JP3188868B2 - 金属線たわし - Google Patents

金属線たわし

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体、特に鍋釜、
食器、台所用品のような家庭用品を洗浄する際に使用さ
れる金属線たわしに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に家庭の台所では鍋釜や食器、台所
用品の汚れを落とすのにスポンジ、繊維製汚れ落としや
所謂たわし、カールされた金属線を偏平玉状に巻回して
構成した偏平玉状金属線巻体から成る金属線たわしなど
がその目的に応じて広く使用されている。スポンジ、繊
維製汚れ落としや所謂たわしは、食器の通常の汚れや油
汚れなどに使用され、洗剤を併用することにより容易に
洗浄することができるが、鍋や釜に付いた頑固な汚れや
焦げ付きなどを落とすにはスポンジ、繊維製汚れ落とし
や所謂たわしよりも金属線たわしを使用するのが有利で
ある。従来提案されている金属線たわしは、一般に圧延
カールした金属線をボビンに一定量巻回した後、ボビン
から取り外して切断して製造されており(特公昭54−42
872号公報参照)、従って、出来上った金属線たわしは
互いに巻回された金属線が絡み合って形状を維持してい
る。そしてこのような金属線たわしの材料としては強度
や錆難さなどの観点からステンレス鋼や銅、亜鉛、スズ
などが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属線たわしは頑固な
汚れや焦げ付きなどを容易に落とすことができしかも水
切れがよいため雑菌の繁殖などを抑えることができるな
どの利点があるが、その反面、圧延、カールした金属線
を単に巻回して構成しただけであるため、使用している
間に徐々にほぐれてばらけてしまい、使用時に使い難く
なるだけでなく汚れも落とし難くなり、素材自体の丈夫
さに反して比較的短い期間で所期の特性が実質的に失わ
れ、また流しの周りに保管するのにも見苦しくなるなど
の問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点を解
決して長く使用してもその形態を維持できしかも使用勝
手も変わらない金属線たわしを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、カールされた金属線を偏平玉状
に巻回して構成した偏平玉状金属線巻体から成る金属線
たわしにおいて、偏平玉状金属線巻体のほぼ中心部に、
偏平玉状金属線巻体の形態保持用の金属線または被覆金
属線から成る線状部材を通す貫通孔を備えた円筒状支持
部材を嵌入し、形態保持用の線状部材が、偏平玉状金属
線巻体のほぼ中心部に嵌入した円筒状支持部材の貫通孔
から偏平玉状金属線巻体の円周上ほぼ等間隔に放射状に
偏平玉状金属線巻体の外面に沿って延ばされて偏平玉状
金属線巻体を束ね、円筒状支持部材と円筒状支持部材の
貫通孔に嵌合した装飾部材とで固定支持されていること
を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面に示す実施例に基づ
き本発明の実施の形態について説明する。図1〜図3に
は本発明の一実施例による金属線たわしを示し、1は偏
平玉状金属線巻体で、この巻体1は圧延、カールされた
ステンレス鋼からなる金属線2を偏平玉状に巻回して構
成されている。偏平玉状金属線巻体1の中心部には硬質
ゴムから成る中空円筒状支持部材3が嵌入されている。
中空円筒状支持部材3の貫通孔3aには偏平玉状金属線
巻体1の形態を保持するため5本の金属線4が通され、
それぞれの金属線4は偏平玉状金属線巻体1の円周上ほ
ぼ等間隔に放射状に配置され、図2及び図3に示すよう
に偏平玉状金属線巻体1を束ねて偏平玉状金属線巻体1
が型崩れしないようにしている。すなわち、各金属線4
は偏平玉状金属線巻体1の外周面上に沿って放射状すな
わち半径方向に延び中心の中空円筒状支持部材3の貫通
孔3a内で両端を互いに結合するかあるいは中空円筒状
支持部材3の貫通孔3a内に固定され、それにより偏平
玉状金属線巻体1がばらけるのを防止している。各金属
線4は好ましくは偏平玉状金属線巻体1を構成している
金属線と同じ材質すなわち図示実施例の場合にはステン
レス鋼線から成っている。また図示実施例においては、
偏平玉状金属線巻体1の一側において中空円筒状支持部
材3の貫通孔3aには金属製または合成樹脂製の装飾部
材5が嵌合され、この装飾部材5には装飾機能をもたせ
るだけでなく、各金属線4を中空状円筒部材3の孔内に
固定する働きをもたせることもできる。
【0007】このように構成した図示金属線たわしにお
いては、偏平玉状金属線巻体1を金属線4で束ねている
ので、長期間にわたって使用してもばらけることがな
く、また、中央に嵌入した中空円筒状支持部材3が弾性
であるので各金属線4に常に一定の張力を作用させて、
各各金属線4が緩んだりずれたりするのを防止すること
ができる。
【0008】図示実施例では、偏平玉状金属線巻体1は
圧延、カールされたステンレス鋼線で構成されている
が、代わりに線材として銅や亜鉛、スズなど他の適当な
金属材料を使用することもできる。また、中空円筒状支
持部材は硬質ゴムから成っているが、代わりに合成樹脂
や金属材料で構成することもできる。
【0009】さらに、偏平玉状金属線巻体を束ねている
金属線に関しても、図示実施例では金属裸線を使用して
いるが、代わりに合成樹脂などの適当な材料で被覆した
金属線を使用することができる。また各金属線としては
螺旋状に巻いた線またはピアノ線のような構造のものを
使用することもでき、その場合にはそれ自体弾性をもっ
ているので、各金属線自体で偏平玉状金属線巻体1に対
して一定の拘束力を作用させることができるようにな
る。
【0010】偏平玉状金属線巻体を束ねている金属線の
数は5本に限定するものではなく、それ以下またはそれ
以上にしてもよく、代わりに網状に構成してよい。
【0011】さらに、雑菌や悪臭の発生を抑えるために
抗菌処理を施すこともできる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の金属
線たわしにおいては、偏平玉状金属線巻体のほぼ中心部
に、偏平玉状金属線巻体の形態保持用の金属線または被
覆金属線から成る線状部材を通す貫通孔を備えた円筒状
支持部材を嵌入し、形態保持用の線状部材が、偏平玉状
金属線巻体のほぼ中心部に嵌入した円筒状支持部材の貫
通孔から偏平玉状金属線巻体の円周上ほぼ等間隔に放射
状に偏平玉状金属線巻体の外面に沿って延ばされて偏平
玉状金属線巻体を束ね、円筒状支持部材と円筒状支持部
材の貫通孔に嵌合した装飾部材とで固定支持するように
構成しているので、支持部材が各形態保持用の線状部材
に対して張力を与えて、形態保持用の線状部材の緩みや
ずれを確実に防止することができる。また金属線または
被覆金属線から成る形態保持用の線状部材を採用したこ
とにより、使用中の摩擦に対して十分な強度をもち、形
態保持用の線状部材としての機能を長く維持することが
できるようになる。その結果、長い期間使用しても偏平
玉状金属線巻体がばらけてしまうことがなく、常に初期
の形態を実質的に維持することができ、使い勝手を損な
わずに長期間安定して使用できるようになる。また、支
持部材の中央の貫通孔に嵌合した装飾部材は、無機質的
な印象の強いたわしに、装飾を施し、使用する際や流し
の周囲に保管しておく際に楽しく使用できたり、見た目
に綺麗であり、汚いものであるという心理的印象を軽減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による金属線たわしの一実施の形態を
示す中央縦断面図。
【図2】 図1に示す金属線たわしの平面図。
【図3】 図1に示す金属線たわしの要部の構造を示す
概略斜視図。
【符号の説明】
1:偏平玉状金属線巻体 2:金属線 3:中空円筒状支持部材 3a:貫通孔 4:偏平玉状金属線巻体の形態を保持する金属線(形態
保持部材) 5:装飾部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カールされた金属線を偏平玉状に巻回して
    構成した偏平玉状金属線巻体から成る金属線たわしにお
    いて、偏平玉状金属線巻体のほぼ中心部に、偏平玉状金
    属線巻体の形態保持用の金属線または被覆金属線から成
    る線状部材を通す貫通孔を備えた円筒状支持部材を嵌入
    し、形態保持用の線状部材が、偏平玉状金属線巻体のほ
    ぼ中心部に嵌入した円筒状支持部材の貫通孔から偏平玉
    状金属線巻体の円周上ほぼ等間隔に放射状に偏平玉状金
    属線巻体の外面に沿って延ばされて偏平玉状金属線巻体
    を束ね、円筒状支持部材と円筒状支持部材の貫通孔に嵌
    合した装飾部材とで固定支持されていることを特徴とす
    る金属線たわし。
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