JP2018019358A - 映像信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 映像信号の不自然な表示を防止することが可能な映像信号処理装置を提供する。【解決手段】 映像信号と前記映像信号の付加情報を受信して前記付加情報に基づいて、前記映像信号を処理することが可能な映像信号処理装置であって、前記付加情報に基づいて前記映像信号の信号レベルの所定の範囲を判定する判定手段と、前記映像信号の信号レベルを検出する検出手段と、前記映像信号を処理する処理手段と、を有し、前記処理手段は、前記映像信号に所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれると検出された場合、所定の範囲内の信号レベルの信号を前記所定の範囲よりも広い範囲の信号に変換し、前記所定の範囲外の信号レベルの信号を前記所定の範囲外の範囲よりも狭い範囲の信号に変換することを特徴とする構成とした。【選択図】 図1

Description

本発明は、映像信号を処理する映像信号処理装置に関する。
映像送信装置から表示装置へと伝送される映像信号を適切な階調で表示するためには、適切な信号処理を行う必要がある。
従来、規定された付加情報に基づいて映像信号処理する映像信号処理装置が知られている。例えば、HDMI(登録商標)では、CEA−861−Fで規定された付加情報を送信することができる。その付加情報には、信号レベルのレンジ情報が含まれており、例えば8ビットの信号レベルにおいて、0階調を黒、255階調を白としたフルレンジと、16階調を黒、235階調を白としたリミテッドレンジが規定されている。
これらの信号レベルのレンジ情報に基づいて、映像信号の信号レベルの伸張処理等を行うことにより、受信した映像信号を適切な信号レベルで表示することができる。
特許文献1には、映像信号の輝度レベルを検出し、信号レベルのレンジを判定し、その結果に基づいて信号処理をする方法が開示されている。
規格に沿った付加情報が送信された場合には、その付加情報に沿って映像信号を処理することが一般には規格上正しい処理である。例えば、8ビットの階調を表示可能な表示装置に受信した映像信号を表示する場合、リミテッドレンジであることを受信すると、16階調が表示装置の黒である0階調、235階調が表示装置の白である255階調となるように信号レベルの伸張処理を行う。
特開2008−22049号公報
しかしながら、付加情報がリミテッドレンジであるにも関わらず、リミテッドレンジ外の信号レベルを含む映像信号が入力される場合がある。このとき、従来のフルレンジまたはリミテッドレンジに対する信号処理を行うと不自然な表示となることがある。例えば、前述の映像信号の信号レベルをフルレンジと判定した場合、信号レベルの伸張処理を行わない。従って、表示装置の16階調が映像信号の黒、表示装置の235階調が白として表示されるため、黒浮きや白の輝度低下の影響が大きくなる。また、リミテッドレンジと判定した場合、リミテッドレンジ外の信号レベル(信号レベル15階調以下及び信号レベル236階調以上)は、伸張処理により情報が失われ、白つぶれや黒つぶれが発生し、不自然な表示となる。
上述の特許文献1に開示された従来技術では、映像信号の輝度レベルから、リミテッドレンジかフルレンジかを判定しているため、リミテッドレンジ外の信号レベルを含む映像信号はフルレンジと判定される。従って、リミテッドレンジ外の信号レベルを含む映像信号を表示する際、前述したように、黒浮き、白の輝度低下の影響により、不自然な表示となってしまう。
そこで、本発明の目的は、映像信号の不自然な表示となることを抑制することが可能な映像信号処理装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、映像信号と前記映像信号の付加情報を受信して前記付加情報に基づいて、前記映像信号を処理することが可能な映像信号処理装置であって、前記付加情報に基づいて前記映像信号の信号レベルの所定の範囲を判定する判定手段と、前記映像信号の信号レベルを検出する検出手段と、前記映像信号を処理する処理手段と、を有し、前記処理手段は、前記映像信号に所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれると検出された場合、所定の範囲内の信号レベルの信号を前記所定の範囲よりも広い範囲の信号に変換し、前記所定の範囲外の信号レベルの信号を前記所定の範囲外の範囲よりも狭い範囲の信号に変換することを特徴とする。
本発明によれば、映像信号の不自然な表示となることを抑制することが可能な映像信号処理装置を提供することができる。
本発明の実施例1の映像信号処理装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1における処理のフローチャート。 本発明の実施例1におけるリミテッドレンジ時の信号処理の例を示す図。 本発明の実施例1におけるリミテッドレンジ外信号を含む時の信号処理の例を示す図。 本発明の実施例1における信号処理と従来技術の比較を示す図。 本発明の実施例2、実施例3の映像信号処理装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例2、実施例3における処理のフローチャート。 本発明の実施例2における信号処理の例を示す図。 ヒストグラムの例を示す図。 実施例3の係数の導出例を示す図。 本発明の実施例4の映像信号処理装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例4における操作入力画面の例を示す図。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施例1について、図1乃至図5を用いて説明する。
図1は本発明の実施例1における映像信号処理装置のブロック図である。
入力部10は、映像信号を送信する送信装置(不図示)から送信される映像信号と付加情報を受信する。映像信号は、1080i(1920×1080i)や1080p(1920×1080p)等の解像度を有する。付加情報はAVI(Auxiliary Video Information)InfoFrameやSPD(Source Product Description)InfoFrame等のInfoFrameパケットから構成される。入力部10は、受信した映像信号を検出部20、処理部40に送信し、付加情報を判定部30に送信する。
判定部30は、入力部10より送信された付加情報から、映像信号の信号レベルのレンジを判定する。付加情報には、信号レベルのレンジや色信号フォーマット、アスペクト比等の情報が含まれ、付加情報から、信号レベルのレンジがフルレンジかリミテッドレンジかの判定を行う。判定した結果を、検出部20、処理部40に送信する。
検出部20は、入力部10より送信された映像信号の特徴量を検出する。本実施例では、特徴量を検出する映像信号を、YUVフォーマットのY信号、8ビットのビット深度を持つものとして説明する。もちろん、RGBフォーマットのRGB信号等であってもよい。
映像信号の特徴量の検出は、判定部30で判定された信号レベルが、リミテッドレンジである場合に行う。検出は、所定時間毎、例えば1フレーム毎に行い、映像信号における16階調より低いレベルの信号(以後、SuperBlackとする。)及び235階調より高いレベルの信号(以後、SuperWhiteとする。)が含まれるか否かを判定する。
信号処理部40は、検出部20の検出結果及び判定部30の判定結果に基づいて、送信された映像信号に信号処理を行う。
出力部50は、信号処理部40で信号処理された映像信号を出力する。
図2は処理部40で行われる制御方法を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップの略である。図2に示す制御方法は、コンピュータを動作させる映像信号処理制御プログラムとして具現化される。
S41は、判定部30で判定された信号レベルのレンジを確認する。リミテッドレンジである場合、S42に遷移し、フルレンジである場合、終了する。
S42は、検出部20で検出された特徴量に基づいて、リミテッドレンジ外の信号レベルを含むか否かを判定する。リミテッドレンジ外のレベルの信号レベルがある場合、S44に遷移し、リミテッドレンジ内のレベルの信号レベルしか検出されない場合、S43に遷移する。
S43は、リミテッドレンジ内の信号に対して所定の係数を用いた信号処理を行う。
S43の信号処理について図3を用いて説明する。8ビットにおけるリミテッドレンジのレベル数は16から235までの220レベルである。この220レベルを8ビットにおけるフルレンジのレベルである256レベルに伸張処理をする。すなわち、リミテッドレンジの最高レベル235が映像信号処理装置で処理可能な最高レベル255、リミテッドレンジの最低レベル16が映像信号処理装置で処理可能な最低レベル0となるように信号処理を行う。
ここで、出力信号Soutは、入力信号をSin、入力信号の最低レベルをO1、信号レベルに乗算する係数をG、出力信号の最低レベルをO2とするとき、
Sout=(Sin−O1)×G+O2 (1)
で表される。すなわち、リミテッドレンジ内の信号レベルに対して、
Sout=(Sin−16)×((255−0)÷(235−16))+0 (2)
のように、係数1.16として、出力信号を算出し、所定の時間単位の処理を行い終了する。
S44は、リミテッドレンジ内の信号レベル(8ビットにおける16から235までの信号レベル)と、リミテッドレンジ外の信号レベル(SuperWhite/SuperBlack)とにおいて、異なる係数で信号処理を行う。
S44の信号処理について図4を用いて説明する。SuperBlack部分のレベル数は1から15までの15レベル、SuperWhite部分のレベル数は236から254までの19レベルである。リミテッドレンジ内の信号レベル、SuperBlack部分、SuperWhite部分を合わせて、フルレンジの256レベルに合わせるように信号処理を行う。
図4に領域毎に係数を重み付けした処理の一例を示す。図4の処理では係数を、リミテッドレンジ内(第1の係数)>SuperWhite(第2の係数)>SuperBlack(第3の係数)となるようにしている。
すなわち、リミテッドレンジ内の信号レベルに対して、
Sout=(Sin−16)×((244−5)÷(235−16))+5 (3)
とし、リミテッドレンジ内の信号レベルが(5〜244)となるように信号処理を行う。換言すれば、リミテッドレンジの最高レベル235が244、最低レベル16が5になるように、係数1.09を導出する。
また、SuperWhiteの信号レベルに対して、
Sout=(Sin−236)×((255−245)÷(254−236))+245 (4)
とし、SuperWhiteの信号レベルが(245〜255)となるように信号処理を行う。換言すれば、SuperWhiteの最高レベル254が255、最低レベル236が245になるように、係数0.56を導出する。
さらに、SuperBlackの信号レベルに対して、
Sout=(Sin−1)×((4−0)÷(15−1))+0 (5)
とし、SuperBlackの信号レベルが(0〜4)となるように信号処理を行う。換言すれば、SuperBlackの最高レベル15が4、最低レベル1が0になるように、係数0.29を導出する。
すなわち、リミテッドレンジ内の信号レベルの信号をリミテッドレンジの範囲よりも広い範囲の信号に変換し、リミテッドレンジの範囲外の信号レベルの信号をリミテッドレンジの範囲外の範囲よりも狭い範囲の信号に変換している。
リミテッドレンジ内の信号レベル、SuperBlack部分、SuperWhite部分、それぞれに対し、上記の係数により出力信号を算出し、所定の時間単位の処理を行い終了する。
このように、リミテッドレンジ内の信号レベルの係数を最も大きく設定することで、白の輝度低下を抑制することができる。また、SuperBlackの信号レベルの係数を最も小さく設定することで、黒浮きを抑制することができる。
図5に、本実施例の信号処理と従来技術による信号処理を比較したグラフを示す。グラフaは前述の映像信号をフルレンジとして処理をしたグラフ、グラフbはリミテッドレンジとして処理をしたグラフ、グラフcは図4に示すように係数を重み付けして処理をしたグラフである。
フルレンジとして処理した場合、グラフaに示すように、リミテッドレンジの白を示す信号レベル235は伸張されないため、白の輝度は低下する。
リミテッドレンジとして処理した場合、グラフbに示すように、SuperWhite部分の信号に対して白つぶれが発生する。
本実施例の処理した場合、グラフcに示すように、フルレンジとして処理した場合と比較して白の輝度低下を抑え、リミテッドレンジとして処理した場合と比較してSuperWhite部分の信号に対しても白つぶれを抑制することができる。
図5はSuperWhite部分の信号を例にして説明したが、黒側のSuperBlack部分の信号についても同様である。
なお説明した係数は一例であり、リミテッドレンジ内(第1の係数)>SuperWhite(第2の係数)>SuperBlack(第3の係数)を満足する係数であればよい。
以上、説明したように規格の範囲外の信号レベルがある場合、規格の範囲内の信号レベルと規格の範囲外の信号レベルに対して、異なる係数を乗算することで、黒浮き、白の輝度低下を低減し、不自然な表示となることを抑制することができる。
本発明の実施例2について、図6乃至図8を用いて説明する。
図6は本発明の実施例2における映像信号処理装置のブロック図である。実施例1との相違点は、記憶部(記憶手段)160を有している点である。なお実施例1と重複する構成に関しては実施例1と同じ符号を付け、適宜説明を省略する。
記憶部160は、信号処理部40で導出した係数を記憶する。
検出部20は、所定時間毎、例えば1フレーム毎に、映像信号の最高信号レベル及び最低信号レベルを検出する。
検出した最高信号レベルがSuperWhiteの最低レベル以上であるか、また、検出した最低信号レベルがSuperBlackの最高レベル以下であるかを判定する。
図7は処理部40で行われる制御方法を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップの略である。図7に示す制御方法は、コンピュータは実行可能なコンピュータプログラムとして具現化される。実施例1との相違点は、ステップ44に代わり、ステップ244、ステップ245が付加された点である。また、第1の実施例と同じ符号の説明は省略する。
本実施例では、SuperWhiteが検出された場合について説明する。
ステップ244は、図8に示すように、検出された最高信号レベルが映像信号処理装置で処理可能な最高信号レベルとなるように係数を導出する。一例として、SuperWhiteの領域の係数を実施例1と同様に0.56として説明する。最高信号レベルとして240を検出した場合、SuperWhiteのレベル数は、236〜240の5レベルとなる。従って、SuperWhiteの開始信号レベルは、係数0.56、映像信号処理装置で処理可能な最高信号レベル255から、255−0.56×5=252と計算できる。すなわち、
Sout=(Sin−236)×0.56+252
とし、検出されたSuperWhiteの最高レベル(236〜240)は、(252〜255)となるように信号処理される。
SuperWhiteの開始信号レベルから、リミテッドレンジ内の信号レベルに対しての係数は、
Sout=(Sin−16)×((251−0)÷(235−16))+0
となり、係数1.15(第1の係数)が導出される。
このように、検出された最高レベルに応じて第1の係数を導出することで、白の輝度低下をさらに低減することができる。
ステップ245は、導出された係数で信号処理を行う。
まず、導出された係数と記憶部160に記憶されている過去に導出された係数との差分を演算する。その差分が所定の閾値以上の場合、導出された係数と記憶部160に記憶されている係数との平均値を演算(平滑化)し、その値を新たな係数とする。このような演算を行うことで、導出された係数が過去の値から大きく変化した場合、映像の不自然な変化を抑制することができる。一方、差分が所定の閾値未満の場合、導出された係数を信号処理に用いる。また、係数は記憶部160に記憶させる。
導出された係数により、リミテッドレンジ内の信号レベル、SuperWhite部分、それぞれに対し、上記の係数により出力信号を算出し、所定の時間単位の処理を行い終了する。
本実施例では、SuperWhiteが検出された場合について説明したが、SuperBlackが検出された場合、SuperWhiteとSuperBlackが検出された場合についても、同様に係数を導出することができる。
以上説明したように、規格の範囲外の信号レベルがある場合、規格の範囲外の信号レベルに応じて係数を導出することで、黒浮き、白の輝度低下をさらに低減し、不自然な表示となることを抑制することができる。
本発明の実施例2について、図6、図7、図9、図10を用いて説明する。
図6は本発明の実施例3における映像信号処理装置のブロック図である。実施例2と同様の構成であり、適宜説明を省略する。
検出部20は、所定時間毎、例えば1フレーム毎に、図9に示すような映像信号のヒストグラムを取得する。
取得したヒストグラムから、SuperWhiteの信号レベル、SuperBlackの信号レベルが含まれるかを判定する。
図7は処理部40で行われる制御方法を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップの略である。図7に示す制御方法は、コンピュータは実行可能なコンピュータプログラムとして具現化される。実施例1との相違点は、ステップ244、ステップ245で処理される内容である。また、第2の実施例と同じ符号の説明は省略する。
ステップ244は、取得したヒストグラムから係数を導出する。
始めにヒストグラムから、リミテッドレンジ内の信号レベル、SuperBlack部分、SuperWhite部分のそれぞれの割合を演算する。SuperWhite部分、SuperBlack部分の割合に応じて、リミテッドレンジ内の信号レベルの係数を導出する。図10に一例を示す。SuperBlack、SuperWhiteの割合が小さい程、リミテッドレンジ内の信号レベルの係数を大きくする。すなわち、SuperBlack、SuperWhiteの割合が小さい場合には、リミテッドレンジ内の信号の係数を大きくすることで、黒浮き、白の輝度低下を低減させる。一方、SuperBlack、SuperWhiteの割合が大きい場合、リミテッドレンジ内の信号の係数を小さくすることで、黒つぶれ、白つぶれを低減させる。
ステップ245は、実施例2の処理に加え、取得したヒストグラムを記憶部160に記憶させ、前回と今回の階級毎の度数の差分を算出し、その差分が所定の閾値より大きい場合、シーンチェンジがあったと判定し、係数の平均化処理を行わない。
以上説明したように、規格の範囲外の信号レベルがある場合、ヒストグラムに基づいて係数を導出することで、黒浮き、白の輝度低下をさらに低減し、不自然な表示となることを抑制することができる。
本発明の実施例4について、図11、図12を用いて説明する。
図11は本発明の実施例4における映像信号処理装置のブロック図である。実施例2との相違点は、操作入力部(操作入力手段)270を有している点とである。なお実施例2と重複する構成に関しては実施例1と同じ符号を付け、適宜説明を省略する。
操作入力部270は、不図示のリモコン、不図示の操作パネル等によりユーザ操作を受信し、信号処理部40に受信したユーザ操作を出力する。
本実施例では、例えば図11に示すようなメニューを信号処理部40で映像信号として生成し出力部50からする。
図12の例では、SuperWhiteに対して操作入力を受け付けている。選択肢として「オート」、「オン」、「オフ」、「調整」があり、それぞれが選択された場合について信号処理部40及び記憶部160の処理を説明する。
「オート」が選択された場合、信号処理部40は、実施例2と同様に規格の範囲外の信号レベルにもとづいて、または、実施例3と同様にヒストグラムに基づいて係数を導出し、信号処理を行う。
「オン」が選択された場合、信号処理部40は、実施例1と同様に、所定の係数を設定し信号処理を行う。
「オフ」が選択された場合、信号処理部40は、判定部30から送信される信号レベルのレンジに基づいて信号処理を行う。
「調整」が選択された場合、操作入力部270によって設定されたSuperWhiteの信号に対する係数の値を記憶部260に記憶し、設定された係数により、実施例1と同様に信号処理を行う。
ここでは、図12のSuperWhiteに対して操作入力を受け付けている場合について説明したが、SuperBlackについても同様である。また、SuperWhite及びSuperBlackの選択肢は信号レベルのレンジがフルレンジの場合、グレーアウトしてもよい。なお、本実施例では図11を用いて操作入力部270の説明を行ったが、これに限定されず多様な形態をとることができる。
以上説明したように、信号レベルのレンジ、係数設定について、ユーザ操作を受け付けるようにすることで、所望の形態をとることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
20 検出部
30 判定部
40 信号処理部

Claims (13)

  1. 映像信号と前記映像信号の付加情報を受信して前記付加情報に基づいて、前記映像信号を処理することが可能な映像信号処理装置であって、
    前記付加情報に基づいて前記映像信号の信号レベルの所定の範囲を判定する判定手段と、
    前記映像信号の信号レベルを検出する検出手段と、
    前記映像信号を処理する処理手段と、
    を有し、
    前記処理手段は、
    前記映像信号に所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれると検出された場合、
    所定の範囲内の信号レベルの信号を前記所定の範囲よりも広い範囲の信号に変換し、
    前記所定の範囲外の信号レベルの信号を前記所定の範囲外の範囲よりも狭い範囲の信号に変換する
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記処理手段は、
    前記所定の範囲内の信号レベルに第1の係数を乗算し、
    前記所定の範囲内の信号レベルより大きい信号レベルに第2の係数を乗算し、
    前記所定の範囲内の信号レベルより小さい信号レベルに第3の係数を乗算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記第1の係数は、前記第2の係数及び前記第3の係数よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記第2の係数は、前記第3の係数よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記検出手段は、所定の時間における前記映像信号の信号レベルを検出し、検出された前記信号レベルに基づいて、前記所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれるか否かを検出することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の映像信号処理装置。
  6. 前記検出手段は、所定の時間における前記信号レベルの最高レベル及び前記信号レベルの最低レベルを検出し、前記最高レベル及び前記最低レベルに基づいて、前記所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれるか否かを検出し、
    前記処理手段は、前記所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれると検出された場合、前記最高レベル及び前記最低レベルに基づいて、前記第1の係数を導出する
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の映像信号処理装置。
  7. 前記処理手段は、前記最高レベルが小さいまたは前記最低レベルが大きいほど前記第1の係数を大きくする
    ことを特徴とする請求項6に記載の映像信号処理装置。
  8. 前記検出手段は、所定の時間における前記信号レベルのヒストグラムに基づいて、前記所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれるか否かを検出し、
    前記処理手段は、前記所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれると検出された場合、前記ヒストグラムに基づいて、前記第1の係数を導出する
    ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の映像信号処理装置。
  9. 前記処理手段は、全ての信号レベルに対する前記所定の範囲外の信号レベルの割合が小さいほど、前記第1の係数を大きくする
    ことを特徴とする請求項8に記載の映像信号処理装置。
  10. 前記処理手段は、
    前記検出手段が、前記所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれないと検出した場合、
    前記所定の範囲の最高レベルが前記映像信号処理装置で処理可能な最高レベル、
    前記所定の範囲の最低レベルが前記映像信号処理装置で処理可能な最低レベルとなるように、前記前記映像信号を処理することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の映像信号処理装置。
  11. 前記第1の係数を記憶する記憶手段を有し、
    前記処理手段は、記憶された第1の係数と導出した前記第1の係数の差分を演算し、前記差分が所定の閾値以上の場合、記憶された第1の係数と導出した前記第1の係数を平滑化し、前記第1の係数を導出する
    ことを特徴とする請求項6乃至10の何れか一項に記載の映像信号処理装置。
  12. 前記所定の範囲は、リミテッドレンジであることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の映像信号処理装置。
  13. 映像信号と前記映像信号の付加情報を受信して前記付加情報に基づいて、前記映像信号を処理することが可能な映像信号処理装置のコンピュータを動作させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記付加情報に基づいて前記映像信号の信号レベルの所定の範囲を判定させ、
    前記映像信号の信号レベルを検出させ、
    前記映像信号に所定の範囲外の信号レベルの信号が含まれると検出された場合、所定の範囲内の信号レベルの信号を前記所定の範囲よりも広い範囲の信号に変換し、前記所定の範囲外の信号レベルの信号を前記所定の範囲外の範囲よりも狭い範囲の信号に変換させる
    ことを特徴とする信号処理制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020112730A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 キヤノン株式会社 表示装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

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