JP2018020368A - 型押し加工用パンチ金型、型押し加工用金型セット、及び面取り加工方法 - Google Patents

型押し加工用パンチ金型、型押し加工用金型セット、及び面取り加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コイルスプリング49の初期荷重をワークWの材質に応じて調整して、面取り加工等の型押し加工の作業の能率を高めること。【解決手段】パンチガイド17の内側にパンチボディ25が昇降可能に設けられ、パンチボディ25の上端部にパンチヘッド33が螺合して設けられている。パンチガイド17の内側におけるパンチボディ25と上部フリーボールベアリング41との間にコイルスプリング49が設けられている。パンチボディ25の外周面側におけるパンチガイド17の上側に環状の接続部材51が設けられ、接続部材51は、パンチヘッド33に軸心C周りに回転不能かつ離脱不能に接続されている。操作部材63は、接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替えるようになっている。【選択図】 図1

Description

本発明は、ワークに対して面取り加工又はマーキング加工(刻印加工)等の型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型等に関する。
近年、型押し加工用パンチ金型について種々の開発されており、型押し加工用パンチ金型の先行技術として特許文献1に示すものがある。そして、先行技術に係る型押し加工用パンチ金型(従来の型押し加工用パンチ金型)の構成について説明すると、次の通りである。
従来の型押し加工用パンチ金型は、筒状のパンチガイドを具備しており、パンチガイドは、その内側に、パンチボディ(パンチドライバ)を昇降可能(上下方向へ移動可能)に備えている。また、パンチガイドは、その上端部に、環状のパンチヘッドを一体的に備えており、パンチヘッドは、パンチプレスにおけるストライカーによって上方向から押圧(打圧)されるようになっている。
パンチガイドは、その内側におけるパンチボディの下側に、ローラユニットを昇降可能に備えており、ローラユニットは、パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有している。また、パンチガイドは、その内側におけるパンチボディの上側に、パンチボディを介してローラユニットを下方向へ付勢するスプリングを備えている。
特開平9−52129号公報
ところで、ワークに対して面取り加工等の型押し加工を適切に行うために必要な加工荷重は、通常、一定ではなく、ワークの材質に応じて異なる。また、従来の型押し加工用パンチ金型においては、スプリングの初期付勢力(初期荷重)を調整することができない。そのため、ワークの材質の変更の度毎に、ストライカーの下限の高さ位置を調整して、ワークの材質に応じた加工荷重に設定する必要があり、型押し加工の作業が煩雑化するという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成からなる型押し加工用パンチ金型等を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、筒状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内側に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、前記パンチガイドに対して軸心(前記型押し加工用パンチ金型の軸心)周りに回転不能に構成されたパンチボディと、前記パンチボディの上端部に螺合して設けられたパンチヘッドと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディの下方(下側)に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディと前記ローラユニットとの間に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、前記パンチボディの外周面側における前記パンチガイドの上側に設けられ、前記パンチヘッドに軸心周りに回転不能に接続(構成)された環状の接続部材と、前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替える操作部材(切替部材)と、を具備したことである。
本発明の第1の態様によると、前記操作部材によって前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転不能な状態から回転可能な状態に切り替える。すると、前記パンチヘッドが前記パンチガイド(前記パンチボディ)に対して軸心周りに回転可能な状態になる。そして、前記パンチヘッドを回転させることにより、前記パンチヘッドと前記パンチボディの螺合作用によって、前記パンチボディを前記パンチガイド(前記パンチヘッド)に対して僅かに昇降(上下方向へ移動)させる。更に、前記操作部材によって前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転可能な状態から回転不能な状態に戻しておく。これにより、前記付勢部材の初期縮み量(初期変形量)を変えて、前記付勢部材の初期付勢力(初期荷重)をワークの材質に応じて調整することができる。
本発明の第2の態様は、ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、筒状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内側に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、前記パンチガイドに対して軸心(前記型押し加工用パンチ金型の軸心)周りに回転不能に構成されたパンチボディと、前記パンチボディの上端部に螺合して設けられたパンチヘッドと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディの下方(下側)に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディと前記ローラユニットとの間に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、前記パンチボディの外周面側における前記パンチヘッドの下側に設けられ、前記パンチボディに軸心周りに回転不能に接続(構成)された環状の接続部材と、前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替える操作部材(切替部材)と、を具備したことである。
本発明の第2の態様によると、前記操作部材によって前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転不能な状態から回転可能な状態に切り替える。すると、前記パンチヘッドが前記パンチボディに対して軸心周りに回転可能な状態になる。そして、前記パンチヘッドを回転させることにより、前記パンチヘッドと前記パンチボディの上部の螺合作用によって、前記パンチボディを前記パンチガイドに対して僅かに昇降(上下方向へ移動)させる。更に、前記操作部材によって前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転可能な状態から回転不能な状態に戻しておく。これにより、前記付勢部材の初期縮み量(初期変形量)を変えて、前記付勢部材の初期付勢力(初期荷重)をワークの材質に応じて調整することができる。
本発明の第3の態様は、ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、筒状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内側に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、前記パンチガイドの内側における前記ローラユニットの上側に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、前記パンチガイドの内側における前記付勢部材の上側に設けられ、前記パンチガイドに対する高さ位置が調整可能に構成され、前記付勢部材を下方向へ押圧する押圧部材と、を具備したことである。
本発明の第2の態様によると、前記パンチガイドに対する前記押圧部材の高さ位置を調整する。これにより、前記付勢部材の初期縮み量(初期変形量)を変えて、前記付勢部材の初期付勢力(初期荷重)をワークの材質に応じて調整することができる。
本発明によれば、ワークの材質の変更の度毎に、ストライカーの下限の高さ位置を調整しなくても、ワークの材質に応じた加工荷重に設定することができ、型押し加工の作業の能率を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る型押し加工用金型セット(その周辺を含む)示す断面図である。 図2(a)は、面取り加工を行う様子を示す模式的な斜視図、図2(b)は、マーキング加工を行う様子を示す模式的な斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る型押し加工用パンチ金型を示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る型押し加工用パンチ金型を示す図である。 図5は、図3におけるV-V線に沿った拡大断面図である。 図6(a)は、本発明の実施形態に係る型押し加工用ダイ金型を示す平面図、図6(b)は、本発明の実施形態に係る型押し加工用ダイ金型を示す断面図である。 図7(a)は、本発明の実施形態に係る面取り加工に関する作用を説明する模式断面図、図7(b)は、図7(a)におけるVII-VII線に沿った模式断面図である。 図8は、面取り加工方法を説明する模式平面図である。 図9(a)は、面取り加工に関する作用を説明する模式断面図、図9(b)は、図9(a)におけるIX-IX線に沿った模式断面図である。 図10(a)は、マーキング加工に関する作用を説明する模式断面図、図10(b)は、図10(a)におけるX-X線に沿った模式断面図である。 図11(a)は、マーキング加工に関する作用を説明する模式断面図、図11(b)は、図11(a)におけるXI-XI線に沿った模式断面図である。 図12は、本発明の他の実施形態に係る型押し加工用パンチ金型を示す断面図である。 図13は、本発明の他の実施形態に係る型押し加工用パンチ金型を示す図である。 図14は、図12におけるXIV-XIV線に沿った拡大断面図である。
本発明の実施形態及び他の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられる」とは、直接的に設けられることの他に、別部材を介して間接的に設けられることを含む意であって、「備えられる」と同義である。「備える」とは、直接的に備えることの他に、別部材を介して間接的に備えることを含む意であって、「設ける」と同義である。また、「軸心」とは、型押し加工用パンチ金型の軸心のことをいい、換言すれば、パンチガイド又はパンチボディの軸心の軸心のことをいう。「半径方向」とは、型押し加工用パンチ金型の半径方向、換言すれば、パンチガイド又はパンチボディの半径方向のことをいう。図面中、「U」は、上方向、「D」は、下方向、「R」は、半径方向、「Ri」は、半径方向内側、「Ro」は、半径方向外側をそれぞれ指している。
(本発明の実施形態)
図1及び図2(a)(b)に示すように、本発明の実施形態に係る型押し加工用金型セット1は、板状のワークWに対して面取り加工又はマーキング加工等の型押し加工を行う際に用いられ、型押し加工用パンチ金型3と型押し加工用ダイ金型5とからなっている。また、型押し加工用パンチ金型3は、パンチプレスにおける上部保持ベースとしての上部タレット7の装着孔9に着脱可能に保持されるようになっている。押し加工用ダイ金型5は、パンチプレスにおける下部保持ベースとしての下部タレット11に取付けたダイ金型ホルダ13の装着孔15に着脱可能に保持されるようになっている。
続いて、本発明の実施形態に係る型押し加工用パンチ金型3の構成の詳細について説明する。
図1、図3、及び図4に示すように、型押し加工用パンチ金型3は、筒状のパンチガイド17を具備しており、パンチガイド17は、上部タレット7の装着孔9に昇降可能(上下方向へ移動可能)かつ着脱可能に保持されるようになっている。パンチガイド17は、上部タレット7の装着孔9の周縁に取付けた複数のリフタースプリング(図示省略)に支持されるようになっている。また、パンチガイド17は、キー19とキー溝21との係合作用によって、上部タレット7の装着孔9に対して軸心C周りに回転不能に構成されている。キー19は、上部タレット7の装着孔9の周縁の適宜位置に設けられており、キー溝21は、パンチガイド17の外周面の適宜位置に上下方向へ延びるように形成されている。更に、パンチガイド17は、その上端側に、リング部材23を一体的に有している。
パンチガイド17は、その内側に、パンチボディ25を昇降可能に備えており、パンチボディ25は、その上端部に、雄ねじ部27を有している。また、パンチボディ25は、キー29とキー溝31との係合作用によって、パンチガイド17に対して軸心C周りに回転不能に構成されている。キー29は、パンチボディ25の外周面の適宜位置に設けられており、キー溝31は、パンチガイド17の外周面におけるキー溝21の上側に上下方向へ延びるように形成されている。なお、キー29がパンチガイド17の外周面の適宜位置に設けられかつキー溝31がパンチボディ25の外周面の適宜位置に形成されてもよい。
パンチボディ25は、その上端部(雄ねじ部27)に、環状のパンチヘッド33を螺合して備えており、パンチヘッド33は、その内側に、雄ねじ部27と螺合する雌ねじ部35を有している。パンチヘッド33は、パンチプレスにおけるストライカー37によって上方向から押圧(打圧)されるようになっている。また、パンチヘッド33は、下側に、パイプ部39を一体的に有しており、パイプ部39は、パンチガイド17側に向かって下方向へ延びている。ここで、パンチボディ25は、パンチヘッド33を回転させると、パンチヘッド33とパンチボディ25の螺合作用によって、パンチガイド17に対して僅かに昇降(上下方向へ移動)するようになっている。換言すれば、パンチガイド17に対するパンチボディ25の高さ位置は、調整可能に構成されている。パンチヘッド33の上端部とパンチガイド17の上端部との間隔は、一定の間隔(所定の間隔)に保たれている。
パンチガイド17は、その内側におけるパンチボディ25の下方(下側)に、上部ローラユニットとしての上部フリーボールベアリング41を昇降可能に備えている。上部フリーボールベアリング41は、パンチガイド17の下端側の内周面に取付けたスナップリング43によってパンチガイド17から離脱不能になっている。また、上部フリーボールベアリング41は、パンチガイド17の内側に昇降可能に設けられたユニット本体45を有しており、ユニット本体45は、その下側に、半球状に窪んだ支持面45fを有している。更に、上部フリーボールベアリング41は、ユニット本体45の支持面45fに複数の小球(図示省略)を介して回転自在に設けられた上部ボールローラ(球状の上部ローラ)47を有している。上部ボールローラ47は、パンチガイド17の下面に対して下方向へ突出している。
パンチガイド17は、その内側におけるパンチボディ25と上部フリーボールベアリング41との間に、上部フリーボールベアリング41を下方向へ付勢する付勢部材としてコイルスプリング49を備えている。ここで、パンチボディ25は、コイルスプリング49を下方向へ押圧する押圧部材としての機能を有する。なお、付勢部材としてコイルスプリング49を用いる代わりに、ガススプリング(図示省略)又はウレタン等の弾性体(付勢部材の1つ)を用いてもよい。
パンチボディ25は、その外周面側におけるパンチガイド17の上側(パンチガイド17とパンチヘッド33との間)に、環状の接続部材51を備えている。接続部材51は、パンチガイド17に上端部に止めネジ(図示省略)を介して離脱不能に設けられた環状のリテーナ53と、リテーナ53に一体的に設けられた環状のスプリング座55とを有している。スプリング座55は、その上側に、パイプ部57を有しており、パイプ部57は、パンチヘッド33側に向かって上方向へ延びている。また、スプリング座55のパイプ部57は、パンチヘッド33のパイプ部39にスプライン嵌合等によって軸心C周りに回転不能に接続(構成)されている。スプリング座55は、パンチヘッド33のパイプ部39の下端側に装着したスナップリング59によって、パンチヘッド33のパイプ部39に対して離脱不能に構成されている。換言すれば、接続部材51は、パンチヘッド33に軸心C周りに回転不能かつ離脱不能に接続(構成)されている。
図3及び図5に示すように、パンチガイド17の上部であるリング部材23の内周面には、半方向外側へ窪んだ複数の係合凹部61が周方向に沿って間隔を置いて形成されている。また、接続部材51は、その周方向の一部分に、操作部材(切替部材)63を半径方向へ移動可能に備えている。また、操作部材63は、半径方向内側へ押圧操作可能であり、スプリング(図示省略)によって半径方向外側へ付勢されている。操作部材63は、その先端側に、係合凹部61に係合可能にフック部65を有している。
そして、操作部材63は、その押圧操作によって、フック部65が係合凹部61から離脱して、接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転可能な状態に切り替えるようになっている。操作部材63は、その押圧操作(押圧状態)の解除によって、フック部65がいずれかの係合凹部61に係合して、接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転不能な状態に切り替えるようになっている。換言すれば、操作部材63は、接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替えるようになっている。ここで、複数の係合凹部61及び操作部材63等は、パンチガイド17に対するパンチボディ(押圧部材)25の高さ位置を固定するロック機構としての機能を有している。
なお、複数の係合凹部61がパンチガイド17の上部であるリング部材23の内周面に形成される代わりに、接続部材51の内周面に周方向に間隔を置いて形成されてもよい。この場合には、操作部材63が接続部材51の周方向の一部分に設けられる代わりに、パンチガイド17の上端側の周方向の一部分に設けられることになる。
図3及び図4に示すように、パンチガイド17は、その外周面におけるキー溝21に対応する位置に、座ぐり面(座ぐり部)17fを有している。パンチガイド17は、座ぐり面17fに、パンチガイド17に対するパンチボディ25の相対的な高さ位置を表示する目盛67を備えている。換言すれば、パンチガイド17の外周面におけるキー溝21に対応する位置には、コイルスプリング49の初期荷重(初期付勢力)を表示する目盛67が設けられている。
パンチボディ25は、その外周面側におけるパンチヘッド33とスプリング座55との間に、パンチヘッド33とパンチガイド17との上下方向の間隔を所定の間隔に保つためのストリッパスプリング69を備えている。また、ストリッパスプリング69は、パンチヘッド33の上端部と接続部材51との上下方向の間隔を所定の間隔に保つ機能も有している。なお、ストリッパスプリング69の代わりに、筒状のスペーサ(図示省略)を用いてもよい。
続いて、本発明の実施形態に係る型押し加工用ダイ金型5の構成について説明する。
図1及び図6(a)(b)に示すように、型押し加工用ダイ金型5は、円柱状のダイボディ(ダイ本体)71を具備しており、ダイボディ71は、ダイ金型ホルダ13の装着孔15に着脱可能に保持されるようになっている。ダイボディ71の上面の中央部には、ダイ孔73が形成されている。
ダイボディ71は、ダイ孔73の内側に、下部ローラユニットとしての下部フリーボールベアリング75を備えている。下部フリーボールベアリング75は、ダイボディ71のダイ孔73に内側に設けられたユニット本体77を有しており、ユニット本体77は、その上側に、半球状に窪んだ支持面77fを有している。更に、下部フリーボールベアリング75は、ユニット本体77の支持面77fに複数の小球(図示省略)を介して回転自在に設けられた下部ボールローラ(球状の下部ローラ)79を有している。下部ボールローラ79は、ダイボディ71の上面に対して上方向へ突出している。
ここで、図1においては、一例として、上部フリーボールベアリング41よりも小型の下部フリーボールベアリング75を図示しているが、上部フリーボールベアリング41と同じ大きさ又は上部フリーボールベアリング41よりも大型の下部フリーボールベアリング75を用いてもよい。換言すれば、図1においては、一例として、上部ボールローラ47よりも小径の下部ボールローラ79を図示しているが、上部ボールローラ47と同径又は上部ボールローラ47よりも大径の下部ボールローラ79を用いてもよい。
続いて、本発明の実施形態の作用について、本発明の実施形態に係る面取加工方法を含めて説明する。
コイルスプリング49の初期荷重の調整に関する作用
図3から図5に示すように、操作部材63の押圧操作によってフック部65を係合凹部61から離脱させて、接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転不能な状態から回転可能な状態に切り替える。すると、パンチヘッド33がパンチガイド17(パンチボディ25)に対して軸心C周りに回転可能な状態になる。そして、パンチヘッド33を回転させることにより、パンチヘッド33とパンチボディ25の螺合作用によって、パンチボディ25をパンチガイド17(パンチヘッド33)に対して僅かに昇降(上下方向へ移動)させる。更に、操作部材63の押圧操作(押圧状態)の解除によってフック部65をいずれかの係合凹部61に係合させて、接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転可能な状態から回転不能な状態に戻しておく。換言すれば、パンチガイド17に対するパンチボディ(押圧部材)25の高さ位置を調整して固定する。これにより、コイルスプリング49の初期縮み量(初期変形量)を変えて、コイルスプリング49の初期荷重(初期付勢力)をワークWの材質に応じて調整することができる。
面取り加工に関する作用
図1、図2(a)、及び図7(a)(b)に示すように、下部ボールローラ79を上部ボールローラ47よりも小径にした型押し加工用金型セット1を用い、ワークWを水平方向へ移動させて、型押し加工用パンチ金型3と型押し加工用ダイ金型5の間に位置決めする。次に、ストライカー37によってパンチヘッド33を上方向から押圧することにより、型押し加工用パンチ金型3(パンチガイド17)を複数のリフタースプリングの付勢力に抗して下降させる。すると、上部ボールローラ47と下部ボールローラ79との協働によりワークWの被加工部Waである端縁Waを挟持することができる。このとき、コイルスプリング49がストライカー37の下限の高さ位置に対応した所定量(例えば1mm)だけ縮み、コイルスプリング49の初期縮み量に所定量を加算した総和の縮み量に応じた加工荷重が働くことになる。上部ボールローラ47及び下部ボールローラ79の頂点をワークWの端縁Waに対して僅かに(例えば0.5mm)ずらしている。
その後、ワークWをその端縁(被加工部)Waに対応する水平方向へ型押し加工用金型セット1に対して移動させる。換言すれば、型押し加工用金型セット1をワークWの端縁Waに沿う水平方向へワークWに対して相対的に移動させる。これにより、ワークWの端縁Waの裏面側に対して面取り加工を行うことができる。このとき、ワークWに位置ずれが生じても、コイルスプリング49の付勢力によってワークWの端縁Waに略一定の圧力(加工荷重)が働くことになる。
特に、図8に示すように、ワークWの端縁Waのコーナ部Wacの裏面側に対して面取り加工を行う場合には、コーナ部Wacを形成する2辺の交角θを2等分する水平方向へ、型押し加工用金型セット1をワークWに対して相対的に往復移動させる。換言すれば、本発明の実施形態に係る面取加工方法として、ワークWの端縁Waのコーナ部Wacの裏面側に対して面取り加工を行う場合には、コーナ部Wacを形成する2辺の交角θを2等分する水平方向へ、型押し加工用金型セット1をワークWに対して相対的に往復移動させる。これにより、ワークWの端縁Waのコーナ部Wacの面取り不良を十分に防止することができる。なお、型押し加工用金型セット1の相対的な移動方向は、2辺の交角θを分割する水平方向であれば、2辺の交角θを2等分する水平方向でなくもよい。
ワークWの端縁Waの両面側(表面側及び裏面側)に対して面取り加工を行う場合には、図9(a)(b)に示すように、下部ボールローラ79を上部ボールローラ47と同径にした型押し加工用金型セット1を用いて、前述と同様の動作を実行する。
マーキング加工に関する作用
図1、図2(b)、及び図10(a)(b)に示すように、下部ボールローラ79を上部ボールローラ47よりも大径にした型押し加工用金型セット1を用い、ワークWを水平方向へ移動させて、型押し加工用パンチ金型3と型押し加工用ダイ金型5の間に位置決めする。次に、ストライカー37によってパンチヘッド33を上方向から押圧することにより、型押し加工用パンチ金型3(パンチガイド17)を複数のリフタースプリングの付勢力に抗して下降させる。すると、上部ボールローラ47と下部ボールローラ79との協働によりワークWの被加工部Waを挟持することができる。このとき、コイルスプリング49がストライカー37の下限の高さ位置に対応した所定量(例えば1mm)だけ縮み、コイルスプリング49の初期縮み量に所定量を加算した総和の縮み量に応じた加工荷重が働くことになる。
その後、ワークWを被加工部Waに対応する水平方向へ型押し加工用金型セット1に対して移動させる。換言すれば、型押し加工用金型セット1をワークWの被加工部Waに沿う水平方向へワークWに対して相対的に移動させる。これにより、ワークWの被加工部Waの表面側に対してマーキング加工(刻印加工)を行うことができる。ここで、ワークWに形成されるマーキング(刻印)の深さは、コイルスプリング49の初期荷重の調整によって適宜に変更することができる。
ワークWの被加工部Waの裏面側に対して面取り加工を行う場合には、図11(a)(b)に示すように、下部ボールローラ79を上部ボールローラ47よりも小径にした型押し加工用金型セット1を用いて、前述と同様の動作を実行する。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、前述のように、コイルスプリング49の初期縮み量を変えて、コイルスプリング49の初期荷重をワークWの材質に応じて調整することができる。そのため、本発明の実施形態によれば、ワークWの材質の変更の度毎に、ストライカー37の下限の高さ位置を調整しなくても、ワークWの材質に応じた加工荷重に設定することができ、面取り加工等の型押し加工の作業の能率を高めることができる。
また、前述のように、操作部材63の押圧操作及びその解除によって接続部材51をパンチガイド17に対して軸心C周りに回転可能な状態と回転不能なに切り替える。そのため、工具を用いることなく、パンチヘッド33を回転させることができ、コイルスプリング49の初期荷重の調整作業が簡単になる。特に、パンチガイド17の外周面にコイルスプリング49の初期荷重を表示する目盛67が設けられているため、コイルスプリング49の初期荷重の調整がより簡単になる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態においては、型押し加工用金型セット1(図1参照)の構成要素として型押し加工用パンチ金型3(図1参照)に代えて、図12及び図13に示す型押し加工用パンチ金型81を用いている。本発明の他の実施形態に係る型押し加工用パンチ金型81は、型押し加工用パンチ金型3と同様に、パンチガイド17と、パンチボディ25と、上部フリーボールベアリング41と、コイルスプリング49と、目盛67とを具備している。以下、型押し加工用パンチ金型81の構成のうち、型押し加工用パンチ金型3と異なる構成についてのみ説明する。なお、型押し加工用パンチ金型81における複数の構成要素のうち、型押し加工用パンチ金型3における構成要素と対応するものについては、図面中に同一符号を付してある。
図12及び図13に示すように、型押し加工用パンチ金型81においては、パンチガイド17は、その上端側に、リング部材23を一体的に有していない。また、パンチボディ25は、その上端部(雄ねじ部27)に、環状のパンチヘッド83を螺合して備えており、パンチヘッド83は、その内側に、雄ねじ部27と螺合する雌ねじ部85を有している。ここで、パンチボディ25は、パンチヘッド83を回転させると、パンチヘッド83とパンチボディ25の螺合作用によって、パンチガイド17に対して僅かに昇降(上下方向へ移動)するようになっている。換言すれば、パンチガイド17に対するパンチボディ25の高さ位置は、調整可能に構成されている。パンチヘッド83の上端部とパンチガイド17の上端部との間隔は、一定の間隔(所定の間隔)に保たれている。
パンチボディ25は、その外周面側におけるパンチガイド17の上側に、環状のリテーナ87を備えており、リテーナ87は、抜け止め部材としてのOリング89を介してパンチガイド17に対して離脱不能になっている。また、リテーナ87は、その外周面側に、保持スリーブ91を備えており、保持スリーブ91は、パンチヘッド83側に向かって上方向へ延びている。保持スリーブ91の上端部は、パンチヘッド83を軸心C周りに回転可能に保持している。
パンチボディ25は、その外周面側におけるパンチヘッド83の下側に、環状の接続部材93を備えている。接続部材93は、キー95とキー溝97との係合作用によってパンチボディ25に軸心C周りに回転不能に接続(構成)されている。キー95は、接続部材93の適宜位置に設けられており、キー溝97は、パンチボディ25の外周面の適宜位置に上下方向へ延びるように形成されている。なお、キー95がパンチボディ25の上端部に設けられかつキー溝97が接続部材93の内周面の適宜位置に形成されてもよい。
図12及び図14に示すように、接続部材93の内周面には、半方向外側へ窪んだ複数の係合凹部99が周方向に沿って間隔を置いて形成されている。また、パンチヘッド83は、その周方向の一部分に、操作部材(切替部材)101を半径方向へ移動可能に備えている。また、操作部材101は、半径方向内側へ押圧操作可能であり、スプリング(図示省略)によって半径方向外側へ付勢されている。操作部材101は、その先端側に、係合凹部99に係合可能にフック部103を有している。
そして、操作部材101は、その押圧操作によって、フック部103が係合凹部99から離脱して、パンチヘッド83を接続部材93に対して軸心C周りに回転可能な状態に切り替えるようになっている。操作部材101は、その押圧操作(押圧状態)の解除によって、フック部103がいずれかの係合凹部99に係合して、パンチヘッド83を接続部材93に対して軸心C周りに回転不能な状態に切り替えるようになっている。換言すれば、操作部材101は、パンチヘッド83を接続部材93に対して軸心C周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替えるようになっている。ここで、複数の係合凹部99及び操作部材101等は、パンチガイド17に対するパンチボディ(押圧部材)25の高さ位置を固定するロック機構としての機能を有している。
なお、複数の係合凹部99が接続部材93の内周面に形成される代わりに、パンチヘッド83の内周面に周方向に間隔を置いて形成されてもよい。この場合には、操作部材101がパンチヘッド83の周方向の一部分に設けられる代わりに、接続部材93の周方向の一部分に設けられることになる。
図12及び図13に示すように、パンチボディ25は、その外周面側における接続部材93とリテーナ87との間に、パンチヘッド83とパンチガイド17との上下方向の間隔を所定の間隔に保つためのストリッパスプリング105を備えている。また、ストリッパスプリング105は、接続部材93とパンチガイド17との上下方向の間隔を所定の間隔に保つ機能も有している。なお、ストリッパスプリング105の代わりに、筒状のスペーサ(図示省略)を用いてもよい。
続いて、本発明の他の実施形態の作用について説明する。
コイルスプリング49の初期荷重の調整に関する作用
図12から図14に示すように、操作部材101の押圧操作によってフック部103を係合凹部99から離脱させて、パンチヘッド83を接続部材93に対して軸心C周りに回転不能な状態から回転可能な状態に切り替える。すると、パンチヘッド83がパンチボディ25に対して軸心C周りに回転可能な状態になる。そして、パンチヘッド83を回転させることにより、パンチヘッド83とパンチボディ25の螺合作用によって、パンチボディ25をパンチガイド17(パンチヘッド83)に対して僅かに昇降(上下方向へ移動)させる。更に、操作部材101の押圧操作の解除によってフック部103をいずれかの係合凹部99に係合させて、パンチヘッド83を接続部材93に対して軸心C周りに回転可能な状態から回転不能な状態に戻しておく。換言すれば、パンチガイド17に対するパンチボディ(押圧部材)25の高さ位置を調整して固定する。これにより、コイルスプリング49の初期縮み量(初期変形量)を変えて、コイルスプリング49の初期荷重(初期付勢力)をワークWの材質に応じて調整することができる。
なお、本発明の他の実施形態おいても、前述の面取り加工に関する作用及びマーキング加工に関する作用と同様の作用を奏する。
従って、本発明の他の実施形態においても、本発明の実施形態と同様の効果を奏するものである。
なお、本発明は、前述の実施形態及び他の実施形態の説明に限られるものではなく、次のように種々の態様で実施可能である。
上部フリーボールベアリング41の代わりに、水平又は鉛直な回転軸周りに回転自在な上部ローラ(図示省略)を有した他の上部ローラユニット(図示省略)を用いてもよい。この場合には、下部フリーボールベアリング75の代わりに、水平又は鉛直な回転軸周りに回転自在な下部ローラ(図示省略)を有した他の下部ローラユニット(図示省略)を用いることになる。
そして、本発明に包含される権利範囲は、前述の実施形態に限定されないものである。
1 型押し加工用金型セット
3 型押し加工用パンチ金型
5 型押し加工用ダイ金型
7 上部タレット
9 装着孔
11 下部タレット
13 ダイ金型ホルダ
15 装着孔
17 パンチガイド
19 キー
21 キー溝
23 リング部材
25 パンチボディ
27 雄ねじ部
29 キー
31 キー溝
33 パンチヘッド
35 雌ねじ部
37 ストライカー
39 パイプ部
41 上部フリーボールベアリング(上部ローラユニット)
45 ユニット本体
47 上部ボールローラ(上部ローラ)
49 コイルスプリング(付勢部材)
51 接続部材
53 リテーナ
55 スプリング座
57 パイプ部
61 係合凹部
63 操作部材
65 フック部
67 目盛
69 ストリッパスプリング
71 ダイボディ
73 ダイ孔
75 下部フリーボールベアリング(下部ローラユニット)
77 ユニット本体
79 下部ボールローラ(下部ローラ)
81 型押し加工用パンチ金型
83 パンチヘッド
85 雌ねじ部
87 リテーナ
91 保持スリーブ
93 接続部材
95 キー
97 キー溝
99 係合凹部
101 操作部材
103 フック部
105 ストリッパスプリング
C 軸心
W 板状のワーク
本発明の第1の態様は、ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、筒状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内側に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、前記パンチガイドに対して軸心(前記型押し加工用パンチ金型の軸心)周りに回転不能に構成されたパンチボディと、前記パンチボディの上端部に螺合して設けられたパンチヘッドと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディの下方(下側)に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディと前記ローラユニットとの間に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、前記パンチボディの外周面側における前記パンチガイドの上側に設けられ、前記パンチヘッドに軸心周りに回転不能に接続(構成)された環状の接続部材と、前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替える操作部材(切替部材)と、を具備し、前記パンチガイドに対する前記パンチボディの高さ位置を調整して固定することで、前記付勢部材の初期縮み量を変えて、前記付勢部材の初期荷重を調整することである。
本発明の第2の態様は、ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、筒状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内側に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、前記パンチガイドに対して軸心(前記型押し加工用パンチ金型の軸心)周りに回転不能に構成されたパンチボディと、前記パンチボディの上端部に螺合して設けられたパンチヘッドと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディの下方(下側)に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、前記パンチガイドの内側における前記パンチボディと前記ローラユニットとの間に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、前記パンチボディの外周面側における前記パンチヘッドの下側に設けられ、前記パンチボディに軸心周りに回転不能に接続(構成)された環状の接続部材と、前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替える操作部材(切替部材)と、を具備し、前記パンチガイドに対する前記パンチボディの高さ位置を調整して固定することで、前記付勢部材の初期縮み量を変えて、前記付勢部材の初期荷重を調整することである。
本発明の第3の態様は、ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、筒状のパンチガイドと、前記パンチガイドの内側に昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、前記パンチガイドの内側における前記ローラユニットの上側に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、前記パンチガイドの内側における前記付勢部材の上側に設けられ、前記パンチガイドに対する高さ位置が調整可能に構成され、前記付勢部材を下方向へ押圧する押圧部材と、前記パンチガイドに対する前記押圧部材の高さ位置を固定するロック機構と、を具備し、前記パンチガイドに対する前記押圧部材の高さ位置を調整して固定することで、前記付勢部材の初期縮み量を変えて、前記付勢部材の初期荷重を調整することである。
本発明の第の態様によると、前記パンチガイドに対する前記押圧部材の高さ位置を調整する。これにより、前記付勢部材の初期縮み量(初期変形量)を変えて、前記付勢部材の初期付勢力(初期荷重)をワークの材質に応じて調整することができる。

Claims (15)

  1. ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、
    筒状のパンチガイドと、
    前記パンチガイドの内側に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドに対して軸心周りに回転不能に構成されたパンチボディと、
    前記パンチボディの上端部に螺合して設けられたパンチヘッドと、
    前記パンチガイドの内側における前記パンチボディの下方に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、
    前記パンチガイドの内側における前記パンチボディと前記ローラユニットとの間に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、
    前記パンチボディの外周面側における前記パンチガイドの上側に設けられ、前記パンチヘッドに軸心周りに回転不能に接続された環状の接続部材と、
    前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替える操作部材と、を具備したことを特徴とする型押し加工用パンチ金型。
  2. 前記パンチガイドの上端側の内周面又は前記接続部材の内周面に半径方向外側へ凹んだ複数の係合凹部が周方向に沿って間隔を置いて形成され、
    前記操作部材は、前記接続部材又は前記パンチガイドの上端側に半径方向へ移動可能に設けられかつ前記係合凹部に係合可能にフック部を有していることを特徴とする請求項1に記載の型押し加工用パンチ金型。
  3. 前記操作部材は、その押圧操作によって、前記フック部が前記係合凹部から離脱して、前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転可能な状態に切り替えると共に、その押圧操作の解除によって、前記フック部がいずれかの前記係合凹部に係合して、前記接続部材を前記パンチガイドに対して軸心周りに回転不能な状態に切り替えるようになっていることを特徴する請求項2に記載の型押し加工用パンチ金型。
  4. 前記パンチボディの外周面側における前記パンチヘッドと前記接続部材との間に設けられ、前記パンチヘッドと前記パンチガイドの上下方向の間隔を保つためのストリッパスプリングとを具備したことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の型押し加工用パンチ金型。
  5. ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、
    筒状のパンチガイドと、
    前記パンチガイドの内側に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドに対して軸心周りに回転不能に構成されたパンチボディと、
    前記パンチボディの上端部に螺合して設けられたパンチヘッドと、
    前記パンチガイドの内側における前記パンチボディの下方に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、
    前記パンチガイドの内側における前記パンチボディと前記ローラユニットとの間に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、
    前記パンチボディの外周面側における前記パンチヘッドの下側に設けられ、前記パンチボディに軸心周りに回転不能に接続された環状の接続部材と、
    前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転可能な状態と回転不能な状態に切り替える操作部材と、を具備したことを特徴とする型押し加工用パンチ金型。
  6. 前記接続部材の内周面又は前記パンチヘッドの内周面に半径方向外側へ凹んだ複数の係合凹部が周方向に沿って間隔を置いて形成され、
    前記操作部材は、前記パンチヘッド又は前記接続部材に半径方向へ移動可能に設けられかつ前記係合凹部に係合可能にフック部を有していることを特徴とする請求項5に記載の型押し加工用パンチ金型。
  7. 前記操作部材は、その押圧操作によって、前記フック部が前記係合凹部から離脱して、前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転可能な状態に切り替えると共に、その押圧操作の解除によって、前記フック部がいずれかの前記係合凹部に係合して、前記パンチヘッドを前記接続部材に対して軸心周りに回転不能な状態に切り替えるようになっていることを特徴する請求項6に記載の型押し加工用パンチ金型。
  8. 前記パンチボディの外周面側における前記接続部材と前記パンチガイドとの間に設けられ、前記パンチヘッドと前記パンチガイドとの上下方向の間隔を保つためのストリッパスプリングとを具備したことを特徴とする請求項5から請求項7のうちのいずれか1項に記載の型押し加工用パンチ金型。
  9. ワークに対して型押し加工を行う際に用いられる型押し加工用パンチ金型であって、
    筒状のパンチガイドと、
    前記パンチガイドの内側に昇降可能に設けられ、前記パンチガイドの下面に対して下方向へ突出しかつ回転自在なローラを有したローラユニットと、
    前記パンチガイドの内側における前記ローラユニットの上側に設けられ、前記ローラユニットを下方向へ付勢する付勢部材と、
    前記パンチガイドの内側における前記付勢部材の上側に設けられ、前記パンチガイドに対する高さ位置が調整可能に構成され、前記付勢部材を下方向へ押圧する押圧部材と、を具備したことを特徴とする型押し加工用パンチ金型。
  10. 前記パンチガイドに対する前記押圧部材の高さ位置を固定するロック機構を具備したことを特徴とする請求項9に記載の型押し加工用パンチ金型。
  11. 前記パンチガイドの外周面に前記付勢部材の初期付勢力を表示する目盛が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項に記載の型押し加工用パンチ金型。
  12. 前記付勢部材は、スプリングであることを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1項に記載の型押し加工用パンチ金型。
  13. 前記ローラは、ボールローラであり、前記ローラユニットは、フリーボールベアリングであることを特徴とする請求項1から請求項12のうちのいずれか1項に記載の型押し加工用パンチ金型。
  14. 請求項13に記載の型押し加工用パンチ金型と、型押し加工用ダイ金型とからなる型押し加工用金型セットであって、
    前記ボールローラは、上部ボールローラであり、前記ローラユニットは、上部ローラユニットであり、
    前記型押し加工用ダイ金型は、
    上面にダイ孔が形成されたダイボディと、
    前記ダイボディの前記ダイ孔の内側に設けられ、前記ダイボディの上面から上方向へ突出しかつ回転自在な下部ボールローラを有した下部フリーボールベアリングと、を具備したことを特徴とする型押し加工用金型セット。
  15. 請求項14に記載の型押し加工用金型セットを用い、型押し加工用パンチ金型における上部ボールローラと型押し加工用ダイ金型における下部ボールローラとによりワークの端縁を挟持した状態で、前記型押し加工用金型セットをワークの端縁に沿う水平方向へワークに対して相対的に移動させることにより、ワークの端縁に対して面取り加工を行う方法であって、
    ワークの端縁のコーナ部に対して面取り加工を行う場合に、前記コーナ部を形成する2辺の交角を分割する水平方向へ、前記型押し加工用金型セットをワークに対して相対的に往復移動させることを特徴とする面取り加工方法。
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