JP2018011031A - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素信号を処理する信号処理チップからのホットキャリアによる発光の悪影響を抑制する撮像素子及び撮像装置を提供する。【解決手段】撮像素子100は、入射光を変換して画素信号を出力する複数の画素を含む撮像チップ113と、画素信号を処理する信号処理チップ111とを備える。撮像チップ113と信号処理チップ111とは、その間に屈折率が異なる境界面を設けるように積層されており、撮像チップ113側の層の屈折率が信号処理チップ111側の層の屈折率より低くなるように境界面を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子及び撮像装置に関する。
トランジスタからのホットキャリアによる発光の悪影響を抑制する固体撮像装置が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された固体撮像装置は、遮光膜として金属配線層を用いているので、配線層に無駄が生じ、コストが高くなる問題がある。
特開2012−164870号公報
本発明の第1の態様においては、入射光を変換して画素信号を出力する複数の画素を含む撮像部と、前記画素信号を処理する処理部とを備え、前記撮像部と前記処理部とは、その間に屈折率が異なる境界面を設けるように積層されており、前記撮像部側の層の屈折率が前記処理部側の層の屈折率より低くなるように前記境界面を構成する。
本実施形態の裏面照射型の撮像素子の断面図である。 第1の実施形態の裏面照射型の撮像素子の断面図である。 第1の実施形態の境界面で全反射が生じる条件を示す図である。 第2の実施形態の裏面照射型の撮像素子の断面図である。 第2の実施形態における光の進行方向の変化を示す図である。 第3の実施形態の裏面照射型の撮像素子の断面図である。 第4の実施形態の表面照射型の撮像素子の断面図である。 第4の実施形態における光の進行方向の変化を示す図である。 本実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態の裏面照射型の撮像素子100の断面図である。撮像素子100は、入射光に対応した画素信号を出力する撮像チップ113と、該画素信号を処理する信号処理チップ111と、処理された画素信号を記憶するメモリチップ112とを有する。これら撮像チップ113、信号処理チップ111及びメモリチップ112は積層されており、Cu等の導電性を有するバンプ109により互いに電気的に接続される。
なお、図示するように、入射光は主に白抜き矢印で示すZ軸プラス方向へ向かって入射する。本実施形態においては、撮像チップ113において、入射光が入射する側の面を裏面と称する。また、座標軸に示すように、Z軸に直交する紙面右方向をX軸プラス方向、Z軸及びX軸に直交する紙面手前方向をY軸プラス方向とする。
撮像チップ113の一例は、裏面照射型のMOSイメージセンサである。PD層106は、配線層108の裏面側に配置されている。PD層106は、二次元的に配置された複数のPD(フォトダイオード)104、及び、PD104に対応して設けられたトランジスタ105を有する。
PD層106における入射光の入射側にはパッシベーション膜103を介してカラーフィルタ102が設けられる。カラーフィルタ102は、互いに異なる波長領域を透過する複数の種類を有しており、PD104のそれぞれに対応して特定の配列を有している。カラーフィルタ102、PD104及びトランジスタ105の組が一つの画素を形成する。
カラーフィルタ102における入射光の入射側には、それぞれの画素に対応して、マイクロレンズ101が設けられる。マイクロレンズ101は、対応するPD104へ入射光を集光する。
配線層108は、PD層106からの画素信号を信号処理チップ111に伝送する配線107を有する。配線107は多層でもよく、また、受動素子及び/又は能動素子が設けられてもよい。
配線層108の表面には複数のバンプ109が配置される。当該複数のバンプ109が信号処理チップ111の対向する面に設けられた複数のバンプ109と位置合わせされて、撮像チップ113と信号処理チップ111とが加圧等されることにより、位置合わせされたバンプ109同士が接合されて、電気的に接続される。
同様に、信号処理チップ111及びメモリチップ112の互いに対向する面には、複数のバンプ109が配置される。これらのバンプ109が互いに位置合わせされて、信号処理チップ111とメモリチップ112とが加圧等されることにより、位置合わせされたバンプ109同士が接合されて、電気的に接続される。
なお、バンプ109間の接合には、固相拡散によるCuバンプ接合に限らず、はんだ溶融によるマイクロバンプ結合を採用してもよい。また、バンプ109は、例えば後述する一つの出力配線に対して一つ程度設ければよい。したがって、バンプ109の大きさは、PD104のピッチよりも大きくてもよい。また、画素が配列された画素領域以外の周辺領域において、画素領域に対応するバンプ109よりも大きなバンプを併せて設けてもよい。
信号処理チップ111は、表裏面にそれぞれ設けられた回路を互いに接続するTSV(シリコン貫通電極)110を有する。TSV110は、周辺領域に設けられることが好ましい。また、TSV110は、撮像チップ113の周辺領域、メモリチップ112にも設けられてよい。
信号処理チップ111には、複数のトランジスタ151が設けられており、該トランジスタ151には、定常的にアクティブ電流が流れ、電界が大きい場所があるため、ホットキャリアが生じることがある。特に、AD変換回路は、高密度でトランジスタ151が配置されているので、電位差が大きい場所が部分的に生じ、ホットキャリアが生じやすい。ホットキャリアが消滅する際、電子のエネルギー準位を遷移させ、光が発生する。このため、本実施形態では、層の境界面の加工によって、信号処理チップ111から撮像チップ113への光の進行を抑制する。
図2は、第1の実施形態の裏面照射型の撮像素子100の断面図であって、第1の実施形態の特徴を示す。
第1の実施形態の撮像素子100には、撮像チップ113と信号処理チップ111との間に、信号処理チップ111と隣接して中間層120を設ける。中間層120の屈折率(na)は、信号処理チップ111のうち中間層120と接する層111Aの屈折率(nb)より小さくなるように、中間層120及び層111Aの材質を選択する。
なお、信号処理チップ111のうち、中間層120と隣接する所定の厚さの部分に屈折率が大きい材質の層111Aを設けてもよく、信号処理チップ111の全体を屈折率が大きい材質で構成してもよい。層111Aは窒化シリコンで構成してもよい。
本実施形態では、信号処理チップ111のトランジスタ151に発生したホットキャリアが消滅する際に発生した光を、層の境界面での全反射条件を利用して、信号処理チップ111から撮像チップ113への進行を抑制する。
ここで、図3を参照して、境界面301で全反射が生じる条件を説明する。光が物質の境界面を進むとき、一部の光は反射し、一部が通過する。そして、ある条件下では全ての光が反射する。すなわち、屈折率が大きい物質(屈折率がn3)から小さい物質(屈折率がn2)へ光が進むとき、屈折角が90°になる入射角(臨界角)があり、入射角が臨界角より大きくなると全ての光が反射する全反射となる。例えば、全反射となる角度θの条件はsinθ=n2/n3で表される。一方、入射角が臨界角より小さければ一部の光が境界面を通過する。
図2に戻って具体的に説明すると、信号処理チップ111(屈折率がnb)から中間層120(屈折率がna)へ入射する光が全反射となる角度αの条件はsinα=na/nbで与えられる。このため、中間層120への光の入射角がαより小さければ、信号処理チップ111から出射する光は境界面の透過領域152を通過し、中間層120へ入射する。一方、中間層120への光の入射角がαより大きければ、信号処理チップ111から中間層120へ向かう光は境界面で反射し撮像チップ113に至らない。このため、αが小さくなる、すなわち、naが小さくnbが大きい材質を選択すると、信号処理チップ111から中間層120へ光が通過する透過領域152が小さくなる。例えば、信号処理チップ111の層111Aを窒化珪素(屈折率が2.0)で形成し、中間層120を酸化珪素(屈折率が1.46)で形成するとよい。このとき、全反射条件のαは46.8°になる。また、信号処理チップ111の層111Aを窒化珪素(屈折率が2.0)で形成し、中間層120を空気層(屈折率が1.0)で形成してもよい。このとき、全反射条件のαは30°になる。
また、第1の実施形態では、中間層120を厚くし、信号処理チップ111と撮像チップ113との距離を離すとよい。また、中間層120に光の吸収が大きい材料を使用するとよい。これによって、信号処理チップ111内で発生した光を減衰させ、撮像チップ113のPD104に到達する光の量を低減できる。
なお、中間層120の屈折率(na)、層111Aの屈折率(nb)、層111Bの屈折率(nc)の関係は、na<nbかつnc<nbであることが望ましい。
以上に説明したように、第1の実施形態では、信号処理チップ111と中間層120との境界面で全反射を生じる領域を大きくし、信号処理チップ111から中間層120へ入射する光の量を抑制できる。
図4は、第2の実施形態の裏面照射型の撮像素子100の断面図である。
第2の実施形態において、前述した実施形態と同じ構成には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。また、図1に示す裏面照射型の撮像素子100の基本構成は、第2の実施形態でも同じである。
第2の実施形態では、信号処理チップ111の撮像チップ113側の面に深さ方向の断面が円弧状の凹部153を設け、透過領域152を小さくする。凹部153によって信号処理チップ111と撮像チップ113との境界面が信号処理チップ111側に凹んでいるので、トランジスタ151から凹部153へ入社する光は、当該境界面への入射角が大きくなる。このため、全反射する範囲が広がり、透過領域152が小さくなる。
凹部153は、トランジスタ151の近傍(すなわち、トランジスタ151から発せられる光が短距離で到達する場所)に設けるとよい。凹部153とトランジスタ151とは1対1で設けても、1対多で設けてもよい。すなわち、一つの凹部153の下に複数のトランジスタ151を設けてもよい。
凹部153は、等方性エッチングで信号処理チップ111の表面を凹ませて形成できる。
ここで、図5を参照して、凹部による光の進行方向の変化を説明する。平坦な境界面301に入射角θ1で入射した光は、境界面301上に設けられた凹部302の曲面に当たって反射し、水平に近い方向に進行する。そして、反対面303に到達したときの入射角はθ2となる。図から分かるように、θ2はθ1より大きい。このため、物質内を進行する光は、2回目の反射において全反射しやすくなり、当該物質の外部へ到達しにくくなる。
図4に戻って具体的に説明すると、第2の実施形態の撮像素子100には、撮像チップ113と信号処理チップ111との間に、信号処理チップ111と隣接して中間層120を設けられている。すなわち、中間層120が信号処理チップ111の凹部153に陥入する。中間層120の屈折率(na)は、信号処理チップ111のうち中間層120と接する層の屈折率(nb)より小さくなるように、中間層120の材質を選択する。例えば、第1の実施形態で前述したように、中間層120を空気層(屈折率が1.0)、層111Aをシリコン層(屈折率が3.4)や窒化珪素(屈折率が2.0)で形成するとよい。また、例えば、中間層120を窒化珪素(屈折率が2.0)、層111Aをシリコン層(屈折率が3.4)で形成するとよい。
なお、信号処理チップ111のうち、中間層120と隣接する所定の厚さの部分に屈折率nbが大きい材質の層111Aを設けてもよい。
以上に説明したように、第2の実施形態では、信号処理チップ111の撮像チップ113側の表面に円弧状の凹部153を設けたので、信号処理チップ111と撮像チップ113との境界面を光が通過する透過領域152を小さくでき、信号処理チップ111から撮像チップ113へ入射する光の量を低減できる。
また、2回目の反射においては入射角が大きくなるので、信号処理チップ111から光が出射し難くなり、信号処理チップ111から撮像チップ113へ入射する光の量を低減できる。
図6は、第3の実施形態の裏面照射型の撮像素子100の断面図である。
第3の実施形態において、前述した実施形態と同じ構成には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。また、図1に示す裏面照射型の撮像素子100の基本構成は、第3の実施形態でも同じである。
第3の実施形態では、信号処理チップ111と撮像チップ113との間に光吸収層154を設け、信号処理チップ111から撮像チップ113へ入射する光の量を低減する。光吸収層154は、赤外線の透過率が低い樹脂材料を用いるとよい。
図6に示した例では、撮像チップ113と信号処理チップ111との間に中間層120を設け、該中間層120の両側に光吸収層154を設けたが、該中間層120の片側に光吸収層154を設けてもよい。また、中間層120を設けず、信号処理チップ111と撮像チップ113との間に光吸収層154を設けてもよい。
以上に説明したように、第3の実施形態では、信号処理チップ111と撮像チップ113との間に光吸収層154を設けたので、信号処理チップ111から撮像チップ113へ入射する光の量を低減できる。
次に、表面照射型のCMOSセンサの実施形態を説明する。
図7は、第4の実施形態の表面照射型の撮像素子200の断面図である。
第4の実施形態では、信号処理チップ211において、撮像チップ213の反対側の面に凹凸255を設け、トランジスタ251から出射された光を、図において左方向への進行を抑制し、左方に配置されたPD204に到達する光の量を低減する。
すなわち、図7において、凹凸255は、右側の境界面255Aが緩傾斜で左側の境界面255Bが急傾斜となる凹が連続して構成される。また、PD204は、図7において右側(緩斜面側)に設けられる。また、信号処理チップ211のトランジスタ251は、図7において左側(急斜面側)に設けられる。
換言すると、凹凸255は、鋸歯状に形成されており、フレネルレンズの表面のような形状に形成される。凹凸255は筋状に設けられるが、直線状に形成されても、曲線状に形成されてもよい。
凹凸255は、信号処理チップ111の表面を所望の凹凸形状に研磨して部分的に薄くすることによって形成できる。
ここで、図8を参照して、凹凸による光の進行方向の変化を説明する。凹凸の傾斜面304に入射角θ1で入射した光は反射し、物質内を進行する。そして、反対側の面に到達したときの入射角はθ2となる。図から分かるように、θ2はθ1より小さい。このため、物質内を進行する光は、2回目の反射において当該物質の外部へ出射し易くなり、3回目以後の反射を抑制できる。
図7に戻って具体的に説明すると、トランジスタ251から信号処理チップ211内を撮像チップ213に向かう光は、信号処理チップ211の凹凸255の緩斜面255Aで反射し、進行方向が変わる。このとき、凹凸255の左右の傾斜の違いによって、信号処理チップ211内をPD204の方向に向かう光の進行方向は、境界面を通過しやすい方向(すなわち、図中で垂直に近い方向)になる。一方、信号処理チップ211内をPD204と逆方向に向かう光の進行方向は、全反射しやすい方向(すなわち、図中で水平に近い方向)になる。すなわち、信号処理チップ211内をPD204の方向に向かう光の信号処理チップ211の境界面における入射角は小さくなり、被写体側に光を通過しやすくなる。このため、トランジスタ251からPD104へ入射する光の量を低減できる。
第4の実施形態において、信号処理チップ111の凹凸255を設けた面側(層211B)の屈折率ncより、中間層220の屈折率ndを小さくするとよい。このように、境界面において、信号処理チップ111と中間層220との屈折率を変えることによって、トランジスタ151から出射した光がメモリチップ112側に通過しやすくなり、撮像チップ113側に到達しにくくなる。
凹凸255には、さらに光吸収層(図示省略)を設けてもよい。
以上に説明したように、第4の実施形態では、撮像チップ113の反対側の面に凹凸255を設け、該凹凸255は一方の面が緩傾斜255Aで他方の面が急傾斜255Bとなる凹部が連続して構成されているので、トランジスタ151から出射した光の進行方向を制御して、特定の方向(PD104の方向)に到達する光の量を低減できる。例えば、PD104が配置された領域と、信号処理チップ111のトランジスタ151が配置された周辺領域とが重ならないように、撮像素子100が形成されている場合、PD104が配置された側を緩傾斜255Aに形成した凹部が連続して設けられることによって、当該フォトダイオードが配置されている方向に光を進行させないことができる。表面照射型のCMOSセンサでは、中央部にフォトダイオード、周辺部に信号処理回路が設けられているので、信号処理回路が配置されている領域からフォトダイオードが配置されている方向に進行する光を抑制できる。
なお、図示を省略するが、第4の実施形態を裏面照射型の撮像素子に適用してもよい。すなわち、裏面照射型撮像素子100の信号処理チップ111の撮像チップ113と反対側の面に凹凸255を設けることによって、信号処理チップ111内の光の進行方向を制御できる。そして、特定の方向においては、信号処理チップ111内で発生した光を信号処理チップ111外へ導出して、撮像チップ113へ到達する光の量を抑制できる。
このとき、第1のから第3の任意の実施形態と第4の実施形態の凹凸255を組み合わせることができる。
次に、前述した撮像素子を用いた撮像装置の実施形態を説明する。
図9は、本実施形態の撮像装置500の構成を示すブロック図である。
撮像装置500は、撮影光学系としての撮影レンズ520を有し、撮影レンズ520は、光軸OAに沿って入射する被写体光束を撮像素子100へ導く。撮影レンズ520は、撮像装置500に対して着脱できる交換式レンズでもよい。撮像装置500は、撮像素子100、システム制御部501、駆動部502、測光部503、ワークメモリ504、記録部505、及び表示部506を主に備える。
撮影レンズ520は、複数の光学レンズ群から構成され、被写体光束を焦点面近傍に結像させる。駆動部502は、システム制御部501からの指示に従って撮像素子100のタイミング制御、領域制御等の制御を実行し、撮像素子100から画素信号を出力させる機能を有する制御回路である。駆動部502は、撮像素子100と組み合わされて撮像ユニットを形成する。駆動部502を形成する制御回路は、チップ化されて、撮像素子100に積層されてもよい。
撮像素子100は、画素信号をシステム制御部501の画像処理部511へ転送する。画像処理部511は、ワークメモリ504をワークスペースとして種々の画像処理を施し、画像データを生成する。例えば、JPEGファイル形式の画像データを生成する場合は、ホワイトバランス処理、ガンマ処理等を施した後に圧縮処理を実行する。生成された画像データは、記録部505に記録され、表示部506に表示される。
測光部503は、画像データを生成する一連の撮影シーケンスに先立ち、シーンの輝度分布を検出する。測光部503は、例えば100万画素程度のAEセンサを含んでもよい。システム制御部501の演算部512は、測光部503の出力を受けてシーンの領域ごとの輝度を算出する。演算部512は、算出した輝度分布に従ってシャッタ速度、絞り値、ISO感度を決定する。なお、前記AEセンサに用いられる画素を撮像素子100内に設けてもよく、この場合には当該撮像素子100と別の測光部503を設けなくてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100、200 撮像素子、101 マイクロレンズ、102 カラーフィルタ、103 パッシベーション膜、105 トランジスタ、106 PD層、107 配線、108 配線層、109 バンプ、111、211 信号処理チップ、112 メモリチップ、113、213 撮像チップ、120、220 中間層、151、251 トランジスタ、152 透過領域、153 凹部、154 光吸収層、255 凹凸

Claims (4)

  1. 入射光を変換して画素信号を出力する複数の画素を含む撮像部と、
    前記画素信号を処理する処理部とを備え、
    前記撮像部と前記処理部とは、その間に屈折率が異なる境界面を設けるように積層されており、
    前記撮像部側の層の屈折率が前記処理部側の層の屈折率より低くなるように前記境界面を構成する撮像素子。
  2. 前記処理部側に突出し、断面が円弧状の凹部を前記境界面に有する請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記撮像部において画素が配置された第1領域と、前記処理部において前記画素信号を処理するトランジスタが配置された第2領域とが重ならないように、前記撮像部と前記処理部とが積層されており、
    曲線又は直線の筋状の凹部を前記境界面に有し、
    前記凹部は、前記第1領域側が緩傾斜で他の側が急傾斜に形成され、連続して複数設けられる請求項1に記載の撮像素子。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の撮像素子を用いた撮像装置。
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