JP6848263B2 - 帳票処理装置、帳票出力方法及びプログラム - Google Patents
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Description
そこで、透かし入りの帳票データを印刷し、印刷された画像を取得して透かしを検出し、印刷が正常に行われたと判定した場合に帳票を発行するとともに、印刷が正常に行われていないと判定した場合にリジェクトスタッカに排出する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の技術によれば、印刷された帳票が利用者の手元に渡る前に、正常に印刷されたか否かを自動的に判断することができるので、正確な帳票を発行することができる。
特許文献1記載の技術は、透かしを参照して印刷が正常に行われたか否かを判断し、正常でない場合にリジェクト処理を行うことはできるものの、帳票内容の不備を検出するものではなく、上記の課題を解決するものではなかった。
特に、マイナンバーのように、収集に手間が掛かる情報に不備が存在する場合、役所等への帳票提出の期限に間に合わなくなるようなケースも多く存在するため、不都合が生じていた。
また、本発明に係る第2の態様の帳票処理装置は、マイナンバーの入力欄を含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が前記入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段と、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段と、を備え、前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様の帳票出力方法は、帳票処理装置が実行する帳票出力方法であって、個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が所定の入力欄に存在する電子帳票を検出する検出ステップと、前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御ステップと、を有し、前記印刷制御ステップは、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様の帳票出力方法は、帳票処理装置が実行する帳票出力方法であって、マイナンバーの入力欄を含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が前記入力欄に存在する電子帳票を検出する検出ステップと、前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御ステップと、を有し、前記印刷制御ステップは、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第1の態様のプログラムは、帳票処理装置のコンピュータを、個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が所定の入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段、として機能させ、前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、ことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の態様のプログラムは、帳票処理装置のコンピュータを、マイナンバーの入力欄を含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が前記入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段、として機能させ、前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、ことを特徴とする。
まず、本実施形態に係るマイナンバー管理システム100の構成について説明する。
マイナンバー管理システム100は、図1に示すように、クライアント端末1と、人事管理サーバ2と、マイナンバー管理サーバ3と、印刷装置4と、を備えて構成されている。本実施形態では、クライアント端末1及びマイナンバー管理サーバ3が協働して、本発明の帳票処理装置として機能する。このマイナンバー管理システム100において、クライアント端末1、人事管理サーバ2、マイナンバー管理サーバ3及び印刷装置4は、通信ネットワークNにより互いに通信可能に接続されている。通信ネットワークNは、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、移動体通信網、インターネット等を含む通信ネットワークである。
クライアント端末1は、図1に示すように、制御部11と、操作部12と、表示部13と、通信部14と、記憶部15と、を備えて構成されている。
人事管理サーバ2は、図1に示すように、制御部21と、操作部22と、表示部23と、通信部24と、記憶部25と、を備えて構成されている。
表示部23は、LCDなどのディスプレイを備え、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
マイナンバー管理サーバ3は、図1に示すように、制御部31と、操作部32と、表示部33と、通信部34と、記憶部35と、を備えて構成されている。
表示部33は、LCDなどのディスプレイを備え、制御部31から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
次に、本実施形態に係るマイナンバー管理システム100の動作について、図8〜図17を参照して説明する。
まず、図8のフローチャートを参照して、クライアント端末1及び人事管理サーバ2が電子帳票を作成する処理(電子帳票作成処理)を説明する。この処理は、クライアント端末1の制御部11が、人事管理サーバ2にアクセス(ログイン)する際に必要となるログイン情報(ユーザ名、パスワード等)の入力を受け付けたことを契機として開始される。
制御部21は、人事管理サーバ2に登録されたユーザであると判定した場合、次のステップS103へと移行する。一方、制御部21は、人事管理サーバ2に登録されたユーザでないと判定した場合、ログイン認証に失敗した旨をクライアント端末1に通知し、再度のログイン情報の入力を促す。
ユーザは、表示部13に表示された電子帳票作成画面において、電子帳票の作成を指示するための操作を行う。具体的には、ユーザは、作成する電子帳票の帳票種や作成対象とする社員の情報等を指定する操作を行う。
本実施形態では、ステップS106において電子帳票を作成する際、電子帳票内のマイナンバー(個人番号)を格納する特定領域に、マイナンバーの代わりに、タグ情報を格納する。
タグ情報は、電子帳票を出力する際、マイナンバー管理サーバ3からマイナンバーを検索して取得するために必要となる情報(検索用情報)である。マイナンバーは、その性質上、高度なセキュリティ性が要求されるため、電子帳票内にはマイナンバーの代わりにタグ情報を格納しておくようにし、電子帳票の出力時にタグ情報を検索キーとしてマイナンバー管理サーバ3からマイナンバーを取得することで、セキュリティ性を確保することができる。
なお、タグ情報は、例えば、作成される電子帳票毎に設定内容を予め定めておくようにしてもよいし、電子帳票の種別にかかわらず同一内容を設定するようにしてもよい。
ユーザは、ログイン画面G1において、ユーザ名入力部G11及びパスワード入力部G12に自身のユーザ名及びパスワードをそれぞれ入力した後、ログインボタンG13を押下することで、ログイン操作を実行する。
ユーザは、業務メニュー画面G2において、メニュー分類表示領域G21から一の業務メニューを選択した後、メニュー項目表示領域G22に表示された電子帳票の中から一の電子帳票を選択する。図11には、ユーザにより給与帳票管理メニューG214が選択された例が示されている。給与帳票管理メニューG214が選択された場合、メニュー項目表示領域G22には、給与帳票管理メニューG214に応じた電子帳票として、源泉徴収票G221、扶養控除申告書G222、月変/算定届G223、個人番号確認票G224、…等が選択可能に表示される。以降の処理では、メニュー項目表示領域G22に表示された電子帳票の中から「個人番号確認票G224」が選択されたものとして説明する。
制御部11は、いずれかの電子帳票が選択されたと判定した場合(ステップS203:YES)、次のステップS204へと移行する。
一方、制御部11は、いずれの電子帳票も選択されていないと判定した場合(ステップS203:NO)、処理を終了する。ここで、いずれの電子帳票も選択されていない場合とは、いずれの電子帳票も選択されることなく、業務メニュー画面G2の終了ボタンG23が押下された場合を示している。
帳票表示領域G31には、電子帳票である個人番号確認票F1が表示されている。個人番号確認票F1は、従業員本人の個人情報を表示する本人情報表示領域F11と、従業員の家族(1人目)の個人情報を表示する家族1情報表示領域F12と、従業員の家族(2人目)の個人情報を表示する家族2情報表示領域F13と、を含んで構成されている。
本人情報表示領域F11には、従業員本人の社員番号、区分、続柄、氏名、フリガナ、性別、生年月日、税扶養、健保扶養を表示する各領域の他、従業員本人の個人番号(マイナンバー)を表示するマイナンバー表示領域F111が含まれている。
家族1情報表示領域F12には、従業員の家族(1人目)の社員番号、区分、続柄、氏名、フリガナ、性別、生年月日、税扶養、健保扶養を表示する各領域の他、従業員の家族(1人目)の個人番号を表示するマイナンバー表示領域F121が含まれている。
家族2情報表示領域F13には、従業員の家族(2人目)の社員番号、区分、続柄、氏名、フリガナ、性別、生年月日、税扶養、健保扶養を表示する各領域の他、従業員の家族(2人目)の個人番号を表示するマイナンバー表示領域F131が含まれている。
制御部11は、印刷ボタンG32が押下されたと判定した場合(ステップS205:YES)、次のステップS206へと移行する。
一方、制御部11は、印刷ボタンG32が押下されていないと判定した場合(ステップS205:NO)、ステップS211へと移行する。
制御部11は、ユーザにより選択された電子帳票にエラーが存在すると判定した場合(ステップS206:YES)、次のステップS207へと移行する。
一方、制御部11は、ユーザにより選択された電子帳票にエラーが存在しないと判定した場合(ステップS206:NO)、ステップS210へと移行する。
制御部31は、クライアント端末1から送信された電子帳票が手書き修正対応可能であると判定した場合(ステップS301:YES)、ステップS303へと移行する。
一方、制御部31は、クライアント端末1から送信された電子帳票が手書き修正対応不可能であると判定した場合(ステップS301:NO)、印刷パターン(3)であると判定し(ステップS302)、図9のステップS209へと移行する。ここで、印刷パターン(3)とは、図14(C)に示すように、「表紙P1」のみを印刷し、「電子帳票」や当該電子帳票に含まれるエラーに対する指示を記載した「個別指示書」を印刷しないパターンのことである。従って、印刷パターン(3)と判定された場合、表紙P1のみが印刷されることとなる。
制御部31は、手書き修正対応条件を全て満たしていると判定した場合(ステップS303:YES)、次のステップS304へと移行する。
一方、制御部31は、手書き修正対応条件を一つでも満たしていないと判定した場合(ステップS303:NO)、印刷パターン(3)であると判定し(ステップS302)、図9のステップS209へと移行する。
制御部31は、クライアント端末1から送信された電子帳票の種別が連帳であると判定した場合(ステップS304:YES)、ステップS306へと移行する。
一方、制御部31は、クライアント端末1から送信された電子帳票の種別が連帳でないと判定した場合(ステップS304:NO)、印刷パターン(2)であると判定し(ステップS305)、図9のステップS209へと移行する。ここで、印刷パターン(2)とは、図14(B)に示すように、「表紙P1」のみならず、電子帳票を正常系(エラーを含まない電子帳票)とエラー系(エラーを含む電子帳票)とに区分し、正常系及びエラー系のそれぞれの表紙(正常系表紙P21、エラー系表紙P22)及び電子帳票(正常系帳票P41、エラー系帳票P42)を印刷するとともに、エラー系の電子帳票に含まれるエラーの件数分の「個別指示書P3」を印刷するパターンのことである。従って、印刷パターン(2)と判定された場合、表紙P1、正常系及びエラー系のそれぞれの表紙P21、P22及び電子帳票P41、P42、並びにエラー件数分の個別指示書P3が印刷されることとなる。
なお、エラー系帳票P42は、エラーが存在する入力欄が空欄として印刷される(図16参照)。また、個別指示書P3は、エラーに対する手書き対応を指示する情報を含んでいる(図17参照)。
制御部31は、一括処理を行うことができる業務であると判定した場合(ステップS308:YES)、印刷パターン(1)であると判定し(ステップS309)、図9のステップS209へと移行する。ここで、印刷パターン(1)とは、図14(A)に示すように、「表紙P1」のみならず、正常系及びエラー系が混在した電子帳票(混在帳票P4)と、エラー系の電子帳票に含まれるエラーの件数分の「個別指示書P3」と、を印刷するパターンのことである。従って、印刷パターン(1)と判定された場合、表紙P1、混在帳票P4、及びエラー件数分の個別指示書P3が印刷されることとなる。
一方、制御部31は、一括処理を行うことができる業務でないと判定した場合(ステップS308:NO)、印刷パターン(2)であると判定し(ステップS305)、図9のステップS209へと移行する。
また、マイナンバー管理サーバ3から送信された印刷パターンが印刷パターン(3)であった場合、表紙P1のみが印刷される。
なお、ステップS206でユーザにより選択された電子帳票にエラーが存在しないと判定した場合は、全ての電子帳票が正常系であると判定し、電子帳票を通常通りそのまま印刷する処理を行う。
制御部11は、ユーザにより終了ボタンG34が押下されたと判定した場合(ステップS211:YES)、処理を終了する。
一方、制御部11は、ユーザにより終了ボタンG34が押下されていないと判定した場合(ステップS211:NO)、ステップS202へと移行し、再度業務メニュー画面G2を表示部13に表示させる。ここで、ユーザにより終了ボタンG34が押下されていない場合とは、帳票照会画面G3の終了ボタンG34が押下されることなく、戻るボタンG33が押下された場合を示している。
以上のように、本実施形態に係るマイナンバー管理システム100の帳票処理装置(クライアント端末1及びマイナンバー管理サーバ3)によれば、個人情報を含む電子帳票を対象として個人情報に係る不備が存在する電子帳票を検出し、検出された電子帳票を印刷させる際、電子帳票の不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、不備に対する手書き対応を指示する指示書を印刷させる。
従って、電子帳票に不備が存在する場合であっても、処理を止めることなく印刷処理を行うことができる。また、不備が存在する入力欄を空欄とすることで、印刷後に即座に手書き修正対応を行うことができる。よって、不備が存在する場合に、業務効率を悪化させることなく、不備に対応可能な帳票印刷を実施することができる。
従って、個人情報の中でも格別機密性の高い個人情報を扱う場合であっても、業務効率を悪化させることなく、不備に対応可能な帳票印刷を実施することができる。
従って、不備が存在する入力欄の位置をユーザにわかりやすく報知することができるので、手書き修正を容易に行うことができる。
従って、電子帳票内に存在する不備の対象をユーザにわかりやすく報知することができるので、手書き修正を容易に行うことができる。
なお、図20に示す例では、QRコードを表示させるようにしているが、QRコードに限らず、他の二次元コードを表示させるようにしてもよい。
また、図20に示す個別指示書P3では、指示内容表示領域F14にQRコード表示部F15を含む構成を例示して説明しているが、図17に示す個別指示書P3において、QRコード表示部F15を含む構成とすることも当然に可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が存在する電子帳票を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段と、
を備える帳票処理装置。
<請求項2>
前記印刷制御手段は、前記不備が存在する入力欄の位置を強調した指示書を印刷させる請求項1に記載の帳票処理装置。
<請求項3>
前記印刷制御手段は、前記不備が存在する入力欄に記入される個人情報の名称を含む指示書を印刷させる請求項1または2に記載の帳票処理装置。
<請求項4>
前記印刷制御手段は、前記不備の修正用画面を表示手段に表示させるための二次元コードを含む指示書を印刷させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の帳票処理装置。
<請求項5>
マイナンバーを含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が存在する電子帳票を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段と、
を備える帳票処理装置。
<請求項6>
コンピュータを、
個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が存在する電子帳票を検出する検出手段、
前記検出手段により検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段、
として機能させるためのプログラム。
1 クライアント端末(帳票処理装置)
11 制御部(検出手段)
12 操作部
13 表示部(表示手段)
14 通信部
15 記憶部
2 人事管理サーバ
21 制御部
22 操作部
23 表示部
24 通信部
25 記憶部
3 マイナンバー管理サーバ(帳票処理装置)
31 制御部(印刷制御手段)
32 操作部
33 表示部
34 通信部
35 記憶部
4 印刷装置(印刷手段)
N 通信ネットワーク
Claims (10)
- 個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が所定の入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段と、
を備え、
前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とする帳票処理装置。 - 前記印刷制御手段は、前記不備が存在する入力欄の位置を強調した指示書を印刷させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の帳票処理装置。 - 前記印刷制御手段は、前記不備が存在する入力欄に記入される個人情報の名称を含む指示書を印刷させる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の帳票処理装置。 - 前記印刷制御手段は、前記不備の修正用画面を表示手段に表示させるための二次元コードを含む指示書を印刷させる、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の帳票処理装置。 - 前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が互いに異なる種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが混在したままで出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の帳票処理装置。 - マイナンバーの入力欄を含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が前記入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段と、
を備え、
前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とする帳票処理装置。 - 帳票処理装置が実行する帳票出力方法であって、
個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が所定の入力欄に存在する電子帳票を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御ステップと、
を有し、
前記印刷制御ステップは、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とする帳票出力方法。 - 帳票処理装置が実行する帳票出力方法であって、
マイナンバーの入力欄を含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が前記入力欄に存在する電子帳票を検出する検出ステップと、
前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御ステップと、
を有し、
前記印刷制御ステップは、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出ステップで前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とする帳票出力方法。 - 帳票処理装置のコンピュータを、
個人情報を含む電子帳票を対象として、前記個人情報に係る不備が所定の入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段、
前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段、
として機能させ、
前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 帳票処理装置のコンピュータを、
マイナンバーの入力欄を含む電子帳票を対象として、前記マイナンバーに係る不備が前記入力欄に存在する電子帳票を検出する検出手段、
前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票を印刷手段により印刷させる際、前記電子帳票の前記不備が存在する入力欄を空欄として印刷させるとともに、前記不備に対する対応として前記入力欄への手書き対応を指示する指示書を印刷させる印刷制御手段、
として機能させ、
前記印刷制御手段は、複数の電子帳票を連続的に前記印刷手段により印刷させる場合であって前記複数の電子帳票が同じ種別の所定の電子帳票である場合には、前記検出手段により前記入力欄に前記不備の存在が検出された電子帳票と前記入力欄に前記不備の存在が検出されなかった電子帳票とが選り分けられて出力されるように、前記複数の電子帳票を印刷させる、
ことを特徴とするプログラム。
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