JP2018016281A - 車両用骨格部材 - Google Patents

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北方 慎太郎
Shintaro Kitakata
慎太郎 北方
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樹徳 橋田
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Abstract

【課題】補強材の剥がれを抑制することができる車両用骨格部材を得る。
【解決手段】バンパリインフォースメント10は、繊維強化樹脂を用いて板状に形成された補強板12と、金属製の材料を用いて形成されたバンパリインフォースメント本体14と、を備えている。バンパリインフォースメント本体14は、補強板12における該補強板12の厚み方向一方側の面が接合される後壁部22及び補強板12の端面の少なくとも一部が接合される上側リブ26及び下側リブ28と、を備えている。当該構成により、補強板12が、その端面を起点としてバンパリインフォースメント本体14から剥がれることを抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用骨格部材に関する。
下記特許文献1には、車両の側部に設けられたサイドドア開口部の一部を構成するBピラー(車両用骨格部材)が開示されている。このBピラーは、断面ハット状に形成されたアウタパネルとインナパネルとが接合されることによって形成されている。また、インナパネルには、CFRP製のシート状の補強材が車両上下方向に沿って接合されている。これにより、Bピラーの強度が向上されている。
特開2015−160524号公報
ところで、補強材がインナパネル等の母材に接合されることで強度が向上される車両用骨格部材においては、補強材の母材からの剥がれを抑制できることが望ましい。
本発明は上記事実を考慮し、補強材の剥がれを抑制することができる車両用骨格部材を得ることが目的である。
請求項1記載の車両用骨格部材は、繊維強化樹脂を用いて板状又はシート状に形成された補強材と、金属製の材料を用いて形成され、前記補強材における該補強材の厚み方向一方側の面が接合される第1被接合部及び該第1被接合部と一体に形成されかつ前記補強材における該補強材の厚み方向と交差する方向の端面の少なくとも一部が接合される第2被接合部を有する骨格部材本体と、を備えている。
請求項1記載の車両用骨格部材によれば、繊維強化樹脂を用いて板状又はシート状に形成された補強材における当該補強材の厚み方向一方側の面が、金属製の材料を用いて形成された骨格部材本体の第1被接合部に接合されると共に、補強材における当該補強材の厚み方向と交差する方向の端面の少なくとも一部が補強材の第2被接合部に接合されている。これにより、骨格部材本体が補強材によって補強されている。
ここで、請求項1記載の発明では、骨格部材本体は、補強材における当該補強材の厚み方向と交差する方向の端面の少なくとも一部が接合される第2被接合部を備えている。これにより、補強材が、その厚み方向と交差する方向の端面を起点として骨格部材本体から剥がれることを抑制することができる。
本発明に係る車両用骨格部材は、補強材の剥がれを抑制することができる、という優れた効果を有する。
バンパリインフォースメントを示す斜視断面図である。 図1に示された2−2線に沿って切断したバンパリインフォースメントの断面を示す断面図である。 補強板の端部を拡大して示す図2に対応する拡大断面図である。 プレスによる補強材の接着工程を示す模式図である。 変形例に係るバンパリインフォースメントを示す斜視断面図である。
図1〜図3を用いて、本発明の実施形態に係る車両用骨格部材について説明する。なお、各図において適宜示される矢印FRは、車両前後方向前側を示しており、矢印UPは、車両上下方向上側を示しており、矢印OUTは、車両幅方向外側を示している。また、以下の説明で特記なく前後、上下、内外及び左右の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両幅方向の内外及び左右を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態の車両用骨格部材としてのバンパリインフォースメント10は、補強材としての補強板12が鋼やアルミニウム合金等の金属製の骨格部材本体としてのバンパリインフォースメント本体14に接合されることにより形成されている。なお、以下の説明においては、「バンパリインフォースメント10」及び「バンパリインフォースメント本体14」を「バンパRF10」及び「バンパRF本体14」という。
補強板12は、繊維強化樹脂(CFRPやGFRP)を用いて形成されており、この補強板12は、車両前後方向を厚み方向として車幅方向を長手方向として延在する矩形板状に形成されている。また、本実施形態では、図3に示されるように、補強板12内の繊維12A(カーボン繊維やガラス繊維)の方向と補強板12の長手方向(車幅方向)とが一致している。
図1及び図2に示されるように、バンパRF本体14は、一例として押出成型により製造された押出材であり、本実施形態では、車両側面視で略梯子状断面に形成されている。具体的には、バンパRF本体14は、車両前後方向を厚み方向として車幅方向を長手方向として延在する矩形状の前壁部16と、前壁部16の上端側の部分から後方側に向けて延びる上壁部18と、前壁部16の下端側の部分から後方側に向けて延びる下壁部20と、を備えている。また、バンパRF本体14は、上壁部18の後端側の部分と下壁部20の後端側の部分とを上下方向につなぐ第1被接合部としての後壁部22を備えている。そして、バンパRF本体14は、前壁部16、上壁部18、下壁部20及び後壁部22を有することによって、車両側面視で上下方向を長手方向とする矩形状の閉断面構造とされている。また、バンパRF本体14は、前壁部16の上下方向の中間部と後壁部22の上下方向の中間部とを前後方向につなぐ中壁部24を備えている。この中壁部24によって、前壁部16、上壁部18、下壁部20及び後壁部22によって閉じられた空間が上下方向に分割されている。
図2に示されるように、本実施形態では、上壁部18及び下壁部20の後方側の端部は、後壁部22に対して後方側に向けて突出する第2被接合部としての上側リブ26及び下側リブ28とされている。そして補強板12が、後壁部22、上側リブ26及び下側リブ28によって形成された浅溝状の空間30内に配置された状態で、補強板12の前方側の面12B、上方側の端面12C及び下方側の端面12Dが、後壁部22の後方側の面22A、上側リブ26の下方側の面26A及び下側リブ28の上方側の面28Aにそれぞれ接着層32を介して接合されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
以上説明した本実施形態のバンパRF10では、補強板12がバンパRF本体14の後方側の面に接合されている。これにより、前面衝突等による衝突荷重がバンパRF10に入力された際における当該バンパRF10の曲げ強度を向上させることができる。
また、本実施形態のバンパRF10では、補強板12の前方側の面12Bが、バンパRF本体14の後壁部22の後方側の面22Aに接合されていることに加えて、当該補強板12の上方側の端面12C及び下方側の端面12Dが、バンパRF本体14の上側リブ26の下方側の面26A及び下側リブ28の上方側の面28Aにそれぞれ接合されている。これにより、補強板12が、その上方側の端面12C及び下方側の端面12Dを起点としてバンパRF本体14から剥がれることを抑制することができる。
これに加えて、本実施形態では、補強板12の上方側の端面12CとバンパRF本体14の上側リブ26の下方側の面26Aとの間に接着層32が介在していると共に、補強板12の下方側の端面12DとバンパRF本体14の下側リブ28の上方側の面28Aとの間に接着層32が介在している。これにより、補強板12の上方側の端面12CとバンパRF本体14の上側リブ26の下方側の面26Aとの間及び補強板12の下方側の端面12DとバンパRF本体14の下側リブ28の上方側の面28Aとの間に水滴が浸入することが抑制される。その結果、補強板12の上方側の端面12CとバンパRF本体14の上側リブ26の下方側の面26Aとの間及び補強板12の下方側の端面12DとバンパRF本体14の下側リブ28の上方側の面28Aとの間で電食が生じることを抑制することができる。
また、本実施形態では、補強板12が、バンパRF本体14の後壁部22、上側リブ26及び下側リブ28によって形成された浅溝状の空間30内に配置された状態でバンパRF本体14に接合されている。当該構成では、図4に示されるように、プレスによって補強板12をバンパRF本体14に接合する場合において、補強板12の板厚を確保することができる。換言すると、補強板12が、バンパRF本体14の後壁部22、上側リブ26及び下側リブ28によって形成された浅溝状の空間30の深さD(上側リブ26及び下側リブ28の高さH)未満の厚みに潰されないようになっている。なお、プレスによって補強板12をバンパRF本体14に接合する場合、接着層32がある場合においては、補強板12と接着層32の厚みを上側リブ26及び下側リブ28の高さHよりも厚く設定し、接着層32がない場合においては、補強板12の厚みを上側リブ26及び下側リブ28の高さHよりも厚く設定すればよい。
なお、本実施形態では、補強板12を押出材であるバンパRF本体14に接合することによりバンパRF10を形成した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5に示されるように、後方側が開放されたハット型断面のアウタパネル34と前方側が開放されたハット型断面のインナパネル36とが接合されることによって形成された骨格部材本体としてのバンパRF本体38に補強板12を接合することにより、車両用骨格部材としてのバンパRF40を形成してもよい。なお、バンパRF本体38において前述のバンパRF本体14の各部と対応する部分には、バンパRF本体14の各部と同一の符号を付している。すなわち、バンパRF本体38の後壁部22の上端部及び下端部に形成された第2被当接部としての上側凸ビード42及び下側凸ビード44が、バンパRF本体14の上側リブ26及び下側リブ28にそれぞれ対応している。
また、本実施形態では、板状に形成された補強板12をバンパRF本体14に接合した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、厚みの薄い板状(シート状)に形成された補強板12をバンパRF本体14に接合してもよい。
また、本発明の車両用骨格部材の構成は、車両のピラーや各メンバ等の他の骨格部材に適用することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 バンパRF(車両用骨格部材)
12 補強板(補強材)
14 バンパRF本体(骨格部材本体)
22 後壁部(第1被接合部)
26 上側リブ(第2被接合部)
28 下側リブ(第2被接合部)
38 バンパRF本体(骨格部材本体)
40 バンパRF(車両用骨格部材)
42 上側凸ビード(第2被接合部)
44 下側凸ビード(第2被接合部)

Claims (1)

  1. 繊維強化樹脂を用いて板状又はシート状に形成された補強材と、
    金属製の材料を用いて形成され、前記補強材における該補強材の厚み方向一方側の面が接合される第1被接合部及び該第1被接合部と一体に形成されかつ前記補強材における該補強材の厚み方向と交差する方向の端面の少なくとも一部が接合される第2被接合部を有する骨格部材本体と、
    を備えた車両用骨格部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110774999A (zh) * 2018-07-30 2020-02-11 丰田自动车株式会社 车辆构成构件及其制造方法

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