JP2018009397A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ボスの剛性を低下させることなくボスと側板との溶接部の応力を低下させ、ボス溶接部における疲労寿命を大きくすることにあり、これにより作業機械の耐久性及び信頼性を向上することにある。【解決手段】ピン挿入孔9Aが形成されたボス本体部9Bとつば部9Cとを有し、つば部9Cの外周部が板材に溶接により固定されたボス9を備え、ボス9とピン挿入孔9Aに挿入されたピンとで複数の部品を相対的に回動可能に連結した連結部を有する作業機械において、ボス9はつば部9Cに形成された溝部15を有し、溝部15は外周部に設けられた溶接部13よりもボス9の径方向においてボス本体部9B側に配置され、溝部15が形成された部分のつば部9Cの板厚寸法は板材12Aの板厚寸法よりも小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、作業機械に関し、特に油圧ショベルのブームやアームに用いるのに好適なボス部の構造に関する。
油圧ショベルなどの作業機械には、アームやブームと呼ばれる複数の作業腕が設けられている。そしてそれらを動作させるために油圧シリンダなどの伸縮部材が回転自由(回転自在)となる軸を介して固定されている。アームやブームは、箱形状をした鋼板の溶接構造である場合が多く、油圧シリンダが取りつけられる回転軸は、アームやブームの側板に設けられたボスと呼ばれる軸受部材によって支持される。そしてボスはアームやブームの側板に溶接される場合が多い。
ボスは回転軸を介して油圧シリンダから様々な方向の負荷を受ける。したがってボスと側板との溶接部には、アームやブームの動きや負荷状況に合わせて様々な応力が作用する。このボスの溶接部の応力を小さくする方法として特開2012−219441号公報(特許文献1)に記載の例がある。この例では、ボス外周部に溝状の肉厚調整部を形成し、側板に溶接した際にボス外周部の板厚と側板の板厚とが等しくなるようにしている(要約参照)。また、特開平9−3956号公報(特許文献2)に記載の例では、ボス部から漸次薄肉となるフランジ状接続部の途中に段差部を設け、この段差部により厚肉部分から溶接継手部側の薄肉部分へと肉厚を急激に変化させている(要約参照)。この例では、段差部で応力集中させることで、溶接部における負担を軽減している。また、特開2007−16543号公報(特許文献3)に記載の例では、作業機械の機体に設けた作業装置の構成部材の一つであるアームの表面であって、このアームに設けられる連結部材の近傍に、クラック観察溝を設けている(要約参照)。このクラック観察溝は、クラックが発生しやすい軸受部材の近傍に設けられ、クラックの発見を容易にすると共に、クラック観察溝以外の箇所でのクラック発生を防止する(段落0035−0037参照)。
特開2012−219441号公報 特開平9−3956号公報 特開2007−16543号公報
上記従来技術では次の課題がある。
特許文献1記載の例のように、ボス外周部の溶接部の板厚と側板の板厚とを等しくすることで両者に働く応力は等しくできる。しかし、溶接部と被溶接部とでは疲労強度が異なり、溶接部の疲労強度は被溶接部のそれよりも小さい。したがって溶接部の板厚と側板の板厚とを等しくし、両者の発生応力を同じとしても、疲労き裂は溶接部から生じてしまう。さらに、ボスに作用する荷重によって側板が面外方向に曲げ変形を生じる場合においても、ボス外周部の溶接部の板厚と、側板の板厚とが等しいために、ボス外周部、溶接部及び側板部の曲げ応力は等しく、強度の小さい溶接部で疲労破壊は発生する。
特許文献2記載の例では、非溶接部に段差を設けることでボスの広範囲の部分が薄板となってしまい、剛性が低下する。
特許文献3記載の例では、クラック観察溝は、クラックの発生個所を限定してクラックの発見を容易にすると共に、クラック観察溝以外の箇所でのクラック発生を防止することができる。しかし、軸受筒の両端部に軸受プレートを溶接した軸受部材は、軸受プレートがアームの腕本体の厚板に溶接されており、クラック観察溝は軸受プレートと厚板との溶接部に対して、軸受プレートの外側に設けられている。この場合、軸受部材に加わる力は溶接部に作用する。従って、特許文献3のクラック観察溝は、クラックの発生そのものを抑制すること、或いはクラックの発生要因である応力集中を低下させることについての配慮が十分ではない。
本発明の目的は、ボスの剛性を低下させることなくボスと側板との溶接部の応力を低下させ、ボス溶接部における疲労寿命を大きくすることにあり、これにより作業機械の耐久性及び信頼性を向上することにある。
上記目的を達成するため、本発明の作業機械は、
ピン挿入孔が形成されたボス本体部と前記ボス本体部の外周部に形成されたつば部とを有し前記つば部の外周部が板材に溶接により固定されたボスを備え、前記ボスと前記ピン挿入孔に挿入されたピンとで複数の部品が相対的に回動可能に連結された連結部を有する作業機械において、
前記ボスは前記つば部に形成された溝部を有し、
前記溝部は外周部に設けられた溶接部よりも前記ボスの径方向において前記ボス本体部側に配置され、
前記溝部が形成された部分の前記つば部の板厚寸法は、前記板材の板厚寸法よりも小さい。
本発明によれば、ボスの回転軸から受ける様々な大きさの負荷に対し、ボスの溶接部近傍に設けられた溝部が変形することで、溶接部の曲げ応力が緩和され、疲労寿命が長くなる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第一実施例に係る油圧ショベル100の全体構成図。 本発明の第一実施例に係るブームセンターボス(ボス部)9付近を前後方向から見た断面図。 本発明の第二実施例に係るブームセンターボス(ボス部)9付近を前後方向から見た部分断面図。 本発明の第三実施例に係るブームセンターボス(ボス部)付近を前後方向から見た部分断面図。 ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部上の表面の応力分布を示した図。 ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部上の内面の応力分布を示した図。 本発明の第四実施例に係るブームセンターボスの斜視図。 ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部13上の最大応力分布を示した図。 本発明の第五実施例に係るブームセンターボス9の斜視図。 本発明の一実施例に係る油圧ショベルの作業腕に相当する、ブーム3、アーム4及びアーム4の先端側にピン結合されたバケット5の構成を示す側面図。 ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部上の角度のとり方を説明した図。
以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。以下、建設機械の一つである油圧ショベルについて説明するが、本発明は建設機械を含む作業機械に適用可能である。
図1は本発明の第一実施例に係る油圧ショベル100の全体構成図である。なお、図1に示す油圧ショベル100の構成は、他の実施例にも共通して用いられる。
図1において、1は油圧ショベル100の下部走行体で、この下部走行体1の上部には旋回軸受を介して上部旋回体2が旋回自在に取り付けられており、この上部旋回体2の前部にはブーム3およびアーム4により構成される作業腕が俯仰動(回動)可能に取り付けられている。アーム4の先端側にはピン結合されたバケット5が設けられる。バケット5は作業腕4,5の先端に取り付けられ、掘削作業を行う作業装置を構成する。
ブーム3、アーム4及びバケット5は、それぞれブームシリンダ6、アームシリンダ7及びバケットシリンダ8によって回動される。すなわち、ブームシリンダ6、アームシリンダ7及びバケットシリンダ8はブーム3、アーム4及びバケット5を駆動する駆動装置を構成する。なお、本実施例では、ブームシリンダ6、アームシリンダ7及びバケットシリンダ8は油圧シリンダで構成される。
作業腕3,4,5及び各シリンダ6,7,8に設けられた連結部を連結するピンは、それぞれの構造物のブラケットとボスとにより保持されている。
作業腕を構成する構造物の大部分は板材により断面が矩形形状を成す箱形に形成されており、この板材にボスが溶接により接合されている。油圧ショベル100の幅方向において作業腕3,4の両側面(両側方)に設けられ、ボスが溶接された板材を側板12A(図2参照)と呼ぶ。また、作業腕3,4の上面側に設けられる板材を上板12B(図2参照)、作業腕3,4の下面側に設けられる板材を下板12C(図2参照)と呼ぶ。
ブーム3の側板12Aには、ブームシリンダ6の一端部が連結されるボス9が設けられている。ブーム3の側板12Aに設けられたボス9は、ブームセンターボス(ボス部)と呼ばれる。ブーム3は、ブームシリンダ6の一端部が連結されるブームセンターボス9を備え、ブームシリンダ6により駆動される。
図2は、本発明の第一実施例に係るブームセンターボス(ボス部)9付近を前後方向から見た断面図である。
なおブームセンターボス9は、ブーム3の両側面に設けられる両側板12Aのそれぞれに、一つずつ設けられる。両側板12Aに設けられる二つのブームセンターボス9は、同様な構成を有する。以下、両側板12Aに設けられる二つのブームセンターボス9のうち、片方の二つのブームセンターボス9について説明する。
図2に示すように、ボス9は、貫通孔(ピン挿入孔)9Aが形成されたボス本体部9Bと、ボス本体部9Bの外周に形成されたつば部9Cとを有する。ボス本体部9Bはピン挿入孔9Aの軸方向における寸法(厚み)がつば部9Cの板厚寸法に対して大きい。そして、つば部9Cはボス本体部9Bの外周から環状に径方向外側に向かって延出するように形成されている。左右のボス9は、ボス本体部9Bのブーム3の内側に位置する端部同士がパイプ11により結合されており、つば部9Cがブーム3の側板12Aに溶接により接合されている。この接合部(溶接部)13では作用する荷重(力)がボス9から側板12Aに滑らかに伝わるように、側板12Aの厚さとつば部9Cの厚さはほぼ同一になっている。なお、つば部9Cはボス本体部9Bの近傍においてはボス本体部9Bに向かって厚さが漸増する曲面部9Dを有する。
作業腕3,4の構造物は矩形断面であるため、ボス9と側板12Aとの溶接部13には内面に裏当材14を設けて溶接金属の溶け落ちを防止した上で、構造物の外側から溶接が行われる。
図2において、ボス溶接部13の近傍のボス9の表面側(ブーム3の外面側)に、つば部9Cを減厚するように溝15が加工されている。溶接部13はボス9の外周(すなわちつば部9Cの外周)に設けられており、溝15はピン挿入孔9Aが形成されたボス本体部9Bと接続部(溶接部)13との間に設けられている。溝15は、ボス9のピン挿入孔9Aの中心に対して同心に形成され、円形状に形成されている。すなわち、溝15は、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする円周上において、その円周方向に延設されている。
以下、ボス9の表面は矩形断面を有する作業腕3,4の外方に面する側の面とし、ボス9の内面(裏面)は矩形断面を有する作業腕3,4の内方に面する側の面とする。後述する実施例も同様である。
溝15の断面形状は、溝角部の応力集中で破壊が起きないように適当なR部15Aを有するものとする。
溝部15の板厚(板厚寸法)t15は、ボス9が溶接される側板12Aの板厚(板厚寸法)t12Aよりも小さい。特に、ボス9が溶接される側板12Aの部位において、溝部15の板厚(板厚寸法)t15は、ボス9が溶接される側板12Aの板厚(板厚寸法)t12Aよりも小さい。
ボス9にはピン挿入孔9Aに挿入されるピン10(図1参照)を介してシリンダ6から荷重が作用する。この荷重によってボス9およびボス9が溶接された側板12Aは面外方向に曲げ変形を生じる。この曲げ変形はボス溶接部13に対しても高い応力を発生し、シリンダ6の動作に合わせてその応力は変動する。その値と変動の繰返し数が溶接材料固有のしきい値を超えると疲労破壊が発生する。特に溶接部13は溶接時の熱によって生じる残留応力や残留変形を生じている場合が多いため、そのしきい値は被溶接部のそれよりも小さいことが分かっている。
本実施例の溝部15では、面外方向の曲げ変形が他の部位よりも大きく生じる。これは溝部15の板厚t15が、それ以外の板厚よりも小さいためである。ボス9に作用する荷重による面外曲げをこの溝15で主に発生させることで、相対的にボス溶接部13の面外方向の曲げ変形量が減じる。そしてボス溶接部13の曲げ応力が小さくなることで疲労寿命が増加する効果を生む。また溝15の加工により、ボス9の質量も小さくでき軽量化の効果も合わせて生まれる。
特に本実施例では、溝15はボス本体部9Bと溶接部13との間に設けられている。このため、ボス9に作用する荷重の伝達経路において、溝15は溶接部13よりも荷重の作用点側に位置する。溝15で面外方向の曲げ変形を発生させることにより、溶接部13の曲げ応力を抑制する効果が高まる。
本発明に係る第二実施例を、図3を用いて説明する。図3は、本発明の第二実施例に係るブームセンターボス9(ボス部)付近を前後方向から見た部分断面図である。なお、第一実施例と共通する構成については、第一実施例と同じ符号を付し、説明を省略する。
図3において、ボス溶接部13の近傍のボス9の裏面側(ブーム3の内側に面する面(内面)側)に、つば部9Cを減厚するように溝15が加工されている。溶接部13はボス9の外周(すなわちつば部9Cの外周)に設けられており、溝15はピン挿入孔9Aが形成されたボス本体部9Bと接続部(溶接部)13との間に設けられている。溝15は、ボス9のピン挿入孔9Aの中心に対して同心に形成され、円形状に形成されている。すなわち、溝15は、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする円周上において、その円周方向に延設されている。
溝15の断面形状は、溝角部の応力集中で破壊が起きないように適当なR部15Aを有するものとする。
溝部15の板厚t15は、ボス9が溶接される側板12Aの板厚t12Aよりも小さい。
本実施例によれば、溝部15では面外方向の曲げ変形が他の部位よりも大きく生じる。これは溝部15の板厚t15が、それ以外の板厚よりも小さいためである。ボス9に作用する荷重による面外曲げをこの溝15で主に発生させることで、相対的にボス溶接部13の面外方向の曲げ変形量が減じる。そして溶接部の曲げ応力が小さくなることで疲労寿命が増加する効果を生む。また溝15の加工により、ボス9の質量も小さくでき軽量化の効果も合わせて生まれる。
特に本実施例では、溝15はボス本体部9Bと溶接部13との間に設けられている。このため、ボス9に作用する荷重の伝達経路において、溝15は溶接部13よりも荷重の作用点側に位置する。溝15で面外方向の曲げ変形を発生させることにより、溶接部13の曲げ応力を抑制する効果が高まる。
さらに溝15をボス9の内面側に加工しているため、腐食や錆の原因となる雨水や海水などが溝部15に溜まることがない。これにより、ブーム3の経年劣化を抑制することができ、ブーム3の信頼性を向上することができる。
本発明に係る第三実施例を、図4を用いて説明する。図4は、本発明の第三実施例に係るブームセンターボス(ボス部)9付近を前後方向から見た部分断面図である。なお、前述した実施例と共通する構成については、前述した実施例と同じ符号を付し、説明を省略する。
図4において、ボス溶接部13の近傍のボス9の表面側(ブーム3の外面側)に、つば部9Cを減厚するように溝15が二箇所加工されている。それぞれの溝15はボス9のピン挿入孔9Aの中心に対して同心の円形状を成しており、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする円周上において、その円周方向に延設されている。すなわち、二つの溝15はボス9に挿入されるピン10の回転軸中心に対する半径方向の位置が異なる個所に二個設けられている。すなわち、二つの溝15はその半径が異なる。
本実施例では、溝15を複数設けた点が第一実施例と異なり、溝15は三つ以上設けられてもよい。その他の構成については、第一実施例と同様に構成されている。
二つの溝部15の板厚t15は、ボス9が溶接される側板12Aの板厚t12Aよりも小さいが、二つの溝部15における板厚t15は同じである必要はない。すなわち、二つの溝部15において、板厚t15を異なる大きさ(寸法)にしてもよい。
本実施例の溝15は次のように作用する。ボス9に作用する荷重によってボス9のつば部9Cと、それに溶接される側板12には面外方向に曲げ変形を生じさせようとする力が発生する。そして、ボス9に設けられた二つの溝部15で徐々に曲げ変形は生じ、ボス溶接部13の曲げ変形は小さくなる。したがって溶接部13の応力は低下し、疲労寿命が向上する。
本実施例においても、第一実施例と同様の作用効果が得られる。さらに本実施例では、溝15が二箇所設けられていることで、一箇所あたりの溝15の大きさはその深さ、幅ともに小さくて良い。こうすることで、溝部15の応力が大きくならずに済むため、溝部15の疲労寿命が向上する効果を生む。またボス9に溝15を加工しているため、軽量化の効果も生まれる。
本発明の他の実施例を、図5、図6、図7及び図14を用いて説明する。図5は、ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部上の表面の応力分布を示した図である。図6は、ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部上の内面の応力分布を示した図である。図7は、本発明の第四実施例に係るブームセンターボス9の斜視図である。図11は、ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部上の角度のとり方を説明した図である。なお、前述した実施例と共通する構成については、前述した実施例と同じ符号を付し、説明を省略する。
図5において、横軸はボス溶接部13上での位置(角度位置)を表し、図14に示すように、円形上のボス溶接部13がブーム3の上板24に最も接近する位置を基準(0゜)に、ボス溶接部13上を時計回りに見た角度で示している。縦軸はボス溶接部13の表面(外面)側の応力を示している。図13は同じく縦軸にボス溶接部13の内面(裏面)側の応力を示す。いずれの図も、油圧ショベル動作の中で、特にバケット5に働く荷重が大きい、バケット5の前後方向の動作パターンにおける掘削負荷状態での応力を示している。図5及び図6で表面と内面の応力の差が大きい部位は、大きな曲げ応力が発生している部位に相当する。特に横軸の角度で135°付近の位置Aでは表面の応力が大きく、角度で270°付近の位置Bでは内面の応力が大きい。
図5及び図6には、ボス溶接部13の近傍であって、ボスのつば部9Cに溝15を設けた場合の応力の分布を実線で示す。また、ボス溶接部13の近傍であって、側板12A側に溝を設けた場合の応力の分布を破線で示す。図5に示すボス溶接部13の表面の応力の最大値は、溝15が設けられることで低下する。さらにボスのつば部10に溝15を設けた場合の方が、側板12A側に溝を設けた場合よりも応力の最大値が小さくなる。すなわちボス溶接部13の近傍に溝15を設ける場合、ボスつば部9Cに設けた方が側板12A側に設けるよりも応力低減の効果が大きい。このことは図6に示すボス溶接部13の内面の応力の分布についても同様である。
特許文献3に記載があるき裂観察溝は、ボス溶接部13の近傍であって側板12A側に設けられている。このため、このき裂観察溝によるボス溶接部13の応力の低減効果は、溝15をボスつば部9C側に設けた場合よりも小さい。
本実施例では、図7に示すように、ボス9のつば部9Cの二箇所に溝16,17が加工されている。二つの溝16,17は、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする円周上に設けられ、その円周方向に延設されている。そして二つの溝16,17は、円周方向に間隔を置いて設けられている。二つの溝16,17は、それぞれ図5及び図6の位置Aと位置Bに相当する個所に設けられている。
二つの溝16,17は、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする異なる円周上に設けられていてもよい。また溝16,17は、全体がピン挿入孔9Aの中心を中心とする円周上に存在する必要はない。また、溝16,17の他に溝を設けてもよい。
また、二つの溝16,17は一つの円周上に設けられている必要はなく、溝16と溝17とは半径が異なる円周上に設けられていてもよい。そして二つの溝16,17は、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする周方向において異なる位置に、周方向の間隔を置いて配置される。
溝16,17の断面形状は、前述した溝15と同様に、溝角部の応力集中で破壊が起きないように適当なR部を有するものとする。
二つの溝16,17を設けたこと以外の構成は、第一実施例と同様に構成され、溝部16,17の板厚(溝15における板厚t15に相当する板厚)はボス9が溶接される側板12Aの板厚t12Aよりも小さい。
また二つの溝16,17は、第二実施例と同様に、ボス9の内面側(裏面側)に設けてもよい。また二つの溝16,17は、第三実施例と同様に、ボス9の半径方向の異なる位置に複数個設けてもよい。
本実施例の溝16,17は次のように作用する。ボス9に作用する荷重によってボス9のつば部9Cと、それに溶接される側板12Aには面外方向に曲げ変形を生じさせようとする力が発生する。そして、その力はボス9の位置Aと位置Bとにおいて最も大きくなる。この二箇所に設けられた溝部16,17は他の部位よりも板厚が小さいため曲げ変形が生じやすい。その結果、位置Aと位置Bのボス溶接部13の曲げ変形は小さくなる。したがってボス溶接部13上の最大応力は低下し、疲労寿命が向上する。
溝16,17を部分的に二箇所設けているために、ボス9の円周方向全周にわたって溝を加工する必要はないため、加工のコストが小さくて済む。また、溝16,17を部分的に設けていることにより、ボスの強度の低下を抑制することができる。本実施例では、第一実施例と同様の作用効果のほか、第二実施例及び第三実施例と同様の構成を採用することにより、第二実施例及び第三実施例と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の他の実施例を、図8及び図9を用いて説明する。図8は、ブームセンターボス(ボス部)9の溶接部13上の最大応力分布を示した図である。図9は、本発明の第五実施例に係るブームセンターボス9の斜視図である。なお、前述した実施例と共通する構成については、前述した実施例と同じ符号を付し、説明を省略する。
図8において、横軸は、ボス9に挿入されるピン10の回転軸中心(ボス9の中心)から溝までの距離を、縦軸は、ボス溶接部13上の最大応力を示している。応力は表面側と内面側(裏面側)に分けて表わしている。
図8において、ボス9の溶接部13上の表面側の最大応力は、ボス9に挿入されるピン10の回転軸中心から溝までの距離が大きくなるほど小さくなる。また、ボスの溶接部13上の内面側の最大応力は、ボス9に挿入されるピン10の回転軸中心から溝までの距離が小さいほど小さくなる。
図9に示すように、ボス9のつば部9Cの円周方向二箇所に溝18,19が加工されている。二つの溝18,19は、ピン挿入孔9Aの中心を中心とする円周上に設けられ、その円周方向に延設されている。また二つの溝18,19は、それぞれ図5の位置Aと位置Bとに相当する個所に設けられている。位置Aでは表面側のボス溶接部13上の応力が大きいため、溝18はボス表面側であってかつ、ボス9に挿入されるピン10の回転軸中心からの距離(溝18の半径方向位置)が大きい位置に設けられている。位置Bでは内面側のボス溶接部13上の応力が大きいため、溝19はボス内面側であってかつ、ボス9に挿入されるピン10の回転軸中心からの距離(溝19の半径方向位置)が小さい位置に設けられている。すなわち、溝18におけるピン10の回転軸中心からの距離は、溝19におけるピン10の回転軸中心からの距離よりも大きい。言い換えれば、溝19におけるピン10の回転軸中心からの距離は、溝18におけるピン10の回転軸中心からの距離よりも小さい。
溝18,19の断面形状は、前述した溝15と同様に、溝角部の応力集中で破壊が起きないように適当なR部を有するものとする。また、溝部18、19の板厚(溝15における板厚t15に相当する板厚)は、ボス9が溶接される側板12の板厚t12Aよりも小さい。
本実施例では、溝19の構成が第四実施例の溝17と異なり、また溝18,19におけるピン10の回転軸中心からの距離に係る構成が第四実施例の溝16,17と異なっており、その他の構成は第四実施例と同様に構成される。そして、本実施例では第四実施例と同様の作用効果が得られる。
本実施例の溝18,19は次のように作用する。ボス9に作用する荷重によってボス9のつば部9Cと、それに溶接される側板12Aには面外方向に曲げ変形を生じさせようとする力が発生する。そして、その力はボス9の位置Aと位置Bとにおいて最も大きくなる。さらに、位置Aでは表面側の応力が高く、位置Bでは内面側の応力が高い。この二箇所に設けられた溝部18,19は他の部位よりも板厚が小さいため曲げ変形が生じやすい。さらに、位置Aの表面に設けられた溝18はボスに挿入されるピン10の回転軸中心からの距離が大きくなるようにすることで、最大応力の値を小さくできる。位置Bの内面に設けられた溝19はボスに挿入されるピン10の回転軸中心からの距離が小さくなるようにすることで、最大応力の値を小さくできる。以上の結果、位置Aと位置Bのボス溶接部の曲げ変形は小さくなる。したがってボス溶接部13上の最大応力は低下し、疲労寿命が向上する。
溝18,19を部分的に二箇所設けているために、ボス9の円周方向全周にわたって溝を加工する必要はないため、加工のコストが小さくて済む。また、溝18,19のボス9に挿入されるピン10の回転軸中心からの距離を変えていることで、その溝深さを浅くすることができるため、さらに加工のコストが削減できる効果を生む。溝19についてはボスつば部10の内面に設けられているため、腐食や錆の原因となる雨水、海水などが溝19部に溜まることがない。
また二つの溝18,19は、第三実施例と同様に、ボス9の半径方向の異なる位置に複数個設けられてもよい。またボス9の周方向に溝18,19以外の溝を設けてもよい。-
本発明の他の実施例を、図10を用いて説明する。図10は、本発明の一実施例に係る油圧ショベルの作業腕に相当する、ブーム3、アーム4及びアーム4の先端側にピン結合されたバケット5の構成を示す側面図である。なお、前述した実施例と共通する構成については、前述した実施例と同じ符号を付し、説明を省略する。
図10において、ブーム3及びアーム4には油圧シリンダ7,8を取り付けるためのブラケット20が複数個所に設けられている。また、ブーム3とアーム4とを結合しているアームボス21、アーム4とバケット5とを結合しているボス22、ブーム3と油圧ショベルフレーム2A(図1参照)とを結合しているボス23が設けられている。
ブーム3及びアーム4からなる作業腕は、ブームセンターボス9及びボス21,22,23等の連結部を備え、これらの連結部を介して作業腕3,4が油圧ショベルフレーム2Aに連結されたり、作業腕3,4の構成部品同士が連結されたり、作業腕3,4に他の部品が連結されている。すなわち、ボス9,21,22,23とボス9,21,22,23のピン挿入孔に挿入されるピンとは、複数の部品を相互に(相対的に)回動可能な状態で連結される連結部を構成する。
本実施例において、これらのブラケット20及びボス21、22、23の溶接部近傍の表面あるいは内面(裏面)には、第一実施例で説明した溝15が加工されている。溝15は、油圧ショベル動作時の最大負荷時に応じて、ボス溶接部13上の応力が最小化できる位置になるよう、ブラケット20及びボス21,22,23の表面または内面のいずれか一方、或いは表面及び内面の両方に設ける。またブラケット20やボス21,22,23に挿入されるピンの回転軸中心からの溝15までの距離(溝15の半径方向位置)が決定される。
本実施例によれば、油圧ショベル動作時のブラケット20やボス21,22,23周囲のつば部(第一実施例のつば部9Cに相当する部分)の曲げ変形が、溝部15が変形することで小さくなるため、溶接部上の曲げ応力が小さくなる。その結果、疲労寿命が溝15のない場合に比べて大きくなる。また、溝15を加工することでボス21,22,23の質量が小さくなるため、軽量化の効果も生まれる。
なお、本実施例の溝15に、第二実施例乃至第五実施例で説明した溝15〜19を適用してもよい。これにより、第一実施例の作用効果のほか、第二実施例乃至第五実施例の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…下部走行体、2…上部旋回体、2A…油圧ショベルフレーム、3…ブーム、4…アーム、5…バケット、6…ブームシリンダ、7…アームシリンダ、8…バケットシリンダ、9…ボス、9A…ピン挿入孔、9B…ボス本体部、9C…ボスつば部、12A…側板、13…ボス溶接部、14…裏当材、15〜19…溝。

Claims (6)

  1. ピン挿入孔が形成されたボス本体部と前記ボス本体部の外周部に形成されたつば部とを有し前記つば部の外周部が板材に溶接により固定されたボスを備え、前記ボスと前記ピン挿入孔に挿入されたピンとで複数の部品が相対的に回動可能に連結された連結部を有する作業機械において、
    前記ボスは前記つば部に形成された溝部を有し、
    前記溝部は外周部に設けられた溶接部よりも前記ボスの径方向において前記ボス本体部側に配置され、
    前記溝部が形成された部分の前記つば部の板厚寸法は、前記板材の板厚寸法よりも小さいことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記作業機械は油圧ショベルであり、前記板材により矩形断面を有する作業腕が構成され、
    前記溝部は前記矩形断面の外方に面する前記つば部の表面側に設けられていることを特徴とする作業機械。
  3. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記作業機械は油圧ショベルであり、前記板材により矩形断面を有する作業腕が構成され、
    前記溝部は前記矩形断面の内方に面する前記つば部の内面側に設けられていることを特徴とする作業機械。
  4. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記溝部は、前記ピン挿入孔の中心に対して同心円状に形成され、前記中心からの半径方向の距離が異なるように複数個設けられていることを特徴とする作業機械。
  5. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記作業機械は油圧ショベルであり、前記板材により矩形断面を有する作業腕が構成され、
    前記溝部は、前記ピン挿入孔の中心を中心とする周方向において異なる二箇所に、周方向の間隔を置いて配置された二つの溝を有することを特徴とする作業機械。
  6. 請求項5に記載の作業機械において、
    前記二つの溝の一方は前記矩形断面の外方に面する前記つば部の表面側に設けられると共に、前記二つの溝の他方は前記矩形断面の内方に面する前記つば部の内面側に設けられ、
    前記ピン挿入孔の中心から前記つば部の表面側に設けられた前記溝までの半径方向距離が、前記ピン挿入孔の中心から前記つば部の内面側に設けられた前記溝までの半径方向距離よりも大きいことを特徴とする作業機械。
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