JP2018019371A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信装置によるファクシミリ通信と、通信装置に接続された別体の電話機による通信の両方について、通信毎の通信料金を正確に算出可能にする。
【解決手段】電話回線Lを使った電話及びファクシミリ通信についての通信履歴情報を記憶する通信履歴情報記憶部110と、当該通信履歴情報を通信履歴情報記憶部110に記憶させる通信検出部101と、通信料金を算出するための通信料金テーブルを記憶する通信料金テーブル記憶部111と、当該通信料金テーブルを参照して、通信履歴情報記憶部110に記憶されている通信履歴情報が示す電話番号又はファクシミリ番号と、通信開始日時と、通信時間とに基づいて、通信毎の通信料金を算出する第1通信料金算出部103と、当該通信料金を表示部473に表示させる制御部100とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電話回線を利用して通信を行う通信装置に関し、特に、別体の電話機を接続して当該電話機による通信も可能とする通信装置に関する。
電話回線に接続されて使用される、ファクシミリ機能を有した通信装置には、電話回線に接続するためのポート(回線側接続端子)が設けられ、このポートは通信装置に内蔵されたNCU(Network Control Unit)等に接続されている。また、通信装置には、電話機を接続するためのポート(電話機側接続端子)が設けられ、電話回線をファクシミリとしてだけでなく、通話用として使用できるようになっているものもある。
ファクシミリの送信方法には、自動送信と手動送信とがある。自動送信とは、相手先と通信回線が繋がると、ファクシミリ送信を自動的に開始する方法であり、手動送信とは、電話機を使って相手先と通信回線が繋がった後、通話で相手先を確認してから、ファクシミリ送信を開始する方法である。つまり、ファクシミリとして使用される場合であっても、手動送信のときには、電話機が使用されることになる。
特開平05−300286号公報 特開平08−163348号公報 特開2002−330272号公報
近年、通信手法の多様化が大きく進んでいるが、電話回線(ファクシミリ通信用として使用可能な回線)は従来から整備された通信インフラで、今でも頻繁に活用される通信手法である。ところが、電話回線の通信費用は決して安いものではない。また、事業所等では通信費の削減が求められているが、電話回線の通信料金を管理できる環境が十分用意されておらず、電話回線の通信料金を抑制するのは簡単ではない。特に、通信装置単体で行うファクシミリ通信に加え、別体の電話機を当該通信装置に接続して当該電話機による通信も可能としている通信装置では、通信料金の管理は、当該ファクシミリ通信と、当該別体の電話機による通信の両方について行わなければ、通信料金の管理を正確に行うことはできない。
上記の特許文献1に、外付け電話機を備えたファクシミリ装置において、電話をかけた日時、通話時間及び電話番号を検出し、検出したこれらデータを記憶し、記憶したデータを印刷出力することが記載されているが、通信料金についての記載はない。
上記の特許文献2には、操作者が相手先の電話番号と希望通話料金を入力し、その後、ファクシミリ送信のスタートボタンを押下することにより、操作者が入力した希望通話料金の範囲内でのファクシミリ送信を行うこと(具体的には、通話料金が希望通話料金の範囲内になるように画像品質を自動選択すること)が記載されている。
また、上記の特許文献3には、電話機による通話終了後に、回線が切断される前に、ファクシミリ送信を開始することによって、通話終了後から課金単位時間満了までの時間を利用してファクシミリ送信を行い、通信料金を抑制することが記載されている。
通信料金を抑制するには、通信毎の通信料金を正確に把握して管理することが大切である。上記の特許文献2には、相手先の電話番号から通信料金を算出することが記載されているが、これだけでは通信料金を精度良く算出することはできない。また、上記の特許文献3には、通信料金の算出についての記載はない。
また、特許文献1乃至3のいずれにも、通信料金の管理を、通信装置によるファクシミリ通信と、通信装置に接続された別体の電話機による通信の両方について、通信料金を管理することは示されていない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、通信装置単体で行うファクシミリ通信に加え、別体の電話機を当該通信装置に接続して当該電話機による通信も可能としている通信装置において、通信装置によるファクシミリ通信と、通信装置に接続された別体の電話機による通信の両方について、通信毎の通信料金を正確に算出可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る通信装置は、ユーザーに対して報知を行う報知部と、電話回線を接続するための回線側接続端子と、本通信装置とは別体の電話機を本通信装置に接続するための電話機側接続端子と、前記電話機側接続端子を前記電話回線に繋げるために、前記電話機側接続端子と前記回線側接続端子とを接続するための接続線と、前記電話回線に接続してファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と、前記電話機側接続端子に接続された電話機から前記接続線を介して前記電話回線に発信された通信、及び、前記ファクシミリ通信部によるファクシミリ送信についてのそれぞれの通信履歴情報を記憶する通信履歴情報記憶部と、本通信装置から前記電話回線を介して発信された電話の電話番号を認識するとともに、通信開始日時及び通信時間を検出し、認識した電話番号、検出した通信開始日時、及び通信時間を前記通信履歴情報として前記通信履歴情報記憶部に記憶させると共に、前記電話回線を介して行われた前記ファクシミリ送信についてのファクシミリ番号を認識するとともに、通信開始日時及び通信時間を検出し、認識したファクシミリ番号、検出した送信開始日時、及び送信時間を前記通信履歴情報として前記通信履歴情報記憶部に記憶させる通信検出部と、通信料金を算出するための通信料金テーブルを記憶する通信料金テーブル記憶部と、前記通信料金テーブル記憶部に記憶されている通信料金テーブルを参照して、前記通信履歴情報記憶部に記憶されている通信履歴情報が示す電話番号又はファクシミリ番号と、通信開始日時と、通信時間とに基づいて、通信毎の通信料金を算出する通信料金算出部と、前記通信料金算出部によって算出された通信料金を前記報知部によりユーザーに対して報知させる制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、通信装置単体で行うファクシミリ通信に加え、別体の電話機を当該通信装置に接続して当該電話機による通信も可能としている通信装置において、通信装置によるファクシミリ通信と、通信装置に接続された別体の電話機による通信の両方について、通信毎の通信料金を正確に算出することができる。
本発明の実施形態に係る通信装置としての画像形成装置を含むシステムの概要図である。 本発明の実施形態に係る通信装置としての画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る通信装置としての画像形成装置のファクシミリ通信部及び制御ユニットの主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。 制御ユニットにおける処理動作の他の実施形態を示したフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る通信装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る通信装置としての画像形成装置を含むシステムの概要図である。システム11は、事業所等に設置される画像形成装置1と、複数の情報端末装置2とを含んで構成されている。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、通信機能を有しており、LAN等を介して情報端末装置2と通信可能とされている。
情報端末装置2は、例えば、パソコンであり、LAN等を介して画像形成装置1と通信可能とされ、画像形成装置1に対応するプリンタードライバーがインストールされており、画像形成装置1に対して画像の印刷やファクシミリ送信等を命令することができ、画像形成装置1に対する印刷制御装置として機能する。
図2は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD(Hard Disk Drive)92、定着部13、給紙部14、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91を含んで構成されている。
原稿給送部6は、読取対象の原稿を原稿読取部5へ給送する。原稿読取部5は、制御ユニット10を構成する制御部100による制御の下、光照射部を使って原稿を照射し、その反射光を受光することによって、原稿から画像を読み取る。原稿読取部5による当該原稿読取で得られた画像データは画像メモリー32に記憶される。
画像形成部12は、印刷すべき画像のトナー像を用紙上に形成する。画像メモリー32は、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存したりするための領域である。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。定着部13は、用紙上のトナー像を、熱圧着により用紙に定着させる。給紙部14は、給紙カセットに収容された用紙をピックアップして搬送する。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、操作者は画面表示されるボタンやキーに触れて画像形成装置1を操作することができる。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/複合化、変復調部及びNCUを備え、公衆電話回線網を用いてファクシミリの送信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内又はインターネット上の外部装置20(例えば、図1に示す情報端末装置2)と種々のデータの送受信を行う。
制御ユニット10は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro−processing unit)等である。制御ユニット10は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る制御部100と、第1通信検出部101と、第2通信検出部102と、第1通信料金算出部103と、総通信料金算出部104と、認証管理部105と、宛先情報取得部106と、画像変換部107と、通信時間算出部108と、第2通信料金算出部109と、通信履歴情報記憶部110と、通信料金テーブル記憶部111と、通信時間テーブル記憶部112と、有資格者情報記憶部113と、を備えている。
制御ユニット10は、上記プロセッサーによる、HDD92にインストールされている制御プログラムに従った動作により、制御部100、第1通信検出部101、第2通信検出部102、第1通信料金算出部103、総通信料金算出部104、認証管理部105、宛先情報取得部106、画像変換部107、通信時間算出部108、第2通信料金算出部109、通信履歴情報記憶部110、通信料金テーブル記憶部111、通信時間テーブル記憶部112、及び有資格者情報記憶部113として機能する。但し、制御部100等は、上記プロセッサーによるによる制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、給紙部14、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91と接続され、これら各部の駆動制御を行う。なお、第1通信検出部101、第2通信検出部102、第1通信料金算出部103、総通信料金算出部104、認証管理部105、宛先情報取得部106、画像変換部107、通信時間算出部108、第2通信料金算出部109、通信履歴情報記憶部110、通信料金テーブル記憶部111、通信時間テーブル記憶部112、及び有資格者情報記憶部113については、図3を用いて後で詳しく説明する。
図3は、ファクシミリ通信部71及び制御ユニット10の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。なお、図2に示した画像形成装置1と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
ファクシミリ通信部71は、NCU(Network Control Unit)72と、電話機81のオフフックを検出するオフフック検出部73とを備えている。また、ファクシミリ通信部71には、交換機80と繋げられている電話回線Lを接続するための回線側接続端子P1と、電話機81を接続するための電話機側接続端子P2とが形成されている。回線側接続端子P1は接続線W1を介してNCU72と接続され、電話機側接続端子P2は接続線W2を介して接続線W1(回線側接続端子P1)と接続されている。
オフフック検出部73は、電話機側接続端子P2及び接続線W2を介して電話機81の発信音を取得して、当該発信音の変化に基づいて、既知の方法により電話機81のオフフックを検出する。
NCU72は、公衆電話回線のダイヤル信号を送受信する等、電話回線を制御する装置である。NCU72は、交換機に対して接続の開始や切断、接続相手の電話番号などの通知を行う。
接続線W2には、接続線W2を遮断するためのリレー74が設けられている。リレー74は、電話機81と交換機80とを接続したり、切断したりするために設けられ、制御ユニット10によってオン・オフが制御される。例えば、電話回線Lを用いたファクシミリ通信が行われる時、電話機81からのノイズが通信データに入らないようにリレー74はオフされる。
操作部47は、表示部473と電話番号を入力するダイヤルキー474とを備えている。
制御ユニット10を構成する通信履歴情報記憶部110は、電話回線Lを使ったファクシミリ送信及び電話の通信履歴情報を記憶する。通信履歴情報には、例えば、相手先の電話番号、通信開始日時、通信時間、通信料金、及び使用目的(ファクシミリ送信目的、通話目的)が含まれている。
通信料金テーブル記憶部111は、ファクシミリ送信及び電話の通信料金を算出するための通信料金テーブルを記憶する。通信料金テーブルには、例えば、海外の国や地域毎の通信料金や、時間帯毎の通信料金、相手先毎の通信料金等を示す電話回線Lの使用契約内容などが含まれている。
通信時間テーブル記憶部112は、ファクシミリ送信及び電話の通信時間を算出するための通信時間テーブルを記憶する。通信時間テーブルには、例えば、データ量に対する通信時間の標準的な値が記憶されている。
有資格者情報記憶部113は、画像形成装置1の利用資格を有する有資格者情報を記憶する。有資格者情報には、例えば、有資格者のユーザー名、ユーザーID(ログイン名)、パスワード、当該有資格者が使用するパソコンの宛先情報(電子メールのアドレス情報)が含まれている。なお、有資格者情報記憶部113は、特許請求の範囲における利用者情報記憶部の一例である。
第1通信検出部101は、操作部47に対する操作によって画像形成装置1本体から電話回線Lに発信された電話番号を認識するとともに、通信開始日時及び通信時間を検出し、認識した電話番号と、検出した通信開始日時及び通信時間と、使用目的(ファクシミリ送信)とを通信履歴情報記憶部110に記憶させる。電話機81が接続線W2を介して電話発信した場合、NCU72は、この電話発信に用いられた電話番号及び当該電話発信に関する各種の情報を含むデータを第1通信検出部101に出力する。これにより、第1通信検出部101は、電話機81が発信した電話番号を認識可能となる。
なお、通信時間については、第1通信検出部101は、例えば制御ユニット10に内蔵されるタイマーにより、通信開始から通信終了までの時間を計測することによって通信時間を検出することができる。また、通信開始時刻は、第1通信検出部101が通信相手との回線が開かれたと判断したときであり、通信終了時刻は、第1通信検出部101が通信相手との回線が閉じられたと判断したときである。
第2通信検出部102は、ファクシミリ通信部71から送信されてくるデータに基づいて、電話機81から接続線W2を介して電話回線Lに発信された電話番号を認識するとともに、通信開始日時及び通信時間を検出し、認識した電話番号と検出した通信開始日時及び通信時間と、使用目的(ファクシミリ送信又は通話)とを通信履歴情報記憶部110に記憶させる。通信開始時刻は、第2通信検出部102が通信相手との回線が開かれたと判断したときであり、通信終了時刻は、第2通信検出部102が通信相手との回線が閉じられたと判断したときである。また、通信中に制御部100がファクシミリ送信を実行した場合、第2通信検出部102は使用目的をファクシミリ送信と判断することができ、通信中に制御部100がファクシミリ送信を実行しなかった場合、第2通信検出部102は使用目的を通話と判断することができる。
なお、第1通信検出部101及び第2通信検出部102の両方が特許請求の範囲における通信検出部の一例となる。
第1通信料金算出部103は、通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルを参照して、通信履歴情報記憶部110に記憶されている通信履歴情報が示す電話番号、通信開始日時、及び通信時間に基づいて、通信毎の通信料金を算出し、算出した通信料金を通信履歴情報記憶部110に記憶させる。
第2通信料金算出部109は、通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルを参照して、ファクシミリ送信先の電話番号、通信開始予定日時(例えば、現在日時から5分後)、及び通信時間算出部108により算出された通信時間Ta,Tbに基づいて、画像変換部107による変換前の画像データをファクシミリ送信した場合の通信料金Caを算出するとともに、画像変換部107による変換後の画像データをファクシミリ送信した場合の通信料金Cbを算出する。
なお、第1通信料金算出部103及び第2通信料金算出部109の両方が特許請求の範囲における通信料金算出部の一例となる。
総通信料金算出部104は、第1通信料金算出部103により算出された通信料金に基づいて、予め定められた期間(例えば、月初めから月末までの1か月間)内に行われた通信に要した総通信料金TCを算出する。
認証管理部105は、表示部473に表示された認証画面を通じてユーザーから入力されたログイン名(ユーザーID)及びパスワード、又は情報端末装置2を通じてユーザーから送信されたユーザーID及びパスワードを取得し、取得したユーザーID及びパスワードを有資格者情報記憶部113に記憶されているユーザーID及びパスワードと照合することによって、ユーザーID及びパスワードを入力したユーザーが本装置の利用資格を有する有資格者であるか否かを判断する。なお、認証管理部105は、特許請求の範囲における個人特定部の一例である。
宛先情報取得部106は、有資格者情報記憶部113から、認証管理部105により特定された個人が使用する情報端末装置2の宛先情報(電子メールのアドレス情報)を取得する。情報端末装置2は、特許請求の範囲における予め定められた外部装置の一例である。
画像変換部107は、ファクシミリ送信の対象となる画像データを、予め定められた解像度に低下させる画像変換処理を行う。
通信時間算出部108は、通信時間テーブル記憶部112に記憶されている通信時間テーブルを参照して、画像変換部107による変換前の画像データのデータ量に基づいて、上記解像度を低下させる画像変換処理を行う前の画像データの通信に必要な通信時間Taを算出するとともに、上記画像変換処理後の画像データのデータ量に基づいて、解像度を低下させた後の画像データの通信に必要な通信時間Tbを算出する。
制御部100は、通信履歴情報記憶部110に記憶されている通信履歴情報を表示部473に表示させ、又は、画像形成部12に印刷させることで、ユーザーに報知する。例えば、制御部100は、ユーザーから操作部47を介して当月の通信履歴情報の表示が要求されたと判断すると、通信履歴情報記憶部110に記憶されている当月の月初めから現在までの通信履歴情報に基づいて、通信毎の電話番号、通信開始日時、通信時間、及び通信料金を示したリストを使用目的毎に作成するとともに、作成したリストと合わせて、総通信料金算出部104により算出された当月の総通信料金TCを表示部473に表示させる。なお、表示部473及び画像形成部12は、それぞれ単体で、特許請求の範囲における報知部の一例となり得る。
また、制御部100は、総通信料金算出部104により算出された当月の総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上であると判断した場合、電話回線Lを使った通信に、予め定められた制限を加える。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作の一例について、図4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、制御部100が、操作部47又は情報端末装置2から、電話機81による電話通信、又はファクシミリ送信が要求されたと判断した場合に行われる処理動作である。
制御部100が、総通信料金算出部104により算出された当月の総通信料金TCが、予め定められた料金TC1以上であるか否かを判断し(S1)、制御部100が、当月の総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上であると判断した場合(S1でYES)、制御部100が、通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルを参照して、ファクシミリ送信先の電話番号に基づいて、当該ファクシミリ送信に通信料金が発生するか否かを判断する(S2)。
制御部100が、当月の総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上でないと判断した場合(S1でNO)や、制御部100が、当該ファクシミリ送信に通信料金が発生しないと判断した場合は(S2でNO)、電話回線Lを使った今回のファクシミリ送信については通信料金を抑えるための処理を行う必要がないため、処理を終了する。
一方、制御部100が、当該ファクシミリ送信に通信料金が発生すると判断した場合(S2でYES)、通信時間算出部108が、通信時間テーブル記憶部112に記憶されている通信時間テーブルを参照して、今回のファクシミリ送信の対象となる画像データのデータ量に基づいて、当該画像データをファクシミリ送信するのに要する通信時間Taを算出する(S3)。
続いて、第2通信料金算出部109が、通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルを参照して、ファクシミリ送信先の電話番号、通信開始予定日時(例えば、現在日時から5分後)、及び通信時間算出部108により算出された通信時間Taに基づいて、通信料金Caを算出し(S4)、制御部100が、通信料金Caが、通信料金Caが著しく安いとして予め定められた料金C1以下であるか否かを判断する(S5)。
制御部100が、通信料金Caが予め定められた料金C1以下であると判断した場合は(S5でYES)、通信料金Caが著しく安いため、電話回線Lを使った通信に制限を加える必要がないとして、処理終了する。
一方、制御部100が、通信料金Caが予め定められた料金C1以下でないと判断した場合(S5でNO)、画像変換部107が、当該ファクシミリ送信の対象となる画像データに対して、解像度を低下させる上記画像変換処理を行う(S6)。当該解像度を低下させる画像変換処理は、特許請求の範囲における予め定められた制限の一例である。
通信時間算出部108は、通信時間テーブル記憶部112に記憶されている通信時間テーブルを参照して、画像変換部107による変換後の画像データのデータ量に基づいて、当該画像データをファクシミリ送信するのに要する通信時間Tbを算出する(S7)。
続いて、第2通信料金算出部109が、通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルを参照して、ファクシミリ送信先の電話番号、通信開始予定日時(例えば、現在日時から5分後)、及び通信時間算出部108により算出された通信時間Tbに基づいて、通信料金Cbを算出する(S8)。
その後、宛先情報取得部106が、有資格者情報記憶部113から、認証管理部105により特定された当該ファクシミリ送信を要求した個人が使用する情報端末装置2の宛先情報(メールアドレス)を取得し(S9)、制御部100が、宛先情報取得部106により取得された宛先情報に基づいて、ネットワークインターフェイス部91を介して、ファクシミリ送信の対象となる画像データの解像度を低下させてファクシミリ送信を行う旨を示したメッセージと、画像変換部107による上記画像変換後の画像データの一部又は全部と、上記画像変換後の画像データに基づいてファクシミリ送信を行う場合の通信時間Tb及び通信料金Cbと、上記画像変換前の画像データに基づいてファクシミ通信を行う場合の通信時間Ta及び通信料金Caとともに、当該画像形成装置1のIPアドレス情報(返信先情報)を付加した情報を情報端末装置2に送信して(S10)、上記画像変換処理により解像度を低下させた画像データでのファクシミリ送信を許可するか否かの選択を要求する。なお、(1)上記画像変換後の画像データの一部又は全部、(2)上記通信時間Tb及び通信料金Cb、(3)上記通信時間Ta及び通信料金Caは、これらのうち少なくとも1つが送信されればよい。また、ネットワークインターフェイス部91は、特許請求の範囲におけるデータ送信部の一例である。
当該メッセージとしては、例えば、「当月の総通信料金が高額となっているため、解像度を低下させて今回のファクシミリ送信を行いますが、よろしいでしょうか?」という内容が挙げられる。
制御部100は、情報端末装置2から送信されてきた選択結果が許可であるか否かを判断する(S11)。制御部100は、選択結果が許可であると判断した場合(S11でYES)、画像変換部107による変換後の解像度を落とした画像データでのファクシミリ送信をファクシミリ通信部に行わせる(S12)。
一方、制御部100は、選択結果が不許可であると判断した場合(S11でNO)、画像変換部107による変換前の解像度を低下させていない上記画像変換前の画像データでのファクシミリ送信をファクシミリ通信部に行わせる(S13)。
なお、ここでは制御部100が、当該メッセージ等をユーザーの情報端末装置2へ送信するようにしているが、別の実施形態として、制御部100が、当該メッセージ等を表示部473へ表示させ、又は画像形成部に印刷させ、表示部473又は画像形成部12を通じて、上記画像変換処理により解像度を低下させた画像データでのファクシミリ送信を許可するか否かの選択を要求するようにしてもよい。この場合、ユーザーによる操作部47の操作に基づいて、当該ユーザーによる選択結果を取得するようにしてもよい。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作の別の実施形態について、図5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、制御部100が、電話機81を使っての通信(通話)が開始されたと判断した場合に行われる処理動作であり、電話回線Lを使った通話に、予め定められた制限を加えるための処理動作である。
制御部100は、総通信料金算出部104により算出された当月の総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上であるか否かを判断する(S21)。そして、制御部100が、総通信料金算出部104により算出された当月の総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上であると判断した場合(S21でYES)、制御部100は、通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルを参照して、通信相手の電話番号に基づいて、当該通信に通信料金が発生するか否かを判断する(S22)。
制御部100が、当該通信に通信料金が発生すると判断した場合(S22でYES)、制御部100が、例えば上記タイマーによる時間計測をスタートさせ(S23)、その後、制御部100が、ユーザーから操作部47を介して当該通信でのファクシミリ送信開始が要求されたか否かを判断する(S24)。
制御部100が、当月の総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上でないと判断した場合(S21でNO)や、制御部100が、当該通信に通信料金が発生しないと判断した場合は(S22でNO)処理を終了する。また、制御部100が、当該通信でのファクシミリ送信開始が要求されたと判断した場合(S24でYES)、当該通信の目的は通話からファクシミリ送信に切り替わったため、処理は終了する。
一方、制御部100は、当該通信でのファクシミリ送信開始が要求されていないと判断した場合(S24でNO)、タイマーにより計測される時間tが予め定められた時間t1に到達したか否かを判断する(S25)。
ここで、制御部100が、時間tが予め定められた時間t1に到達していないと判断した場合(S25でNO)、処理はS24に戻る。
一方、制御部100が、時間tが予め定められた時間t1に到達したと判断した場合(S25でYES)、NCU72を介して電話回線Lに「プップッ」等の警告音を発信させる(S26)。その後、制御部100は、時間tを0にリセットして新たな時間計測を開始する(S27)。なお、この警告音を発生させる処理は、特許請求の範囲における予め定められた制限の一例である。
続いて、制御部100が、ユーザーから操作部47を介して当該通信でのファクシミリ送信開始が要求されたか否かを判断し(S28)、当該通信でのファクシミリ送信開始が要求されたと判断した場合(S28でYES)には、当該通信の目的は通話からファクシミリ送信に切り替わったため、処理を終了する。
一方、制御部100は、当該通信でのファクシミリ送信開始が要求されていないと判断した場合(S28でNO)、時間tが予め定められた時間t2に到達したか否かを判断する(S29)。時間t2は時間t1よりも短く設定し、2度目以降の警告は1度目の警告よりも短い周期で行うのが好ましい。
制御部100が、時間tが予め定められた時間t2に到達したと判断した場合(S29でYES)、上記したように、電話回線Lに「プップッ」等の警告音を発信させ(S26)、その後、制御部100が、時間tを0にリセットする(S27)。
一方、制御部100が、時間tが予め定められた時間t2に到達していないと判断した場合(S29でNO)、制御部100が、ファクシミリ通信部71から送信されたデータに基づいて、電話機81から接続線W2へ予め定められた操作手順(例えば、電話機81が有するダイヤルキーの「0」を3回押下する操作)に対する信号が発信されたか否かを判断する(S30)。
制御部100が、電話機81から接続線W2へ当該操作手順に対する信号が発信されたと判断した場合(S30でYES)、この処理動作を終了する。従って、当該操作手順の操作をユーザーが行うことで、警告音の発生を停止させることができる。一方、制御部100が、電話機81から接続線W2へ当該操作手順に対する信号が発信されていないと判断した場合(S30でNO)、S28へ戻る。
この実施形態によれば、電話回線Lに発信された電話番号が認識されるとともに、通信開始日時及び通信時間が検出され、通信料金テーブルを参照して、認識された電話番号と検出された通信開始時日時及び通信時間とに基づいて、通信毎の通信料金が算出される。
電話回線Lの使用契約内容は契約者毎に様々であり、例えば、頻繁に利用する相手との通信料金を安くするという契約がある。また、相手先が国内と海外では通信料金は大きく異なり、時間帯でも通信料金は異なる。また、電話番号には、通信料金が着信側の負担になり、発信者側に通信料金が発生しないものもある。
従って、これら情報を通信料金テーブル記憶部111に記憶されている通信料金テーブルに記憶させておけば、当該通信料金テーブルを参照することで、通信毎の通信料金を正確に算出できる。
例えば、制御部100が、通信毎の電話番号、通信開始日時、通信時間、及び精度良く算出された通信料金を示したリストを使用目的(ファクシミリ送信又は電話)毎に作成し、作成したリストを表示部473に表示させたり、印刷したりしてユーザーに報知することで、ユーザーは電話回線Lの利用状況を確認でき、通信料金を適正に管理することができる。
また、上記実施形態によれば、当月の月初めから現在までに行われた通信に要した総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上となり、例えば当月の通信料金が高額になった場合、ファクシミリ送信を行う際、画像データの解像度を低下させるため、通信料金が抑制される。ただし、通信料金が発生しない場合や、通信料金が発生しても著しく安い場合には、解像度を落とさずにファクシミリ送信を行うため、このような場合には、画像品質を保つことができる。従って、通信料金の抑制と画像品質の維持とのバランスがとれたものとすることができる。
また、画像データの解像度を落とす場合には、その旨をユーザーへ伝えるとともに、許可・不許可の選択をユーザーに要求し、通信料金の抑制と画像品質の維持のいずれを優先すべきかがユーザーにより選択されるので、ユーザーは、画像品質の維持と判断した場合には、解像度を低下させた画像データでファクシミリ送信が行われるのを回避して、解像度が低下される前の画像データでファクシミリ送信を行うことができる。
さらに、上記実施形態によれば、当月の月初めから現在までに行われた通信に要した総通信料金TCが予め定められた料金TC1以上となり、当月の通信料金が高額になった場合、通話時間が予め定められた時間t1以上になると、「プップッ」等の警告音を発生させるので、通話時間が長くなっていることをユーザーに知らせ、通話の早い終了を促し、通信料金の抑制を図ることができる。ただし、通信料金が発生しない場合には、警告音を発生させないので、必要のない警告音が発生することを防止できる。
また、予め定められた操作手順の操作をユーザーが行うことで、警告音の発生を停止させることができるので、電話での商談等の大事な会話における警告音をなくすことができるため、画像形成装置1を。非常に使い勝手の良いものとすることができる。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る通信装置の一実施形態として画像形成装置の複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図5を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
2 情報端末装置
10 制御ユニット
47 操作部
71 ファクシミリ通信部
81 電話機
100 制御部
101 第1通信検出部
102 第2通信検出部
103 第1通信料金算出部
104 総通信料金算出部
105 認証管理部
106 宛先情報取得部
107 画像変換部
108 通信時間算出部
109 第2通信料金算出部
110 通信履歴情報記憶部
111 通信料金テーブル記憶部
112 通信時間テーブル記憶部
113 有資格者情報記憶部
L 電話回線
P1 回線側接続端子
P2 電話機側接続端子
W1,W2 接続線

Claims (9)

  1. ユーザーに対して報知を行う報知部と、
    電話回線を接続するための回線側接続端子と、
    本通信装置とは別体の電話機を本通信装置に接続するための電話機側接続端子と、
    前記電話機側接続端子を前記電話回線に繋げるために、前記電話機側接続端子と前記回線側接続端子とを接続するための接続線と、
    前記電話回線に接続してファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と、
    前記電話機側接続端子に接続された電話機から前記接続線を介して前記電話回線に発信された通信、及び、前記ファクシミリ通信部によるファクシミリ送信についてのそれぞれの通信履歴情報を記憶する通信履歴情報記憶部と、
    本通信装置から前記電話回線を介して発信された電話の電話番号を認識するとともに、通信開始日時及び通信時間を検出し、認識した電話番号、検出した通信開始日時、及び通信時間を前記通信履歴情報として前記通信履歴情報記憶部に記憶させると共に、前記電話回線を介して行われた前記ファクシミリ送信についてのファクシミリ番号を認識するとともに、通信開始日時及び通信時間を検出し、認識したファクシミリ番号、検出した送信開始日時、及び送信時間を前記通信履歴情報として前記通信履歴情報記憶部に記憶させる通信検出部と、
    通信料金を算出するための通信料金テーブルを記憶する通信料金テーブル記憶部と、
    前記通信料金テーブル記憶部に記憶されている通信料金テーブルを参照して、前記通信履歴情報記憶部に記憶されている通信履歴情報が示す電話番号又はファクシミリ番号と、通信開始日時と、通信時間とに基づいて、通信毎の通信料金を算出する通信料金算出部と、
    前記通信料金算出部によって算出された通信料金を前記報知部によりユーザーに対して報知させる制御部と、を備える通信装置。
  2. 前記通信料金算出部により算出された通信料金に基づいて、予め定められた期間内に行われた通信に要した総通信料金を算出する総通信料金算出部を更に備え、
    前記制御部は、前記総通信料金算出部により算出された総通信料金が予め定められた料金以上であると判断した場合、前記電話回線を使った通信に予め定められた制限を加える処理を行う請求項1に記載の通信装置。
  3. ファクシミリ送信の対象となる画像データを、解像度を低下させた画像に変換する画像変換部とを更に備え、
    前記制御部は、前記画像変換部により解像度を低下させる画像変換処理が行われ、データ量が少ない画像データでのファクシミリ送信を、前記ファクシミリ通信部に行わせることによって、前記予め定められた制限を加える処理を行う請求項2に記載の通信装置。
  4. 外部装置とのデータ送信を行うデータ送信部を更に備え、
    前記制御部は、前記解像度が低下された画像データでのファクシミリ送信を行う場合、その旨を示したメッセージを、前記データ送信部から予め定められた外部装置に送信させる請求項3に記載の通信装置。
  5. ファクシミリ送信を要求した個人を特定する個人特定部と、
    本通信装置の利用者が使用する情報端末装置の宛先情報を記憶する利用者情報記憶部から、前記個人特定部により特定された個人が使用する情報端末装置の宛先情報を取得する宛先情報取得部と、を備え、
    前記制御部は、前記宛先情報取得部により取得された宛先情報に基づいて、前記個人特定部により特定された個人が使用する情報端末装置を前記予め定められた外部装置として、当該情報端末装置に対して前記メッセージを前記データ送信部から送信させる請求項4に記載の通信装置。
  6. 通信時間を算出するための通信時間テーブルを記憶する通信時間テーブル記憶部と、
    前記通信時間テーブル記憶部に記憶されている通信時間テーブルを参照して、前記画像変換部による画像変換処理により解像度が低下された画像データをファクシミリ送信するために必要な通信時間を算出する通信時間算出部とを更に備え、
    前記制御部は、前記メッセージとともに、前記画像変換部による変換後の画像データの一部又は全部と、通信時間算出部により算出された通信時間と、前記通信料金算出部により算出された通信料金とを、前記データ送信部から、前記予め定められた外部装置に送信させる請求項4又は請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記制御部は、
    解像度を落とした画像データでのファクシミリ送信の許可・不許可の選択要求を前記報知部によりユーザーに対して報知させ、
    ユーザーによる選択結果が許可であると判断した場合は、前記画像変換部により解像度を低下させる画像変換処理後の画像データでのファクシミリ送信を前記ファクシミリ通信部に行わせ、
    前記選択結果が不許可であると判断した場合には、前記画像変換処理がされる前の画像データでのファクシミリ送信を前記ファクシミリ通信部に行わせる請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記制御部は、前記電話機による通話中に、前記電話回線に警告音を発信させる処理を、前記予め定められた制限を加える処理として行う請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記制御部は、前記電話機に対して予め定められた手順の操作が行われたことを検出した場合に、前記警告音の発信を停止させる処理を行う請求項8に記載の通信装置。
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