JP2018018944A - インプリント方法、および物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターンの形成精度およびスループットの点で有利な技術を提供する。
【解決手段】モールドを用いて基板上にインプリント材のパターンを形成する処理を、第1ショット領域を有する第1基板と第2ショット領域を有する第2基板とに対して行うインプリント方法であって、前記処理は、前記モールドとインプリント材とを接触させていない状態で、前記モールドと基板との相対位置を計測した結果に基づいて位置合わせを行う第1処理と、前記モールドとインプリント材とを接触させた状態で位置合わせを行う第2処理と、を含み、前記第1ショット領域の前記第2処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を変更した量が許容範囲内にある場合、前記第2ショット領域の前記処理では、前記第1ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて位置合わせを行う第3処理を、前記第1処理の代わりに行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、インプリント方法、および物品の製造方法に関する。
モールドを用いて基板上にインプリント材のパターンを形成するインプリント装置が、半導体デバイスなどの量産用リソグラフィ装置の1つとして注目されている。インプリント装置では、モールドのパターンを基板に精度よく転写するため、モールドと基板との位置合わせを高精度に行うことが求められている。特許文献1には、モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態(以下、接触状態)において、モールドと基板との相対位置を計測し、その計測結果に基づいてモールドと基板との位置合わせを行う方法が提案されている。
特開2006−165371号公報
接触状態でモールドと基板との相対位置を変更すると、インプリント材の粘性によってモールドのパターンが歪み、基板上のインプリント材にパターンを精度よく形成することが困難になりうる。そのため、接触状態でモールドと基板との相対位置を変更する量が低減されるように、可能な限り、モールドとインプリント材とを接触させる前にモールドと基板との位置合わせを行うことが好ましい。しかしながら、モールドとインプリント材とを接触させる前の位置合わせにおいて、モールドと基板との相対位置を計測する工程をインプリント処理ごとに毎回行うことは、スループットの点で不利になりうる。
そこで、本発明は、パターンの形成精度およびスループットの点で有利な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのインプリント方法は、モールドを用いて基板上にインプリント材のパターンを形成する処理を、複数の基板の各々に対して行うインプリント方法であって、前記複数の基板は、第1ショット領域を有する第1基板と、前記第1ショット領域の後に前記処理が行われる第2ショット領域を有する第2基板とを含み、前記処理は、前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させていない状態で、前記モールドと基板との相対位置の計測を行い、その計測結果に基づいて前記モールドと基板とを位置合わせする第1処理と、前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態で、前記モールドと基板とを位置合わせする第2処理と、を含み、前記第1ショット領域の前記第2処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を変更した量が許容範囲内にある場合、前記第2ショット領域の前記処理では、前記計測を行わずに、前記第1ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて前記モールドと基板とを位置合わせする第3処理を、前記第1処理の代わりに行う、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、パターンの形成精度およびスループットの点で有利な技術を提供することができる。
インプリント装置の構成を示す図である。 変形部の構成を示す図である。 インプリント処理を示すフローチャートである。 インプリント処理を示すフローチャートである。 基板におけるショット領域の配置を示す図である。 物品の製造方法を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
本発明に係る第1実施形態のインプリント装置100について説明する。インプリント装置は、基板上に供給されたインプリント材と型とを接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。インプリント装置は、半導体デバイスなどの製造に使用され、凹凸のパターンが形成されたモールドを用いて、基板のショット領域上に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント処理を行う。例えば、インプリント装置は、パターンが形成されたモールドを基板上のインプリント材に接触させた状態で当該インプリント材を硬化する。そして、インプリント装置は、モールドと基板との間隔を広げて、硬化したインプリント材からモールドを剥離(離型)することによって、インプリント材にパターンを形成することができる。
インプリント材を硬化する方法には、熱を用いる熱サイクル法と光を用いる光硬化法とがあり、本実施形態では、光硬化法を採用した例について説明する。光硬化法とは、インプリント材として未硬化の紫外線硬化樹脂を基板上に供給し、モールドとインプリント材とを接触させた状態でインプリント材に光(紫外線)を照射することにより当該インプリント材を硬化させる方法である。
インプリント材には、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光である。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合成化合物と光重合開始材とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合成化合物または溶剤を含有してもよい。非重合成化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマ成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材は、スピンコータやスリットコータにより基板上に膜状に付与される。あるいは、液体噴射ヘッドにより、液滴状、あるいは複数の液滴が繋がってできた島状または膜状となって基板上に付与されてもよい。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
[インプリント装置の構成]
第1実施形態のインプリント装置100の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態のインプリント装置100の構成を示す図である。インプリント装置100は、基板1を保持するステージ10と、モールド2を保持するインプリントヘッド20と、照射部30と、供給部40と、第1計測部50と、第2計測部60と、制御部70とを含みうる。制御部70は、例えばCPUやメモリなどを有するコンピュータによって構成され、インプリント処理を制御する(インプリント装置100の各部を制御する)。
基板1としては、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板1としては、具体的に、シリコンウェハ、化合物半導体ウェハ、石英ガラスなどである。また、インプリント材の付与前に、必要に応じて、インプリント材と基板との密着性を向上させるために密着層を設けてもよい。また、モールド2は、通常、石英など紫外線を透過させることが可能な材料で作製されており、基板側の面における一部の領域(パターン領域2a)には、基板上に供給されたインプリント材3に転写するための凹凸のパターンが形成されている。
ステージ10(基板ステージ)は、例えば、微動ステージ11と粗動ステージ12とを含みうる。微動ステージ11は、例えば真空吸着力などによって基板1を保持し、微動アクチュエータ13によりX、Y、Z、ωX、ωYおよびωZ方向に移動可能に構成されている。また、粗動ステージ12は、微動ステージ11を微動アクチュエータ13を介して保持し、粗動アクチュエータ14により定盤15の上をX、YおよびωZ方向に移動可能に構成されている。ここで、ステージ10は、構成を簡略化しつつ剛性を確保するため、微動ステージ11と粗動ステージ12とを統合した構成とし、移動方向をX、YおよびωZのみとしてもよい。
インプリントヘッド20(モールド保持部)は、例えば真空吸着力などによりモールドを保持するモールドチャック21と、モールドチャック21をZ、ωXおよびωY方向に駆動するモールド駆動部22とを含みうる。モールドチャック21およびモールド駆動部22は、それぞれの中央部(内側)に開口領域を有しており、照射部30から射出された光がモールド2を介して基板上のインプリント材3に照射されるように構成される。また、モールド駆動部22は、例えば、リニアモータやエアシリンダなどのアクチュエータを含み、モールド2と基板上のインプリント材3とを接触させたり剥離させたりするようにモールドチャック21(モールド2)をZ方向に駆動する。第1実施形態では、モールド2と基板1との間隔を変える動作がインプリントヘッド20によって行われるが、ステージ10によって行われてもよいし、双方で相対的に行われてもよい。
ここで、インプリントヘッド20には、モールド2のパターン領域2aの形状を基板1のショット領域の形状に近づけるため、モールド2の側面に力を加えてパターン領域2aを変形させる変形部23が設けられうる。図2は、変形部23の構成を示す図であり、モールド2を保持したインプリントヘッド20を下(−Z方向)から見た図である。変形部23は、複数のアクチュエータ23a(例えばピエゾアクチュエータ)を含み、図2に示す例では、モールド2の各側面に対して4個ずつのアクチュエータ23aが設けられている。そして、各アクチュエータ23aがモールド2の側面に個別に力を加えることにより、モールド2のパターン領域2aを所望の形状に変形することができる。
照射部30は、基板上のインプリント材3にモールド2を介して光(紫外線)を照射して当該インプリント材3を硬化する。照射部30は、例えば、基板上のインプリント材3を硬化させる光を射出する光源31と、光源31から射出された光をインプリント処理において適切な光に整形する光学素子32とを含みうる。また、供給部40は、基板上にインプリント材3を供給(塗布)する。
第1計測部50は、モールド2と基板1との位置合わせを行う際に用いられ、基板1とモールド2との相対位置、即ち、基板1のショット領域とモールド2のパターン領域2aとの相対位置を計測する。例えば、第1計測部50は、TTM(Through The Mold)方式のスコープを複数含み、ショット領域に設けられたマークとパターン領域2aに設けられたマークとの相対位置を各スコープによって検出する。これにより、第1計測部50は、各スコープの検出結果に基づいて、ショット領域とパターン領域2aとの相対位置を求めることができる。ここで、ショット領域とパターン領域2aとの相対位置は、XY方向における相対位置のみに限られず、ショット領域とパターン領域2aとの形状差も含むものとする。
第2計測部60は、グローバルアライメント(以下、AGA)を行う際に用いられ、オフアクシススコープで基板上のマークをモールドを介さずに検出することにより、各ショット領域の基板上の位置を計測する。例えば、第2計測部60は、基板1の代表的な幾つかのショット領域(サンプルショット領域)に設けられたマークを当該スコープによって検出し、その検出結果を統計処理することにより基板上のショット領域の位置情報(レイアウト情報)を得ることができる。
[インプリント処理について]
インプリント装置では、一般に、モールド2のパターンを基板1に精度よく転写するため、モールド2と基板1との相対位置を計測し、その計測結果に基づいてモールド2と基板1との位置合わせを行うダイバイダイアライメントが用いられる。そして、このようなダイバイダイアライメントは、モールド2と基板上のインプリント材3とを接触させた状態(以下、接触状態)で行われうる。
ここで、接触状態でモールド2と基板1との相対位置を変更すると、インプリント材3の粘性によってモールド2のパターンが歪み、基板上のインプリント材3にパターンを精度よく形成することが困難になりうる。そのため、接触状態でモールド2と基板1との相対位置を変更する量が低減されるように、可能な限り、モールド2とインプリント材3とを接触させていない状態(以下、非接触状態)においてもモールド2と基板1との位置合わせを行うことが好ましい。しかしながら、非接触状態におけるモールド2と基板1との位置合わせにおいて、第1計測部50によってモールド2と基板1との相対位置を計測する工程をインプリント処理ごとに毎回実施してしまうと、スループットの点で不利になりうる。
そこで、本実施形態のインプリント装置100は、非接触状態でモールド2と基板1とを位置合わせする際に、第1計測部50によるモールド2と基板との相対位置の計測を行うか否かを所定の判断基準に基づいて判断する。そして、第1計測部50による計測を行わないと判断した場合には、AGAの結果に従って配置された基板1の位置ずれを補正するための補正値に基づいて、非接触状態でモールド2と基板1との位置合わせを行う。これにより、スループットの低下を低減しつつ、基板上のインプリント材3にパターンを精度よく形成することができる。
以下に、本実施形態のインプリント処理について、図3および図4を参照しながら説明する。図3および図4は、本実施形態のインプリント処理を示すフローチャートである。図3および図4に示すフローチャートでは、複数の基板の各々に対してインプリント処理を行う方法を示しており、各工程は制御部70によって制御されうる。
S10では、制御部70は、ステージ10の上に搬送された基板1に対してAGAを行い、当該基板上のショット領域の位置情報(レイアウト情報)を取得する(第4処理)。本実施形態では、AGAが第2計測部60によって行われうるが、それに限られず、インプリント装置100の外部の計測装置を用いてAGAを行ってもよい。
S11では、制御部70は、ステージ上の基板1が1枚目の基板か2枚目以降の基板かを判断する。1枚目の基板とは、例えば、1つのロットにおける複数の基板1のうち最初にインプリント処理を行う基板のことである。ステージ上の基板1が1枚目の基板であると判断した場合はS12aに進み、ステージ上の基板1が1枚目の基板でない(2枚目以降の基板である)と判断した場合は図4のS12bに進む。
[1枚目の基板に対するインプリント処理]
まず、1枚目の基板(第1基板)に対するインプリント処理(S12a〜S26a)について説明する
S12aでは、制御部70は、インプリント処理を行う対象のショット領域(以下、対象ショット領域)が、基板内で最初にインプリント処理を行うショット領域(以下、最初のショット領域)か否かを判断する。対象ショット領域が最初のショット領域である場合にはS14aに進み、最初のショット領域でない場合にはS13aに進む。S13aでは、制御部70は、非接触状態でのモールド2と基板1との位置合わせにおいて、第1計測部50による計測を行うか否かを判断する。S13aにおける判断基準については後述する。ここで、制御部70は、1枚目の基板に対しては、全てのショット領域について第1計測部50による計測を行うと判断してもよい。
S13aにおいて、第1計測部50による計測を行うと判断した場合はS14aに進む。S14aでは、制御部70は、S10で得られたAGAの結果から対象ショット領域の基板上での位置情報を取得し、当該位置情報に従って、対象ショット領域がモールド2のパターン領域2aの下方に配置されるようにステージ10を制御する。そして、S15aでは、制御部70は、非接触状態において、第1計測部50に、モールド2(パターン領域2a)と基板1(対象ショット領域)との相対位置の計測を行わせる。そして、制御部70は、非接触状態において、第パターン領域2aと対象ショット領域とが目標相対位置(XY方向)になるように、第1計測部50での計測結果に基づいてモールド2と基板1との位置合わせを行う(第1処理)。
S16aでは、制御部70は、AGAの結果(位置情報)に従って配置された基板1とモールド2との相対位置のずれを補正するための第1情報を校正(生成)する(第5処理)。第1情報は、S14の工程でAGAの結果(位置情報)に従って配置された基板1の位置を目標位置に補正するための第1補正値を含み、ショット領域ごと(基板上の位置ごと)に生成されうる。目標位置とは、例えば、パターン領域2aと対象ショット領域とが目標相対位置になるときの基板1の位置のことである。制御部70は、例えば、S15aの位置合わせにおいてモールド2と基板1との相対位置を補正した量(方向も含む)に基づいて、第1情報(第1補正値)を校正しうる。
一方、S13aにおいて、第1計測部50による計測を行わないと判断した場合はS17aに進む。S17aでは、制御部70は、S10で得られたAGAの結果から対象ショット領域の基板上での位置情報を取得し、当該位置情報に従って、対象ショット領域がモールド2のパターン領域2aの下方に配置されるようにステージ10を制御する。そして、S18aでは、制御部70は、第1計測部50による計測を行わずに、第1計測部50での計測結果の代わりに第1情報に基づいて、非接触状態においてモールド2と基板1との位置合わせを行う。S18aの工程は、S17aの工程と一緒に(同時に)行われてもよい。このように第1計測部50による計測を行わずに、第1情報に基づいてモールド2と基板1との位置合わせを行うことにより、非接触状態での位置合わせに要する時間を大幅に短縮することができる。
ここで、第1計測部50による計測を行うか否かついてのS13aでの判断基準について説明する。例えば、対象ショット領域とその前にインプリント処理が行われたショット領域(以下、前ショット領域)との距離が近いほど、AGAの結果に従って配置された基板1の位置ずれの傾向が近くなる。そのため、前ショット領域のインプリント処理で用いられた又は更新された第1情報を、対象ショット領域のインプリント処理でも用いることが可能となる。したがって、制御部70は、対象ショット領域(第4ショット領域)と前ショット領域(第3ショット領域)との基板上での距離が基準値以下の場合、S13aにおいて、第1計測部50による計測を行わないと判断する。そして、制御部70は、S18aにおいて、第1計測部50による計測を行わずに、前ショット領域のインプリント処理のS15aでモールド2と基板1との相対位置を補正した量の情報(第1情報)に基づいてモールド2と基板1とを位置合わせする。基準値は、ショット領域の寸法の1倍や1.5倍など、AGAの結果に従って配置された基板1の位置ずれの傾向の違いを許容することができる距離に設定されうる。
また、制御部70は、インプリント処理が次の行のショット領域に移ったか否かによって、第1計測部50による計測を行うか否かを判断してもよい。例えば、図5に示すように、複数のショット領域群1aが基板1に設けられているとする。複数のショット領域群1aは、所定方向(X方向)に沿って配列された複数のショット領域1bをそれぞれ含み、所定方向と異なる方向(Y方向)に互いにずらして配置されているとする。
このような基板1において、対象ショット領域(第4ショット領域)がショット領域1bであり、前ショット領域(第3ショット領域)がショット領域1bである場合には、対象ショット領域と前ショット領域とが同じショット領域群1aに属している。この場合、制御部70は、S13aにおいて、第1計測部50による計測を行わないと判断する。そして、制御部70は、S18aにおいて、第1計測部50による計測を行わずに、前ショット領域のインプリント処理のS15aでモールド2と基板1との相対位置を補正した量の情報(第1情報)に基づいてモールド2と基板1とを位置合わせする。一方、対象ショット領域がショット領域1bであり、前ショット領域がショット領域1bである場合には、対象ショット領域と前ショット領域とが互いに異なるショット領域群1aに属している。この場合、制御部70は、S13aにおいて、第1計測部50による計測を行うと判断し、S15aにおいて、非接触状態でのモールド2と基板1との位置合わせを、第1計測部50での計測結果に基づいて行う。
さらに、制御部70は、前ショット領域(第3ショット領域)のインプリント処理が終了してから対象ショット領域(第4ショット領域)のインプリント処理が開始するまでの時間によって、第1計測部50による計測を行うか否かの判断を行ってもよい。例えば、制御部70は、当該時間が基準値以下の場合、S13aにおいて、第1計測部50による計測を行わないと判断する。そして、制御部70は、S18aにおいて、第1計測部50による計測を行わずに、前ショット領域のインプリント処理のS15aでモールド2と基板1との相対位置を補正した量の情報(第1情報)に基づいてモールド2と基板とを位置合わせする。基準値は、AGAの結果に従って配置された基板1の位置ずれの傾向の違いを許容することができる時間に設定されうる。
図3に戻り、S19aでは、制御部70は、モールド2と基板上のインプリント材3との接触前後におけるモールド2と基板1との相対位置のずれ量(方向を含む)を示す第2情報を取得する。そして、制御部70は、取得した第2情報に基づいて、モールド2と基板1との相対位置が当該ずれ量だけずれるように、非接触状態でモールド2と基板1との位置合わせを行う(第6処理)。このような第2情報は、モールド2と基板上のインプリント材3とを接触させることによって生じうるモールド2と基板1とのずれを予め補正しておくための第2補正値を含み、ショット領域ごと(基板上の位置ごと)に生成されうる。このように第2情報に基づいて非接触状態での位置合わせを行うことにより、接触状態の位置合わせにおいてモールド2と基板1との相対位置を変更させる量を低減させることができる。ここで、本実施形態では、説明を分かり易くするため、S19aの位置合わせ工程が、S15aの位置合わせ工程またはS18aの位置合わせ工程と別々に行われているが、それに限られるものではない。例えば、S19aの位置合わせ工程を、S15aの位置合わせ工程またはS18aの位置合わせ工程と一緒に(同時に)行ってもよい。
S20aでは、制御部70は、対象ショット領域を供給部40の下方に配置されるようにステージ10を制御し、対象ショット領域の上にインプリント材3を供給するように供給部40を制御する。供給部40によるインプリント材3の供給が終了した後、制御部70は、S19aで位置合わせしたときの位置に基板1が配置されるようにステージ10を制御する。S21aでは、制御部70は、モールド2と基板1との間隔が狭まるようにインプリントヘッド20を制御し、モールド2と基板上のインプリント材3とを接触させる。S22aでは、制御部70は、対象ショット領域に対し、接触状態でのモールド2と基板1との位置合わせ(ダイバイダイアライメント)を行う。具体的には、制御部70は、モールド2(パターン領域2a)と基板1(対象ショット領域)との相対位置を第1計測部50に計測させる。そして、第1計測部50での計測結果に基づいて、パターン領域2aと対象ショット領域とが目標相対位置(XY方向)になるようにモールド2と基板1との位置合わせを行う(第2処理)。
S23aでは、制御部70は、モールド2を接触させたインプリント材3に光を照射するように照射部30を制御し、当該インプリント材3を硬化する。S24aでは、制御部70は、モールド2と基板1との間隔が広がるようにインプリントヘッド20を制御し、硬化したインプリント材3からモールド2を剥離する。S25aでは、制御部70は、S22aにおける接触状態での位置合わせにおいてモールド2と基板1との相対位置を変更した量(方向を含む)を第3情報として記憶するとともに、当該第3情報に基づいて第2情報を校正する(第7処理)。
S26aでは、制御部70は、次にインプリント処理を行うべきショット領域(次のショット領域)が基板内にあるか否かを判断する。次のショット領域がある場合はS12aに戻り、次のショット領域がない場合はS27に進む。S27では、制御部70は、次にインプリント処理を行うべき基板(次の基板)があるか否かを判断する。次の基板がある場合はS10に戻り、次の基板がない場合は終了する。
[2枚目以降の基板に対するインプリント処理]
次に、2枚目以降の基板(第2基板)に対するインプリント処理(S12b〜S26b)について、図4を参照しながら説明する。図4に示すフローチャートの各工程は、図3のS11において、ステージ上の基板1が1枚目の基板でない(2枚目以降の基板である)と判断された場合に行われうる。
S12bでは、制御部70は、対象ショット領域が最初のショット領域か否かを判断する。対象ショット領域が最初のショット領域である場合にはS14bに進み、最初のショット領域でない場合にはS13bに進む。S13bでは、制御部70は、非接触状態でのモールド2と基板1との位置合わせにおいて、第1計測部50による計測を行うか否かを判断する。第1計測部50による計測を行うと判断した場合はS14bに進み、第1計測部50による計測を行わないと判断した場合はS17bに進む。
ここで、第1計測部50による計測を行うか否かについてのS13bでの判断基準について説明する。2枚目以降の基板に対するインプリント処理では、第1計測部50による計測を行うか否かが、1枚目の基板において取得された第3情報に基づいて判断される。第3情報とは、上述したように、接触状態での位置合わせにおいてモールド2と基板1との相対位置を変更した量(以下、接触状態での相対位置の変更量)を示す情報のことである。このような接触状態での相対位置の変更量が大きい場合には、AGAの結果に従って配置された基板1の位置ずれが第1情報(第1補正値)によって補正しきれていないことが想定されうる。そのため、1枚目の基板における接触状態での相対位置の変更量が許容範囲内にない場合、2枚目の基板では、非接触状態において、第1計測部50での計測結果に基づいてモールド2と基板との位置合わせを行うことが好ましい。
例えば、2枚目以降の基板(第2基板)における対象ショット領域(第2ショット領域)にインプリント処理を行う場合を想定する。この場合、制御部70は、1枚目の基板(第1基板)のショット領域(第1ショット領域)についての第3情報(接触状態での相対位置の変更量)を参照する。このとき、第3情報を参照するショット領域の基板上の位置は、対象ショット領域の基板上の位置に対応していること、即ち、基板上の位置(座標)が対象ショット領域と同じであることが好ましい。そして、制御部70は、第1ショット領域についての接触状態での相対位置の変更量が許容範囲内にない場合には、第1計測部50による計測を行うと判断してS14bに進む。S14b〜S16bの工程は、図3のS14a〜S16aの工程と同様であるため説明を省略する。
一方、接触状態での相対位置の変更量が小さい場合には、AGAの結果に従って配置された基板1の位置ずれが第1情報(第1補正値)によって十分に補正されていることが想定されうる。そのため、制御部70は、第1ショット領域についての接触状態での相対位置の変更量が許容範囲内にある場合には、第1計測部50による計測を行わないと判断してS17bに進む。S17bでは、制御部70は、S10で得られたAGAの結果から対象ショット領域の基板上での位置情報を取得し、当該位置情報に従って、対象ショット領域がモールド2のパターン領域2aの下方に配置されるようにステージ10を制御する。
S18bでは、制御部70は、第1計測部50による計測を行わず、第1計測部50での計測結果の代わりに第1情報(第1補正値)に基づいて、非接触状態においてモールド2と基板1との位置合わせを行う(第3処理)。S18bでは、対象ショット領域の基板上の位置に対応する1枚目の基板のショット領域(第1ショット領域)のインプリント処理で用いられた又は更新された第1情報が用いられうる。即ち、当該第1ショット領域における非接触状態での位置合わせにおいて、モールド2と基板1との相対位置を補正した量を示す情報が用いられうる。ここで、S18bで用いられる第1情報は、1枚目の基板についての第1情報に限られるものではなく、例えば、インプリント処置を行っている基板より前にインプリント処理が行われた基板についての第1情報であってもよい。また、S18bの工程は、S17bの工程と一緒に(同時に)行われてもよい。
S19b〜S25bの工程は、図3のS19a〜S25aの工程と同様であるため説明を省略する。S26bでは、制御部70は、次のショット領域が基板内にあるか否かを判断する。次のショット領域がある場合にはS12bに戻り、次のショット領域がない場合には図3のS27に進む。
上述したように、本実施形態のインプリント装置100は、非接触状態でのモールド2と基板1との位置合わせにおいて、第1計測部50による計測を行うか否かを所定の判断基準に基づいて判断する。そして、第1計測部50による計測を行わない場合においても、第1計測部50での計測結果の代わりに第1情報(第1補正値)に基づいて非接触状態でモールドと基板との位置合わせを行う。これにより、スループットの低下を低減しつつ、基板上のインプリント材にパターンを精度よく形成することができる。
<物品の製造方法の実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に塗布されたインプリント材に上記のインプリント装置を用いてパターンを形成する工程(基板にインプリント処理を行う工程)と、かかる工程でパターンを形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
インプリント装置を用いて成形した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、物品の具体的な製造方法について説明する。図6(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウェハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図6(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図6(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを透して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図6(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凹部が硬化物の凸部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図6(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図6(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1:基板、2:モールド、3:インプリント材、10:ステージ、20:インプリントヘッド、30:照射部、40:供給部、50:第1計測部、60:第2計測部、70:制御部、100:インプリント装置

Claims (13)

  1. モールドを用いて基板上にインプリント材のパターンを形成する処理を、複数の基板の各々に対して行うインプリント方法であって、
    前記複数の基板は、第1ショット領域を有する第1基板と、前記第1ショット領域の後に前記処理が行われる第2ショット領域を有する第2基板とを含み、
    前記処理は、
    前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させていない状態で、前記モールドと基板との相対位置の計測を行い、その計測結果に基づいて前記モールドと基板とを位置合わせする第1処理と、
    前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態で、前記モールドと基板とを位置合わせする第2処理と、
    を含み、
    前記第1ショット領域の前記第2処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を変更した量が許容範囲内にある場合、前記第2ショット領域の前記処理では、前記計測を行わずに、前記第1ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて前記モールドと前記第2基板とを位置合わせする第3処理を、前記第1処理の代わりに行う、ことを特徴とするインプリント方法。
  2. 前記情報は、前記第1ショット領域の前記第1基板上の位置情報に従って配置された前記第1基板の位置を補正した量の情報を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント方法。
  3. 前記第2ショット領域は、前記第1ショット領域の前記第1基板上の位置と対応する前記第2基板上の位置に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインプリント方法。
  4. 前記第2ショット領域の前記第3処理では、前記第2ショット領域の前記第2基板上の位置情報にも基づいて前記モールドと前記第2基板とを位置合わせする、ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  5. 前記処理は、前記第1処理の前に、基板上におけるショット領域の位置情報を取得する第4処理を更に含む、ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  6. 前記処理は、前記第1処理で前記モールドと基板との相対位置を計測した結果に基づいて前記情報を校正する第5処理を更に含む、ことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  7. 前記処理は、前記モールドと基板上のインプリント材との接触前後における前記モールドと基板との相対位置のずれ量を示す第2情報に基づいて、前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させていない状態で、前記モールドと基板との相対位置が前記ずれ量だけずれるように前記モールドと基板とを位置合わせする第6処理を更に含む、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  8. 前記処理は、前記第2処理で前記モールドと基板との相対位置を変更した量に基づいて前記第2情報を更新する第7処理を含む、ことを特徴とする請求項7に記載のインプリント方法。
  9. 前記第1基板は、複数のショット領域群を有し、
    前記複数のショット領域群は、所定方向に沿って配列された複数のショット領域をそれぞれ含み、且つ前記所定方向と異なる方向に互いにずらして配置され、
    前記第1基板における第3ショット領域とその次に前記処理が行われる第4ショット領域とが同じショット領域群に属している場合、前記第4ショット領域の前記処理では、前記計測を行わずに、前記第3ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて前記モールドと前記第1基板とを位置合わせする処理を、前記第1処理の代わりに行う、ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  10. 前記第1基板は、第3ショット領域と、前記第3ショット領域の次に前記処理が行われる第4ショット領域とを含み、
    前記第3ショット領域と前記第4ショット領域との前記第1基板上での距離が基準値以下の場合、前記第4ショット領域の前記処理では、前記計測を行わずに、前記第3ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて前記モールドと前記第1基板とを位置合わせする処理を、前記第1処理の代わりに行う、ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  11. 前記第1基板は、第3ショット領域と、前記第3ショット領域の次に前記処理が行われる第4ショット領域とを含み、
    前記第3ショット領域の前記処理が終了してから前記第4ショット領域の前記処理を開始するまでの時間が基準値以下の場合、前記第4ショット領域の前記処理では、前記計測を行わずに、前記第3ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記第1基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて前記モールドと前記第1基板とを位置合わせする処理を、前記第1処理の代わりに行う、ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載のインプリント方法。
  12. モールドを用いて基板上にインプリント材のパターンを形成する処理を行うインプリント方法であって、
    前記基板は、第1ショット領域と、前記第1ショット領域の後に前記処理が行われる第2ショット領域とを有し、
    前記処理は、
    前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させていない状態で、前記モールドと基板との相対位置の計測を行い、その計測結果に基づいて前記モールドと基板とを位置合わせする第1処理と、
    前記モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態で、前記モールドと基板とを位置合わせする第2処理と、
    を含み、
    前記第1ショット領域の前記第2処理で前記モールドと前記基板との相対位置を変更した量が許容範囲内にある場合、前記第2ショット領域の前記処理では、前記計測を行わずに、前記第1ショット領域の前記第1処理で前記モールドと前記基板との相対位置を補正した量の情報に基づいて前記モールドと前記基板とを位置合わせする第3処理を、前記第1処理の代わりに行う、ことを特徴とするインプリント方法。
  13. 請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載のインプリント方法を用いて基板にパターンを形成する工程と、
    前記工程でパターンが形成された前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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