JP2018019284A - 映像受信装置 - Google Patents

映像受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018019284A
JP2018019284A JP2016148856A JP2016148856A JP2018019284A JP 2018019284 A JP2018019284 A JP 2018019284A JP 2016148856 A JP2016148856 A JP 2016148856A JP 2016148856 A JP2016148856 A JP 2016148856A JP 2018019284 A JP2018019284 A JP 2018019284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
synchronization signal
signal
channel
shift amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016148856A
Other languages
English (en)
Inventor
宣雄 池内
Nobuo Ikeuchi
宣雄 池内
増田 宏
Hiroshi Masuda
宏 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2016148856A priority Critical patent/JP2018019284A/ja
Publication of JP2018019284A publication Critical patent/JP2018019284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】元の映像を分割して生成された複数の分割映像の情報を異なるチャンネルを介して受信し、分割映像を合成して元の映像を再現する場合に、チャンネル毎の同期信号のズレ量を容易に把握させることができる映像受信装置を提供する。【解決手段】映像受信装置(200)は、複数の分割映像それぞれに対する映像信号を、それぞれの伝送路を介して受信する受信部(301〜304)と、各伝送路に対して、その伝送路を介して受信した映像信号に含まれる同期信号と、他の伝送路を介して受信した映像信号に含まれる同期信号とのズレ量を検出する同期信号検出部(600)と、伝送路毎に、検出した同期信号のズレ量を示す情報を表示するための映像情報を生成する映像処理部(400)とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、元映像を分割して生成された分割映像の映像信号を受信し、受信した映像信号に基づき分割映像を再配置して元映像を生成する映像受信装置に関する。
近年、映像信号の高解像度化が進み、フルハイビジョン(1920画素×1080画素)の4倍の4K映像(3840画素×2160画素、4096画素×2160画素)が実用化され、今後さらには8K×4Kといったより高解像度の映像についても研究が進められている。このような高解像度映像の映像信号を機器間で伝送する場合、伝送帯域の制約から一本の信号線で伝送できない場合、複数の信号線を介して伝送する技術がある(例えば、特許文献1〜3等)。その際、各々の信号線からは、全体の映像を分割した一部の映像を示す映像信号が送出される。
例えば、特許文献1の画像出力装置は、1つの映像を複数の映像に分割し、各分割映像を複数の信号線を介して画像表示装置に送信する。画像表示装置は、受信した複数の分割映像を適切な位置に配置(合成)することにより元の映像を生成して表示する。
特開2012−173424号公報 特開平7−162852号公報 特開平2005−223821号公報
以上のように、元の映像を分割して生成された複数の分割映像を受信し、受信した複数の分割映像を合成して元の映像を再現する場合、分割映像の映像信号間で同期信号においてズレがある場合がある。同期信号のズレ量が規定値を超えると、映像受信装置において、分割映像を合成して元の映像を生成することができなくなる場合がある。このため、1つの映像の情報を分割して受信する場合、映像受信装置において、分割映像の同期信号のズレ量を規定値以内に調整する必要があり、そのために、同期信号のズレ量を認識する必要がある。しかしながら、同期信号のズレを認識するためには、回路基板上の波形を測定する必要があり、そのための測定機器が必要であり、また対応に時間を要していた。
本開示は、元の映像を分割して生成された複数の分割映像の情報を異なる伝送路を介して受信し、分割映像を合成して元の映像を再現する装置において、伝送路毎の同期信号のズレ量を容易に把握させることができる映像受信装置を提供する。
本開示の一態様において、元映像を分割して生成した複数の分割映像それぞれに対する映像信号を受信し、受信した複数の映像信号から元映像の映像信号を生成する映像受信装置が提供される。映像受信装置は、複数の分割映像それぞれに対する映像信号を、それぞれの伝送路を介して受信する受信部と、各伝送路に対して、その伝送路を介して受信した映像信号に含まれる同期信号と、他の伝送路を介して受信した映像信号に含まれる同期信号とのズレ量を検出する同期信号検出部と、伝送路毎に、検出した同期信号のズレ量を示す情報を表示するための映像情報を生成する映像処理部と、を備える。
本開示の映像受信装置によれば、1つの映像を分割して生成した複数の分割映像を受信した際に、各分割映像の同期信号のズレ量を示す情報が表示される。このため、ユーザーは同期信号のズレ量を視覚的に容易に把握できる。
本開示の映像表示システムの構成を示す図 映像受信装置の具体的な構成を示した図 各種の同期信号を説明した図 同期信号検出部の具体的な構成を示した図 チャンネル1とチャンネル2間の水平同期信号HSの差を検出するHカウンターの動作の例を説明した図 チャンネル1とチャンネル2間の水平同期信号HSの差を検出するHカウンターの動作の例を説明した図 チャンネル1とチャンネル2間の垂直同期信号VSの差を検出するVカウンターの動作の例を説明した図 チャンネル1とチャンネル2間の垂直同期信号VSの差を検出するVカウンターの動作の例を説明した図 同期信号VS、HSのズレ量を表示するオンスクリーン表示の例を(テキスト情報)示した図 同期信号VS、HSのズレ量を表示するオンスクリーン表示の例(バー表示)を示した図 同期信号VS、HSのズレ量を表示するオンスクリーン表示の例(映像の表示位置を変更)を示した図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図8を用いて、本開示の映像表示システムの実施の形態を説明する。
[1−1.構成]
図1は、4K映像(例えば、3840画素×2160画素)をSquare Division形式で送受信する映像表示システムを説明した図である。映像表示システム10は、映像信号を送信する映像送信装置100と、映像送信装置100から受信した映像信号を受信して映像を表示する映像受信装置200(または映像表示装置)とを備える。
映像送信装置100は、1つの4K映像50を水平方向及び垂直方向それぞれに二分割して生成された4つのフルハイビジョン(例えば、1920画素×1080画素)の分割映像1〜4に対する映像信号を生成する。映像送信装置100は、分割映像1〜4それぞれの映像信号を4つのチャンネル1〜4それぞれの信号線を介して映像受信装置200に送信する。例えば、分割映像1の映像信号はチャンネル1の信号線を介して送信され、分割映像2の映像信号はチャンネル2の信号線を介して送信され、分割映像3の映像信号はチャンネル3の信号線を介して送信され、分割映像4の映像信号はチャンネル4の信号線を介して送信される。映像送信装置100は映像信号を供給する装置であり、例えばパーソナル・コンピュータやブルーレイ再生装置で構成される。
映像受信装置200は、映像送信装置100から受信した分割映像1〜4の映像信号を表示画面上で再配置して表示することにより、元の4K映像50の表示を行う。
図2は、映像受信装置200の具体的な構成を示す図である。映像受信装置200は、チャンネル1〜4(信号線)を介して映像送信装置100から送信された映像信号を、内部処理用のデータフォーマットへ変換する受信インタフェース部300を備える。受信インタフェース部300は、チャンネル1〜4のそれぞれを介して受信した映像信号を処理する第1受信部301〜第4受信部304を含む。受信インタフェース部300は、例えばHDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)に準拠してデータ通信を行なう回路であり、専用のLSIで構成される。
さらに、映像受信装置200は、受信インタフェース部300から出力された映像データのクロックドメインを変更するためのFIFO310〜340を備える。また、映像受信装置200は、各受信部301〜304で受信した分割映像を元の4K映像に再配置する映像処理部400と、分割映像が再配置されて生成された4K映像を表示する表示デバイス500とを備える。映像処理部400は専用のLSIで構成される。表示デバイス500は、液晶表示デバイスや有機EL表示デバイスで構成されるが、他の種類の表示装置でもよい。
さらに、映像受信装置200は、受信インタフェース部300と映像処理部400の間に、各チャンネル間における映像信号の同期信号のタイミングのズレ量を検出する同期信号検出部600を備える。同期信号検出部600はFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成される。同期信号検出部600と映像処理部400は、MPU700を介しデータのやり取りを行う。
さらに、映像受信装置200は、キースイッチインタフェース(I/F)800と、赤外線インタフェース(I/F)900と、通信インタフェース(I/F)1000と、RAM1100とを備える。キースイッチI/F800は、映像受信装置200に設けられた各種スイッチに対するユーザー操作を示す操作信号を入力する。赤外線I/F900は、映像受信装置200に対するリモコンからの操作信号を受信する。通信I/F1000は、所定の通信規格にしたがい外部機器との映像信号等の通信を行なうインタフェースである。RAM1100は、MPU700の処理に必要な情報を一時的に格納するメモリであり、MPU700のワーキングエリアとして動作する。
なお、受信インタフェース部300、映像処理部400、及びMPU7等の各構成要素は上記の例に限定されない。例えば、同期信号検出部600を、専用IC(ハードウェア回路)で構成してもよいし、CPUおよびソフトウェアで構成しても良い。
[1−2.動作]
[1−2−1.全体動作]
以上のような構成を有する映像表示システム10の動作を以下に説明する。
まず、映像表示システム10の全体的な動作について説明する。映像送信装置100は、元の4K映像(3840画素×2160画素)を水平方向、垂直方向それぞれに二分割して生成される4つのフルハイビジョン映像(1920画素×1080画素)を生成する。そして、映像送信装置100は、各フルハイビジョン映像の映像信号をシリアル形式の映像データとして信号線(各チャンネル)を介して、映像受信装置200のチャンネル毎に設けられた入力端子に供給する。映像受信装置200において、各チャンネルの入力端子に供給された映像データは、それぞれ受信インタフェース部300に供給される。
映像受信装置200の受信インタフェース部300は、入力された映像データを映像受信装置200内で処理されるフォーマットに変換する。すなわち、第1受信部301〜第4受信部304は、シリアルデータから映像データをパラレル形式のデータ(映像データ1A〜4A)に変換してデータバスに出力する。
第1受信部301〜第4受信部304から出力されたデータ(映像データ1A〜4A)は、一旦FIFO310〜340に記憶されてクロックドメインの変換が行われる。これにより、チャンネル2〜4の映像データのピクセルクロック(PCLK2〜4)が、チャンネル1の映像データのピクセルクロック(PLCK1)に統一される。その後、映像処理部400において、分割映像1〜4が4K映像に再配置され、各分割映像に対してさらにリサイズや画質調整等の処理が施された後、表示デバイス500へ出力される。
受信インタフェース部300から出力される映像データ1A〜4A(すなわち、映像データ1B〜4B)は、RGB各10ビットの映像データと、同期信号VS、HS、DE(Data Enable)、FLD(Field)とを含み、ピクセルクロックPCLKに同期した全34bit幅のパラレル信号となっている。図3は、各種の同期信号を説明した図である。同期信号VSは垂直同期信号であり、1フレーム期間の開始を規定する。同期信号HSは水平同期信号であり、1ラインの開始を規定する。同期信号DE(Data Enable)は有効な映像が含まれる期間を規定する。同期信号FLD(図3では省略)は、入力フォーマットがインターレース系の場合にのみ使用し、通常はロー固定とする。同期信号VS、HS、DEはいずれもハイアクティブとする。
[1−2−2.同期信号のズレ量の表示]
次に、映像表示システム10における、チャンネル間の同期信号のズレ量を映像受信装置200上でオンスクリーン表示する動作について説明する。
映像受信装置200の同期信号検出部600は、受信インタフェース部300から出力された4本の映像信号に対し、チャンネル1の同期信号のタイミングを基準として、チャンネル2〜4の同期信号のズレ量を算出する。図4は、同期信号検出部600の具体的な構成を示した図である。同期信号検出部600は、Hカウンター610、612、614と、Vカウンター611,613、615と、メモリ620〜625と、MPUインタフェース630とを備える。
Hカウンター610、612、614のそれぞれは、チャンネル2〜4それぞれとチャンネル1との間の水平同期信号HSのズレ量を検出するカウンターである。Hカウンター610、612、614の出力はそれぞれメモリ620、622、624に記憶される。
Vカウンター611、613、615のそれぞれは、チャンネル2〜4それぞれとチャンネル1との間の垂直同期信号VSのズレ量を検出するカウンターである。Vカウンター611、613、615の出力はそれぞれメモリ621、623、625に記憶される。
MPUインタフェース630は、各メモリ620〜625に記憶された値をデータバスに伝送する。割り込み生成回路640は、映像処理部400に対する割り込み信号を生成する。
図5、図6を参照してHカウンター610、612、614の動作を説明する。図5では、一例として、チャンネル1とチャンネル2間の水平同期信号HSの差を検出するHカウンター610の動作の例を示している。Hカウンター610は、チャンネル1の水平同期信号HSの立ち上がりエッジから、チャンネル2の水平同期信号HSの立ち上がりエッジまでの間隔を、ピクセルクロックPCLKの周期でカウントする。これにより水平同期信号HSのズレ量(ΔHS)を検出する。図5の例では、チャンネル1の水平同期信号HSに対する、チャンネル2の水平同期信号HSのズレ量(ΔHS)として「3」がカウントされる。図6は、チャンネル1の水平同期信号HSに対してチャンネル2の水平同期信号HSが進んでいる場合のHカウンター610の動作を説明した図である。図6に示す例の場合、チャンネル1の水平同期信号HSに対するチャンネル2の水平同期信号HSのズレ量(ΔHS)として「−3」がカウントされる。なお、図6の例では、実際のカウント値は「2197」であるが、カウント値が所定値を超える場合は、そのチャンネルの同期信号はチャンネル1の同期信号よりも進んでいると判断し、一周期を示すカウント値(本例の場合、2200)から実際のカウント値を減算してズレ量を求める。
図7、図8を参照してVカウンター611、613、615の動作を説明する。図7では、一例として、チャンネル1とチャンネル2間の垂直同期信号VSの差を検出するVカウンター611の動作の例を示している。チャンネル1の垂直同期信号VSの立ち上がりエッジから、各チャンネルの垂直同期信号VSの上がりエッジまでの間隔を、チャンネル1の水平同期信号HSの立ち上がりエッジでカウントアップする。これにより垂直同期信号VSのズレ量(ΔVS)を検出する。図7の例では、チャンネル1の垂直同期信号VSに対する、チャンネル2の垂直同期信号VSのズレ量(ΔVS)として「3」がカウントされる。図8は、チャンネル1の垂直同期信号VSに対してチャンネル2の垂直同期信号VSが進んでいる場合のVカウンター611の動作を説明した図である。図8に示す例の場合、チャンネル1の垂直同期信号VSに対するチャンネル2の垂直同期信号VSのズレ量(ΔVS)として「−3」がカウントされる。図8の例では、実際のカウント値は「1097」であるが、カウント値が所定値を超える場合は、そのチャンネルの同期信号はチャンネル1の同期信号よりも進んでいると判断し、一周期を示すカウント値(本例の場合、1100)から実際のカウント値を減算してズレ量(ΔVS)を求める。
以上のようにして、垂直同期信号VS及び水平同期信号HSのズレ量をそれぞれラインオーダー、ピクセルオーダーでカウントする。
Hカウンター610、612、614及びVカウンター611、613、615で算出されたカウント値はメモリ620〜625に一旦格納される。MPU700は同期信号検出部700(割り込み生成回路640)より送信された割り込み信号のタイミングで、MPUインタフェース630を介し、メモリ620〜625内に保存されたデータをRAM1100に転送する。
MPU700はRAM1100に保存したカウント値を、同期信号検出部600からの割り込み信号のタイミングで映像処理部400に転送する。映像処理部400は、RAM1100から受け取った各チャンネルに対するカウント値を参照して、チャンネル間の同期信号のズレ量を示す情報を映像に重畳して、表示デバイス500上にオンスクリーン表示を行う。
図9は、チャンネル1に対するチャンネル2〜4の同期信号HS、VSそれぞれのズレ量(数値)をテキスト情報で表示したオンスクリーン表示の例を示した図である。チャンネル2〜4それぞれの分割映像が表示される領域において、各チャンネルについて同期信号HS、VSのズレ量が数値510で表示されている。ここで、水平同期信号HSについてはドット単位で、垂直同期信号VSについてはライン単位でズレ量が表示されている。このような表示510により、ユーザーは、チャンネル1に対する各チャンネルの同期信号のズレ量を視覚的に容易に把握することができる。
なお、MPU700は同期信号検出部600から読み込んだ同期信号のズレ量が、映像処理部400や表示デバイス500のスペック(規定値)を超えていないか判定してもよい。そして、ズレ量がスペック(規定値)を超えている場合、MPU700は、超えていることを示す情報を表示し、ユーザーへ機器接続の再確認を促してもよい。例えば、ズレ量がスペック(規定値)を超えている場合、図9に示すオンスクリーン表示において数値510を赤字で表示してもよい。
図10〜図11に、チャンネル間の同期信号のズレ量を示すオンスクリーン表示の別の例を示す。
図10は、チャンネル1に対するチャンネル2〜4の同期信号HS、VSのズレ量をバー形式で表示したオンスクリーン表示の例を示した図である。チャンネル1の同期信号とのズレ量がないときの長さを基準とし、他のチャンネル2〜4の同期信号のズレ量に応じてバー画像520の長さを変化させる。例えば、チャンネル2〜4の同期信号がチャンネル1の同期信号よりも遅れている場合、バー画像520の長さを遅れに応じて長くする。一方、チャンネル2〜4の同期信号がチャンネル1の同期信号よりも進んでいる場合、バー画像520の長さを遅れに応じて短くする。これにより、図9に示す場合よりも、同期信号のズレの程度をより直観的に把握することができる。なお、バー画像の長さの変化のさせ方は図9に示した例と逆でも良い。
図11は、オンスクリーン表示のさらに別の表示例を示した図である。図11の例では、チャンネル2〜4を介して受信した分割映像が表示される領域において所定の画像530を、チャンネル1の同期信号とのズレ量がないときの位置を基準とし、同期信号HSのズレ量に応じて水平方向にシフトさせ、かつ、同期信号VSのズレ量に応じて垂直方向にシフトさせて表示する。水平方向及び垂直方向における画像530の表示位置のシフト量は、同期信号HS、VSのズレ量に応じて決定する。このような表示によっても、ユーザーは同期信号のズレ量をより直感的に容易に把握することが可能となる。
[1−3.効果]
以上のように、本実施の形態の映像受信装置200は、元映像を分割して生成した複数の分割映像それぞれに対する映像信号を受信し、受信した複数の映像信号から前記元映像の映像信号を生成する装置である。映像受信装置200は、複数の分割映像それぞれに対する映像信号を、それぞれのチャンネル(伝送路の一例)を介して受信する受信部301〜304と、各チャンネルに対して、そのチャンネルを介して受信した映像信号に含まれる同期信号(HS、VS)と、他のチャンネルを介して受信した映像信号に含まれる同期信号とのズレ量を検出する同期信号検出部600と、チャンネル毎に、検出した同期信号のズレ量を示す情報を表示するための映像情報を生成する映像処理部400と、を備える。
以上の構成を有する映像受信装置200によれば、チャンネル毎の同期信号のズレ量が表示デバイス500上に表示される。このため、ユーザーは、視覚的に同期信号のズレ量を認識でき、同期信号のズレ量を容易に把握することができる。
すなわち、4K映像をSquare Division(田の字型分割)で受信する受信機の場合、映像の同期信号の最大ズレ量が規定されている場合が多い。映像送信装置の特性やユーザーのシステム構成によっては同期信号が受信機側の規定値をオーバーし、4K映像への合成が正しく行えない場合がある。従来、同期信号のズレを認識するためには回路基板上の波形を測定する必要があり、対応に時間を要していた。これに対して、上記の実施の形態の映像受信装置200によれば、チャンネル毎の同期信号のズレ量が表示デバイス500上に表示される。このため、ユーザーは、視覚的に同期信号のズレ量を認識でき、同期信号のズレ量を容易に把握することができる。
また、映像受信装置200のユーザーメニューとして上記の機能を設定すれば、ユーザーは容易にかつ正確に同期信号のズレ量を認識できるため、サービスサポートセンターにおいてユーザーから正確な情報を取得できる。このため、サービスサポートセンターおいて、ユーザーからの映像受信装置の不具合の問い合わせの際に、サービスサポートセンターにおいて遠隔対応が可能になる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記の実施の形態では、元の映像の解像度を4Kとしたが、映像の解像度はこれに限定されず、映像の解像度は例えば8Kであってもよい。本開示の思想は、映像の解像度に依存せず、複数の分割映像の情報を受信し、受信した複数の分割映像を配置して元の映像を再現する装置に対して適用できる。
本開示は、4K映像信号を分割して処理する信号送受信装置、及びそれを使用した映像表示装置に適用可能である。
10 映像表示システム
100 映像送信装置
200 映像受信装置
300 受信インタフェース部
301〜304 受信部
310〜340 FIFO
400 映像処理部
500 表示デバイス
600 同期信号検出部
610、612、614 Hカウンター
611、613、615 Hカウンター
700 MPU
800 キースイッチインタフェース
900 赤外線インタフェース
1000 通信インタフェース
1100 RAM

Claims (8)

  1. 元映像を分割して生成した複数の分割映像それぞれに対する映像信号を受信し、受信した複数の映像信号から前記元映像の映像信号を生成する映像受信装置であって、
    前記複数の分割映像それぞれに対する映像信号を、それぞれの伝送路を介して受信する受信部と、
    各伝送路に対して、その伝送路を介して受信した映像信号に含まれる同期信号と、他の伝送路を介して受信した映像信号に含まれる同期信号とのズレ量を検出する同期信号検出部と、
    伝送路毎に、前記検出した同期信号のズレ量を示す情報を表示するための映像情報を生成する映像処理部と、
    を備えた映像受信装置。
  2. 前記同期信号は、垂直同期信号と水平同期信号を含む、請求項1記載の映像受信装置。
  3. 前記同期信号のズレ量を示す情報は、テキスト情報である、請求項1記載の映像受信装置。
  4. 前記同期信号のズレ量を示す情報は、同期信号のズレ量に応じて長さが変化するバー画像である、請求項1記載の映像受信装置。
  5. 前記同期信号のズレ量を示す情報は、伝送路毎に、同期信号のズレ量に応じて表示位置が変化する画像である、請求項1記載の映像受信装置。
  6. 前記映像処理部は、前記複数の分割映像それぞれに対する映像信号が示す映像を合成して前記元映像を示す映像を生成する、請求項1ないし5のいずれかに記載の映像受信装置。
  7. 前記映像処理部において生成された映像情報を表示する表示デバイスをさらに備えた、請求項1ないし5のいずれかに記載の映像受信装置。
  8. 前記元映像は4K映像であり、前記分割映像は前記元映像を4等分した画像である、請求項1ないし5のいずれかに記載の映像受信装置。
JP2016148856A 2016-07-28 2016-07-28 映像受信装置 Pending JP2018019284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148856A JP2018019284A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 映像受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016148856A JP2018019284A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 映像受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018019284A true JP2018019284A (ja) 2018-02-01

Family

ID=61082049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016148856A Pending JP2018019284A (ja) 2016-07-28 2016-07-28 映像受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018019284A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019159308A1 (ja) * 2018-02-16 2019-08-22 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置、映像表示方法および映像信号処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019159308A1 (ja) * 2018-02-16 2019-08-22 Necディスプレイソリューションズ株式会社 映像表示装置、映像表示方法および映像信号処理装置
CN111684792A (zh) * 2018-02-16 2020-09-18 Nec显示器解决方案株式会社 视频显示装置、视频显示方法和视频信号处理装置
US10965882B2 (en) 2018-02-16 2021-03-30 Nec Display Solutions, Ltd. Video display apparatus, video display method, and video signal processing apparatus
CN111684792B (zh) * 2018-02-16 2022-08-09 夏普Nec显示器解决方案株式会社 视频显示装置、视频显示方法和视频信号处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10593298B2 (en) Display control device, display control method, and display apparatus
CN204707190U (zh) 4k2k图像点对点同步处理装置
JP2017532795A (ja) 音声映像再生設備、データ表示方法および記憶媒体
WO2013042264A1 (ja) 映像処理装置および映像処理方法
US9386193B2 (en) Signal transmitting device, signal transmitting/receiving device, and image display device
JPH08331472A (ja) 共有フレーム・バッファを含むマルチメディア表示装置においてビデオ・データとグラフィック・データの同期をとる方法及び装置
CN101778199B (zh) 一种合成多路高清视频图像画面的实现方法
JP2014146924A (ja) ソース機器、シンク機器、通信システムおよび画像送信方法
JP5857588B2 (ja) 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法および送受信システム
JP2017520939A (ja) Ledテレビ用のデータ処理方法、装置及びledテレビ
US20120256957A1 (en) Image processing method of performing scaling operations upon respective data portions for multi-channel transmission and image processing apparatus thereof
JP2018019284A (ja) 映像受信装置
JP2005084676A (ja) 画像重ね表示システム及び方法
US10257439B2 (en) Semiconductor device, video display system and video signal output method
JP5219646B2 (ja) 映像処理装置及び映像処理装置の制御方法
JP4332312B2 (ja) 映像信号処理装置、映像表示装置並びに映像信号処理方法
US8786778B2 (en) Timing control apparatus and video processing system
KR101642841B1 (ko) 재생성 클럭신호 기반 멀티비전 시스템 용 영상신호 지터 제거 장치 및 방법
CN103841391A (zh) 立体影像格式转换器及其立体影像格式转换方法
JP2020034869A (ja) 映像処理装置および映像処理システム
JPH09247574A (ja) 走査線変換装置
KR101264108B1 (ko) 고속 영상 전환 스위치 및 스위칭 방법
TWI428018B (zh) 影像轉換的裝置及方法
JP6289559B2 (ja) 画像表示装置
KR100458447B1 (ko) 방송용 그래픽 시스템