JP2018017651A - 電流センサモジュール - Google Patents

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宣之 笹沼
Noriyuki Sasanuma
宣之 笹沼
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Abstract

【課題】電子回路基板に発生するノイズ電流を抑制する。
【解決手段】電子回路基板5と、コア3とを有する電流センサモジュール1であって、上記電子回路基板5と、上記コア3とに挿入されると共に接触する導電性部材6を有し、上記電子回路基板5は、上記導電性部材6が接触する領域に、グランドパターン5cが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流センサモジュールに関するものである。
例えば、特許文献1には、自動車等に搭載されるモータに給電する三相インバータモジュールが開示されている。この三相インバータモジュールは、モータに流れる電流を検出する電流検出部を備えている。この電流検出部は、インバータ回路がプリントされた電子回路基板と、モータに接続するためのブスバーと、ブスバーの周囲を囲む磁性コアと、磁性コアのギャップに配置されたホール素子とを有している。この特許文献1に開示された電流検出部(電流センサモジュール)は、ブスバーに流れる電流を検出している。
特開平11−127583号公報
しかしながら、三相インバータモジュールからモータに対して印加される電圧が高いため、バスバに印加される電圧の変動が大きく、コアの表面に対して静電気が発生する。これにより、コアと電子回路基板との間に浮遊容量が発生し、電子回路基板にノイズ電流が流れやすくなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電子回路基板に発生するノイズ電流を抑制することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
本発明では、第1の手段として、電子回路基板と、コアとを有する電流センサモジュールであって、前記電子回路基板と、前記コアとに挿入されると共に上記電子回路基板に接触する導電性部材を有し、前記電子回路基板は、前記導電性部材が接触する領域に、グランドパターンが形成されている、という構成を採用する。
本発明によれば、コアと、電子回路基板のグランドとが、導電性部材により電気的に接続される。これにより、コアにおいて発生したノイズ電流を、ボルトを介してグランドに逃がすことができる。したがって、電子回路基板において発生するノイズ電流を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る電流センサモジュールを示す図であり、(a)が断面図であり、(b)が上面図であり、(c)がコアの側面断面図である。 本発明の一実施形態に係る電流センサモジュールの変形例を示す図であり、(a)が断面図であり、(b)が上面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電流センサモジュールの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。図1は、本実施形態に係る電流センサモジュール1を示す図であり、(a)が断面図であり、(b)が上面図である。
電流センサモジュール1は、図1(a)に示すように、ケーシング2と、コア3と、バスバ4と、電子回路基板5と、ボルト6とを備えている。ケーシング2は、側面にコア3が配設される凹部2aが形成されており、コア3と、バスバ4と、電子回路基板5とを保持する部材である。また、ケーシング2は、ボルト6が挿入されるボルト開口2bが複数形成されている。
コア3は、1つのバスバ4に対して1つずつ設けられ、中央開口が形成された略環状の磁性体部材である。このコア3は、図1(c)に示すように、後述するホール素子5bが間に配置されるコアギャップ3aと、ボルト6が挿入されるボルト開口3bとが形成されている。ボルト開口3bは、中央開口の形成方向に対して垂直な方向に形成されている。このようなコア3は、バスバ4の電流経路を中心として周囲に設けられている。このコア3は、凹部2aにおいてコアギャップ3aが上方に配置されるように配設されると共に、ボルト6によりケーシング2の上側に固定されている。
バスバ4は、コア3の中央開口に配設され、ケーシング2に固定されている金属部材であり、複数設けられている。このバスバ4は、電子回路基板5上の不図示のインバータ回路に接続された端子であり、外部端子として、3相モータに設けられた電源端子が接続される。このようなバスバ4は、3相モータと、インバータ回路とを電気的に接続するための部品である。
電子回路基板5は、配線パターンがプリントされると共に複数の電子部品を有する基板であり、ケーシング2の上面に対して固定されている。この電子回路基板5は、基板本体5aと、ホール素子5bと、グランドパターン5cとを有している。基板本体5aは、図1(b)に示すように、矩形の平板であり、1つのコア3に対して、ボルト6が挿入されるボルト開口5a1が2か所ずつ形成されている。ホール素子5bは、コアギャップ3aの間に配置されるように、基板本体5aから下方に吊り下げられて固定されている。このようなホール素子5bは、電子回路基板5上にバスバ4に流れる電流により形成される磁界強度を検出するセンサである。グランドパターン5cは、ボルト開口5a1の縁部に形成されており、ボルト6の頭部6aが接触する。
ボルト6は、図1(a)及び図1(b)に示すように、基板本体5aの表面側からボルト開口5a1に挿入され、ケーシング2のボルト開口2bを介してコア3のボルト開口3bに挿入されている導電性部材である。このボルト6は、グランドパターン5cに接触すると共にコア3に接触しており、コア3の表面において発生したノイズ電流をグランドパターン5cに逃がすための電気経路となっている。
このような本実施形態に係る電流センサモジュール1の動作を説明する。バスバ4に3相モータの電源端子が接続されると、バスバ4に電流が流れ、バスバ4の周囲に磁界が発生する。発生した磁界は、コア3により増強され、ホール素子5bにより検出される。このとき、従来はバスバ4とコア3との間にノイズ電流が発生し、電子回路基板5に対するノイズ電流の原因となっていた。本実施形態に係るコア3は、グランドパターン5cに接触しているため、ノイズ電流がグランドパターン5cに吸収される。
このような本実施形態に係る電流センサモジュール1によれば、コア3と、電子回路基板5のグランドパターン5cとが、ボルト6により電気的に接続される。これにより、コア3において発生したノイズ電流を、ボルト6を介してグランドパターン5cに逃がすことができる。したがって、電子回路基板5において発生するノイズ電流を抑制することができる。
また、本実施形態に係る電流センサモジュール1は、ボルト6により電子回路基板5及びコア3をケーシング2に固定している。したがって、電子回路基板5及びコア3を固定するにあたって、他に固定部材を用いる必要がない。さらに、コア3を固定するにあたって、ポッティングなどを行う必要がないため、コア3に対して応力が集中することを防止することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
図2は、本実施形態に係る電流センサモジュール1の変形例を示す図であり、(a)が断面図であり、(b)が上面図である。図2(a)に示すように、電流センサモジュール1のコア3は、中央開口を電子回路基板5に向けて配置されるものとしてもよい。この場合、コア3のボルト開口3bは、中央開口と平行に設けられる。また、バスバ4は、図2(b)に示すように中央開口に挿通されるように、電子回路基板5に対して垂直に配置される。
1……電流センサモジュール
2……ケーシング
2a……凹部
2b……ボルト開口
3……コア
3a……コアギャップ
3b……ボルト開口
4……バスバ
5……電子回路基板
5a……基板本体
5a1……ボルト開口
5b……ホール素子
5c……グランド
6……ボルト(導電性部材)

Claims (1)

  1. 電子回路基板と、コアとを有する電流センサモジュールであって、
    前記電子回路基板と前記コアとに挿入されると共に前記電子回路基板に接触する導電性部材を有し、
    前記電子回路基板は、前記導電性部材が接触する領域に、グランドパターンが形成されていることを特徴とする電流センサモジュール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020170724A1 (ja) 2019-02-18 2020-08-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 三相電流検出装置

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