JP2018019639A - combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインに関し、フィードチェーンへ穀稈を案内する穀稈ガイドを備えるコンバインに関する。 The present invention relates to a combine, and relates to a combine provided with a culm guide for guiding the culm to a feed chain.
特許文献1には、作業者が手作業で刈り取った穀稈を脱穀することが可能なコンバインが記載されている。かかる作業を「手扱作業」という。手扱作業では、コンバインを停車させた状態でフィードチェーン等を駆動させ、フィードチェーンへ手作業で穀稈を供給する。特許文献1に記載のコンバインは、手扱作業時に、フィードチェーンへ穀稈を案内する穀稈ガイドを備える。
また、特許文献2には、フィードチェーンと、コンバインの走行停止中に手扱作業を行う際に、フィードチェーンへ穀稈を案内する穀稈ガイドを備え、手扱作業時にエンジンの回転を自動的に低下させるコンバインが公知となっている。
Patent Document 1 describes a combine that can thresh a cereal that has been manually harvested by an operator. Such work is referred to as “handling work”. In the handling operation, the feed chain or the like is driven with the combine stopped, and the cereals are supplied to the feed chain manually. The combine described in Patent Literature 1 includes a culm guide that guides the culm to the feed chain during a handling operation.
Further,
しかし、従来の手扱作業においては、フィードチェーンの回転速度と穀稈の量とが対応し難く、穀稈の量が多い際に、穀稈の詰まりの原因となっていた。また、意図しない速度でフィードチェーンが回転すると、穀稈の姿勢がコントロールできず、オペレータにとって操作性及び作業性が低下していた。 However, in the conventional handling operation, the rotation speed of the feed chain and the amount of cereals are difficult to cope with, and when the amount of cereals is large, cereals are clogged. Further, when the feed chain rotates at an unintended speed, the posture of the cereal can not be controlled, and the operability and workability for the operator are reduced.
そこで、本発明はかかる課題に鑑み、手扱作業時の穀稈の量に応じてフィードチェーンの回転速度を制御することができるコンバインを提供する。 Then, this invention provides the combine which can control the rotational speed of a feed chain according to the quantity of the grain straw at the time of a handling operation in view of this subject.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
すなわち、本発明に係るコンバインは、穀稈を刈り取る刈取部と、穀稈の脱穀を行う脱穀部と、穀稈を刈取部から脱穀部へ搬送するフィードチェーンと、前記フィードチェーンへ穀稈を案内する穀稈ガイドと、を備え、前記フィードチェーンを操作する操作スイッチと、前記穀稈ガイドの回動角を検出する検出手段を設け、前記操作スイッチを操作した場合、前記穀稈ガイドの回動角によって前記フィードチェーンの回転速度を決定するものである。 That is, the combine according to the present invention includes a harvesting unit that harvests cereals, a threshing unit that threshs cereals, a feed chain that conveys cereals from the harvesting unit to the threshing unit, and guides the culm to the feed chain An operation switch for operating the feed chain, and a detecting means for detecting a rotation angle of the cereal guide, and when the operation switch is operated, the rotation of the cereal guide The rotation speed of the feed chain is determined by the angle.
また、本発明に係るコンバインは、前記穀稈ガイドには第一のスイッチを設け、前記第一のスイッチを入状態とした場合のみ、前記フィードチェーンを駆動するものであってもよい。 Moreover, the combine which concerns on this invention may provide the 1st switch in the said grain guide, and may drive the said feed chain only when the said 1st switch is made into an ON state.
また、本発明に係るコンバインは、前記穀稈ガイドと異なる位置に第二のスイッチを設け、前記第一のスイッチ及び第二のスイッチを入状態とした場合のみ、前記フィードチェーンを駆動するものであってもよい。 Further, the combine according to the present invention is configured to drive the feed chain only when the second switch is provided at a position different from the grain straw guide and the first switch and the second switch are turned on. There may be.
また、本発明に係るコンバインは、フィードチェーンの駆動または停止を切り換える手扱用操作手段を操縦部に設け、前記手扱用操作手段が前記フィードチェーンを停止させる状態に切り替えられた場合、前記穀稈ガイドを開放する状態に移動させるものであってもよい。 Further, the combine according to the present invention is provided with a handling operation means for switching the driving or stopping of the feed chain in the steering section, and when the handling operation means is switched to a state for stopping the feed chain, It may be moved to a state where the heel guide is opened.
本発明によれば、穀稈ガイドの回動角によってフィードチェーンの回転速度を決定することにより、手扱作業時において穀稈ガイドによって保持される穀稈の量に合わせてフィードチェーンの回転速度を決定することができるので、作業性の向上を図ることができる。 According to the present invention, the rotational speed of the feed chain is determined according to the amount of the culm held by the culm guide during the handling operation by determining the rotational speed of the feed chain according to the rotation angle of the culm guide. Since it can be determined, workability can be improved.
また、本発明によれば、第一のスイッチを入状態とした場合のみ、前記フィードチェーンを駆動することにより、フィードチェーンの誤作動を防止し、作業性を向上させることができる。 Further, according to the present invention, it is possible to prevent malfunction of the feed chain and improve workability by driving the feed chain only when the first switch is turned on.
また、本発明によれば、第一のスイッチ及び第二のスイッチを入状態とした場合のみ、フィードチェーンを駆動することにより、フィードチェーンの誤作動を防止し、更に作業性を向上させることができる。 Further, according to the present invention, the feed chain is driven only when the first switch and the second switch are turned on, so that the malfunction of the feed chain can be prevented and the workability can be further improved. it can.
また、本発明によれば、手扱用操作手段が前記フィードチェーンを停止させる状態に切り替えられた場合、前記穀稈ガイドを開放する状態に移動させることにより、作業者が操縦部で手扱用操作手段を操作した際に、穀稈ガイドの開放状態への移動忘れを防止することができる。 Further, according to the present invention, when the operation means for handling is switched to a state in which the feed chain is stopped, the operator can use the handling section by operating the control unit by moving the cereal guide to the opened state. When operating the operating means, it is possible to prevent forgetting to move the cereal guide to the open state.
図1から図8を参照して、コンバイン1の全体構成について説明する。図1はコンバインの側面図を示している。 The overall configuration of the combine 1 will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a side view of the combine.
コンバイン1は、走行部2、刈取部3、脱穀部4、選別部5、貯留部6、排藁処理部7、動力部8、及び、操縦部9を備える。コンバイン1は、走行部2によって走行しつつ、刈取部3によって刈り取った穀稈を脱穀部4で脱穀し、選別部5で穀粒を選別して貯留部6に貯える。また、脱穀後の排藁は排藁処理部7によって処理される。動力部8は、これらの走行部2、刈取部3、脱穀部4、選別部5、貯留部6、排藁処理部7に動力を供給する。そして、操縦部9によってコンバイン1が稼働される。
The combine 1 includes a
走行部2は、機体フレーム20の下方に設けられている。走行部2は、トランスミッション21と、左右一対の走行装置(以降「クローラ式走行装置」とする)22・22と、を備える。トランスミッション21は、動力部8のエンジン81の動力(以降「回転動力」とする)をクローラ式走行装置22・22へ伝達する。クローラ式走行装置22・22は、コンバイン1を前後方向に走行させる。また、クローラ式走行装置22・22は、コンバイン1を左右方向に旋回させる。
The
刈取部3は、走行部2の前方に設けられている。刈取部3は、デバイダ31と、引起装置32と、切断装置33と、搬送装置34と、を備える。デバイダ31は、圃場の穀稈を引起装置32へ案内する。引起装置32は、デバイダ31によって案内された穀稈を引き起こす。切断装置33は、引起装置32によって引き起こされた穀稈を切断する。搬送装置34は、切断装置33によって切断された穀稈を脱穀部4へ搬送する。
The
脱穀部4は、刈取部3の後方に設けられている。脱穀部4は、扱胴42を備える。また、刈取部の後方であって、脱穀部4の前方には、穀稈を刈取部3から脱穀部4へ搬送するフィードチェーン41が設けられている。フィードチェーン41は、搬送装置34から穀稈を受け継いで排藁処理部7へ搬送する。扱胴42は、フィードチェーン41によって搬送されている穀稈を脱穀する。
The threshing unit 4 is provided behind the
選別部5は、脱穀部4の下方に設けられている。選別部5は、揺動選別装置51と、風選別装置52と、を備える。揺動選別装置51は、脱穀部4から落下した脱穀物を穀粒と藁屑などに選別する。風選別装置52は、揺動選別装置51によって選別された脱穀物を更に穀粒と藁屑などに選別する。揺動選別装置51及び風選別装置52によって選別された穀粒は貯留部6へと搬送される。揺動選別装置51及び風選別装置52によって選別された藁屑などは排出される。
The
貯留部6は、脱穀部4の右側方に設けられている。貯留部6は、グレンタンク61と、排出装置62と、を備える。グレンタンク61は、選別部5から搬送されてきた穀粒を貯留する。排出装置62は、グレンタンク61に貯留されている穀粒を任意の場所に排出できる。
The storage unit 6 is provided on the right side of the threshing unit 4. The storage unit 6 includes a
排藁処理部7は、脱穀部4の後方に設けられている。排藁処理部7は、フィードチェーン41から搬送された穀稈を切断して排出する部分である。
The waste disposal unit 7 is provided behind the threshing unit 4. The waste processing unit 7 is a part that cuts and discharges the cereals conveyed from the
動力部8は、選別部5の右側方に設けられている。動力部8は、エンジン81を備える。エンジン81は、回転動力を発生させる。
The
操縦部9は、動力部8の上方に設けられている。操縦部9は、運転席91と、ハンドル92や主変速レバー93、作業クラッチレバー94、刈取クイックペダル95、注油スイッチ96、穀稈ガイド操作レバー97等の複数の操作具と、を備える。
The control unit 9 is provided above the
運転席91は、オペレータが座る座席である。ハンドル92は、コンバイン1の進行方向を変更する操向ハンドルである。主変速レバー93は、「前進」、「ニュートラル」、「後進」の三つのポジションを切り換えることでコンバイン1の進行方向を切り換えるとともに、前進方向、後進方向への倒し量でコンバイン1の走行速度を変更する。作業クラッチレバー94は、刈取部3及び脱穀部4の駆動/停止を切り換える操作手段であり、「刈取入り・脱穀入り」、「刈取切り・脱穀入り」、「刈取切り・脱穀切り」の三つのポジションを有する。
The driver's
刈取クイックペダル95は、作業クラッチレバー94が「刈取入り・脱穀入り」に操作されている場合に、操作することで刈取部3と脱穀部4を駆動する操作具である。刈取クイックペダル95による駆動時間には制限時間(刈り取りから脱穀までの一連の作業に要する時間であり、例えば5秒)が設けられている。注油スイッチ96は、刈取部3及び脱穀部4に注油する際に操作するスイッチであり、エンジン81の回転数を低速(ローアイドル回転)とした状態で刈取部3及び脱穀部4を駆動する操作具である。
The reaping
図12に示すように、穀稈ガイド操作レバー97は、穀稈ガイド400の回動軸404を中心としてフィードチェーン41と近接した状態と、フィードチェーン41から離間した状態との間で切り換える操作具である。穀稈ガイド操作レバー97は、運転席91の近傍に設けられている。これにより、作業者は、運転席91に座りながら、穀稈ガイド操作レバー97を操作することができる。穀稈ガイド操作レバー97は、操作レバーガイド溝97a内を移動可能に配置されている。操作レバーガイド溝97aは、穀稈ガイド400をフィードチェーン41と近接した状態で保持する第一の位置と穀稈ガイド400をフィードチェーン41と離間した状態で保持する第二の位置とを有している。
As shown in FIG. 12, the culm
オペレータは、各操作具を適宜操作することによってコンバイン1を稼動させる。このような構成により、オペレータは、運転席91に着座した状態でコンバイン1を操縦できる。
The operator operates the combine 1 by appropriately operating each operation tool. With such a configuration, the operator can steer the combine 1 while sitting on the driver's
図2はコンバイン1の動力伝達機構の構成を示している。
エンジン81からの動力が走行部2のトランスミッション21へと伝達され、トランスミッション21から走行部出力プーリ141へと動力が伝達される。走行部出力プーリ141から刈取部第一入力プーリ142へと動力が伝達される。走行部出力プーリ141と刈取部第一入力プーリ142との間にはベルトが巻回されている。
また、脱穀部出力プーリ143から刈取部第二入力プーリ144へと動力が伝達される。脱穀部出力プーリ143と刈取部第二入力プーリ144との間にはベルトが巻回されており、ベルトの中途部にはテンションクラッチ145が設けられている。
FIG. 2 shows the configuration of the power transmission mechanism of the combine 1.
Power from the
Further, power is transmitted from the threshing
通常作業時には、テンションクラッチ145は切状態になっており、走行部出力プーリ141から刈取部第一入力プーリ142へと動力が伝達される。また、走行部2が停止状態にあるときに、穀稈の流し込み作業のみを行う場合には、脱穀部4が駆動しているので、テンションクラッチ145を入状態にすることによって、脱穀部出力プーリ143から刈取部第二入力プーリ144へと伝達される。
During normal operation, the
刈取部第一入力プーリ142及び刈取部第二入力プーリ144は、刈取入力軸を構成する刈取第一軸147の一端に固設されている。
The reaping portion first input
また、刈取第一軸147は、軸心方向が進行方向に対して左右方向になるように配置されている。
刈取第一軸147の中途部には二つのベベルギヤが固設されており、一方のベベルギヤを介して上部搬送軸148に動力を伝達している。上部搬送軸148は、上部搬送装置132へと動力を伝達するための軸である。また、他方のべベルギヤを介して、刈取第二軸151へと動力が伝達される。
また、刈取第一軸147の他端には補助搬送装置113の補助搬送駆動ケース210が固設されている。
The
Two bevel gears are fixed in the middle of the cutting
Further, an auxiliary
刈取第二軸151の中途部にはベベルギヤが固設されており、ベベルギヤを介して下部搬送軸153及び縦搬送軸155へと動力が伝達される。下部搬送軸153及び縦搬送軸155は、それぞれ下部搬送装置130及び縦搬送装置134へと動力を伝達するための軸である。
また、刈取第二軸151の他端にはベベルギヤが固設されており、ベベルギヤを介して刈取第三軸158へと動力が伝達される。
A bevel gear is fixed in the middle of the cutting
Also, a bevel gear is fixed to the other end of the
刈取第三軸158の他端にはベベルギヤが固設されており、ベベルギヤを介して刈刃駆動軸159へと動力が伝達される。刈刃駆動軸159は、切断装置33を構成する刈刃127へと動力を伝達するための軸である。
また、刈取第三軸158の中途部にはベベルギヤが固設されており、ベベルギヤを介して刈取第四軸162へと動力が伝達される。
A bevel gear is fixed to the other end of the third cutting shaft 158, and power is transmitted to the cutting
Further, a bevel gear is fixed in the middle of the third cutting shaft 158, and power is transmitted to the
刈取第四軸162の中途部にはベベルギヤが固設されており、ベベルギヤ及び動力伝達軸163を介してさらに搬送軸164へと動力を伝達する。搬送軸164はスターホイル125、突起付ベルト126、下部搬送装置130、及び上部搬送装置132へと動力を伝達するための軸である。
刈取第四軸162の他端には、二枚のギヤが固設されており、ギヤを介して刈取第五軸171へと動力が伝達される。
A bevel gear is fixed in the middle of the
Two gears are fixed to the other end of the
刈取第五軸171の他端にはベベルギヤが固設されており、ベベルギヤを介して刈取第六軸172へと動力が伝達される。
そして、刈取第六軸172から引起軸173を介して、図2に示す複数の引起装置32のチェーンを駆動し、引起タイン124を駆動する。
A bevel gear is fixed to the other end of the
Then, the chains of the plurality of pulling
次に、脱穀部4及び搬送装置34の動力伝達機構について図3を用いて説明する。
エンジン81に設けられた出力プーリ181から動力伝達ケース185の入力プーリ182へと動力が伝達される。出力プーリ181と入力プーリ182との間にはベルトが巻回されている。
入力プーリ182は動力伝達第一軸183の一端に固設されている。動力伝達第一軸183の他端側は動力伝達ケース185に収納されている。
Next, the power transmission mechanism of the threshing part 4 and the conveying
Power is transmitted from an
The
動力伝達ケース185内には、脱穀部用伝動装置186が収納される。動力伝達ケース185は、脱穀部4の前方に配置されている。また、動力伝達ケース185の側方端部はフィードチェーン41よりも機体内側になるように配置されている。このように構成することにより、機体幅内に収めることができる。
脱穀部用伝動装置186は、脱穀部4へ動力を伝達するものであり、動力伝達第二軸195及び脱穀部出力軸191を有する。つまり、左右幅を増加させることなくフィードチェーン41に動力を伝達できるようにしている。
In the
The threshing
また、フィードチェーン用伝動装置187は、フィードチェーン用伝動ケース201と、フィードチェーン用伝動ケース201を貫通する変速入力軸196と、フィードチェーン用伝動ケース201よりも機体外側に設けられたフィードチェーン変速機構であるベルト式無段変速機208と、ベルト式無段変速機208から出力された動力を出力する変速出力軸260と、を備える。
The feed
動力伝達第一軸183の他端にはギヤが設けられており、ギヤを介して一端にギヤを設けた動力伝達第二軸195へ動力が伝達される。
動力伝達第二軸195の中途部にはべベルギヤが固設されており、べベルギヤを介し脱穀部出力軸191へと動力が伝達される。脱穀部出力軸191は、図示せぬ扱胴や排藁処理装置へ動力を伝達するための軸である。
動力伝達第二軸195の他端にはギヤが設けられており、ギヤを介して変速入力軸196へと動力が伝達される。変速入力軸196の他端には、フィードチェーン変速機構としてのベルト式無段変速機208の入力プーリ220が設けられている。
A gear is provided at the other end of the power transmission
A bevel gear is fixed in the middle of the power transmission
A gear is provided at the other end of the power transmission
また、入力プーリ220は、ベルト290を介して出力プーリ250へ動力を伝達する。出力プーリ250は、変速出力軸260へ動力を出力する。
The
変速出力軸260の端部には、動力伝達スプロケット197Aが設けられており、動力伝達スプロケット197Aを介して、変速入力軸196に相対回動可能に嵌設されている動力伝達スプロケット197Bへと動力が伝達される。動力伝達スプロケット197Bの他端にはギヤが設けられており、当該ギヤは複数のギヤからなる動力伝達機構198を介して、フィードチェーン出力軸199に動力を伝達する。動力伝達スプロケット197A・197B、及び動力伝達機構198は、フィードチェーン用伝動ケース201に収納されている。
A
また、動力伝達機構198には、フィードチェーン停止機構193が設けられている。フィードチェーン停止機構193は、フィードチェーン41への動力伝達の入切を切り替えるための機構である。フィードチェーン停止機構193は、クラッチ機構によって構成されている。詳細には、図3に示すように、動力伝達機構198は、切替軸202を有し、切替軸202にはクラッチが軸方向摺動可能に固設されている。切替軸202にはリンク機構203を介して駆動機構である油圧アクチュエータ204が連結されている。油圧アクチュエータ204は伸縮することによりリンク機構203を移動させる。油圧アクチュエータ204の油路には、切換弁206が設けられている。切換弁206は、2位置4ポート式の電磁弁にて構成され、ソレノイドが励磁されると油圧アクチュエータ204は伸長し、ソレノイドを無励磁にすると短縮する。このように油圧アクチュエータ204を伸長させることにより、クラッチをギヤと離間させることで切状態にする。また、油圧アクチュエータ204を短縮させることにより、リンク機構203を移動させてクラッチをギヤと相対回転不能に連結することで入状態にする。
Further, the
前記リンク機構203は、フィードチェーン用伝動ケース201の外側に設けられている。詳細には、フィードチェーン用伝動ケース201の内側(エンジン側)に切替軸202とクラッチ体を収納するためのクラッチケースを設けている。前記リンク機構203はリンクアームを有しており、リンクアームの一端は、クラッチ摺動装置と連結されている。クラッチ摺動装置はピンを有しており、ピンを摺動させることにより、フィードチェーン用伝動ケース201内部のクラッチの入切を行う。
The
切換弁206は、制御装置84に接続されており、制御装置84からパルス信号を受信した場合に、ソレノイドにパルス信号を流すことによって制御される。油圧アクチュエータ204を伸縮する場合には、ソレノイドを励磁することにより切換弁206を切り替える。制御装置84は、エンジン81にも接続されており、例えば、制御装置84の電源が遮断された場合には、エンジン81の駆動も止まる。しかし、脱穀部用伝動装置186の脱穀部出力軸191は、エンジン81の駆動停止後も慣性によりしばらくの間回動し続けるため、変速入力軸196にも脱穀部出力軸191の回動する力が伝わりフィードチェーン41が回り続けることがあった。そこで、制御装置84の電源が遮断された場合(エンジン81が停止した場合)には、油圧アクチュエータ204を短縮させて、フィードチェーン停止機構193を駆動し、フィードチェーン41への動力を遮断することにより、フィードチェーン41を強制的に停止することができる。但し、油圧アクチュエータの代わりに、電動のアクチュエータによりフィードチェーン停止機構193を駆動する構成としてもよく、限定するものではない。
The switching
次に、フィードチェーン変速機構としてのベルト式無段変速機208について図4を用いて説明する。
Next, a belt type continuously
ベルト式無段変速機208は、伝達される動力を無段階に変速した後に出力するものである。
以下では、図4を用いて、ベルト式無段変速機208について詳細に説明する。ベルト式無段変速機208は、変速入力軸196と、変速入力軸196の端部に連結された第一プーリとしての入力プーリ220と、カム機構231と、伝達軸240と、第二プーリとしての出力プーリ250と、出力プーリ250に連結された変速出力軸260と、スプリング270と、カム機構280と、ベルト290と、を具備する。
The belt-type continuously
Hereinafter, the belt type continuously
図4から図6に示すように、入力プーリ220は、動力伝達ケース185から機体外側に突出した変速入力軸196の一端に連結される。変速入力軸196は、軸線方向を機体左右方向として配置される。
As shown in FIGS. 4 to 6, the
入力プーリ220は、変速入力軸196上に配置され、一対のプーリ部材としてのシーブを具備する滑車である。入力プーリ220は、機体内側に設けられたプーリ部材としての可動シーブ221、機体外側に設けられたプーリ部材としての固定シーブ222等を具備する。
The
可動シーブ221は、略円筒形状の軸筒部、及び当該軸筒部の一端に一体的に形成される環状かつ側面断面視で略円錐台形状のシーブ部を有する部材である。可動シーブ221は、シーブ部を軸筒部よりも機体外側に配置して、変速入力軸196に対して軸線方向に摺動可能かつ相対回転不能に外嵌される。可動シーブ221のシーブ部の機体外側面221aは傾斜面として形成される。
The
固定シーブ222は、略円筒形状の軸筒部、及び当該軸筒部の一端に一体的に形成される環状かつ側面断面視で略円錐台形状のシーブ部を有する部材である。固定シーブ222は、変速入力軸196に相対回転不能に支持される。固定シーブ222のシーブ部の機体内側面222aは傾斜面として形成される。可動シーブ221の機体外側面221aと固定シーブ222の機体内側面222aとが変速入力軸196上で対向するように配置されることで、入力プーリ220の溝が形成される。
The fixed
可動シーブ221の背面側にはカム機構231が設けられる。シーブ側カム232、軸側カム233等を具備する。
A
シーブ側カム232は、略円筒形状の部材である。シーブ側カム232は、軸線方向を左右方向に向けて、かつ軸線が変速入力軸196の軸線と一致するように配置される。シーブ側カム232の機体外側面には、軸線方向と直交する平面が形成され、シーブ側カム232の機体内側面には、カム面が形成される。
The
シーブ側カム232は、変速入力軸に対して軸線方向に摺動可能かつ相対回転不能に外嵌されており、シーブ側カム232の機体外側面は、回動アーム301に固定されている。また、シーブ側カム232が機体外側へ摺動すると可動シーブ221もそれに伴い機体外側へ摺動するように形成されている。
The
軸側カム233は、軸線方向を左右方向に向けて、かつ軸線が変速入力軸196の軸線と一致するように配置される。軸側カム233の機体内側面には、軸線方向と直交する平面が形成され、軸側カム233の機体外側面にはカム面が形成される。
The shaft-
また、図4及び図5に示すように、カム機構231は、シーブ側カム232を移動させて入力プーリ220の溝幅を変更するためのカム駆動機構300を備える。
カム駆動機構300は、回動アーム301と、リンクアーム302と、回転部材303と、取付部材306と、駆動装置であるモータ310と、を有する。
シーブ側カム232の機体外側面には、図5に示す回動アーム301が固設されている。回動アーム301とシーブ側カム232とは相対回転不能に固設されており、回動アーム301の回動に合わせてシーブ側カム232が回動する。回動アーム301の端部にはリンクアーム302が固設されている。リンクアーム302は棒状の部材であり、本実施形態においては一本で構成されている。
リンクアーム302は、一端が回動アーム301の端部に固設されており、他端が回転部材303の前面に固設されている。また、リンクアーム302の中途部には回動支軸304が設けられており、リンクアーム302は回動支軸304回りに屈曲することが可能となっている。
回転部材303は、正面視において円形から扇形を切り欠いた形状で構成されている。回転部材303の中心部には、図示せぬ回転軸が設けられており、前記回転軸は駆動装置であるモータ310に接続されている。また、前記回転軸は取付部材306に回動可能に軸支されている。また、回転部材303には、回転部材303の回転を制限するための係合部305が設けられている。係合部は後方へ突設している。
取付部材306に設けられたガイド孔306aは、回転軸を中心とした円弧に沿って形成されている。ガイド孔306aには係合部305が貫入されており、係合部305はガイド孔306aの設けられた範囲内で移動可能に構成されている。このように構成することにより、回転部材303の回転が制限される。
モータ310は、フィードチェーン用伝動ケース201の後方であって脱穀部4の前方に配置される。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
The
A
One end of the
The rotating
The
The
図4に示すように、伝達軸340は、軸線方向を前後方向に向けて変速入力軸196と平行に配置される。
As shown in FIG. 4, the transmission shaft 340 is arranged in parallel with the speed
第二プーリとしての出力プーリ250は、伝達軸240上に配置され、一対のプーリ部材としてのシーブを具備する滑車である。出力プーリ250は、機体外側に設けられたプーリ部材としての固定シーブ251、機体内側に設けられたプーリ部材としての可動シーブ252等を具備する。
The
固定シーブ251は、固定シーブ222と同一の材質で、同一の形状に形成される部材である。固定シーブ251のシーブ部の機体内側面251aは、傾斜面として形成される。固定シーブ251は、伝達軸240に固定されている。
固定シーブ251の軸部は軸受251eに挿通され、当該軸受251eに対して回動可能に支持される。
The fixed
The shaft portion of the fixed
可動シーブ252は、可動シーブ221と同一の材質で、同一の形状に形成される部材である。可動シーブ252のシーブ部の機体外側面252aは傾斜面として形成される。可動シーブ252は、伝達軸240に対して軸線方向に摺動可能かつ相対回転不能に支持される。固定シーブ251の機体内側面251aと可動シーブ252の機体外側面252aとが対向するように配置されることで、出力プーリ250の溝が形成される。
The
変速出力軸260は、伝達軸240と同一軸線上に配置されるものである。変速出力軸260の機体外側には、外筒部261及び内筒部262が形成される。外筒部261は、軸線方向を左右方向に向けて配置され、機体外側が開放された有底筒状に形成される。内筒部262は、外筒部261内において、軸線方向を左右方向に向けて配置され、機体外側が開放された有底筒上に形成される。外筒部261及び内筒部262は、その軸線が一致して、左右方向に所定の長さを有するように形成される。外筒部261の内周面と内筒部262の外周面との間には、一定の隙間が形成される。
変速出力軸260の左右中途部は軸受264に挿通され、当該軸受264に対して回動可能に支持される。
変速出力軸260の内筒部262には、伝達軸240の内側端部が相対回転可能かつ軸方向摺動可能に支持される。
The
The middle part of the left and right of the speed
The inner end portion of the
スプリング270は、可動シーブ252を機体外側へと付勢するものである。スプリング270は、変速出力軸260の外筒部261と内筒部262との隙間に配置される。スプリング270の機体内側端は変速出力軸260と当接され、スプリング270の機体外側端は可動シーブ252の機体外側端と当接される。スプリング270の付勢力によって、可動シーブ252は機体外側、すなわち固定シーブ251と近接する方向へと付勢される。
The
また、カム機構280は、出力プーリ250及び変速出力軸260間のトルクの伝達を可能とするものである。カム機構280は、シーブ側カム281、軸側カム282等を具備する。
Further, the
シーブ側カム281は、略円筒形状の部材である。シーブ側カム281は、軸線方向を左右方向に向けて、かつ軸線が伝達軸240の軸線と一致するように配置される。シーブ側カム281の機体外側面には、軸線方向と直交する平面が形成され、シーブ側カム281の機体内側面には、カム面が形成される。
The
シーブ側カム281には、機体外側から可動シーブ252の軸筒部が挿通される。可動シーブ252のシーブ部の機体内側面とシーブ側カム281の機体外側面とを当接させた状態でシーブ側カム281は可動シーブ252に固設される。
The shaft tube portion of the
軸側カム282は、軸線方向を左右方向に向けて、かつ軸線が伝達軸240の軸線と一致するように配置される。軸側カム282の機体内側面には、軸線方向と直交する平面が形成され、軸側カム282の機体外側面にはカム面が形成される。
The shaft-
軸側カム282には機体外側から伝達軸240が挿通される。変速出力軸260の外筒部261の機体外側面と軸側カム282の機体内側面とを当接させ、軸側カム282は変速出力軸260に固設される。その結果、シーブ側カム281の機体内側面と軸側カム282の機体外側面とが対向するように配置される。
A
ベルト290は、入力プーリ220の溝及び出力プーリ250の溝に巻回され、入力プーリ220の動力を出力プーリ250へと伝達するものである。
The
入力プーリ220の溝に巻回されたベルト290は、カム機構231により所定の力で可動シーブ221が固定シーブ222側へと押されることで、入力プーリ220に挟持される。出力プーリ250の溝に巻回されたベルト290は、スプリング270の付勢力等により所定の力で可動シーブ252が固定シーブ251側へと押されることで、出力プーリ250に挟持される。
The
以下では、上述の如く構成されたベルト式無段変速機208における、動力伝達の態様について説明する。
Below, the mode of power transmission in the belt type continuously
エンジン81からの動力により変速入力軸196が回転されると、変速入力軸196とともに入力プーリ220も回転される。入力プーリ220が回転されると、ベルト290を介して出力プーリ250が回転される。出力プーリ250が回転されると、出力プーリ250に固設されたシーブ側カム281が回転される。シーブ側カム281が回転すると、シーブ側カム281のカム面と軸側カム282のカム面とが当接し、シーブ側カム281の回転に伴って軸側カム282が回転される。軸側カム282が回転されると、変速出力軸260が回転され、当該変速出力軸260から動力が出力される。
When the
変速出力軸260はフィードチェーン用伝動ケース201内の動力伝達スプロケット197A・197B、及び動力伝達機構198と連結され、動力伝達機構198と連結されるフィードチェーン出力軸199にはフィードチェーン回動スプロケット205が設けられている。フィードチェーン回動スプロケット205は、フィードチェーン41の前下部に配置されており、フィードチェーン回動スプロケット205が回動することにより、フィードチェーン41を回動させることができる。
The
モータ310を作動し、回転部材303を回動させた場合、リンクアーム302と回動アーム301との接続部分が変速入力軸196回りに回動する方向へ移動する。これにより、回動アーム301が変速入力軸回りに矢印A方向へ回動し、シーブ側カム232が一体的に回動する。シーブ側カム232が回動することにより、可動シーブ221が変速入力軸196上を機体外側に向かって摺動するため、固定シーブ222の機体内側面222aと可動シーブ221の機体外側面221aとの間隔(入力プーリ220の溝幅)が狭くなる。入力プーリ220の溝幅が狭くなると、入力プーリ220に巻回されるベルト290の径が大きくなる。ベルト290の全長は一定であるため、入力プーリ220に巻回されるベルト290の径が大きくなると、出力プーリ250の可動シーブ252がスプリング270の付勢力に抗して機体内側へと摺動して、出力プーリ250の溝幅が広くなり、出力プーリ250に巻回されるベルト290の径(以下、単に「出力プーリ径」と記す)は小さくなる。このように入力プーリ220に巻回されるベルト290の径を大きくし、出力プーリ径を小さくすることで、ベルト式無段変速機208の変速比が増速側へと変わる。これにより、フィードチェーン回動スプロケット205が増速し、フィードチェーン41の搬送速度を増速側へ変速することができる。例えば、車速が速くなった場合には、フィードチェーン41の搬送速度を増速側へ変更することにより、搬送効率を向上させることができる。
When the
モータ310を作動し、回転部材303を回動させた場合、リンクアーム302と回動アーム301との接続部分が変速入力軸196回りに回動する方向へ移動する。これにより、回動アーム301が変速入力軸回りに矢印B方向へ回動し、シーブ側カム232が一体的に回動する。シーブ側カム232が回動することにより、可動シーブ221が変速入力軸196上を機体内側に向かって摺動するため、可動シーブ221の機体外側面221aと固定シーブ222の機体内側面222aとの間隔(入力プーリ220の溝幅)が広くなる。入力プーリ220の溝幅が広くなると、入力プーリ220に巻回されるベルト290の径が小さくなる。ベルト290の全長は一定であるため、入力プーリ220に巻回されるベルト290の径が小さくなると、出力プーリ250の可動シーブ252がスプリング270の付勢力により機体外側へと摺動して、出力プーリ250の溝幅が狭くなり、出力プーリ径は大きくなる。このように入力プーリ220に巻回されるベルト290の径を小さくし、出力プーリ径を大きくすることで、ベルト式無段変速機208の変速比が減速側へと変わる。これにより、フィードチェーン回動スプロケット205が減速し、フィードチェーン41の搬送速度を減速側へ変速することができる。例えば、車速が遅くなった場合には、フィードチェーン41の搬送速度を減速側へ変更することにより、搬送効率を向上させることができる。
When the
図7に示すように、フィードチェーン停止機構193は、フィードチェーン停止機構193に制御信号を送信できる制御装置84と接続されている。制御装置84は、制御装置84に入力信号を送信できる第一スイッチSw1及び第二スイッチSw2と接続されている。第一スイッチSw1及び第二スイッチSw2は、制御装置84に対してフィードチェーン停止機構193の作動状態を指示できる。そして、制御装置84は、フィードチェーン停止機構193の断接を変更できる。また、制御装置84は、刈取部3への動力の伝達又は遮断を変更するフィードチェーン停止機構193に制御信号を送信可能であり、フィードチェーン停止機構193の断接を制御可能である。
As shown in FIG. 7, the feed
制御装置84は、コンバイン1の走行速度を検出する車速センサ85と接続され、車速センサ85により機体の駆動状態を把握している。また、制御装置84には、主変速レバー93の操作位置を検出する第一センサ86及び作業クラッチレバー94の操作位置を検出する第二センサ87が接続される。さらに、制御装置84には、刈取クイックペダル95の操作を検出する第三センサ88、注油スイッチ96が接続される。また、制御装置84には、穀稈ガイド400の回動角度を検出する角度センサ406が接続される。このように、制御装置84によって、コンバイン1の走行状態、主変速レバー93の操作位置、作業クラッチレバー94の操作位置、刈取クイックペダル95の操作、注油スイッチ96の入切操作、及び、穀稈ガイド400の回動角度が把握されている。
The
本実施形態のコンバイン1における制御装置84は、作業クラッチレバー94が脱穀入りのポジションに操作され、かつ、コンバイン1が走行状態であることを条件に、フィードチェーン停止機構193を入り状態としてフィードチェーン41の駆動を許可し、コンバイン1の停止を検出した場合に、フィードチェーン停止機構193を切り状態としてフィードチェーン41の駆動を停止するものである。また、フィードチェーン停止機構193が切り状態となった後、第一スイッチSw1及び第二スイッチSw2が同時に入り状態に操作されると、フィードチェーン停止機構193が接続状態とされてフィードチェーン41が駆動される。
The
図8に示すように、コンバイン1は、左側部に穀稈ガイド400を備えている。穀稈ガイド400は、穀稈を整列させてフィードチェーン41へ案内するものである。穀稈ガイド400は、本体部401と、案内部402と、操作レバー403と、を備える。
As shown in FIG. 8, the combine 1 includes a
本体部401は、後端が回動軸404を介して機体に取り付けられ、回動軸404を中心としてフィードチェーン41と近接した状態と、フィードチェーン41から離間した状態との間で回動自在に構成される。本体部401の前端には操作レバー403が取り付けられている。作業者は、操作レバー403によって容易に穀稈ガイド400を回動させることができる。また、本体部401の回動軸404よりも後方には回動板405が形成されている。つまり、回動板405は本体部401を回動させることに伴って、本体部401の回動と対称的に回動される。
The
また、回動軸404には穀稈ガイド400の回動角を検知する角度センサ406が設けられている。角度センサ406は、穀稈ガイド400の本体部401の回動量を角度として検知するセンサであり、例えば、ポテンシヨメータによって構成されている。
In addition, the
第一スイッチSw1は、穀稈ガイド400の後方であって、本体部401をフィードチェーン41に近接させた状態で回動板405と当接可能な位置に配置されている。作業者は、穀稈ガイド400を回動させて本体部401をフィードチェーン41に近接させることで第一スイッチSw1を入り状態とし、穀稈ガイド400を回動させて本体部401をフィードチェーン41から離間させることで第一スイッチSw1を切り状態とし、その入り切りを切り換えることが可能である。
The first switch Sw <b> 1 is arranged behind the
他方、第二スイッチSw2は、穀稈ガイド400の前方に配置されている。第二スイッチSw2は、作業者の押圧操作によって入り切りが切り換えられる。なお、第二スイッチSw2は、常時切り状態であり、作業者が押している間のみ入り状態とされる。
On the other hand, the second switch Sw <b> 2 is disposed in front of the
次に、図9を参照して、コンバイン1の手扱作業について説明する。なお、手扱作業は、コンバイン1が停止した状態、つまり、クローラ式走行装置22・22が停止し、フィードチェーン41が停止している状態で行われる。
Next, the handling operation of the combine 1 will be described with reference to FIG. The handling operation is performed in a state where the combine 1 is stopped, that is, in a state where the crawler
作業者は、穀稈ガイド400を上方へ回動させて、本体部401をフィードチェーン41から離間させる。これにより、第一スイッチSw1が切り状態に操作される。なお、この際、当初よりフィードチェーン41は停止しているので、フィードチェーン41は引き続き停止した状態となる。
作業者は、穀稈ガイド400を上方へ回動させる場合において、本体部401を直接操作することで、穀稈ガイド400を上方へ回動させることができる。また、作業者は、穀稈ガイド400を上方へ回動させる場合において、運転席91に座った状態のままで穀稈ガイド操作レバー407を第二の位置に移動させることで、穀稈ガイド400を上方へ回動させることができる。このように構成することにより、手扱作業開始以前に前もって運転席91に座った状態で穀稈ガイド400を上方へ回動させることができるのである。例えば、作業クラッチレバー94が、「刈取切り・脱穀入り」のポジションに移動された場合に、穀稈ガイド操作レバー407を第二の位置に移動させることで、手扱作業時の穀稈ガイド400を上方へ回動させる作業を確実に行うことができる。
The worker rotates the
When the worker rotates the
次に、作業者は、刈り取った穀稈Gを所定の場所に置く。ここで所定の場所とは、穀稈ガイド400を下方へ回動させた際に、案内部402によって穀稈Gをフィードチェーン41に押し付けることができる空間である。
Next, the worker places the harvested cereal basket G in a predetermined place. Here, the predetermined place is a space in which the culm G can be pressed against the
その後、作業者は、穀稈ガイド400を下方へ回動させて、本体部401をフィードチェーン41に近接させる。これにより、第一スイッチSw1が入り状態に切り換わる。ただし、制御装置84は、第二スイッチSw2が切り状態であることから、フィードチェーン停止機構193の切断を維持する。
Thereafter, the operator rotates the
また、穀稈ガイド400を下方へ回動させた状態における回動角度を角度センサ406によって検知する。
Further, the
そして、作業者は、第二スイッチSw2を押して、入り状態に切り換える。このとき、制御装置84は、第一スイッチSw1と第二スイッチSw2が共に入り状態となったことを受けて、フィードチェーン停止機構193を接続に切り換えて、フィードチェーン41にエンジン81の回転動力を伝達する。
Then, the worker presses the second switch Sw2 to switch to the on state. At this time, in response to the first switch Sw1 and the second switch Sw2 entering the state together, the
ここで、フィードチェーン停止機構193を接続に切り換えて、フィードチェーン41にエンジン81の回転動力を伝達する際に、モータ310を駆動することにより、フィードチェーン41の回転速度の増速若しくは減速を行う。
Here, when the feed
このような構成により、作業者は、一方の手で穀稈ガイド400の操作レバー403を握り、他方の手で第二スイッチSw2を操作することとなる。つまり、作業者の両手が塞がれて安全性が確保された状態でなければ手扱作業を行えないようにすることで、コンバイン1の手扱作業の安全性を向上している。
With such a configuration, the operator holds the
また、作業者が穀稈ガイド400を回動させた回動量に応じてモータ310を駆動することができる。詳細には、図10(A)に示すように、角度センサ406によって検知された回動角度に応じてモータ310の回転方向及び回転速度を制御するものである。例えば、穀稈ガイド400の回動量が小さい(回動角度θが小さい)場合には、穀稈の量が多いものと判断して、フィードチェーン41の回動速度を増速させるためにモータ310を正回転方向(図5における矢印A方向)に駆動させる。また、図10(B)に示すように、穀稈ガイド400の回動量が大きい(回動角度θが大きい)場合には、穀稈の量が少ないものと判断して、フィードチェーン41の回動速度を減速させるためにモータ310を逆回転方向(図5における矢印B方向)に駆動させる。
In addition, the
本実施形態のコンバイン1では、制御装置84にフィードチェーン41を強制的に駆動するための補助操作手段としての補助操作スイッチSw3が接続されている。補助操作スイッチSw3を操作することにより、制御装置84は、フィードチェーン停止機構193及び刈取クラッチ機構89に制御信号を送信して、その断接を制御する。
In the combine 1 of this embodiment, an auxiliary operation switch Sw3 as an auxiliary operation means for forcibly driving the
図11に示すように、補助操作スイッチSw3は、主変速レバー93に設けられており、主変速レバー93を操作しつつ、補助操作スイッチSw3を操作可能な位置に配置されている。つまり、補助操作スイッチSw3を操縦部9に設けられた操作具に配置することで、操作具を操作した状態で補助操作スイッチSw3を操作することを可能とし、操作性を向上している。
As shown in FIG. 11, the auxiliary operation switch Sw <b> 3 is provided on the
補助操作スイッチSw3は、例えば、フィードチェーン41が停止している状況で、脱穀部4の扱室入口に穀稈の詰まりが生じていることを確認した時、刈取部3の搬送装置に穀稈の詰まりが生じていることを確認した時等に操作することでフィードチェーン41を強制的に駆動させて一時的な不具合を解消するための手段である。言い換えれば、本実施形態のコンバイン1は、手扱作業の際にフィードチェーン41を駆動させる第一スイッチSw1及び第二スイッチSw2をフィードチェーン41の近傍に配置することに加えて、手扱作業以外でフィードチェーン41の駆動の必要が生じた時にフィードチェーン41を強制的に駆動させる第三の補助操作スイッチSw3を操作具である主変速レバー93に配置している。
For example, when the auxiliary operation switch Sw3 confirms that cereal clogging has occurred at the entrance of the threshing section 4 in a state where the
次に、図13を参照して、補助操作スイッチSw3の作動条件について説明する。 Next, with reference to FIG. 13, the operating conditions of the auxiliary operation switch Sw3 will be described.
主変速レバー93の操作位置によらず(「前進」、「ニュートラル」、「後進」の何れに操作されている状態であっても)、作業クラッチレバー94が「刈取切り・脱穀入り」に操作されている状況で、補助操作スイッチSw3を入り操作した場合、フィードチェーン41が所定の制限時間(刈り取りから脱穀までの一連の作業に要する時間であり、例えば5秒)だけ作動される。なお、刈取部3は作業クラッチレバー94の操作によって動力の伝達が遮断された状態となり、作動されない。このように、フィードチェーン41の駆動時間に制限を設けることで、安全性を向上することができる。なお、この制限時間は連続駆動の最大値を設定するものであり、補助操作スイッチSw3を押している間だけ(ただし、制限時間以内)フィードチェーン41を作動させる構成としても良い。
Regardless of the operation position of the main transmission lever 93 (whether it is “forward”, “neutral”, or “reverse”), the work
主変速レバー93が「前進」に操作され、作業クラッチレバー94が「刈取入り・脱穀入り」に操作されている状況で、補助操作スイッチSw3を入り操作した場合、フィードチェーン41及び刈取部3が所定の制限時間(刈り取りから脱穀までの一連の作業に要する時間であり、例えば5秒)だけ作動される。この時のフィードチェーン41及び刈取部3の駆動速度は、主変速レバー93の倒し量に対応した速度に設定される。つまり、刈取部3は、テンションクラッチ145を切状態にすることによって車速同調させた状態で作動されることとなる。また、フィードチェーン41は、動力伝達機構198及びベルト式無段変速機208によって車速同調させた状態で作動されることとなる。この場合でも、フィードチェーン41及び刈取部3の駆動時間に制限を設けることで、安全性を向上することができる。なお、このとき、操縦部9に設けられている副変速レバーが「ニュートラル」に操作されていることを作動条件とする。さらに、主変速レバー93が「ニュートラル」又は「後進」の場合は作業クラッチレバー94の操作位置が「刈取入り・脱穀入り」の場合でも刈取部3は停止させて、フィードチェーン41のみ所定の制限時間だけ作動される。
When the
また、主変速レバー93が「ニュートラル」に操作され、作業クラッチレバー94が「刈取入り・脱穀入り」に操作されている状況で、補助操作スイッチSw3を入り操作した場合、フィードチェーン41のみが所定の制限時間(刈り取りから脱穀までの一連の作業に要する時間であり、例えば5秒)だけ作動される。このように、刈取作業中に脱穀部4への入口で穀稈が詰まった場合に、補助操作スイッチSw3を入り操作することで、フィードチェーン41が駆動を開始し、穀稈を脱穀部4へ送ることが可能となる。
Further, when the auxiliary operation switch Sw3 is turned on when the
続いて、図14及び図15を参照して、刈取クイックペダル95の作動条件及び注油スイッチ96の作動条件について説明する。
Next, with reference to FIG. 14 and FIG. 15, the operating condition of the cutting
主変速レバー93の操作位置によらず(「前進」、「ニュートラル」、「後進」の何れに操作されている状態であっても)、作業クラッチレバー94が「刈取入り・脱穀入り」に操作されている状況で、刈取クイックペダル95を入り操作した場合、フィードチェーン41及び刈取部3が所定の制限時間(刈り取りから脱穀までの一連の作業に要する時間であり、例えば5秒)だけ作動される。この時のフィードチェーン41及び刈取部3の駆動速度は、主変速レバー93の倒し量に対応した速度に設定される。つまり、刈取部3は、テンションクラッチ145を切状態にすることによって車速同調させた状態で作動されることとなる。また、フィードチェーン41は、動力伝達機構198及びベルト式無段変速機208によって車速同調させた状態で作動されることとなる。この場合でも、フィードチェーン41及び刈取部3の駆動時間に制限を設けることで、安全性を向上することができる。
Regardless of the operation position of the main transmission lever 93 (whether it is “forward”, “neutral”, or “reverse”), the work
主変速レバー93が「前進」に操作され、作業クラッチレバー94が「刈取入り・脱穀入り」に操作され、操縦部9に設けられている副変速レバーが「ニュートラル」に操作され、かつ、同じく操縦部9に設けられているアクセルダイヤル等の操作具によってエンジン81の回転数がローアイドルに設定されている状況で、注油スイッチ96を入り操作した場合、フィードチェーン41及び刈取部3が低速(エンジン81の回転数に応じた速度)で作動される。このように、注油スイッチ96を操作して注油作業を行う場合は、上記の条件が満たされなければ注油モードに移行しないように設定されている。そして、この際の制限時間は、低速での駆動であること、注油作業の特性から設けられていない。このように、脱穀作業を伴わない注油作業を行う際は、エンジン81の回転数がローアイドルであることを注油スイッチ96の作動条件にすることで、安全性及び作業性を向上することができる。言い換えれば、注油作業を行う際のエンジン81の回転数をローアイドルに設定することで、エンジン81の回転数が大きければ注油作業中に油が飛散してしまうという不具合、エンジン81が停止していれば注油作業が無駄になってしまうという不具合を解消している。
The
以上の実施形態では、補助操作スイッチSw3を主変速レバー93に設ける例を示しているが、例えば刈取クイックペダル95にその機能を持たせることも可能である。その場合、刈取クイックペダル95の作動条件において、作業クラッチレバー94の操作位置が「刈取切り・脱穀入り」の条件で、刈取クイックペダル95を入り操作した場合に、フィードチェーン41が所定の制限時間(刈り取りから脱穀までの一連の作業に要する時間であり、例えば5秒)だけ作動される制御構成とすることで適用することが可能である。このように、操縦部9の他の操作具に補助操作スイッチSw3の機能を持たせることも可能である。
In the embodiment described above, an example in which the auxiliary operation switch Sw3 is provided in the
また、第二の実施形態として、穀稈ガイドの回動軸を刈取部に設けた構成であっても良い。なお、第二の実施形態において、第一の実施形態と同一の符号を付した部材については第一の実施形態における部材と同様の構成であるので説明を省略する。
図16及び図17に示すように、コンバイン1は、左側部に穀稈ガイド500を備えている。穀稈ガイド500は、穀稈を整列させてフィードチェーン41へ案内するものである。穀稈ガイド500は、本体部501と、案内部502と、操作レバー503と、を備える。
Moreover, the structure which provided the rotational axis of the culm guide in the cutting part as 2nd embodiment may be sufficient. In addition, in 2nd embodiment, about the member which attached | subjected the code | symbol same as 1st embodiment, since it is the structure similar to the member in 1st embodiment, description is abbreviate | omitted.
As shown in FIG.16 and FIG.17, the combine 1 is equipped with the
本体部501は、前端が回動軸504を介して機体に取り付けられ、回動軸504を中心としてフィードチェーン41と近接した状態と、フィードチェーン41から離間した状態との間で回動自在に構成される。本体部501の後端には操作レバー503が取り付けられている。作業者は、操作レバー503によって容易に穀稈ガイド500を回動させることができる。また、本体部501の回動軸504よりも前方には回動板505が形成されている。つまり、回動板505は本体部501を回動させることに伴って、本体部501の回動と対称的に回動される。
The
また、回動軸504には穀稈ガイド500の回動角を検知する角度センサ406が設けられている。角度センサ406は、穀稈ガイド500の本体部501の回動量を角度として検知するセンサであり、例えば、ポテンシヨメータによって構成されている。
In addition, the
第一スイッチSw1は、穀稈ガイド500の前方であって、本体部501をフィードチェーン41に近接させた状態で回動板505と当接可能な位置に配置されている。作業者は、穀稈ガイド500を回動させて本体部501をフィードチェーン41に近接させることで第一スイッチSw1を入り状態とし、穀稈ガイド500を回動させて本体部501をフィードチェーン41から離間させることで第一スイッチSw1を切り状態とし、その入り切りを切り換えることが可能である。
The first switch Sw <b> 1 is disposed in front of the
他方、第二スイッチSw2は、穀稈ガイド500の後方であって、フィードチェーン41の上方に配置されている。第二スイッチSw2は、作業者の押圧操作によって入り切りが切り換えられる。なお、第二スイッチSw2は、常時切り状態であり、作業者が押している間のみ入り状態とされる。
On the other hand, the second switch Sw <b> 2 is arranged behind the
次に、図17を参照して、コンバイン1の手扱作業について説明する。なお、手扱作業は、コンバイン1が停止した状態、つまり、クローラ式走行装置22・22が停止し、フィードチェーン41が停止している状態で行われる。
Next, the handling operation of the combine 1 will be described with reference to FIG. The handling operation is performed in a state where the combine 1 is stopped, that is, in a state where the crawler
作業者は、穀稈ガイド500を上方へ回動させて、本体部501をフィードチェーン41から離間させる。これにより、第一スイッチSw1が切り状態に操作される。なお、この際、当初よりフィードチェーン41は停止しているので、フィードチェーン41は引き続き停止した状態となる。
作業者は、穀稈ガイド500を上方へ回動させる場合において、本体部501を直接操作することで、穀稈ガイド500を上方へ回動させることができる。また、作業者は、穀稈ガイド500を上方へ回動させる場合において、運転席91に座った状態のままで穀稈ガイド操作レバー97を第二の位置に移動させることで、穀稈ガイド500を上方へ回動させることができる。このように構成することにより、手扱作業開始以前に前もって運転席91に座った状態で穀稈ガイド500を上方へ回動させることができるのである。
The operator rotates the
The operator can rotate the
次に、作業者は、刈り取った穀稈Gを所定の場所に置く。ここで所定の場所とは、穀稈ガイド500を下方へ回動させた際に、案内部502によって穀稈Gをフィードチェーン41に押し付けることができる空間である。
Next, the worker places the harvested cereal basket G in a predetermined place. Here, the predetermined place is a space in which the culm G can be pressed against the
その後、作業者は、穀稈ガイド500を下方へ回動させて、本体部501をフィードチェーン41に近接させる。これにより、第一スイッチSw1が入り状態に切り換わる。ただし、制御装置84は、第二スイッチSw2が切り状態であることから、フィードチェーン停止機構193の切断を維持する。
Thereafter, the worker rotates the
また、穀稈ガイド500を下方へ回動させた状態における回動角度を角度センサ406によって検知する。
Further, the
1 コンバイン
2 走行部
3 刈取部
4 脱穀部
41 フィードチェーン
81 エンジン
84 制御装置
400 穀稈ガイド
406 角度センサ
Sw1 第一スイッチ(操作スイッチ)
Sw2 第二スイッチ(操作スイッチ)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Sw2 second switch (operation switch)
Claims (4)
前記フィードチェーンを操作する操作スイッチと、前記穀稈ガイドの回動角を検出する検出手段を設け、
前記操作スイッチを操作した場合、前記穀稈ガイドの回動角によって前記フィードチェーンの回転速度を決定することを特徴とするコンバイン。 A reaping part for reaping the cereal, a threshing part for threshing the cereal, a feed chain for conveying the cereal from the reaping part to the threshing part, and a cereal guide for guiding the cereal to the feed chain ,
An operation switch for operating the feed chain and a detecting means for detecting a rotation angle of the cereal guide,
The combine characterized in that when the operation switch is operated, the rotation speed of the feed chain is determined according to the rotation angle of the cereal guide.
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