JP2018014589A - 画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を高めることができる画像読取装置、及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像読取装置2は、原稿台21と、開閉部22と、原稿検知部23と、開閉検知部24と、人体検知部25と、原稿判定部81とを備える。原稿台21には、原稿が載置される。開閉部22は、原稿台21に対して開閉自在である。原稿検知部23は、原稿台21に載置された原稿のサイズを示す信号を出力する。開閉検知部24は、開閉部22の開閉を示す信号を出力する。人体検知部25は、原稿台21に設けられて、人体の有無を示す信号を出力する。原稿判定部81は、原稿のサイズを示す信号に基づいて、原稿のサイズ判定を行う。原稿判定部81は、開閉部22の開閉を示す信号、及び人体の有無を示す信号に基づいて、サイズ判定を開始する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像読取装置は、原稿台と、原稿押さえと、光照射部と、走査駆動部と、撮像ユニットと、開閉検知装置と、読取制御部とを備える。原稿台には、原稿が載置される。原稿押さえは、原稿台に対して開閉自在である。開閉検知装置は、原稿押さえが原稿台に対して、例えば30度の角度に開閉された際に、原稿押さえの開閉を検知する。読取制御部は、原稿押さえが開状態から閉状態にされたことを検知すると、光照射部、走査駆動部、及び撮像ユニットの動作を制御して、原稿台に載置された原稿の原稿サイズを判定する。
特開2015−8465号公報
しかしながら、ユーザーによっては、原稿台に原稿を載置する際に、原稿押さえを十分に開かない場合がある。特許文献1に記載の画像読取装置では、原稿押さえが30度未満の角度で開かれた状態で原稿台に原稿が載置されても、原稿のサイズの判定処理を実行しない。したがって、ユーザーは、例えば、原稿のサイズを入力する必要があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザーの利便性を高めることができる画像読取装置、及び画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像読取装置は、原稿台と、開閉部と、原稿検知部と、開閉検知部と、人体検知部と、原稿判定部とを備える。前記原稿台には、原稿が載置される。前記開閉部は、前記原稿台に対して開閉自在である。前記原稿検知部は、前記原稿台に載置された前記原稿のサイズを示す信号を出力する。前記開閉検知部は、前記原稿台に設けられて、前記開閉部の開閉を示す信号を出力する。前記人体検知部は、前記原稿台に設けられて、人体の有無を示す信号を出力する。前記原稿判定部は、前記原稿のサイズを示す信号、前記開閉部の開閉を示す信号、及び前記人体の有無を示す信号に基づいて、前記原稿のサイズを判定する。
本発明に係る画像形成装置は、上記画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像読取装置は、原稿から画像を読み取って画像データを生成する。前記画像形成部は、前記画像データに基づいて、記録媒体に画像を形成する。
本発明の画像読取装置、及び画像形成装置によれば、ユーザーの利便性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 画像形成装置の画像読取装置の近傍を示す拡大斜視図である。 画像読取装置を模式的に示す正面図である。 原稿台を模式的に示す平面図である。 画像読取装置を模式的に示す側面図である。 画像読取装置を模式的に示す側面図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されない。なお、図中、同一、又は相当部分については、同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1から図7を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、複合機である。なお、画像形成装置1は、コピー、プリンター、又はファクシミリであってもよい。複合機は、例えば、コピー機能、プリンター機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する。
画像形成装置1は、用紙Sに画像を形成する。用紙Sは、本発明の記録媒体の一例である。用紙Sは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、光沢紙、又はOHP(Overhead Projector)用紙である。
画像形成装置1は、筐体1aと、画像読取装置2と、画像形成部3と、定着部4と、収納部5と、排出トレイ6と、操作パネル7と、制御部8と、記憶部9とを備える。用紙Sは、用紙搬送経路に沿って収納部5から排出トレイ6まで搬送される。
図1において、操作パネル7が向く方向を前方とし、前後方向を規定する。また、画像形成装置1の正面に向かって左手側を左方とし、左右方向を規定する。また、前後方向、及び左右方向と直交する方向を上下方向と規定する。
筐体1aは、矩形状であり、箱体に形成される。筐体1aは、画像形成部3と、定着部4と、収納部5と、制御部8と、記憶部9とを収容する。また、筐体1aは、左側の上面部と、右側の上面部とを有する。右側の上面部は、左側の上面部よりも上下方向の位置が低い。左側の上面部は、画像読取装置2の下面部に接触して画像読取装置2を支持する。
収納部5は、複数のカセット51を有する。カセット51は、画像形成装置1の下部に配置される。各カセット51は、筐体1aから着脱可能である。また、各カセット51は、複数の用紙Sを収容可能である。なお、収納部5は、手差しトレイを更に有する態様であってもよい。
画像形成部3は、用紙搬送経路において、収納部5よりも下流側に配置される。画像形成部3は、用紙Sにトナー画像を形成する。画像形成部3は、感光体ドラム33と、帯電部34と、露光部35と、現像部36と、転写部37とを有する。感光体ドラム33は、回転可能に配置される。感光体ドラム33は、例えば、導電性基体と、感光層とを有して構成される。導電性基体は、導電性を有しており、筒状に形成される。感光層は、導電性基体の外周面上に形成される。
帯電部34は、感光体ドラム33を所定電位に帯電する。露光部35は、帯電された感光体ドラム33の外周面に、レーザーを照射して静電潜像を形成する。静電潜像は、画像読取装置2によって生成される画像データに基づいて形成される。
現像部36は、静電潜像をトナー画像として現像する。この結果、感光体ドラム33の外周面には、トナー画像が形成される。転写部37は、用紙Sにトナー画像を転写する。転写部37は、感光体ドラム33と共にニップ部を形成する転写ローラーを含む。転写ローラーは、感光体ドラム33との間を通過する用紙Sにトナー画像を転写させる。
定着部4は、用紙搬送経路において、画像形成部3よりも下流側に配置される。定着部4は、加熱部材43と、加圧部材44とを有する。加熱部材43、及び加圧部材44は、トナー画像が転写された用紙Sを加熱、及び加圧して、用紙Sにトナー画像を定着させる。なお、加熱部材43は、例えば、ローラー、又はベルトのような無端回動体を有して構成される。また、加圧部材44は、例えば、ローラーのような無端回動体を有して構成される。排出トレイ6には、トナー画像が定着された用紙Sが積載される。
図2は、画像形成装置1の画像読取装置2の近傍を示す拡大斜視図である。図2に示すように、操作パネル7は、表示部71と入力部72とを有する。入力部72は、ハードキーを含む。入力部72は、ユーザーの操作に応じた操作信号を制御部8に出力する。ユーザーの操作は、例えば、画像形成装置1の各種設定を行う操作を含む。
表示部71は、ディスプレーから構成される。ディスプレーは、タッチパネル機能を有するLCD(Liquid Crystal Display)、又は有機ELD(Electro Luminescence Display)を含む。表示部71は、画像形成装置1の各種の設定画面を表示する。また、本実施形態の表示部71は、エラーメッセージを外部に通知する通知部として機能する。表示部71は、「原稿のサイズ判定ができない」、又は「原稿が載置されていない」等のエラーメッセージを表示する。
画像読取装置2は、原稿台21と、開閉部22と、原稿読取部23と、開閉検知部24と、人体検知部25とを備える。画像読取装置2は、原稿台21に載置された原稿から画像を読み取って画像データを生成する。
原稿台21は、画像読取装置2の上面部に配される。原稿台21は、コンタクトガラス21aと、縁部21bとを有する。コンタクトガラス21aは、透明な板状のガラスを有して構成される。縁部21bは、コンタクトガラス21aの周囲に形成される。コンタクトガラス21aには、原稿が載置される。原稿の読取面は、原稿がコンタクトガラス21aに載置された際に、コンタクトガラス21aの上面に接する。なお、原稿は、コンタクトガラス21aの左側後端部に設けられた基準点を基準として、原稿台21に載置されることが望ましい。
開閉部22は、板状に形成される。開閉部22は、原稿台21に対して開閉自在である。詳しくは、開閉部22は、回転軸心を介して原稿台21に取り付けられる。開閉部22は、回転軸心によって、原稿台21に回動可能に支持される。回転軸心は、開閉部22の後端部に設けられる。したがって、開閉部22は、後端部を中心として上下方向に開閉自在である。開閉部22の下側を向く主面は、原稿台21の上面の全域と対向する。
図3は、画像読取装置2を模式的に示す正面図である。図3に示す画像読取装置2の一部は、断面によって示される。図3に示すように、開閉部22は、接触部22aを更に有する。接触部22aは、板状に形成される。接触部22aは、開閉部22の前側を向く主面に配される。接触部22aの前側を向く主面は、開閉部22が閉状態の際に、コンタクトガラス21aの全域を均一に押圧する。この結果、原稿台21に載置された原稿の移動が抑制される。また、接触部22aの前側を向く主面は、白色に形成される。
原稿読取部23は、光源部23aと、受光部23bと、第1移動部23cと、第2移動部23dと、第1ミラー23eと、第2ミラー23fと、第3ミラー23gとを有する。光源部23aは、原稿台21の下方に配される。光源部23aは、コンタクトガラス21aを介してコンタクトガラス21aの上方へ光を出射する。
第1移動部23cは、光源部23aと、第1ミラー23eとを支持する。第1ミラー23eは、光源部23aから出射された光が原稿によって反射された反射光を受光する。第1ミラー23eには、所定の傾きが設定されている。第1ミラー23eは、受光した反射光を水平方向に沿って左方へと方向転換させる。第1移動部23cは、例えば、電動機からの駆動力によって移動可能である。第1移動部23cは、画像読取装置2の内部に設けられた案内部に沿って左右方向に移動可能である。第1移動部23cは、待機位置からコンタクトガラス21aの右側端部までコンタクトガラス21aの全域に亘って移動可能である。待機位置は、左側の縁部21bの下方に設定される。
第2移動部23dは、第2ミラー23fと、第3ミラー23gとを支持する。第2ミラー23fは、第1ミラー23eによって方向転換された反射光を受光する。第2ミラー23fには、所定の傾きが設定されている。第2ミラー23fは、受光した反射光を上下方向に沿って下方へと方向転換させる。第3ミラー23gは、第2ミラー23fによって方向転換された反射光を受光する。第3ミラー23gには、所定の傾きが設定されている。第3ミラー23gは、受光した反射光を水平方向に沿って右方へと方向転換させる。第2移動部23dは、例えば、電動機からの駆動力によって移動可能である。第2移動部23dは、画像読取装置2の内部に設けられた案内部に沿って左右方向に移動可能である。
受光部23bは、画像読取装置2の底部に配される。受光部23bは、レンズと、撮像部とを有して構成される。撮像部は、CCDのような撮像素子を有する。撮像素子は、第3ミラー23gによって方向転換された反射光をレンズを介して受光する。
図4は、原稿台21を模式的に示す平面図である。図4に示すように、光源部23aは、複数の発光素子を有して構成される。複数の発光素子は、前後方向に沿って並設される。また、第1ミラー23e〜第3ミラー23gは、前後方向にのびる板状に形成される。受光部23bのレンズは、前後方向にのびる形状に形成される。また、受光部23bの撮像部は、複数の撮像素子を有する。複数の撮像素子は、前後方向に沿って並設される。
原稿読取部23では、第1移動部23cを待機位置から右方へと移動して、コンタクトガラス21aに載置された原稿の画像を読み取る。原稿を読み取る際には、第2移動部23dは、第1移動部23cに連動して右方へと移動する。光源部23aは、原稿の画像を読み取る際に、光を出射する。受光部23bは、原稿の画像を読み取る際に、第1ミラー23e〜第3ミラー23gを介して、原稿の画像を撮像する。原稿読取部23は、撮像した画像に基づいて画像データを生成して制御部8に出力する。
また、原稿読取部23では、原稿のサイズを判定する際に、第1移動部23cが待機位置からコンタクトガラス21aの左側の端部へと移動した後に、コンタクトガラス21aに載置された原稿が撮像される。光源部23aは、第1移動部23cが移動した後に、光を出射する。受光部23bは、第1ミラー23e〜第3ミラー23gを介して、原稿によって反射された反射光を受光する。この結果、反射光の光量を示す信号が制御部8に出力される。反射光の光量を示す信号は、原稿の前後方向のサイズを示す。
また、本実施形態の原稿読取部23は、複数の原稿検知部23hを更に有する。原稿検知部23hは、光センサーのような非接触式センサーから構成される。複数の原稿検知部23hは、コンタクトガラス21aの後端部の下方に配される。複数の原稿検知部23hは、所定の間隔で左右方向に沿って並設される。ここで、所定の間隔は、A3、又はA4のような原稿サイズに基づいて設定されることが望ましい。原稿検知部23hは、コンタクトガラス21aを介して上方に光を出射する。また、原稿検知部23hは、出射した光がコンタクトガラス21aに載置された原稿によって反射された反射光を受光する。したがって、原稿検知部23hは、原稿検知部23hの直上に位置する原稿を検知できる。この結果、反射光の光量を示す信号が制御部8に出力される。反射光の光量を示す信号は、原稿の左右方向のサイズを示す。
人体検知部25は、人体を検知すると制御部8に人体の有無を示す信号を出力する。人体検知部25は、原稿台21の前側の縁部21bに沿って埋設される。人体検知部25は、原稿台21の上面、又は上方に配された手(人体)を検知する。
人体検知部25は、例えば、磁界検知式、又は誘電率検知式のセンサーを有して構成される。磁界検知式、又は誘電率検知式のセンサーは、コイルと、検知回路とを有する。コイルは、上方から見て渦状に形成される。コイルは、原稿台21の前側の縁部21bの左右方向の全域に亘って配される。コイルは、原稿台21の前側の縁部21bに沿った形状に容易に形成できる。検知回路は、例えば、コイルにより発生された交流磁界のインピーダンスの変化を検知する。この場合、人体の有無を示す信号は、インピーダンスの変化を示す。
図5は、画像読取装置2を模式的に示す側面図である。図5に示す画像読取装置2の一部は、断面によって示される。また、図5に示す開閉部22は、開状態である。図5に示すように、開閉検知部24は、原稿台21の後側の縁部21bに設けられている。開閉検知部24は、開閉部22の開閉を示す信号を制御部8に出力する。開閉検知部24は、可動部材24aと、弾性体24bと、固定部材24cと、光センサー24dとを有する。
可動部材24aは、棒状に形成されている。可動部材24aは、上下方向へと移動可能に配されている。可動部材24aは、接触端部と、遮断部とを有する。接触端部は、可動部材24aの上端部に形成される。接触端部は、開閉部22の後端部と接触する。遮断部は、可動部材24aの下端部に形成される。遮断部は、後側に向かって突出して形成される。
弾性体24bは、可動部材24aの下方に配されている。弾性体24bは、ゴムや圧縮バネのような弾性部材を有して構成される。弾性体24bは、可動部材24aを上方に付勢する。固定部材24cは、光センサー24dの上方に配されている。固定部材24cは、弾性体24bによって上方に付勢される可動部材24aの上限位置を規定する。詳しくは、可動部材24aの遮断部が固定部材24cに当接することによって、可動部材24aの上限位置を規定する。
光センサー24dは、例えば、発光部と受光部とを有する透過型光センサーである。発光部が射出する光は、受光部で受光される。発光部が射出する光の光路は、開閉部22が閉状態にあって可動部材24aが下方に位置する際に、可動部材24aの遮断部によって遮断される。光センサー24dの出力は、発光部が射出する光を受光部が受光しなくなった際に、開閉部22が閉状態であることを示す。光センサー24dの出力は、制御部8に出力される、発光部が射出する光は、開閉部22が開状態にあって可動部材24aが上方に位置する際に、受光部で受光される。光センサー24dは、発光部から射出される光を受光部が受光した際に、開閉部22が開状態であることを示す。
図6は、画像読取装置2を模式的に示す側面図である。図6に示す画像読取装置2の一部は、断面によって示される。また、図6に示す開閉部22は、閉状態である。図6に示すように、開閉検知部24の出力(光センサー24dの出力)は、原稿台21と開閉部22とのなす角度αが規定値未満であるときに、開閉部22が閉状態であることを示す。逆に、開閉検知部24の出力は、原稿台21と開閉部22とのなす角度αが規定値以上であるときに、開閉部22が開状態であることを示す。角度αの規定値は、例えば、30度に設定される。
図7は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。図7に示すように、制御部8は、記憶部9に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、原稿判定部81、及び通知制御部82として機能する。なお、制御部8は、例えば、CPU(Central Processing Unit)から構成される。
原稿判定部81は、原稿読取部23から入力される原稿のサイズを示す信号に基づいて、原稿のサイズ判定を行う。原稿のサイズを示す信号は、原稿の前後方向のサイズを示す信号、及び原稿の左右方向のサイズを示す信号を含む。原稿判定部81は、開閉部22の開閉を示す信号、及び人体の有無を示す信号に基づいて、原稿のサイズ判定を開始する。通知制御部82は、表示部71を制御して、各種のメッセージを表示させる。
続いて、原稿判定部81によるサイズ判定の方法について詳しく説明する。原稿判定部81は、原稿読取部23を制御して、原稿のサイズ判定を行う。原稿判定部81は、第1移動部23cを待機位置からコンタクトガラス21aの左側の端部に移動させる。原稿判定部81は、第1移動部23cを移動させた後に、光源部23aから光を射出させる。この結果、原稿判定部81には、原稿の前後方向のサイズを示す信号が入力される。
次に、原稿判定部81は、原稿の前後方向のサイズを示す信号と記憶部9に記憶される第1閾値とを比較する。原稿判定部81は、各撮像素子によって受光された光量と第1閾値とを比較して、コンタクトガラス21aの前後方向の明部、及び暗部の領域を特定する。この結果、コンタクトガラス21aに載置された原稿の前後方向のサイズが判定される。
また、原稿判定部81は、複数の原稿検知部23hを作動させる。この結果、原稿判定部81には、原稿検知部23hから原稿の左右方向のサイズを示す信号が入力される。
次に、原稿判定部81は、原稿の左右方向のサイズを示す信号と記憶部9に記憶される第1閾値とを比較する。原稿判定部81は、各原稿検知部23hによって受光された光量と第1閾値とを比較して、コンタクトガラス21aの左右方向の明部、及び暗部の領域を特定する。この結果、コンタクトガラス21aに載置された原稿の左右方向のサイズが判定される。
原稿判定部81は、コンタクトガラス21aに載置された原稿の前後方向のサイズ、及び左右方向のサイズを判定した後に、前後方向のサイズ、及び左右方向のサイズから、原稿のサイズを判定する。本実施形態の画像形成装置1では、判定された原稿のサイズに基づいて、画像が形成される用紙Sのサイズが自動選択される。なお、原稿判定部81は、判定した原稿のサイズを通知制御部82に出力する態様であってもよい。この態様では、通知制御部82は、表示部71を制御して、原稿のサイズを示す画面を表示させる。
続いて、原稿判定部81がサイズ判定を開始するタイミングと、サイズ判定開始時の原稿判定部81の動作とについて詳しく説明する。原稿判定部81は、開閉検知部24によって開閉部22の開状態が検知され、かつ、人体検知部25によって人体の有状態が検知された場合に、開閉部22が開状態から閉状態に遷移された際に、サイズ判定を開始する。原稿判定部81は、記憶部9に記憶された第1閾値に基づいてサイズ判定を行う。
具体的には、原稿判定部81は、開閉部22の開状態が検知された後に、人体の有状態が検知された場合に、開閉部22が開状態から閉状態に遷移された際に、サイズ判定を開始する。また、原稿判定部81は、人体の有状態が検知された後に、開閉部22の開状態が検知された場合も同様に、開閉部22が開状態から閉状態に遷移された際に、サイズ判定を開始する。
また、原稿判定部81は、人体の無状態が検知される間に、開閉部22の開状態が検知され、開閉部22が開状態から閉状態に遷移されると、サイズ判定を開始する。このとき、原稿判定部81は、原稿のサイズ判定を開始しない態様であってもよい。この態様では、通知制御部82は、表示部71を制御して、「原稿台21に原稿が載置されていません」等のエラーメッセージを表示させる。
一方、原稿判定部81は、開閉部22の閉状態が検知される間に、人体の有状態が検知され、人体の無状態が検知されると、サイズ判定を開始する。この際、原稿判定部81は、第1閾値に換えて、記憶部9に記憶された第2閾値を参照してサイズ判定を行う。第2閾値は、第1閾値よりも大きい。
ユーザーによっては、例えば、開閉部22を30度未満の角度で開いて、コンタクトガラス21aに原稿を載置する場合がある。この場合には、光源部23aから出射された光が、原稿だけではなく、開閉部22の接触部22aによっても多量に反射される。したがって、原稿読取部23の出力と第1閾値との比較では、原稿の無い箇所も明部と判定され、原稿のサイズを誤検知するおそれがある。本実施形態の画像形成装置1では、開閉部22が30度未満の角度で開かれた場合、第2閾値を参照して原稿のサイズ判定を実行する。したがって、開閉部22が30度未満の角度で開かれて原稿が載置された場合であっても、原稿のサイズを判定できる。この結果、ユーザーの利便性を高めることができる。
以上、図1から図7を参照して、本発明の実施形態に係る画像読取装置2、及び画像形成装置1について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本発明の実施形態では、原稿読取部23の光源部23aと、原稿検知部23hとを用いて原稿のサイズ判定を行っていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンタクトガラス21aの外部から入射する光を用いて原稿のサイズ判定をする態様であってもよい。この態様では、原稿判定部81は、開閉部22の閉状態が検知される間に、人体の有状態が検知され、人体の無状態が検知されると、サイズ判定を開始する。受光部は、サイズ判定の際に、光源部が消灯した状態において、コンタクトガラス21aの外部から入射する光を受光する。原稿判定部81は、サイズ判定の際に、第1閾値に換えて、記憶部9に記憶された第3閾値を参照する。第3閾値は、第1閾値よりも小さい。
外部から入射する光を用いる態様では、開閉部22を30度未満の角度で開いて、コンタクトガラス21aに原稿を載置する場合に、開閉部22によって光量が低下する。したがって、原稿読取部23の出力と第1閾値との比較では、原稿の無い箇所も暗部と判定され、原稿のサイズを誤検知するおそれがある。これに対して、第1閾値よりも小さい閾値(第3閾値)を参照して原稿のサイズ判定を行うことにより、開閉部22が30度未満の角度で開かれた場合に、原稿のサイズを判定できる。この結果、ユーザーの利便性を高めることができる。
また、例えば、本発明の実施形態では、原稿判定部81は、開閉部22の閉状態が検知される間に、人体の有状態が検知され、人体の無状態が検知されると、原稿のサイズ判定を行ったが、本発明はこれに限定されない。原稿のサイズ判定を行うことに換えて、例えば、通知制御部82は、表示部71を制御して、「原稿のサイズが判定できません」、又は「原稿のサイズを誤検知するおそれがあります」等のエラーメッセージを表示させる。
また、例えば、本発明の実施形態では、原稿検知部23hによって、原稿の左右方向のサイズを示す信号を制御部8に出力していたが、本発明はこれに限定されない。原稿のサイズ判定を実行する際に、原稿読取部23において、第1移動部23cをコンタクトガラス21aの左側の端部から右側へと移動させて、受光部23bによって原稿の左右方向のサイズを示す信号が出力される態様であってもよい。
なお、図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像読取装置、及び画像形成装置に関するものであり、原稿台に載置された原稿のサイズ判定に有用である。
1 画像形成装置
2 画像読取装置
3 画像形成部
21 原稿台
22 開閉部
23 原稿検知部
24 開閉検知部
25 人体検知部
81 原稿判定部

Claims (10)

  1. 原稿が載置される原稿台と、
    前記原稿台に対して開閉自在な開閉部と、
    前記原稿台に載置された前記原稿のサイズを示す信号を出力する原稿検知部と、
    前記開閉部の開閉を示す信号を出力する開閉検知部と、
    前記原稿台に設けられて、人体の有無を示す信号を出力する人体検知部と、
    前記原稿のサイズを示す信号に基づいて、前記原稿のサイズ判定を行う原稿判定部と
    を備え、
    前記原稿判定部は、前記開閉部の開閉を示す信号、及び前記人体の有無を示す信号に基づいて、前記サイズ判定を開始する、画像読取装置。
  2. 前記原稿検知部は、原稿台を介して光を受光する受光部を有し、
    前記原稿のサイズを示す信号は、前記受光部で受光された前記光の光量を示す信号を含み、
    前記開閉部の開閉を示す信号は、前記原稿台と前記開閉部とのなす角度が規定値未満であるときに閉状態を示し、
    前記原稿判定部は、前記開閉部の開閉を示す信号が開状態を示し、かつ、前記人体の有無を示す信号が有状態を示す場合に、開閉部が開状態から閉状態に遷移された際に、前記光量を示す信号と第1閾値とに基づいて、前記原稿台の明部、及び暗部の領域を特定して、前記原稿のサイズを判定する、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. エラーメッセージを外部に通知する通知部と、
    前記開閉部の開閉を示す信号、及び前記人体の有無を示す信号に基づいて、前記通知部を制御する通知制御部と
    を更に備え、
    前記開閉部の開閉を示す信号は、前記原稿台と前記開閉部とのなす角度が規定値未満であるときに閉状態を示し、
    前記通知制御部は、人体の無状態が検知される間に、開閉部の開状態が検知され、開閉部が開状態から閉状態に遷移されると、前記通知部を制御して、前記エラーメッセージを外部に通知させる、請求項1、又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記原稿判定部は、開閉部の閉状態が検知される間に、人体の有状態が検知され、人体の無状態が検知されると、前記第1閾値を前記第1閾値よりも大きい第2閾値、又は前記第1閾値よりも小さい第3閾値を参照して、前記サイズ判定を実行する、請求項2、又は請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿検知部は、前記原稿台を介して前記原稿台の上方へ前記光を出射する光源部を更に有し、
    前記受光部は、前記光源部から出射された前記光が前記原稿によって反射された反射光を受光し、
    前記原稿判定部は、前記サイズ判定を実行する際に、前記第2閾値を参照する、請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記原稿検知部は、前記原稿台を介して前記原稿台の上方へ前記光を出射する光源部を更に有し、
    前記受光部は、前記光源部が消灯した状態において、前記原稿台の外部から入射する前記光を受光し、
    前記原稿判定部は、前記サイズ判定を実行する際に、前記第3閾値を参照する、請求項4に記載の画像読取装置。
  7. 前記通知制御部は、前記開閉部の開閉を示す信号が閉状態を示す際に、前記人体の有無を示す信号が有状態を示した後に無状態を示すと、前記通知部を制御して、前記エラーメッセージを外部に通知させる、請求項3に記載の画像読取装置。
  8. 前記人体検知部は、前記原稿台の縁部に配置される、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 前記人体検知部は、磁界検知式、又は誘電率検知式のセンサーを有する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    画像形成部と
    を備え、
    前記画像読取装置は、原稿から画像を読み取って画像データを生成し、
    前記画像形成部は、前記画像データに基づいて、記録媒体に画像を形成する、画像形成装置。
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