JP2018015918A - 記録素子基板、記録ヘッド、及び記録装置 - Google Patents

記録素子基板、記録ヘッド、及び記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記録素子基板の面積を増やすことなく、記録データの回転処理をすることができる低コストで高画質な記録ヘッドを提供する。【解決手段】記録素子基板であって、第1の順番にて整列された記録データが入力される入力回路と、前記記録データを保持するシフトレジスタ回路と、前記シフトレジスタ回路から出力される記録データをラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路にてラッチされた記録データに基づいて、駆動する駆動回路とを有し、前記入力回路は、制御信号に基づいて、前記シフトレジスタ回路に保持される前記記録データの順番が前記第1の順番または第2の順番になるように出力先を切り替えて、前記記録データを前記シフトレジスタ回路に出力する。【選択図】 図5

Description

本発明は、記録素子基板、記録ヘッド、及び記録装置に関する。
近年、高速印刷を実現するために、記録素子基板を複数配置して、あらかじめ記録媒体以上の記録幅を持ったフルライン型の記録ヘッドが普及してきている。フルライン型記録ヘッドは、記録素子基板を列状や千鳥状に複数配置することで、記録媒体以上の記録幅を実現する。記録素子基板は電気信号を受け取るための複数の電極パッドを有し、例えばフレキシブル基板を介して記録装置本体から記録データや駆動電圧を受け取る。このフレキシブル基板と記録装置本体とを接続するために、記録素子基板を1基板毎に反転させて配置させる必要がある。
記録データの転送は、記録素子基板と記録媒体との相対的な位置関係を踏まえ、その記録素子基板の配置方向と記録媒体の搬送方向とに対応するように記録データを送信する。したがって、反転して配置される記録素子基板に送信する記録データは送信側(ヘッド制御IC)で記録データの回転処理を行う必要がある。記録データの回転処理にはヘッド制御IC内に余分なメモリが必要になるため、コストが高くなるという問題がある。
例えば、特許文献1では、記録素子基板内のシフトレジスタ回路の出力とラッチ回路の入力の接続関係を切り替えることで記録データの並び替えを行うフルライン型記録ヘッドの例が開示されている。これにより、フルライン型記録ヘッドは、記録データの送信順番を変化させる必要がなく、余分なメモリを不要としている。
特開2004−82396号公報
しかしながら、上記従来例では、シフトレジスタ回路の出力とラッチ回路の入力の接続状態を切り替えるために、多数の配線が必要となり記録素子基板の面積が増大する。例えば、シフトレジスタ回路の数が2048個である記録素子基板の場合、2048本もの配線を記録素子基板の端から端まで引き回す必要があり、記録素子基板の面積が増大するという課題がある。記録素子基板の面積が増大するとヘッド幅が太くなり、記録媒体の搬送速度のむらによってドットの着弾位置の精度が悪化し、画質が劣化してしまう。また、ヘッド幅が太いとピンチローラ等の記録媒体を拘束する機構が置けず、記録媒体がヘッド表面に接触して画質が劣化する。
上記課題を解決するために、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、記録素子基板であって、第1の順番にて整列された記録データが入力される入力回路と、前記記録データを保持するシフトレジスタ回路と、前記シフトレジスタ回路から出力される記録データをラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路にてラッチされた記録データに基づいて、駆動する駆動回路とを有し、前記入力回路は、制御信号に基づいて、前記シフトレジスタ回路に保持される前記記録データの順番が前記第1の順番または第2の順番になるように出力先を切り替えて、前記記録データを前記シフトレジスタ回路に出力する。
本発明により、低コストで高画質な記録ヘッドを提供することができる。
本発明に係るフルライン型の記録装置の概略図。 本発明に係る記録装置の制御回路の構成例を示す図。 本発明に係る記録ヘッドの概略を説明するための図。 第1の実施形態に係る記録ヘッドの断面を示す図。 第1の実施形態に係る記録ヘッドの詳細を説明するための図。 第1の実施形態に係る記録素子基板の構成例を示す図。 第1の実施形態に係る回路構成の例を示す図。 第1の実施形態に係るデータ展開回路の真理値表を示す図。 第1の実施形態に係るデータ展開回路の構成例を示す図。 第1の実施形態に係るラッチ回路に保持される記録データを説明するための図。 第1の実施形態に係る記録素子基板のタイミングチャートを示す図 第2の実施形態に係る記録素子基板のブロック構成例を示す図。 第2の実施形態に係る回路構成の例を示す図。 第2の実施形態に係るデータ展開回路の真理値表を示す図。 第2の実施形態に係るデータ展開回路の構成例を示す図。 第2の実施形態に係る時分割駆動信号処理部の回路構成の例を示す図。 第2の実施形態に係るデコード回路の真理値表を示す図。 第2の実施形態に係る時分割駆動信号符号化回路の真理値表を示す図。 第2の実施形態に係るラッチ回路に保持される記録データを説明するための図。 第2の実施形態に係る記録素子基板のタイミングチャートを示す図。 記録素子基板の形状を台形にした場合の記録ヘッドの概略を説明するための図。 記録素子基板の形状を台形にした場合の記録ヘッドの詳細を説明するための図。 記録素子基板の形状を並行四辺形にした場合の記録ヘッドの概略を説明するための図。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について、さらに具体的かつ詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素の相対配置等は、特定の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録要素」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
以下に用いる記録ヘッド用の素子基板(ヘッド基板)とは、シリコン半導体からなる単なる基体を指し示すものではなく、各素子や配線等が設けられた構成を差し示すものである。
さらに、基板上とは、単に素子基板の上を指し示すだけでなく、素子基板の表面、表面近傍の素子基板内部側をも示すものである。また、本発明でいう「作り込み(built−in)」とは、別体の各素子を単に基体表面上に別体として配置することを指し示している言葉ではなく、各素子を半導体回路の製造工程等によって素子板上に一体的に形成、製造することを示すものである。
本発明の最も重要な特徴をなすインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)は、記録ヘッドの素子基板に複数の記録素子とこれら記録素子を駆動する駆動回路とを同一基板に実装している。後述の説明から分かるように、記録ヘッドには複数の素子基板を内蔵し、これらの素子基板をカスケード接続する構造をとっている。従って、この記録ヘッドは相対的に長い記録幅を達成することができる。従って、その記録ヘッドは一般に見られるシリアルタイプの記録装置のみならず、その記録幅が記録媒体の幅に相当するようなフルライン記録ヘッドを備えた記録装置に用いられる。また、その記録ヘッドはシリアルタイプの記録装置の中でも、A0やB0などの大きなサイズの記録媒体を用いる大判プリンタに用いられる。
従って、まず本発明の記録ヘッドが用いられる記録装置について説明する。
[記録装置の概要説明]
図1はフルラインのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)100K、100C、100M、100Yと常に安定したインク吐出を保証するための回復系ユニットを備えた記録装置1の構造を説明するための斜視透視図である。
記録装置1において、記録用紙15は、フィーダユニット17から、これら記録ヘッドによる印刷位置に供給され、記録装置の筐体18に具備された搬送ユニット16によって搬送される。
記録用紙15への画像の印刷は、記録用紙15を搬送しながら、記録用紙15の基準位置がブラック(K)インクを吐出する記録ヘッド100Kの下に到達したときに、記録ヘッド100Kからブラックインクを吐出する。同様に、シアン(C)インクを吐出する記録ヘッド100C、マゼンタ(M)インクを吐出する記録ヘッド100M、イエロ(Y)インクを吐出する記録ヘッド100Yの順に、各基準位置に記録用紙15が到達すると各色のインクを吐出してカラー画像が形成される。こうして画像が印刷された記録用紙15はスタッカトレイ20に排出されて堆積される。
記録装置1は、更に搬送ユニット16、記録ヘッド100K、100C、100M、100Yにインクを供給するためのインク毎に交換可能なインクカートリッジ(不図示)を有している。またさらに、記録ヘッド100へのインク供給や回復動作のためのポンプユニット(不図示)、記録装置1全体を制御する制御基板(不図示)等を有している。またフロントドア19は、インクカートリッジの交換用の開閉扉である。
[制御構成]
次に、図1を用いて説明した記録装置の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
図2は、記録装置の制御回路の構成を示すブロック図である。図2において、コントローラ30は、MPU31、ROM32、ゲートアレイ(G.A.)33、及びDRAM34を含んで構成される。インタフェース40は、記録データを入力するインタフェースである。ROM32は、不揮発性の記憶領域であり、MPU31が実行する制御プログラムを格納する。DRAM34は、記録データや記録ヘッド100に供給される記録信号等のデータを保存しておくDRAMである。ゲートアレイ33は、記録ヘッド100に対する記録信号の供給制御を行うゲートアレイであり、インタフェース40、MPU31、DRAM34間のデータ転送制御も行う。キャリッジモータ90は、記録ヘッド100(100K、100C、100M、100Y)を搬送するためのモータである。搬送モータ70は、記録紙搬送のためのモータである。ヘッドドライバ50は、記録ヘッド100を駆動する。モータドライバ60、80はそれぞれ、搬送モータ70、キャリッジモータ90を駆動するためのモータドライバである。
なお、図1に示すようなフルライン記録ヘッドを用いる構成の記録装置では、キャリッジモータ90やそのモータを駆動するモータドライバ80は存在しない。このために、図2ではカッコ符号をつけている。
上記制御構成の動作を説明すると、インタフェース40に記録データが入るとゲートアレイ33とMPU31との間で記録データが記録用の記録信号に変換される。そして、モータドライバ60、80が駆動されると共に、ヘッドドライバ50に送られた記録データに従って記録ヘッド100が駆動され、記録が行われる。
<第1の実施形態>
[記録ヘッドの構成]
図3は、本発明の第1の実施形態に係る記録ヘッド100の概略を示す図である。図3に示す例の場合、記録ヘッド100の短手方向が、紙等の記録媒体の搬送方向となる。図4は、図3の破線A−A’部の断面を示す図である。複数の記録素子基板101が支持基板103上に配置される。記録素子基板101はそれぞれ電極パッド104を有し、ワイヤボンディング201によってフレキシブル基板102と接続される。また、フレキシブル基板102は、ヘッド制御基板204上に配置されるコネクタ202とも接続される。フレキシブル基板102を介して、ヘッド制御IC203から記録素子基板101へ記録データが転送される。また、フレキシブル基板102を介して、ヘッド制御基板204上の電源回路(不図示)から、記録素子基板101それぞれに記録素子を駆動するための駆動電源VHが供給される。この駆動電源VHは、高速な記録動作を行うために、A(アンペア)オーダーの大電流が必要であり、フレキシブル基板102を介してその大電流を供給する必要がある。
図3に示す記録ヘッド100は、2列の記録素子基板列(第1の記録素子基板列105、および、第2の記録素子基板列106)を有する。各記録素子基板列は、複数の記録素子基板が並んで配置されている。第2の記録素子基板列106に含まれる記録素子基板101は、フレキシブル基板102をヘッド制御基板204と接続するために、第1の記録素子基板列105の配置とは反転するように配置される。このような構成にすることでフレキシブル基板102の幅Wを太くすることができる。その結果、駆動電源配線幅を太くすることがきるため、各記録素子基板へA(アンペア)オーダーの大電流を供給することが可能となる。本実施形態では、図3に示すように、各記録素子基板は、記録ヘッド100内にて千鳥配置となるように配置される。また、各記録素子基板は、ノズルの位置を考慮し、図3に示すように、短手方向において記録素子基板の端部の一部が重なるように配置される。
図5は、図3の破線部Bの拡大図である。図5は、ノズル301が4列に配置された記録素子基板101の例を示している。記録素子基板101はそれぞれ制御用パッド303を有し、フレキシブル基板102上の制御信号配線302を介して、制御信号CONTがヘッド制御基板204から供給される。制御信号CONTは、記録素子基板101内で記録データの回転処理をするか否かを制御する信号である。制御信号CONTがHighレベルの場合に記録データの回転処理を行い、Lowレベルの場合は回転処理を行わない。つまり、記録素子基板の向きに応じて、制御信号CONTの値が設定される。ここでの回転処理とは、記録素子基板と記録媒体との相対的な位置関係を踏まえ、その記録素子基板の配置方向と記録媒体の搬送方向とに対応するように、所定の順序で整列された記録データの並びを制御することである。つまり、記録データを用いて記録動作を行う際に、その出力を行う記録素子基板の配置に応じて記録データの並びを、所定の順序とするか、所定の順序の逆順とするかを制御する。
第1の記録素子基板列105に配置される記録素子基板101の制御信号CONTはLowレベルである。したがって、第1の記録素子基板列105側では、記録データの回転処理は行われず、記録データは入力された際の順序にて扱われる。一方、第2の記録素子基板列106に反転配置される記録素子基板101の制御信号CONTはHighレベルである。したがって、第2の記録素子基板列106側では、記録データの回転処理が行われ、記録データは入力された際の順番から反転された順番で扱われる。
図6は、第1の実施形態に係る記録素子基板101の構成例を示す。記録素子基板101において、ノズル301に対応して、シフトレジスタ回路401、ラッチ回路402、及び駆動回路405が設けられる。図5に示すようにノズル301が4列に配置されているため、これに対応して、シフトレジスタ回路401、ラッチ回路402、及び駆動回路405がそれぞれ4列(A〜D列)にて設けられる。また、シフトレジスタ回路401、ラッチ回路402は、1列あたり512個配置された例を示している。また、記録素子基板101は、電極パッド104内に、複数の記録データ入力パッド404を有する。ここでは、ノズル301が4列であることに対応して、記録データ入力パッド404も4つ(DATA1、DATA2、DATA3、DATA4)であるとする。記録データは、記録データ入力パッド404(DATA1、DATA2、DATA3、DATA4)からシリアルに入力され、データ展開回路403を経由して各列のシフトレジスタ回路401に供給される。データ展開回路403は、外部から記録データの入力を受け付け、シフトレジスタ回路401へ出力を行う入力回路として機能する。データ展開回路403は、制御信号CONTに応じて、シリアル入力された記録データを、各列のシフトレジスタ回路401の入力部に接続されたデータ配線に展開する。ここでは、データ配線として、DATA_AL、DATA_BL、DATA_CL、DATA_DL、DATA_AR、DATA_BR、DATA_CR、DATA_DRが設けられている。データ展開回路403の展開に係る動作の詳細については後述する。制御信号CONTは、制御用パッド303からデータ展開回路403に入力される。また、制御信号CONTは、制御用パッド303からシフトレジスタ回路401それぞれにも供給される。
図11は、本実施形態の記録素子基板101のタイミングチャートを示している。図11(a)に示すように、制御信号CONTがLowレベルの場合、データ展開回路403は、記録データ入力パッド404からの入力(DATA1、DATA2、DATA3、DATA4)をそれぞれデータ配線DATA_AL、DATA_BL、DATA_CL、DATA_DLに出力する。シフトレジスタ回路401は、データ展開回路403からデータ配線DATA_AL、DATA_BL、DATA_CL、DATA_DLを介して入力された記録データを、S512からS1の方向にシフトする(左シフト)。一方、図11(b)に示すように、制御信号CONTがHighレベルの場合、データ展開回路403は、記録データ入力パッド404からの入力(DATA1、DATA2、DATA3、DATA4)をそれぞれデータ配線DATA_AR、DATA_BR、DATA_CR、DATA_DRに出力する。シフトレジスタ回路401は、データ展開回路403からデータ配線DATA_AR、DATA_BR、DATA_CR、DATA_DRを介して入力された記録データをS1からS512の方向にシフトする(右シフト)。
図7は、本実施形態に係る記録素子基板101のシフトレジスタ回路401、ラッチ回路402、及び駆動回路405の詳細な回路構成の例を示している。記録データは、端子IN_Lもしくは端子IN_Rからシフトレジスタ回路401に入力される。シフトレジスタ回路401は、クロック信号(CLK)に同期して記録データをシフトする。さらに、ラッチ回路402は、ラッチ信号(LT)に同期してシフトレジスタ回路401から入力される記録データを保持する。ラッチ回路402は、ANDゲート503によってラッチ回路402で保持された記録データと、ヒートイネーブル信号HEの論理積を取り、その結果をトランジスタ502のゲートに転送する。論理積がHighレベルの場合にトランジスタ502がオンされ、発熱抵抗体501が駆動される。一方、論理積がLowレベルの場合にはトランジスタ502はオフとなり、発熱抵抗体501は動作しない。
第1の実施形態におけるシフトレジスタ回路401は、切り替え手段504により前段のフリップフロップの出力と、次段のフリップフロップの入力との接続状態を切り替えることで、記録データのシフト方向を制御する。切り替え手段504は、制御信号CONTに応じて切り替えられる。図7(a)は、制御信号CONTがLowレベルの場合の接続状態を示す図である。端子IN_Lから入力された記録データがフリップフロップS512、S511、S510、・・・、S2、S1の順に転送される(左シフト)。図7(b)は、制御信号CONTがHighレベルの場合の接続状態を示す図である。端子IN_Rから入力された記録データがフリップフロップS1、S2、・・・、S510、S511、S512の順に転送される(右シフト)。以上のように前段のフリップフロップの出力と、次段のフリップフロップの入力との接続状態を切り替える構成により、配線を1列あたり2本のみ追加することで、記録データの転送方向を制御することが可能となる。
[データ展開回路]
次に本実施形態に係るデータ展開回路403の動作について説明する。データ展開回路403は、制御信号CONTに応じて記録データの展開方法を制御する。図8は、データ展開回路403の真理値表を示す。図9は、本実施形態に係るデータ展開回路403の構成例を示す。切り替え手段701によりフリップフロップ702の出力と、データ配線DATA_AR〜DATA_DR及びDATA_AL〜DATA_DLとの接続状態を切り替えることで、記録データの展開方法を制御する。つまり、データ展開回路403は、制御信号CONTに応じて、入力された記録データの出力先(データ配線)を切り替える。また、切り替え手段701は、制御信号CONTに応じて切り替えられる。
図9(a)は、制御信号CONTがLowレベルの場合のデータ展開回路403の接続状態を示す図である。DATA1から入力された記録データがフリップフロップ702を介してDATA_ALに出力される。同様に、DATA2から入力された記録データはDATA_BLに出力され、DATA3から入力された記録データはDATA_CLに出力され、DATA4から入力された記録データはDATA_DLに出力される。このとき、DATA_AR〜DATA_DRからの出力は行われない。
図9(b)は、制御信号CONTがHighレベルの場合のデータ展開回路403の接続状態を示す図である。DATA1から入力された記録データがフリップフロップ702を介してDATA_DRに出力される。同様に、DATA2から入力された記録データはDATA_CRに出力され、DATA3から入力された記録データはDATA_BRに出力され、DATA4から入力された記録データはDATA_ARに出力される。このとき、DATA_AL〜DATA_DLからの出力は行われない。
上述したシフトレジスタ回路401による記録データの転送方向の制御と、データ展開回路403のデータ展開方法の制御により、本実施形態に係る記録素子基板101はその配置に応じた記録データの回転処理が可能となる。
図10(a)は、制御信号CONTがLowレベルの場合の各列(A〜D列)のラッチ回路402に保持される記録データを示す。図10(b)は、制御信号CONTがHighレベルの場合の各列(A〜D列)のラッチ回路402に保持される記録データを示す。図10(a)と図10(b)を比較すると、記録データが回転処理されて、各列のラッチ回路402に保持されていることが確認できる。具体的には、制御信号CONT=Lowの場合、ラッチ回路A列のL1には、記録データD1_1が保持され、ラッチ回路D列のL512には、記録データD4_512が保持されている。一方、制御信号CONT=Highの場合、ラッチ回路A列のL1には、記録データD4_512が保持され、ラッチ回路D列のL512には、記録データD1_1が保持されている。
以上により、本実施形態に係る記録素子基板101は、シフトレジスタ回路401のデータシフト方向の制御と、データ展開回路403のデータ展開方法の制御によって記録素子基板の面積を増やすことなく、記録データの回転処理をすることができる。これにより低コスト・高画質なフルライン型の記録ヘッドを提供することが可能となる。
<第2の実施形態>
本願発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係る記録素子基板101は時分割駆動を行う記録素子基板であり、これを用いて記録データの回転処理を実現する構成である。なお、第1の実施形態にて述べた構成と重複する構成については、説明を省略する。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る記録素子基板101の構成例を示す。記録素子基板101において、ノズル301に対応して、シフトレジスタ回路1001、ラッチ回路1002、駆動回路1005、及び時分割駆動信号処理部1006が設けられる。図12では、図5に示すようにノズル301が4列に配置されており、これに対応して、シフトレジスタ回路1001、ラッチ回路1002、駆動回路1005、及び時分割駆動信号処理部1006がそれぞれ4列(A〜D列)にて設けられる。また、シフトレジスタ回路1001、ラッチ回路1002は、1列あたり32個配置された例を示している。また、記録素子基板101は、電極パッド104内に、複数の記録データ入力パッド404を有する。また、本実施形態において、時分割数は16であり、各列のラッチ回路1002に保持される32bitの記録データと、16bitの時分割駆動信号1007のマトリクスで、1列あたり512個の駆動回路1005を駆動できる構成例を示している。
記録データ及び時分割駆動信号は、記録データ入力パッド404(DATA1、DATA2、DATA3、DATA4)からシリアルに入力され、データ展開回路1003を経由して各列のシフトレジスタ回路1001に供給される。データ展開回路1003は、制御信号CONTに応じて、シリアル入力された記録データを、データ配線DATA_AL、DATA_BL、DATA_CL、DATA_DL、DATA_AR、DATA_BR、DATA_CR、DATA_DRに展開する。また、データ展開回路1003は、制御信号CONTに応じて、シリアルに入力された時分割駆動信号を、配線BE_D、BE_C、BE_B、BE_Aに展開する。制御信号CONTは、制御用パッド303からデータ展開回路1003に入力される。また、制御信号CONTは、制御用パッド303からシフトレジスタ回路1001、時分割駆動信号処理部1006それぞれにも供給される。
図20は、本実施形態の記録素子基板101のタイミングチャートを示している。図20(a)は、制御信号CONTがLowレベルの場合を示す。また、図20(b)は、制御信号CONTがHighレベルの場合を示す。また、クロック信号(CLK)とは別に、シフトレジスタ回路1001にて用いられる記録データ用のクロック信号(CLK_D)と、時分割駆動信号処理部1006にて用いられる時分割信号用のクロック信号(CLE_BE)を示して説明する。
図13は、第2の実施形態に係る記録素子基板101のシフトレジスタ回路1001、ラッチ回路1002、及び駆動回路1005の詳細な回路構成の例を示している。シフトレジスタ回路1001がクロック信号(CLK_D)に同期して記録データをシフトする。更に、ラッチ回路1002は、ラッチ信号(LT)に同期してシフトレジスタ回路1001から入力される記録データを保持する。シフトレジスタ回路1001は、第1の実施形態と同様に、制御信号CONTに応じて記録データの転送方向を制御する。ANDゲート503はラッチ回路1002で保持された記録データ、時分割駆動信号1007、及びヒートイネーブル信号HEの論理積を取り、その結果をトランジスタ502のゲートに転送する。論理積がHighレベルの場合にトランジスタ502がオンされ、発熱抵抗体501が駆動される。一方、論理積がLowレベルの場合にはトランジスタ502はオフとなり、発熱抵抗体501は動作しない。
第2の実施形態におけるシフトレジスタ回路1001は、切り替え手段504により、前段のフリップフロップの出力と次段のフリップフロップの入力との接続状態を切り替える。切り替え手段504は、制御信号CONTに応じて切り替えられる。
[データ展開回路]
次に第2の実施形態に係るデータ展開回路1003の動作について説明する。データ展開回路1003は、制御信号CONTに応じて記録データの展開方法を制御する。図14は、第2の実施形態に係るデータ展開回路1003の真理値表を示す。図15は、本実施形態に係る発明のデータ展開回路1003の詳細な構成例を示す。切り替え手段701によりフリップフロップ702の出力と、データ配線DATA_AR〜DATA_DR、DATA_AL〜DATA_DL、及びBE_D〜BE_Aとの接続状態を切り替えることで、記録データ及び時分割駆動信号の展開方法を制御する。本実施形態において、切り替え手段701は、制御信号CONTに応じて切り替えられる。
図15(a)は、制御信号CONTがLowレベルの場合のデータ展開回路1003の接続状態を示す図である。DATA1から入力された時分割駆動信号がフリップフロップ702を介してBE_Aに出力される。同様に、DATA2から入力された時分割駆動信号はBE_Bに出力され、DATA3から入力された時分割駆動信号はBE_Cに出力され、DATA4から入力された時分割駆動信号はBE_Dに出力される。また、DATA1から入力された記録データがフリップフロップ702を介してDATA_ALに出力される。同様に、DATA2から入力された記録データはDATA_BLに出力され、DATA3から入力された記録データはDATA_CLに出力され、DATA4から入力された記録データはDATA_DLに出力される。このとき、DATA_AR〜DATA_DRからの出力は行われない。
図15(b)は、制御信号CONTがHighレベルの場合のデータ展開回路1003の接続状態を示す図である。DATA1から入力された時分割駆動信号がフリップフロップ702を介してBE_Dに出力される。同様に、DATA2から入力された時分割駆動信号はBE_Cに出力され、DATA3から入力された時分割駆動信号はBE_Bに出力され、DATA4から入力された時分割駆動信号はBE_Aに出力される。また、DATA1から入力された記録データがフリップフロップ702を介してDATA_DRに出力される。同様に、DATA2から入力された記録データはDATA_CRに出力され、DATA3から入力された記録データはDATA_BRに出力され、DATA4から入力された記録データはDATA_ARに出力される。このとき、DATA_AL〜DATA_DLからの出力は行われない。
[時分割駆動信号処理部]
図16は、時分割駆動信号処理部1006の詳細な回路構成の例を示す。時分割駆動信号処理部1006は、シフトレジスタ回路1404、ラッチ回路1403、デコード回路1402、及び時分割駆動信号符号化回路1401を含んで構成される。シフトレジスタ回路1404は、クロック信号(CLK_BE)に同期して時分割信号(BE_A〜BE_D)をシフトする。更に、ラッチ回路1403は、ラッチ信号(LT)に同期してシフトレジスタ回路1404から入力される時分割信号を保持する。時分割駆動信号符号化回路1401は、ラッチ回路1403に保持された4bitの時分割駆動信号BE_1〜BE_4を、制御信号CONTに応じて4bitの時分割駆動信号xBE_1〜xBE_4に変換を行う。デコード回路1402は、4bitの時分割駆動信号xBE1〜xBE4を16bitの時分割駆動信号BLE0〜BLE15にデコードする。図17は、デコード回路1402の真理値表を示す。デコード回路1402は、図17に基づき、入力である4bitの時分割駆動信号xBE1〜xBE4を、出力である16bitの時分割駆動信号BLE0〜BLE15の値に変換する。
図18は、時分割駆動信号符号化回路1401の真理値表を示す。時分割駆動信号符号化回路1401は、図18に基づき、入力である4bitの時分割駆動信号BE_1〜BE_4を、出力である4bitの時分割駆動信号xBE_1〜xBE_4の値に変換する。具体的には、制御信号CONTがLowレベルの場合、BE1〜BE4の値を符号化せずにそのままxBE1〜xBE4の値として出力する。一方、制御信号CONTがHighレベルの場合、BE1〜BE4の論理を反転させ、xBE1〜xBE4として出力する。例えば、BE1〜BE4が全て0であり、制御信号CONTがLowレベルの場合、xBE1〜xBE4は全て0となる。その結果、デコード後の時分割駆動信号BLE0がHighレベル(1)となり、BLE1〜BLE15がLowレベル(0)となる。また、BE1〜BE4が全て0であり、制御信号CONTがHighレベルの場合、xBE1〜xBE4は全て1となる。その結果、デコード後の時分割駆動信号BLE15がHighレベル(1)になり、BLE0〜BLE14がLowレベル(0)となる。
上述したシフトレジスタ回路1001による記録データの転送方向の制御と、時分割駆動信号符号化回路1401の時分割駆動信号の符号化動作により、本実施形態に係る記録素子基板101は記録データの回転処理が可能となる。
図19(a)は、制御信号CONTがLowレベルの場合の各列(A〜D列)のラッチ回路1002に保持される記録データを示す。図19(b)は、制御信号CONTがHighレベルの場合の各列(A〜D列)のラッチ回路1002に保持される記録データを示す。図19(a)と図19(b)とを比較すると記録データが回転処理されて各列のラッチ回路1002に保持されていることが確認できる。
以上により、本実施形態に係る記録素子基板101は、第1の実施形態とは別の構成により、記録素子基板の面積を増やすことなく、記録データの回転処理をすることができる。これにより低コスト・高画質なフルライン型の記録ヘッドを提供することが可能となる。
<第3の実施形態>
第1、第2の実施形態では、図3に示すような長方形の形状をした記録素子基板から成る記録ヘッドの構成を用いて説明を行った。本願発明に係る第3の実施形態として、他の記録ヘッドの構成例について図21〜図23を用いて説明する。
図21は、記録素子基板101の形状を台形に変更し、隣接の記録素子基板101のノズルとの距離を縮めて、隙間なくノズルを配置することが可能とした構成例である。この構成により、記録媒体の搬送方向(短手方向)における、記録素子基板列の長さを縮小することが可能となる。図22は、図21の破線部Bの拡大図である。記録素子基板101の形状以外は、図3、図5を用いて説明した内容と同じであるため、詳細は省略する。
図23は、記録素子基板101の形状を平行四辺形に変更し、複数配置した構成例である。図23の構成において、記録素子基板101は、1列の中において、交互に向きが反転して配置されている。この構成においては、記録素子基板列は、図3の構成とは異なり、1列となる。また、図23に示すように、記録素子基板101の形状の変更に伴って、フレキシブル基板102の形状も変更することで、図3の構成と同様に、フレキシブル基板102の幅Wを太く維持することができる。その結果、駆動電源配線幅を太くすることがきるため、各記録素子基板へA(アンペア)オーダーの大電流を供給することが可能となる。
以上、上記の記録素子基板の形状を用いて第1、第2の実施形態の構成を適用することにより、第1、第2の実施形態の効果に加え、よりコンパクトな記録ヘッドを構成することができる。
なお、上記の実施形態では、フルライン型の記録装置を例に挙げて説明した。しかし、上記のような記録素子基板の配置を有する記録ヘッドであれば、フルライン型の記録装置に限定するものではなく、キャリッジによるスキャン方式の記録装置に適用してもよい。
100…記録ヘッド、101…記録素子基板、102…フレキシブル基板、103…支持基板、104…電極パッド、204…ヘッド制御基板、301…ノズル、401…シフトレジスタ回路、402…ラッチ回路、403…データ展開回路、405…駆動回路

Claims (14)

  1. 記録素子基板であって、
    第1の順番にて整列された記録データが入力される入力回路と、
    前記記録データを保持するシフトレジスタ回路と、
    前記シフトレジスタ回路から出力される記録データをラッチするラッチ回路と、
    前記ラッチ回路にてラッチされた記録データに基づいて、駆動する駆動回路と
    を有し、
    前記入力回路は、制御信号に基づいて、前記シフトレジスタ回路に保持される前記記録データの順番が前記第1の順番または第2の順番になるように出力先を切り替えて、前記記録データを前記シフトレジスタ回路に出力することを特徴とする記録素子基板。
  2. 前記シフトレジスタ回路は、前記第1の順番に対応した第1の入力部、および、前記第2の順番に対応した第2の入力部を備え、
    前記入力回路は、前記制御信号に基づいて、前記第1の入力部もしくは前記第2の入力部のいずれかに切り替えて前記記録データを出力することを特徴とする請求項1に記載の記録素子基板。
  3. 前記シフトレジスタ回路は、前記制御信号に基づいて、入力された前記記録データのシフト方向を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の記録素子基板。
  4. 前記制御信号に基づいて、時分割駆動信号を変換する変換する変換手段を更に有し、
    前記入力回路は、前記第1の順番にて整列された時分割信号が更に入力され、
    前記入力回路は、前記制御信号に基づいて、前記時分割駆動信号を、前記第1の順番もしくは前記第1の順番から反転して前記変換手段に出力し、
    前記駆動回路は、前記変換手段にて変換された時分割駆動信号と、前記ラッチ回路にてラッチされた記録データとに基づいて、駆動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の記録素子基板。
  5. 前記記録素子基板は、複数の前記シフトレジスタ回路と、複数の前記ラッチ回路と、複数の前記駆動回路とを備え、
    前記入力回路は、前記制御信号に基づいて、前記複数のシフトレジスタ回路に保持される前記記録データの順番が前記第1の順番または前記第2の順番になるように出力先を切り替えて、前記記録データを前記複数のシフトレジスタ回路それぞれに出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の記録素子基板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録素子基板を備える記録ヘッドであって、
    前記記録素子基板は、第1の列と、第2の列にそれぞれ複数が配置され、
    前記第2の列に配置された複数の記録素子基板は、前記第1の列に配置された複数の記録素子基板に対して反転して配置されることを特徴とする記録ヘッド。
  7. 前記第1の列と前記第2の列に配置された複数の記録素子基板は、千鳥配置にて配置されることを特徴とする請求項6に記載の記録ヘッド。
  8. 前記記録素子基板は、長方形の形状にて構成されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の記録ヘッド。
  9. 前記記録素子基板は、台形の形状にて構成されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の記録ヘッド。
  10. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の記録素子基板を備える記録ヘッドであって、
    複数の記録素子基板が、列にて配置され、
    前記複数の記録素子基板は、交互に向きが反転して配置されることを特徴とする記録ヘッド。
  11. 前記複数の記録素子基板は、平行四辺形の形状にて構成されることを特徴とする請求項10に記載の記録ヘッド。
  12. 前記制御信号は、前記記録素子基板の向きに応じて設定されることを特徴とする請求項6乃至11のいずれか一項に記載の記録ヘッド。
  13. 前記記録ヘッドは、フルライン型の記録ヘッドであることを特徴とする請求項6乃至12のいずれか一項に記載の記録ヘッド。
  14. 請求項6乃至13のいずれか一項に記載の記録ヘッドを1または複数備える記録装置。
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