JP5960354B2 - 洗濯処理システム用ドリップトレイ - Google Patents

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Description

洗濯用洗剤の投与としみの付いた布地の前処理。
しみの付いた衣類の処理は、改善可能な洗濯の一態様であり続けている。しみを処理するための様々な市販の手法が存在する。1つの手法では、消費者は、しみを処理する能力を有するとして謳われている洗剤を用いて洗浄するに過ぎない。しみが軽度で、脂で汚れているわけではなく、かつ適量の洗剤が適用される場合は、かかる手法でも満足に機能できる。しみが重度である場合には、洗剤の成分が洗浄中に薄まり、しみに対して集中しないため、しみが除去できない場合がある。このような状況は、洗浄サイクルの終了時に、しみが依然として消費者に視認される場合、消費者に不満を抱かせる場合がある。特に、しみの付いた衣類が乾燥するまで(しみ除去の)失敗が検出されない場合、洗浄後にしみ処理が成功する可能性はわずかである。
少量の洗剤を衣類のしみが付いた部分に局所的に塗布することによって、しみの前処理に使用される場合、ある液体洗剤が効果的な場合がある。多くの消費者はしみに前処理を施すために液体洗剤を使用しない。なぜなら、彼らが、かかる実施が、しみを処理するために上手く使用され得るということを知らず、かつこの実施がやっかいであり、面倒であるからである。したがって、多くの消費者は専門のしみ処理助剤を使用する。
しみ処理助剤は、しみ処理助剤をしみに直接噴霧、又は噴きかけることによって、又はしみを擦り洗いするためにしみ処理助剤で浸漬したワイプを使用することによって、液状でしみに塗布されてもよい。一部のしみ処理助剤は、布地におけるしみの処理を支援するための電動式ブラシ又は擦り洗い器具を含む。
一般的な消費者は、家庭におけるしみ処理のための現在利用可能な手法において、煩雑さを感じている。消費者はまず、洗剤、しみ処理助剤、及び任意の付随のデバイス、又は交換デバイスを忘れずに購入しなければならない。消費者は、次いで、洗濯機の近くにこれらの品目全てを保管する。次いで、消費者はしみの付いた衣類が洗濯機内に置かれる前に忘れずにしみを識別し、これらを処理しなければならない。消費者は、次いで、しみ処理助剤を置き、しみ処理助剤をしみに塗布するためのパッケージ又はデバイスを操作しなければならない。その後、消費者は、頻繁に、洗濯機の付近に見苦しく集めた洗濯製品と一緒にしみ処理助剤を保管する。
消費者は、この工程の後、一般的なしみ処理助剤の滑りやすい感触を避け、しみ処理助剤が他の表面、洗濯機制御部、及び洗剤パッケージに移るのを避けるために手を頻繁にすすぐ。次いで、消費者は、洗濯用洗剤を開封し、適切な投与量を量り、洗剤の投与量を洗濯機に投入する。最後に、消費者は、洗濯用洗剤を保管する。特に消費者の時間及び精神集中における他のあらゆる要求を考えると、この複数のプロセスは決して望ましい消費者経験ではない。
これらの制限を念頭に置いた上で、しみを適切に処理するように直感的、又は直接的に消費者に提案し、消費者が直感的に確実に使用し、使用が容易であり、かつ良好に機能する、しみを処理するためのデバイス及び手法に対する、依然として満たされていない必要性が存在する。
第1の側面及び反対側の第2の側面を有する本体であって、前記第1の側面は、凹部を囲むランド領域を含み、前記凹部は、液体を保持することができる、本体と、前記本体から突出する複数の表面凹凸部と、を含む、ドリップトレイ。
ドリップトレイは、布地のしみに前処理を施す方法に使用でき、その方法は衣類品のしみに液体洗濯用洗剤を塗布する工程と、ドリップトレイの一部を使ってしみを擦る工程と、を含み、ドリップトレイは、第1の側面及び反対側の第2の側面を有する本体と、本体から突出する複数の表面凹凸部と、を有する。
洗濯処理システムである。 ドリップトレイの斜視図である。 ドリップトレイの斜視図である。 毛の図である。 実質的に円形状を有する本体を有するドリップトレイである。 第2の側面に表面凹凸部を有するドリップトレイである。 図2に示したドリップトレイの反対側の斜視図である。
液体洗濯用洗剤用プレス式タップ投与システムは、一部の消費者に評判が良い。例えば、The Procter & Gamble Co.(Cincinnati,OH)によって発売された液体洗剤TIDEは、プレス式タップを有する容器に入れて発売されている。プレス式タップ投与システムは、容器から液体を投与するために、消費者が容器を持ち上げる必要がないため評判が良い。確かに、消費者は、容器の閉鎖部にある弁を開けるために、例えば、弾性ボタンの押下、又はレバーを動かすことによってタップを開けるだけでよい。
ドリップトレイ200は、図1に示される。洗濯処理システム1は、図1に示した投与カップ10と、ドリップトレイ200と、を含んでもよい。
洗濯処理システム1は、洗剤の容器30が、中、又は上に据えられる台座20を含んでもよい。洗濯処理システム1は、プレス式タップ・ディスペンサー40を含んでもよい。洗濯処理システムのすべての部品は、耐久性のあるプラスチック材料で形成されてもよい。耐久性のあるプラスチック材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリスチレン、アクリル、及びそれらの組み合わせ、又は他のかかる耐久性のあるプラスチック材料からなる群から選択されてもよい。投与カップ10は、基部50、及び基部50から周辺リップ60まで延在する側壁60を有する簡易なカップであってもよい。
ドリップトレイ200は、布地のしみに前処理を施すために使用されてもよい。そうするために、消費者は、衣類品のしみに液体洗濯用洗剤を塗布し、ドリップトレイ200の一部でしみを擦る。ドリップトレイは、第1の側面及び反対側の第2の側面、及び複数の表面凹凸部250を有する本体を有してもよく、本体には、本体から突出する複数の表面凹凸部250があってもよい。任意で、消費者は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下にあるドリップトレイ200の上に投与カップが据えられている状態で液体洗濯用洗剤を投与カップに投与し、投与カップ10を使用して、液体洗濯用洗剤をしみに塗布することができる。
使用の際、消費者は、プレス式タップ・ディスペンサー40から投与カップ10の中に液体洗濯用洗剤を投与することができる。消費者は、その後、しみの前処理を施すため、衣類品にあるしみの上に投与カップ10内の液体洗濯用洗剤の一部をそそぐことができる。その後、消費者は、洗濯機の中に衣類品を堆積する前にしみを擦り洗いするため、台座20からドリップトレイ200を取り外し、複数の表面凹凸部250が備えられてもよいドリップトレイ200を使用することができる。
投与カップ10内に液体洗濯用洗剤が残っている場合、消費者は、洗濯機の中に同液体を簡単にそそぐことができる。一部の消費者は、投与カップ10を洗浄の中に入れ、ドリップトレイ200の上に戻すことができる清潔な投与カップ10が洗浄サイクルの終了時に残されることが実用的だと見出す。ドリップトレイ200の表面に残りの液体洗濯用洗剤がいくらか付着している可能性があるため、消費者はまた、洗浄の中にドリップトレイ200を入れてもよく、又はドリップトレイ200を手ですすいで、台座20にドリップトレイを再装着してもよい。
図2は、ドリップトレイ200の図である。ドリップトレイ200は、本体210を有してもよい。本体210は、本体から突出する複数の表面凹凸部250を有してもよい。
第1の側面は、実質的に凹部240を囲むランド領域215を任意で有してもよい。実質的に囲むとは、ランド領域215が、凹部の周囲の約60%超を囲むことを意味する。ランド領域215は、凹部の周囲の約75%超を囲んでもよい。ランド領域215は、凹部の周囲の約85%超を囲んでもよい。ランド領域215は、凹部の周囲の約90%超を囲んでもよい。
本体210は、第1の側面220及び反対側の第2の側面230を有してもよい。すなわち、第1の側面220は、第2の側面230として本体210の反対側にある。第1の側面は、凹部240を囲むランド領域215を有してもよい。第1の側面220を上向きに配向させ、平らな表面上にドリップトレイ200を据える場合、凹部240は、ランド領域215よりも低い高さにあり得る。凹部240がランド領域よりも低いことで、投与カップ10を配置するための便利な場所を提供することができる。凹部240は、液体を保持することができる。凹部240は、流体がしみ込まない、又は通過しない固形材料であってもよい。例えば、凹部は、非多孔質な、連続したプラスチックで構築されてもよい。使用の際、投与カップ10がない場合、タップから出る場合があるしずくを捕獲するために、ドリップトレイ200が、タップ・ディスペンサーの下に配置されてもよい。凹部240は、本体210に中心的に位置してもよい。中心的に位置するとは、少なくとも凹部240の一部が本体210の重心と重なることを意味する。
投与カップ10の基部50は、凹部240内に適合するような大きさ及び寸法を有することができる。凹部240に相補的である、又は凹部240に適合する形状を有する投与カップ10の基部50を有することは、消費者がドリップトレイ200の上に投与カップ10を確実に置きやすくする点において有利になり得る。投与カップ10が円形の基部50を有する場合、凹部240はまた、円形の基部50が内側に適合する円形状を有してもよい。プレス式タップ・ディスペンサーの台座20に一致して適合するドリップトレイ200を有することは、実用的であり得る。例えば、ドリップトレイ200は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下の適所にドリップトレイ200を固定するため、台座20の突出部で一致して適合する第2の側面230に窪みを有してもよい。あるいは、ドリップトレイ200は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下の適所にドリップトレイ200を固定するため、台座20の窪みに一致して適合する突出部を有してもよい。
ドリップトレイ200は、本体210から突出する複数の表面凹凸部250を有してもよい。表面凹凸部250は、1つ以上の分離領域に配置され得る。第1の側面220の表面凹凸部250は、ランド領域215の上に突出してもよい。かかる構成により、消費者は、表面凹凸部250をしみに接触しやすくすることができる。
図2に示すように、複数の表面凹凸部250を含有する1つ以上の領域があってもよい。使用の際、消費者は、投与カップ10を使用して、しみの上に少量の液体洗濯用洗剤を投与することで、布地についたしみに前処理を施すための器具としてドリップトレイ200を使用することができる。消費者は、その後、台座20からドリップトレイ200を取り外し、表面凹凸部250でしみを擦り洗いできるようにドリップトレイ200を手で保持することができる。理論に束縛されるものではないが、表面凹凸部250によって、しみの周囲に液体洗濯用洗剤を円滑に散布させ、しみのある布地に液体洗濯用洗剤を浸透しやすくさせ、しみの凝集を除去しやすくすると考えられる。
汚れ前処理プロセスの一部として、布地の汚れに液体洗剤組成物が塗布される前又は後に、表面凹凸部250は、汚れた布地を擦ることができる地形的に多用な表面を提供することができる。地形的に多用な表面は、平滑でない表面である。布地上のしみに対して擦られると、表面凹凸部250は、しみの凝集を除去し、布地の繊維構造を変形させ、液体洗剤組成物が繊維構造により完全に浸透するのを可能にし、布地の繊維を操作することによって、繊維のより大きな表面積が液体洗剤組成物で湿潤されやすくなると考えられる。理論に束縛されるものではないが、しみの凝集を除去すること、液体洗剤組成物がより完全にしみのついた布地に浸透すること、及び繊維のより大きな表面積に液体洗剤組成物を塗布することにより、液体洗濯用洗剤によって、繊維のしみの前処理の有効性を改善することができると考えられる。
表面凹凸部250は、複数の表面凹凸部250に隣接するドリップトレイ200の部分の表面トポグラフィとは異なる表面トポグラフィを有してもよい。表面凹凸部250は、隣接するピーク部と低部との間に約0.1mm超の振幅を有する複数のピーク部及び複数の低部を有する表面を提供することができる。表面凹凸部250は、隣接するピーク部と低部との間に約0.2mm超の振幅を有する複数のピーク部及び複数の低部を有する表面を提供することができる。表面凹凸部250は、隣接するピーク部と低部との間に約0.5mm超の振幅を有する複数のピーク部及び複数の低部を有する表面を提供することができる。表面凹凸部250は、隣接するピーク部と低部との間に約1mm超の振幅を有する複数のピーク部及び複数の低部を有する表面を提供することができる。低部は、谷部であってもよい。複数の表面凹凸部250は、領域に隣接するドリップトレイ200の部分の表面トポグラフィとは異なる表面トポグラフィを有する領域を画定することができる。表面凹凸部250は、断続的に配置された凹部を有する、一連の盛り上がり部であってもよい。凹部は、連続的であってもよい。盛り上がり部は、連続的であってもよい。
図2に示すように、複数の表面凹凸部250は、本体210の第1の側面220から突出してもよい。そのように配置されることで、ドリップトレイ200が台座20と動作可能に係合されたとき、複数の表面凹凸部250は、ユーザの目につく。これにより、忘れずにしみの前処理をすること、及びしみの前処理をするためにドリップトレイ200を擦り洗い器具として使用することをユーザに視覚的に促すことができる。
本体210は、第1の端部260と、第1の端部260の反対側の第2の端部270との間に延在してもよい。本体210は、第1の側縁280と、第1の側縁280の反対側の第2の側縁290との間に延在してもよい。複数の表面凹凸部250は、第1の端部260の近位、第2の端部270の近位、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される場所で本体210から突出することができる。複数の表面凹凸部250が本体の端部の近くに位置することによって、表面凹凸部250は、消費者によって便宜的かつ人間工学的に利用され、しみに対して表面凹凸部250を擦ってしみに前処理を施すと考えられる。
図2に示すように、本体210は、表面凹凸部250を含む第1の領域285と、表面凹凸部250を含む第2の領域290と、を含んでもよい。凹部240は、第1の領域285と第2の領域290との間にあってもよい。しみに対して本体210の中央部分を摩擦することは、ドリップトレイ200の構造上、及びドリップトレイ200の剛性上難しい場合があるため、本体210の中央部分に凹部240を置くことは実用的であり得る。
第1の側縁280及び第2の側縁290に沿って、複数の指用の窪み300があってもよい。指用の窪み300は、成人の指に適合するような大きさ及び寸法を有してもよい。消費者がしみの前処理を施すためにドリップトレイ200を手で保持するとき、第1の側縁280上でドリップトレイ200を保持することができる親指と、第2の側縁290上でドリップトレイ200を保持する親指以外の1本以上の指との間でドリップトレイを把持することができる。より人間工学的には、消費者は、ドリップトレイ200を把持するために使うそれぞれの指及び親指を指用の窪み300に位置付けることができる。
第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方が、成人の手の親指の基部の近位にある手のひらの一部に一致するような大きさ及び寸法を有する全体的な凹面で凹状に形成されてもよい。使用の際、消費者は、手のひらで第1の側縁280及び第2の側縁290の一方を把持し、ドリップトレイを把持するために第2の側縁290沿って1本以上の指を置き、表面凹凸部250でしみを擦ることができる。第2の側縁290は、凹状の第2の側縁290の人間工学を更に改善するために、個々の指用の窪み300を任意に備えてもよい。第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の凹形状は、約40mm〜約80mm、又は約50mm〜約70mm、又は約55mm、又は65mm、又は約60mm、又はその他の範囲、又はこれらのいずれかの範囲以内の全ての数字である特定の値の長さを有してもよい。長さは、周辺側縁に沿った凹形状の始まりと終わりとの間の直線寸法としてとられる。凹形状は、約0.5〜6mm、又は約1mm〜約3mm、又は約1mm〜約2mm、又は約1.5mm、又はその他の範囲、又はこれらのいずれかの範囲以内の特定の値の最大深さを有してもよい。最大深さは、かかる凹形状を有する特定の側縁に沿った凹形状の始まりと終わりを結ぶ線に直交して測定される。凹形状は、概ね円形で、鋭い縁がないものであってもよい。凹形状に沿って、1つ以上の指用の窪み300があってもよい。
凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約60%〜約100%を含んでもよい。凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約70%〜約90%を含んでもよい。凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約80%及び約100%、又はその他の範囲、又はこれらのいずれかの範囲内の全ての数字である特定の値を含んでもよい。凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約50%超を含んでもよい。凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約65%超を含んでもよい。凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約80%超を含んでもよい。凹形状は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方の約90%超を含んでもよい。
図2に示す実施形態において、ドリップトレイ200は、表面凹凸部250を前処理を施すべきしみに方向付けるためにひっくり返されてもよい。指用の窪み300の横方向のサイズは、約5mm〜約30mmであってもよく、横方向のサイズは、指用の窪み300が備わる側縁と概ね整列する方向の、特定の指用の窪み300の最大寸法としてとられる。指用の窪み300の横方向のサイズは、約15mm〜約25mmであってもよい。指用の窪み300の横方向のサイズは、約20mm〜約25mmであってもよい。指用の窪み300の横方向のサイズは、約21mmであってもよい。指用の窪み300の深さは、約1mm〜約10mm、又は約1mm〜約5mm、又は約1mm〜2mm、又はその他のいずれかの範囲、又はこれらのいずれかの範囲以内の全ての数字である特定の値であってもよく、その深さは、指用の窪み300が備わる側縁と概ね直交する方向の、特定の指用の窪み300の最大寸法としてとられる。指用の窪み300の深さは、約2.5mmであってもよい。
表面凹凸部250の第1の領域285又は第2の領域290のいずれかの使いやすさを提供するために、互いに類似する反対側の側縁に指用の窪み300を有することは実用的であり得る。
製造を簡易にするために、本体210及び表面凹凸部250は、互いに一体的に成形されてもよい。つまり、ドリップトレイ200のこれら二つの部分は、同時に成形されてもよい。図2に示すドリップトレイ200は、本体210、及び表面凹凸部250が互いに一体的に成形されるよう本体210、及び表面凹凸部250を成形する1回の射出成型工程において製造されてもよい。
図2に示すように、ドリップトレイ200に、第2の領域290における表面凹凸部250とは異なる構造の第1の領域285における表面凹凸部250を設けることは、実用的であり得る。構造が異なるとは、表面凹凸部250の三次元形状の外形及び又は規模が異なることを意味する。例えば、第2の領域290の表面凹凸部は、第1の領域285の表面凹凸部よりも大きくてもよい。様々なサイズの表面凹凸部250は、様々な種類及び大きさのしみに前処理を施すために実用的であり得る。顕著な凝集を有する大きなしみには、大きな表面凹凸部250が実用的であり得る。液体汚れには、小さな表面凹凸部250が実用的であり得る。
第1の領域285にある表面凹凸部250は、円形の頂点を有してもよく、第2の領域290にある表面凹凸部は、鋭い頂点を有してもよい点において、第1の領域285にある表面凹凸部250は、第2の領域290にある表面凹凸部250と異なってもよい。下着等の繊細な布地のしみの前処理には、円形の頂点を有する表面凹凸部250が実用的であるだろう。スポーツ用ユニフォーム及び狩猟用の迷彩服等の耐久性のある布地の前処理には、鋭い頂点を有する表面凹凸部250が実用的であり得る。図2に示すように、表面凹凸部250は、円形頂点252を有する突出部251であってもよい。
本体210は、第1の材料310を含んでもよく、表面凹凸部250は、第2の材料320を含んでもよく、第1の材料310及び第2の材料320は互いに異なってもよい(図3)。例えば、第1の材料310はポリプロピレンであってもよく、第2の材料320は熱可塑性エラストマー等のエラストマー材であってもよい。かかる実施形態では、第2の材料320の弾性率よりも約1桁大きい弾性率を有する第1の材料310によって形成された本体を有することは、実用的であり得る。第2の材料320は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ゴム、ネオプレン、及びKRATONからなる群から選択される材料であってもよい。第1の材料310は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、及びスチロールアクリロニトリル(styro lacrylintrol)からなる群から選択される材料であり得る。
第1の材料310及び第2の材料320は、弾性率、化学成分、ショアA硬度、色、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される特性によって互いに異なってもよい。ショアA硬度は、材料が評価されるとき、同じ組成物の材料でASTM D2240に従って測定される。第2の材料320から構成される表面凹凸部250を含むドリップトレイ200、及び第1の材料310から構成される本体210は、第2の材料320及び第1の材料310が別個のショットで成形型に送達される二段階射出成形プロセスによって形成されてもよい。一実施形態では、第2の材料320は、ポリプロピレン、ゴム、ネオプレン、及び/又はKRATONを含んでもよい。一実施形態では、第1の材料310は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、又はスチロールアクリロニトリルを含んでもよい。
一実施形態では、より低いショアA硬度、又はより低い弾性係数によって示され得るように、第2の材料320はユーザにとって、第1の材料310よりも、より柔軟な感触を有してもよい。第1の材料310は、ドリップトレイ200のパッケージ、保管、出荷、及び陳列中、並びにしみに前処理を施すための消費者によるドリップトレイ200の使用中に、ドリップトレイ200の許容可能な全体の構造的安定性を提供するように選択されてもよい。より容易に変形可能な第2の材料320は、第1の材料310から形成された擦り洗い表面よりも、処理される布地に穏やかであり、かつ処理される布地を損傷させることがない擦り洗い表面を提供するであろう。第2の材料320は、約20〜約80のショアA硬度を有してもよい。第2の材料320は、約40〜約60のショアA硬度を有してもよい。第2の材料320は、ドリップトレイ200の本体210を形成する第1の材料310のショアA硬度の約80%よりも小さいショアA硬度を有してもよい。
第1の材料310及び第2の材料320を二つの異なる色で提供することによって、ドリップトレイ200のどの部位がしみを擦り洗いするために使用されるべく工作されているのかを消費者が迅速に見分けることができる。第1の材料310及び第2の材料320が異なる化学成分を有することによって、しみを擦り洗いするのに実用的かつ耐久性のあるドリップトレイ200のある部分や、投与カップ10を置くための構造的安定性、及び便利な場所を提供するドリップトレイ200の他の部分等、ドリップトレイ200の異なる部位が異なる機能を提供するよう設計される、ドリップトレイ200をもたらすことができる。
第1の材料310及び第2の材料320の色は、色L、a、及びb値に従って、反射分光光度計により測定される。
色差はL、a、及びb*値を用いて、式ΔE=[(L .−L +(a .−a +(b −b 1/2によって算出される。ここで、方程式における「X」は第1の材料を表し、「Y」は第2の材料を表し、X及びYは、同時に測定される同じ2つの点ではない。いずれの特定の色差の比較についても、Xの位置≠Yの位置である。
Hunter Associates Laboratory(Reston,Va)より入手したHunter Lab LabScan XE反射分光光度計を使用して、反射色を測定する。ドリップトレイ200を、周囲温度18℃〜24℃、相対湿度50%〜80%で試験する。
分光光度計をCIELab色スケールに設定し、D65照明を用いる。観察者(Observer)を10°に設定し、モード(Mode)を45/0°に設定する。エリアビュー(Area View)は0.318cm(0.125”)に設定し、ポートサイズ(Port Size)は0.51cm(0.20”)に設定する。分光光度計を較正してから、供給業者から機器とともに供給される黒色ガラス及び白色の参照用タイルを用いてサンプルを分析する。較正をLabScan XEユーザズマニュアル、マニュアルバージョン(User's Manual, Manual Version)1.1(2001年8月、A60−1010−862)に記載されているように製造業者の取扱説明書に従って実施する。参照用タイル又はサンプルの洗浄が必要な場合、エンボス加工、ローション、又は増白剤を含有しないティッシュ(例えば、PUFFSティッシュ)のみを使用する。分析対象となる色を含有するドリップトレイ200上の任意の試料点を選択してもよい。
ドリップトレイ200は、そのドリップトレイ200の背後に白いクランプディスクを配置した状態で、分光光度計のサンプルポートの上に配置される。
ドリップトレイ200を取り外し、再配置して、少なくとも6回、ドリップトレイ200の色を測定する。可能な場合(例えば、対象となる要素上の付与された色のサイズが、6個の別個の異なる互いに重なり合わない試料点を有することを制限しない場合)、どの2個の試料点も重なり合うことがないように、各測定を外側から見える表面上の実質的に異なる領域で実施する。第1の材料310又は第2の材料320を含むドリップトレイ200の部分のサイズが、試料点の重なり合いを必要とする場合、どの2つの試料点間の重なり合いも最小限に抑えるように選択された試料点を有する、6つのサンプルだけを取得すべきである。測定値を平均して、要素の外側から見える表面上の指定された色について記録されたL、a、及びb値を得る。
第1の材料310及び第2の材料320は、ΔEが約1より大きい場合、異なる色を有すると考えられる。
ドリップトレイ200の全体、又はドリップトレイ200の任意の部分が、アクリロニトリルブタジエンスチレンで成形されてもよい。ドリップトレイ200の全体、又はその任意の部分は、Flint Hills Resources,LP(Wichita,Kansas,U.S.A)から入手可能なFLINTHILLS AP5520HAで成形されてもよい。表面凹凸部250は、GLS Thermoplastic Elastomers(McHenry,Illinois,U.S.A.)から入手可能なVERSAFLEX 9500を含んでもよい。第1の材料210は、Flint Hills Resources,LP(Wichita,Kansas,U.S.A)から入手可能なFLINTHILLS AP5520HAを含んでもよい。第2の材料320は、GLS Thermoplastic Elastomers(McHenry,Illinois,U.S.A.)から入手可能なVERSAFLEX 9500を含んでもよい。
表面凹凸部250は、リブ、小隆起、毛、繊維、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される構造体であってもよい。リブ352は、盛り上がり部に対して窪んでいる、断続的に配設された細長い凹んだ部分を有する複数の細長い盛り上がり部である。リブ352は、例えば、基材にエッチングされた、又は成形された複数の隣接した溝部であってもよく、複数の隣接した隆起部であってもよい。リブ352は、例えば、基材に複数の隣接した溝部をエッチングすることによって、複数の隣接した溝部を背後に残すように基材を成形することによって、かつ複数の隣接した隆起部を背後に残すように基材を成形することによって、基材に形成されてもよい。リブ352は、直線的な辺及び円形を含め、任意の所望の断面を有してもよい。リブ352は、それらの長さに沿って湾曲してもよい。リブ352は、前処理が施される布地を効果的に擦り洗いし、揉み洗いすることができる、凹凸のあるトポグラフィを提供すると考えられる。
小隆起354は、隣接した部分に対して盛り上がった概ね2次元の対称的な形状である。小隆起354は、非限定的な例として、半球の一部の形状を有する盛り上がり部であってもよく、直径Dの半分未満である高さHを有する円筒の形状を有する盛り上がり部であってもよい。小隆起354は、布地を効果的に擦り洗いし、揉み洗いすることができる、凹凸のあるトポグラフィを提供すると考えられる。
毛356は、図3及び4に示すように、高さHと直径Dのアスペクト比が約0.5よりも大きいフィラメントである。直径Dは、毛356が本体210から延在する位置である毛の基部において測定される。毛356の高さHは、そこから毛356の基部が、毛356と共に延在する表面に直交して測定され、毛356は、毛356の基部がそこから延在する表面から直交して延在する。毛356は、毛356の基部が延在する表面から延在するとき、自立する形状を有することができる。非円筒形の切断面を有する毛356に関して、直径Dは、毛356が本体210から延在する位置に、毛356の断面積と同じ断面積を有する円筒形の直径であるようにとられる。フィラメントは、別個のフィラメントであってもよい。毛356は、高さHと直径Dのアスペクト比が約1より大きいフィラメントであってもよい。毛356は、高さHと直径Dのアスペクト比が約0.5より大きいフィラメントであってもよい。毛356は、概ね柱状の毛356であってもよい。毛356は、布地を効果的に擦り洗いし、揉み洗いすることができる、粗い質感/トポグラフィを提供すると考えられる。毛356は中空であってもよい。毛356は、固定された端部256及び自由端257を有してもよい。毛356は、約1mm〜約10mmの高さを有してもよい。毛356は、約3mm〜約7mmの高さを有してもよい。毛356は、約7mm未満の高さを有してもよい。
繊維は、織繊維、不織繊維、フック繊維又はループ繊維であってもよく、例えば、所望の位置に、本体210に取り付けられる織布又は不織繊維ウェブによって提供されてもよい。ドリップトレイ200の安価で、かつ容易に製造される実施形態は、表面凹凸部150として繊維を使用することによって製造されてもよい。繊維は、ポリプロピレン不織繊維であってもよい。
ドリップトレイ200の本体210は、様々な概ね平らな形状の1つを有してもよい。例えば、ドリップトレイ200の本体210は、図2及び3に示すように、概ね矩形の形状を有してもよい。ドリップトレイ200の本体210は、実質的に円形、実質的に矩形、実質的に楕円形、及び実質的に四角形からなる群より選択される概ね平坦な形状を有してもよい。ドリップトレイ200の本体210が実質的に円形状を有する実施形態は、図5に示される。
図6に示すように、複数の表面凹凸部250は、第2の側面230から突出してもよい。そのように構成されることで、表面凹凸部250は、凹部240としてドリップトレイ200の反対側にあってもよい。かかる構成は、投与カップ10が据えられるドリップトレイ200の清潔な側を提供するために、かつ消費者が表面凹凸部を使用していない時に消費者の視界から表面凹凸部を覆い隠すために、表面凹凸部250の表面を覆うのに実用的であり得る。更に、消費者がドリップトレイ200をはじき落とすことなく台座20からドリップトレイ200を持ち上げた場合、表面凹凸部250は、消費者が前処理を施すためにドリップトレイを使用し得る布地に向かって自然に配設される。表面凹凸部250を第2の側面230上に収容するために、台座20は、ドリップトレイ200の凹部240が台座20に方向付けられる際、表面凹凸部250が存在することができる切り欠き、ポケット、又は陥凹部を含んでもよい。
図6に示すように、ドリップトレイ200は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下の適所にドリップトレイ200を固定するため、台座20の突出部に一致して適合する第2の側面230内の窪み202を有してもよい。図1〜5に示されたドリップトレイ200は、かかる目的のためにかかる窪み202を含んでもよい。台座20に一致して適合するドリップトレイ200を提供するためのその他の方法は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下の適所にドリップトレイ200を固定するため、台座20の窪みに一致して適合する第2の側面230上の突出部を提供することである。
図7に示すドリップトレイ200の第2の側面230は、図2に示すドリップトレイ230の側の反対側である。図7に示すように、ドリップトレイ200は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下の適所にドリップトレイ200を固定するため、台座20の突出部に一致して適合する第2の側面230内の窪み202を有してもよい。図1〜6で示すドリップトレイ200は、かかる目的のためにかかる窪み202を含んでもよい。台座20に一致して適合するドリップトレイ200を提供するためのその他の方法は、プレス式タップ・ディスペンサー40の下の適所にドリップトレイ200を固定するため、台座20の窪みに一致して適合する第2の側面230上の突出部を提供することである。
ドリップトレイ200の第2の側面230はまた、前記第1の側面220に向けて配向される複数の指用の窪み300を有してもよい。ドリップトレイ200の第2の側面230に位置する指用の窪み300は、第1の側面220上の表面凹凸部250と概ね整列されてもよい。指用の窪み300は、第1の端部260、第2の端部270、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される場所の近位であってもよい。存在する場合、第1の端部260の近位の第2の側面230の指用の窪み300は、第1の端部260と概ね整列されてもよい。存在する場合、第2の端部270の近位の第2の側面230の指用の窪み300は、第2の端部270と概ね整列されてもよい。
かかる指用の窪み300は、大人の指に一致するような大きさ及び寸法を有してもよい。ドリップトレイ200の第2の側面230に設けられた指用の窪みによって、第1の側面220に位置する表面凹凸部250を、前処理をされている最中のしみに対して消費者が快適に擦リ易くなる。例えば、図7に示す実施形態では、消費者は、第2の端部270の近位に設けられた指用の窪み300に、人差し指、中指、及び薬指をセットし、第1の側縁280及び第2の側縁290をそれぞれ把持するために、親指と小指を使用することができる。消費者は、第2の端部270の近位にある表面凹凸部250で、処理されるべきしみを擦ることができる。
使用の際、第1の端部260及び第2の端部270の1つ以上に位置する指用の窪み300は、消費者の親指で第1の側縁280又は第2の側縁290の一方を把持することにより、消費者によって使用されてもよい。その後、消費者は、第1の端部260及び第2の端部270の1つ以上に位置する指用の窪み300に、人差し指、中指、及び薬指の1つ以上を置くことができる。第1の端部260及び第2の端部270の1つ以上に位置する指用の窪み300に置いているいずれの指よりも親指から遠い少なくとも1本の消費者の残りの指は、その後、第2の側縁280に置かれる。一実施形態では、表面凹凸部250でしみを擦るために消費者によって利用される把持部の人間工学を改善するために、指用の窪み300は、第1の側縁280及び第2の側縁290の一方又は両方に沿って提供されてもよい。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、かかる寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
任意の相互参照又は関連特許若しくは関連出願を包含する本明細書に引用される全ての文献は、明確に除外ないしは別の方法で限定されない限り、その全てが本明細書中に参照により組み込まれる。いずれの文献の引用も、こうした文献が本願で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、また、こうした文献が、単独で、あるいは他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲に含まれるかかるすべての変更、及び修正は、添付の特許請求の範囲で網羅することとする。

Claims (10)

  1. 第1の側面(220)及び反対側の第2の側面(230)を有する本体(210)であって、前記第1の側面が、前記本体に中心的に位置するとともに円形状を有する凹部(240)を実質的に囲むランド領域(215)を含み、前記凹部が、液体を保持することが可能である、本体(210)と、
    前記本体の前記第1の側面から突出する複数の表面凹凸部(250)と、を含み、
    前記本体が、第1の端部(260)と前記第1の端部の反対側の第2の端部(270)との間に延在し、かつ第1の側縁(280)と前記第1の側縁の反対側の第2の側縁(290)との間に延在し、前記複数の表面凹凸部が、前記第1の端部の近位及び前記第2の端部の近位の場所で前記本体から突出し、
    前記第1の側縁及び前記第2の側縁が、複数の指用の窪み(300)を有し、前記指用の窪みが、大人の指に一致するような大きさ及び寸法を有する、ドリップトレイ(200)。
  2. 前記本体が、前記表面凹凸部を含む第1の領域(285)と、前記表面凹凸部を含む第2の領域(290)と、を含み、前記凹部が、前記第1の領域と前記第2の領域との間にある、請求項1に記載のドリップトレイ。
  3. 前記第1の領域にある前記表面凹凸部が、前記第2の領域にある前記表面凹凸部と構造が異なる、請求項に記載のドリップトレイ。
  4. 前記表面凹凸部が、リブ(352)、小隆起(354)、毛(356)、繊維、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される構造体である、請求項1〜のいずれか一項に記載のドリップトレイ。
  5. 前記ドリップトレイが、プレス式タップ・ディスペンサーの台座(20)に一致して適合する、請求項1〜のいずれか一項に記載のドリップトレイ。
  6. 前記本体及び前記表面凹凸部が、互いに一体的に成形される、請求項1〜のいずれか一項に記載のドリップトレイ。
  7. 前記本体が、第1の材料(310)を含み、前記表面凹凸部が、第2の材料(320)を含み、前記第1の材料及び前記第2の材料が、互いに異なる、請求項1〜のいずれか一項に記載のドリップトレイ。
  8. 基部(50)を有する投与カップ(10)を更に含み、前記基部が、前記凹部内に適合するような大きさ及び寸法を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載のドリップトレイ。
  9. 記第1の側縁及び前記第2の側縁の一方又は両方が、成人した人間の手のひらの一部に一致するような大きさ及び寸法を有する全体的な凹面で凹状に形成される、請求項1〜のいずれか一項に記載のドリップトレイ。
  10. 請求項1に記載のドリップトレイを用いて布地のしみに前処理を施すための方法であって、
    衣類品のしみに液体洗濯用洗剤を塗布する工程と、
    前記ドリップトレイの一部で前記しみを擦る工程と、を含、方法。
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