JP6191469B2 - 車体の部材締結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の部材締結構造に関する。
車両用サイドドアの内部には、インパクトビームと称されるパイプ状の補強部材が略車両前後方向を長手方向として配設されていることが多い。この場合、車両が側面衝突すると、衝突荷重はインパクトビームに入力された後、車両用サイドドアの前後に配置されたフロントピラー及びセンタピラーといったピラーへ伝達される。これにより、車両用サイドドアの車室内空間への侵入が抑制又は防止される。
ここで、下記特許文献1には、いずれも繊維強化樹脂によって構成された二つの部材に締結孔を形成し、この締結孔内へ締結部材を挿入して当該二つの部材を締結する構造が開示されている。簡単に説明すると、部材の締結孔の周囲の表層に、フィルム状の強化繊維材にマトリクス樹脂が含浸された補強部が形成されている。これにより、締結孔の周囲が補強され、締結部材を介して引張荷重が締結孔の周囲に作用しても、締結孔の周囲が破損しないようになっている。
特開2012−35442号公報
そこで、上記特許文献1に記載された技術を、インパクトビームのドアインナパネルへの締結構造に適用することが考えられる。しかしながら、車体側部は車体前部と異なり衝突時のエネルギーを吸収する役目を果たす車体構成部材が少ないため、側面衝突時に車両用サイドドアには比較的大きな衝突荷重が入力される。このため、締結孔の周囲に比較的大きな応力集中が発生し、亀裂が発生することが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、車両の衝突時、特に側面衝突時に、引張荷重が締結孔の周囲に作用しても当該締結孔の周囲に亀裂が発生することを抑制又は防止することができる車体の部材締結構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、第1締結孔が形成された被取付部を有するパネル状の第1車体構成部材と、長手方向の端部が開放されると共に当該端部に前記第1締結孔と重なる第2締結孔が形成された取付部を有し、更に少なくとも当該取付部が繊維強化樹脂製とされた中空で梁状の第2車体構成部材と、前記第2締結孔と重なる第3締結孔が形成された締結部を有すると共に、前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の開口縁であるエッジが覆われるように当該締結部と前記長手方向の端部とを連結する連結部が形成された繊維強化樹脂製の連結部材と、前記第1締結孔、前記第2締結孔及び前記第3締結孔に挿入されて前記取付部を間に挟んで前記締結部を前記被取付部に締結する締結部材と、を備えている。
請求項2記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項1に記載の発明において、前記連結部は、前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の端部に固定される固定部と、当該固定部と当該締結部とを連結する中間部と、を含んで構成されている。
請求項3記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項2に記載の発明において、前記中間部は前記固定部に対して垂直に配置されており、更に当該中間部の裏面が前記エッジに線接触している。
請求項4記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記中間部と前記締結部とは、両者に直交する一又は二以上の側壁部によって相互に連結されている。
請求項5記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記固定部は、前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の端部に接着剤で接着されている。
請求項6記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記締結部は、前記取付部に接着剤で接着されている。
請求項7記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項〜請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記連結部には、前記締結部から前記固定部へ向かう方向に延びかつ当該締結部及び当該連結部に対して垂直に配置される第1リブが形成されている。
請求項8記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項7に記載の発明において、前記連結部には、前記締結部から前記固定部へ向かう方向に延びかつ当該連結部及び前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の内壁面に対して垂直に配置される第2リブが形成されている。
請求項9記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記連結部材における前記連結部の板厚は、前記締結部の板厚よりも厚く設定されている。
請求項10記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の発明において、前記第1車体構成部材は、金属製とされている。
請求項11記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、請求項10に記載の発明において、前記第1車体構成部材は、車両用サイドドアの車両幅方向内側に配置されるドアインナパネルとされていると共に、前記第2車体構成部材は、前記車両用サイドドア内に車両前後方向に沿って配置されると共に、長手方向の端部が前記連結部材を介して前記締結部材によって当該ドアインナパネルに固定されるインパクトビームとされている。
請求項1記載の本発明によれば、車両の衝突時に、繊維強化樹脂で構成された中空で梁状の第2車体構成部材が衝突荷重に対して突っ張ると、当該第2車体構成部材の取付部に形成された第2締結孔の周囲には比較的大きな引張荷重が作用する。
ここで、本発明では、第2車体構成部材とは別に繊維強化樹脂製の連結部材を備えている。さらに、この連結部材は、上記第2締結孔と重なる第3締結孔が形成された締結部と、当該締結部と第2車体構成部材が備える長手方向の端部とを連結する連結部と、を備えている。このため、締結部材から第2車体構成部材の第2締結孔の周囲に伝達される引張荷重は、第2締結孔の周囲に伝達される引張荷重と、第3締結孔の周囲に伝達される引張荷重とに分散して伝達される。そして、連結部材の締結部側へ伝達された引張荷重は、連結部を介して第2車体構成部材の長手方向の端部における締結部と対向する側に伝達される。しかも、本発明では、当該長手方向の端部における締結部と対向する側の開口縁であるエッジ(稜線)が覆われるように締結部と第2車体構成部材の長手方向の端部とが連結されるため、当該エッジを介して引張荷重が確実に伝達される。このように本発明によれば、荷重伝達経路が二経路となるので、第2車体構成部材の第2締結孔の周囲に生じる応力集中が緩和され、初期の亀裂発生が抑制又は防止される。
請求項2記載の本発明によれば、連結部材が締結部と固定部と中間部とを備えている。これにより、連結部材の締結部側へ分散された引張荷重は、中間部を通って固定部へと伝達される。このため、中間部の構造を変更することにより、荷重の伝達量を調整することができる。
請求項3記載の本発明によれば、中間部が固定部に対して垂直に配置されており、当該中間部の裏面が第2車体構成部材の長手方向の端部のエッジに線接触しているので、荷重伝達効率が良い。
請求項4記載の本発明によれば、中間部と締結部とが両者に直交する一又は二以上の側壁部によって相互に連結されているので、当該側壁部が第2車体構成部材の潰れに対して抵抗する。つまり、側壁部がバルクヘッド(竹の節)の役目を果たす。このため、第2車体構成部材が断面崩れすることを抑制又は防止することができる。
請求項5記載の本発明によれば、連結部材の固定部が第2車体構成部材の長手方向の端部における締結部と対向する側の端部に接着剤で接着されているため、連結部材が第2車体構成部材の長手方向の端部における締結部と対向する側の端部により強固に固定される。
請求項6記載の本発明によれば、連結部材の締結部が第2車体構成部材の取付部に接着剤で接着されているため、連結部材が第2車体構成部材の取付部側により強固に固定され、剛性も向上される。
請求項7記載の本発明によれば、締結部から固定部へ向かう方向に延びかつ締結部及び連通部に対して垂直に配置される第1リブが形成されているため、連結部材の剛性が向上される。
請求項8記載の本発明によれば、連結部材に第1リブに加えて第2リブが設けられる。第2リブは、締結部から固定部へ向かう方向に延びかつ当該連結部及び長手方向の端部における締結部と対向する側の内壁面に対して垂直に配置される。このため、第2リブを第1リブと合わせ見ると、連結部材の締結部と中間部に対しては第1リブが垂直に配置され、連結部材の中間部と第2車体構成部材の長手方向の端部の締結部と対向する側の内壁面に対しては第2リブが垂直に配置される。従って、第2車体構成部材に衝突荷重が入力された状況下では、第1リブ及び第2リブを通る荷重伝達経路が新しく形成される。
請求項9記載の本発明によれば、連結部材における連結部の板厚が締結部の板厚よりも厚く設定されているので、その分、連結部材の剛性が高くなる。
請求項10記載の本発明によれば、梁状の第2車体構成部材は少なくとも取付部が繊維強化樹脂製とされており、連結部材も樹脂製とされている。一方、パネル状の第1車体構成部材は金属製とされている。従って、車体構造において異種材料の部材間で繊維強化樹脂製の部材側での亀裂の発生が効果的に抑制又は防止される。
請求項11記載の本発明によれば、車両用サイドドアに本発明に係る車体の部材締結構造が適用される。具体的には、インパクトビームの長手方向の端部が繊維強化樹脂製の連結部材を介して金属製のドアインナパネルの被取付部に締結部材で締結される。
ここで、車両が側面衝突すると、衝突体が車両用サイドドアを車両幅方向内側へ変形させようとする。このとき、車両用サイドドア内に車両前後方向に沿って配置されたインパクトビームが突っ張ることにより、ドアインナパネルの車両幅方向内側への変形が抑制又は防止される。インパクトビームが突っ張ると、締結部材を介して引張荷重が第1締結孔、第2締結孔及び第3締結孔の各周囲に作用する。これにより、第3締結孔の周囲に伝達された引張荷重は、連結部材を通って第2車体構成部材の長手方向の端部における締結部と対向する側に伝達される。これにより、荷重が分散され、第2締結孔の周囲に作用する引張荷重が低減される。その結果、第2締結孔の周囲に生じる応力集中が緩和される。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、車両の衝突時、特に側面衝突時に、引張荷重が締結孔の周囲に作用しても当該締結孔の周囲に亀裂が発生することを抑制又は防止することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、荷重分散機能を比較的容易に変更することができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、締結孔の周囲に亀裂が発生することを効果的に抑制又は防止することができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、衝突荷重に対する第2車体構成部材の耐力を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、荷重分散するための荷重伝達経路の荷重伝達性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、荷重分散するための荷重伝達経路の荷重伝達性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項7記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、第2車体構成部材の断面崩れが生じるのを抑制又は防止することができるという優れた効果を有する。
請求項8記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、荷重分散するための荷重伝達経路の荷重伝達性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項9記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、板厚が増加した分、荷重を分散させる機能を強化することができるという優れた効果を有する。
請求項10記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、車体の軽量化と衝突時の車体の耐力向上とを両立させることができるという優れた効果を有する。
請求項11記載の本発明に係る車体の部材締結構造は、車両の側面衝突時に、引張荷重がインパクトビームの取付部に形成された第2締結孔の周囲に作用しても当該第2締結孔の周囲に亀裂が発生することを抑制又は防止することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係り、(A)は車両用サイドドアの平断面図(図3のX−X線断面図)であり、(B)はインパクトビームの長手方向の端部に連結部材が装着された状態を示す斜視図である。 図1(B)に示される連結部材の繊維方向を示す連結部材の斜視図である。 第1実施形態に係る車両用サイドドアを示す側面図である。 対比例に係り、(A)は図1(A)に対応する車両用サイドドアの平断面図であり、(B)はインパクトビームの長手方向の端部(開放端部)を示す斜視図である。 対比例の作用を説明するための説明図に係り、(A)は引張荷重が作用したときの締結孔の様子を示す模式図であり、(B)は(A)の状態から初期亀裂が発生した様子を示す模式図である。 第1実施形態に係る車体の部材締結構造を採った場合の作用を説明するための説明図に係り、初期亀裂が発生しても亀裂が成長しないことを示す模式図である。 第1実施形態の効果を説明するための説明図に係り、(A)はインパクトビームの端部に曲げモーメントが発生することを示すインパクトビームの平面図であり、(B)はインパクトビームの断面崩れが生じることを示すインパクトビームの長手方向に見た側面図である。 第2実施形態に係り、(A)は車両用サイドドアの平断面図であり、(B)はインパクトビームの長手方向の端部に連結部材が装着された状態を示す斜視図である。 第3実施形態に係り、(A)は連結部材の斜視図であり、(B)はインパクトビームの長手方向の端部に連結部材が装着された状態を示す平断面図である。 変形例に係り、図1(A)に対応する車両用サイドドアの平断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係る車体の部材締結構造の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、又矢印UPは車両上方側を示している。さらに、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図3及び図1(A)に示されるように、車両用サイドドア10は、車両幅方向内側に配置された第1車体構成部材としてのドアインナパネル12と、ドアインナパネル12の車両幅方向外側に配置されたドアアウタパネル14と、によって構成されたドア本体部16を備えている。補足すると、ドアインナパネル12の外周部には後述するフランジ部12Eが形成されており、このフランジ部12Eにドアアウタパネル14の外周端末部14Aがヘミング加工されることにより、ドアアウタパネル14とドアインナパネル12とが一体化されている。なお、ドアインナパネル12の車両幅方向内側には、内装部品である樹脂製のドアトリム(図示省略)が取り付けられている。ドアアウタパネル14、ドアインナパネル12は、鋼板、アルミニウム合金板等の金属製とされている。
また、ドアインナパネル12は、車室内側へ面が向けられた(車両前後方向及び車両上下方向に沿って延在する)本体部12Aを備えている。本体部12Aの外周端部は車両幅方向外側へ屈曲されて第1外周壁部12Bとされている。また、第1外周壁部12Bの車両幅方向外側の端部は、車両前後方向又は車両下方側へ屈曲されて被取付部としての第2外周壁部12Cとされている。さらに、第2外周壁部12Cの外周端部は、車両幅方向外側へ屈曲されて第3外周壁部12Dとされている。この第3外周壁部12Dの外周端部は、車両前後方向又は車両下方側へ屈曲されてフランジ部12Eとされている。
上述した車両用サイドドア10の断面内方には、第2車体構成部材としての梁状のインパクトビーム20が配設されている。インパクトビーム20は、略車両前後方向を長手方向として車両用サイドドア10の断面内を横断するように架け渡されている。このインパクトビーム20は、筒状に形成されており、炭素繊維強化樹脂(CFRP)又はガラス繊維強化樹脂(GFRP)等の繊維強化樹脂製とされている。
次に、図1(A)、(B)に示されるように、本発明に係る車体の部材締結構造が適用されたインパクトビーム20の取付(補強)構造について詳細に説明する。
本実施形態のインパクトビーム20は角筒状に形成されており、車両幅方向内側に配置される内壁20Aと、この内壁20Aと平行に配置されかつ車両幅方向外側に配置された外壁20Bと、内壁20Aと外壁20Bの下端同士を繋ぐ底壁20Cと、内壁20Aと外壁20Bの上端同士を繋ぐ頂壁20Dと、を備えている。インパクトビーム20の長手方向の端部(図1(A)には後端部が図示されている。)は斜めにカットされている。これにより、インパクトビーム20の長手方向の端部には、内壁20Aの方が外壁20Bよりも長手方向に長く外部に開放された開放部分22が形成されている。なお、当該開放部分22が本発明における「連結部材の長手方向の端部」に相当する。
インパクトビーム20の内壁20Aの長手方向の端部は、インパクトビーム20をドアインナパネル12の第2外周壁部12Cに取付けるための取付部24とされている。この取付部24には、第2締結孔26が形成されている。これに対応して、ドアインナパネル12の第2外周壁部12Cには、第2締結孔26と同軸上に第1締結孔28が形成されている。
さらに、上述したインパクトビーム20の開放部分22には、インパクトビーム20と同様に繊維強化樹脂製とされた連結部材30が装着されている。連結部材30は、インパクトビーム20の取付部24に当接状態で配置される方形平板状の締結部32と、この締結部32と開放部分22とを連結する連結部34と、を含んで構成されている。連結部34は、開放部分22における締結部32と対向する側の端部(即ち、インパクトビーム20の外壁20Bの長手方向の端部であり、以下この部分を「外壁端部36」と称すことにする。)に固定される固定部34Aと、固定部34Aと締結部32とを連結する中間部34Bと、によって構成されている。
締結部32の中央部には、第1締結孔28及び第2締結孔26と同軸上に第3締結孔38が形成されている。中間部34Bは固定部34A及び締結部32に対して垂直に配置されている。締結部32は、インパクトビーム20の取付部24に接着剤40で接着されている。また、連結部材30の固定部34Aは、インパクトビーム20の外壁端部36の外側面に接着剤40で接着されている。
また、連結部材30の締結部32の両側部と中間部34Bの両側部とは各々三角形状に形成された一対の側壁部42によって相互に連結されている。なお、図2に連結部材30の各部の繊維方向を矢印で示す。繊維方向は、連結部材30に入力される引張荷重の作用方向に一致している。
さらに、インパクトビーム20の外壁端部36のエッジ36Aは、連結部材30の連結部34によって覆われている。より具体的には、連結部材30の連結部34の縦壁を構成する中間部34Bの裏面44がインパクトビーム20の外壁端部36のエッジ36Aに線接触するように、連結部材30の連結部34がインパクトビーム20の外壁端部36のエッジ36Aを覆っている。なお、この点については更に後述する。
以上の構成のドアインナパネル12の被取付部46に形成された第1締結孔28、インパクトビーム20の取付部24に形成された第2締結孔26及び連結部材30の締結部32に形成された第3締結孔38内へ締結部32側から略円筒状に形成されたカラー48が挿入された後、被取付部46側から締結部材としてのボルト50が挿入されて締結部32側から締結部材としてのナット52が螺合されることにより、インパクトビーム20の長手方向の端部である取付部24が連結部材30を介してドアインナパネル12の被取付部46に固定されている。
(本実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
図4(A)、(B)には、対比例としての車両用サイドドアが示されている。なお、この対比例では、図1(A)に示される本実施形態の車両用サイドドア10と比べて、連結部材が配設されていない点だけが異なるので、同一の符号を付すことにする。対比例に示される車両用サイドドア10に車両幅方向外側からの衝突荷重が入力されると、繊維強化樹脂で構成された梁状のインパクトビーム20が衝突荷重に対して突っ張る。このため、インパクトビーム20の取付部24に形成された第2締結孔26の周囲には比較的大きな引張荷重Fが作用する。このため、図5(A)に示されるように、第3締結孔38の周囲には引張荷重Fとその反力−Fとが作用し、第3締結孔38の上下のA点、B点に応力集中が発生する。その結果、図5(B)に示されるように、微小な亀裂54が発生することが考えられる。なお、仮に微小な亀裂54が発生すると、亀裂54が成長する可能性がある。
ここで、本実施形態では、インパクトビーム20とは別に繊維強化樹脂製の連結部材30を備えている。さらに、この連結部材30は、第2締結孔26と重なる第3締結孔38が形成された締結部32と、当該締結部32とインパクトビーム20が備える開放部分22とを連結する連結部34と、を備えている。このため、ボルト50からインパクトビーム20に伝達される引張荷重Fは、第2締結孔26の周囲に伝達される引張荷重F1と、第3締結孔38の周囲に伝達される引張荷重F2とに分散して伝達される。そして、連結部材30の締結部32側へ伝達された引張荷重F2は、連結部34を介してインパクトビーム20の開放部分22における締結部32と対向する側(インパクトビーム20の外壁20B)に伝達される。しかも、本実施形態では、当該開放部分22における締結部32と対向する側のエッジ(稜線)36Aが覆われるように締結部32とインパクトビーム20の開放部分22とが連結されるため、当該エッジ36Aを介して引張荷重F2が確実に伝達される。このように本実施形態によれば、荷重伝達経路が二経路となるので、インパクトビーム20の第2締結孔26の周囲に生じる応力集中が緩和され、初期の亀裂発生が抑制又は防止される。その結果、本実施形態によれば、車両の衝突時、特に側面衝突時に、引張荷重Fが第2締結孔26の周囲に作用しても当該第2締結孔26の周囲に亀裂が発生することを抑制又は防止することができる。
なお、前述した連結部材30の各部の繊維方向も上記効果に寄与している。図を用いて説明すると、図6に示されるように、連結部材30の各部の繊維方向を引張荷重の作用方向と一致させると、仮に微小な亀裂54が発生したとしても、その亀裂54を拡大させようとする力は繊維に伝達される。このため、亀裂54はそれ以上拡大しなくなる。
また、本実施形態では、連結部材30が締結部32と固定部34Aと中間部34Bとを備えている。これにより、連結部材30の締結部32側へ分散された引張荷重Fは、中間部34Bを通って固定部34Aへと伝達される。このため、中間部34Bの構造を変更することにより、荷重の伝達量を調整することができる。よって、本実施形態によれば、荷重分散機能を比較的容易に変更することができる。
さらに、本実施形態では、中間部34Bが固定部34Aに対して垂直に配置されており、当該中間部34Bの裏面44がインパクトビーム20の開放部分22のエッジ36Aに線接触しているので、荷重伝達効率が良い。その結果、本実施形態によれば、第2締結孔26の周囲に亀裂が発生することを効果的に抑制又は防止することができる。
また、本実施形態では、中間部34Bと締結部32とが両者に直交する一又は二以上の側壁部42によって相互に連結されているので、当該側壁部42がインパクトビーム20の潰れに対して抵抗する。図を用いて説明すると、図7(A)に示されるように、インパクトビーム20の長手方向の端部には当該端部を曲げ変形させようとする曲げモーメントMが作用する。従って、一対の側壁部42が締結部32と中間部34Bとに直交するように連結していると、当該端部の断面二次モーメントを増大させることができる。よって、インパクトビーム20の長手方向の端部の剛性を高めることができる。さらに、図7(B)に示されるように、側壁部42がインパクトビーム20の長手方向の端部のバルクヘッド(竹の節)の役目を果たす。このため、インパクトビーム20が二点鎖線図示状態のように断面崩れすることを抑制又は防止することができる。これにより、本実施形態によれば、衝突荷重に対するインパクトビーム20の耐力を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、連結部材30の固定部34Aがインパクトビーム20の開放部分22における締結部32と対向する側の端部(外壁20B)に接着剤40で接着されているため、連結部材30がインパクトビーム20の開放部分22における締結部32と対向する側の端部(外壁端部36)により強固に固定される。その結果、本実施形態によれば、荷重分散するための荷重伝達経路の荷重伝達性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、連結部材30の締結部32がインパクトビーム20の取付部24に接着剤40で接着されているため、連結部材30がインパクトビーム20の取付部24側により強固に固定され、剛性も向上される。その結果、本実施形態によれば、荷重分散するための荷重伝達経路の荷重伝達性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、梁状のインパクトビーム20は少なくとも取付部24が繊維強化樹脂製とされており、連結部材30も樹脂製とされている。一方、パネル状のドアインナパネル12は金属製とされている。従って、車体構造において異種材料の部材間で繊維強化樹脂製の部材側での亀裂の発生が効果的に抑制又は防止される。よって、本実施形態によれば、車体の軽量化と衝突時の車体の耐力向上とを両立させることができる。
また、本実施形態では、車両用サイドドア10に本発明に係る車体の部材締結構造が適用される。具体的には、インパクトビーム20の長手方向の端部(外壁端部36)が繊維強化樹脂製の連結部材30を介して金属製のドアインナパネル12の被取付部46にボルト50及びナット52で締結される。
ここで、車両が側面衝突すると、相手車両やポール等の衝突体が車両用サイドドア10を車両幅方向内側へ変形させようとする。このとき、車両用サイドドア10内に車両前後方向に沿って配置されたインパクトビーム20が突っ張ることにより、ドアインナパネル12の車両幅方向内側への変形が抑制又は防止される。インパクトビーム20が突っ張ると、ボルト50を介して引張荷重Fが第2締結孔26及び第3締結孔38の各周囲に作用する。これにより、第3締結孔38の周囲に伝達された引張荷重F2は、連結部材30を通ってインパクトビーム20の開放部分22における締結部32と対向する側に伝達される。これにより、荷重が分散され、第2締結孔26の周囲に作用する引張荷重が低減される(F1<Fになる。)。その結果、第2締結孔26の周囲に生じる応力集中が緩和される。その結果、車両の側面衝突時に、引張荷重がインパクトビーム20の取付部24に形成された第2締結孔26の周囲に作用しても当該第2締結孔26の周囲に亀裂が発生することを抑制又は防止することができる。
〔第2実施形態〕
以下、図7を用いて、本発明に係る車体の部材締結構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図8(A)、(B)に示されるように、この第2実施形態に係る車両用サイドドア10では、連結部材60に第1リブ62及び第2リブ64が設けられている点に特徴がある。具体的には、連結部材60における連結部34の中間部34Bには、第1リブ62及び第2リブ64が一体に形成されている。第1リブ62は、中間部34Bの下部表面側に形成されており、第2リブ64は中間部34Bの上部裏面側に形成されている。さらに、第1リブ62及び第2リブ64は、締結部32から固定部34Aに向かう方向に延在されている。また、第1リブ62と第2リブ64は、いずれも中間部34Bの幅方向中間部に配置されている。
また、第1リブ62は、中間部34Bの下部と締結部32とに跨って側面視で直角三角形状に形成されている。さらに、第1リブ62は、中間部34Bと締結部32に対して垂直に配置されている。一方、第2リブ64は、中間部34Bの上部から立設されており、固定部34Aとの間には所定の隙間66が形成されている。この隙間66の間隙寸法は、インパクトビーム20の外壁20Bの板厚に略一致しており、第2リブ64と固定部34Aとの間にインパクトビーム20の外壁20Bが差し込まれている。組付状態においては、第2リブ64は、開放部分22における締結部32と対向する側の内壁面68に対して垂直に配置されている。
(作用・効果)
上記構成によれば、第1リブ62が中間部34Bと締結部32とに跨って形成されてかつ両者に垂直に配置されているため、連結部材60の剛性が向上される。その結果、インパクトビーム20の断面崩れが生じるのを抑制又は防止することができる。
また、第2リブ64が中間部34Bの上部裏面から立設されて連結部34及び開放部分22における締結部32と対向する側の内壁面68に対して垂直に配置される。このため、第2リブ64を第1リブ62と合わせ見ると、連結部材60の締結部32と中間部34Bに対しては第1リブ62が垂直に配置され、連結部材60の中間部34Bとインパクトビーム20の開放部分22の締結部32と対向する側の内壁面68に対しては第2リブ64が垂直に配置される。従って、インパクトビーム20に衝突荷重が入力された状況下では、第1リブ62及び第2リブ64を通る荷重伝達経路が新しく形成される。その結果、本実施形態によれば、荷重分散するための荷重伝達経路の荷重伝達性能を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、第2リブ64が連結部材60側に形成されていたが、これに限らず、インパクトビーム20の外壁端部36の裏面側に第2リブ64に相当するリブを接着剤等で接着するようにしてもよい。
〔第3実施形態〕
以下、図9を用いて、本発明に係る車体の部材締結構造の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図9(A)、(B)に示されるように、この第3実施形態では、連結部材70の連結部34における中間部34Bの板厚が一定ではなく、他の部位(締結部32、固定部34A、側壁部42)に比べて板厚が厚くなっている点に特徴がある。具体的には、中間部34Bは、その断面形状が直角三角形状とされており、固定部34A側から締結部32側へ向かうにつれて板厚が徐々に増加するように形成されている。
(作用・効果)
上記構成によっても、前述した第1実施形態の構成を含んでいるので、第1実施形態と同様の効果が得られる。さらに、中間部34Bの板厚が他の部位に比べて厚いので、連結部材70の剛性がより高くなる。従って、第1実施形態よりも荷重を分散させる機能が強化される。
〔第4実施形態〕
以下、図10を用いて、本発明に係る車体の部材締結構造の第4実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図10に示されるように、この第4実施形態では、インパクトビーム72が金属製の鋼管製(例えば、円形鋼管、角形鋼管)とされており、その長手方向の端部70Aには金属性の取付ブラケット74が溶接等によって取り付けられている。取付ブラケット74の端部側に設けられた取付部24には第1締結孔28と同軸上に第2締結孔26が形成されている。
一方、連結部材76は、締結部32、中間部34B及び固定部34Aから成る連結部34及び一対の側壁部42を備えている点で前述した第1実施形態の連結部材30と同様であるが、中間部34Bが締結部32及び固定部34Aに対して鈍角に交差している点で第1実施形態の連結部材30と相違している。従って、中間部34Bは、外壁端部36のエッジ36Aに線接触しているが、長手方向の端部72Aの端面に面当たりはしていない構成となっている。つまり、インパクトビーム72の長手方向の端部72Aと中間部34Bとの間には三角形状の隙間78が形成されている。
(作用・効果)
上記構成によっても、連結部材76は、中間部34Bが傾斜している点以外は第1実施形態の連結部材30と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。
〔上記実施形態の補足説明〕
(1)用語の定義
請求項1に記載された「エッジが覆われるように」とは、「連結部材が第2車体構成部材の長手方向の端部における締結部と対向する側の開口縁であるエッジに接触する」ことを意味する。従って、第1実施形態のように、連結部材30の連結部34の中間部34Bによってインパクトビーム20の外壁端部36が塞がれて中間部34Bの裏面44がエッジ36Aに線接触している場合の他、図10に示される連結部材76のように中間部34Bがインパクトビーム72の長手方向の端部72Aを塞がず中間部34Bの裏面44が当該インパクトビーム72の長手方向の端部72Aのエッジ80に線接触(角形鋼管の場合)又は点接触(円形鋼管の場合)している場合も含まれる。
(2)上述した各実施形態では、本発明に係る車体の部材締結構造を車両用サイドドア10に適用したが、本発明の適用対象はこれに限られない。例えば、インストルメントパネルの内側に車両幅方向を長手方向として配置されているインパネリインフォースメントと車体フロア又はフロントピラーとを連結するフロアブレースに本発明を適用してもよい。この場合、フロアブレースが第2車体構成部材となり、車体フロア又はフロントピラーが第1車体構成部材となる。
10 車両用サイドドア
12 ドアインナパネル(第1車体構成部材)
20 インパクトビーム(第2車体構成部材)
22 開放部分(長手方向の端部)
24 取付部
26 第2締結孔
28 第1締結孔
30 連結部材
32 締結部
34 連結部
34A 固定部
34B 中間部
36 外壁端部
36A エッジ
38 第3締結孔
40 接着剤
42 側壁部
46 被取付部
50 ボルト(締結部材)
52 ナット(締結部材)
60 連結部材
62 第1リブ
64 第2リブ
70 連結部材
72 インパクトビーム(第2車体構成部材)
74 取付ブラケット(取付部)
76 連結部材

Claims (11)

  1. 第1締結孔が形成された被取付部を有するパネル状の第1車体構成部材と、
    長手方向の端部が開放されると共に当該端部に前記第1締結孔と重なる第2締結孔が形成された取付部を有し、更に少なくとも当該取付部が繊維強化樹脂製とされた中空で梁状の第2車体構成部材と、
    前記第2締結孔と重なる第3締結孔が形成された締結部を有すると共に、前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の開口縁であるエッジが覆われるように当該締結部と前記長手方向の端部とを連結する連結部が形成された繊維強化樹脂製の連結部材と、
    前記第1締結孔、前記第2締結孔及び前記第3締結孔に挿入されて前記取付部を間に挟んで前記締結部を前記被取付部に締結する締結部材と、
    を備えた車体の部材締結構造。
  2. 前記連結部は、前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の端部に固定される固定部と、当該固定部と当該締結部とを連結する中間部と、を含んで構成されている、
    請求項1に記載の車体の部材締結構造。
  3. 前記中間部は前記固定部に対して垂直に配置されており、
    更に当該中間部の裏面が前記エッジに線接触している、
    請求項2に記載の車体の部材締結構造。
  4. 前記中間部と前記締結部とは、両者に直交する一又は二以上の側壁部によって相互に連結されている、
    請求項2又は請求項3に記載の車体の部材締結構造。
  5. 前記固定部は、前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の端部に接着剤で接着されている、
    請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の車体の部材締結構造。
  6. 前記締結部は、前記取付部に接着剤で接着されている、
    ことを特徴とする請求項〜請求項5のいずれか1項に記載の車体の部材締結構造。
  7. 前記連結部には、前記締結部から前記固定部へ向かう方向に延びかつ当該締結部及び当該連結部に対して垂直に配置される第1リブが形成されている、
    請求項〜請求項6のいずれか1項に記載の車体の部材締結構造。
  8. 前記連結部には、前記締結部から前記固定部へ向かう方向に延びかつ当該連結部及び前記長手方向の端部における前記締結部と対向する側の内壁面に対して垂直に配置される第2リブが形成されている、
    請求項7に記載の車体の部材締結構造。
  9. 前記連結部材における前記連結部の板厚は、前記締結部の板厚よりも厚く設定されている、
    請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の車体の部材締結構造。
  10. 前記第1車体構成部材は、金属製とされている、
    請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の車体の部材締結構造。
  11. 前記第1車体構成部材は、車両用サイドドアの車両幅方向内側に配置されるドアインナパネルとされていると共に、
    前記第2車体構成部材は、前記車両用サイドドア内に車両前後方向に沿って配置されると共に、長手方向の端部が前記連結部材を介して前記締結部材によって当該ドアインナパネルに固定されるインパクトビームとされている、
    請求項10に記載の車体の部材締結構造。
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