図7は、決済装置200のCPU201による制御処理のフローチャートである。CPU201は、メインメモリ202及び補助記憶デバイス203に記憶された制御プログラムに基づいてこの制御処理を実行する。
まず、一取引分の決済対象の商品を登録するための動作について説明する。
図4のAct1において登録装置100のCPU101は、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された商品リストをリセットする。すなわちCPU101は、商品リストに商品が登録されていない状態にするようにメインメモリ102又は補助記憶デバイス103に対して指示する。
店員P1は、予め秤106の上に買物かごを載せておく。そして、店員P1は、決済対象の商品に付されたバーコードをスキャナー108により読み込んでいく。このとき、店員P1は、スキャナー108でバーコードを読み込んだ商品を、秤106に載せられた買物かごに入れていく。
Act2においてCPU101は、商品コードが読み込まれたか否かを確認する。すなわち、CPU101は、商品に付されたバーコードがスキャナー108によって読み込まれたか否かを確認する。CPU101は、商品コードが読み込まれないならば、Act2においてNoと判定してAct3へと進む。
Act3においてCPU101は、商品の登録を完了するための操作が行われたか否かを確認する。すなわちCPU101は、タッチパネル105に表示された小計ボタンをタッチするなどの予め定められた操作が行われたか否かを確認する。なお、登録完了を指示する操作は、商品を1つ以上登録してから行うことを操作上のルールとしておく。商品が登録されていない状態での登録完了を指示する操作がなされた場合のCPU101の動作は、CPU101の制御プログラムの設計者により定められて良い。例えば、CPU101は、登録完了を指示する操作を無視する。あるいはCPU101は、商品が登録されていない状態では、登録完了を指示する操作自体ができないようにしても良い。CPU101は、登録完了を指示する操作が行われないならば、Act3においてNoと判定し、Act2へと戻る。かくして、CPU101は、商品コードが読み込まれるか、登録完了を指示する操作が行われるまでAct2及びAct3を繰り返す。CPU101は、Act2及びAct3の待受状態にあるときに商品コードが読み込まれたならば、Act2においてYesと判定してAct4へと進む。
Act4においてCPU101は、Act2で読み込みが確認された商品コードを、メインメモリ102又は補助記憶デバイス103に記憶された商品リストに追加する。
店員P1は、一取引分の決済対象の商品の登録が終了したならば、商品の登録を終了するための操作を行う。
CPU101は、Act2及びAct3の待受状態にあるときに登録完了を指示する操作が行われたならば、Act3においてYesと判定し、Act5へと進む。
Act5においてCPU101は、商品リストに登録された商品についての決済を決済装置200が行うために必要な情報を含む決済情報を、商品リストに基づいて生成する。決済情報は、商品リストに登録された各商品の商品コード、商品名及び金額などが含まれる。なお、CPU101は、当該商品名及び金額などは、商品テーブルから取得する。
Act6においてCPU101は、秤106から出力される重さを取得する。なお、この重さは、秤106に載せられた買物かごの重さと、当該買い物かごに入れられた一取引分の商品の重さとの合計である。したがって、この処理を行うことで、CPU101を中枢とするコンピューターは、秤106と協働して、第1の重さとして一取引分の商品の重さを導出する導出手段として動作する。
Act7においてCPU101は、秤106に載せられた商品の外観を撮像するようにカメラ107に対して指示する。この指示を受けてカメラ107は、当該商品の外観を撮像する。したがって、この処理を行うことで、CPU101を中枢とするコンピューターは、カメラ107と協働して、1取引分の商品の外観を撮像して第1の画像を得る第1の撮像手段として動作する。
Act8においてCPU101は、登録情報を生成して、この登録情報をストアサーバー300に送信するように通信インターフェース104に対して指示する。このとき、CPU101は、Act5で生成した決済情報、Act6で取得した重さ、及びAct7で撮像された画像を含むように登録情報を生成する。CPU101の指示を受けて、通信インターフェース104は、当該登録情報をストアサーバー300に送信する。送信された当該登録情報は、ストアサーバー300の通信インターフェース304によって受信される。
一方、図5のAct11においてストアサーバー300のCPU301は、通信インターフェース304によって登録情報が受信されるのを待ち受けている。CPU301は、登録情報が受信されたならば、Act11においてYesと判定してAct12へと進む。
Act12においてCPU301は、Act11で受信を確認した登録情報に基づき、補助記憶デバイス303に記憶された未決済テーブルTに新しくレコードを追加する。この処理により、当該登録情報に含まれる重さと決済情報とが関連付けられる。したがって、この処理を行うことで、CPU301を中枢とするコンピューターは、補助記憶デバイス303と協働して、決済情報と第1の重さとを関連付けて記憶する記憶手段として動作する。また、補助記憶デバイス303は、決済情報と第1の重さとを関連付けて記憶する記憶装置の一例である。
一方、図4のAct9においてCPU101は、登録した一取引分の商品についての決済情報に関連する事項を印刷するようにプリンター109に対して指示する。この指示を受けて、プリンター109は、紙に決済情報に関連する事項を印刷する。決済情報に関連する事項は、例えば、当該決済情報を生成した登録装置100の登録装置番号、当該登録装置100に予め定められた色、当該決済情報に含まれる商品の商品名、当該決済情報が示す取引の決済金額、及びAct7で撮像された画像などである。したがって、この処理を行うことで、CPU101を中枢とするコンピューターは、プリンター109と協働して、決済情報に関連する事項を印刷する印刷手段として動作する。
次に、一取引分の決済対象の商品の代金を決済するための動作について説明する。
客P2は、登録済みの商品が入れられた買物かごとAct9において印刷された紙とを店員P1などから受け取る。そして、客P2は、当該買い物かごをいずれかの決済装置200まで持っていき、当該決済装置200の側面に設けられたかご置き台S2の上に載せる。その後、客P2は、当該決済装置200のタッチパネル205に表示された開始ボタンをタッチする。開始ボタンは、決済の開始を指示する場合に決済装置200の操作者が操作する。
図7のAct41において決済装置200のCPU201は、決済の開始を指示する操作が行われるのを待ち受けている。すなわち、CPU201は、開始ボタンをタッチするなどの、決済の開始を指示するための予め定められた操作が行われるのを待ち受けている。CPU201は、決済の開始を指示する操作が行われたならば、Act41においてYesと判定してAct42へと進む。
Act42においてCPU201は、秤206から出力される重さを取得する。なお、この重さは、秤206に載せられた買物かごの重さと、当該買い物かごに入れられた一取引分の商品の重さとの合計である。したがって、この処理を行うことで、CPU201を中枢とするコンピューターは、秤206と協働して、第2の重さとして一取引分の商品の重さを測定する測定手段として動作する。
Act43においてCPU201は、秤206に載せられた商品の外観を撮像するようにカメラ207に対して指示する。この指示を受けてカメラ207は、当該商品の外観を撮像する。したがって、この処理を行うことで、CPU201を中枢とするコンピューターは、カメラ207と協働して、1取引分の商品の外観を撮像して第2の画像を得る第2の撮像手段として動作する。
Act44においてCPU201は、決済情報要求コマンドを生成して、この決済情報要求コマンドをストアサーバー300に送信するように通信インターフェース204に対して指示する。このとき、CPU201は、Act42で取得した重さとAct43で撮像された画像とを含むように決済情報要求コマンドを生成する。CPU201の指示を受けて、通信インターフェース204は、当該決済情報要求コマンドをストアサーバー300に送信する。送信された当該決済情報要求コマンドは、ストアサーバー300の通信インターフェース304によって受信される。
一方、図6のAct21においてストアサーバー300のCPU301は、通信インターフェース304によって決済情報要求コマンドが受信されたか否かを確認している。CPU301は、決済情報要求コマンドが受信されないならば、Act21においてNoと判定してAct22へと進む。
Act22においてCPU301は、通信インターフェース304によって選択通知コマンドが受信されたか否かを確認している。なお、選択通知コマンドについての詳細は後述する。CPU301は、選択通知コマンドが受信されないならば、Act22においてNoと判定してAct21へと戻る。かくして、CPU301は、決済情報要求コマンド又は選択通知コマンドが受信されるまでAct21及びAct22を繰り返す。CPU301は、Act21及びAct22の待受状態にあるときに決済情報要求コマンドが受信されたならば、Act21においてYesと判定してAct23へと進む。
Act23においてCPU301は、補助記憶デバイス303に記憶された未決済テーブルTを参照して、関連付けられた重さが予め定められた条件を満たす登録IDを全て抽出する。
CPU301は、一例として以下のように登録IDを抽出する。まず、CPU301は、Act21で受信を確認した決済情報要求コマンドに含まれる重さと未決済テーブルTに含まれる登録IDに関連付けられた重さとを比較する。そして、CPU301は、2つの重さが同じ対象の重さを示したものであるか否かを判定するために、例えば、評価値E1を算出する。評価値E1は、値が0に近いほど2つの重さが同じ対象の重さを示している可能性が高いことを示す。CPU301は、評価値E1を、例えば、決済情報要求コマンドに含まれる重さと登録IDに関連付けられた重さとの差分に基づいて算出する。次に、CPU301は、以上のように算出された評価値E1が予め定められた値X1より小さいとき、当該重さに関連付けられた登録IDを抽出する。CPU301は、以上の処理を未決済テーブルTに含まれる各登録ID全てに対して行う。なお、CPU301は、以上の処理により登録IDを1つも抽出できなかった場合、例えばX1の値を増加させて上記に示す処理と同様の処理を再度行う。あるいは、CPU301は、評価値E1が最も小さくなる登録IDを抽出する。以上より、Act23の処理を行うことで、CPU301を中枢とするコンピューターは、第1の重さと第2の重さとを比較する比較手段として動作する。また、Act23の処理を行うことで、CPU301を中枢とするコンピューターは、第2の重さに対して予め定められた条件を満たす第1の重さを記憶手段によって記憶された第1の重さの中から選出する選出手段として動作する。
Act24においてCPU301は、Act23で抽出された登録IDが複数個あるか否かを確認する。CPU301は、抽出された登録IDが複数個あるならばAct24においてYesと判定してAct25へと進む。
Act25においてCPU301は、補助記憶デバイス303に記憶された未決済テーブルTを参照して、Act23で抽出された登録IDの中から、関連付けられた画像が予め定められた条件を満たす登録IDを全て抽出する。
CPU301は、一例として以下のように登録IDを抽出する。まず、CPU301は、Act21で受信を確認した決済情報要求コマンドに含まれる画像とAct23で抽出された登録IDに関連付けられた画像とをそれぞれ比較する。そして、CPU301は、2つの画像が同じ対象を撮像したものであるか否かを判定するために、例えば、評価値E2を算出する。評価値E2は、値が0に近いほど2つの画像が同じ対象を撮像したものである可能性が高いことを示す。CPU301は、評価値E2を、例えば、画像解析により算出する。すなわち、CPU301は一例として、それぞれの画像について、輪郭及び色などを抽出して、画像に含まれる商品の特徴をパラメーターとして算出する。そして、CPU301は、2つの画像から算出されたパラメーターの差分から評価値E2を算出する。次に、CPU301は、以上のように算出された評価値E2が予め定められた値X2より小さいとき、当該重さに関連付けられた登録IDを抽出する。CPU301は、以上の処理をAct23で抽出された登録ID全てに対して行う。なお、CPU301は、以上の処理により登録IDを1つも抽出できなかった場合、例えばX2の値を増加させて上記に示す処理と同様の処理を再度行う。あるいは、CPU301は、評価値E2が最も小さくなる登録IDを抽出する。
Act26においてCPU301は、Act25で抽出された登録IDが複数個あるか否かを確認する。CPU301は、抽出された登録IDが1個であるならばAct26においてNoと判定してAct27へと進む。
Act27においてCPU301は、Act25で抽出された登録IDに関連付けられた決済情報を送信するように通信インターフェース304に対して指示する。この指示を受けて、通信インターフェース304は、当該決済情報を決済装置200に送信する。送信された当該決済情報は、決済装置200の通信インターフェース204によって受信される。
また、CPU301は、Act23で抽出された登録IDが1個であるならばAct24においてNoと判定してAct28へと進む。
Act28においてCPU301は、Act23で抽出された登録IDに関連付けられた決済情報を送信するように通信インターフェース304に対して指示する。この指示を受けて、通信インターフェース304は、当該決済情報を決済装置200に送信する。送信された当該決済情報は、決済装置200の通信インターフェース204によって受信される。
CPU301は、Act27又はAct28の処理の後、Act29へと進む。
Act29においてCPU301は、未決済テーブルTから、Act27又はAct28において送信した決済情報についてのレコードを削除する。なお、CPU301は、レコードの削除前に当該決済情報を、決済済みの決済情報を記憶するためのテーブルなどにコピーしておく。CPU301は、Act29の処理の後、Act21へと戻る。
一方、図7のAct45において決済装置200のCPU201は、通信インターフェース204によって決済情報が受信されたか否かを確認している。CPU201は、決済情報が受信されないならば、Act45においてNoと判定してAct46へと進む。
Act46においてCPU201は、通信インターフェース204によって選択要求コマンドが受信されたか否かを確認している。なお、選択要求コマンドについての詳細は後述する。CPU201は、選択要求コマンドが受信されないならば、Act46においてNoと判定してAct45へと戻る。かくして、CPU201は、決済情報又は選択要求コマンドが受信されるまでAct45及びAct46を繰り返す。CPU201は、Act45及びAct46の待受状態にあるときに決済情報が受信されたならば、Act45においてYesと判定してAct47へと進む。
Act47においてCPU201は、Act45で受信が確認された決済情報に基づいて決済処理を行う。決済処理については、周知の処理であるため詳細な説明は省略する。CPU201は、Act47の処理の後Act41へと戻る。
一方、ストアサーバー300のCPU301は、図6のAct25で抽出された登録IDが複数あるならば、Act26においてYesと判定してAct30へと進む。
Act30においてCPU301は、どの決済情報を用いて決済を行うかを決済装置200に選択させるための選択要求コマンドを生成して、この選択要求コマンドを決済装置200に送信するように通信インターフェース304に対して指示する。このとき、CPU301は、Act25で抽出された全ての登録ID、並びに当該登録IDのそれぞれに関連付けられた決済情報、登録装置番号、登録装置の色及びAct7において撮像された画像を含むように選択要求コマンドを生成する。CPU301の指示を受けて、通信インターフェース304は、当該選択要求コマンドを決済装置200に送信する。送信された当該選択要求コマンドは、決済装置200の通信インターフェース204によって受信される。
一方、決済装置200のCPU201は、図7のAct45及びAct46の待受状態にあるときに選択要求コマンドが受信されたならば、Act46においてYesと判定してAct48へと進む。
Act48においてCPU201は、どの決済情報を用いて決済を行うかを決済装置200の操作者に選択させるための選択画面に対応した画像を生成し、この画像を表示するようにタッチパネル205に対して指示する。この指示を受けてタッチパネル205は、選択画面を表示する。
図8は、選択画面SCの一例を示す図である。選択画面SCは、ボタンB1、ボタンB2及びボタンB3を含む。ボタンB1〜B3のそれぞれには、Act46で受信が確認された選択要求コマンドに含まれる登録IDが対応付けられている。そして、ボタンB1〜ボタンB3のそれぞれには、当該登録IDに関連付けられた決済情報に関連する事項が表示される。決済情報に関連する事項は、図8では、当該決済情報を生成した登録装置100の登録装置番号、当該登録装置100に定められた色、当該決済情報に含まれる商品のうちの一部又は全部の商品名、当該決済情報が示す取引の決済金額、及びAct7において撮像された画像である。商品名については、図8では商品A〜商品Gと示している。しかしながら、商品A〜商品Gと示されている部分は、実際には、例えば「牛乳」、「大根」又は「ねぎ」などの商品名が表示される。なお、図8ではボタンの数はボタンB1〜ボタンB3の3つを示している。しかしながら、ボタンは、Act45で受信が確認された選択要求コマンドに含まれる決済情報の数に応じた数となる。
選択画面は、選出手段により選出された第1の重さに関連付けられた決済情報に関連する事項を含む。したがって、Act48の処理を行うことで、CPU201を中枢とするコンピューターは、タッチパネル205と協働して、選出手段により選出された第1の重さに関連付けられた決済情報に関連する事項を表示する表示手段として動作する。
客P2は、Act9において決済情報に関連する事項が印刷された紙を参照して、ボタンB1〜ボタンB3の中から、当該紙に印刷された事項と一致する事項が示されたボタンをタッチする。
Act49においてCPU201は、選択画面SCに含まれるいずれかのボタンがタッチされるのを待ち受けている。CPU201は、選択画面SCに含まれるいずれかのボタンがタッチされたならば、Act49においてYesと判定してAct50へと進む。
Act50においてCPU201は、Act49でタッチされたボタンがどの登録IDに対応付けられたものであるかを通知するための選択通知コマンドを生成する。そして、CPU201は、この選択通知コマンドをストアサーバー300に送信するように通信インターフェース204に対して指示する。このとき、CPU201は、Act49でタッチされたボタンに対応する登録IDを含むように選択通知コマンドを生成する。CPU201の指示を受けて、通信インターフェース204は、当該選択通知コマンドをストアサーバー300に送信する。送信された当該選択通知コマンドは、ストアサーバー300の通信インターフェース304によって受信される。
Act51においてCPU201は、Act49でタッチされたボタンに対応する登録IDに関連付けられた決済情報に基づいて決済処理を行う。決済処理については、周知の処理であるため詳細な説明は省略する。CPU201は、Act51の処理の後Act41へと戻る。
以上のように、Act47又はAct51では、関連付けられた重さが予め定められた条件を満たすと図6のAct23の処理で判定された登録IDに関連付けられた決済情報に基づいて決済処理が行われる。したがって、Act23の処理を行うことでストアサーバー300のCPU301を中枢とするコンピューターは、選出された第1の重さに関連付けられた決済情報を決済装置での決済処理に用いる決済情報として決定する決定手段として動作する。
一方、ストアサーバー300のCPU301は、Act21及びAct22の待受状態にあるときに選択通知コマンドが受信されたならば、Act22においてYesと判定してAct31へと進む。
Act31においてCPU301は、未決済テーブルTから、Act22において受信が確認された選択通知コマンドに含まれる登録IDについてのレコードを削除する。なお、CPU301は、レコードの削除前に当該レコードの決済情報を、決済済みの決済情報を記憶するためのテーブルなどにコピーしておく。CPU301は、Act31の処理の後、Act21へと戻る。
実施形態のチェックアウトシステム1によれば、ストアサーバー300は、一取引分の商品の決済情報と当該一取引分の商品の重さとを関連付けて記憶する。また、ストアサーバー300は、決済装置200からの要求に基づいて、決済装置200で計測された一取引分の商品の重さから当該一取引分の商品の決済情報を決定し、決定された決済情報を決済装置200に送信する。そして、決済装置200は、当該決済情報を受信し、当該決済情報を用いて決済処理を行う。したがって、店員P1は、決済情報の送信先である決済装置を指定しなくて良い。これにより、店員P1の手間が軽減される。また、客P2が買物かごを置いた決済装置200に決済情報が送信されるので、客P2は、決済を行う決済装置を自由に選択することができる。
また、実施形態のチェックアウトシステム1によれば、ストアサーバー300は、重さだけでなく、一取引分の商品の外観を撮像した画像も当該一取引分の商品の決済情報と関連付ける。そして、決済装置200は、重さだけでなく、決済装置200で撮像された画像も用いて当該一取引分の商品の決済情報を決定する。したがって、チェックアウトシステム1は、重さだけに基づいて一取引分の商品の決済情報を決定する場合に比べて、正しい決済情報を決定する精度が向上する。
また、実施形態のチェックアウトシステム1によれば、ストアサーバー300及び決済装置200は、Act23で抽出された登録IDが複数ある場合には、どの決済情報を用いて決済を行うかを決済装置200の操作者に選択させる。したがって、未決済テーブルTに重さが近いレコードが複数ある場合であっても、決済装置200は、決済装置200の操作者による操作に基づいて、正しい決済情報を用いた決済処理を行うことができる。
また、実施形態のチェックアウトシステム1によれば、登録装置100は、決済情報に関連する事項を紙に印刷する。そして、決済装置200の操作者である客P2は、どの決済情報を用いて決済を行うかを選択する場合、当該紙を参照して決済情報を選択する。当該紙が無い場合には客P2は記憶のみに頼って決済情報を選択しなければならない。したがって、当該紙が無い場合に比べて客P2は正しい決済情報を選択しやすい。また、当該紙には、商品の登録が行われた登録装置100に定められた色が印刷されている。客P2は、この色を参照することで、どの登録装置100で商品の登録が行われたかを確認しやすい。
上記の実施形態は、以下のような変形も可能である。
チェックアウトシステムは、ストアサーバー300が無い態様であっても良い。この場合には、決済情報は、当該決済情報を生成した登録装置100の補助記憶デバイス203に記憶される。また、各登録装置100の補助記憶デバイス203は、決済情報を記憶するために未決済テーブルTを記憶する。ただし、複数の登録装置100のそれぞれが未決済テーブルTを記憶する場合には、そのままでは1つの登録装置には他の登録装置で生成された決済情報は記憶されないので、例えば以下の(1)又は(2)のようにする。
(1)複数の登録装置100のそれぞれが、生成した決済情報を他の登録装置100に送信して、複数の登録装置100が互いに未決済テーブルTの同期を取ることで、複数の登録装置100のそれぞれが未決済の取引についての決済情報全てを記憶する。決済装置200は、Act43において決済情報要求コマンドをいずれか1台の登録装置100に送信する。当該決済情報要求コマンドを受信した登録装置100のCPU101は、上記実施形態のストアサーバー300と同様に、図6に示す制御処理と同様の処理を行う。
(2)決済装置200のCPU201は、Act43の処理の後、全ての登録装置100それぞれから未決済テーブルTを取得する。なお、ここで取得された各未決済テーブルTは、それぞれの取得元の登録装置100で生成された決済情報についてのレコードのみを含む。未決済テーブルTを取得した後、決済装置200のCPU201は、上記実施形態のストアサーバー300と同様に、図6に示す制御処理のAct23〜Act30と同様の処理を行う。その後、CPU201は、図7のAct45〜Act51の処理を行う。ただし、CPU201は、上記の実施形態とは異なり1つの装置で処理を行うので、送信及び受信に関する処理は行わない。CPU201は、決済処理の後、当該決済処理に用いた決済情報の送信元である登録装置100に対して、未決済テーブルTから当該決済情報を削除するよう要求する。これに応じて、当該登録装置100のCPU201は、当該決済情報についてのレコードを未決済テーブルTから削除する。なお、CPU201は、レコードの削除前に当該決済情報を、決済済みの決済情報を記憶するためのテーブルなどにコピーしておく。
上記の実施形態では、ストアサーバー300のCPU301は、Act23及びAct25において重さ又は画像それぞれについて予め定められた条件を満たす登録IDを抽出した。しかしながら、CPU301は、重さと画像とを複合した予め定められた条件を満たす登録IDを抽出しても良い。この場合例えば、CPU301は、Act23の処理に代えて以下の処理を行う。すなわちCPU301は、未決済テーブルTに含まれる登録IDについてAct23及びAct25と同様に評価値E1と評価値E2を算出する。次に、CPU301は、評価値E1と評価値E2を足した値が予め定められた値X3より小さいとき、当該重さに関連付けられた登録IDを抽出する。CPU301は、以上の処理を未決済テーブルTに含まれる各登録ID全てに対して行う。なお、CPU301は、以上の処理により登録IDを1つも抽出できなかった場合、例えばX3の値を増加させて上記に示す処理と同様の処理を再度行う。あるいは、CPU301は、評価値E1と評価値E2を足した値が最も小さくなる登録IDを抽出する。なお、CPU301は、Act25〜Act27の処理は行わない。
登録装置100は、秤106の上に載せられない商品などは、商品ごとに予め定められた重さを用いても良い。この場合、登録装置100は、商品ごとの重さを記憶しておく。そして、登録装置100は、秤106が出力する重さに、秤106の上に載せなかった商品に予め定められた重さを足し合わせる。なお、店員P1は、秤106の上に載せない商品に付されたバーコードをスキャナー108により読み込むとき、予め定められた操作を行う。当該予め定められた操作は例えば、タッチパネル105に表示された、秤106の上に載せない商品を読み込むときに操作するボタンをタッチすることである。以上のようにすることで、登録装置100は、一取引分の商品の中に秤106の上に載せられない商品などが含まれていても、当該一取引分の商品の重さを導出することができる。
登録装置100及び決済装置200は、カメラを備えていなくても良い。この場合には、ストアサーバー300のCPU301は、Act25〜Act27の処理を行わない。
Act30においてストアサーバー300のCPU301は、選択要求コマンドには、決済情報に代えて、決済装置200が選択画面を表示するために必要な情報を含めるように選択要求コマンドを生成しても良い。例えば、CPU301は、決済情報に代えて、当該決済情報に含まれる商品名のうちの一部又は全部の商品名と当該決済情報が示す取引の決済金額とを含むように選択要求コマンドを生成する。この場合には、CPU301は、選択通知コマンドを受信してから、当該選択通知コマンドに含まれる登録IDに関連付けられた決済情報を、当該選択通知コマンドの送信元である決済装置200に送信する。そして、決済装置200は、当該決済情報を受信した後、当該決済情報を用いて決済処理を行う。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…チェックアウトシステム、100…登録装置、101,201,301…CPU、102,202,302…メインメモリ、103,203,303…補助記憶デバイス、104,204,304…通信インターフェース、105,205…タッチパネル、106,206…秤、107,207…カメラ、108…スキャナー、109…プリンター、110,208,305…バス、200…決済装置、300…ストアサーバー。

Claims (6)

  1. 1取引分の商品を登録して決済のための決済情報を生成する登録装置と、前記決済情報に基づいて決済処理を行う決済装置とを具備するチェックアウトシステムであって、
    前記登録装置に備えられ、第1の重さとして前記1取引分の商品の重さを導出する導出手段と、
    前記決済装置に備えられ、第2の重さとして前記1取引分の商品の重さを測定する測定手段と、
    前記決済情報と、該決済情報の生成の元となった前記1取引分の商品についての、前記導出手段により導出された前記第1の重さとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段によって記憶された前記第1の重さと、前記測定手段により測定された前記第2の重さとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果、前記第2の重さに対して予め定められた条件を満たす前記第1の重さを前記記憶手段によって記憶された前記第1の重さの中から選出する選出手段と、
    前記選出手段により選出された前記第1の重さに関連付けられた前記決済情報を前記決済装置での決済処理に用いる決済情報として決定する決定手段と、を具備するチェックアウトシステム。
  2. 前記登録装置は、前記1取引分の商品の外観を撮像して第1の画像を得る第1の撮像手段をさらに備え、
    前記決済装置は、前記1取引分の商品の外観を撮像して第2の画像を得る第2の撮像手段をさらに備え
    前記記憶手段は、前記決済情報と、該決済情報の生成の元となった前記1取引分の商品についての、前記導出手段により導出された前記第1の重さと、該決済情報の生成の元となった前記1取引分の商品についての、前記第1の撮像手段により得られた前記第1の画像とを関連付けて記憶し、
    前記比較手段は、前記記憶手段によって記憶された前記第1の重さ及び前記第1の画像と、前記測定手段により測定された前記第2の重さ及び前記第2の撮像手段により得られた前記第2の画像とを比較し、
    前記選出手段は、前記比較手段による比較の結果、前記第2の重さ及び前記第2の画像に対して予め定められた条件を満たす前記第1の重さ及び前記第1の画像を前記記憶手段によって記憶された前記第1の重さ及び前記第1の画像の中から選出し、
    前記決定手段は、前記選出手段により選出された前記第1の重さ及び前記第1の画像に関連付けられた前記決済情報を前記決済装置での決済処理に用いる決済情報として決定する、請求項1に記載のチェックアウトシステム。
  3. 前記決定手段は、前記選出手段により選出された前記第1の重さが複数ある場合、前記複数の第1の重さのうちのどの前記第1の重さに関連付けられた前記決済情報を前記決済装置での前記決済処理に用いるかを前記決済装置の操作者による操作に基づいて決定する、請求項1又は請求項2に記載のチェックアウトシステム。
  4. 前記登録装置は、前記操作者が前記操作において参照するための、前記決済情報に関連する事項を印刷する印刷手段をさらに備える請求項3に記載のチェックアウトシステム。
  5. 前記決済装置は、前記選出手段により選出された前記第1の重さに関連付けられた前記決済情報に関連する事項を表示する表示手段をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載のチェックアウトシステム。
  6. 第1の重さとして前記1取引分の商品の重さを導出する導出手段を備えた、1取引分の商品を登録して決済のための決済情報を生成する登録装置と、第2の重さとして前記1取引分の商品の重さを測定する測定手段を備えた、前記決済情報に基づいて決済処理を行う決済装置と、前記決済情報と該決済情報の生成の元となった前記1取引分の商品についての前記導出手段により導出された前記第1の重さとを関連付けて記憶する記憶装置と、を具備するチェックアウトシステムが備えるコンピューターに、
    前記記憶装置に記憶された前記第1の重さと、前記測定手段により測定された前記第2の重さとを比較させる機能と、
    前記比較の結果、前記第2の重さに対して予め定められた条件を満たす前記第1の重さを前記記憶装置に記憶された前記第1の重さの中から選出させる機能と、
    前記選出された前記第1の重さに関連付けられた前記決済情報を前記決済装置での決済処理に用いる決済情報として決定させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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