JP2018018292A - 情報管理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】機密性の高い個人情報を扱う場合であっても、セキュリティを確保しつつ、システム利用の利便性を確保する。【解決手段】個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、個人情報を格納する特定領域に個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成する作成手段(制御部21)と、作成手段により作成された電子帳票を出力する際に、特定領域に格納されたタグ情報を参照し、タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、電子帳票の個人情報に係る出力を制御する出力制御手段(制御部31)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理装置及びプログラムに関する。
従来、機密性の高い個人情報(機密情報)が含まれる帳票を電子保存する技術が知られている。一般に、個人情報が含まれる帳票を電子保存する場合、セキュリティを考慮して、電子帳票を暗号化して保存する方式が採用される。
ところで、保存された電子帳票を出力(例えば表示、印刷等)する場合、セキュリティの関係上、無条件に出力を許可することは危険である。従って、例えば、電子帳票へのアクセスに際し、ユーザ毎にアクセス権を設定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−326213号公報
しかしながら、上記従来の技術では、電子帳票の暗号化及び復号化に時間や手間が掛かるため、システムの運用管理が煩雑になるという課題がある。
また、上記特許文献1記載の技術では、ユーザ毎にアクセス権を設定することはできるものの、電子帳票の属性、即ち、電子帳票を取り扱う業務等の情報を加味したアクセス制御を行うことができなかったため、アクセス権が付与されたユーザが必要以上に個人情報に接触できることとなり、セキュリティが必ずしも担保されないという課題がある。一方、アクセス権が付与されなかったユーザにとっては個人情報と接触することが許される状況下であっても権利が制限されることとなり、システム利用の利便性を確保することができないという課題がある。
本発明の課題は、機密性の高い個人情報を扱う場合であっても、セキュリティを確保しつつ、システム利用の利便性を確保することである。
上記課題を解決するため、本発明の情報管理装置は、個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、前記個人情報を格納する特定領域に前記個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成する作成手段と、前記作成手段により作成された電子帳票を出力する際に、前記特定領域に格納された前記タグ情報を参照し、前記タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、前記電子帳票の前記個人情報に係る出力を制御する出力制御手段と、を備える。
本発明によれば、機密性の高い個人情報を扱う場合であっても、セキュリティを確保しつつ、システム利用の利便性を確保することができる。
本実施形態に係るマイナンバー管理システムを構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 帳票設定テーブルの一例を示す図である。 個人番号管理テーブルの一例を示す図である。 アクセス権限管理テーブルの一例を示す図である。 帳票アクセス権限管理テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係るマイナンバー管理システムの電子帳票作成処理を示すフローチャートである。 タグ情報の一例を示す図である。 タグ情報の他の例を示す図である。 本実施形態に係るマイナンバー管理システムの電子帳票出力処理を示すフローチャートである。 ログイン画面の一例を示す図である。 業務メニュー画面の一例を示す図である。 帳票照会画面の一例を示す図である。 従業員本人のタグ情報のみをマイナンバーへと変換した帳票照会画面の一例を示す図である。 従業員本人及び従業員の家族のタグ情報を置換文字列へと変換した帳票照会画面の一例を示す図である。 従業員本人及び従業員の家族のタグ情報をマイナンバーへと変換した帳票照会画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[1.構成の説明]
まず、本実施形態に係るマイナンバー管理システム100の構成について説明する。
マイナンバー管理システム100は、図1に示すように、クライアント端末1と、人事管理サーバ2と、マイナンバー管理サーバ3と、印刷装置4と、を備えて構成されている。本実施形態では、人事管理サーバ2及びマイナンバー管理サーバ3が協働して、本発明の情報管理装置として機能する。このマイナンバー管理システム100において、クライアント端末1、人事管理サーバ2、マイナンバー管理サーバ3及び印刷装置4は、通信ネットワークNにより互いに通信可能に接続されている。通信ネットワークNは、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、インターネット等を含む通信ネットワークである。
クライアント端末1は、PC、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話機等の情報機器である。クライアント端末1には、電子帳票を閲覧(照会)可能とする機能を提供するアプリケーション(電子帳票ビュアー)がインストールされている。なお、クライアント端末1は、1台で構成されるものとするが、これに限定されるものではなく、複数台の装置から構成されるものとしてもよい。
クライアント端末1は、図1に示すように、制御部11と、操作部12と、表示部13と、通信部14と、記憶部15と、を備えて構成されている。
制御部11は、クライアント端末1の動作を中央制御する。具体的には、制御部11は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部15に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、クライアント端末1の各部を統括制御する。
操作部12は、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部11へと出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイを備え、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部13は、電子帳票の作成を指示する操作を行うための画面(電子帳票作成画面)やユーザにより選択された電子帳票を照会するための画面(帳票照会画面)等を表示する。
通信部14は、通信用IC(Integrated Circuit)及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部11の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部11から読み書き可能に記憶する。また、記憶部15は、人事管理サーバ2で作成され、送信された電子帳票を記憶する。
人事管理サーバ2は、企業が保有するコンピュータシステムであり、社員やその家族の個人情報を人事情報として管理する装置である。
人事管理サーバ2は、図1に示すように、制御部21と、操作部22と、表示部23と、通信部24と、記憶部25と、を備えて構成されている。
制御部21は、人事管理サーバ2の動作を中央制御する。具体的には、制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部25に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、人事管理サーバ2の各部を統括制御する。
操作部22は、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部21へと出力する。
表示部23は、LCDなどのディスプレイを備え、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
通信部24は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部21の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
記憶部25は、HDD、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。また、記憶部25は、人事情報を管理するための人事情報データベースを記憶する。また、記憶部25は、電子帳票内のマイナンバー(登録商標)を格納する特定領域に、マイナンバーの代わりに格納するタグ情報を設定するためのテーブルである帳票設定テーブルT1を記憶する。なお、以下の記載において、マイナンバーを個人番号と表記することもある。
帳票設定テーブルT1は、図2に示すように、電子帳票の名称である帳票名称T11、タグに対応するデータ(タグデータ)の基準日T12、タグの有効期限T13、タグの変換回数T14、タグの変換権限を有するユーザを示すタグ変換権限T15、出力対象外のマイナンバーと置換して表示させる文字列(タグ置換文字列)T16、のフィールドを有する。
マイナンバー管理サーバ3は、企業が保有するコンピュータシステムであり、社員やその家族のマイナンバーを含むマイナンバー情報を管理する装置である。マイナンバーは、国民の個人情報を効率的に管理するマイナンバー制度により、日本国籍を有する人に重複しないように付与されたユニークな番号である。
マイナンバー管理サーバ3は、図1に示すように、制御部31と、操作部32と、表示部33と、通信部34と、記憶部35と、を備えて構成されている。
制御部31は、マイナンバー管理サーバ3の動作を中央制御する。具体的には、制御部31は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部35に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、マイナンバー管理サーバ3の各部を統括制御する。
操作部32は、文字入力キー、数字入力キー、その他各種機能に対応付けられたキーなどを有するキーボード、マウス等のポインティングデバイスなどを備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部31へと出力する。
表示部33は、LCDなどのディスプレイを備え、制御部31から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
通信部34は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部31の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
記憶部35は、HDD、半導体メモリなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部31から読み書き可能に記憶する。また、記憶部35は、マイナンバー情報を管理するためのマイナンバー情報データベースを記憶する。また、記憶部35は、従業員又はその家族のマイナンバーをその他の個人情報と対応付けて管理するためのテーブルである個人番号管理テーブルT2と、従業員の業務に対するアクセス権限を管理するためのテーブルであるアクセス権限管理テーブルT3と、業務の電子帳票に対するアクセス権限を管理するためのテーブルである帳票アクセス権限管理テーブルT4と、を記憶する。
個人番号管理テーブルT2は、図3に示すように、社員番号T21、従業員であるかその家族であるかを示す区分T22、従業員との続柄T23、氏名T24、氏名のフリガナT25、性別T26、生年月日T27、個人番号(マイナンバー)T28、データの基準日T29、のフィールドを有する。
アクセス権限管理テーブルT3は、図4に示すように、社員番号T31、氏名T32、ログイン時のユーザ名T33、ログイン時のパスワードT34、人事基本業務、給与基本業務、社会保険業務、年末調整業務、税務関連業務の各業務に対するアクセス権限の有無を示す各項目T35〜T39、のフィールドを有する。
帳票アクセス権限管理テーブルT4は、図5に示すように、業務の名称T41、本人情報及び家族情報の各々に対するアクセス権限の有無を示す各項目T42、T43、源泉徴収票、被保険者資格取得届、扶養控除申告書、保険料控除申告書、月変/算定届の各電子帳票に対するアクセス権限の有無を示す各項目T44〜T48、のフィールドを有する。
人事管理サーバ2及びマイナンバー管理サーバ3の各々は、通信ネットワークN上に展開された一又は複数のサーバから構成される。なお、本実施形態では、各々1つの管理サーバより構成されるものとするが、例えば、WEBサーバ、DBサーバ、ストレージサーバ等の複数のサーバ群から構成されてもよい。
印刷装置4は、例えば、インクジェットプリンタやレーザープリンタ等により構成され、クライアント端末1の制御部11による制御下で、クライアント端末1により行われた処理内容に応じた印刷出力を行う。例えば、印刷装置4は、クライアント端末1で表示(照会)された電子帳票の印刷出力を行う。
[2.動作の説明]
次に、本実施形態に係るマイナンバー管理システム100の動作について、図6〜図15を参照して説明する。
まず、図6のフローチャートを参照して、クライアント端末1及び人事管理サーバ2が電子帳票を作成する処理(電子帳票作成処理)を説明する。この処理は、クライアント端末1の制御部11が、人事管理サーバ2にアクセス(ログイン)する際に必要となるログイン情報(ユーザ名、パスワード等)の入力を受け付けたことを契機として開始される。
まず、クライアント端末1の制御部11は、入力されたユーザ名、パスワード等のログイン情報を、通信部14を介して人事管理サーバ2に送信する(ステップS101)。
人事管理サーバ2の制御部21は、クライアント端末1から送信されたログイン情報に基づいて、人事管理サーバ2に登録されたユーザであるか否かを判定するための処理(ログイン認証処理)を行う(ステップS102)。
制御部21は、人事管理サーバ2に登録されたユーザであると判定した場合、次のステップS103へと移行する。一方、制御部21は、人事管理サーバ2に登録されたユーザでないと判定した場合、ログイン認証に失敗した旨をクライアント端末1に通知し、再度のログイン情報の入力を促す。
次に、制御部21は、電子帳票の作成を指示する操作を行うための画面(電子帳票作成画面)を生成し、通信部24を介してクライアント端末1に送信する(ステップS103)。
クライアント端末1の制御部11は、人事管理サーバ2から送信された電子帳票作成画面を、表示部13に表示させる(ステップS104)。
ユーザは、表示部13に表示された電子帳票作成画面において、電子帳票の作成を指示するための操作を行う。具体的には、ユーザは、作成する電子帳票の帳票種や作成対象とする社員の情報等を指定する操作を行う。
次に、制御部11は、電子帳票作成画面においてユーザにより指定された、電子帳票の作成を指示するための情報(電子帳票作成指示情報)を、通信部14を介して人事管理サーバ2に送信する(ステップS105)。
人事管理サーバ2の制御部21は、クライアント端末1から送信された電子帳票作成指示情報に基づいて電子帳票を作成し、通信部24を介してクライアント端末1に送信する(ステップS106)。
本実施形態では、ステップS106において電子帳票を作成する際、帳票設定テーブルT1(図2参照)を参照して、電子帳票内のマイナンバー(個人番号)を格納する特定領域に、マイナンバーの代わりに、タグ情報を格納する。即ち、制御部21は、本発明の作成手段として機能する。
タグ情報は、電子帳票を出力する際、マイナンバー管理サーバ3からマイナンバーを検索して取得するために必要となる情報(検索用情報)である。マイナンバーは、その性質上、高度なセキュリティ性が要求されるため、電子帳票内にはマイナンバーの代わりにタグ情報を格納しておくようにし、電子帳票の出力時にタグ情報を検索キーとしてマイナンバー管理サーバ3からマイナンバーを取得することで、セキュリティ性を確保することができる。
タグ情報は、図7に示すように、タグ情報の開始を示す固定値A1(本実施形態では%%MYN)と、個人を識別する識別番号である社員番号A2と、従業員本人であるか従業員の家族であるかを示す文字列A3と、タグに対応するデータ(タグデータ)の基準日A4と、タグ情報の終了を示す固定値A5(本実施形態では%%)と、により構成されている。
タグ情報(1)は、タグデータの基準日A4が「2015/10/1」であり、社員番号A2が「1000」の「従業員本人」の電子帳票を作成する場合のタグ情報の一例である。タグ情報(2)は、タグデータの基準日A4が「2015/10/1」であり、社員番号A2が「1000」の「家族1」の電子帳票を作成する場合のタグ情報の一例である。タグ情報(3)は、タグデータの基準日A4が「2015/10/1」であり、社員番号A2が「1000」の「家族2」の電子帳票を作成する場合のタグ情報の一例である。
なお、タグ情報は、図7に示す例に限られず、例えば、図8に示す例であってもよい。図8に示すタグ情報は、図7に示すタグ情報に加え、タグの有効期限A6と、タグの変換回数A7と、タグの変換権限を有するユーザA8と、出力対象外のマイナンバーと置換して表示させる文字列(置換文字列)A9と、を含んで構成されている。
タグ情報(4)は、タグデータの基準日A4が「2015/10/1」、タグの有効期限A6が「2016/9/30」、タグの変換回数A7が「10回」、タグの変換権限を有するユーザA8が「管理者」、置換文字列A9が「*」であり、社員番号A2が「1000」の「従業員本人」の電子帳票を作成する場合のタグ情報の一例である。タグ情報(5)は、タグ情報(4)と同一の条件で、社員番号A2が「1000」の「家族1」の電子帳票を作成する場合のタグ情報の一例であり、タグ情報(6)は、タグ情報(4)と同一の条件で、社員番号A2が「1000」の「家族2」の電子帳票を作成する場合のタグ情報の一例である。
なお、タグ情報は、例えば、作成される電子帳票毎に設定内容を予め定めておくようにしてもよいし、電子帳票の種別にかかわらず同一内容を設定するようにしてもよい。
クライアント端末1の制御部11は、人事管理サーバ2から送信された電子帳票を、記憶部15に記憶させる(ステップS107)。
次に、図9を参照して、情報管理装置(クライアント端末1及びマイナンバー管理サーバ3)が電子帳票を出力(照会・印刷)する処理(電子帳票出力処理)を説明する。この処理は、クライアント端末1の制御部11が、ユーザによる電子帳票ビュアーの起動操作を受け付けたことを契機として開始される。
まず、クライアント端末1の制御部11は、ログイン画面を表示部13に表示させる(ステップS201)。ログイン画面G1は、図10に示すように、ユーザ名を入力するユーザ名入力部G11と、パスワードを入力するパスワード入力部G12と、ログイン操作を実行するためのログインボタンG13と、を備えて構成されている。
ユーザは、ログイン画面G1において、ユーザ名入力部G11及びパスワード入力部G12に自身のユーザ名及びパスワードをそれぞれ入力した後、ログインボタンG13を押下することで、ログイン操作を実行する。
次に、制御部11は、業務メニュー画面を表示部13に表示させる(ステップS202)。業務メニュー画面G2は、図11に示すように、業務メニューの分類を表示するメニュー分類表示領域G21と、メニュー分類表示領域G21で選択された業務メニューに応じた項目(電子帳票)を表示するメニュー項目表示領域G22と、業務メニュー画面G2における操作を終了するための終了ボタンG23と、を備えて構成されている。メニュー分類表示領域G21には、人事情報管理メニューG211、給与情報管理メニューG212、人事帳票管理メニューG213及び給与帳票管理メニューG214の各業務メニューが表示されている。
ユーザは、業務メニュー画面G2において、メニュー分類表示領域G21から一の業務メニューを選択した後、メニュー項目表示領域G22に表示された電子帳票の中から一の電子帳票を選択する。図11には、ユーザにより給与帳票管理メニューG214が選択された例が示されている。給与帳票管理メニューG214が選択された場合、メニュー項目表示領域G22には、給与帳票管理メニューG214に応じた電子帳票として、源泉徴収票G221、扶養控除申告書G222、月変/算定届G223、…等が選択可能に表示される。以降の処理では、メニュー項目表示領域G22に表示された電子帳票の中から「扶養控除申告書G222」が選択されたものとして説明する。
次に、制御部11は、業務メニュー画面G2において、ユーザによりいずれかの電子帳票が選択されたか否かを判定する(ステップS203)。
制御部11は、いずれかの電子帳票が選択されたと判定した場合(ステップS203:YES)、次のステップS204へと移行する。
一方、制御部11は、いずれの電子帳票も選択されていないと判定した場合(ステップS203:NO)、処理を終了する。ここで、いずれの電子帳票も選択されていない場合とは、いずれの電子帳票も選択されることなく、業務メニュー画面G2の終了ボタンG23が押下された場合を示している。
次に、制御部11は、ログイン画面G1で入力されたユーザ名、パスワード等のログイン情報とともに、業務メニュー画面G2で選択された電子帳票及び当該電子帳票に格納されたタグ情報を、通信部14を介してマイナンバー管理サーバ3に送信する(ステップS204)。
マイナンバー管理サーバ3の制御部31は、クライアント端末1から送信されたログイン情報と、記憶部35に記憶されたアクセス権限管理テーブルT3(図4参照)と、を照合して、ログインユーザがアクセス権限(タグ変換権限)を有する業務を抽出する(ステップS205)。例えば、ログインユーザが「人給太郎(ユーザ名:taro、パスワード:Qsad2330)」の場合、アクセス権限を有する業務として、「人事基本業務」、「給与基本業務」、「社会保険業務」、「年末調整業務」、「税務関連業務」が抽出される。また、ログインユーザが「事務花子(ユーザ名:hanako、パスワード:Amnm7756)」の場合、アクセス権限を有する業務として、「年末調整業務」が抽出される。
次に、制御部31は、クライアント端末1から送信された電子帳票と、記憶部35に記憶された帳票アクセス権限管理テーブルT4(図5参照)と、を照合して、電子帳票へのアクセス権限が割り当てられた「業務」及び当該業務における「アクセス可能期間(有効期間)」を抽出する(ステップS206)。例えば、電子帳票が「扶養控除申告書」の場合、アクセス権限が割り当てられた業務及びアクセス可能期間として、「給与基本業務(通年)」、「年末調整業務(11〜2月、当年分)」が抽出される。
次に、制御部31は、ステップS205で抽出した業務と、ステップS206で抽出した業務及びアクセス可能期間と、現在日時と、に基づいて、現在ログインユーザがアクセス権限を有する業務を抽出する(ステップS207)。例えば、現在日時が7月1日の場合、人給太郎は、「給与基本業務(通年)」についてアクセス権限を有し、事務花子は、いずれの業務についてもアクセス権限を有していない。また、現在日時が2月1日の場合、人給太郎は、「給与基本業務(通年)」及び「年末調整業務(11〜2月、当年分)」についてアクセス権限を有し、事務花子は、「年末調整業務(11〜2月、当年分)」についてアクセス権限を有している。
次に、制御部31は、ステップS207で抽出した業務(現在ログインユーザがアクセス権限を有する業務)と、帳票アクセス権限管理テーブルT4(図5参照)と、を照合して、タグ情報をマイナンバーへと変換する対象(タグ情報変換対象)を決定する(ステップS208)。例えば、年末調整業務の場合、従業員本人に加え、従業員の家族のタグ情報をマイナンバーへと変換可能と決定する。また、給与基本業務の場合、従業員本人のタグ情報のみをマイナンバーへと変換可能と決定する。勿論、ステップS207で業務が抽出されなかった場合は、タグ情報のマイナンバーへの変換を不可と決定する。
例えば、現在日時が7月1日の場合、人給太郎は、「給与基本業務(通年)」についてアクセス権限を有しているので、従業員本人のタグ情報のみをマイナンバーへと変換可能と決定する。また、現在日時が7月1日の場合、事務花子は、いずれの業務についてもアクセス権限を有していないので、タグ情報のマイナンバーへの変換を不可と決定する。
また、現在日時が2月1日の場合、人給太郎は、「給与基本業務(通年)」に加え「年末調整業務(11〜2月、当年分)」についてもアクセス権限を有しているので、従業員本人及び従業員の家族のタグ情報をマイナンバーへと変換可能と決定する。また、現在日時が2月1日の場合、事務花子は、「年末調整業務(11〜2月、当年分)」についてアクセス権限を有しているので、従業員本人及び従業員の家族のタグ情報をマイナンバーへと変換可能と決定する。
次に、制御部31は、個人番号管理テーブルT2(図3参照)を参照し、ステップS208で決定したタグ情報変換対象に基づいて、電子帳票に格納されたタグ情報をマイナンバーへと変換し、通信部34を介してクライアント端末1に送信する(ステップS209)。なお、ステップS208でマイナンバーへの変換が不可と決定されたタグ情報に関しては、置換文字列(例えば、「*」)に変換して、クライアント端末1に送信する。即ち、制御部31は、業務に応じた権限(アクセス権限)及びその有効期間に基づいて、電子帳票のマイナンバーに係る出力を制御する出力制御手段として機能する。
クライアント端末1の制御部11は、業務メニュー画面G2で選択された電子帳票を照会するための画面(帳票照会画面)を表示部13に表示させる(ステップS210)。図12に、扶養控除申告書を照会するための帳票照会画面G3の一例を示す。帳票照会画面G3は、図12に示すように、照会対象の電子帳票を表示する帳票表示領域G31と、印刷ボタンG32と、帳票照会画面G3における操作を終了するための終了ボタンG33と、を備えて構成されている。
帳票表示領域G31には、電子帳票である扶養控除申告書F1が表示されている。扶養控除申告書F1は、従業員本人の個人情報を表示する本人情報表示領域F11と、従業員の家族の個人情報を表示する家族情報表示領域F12と、を含んで構成されている。
本人情報表示領域F11には、勤務先、勤務先の住所、氏名、生年月日、住所、配偶者の有無等を表示する各領域の他、従業員本人のマイナンバーを表示するマイナンバー表示領域F111が含まれている。
家族情報表示領域F12には、扶養控除の対象となる配偶者や扶養親族の氏名、生年月日、所得の見積額等を表示する各領域の他、扶養控除の対象となる配偶者や扶養親族のマイナンバーを表示するマイナンバー表示領域F121が含まれている。
上記のマイナンバー表示領域F111及びマイナンバー表示領域F121の各々には、それぞれ電子帳票(扶養控除申告書F1)の作成時に格納されたタグ情報(図7、図8等参照)が格納されており、ステップS209でマイナンバー管理サーバ3から送信された情報(マイナンバー又は置換文字列)が表示される。但し、タグ情報の有効期限が経過していたり、変換回数が超過していたりする場合は、タグ情報の変換が行われず、マイナンバー表示領域F111及びマイナンバー表示領域F121の各々は空欄となる。
図13〜図15に、従業員である「田中太郎」の扶養控除申告書F1を照会するための帳票照会画面G3の例を示す。
例えば、図13に示す例は、現在日時が7月1日で、ログインユーザが人給太郎である場合の帳票照会画面G3を示している。この場合、ステップS208において、従業員本人のタグ情報のみをマイナンバーへと変換可能と決定されているので、マイナンバー表示領域F111に従業員である「田中太郎」本人のマイナンバー「111111111111」が表示されるとともに、マイナンバー表示領域F121に、従業員「田中太郎」の家族(配偶者)である「田中花子」のマイナンバーの代わりに置換文字列「*」が表示されている。
また、図14に示す例は、現在日時が7月1日で、ログインユーザが事務花子である場合の帳票照会画面G3を示している。この場合、ステップS208において、タグ情報のマイナンバーへの変換を不可と決定されているので、マイナンバー表示領域F111及びマイナンバー表示領域F121のいずれにも、マイナンバーの代わりに置換文字列「*」が表示されている。
また、図15に示す例は、現在日時が2月1日で、ログインユーザが人給太郎である場合の帳票照会画面G3を示している。この場合、ステップS208において、従業員本人及び従業員の家族のタグ情報をマイナンバーへと変換可能と決定されているので、マイナンバー表示領域F111に従業員である「田中太郎」本人のマイナンバーが表示されるとともに、マイナンバー表示領域F121に従業員「田中太郎」の家族である「田中花子」のマイナンバーが表示されている。なお、現在日時が2月1日で、ログインユーザが事務花子である場合も、上記と同様、ステップS208において、従業員本人及び従業員の家族のタグ情報をマイナンバーへと変換可能と決定されているので、マイナンバー表示領域F111に従業員である「田中太郎」本人のマイナンバーが表示されるとともに、マイナンバー表示領域F121に従業員「田中太郎」の家族である「田中花子」のマイナンバーが表示される。
次に、制御部11は、帳票照会画面G3において、ユーザにより印刷ボタンG32が押下されたか否かを判定する(ステップS211)。
制御部11は、印刷ボタンG32が押下されたと判定した場合(ステップS211:YES)、次のステップS212へと移行する。
一方、制御部11は、印刷ボタンG32が押下されていないと判定した場合(ステップS211:NO)、ステップS213へと移行する。
ステップS212において、制御部11は、帳票照会画面G3に表示(照会)された電子帳票を印刷する処理(帳票印刷処理)を行う。なお、印刷用紙には、帳票照会画面G3の帳票表示領域G31に表示された電子帳票の内容がそのまま印刷される。従って、例えば、図13〜図15に示した帳票照会画面G3において、帳票印刷処理を行った場合、図13〜図15に示した扶養控除申告書F1がそれぞれ印刷される。
ステップS213において、制御部11は、帳票照会画面G3において、ユーザにより終了ボタンG33が押下されたか否かを判定する。
制御部11は、終了ボタンG33が押下されたと判定した場合(ステップS213:YES)、ステップS202へと移行し、再度業務メニュー画面G2を表示部13に表示させる。
一方、制御部11は、終了ボタンG33が押下されていないと判定した場合(ステップS213:NO)、終了ボタンG33が押下されるまで、ステップS213の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態に係るマイナンバー管理システム100の情報管理装置(人事管理サーバ2及びマイナンバー管理サーバ3)によれば、個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、個人情報を格納する特定領域に個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成し、作成された電子帳票を出力する際に、特定領域に格納されたタグ情報を参照し、タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、電子帳票の個人情報に係る出力を制御する。
従って、ユーザの業務毎に個人情報へのアクセスを制御することができる。よって、機密性の高い個人情報を扱う場合であっても、セキュリティを確保しつつ、システム利用の利便性を確保することができる。
また、本実施形態では、個人情報は、マイナンバーである。
従って、個人情報の中でも格別機密性の高い個人情報を扱う場合であっても、セキュリティを確保しつつ、システム利用の利便性を確保することができる。
また、本実施形態では、個人情報は、従業員本人の個人情報と、その従業員の家族の個人情報と、を含み、出力制御手段は、業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、出力対象とする個人情報を決定し、出力する。
従って、ユーザの業務毎に個人情報の出力対象を制御することができる。よって、ユーザの業務に合わせて臨機応変に個人情報を出力することができるので、よりきめ細やかなシステム利用を実現することができる。
また、本実施形態では、タグ情報は、個人を識別する識別番号と、タグに対応するデータの基準日と、を含んで構成される。
従って、比較的簡易な情報をタグ情報として設定するだけで個人情報を容易に検索することができるので、処理負荷を軽減してシステムの効率的な運用管理を実現することができる。
また、本実施形態では、タグ情報は、更に、タグの有効期間と、タグの変換回数と、タグの変換権限と、出力対象外の個人情報と置換して表示させる置換文字列と、を含んで構成される。
従って、個人情報へのアクセス権限を状況に応じて細かく設定することができるので、セキュリティの確保とシステム利用の利便性の確保とをより高いレベルで両立させることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、個人情報としてマイナンバーを例示し、出力対象外(アクセス権限を有さない場合)の際に、マイナンバーのみを置換文字列へと変換するようにしているが、これに限定されるものではない。
即ち、マイナンバー以外の個人情報(例えば氏名、生年月日、住所等)にもタグ情報を生成することで、出力対象外の際に、マイナンバーのみならず、マイナンバー以外の個人情報を置換文字列へと変換するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、出力対象外(アクセス権限を有さない場合)の際に、マイナンバー等の個人情報を置換文字列へと変換するようにしているが、これに限定されるものではない。
例えば、個人情報を置換文字列へと変換する代わりに、非表示(空欄)とするようにしてもよい。
また、従業員本人及びその家族のいずれの個人情報に対してもアクセス権限を有さない場合には、帳票照会画面G3自体を非表示とするようにしてもよい。
また、上記実施形態では、マイナンバー管理サーバ3の制御部31が、図9のステップS205〜ステップS209の処理を行うことで、本発明の出力制御手段として機能する例を説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、アクセス権限管理テーブルT3及び帳票アクセス権限管理テーブルT4を予めクライアント端末1の記憶部15に記憶しておくようにし、クライアント端末1の制御部11に、ステップS205〜ステップS208の処理を行わせるようにしてもよい。この場合、ステップS208で決定したタグ情報変換対象をマイナンバー管理サーバ3に送信して、マイナンバー管理サーバ3の制御部31にステップS209の処理を行わせることとなる。
また、上記実施形態では、クライアント端末1、人事管理サーバ2及びマイナンバー管理サーバ3を別体の装置として例示して説明しているが、これに限定されるものではない。
例えば、クライアント端末1、人事管理サーバ2及びマイナンバー管理サーバ3のうち、いずれか二つの装置を一体の装置として構成するようにしてもよいし、クライアント端末1、人事管理サーバ2及びマイナンバー管理サーバ3の全てを一体の装置として構成するようにしてもよい。
また、本出願に示す各態様は、方法、プログラムなどとしても把握することができる。方法やプログラムのカテゴリについては、装置のカテゴリで示した「手段」を、例えば、「工程」や「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの順序は、本出願に直接明記のものに限定されず、順序を変更したり、一部の処理をまとめて若しくは随時一部分ずつ実行するよう変更したりすることができる。
その他、クライアント端末、人事管理サーバ、マイナンバー管理サーバ及び印刷装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、前記個人情報を格納する特定領域に前記個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された電子帳票を出力する際に、前記特定領域に格納された前記タグ情報を参照し、前記タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、前記電子帳票の前記個人情報に係る出力を制御する出力制御手段と、
を備える情報管理装置。
<請求項2>
前記個人情報は、マイナンバーである請求項1に記載の情報管理装置。
<請求項3>
前記個人情報は、従業員本人の個人情報と、その従業員の家族の個人情報と、を含み、
前記出力制御手段は、業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、出力対象とする個人情報を決定し、前記出力対象として決定された個人情報を出力する請求項1又は2に記載の情報管理装置。
<請求項4>
前記タグ情報は、個人を識別する識別番号と、タグに対応するデータの基準日と、を含んで構成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報管理装置。
<請求項5>
前記タグ情報は、更に、タグの有効期間と、タグの変換回数と、タグの変換権限と、出力対象外の前記個人情報と置換して表示させる置換文字列と、を含んで構成される請求項4に記載の情報管理装置。
<請求項6>
コンピュータを、
個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、前記個人情報を格納する特定領域に前記個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成する作成手段、
前記作成手段により作成された電子帳票を出力する際に、前記特定領域に格納された前記タグ情報を参照し、前記タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、前記電子帳票の前記個人情報に係る出力を制御する出力制御手段、
として機能させるためのプログラム。
100 マイナンバー管理システム
1 クライアント端末
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 通信部
15 記憶部
2 人事管理サーバ(情報管理装置)
21 制御部(作成手段)
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 記憶部
3 マイナンバー管理サーバ(情報管理装置)
31 制御部(出力制御手段)
32 操作部
33 表示部
34 通信部
35 記憶部
4 印刷装置
N 通信ネットワーク

Claims (6)

  1. 個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、前記個人情報を格納する特定領域に前記個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成された電子帳票を出力する際に、前記特定領域に格納された前記タグ情報を参照し、前記タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、前記電子帳票の前記個人情報に係る出力を制御する出力制御手段と、
    を備える情報管理装置。
  2. 前記個人情報は、マイナンバーである請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記個人情報は、従業員本人の個人情報と、その従業員の家族の個人情報と、を含み、
    前記出力制御手段は、業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、出力対象とする個人情報を決定し、前記出力対象として決定された個人情報を出力する請求項1又は2に記載の情報管理装置。
  4. 前記タグ情報は、個人を識別する識別番号と、タグに対応するデータの基準日と、を含んで構成される請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報管理装置。
  5. 前記タグ情報は、更に、タグの有効期間と、タグの変換回数と、タグの変換権限と、出力対象外の前記個人情報と置換して表示させる置換文字列と、を含んで構成される請求項4に記載の情報管理装置。
  6. コンピュータを、
    個人情報を検索するための検索用情報であるタグ情報を、前記個人情報を格納する特定領域に前記個人情報の代わりに格納した電子帳票を作成する作成手段、
    前記作成手段により作成された電子帳票を出力する際に、前記特定領域に格納された前記タグ情報を参照し、前記タグ情報により規定される業務に応じた権限及びその有効期間に基づいて、前記電子帳票の前記個人情報に係る出力を制御する出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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