JP2018014544A - 車両番号監視用撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両検知、車両番号認識を行うとともに、制御を適格に行うためのデータを取得し、車両番号認識に最適な映像信号を得る車両番号監視用撮像装置を提供すること。【解決手段】車両検知モードでは、車両検知用画像を1画面を上画像、下画像として切り出し、車両番号認識モードでは、車両番号認識画像を1画面画像等とし、それぞれ撮像するCMOS12を備えた撮像手段14と、モードを切り替えるモード切替制御手段16と、CMOS12を切り替えるCMOS切替駆動手段18と、CMOS12の出力から画像信号を生成する映像信号処理手段20と、画像信号の上画像から車両が検知された際には、下画像から、車両を検知する車両検知処理手段22と、車両速度を計算する車両速度計算処理手段24と、下画像から車両が検知されたときにトリガー信号を発し、モード切替制御手段16に、モードを切り替えさせるトリガー信号発生手段26を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像した画像から、進入してくる車両が検知された際に、車両番号の認識に必要な最適画像を撮像するためのもので、特に、進入してくる車両の速度等の情報を取得するとともに、それらの情報に基づいて、撮像の制御が行われる車両番号監視用撮像装置に関するものである。
従来から、車両番号の監視システムとして、走行中の車両を前又は後から撮像して画像を取得し、その画像から車両番号を認識するものが知られている。また、通過ゲートを用いて車両の検知を行い、ゲートの所定位置で車両を検知した後、車両番号の認識を行うシステムも利用されている。
しかし、走行中の車両から車両番号を含む画像を撮像するにあたり、1台撮像装置で行うとすると、車両番号の認識には、車両番号の書かれたナンバープレートが、撮像画像の中心位置になるよう撮像することが好ましいが、これを実現するためには、走行する車両について車両検知を行い、この車両検知結果に基づいて、適切なタイミングで撮像しなくてはならないが、画像処理により車両検知を行う場合には、車両検知のための画像処理に時間がかかってしまうと、撮像のタイミングがズレてしまい、車両番号の書かれたナンバープレートが、撮像画像の中心位置から外れてしまうといった問題が指摘されていた。
そこで、例えば、特許文献1には、進行してくる車両を2つの露光時間に応じて切替撮像する車両番号監視用撮像装置であって、車両検知用画像を撮像するときの車両検知モードと、車両番号認識用画像を撮像するときの車両番号認識モードを有し、前記車両検知モードの露光時間に対応する時間の露光パルスを発生する車両検知モード露光パルス発生手段と、前記車両番号認識モードの露光時間に対応する時間の露光パルスを発生する車両番号認識モード露光パルス発生手段と、前記車両検知モード露光パルス発生手段と前記車両番号認識モード露光パルス発生手段のいずれかを切り替える露光パルス切替手段と、前記車両検知用画像を1画面の上半分からなる上半画面画像とし、前記車両番号認識用画像を1画面画像として、前記車両検知モードにおける前記上半画面画像と、前記車両番号認識モードの1画面画像を撮像するときのCCDの垂直電荷転送を通常の走査速度で行うCCD電荷転送手段と、前記車両検知モードにおいて、前記上半画面画像を前記CCD電荷転送手段により撮像後、下半画面に対する前記CCDの不要電荷を高速に掃き捨てるCCD電荷掃き捨て用高速転送手段と、前記CCD電荷転送手段と前記CCD電荷掃き捨て用高速転送手段の制御信号出力を切り替えるCCD電荷転送切替手段と、前記露光パルス切替手段の出力および前記CCD電荷転送切替手段の出力に応じて動作するCCD駆動手段と、該CCD駆動手段により動作する固体撮像素子たる前記CCDと、該CCDの出力から画像信号を生成して出力する映像信号処理手段と、該映像信号処理手段の出力する画像信号から車両の有無を検知する車両検知処理手段と、該車両検知処理手段が車両を検知したときに前記車両検知モードと前記車両番号認識モードとを切り替える信号を発生し、前記露光パルス切替手段を切替制御し、且つ、CCD電荷転送切替手段を切替制御することで、前記CCD駆動手段に対して、前記CCD電荷転送手段のみからの制御信号を出力させるモード切替制御手段とを具えたことを特徴とする車両番号監視用撮像装置が開示されている。
そして、この技術によれば、車両検知モードと、車両番号認識モードで、露光時間を別々に設定できるので、それぞれのモードでの最適な画像を得ることができ、さらに、固体撮像素子にCCDを用いたので、感度の良い車両番号監視を行うことができるとしている。
また、こういった車両監視用の撮像システムにおいては、車両の検知、車両番号の認識を行うだけではなく、他の情報やデータを取得し、それらに基づいて、システムの動作を制御するといったことも必要とされてきている。
そこで、例えば、特許文献2には、移動物体を撮影する非蓄積型CMOSカメラと、前記移動物体の速度から撮影された前記移動物体の画像の歪み量を算出することができる関係式または表を備えた画像処理装置と、速度計測機構とを具備し、前記画像処理装置は、前記非蓄積型CMOSカメラで撮影された前記移動物体の画像を受信し、前記速度計測機構から前記移動物体の速度を入手し、前記関係式または表を使用して、前記移動物体の画像の歪み量を算出して、前記非蓄積型CMOSカメラで撮影した前記移動物体の画像の歪みを補正する移動物体撮影システムが開示されている。この技術によれば、移動物体の速度データに基づいて、非蓄積型CMOSカメラで撮影した移動物体の画像の歪みを補正することができるとしている。
さらに、特許文献3には、物体を検出し撮影を行う撮像装置であって、 前記物体を検出する検出手段と、検出された前記物体の画像を撮影する撮影手段と、撮影した前記物体の画像により得られる位置と輝度に基づき、前記物体の実在する空間における位置と照度を算出する算出手段と、算出された前記物体の実在する空間における前記位置と前記照度に基づき、撮像の露光量を決定する露光量決定手段とを有することを特徴とする撮像装置が開示されている。
この技術によれば、監視対象となる物体を検出して画像を撮影し、撮影した物体に対する認識処理を実行して輝度および位置に基づいて、物体の実在する空間における位置と照度を算出し、算出した位置と照度に基づいて露光量を決定するので、監視範囲の照度が均一でない場合であっても、対象の輝度が認識に適した値となるように露光量を調整することができるとしている。
特許第5341560号公報 特開2004−96498号公報 国際公開第2009/066364号公報
しかしながら、上述の通り、特許文献1に開示されている車両番号監視用撮像装置は、車両の検知、車両番号の認識以外に、他の情報やデータを取得し、それらに基づいて、システムの動作を行うことができず、さらに、CCDセンサーを用いた撮像であるため、データ量が大きくなってしまうという問題もある。
また、特許文献1に開示されている車両番号監視用撮像装置に対して、特許文献2や、特許文献3に開示されている情報・データの取得及び制御の技術を適用したとしても、やはり、扱うデータ量が大きくなってしまうという問題があるとともに、システムの制御を適格に行うためのデータ取得の面で、ユーザーの充足感が得られていないといった指摘がある。
本発明は、上述の課題を解決するためのもので、車両検知及び車両番号認識を行うとともに、システムの制御を適格に行うためのデータを取得し、それに基いた制御により、車両番号認識に最適な映像信号をタイミング良く得ることができる車両番号監視用撮像装置を提供することにある。
上述の課題に対応するため、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、請求項1記載の発明は、進行してくる車両の検知を行うための車両検知用画像を撮像する車両検知モードと、前記車両検知モードにより車両の検知があったときに、当該車両の車両番号を認識するための車両番号認識用画像を撮像する車両番号認識モードを有し、前記車両検知モードでは、前記車両検知用画像を1画面の所定範囲を上下2箇所で平行して切り出し、上画像及び下画像として、且つ、前記車両番号認識モードでは、前記車両番号認識画像を1画面画像、又は、1画面の所定範囲を切り出した画像として、それぞれ撮像するCMOSを備えた撮像手段と、前記車両検知モードと前記車両番号認識モードのいずれかを切り替えるモード切替制御手段と、前記モード切替制御手段の出力に応じて、前記撮像手段が備えたCMOSを切替駆動させるCMOS切替駆動手段と、前記CMOSの出力から画像信号を生成して出力する映像信号処理手段と、前記映像信号処理手段の出力する画像信号のうちの、前記上画像から、車両の有無を検知するとともに、前記上画像から、車両が検知された際には、前記映像信号処理手段の出力する画像信号のうちの、前記下画像から、車両の有無を検知する車両検知処理手段と、前記車両検知処理手段により、前記下画像から、車両が検知されたときに、前記上画像での車両の検知から、前記下画像での車両の検知までに経過した時間に基づき、車両の通過速度を計算する車両速度計算処理手段と、前記車両検知処理手段により、前記下画像から、車両が検知されたときに、トリガー信号を発し、前記モード切替制御手段に対し、前記車両検知モードと、前記車両番号認識モードとを切り替えさせるトリガー信号発生手段とを備えることを特徴とする車両番号監視用撮像装置である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の車両番号監視用撮像装置において、前記撮像手段によって前記車両検知用画像を撮像する際の、少なくとも、回路利得、露光速度、及び、レンズの絞り値を制御する撮像制御手段と、前記車両検知モードにおいて、前記撮像制御手段により制御された、それぞれの値から、前記撮像装置周囲における環境光の照度を算出する照度算出手段と、前記照度算出手段により算出された照度と、前記車両速度計算処理手段により計算された車両の通過速度に基づき、前記車両番号認識モードにおいて、前記撮像手段によって前記車両番号認識画像を撮像する際の、少なくとも、回路利得、露光速度、及び、レンズの絞り値を選定し、前記撮像制御手段に制御させる適正値選定手段とを備えることを特徴としている。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項2記載の車両番号監視用撮像装置において、前記撮像手段による撮像の際に、ストロボを発生する外部ストロボ照明手段と、前記照度算出手段により算出された照度に基づき、前記外部ストロボ照明手段により発生させるストロボの発光量を制御するストロボパルス信号を出力するストロボパルス信号発生手段とを備えることを特徴としている。
そして、請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の車両番号監視用撮像装置において、前記レンズの絞り値を調整可能とする絞り機構と、前記撮像制御手段により、レンズの絞り値が制御された場合には、前記レンズの絞り値を制御する制御パルス信号を出力する制御パルス信号発生手段と、前記制御パルス信号発生手段から入力される前記制御パルス信号に応じて、前記絞り機構を駆動するパルス信号駆動手段とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、進入してくる車両の検知と、車両番号の認識が行うことができる上に、さらに、車両速度の測定や、環境光の照度測定ができるとともに、映像レベルの制御も可能なことから、最適な映像信号により、車両番号の認識が可能となる。また、車両の検知の際には、取得する車両番号認識用画像を所定範囲に限定することができるため、データ容量を少なくすることもできる。
本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における原理を説明するフローチャートである。 本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における車両検知モード時の出力画像を示すものである。 本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における車両番号認識モード時の出力画像を示すものである。 本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第2の実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第3の実施形態を示すブロック図である。
本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態を示すブロック図で、図2は、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における原理を説明するフローチャートである。
また、図3は、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における車両検知モード時の出力画像を示すもので、図4は、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における車両番号認識モード時の出力画像を示すものである。
そして、符号については、10が車両番号監視用撮像装置、12がCMOS、14が撮像手段、16がモード切替制御手段、18がCMOS切替駆動手段、20が映像信号処理手段、22が車両検知処理手段、24が車両速度計算処理手段、26がトリガー信号発生手段、28が照度算出処理手段、30が撮像制御手段、32が回路利得制御手段、34が露光速度制御手段、36がレンズ絞り値制御手段、38が適正値選定手段を表している。
ここで、まず、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における原理について説明する。図2において、ステップS1〜ステップS5は、車両検出モードの処理動作で、ステップS6は、車両番号認識モードの処理動作である。ステップS1は、車両検知エリアを撮像し、車両検知用画像を得る。ビデオカメラは、車両の正面から撮像するように取り付けられている。ここで、撮像と同時に、回路利得、露光速度及び、レンズの絞り値を制御するとともに、それぞれの値に基づいて、撮像装置の周囲の環境光の照度を算出するようにしておく。
撮像当初は、図3中の「状態1」に示すように、走行車両は、ビデオカメラの撮像範囲内に存在しないが、車両が撮像範囲に存在しない場合でも撮像は続けられる。ここで、車両検知エリアとは、図3に示すように、車両検知用画像の1画面の所定範囲を上下2箇所で平行して切り出し、上画像(車両検知エリア1)及び下画像(車両検知エリア2)としたものである。
これは、固体撮像素子であるCMOSセンサーの部分切り出しモード(ROIモード)を利用するもので、通常よりも、高速なフレームレートにて、車両の進入を感知するものである。なお、図中は、画像の両端に渡り、それぞれエリアが切り出されているが、これらの長さや幅、そして位置は、本発明を限定するものではない。このような構成となっているため、データ容量を少なくすることができる。
続いて、ステップS2は、図3中の「状態2」に示すように、ステップS1で撮像した画像信号に対して、車両検知エリア1における車両の検知を行う。この車両の検知は、車両検知エリア1の映像レベルの変化等を検知する一般的な検知手段を用いるものである。続いて、ステップS3において、ステップS2で車両が検知されたか否かを判定し、車両が検知された場合には、ステップS4へ、車両が検知されなかった場合には、ステップS1へと戻る。
次に、ステップS4は、図3中の「状態3」に示すように、ステップS1で撮像した画像信号に対して、車両検知エリア2における車両の検知を行う。この車両の検知は、上記同様に、車両検知エリア2の映像レベルの変化等を検知する一般的な検知手段を用いるものである。そして、ステップS5において、ステップS4で車両が検知されたか否かを判定し、車両が検知された場合には、ステップS6へ、車両が検知されなかった場合には、再びステップS4へと戻る。
また、ステップS5で車両が検知された場合には、車両検知エリア1での車両の検知から、車両検知エリア2での車両の検知までに経過した時間に基づいて、進入した車両の走行速度を計算するようにしておく。
ステップS6は、車両番号認識モードでの処理動作である。ステップS6では、図4に示すように、車両が全部映った撮像範囲全体の高解像度な画像を撮像する。通常、車両番号の書かれたナンバープレートは、車両の正面下部寄りの位置に付いているため、図4のように、撮像範囲の全体を撮像すると、車両番号は、画像の的確な位置に表示されることとなる。なお、車両番号の認識に支障が無ければ、ROIモードを用いて、所定の範囲に限定して撮像するようにしても構わない。
ここで、撮像と同時に、車両検知モードにおいて算出した環境光の照度と、ステップS5での車両検知後に計算された車両の走行速度に基づいて、車両番号の認識に適した、回路利得(S/Nの適正化)、露光速度(映像ぶれの適正化)及び、レンズの絞り値(被写界深度の適正化)を選定し、制御するようにしておく。そして、この図4の画像を出力後、全ての処理が終了する。
続いて、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態における車両番号監視用撮像装置10は、まず、進行してくる車両の検知を行うための車両検知用画像を撮像する車両検知モードと、前記車両検知モードにより車両の検知があったときに、当該車両の車両番号を認識するための車両番号認識用画像を撮像する車両番号認識モードを有するものである。
そして、図1に示すように、車両検知モードでは、車両検知用画像を1画面の所定範囲を上下2箇所で平行して切り出し、上画像及び下画像として、且つ、車両番号認識モードでは、車両番号認識画像を1画面画像、又は、1画面の所定範囲を切り出した画像として、それぞれ撮像するCMOS12を備えた撮像手段14と、車両検知モードと車両番号認識モードのいずれかを切り替えるモード切替制御手段16と、モード切替制御手段16の出力に応じて、撮像手段14が備えたCMOS12を切替駆動させるCMOS切替駆動手段18を備えている。
さらに、本実施形態における車両番号監視用撮像装置10は、CMOS12の出力から画像信号を生成して出力する映像信号処理手段20と、映像信号処理手段20の出力する画像信号のうちの、上画像から、車両の有無を検知するとともに、上画像から、車両が検知された際には、映像信号処理手段20の出力する画像信号のうちの、下画像から、車両の有無を検知する車両検知処理手段22と、車両検知処理手段22により、下画像から、車両が検知されたときに、上画像での車両の検知から、下画像での車両の検知までに経過した時間に基づき、車両の通過速度を計算する車両速度計算処理手段24を備えている。
そして、車両検知処理手段22により、下画像から、車両が検知されたときに、トリガー信号を発し、モード切替制御手段16に対し、車両検知モードと、車両番号認識モードとを切り替えさせるトリガー信号発生手段26を備えている。
次に、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第1の実施形態における動作について説明する。まず、車両検知モードにおいては、CMOS12を備えた撮像手段14が、ROIモードによって車両検知用画像の1画面の所定範囲を上下2箇所で平行して切り出してなる車両検知エリア(上画像、下画像)を撮像し、そのCMOS12の出力から、映像信号処理手段20が、車両検知用画像を生成して出力していく。なお、このような構成となっているため、データ容量を少なくすることができる。
ここで、CMOS12を備えた撮像手段14による撮像と同時に、撮像制御手段30が、回路利得(回路利得制御手段32に制御させる)、露光速度(露光速度制御手段34に制御させる)及び、レンズの絞り値(レンズ絞り値制御手段36に制御させる)を制御するとともに、それぞれの値に基づいて、照度算出手段28が、撮像装置の周囲の環境光の照度を算出するようにしておく。
次に、車両検知処理手段22が、映像信号処理手段20の出力する画像信号のうちの、上画像から、進入車両の有無を検知していく。上画像から、進入車両が検知された際には、続いて、車両検知処理手段22が、映像信号処理手段20の出力する画像信号のうちの、下画像から、進入車両の有無を検知していく。
また、車両検知処理手段22が、下画像から、進入車両を検知した場合には、車両速度計算処理手段24が、上画像での車両の検知から、下画像での車両の検知までに経過した時間に基づいて、進入した車両の走行(通過)速度を計算する。そして、車両検知処理手段22により、下画像から、進入車両が検知された場合には、トリガー信号発生手段26が、トリガー信号を発し、車両検知モードと、車両番号認識モードのいずれかを切り替えるモード切替制御手段16に対し、車両検知モードから、車両番号認識モードへと切り替えさせる制御を行う。
次に、トリガー信号を受けたモード切替制御手段16は、信号を出力し、CMOS切替駆動手段18に対し、撮像手段14が備えたCMOS12を切り替え駆動させるよう動作する。そして、切り替え後は、車両番号認識モードとなり、撮像手段14が備えたCMOS12が、車両検知用画像の1画面、又は、ROIモードによって、1画面の所定範囲を切り出した画像を撮像し、そのCMOS12の出力から、映像信号処理手段20が、車両検知用画像を生成して出力し、車両番号を認識していく。
ここで、CMOS12を備えた撮像手段14による撮像と同時に、撮像制御手段30が、回路利得(回路利得制御手段32に制御させる)、露光速度(露光速度制御手段34に制御させる)及び、レンズの絞り値(レンズ絞り値制御手段36に制御させる)を制御するが、本実施形態では、照度算出手段28により算出された照度と、車両速度計算処理手段24により計算された車両の走行(通過)速度に基づき、適正値選定手段38が、車両番号認識モードにおいての撮像に最適な回路利得、露光速度及び、レンズの絞り値を選定し、撮像制御手段30に制御させるようになっている。
車両番号の認識処理が終了すると、再び、トリガー信号発生手段26が、トリガー信号を発し、モード切替制御手段16に対し、車両番号認識モードから、車両検知モードへと切り替えさせる制御を行う。さらに、トリガー信号を受けたモード切替制御手段16は、信号を出力し、CMOS切替駆動手段18に対し、撮像手段14が備えたCMOS12を切り替え駆動させるよう動作する。そして、切り替え後は、再び、車両検知モードとなるわけである。
続いて、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図5は、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第2の実施形態を示すブロック図である。符号は、40が外部ストロボ照明手段、42がストロボパルス信号発生手段である以外は、図1と同じである。
本実施形態は、原理と、基本的な動作は、第1の実施形態と同様であるが、まず、車両検知モードにおいて、CMOS12を備えた撮像手段14による撮像の際に、同時に、撮像制御手段30が、回路利得(回路利得制御手段32に制御させる)、露光速度(露光速度制御手段34に制御させる)及び、レンズの絞り値(レンズ絞り値制御手段36に制御させる)を制御するのに加えて、図5に示すように、ストロボパルス信号発生手段42が、外部ストロボ照明装置40の発光量を制御するようになっている。
この外部ストロボ照明装置40の発光量の制御は、ストロボパルス信号発生手段42が発するストロボパルス信号によって行われるが、これは、照度算出手段28により算出された照度に基づいていて行われるものである。さらに、車両番号認識モードにおいても、CMOS12を備えた撮像手段14による撮像と同時に、撮像制御手段30が、回路利得(回路利得制御手段32に制御させる)、露光速度(露光速度制御手段34に制御させる)及び、レンズの絞り値(レンズ絞り値制御手段36に制御させる)を制御する処理が行われるが、上記同様に、ストロボパルス信号発生手段42が、外部ストロボ照明装置40の発光量を制御するようになっている。この制御も、照度算出手段28により算出された照度に基づいていて行われるものである。このような構成となっていることから、外部ストロボ照明装置40が備えられている車両番号監視用撮像装置10においても、車両番号認識に最適な映像信号を得ることができるわけである。
続いて、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第3の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図6は、本発明に係る車両番号監視用撮像装置の第3の実施形態を示すブロック図である。符号は、44が絞り機構、46が制御パルス信号発生手段、48がパルス信号駆動手段である以外は、図1、図5と同様である。
本実施形態は、原理と、基本的な動作は、第1の実施形態、或いは、第2の実施形態と同様であるが、さらに、例えば、撮像手段14が、レンズユニット内に、レンズ絞り値を調整する絞り機構44を有し、撮像制御手段30が、レンズの絞り値を制御する場合に、レンズの絞り値を制御する制御パルス信号を出力する制御パルス信号発生手段46と、入力される制御パルス信号に応じて、絞り機構44を駆動するパルス信号駆動手段48が、備えられていることに特徴があるものである。
一般的に、レンズの絞り機構に関しては、イメージセンサ(固体撮像素子)への光量を適切なレベルへと自動的に調整する方式として、DCアイリス制御方式や、ビデオアイリス制御方式が採用されているが、本実施形態においては、いわゆる、Pアイリス(P−IRIS)制御方式を採用するものである。
詳しくは、図6に示すように、まず、CMOS12を備えた撮像手段14のレンズ絞り値を調整する際(撮像制御手段30が、レンズの絞り値を制御する場合)には、制御パルス信号発生手段46が、制御パルス信号を出力する。そして、その制御パルス信号を受けたパルス信号駆動手段48(例えば、ステッピングモーター等)が、制御パルス信号に応じて、絞り機構44を駆動するというものである。
また、例えば、車両番号監視用撮像装置10に操作用端末(パソコン等)を接続しておき、ユーザーインターフェースを通じて、ユーザーが、自身が望む絞り値(F値)を設定することができるようにするのが好ましい。このような構成とすることにより、より、車両番号認識に最適な映像信号を得ることができることになる。
本発明は、1台のビデオカメラ(撮像装置)で、最適な車両の検知及び車両番号の認識が可能であるため、様々な環境下で車両番号の認識を行う交通システム等において、好適に用いることができる。
10 車両番号監視用撮像装置
12 CMOS
14 撮像手段
16 モード切替制御手段
18 CMOS切替駆動手段
20 映像信号処理手段
22 車両検知処理手段
24 車両速度計算処理手段
26 トリガー信号発生手段
28 照度算出処理手段
30 撮像制御手段
32 回路利得制御手段
34 露光速度制御手段
36 レンズ絞り値制御手段
38 適正値選定手段
40 外部ストロボ照明手段
42 ストロボパルス信号発生手段
44 絞り機構
46 制御パルス信号発生手段
48 パルス信号駆動手段

Claims (4)

  1. 進行してくる車両の検知を行うための車両検知用画像を撮像する車両検知モードと、前記車両検知モードにより車両の検知があったときに、当該車両の車両番号を認識するための車両番号認識用画像を撮像する車両番号認識モードを有し、
    前記車両検知モードでは、前記車両検知用画像を1画面の所定範囲を上下2箇所で平行して切り出し、上画像及び下画像として、且つ、前記車両番号認識モードでは、前記車両番号認識画像を1画面画像、又は、1画面の所定範囲を切り出した画像として、それぞれ撮像するCMOSを備えた撮像手段と、
    前記車両検知モードと前記車両番号認識モードのいずれかを切り替えるモード切替制御手段と、
    前記モード切替制御手段の出力に応じて、前記撮像手段が備えたCMOSを切替駆動させるCMOS切替駆動手段と、
    前記CMOSの出力から画像信号を生成して出力する映像信号処理手段と、
    前記映像信号処理手段の出力する画像信号のうちの、前記上画像から、車両の有無を検知するとともに、前記上画像から、車両が検知された際には、前記映像信号処理手段の出力する画像信号のうちの、前記下画像から、車両の有無を検知する車両検知処理手段と、
    前記車両検知処理手段により、前記下画像から、車両が検知されたときに、前記上画像での車両の検知から、前記下画像での車両の検知までに経過した時間に基づき、車両の通過速度を計算する車両速度計算処理手段と、
    前記車両検知処理手段により、前記下画像から、車両が検知されたときに、トリガー信号を発し、前記モード切替制御手段に対し、前記車両検知モードと、前記車両番号認識モードとを切り替えさせるトリガー信号発生手段と、
    を備えることを特徴とする車両番号監視用撮像装置。
  2. 請求項1記載の車両番号監視用撮像装置において、前記撮像手段によって前記車両検知用画像を撮像する際の、少なくとも、回路利得、露光速度、及び、レンズの絞り値を制御する撮像制御手段と、
    前記車両検知モードにおいて、前記撮像制御手段により制御された、それぞれの値から、前記撮像装置周囲における環境光の照度を算出する照度算出手段と、
    前記照度算出手段により算出された照度と、前記車両速度計算処理手段により計算された車両の通過速度に基づき、前記車両番号認識モードにおいて、前記撮像手段によって前記車両番号認識画像を撮像する際の、少なくとも、回路利得、露光速度、及び、レンズの絞り値を選定し、前記撮像制御手段に制御させる適正値選定手段と、
    を備えることを特徴とする車両番号監視用撮像装置。
  3. 請求項2記載の車両番号監視用撮像装置において、前記撮像手段による撮像の際に、ストロボを発生する外部ストロボ照明手段と、
    前記照度算出手段により算出された照度に基づき、前記外部ストロボ照明手段により発生させるストロボの発光量を制御するストロボパルス信号を出力するストロボパルス信号発生手段と、
    を備えることを特徴とする車両番号監視用撮像装置。
  4. 請求項2又は3記載の車両番号監視用撮像装置において、前記レンズの絞り値を調整可能とする絞り機構と、
    前記撮像制御手段により、レンズの絞り値が制御された場合には、前記レンズの絞り値を制御する制御パルス信号を出力する制御パルス信号発生手段と、
    前記制御パルス信号発生手段から入力される前記制御パルス信号に応じて、前記絞り機構を駆動するパルス信号駆動手段と、
    を備えることを特徴とする車両番号監視用撮像装置。
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