JP2018008597A - シート装置 - Google Patents

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晃洋 西田
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正太郎 渡部
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Abstract

【課題】運転席シートに着座したまま後部座席シートに手を延ばして作業するときの作業性を確保することができるシート装置を提供する。【解決手段】助手席シート2bは、助手席ドア側に折り畳み可能に収納することが可能である。また、運転席シート2aは、ロングスライドレール機構3を通じて、運転席スライド領域Eaから後部座席スライド領域Ebにスライド操作可能である。このため、運転席シート2aに着座したまま後部座席シート2cに対して作業を行うとき、広い作業スペースで、かつ後部座席シート2cに近いところで作業することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、シート位置をアレンジ可能なシート装置に関する。
従来、シート位置を種々の態様にアレンジ可能なシート装置が周知である(特許文献1〜3等参照)。特許文献1〜3を備えた車両においては、必要に応じてシートアレンジを適宜変更することにより、最適なシート位置を設定することが可能である。
特開2013−86577号公報 特開2005−280573号公報 特開2009−149262号公報
実際の使用の想定シーンとして、例えば運転席シートにユーザが座り、後部座席シートに子供が座る場合がある。このとき、ユーザは運転席シートに着座しながら、後部座席シートに座る子供の世話をすることがあるが、シート周辺の作業スペースが狭かったり、両シートが離れていたりすると、世話がやり難い問題があった。よって、この種のシート装置において、運転席シートに着座したまま後部座席シートに手を延ばして作業するときの作業性を確保したいニーズがあった。
本発明の目的は、運転席シートに着座したまま後部座席シートに手を延ばして作業するときの作業性を確保することができるシート装置を提供することにある。
前記問題点を解決するシート装置は、運転席シートに設けられ、当該運転席シートを複数のスライド領域に跨ってスライド操作可能とするロングスライドレール機構と、助手席シートの裏面側に設けられた複数のリンク要素からなり、これらリンク要素のうち助手席ドア側に配置されたリンク要素の下端を固定端として作動することにより、折り畳まれた前記助手席シートを前記助手席ドアの側壁に沿って収納する格納機構とを備えた。
本構成によれば、助手席シートを助手席ドアの側壁に沿って収納して運転席シートの横スペースを広く空けておき、さらに運転席シートを後方にスライド移動させて運転席シートを後部座席シートに近づけるシートアレンジが可能となる。よって、運転席シートに着座したまま後部座席シートに対して作業を行うとき、広い作業スペースで、かつ後部座席シートに近いところで作業することが可能となるので、運転席シートに着座したまま後部座席シートに手を延ばして作業するシチュエーションにおいて、その作業性を確保することが可能となる。
前記シート装置において、前記助手席シートを収納したときに開放される車内のフロア領域は、車内の移動経路となり得る広さが確保されていることが好ましい。この構成によれば、助手席シートを収納したときの車内のフロア領域を、車内を移動するに足りる十分に広いスペースとすることが可能となる。
前記シート装置において、前記助手席シートが前記助手席ドアの側壁に沿って収納された格納状態にされたとき、当該助手席シートは、車両フロアに対して垂直方向に起立した状態をとることが好ましい。この構成によれば、助手席シートが助手席ドアの壁際に沿って収納されることとなるので、助手席シートを格納状態にしたときの車内の作業スペースを、十分に広いスペースとすることが可能となる。
前記シート装置において、前記格納機構は、一端が前記固定端となり、他端が前記助手席シートのシートフレームに軸支されるようにして設けられた第1リンク要素と、一端が前記助手席シートのシートフレームに軸支され、他端が開放端となるように、前記第1リンク要素に合わせて設けられた第2リンク要素と、前記第1リンク要素及び前記第2リンク要素を連結するように設けられた第3リンク要素とを備えることが好ましい。この構成によれば、格納機構の構成を、3つのリンク要素からなる簡素な構成とすることが可能となる。
前記シート装置において、前記第2リンク要素の開放端に摺動部材が設けられ、前記助手席シートを格納状態に切り替えるとき、前記助手席シートの前後方向のスライド移動を案内するスライドレールの上面に設けられたガイド部に沿って前記摺動部材が移動することで、前記助手席シートの格納状態への切り替えが案内されることが好ましい。この構成によれば、助手席シートを格納状態に切り替えるときの操作が摺動部材及びガイド部によって案内されるので、助手席シートをスムーズに格納状態に切り替えることが可能となる。
本発明によれば、運転席シートに着座したまま後部座席シートに手を延ばして作業するときの作業性を確保することができる。
一実施形態における車内のシートアレンジの一例を示す概要図。 助手席シートを格納状態にしたときのシートアレンジを示す概要図。 運転席シートのロングスライドレール機構の分解斜視図。 運転席シートのロック機構の作動を示す断面図。 助手席シートの側面図であり、(a)が着座状態のときの図、(b)が格納状態のときの図。 助手席シートの正面図であり、(a)が着座状態のときの図、(b)が格納状態のときの図。 助手席シートの正面図であり、(a)がバックフレームを倒したときの図、(b)が格納状態に切り替えるときの途中の状態を示す図。
以下、シート装置の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両100は、種々のシートアレンジを可能とするシート装置1を備える。本例のシート装置1は、運転席シート2a及び助手席シート2bを作動の対象とし、後部座席シート2cに着座した子供の世話をし易い態様にシート位置をアレンジする。本例の運転席シート2aは、運転席シート2aを複数のスライド領域に跨ってスライド操作可能とするロングスライドレール機構3を介して車両フロア101に取り付けられている。すなわち、運転席シート2aは、運転席スライド領域Eaのみならず、後部座席スライド領域Ebに至る範囲までスライド操作が可能である。
ロングスライドレール機構3は、車両フロア101に固定された長いロアレール4と、運転席シート2aの裏面に取り付けられたアッパーレール5とを備える。ロアレール4及びアッパーレール5は、シート幅方向(図1のY軸方向)に並ぶように一対配置されるとともに、シート前後方向(図1のX軸方向)に延在するように設けられている。このように、運転席シート2aのレールは、ロアレール4及びアッパーレール5の組がレール幅方向に並ぶように一対設けられる。
図3に示すように、ロアレール4は、車両フロア101に配置される底壁部10と、底壁部10の幅方向両端から上方に立設された一対の側壁部11と、各々の側壁部11の上端から下方に折り返されたフランジ部12とを備える。アッパーレール5は、一対のレール本体13と、各レール本体の両端から上方に折り返されたフランジ部14とを備える。アッパーレール5は、レール本体13がロアレール4の一対のフランジ部12の間に通されるとともに、フランジ部14がロアレール4のフランジ部12の内側に通されるようにして、ロアレール4に相対移動可能に組み付けられる。
図3及び図4に示すように、ロアレール4及びアッパーレール5の間には、運転席シート2aのスライド操作、すなわちロアレール4に対するアッパーレール5のスライド移動を規制するロック機構17が設けられている。ロック機構17は、アッパーレール5に組み付けられてロアレール4に係止可能なロックレバー18を備える。ロックレバー18は、アッパーレール5のレール本体13の側壁13aに固定された一対の支持ブラケット19,20に、軸21回りに回動可能に取り付けられている。アッパーレール5のレール本体13において一対の側壁には、ロックレバー18のレバー本体22を通す透孔23,24が形成されている。また、ロックレバー18の先端に設けられた複数の爪部25は、アッパーレール5のレール本体13に設けられた挿通孔26からアッパーレール5の外側に引き出されている。ロックレバー18には、ロックレバー18をロック方向(図4の矢印A1方向)に付勢する付勢部材27が取り付けられている。アッパーレール5の幅方向両側には、スライド移動を案内する車輪28が設けられている。
ロアレール4には、ロックレバー18の爪部25が係止可能な複数のロック孔29が、レール軸方向に沿って等間隔に複数並び配置されている。ロックレバー18の爪部25は、アッパーレール5に設けられた挿通孔26を通じてロアレール4のロック孔29に係止され、先端がアッパーレール5に複数形成された透孔30に通される。よって、ロック機構17は、ロックレバー18の爪部25がロック孔29(透孔30含む)に係止したロック状態と、ロックレバー18の爪部25がロック孔29から離脱したアンロック状態との2状態をとる。
運転席シート2aは、ロック機構17を解除するときに操作する操作ハンドル33を備える。操作ハンドル33には、ロックレバー18に至るロック解除部34が設定されている。これにより、操作ハンドル33が上方に操作(引き上げ操作)されると、操作ハンドル33のロック解除部34がロックレバー18の入力部35を押し、ロックレバー18がアンロック方向(図4の矢印A2方向)に回動する。すなわち、操作ハンドル33の操作を通じてロック機構17がロック状態からアンロック状態に解除され、運転席シート2aのスライド操作が可能にされる。
図5(a),(b)及び図6(a),(b)に示すように、助手席シート2bは、シートクッションの骨組みとなるクッションフレーム38と、シートバックの骨組みとなるバックフレーム39と、バックフレーム39の傾倒操作を可能にするリクライニングアジャスタ40とを備える。また、助手席シート2bの下部には、助手席シート2bの前後方向のスライド操作を許容するスライドレール41が設けられている。このスライドレール41は、前述のロングスライドレール機構3においてロアレール4が短くされたこと以外、ほぼ同様の構成をとる。
シート装置1は、折り畳まれた助手席シート2bを助手席ドア44の側壁44a(図6(b)参照)に沿って収納可能な格納機構45を備える。格納機構45は、助手席シート2bの裏面側に設けられた複数のリンク要素46(46a〜46c)からなり、これらリンク要素46a〜46cのうち助手席ドア44側に配置された第1リンク要素46aの下端を固定端47として作動することにより、折り畳まれた助手席シート2bを、助手席ドア44の側壁44aに沿って収納する。
格納機構45は、第1リンク要素46a、第2リンク要素46b及び第3リンク要素46cの3要素からなる。第1リンク要素46aは、一端が前述の固定端47となり、他端が助手席シート2bのシートフレーム48(本例はクッションフレーム38)に軸支されるようにして設けられている。本例の第1リンク要素46aは、シート前後方向(図5のX軸方向)に一対設けられる。第2リンク要素46bは、一端が助手席シート2bのシートフレーム48に軸支され、他端が開放端49となるように、第1リンク要素に合わせて設けられている。第3リンク要素46cは、第1リンク要素46a及び第2リンク要素46bを連結するように設けられている。本例の第2リンク要素46b及び第3リンク要素46cは、それぞれ一対設けられる。一対の第1リンク要素46aの間には、これらを組み付ける複数(本例は2つ)の連結シャフト50が取り付け固定されている。また、一対の第2リンク要素46bの間には、これらを組み付ける連結シャフト51が取り付け固定されている。第2リンク要素46bの開放端49には、摺動部材の一例である車輪52が設けられている。
スライドレール41の上面には、車輪52の移動を案内する一対のガイド部55が設けられている。助手席シート2bが折り畳まれて助手席ドア44の側壁44aに沿って収納されるとき、車輪52がガイド部55に沿って移動することで、助手席シート2bの着座状態から格納状態への切り替わりが案内される。本例の場合、助手席シート2bが助手席ドア44の側壁44aに沿って収納された格納状態にされたとき、助手席シート2bは、車両フロア101に対して垂直方向(図5等のZ軸方向)に起立した状態をとる。
次に、図2、図5〜図7を用いて、シート装置1の作用及び効果を説明する。
図5(a)及び図6(a)に示すように、助手席シート2bにおいてバックフレーム39が倒されていない着座状態のとき、格納機構45は、第1リンク要素46a〜第3リンク要素46cが折り畳まれていない初期位置をとる。初期位置をとるときの格納機構45は、固定端47を中心とした開き方向(図6(a)の矢印B1方向)に最大量回転した状態をとる。すなわち、助手席シート2bが倒された状態をとり、着座可能な状態にされる。
図6(a)に示すように、助手席シート2bを助手席ドア44の側壁44aに起立させて収納する格納状態に切り替えるときには、図7(a)に示すように、リクライニングアジャスタ40を操作してバックフレーム39を目一杯前倒しすることにより、バックフレーム39を畳む。そして、図7(b)に示すように、バックフレーム39が前倒しされたクッションフレーム38を、その中心付近を支点にして起こすように操作する。このとき、格納機構45は、固定端47を中心とした閉じ方向(図7(b)の矢印B2方向)に回転する動きをとる。また、この切り替わり作動時は、車輪52がガイド部55に沿って移動することにより、助手席シート2bの収納位置への操作が案内される。
図5(b)及び図6(b)に示すように、着座状態からクッションフレーム38を約90度回転させると、助手席シート2bは、助手席ドア44の側壁44aに沿い起立した状態で収納された格納状態に切り替わる。このとき、格納機構45は、第1リンク要素46a〜第3リンク要素46cが畳まれた折り畳み位置をとる。これにより、運転席シート2aの横スペースが空くことになるので、運転席シート2aの横の作業スペースを広くとることが可能となる。また、車内の移動経路を広くとることも可能となり、利便性が向上する。
また、図2に示すように、助手席シート2bを格納状態に切り替えた後、運転席シート2aにおいて操作ハンドル33を操作することによりロック機構17を解除して、ロングスライドレール機構3を通じて運転席シート2aを後方(後部座席スライド領域Eb)にスライド移動すれば、後部座席シート2cに座る子供の世話等がし易くなる。特に、本例の場合、助手席シート2bが格納状態に畳まれているので、子供の世話等をするときに助手席シート2bが邪魔にならずに済み、この点で非常に利便性がよいといえる。
さて、本例の場合、助手席シート2bを助手席ドア44の側壁44aに沿って収納して運転席シート2aの横スペースを広く空けておき、さらに運転席シート2aを後方にスライド移動させて運転席シート2aを後部座席シート2cに近づけるシートアレンジが可能となる。よって、運転席シート2aに着座したまま後部座席シート2cに対して作業を行うとき、広い作業スペースで、かつ後部座席シート2cに近いところで作業することが可能となるので、運転席シート2aに着座したまま後部座席シート2cに手を延ばして作業するシチュエーションにおいて、その作業性を確保することができる。
格納状態となった助手席シート2bは、助手席ドア44側に位置することとなるので、格納状態の助手席シート2bが運転時の邪魔になることがない。また、格納状態とした助手席シート2bは、シートバックが運転席側を向くように配置されるので、助手席シート2bを格納状態としたとき、シートクッション(クッションフレーム38)の裏側が運転席側を向かずに済み、安全性が確保される。
さらに、格納状態とされた助手席シート2bは、チップアップさせて前側に寄せる構造ではないので、インストルメントパネル周囲のグローブボックス等の収納を犠牲にすることもない。
また、運転席シート2a及び後部座席シート2cの距離を縮めるにあたり、後部座席シート2cを位置アレンジすることはない。このため、後部座席シート2cに取り付け固定されたチャイルドシートの子供を世話する場合であっても、運転席シート2aを後方にスライド移動させることで、運転席シート2aに着座したまま後部座席シート2cに手を届かせることができる。
助手席シート2bを収納したときに開放される車内のフロア領域Sf(図2参照)は、車内の移動経路となり得る広さが確保されている。よって、助手席シート2bを収納したときの車内のフロア領域Sfを、車内を移動するに足りる十分に広いスペースとすることができる。
助手席シート2bが助手席ドア44の側壁44aに沿って収納された格納状態にされたとき、助手席シート2bは、車両フロア101に対して垂直方向に起立した状態をとる。よって、助手席シート2bが助手席ドア44の壁際に沿って収納されることとなるので、助手席シート2bを格納状態にしたときの車内の作業スペースを、十分に広い大きさにすることが可能となる。
格納機構45は、第1リンク要素46a、第2リンク要素46b及び第3リンク要素46cを備えた四節リンクからなる。よって、格納機構45の構成を、3つのリンク要素からなる簡素な構成とすることができる。
第2リンク要素46bの開放端49に車輪52が設けられ、助手席シート2bを格納状態に切り替えるとき、車輪52がスライドレール41の上面のガイド部55に沿って回ることで、助手席シート2bの格納状態への切り替えが案内される。よって、着座状態の助手席シート2bをスムーズに格納状態に切り替えることができる。
図6(b)に示すように、助手席シート2bは、格納状態をとったとき、助手席ドア44の窓44bの下端よりも低い位置に収められる。よって、助手席シート2bを格納状態に切り替えても、助手席ドア44の窓44bから車外を見るときの視界を確保することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・車両のシフトレバーのシフトレンジがパーキングレンジのときのみ、運転席シート2aを運転席スライド領域Eaから後部座席スライド領域Ebへスライド操作することを許可する操作制限機構を設けてもよい。
・運転席シート2aを運転席スライド領域Eaから後部座席スライド領域Ebにスライド操作するとき、その境界で運転席シート2aのスライド操作を一時停止させる一時停止機構を設けてもよい。
・操作ハンドルを操作して運転席シート2aをスライド操作するとき、スライド操作開始位置をメモリしておくメモリ機構を設けてもよい。この場合、運転席シート2aのスライド操作後、操作前の元のシート位置に戻すことが可能となる。
・第1リンク要素46a及び第2リンク要素46bが連結されるシートフレーム48は、クッションフレーム38に限定されず、シートの構築要素であれば、他の部材に変更してもよい。
・格納機構45のリンク構造は、実施形態に述べた例に限定されず、他の構造に変更可能である。
・摺動部材は、車輪52に限定されず、例えばスライダのような摺動可能な部材であればよい。
・車輪52やガイド部55は、省略可能である。
・助手席シート2bは、起立した状態で助手席ドア44側に収納されることに限らず、所定量傾いた状態をとってもよい。
・助手席シート2bを収納したときにできる開放されたフロア領域Sfの大きさは、実施形態以外のものに変更可能である。
・ロングスライドレール機構3(ロック機構17)の構成は、実施形態に述べた例に限定されず、運転席シート2aを複数のスライド領域に跨って操作させることを可能にするものであれば、他に適宜変更できる。
1…シート装置、2a…運転席シート、2b…助手席シート、2c…後部座席シート、3…ロングスライドレール機構、41…スライドレール、44…助手席ドア、44a…側壁、44b…窓、45…格納機構、46…リンク要素、46a…第1リンク要素、46b…第2リンク要素、46c…第3リンク要素、47…固定端、48…シートフレーム、49…開放端、52…摺動部材の一例である車輪、55…ガイド部、Ea…スライド領域(運転席スライド領域)、Eb…スライド領域(後部座席スライド領域)、Sf…フロア領域。

Claims (5)

  1. 運転席シートに設けられ、当該運転席シートを複数のスライド領域に跨ってスライド操作可能とするロングスライドレール機構と、
    助手席シートの裏面側に設けられた複数のリンク要素からなり、これらリンク要素のうち助手席ドア側に配置されたリンク要素の下端を固定端として作動することにより、折り畳まれた前記助手席シートを前記助手席ドアの側壁に沿って収納する格納機構と
    を備えたことを特徴とするシート装置。
  2. 前記助手席シートを収納したときに開放される車内のフロア領域は、車内の移動経路となり得る広さが確保されている
    請求項1に記載のシート装置。
  3. 前記助手席シートが前記助手席ドアの側壁に沿って収納された格納状態にされたとき、当該助手席シートは、車両フロアに対して垂直方向に起立した状態をとる
    請求項1又は2に記載のシート装置。
  4. 前記格納機構は、
    一端が前記固定端となり、他端が前記助手席シートのシートフレームに軸支されるようにして設けられた第1リンク要素と、
    一端が前記助手席シートのシートフレームに軸支され、他端が開放端となるように、前記第1リンク要素に合わせて設けられた第2リンク要素と、
    前記第1リンク要素及び前記第2リンク要素を連結するように設けられた第3リンク要素とを備える
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のシート装置。
  5. 前記第2リンク要素の開放端に摺動部材が設けられ、前記助手席シートを格納状態に切り替えるとき、前記助手席シートの前後方向のスライド移動を案内するスライドレールの上面に設けられたガイド部に沿って前記摺動部材が移動することで、前記助手席シートの格納状態への切り替えが案内される
    請求項4に記載のシート装置。
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