JP2018009559A - 排水ポンプ - Google Patents

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Shogo Hamada
正吾 濱田
直樹 日下
Naoki Kusaka
直樹 日下
沙祈子 冨田
Sakiko Tomita
沙祈子 冨田
横田 健久
Takehisa Yokota
健久 横田
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Abstract

【課題】空気調和機用の排水ポンプにおいて、継手管20の組み付け作業を容易にするとともに、継手管20の取り外しや取り替え等を可能にする。
【解決手段】水平管10をポンプ室ケース100と一体に形成し、継手管20を、ポンプ室ケース100及び水平管10とは別部品で形成する。機械式係合手段1により、継手管20を水平管10に固定する。機械式係合手段1を、鍔部11、第1切り溝12、筺状凹部13、ブロック部14、第2切り溝15、C型止め輪16で構成する。水平管10の円環部10bにOリング30を嵌め込む。継手管20のブロック部14を、水平管10の筺状凹部13に嵌合する。水平管10の鍔部11の第1切り溝12と、継手管20のブロック部14の第2切り溝15とにC型止め輪16を嵌め込む。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば空気調和機の室内ユニットのドレンパンに溜まったドレン水(結露水)を排水するための排水ポンプに関する。
従来、空気調和機用排水ポンプとして、例えば特開2016−27249号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
特許文献1の排水ポンプは、ポンプ部の上にモータ部が配置され、ポンプ部のポンプ室ケース内にモータ部によって回転するインペラが配設されている。また、ポンプ室ケースは薄型ロート状の形状で、その下端にはドレンパン内に配置される吸込み口が形成されるとともに、ポンプ室ケースの外周には吐出し口が形成されている。そして、インペラの回転により、吸込み口からドレンパンの水を吸引し、吸引した水を吐出し口から外部に排水するものである。また、一般に吐出し口には排出管(ホース)が接続され、排出管により空気調和機から離れた位置に排水するようにしている。
特開2016−27249号公報
空気調和機の室内ユニットにおいて、ドレンパンの水を離れた場所に排水するために、排水ポンプの吐出し口に接続した排出管を排水ポンプよりも上方に引き回しをする必要がある。このため、特許文献1のものは、ポンプ室ケースと一体の水平管とこの水平管に対して上方に垂直に延びる継手管とを備えている。
しかしながら、特許文献1のものは水平管に対して継手管を超音波溶着により固定している。このため、水平管から継手管を容易に外すことができず、例えば排水ポンプのメンテナンスや、継手管の別機種への取り替え等を行うことができない。また、特許文献1のように超音波溶着により固定する場合には、超音波溶着時にホーンを押し当てる必要があるため、継手管の形状に制限がある。また、特許文献1の超音波溶着では、水平管と継手管との接合部分が確実に封止されているかを確認する必要があり、製造工程の管理に手間を要する。
本発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたものであり、継手管の組み付け作業を容易にするとともに、継手管の取り外しや取り替え等が可能な排水ポンプを提供することを課題とする。
請求項1の排水ポンプは、下端部に円筒状の吸込み管部を有するとともに、側面に吐出管部を有するポンプ室ケースと、前記ポンプ室ケース内に回動可能に配設されたインペラとを備え、前記インペラを回転させて前記吸込み管部から流体を吸い込んで前記吐出管部から流体を吐出するようにした排水ポンプであって、前記吐出管部が、前記ポンプ室ケースと一体に形成されて前記ポンプ室ケース内に連通する水平管と、前記水平管とは別部品の継手管とで構成され、前記水平管と前記継手管との接合部分にシール部材が配設されるとともに、前記水平管と前記継手管とが、前記接合部分の外周に設けられた機械式係合手段により相互に固定されていることを特徴とする。
請求項2の排水ポンプは、請求項1に記載の排水ポンプであって、前記水平管と前記継手管との前記水平管の軸線回りの相対的な回転を阻止する回転止め機構を備えたことを特徴とする。
請求項3の排水ポンプは、請求項1または2に記載の排水ポンプであって、前記継手管が、前記軸線と交差する方向から前記水平管に連通することを特徴とする。
請求項4の排水ポンプは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプであって、前記機械式係合手段は、前記水平管と前記継手管との一方に前記軸線周りに形成された鍔部と、前記水平管と前記継手管との他方に前記軸線周りに形成されたホゾ部と、前記鍔部に形成されて前記ホゾ部が嵌合される凹部と、前記鍔部及び前記ホゾ部に前記軸線回りの同一円周上に外周から窪んで形成された第1及び第2切り溝と、前記第1及び第2切り溝が同一円周上になるように前記凹部内に前記ホゾ部が嵌合された状態で前記第1及び第2切り溝内に嵌合された止め部材と、により構成されていることを特徴とする。
請求項5の排水ポンプは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプであって、前記機械式係合手段が、前記水平管と前記継手管との一方に設けられた係止爪と、前記水平管と前記継手管との他方に設けられ前記係止爪に係止される鍔部と、から構成されていることを特徴とする。
請求項6の排水ポンプは、請求項2に記載の排水ポンプであって、前記機械式係合手段が、前記水平管と前記継手管との一方に設けられた係止爪と、前記水平管と前記継手管との他方に設けられ前記係止爪に係止される鍔部と、から構成され、前記回転止め機構が、前記水平管と前記継手管との他方に設けられたリブと、前記係止爪とから構成され、前記係止爪と前記リブとが前記軸線回りの周上で当接されて、前記係止爪と前記リブとが前記周上での移動を相互に規制していることを特徴とする。
請求項7の排水ポンプは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプであって、前記機械式係合手段は、前記水平管と前記継手管に形成された鍔部と、前記水平管の前記鍔部と前記継手管の前記鍔部とを重ねた状態で、当該両鍔部を前記軸線方向から挟み付ける止め部材と、により構成されていることを特徴とする。
請求項8の排水ポンプは、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプであって、前記機械式係合手段はネジであることを特徴とする。
請求項1乃至8の排水ポンプによれば、水平管と継手管とが機械式係合手段により固定されているので、継手管の組み付け作業も容易で、継手管の取り外しや取り替え等が可能となる。
請求項2の排水ポンプによれば、上記の効果に加えて、回転止め機構により、継手管の向きの位置決めを容易に行うことができ、また、使用中に継手管が回転したり、継手管が水平管から抜けるように動くのを防止できる。
請求項3の排水ポンプによれば、上記の効果に加えて、排出管(ホース等)を接続する継手管が水平方向に向いた水平管から異なる方向に向けられているので、当該排水ポンプの周囲での排出管の曲がり等を低減でき、室内熱交換器が設けられた室内ユニットの内部での省スペース化を図れる。
本発明の第1実施形態の排水ポンプの外観側面図である。 第1実施形態の排水ポンプの水平管及び継手管の断面図である。 第1実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図である。 第1実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。 本発明の第2実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図である。 第2実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。 本発明の第3実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図である。 第3実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。 本発明の第4実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図である。 第4実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。 実施形態の第1変形例の排水ポンプの要部斜視図である。 実施形態の第2変形例の排水ポンプの要部斜視図である。
次に、本発明の排水ポンプの実施形態を図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態の排水ポンプの外観側面図、図2は第1実施形態の排水ポンプの水平管及び継手管の断面図、図3は第1実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図、図4は第1実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。なお、以下の説明における「上下」の概念は図1及び図2の図面における上下に対応する。
図1に示すように、この実施形態の排水ポンプは、樹脂製で薄型円筒状のポンプ室ケース100と、樹脂製で円筒形状の蓋ケース200と、樹脂製のモータケース300とを有している。ポンプ室ケース100は、例えば空気調和機の室内熱交換器に設けられたドレンパンに配置される吸込み管部(吸込み口)110と、排出管(ホース等)が接続される吐出管部(吐出し口)120とを有している。なお、ポンプ室ケース100は外周の嵌合部101を蓋ケース200の下端部にスナップフィットすることによりポンプ室ケース100と蓋ケース200が取り付け固定されている。
ポンプ室ケース100内には、インペラ130が配設されており、モータケース300内にはDCブラシレスモータ等のモータ310が内蔵されている。モータ310の駆動軸311は蓋ケース200内を通してポンプ室ケース100内に延設され、この駆動軸311にインペラ130が固定されている。そして、モータ310によりインペラ130が回転することにより、ドレンパンの水が吸込み管部110から上昇し、ポンプ室ケース100内の水が回転し、その遠心力により水が吐出管部120から吐出される。
吐出管部120は、ポンプ室ケース100内に連通して軸線L1を水平方向とした水平管10と、軸線L2方向を鉛直方向とした継手管20とで構成されている。すなわち、継手管20の軸線L2方向は水平管10の軸線L1と交差(この場合は90°で交差)する方向である。継手管20には例えば排出管(ホース等)が接続される。また、吐出管部120は、「シール部材」としてのOリング30(図2及び図3参照)と、水平管10と継手管20とを固定する機械式係合手段1を備えている。
ポンプ室ケース100と水平管10とは樹脂成形部品として一体に形成されている。水平管10はポンプ室ケース100内に連通する通路10aを有し、この通路10aは軸線L1を回転中心とする形状であり、円筒形状の円環部10bに形成されている。継手管20は樹脂成形部品としてポンプ室ケース100及び水平管10とは別部品で形成されている。図2に示すように、この継手管20は水平管10の円環部10bに嵌合する嵌合孔20aと、この嵌合孔20aの開口部の周囲に形成された円環状の段溝20bと、嵌合孔20bに連通して上方に開口する排出通路20cとを有している。
機械式係合手段1は、鍔部11と、第1切り溝12と、筺状凹部13と、ブロック部14と、第2切り溝15と、C型止め輪16とで構成されている。C型止め輪16は「切り溝12,15内に嵌合された止め部材」の一例である。また、筺状凹部13は「凹部」の一例であり、ブロック部14は「ホゾ部」の一例である。
鍔部11は、水平管10の円環部10bのポンプケース100側に形成され、肉厚の略円盤状の形状をしている。第1切り溝12は、鍔部11に対して、軸線L1を中心とする円周上に外周から窪んだ形状として形成されている。また、筺状凹部13は、鍔部11において、軸線L1回りの180度離間した2箇所に窪んだ形状で形成されている。ブロック部14は、継手管20の段溝20bの外側の周囲2箇所に形成され、水平管11の筺状凹部13に嵌合する形状となっている。第2切り溝15は、ブロック部14に対して、軸線L1を中心とする円周上に外周から窪んだ形状として形成されている。
以上の構成により、継手管20の段溝20bと水平管10の円環部10bの間にOリング30が嵌め込まれるとともに、上記円環部10bが継手管20の嵌合孔20aに嵌合されている。なお、段溝20bの部分が水平管10と継手管20との「接合部分」である。また、継手管20のブロック部14が、水平管10の鍔部11の筺状凹部13に嵌合されている。そして、水平管10の鍔部11の第1切り溝12と、継手管20のブロック部14の第2切り溝15とに、C型止め輪16が嵌め込まれている。これにより、水平管10と継手管20とが相互に固定されている。また、C型止め輪16は弾性を有しており、このC型止め輪16を第1切り溝12と第2切り溝15から外すことにより、水平管10と継手管20とを容易に分離することができる。
さらに、ブロック部14が筺状凹部13に嵌合されることにより、水平管10と継手管20とは、軸線L1回りに相対的な回転を阻止されている。すなわち、この第1実施例では、ブロック部14及び筺状凹部13は「回転止め機構」を構成している。この「回転止め機構」により、継手管20の向き(吐出方向)の位置決めを容易に行うことができる。また、使用中に継手管20が回転したり、継手管20が水平管10から抜けるように動くのを防止できる。なお、上記ブロック14と同様なブロック部が水平管10側に形成され、上記鍔部11及び上記筺状凹部13と同様な鍔部及び筺状凹部が継手管20側に形成されたものでもよい。なお、上記のようなブロック部(ホゾ部)、鍔部、筺状凹部(凹部)の形状は実施形態の形状に限らず、ブロック部(ホゾ部)が筺状凹部(凹部)に嵌合する形状であればよい。
図5は第2実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図、図6は第2実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。この第2実施形態で第1実施形態と異なるところは機械式係合手段2の構成である。その他の構成は第1実施形態と同じであり、以下の各実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同じ要素には図1乃至図4と同符号を付記して重複する説明は省略する。
この第2実施形態では、水平管10と継手管20とを固定する機械式係合手段2を備えており、この機械式係合手段2は、鍔部21と、係止爪22と、リブ23とで構成されている。鍔部21は、水平管10の円環部10bのポンプケース100側に形成され、肉厚の略円盤状の形状をしている。そして、この鍔部21には上下2箇所を平坦にした係止段部21aを有している。係止爪22は、継手管20の段溝20bの外側の周囲の上下に4つ形成されており、この係止爪22は、軸線L1と平行に伸びるアーム部22aと、このアーム部22aのポンプケース100側の端部で内側に突出する爪22bとで構成されている。リブ23は、水平管10の外周でポンプケース100側から係止段部21aまで軸線L1方向に形成されている。
以上の構成により、継手管20の段溝20bと水平管10の円環部10bの間にOリング30が嵌め込まれるとともに、上記円環部10bが継手管20の嵌合孔20aに嵌合されている。そして、一対の係止爪22の間にリブ23が嵌合されるとともに、上下の2対の係止爪22(そのアーム部22a)によって水平管10の鍔部21を挟み込むとともに、爪22bが係止段部21aに係止されている。これにより、水平管10と継手管20とが相互に固定されている。また、係止爪22は弾性を有しており、この係止爪22を外側に反らせて爪22bを係止段部21aから外すことにより、水平管10と継手管20とを容易に分離することができる。
さらに、一対の係止爪22の間にリブ23が嵌合されることにより、水平管10と継手管20とは、軸線L1回りに相対的な回転を阻止されている。すなわち、この第2実施例では、係止爪22及びリブ23は「回転止め機構」を構成している。この「回転止め機構」の効果は第1実施形態と同様である。なお、上記鍔部21及びリブ23と同様な鍔部及びリブが継手管20側に形成され、上記係止爪22と同様な係止爪が水平管10側に形成されたものでもよい。
また、上記の実施形態では、一対の係止爪の間にリブが嵌合されることにより、この係止爪とリブとが軸線L1回りの周上で当接され、係止爪とリブとがこの周上での移動を相互に規制している。このような構成は、例えば、軸線L1回りの周上の任意の位置に、互いに当接する係止爪とリブとを対にして複数対設け、この係止爪とリブとの複数対のうち、一つの対と他の対とで、それぞれの係止爪とリブとが軸線L1回りの周上で逆回り方向に当接するような構成としてもよい。
図7は第3実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図、図8は第3実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。この第3実施形態で第1実施形態と異なるところは機械式係合手段3の構成である。その他の構成は第1実施形態と同じである。
この第3実施形態では、水平管10と継手管20とを固定する機械式係合手段3を備えている。この機械式係合手段3は、第1鍔部31と、ブロック部32と、第2鍔部33と、矩形凹部34と、リング部材35とで構成されている。第1鍔部31は、水平管10の円環部10bのポンプケース100側に形成され、肉厚の略円盤状の形状をしている。ブロック部32は第1鍔部31の継手管20側の端面において、軸線L1回りの180度離間した2箇所に突出して形成されている。第2鍔部33は、継手管20の段溝20bの外側の周囲に形成され、矩形凹部34は、第2鍔部33において2箇所に窪んで形成されており、この矩形凹部34は、ブロック部32に嵌合する形状となっている。リング部材35は金属板で構成されており、対向する2枚の円弧状の板ばね35aと、この板ばね35aを連結する連結部35bとを有している。また、板ばね35aには略長方形の抜き溝35cが形成されている。抜き溝35cの長辺同士の対向間隔は、第1鍔部31と第2鍔部33とを重ねた厚みに整合する幅を有している。リング部材35は「軸線L1方向から挟み付ける止め部材」の一例である。
以上の構成により、継手管20の段溝20bと水平管10の円環部10bの間にOリング30が嵌め込まれるとともに、上記円環部10bが継手管20の嵌合孔20aに嵌合されている。また、水平管10のブロック部32が、継手管20の第2鍔部33の矩形凹部34に嵌合され、第1鍔部31と第2鍔部33とが重ねられている。そして、リング部材35の2枚の板ばね35aの抜き溝35cの長辺35c1,35c1の外側の部分により水平管10と継手管20とがそれぞれ挟まれるとともに、抜き溝35c内に第1鍔部31と第2鍔部33とが嵌合されている。すなわち、第1鍔部31と第2鍔部(両鍔部)が、抜き溝35cの長辺35c1,35c1により軸線L1方向から挟み付けるように、リング部材35が取り付けられている。これにより、水平管10と継手管20とが相互に固定されている。また、リング部材35は弾性を有しており、このリング部材35を外すことにより、水平管10と継手管20とを容易に分離することができる。
さらに、ブロック部32が矩形凹部34に嵌合されることにより、水平管10と継手管20とは、軸線L1回りに相対的な回転を阻止されている。すなわち、この第3実施例では、ブロック部32及び矩形凹部34は「回転止め機構」を構成している。この「回転止め機構」の効果は第1実施形態と同様である。なお、上記ブロック32と同様なブロック部が継手管20側に形成され、上記矩形凹部34と同様な矩形凹部が水平管10側に形成されたものでもよい。なお、上記のようなブロック部、鍔部、矩形凹部の形状は実施形態の形状に限らず、ブロック部が矩形凹部に嵌合する形状であればよい。
図9は第4実施形態の排水ポンプの要部分解斜視図、図10は第4実施形態の排水ポンプの要部斜視図である。この第4実施形態で第1実施形態と異なるところは機械式係合手段4の構成である。その他の構成は第1実施形態と同じである。
この第4実施形態では、水平管10と継手管20とを固定する機械式係合手段4を備えている。この機械式係合手段4は、内側ボス部41と、ネジ孔42と、ストッパ板43と、外側ボス部44と、ネジ通し孔45と、ネジ46とで構成されている。
内側ボス41は、水平管10の円環部10bのポンプケース100側に形成され、肉厚の略円盤状の形状をしている。ネジ孔42は内側ボス部41の上下2箇所に形成されている。また、ネジ孔42の周囲は平坦面42aとなっている。ストッパ板43は内側ボス部41よりもポンプケース100側に形成され、このストッパ板43は内側ボス部41よりも径が大きく形成されている。外側ボス部44は、継手管20の段溝20bの外側の周囲に形成されるとともに、内側ボス部41が嵌合する凹部を有している。ネジ通し孔45は外側ボス部44の上下2箇所に形成されている。
以上の構成により、継手管20の段溝20bと水平管10の円環部10bの間にOリング30が嵌め込まれるとともに、上記円環部10bが継手管20の嵌合孔20aに嵌合されている。また、水平管10の内側ボス部41が外側ボス部44内に嵌合されるとともに、外側ボス部44がストッパ板43に当接される。これにより、内側ボス部41及び外側ボス部44の上下2箇所において、ネジ通し孔45とネジ孔42とが同軸となる。そして、2つのネジ46により、上下2箇所のネジ通し孔45とネジ孔42にねじ込むことにより、水平管10と継手管20とが相互に固定されている。また、ネジ46を外すことにより、水平管10と継手管20とを容易に分離することができる。
さらに、内側ボス部41が外側ボス部44内に嵌合するとき、内側ボス部41のネジ孔42の周囲の平坦部42aが外側ボス部44の図示しない凹部の平坦部に嵌合することにより、水平管10と継手管20とは、軸線L1回りに相対的な回転を阻止されている。すなわち、この第4実施例では、内側ボス部41の平坦部42aと外側ボス部44の凹部の平坦部は「回転止め機構」を構成している。この「回転止め機構」の効果は第1実施形態と同様である。なお、この実施例では、2つのネジ46により上下2箇所を固定するようにしているが、これと同様なネジ止めする箇所は1箇所でも3箇所以上でもよい。
以上のように、各実施形態の機械式係合手段1,2,3,4は、水平管10と継手管20との固定ができ、かつ、水平管10と継手管20とを着脱可能とする構成となっている。したがって、例えば、図11及び図12に示すように、水平管10に対して、この水平管10の機械式係合手段と同構造の機械式係合手段を有する別種類の継手管に取り替えて、当該水平管10に取り付けることが可能である。
図11は、継手管の第1変形例、図12は継手管の第2変形例を示す図である。図11に示す第1変形例の継手管20′は、第1実施形態の継手管20における排出通路20cを水平方向に向けた構造としたものである。すなわち、この継手管20′の軸線L2′は水平管10の軸線L1と直角で水平方向となっている。また、図12に示す第2変形例の継手管20″は第1実施形態の継手管20における排出通路20cを水平管10の通路10aと軸線L1において同軸にしたものである。また、第1変形例及び第2変形例において、水平管10とともに構成する機械式係合手段1は第1実施形態と同様である。このように、水平管10に対して種類の異なる継手管を取り付けることもできる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1 機械式係合手段
2 機械式係合手段
3 機械式係合手段
4 機械式係合手段
10 水平管
20 継手管
30 Oリング(シール部材)
100 ポンプ室ケース
110 吸込み管部
120 吐出管部
130 インペラ
L 軸線

Claims (8)

  1. 下端部に円筒状の吸込み管部を有するとともに、側面に吐出管部を有するポンプ室ケースと、前記ポンプ室ケース内に回動可能に配設されたインペラとを備え、前記インペラを回転させて前記吸込み管部から流体を吸い込んで前記吐出管部から流体を吐出するようにした排水ポンプであって、
    前記吐出管部が、前記ポンプ室ケースと一体に形成されて前記ポンプ室ケース内に連通する水平管と、前記水平管とは別部品の継手管とで構成され、
    前記水平管と前記継手管との接合部分にシール部材が配設されるとともに、前記水平管と前記継手管とが、前記接合部分の外周に設けられた機械式係合手段により相互に固定されていることを特徴とする排水ポンプ。
  2. 前記水平管と前記継手管との前記水平管の軸線回りの相対的な回転を阻止する回転止め機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の排水ポンプ。
  3. 前記継手管が、前記軸線と交差する方向から前記水平管に連通することを特徴とする請求項1または2に記載の排水ポンプ。
  4. 前記機械式係合手段は、前記水平管と前記継手管との一方に前記軸線周りに形成された鍔部と、前記水平管と前記継手管との他方に前記軸線周りに形成されたホゾ部と、前記鍔部に形成されて前記ホゾ部が嵌合される凹部と、前記鍔部及び前記ホゾ部に前記軸線回りの同一円周上に外周から窪んで形成された第1及び第2切り溝と、前記第1及び第2切り溝が同一円周上になるように前記凹部内に前記ホゾ部が嵌合された状態で前記第1及び第2切り溝内に嵌合された止め部材と、により構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプ。
  5. 前記機械式係合手段が、前記水平管と前記継手管との一方に設けられた係止爪と、前記水平管と前記継手管との他方に設けられ前記係止爪に係止される鍔部と、から構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプ。
  6. 前記機械式係合手段が、前記水平管と前記継手管との一方に設けられた係止爪と、前記水平管と前記継手管との他方に設けられ前記係止爪に係止される鍔部と、から構成され、
    前記回転止め機構が、前記水平管と前記継手管との他方に設けられたリブと、前記係止爪とから構成され、前記係止爪と前記リブとが前記軸線回りの周上で当接されて、前記係止爪と前記リブとが前記周上での移動を相互に規制していることを特徴とする請求項2に記載の排水ポンプ。
  7. 前記機械式係合手段は、前記水平管と前記継手管に形成された鍔部と、前記水平管の前記鍔部と前記継手管の前記鍔部とを重ねた状態で、当該両鍔部を前記軸線方向から挟み付ける止め部材と、により構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプ。
  8. 前記機械式係合手段はネジであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の排水ポンプ。
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