JP2018020532A - 成形性良好な加飾シート用基材及びそれを用いた加飾品の製造方法 - Google Patents

成形性良好な加飾シート用基材及びそれを用いた加飾品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】成形性に優れ、キャビティへの追随性が良好で、溶融樹脂を射出する際の耐熱性にも優れた加飾シート用ポリエステル系基材、加飾シート及びこれらを用いる加飾品の製造方法を提供する。【解決手段】50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下であることを特徴とする加飾シート用ポリエステル系基材、加飾シート及びこれらを用いる加飾品の製造方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、成形性良好な加飾シート用ポリエステル系基材と、それを用いた加飾品の製造方法に関する。
従来より、自動車内装部品や、携帯電話やパソコンの筐体など通信機器部品表面を加飾する方法として、加飾シートを用いた成形同時加飾法がある。この方法は、基材や着色層などから構成される加飾シートを射出成形用の金型内に入れて、型閉め後、成形樹脂を金型内に射出し、樹脂成形品の表面にシートを一体化密着させて成形同時加飾成形品を得るものである。
上記加飾シートの基材として、耐熱性や成形性の観点から、一般的にポリエチレンテレフタレート系基材が用いられることが多い。しかし、ポリエチレンテレフタレートは一般的に剛性が高いため、複雑な成形品に対しては、加飾シートをキャビティに追随させるために、成形前に加飾シートを加熱して軟化する必要がある。そのため、加熱用のヒーター設備が必要となり、製造コストが上がるという課題がある。
そこで、ポリエチレンテレフタレートに、柔軟成分や結晶化を阻害する成分を共重合して軟質化することで、成形性を高めることが提案されている(特許文献1)。
また、柔軟性の高いポリオレフィン系樹脂を加飾シートの基材とすることが提案されている。(特許文献2)
特開2013−226723号公報 特開平10−60128号公報
しかし、特許文献1の共重合ポリエチレンテレフタレートは、従来のポリエチレンテレフタレートと比較し成形性は向上するものの、通常の金型温度(50℃程度)でのキャビティへの追随性は十分でなく、依然として成形前に加熱が必要なものであった。なお、成形前に加熱しなくても、金型温度を上げることでキャビティへの追随性が向上することが予想されるが、この場合、射出成形品を金型から取り出す際に、金型温度を下げる必要があり、生産性に劣るという課題がある。また、共重合することで融点や軟化点が低下し、高温の樹脂を射出した際に、破れ、シワ、溶融痕などが残り、耐熱性も十分ではなかった。
また、特許文献2に開示されているポリオレフィン系樹脂も、成形性には優れるものの、一般的にポリオレフィン系の樹脂は表面の濡れ性が悪く、加飾層等をコートする場合に特殊な表面処理が必要となり、生産性が悪いという課題があった。また、融点や軟化点もポリエチレンテレフタレートと比較して低いため、高温の樹脂を射出した際に、破れ、シワ、溶融痕などが残り、耐熱性も十分ではなかった。
そこで、加飾用シートのポリエステル系基材において、金型温度を上げたり、成形前に加熱したりせずともキャビティへの追随性が良好で、かつ射出時の耐熱性にも優れた基材が求められていた。

本発明者らは、ポリエステル系基材において、鋭意検討の結果、降伏伸度と貯蔵弾性率(E’)を適切な範囲にすることで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、下記[1]〜[11]に関する。
[1]50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下である加飾シート用ポリエステル系基材。
[2]前記50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が500MPa以下である上記[1]に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
[3]前記50℃における降伏伸度が20%以上である上記[1]または[2]に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
[4]10Hzで測定した貯蔵弾性率(E’)が、50℃〜150℃のすべての温度において100MPa以上である上記[1]〜[3]のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
[5]前記ポリエステル系基材が、ジカルボン酸として少なくともテレフタル酸を、ジオールとして少なくともブタンジオールを用いた重縮合体を含む層を、一層以上有する上記[1]〜[4]のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
[6]前記のジカルボン酸として少なくともテレフタル酸を、ジオールとして少なくともブタンジオールを用いた重縮合体について、ジオールとして更にポリテトラメチレンエーテルグリコールを用いた重縮合体である上記[1]〜[5]のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
[7]上記[1]〜[6]のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材を有する加飾シートを、真空成形加工時に加熱せずに、真空成形加工して成形シートとした後、型締めして溶融樹脂を型内に注入し、樹脂表面に成形シートを密着させることを特徴とする加飾品の製造方法。
[8]前記真空成形加工は、金型温度を40〜100℃にて行う上記[7]に記載の加飾品の製造方法。
[9]上記[1]〜[6]のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材に、ポリエステル系樹脂の含有量が50wt%より少ない機能層を有する加飾シートであって、50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下でことを特徴とする加飾シート。
[10]上記[9]に記載の加飾シートを、真空成形加工時に加熱せずに、真空成形加工して成形シートとした後、型締めして溶融樹脂を型内に注入し、樹脂表面に成形シートを密着させることを特徴とする加飾品の製造方法。
本発明によれば、真空成形前に加熱せずともキャビティへの追随性が良好で、かつ耐熱性にも優れた基材および、それを用いた加飾用シートが提供でき、その工業的価値は高い。
以下、本発明について詳細に説明する。但し、本発明が次に説明する実施形態の例に限定されるものではない。
<1.加飾シート用ポリエステル系基材>
本発明の第一態様である加飾シート用ポリステル系基材は、50℃での降伏伸度が10%以上であり、10Hzで測定した貯蔵弾性率(E’)が、50℃で2000MPa以下である。
本発明の加飾シート用ポリエステル基材は、50℃での降伏伸度が10%以上ある。これにより、真空成形工程において、キャビティにポリエステル系基材が追随して伸ばされた際に、ネッキング等が抑制され、外観良好となる。50℃での降伏伸度は15%以上がより好ましく、20%以上がさらに好ましい。上限については、剛性やハンドリング性の観点から、50%以下が好ましい。
本発明において、降伏伸度はJISK7161に準拠した方法で測定することができ、例えば、50℃の降伏伸度であれば、任意の幅に切りだした加飾シートを、50℃雰囲気下で、試験速度50mm/分、チャック間100mmで引張試験を行い、得られた応力歪み曲線から、引張最大応力(応力の増加を伴わずにひずみの増加する最初の応力)に対する伸びを測定するものである。
本発明において、降伏伸度を上記範囲とするためには、ポリエステル系基材を構成後述する組成を含む樹脂を用いる他、基材にエラストマーを添加する、基材の製膜時における冷却条件を調整することにより結晶性を低下させる、延伸条件を調整するなどの方法がある。
ポリエステル系基材に添加するエラストマーとしては、ポリオレフィン系エラストマーや、ポリエステル系エラストマーが挙げられる。中でも、後述するポリエステル系樹脂への相溶性の観点から、ポリエステル系エラストマーが好ましい。このポリエステル系エラストマーとしては、三菱化学製の商品名プリマロイ等が挙げられる。
ポリエステル系基材の製膜時における冷却条件は、降伏伸度を増加させるためには、基材の結晶化を抑制するために、たとえば製膜時のキャスト温度を、基材に含まれる樹脂のガラス転移温度より低くするなどして急冷すればよく、また、降伏伸度を低下させるためには、基材の結晶化を促進するために、たとえば製膜時のキャスト温度を、基材に含まれる樹脂のガラス転移温度以上にするなどして徐冷すればよい。
ポリエステル系基材の延伸条件は、降伏伸度を増加させるためには、延伸倍率を低くすればよく、樹脂シートの降伏伸度を低下するためには、延伸倍率を増加させればよい。ここで、上記の降伏伸度を達成するためには、樹脂シート中の基材層は無延伸であることが好ましい。ここで、無延伸であるとは、製膜した基材層に関して、延伸処理を行わないことである。
本発明の加飾シート用ポリエステル基材は、50℃、10Hzで測定した際の貯蔵弾性率(E’)が、 2000MPa以下である。これにより、真空成形工程において、事前に加熱する必要なく、また、金型を必要以上に加温する必要なく、金型のキャビティ形状に基材が良好に追随し、良好に成形できる。1000MPa以下であればより好ましく、500MPa以下であればさらに好ましい。また、50℃での貯蔵弾性率(E’)の下限値は特に規定しないが、シートのハンドリング性の観点から、100MPa以上であることが好ましく、200MPa以上であることがより好ましい。基材の耐熱性の観点から、10Hzで測定した貯蔵弾性率(E’)が、 50℃〜150℃のすべての温度で100MPa以上であることが好ましい。
本発明の加飾シート用ポリエステル基材は、10Hzで測定した際の貯蔵弾性率(E’)が100MPaとなる温度が160℃以上であればより好ましく、170℃以上であればさらに好ましい。また、上限は特に規定されないが、通常250℃以下である。貯蔵弾性率(E’)とは、粘弾性を表現する物理量の1つであり、その測定方法は、粘弾性測定装置等を用いて、たとえば、振動周波数10Hz、ひずみ0.1%、昇温速度3℃/分、チャック間25mmで、任意の温度範囲にて測定するものである。
本発明の加飾シート用ポリエステル基材の貯蔵弾性率を上記範囲とするためには、後述する組成を含む樹脂を用いる他、基材にエラストマーを添加する、基材の製膜時における冷却条件を調整することにより結晶性を調整する、延伸条件を調整するなどの方法がある。
ポリエステル系基材に添加するエラストマーとしては、ポリオレフィン系エラストマーや、ポリエステル系エラストマーが挙げられる。中でも、後述するポリエステル系樹脂への相溶性の観点から、ポリエステル系エラストマーが好ましい。このポリエステル系エラストマーとしては、三菱化学製の商品名プリマロイ等が挙げられる。
ポリエステル系基材の製膜時における冷却条件は、基材の貯蔵弾性率を低下させるためには、基材の結晶化を抑制するために、たとえば製膜時のキャスト温度を、基材に含まれる樹脂のガラス転移温度より低くするなどして急冷すればよく、また、基材の貯蔵弾性率を増加させるためには、基材の結晶化を促進するために、たとえば製膜時のキャスト温度を、基材に含まれる樹脂のガラス転移温度以上にするなどして徐冷すればよい。
ポリエステル系基材の延伸条件は、基材の貯蔵弾性率を低下させるためには、延伸倍率を低くすればよく、基材の貯蔵弾性率を増加させるためには、延伸倍率を増加させればよい。ここで、上記の貯蔵弾性率を達成するためには、基材は無延伸であることが好ましい。ここで、無延伸であるとは、製膜した基材層に関して、延伸処理を行わないことである。
本発明の加飾シート用ポリエステル系基材は、上述の物性とすることにより、真空成形加工時の加熱や金型温度を高温としなくても、金型のコーナー部のRが5mm以下といった、急なカーブ形状を有する金型を用いた加飾に用いることができる。とくに、金型のコーナー部のRが3mm以下といった、さらに急なカーブ形状を有する金型を用いた加飾にも使用することができる。
本発明の加飾シート用ポリエステル系基材は、上述のように、降伏伸度と貯蔵弾性率(E’)を適切な範囲にするという観点や、耐熱性の観点から、ポリエステル系樹脂を主成分とする。さらには、ジカルボン酸として少なくともテレフタル酸を、ジオールとして少なくともブタンジオールを用いたポリエステル系重縮合体(以降PBT系樹脂)を用いることが好ましい。
また、ポリエステル系基材中のポリエステル系樹脂の含有量は、上記貯蔵弾性率(E’)を実現できれば特に規定はされないが、50wt%以上含有することが好ましく、80wt%以上含有することがより好ましい。
本発明の加飾シート用ポリエステル系基材は、シートの柔軟化のため、ジカルボン酸として、ポリブチレン以外にイソフタル酸や水添ダイマー酸を、ジオールとしてブタンジオール以外にポリテトラメチレンエーテルグリコールを含有していてもよい。なお、融点の低下を最小限に抑えるために、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを共重合させることが好ましい。ジオール成分中のポリテトラメチレンエーテルグリコールの割合は、柔軟性の観点から1mol%以上が好ましく、2mol%以上がより好ましく、5mol%以上が更に好ましい。また、耐熱性や剛性の観点から、20mol%以下であることが好ましく、10mol%以下であることがより好ましい。また、ポリエステル系基材は、PBT系樹脂以外に、ポリエステル系エラストマー等の樹脂や顔料、加工助剤等を含んでいてもよい。
本発明の加飾シート用ポリエステル系基材の好ましい厚みは、金型追随性やコストの観点から、総厚みで200μm以下が好ましく、150μm以下がより好ましい。また、ハンドリング性や強度の観点から、総厚みで10μm以上であることが好ましく、30μm以上であることがより好ましい。
本発明の加飾シート用ポリエステル系基材は、単層でも積層でもよい。積層構成の例としては、ポリエステル系樹脂層/ポリエステル系樹脂+顔料層/ポリエステル系樹脂層、ポリエステル系樹脂層/ポリエステル系樹脂を含有するコート層、ポリエステル系樹脂の含有量が異なる層の積層などが挙げられる。なお、基材中に顔料を含んでいる場合は、基材に後述する機能層が積層されていなくても、インサート法により加飾品を作製することができる。
本発明の加飾シート用ポリエステル系基材の作成方法は、特に規定はされないが、押出による製膜が一般的である。また、特に規定はされないが、成形性の観点から、無延伸フィルムであることが好ましい。
<2.加飾シート>
本発明の第二態様である加飾シートは、前記ポリエステル系基材にさらにポリエステル系樹脂の含有量が50wt%より少ない機能層が積層されたものであって、50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下である。加飾シートにおける降伏伸度及び貯蔵弾性率(E’)の測定方法は、前記加飾シート用ポリエステル系基材に関する記載と同様である。また、加飾シートにおける降伏伸度及び貯蔵弾性率(E’)の好ましい範囲については、前記加飾シート用ポリエステル系基材に関する記載と同様であり、また加飾シートにおける降伏伸度及び貯蔵弾性率(E’)は、前記ポリエステル系基材の加飾シートに対する層比率や、機能層の組成および製造方法により調整できる。前記ポリエステル系基材の加飾シートに対する層比率は、特に規定はしないが、加飾シート全体の層厚みに対して、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、80%以上が更に好ましい。また、機能層の組成や製造方法については、従来公知の方法で調整、製造できる。さらに、機能層以外の他の層を積層することもできる。
ポリエステル系樹脂の含有量が50wt%より少ない機能層としては、本発明の加飾シートの50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下であれば特段の制限はないが、離形層、着色層、ハードコート層、AR層、AG層、接着層及び耐熱層等の従来公知のものが挙げられる。
本発明の加飾シートにおいて、前記機能層のうち1種のみが前記ポリエステル系基材に積層されていてもよいし、2種以上が積層されていてもよい。また、前記機能層の各厚みは、金型追随性やコストの観点から、50μm以下が好ましく、30μm以下がより好ましく、20μm以下がさらに好ましい。また、十分な機能性付与の観点から、1μm以上が好ましく、2μm以上がより好ましい。
なかでも、前記機能層のうち、離形層は、成形性やコストの観点から、10μm以下が好ましく、5μm以下がより好ましく、3μm以下がさらに好ましい。また、離形性の観点から、1μm以上が好ましく、1.5μm以上がより好ましい。
また、なかでも、前記機能層のうち、ハードコート層は、成形性やコストの観点から、30μm以下が好ましく、20μm以下がより好ましく、10μm以下がさらに好ましい。また、表面硬度の観点から、1μm以上が好ましく、2μm以上がより好ましい。
また、なかでも、前記機能層のうち、着色層は、成形性やコストの観点から、10μm以下が好ましく、5μm以下がより好ましく、3μm以下がさらに好ましい。また、良好に着色する観点から、1μm以上が好ましく、1.5μm以上がより好ましい。
また、なかでも、前記機能層のうち、接着層は、成形性やコストの観点から、10μm以下が好ましく、5μm以下がより好ましく、3μm以下がさらに好ましい。また、接着性の観点から、0.1μm以上が好ましく、0.5μm以上がより好ましい。
また、前記機能層の合計厚みは、同様の観点から、80μm以下が好ましく、50μm以下がより好ましく、30μm以下がさらに好ましい。また、十分な機能性付与の観点から、1μm以上が好ましく、2μm以上がより好ましい。
本発明の加飾シートに、これら機能層を形成する方法は、特に規定はされないが、コーティングにより形成されることが一般的である。
本発明の加飾シートの層構成は、特に規定されないが、ポリエステル系樹脂層/ポリエステル系樹脂以外の機能層として、例えば、ポリエステル系基材/着色層/接着層、ポリエステル系基材層/着色層/ハードコート層/接着層などが挙げられる。これによれば、加飾シートを真空成形した後、型締めして溶融樹脂を型内に注入し、樹脂表面に加飾シートを密着させるインサート成形を行うことができる。また、ポリエステル系基材/離形層/着色層/接着層や、ポリエステル系基材/離形層/着色層/ハードコート層/接着層、ポリエステル系基材/離形層/ハードコート層/接着層等、離形層を挿入した層構成であれば、加飾シートを真空成形した後、型締めして溶融樹脂を型内に注入し、樹脂表面にハードコート層や着色層を転写させるインモールド成形を行うことができる。
<3.加飾品>
本発明において、加飾品の製造方法は、加飾シートを真空成形加工後、金型を閉じて金型内に溶融樹脂を注入して、樹脂表面に加飾シートを一体化させるインサート法や、加飾シートを真空成形加工後、金型を閉じて金型内に溶融樹脂を注入して、樹脂表面に加飾シートの一部の層のみを転写させるインモールド法などが挙げられる。なお、上記のインサート法やインモールド法においては、加飾シートを真空成形加工して成形シートを作製する金型に、真空成形加工後、そのまま溶融樹脂を注入することにより、成形同時加飾品を製造することができる。この場合、同一金型内で連続して成形シートの製造と加飾品の製造を行うことができるため、生産効率が高く好ましい。一方、あらかじめ別の金型を用いて、樹脂シートを真空成形加工して成形シートを作製しておき、これを射出成形用の金型にはめ込んだのち、金型を閉じて金型内に溶融樹脂を注入してもよい。また、成形時の金型温度は、加飾シートをある程度軟化させるという観点から、40℃以上が好ましく、45℃以上がより好ましい。また、成型同時加飾品を金型から容易に取り出すために、100℃以下が好ましく、80℃以下がより好ましい。100℃以下の低温の金型であっても、本発明の加飾シートを用いることで、良好に成形することができる。
本発明の加飾品の製造方法において、真空成形加工は、成形金型における凹部と樹脂シートとの間の空間を密閉して真空吸引を行うものである。真空吸引は、真空吸引孔から排気して空間内の気圧を下げることにより、樹脂シートを凹部に沿うように引き伸ばす工程である。この際の空間内の気圧は、1気圧(=101.3kPa)未満であればよく、必ずしも真空圧でなくても、減圧条件であれば良い。好ましくは、空間内の気圧が、50kPa以下での減圧条件であることがよく、10kPa以下であればより好ましく、5kPa以下であればさらに好ましい。なお、この気圧は、金型形状や使用する真空ポンプの排気流量などによって決定される。
本発明の加飾品の製造において用いられる射出樹脂は、熱可塑性樹脂であれば、制限なく用いられる。特には、成形性や、加飾シート基材との融点差が小さいという観点から、例えば、ポリカーボネート系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂)などが好ましく用いられる。なかでも、ポリプロピレン系樹脂は、他の樹脂に比較して融点が低いため、加飾シート基材として上述のPBT系樹脂を用いた場合、機能層として耐熱層を設けなくとも、射出時における樹脂シートの溶融を防ぐことができ好ましい。
以下に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、これらの実施例及び比較例により本発明は制限を受けるものではない。なお、以下において、シートの製造時の流れ方向(引取方向)をMD、その直角方向をTDと記載する。
[評価方法]
種々の物性等の測定及び評価は次のようにして行った。
<貯蔵弾性率(E’)>
実施例1〜3、5および比較例についてはポリエステル系基材について、実施例4については加飾シートについて、アイティ計測(株)製の粘弾性測定装置、商品名「粘弾性スペクトロメーターDVA−200」を用いて、試料(縦方向4mm、横方向60mm)を切り出し、振動周波数10Hz、ひずみ0.1%、昇温速度3℃/分、チャック間25mmでTDについて−50℃から250℃まで測定して測定した。
<キャビティへの追随性の評価>
縦100mm×横100mm×深さ5mmで、コーナー部のRが1.8mmであり、成形品の厚みが2mmとなる金型を用いて、キャビティ上に樹脂シートをセットして真空吸引を行ったあとの、キャビティ表面積に対する、加飾シートとキャビティの密着面積の割合から、以下のように判断した。なお、真空吸引には排気流量50L/分の真空ポンプを用いた。
なお、キャビティ表面積は、射出成形用の金型の凹部表面、すなわちキャビティ表面の、射出された樹脂と接触する部分の面積を、金型図面より計測して算出した。また、加飾シートとキャビティの密着面積は、加飾シートがキャビティ表面の、射出された樹脂と接触する部分に接触した面積を、定規をあてて測定して計算し求めた。これらより、「加飾シートとキャビティの密着面積」/「キャビティ表面積」×100(%)として計算した。
◎:接触面積の割合が90%以上
○:接触面積の割合が80%以上90%未満
×:接触面積の割合が80%未満
<降伏伸度>
JISK7161に準拠した方法で、実施例1〜3、5および比較例についてはポリエステル系基材を、実施例4については加飾シートを、TDに幅25mmで切りだし、50℃雰囲気下で、試験速度50mm/分、チャック間100mmで引張試験を行い、得られた応力歪み曲線から、引張最大応力(応力の増加を伴わずにひずみの増加する最初の応力)に対する伸びを、50℃の降伏伸度とした。
<射出成形性の評価>
射出成形後の各シートや加飾品の外観状態から、以下のように判断した。
◎:破れ、シワ、ネッキング等なし
○:破れ、シワ、ネッキング等あるが、許容の範囲内
△:射出樹脂による溶融痕があるが、許容の範囲内
×:破れ、シワ、ネッキング、射出樹脂による溶融痕等があり、許容の範囲外
以下に、実施例・比較例で用いたシートを示す。
<PBT系シート(1)>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸と、ジオール成分としてブタンジオールの重縮合体からなる厚み100μmの無延伸押出製膜シートを使用した。
<PBT系シート(2)>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸と、ジオール成分としてブタンジオール97mol%、ポリテトラメチレンエーテルグリコール3mol%の重縮合体からなる、厚み100μmの無延伸押出製膜シートを使用した。
<PBT系シート(3)>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸と、ジオール成分としてブタンジオール94mol%、ポリテトラメチレンエーテルグリコール6mol%の重縮合体からなる、厚み100μmの無延伸押出製膜シートを使用した。
<PBT系シート(4)>
ジオール成分としてブタンジオールと、ジカルボン酸成分としてテレフタル酸75mol%、イソフタル酸25mol%の重縮合体からなる、厚み100μmの無延伸押出製膜シートを使用した。
<PET系シート(1)>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸と、ジオール成分としてエチレングリコールの重縮合体からなるフィルムを、90℃でMDに3.2倍延伸後、95℃でTDに4.0倍延伸して作製した、厚み50μmの二軸延伸押出製膜シートを使用した。
<PET系シート(2)>
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸80mol%、イソフタル酸20mol%と、ジオール成分としてエチレングリコール70mol%、1,4−シクロヘキサンジメタノール30mol%との重縮合体からなるフィルムを、85℃でMDに3.5倍延伸後、110℃でTDに4.2倍延伸して作製した、厚み50μmの2軸延伸押出製膜シートを使用した。
[実施例1]
本発明の第一態様である加飾シート用ポリステル系基材としてPBT系シート(1)を用いて、加飾品1を作成した。具体的には、50℃に調温した金型のキャビティ上に、加飾シート用のポリエステル系基材としてPBT系シート(1)をセットし、真空吸引によりシートをキャビティに密着させ、成形シート1を得た。その後、型締めして成形シート1にPP樹脂を射出して、加飾品1を作成した。なお、加飾品1は成形シートの製造と同一金型内で連続して射出を行い、成形同時加飾品とした。各評価結果を表1に示す。
[実施例2]
本発明の第一態様である加飾シート用ポリステル系基材として、加飾シート用のポリエステル系基材をPBT系シート(2)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形を行い、成形シート2を得た。さらに、成形シートの製造と同一金型内で連続してPP樹脂の射出を行い、加飾品2を作成した。各評価結果を表1に示す。
[実施例3]
本発明の第一態様である加飾シート用ポリステル系基材として、加飾シート用のポリエステル系基材をPBT系シート(3)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形を行い、成形シート3を得た。さらに、成形シートの製造と同一金型内で連続してPP樹脂の射出を行い、加飾品3を作成した。各評価結果を表1に示す。
[実施例4]
本発明の第二態様である加飾シートとして、PBT系シート(3)を加飾シート用ポリエステル系基材としさらに、離形層(厚み2μm)、ハードコート層(厚み5μm)、着色層(厚み2μm)、接着層(厚み1μm)をこの順で、機能層の総膜厚が10μmとなるようにコーティングにより積層した加飾シート4を用いて、加飾品4を作成した。具体的には、前記加飾シート4を作製し、50℃に調温した金型のキャビティ上にセットし、真空吸引によりシートをキャビティに密着させ、成形シート4を得た。その後、型締めしてPC/ABS樹脂を射出して、成形シートの製造と同一金型内で連続して加飾品4を作成した。各評価結果を表1に示す。
[実施例5]
本発明の第一態様である加飾シート用ポリステル系基材として、加飾シート用のポリエステル系基材をPBT系シート(4)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形を行い、加飾品5を作成した。評価結果を表1に示す。
[比較例1]
加飾シート用のポリエステル系基材をPET系シート(1)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形を行い、加飾品6を作成した。評価結果を表1に示す。
[比較例2]
加飾シート用のポリエステル系基材をPET系シート(2)に変更した以外は、実施例1と同様にして成形を行い、加飾品7を作成した。評価結果を表1に示す。
Figure 2018020532
実施例1〜5は、本発明の範囲内であり、成形性良好な加飾シートとなっている。特に、実施例3〜4においては、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)、降伏伸度および10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が100MPaとなる温度がより好ましい範囲にあるため、より成形性に優れた結果となった。一方、比較例1〜2は、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が高く、また降伏伸度が小さいため、キャビティへ良好に追随せず、また射出成形によりネッキングによるシワがみられ、成形性は悪かった。

Claims (10)

  1. 50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下であることを特徴とする加飾シート用ポリエステル系基材。
  2. 前記50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が500MPa以下である、請求項1に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
  3. 前記50℃における降伏伸度が20%以上である、請求項1または2のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
  4. 10Hzで測定した貯蔵弾性率(E’)が、50℃〜150℃のすべての温度において100MPa以上である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
  5. 前記ポリエステル系基材が、ジカルボン酸として少なくともテレフタル酸を、ジオールとして少なくともブタンジオールを用いた重縮合体を含む層を、一層以上有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
  6. 前記のジカルボン酸として少なくともテレフタル酸を、ジオールとして少なくともブタンジオールを用いた重縮合体について、ジオールとして更にポリテトラメチレンエーテルグリコールを用いた重縮合体である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材を有する加飾シートを、真空成形加工時に加熱せずに、真空成形加工して成形シートとした後、
    型締めして溶融樹脂を型内に注入し、樹脂表面に成形シートを密着させることを特徴とする加飾品の製造方法。
  8. 前記真空成形加工は、金型温度を40〜100℃にて行う請求項7に記載の加飾品の製造方法。
  9. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の加飾シート用ポリエステル系基材に、ポリエステル系樹脂の含有量が50wt%より少ない機能層を有する加飾シートであって、
    50℃における降伏伸度が10%以上であり、50℃、10Hzにおける貯蔵弾性率(E’)が2000MPa以下でことを特徴とする加飾シート。
  10. 請求項9に記載の加飾シートを、真空成形加工時に加熱せずに、真空成形加工して成形シートとした後、
    型締めして溶融樹脂を型内に注入し、樹脂表面に成形シートを密着させることを特徴とする加飾品の製造方法。
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