JP2018019822A - 洗浄具 - Google Patents

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【課題】コップやグラスのような底が深い器の内壁面および底面に付着した汚れを除去しやすい洗浄具を提供する。【解決手段】棒状の柄体2と、柄体2の先端部が内部に差し込まれた状態で柄体2に固定される弾性変形可能なクッション体3と、編まれた毛糸で形成されており、クッション体3の全体を覆うカバー体4と、を備える洗浄具1とする。【選択図】図1

Description

本発明は、食器や容器といった器の汚れを擦り落とすための洗浄具に関するものである。さらに詳しくは、コップやグラスのような底が深い器の内側の奥底まで擦りやすい、柄付の洗浄具に関するものである。
コップやグラスのような底が深い器の洗浄には、器の奥底まで擦れるように、柄の先端にスポンジやタワシが取り付けられた洗浄具が用いられている。このような柄付の洗浄具には、汚れ落とし性や取扱い性を良くするための工夫がされているものがある。例えば、特許文献1にはグラス洗浄用器具が開示されている。この洗浄用器具は、棒状の持ち手の先端に取り付けたスポンジの周囲に板状のナイロンたわしを巻き付けている。さらにこのたわしの周囲をプラスチック製のカバーを被せた板状のナイロンたわしで取り囲み、取り囲んでいるたわしとカバーとをメッシュ状の布で覆って、持ち手にヒモで取り付けたものである。
特開平11−178780号公報
特許文献1に記載されているような工夫された洗浄具が提案されているものの、底が深い器の内壁面および底面を、よりきれいに洗浄したいという要望は依然としてある。
本発明は、かかる要望に鑑みてなされたものであり、コップやグラスのような底が深い器の内壁面および底面に付着した汚れを除去しやすい洗浄具の提供を課題としている。
上記課題を解決すべく、第1観点の洗浄具は器の汚れを擦り落とすための洗浄具であって、棒状の柄体と、柄体の先端側が内部に差し込まれた状態で柄体に固定される弾性変形可能なクッション体と、編まれた毛糸で形成されておりクッション体の全体を覆うカバー体と、を備えている。
また、第2観点の洗浄具は第1観点の洗浄具であって、カバー体における先端部の編み目の数が端に近い段ほど少なくなっている。
また、第3観点の洗浄具は第1または第2観点の洗浄具であって、編まれた毛糸で形成されており、環状または螺旋状にカバー体の周囲から突出する周囲突起体をさらに備えている。
また、第4観点の洗浄具は第1から第3観点のいずれかの洗浄具であって、編まれた毛糸で形成されており、ドーム状にカバー体の先端から突出する先端突起体をさらに備えている。
また、第5観点の洗浄具は第1から第4観点のいずれかの洗浄具であって、カバー体を形成する毛糸がアクリル繊維から成るものである。
また、第6観点の洗浄具は第1から第5観点のいずれかの洗浄具であって、カバー体が細編みで編まれたものである。
また、第7観点の洗浄具は第4観点の洗浄具であって、先端突起体の内側が細編みで外側が引き抜き編みで編まれたものである。
第1観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、棒状の柄体の先端側にクッション体が固定されている。そして、この洗浄具は、クッション体全体がカバー体に覆われている。これにより、この洗浄具は、柄体の末端側が把持されて、先端側のカバー体を底の深い器の内壁面や底面に当てることができるように構成されている。また、この洗浄具は、カバー体の内側に弾性変形可能なクッション体を備えている。これにより、この洗浄具は、器に極度の衝撃を与え難いと共に型崩れし難いように構成されている。そして、この洗浄具は、カバー体が編まれた毛糸で形成されている。これにより、この洗浄具は、毛糸の細かい繊維が器に付着した汚れを絡めとると共に網目の凹凸が器に付着した汚れを掻き取るため、汚れを落としやすい。したがって、第1観点によれば、コップやグラスのような底が深い器の内壁面および底面に付着した汚れを除去しやすい洗浄具が提供される。なお、この洗浄具は、カバー体がクッション体の全体を覆っているため、柄体の延びる方向にカバー体がずれて外れ難い。
また、第2観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、カバー体における先端部の編み目の数が端に近い段ほど少なくなっている。これにより、この洗浄具は、先端側が緩やかな曲面となり、ワイングラスのような曲面の底にカバー体が当たりやすいように構成されている。したがって、第2観点によれば、曲面の底の汚れを落としやすい洗浄具が提供される。
また、第3観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、環状または螺旋状にカバー体の周囲から突出する周囲突起体を備えている。これにより、この洗浄具は、ワイングラスのような湾曲している内壁面に周囲突起体が当たりやすいように構成されている。したがって、第3観点によれば、湾曲している内壁面の汚れを落としやすい洗浄具が提供される。なお、この周囲突起体は編まれた毛糸で形成されているが、これにより汚れを落としやすくなっていることは前述の通りである。
また、第4観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、ドーム状にカバー体の先端から突出する先端突起体を備えている。これにより、この洗浄具は、グラスの窪んだ底面に先端突起体が当りやすいように構成されている。したがって、第4観点によれば、底面の汚れを落としやすい洗浄具が提供される。なお、この先端突起体は編まれた毛糸で形成されているが、これにより汚れを落としやすくなっていることは前述の通りである。
また、第5観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、素材にアクリル繊維から成る毛糸が用いられている。これにより、耐薬品性に優れ、型崩れし難い洗浄具が提供される。
また、第6観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、カバー体が細編みで編まれたものである。これにより、網目が細かく伸び難い洗浄具が提供される。
また、第7観点の洗浄具によれば、この洗浄具は、先端突起体の内側が細編みで外側が引き抜き編みで編まれたものである。これにより、引き抜き編で編まれた部分によって根元がしっかりすることで、先端突起体がドーム状に形成された洗浄具が提供される。
第1実施形態の洗浄具の外観図である。 第1実施形態の洗浄具の縦断面図である。 第1実施形態のカバー体の編み図である。 第1実施形態の周囲突起体の編み図である。 第1実施形態の先端突起体の編み図である。 第2実施形態の洗浄具の縦断面図である。 第3実施形態の洗浄具の外観図である。
以下に、図面を参照して本発明の一実施形態である洗浄具について説明するが、本発明は、これらの実施形態に限定されるわけではない。なお、本明細書では、図面において両矢印で示されている方向を軸方向とし、Z1が付されている方向を先端側Z1、Z2が付されている方向を末端側Z2として説明をする。
<第1実施形態>
<<構成>>
図1および図2は、それぞれ、第1実施形態の洗浄具1の外観図および縦断面図である。以下図1および図2を参照して洗浄具1について説明する。この洗浄具1は、棒状の柄体2と、柄体2の先端側が内部に差し込まれた状態で柄体2に固定されるクッション体3と、クッション体3の全体を覆うカバー体4と、を備えている。また、この洗浄具1は、環状にカバー体4の周囲から突出する複数の周囲突起体5をさらに備えている。また、この洗浄具1は、ドーム状にカバー体4の先端から突出する先端突起体6をさらに備えている。そして、この洗浄具1は、コップ、グラスのような底が深い器(以下「グラスG」と記載する。)を洗浄する際に、柄体2の末端側Z2が把持されて、先端側Z1がグラスGに差し込まれて使用される(図1参照)。この際、先端側Z1のカバー体4、周囲突起体5、または先端突起体6は、グラスGの内壁面または底面に当てられて、これらの面に付着した汚れを擦り落とす。以下に洗浄具1の各部について詳述する。
柄体2は、軸方向に延び、先端側Z1の柄部21と末端側Z2のグリップ部22とから成る。
柄部21は、樹脂製で細長い円柱状の部材である。なお、本実施形態では柄部21は樹脂製を採用しているが、この材質に限るものではない。たとえば、木製、または金属製であってもよい。また、本実施形態では柄部21は円柱状に形成されているが、この形状に限るものではない。たとえば、角柱形状や円筒形状でもよい。
グリップ部22は、樹脂製の円柱状の部材で、柄部21より太く使用者が握り易い太さの径で形成されている。なお、本実施形態ではグリップ部22は樹脂製を採用しているが、この材質に限るものではない。たとえば、木製、金属製、ゴム製、スポンジ製であってもよい。また、本実施形態ではグリップ部22は円柱状に形成されているが、この形状に限るものではない。たとえば、手で握ったときにずれにくいように表面に凹凸を設けてもよい。
クッション体3は、元が円筒状のスポンジ製であり、その内部(内径部分)に柄体2の柄部21の先端部が差し込まれた形で柄体2に接着固定されている。クッション体3はスポンジ製であるため、たとえば手で握ると簡単に形状が変化するが、手を離せば元の形に戻る。クッション体3はこのような弾性変形可能な特性があり、本実施形態では後述するカバー体4により規制されて楕円状で安定した形状が保たれている。なお、本実施形態ではクッション体3はスポンジ製を採用しているが、ある程度弾性変形可能で所定の形状を保つものであればこの材質に限るものではない。たとえば、ゴム製のものでも針金の土台から多数の細い樹脂材がブラシ状に形成されたものでもよい。また、本実施形態ではクッション体3は、元が円筒状のものをカバー体4から加わる力で楕円状になっているが、最初から楕円状に形成してカバー体4から加わる力を小さくしてもよい。
図3は、カバー体4の編み図である。カバー体4については、図1および図2と併せ、図3も参照して説明する。カバー体4は、アクリル繊維からなる毛糸が編まれて形成されたものである。カバー体4は、最先端41を中心に周方向に整列した網目が16段で連なって形成されており、クッション体3の全体を覆った形で取り付けられている。なお、段番号42は、図3において、先端側Z1から末端側Z2へ、順に四角で囲った連番の数字によって示されている。
図3を参照すると、カバー体4は、各段が1箇所を鎖目43として細編み44で編まれている。そして、カバー体4は、2段目および3段目で増やし目45を用いて徐々に網目の数を増やし、一旦網目の数を一定とし、14段目から16段目で減らし目46を用いて徐々に網目の数を減らしている。つまり、先端側Z1および末端側Z2の端部(先端部および末端部)の網目の数が端に近い段ほど少なくなっている。具体的には、1段目が6目、2段目が12目、3段目〜13段目が20目、14段目が16目、15段目が12目、16段目が6目となっている。各段において周方向に整列した細編み44の両端は、鎖目43で繋がっている。この様に編まれたカバー体4は、先端側Z1および末端側Z2の周囲が徐々に小さくなっており、全体的に角が無い形で形成されている。
また、カバー体4の内部は中空になっており、クッション体3が詰まった状態になっている。すなわち、カバー体4は、クッション体3全体を覆った(包み込んだ)状態になっている。本実施形態のカバー体4は、クッション体3に密着させながら1段目から順に段数を増やし、最終的にはクッション体3を包み込むような手順で形成されている。
なお、上述の網目の数や段数の具体例ついては、本実施形態のクッション体3が密着するように設定されたものである。網目の数や段数は、クッション体の形状に合わせて変わるものであることは勿論である。また、カバー体の縫い方は、網目が細かく、凹凸が多くでき伸び難いという点で本実施形態のように細編みで編まれていることが好ましいが、これに限らない。長網み等で編まれていてもよい。また、カバー体は、上述のようにクッション体に密着させながら1段目から順に段数を増やす手順で形成されていてもよいが、これに限るものではない。たとえば、カバー体は、軸方向に沿う分離線で開いた形に編まれた後に、クッション体を包んで分離線が縫い付けられる手順で形成されていてもよい。また、カバー体は、軸方向に垂直な分離線で分離させた形状に編まれた後に、クッション体に軸方向両側から被せて分離線が縫い付けられる手順で形成されていてもよい。
図4は、周囲突起体5の編み図である。周囲突起体5については、図1および図2と併せ、図4も参照して説明する。周囲突起体5は、アクリル繊維からなる毛糸が編まれて形成されたものである。周囲突起体5は、内側に開口51が形成されるように周方向に整列した網目が2段で連なって形成されている。なお、段番号52は、図4において、内側から外側へ、順に四角で囲った連番の数字によって示されている。
周囲突起体5は、環状でカバー体4の周囲から突出する形でカバー体4に取り付けられている。さらに詳しく説明すると、周囲突起体5は、内周縁53がカバー体4の外周面に編み込みまたは縫い付けにより取り付けられている。また、周囲突起体5は、カバー体4に、間隔をおいて複数箇所に取り付けられている。具体的には本実施形態では、カバー体4の5段目、7段目、および9段目の3箇所に取り付けられている。本実施形態の周囲突起体5は、1段目から順にカバー体4に直接編まれて形成されている。また、図4を参照すると、周囲突起体5は、各段において、1箇所を鎖目54としてカバー体4の取り付ける段に対応する網目の数で、細編み55により編まれている。
なお、上述の網目の数や段数の具体例ついては、本実施形態のカバー体4の外形等に合わせて設定されたものある。網目の数や段数は、カバー体の形状や洗浄したいグラス等に合わせて変わることは勿論である。また、周囲突起体の縫い方は、網目が細かく、しっかりとした形状を保てる点で本実施形態のように細編みで編まれていることが好ましいが、これに限らない。また、周囲突起体は、上述のように1段目から順に直接編まれ形成されてもよいが、これに限るものではない。たとえば、周囲突起体は、別体として編まれてから、カバー体に縫い付けられていてもよい。
図5は、先端突起体6の編み図である。先端突起体6については、図1および図2と併せ、図5も参照して説明する。先端突起体6は、アクリル繊維からなる毛糸が編まれて形成されたものである。先端突起体6は、最先端61を中心に周方向に整列した網目が形成されており、カバー体4の先端からドーム状に突出する形でカバー体4に取り付けられている。なお、段番号62は、図5において、四角で囲った数字によって示されている。
図5を参照すると、先端突起体6は、1箇所を鎖目63として、内側が細編み64により編まれている。また、先端突起体6は、細編み64の外側が引き抜き編み65で編まれている。先端突起体6は、このように引き抜き編み65が施されていることで、外周縁66(根元)がしっかりとする。先端突起体6は、外周縁66がカバー体4の1段目に縫い付けられている。これにより、先端突起体6は、ドーム状でカバー体4の先端側Z1から突出する。
<<効果>>
本実施形態によれば、洗浄具1は、棒状の柄体2の先端側Z1にクッション体3が固定されている。そして、洗浄具1は、クッション体3全体がカバー体4に覆われている。これにより、洗浄具1は、柄体2の末端側Z2が把持されて、先端側Z1のカバー体4をグラスGの内側に挿入して内壁面や底面に当てやすいように構成されている。また、洗浄具1は、カバー体4の内側に弾性変形可能なクッション体3を備えている。これにより、洗浄具1は、グラスGに極度の衝撃を与え難いと共に型崩れし難いように構成されている。そして、洗浄具1は、カバー体4が編まれた毛糸で形成されている。これにより、洗浄具1は、毛糸の細かい繊維がグラスGに付着した汚れを絡めとると共に網目の凹凸がグラスGに付着した汚れを掻き取るため、汚れを落としやすい。したがって、洗浄具1は、コップやグラスのような底が深い器の内壁面および底面に付着した汚れを除去しやすい洗浄具となっている。なお、洗浄具1は、カバー体4がクッション体3の全体を覆っているため、軸方向にカバー体4がずれて外れ難い。
また、洗浄具1は、カバー体4における先端側Z1の編み目の数が端に近い段ほど少なくなっている。これにより、洗浄具1は、カバー体4の先端側Z1が緩やかな曲面となり、グラスGのような曲面の底にカバー体4が当たりやすいように構成されている。したがって、洗浄具1は、曲面の底の汚れを落としやすい洗浄具となっている。
また、洗浄具1は、環状にカバー体4の周囲から突出する周囲突起体5を備えている。これにより、洗浄具1は、グラスGのように湾曲している内壁面に周囲突起体5が当たりやすいように構成されている。したがって、洗浄具1は、湾曲している内壁面の汚れを落としやすい洗浄具となっている。なお、この周囲突起体5は編まれた毛糸で形成されているが、これにより汚れを落としやすくなっていることは前述の通りである。
また、洗浄具1は、ドーム状にカバー体4の先端から突出する先端突起体6を備えている。これにより、洗浄具1は、グラスGの窪んだ底面に先端突起体6が当たりやすいように構成されている。したがって、洗浄具1は、底面の汚れを落としやすい洗浄具となっている。なお、この先端突起体は編まれた毛糸で形成されているが、これにより汚れを落としやすくなっていることは前述の通りである。
また、洗浄具1は、素材にアクリル繊維から成る毛糸が用いられている。これにより、洗浄具1は、耐薬品性に優れ型崩れし難い洗浄具となっている。
また、洗浄具1は、カバー体4が細編み44で編まれたものである。これにより、洗浄具1は、網目が細かく伸び難い洗浄具となっている。
また、洗浄具1は、先端突起体6の内側が細編み64で外側が引き抜き編み65で編まれたものである。これにより、洗浄具1は、引き抜き編65で編まれた部分によって根元がしっかりすることで、先端突起体6がドーム状に形成されて、グラスGの窪んだ底面をしっかり擦れる洗浄具となっている。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態の洗浄具100の縦断面図である。洗浄具100は、第1実施形態の洗浄具1に対し、周囲突起体および先端突起体の形状が異なっているがその他は同様である。したがって、以下では異なる部分の周囲突起体105および先端突起体106について説明し、同様の部分については第1実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
この洗浄具100は、第1実施形態の洗浄具1と同様の柄体2と、クッション体3と、カバー体4と、を備えている。また、この洗浄具100は、環状にカバー体4の周囲から突出する複数の周囲突起体105をさらに備えている。また、この洗浄具1は、すり鉢状にカバー体4の先端から突出する先端突起体106をさらに備えている。
周囲突起体105は、アクリル繊維からなる毛糸が編まれて形成されたものである。周囲突起体105は、内側に開口が形成されるように周方向に整列した網目が4段で連なって形成されている。周囲突起体105は、各段において1箇所を鎖目として、細編みで編まれている。周囲突起体105は、各段の網目の数が同じとなっており、2段目と3段目との間で折り返されている。そして、周囲突起体105は、その両端である1段目および4段目の周縁がカバー体4の周囲に編み込みまたは縫い付けられて固定されている。周囲突起体105は、第1実施形態の周囲突起体5に比べて、軸方向の厚みが増すため、形状が崩れ難い。また、周囲突起体105は、カバー体4に、間隔をおいて複数箇所に取り付けられている。
先端突起体106は、アクリル繊維からなる毛糸が編まれて形成されたものである。先端突起体106は、内側にわずかな開口161が形成されて、開口161を中心に周方向に整列した網目が形成されている。先端突起体106は、カバー体4の先端からすり鉢状に突出する形でカバー体4に取り付けられている。先端突起体6は、1箇所を鎖目として細編みで編まれている。先端突起体6は、開口161側の周縁がカバー体4の先端に縫い付けられて固定されている。
洗浄具100は、環状にカバー体4の周囲から突出する周囲突起体105を備えている。これにより、洗浄具100は、グラスGのように湾曲している内壁面に周囲突起体105が当たりやすいように構成されている。したがって、洗浄具1は、湾曲している内壁面の汚れを落としやすい洗浄具となっている。
洗浄具100は、すり鉢状にカバー体4の先端から突出する先端突起体106を備えている。これにより、洗浄具100は、グラスGの底面に先端突起体106が当たりやすいように構成されている。したがって、洗浄具1は、底面の汚れを落としやすい洗浄具となっている。その他、洗浄具100の効果については、第1実施形態の洗浄具1と同様であり、説明を省略する。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態の洗浄具200の外観図である。洗浄具200は、第1実施形態の洗浄具1に対し、周囲突起体の形状が異なっているがその他は同様である。したがって、以下では異なる部分の周囲突起体205について説明し、同様の部分については第1実施形態と同じ符号を付して説明を省略する。
この洗浄具200は、第1実施形態の洗浄具1と同様の柄体2と、クッション体3と、カバー体4と、先端突起体6と、を備えている。また、この洗浄具200は、螺旋状にカバー体4の周囲から突出する周囲突起体205をさらに備えている。
周囲突起体205は、アクリル繊維からなる毛糸が細編みで編まれて形成されたものである。周囲突起体205は、展開すると2段の高さの細長い矩形になっている。周囲突起体205は、カバー体4の周囲に螺旋状に巻きつけられて、長手側の縁部がカバー体4の周囲に編み込まれて固定されている。
洗浄具200は、螺旋状にカバー体4の周囲から突出する周囲突起体205を備えている。これにより、洗浄具200は、グラスGのように湾曲している内壁面に周囲突起体205が当たりやすいように構成されている。したがって、洗浄具200は、湾曲している内壁面の汚れを落としやすい洗浄具となっている。その他、洗浄具200の効果については、第1実施形態の洗浄具1と同様であり、説明を省略する。
1、100、200‥洗浄具
2‥柄体
3‥クッション体
4‥カバー体
5、105、205‥周囲突起体
6、106‥先端突起体
44‥細編み
45‥増やし目
46‥減らし目
65‥引き抜き編み
Z1‥先端側
Z2‥末端側
G‥グラス

Claims (7)

  1. 棒状の柄体と、
    前記柄体の先端側が内部に差し込まれた状態で当該柄体に固定される弾性変形可能なクッション体と、
    編まれた毛糸で形成されており、前記クッション体の全体を覆うカバー体と、を備える、器の汚れを擦り落とすための洗浄具。
  2. 前記カバー体は、先端部の編み目の数が端に近い段ほど少なくなっている、請求項1に記載の洗浄具。
  3. 編まれた毛糸で形成されており、環状または螺旋状に前記カバー体の周囲から突出する周囲突起体をさらに備える、請求項1または2に記載の洗浄具。
  4. 編まれた毛糸で形成されており、ドーム状に前記カバー体の先端から突出する先端突起体をさらに備える、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の洗浄具。
  5. 前記カバー体を形成する毛糸はアクリル繊維から成るものである、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の洗浄具。
  6. 前記カバー体は細編みで編まれたものである、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の洗浄具。
  7. 前記先端突起体は内側が細編みで外側が引き抜き編みで編まれたものである、請求項4に記載の洗浄具。
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