JP2018019180A - 制御装置 - Google Patents

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和則 小澤
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和則 小澤
学 森田
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学 森田
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Abstract

【課題】より消費電力を低減する。【解決手段】第1入力端子11a〜15aに接続された第1抵抗回路22をプルアップ抵抗として機能させる第1駆動制御回路20、21と、第2入力端子11b〜15bに接続された第2抵抗回路32をプルアップ抵抗として機能させる第2駆動制御回路30、31を備える。制御回路10は、低電力動作モードのとき、第2駆動制御回路30、31の駆動を停止して第2入力端子の電位判定を未実施として第1駆動制御回路を駆動して第1入力端子の電位判定を実施する。【選択図】図1

Description

本発明は、通常電力動作モードと低電力動作モードを切り替えて動作する機能を有する制御回路を有する制御装置に関するものである。
従来、複数のスイッチに接続された複数の入力端子を有するカスタムICであって、複数の入力端子に接続されたプルアップ抵抗と、プルアップ抵抗を介して複数の入力端子をプルアップするプルアップ回路と、マイコンからの信号に応じてプルアップ回路の動作を制御するプルアップ制御部と、を備えた状態判定装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−81449号公報
上記特許文献1に記載された装置は、複数のスイッチに接続された全ての入力端子がプルアップ抵抗を介してプルアップされる構成となっている。したがって、電源から各プルアップ抵抗を介して各スイッチに接続された全ての入力端子に暗電流が流れるため、消費電力が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みたもので、より消費電力を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、第1入力端子(11a〜15a)に接続された第1抵抗回路(22)と、第1抵抗回路をプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗として機能させる第1駆動制御回路(20、21)と、第2入力端子(11b〜15b)に接続された第2抵抗回路(32)と、第2抵抗回路をプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗として機能させる第2駆動制御回路(30、31)と、通常電力動作モードと該通常電力動作モードより消費電力の少ない低電力動作モードを切り替えて動作する機能を有し、第1、第2駆動制御回路を駆動して第1、第2入力端子の電位判定を実施する制御回路(10)と、を備え、制御回路は、低電力動作モードのとき、第2駆動制御回路の駆動を停止して第2入力端子の電位判定を未実施として第1駆動制御回路を駆動して第1入力端子の電位判定を実施し、第1入力端子の電位が所定電位となったとき、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行し、第1駆動制御回路を駆動して第1入力端子の電位判定を実施するとともに第2駆動制御回路を駆動して第2入力端子の電位判定を実施する。
これによれば、制御回路は、低電力動作モードのとき、第2駆動制御回路の駆動を停止して第2入力端子の電位判定を未実施として第1駆動制御回路を駆動して第1入力端子の電位判定を実施するので、より消費電力を低減することができる。
また、請求項2に記載の発明では、制御回路は、第1駆動制御回路および第2駆動制御回路の少なくとも一方を間欠的に駆動して第1入力端子および第2入力端子の少なくとも一方の電位判定を実施する。したがって、さらに、消費電力を低減することができる。
また、請求項3に記載の発明では、制御装置は、第1抵抗回路と第1駆動制御回路の接続点と接地間に配置された抵抗回路222と、第2抵抗回路と第2駆動制御回路の接続点と接地間に配置された抵抗回路322と、を備えている。これによれば、第1駆動制御回路あるいは第2駆動制御回路の駆動を停止したときの第1入力端子あるいは第2入力端子の電位を安定させることができる。
また、請求項4に記載の発明では、制御装置は、第1入力端子に接続された第1ダイオード(250〜254)と、第2入力端子に接続された第2ダイオード(255〜259)と、を備え、制御回路は、第1ダイオードを介して第1入力端子と接続されるとともに第2ダイオードを介して第2入力端子と接続された入力端子(101a〜105a)を有している。これによれば、制御回路の入力端子の数を半減することができ、制御回路の小型化が可能である。
また、請求項5に記載の発明では、第1ダイオードと第2ダイオードの接続点と接地間に配置された抵抗(241)を備えている。これによれば、第1駆動制御回路あるいは第2駆動制御回路の駆動を停止したときの制御回路の入力端子の電位を安定させることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態の制御装置の回路図である。 比較例の制御装置の回路図である。 第1実施形態の制御装置で低減される電流について説明するための図である。 比較例の制御装置の消費電流と入力チャンネル数の関係を表した図である。 本発明の制御装置と比較例の制御装置の消費電流の違いについて説明するための図である。 本発明の制御装置と比較例の制御装置の暗電流の違いについて説明するための図である。 本発明の第2実施形態の制御装置の回路図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る制御装置について図1〜6を用いて説明する。本実施形態の制御装置の回路図を図1に示す。本制御装置は、車両に搭載された電子制御装置(ECU)として構成されている。
制御装置は、第1入力端子11a〜15a、第2入力端子11b〜15b、第1抵抗回路23、第2抵抗回路33、第1プルアップ回路22、第2プルアップ回路32、制御回路10、第1オンオフ回路20、第1駆動回路21、第2オンオフ回路30、第2駆動回路31、抵抗222および抵抗322を有している。なお、第1オンオフ回路20および第1駆動回路21は、第1駆動制御回路に相当し、第2オンオフ回路30および第2駆動回路31は、第2駆動制御回路に相当する。抵抗222は、第1抵抗回路22と第1駆動制御回路の接続点と接地間に配置された抵抗回路に相当し、抵抗322は、第2抵抗32と第2駆動制御回路の接続点と接地間に配置された抵抗回路に相当する。
本実施形態の制御装置の入力端子は、第1入力端子11a〜15aの入力Aと第2入力端子11b〜15bの入力Bの2系統の入力に分類されている。また、駆動回路は第1駆動回路21と第2駆動回路31に分かれており、オンオフ回路も第1オンオフ回路20と第2オンオフ回路30に分かれている。
第1抵抗回路23は、5つの抵抗231を有している。また、第1プルアップ回路22は、5つの第1抵抗221を有している。
第1入力端子11a〜15aは、それぞれ第1抵抗回路23の各抵抗231を介して制御回路10の入力端子101a〜105aに接続されている。また、第1入力端子11a〜15aは、それぞれ第1プルアップ回路22の各第1抵抗221および第1オンオフ回路20を介して電源端子Vccにプルアップ接続されている。
第2抵抗回路33は、5つの抵抗331を有している。また、第2プルアップ回路32は、5つの第2抵抗321を有している。
第2入力端子11b〜15bは、それぞれ第2抵抗回路33の各第2抵抗331を介して制御回路10の入力端子101b〜105bに接続されている。また、第2入力端子11b〜15bは、それぞれ第2プルアップ回路32の各第2抵抗321および第2オンオフ回路30を介して電源端子Vccにプルアップ接続されている。
第1入力端子11a〜15aおよび第2入力端子11b〜15bは、それぞれ不図示のスイッチを介して接地端子に接続されている。第1入力端子11a〜15aおよび第2入力端子11b〜15bのいずれかに接続されたスイッチがオンすると、このスイッチが接続された入力端子の電位はローレベルとなる。例えば、第1入力端子11aに接続されたスイッチがオンすると第1入力端子11aの電位はローレベルとなる。
制御回路10は、入力端子101a〜105a、101b〜105b、出力端子106、107を有している。制御回路10は、第1駆動回路21および第2駆動回路31を駆動するとともに入力端子101a〜105aに接続された第1入力端子11a〜15aおよび入力端子101b〜105bに接続された第2入力端子11b〜15bの電位判定を実施する。すなわち、第1入力端子11a〜15aおよび第2入力端子11b〜15bの各端子の電位がハイレベルであるかローレベルであるかを判定する。
第1駆動回路21は、NPN型トランジスタ211、抵抗212、213を有している。NPN型トランジスタ211は、制御回路10の出力端子106からローレベルの信号が入力されるとオフし、制御回路10の出力端子106からハイレベルの信号が入力されるとオンする。
第1オンオフ回路20は、PNP型トランジスタ201、コンデンサ202、203、抵抗204、205を有している。PNP型トランジスタ201は、第1駆動回路21のNPN型トランジスタ211がオンするとオンし、第1駆動回路21のNPN型トランジスタ211がオフするとオフする。第1オンオフ回路20は、PNP型トランジスタ201がオンすることにより、第1プルアップ回路22の各第1抵抗221をプルアップ抵抗として機能させる。なお、PNP型トランジスタ201がオフしているときには、第1プルアップ回路22の各第1抵抗221はプルアップ抵抗として機能せず、第1入力端子11a〜15aの電位は抵抗222によりローレベルとなる。
第2駆動回路31は、NPN型トランジスタ311、抵抗312、313を有している。NPN型トランジスタ311は、制御回路10の出力端子107からローレベルの信号が入力されるとオフし、制御回路10の出力端子107からハイレベルの信号が入力されるとオンする。
第2オンオフ回路30は、PNP型トランジスタ301、コンデンサ302、303、抵抗304、305を有している。PNP型トランジスタ301は、第2駆動回路31のNPN型トランジスタ311がオンするとオンし、第2駆動回路31のNPN型トランジスタ311がオフするとオフする。第2オンオフ回路30は、PNP型トランジスタ301がオンすることにより、第2プルアップ回路32の各第2抵抗321をプルアップ抵抗として機能させる。なお、PNP型トランジスタ301がオフしているときには、第2プルアップ回路32の各第2抵抗321はプルアップ抵抗として機能せず、第2入力端子11b〜15bの電位は抵抗322によりローレベルとなる。
制御回路10は、通常電力動作モードと該通常電力動作モードより消費電力の少ない低電力動作モードを切り替えて動作する機能を有している。本制御装置の第1入力端子11a〜15aには、制御回路10をウェイクアップさせる信号が入力されるようになっている。制御回路10は、第1入力端子11a〜15aより入力される信号に応じてウェイクアップして通常電力動作モードとなるが、第2入力端子11b〜15bより入力される信号に応じてウェイクアップはしない。
次に、本制御装置の作動について説明する。制御回路10は、低電力動作モードのとき、第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させ、第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施する処理を実施する。具体的には、制御回路10は、低電力動作モードのとき、出力端子106からハイレベルのパルス信号を周期的に出力して、第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させる。そして、制御回路10は、第1駆動回路21および第1オンオフ回路20が動作している期間中に、第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施する。
なお、制御回路10は、低電力動作モードのとき、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を動作させず、第2入力端子11b〜15bの電位判定も実施しない。
また、制御回路10は、低電力動作モードで、第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させている期間中に、第1入力端子11a〜15aの少なくとも1つの入力端子がローレベルになると、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行するようになっている。
制御回路10は、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行すると、上記した第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させ、第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施する処理を実施する処理を継続する。
さらに、制御回路10は、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を間欠的に動作させ、第2入力端子11b〜15bの電位判定を実施する処理を実施する処理を開始する。具体的には、制御回路10は、通常電力動作モードになると、出力端子107からハイレベルのパルス信号を周期的に出力して、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を間欠的に動作させる。そして、制御回路10は、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30が動作している期間中に、第2入力端子11b〜15bの電位判定を実施する。
また、制御回路10は、第1入力端子11a〜15aおよび第2入力端子11b〜15bの全ての入力端子の電位がハイレベルになったと判定すると、通常電力動作モードから低電力動作モードに移行する。
図2は、入力端子50a〜59aが2系統に分類されていない比較例の回路図である。この比較例の制御装置は、1つの駆動回路21および1つのオンオフ回路20を有している。
図1に示した本発明のオンオフ回路20のPNP型トランジスタ201は、プルアップ回路22の5つの第1抵抗221に電流を供給するのに対し、比較例のオンオフ回路20のPNP型トランジスタ201は、プルアップ回路22の10個の抵抗221に電流を供給する。
このため、比較例のオンオフ回路20のPNP型トランジスタ201は、図1に示した本発明のオンオフ回路20のPNP型トランジスタ201よりもコレクタ電流が大きくなっている。また、比較例の駆動回路21のNPN型トランジスタ211は、図1に示した本発明の駆動回路21のNPN型トランジスタ211よりもベース電流が大きくなっている。
制御回路10は、低電力動作モードのとき、駆動回路21およびオンオフ回路20を間欠的に動作させ、入力端子50a〜59aの電位判定を実施する処理を実施する。
そして、制御回路10は、低電力動作モードで、駆動回路21およびオンオフ回路20を間欠的に動作させている期間中に、入力端子50a〜59aの少なくとも1つの入力端子がローレベルになると、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行するようになっている。
制御回路10は、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行すると、上記した駆動回路21およびオンオフ回路20を間欠的に動作させ、入力端子50a〜59aの電位判定を実施する処理を実施する処理を継続する。
上記したように、比較例の制御装置は、低電力動作モードで、駆動回路21およびオンオフ回路20を間欠的に動作させる際に、プルアップ回路22の10個の抵抗221に電流が流れる。
図3は、入力チャンネル(CH)数と比較例の制御装置の消費電流の関係を示した図である。比較例のような構成の制御装置は、入力チャンネル数が多くなるほど消費電流が増加することがわかる。
図1に示した本発明の制御装置は、低電力動作モードのとき、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を動作させない。すなわち、第2駆動回路31を動作させないので、図4中の矢印C1に示すような第2駆動回路31のNPN型トランジスタ311のベース電流を大幅に低減することができる。さらに、第2オンオフ回路30を動作させないので、図4中の矢印C2に示すような第2オンオフ回路30のPNP型トランジスタ30から第2プルアップ回路32の各抵抗321に流れる暗電流を大幅に低減することもできる。
また、図1に示した本発明の制御装置は、比較例の制御装置と比較して、オンオフ回路20に接続されている抵抗221の数が少なくなっているので、オンオフ回路20のPNP型トランジスタ201のコレクタ電流を小さくすることができる。このため、図4中の矢印C3に示すようなPNP型トランジスタ201から駆動回路21のNPN型トランジスタ211に流れる電流を低減することができる。さらに、駆動回路21のNPN型トランジスタ211に流れる電流が低減するので、図4中の矢印C4に示すような駆動回路21のNPN型トランジスタ211のベース電流を低減することもできる。
図5は、図1に示した本発明の制御装置と図2に示した比較例の制御装置の消費電流の入力チャンネル数との関係を表した図である。図5中のD1は、比較例の制御装置の消費電流であり、D2は、図1に示した本発明の制御装置の消費電流である。図5は、制御回路10が低電力動作モードで、駆動回路21およびオンオフ回路20を間欠的に動作させた場合の消費電流である。本発明の制御装置の消費電流は、比較例の制御装置の消費電流と比較して大幅に低減している。
図6は、図1に示した本発明の制御装置と図2に示した比較例の制御装置の暗電流の入力チャンネル数との関係を表した図である。図6中のE1は、比較例の制御装置の消費電流であり、E2は、図1に示した本発明の制御装置の消費電流である。図6の縦軸は、駆動回路21およびオンオフ回路20を周期的に動作させたときの制御装置で消費される電流の平均値となっている。本発明の制御装置は、比較例の制御装置と比較して暗電流が約1/2に低減している。
上記した構成によれば、制御装置は、第1入力端子11a〜15aに接続された第1抵抗回路22と、第1抵抗回路をプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗として機能させる第1駆動制御回路20、21と、を備える。また、第2入力端子11b〜15bに接続された第2抵抗回路32と、第2抵抗回路をプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗として機能させる第2駆動制御回路30、31と、を備える。さらに、通常電力動作モードと該通常電力動作モードより消費電力の少ない低電力動作モードを切り替えて動作する機能を有し、第1、第2駆動制御回路20、21、30、31を駆動して第1、第2入力端子11a〜15a、11b〜15bの電位判定を実施する制御回路10を備える。
そして、制御回路10は、低電力動作モードのとき、第2駆動制御回路30、31の駆動を停止して第2入力端子11b〜15bの電位判定を未実施として第1駆動制御回路20、21を駆動して第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施する。さらに、第1入力端子11b〜15bの電位が所定電位となったとき、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行し、第1駆動制御回路20、21を駆動して第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施するとともに第2駆動制御回路30、31を駆動して第2入力端子11b〜15bの電位判定を実施する。
これによれば、制御回路10は、低電力動作モードのとき、第2駆動制御回路30、31の駆動を停止して第2入力端子11b〜15bの電位判定を未実施として第1駆動制御回路20、21を駆動して第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施するので、より消費電力を低減することができる。
また、第1入力端子11b〜15bの電位が所定電位となったとき、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行し、第1駆動制御回路20、21を駆動して第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施するとともに第2駆動制御回路30、31を駆動して第2入力端子11b〜15bの電位判定を実施する。
したがって、通常電力動作モードでは、第1駆動制御回路20、21を駆動して第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施するとともに第2駆動制御回路30、31を駆動して第2入力端子11b〜15bの電位判定を実施することもできる。
また、制御回路は、第1駆動制御回路および第2駆動制御回路の少なくとも一方を間欠的に駆動して第1入力端子および第2入力端子の少なくとも一方の電位判定を実施する。したがって、さらに、消費電力を低減することができる。
また、制御装置10は、第1抵抗221と第1駆動制御回路20、21の接続点と接地間に配置された抵抗222と、第2抵抗321と第2駆動制御回路30、31の接続点と接地間に配置された抵抗322と、を備えている。これによれば、第1駆動制御回路20、21あるいは第2駆動制御回路30、31の駆動を停止したときの第1入力端子11a〜15aあるいは第2入力端子11b〜15bの電位を安定させることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る制御装置について図7を用いて説明する。上記第1実施形態の制御装置は、10個の入力端子101a〜105a、101b〜105bを有する制御回路10を備えているが、本実施形態の制御回路10は、図7に示すように、5個の入力端子101a〜105aを有する制御回路10を備えている。制御回路10の入力端子101a〜105aには、それぞれ抵抗回路23の抵抗231が接続されている。
また、本実施形態の制御装置は、上記第1実施形態の制御装置の抵抗222、322に代えて5つの抵抗241を有する抵抗回路24を有している。また、本実施形態の制御装置は、入力端子11a〜15a、11b〜15bと抵抗回路23の各抵抗231の間に10個のダイオード250〜259を有している。
制御回路10の入力端子101aには、抵抗231、ダイオード250を介して入力端子11aが接続されるとともに抵抗231、ダイオード255を介して入力端子11bが接続されている。
制御回路10の入力端子102aには、抵抗231、ダイオード251を介して入力端子12aが接続されるとともに抵抗231、ダイオード256を介して入力端子12bが接続されている。
制御回路10の入力端子103aには、抵抗231、ダイオード252を介して入力端子13aが接続されるとともに抵抗231、ダイオード257を介して入力端子13bが接続されている。
制御回路10の入力端子104aには、抵抗231、ダイオード253を介して入力端子14aが接続されるとともに抵抗231、ダイオード258を介して入力端子14bが接続されている。
制御回路10の入力端子105aには、抵抗231、ダイオード254を介して入力端子15aが接続されるとともに抵抗231、ダイオード259を介して入力端子15bが接続されている。
また、制御回路10の入力端子101a〜105aは、それぞれ抵抗231および抵抗回路24の抵抗241を介して接地されている。
次に、本制御装置の作動について説明する。制御回路10は、低電力動作モードのとき、第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させ、入力端子101a〜105aの電位判定を実施する処理を実施する。
なお、制御回路10は、低電力動作モードのとき、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を動作させず、第2入力端子11b〜15bの電位判定も実施しない。
制御回路10は、低電力動作モードで、第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させている期間中に、入力端子101a〜105aの少なくとも1つの入力端子がローレベルになると、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行するようになっている。
制御回路10は、低電力動作モードから通常電力動作モードに移行すると、上記した第1駆動回路21および第1オンオフ回路20を間欠的に動作させ、第1入力端子11a〜15aの電位判定を実施する処理を実施する処理を継続する。
さらに、制御回路10は、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を間欠的に動作させ、入力端子101a〜105aの電位判定を実施する処理を実施する処理を開始する。具体的には、制御回路10は、通常電力動作モードになると、出力端子107からハイレベルのパルス信号を周期的に出力して、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30を間欠的に動作させる。そして、制御回路10は、第2駆動回路31および第2オンオフ回路30が動作している期間中に、入力端子101a〜105aの電位判定を実施する。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
また、制御装置10は、第1入力端子11a〜15aに接続された第1ダイオード250〜254と、第2入力端子11b〜15bに接続された第2ダイオード255〜259と、を備えている。また、制御回路10は、第1ダイオード250〜254を介して第1入力端子11a〜15aと接続されるとともに第2ダイオード255〜259を介して第2入力端子11b〜15bと接続された入力端子101a〜105aを有している。これによれば、制御回路の入力端子の数を半減することができ、制御回路の小型化が可能である。
また、第1ダイオード250〜254と第2ダイオード255〜259の接続点と接地間に配置された抵抗回路24を備えている。これによれば、第1駆動制御回路20、21あるいは第2駆動制御回路30、31の駆動を停止したときの制御回路の入力端子の電位を安定させることができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、車両に搭載された電子制御装置(ECU)として制御装置を構成したが、ECU以外の制御装置として構成することもできる。
(2)上記実施形態では、バイポーラトランジスタ211を用いて第1駆動回路21を構成するとともにバイポーラトランジスタ311を用いて第2駆動回路31を構成したが、MOSFETを用いて第1、第2駆動回路21、31を構成してもよい。
(3)上記実施形態では、バイポーラトランジスタ201を用いて第1オンオフ回路20を構成するとともにバイポーラトランジスタ301を用いて第2オンオフ回路30を構成したが、MOSFETを用いて第1、第2オンオフ回路20、30を構成してもよい。
(4)上記実施形態では、第1、第2プルアップ回路22、32をプルアップ抵抗として機能させるよう構成したが、第1、第2プルアップ回路22、32をプルダウン抵抗として機能させるように構成することもできる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
10 制御回路
10a〜15a 第1入力端子
10b〜15b 第2入力端子
23 第1抵抗回路
33 第2抵抗回路
22 第1プルアップ回路
32 第2プルアップ回路
20 第1オンオフ回路
30 第2オンオフ回路
21 第1駆動回路
31 第2駆動回路

Claims (5)

  1. 第1入力端子(11a〜15a)に接続された第1抵抗回路(22)と、
    前記第1抵抗回路をプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗として機能させる第1駆動制御回路(20、21)と、
    第2入力端子(11b〜15b)に接続された第2抵抗回路(32)と、
    前記第2抵抗回路をプルアップ抵抗またはプルダウン抵抗として機能させる第2駆動制御回路(30、31)と、
    通常電力動作モードと該通常電力動作モードより消費電力の少ない低電力動作モードを切り替えて動作する機能を有し、前記第1、第2駆動制御回路を駆動して前記第1、第2入力端子の電位判定を実施する制御回路(10)と、を備え、
    前記制御回路は、前記低電力動作モードのとき、前記第2駆動制御回路の駆動を停止して前記第2入力端子の電位判定を未実施として前記第1駆動制御回路を駆動して第1入力端子の電位判定を実施し、前記第1入力端子の電位が所定電位となったとき、前記低電力動作モードから通常電力動作モードに移行し、前記第1駆動制御回路を駆動して前記第1入力端子の電位判定を実施するとともに前記第2駆動制御回路を駆動して前記第2入力端子の電位判定を実施する制御装置。
  2. 前記制御回路は、前記第1駆動制御回路および前記第2駆動制御回路の少なくとも一方を間欠的に駆動して前記第1入力端子および前記第2入力端子の少なくとも一方の電位判定を実施する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1抵抗回路と第1駆動制御回路の接続点と接地間に配置された抵抗回路(222)と、
    前記第2抵抗と第2駆動制御回路の接続点と接地間に配置された抵抗回路(322)と、を備えた請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記第1入力端子に接続された第1ダイオード(250〜254)と、
    前記第2入力端子に接続された第2ダイオード(255〜259)と、を備え、
    前記制御回路は、前記第1ダイオードを介して前記第1入力端子と接続されるとともに前記第2ダイオードを介して前記第2入力端子と接続された入力端子(101a〜105a)を有している請求項1または2に記載の制御装置。
  5. 前記第1ダイオードと前記第2ダイオードの接続点と接地間に配置された抵抗回路(24)を備えた請求項4に記載の制御装置。
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