JP2018011635A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の被検体画像を良好に対比するための技術を提供する。【解決手段】本発明の画像処理装置は、被検体に撮像を行って得られた第1の画像と、第1の画像が得られた撮像とは異なる撮像を行って得られた第2の画像とを取得する画像取得部と、第1および第2の画像における被検体の変形情報を取得する変形情報取得部と、第1の画像を第2の画像に合わせて変形させた第1の変形画像、および、第2の画像を第1の画像に合わせて変形させた第2の変形画像を、変形情報に基づいて生成する変形画像生成部と、第1の画像、第2の画像、第1の変形画像に基づく画像、および、第2の変形画像に基づく画像の表示部への表示を制御する表示制御部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
医療の分野において、医師や技師等が複数の画像を比較する場合がある。複数の画像は例えば、撮像装置や、撮像モダリティや、撮像された時期や、撮像パラメータや、被検体の体位が互いに異なる画像である。しかし、複数の画像間で被検体の形状が変化している場合がある。例えば被検体が生体の場合、複数のモダリティによる撮像の間で被検体の姿勢や形状を完全に一致させることは難しい。
そのような場合でも病変部をより正確に比較するため、異なる画像間の位置合わせを行って、両方の画像を同時に、または切り替えて表示することがある。あるいは、画像間の差分画像を表示することがある。ここで、複数の画像間での被検体の変形を推定し、一方の画像に変形を施して形状を他方と類似させた画像を生成し、画像間の対比を行う変形位置合わせという手法がある。一般に、変形位置合わせの処理は、複数の画像間で対応する位置(被検体の同じ部位を表す特徴点)を局所領域間の画像類似度に基づいて対応付けることにより実施できる。
特許文献1には、三次元画像と二次元断層画像を変形位置合わせして、同時に、または切り替えて表示することが開示されている。また特許文献2には、被検体の変形状態に応じた断面画像の生成方法が開示されている。
特開2013−000398号公報 特開2011−125570号公報
しかし、特許文献1に記載の表示方法では、画像間の対比を行いづらい場合があった。特に、三次元画像を対比する際に、画像間の対応位置や対応関係を把握しづらい場合があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものである。本発明は、複数の被検体画像を良好に対比するための技術を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成を採用する。すなわち、被検体に撮像を行って得られた第1の画像と、前記被検体に前記第1の画像が得られた撮像とは異なる撮像を行って得られた第2の画像とを取得する画像取得部と、前記第1の画像と前記第2の画像における前記被検体の変形情報を取得する変形情報取得部と、前記第1の画像を前記第2の画像に合わせて変形させた第1の変形画像、および、前記第2の画像を前記第1の画像に合わせて変形させた第2の変形画像を、前記変形情報に基づいて生成する変形画像生成部と、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像の表示部への表示を制御する表示制御部と、を有することを特徴とする画像処理装置である。
本発明はまた、以下の構成を採用する。すなわち、被検体に撮像を行って得られた第1
の画像と、前記被検体に前記第1の画像が得られた撮像とは異なる撮像を行って得られた第2の画像とを取得するステップと、前記第1の画像と前記第2の画像における前記被検体の変形情報を取得するステップと、前記第1の画像を前記第2の画像に合わせて変形させた第1の変形画像、および、前記第2の画像を前記第1の画像に合わせて変形させた第2の変形画像を、前記変形情報に基づいて生成するステップと、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像の表示を制御するステップと、を有することを特徴とする画像処理方法である。
本発明はまた、以下の構成を採用する。すなわち、被検体にそれぞれ異なる撮像を行って得られた複数の画像を取得する画像取得部と、前記複数の画像間における前記被検体の変形情報を取得する変形情報取得部と、前記複数の画像のそれぞれを他の画像に合わせて変形させた複数の変形画像を、前記変形情報に基づいて生成する変形画像生成部と、前記複数の画像、および、前記複数の変形画像に基づく画像の表示部への表示を制御する表示制御部とを有することを特徴とする画像処理装置である。
本発明によれば、複数の被検体画像を良好に対比するための技術を提供できる。
実施形態1に係る画像処理装置の機能構成の一例を示す図 実施形態1に係る処理の一例を示すフローチャート 実施形態1に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態1に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態1に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態1に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態1の変形例に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態1の変形例に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態2に係る画像処理装置の機能構成の一例を示す図 実施形態2に係る処理の一例を示すフローチャート 実施形態2に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態3に係る画像処理装置の機能構成の一例を示す図 実施形態3に係る処理の一例を示すフローチャート 実施形態4に係る画像処理装置の機能構成の一例を示す図 実施形態4に係る処理の一例を示すフローチャート 実施形態4に係る画像処理装置による表示画面の一例を示す図 実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図 実施形態5に係る画像処理装置の機能構成の一例を示す図 実施形態5に係る処理の一例を示すフローチャート
以下に図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態について説明する。ただし、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状およびそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。よって、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
本発明は、被検体を撮像し、その被検体の注目領域を画像化して表示する技術に関する。よって本発明は、画像処理装置もしくは画像処理システム、またはそれらの制御方法、あるいは画像処理方法や信号処理方法や情報処理方法として捉えられる。本発明はまた、被検体情報取得装置もしくはその制御方法、または被検体情報取得方法としても捉えられる。本発明はまた、上記の各方法をCPUやメモリ等のハードウェア資源を備える情報処理装置に実行させるプログラムや、そのプログラムを格納したコンピュータにより読み取
り可能な非一時的な記憶媒体としても捉えられる。
本発明に係る装置は、被検体の画像データを取得する機能を備えていても良いし、他の装置が取得した画像データを処理する機能のみを備えていても良い。被検体の画像データは、各位置の特性情報に基づいて、二次元また三次元の特性情報分布として得られる。特性情報は、数値データとしてではなく、被検体内の各位置の分布情報として求めてもよい。
本発明の処理対象となる被検体の三次元画像データ源としては、種々の画像撮像装置(モダリティ)を利用可能である。例えば、光音響トモグラフィ装置(PAT)、核磁気共鳴映像装置(MRI)、X線コンピュータ断層撮影装置(CT)、超音波エコー装置(US)、陽電子放射断層撮像装置(PET)、単光子放出断層撮像装置(SPECT)、光干渉断層撮像装置(OCT)などがある。各モダリティでの撮像(測定)によって、被検体の三次元領域において、それぞれのモダリティに応じた特性情報の分布情報を示す画像データが得られる。
本発明は典型的には、光音響トモグラフィ装置と核磁気共鳴映像装置のそれぞれで得られた画像データを対比するときに利用される。光音響トモグラフィ装置は、被検体に光を照射することにより被検体内で発生した音響波を受信して、被検体の特性情報を画像データとして取得する装置である。特性情報として、被検体内の初期音圧、光吸収係数、構成物質濃度、酸素飽和度などを取得できる。核磁気共鳴映像装置は、被検体に高周波の磁場を与えて発生する核磁気共鳴現象を利用して被検体内部を撮像する装置である。核磁気共鳴映像装置では主に被検体内部の水素に関する情報を描出できる。ただしモダリティの組み合わせはこれに限られない。
以下の説明では被検体の例として乳房を用いる。ただし、本発明の被検体はこれに限られない。手、足、胴体など生体の他の部位や、マウスのようなヒト以外の動物、変形しやすい非生物なども測定対象となり得る。
[実施形態1]
実施形態1においては、被検体を撮像した第1の三次元画像と、それを第2の三次元画像に合わせて変形させた第1の変形画像と、第2の三次元画像と、それを第1の三次元画像に合わせて変形させた第2の変形画像とを並べて表示する例について説明する。なお、実施形態1では、第1の三次元画像を第2の三次元画像に位置や形状が合うように変形位置合わせする計算(変形推定)が予め行われていて、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の変形情報(変形パラメータ)が予め取得されていることとする。なお、本実施形態における第1の三次元画像と第2の三次元画像は、例えば、複数のモダリティで同一の被検体を撮像した画像や、同一のモダリティで異なる時期に同一の被検体を撮像した画像等である。
(装置構成)
図1は、実施形態1に係る画像処理装置100の機能構成の一例を示す。実施形態1における画像処理システム1は、画像処理装置100と、データサーバ150と、ディスプレイ172とを有する。
データサーバ150は、被検体の第1の三次元画像と第2の三次元画像を保持している。ここで、第1の三次元画像を得るための撮像と、第2の三次元画像を得るための撮像とは、撮像時期、撮像モダリティ、変形の程度などの点で互いに異なる。例えば、経過観察のために、第1の三次元画像を得たときと同じモダリティで、一定の時間をおいてから第2の三次元画像を得てもよい。また例えば、多面的な観点から診断を行うために、同じ日
に異なるモダリティで同一の被検体を撮像してもよい。また例えば、複数の深度の画像を得るために、圧迫状態を変えて複数回の撮像を行ってもよい。
またデータサーバ150は、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の変形情報を保持している。実施形態1における変形情報は、第2の三次元画像の各単位領域の位置から対応する第1の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される、変形場の情報である。なお、本実施形態のように三次元画像が対象の場合の単位領域はボクセルであり、以下はこの場合について説明する。一方、本発明を二次元画像に適用する場合の単位領域はピクセルである。
なお、それぞれの三次元画像は、付帯情報として、画像のサイズ、解像度、当該三次元画像の撮像に用いられた撮像装置(以下、モダリティと称する)の種類、撮像情報、症例情報、画像間の対応情報等を含む。撮像情報とは、例えば当該三次元画像の撮像パラメータ、撮像部位、体位などを示す情報である。症例情報とは、例えば患者情報、検査情報、診断情報、臓器領域情報、関心領域情報である。これらの付帯情報は、必要に応じて、三次元画像と共に画像処理装置100へと送信される。
画像処理装置100は、三次元画像取得部102と、変形情報取得部104と、変形画像生成部106と、断面設定部108と、断面画像生成部110と、注目位置指定部112と、対応位置算出部114と、表示制御部116とを有する。
三次元画像取得部102は、被検体の第1の三次元画像と第2の三次元画像をデータサーバ150から取得する。
変形情報取得部104は、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の変形情報をデータサーバ150から取得する。
変形画像生成部106は、取得した変形情報を用いて、第2の三次元画像に位置や形状が合うように第1の三次元画像を変形させて、第1の変形画像を生成する。また、第1の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させて、第2の変形画像を生成する。
断面設定部108は、第1の三次元画像、第2の三次元画像、第1の変形画像、および第2の変形画像を切断する断面を設定する。
断面画像生成部110は、第1の三次元画像、第2の三次元画像、第1の変形画像、および第2の変形画像から、設定された断面における断面画像を生成する。第1の三次元画像から生成された断面画像は第1の断面画像、第2の三次元画像から生成された断面画像は第2の断面画像、第1の変形画像から生成された断面画像は第1の変形断面画像、第2の変形画像から生成された断面画像は第2の変形断面画像と呼べる。
注目位置指定部112は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、第2の三次元画像の断面画像上の注目位置を指定する。ユーザは、図17に示す操作部1709を用いて、これらの操作入力を行うことができる。
対応位置算出部114は、第2の三次元画像の断面画像上の注目位置に対応する、第1の三次元画像上の対応位置を算出する。
表示制御部116は、第1の三次元画像、第2の三次元画像、第1の変形画像、および第2の変形画像の断面画像と、その他ユーザに情報を報知するための画面をディスプレイ172に表示する制御を行う。
(ハードウェア構成)
図17は、画像処理装置100のハードウェア構成の一例を示す。画像処理装置100は、CPU1701と、ROM1702と、RAM1703と、HDD1704と、US
B1705と、通信回路1706と、GPUボード1707と、HDMI1708とを有する。これらは内部バスにより通信可能に接続されている。
CPU(Central Processing Unit)1701は、画像処理装置100およびこれに接続する各部を統合的に制御する制御回路である。CPU1701はROM1702に格納されているプログラムを実行することにより制御を実施する。またCPU1701は、表示部であるディスプレイ172を制御するためのソフトウェアであるディスプレイドライバを実行し、ディスプレイ172に対する表示制御を行う。さらにCPU1701は、操作部1709に対する入出力制御を行う。
ROM(Read Only Memory)1702は、CPU1701による制御の手順を記憶させたプログラムやデータを格納する。
RAM(Random Access Memory)1703は、画像処理装置100およびこれに接続する各部における処理を実行するためのプログラムや、画像処理で用いる各種パラメータを記憶するためのメモリである。RAM1703は、CPU1701が実行する制御プログラムを格納し、CPU1701が各種制御を実行する際の様々なデータを一時的に格納する。
HDD(Hard Disk Drive)1704は、X線画像データなど各種データを保存する補助記憶装置である。
USB(Universal Serial Bus)1705は操作部1709と接続している。操作部1709としては、マウス、キーボードなどを利用できる。
通信回路1706は、画像処理システム1を構成する各部との通信を行うための回路である。通信回路1706は、所望の通信形態にあわせて、複数の構成により実現されていてもよい。
GPUボード1707は、GPU、およびビデオメモリを含む汎用グラフィックスボードである。GPUボード1707を有することにより、専用ハードウェアを必要とせずに高速に画像処理の演算や画像表示を行うことが可能となる。実施形態1においては、変形画像および誤差画像をデータサーバ150から取得する構成となっているので、画像処理装置100はGPUボード1707を有していなくてもよい。
HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)1708は、表示部であるディスプレイ172と接続している。
データサーバ150は、画像処理装置100と同じく、CPUやメモリを有し、プログラムに従って動作する情報処理装置によって構成できる。なお画像処理装置100は、データサーバ150に代えて、PAT装置やMRI装置などの実際の撮像装置から三次元画像を受信してもよい。また、データサーバ150と画像処理装置は、物理的には同じ情報処理装置により構成されてもよい。
ディスプレイ172としては、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど任意の表示装置を利用できる。またタッチパネルを用いることで、ディスプレイ172が操作部1709を兼ねることができる。
(処理フロー)
図2は、画像処理装置100が実施する処理の一例を示すフローチャートである。図2に示す処理により、画像処理装置100は、第1の三次元画像、第2の三次元画像、第1の変形画像、および第2の変形画像をタイル状に並べて表示する。
ステップS2000において、三次元画像取得部102は、被検体のそれぞれの三次元画像をデータサーバ150から取得する。そして、取得した画像を、変形画像生成部10
6および断面画像生成部110に送信する。
ステップS2010において、変形情報取得部104は、それぞれの三次元画像の間の変形情報をデータサーバ150から取得する。実施形態1では、第2の三次元画像の各ボクセル位置から対応する第1の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される変形場の情報を取得する。そして、取得した変形情報を変形画像生成部106に送信する。
ステップS2020において、変形画像生成部106は、ステップS2010で取得した変形情報を用いて、第2の三次元画像に位置や形状が合うように第1の三次元画像を変形させて、第1の変形画像を生成する。また、第1の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させて、第2の変形画像を生成する。そして、変形画像生成部106は、生成した第1の変形画像および第2の変形画像を断面画像生成部110に送信する。
ここで、第1の三次元画像を変形させて第2の三次元画像を生成する第1の変形画像の生成において、第2の三次元画像から第1の三次元画像への変形を表す変形情報は、逆方向の変形である。第1の変形画像の夫々のボクセル値を第1の三次元画像から取得する処理は、この逆方向の変形に基づいて、第1の三次元画像のどのボクセルから値を持ってくればよいかを算出することで実現される。
一方、第2の三次元画像を変形させて第1の三次元画像を生成する第2の変形画像の生成において、第2の三次元画像から第1の三次元画像への変形を表す変形情報は、順方向の変形である。そこで、変形画像生成部106は、ステップS2010で取得した変形情報から、第1の三次元画像から第2の三次元画像への変形を表す逆変形情報を生成する。そして、該逆変形情報を用いて第2の変形画像の生成を行う。具体的には、第1の三次元画像のそれぞれのボクセルの位置から対応する第2の三次元画像上の位置への変位ベクトルを、ステップS2010で取得した変形場の情報に基づいて、探索的に算出する。これを全てのボクセルの位置について算出したものが、逆変形場の情報、すなわち逆変形情報となる。
ステップS2030において、断面設定部108は、ステップS2000で取得したそれぞれの三次元画像を切断する断面、およびステップS2020で生成したそれぞれの変形画像を切断する断面を設定する。そして、断面設定部108は、設定したそれぞれの断面の情報を、断面画像生成部110に送信する。
初期状態では、例えば、それぞれの三次元画像の中心を通るアキシャル断面を設定する。一方、後述するステップS2070からこの処理ステップに遷移した場合には、前回のステップS2030の処理を実行した後のそれぞれの断面に対して、ステップS2070で設定された断面変更パラメータを適用して、新たな断面を設定する。
また、後述するステップS2100からこの処理ステップに遷移した場合には、ステップS2100で算出した対応位置を含む、第1の三次元画像および第2の変形画像を切断する断面を設定する。この断面の向きは、ステップS2070で設定された断面の向きを表す情報に基づいて設定する。なお、ステップS2100からこの処理ステップに遷移した場合には、第2の三次元画像および第1の変形画像を切断する断面は変更しなくてよい。
ステップS2040において、断面画像生成部110は、ステップS2000で取得したそれぞれの三次元画像、およびステップS2020で生成したそれぞれ変形画像から、ステップS2030で設定した断面を切り出した、それぞれの断面画像を生成する。そし
て、生成したそれぞれの断面画像を注目位置指定部112および表示制御部116に送信する。
ステップS2050において、表示制御部116は、ステップS2040で生成されたそれぞれの断面画像をディスプレイ172に表示する制御を行う。本実施形態では、それぞれの断面画像を2×2のタイル状に配置する。このとき、第1の三次元画像の断面画像と第2の三次元画像の断面画像が対角線上(左上と右下、あるいは、左下と右上)に位置するように配置する。そして、第1の変形画像と第2の変形画像を、残された位置に配置する。このとき、第1の変形画像と第2の変形画像の位置は、断面の向きの情報、および、主たる変形の方向の情報に応じて決定する。例えば、画像間の主たる変形の方向が乳頭から大胸筋に向かう方向の場合、アキシャル断面表示時には、第1の断面画像と同じ列(
上や下)に第1の変形断面画像を配置し、第2の断面画像と同じ列に第2の変形断面画像を配置する。すなわち、第1の断面画像を左上に配置した場合には、第1の変形断面画像を左下(第1の断面画像の下)に配置し、第2の変形断面画像を右上(第2の断面画像の上)に配置する(図3)。一方、同画像のサジタル断面表示時には、第1の断面画像と同じ行(右や左)に第1の変形断面画像を配置し、第2の断面画像と同じ行に第2の変形断面画像を配置する。すなわち、第1の断面画像を左上に配置した場合には、第1の変形断面画像を右上(第1の断面画像の右)に、第2の変形断面画像を左下(第2の断面画像の左)に配置する(図4)。
図3に、ディスプレイ172に表示される、被検体の第1の三次元画像の断面画像301と、第2の三次元画像の断面画像302と、第1の変形画像の断面画像303と、第2の変形画像の断面画像304の例を示す。図3は、被検体が乳房であり、断面の向きがアキシャル断面であり、主たる変形の方向が乳頭から大胸筋に向かう方向である場合を示している。ここで、主たる変形の方向の情報は、変形情報の一つとして、データサーバ150に予め保持されているものとする。
実施形態1では、第1の三次元画像の断面画像301と第2の三次元画像の断面画像302が対角線上に位置するように、それぞれの断面画像をタイル状に配置する。図3の例では、第1の断面画像301が左上、第2の断面画像302がその対角位置である右下、第1の変形断面画像303が左下、第2の変形断面画像304が右上に位置するように配置されている。ここで、後述するステップS2090で注目位置が指定され、そしてステップS2100で対応位置が算出されている場合には、ディスプレイ172上における注目位置と対応位置が揃うように、それぞれの断面画像の表示位置を調整することが望ましい。すなわち、図3において、第1の断面画像301上の対応位置311と同一の位置を表す第2の変形断面画像304上の位置314と、第2の断面画像302上の注目位置312との左右位置が揃うようにする。また、第2の断面画像上の注目位置312と同一の位置を表す第1の変形断面画像303上の位置313と、第1の断面画像301上の対応位置311との左右位置が揃うようにすることが望ましい。
ここで、後述するステップS2070で、断面の向きがサジタル断面であるという情報が取得された場合には、図4に示すように、第1の変形画像の断面画像403と第2の変形画像の断面画像404の配置を入れ替えることが望ましい。
また、断面の向きがアキシャル断面であるという情報が取得された場合にも、主たる変形の方向が乳房の左右方向である場合には、図5に示すように、第1の変形画像の断面画像503と第2の変形画像の断面画像504の配置を入れ替えることが望ましい。
なお、断面の向きがサジタル断面であり、かつ主たる変形の方向が乳房の左右方向である場合の画面配置は、図6に示すように、断面の向きがアキシャル断面であり、かつ主たる変形の方向が乳頭から大胸筋に向かう方向である場合と同一であることが望ましい。これらの場合にも、ディスプレイ172上における注目位置と対応位置が揃うように、それ
ぞれの断面画像の表示位置を調整することが望ましい。
ステップS2060において、画像処理装置100は、それぞれの三次元画像の断面を変更するか否かの判定を行う。例えば、ユーザが操作部1709を用いて断面変更に関する所定の操作を行ったか否かによって、変更の判定を入力する。断面変更に関する所定の操作の具体例は、ステップS2070の説明の中で述べる。変更の入力を受けた場合には、ステップS2070へと処理を進める。一方、変更の入力を受けなかった場合には、ステップS2080へと処理を進める。
ステップS2070において、断面設定部108は、ユーザによる操作部1709を用いた操作に応じて、断面変更パラメータを設定し、設定した断面変更パラメータを断面画像生成部110に送信する。そして、ステップS2030へと処理を戻す。
実施形態1では、断面変更パラメータとして、断面の位置を断面の法線方向に移動させる移動量Lを設定する。例えば、「f」キーの押下時にはL=1mmという移動量を設定し、「b」キーの押下時にはL=−1mmという移動量を設定する。また、断面変更パラメータとして、断面の向きを表す情報を設定する。例えば、「a」キーの押下時にはアキシャル断面であるという情報を設定し、「s」キーの押下時にはサジタル断面であるという情報を設定し、「c」キーの押下時にはコロナル断面であるという情報を設定する。
なお、断面変更パラメータとして、断面の移動量Lや断面の向きに限らず、断面を回転させるための回転軸や回転角度等の情報を設定してもよい。また、断面変更パラメータとして、断面の厚み(以下、スラブ厚と称する)の情報を設定してもよい。また、断面変更パラメータは、所定のキーの押下ではなく、マウスの移動操作やマウスホイールの回転操作等に応じて設定してもよい。
なお、断面の更新は、全ての画像に対して同時に(連動させて)行ってもよいし、個別に行えるようにしてもよい。また、位置合わせされた画像同士(すなわち、第1の三次元画像と第2の変形画像、および、第2の三次元画像と第1の変形画像)の断面だけを連動させて更新するようにしてもよい。また、ある注目する画像の断面を更新した場合に、他の画像についてはその断面に対応する(最も近い)断面を算出して更新するようにしてもよい。このとき、対応する断面の算出は、変形情報に基づいて行うことができる。なお、注目する画像の断面が直交断面の場合には他の画像の対応する断面も直交断面として求め、注目する画像の断面が任意断面の場合には他の画像の対応する断面も任意断面として求めることも好ましい。
ステップS2080において、画像処理装置100は、注目位置を指定するか否かの判定を行う。例えば、ユーザが不図示のマウスを操作してマウスカーソルを第2の三次元画像の断面画像上に位置させたか否かによって、変更の判定を入力する。変更の入力を受けた場合には、ステップS2090へと処理を進める。一方、変更の入力を受けなかった場合には、ステップS2110へと処理を進める。
ステップS2090において、注目位置指定部112は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、第2の三次元画像の断面画像上の注目位置を指定し、指定した注目位置を対応位置算出部114および断面設定部108に送信する。実施形態1では、ユーザが不図示のマウスを操作してマウスカーソルを断面画像上に位置させることによって、注目位置を指定する。図3の312は、第2の三次元画像の断面画像302上の注目位置を表す図形である。そして、図3の313は、第1の変形画像の断面画像303上の、注目位置312と同一の位置を表す図形である。
ステップS2100において、対応位置算出部114は、ステップS2090で指定された注目位置に対応する、第1の三次元画像上の対応位置を算出し、算出した対応位置を断面設定部108に送信する。そして、ステップS2030へと処理を戻す。具体的には、第2の三次元画像の各ボクセル位置から対応する第1の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される変形場の情報(変形情報)を用いて、第2の三次元画像の断面画像上の注目位置に対応する、第1の三次元画像上の対応位置を求める。図3の311は、第1の三次元画像上の対応位置を表す図形である。そして、図3の314は、第2の変形画像上の、対応位置311と同一の位置を表す図形である。
ステップS2110において、画像処理装置100は、全体の処理を終了するか否かの判定を行う。例えば、ディスプレイ172上に配置された終了ボタンを操作者が不図示のマウスでクリックしたかを検出するなどの方法で、終了判定する。終了すると判定した場合には、画像処理装置100の処理の全体を終了させる。一方、終了すると判定しなかった場合には、ステップS2050へと処理を戻す。
以上説明したように、実施形態1では、被検体を撮像した第1の三次元画像と、それを第2の三次元画像に合わせて変形させた第1の変形画像と、第2の三次元画像と、それを第1の三次元画像に合わせて変形させた第2の変形画像とを並べて表示する。これにより、ユーザは画像間の対比を容易に行うことができる。
[変形例]
実施形態1においては、第2の三次元画像の断面画像上で注目位置を指定する場合を例に説明したが、これに限らず、第1の変形画像上で注目位置を指定してもよい。この場合、第1の変形画像の断面画像上で指定された注目位置を、第2の三次元画像上の注目位置として処理すればよい。
また、第1の三次元画像の断面画像上で注目位置を指定してもよい。この場合には、ステップS2100において、第1の三次元画像の各ボクセルの位置から対応する第2の三次元画像の位置への変位ベクトルで構成される逆変形場の情報(逆変形情報)を用いて、第1の三次元画像の断面画像上の注目位置に対応する、第2の三次元画像上の対応位置を求めればよい。または、第2の変形画像上で注目位置を指定してもよい。この場合、第2の変形画像の断面画像上で指定された注目位置を、第1の三次元画像上の注目位置として処理すればよい。
また、実施形態1においては、変形情報が、第2の三次元画像の各ボクセル位置から対応する第1の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される変形場の情報である場合を例に説明した。しかし、これに限らず、変形情報は、第2の三次元画像の各ボクセル位置から対応する第1の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される変形場の情報と、第1の三次元画像の各ボクセル位置から対応する第2の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される変形場の情報の、両方であってもよい。この場合には、ステップS2020において、逆変形場の情報を算出しなくてよい。
また、実施形態1においては、第1の三次元画像の断面画像301と、第2の三次元画像の断面画像302と、第1の変形画像の断面画像303と、第2の変形画像の断面画像304をタイル状に並べて表示する場合を例に説明したが、これに限らず、これら四枚の断面画像を所定の枚数ずつ切り替えて表示してもよい。また、同時に表示する画像の枚数や、各画像を配置する位置や、切り替え表示の場合に同時表示される所定の枚数も限定されない。また各表示モードにおける画像の組み合わせも任意である。また所定の枚数を、ユーザ操作により変更してもよい。このことは、後述するような画像枚数が四枚以外の場合にも言える。
例えば、第1の三次元画像の断面画像301と第2の変形画像の断面画像304の二枚の画像を表示するモードと、第2の三次元画像の断面画像302と第1の変形画像の断面画像303の二枚の画像を表示する表示モードを、ユーザによる操作の入力情報に基づいて切り替えてもよい。
また、第1の三次元画像の断面画像301と第1の変形画像の断面画像303の二枚の画像を表示する表示モードと、第2の三次元画像の断面画像302と第2の変形画像の断面画像304の二枚の画像を表示する表示モードを、ユーザによる操作の入力情報に基づいて切り替えてもよい。あるいは四枚の断面画像をユーザによる操作の入力情報に基づいて順次切り替えて表示してもよい。
また、実施形態1で説明した例に限らず、図7に示すように、第1の三次元画像の断面画像に第2の変形画像の断面画像を重畳した重畳画像701と、第2の三次元画像の断面画像に第1の変形画像の断面画像を重畳した重畳画像702を、並べて表示してもよい。あるいは、それらの画像を切り替えて表示してもよい。
あるいは、2×2のタイル状の表示領域において、第1の三次元画像の断面画像と第2の三次元画像の断面画像が対角に位置するように配置した上で、残された位置に、第1の変形画像と第2の変形画像の代わりに、第2の三次元画像の断面画像に第1の変形画像の断面画像を重畳した重畳画像と、第1の三次元画像の断面画像に第2の変形画像の断面画像を重畳した重畳画像を配置して表示するようにしてもよい。あるいは、第1の変形画像と第2の変形画像の代わりに、第2の三次元画像と第1の変形画像の差分画像の断面画像と、第1の三次元画像と第2の変形画像の差分画像の断面画像とを配置して表示するようにしてもよい。さらに、当該位置に変形画像、重畳画像、差分画像のいずれを表示するかをユーザが選択できるようにして、選択した画像に切り替えて表示するようにしてもよい。
また、実施形態1で説明した例に限らず、図8に示すように、第1の三次元画像の断面画像801に第2の変形画像の断面画像804を重畳した重畳画像805と、第2の三次元画像の断面画像802に第1の変形画像の断面画像803を重畳した重畳画像806を、実施形態1で説明した四枚の断面画像と併せて並べて、3×2のタイル状に表示してもよい。あるいは、重畳画像の代わりに差分画像を表示してもよい。また、いずれの画像を表示するかをユーザが選択できるようにして、それらの画像を切り替えて表示可能にしてもよい。さらに、上述した様々な表示モードを操作部から選択可能にしてもよい。第1の画像(第1の三次元画像)の変形に関して表示される画像(第1の変形画像に基づく画像)として、第1の変形画像自体、または、第2の画像に第1の変形画像を重畳した画像、または、第2の画像と第1の変形画像の差分画像などがある。また、第2の画像(第2の三次元画像)の変形に関して表示される画像(第2の変形画像に基づく画像)として、第2の変形画像自体、または、第1の画像に第2の変形画像を重畳した画像、または、第1の画像と第2の変形画像の差分画像などがある。
[実施形態2]
実施形態2においては、被検体を撮像した三つの三次元画像のそれぞれを、他のそれぞれの三次元画像に合わせて変形させた変形画像を生成し、それらを並べて表示する例について説明する。なお、実施形態2においては、それぞれの三次元画像の間の変形情報が予め取得されていることとする。以下、実施形態2に係る画像処理装置について、実施形態1とは異なる部分を中心に説明する。実施形態1と同様の部分については詳しい説明を省略する。
図9は、実施形態2に係る画像処理装置900の機能構成の一例を示す。実施形態2における画像処理システム9は、画像処理装置900と、データサーバ950と、ディスプレイ172とを有している。なお、図1と同じ部分については同じ番号、記号を付し、説明を省略する。
実施形態2のデータサーバ950は、被検体の第1の三次元画像と第2の三次元画像に加えて、第3の三次元画像を保持している。また、それぞれの三次元画像の間の変形情報を保持している。実施形態2における変形情報は、それぞれの三次元画像の各ボクセルの位置が他のそれぞれの三次元画像のどの位置に対応するかを表す変形場の情報である。
三次元画像取得部902は、被検体のそれぞれの三次元画像をデータサーバ150から取得する。変形情報取得部904は、それぞれの三次元画像の間の変形情報をデータサーバ150から取得する。変形画像生成部906は、変形情報を用いて、それぞれの三次元画像に位置や形状が合うように他のそれぞれの三次元画像を変形させて、六つの変形画像を生成する。
ここで、六つの変形画像とは以下の通りである。
・第1の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させた変形画像
・第2の三次元画像に位置や形状が合うように第3の三次元画像を変形させた変形画像
・第3の三次元画像に位置や形状が合うように第1の三次元画像を変形させた変形画像
・第2の三次元画像に位置や形状が合うように第1の三次元画像を変形させた変形画像
・第3の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させた変形画像
・第1の三次元画像に位置や形状が合うように第3の三次元画像を変形させた変形画像
断面設定部908は、それぞれの三次元画像とそれらの変形画像を切断する断面を設定する。断面画像生成部910は、それぞれの三次元画像とそれらの変形画像から、設定された断面における断面画像を生成する。注目位置指定部912は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、何れか一つの三次元画像の断面画像上の注目位置を指定する。対応位置算出部914は、何れか一つの三次元画像の断面画像上の注目位置に対応する、他のそれぞれの三次元画像上の対応位置を算出する。表示制御部916は、それぞれの断面画像と、その他ユーザに情報を報知するための画面をディスプレイ172に表示する制御を行う。
図10は、画像処理装置900が実施する処理の一例を示すフローチャートである。画像処理装置900は、被検体の三つの三次元画像とそれらの変形画像をタイル状に並べて表示する。ここで、ステップS10040、S10060、S10070およびS10110の処理は、実施形態1におけるステップS2040、S2060、S2070およびS2110の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS10000において、三次元画像取得部902は、被検体の三つの三次元画像をデータサーバ950から取得する。そして、取得した画像を、変形画像生成部906および断面画像生成部910に送信する。
ステップS10010において、変形情報取得部904は、それぞれの三次元画像の間の変形情報として、それぞれの三次元画像の各ボクセルの位置が他のそれぞれの三次元画像のどの位置に対応するかを表す変形場の情報を、データサーバ950から取得する。そして、取得した変形情報を変形画像生成部906に送信する。
ステップS10020において、変形画像生成部906は、ステップS10010で取得した変形情報を用いて、それぞれの三次元画像に位置や形状が合うように他のそれぞれの三次元画像を変形させて、前述の六つの変形画像を生成する。そして、生成した六つの
変形画像を断面画像生成部910および注目位置指定部912に送信する。
ステップS10030において、断面設定部908は、ステップS10000で取得したそれぞれの三次元画像を切断する断面、およびステップS10020で生成したそれぞれの変形画像を切断する断面を設定し、設定したそれぞれの断面の情報を、断面画像生成部910に送信する。断面の設定方法は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
ステップS10050において、表示制御部916は、ステップS10040で生成されたそれぞれの断面画像をディスプレイ172に表示する制御を行う。本実施形態では、それぞれの断面画像を3×3のタイル状に配置する。このとき、タイル状配置の対角線上の位置(i,i)にi番目の三次元画像を配置する。さらに、タイル状配置の位置(i,j)にi番目の三次元画像をj番目の元画像に合わせて変形させた変形画像を配置する。
図11に、ディスプレイ172に表示される被検体の三つの三次元画像の断面画像1101、1102、1103と、六つの変形画像の断面画像1104、1105、1106、1107、1108、1109の例を示す。図11に示すように、実施形態2では、三つの三次元画像の断面画像1101、1102、1103が対角に位置するように、それぞれの断面画像をタイル状に配置する。また、六つの断面画像1104、1105、1106、1107、1108、1109が、対角以外の夫々の適切な位置に配置される。
ステップS10080において、画像処理装置900は、注目位置を指定するか否かの判定を行う。例えば、ユーザが不図示のマウスを操作してマウスカーソルを何れか一つの三次元画像の断面画像上に位置させたか否かを検出することによって、変更の有無を判定できる。変更の入力を受けた場合には、ステップS10090へと処理を進める。一方、変更の入力を受けなかった場合には、ステップS10110へと処理を進める。
ステップS10090において、注目位置指定部912は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、何れか一つの三次元画像の断面画像上の注目位置を指定し、指定した注目位置を対応位置算出部914および断面設定部908に送信する。
ステップS10100において、対応位置算出部914は、何れか一つの三次元画像の断面画像上の注目位置に対応する、他のそれぞれの三次元画像上の対応位置を算出し、算出した対応位置を断面設定部908に送信する。そして、ステップS10030へと処理を戻す。具体的な算出方法は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、実施形態2では、被検体を撮像した三つの三次元画像のそれぞれを、他のそれぞれの三次元画像に合わせて変形させた変形画像を生成し、それらを並べて表示する。これにより、ユーザは三つの画像間の対比を容易に行うことができる。
[変形例]
実施形態2においては、被検体の三つの三次元画像の断面画像1101、1102、1103と、六つの変形画像の断面画像1104、1105、1106、1107、1108、1109をタイル状に並べて表示する場合を例に説明したが、これに限らず、これら九枚の断面画像を切り替えて表示してもよい。切り替えの単位となる画像枚数は、1枚でもよいし、3枚でもよいし、その他の枚数でもよい。
また、実施形態2においては、被検体を撮像した三次元画像が三つである場合を例に説明したが、これに限らず、三次元画像は四つ以上であってもよい。
また、実施形態2においては、何れか一つの三次元画像の断面画像上で注目位置を指定する場合を例に説明したが、これに限らず、何れか一つの変形画像の断面画像上で注目位
置を指定してもよい。
[実施形態3]
実施形態3は、表示画面における、第1の三次元画像の断面画像と第2の三次元画像の断面画像の向きに関して特徴がある。具体的には、直交断面の表示に限定するか、任意の断面の表示を許容するか、を切り替える。以下、実施形態3に係る画像処理装置について、実施形態1とは異なる部分を中心に説明する。実施形態1と同様の部分については、詳しい説明を省略する。
図12は、実施形態3に係る画像処理装置1200の機能構成の一例を示す。実施形態3における画像処理システム12は、画像処理装置1200と、データサーバ150と、ディスプレイ172とを有している。なお、図1と同じ部分については同じ番号、記号を付し、説明を省略する。
実施形態3における断面設定部1208は、第1の三次元画像、第2の三次元画像、第1の変形画像、および第2の変形画像を切断する断面を設定する。実施形態3においては、断面変更パラメータとして、断面の向きを直交断面に限定するか任意の断面も許容するかを表す情報も設定する。
図13は、画像処理装置1200が実施する処理の一例を示すフローチャートである。画像処理装置1200は、それぞれの断面画像について、直交断面における直交断面画像、または任意断面における任意断面画像を表示する。ここで、ステップS13000からS13020まで、S13040からS13060まで、およびS13080からS13110までの処理は、実施形態1におけるステップS2000からS2020まで、S2040からS2060まで、およびS2080からS2110までの処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS13030において、断面設定部1208は、ステップS10000で取得したそれぞれの三次元画像を切断する断面、およびステップS10020で生成したそれぞれの変形画像を切断する断面を設定する。そして、設定したそれぞれの断面の情報を、断面画像生成部110に送信する。
本ステップにおける、初期状態の処理と、ステップS13070からこの処理ステップに遷移した場合の処理は、実施形態1と同様であるので、説明を省略する。一方、ステップS13100からこの処理ステップに遷移した場合には、ステップS13090で指定した注目位置を含む、第2の三次元画像および第1の変形画像を切断する断面と、ステップS13100で算出した対応位置を含む、第1の三次元画像および第2の変形画像を切断する断面を、ステップS13070で設定された、断面の向きを直交断面に限定するか任意の断面も許容するかを表す情報に基づいて設定する。
ここで、対応位置が算出される第1の三次元画像の断面画像として任意の断面も許容されている場合には、第3の断面画像として、第2の三次元画像の断面画像に対応する第1の三次元画像の任意断面を、例えば特許文献2に記載の方法で算出する。そして、算出した任意断面画像を、第1の三次元画像を切断する断面として設定する。
一方、第1の三次元画像の断面画像が直交断面に限定されている場合には、アキシャル断面、サジタル断面、コロナル断面の三つの直交断面のうち、前述の任意断面に最も近い直交断面を選択して設定する。または、予め指定した何れか一つの直交断面を設定する。この予め指定された断面に関する情報は、画像処理装置1200が取得する情報に含まれていてもよいし、操作部が受け付けるユーザからの入力情報に含まれていてもよい。
さらに、第1の三次元画像の断面画像が直交断面に限定されている場合であって、第2の三次元画像の断面画像として任意の断面も許容されている場合には、第1の三次元画像の直交断面に対応する、第2の三次元画像の任意断面を改めて算出し、第2の三次元画像を切断する断面として改めて設定する。
ステップS13070において、断面設定部1208は、ユーザによる操作部1709を用いた操作に応じて、断面変更パラメータを設定し、設定した断面変更パラメータを断面画像生成部110に送信する。そして、ステップS13030へと処理を戻す。ステップS2070で説明した断面変更パラメータに加えて、実施形態3においては、第1の三次元画像の断面画像と第2の三次元画像の断面画像のそれぞれについて、断面の向きを直交断面に限定するか任意の断面も許容するかを表す情報も、断面変更パラメータとして設定する。
例えば、「t」キーの押下時には第1の三次元画像の断面画像を直交断面に限定し、「T」キーの押下時には第2の三次元画像の断面画像を直交断面に限定する。一方、「u」キーの押下時には第1の三次元画像の断面画像として任意断面も許容し、「U」キーの押下時には第2の三次元画像の断面画像として任意断面も許容する。ここで、一方の三次元画像の断面画像を直交断面に限定した場合には、自動的に他方の三次元画像の断面画像を直交断面に限定してもよい。同様に、一方の三次元画像の断面画像として任意断面を許容した場合には、自動的に他方の三次元画像の断面画像として任意断面を許容してもよい。なお、任意断面が他方の断面に対応する曲断面であるか、その曲断面を平面で近似した断面の画像であるか、曲断面の平面射影であるか、という情報も、断面変更パラメータとして設定してもよい。
以上説明したように、実施形態3では、第1の三次元画像の断面画像と第2の三次元画像の断面画像のそれぞれの向きについて、直交断面に限定するか任意の断面も許容するかを切り替える。これにより、ユーザは画像間の対比を、見比べやすい断面の向きで、容易に行うことができる。
[変形例]
実施形態3においては、直交断面に限定するか任意の断面も許容するかを切り替える例について説明したが、これに限らず、直交断面と任意の断面の両方を同時に表示してもよい。
[実施形態4]
実施形態4においては、第2の三次元画像の断面画像上で指定した注目位置に対応する第1の三次元画像上の対応位置を、ユーザによる操作の入力情報に基づいて補正して、変形情報を更新する例について説明する。以下、実施形態4に係る画像処理装置について、実施形態1とは異なる部分を中心に説明する。実施形態1と同様の部分については、詳しい説明を省略する。
図14は、実施形態4に係る画像処理装置1400の機能構成の一例を示す。実施形態4における画像処理システム14は、画像処理装置1400と、データサーバ1450と、ディスプレイ172とを有している。なお、図1と同じ部分については同じ番号、記号を付し、説明を省略する。
データサーバ1450は、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の変形情報として、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の複数の対応点の情報を保持している。変形情報取得部1404は、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の複数の対応点の情報
を、データサーバ1450から取得する。変形情報取得部1404はまた、第2の三次元画像の断面画像上で指定した注目位置と、ユーザによる操作の入力情報に基づいて補正した第1の三次元画像上の対応位置とで構成される対応点を、複数の対応点の情報に追加する。変形情報取得部1404はまた、複数の対応点の情報を用いて、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の変形情報を導出する。変形画像生成部1406は、取得した変形情報を用いて、第2の三次元画像に位置や形状が合うように第1の三次元画像を変形させて、第1の変形画像を生成する。変形画像生成部1406はまた、第1の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させて、第2の変形画像を生成する。
表示制御部1416は、第1の三次元画像、第2の三次元画像、第1の変形画像、および第2の変形画像の断面画像と、その他ユーザに情報を報知するための画面をディスプレイ172に表示する制御を行う。表示制御部1416はまた、全ての断面画像上に、データサーバ1450から取得した複数の対応点の位置を表す図形と、新たに追加した対応点の位置を表す図形を、異なる表示態様で表示する制御を行う。対応位置補正部1418は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、第2の三次元画像の断面画像上で指定された注目位置に対応する第1の三次元画像上の対応位置を補正する。
図15は、画像処理装置1400が実施する処理の一例を示すフローチャートである。画像処理装置1400は、対応位置の補正に基づいて変形情報を更新する。ここで、ステップS15000、S15110、S15030からS15040まで、およびS15060からS15100までの処理は、実施形態1におけるステップS2000、S2110、S2030からS2040まで、およびS2060からS2100までの処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS15010において、変形情報取得部1404は、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の複数の対応点の情報を、データサーバ1450から取得する。また、後述するステップS15107からこの処理ステップに遷移した場合には、第2の三次元画像の断面画像上で指定した注目位置と、ユーザによる操作の入力情報に基づいて補正した第1の三次元画像上の対応位置とで構成される対応点を、複数の対応点の情報に追加する。そして、変形情報取得部1404は、取得した複数の対応点の情報を用いて、第1の三次元画像と第2の三次元画像の間の変形情報を導出する。ここで、対応点から変形情報を導出する処理には、任意の公知の手法を利用できる。そして、導出した変形情報を変形画像生成部106に送信する。
ステップS15020において、変形画像生成部1406は、ステップS15010で取得した変形情報を用いて、第2の三次元画像に位置や形状が合うように第1の三次元画像を変形させて、第1の変形画像を生成する。この変形処理には任意の公知の手法を利用できる。そして、第2の三次元画像の各ボクセル位置から対応する第1の三次元画像上の位置への変位ベクトルで構成される変形場の情報を算出する。また、第1の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させるための逆変形情報を算出した上で、第1の三次元画像に位置や形状が合うように第2の三次元画像を変形させて、第2の変形画像を生成する。
ステップS15050において、表示制御部1416は、ステップS14040で生成されたそれぞれの断面画像をディスプレイ172に表示する制御を行う。図16に、ディスプレイ172に表示される被検体の第1の三次元画像の断面画像1601と、第2の三次元画像の断面画像1602と、第1の変形画像の断面画像1603と、第2の変形画像の断面画像1604の例を示す。実施形態4では、さらに、全ての断面画像上に、新たに追加した対応点の位置を表す図形(1611、1612、1613、1614)と、データサーバ1450から取得した複数の対応点の位置を表す図形(1621、1622、1
623、1624、および1631、1632、1633、1634)とを、異なる表示態様で表示する。
ステップS15105において、画像処理装置1400は、対応位置を補正するか否かの判定を行う。例えば、ユーザが不図示のマウスを操作して第1の三次元画像の断面画像上でクリックしたか否かを検出することによって、変更の有無を判定する。変更の入力を受けた場合には、ステップS15107へと処理を進める。一方、変更の入力を受けなかった場合には、ステップS15030へと処理を戻す。
ステップS15107において、対応位置補正部1418は、第2の三次元画像の断面画像上で指定された注目位置に対応する第1の三次元画像上の対応位置を、ユーザが不図示のマウスを操作して第1の三次元画像の断面画像上でクリックした位置に補正する。そして、対応位置補正部1418は、補正した対応位置を変形情報取得部1404および表示制御部1416に送信する。
以上説明したように、実施形態4では、第2の三次元画像の断面画像上で指定した注目位置に対応する第1の三次元画像上の対応位置を、ユーザによる操作の入力情報に基づいて補正して、変形情報を更新する。これにより、ユーザは画像間の位置合わせの妥当性を容易に把握し、必要に応じて補正できる。
[実施形態5]
実施形態5においては、第1の三次元画像と第2の三次元画像を並べて表示するための画像処理装置において、対応関係をより把握しやすくする例について説明する。具体的には、画像間の対応する既知点群の一つを注目点として指定した時に、注目点の位置(注目位置)を含む断面画像を第2の三次元画像から生成すると共に、注目点に対応する対応点の位置(対応位置)を含む断面画像を第1の三次元画像から生成する。以下、実施形態1とは異なる部分を中心に説明し、同様の部分については詳しい説明を省略する。
図18は、実施形態5に係る画像処理装置1800の機能構成の一例を示す図である。実施形態5における画像処理システム18は、画像処理装置1800と、データサーバ1850と、ディスプレイ172とを有している。なお、図1と同じ部分については同じ番号、記号を付し、説明を省略する。
データサーバ1850は、被検体の第1の三次元画像と第2の三次元画像を保持している。また、第1と第2の三次元画像中の対応する既知点群の三次元座標値を保持している。
対応点情報取得部1803は、第1と第2の三次元画像中の対応する既知点群の三次元座標値をデータサーバ1850から取得する。
断面設定部1808は、第2の三次元画像を切断する断面を、後述の注目位置に基づいて設定する。また、第1の三次元画像を切断する断面を、後述の対応位置に基づいて設定する。
断面画像生成部1810は、第1の三次元画像および第2の三次元画像から、設定された断面における断面画像を生成する。
注目位置取得部1812は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、第2の三次元画像の断面画像上の位置を指定する。ユーザは、図17に示す操作部1709を用いて、これらの操作入力を実行できる。そして、指定された位置と第2の三次元画像上の既知点群の位置とに基づいて、既知点群の中の一つを注目点として選択し、選択した注目点の位置を注目位置として取得する。
対応位置取得部1814は、第2の三次元画像上の注目点に対応する、第1の三次元画像上の対応点の位置(対応位置)を、既知点群の情報から取得する。
表示制御部1816は、第1の三次元画像および第2の三次元画像の断面画像と、その他ユーザに情報を報知するための画面とを、ディスプレイ172に表示する制御を行う。第1の三次元画像の断面画像は第1の断面画像、第2の三次元画像の断面画像は第2の断面画像と呼べる。その際に表示制御部1816は、表示画面上において、第2の三次元画像上の注目点の位置(注目位置)と、第1の三次元画像上の対応点の位置(対応位置)とが、同じ左右位置または上下位置に揃うようにする。そのために表示制御部1816は、対応点の表示位置を注目点の表示位置に合わせるなどの方法で、第1の三次元画像の断面画像の表示位置を調整する。その際、表示制御部は、表示部の画面における対応位置の調整後の位置が、注目位置の調整前の位置と、上下または左右の位置が揃うように、第2の断面画像の位置を調整して表示する。
図19は、画像処理装置1800が実施する処理の一例を示すフローチャートである。画像処理装置1800は、注目点を含む断面画像と対応点を含む断面画像を、表示画面上における注目点の位置(注目位置)と対応点の位置(対応位置)が揃うように表示する。ここで、ステップS19000、S19060、S19070、およびS19110の処理は、実施形態1におけるステップS2000、S2060、S2070、およびS2110の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS19005において、対応点情報取得部1803は、第1と第2の三次元画像中の対応する既知点群の三次元座標値をデータサーバ1850から取得する。そして、取得した対応点情報を注目位置取得部1812および対応位置取得部1814に送信する。
ステップS19030において、断面設定部1808は、ステップS19000で取得したそれぞれの三次元画像を切断する断面を設定する。後述するステップS19100からこの処理ステップに遷移した場合には、ステップS19090で取得した注目位置を通る、第2の三次元画像を切断する断面を設定する。すなわち、第2の三次元画像を切断する断面が注目位置を通らない場合に、当該断面を断面の垂線方向に平行移動させて、当該断面が注目位置を通るようにする。また、ステップS19100で取得した対応位置を通る、第1の三次元画像を切断する断面を設定する。なお、ステップS19020またはステップS19070からこの処理ステップに遷移した場合の処理は、ステップS2020またはステップS2070からステップS2030に遷移した場合の処理と同様であるので、説明を省略する。
ステップS19040において、断面画像生成部1810は、ステップS19000で取得したそれぞれの三次元画像から、ステップS19030で設定した断面を切り出した、それぞれの断面画像を生成する。そして、生成したそれぞれの断面画像を注目位置取得部1812および表示制御部1816に送信する。
ステップS19050において、表示制御部1816は、ステップS19040で生成されたそれぞれの断面画像をディスプレイ172に並べて表示する制御を行う。このとき、後段の処理において注目位置と対応位置が取得されている場合には、ディスプレイ172上における注目位置と対応位置が揃うように、ステップS19040で生成したそれぞれの断面画像の表示位置を調整する。
具体的には、まず、ディスプレイ172上における、第2の三次元画像の断面画像中の注目位置が、後述のステップS19090で算出される投影位置と同じになるように、第
2の三次元画像の断面画像を表示する。
次に、それぞれの断面画像を左右に並べて表示する場合には、第2の三次元画像中の注目位置と第1の三次元画像中の対応位置のディスプレイ172上における上下位置が揃うように、第1の三次元画像の断面画像を上下方向に平行移動させて表示する。
一方、それぞれの断面画像を上下に並べて表示する場合には、第2の三次元画像中の注目位置と第1の三次元画像中の対応位置のディスプレイ172上における左右位置が揃うように、第1の三次元画像の断面画像を左右方向に平行移動させて表示する。
なお、ディスプレイ172上にそれぞれの断面画像の表示領域が設定されている場合には、それぞれの表示領域座標系における注目点の座標と対応点の座標が一致するように、第1の三次元画像の断面画像を平行移動させて表示すればよい。
ステップS19080において、画像処理装置1800は、注目位置を指定するか否かの判定を行う。例えば、ユーザが不図示のマウスを操作して、第2の三次元画像中の既知点群のいずれか一つの点から所定の距離以内にマウスカーソルを位置させたか否かによって、変更の判定を入力する。変更の入力を受けた場合には、ステップS19090へと処理を進める。一方、変更の入力を受けなかった場合には、ステップS19110へと処理を進める。
ステップS19090において、注目位置算出部1812は、ユーザによる操作の入力情報に基づいて、第2の三次元画像の断面画像上の位置を指定し、指定された位置に基づいて注目位置を求めて、対応位置取得部1814および断面設定部1808に送信する。
本実施形態では、既知点から断面までの3次元距離が所定の距離以内の場合に、既知点から断面に下ろした垂線と断面との交点の位置(投影位置)に、既知点の位置を表す図形(例えば円)を表示する。そして、ユーザが図形の表示を参照しながら不図示のマウスのボタンをクリックして断面画像上の位置を指定した時に、指定された位置から所定の距離(ここでは3次元距離)以内にある第2の三次元画像上の既知点群の中の、最近傍にある一つの既知点を注目点として選択する。この選択された注目点の位置を注目位置とする。
なお、上述の所定の距離は、3次元距離に限らない。例えば、投影位置(既知点から断面に下ろした垂線と断面との交点の位置)から指定位置までの距離(断面上の2次元距離)であってもよい。
ステップS19100において、対応位置取得部1814は、ステップS18090で算出された注目位置に対応する、第1の三次元画像上の対応位置を取得し、取得した対応位置を断面設定部1808に送信する。具体的には、第2の三次元画像上の注目点に対応する、第1の三次元画像上の対応点の位置を、既知点群の情報から取得し、対応位置とする。
このように実施形態5では、対応する既知点群の一つを注目点として指定した時に、注目点の位置(注目位置)を含む断面画像を第2の三次元画像から生成すると共に、注目点に対応する対応点の位置(対応位置)を含む断面画像を第1の三次元画像から生成する。これにより、ユーザは二つの三次元画像の対応点を含む断面画像間の対比を容易に行うことができる。
なお、対応点は、位置合わせに用いるものに限られない。画像間に設定されたどのような対応点であってもよい。対応点をサーバから取得せず、ユーザが断面画像上で指定してもよい。
また、本実施形態では、第1の三次元画像と第2の三次元画像を並べて表示する場合を
例に説明したが、これに限らず、実施形態1と同様に、第1の変形画像と第2の変形画像を生成して、さらに並べて表示してもよい。ここで、それぞれの断面画像を図3に示すように並べて表示する場合には、以下の4つの条件を満たすように、第1の三次元画像の断面画像、第1の変形画像の断面画像(第1の変形断面画像)、および第2の変形画像の断面画像(第2の変形断面画像)を平行移動させて表示することが望ましい。
・第2の三次元画像中の注目位置と第2の変形画像中の対応位置のディスプレイ上における上下位置が揃う
・第1の変形画像中の注目位置と第1の三次元画像中の対応位置のディスプレイ上における上下位置が揃う
・第2の三次元画像中の注目位置と第1の変形画像中の対応位置のディスプレイ上における左右位置が揃う
・第1の変形画像中の注目位置と第2の三次元画像中の対応位置のディスプレイ上における左右位置が揃う
一方、それぞれの断面画像を図5に示すように並べて表示する場合には、以下の4つの条件を満たすように、第1の三次元画像の断面画像、第1の変形画像の断面画像、および第2の変形画像の断面画像を平行移動させて表示することが望ましい。
・第2の三次元画像中の注目位置と第2の変形画像中の対応位置のディスプレイ上における左右位置が揃う
・第1の変形画像中の注目位置と第1の三次元画像中の対応位置のディスプレイ上における左右位置が揃う
・第2の三次元画像中の注目位置と第1の変形画像中の対応位置のディスプレイ上における上下位置が揃う
・第1の変形画像中の注目位置と第2の三次元画像中の対応位置のディスプレイ上における上下位置が揃う
<その他の実施形態>
記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータ(又はCPU、MPU等のデバイス)によっても、本発明を実施できる。また、例えば、記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータによって実行されるステップからなる方法によっても、本発明を実施できる。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。この目的のために、上記プログラムは、例えば、ネットワークを通じて、又は、上記記憶装置となり得る様々なタイプの記録媒体(つまり、非一時的にデータを保持するコンピュータ読取可能な記録媒体)から、上記コンピュータに提供される。したがって、上記コンピュータ(CPU、MPU等のデバイスを含む)、上記方法、上記プログラム(プログラムコード、プログラムプロダクトを含む)、上記プログラムを非一時的に保持するコンピュータ読取可能な記録媒体は、いずれも本発明の範疇に含まれる。
上述の各実施形態における情報処理装置は、単体の装置として実現してもよいし、複数の装置を互いに通信可能に組合せて上述の処理を実行する形態としてもよく、何れも本発明の実施形態に含まれる。共通のサーバ装置あるいはサーバ群で、上述の処理を実行することとしてもよい。情報処理装置および情報処理システムを構成する複数の装置は所定の通信レートで通信可能であればよく、また同一の施設内あるいは同一の国に存在することを要しない。
本発明の実施形態には、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムのコードを読みだして実行するという形態を含む。
したがって、実施形態に係る処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の実施形態の一つである。また、コンピュータが読みだしたプログラムに含まれる指示に基づき、コンピュータで稼働しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
上述の実施形態を適宜組み合わせた形態も、本発明の実施形態に含まれる。
100:画像処理装置、102:三次元画像取得部、104:変形情報取得部、106:変形画像生成部、116:表示制御部

Claims (19)

  1. 被検体に撮像を行って得られた第1の画像と、前記被検体に前記第1の画像が得られた撮像とは異なる撮像を行って得られた第2の画像とを取得する画像取得部と、
    前記第1の画像と前記第2の画像における前記被検体の変形情報を取得する変形情報取得部と、
    前記第1の画像を前記第2の画像に合わせて変形させた第1の変形画像、および、前記第2の画像を前記第1の画像に合わせて変形させた第2の変形画像を、前記変形情報に基づいて生成する変形画像生成部と、
    前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像の表示部への表示を制御する表示制御部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の変形画像に基づく画像は、前記第1の変形画像自体、または、前記第2の画像に前記第1の変形画像を重畳した画像、または、前記第2の画像と前記第1の変形画像の差分画像であり、
    前記第2の変形画像に基づく画像は、前記第2の変形画像自体、または、前記第1の画像に前記第2の変形画像を重畳した画像、または、前記第1の画像と前記第2の変形画像の差分画像である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像を前記表示部に同時に、または、所定の枚数ずつ切り替えて表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記変形情報は、前記第1の画像と前記第2の画像における前記被検体の形状の対応を示す
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記変形情報は、前記第2の画像における前記被検体の単位領域に対応する、前記第1の画像における前記被検体の位置を表す変位ベクトルで構成される、変形場の情報であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記変形画像生成部は、前記変形情報に基づいて、前記第1の画像における前記被検体を前記第2の画像における前記被検体の形状に合わせて変形させて第1の変形画像を生成し、前記第2の画像における前記被検体を前記第1の画像における前記被検体の形状に合わせて変形させて第2の変形画像を生成する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記表示部において、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像を、2×2のタイル状に配置する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示制御部は、前記表示部において、前記第1の画像および前記第2の画像を対角線上に配置する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の画像および前記第2の画像は三次元画像であり、
    前記表示制御部は、前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像において、対応する断面の断面画像を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記表示制御部は、前記被検体における前記断面画像の向きと、前記変形情報と、の少なくともいずれかに応じて、前記表示部における前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像を配置する位置を制御する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. ユーザからの入力を受ける操作部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理装置。
  12. 前記変形画像生成部は、前記操作部から入力された情報に基づいて前記断面画像の位置を変更する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記変形画像生成部は、前記操作部から入力された情報に基づいて、前記第1の画像における注目位置と、前記第2の画像における前記注目位置への対応位置を取得し、前記注目位置と前記対応位置の情報を用いて前記第1の変形画像および前記第2の変形画像を生成する
    ことを特徴とする請求項11または12に記載の画像処理装置。
  14. 前記表示制御部は、前記注目位置を示す情報を前記第1の画像および前記第2の変形画像に基づく画像に重ねて表示し、前記対応位置を示す情報を前記第2の画像および前記第1の変形画像に基づく画像に重ねて表示する
    ことを特徴とする、請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記表示制御部は、前記操作部から入力された情報に基づいて、前記表示部に同時に表示される画像の枚数および組み合わせが異なる複数の表示モードを切り替える
    ことを特徴とする請求項9ないし14のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  16. 前記第1の画像と前記第2の画像は、モダリティまたは撮像時期の少なくともいずれかが異なる
    ことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  17. 被検体に撮像を行って得られた第1の画像と、前記被検体に前記第1の画像が得られた撮像とは異なる撮像を行って得られた第2の画像とを取得するステップと、
    前記第1の画像と前記第2の画像における前記被検体の変形情報を取得するステップと、
    前記第1の画像を前記第2の画像に合わせて変形させた第1の変形画像、および、前記第2の画像を前記第1の画像に合わせて変形させた第2の変形画像を、前記変形情報に基づいて生成するステップと、
    前記第1の画像、前記第2の画像、前記第1の変形画像に基づく画像、および、前記第2の変形画像に基づく画像の表示を制御するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  18. 被検体にそれぞれ異なる撮像を行って得られた複数の画像を取得する画像取得部と、
    前記複数の画像間における前記被検体の変形情報を取得する変形情報取得部と、
    前記複数の画像のそれぞれを他の画像に合わせて変形させた複数の変形画像を、前記変形情報に基づいて生成する変形画像生成部と、
    前記複数の画像、および、前記複数の変形画像に基づく画像の表示部への表示を制御する表示制御部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  19. 前記表示制御部は、前記表示部において、i番目の画像をタイル状配置の対角位置(i,i)に表示し、i番目の画像をj番目の画像に合わせて変形させた変形画像に基づく画像をタイル状配置の位置(i,j)に表示する
    ことを特徴とする請求項18に記載の画像処理装置。
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