JP2018013664A - 光学機器 - Google Patents

光学機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2018013664A
JP2018013664A JP2016143838A JP2016143838A JP2018013664A JP 2018013664 A JP2018013664 A JP 2018013664A JP 2016143838 A JP2016143838 A JP 2016143838A JP 2016143838 A JP2016143838 A JP 2016143838A JP 2018013664 A JP2018013664 A JP 2018013664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
base member
bayonet
groove
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016143838A
Other languages
English (en)
Inventor
鳥居 重宏
Shigehiro Torii
重宏 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016143838A priority Critical patent/JP2018013664A/ja
Publication of JP2018013664A publication Critical patent/JP2018013664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】マニュアルフォーカス作動性と製品強度を保証する光学機器を提供すること。
【解決手段】光軸を回転中心として回転可能な光学素子を光軸方向に移動させるための手動操作部材の内径と嵌合する第1のベース部材と、外装部材が取り付く第2のベース部材がバヨネット結合し、バヨネット結合後第1のベース部材に取り付く円環部材の一面と前記第2のベース部材の一面が手動操作部材の定位置回転用部材の摺動溝を全周形成することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、交換レンズ装置、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の光学機器に関し、さらに詳しくは、操作リングに関する。
合焦レンズ群を手動で駆動させることが可能なフォーカスリングが搭載されている光学機器において、いつでもフォーカスリングを手動で動かしてピントを調整できる所謂フルタイムマニュアル機能がある。これに対応するレンズは、フォーカスリングの回転規制を無くす為に、フォーカスリングの定位置回転用コロが嵌り摺動する溝を全周形成する場合がある。
この構成では従来、フォーカスリング或いはフォーカスリング内径に嵌合し、外装部品が取り付くベース部材の、少なくともどちらか一方の材質に金属を採用していた。これは、全周溝を有する部品の製造方法に型成形を採用すると、外径或いは内径スライド型で溝を形成することになり、型割部であるパーティングラインでマニュアルフォーカスの作動性が低下してしまう為である。
特許文献1には、以下のレンズ装置が開示されている。撮影レンズの前方レンズ群を保持する第1レンズ保持部材を構成する前群鏡筒が有する一体形成された複数の係合用爪が、中筒が有する外周面の係合用穴に嵌入することにより固定している。そして、中筒は前端にカム面を設け、又前群鏡筒も後端に中筒のカム面と対向させてカム面を設けている。そして中筒と前群鏡筒を前述の固定手段によって対向固定することにより、2つのカム面とで対向する平行なカム溝空間を形成している。このときの2つのカム面によって形成したカム溝空間に焦点調節部材より伸長したカムフォロー部を嵌入することでカム構造を構成している。
特公平8−16734号公報
特許文献1に開示された従来技術では、中筒と前群鏡筒を対向固定することにより、2つのカム面とで対向する平行なカム溝空間を形成している。その為、各カム面を前後の型で形成しパーティングラインを無くすことでマニュアルフォーカスの作動性を保証している。
しかし、一方で、前群鏡筒が有する一体形成された複数の係合用爪が、中筒が有する外周面の係合用穴に嵌入することにより固定されており、組み付けの時に複数の係合用爪が弾性変形して取り付く構成である為、複数の係合用爪の掛かりが少なく、落下させてしまった時等の衝撃が加わった場合に複数の係合用爪が変形して外れやすい。
本発明は、マニュアルフォーカスの作動性と製品強度を保証する光学機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る光学機器は、
光軸を回転中心として回転可能であり、手動操作により光学素子を光軸方向に移動させるための手動操作部材と、
前記手動操作部材の内径と嵌合する第1のベース部材と、
前記手動操作部材を定位置回転させる為の定位置回転部材と、
前記第1のベース部材に取り付き、外装部材が取り付く第2のベース部材を有する構成において、
前記第1のベース部材に取り付く円環部材を更に有し、
前記第1のベース部材或いは前記第2のベース部材の一方にバヨネット爪を有し、
前記第1のベース部材或いは前記第2のベース部材の他方にバヨネット溝を有し、
前記第1のベース部材と前記第2のベース部材は、前記バヨネット爪と前記バヨネット溝によってバヨネット結合し、
バヨネット結合後前記第1のベース部材に取り付く前記円環部材の一面と前記第2のベース部材の一面が前記定位置回転部材の摺動溝を全周形成することを特徴とする。
本発明によれば、マニュアルフォーカス作動性と製品強度を保証可能とする光学機器を提供することを実現できる。
本発明における実施例1のレンズ鏡筒の分解斜視図 本発明における実施例1のレンズ鏡筒の分解斜視図 本発明における実施例1のレンズ鏡筒の断面図 本発明における実施例1の全体構成図 本発明における実施例2のレンズ鏡筒の断面図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は実施例におけるレンズ鏡筒の分解斜視図を、図3は断面図を示している。
100は第1のベースであり、金型成形された樹脂材である。この第1のベース100には、スラストワッシャ101が嵌り込む。100a、100bはスラストワッシャ101の回転規制用の位置決め溝であり、スラストワッシャ101の位置決め突起101a及び101bそれぞれに対応している。102は外装リング103が取り付いている第2のベースである。第2のベース102、外装リング103も材質はモールドであり、第2のベース102と外装リング103は一体であっても構わない。この第2のベース102は、内径に突出した突出部であるバヨネット爪102aを6箇所有している。
また、第一のベース100は、外周に円周方向に設けられた溝であるバヨネット溝100cを6箇所有している。バヨネット溝100cには、第2のベース102を第一のベース100に取り付ける際にバヨネット爪103aが通る挿入溝100dが設けられている。また、バヨネット溝100cの光軸方向の長さはバヨネット爪102aと嵌合する長さになっている。第2のベース102を第一のベース100に取り付ける際には、まずバヨネット爪102aは挿入溝100dを通過する。そして、第2のベース102が第一のベース100に対して回転することにより、第2のベース102のバヨネット爪102aが、第一のベース100のバヨネット溝100cに嵌り込むことで第2のベース102は第一のベース100に取り付く。本実施例では、バヨネット爪102aの内径が第一のベース100の外形に嵌合することにより第一のベース100と第2のベース102は同軸に保持される。ただし、同軸に保持する構成はバヨネット爪102aの内径以外に第2のベース102の内径と第1のベース100の外形が嵌合する構成でも良い。
バヨネット爪102aは挿入溝100dから挿入しバヨネット溝100cに回転して結合しているので、バヨネット爪102aとバヨネット溝100cの係り量は、従来の弾性変形して取り付ける爪部の係り量よりも大きくなっている。これにより落下などで衝撃が加わった時に外れにくくなっている。
104は第1のベース100と第2のベース102がバヨネット結合後、第1のベース100に対して第2のベース102が光軸400中心の回転を規制するための回転規制コマである。この回転規制コマ104は、第2のベース102に設けられた挿入穴102bから第1のベース100の回転規制コマ嵌合部100eに嵌め込まれる。回転規制コマ104及び挿入穴102b、回転規制コマ嵌合部100eは共に3箇所設けられている。3箇所とも第2のベース102に設けられた挿入穴102bは光軸400方向に長孔形状となっており、光軸方向では回転規制コマ104と嵌合しない。挿入穴102b3箇所の内、1箇所が回転規制コマ104と周方向にのみ嵌合することで、第1のベース100に対して第2のベース102が光軸400中心の回転を規制する構成となっている。回転規制コマ104は3箇所共回転規制コマ嵌合部100dに嵌め込まれた後、ビス105でビス固定される。
200はフォーカスレンズ300を保持しているフォーカス鏡筒301を、不図示の連動機構によって光軸400方向へ手動で駆動させるためのフォーカスリングである。このフォーカスリング200の径嵌合部200aと、第1のベース100の径嵌合部100fが径嵌合する。201はフォーカスリング200の定位置回転用コロであり、定位置回転用コロ嵌合穴200bに嵌合する。ここで、定位置回転コロ201は、第1のベース100に取り付いているスラストワッシャ101の摺動面101cと、第1のベース100とバヨネット結合する第2のベース102の摺動面102cとで形成される全周溝を摺動する。これにより、フォーカスリング200は第1のベース100に対して光軸400を回転中心とした定位置回転を可能としている。
第1のベース100のバヨネット溝100cは外形スライドで型成型することが一般的であり、第1のベース100のスラストワッシャ101を取り付ける面も一緒に外形スライドで成型することが一般的である。しかし、スラストワッシャ101を配置することにより定位置回転コロ201は外形スライドで出来るパーティングラインに当接することない。そのため、フォーカスリング200を回転させたときにパーティングラインの影響で回転が重くなったりガタついたりすることが無くマニュアルフォーカス作動性を保証できている。また、樹脂で成形できるので第1のベース100と第2のベース102は軽くでき、コストも安価にできる。
図4は光学機器500の全体構成を表すブロック図である。光学機器500は光軸400上にフォーカスレンズ300を含んだ撮像光学系302を有している。光量制限動作は、絞り303を駆動させることで行う。絞り303は、複数の絞り羽根を有し不図示の駆動回路とアクチュエータで絞り羽根を駆動する。これにより光通過口となる開口面積(絞り口径)を変化させる。501はシャッタで、レリーズスイッチ502からの制御信号により不図示のシャッタアクチュエータを作動させ駆動する。503は撮像素子である。
手動焦点調節を行う場合、撮影者操作により光軸周りに回転可能なフォーカスリング200を回転操作することでフォーカスレンズ300を光軸方向に移動させる。ここでフォーカスリング200とフォーカスレンズ300は、カム筒やキー部材を用いてフォーカスリング200の回転をフォーカスレンズ300に伝達するようなメカニカルに連動する構成であっても良い。また、フォーカスリング200の回転量や回転方向を検出するための回転検出回路と駆動回路、アクチュエータを用いてフォーカスレンズ300を駆動するようなメカニカルに連動しない構成であっても良い。
図5は本発明の実施例2に係る断面図を示している。ここでは、本発明の実施例1と異なる構成についてのみ説明する。
実施例2では、実施例1でのフォーカスリング200と定位置回転用コロ201が一体となっている。200cは定位置回転用突起であり、第1のベース100に取り付いているスラストワッシャ101の摺動面101cと、第1のベース100とバヨネット結合する第2のベース102の摺動面102cとで形成される全周溝を摺動する。これにより、フォーカスリング200は第1のベース100に対して光軸400を回転中心とした定位置回転を可能としている。そして、フォーカスリング200を回転させたときにパーティングラインの影響で回転が重くなったりガタついたりすることが無くマニュアルフォーカス作動性を保証できている。
本実施例では第1のベース100に溝部100cを、第2のベース102に爪部102aを有していたが、これに限定されるものではなく、第1のベース100に爪部を、第2のベース102に溝部を有していても良い。また、バヨネット結合するための爪部と溝部はこれに限定されるものではない。例えば周長が短い爪部と溝部を6箇所以上有していても良いし、逆に周長の長い爪部と溝部を6箇所以下で保持してもよい。また、本実施例では全体構成として撮像光学系302と撮像素子503が一体となった撮像装置としているが、別体であっても良い。
以上のように、本発明では、スラストワッシャ101が嵌る第1のベース100と第2のベース102はバヨネット結合している。そして、フォーカスリング200の定位置回転用コロ201の摺動溝をスラストワッシャ101の後側摺動面101cと第2のベース102の前側摺動面102cによって全周形成する構成とした。これにより、マニュアルフォーカス作動性と製品強度を保証する光学機器を提供することを実現できる。
100 第1のベース(第1のベース部材)、100a スラストワッシャ位置決め溝、
100b スラストワッシャ位置決め溝、100c バヨネット溝(バヨネット溝)、
100d 挿入溝、100e 回転規制コマ嵌合部、
100f フォーカスリング嵌合径、101 スラストワッシャ(円環部材)、
101a 位置決め突起、101b 位置決め突起、
101c 摺動面(円環部材の一面)、102 第2のベース(第2のベース部材)、
102a バヨネット爪(バヨネット爪)、102b 回転規制コマ挿入穴、
102c 摺動面(第2のベース部材の一面)、103 外装リング(外装部材)、
104 回転規制コマ(回転規制部材)、200 フォーカスリング(手動操作部材)、
200a 第1のベース嵌合径、200b 定位置回転用コロ嵌合穴、
200c 定位置回転用突起、201 定位置回転用コロ(定位置回転部材)、
300 フォーカスレンズ(光学素子)、301 フォーカス鏡筒、400 光軸

Claims (4)

  1. 光軸を回転中心として回転可能であり、手動操作により光学素子を光軸方向に移動させるための手動操作部材と、
    前記手動操作部材の内径と嵌合する第1のベース部材と、
    前記手動操作部材を定位置回転させる為の定位置回転部材と、
    前記第1のベース部材に取り付き、外装部材が取り付く第2のベース部材を有する構成において、
    前記第1のベース部材に取り付く円環部材を更に有し、
    前記第1のベース部材或いは前記第2のベース部材の一方にバヨネット爪を有し、
    前記第1のベース部材或いは前記第2のベース部材の他方にバヨネット溝を有し、
    前記第1のベース部材と前記第2のベース部材は、前記バヨネット爪と前記バヨネット溝によってバヨネット結合し、
    バヨネット結合後前記第1のベース部材に取り付く前記円環部材の一面と前記第2のベース部材の一面が前記定位置回転部材の摺動溝を全周形成することを特徴とする光学機器。
  2. 前記第1のベース部材と前記第2のベース部材は、バヨネット結合後に回転規制手段で固定することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記第1のベース部材と前記第2のベース部材は型成形されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学機器。
  4. 前記第1のベース部材と前記第2のベース部材は樹脂材であることを特徴とする請求項3に記載の光学機器。
JP2016143838A 2016-07-22 2016-07-22 光学機器 Pending JP2018013664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016143838A JP2018013664A (ja) 2016-07-22 2016-07-22 光学機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016143838A JP2018013664A (ja) 2016-07-22 2016-07-22 光学機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018013664A true JP2018013664A (ja) 2018-01-25

Family

ID=61021237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016143838A Pending JP2018013664A (ja) 2016-07-22 2016-07-22 光学機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018013664A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7920336B2 (en) Barrier mechanism and camera
US10139587B2 (en) Lens barrel and optical apparatus
US6811331B2 (en) Lens shutter system
US10634868B2 (en) Lens barrel
US7636203B2 (en) Lens barrel
US6788890B2 (en) Switching mechanism of a lens barrel for switching between automatic and manual focusing modes
US8947798B2 (en) Lens cap unit
JP2018013664A (ja) 光学機器
US10495841B2 (en) Lens barrel and imaging device
JP6362477B2 (ja) レンズ鏡筒、及び撮像装置
JP5858902B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2016099496A (ja) レンズユニット及び光学機器
JP2013152263A (ja) レンズ鏡筒の遮光構造
JP2018005135A (ja) レンズ鏡筒および光学機器
JP2010186085A (ja) レンズアダプタ及びコンバージョンレンズ
JP6435857B2 (ja) 光学機器
JP2010026322A (ja) レンズ鏡筒
US8867152B2 (en) Optical barrel and optical apparatus
JP2011033886A (ja) レンズ装置
JPH019937Y2 (ja)
US7120355B2 (en) Camera assembly having lens turret and independently movable rocker
JP2017097135A (ja) レンズ装置
JP2023010113A (ja) レンズ装置及び交換ユニット
JP2016099497A (ja) レンズユニット、及び光学機器
JP5300632B2 (ja) レンズ装置