JP2018015619A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1条件が成立し、且つ、第2条件が成立したときに、第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、特別役のうちの第1の特別役に当選したときと第2の特別役に当選したときとで、第1の操作態様が異なるように形成され、特別役のうちの第1の特別役に当選したときと第2の特別役に当選したときとで第2の利益を獲得可能となる第2の操作態様が同一になる場合があることを特徴とする。
【選択図】図12
Description
このような遊技機では、遊技者がこの参加型演出に積極的に参加し、所定の成果を上げることで特典を得ることができ、遊技者の興味を向上させることができる。
すなわち、遊技者参加型の演出について更なる改善の余地があった。
また、本発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、遊技に関する演出を行う演出装置と、第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、前記第1の利益の獲得に関する前記第1の演出は前記演出装置における第1の領域にて実行され、前記第2の利益の獲得に関する前記第2の演出は前記演出装置における第2の領域にて実行され、前記第1の領域と前記第2の領域が重畳しないことを特徴とする。
また、本発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、遊技に関する演出を行う演出装置と、第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、前記第1の操作態様として決定され得る操作態様の数と前記第2の操作態様として決定され得る操作態様の数とが異なり、前記第1の操作態様として決定され得る操作態様の数の方が前記第2の操作態様として決定され得る操作態様の数よりも多いことを特徴とする。
また、本発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、遊技に関する演出を行う演出装置と、第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、前記第1の演出及び前記第2の演出は遊技者による停止操作が行われるまでに実行し、前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、前記第1の利益と前記第2の利益とは、種別が異なるものであり、共に出玉率に影響するものであることを特徴とする。
また、本発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、遊技に関する演出を行う演出装置と、第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、前記特別役に当選したときに第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能であり、かつ、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第2の利益を獲得可能である条件下において、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、前記第1の操作態様と前記第2の操作態様とは異なっており、前記第2の利益は、前記第1の利益に比べて得られる確実性が劣るものであり、前記第2の操作態様で停止操作を行ったときに獲得可能な前記第2の利益の獲得に起因する出玉率の期待値が前記第1の操作態様で停止操作を行ったときに獲得可能な前記第1の利益の獲得に起因する出玉率の期待値よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする。
なお、ここで、「特別役」には、具体的には、例えば、後述する押し順役が含まれる。
また、ここで、「演出装置70」には、スピーカー72、演出用ランプ78、及び表示装置84のうちの少なくともいずれか1つが含まれる。
また、ここで、「第1の利益」には、具体的には、例えば、後述するメダルの払出が含まれる。
また、ここで、「第1の利益付与手段」には、具体的には、例えば、遊技媒体払出制御手段240が含まれる。
また、ここで、「第2の利益」には、具体的には、例えば、後述するポイントの付与が含まれる。
また、ここで、「第2の利益付与手段」には、具体的には、例えば、後述するポイント付与手段430が含まれる。
また、ここで、「第1条件の成立時」には、具体的には、例えば、後述する押し順役当選時が含まれる。
また、ここで、「第1の操作態様」には、具体的には、例えば、後述する押し順役の正解の押し順が含まれる。
また、ここで、「前記第1の利益を獲得可能」には、具体的には、例えば、後述する押し順役の正解の押し順の停止操作で配当を獲得可能であることが含まれる。
また、ここで、「第2条件の成立時」には、具体的には、例えば、後述するクイズ演出遊技の実行時が含まれる。
また、ここで、「第2の操作態様」には、具体的には、例えば、後述するクイズ演出の正解の押し順が含まれる。
また、ここで、「第2の利益を獲得可能」には、具体的には、例えば、後述するクイズ演出の正解の押し順でポイントを獲得可能であることが含まれる。
また、ここで、「第1の演出を実行する」とは、具体的には、例えば、後述する押し順ナビを実行することが含まれる。
また、ここで、「第2の演出を実行する」とは、具体的には、例えば、後述するクイズ演出に関する選択枝の表示を実行することが含まれる。
なお、ここで、第1の操作態様と第2の操作態様とは、同じ場合と異なる場合とがある。
本発明によれば、第1の利益と第2の利益とのうちのいずれか一方を得ることを他方よりも優先することができるという、従来にない遊技性を創出することができる。
第1の利益と第2の利益とを毎回の遊技で実行される停止操作によって選択することができる。単位遊技毎に第1の利益と第2の利益とのいずれを優先させるかを決定することができるため、どちらか一方を偏向して獲得したり、双方バランスよく獲得したり、途中で優先する利益を切り換えたりと、遊技者が自らの意思によって、自由に選択することができる。これにより、緊張感のある演出を実行することができ、漫然とした遊技を防止することができる。
なお、ここで、第2条件の中には、第1条件が含まれてもよい。具体的には、例えば、第1条件の成立には、停止操作順序が設定されている役(いわゆる押し順役)が役抽選の結果、当選すること等が含まれる。
また、第2条件の成立とは、AT状態中に遊技者に選択枝の中から選択可能な演出(クイズ問題)が実行されて、その選択枝の中からいずれか1つを選択させるような演出の実行可能期間(クイズ演出遊技実行可能期間)中であって、且つ、押し順役が役抽選の結果、当選すること等が含まれる。
また、ここで、第2条件の成立の中に、第1条件の成立を含めるようにしてもよく、逆に、第2条件の成立の中に、第1条件の成立を含めないようにしてもよい。
さらに、本発明によれば、第1の特別役に当選したときと、第2の特別役に当選したときとで、第1の操作態様が異なる。さらに、第1の特別役と第2の特別役とのいずれに当選したかにかかわらず、第2の操作態様が決定されている。すなわち、第1の操作態様と第2の操作態様とは、互いに影響を受けることなく、独立に決定されている。第1の操作態様と第2の操作態様とが互いに独立して決定されていることで、互いに異なる操作態様に決定された場合には、いずれか一方の操作態様を選択することになり、また、同一の操作態様になった場合には、いずれか一方を選択するか迷うことなく、操作態様を決定することができ、その巡り合わせに一喜一憂することができる。
また、本発明によれば、第2条件の成立時に第2の操作態様で停止操作を行った場合に獲得可能な第2の利益の利益量は、第2条件の成立時に第2の操作態様以外で停止操作を行った場合に獲得可能な利益量よりも大きくなる。これにより、第2条件の成立時に遊技者に対して第2の操作態様以外の停止操作よりも、第2の操作態様で停止操作を行わせるインセンティブを発生させることができる。
また、ここで、必ずしも配当に限定されるものではなく、遊技媒体(メダル)の獲得に影響を与えるものであれば、配当以外のものであってもよいものである。具体的には、例えば、上乗せの遊技回数や、より有利な遊技状態への移行(正解操作で、遊技者に有利な状態へ、不正解操作で遊技者に不利になるような状態へ移行するようなもの)も含まれる。
なお、リール62の周囲には、表面に図柄を印刷した樹脂性のリールテープが貼付されているものである。このリールテープをリール62の周囲に貼付する際、リールテープ上の図柄61の位置と、ステッピングモータ65のステップとが所定の対応関係となるように設定されている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の上面右側には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
具体的には、メダルセレクタ17には、特に図示していないが、電磁石を用いたキャンセルコイルの作動により、メダル投入口38から投入されたメダルをホッパーユニット24内に貯留させる通路と、メダル払出口28から後述するメダル受け皿26へ進ませる通路との切り換えが可能に形成されている。これにより、メダル投入口38から投入されたメダルをクレジットメダルとして貯留するか、メダル受け皿26へ払い出すかの切り換えをすることができる。
前記前扉14の裏側には、扉開閉用スイッチ19、設定変更スイッチ46、設定表示器89等が配置されている(図3参照)。
この電源ユニット43には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ44と、設定変更処理のための設定キースイッチ45とが設けられている。
そして、図8、図9に示すように、これらの図柄の所定の組み合わせが複数種類の役に対応して設けられている。
これらの図柄61は、それぞれの絵柄がプリントされたリールテープをリール62の外周表面に貼付することで形成されている。なお、図2の図柄61の図柄番号の0〜19は、リール62の外周表面に物理的に付されているものではなく、仮想的な番号であって、各図柄61の停止を制御するためのプログラムで特定の図柄61を指定するためのものである。
この前兆演出状態からART状態(AT状態)への移行が確定しており、リプレイ確率を変動させるための所定の昇格リプレイ役(特に図示せず)の入賞を待つ状態であるART準備状態(AT状態)へ移行し、当該昇格リプレイ役の入賞によりART状態へ移行することになる(図7参照)。
外部集中端子板18は、遊技データを遊技機10外部に出力させるものであり、メイン制御手段200と配線される接続端子(コネクタ)や、外部機器(図示省略)と配線される接続端子(コネクタ)が設けられた端子板である。また、外部集中端子板18は、図示しないが、遊技島設備(例えばデータ機器)や遊技ホールのホール管理者が管理するホールコンピュータに接続されている。
(1)リプレイ役の当選に関する情報
(2)メダル投入に関する情報
(3)メダル払出に関する情報
(4)ボーナス遊技に関する情報
(5)AT状態に関する情報
(6)エラーに関する情報
(7)設定値の変更の有無に関する情報
(8)前扉14の開閉状態に関する情報
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
この役抽選手段210は、役に当選したか否かを決定するための抽選テーブルを、設定値(1〜6)及び遊技状態(ノーマル遊技、ボーナス遊技、ボーナス内部中遊技等)にそれぞれに対応して複数備えており、メイン制御手段200のROM上に記憶している。
また、設定値は、例えば、設定値1、設定値2、・・・、設定値6のように数値が高い設定値になるほど、所定の役(例えばボーナス移行役)の当選確率は高くなるが、AT状態への移行抽選の当選確率が低くなる(又は共通になる)ようにしても良いものである。
本実施の形態では、小役として複数種類の小役が含まれている。具体的には、押し順ベル役(BE1〜BE8)、スイカ役(WM)、チェリー役(CH)等である(図8参照)。ノーマル遊技における設定値1〜6の各設定値での小役の役抽選における当選確率が予め定められている。押し順ベル役(BE1〜BE8)には、左第1停止操作が正解となるLベルと、中第1停止操作が正解となるCベルと、右第1停止操作が正解となるRベルとが設けられているが、これは後で詳細に説明する(図9参照)。
また、再遊技役(リプレイ役)には、ストップスイッチ50の押し順が予め定められた順番で操作された場合に入賞となる押し順リプレイ役(図示せず)が含まれ、所定の遊技状態において当該押し順リプレイ役(図示せず)が当選し当該予め定められた順番で操作された場合に、RT2移行図柄(先の昇格リプレイ役に係る図柄)が停止表示され、当該予め定められた順番で操作されない場合は転落リプレイ図柄(図示せず)が停止表示される。
昇格リプレイ役は、特に図示していないが、昇格リプレイ図柄(又は、RT2移行図柄)が停止表示されることで成立する。転落リプレイ役は、転落リプレイ図柄(又は、RT1移行図柄)が停止表示されることで成立する。
「転落リプレイ」は、RT2のときに抽選結果として得られ、RT0・RT1のときには抽選結果として得られないように形成されている。
また、抽選結果が「転落リプレイ」である場合、押し順によって、通常リプレイ役と、転落リプレイ役とのいずれかが成立するように形成され、転落リプレイ役が成立した場合には、RT2からRT1へ移行するように形成されている。
ここで、遊技媒体払出制御手段240は、メダル払出を付与する役割を有するものである。
具体的には、遊技制御手段250は、図4に示すように、大別すると、ノーマル遊技制御手段251、RT制御手段252、ボーナス遊技制御手段253及びボーナス内部中制御手段254の各手段を有する。
ボーナス遊技は、ボーナス内部中にボーナス移行役の図柄を有効ライン86上に揃えることで移行し、いわゆるCBが連続作動し、所定の枚数、本実施の形態では、200枚を超えるメダルの払出しで終了し、RT0に移行する。
また、「AT状態」のうち「ART準備状態」は、主として「RT1」の遊技状態の演出状態であり、「ART状態」は、主として「RT2」の遊技状態の演出状態である。
このART状態において、予め定めた所定の当選役に当選した場合に、クイズ演出遊技実行可能期間に移行する。このクイズ演出遊技実行可能期間では、クイズ演出を実行可能な特別演出遊技としてのクイズ演出遊技を連続か不連続かを問わずに合計で10回実行することができるように設定されている。クイズ演出遊技は、クイズ演出遊技実行可能期間中に、押し順役に当選して押し順をアシストし、RT2状態であるART状態であるときに、クイズ演出を実行するものである。
なお、正解の選択肢の位置に対応するストップスイッチ50と、遊技者が操作したストップスイッチ50とが不一致の場合には、遊技者はポイントを獲得することはできない。
なお、AT状態は、初期遊技回数として所定の遊技回数(具体的には50回、もちろん当該数値に限定されるものではない。また、当該遊技回数に上乗せ可能としてもよい)の遊技が可能に設定されており、演出状態制御手段260は、実施した遊技回数が、当該所定の遊技回数に到達した場合に、「AT状態」を終了するように設定されている。なお、AT状態の終了条件は、これに限定されるものではなく、AT状態中に払い出されたメダル枚数が所定の枚数に到達すること等にしてもよいものである。
具体的には、設定値選択手段265は、扉センサ(扉開閉用スイッチ19)がON状態(前扉14が閉状態)でない、すなわち前扉14が開放状態であると判定され、さらに、設定変更処理用の開始スイッチ(具体的には、設定キースイッチ45)が操作されてON状態であると判定された場合、設定変更処理が可能な状態へ移行する。設定値選択手段265は、不正対策として安全性を高めるために、前扉14が開放状態であって、且つ、設定キースイッチ45がON状態でないと、設定変更処理に移行しないようになっている。
この設定変更処理が可能な状態において、設定値選択手段265は、スタートスイッチ40のオン状態が検知されたか否かを判定し、検知されたと判定された場合に、さらに、設定キースイッチ45がオフ状態になることで、設定値を確定する。
一般的に、前扉14を開放した遊技ホールのホール管理者が設定値の変更に係る作業を行う。
設定キースイッチ45は、オン状態(ON位置)と、オフ状態(OFF位置)と、へ切り替え可能に形成されている。
送信手段380は、複数種類の設定値の中から選択された特定の設定値に対応する当選確率を用いて実行された役抽選の抽選結果をサブ制御手段400の受信手段410へ送信する。
また、ART状態のときに役抽選手段210により押し順役に当選したときに、送信手段380は、押し順役に対応する有利な操作手順を特定可能な操作手順特定コマンドを受信手段410へ送信する。
なお、メイン制御手段200にて設定されている具体的な設定値を特定するための情報を、送信経路(ハーネス等の伝送路)の途中で設定値の情報を抜き取るような不正行為(いわゆるゴト行為)を防止するため、通常はサブ制御手段400へ送信しないが、設定示唆演出を実行するときの所定期間に限ってだけ送信するようにしてもよい。この所定期間には、例えば、クイズ演出遊技実行可能期間や、当該期間の終了時や、クイズ演出遊技や、10回目のクイズ演出遊技の終了時等が含まれる。
以上の構成をもって、サブ制御手段400は、メイン制御手段200からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
演出実行制御手段420は、役抽選の結果に基づく当選役に応じた演出や、ノーマル遊技状態、RT遊技状態、ボーナス遊技状態等の各遊技状態に応じた演出や、押し順を報知するための演出等を行う。これらの演出は、それぞれ複数設けられており、演出実行制御手段420は、抽選により所定の演出を選択するとともに選択した演出を演出装置70を介して実行する。
クイズ演出の選択肢の表示演出とは、クイズ演出の正解となる押し順を遊技者が選択的に行うことでポイントを獲得可能であることを示唆するものである。
そして、押し順役のうちの第1の押し順役に当選したときと第2の押し順役に当選したときとで、押し順役に係る押し順が異なるように形成されている。上記例では、図9のLベルのように左第1停止操作の役に当選したときと、図9のRベルのように右第1停止操作の役に当選したときとで、正解の押し順が、左第1停止操作と、右第1停止操作とで異なる。すなわち、役抽選の結果に応じて正解の押し順が異なるように形成されている。
このクイズ演出抽選テーブルには、クイズ番号(問1〜問85)と、選択肢と、解答と、正解配置(左、中、右)と、抽選値(1又は2)とが記憶されている(図10参照)。
なお、図10に示す抽選値の合計は、256となるように設定されている。すなわち、抽選値Xは、当選確率(X/256)の分子となる数値であり、合計の数値256は、当選確率の分母となる。
クイズ演出抽選手段460は、AT状態中のクイズ演出中の遊技において、スタートスイッチ40の操作を契機に、クイズ演出抽選テーブル(図10参照)のクイズ番号(問1〜問85)のいずれかと、正解配置(左、中、右)のいずれかとの抽選を行うためのものである。
なお、このクイズ演出抽選手段460の抽選は、具体的には、図10の左端側にある番号列の255個(問85×3)の水平欄のいずれの水平欄に該当するかをループカウンタから抽出した1個の乱数(0〜255)に基づいて、1回の抽出だけで決定することができる。当該抽選により、番号列の水平欄が決定されることにより、当該水平欄に含まれるクイズ番号(問1〜問85)のいずれに該当するかが決定され、この決定したクイズ番号の正解配置(左、中、右)も、番号列の水平欄に対応する正解配置に決定される。結果として、1回の乱数抽出により、クイズ番号(問1〜問85)のいずれかと、決定したクイズ番号の正解配置(左、中、右)のいずれかとが決定される。
ポイント判定演算手段480は、ポイントを獲得することができた場合には、今回のクイズ演出遊技実行可能期間中のクイズ演出遊技で獲得したポイントの合計量に、今回、新たに獲得したポイントを加算して、新たなポイントの合計量(総ポイント)とし、当該合計量を記憶する。なお、このポイントの加算は、クイズ演出遊技が10回実施されるまで行われる。
クイズ演出遊技回数カウント手段490は、クイズ演出遊技実行可能期間が開始すると、クイズ演出遊技の実行回数のカウントを開始する。
クイズ演出遊技回数カウント手段490は、クイズ演出遊技実行可能期間中に、クイズ演出遊技を1回実行するごとにクイズ演出遊技回数を1回カウント(加算)する。クイズ演出遊技回数カウント手段490は、クイズ演出遊技実行可能期間中、クイズ演出遊技が合計10回に到達することで、クイズ演出遊技回数のカウントを中止し、クイズ演出遊技実行可能期間を終了させる。なお、減算でカウントしてもよい。
また、1回のクイズ演出の結果に基づいて特典が付与されるか否かを決定するものでもよい。この場合、クイズに正解したか否かに応じて特典を付与するか否かを決定し、ポイント獲得の処理を省くことができるため、処理を簡便化できる。また、一発勝負で特典の有無が決まるため、より一層緊張感のある遊技を創出できる。
特典付与手段520は、クイズ演出遊技実行可能期間中、AT状態中にクイズ演出を行う10回のクイズ演出遊技の終了時、以下のような判定を行い、その結果、所定の条件を満足している場合に、設定示唆演出という特典を付与する。
遊技の状態は、メイン制御手段200により管理され、図6に示すように、大別すると、ノーマル遊技、RT遊技、ボーナス内部中遊技及びボーナス遊技がある。RTは、いわゆるリプレイタイムの略語であり、RT遊技に移行すると、再遊技役(リプレイ役)に当選する当選確率、すなわち再遊技確率が原則として高くなる。
RT0からRT1には、特に図示していないが、予め定めた所定図柄(例えば、押し順ベル取りこぼし図柄、いわゆる、取りこぼし図柄)を停止表示させた時に移行する。
なお、ボーナス移行役に当選し当該ボーナス移行役に対応した図柄61を有効ライン86上に停止表示できなかった場合に移行するボーナス内部中(RT3)では、RT2より低いがノーマル遊技より再遊技役への当選確率は高くなるように設定されている。もちろん、このRT3の再遊技役の当選確率は、ノーマル遊技と同等に設定してもよいし、RT2と同等又はRT2より高くなるように設定してもよい。
そして、ボーナス遊技終了後、RT0に移行する。
なお、ボーナス遊技は、メダルの払出枚数を終了条件とするのではなく、所定のゲーム数で終了するものであってもよい。
図7に示すように、演出状態は、「非AT状態」と、「AT状態」と、「ボーナス演出状態」とがある。
非AT状態には、通常演出状態と、AT状態の前兆となる演出状態である前兆演出状態とがある。
AT状態は、通常演出状態より遊技者に有利な状態である。当該AT状態に移行すると、当選した小役の押し順が報知される遊技が開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ50を操作することで、当選した小役や再遊技役の図柄の組み合わせを有効ライン86上に停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払い出される。
AT状態には、ART準備状態と、ART状態とがある。ART準備状態は、前兆演出状態から移行可能なものであり、このART準備状態からART状態へ移行可能となり、ART状態が終了すると、非AT状態へ戻る。なお、これらの状態からボーナス状態への移行が可能となる。
ART状態は、通常演出状態より遊技者に有利な状態である。当該ART状態に移行すると、当選した小役の押し順が報知される遊技であるAT遊技と、RT2とが開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ50を操作することで、当選した小役の図柄の組み合わせを停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払い出される。
本実施の形態では、ART状態中において、所定の役に当選した場合、クイズ演出遊技実行可能期間に移行する。このクイズ演出実行可能期間中に押し順役に当選した場合、クイズ演出遊技となり、遊技者がストップスイッチ50の選択操作により3つの選択肢から正解を選ぶクイズ演出が実行される。なお、このクイズ演出遊技への移行条件は、これに限定されるものではなく、所定の役に当選し、さらに、所定の移行抽選を行った結果、移行抽選に当選することによって移行するようにしてもよい。また、特定ゲーム数毎などのように周期的に移行するもの、あるいは周期的に移行抽選を行うようものとしてもよい。また、クイズ演出遊技の遊技回数も10回に限定されるものではなく、他の回数に設定してもよく、また、抽選等により遊技回数を決定してもよい。抽選等により、遊技回数が、その都度変化する態様を採用すると、遊技者がその変化を楽しむことができるし、その都度変わる遊技回数を出玉と特典とのいずれを優先するかの判断材料とすることができ、興趣が高まる。
ボーナス演出状態は、ボーナス遊技中の演出状態である。
例えば、役RP(リプレイ、リプレイ、リプレイ)では、配当(メダルの払出枚数)は規定されておらず、0枚となる。
また、例えば、役BE2(赤7、チェリー1、スイカ)では、配当(メダルの払出枚数)は1枚に設定されている。
また、同様に、役BE2〜役BE8、役WM、役CHにおいても、図8に示すように、図柄組み合わせと、配当が設定されている。
なお、不正解の選択肢「0」と「1」の配置については、残った配置位置からランダムで決定してもいい。また、一定の規則に基づいて決定してもいい。例えば、図10のクイズ演出抽選テーブルにおいて、より上に位置する選択肢が「左」、「中」、「右」の優先順位で決定されることとしてもよい。この場合、正解の選択肢「2」が「左」に配置されることが決定しているため、「0」と「1」の選択肢のうち、より上に位置する選択肢「0」が、位置「左」の次に優先される位置「中」に配置されることとなる。
なお、抽選値Xは1であるため、この当選確率は1/256である。
また、同様に、抽出した乱数に基づいて、図10の左端の番号欄の3に決定されると、クイズ番号や、その内容や、選択肢は、上記と同一であるが、正解の選択肢を配置する位置が、「右」となる。この抽選値Xは1となり、この当選確率は1/256となる。
なお、左端の番号は、図10の説明のために便宜上用いているもので、実際の抽選では使用されていない。
また、同様に、抽出した乱数に基づいて、図10の番号欄の255に決定されると、クイズ番号や、その内容や、選択肢は、上記と同一であるが、正解の選択肢を配置する位置が、「右」となる。この抽選値Xは2となり、この当選確率は2/256となる。
なお、問2〜問84の内容の説明は省略するが、同様の内容のデータがクイズ演出抽選テーブルに記憶されている。
結果として、設定示唆演出抽選テーブル(a)〜(d)では、設定値の数値(1〜6)が大きくなるほど、演出A、演出B、演出C、演出D、演出E、演出Fのうち、より後者の演出の種類が発生しやすくなるように設定されている。
設定示唆演出抽選テーブル(a)では、最大値38、最小値13、差25となり、(b)では、最大値51、最小値7、差44となり、(c)では、最大値107、最小値0、差107となり、(d)では、最大値128、最小値0、差128となる。このように、4種類の設定示唆演出抽選テーブル(a)〜(d)では、抽選値Pの最大値と最小値との差が、(a)、(b)、(c)、(d)の順番で大きくなっていることで、(a)、(b)、(c)、(d)の順番で、設定値を示唆するという機能がより強力なものになっている。
先ず、ステップ110において、AT状態中であるか否かが判定される。そして、AT状態中であると判定された場合、次のステップ111に進み、AT状態中でないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ111において、スタートスイッチ40の操作があったか否かの判定が行われる。ここで、スタートスイッチ40の操作があったと判定されると、メイン制御手段200により、賭け数の設定が不可能な状態とされる。その後、次のステップ112に進む。一方、スタートスイッチ40の操作がないと判定されると、再度ステップ111に戻る。
ステップ113において、表示装置84により押し順ナビが表示される。具体的には、表示装置84に第1停止操作となる左、中、右のいずれかの位置に数値1が表示されるものである。そして、次のステップ114に進む。
ステップ115において、クイズ演出抽選手段460により、クイズ演出の問題と、正解選択肢の配置(左、中、右のいずれか)とが抽選により決定される。そして、次のステップ116に進む。
ステップ117において、遊技者によるストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。遊技者によるストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場合、次のステップ118に進み、当該操作が行われていないと判定された場合、ステップ117に戻る。
一方、前記118の不正解の押し順であると判定された場合は、ステップ119において、9枚の払出枚数(配当)を獲得することができなかった演出(例えば、「残念!!」等の表示演出)が実施される。そして、ステップ121に進む。
一方、ステップ121において、クイズ演出の正解の選択肢の位置に対応する押し順でないと判定された場合は、ステップ122において、クイズ演出の不正解に伴い、ポイントを獲得することができなかったことを報知する演出が表示装置84に表示される。そして、ステップ124に進む。
なお、ここで、ステップ119及びステップ120と、ステップ122及びステップ123とは、実際には、略同時のタイミングで実行されるものである。
また、上述した図12では、役入賞とクイズ演出とのどちらかだけに正解した場合は、不正解の方に対して「残念!!」と表示していないが、一方に正解し他方に不正解であることを表示してもよい。
また、上述した図13では、役入賞とクイズ演出との両方に不正解の場合、ひとまとめに「残念!!」と表示するようにしたが、役入賞とクイズ演出とのそれぞれ個別に表示するようにしてもよい。
また、クイズ演出の期間中は、演出クイズの達成状況及び配当の獲得状況を表示装置84等に表示することで、その都度の状況を遊技者に認識できるようにすることが望ましい。これにより、出玉の獲得を優先するか特典の獲得を優先するかの選択を行う上で、判断材料を遊技者が正確に把握することができる。また、それらの獲得状況に応じて、効果音や表示装置84への演出の表示態様、演出用ランプ78の発光態様などを変化させるなど、各獲得状況を認識可能にしてもよい。
ステップ124において、全てのリール62において、回転が停止したか否かが判定される。全てのリール62において、回転が停止したと判定された場合、次のステップ125に進み、全てのリール62において、回転が停止していないと判定された場合、ステップ124に戻る。
第1の利益と第2の利益とを毎回の遊技で実行される停止操作によって選択することができる。単位遊技毎に第1の利益と第2の利益とのいずれを優先させるかを決定することができるため、メダル獲得と、ポイント獲得とのどちらか一方を偏向して獲得したり、メダル獲得とポイント獲得との双方バランスよく実行して両方を獲得したり、途中で優先する利益を切り換えたりと、遊技者が自らの意思によって、自由に選択することができる。
本実施の形態によれば、第2の利益としてのポイント獲得及びそれに伴う特典(設定示唆演出)の獲得を狙う遊技者が、クイズ演出の正解が分からない場合には、当該遊技では、押し順役の押し順ナビに従った押し順を実行して入賞を目指すことで少なくともメダル払出(出玉獲得)を得ることができる。すなわち、クイズ演出の正解が分からないようなときに完全に当てずっぽうに答えるような場合に比べて、押し順ナビに従って停止操作すれば、少なくともメダル払出による配当は得られるという救済的な要素を持たせることができる。これにより、クイズ演出の正解が分からない遊技者が投げやりな遊技を行ってしまうのを防止することができる。
上述した実施の形態では、押し順役の押し順ナビによる正解の押し順と、クイズ演出の正解の選択肢の位置に対応する押し順とが、一致した場合には、9枚のメダル払出と、ポイント獲得との両方の利益を獲得することができるように設定されていたが、これに限定されるものではない。両方の押し順が一致した場合には、クイズ演出の正解の選択肢の位置に対応する押し順を、改めて抽選により決め直すようにしてもよい。すなわち、本変形例のように、両方の押し順が一致した場合には、一致しないように、クイズ演出の正解配置(左、中、右)を抽選により再度決め直し、両方の押し順が一致しないように、抽選により決め直すようにしてもよいものである。
押し順役の押し順ナビによる正解の押し順と、クイズ演出の正解の選択肢の位置に対応する押し順とが一致するような場合には、クイズ演出の内容を、より難易度の高いクイズ演出に改めて決め直すようにしてもよい。
変形例2のように、クイズ演出の内容の難易度を上げる等の調整は、クイズ演出の内容が難しい問題と、容易な問題との問題の内容の種類を変更するようにしてもよいが、特にこれに限定されるものではなく、選択肢の数の増減により、問題の難易度を調整するようにしてもよいものである。具体的には、例えば、通常は、左、中、右の3択の問題を、左、右の2択の問題にすることにより、選択肢が限定されて、クイズ演出の内容の難易度をより容易なものに調整するようにしてもよいものである。また、逆に選択肢を6択に増加させることにより、クイズ演出の内容の難易度をより難しく調整するようにしてもよい。
押し順役に関する停止操作態様の正解履歴及び/又はクイズ演出に関する停止操作態様の正解履歴を蓄積し、遊技者がメダル払出を優先する出玉偏向型なのか、ポイント獲得を優先する特典偏向型なのかを把握し、これに基づいてクイズ演出の内容の難易度を調整するようにしてもよいものである。これは、クイズ演出に関する特典を獲得したいにもかかわらず、クイズ演出に正解することができない遊技者に対しての処置を施しているものである。
また、押し順役に関する押し順とクイズ演出に関する押し順とのいずれか一方が正解の場合は、クイズ演出に関する特典を獲得したいにもかかわらず、クイズ演出に正解することができなかった遊技者では明らかにないため、−1に設定し、両方とも正解の場合は、いずれの場合もあるため、0に設定しているものである。
上述した実施の形態では、特典付与手段520が付与する特典としては、設定示唆演出を記載していたが、この特典は、この設定示唆演出に限定されるものではなく、遊技者が何らかの高揚感を得られるものであれば他の特典に設定してもよいものである。
例えば、上述の実施形態で説明した図柄配列に代えて、右リールに互いに同時に引き込まない間隔で「赤7」、「青7」、「白7」を配置するよう形成する。そして、役として「赤7ベル(ベル、ベル、赤7)」、「青7ベル(ベル、ベル、青7)」、「白7ベル(ベル、ベル、白7)」の同時に当選しない3つの役(3択のタイミング役)を有するよう形成する。
ここで、例えば赤7ベルに当選したときに、右リールにおいて赤7を引き込める範囲内で停止操作した場合には、図柄組合せ「ベル、ベル、赤7」が揃い、役「赤7ベル」に入賞する。一方、右リールにおいて青7又は白7を引き込む範囲内で停止操作した場合には、「ベル、ベル、青7」、「ベル、ベル、白7」のいずれも揃うことなく非入賞となる。
例えば、選択肢「0」であれば「赤7」、選択肢「1」であれば「青7」、選択肢「2」であれば「白7」を狙って停止操作するよう促す表示を行う。
上述したような構成を有することにより、押し順ではなく、停止操作タイミングによる実現も可能となり、様々な遊技性に幅広く適用させることができる。
また、上述した実施の形態において、選択されたクイズ番号を蓄積して記憶し、選ばれていないクイズ番号が選ばれるようにしてもよい。例えば、設定値の変更や電源ON等で蓄積内容がクリアされるよう設定されていて、選ばれていないものの中から選ばれるようにしてもよい。一通り選ばれると全てのクイズ番号を対象に選ばれるようにしてもよい。
また、クイズ番号を選ばれやすくするものであってもよいものである。例えば、2回選ばれているクイズ番号と1回選ばれているクイズ番号があったとすると、1回しか選ばれていないクイズ番号を比較的選ばれやすくするようにしてもよいものである。これにより、同じ問題が頻発することを防止し、飽きのこない遊技機を提供できる。
14 前扉 16 図柄表示窓部
17 メダルセレクタ 18 外部集中端子板
19 扉開閉用スイッチ 20 上パネル
22 下パネル 24 ホッパーユニット
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 32 ベットスイッチ
34 マックスベットスイッチ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 42 演出用ボタンスイッチ
43 電源ユニット 44 電源スイッチ
45 設定キースイッチ 46 設定変更スイッチ
50 ストップスイッチ 51 停止操作手段
L 左ストップスイッチ C 中ストップスイッチ
R 右ストップスイッチ 60 リールユニット
61 図柄 62 リール
63 リール位置センサ 64 左リール
65 ステッピングモータ 66 中リール
68 右リール 70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
84 表示装置 86 有効ライン
87 クレジット表示器 88 払出枚数表示器
89 設定表示器 92 投入センサ
94 払出センサ 95 ホッパーモータ
96 オーバーフローセンサ 100 制御装置
200 メイン制御手段 210 役抽選手段
220 停止制御手段 230 停止図柄判定手段
240 遊技媒体払出制御手段 250 遊技制御手段
251 ノーマル遊技制御手段 252 RT制御手段
253 ボーナス遊技制御手段 254 ボーナス内部中制御手段
255 移行抽選手段 260 演出状態制御手段
380 送信手段 400 サブ制御手段
410 受信手段 420 演出実行制御手段
430 ポイント付与手段 440 クイズ演出抽選テーブル記憶手段
460 クイズ演出抽選手段 480 ポイント判定演算手段
490 クイズ演出遊技回数カウント手段 520 特典付与手段
540 設定示唆演出抽選テーブル記憶手段 560 設定示唆演出抽選テーブル決定手段
580 設定示唆演出抽選手段
Claims (6)
- 複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、
複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、
遊技に関する演出を行う演出装置と、
第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、
第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、
前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、
第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、
前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、
前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、
前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、
前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで前記第2の利益を獲得可能となる前記第2の操作態様が同一になる場合があることを特徴とする遊技機。 - 複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、
複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、
遊技に関する演出を行う演出装置と、
第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、
第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、
前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、
第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、
前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、
前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、
前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、
前記第1の利益の獲得に関する前記第1の演出は前記演出装置における第1の領域にて実行され、前記第2の利益の獲得に関する前記第2の演出は前記演出装置における第2の領域にて実行され、前記第1の領域と前記第2の領域が重畳しないことを特徴とする遊技機。 - 複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、
複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、
遊技に関する演出を行う演出装置と、
第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、
第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、
前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、
第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、
前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、
前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、
前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、
前記第1の操作態様として決定され得る操作態様の数と前記第2の操作態様として決定され得る操作態様の数とが異なり、前記第1の操作態様として決定され得る操作態様の数の方が前記第2の操作態様として決定され得る操作態様の数よりも多いことを特徴とする遊技機。 - 複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、
複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、
遊技に関する演出を行う演出装置と、
第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、
第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、
前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、
第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、
前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、
前記第1の演出及び前記第2の演出は遊技者による停止操作が行われるまでに実行し、
前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、
前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、
前記第1の操作態様は複数の前記ストップスイッチの停止操作の順番であり、前記第2の操作態様は停止操作のタイミングであることを特徴とする遊技機。 - 複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、
複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、
遊技に関する演出を行う演出装置と、
第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、
第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、
前記特別役に当選することによる第1条件の成立時に、第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能に形成され、
第2条件の成立時に、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益とは異なる第2の利益を獲得可能に形成され、
前記第1条件が成立し、且つ、前記第2条件が成立したときに、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、
前記第1の演出及び前記第2の演出は遊技者による停止操作が行われるまでに実行し、
前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、
前記特別役のうちの前記第1の特別役に当選したときと前記第2の特別役に当選したときとで、前記第1の操作態様が異なるように形成され、
前記第1の利益と前記第2の利益とは、種別が異なるものであり、共に出玉率に影響するものであることを特徴とする遊技機。 - 複数種類の図柄を変動表示する複数のリールと、
複数の前記リールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
少なくとも特別役に当選か否かを抽選する役抽選手段と、
遊技に関する演出を行う演出装置と、
第1の利益を付与する第1の利益付与手段と、
第2の利益を付与する第2の利益付与手段とを備えた遊技機であって、
前記特別役に当選したときに第1の操作態様で停止操作を行ったときに前記第1の利益を獲得可能であり、かつ、第2の操作態様で停止操作を行ったときに前記第2の利益を獲得可能である条件下において、前記第1の利益の獲得に関する第1の演出を実行するとともに、前記第2の利益の獲得に関する第2の演出を実行し、
前記特別役として少なくとも第1の特別役と第2の特別役とを有し、
前記第1の操作態様と前記第2の操作態様とは異なっており、
前記第2の利益は、前記第1の利益に比べて得られる確実性が劣るものであり、
前記第2の操作態様で停止操作を行ったときに獲得可能な前記第2の利益の獲得に起因する出玉率の期待値が前記第1の操作態様で停止操作を行ったときに獲得可能な前記第1の利益の獲得に起因する出玉率の期待値よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする遊技機。
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