JP2018012045A - ハニカムフィルタ - Google Patents

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和弘 山本
健 島田
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健 島田
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Abstract

【課題】粒子が堆積しても圧力損失が上昇しにくいハニカムフィルタを提供する。【解決手段】ハニカムフィルタ100は、入口端100inと、入口端と対向する出口端100outと、入口端が開口され出口端が閉じられた入口流路110inと、出口端が開口され入口端が閉じられた出口流路110outと、入口流路と出口流路とを隔てる多孔質隔壁120pと、を備える。多孔質隔壁における入口流路側の表面から多孔質隔壁の厚み方向の中央部までの入口側部分120piの空隙率をεiとし、多孔質隔壁における出口流路の表面から多孔質隔壁の厚み方向の中央部までの出口側部分120poの空隙率をεoとしたときにεi>εoを満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、ハニカムフィルタに関する。
従来より、内燃機関から排出される煤などの粒子状物質を除去するハニカムフィルタが知られている。
特開2003−210922号公報
ハニカムフィルタに堆積する粒子状物質の量が増えるにつれてハニカムフィルタの圧力損失が高くなる。圧力損失が高くなると内燃機関の燃費性能が悪化する。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、粒子状物質が堆積しても圧力損失が上昇しにくいハニカムフィルタを提供することを目的とする。
本発明に係るハニカムフィルタは、入口端と、前記入口端と対向する出口端と、前記入口端が開口され前記出口端が閉じられた入口流路と、前記出口端が開口され前記入口端が閉じられた出口流路と、前記入口流路と前記出口流路とを隔てる多孔質隔壁と、を備える。前記多孔質隔壁における前記入口流路側の表面から前記多孔質隔壁の厚み方向の中央部までの入口側部分の空隙率をεiとし、前記多孔質隔壁における前記出口流路側の表面から前記多孔質隔壁の厚み方向の中央部までの出口側部分の空隙率をεoとしたときに、εi>εoを満たす、ハニカムフィルタ。
ここで、このハニカムフィルタは、0.1≦εi≦0.7であり、かつ、0.01≦εi−εo≦0.6であることができる。
本発明によれば、粒子が堆積しても圧力損失が上昇しにくいハニカムフィルタが提供される。
図1は、本発明の1実施形態に係るハニカムフィルタの軸方向に沿った概略断面図である。 図2は、図1の多孔質隔壁の拡大断面図である。 図3は、計算例で用いた計算領域を示す概略図である。 図4は、計算例1、2及び比較例1、2におけるフィルターの圧力損失の経時変化を示すグラフである。 図5は、計算例1、2及び比較例1、2における圧力損失と煤堆積量との関係を示す図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るハニカムフィルタ100の概略断面図である。ハニカムフィルタ100は、入口端100inと、入口端100inと対向する出口端100outと、入口端100inが開口され出口端100outが閉じられた入口流路110inと、出口端100outが開口され入口端100inが閉じられた出口流路110outと、入口流路110inと出口流路110outとを隔てる多孔質隔壁120pと、を備え、柱状の形状を有する。
具体的には、多数の貫通孔120hを有する多孔質のハニカム構造体120と、一部の貫通孔120hの入口端100inを封口する複数の封口部130、及び、残りの貫通孔120hの出口端100outを封口する複数の封口部130により、上記入口流路110in及び出口流路110outが形成されている。
入口流路110in及び出口流路110outの軸に対して垂直な断面の形状に制限はなく、例えば、四角形、六角形、八角形等の多角形;円形又は楕円形であることができる。
端面方向から見た場合の入口流路110in及び出口流路110outの配置も特に制限はなく、多孔質隔壁120pを間に挟んで入口流路110in及び出口流路110outが配置されていれば良い。例えば、上記流路の配置は、1つの入口流路110inの周りに多孔質隔壁120pを介して4つの出口流路110outが配置され、かつ、1つの出口流路110outの周りに多孔質隔壁120pを介して4つの入口流路110inが配置されたいわゆるスクエア配置;1つの入口流路110inのまわりに、多孔質隔壁120pを介して、3つの入口流路110in及び3つの出口流路110outが配置され、1つの出口流路110outの周りに、多孔質隔壁120pを介して、6つの入口流路110inが配置されたいわゆるHEX2配置、1つの入口流路110inのまわりに、多孔質隔壁120pを介して、4つの入口流路110in及び2つの出口流路110outが配置され、1つの出口流路110outの周りに、多孔質隔壁120pを介して、6つの入口流路110inが配置されたいわゆるHEX3配置、1つの入口流路110inのまわりに、多孔質隔壁120pを介して、4つの入口流路110in及び4つの出口流路110outが配置され、1つの出口流路220のまわりに、多孔質隔壁120pを介して、4つの入口流路が配置された、いわゆるオクトスクエア配置であることができる。
多孔質隔壁120pにおけるガスの通過方向(入口流路から出口流路に向かう方向)に沿う断面図を、図2に示す。図2の上から下に向かう方向が、ガスの主たる流れ方向であり、多孔質隔壁120pの厚み方向でもある。
多孔質隔壁120pの厚みは、特に限定されないが、例えば、0.1〜1mmであることができ、好ましくは、0.13〜0.5mmであることができる。
この多孔質隔壁120pは、その厚み方向において空隙率に分布を生じている。図2に示すように、多孔質隔壁120pにおける入口流路110in側の表面120aから多孔質隔壁120pの厚み方向の中央部120cまでの入口側部分120piの空隙率をεiとし、多孔質隔壁120pにおける出口流路110outの表面120bから多孔質隔壁120pの厚み方向の中央部120cまでの出口側部分120poの空隙率をεoとしたときに、この多孔質隔壁120pは、εi>εoを満たす。
ここで、0.1≦εi≦0.7であることができ、典型的には、0.01≦εi−εo≦0.6であり、好ましくは、0.05≦εi−εo≦0.4である。
多孔質隔壁120pの平均細孔径D50は、通常、1〜100μm、好ましくは、5〜30μmであることができる。
多孔質隔壁120pの材質は特に限定されないが、例えば、セラミックであることができる。セラミックの例は、チタン酸アルミニウム系セラミック、炭化ケイ素系セラミック、コージェライト系セラミックである。
これらのなかでも、セラミックは、チタン酸アルミニウム系セラミックであることが好ましい。チタン酸アルミニウム系セラミックは、マグネシウムやケイ素などを含むことができる。セラミックは、原料由来の微量成分又は製造工程において不可避的に含まれる微量成分を含有し得る。
このようなハニカムフィルタ100によれば、以下のような効果を得ることができる。ハニカムフィルタ100の入口端100inから入口流路110inに煤を含むガスを供給すると、矢印Gに沿ってガスが流れ、多孔質隔壁120pにより煤が捕集され、煤が除去されたガスが出口流路110outから排出される。捕集した煤の量が増えるにつれてハニカムフィルタの圧力損失が増加する。しかしながら、本実施形態に係るハニカムフィルタによれば、煤の堆積量が増加しても圧力損失の増加量が低減される。したがって、内燃機関の燃費の低減が可能となる。
本実施形態に係るハニカムフィルタによって圧力損失の増加量が低減される原因は明らかではないが、1つの要因としては、ハニカムフィルタでは深層ろ過(隔壁内部における煤の捕集)のから表層ろ過(隔壁の表面での煤の捕集)に遷移するまでに大きな圧力損失が生じるが、入口側部分120piの空隙率が高くなると、入口側部分120piの空隙率が低い場合に比べて、その遷移時の圧力損失の増加が低くなることが考えられる。
なお、上述のように、多孔質隔壁120pの厚み方向において空隙率に差を設ける方法としては、例えば、多孔質隔壁120pの厚み方向の空隙率が均一な封口済のハニカム構造体を用意し、次に、出口流路側からセラミック粒子などを有する適切な粘度のスラリーを、多孔質隔壁の厚みの半分まで当該スラリーが浸漬するように塗布し、乾燥させ、必要に応じて焼成することが挙げられる。
なお、上記実施形態では、入口流路110in及び出口流路110outが、プラグ状の封口部130を貫通孔120hの端部に挿入することにより閉じられているが、多孔質隔壁120pを変形することによってプラグ状の封口部を用いずに流路を閉じることもできる。
また、フィルターの外形形状も柱状であれば特に、円柱状に限定されず、例えば、角柱等でもよい。
(計算例)
厚み方向に空隙率に差を設けた場合の煤の堆積による圧力損失の増加について、コンピュータシミュレーションを行った。
図3のような0.95mm×0.99mmの2次元領域を解析領域とした。計算格子は2.5μmとし、格子数は380×396とした。解析領域の中央に0.67mm×0.99mmのフィルターを配置した。フィルターの前後にそれぞれ、0.21mm(85格子)、及び、0.06mm(25格子)の助走区間を設けた。
実際のフィルターをX線CTで測定することにより得られた多孔質構造を基準データとし、所望の空隙率にあわせて当該基準データを修正して各空隙率に対応する構造データを得た。多孔質構造の例を図3に示す。平均細孔径D50は15μm程度であった。
フィルターの入口側から煤を含む排気ガスを供給する。ガスはフィルターを通過する。煤が堆積する際に必要な堆積割合を0.0002とした。ガスの入口境界でのガス流入速度を1.0m/s、そのガスの温度を300℃とした。流入するガス中の煤の質量分率は0.1とした。
ガス入口(X=0)を流入境界とし、フィルター材料の表面をnon-slip境界とし、上下の壁(Y=0,0.99)は対称境界とし、ガス出口(X=0.95)を自由流出境界とした。
流体及び煤の流れの計算には、格子ボルツマン法を用いた。
計算例1、2、及び、比較計算例1、2における、多孔質隔壁120pの入口側部分120piの空隙率εi、出口側部分120poの空隙率εo、及び、平均空隙率εavgを表1に示す。
Figure 2018012045
また、計算例1、2及び比較計算例1、2におけるフィルターの圧力損失の経時変化を図4に、計算例1、2及び比較計算例1、2における圧力損失と煤堆積量との関係を図5に示す。
計算例1及び比較計算例1のフィルターは互いに同じ平均空隙率を有するが、それぞれεi>εo、εi<εoを満たす。計算例2及び比較計算例2のフィルターは互いに同じ平均空隙率を有するが、それぞれεi>εo、εi<εoを満たす。
計算例1及び比較計算例1の比較、及び、計算例2及び比較計算例2との比較からわかるように、εi<εoに比べて、εi>εoであると、圧力損失の上がり方が抑制される。
100in…入口端、100out…出口端、110in…入口流路、110out…出口流路、120p…多孔質隔壁、120pi…入口側部分、120po…出口側部分、100…ハニカムフィルタ。

Claims (2)

  1. 入口端と、
    前記入口端と対向する出口端と、
    前記入口端が開口され前記出口端が閉じられた入口流路と、
    前記出口端が開口され前記入口端が閉じられた出口流路と、
    前記入口流路と前記出口流路とを隔てる多孔質隔壁と、を備え、
    前記多孔質隔壁における前記入口流路側の表面から前記多孔質隔壁の厚み方向の中央部までの入口側部分の空隙率をεiとし、前記多孔質隔壁における前記出口流路側の表面から前記多孔質隔壁の厚み方向の中央部までの出口側部分の空隙率をεoとしたときに、
    εi>εoを満たす、ハニカムフィルタ。
  2. 0.1≦εi≦0.7であり、かつ、0.01≦εi−εo≦0.6である、請求項1記載のハニカムフィルタ。
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