JP2018008201A - 除湿機 - Google Patents

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博史 中村
Hiroshi Nakamura
博史 中村
好孝 明里
Yoshitaka Akisato
好孝 明里
英雄 柴田
Hideo Shibata
英雄 柴田
石川 俊夫
Toshio Ishikawa
俊夫 石川
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Abstract

【課題】対象物までの距離に応じた適切な動作を行うことができる除湿機を提供する。
【解決手段】除湿機100は、空気中の水を除去する除湿部6を備える。除湿機100は、除湿部6によって水が除去された乾燥空気Bを吹出口3を介して送るファン5を備える。また除湿機100は、基準位置から対象物までの距離を検出する距離検出装置11と、距離検出装置11によって検出された距離に基づいてファン5を制御する制御装置17と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、除湿機に関するものである。
特許文献1に、除湿機の一例として衣類乾燥装置が記載されている。この衣類乾燥装置の本体には、送風手段が備えられている。送風手段は、本体に設けられた吸込口から空気を取り込み、本体に設けられた吹出口へ空気を送る。特許文献1に記載された衣類乾燥装置は、吹出口から衣類に向けて空気を送ることによって、衣類の乾燥を行う。
特開2010−69286号公報
上記特許文献1に記載された衣類乾燥装置においては、この衣類乾燥装置から対象物である衣類までの距離についての考慮がされていない。例えば衣類乾燥装置から衣類までの距離が遠い場合には、風量が小さすぎてしまうことがあった。また、例えば衣類乾燥装置から衣類までの距離が近い場合には、風量が必要以上に大きすぎることがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、対象物までの距離に応じた適切な動作を行うことができる除湿機を提供することである。
本発明に係る除湿機は、空気中の水を除去する除湿手段と、除湿手段によって水が除去された空気を吹出口を介して送る送風手段と、基準位置から対象物までの距離を検出する距離検出手段と、距離検出手段によって検出された距離に基づいて送風手段を制御する制御手段と、を備える。
本発明に係る除湿機は、基準位置から対象物までの距離を検出する距離検出手段と、距離検出手段によって検出された距離に基づいて送風手段を制御する制御手段と、を備える。このため、本発明に係る除湿機であれば、対象物までの距離に応じた適切な動作を行うことができる。
実施の形態1の除湿機の外観を示す斜視図である。 実施の形態1の除湿機の内部の構造を示す概略図である。 実施の形態1の風向変更部を拡大して示す概略斜視図である。 実施の形態1の操作表示部を示す図である。 実施の形態1の制御装置を示す図である。 実施の形態1の除湿機の動作例を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、実施の形態について説明する。尚、各図における同一部分または相当部分には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1の除湿機100の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態1の除湿機100の内部の構造を示す概略図である。本実施の形態の除湿機100は、例えば室内に置かれた状態で使用される。
除湿機100は、筐体1を備える。筐体1は、自立可能に形成される。筐体1には、吸込口2及び吹出口3が形成される。吸込口2は、筐体1の内部に空気を取り込むための開口である。筐体1の内部へは、例えば室内空気Aが吸込口2から取り込まれる。吹出口3は、筐体1の内部から外部へ空気を吹き出すための開口である。例えば乾燥空気Bが、吹出口3から吹き出される。一例として吸込口2は、図1及び図2に示すように、筐体1の背面に形成される。また吹出口3は、例えば筐体1の上部の前側に形成される。除湿機100は、乾燥空気Bを吹出口3から吹き出すことによって、例えば室内の空気の除湿を行う。
筐体1の内部には、例えば図2に示すように、風路4が形成される。風路4は、吸込口2から吹出口3へ至る空間である。本実施の形態の除湿機100は、乾燥空気Bを吹出口3を介して送る送風手段の一例としてファン5を備える。ファン5は、例えば筐体1の内部に設けられる。ファン5は、例えば風路4内に配置される。ファン5は、吸込口2から吹出口3へ向かう気流を、風路4内に発生させる。ファン5によって気流が発生させられると、図2に示すように、室内空気Aが吸込口2から風路4内へ吸い込まれる。
また除湿機100は、空気中の水を除去する除湿手段の一例として除湿部6を備える。除湿部6は、空気中の水分を凝縮し、凝縮した水分を排出するものである。除湿部6は、空気中の水分の除去、すなわち除湿を行うものである。
除湿部6は、例えば風路4内に配置される。除湿部6は、例えば吸込口2とファン5との間に配置される。本実施の形態の除湿部6は、ファン5によって吸い込まれた室内空気Aを除湿する。除湿部6は、室内空気Aを除湿することによって、乾燥空気Bを生成する。乾燥空気Bは、ファン5によって発生させられた気流によって、吹出口3から吹き出される。
除湿部6には、例えばヒートポンプ回路を利用した装置が用いられる。除湿部6は、例えばヒートポンプ回路に含まれる蒸発器によって空気中の水分を凝縮させる。また除湿部6には、例えばデシカント方式の装置が用いられてもよい。デシカント方式の装置は、空気中の水分を吸着する吸着剤及び熱交換器を有するものである。デシカント方式の装置は、吸着剤によって吸着した水分を、熱交換器によって凝縮する。
除湿部6は、室内空気Aから除去した水分を、凝縮水として排出する。除湿部6は、一例として凝縮水を下方へ排出する。本実施の形態の除湿機100は、除湿部6によって排出された凝縮水を貯める貯水部の一例として、貯水タンク7を備える。貯水タンク7は、例えば図2に示すように除湿部6の下方に配置される。また貯水タンク7は、例えば筐体1に対して着脱自在に形成される。除湿機100の使用者は、貯水タンク7を筐体1から取り外し、貯水タンク7に貯留された水を捨てることができる。
また除湿機100は、風向決定手段の一例として風向変更部8を備える。風向変更部8は、吹出口3から空気が送られる方向を決める部位である。吹出口3から空気が送られる方向を、以下では送風方向と呼称する。本実施の形態において送風方向は、風向変更部8が動くことによって変更される。風向変更部8は、例えば吹出口3の近傍に配置される。
図3は、実施の形態1の風向変更部8を拡大して示す概略斜視図である。本実施の形態の風向変更部8は、図3に示すように、上下風向変更部9及び風向変更板10を有する。上下風向変更部9は、送風方向を上下方向に変更する第1変更部の一例である。風向変更板10は、送風方向を左右方向に変更する第2変更部の一例である。
上下風向変更部9は、例えば図3に示すように、長方形状の枠状の部位である。上下風向変更部9は、吹出口3から送られる乾燥空気Bが通過可能に形成される。一例として上下風向変更部9は、吹出口3の形状に合わせて形成される。吹出口3及び上下風向変更部9の形状は、例えば左右方向に長い長方形状である。
上下風向変更部9は、左右方向の軸を中心として一定の角度範囲で回転可能に形成される。上下風向変更部9が回転することによって、乾燥空気Bの送風方向が変更される。乾燥空気Bの送風方向は、上下風向変更部9が回転することによって、例えば左右方向の軸に垂直な面内で変更される。乾燥空気Bの送風方向は、上下風向変更部9が回転することによって上下方向に変更される。
風向変更板10は、例えば図3に示すように、上下方向に沿う板状の部位である。風向変更板10は、上下風向変更部9の内側に複数設けられる。複数の風向変更板10は、左右方向に並んで配置される。風向変更板10の後端は、例えば上下風向変更部9に上下方向から軸支される。風向変更板10は、軸支された後端を中心にして一定の角度範囲で回転可能に形成される。風向変更板10が回転することによって、乾燥空気Bの吹き出し方向が変更される。乾燥空気Bの送風方向は、風向変更板10が回転することによって、左右方向に変更される。
また風向変更部8は、例えば図3に示すように、第1駆動部9a及び第2駆動部10aを有する。第1駆動部9aは、上下風向変更部9を駆動させる部位である。第2駆動部10aは、風向変更板10を駆動させる部位である。第1駆動部9aは、上下風向変更部9に接続される。第2駆動部10aは、風向変更板10に接続される。第1駆動部9a及び第2駆動部10aは、一例としてモーターを有する。
また除湿機100は、距離検出手段の一例として距離検出装置11を備える。距離検出装置11は、基準位置から対象物までの距離を検出する装置である。この基準位置は、例えば距離検出装置11の正面または筐体1の中心等、任意の位置として予め設定される。距離検出装置11は、例えば超音波を照射することによって距離の検出を行う。
距離検出装置11は、例えば図3に示すように風向変更板10に接続される。距離検出装置11は、風向変更板10が動くと風向変更板10と共に動く。本実施の形態において上下風向変更部9の内側に設けられた風向変更板10は、上下風向変更部9が動くと上下風向変更部9とともに動く。距離検出装置11は、その正面方向が乾燥空気Bの送風方向となるように設けられている。
本実施の形態の距離検出装置11は、基準位置に対して乾燥空気Bの送風方向にある対象物に向かって超音波を照射する。距離検出装置11は、例えば対象物で反射した超音波を検出する。距離検出装置11は、検出した超音波の情報に基づいて、基準位置から対象物までの距離を検出する。なお距離検出装置11は、基準位置から対象物までの距離を検出できる装置であればよい。距離検出装置11の構成は上記の構成に限定されるものではない。
また除湿機100は、表面温度の検出を行う表面温度検出装置12を備える。表面温度検出装置は、例えば図3に示すように風向変更板10に接続される。表面温度検出装置12は、対象物の表面温度Tdを、非接触の状態で検出することができる装置である。表面温度検出装置12は、例えば対象物から発せられた赤外線を受けることによって、表面温度Tdを検出する。また表面温度検出装置12は、例えば赤外線を受けることによって、室内の窓及び壁の位置を検出することができる。
また除湿機100は、温度センサー13、湿度センサー14及び水量センサー15を備える。温度センサー13は、吸込口2から吸い込まれた室内空気Aの温度を検出する温度検出手段の一例である。湿度センサー14は、吸込口2から吸い込まれた室内空気Aの湿度を検出する湿度検出手段の一例である。温度センサー13及び湿度センサー14は、風路4内に配置される。温度センサー13及び湿度センサー14は、例えば吸込口2と除湿部6との間に配置される。
水量センサー15は、貯水タンク7に貯められた水の量を検出する水量検出手段の一例である。水量センサー15は、例えば貯水タンク7内の水位に基づいて水量の検出を行う。水量センサー15は、例えば図2に示すように貯水タンク7に接続される。
本実施の形態の除湿機100は、操作表示部16及び制御装置17を供える。使用者は、例えば操作表示部16を使用して、除湿機100を操作することができる。また操作表示部16は、除湿機100の状態を表示する表示部16aを有する。制御装置17は、除湿機100に備えられた各機器に接続される部位である。制御装置17は、除湿機100に備えられた各機器を制御する部位である。
図4は、実施の形態1の操作表示部16を示す図である。操作表示部16は、例えば、押しボタンまたはタッチパネル等によって構成される。図4に示すように、本実施の形態の操作表示部16の表示部16aには、例えばエリア表示部16b及び風量表示部16cが含まれる。エリア表示部16bは、例えば除湿機100から乾燥空気Bが送られているエリアの状態の表示を行う。風量表示部16cは、例えば使用者によって設定された乾燥空気Bの風量またはファン5によって送られている乾燥空気Bの風量を表示する。
また操作表示部16は、図4に示すように、例えば結露防止モード選択部16d、エリア選択部16e、風量自動モード選択部16f及び風量設定部16gを有する。結露防止モード選択部16d、エリア選択部16e、風量自動モード選択部16f及び風量設定部16gは、使用者からの操作に応じた信号を送信する。
本実施の形態の制御装置17は、図2に示すように、例えば距離検出装置11、表面温度検出装置12、温度センサー13、湿度センサー14、水量センサー15及び操作表示部16に接続される。また制御装置17は、例えばファン5、除湿部6、及び風向変更部8に接続される。
距離検出装置11、表面温度検出装置12、温度センサー13、湿度センサー14、水量センサー15は、例えば検出した情報を電気信号に変換して制御装置17に送信する。また操作表示部16は、使用者からの操作に応じた信号を制御装置17に送信する。制御装置17は、受信した信号に基づいてファン5、除湿部6、風向変更部8及び表示部16aを制御する。
図5は、実施の形態1の制御装置17を示す図である。図5(a)は、制御装置17の機能ブロック図の一例である。一例として制御装置17は、動作制御部17a、記憶部17b及び乾燥度判定部17cを有する。本実施の形態の動作制御部17aは、除湿機100に備えられた各機器を制御する制御手段の一例である。また乾燥度判定部17cは、対象物の乾燥状態を判定する乾燥状態判定手段の一例である。
動作制御部17aは、例えば距離検出装置11からの信号に基づいて、乾燥空気Bを送ることが可能な範囲の形状を判定する機能を有する。乾燥空気Bを送ることが可能な範囲を、送風可能範囲と呼称する。動作制御部17aは、例えば送風可能範囲の形状を、エリア表示部16bに表示させる。動作制御部17aは、図4に示すように、例えば9分割された送風可能範囲をエリア表示部16bに表示させる。分割された送風可能範囲の各区域を、本実施の形態ではエリアと呼称する。
動作制御部17aは、例えばエリア選択部16eからの信号に基づいて、エリア表示部16bを制御する。使用者は、エリア表示部16bを見ながらエリア選択部16eを操作することによって、送風範囲のうちの任意のエリアを選択する。ここで、選択されたエリアを送風対象エリアと呼称する。動作制御部17aは、送風対象エリアに乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御する。
なお、エリア表示部16bに表示される送風範囲は9分割されていなくてもよい。エリア表示部16bに表示されるエリアの数は、任意の数でよい。また選択可能な送風対象エリアは、1箇所でなくてもよい。使用者は、2箇所以上の送風対象エリアを選択してもよい。2箇所以上の送風対象エリアが選択された場合、動作制御部17aは、選択された全ての送風対象エリアに乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御する。また動作制御部17aは、例えば送風対象エリアが1つも選択されなかった場合には、送風可能範囲全体に対して乾燥空気Bが均一に送られるように風向変更部8を制御する。
エリア選択部16eは、複数の送風対象エリアに優先順位を指定する操作を使用者から受け付けることも可能である。複数の送風対象エリアに優先順位が指定された場合には、例えば、まず最も優先順位の高い送風対象エリアに乾燥空気Bが一定時間送られるように風向変更部8を制御する。動作制御部17aは、例えば、最も優先順位の高い送風対象エリアに乾燥空気Bが一定時間送られた後に、次に優先順位の高い送風対象エリアに乾燥空気Bが一定時間送られるように風向変更部8を制御する。動作制御部17aは、より優先順位の高い送風対象エリアから順に乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御する。
記憶部17bは、記憶手段の一例である。記憶部17bには、例えば予め複数の運転モードが設定されている。使用者が操作表示部16を操作することによって、記憶部17bに記憶された運転モードの中から任意の運転モードが選択される。動作制御部17aは、例えば選択された運転モードに基づいてファン5、除湿部6、風向変更部8及び表示部16aを制御する。
記憶部17bには、例えば結露防止モード及び風量自動モードが予め設定される。例えば使用者によって結露防止モード選択部16dが操作されると、結露防止モードが選択される。本実施の形態の表面温度検出装置12は、例えば検出した窓及び壁の位置の情報を、電気信号に変換して制御装置17の動作制御部17aへ送信する。結露防止モードが選択された場合には、動作制御部17aは、例えば、表面温度検出装置12からの信号に基づいて、乾燥空気Bが窓及び壁に優先して送られるように風向変更部8を制御する。これにより、結露防止モードが選択された場合には、室内での結露が防止される。
また、例えば使用者によって風量自動モード選択部16fが操作されると、風量自動モードが選択される。風量自動モードが選択された場合、動作制御部17aは、乾燥空気Bの風量が適切になるようにファン5を制御する。本実施の形態において動作制御部17aは、風量自動モードが選択された場合、距離検出装置11によって検出された距離に基づいてファン5を制御する。
乾燥度判定部17cは、表面温度検出装置12によって出力された信号に基づいて、対象物の乾燥状態の判定を行う部位である。乾燥度判定部17cは、例えば表面温度検出装置12からの電気信号と温度センサー13からの電気信号とに基づいて、対象物の乾燥状態を判定する。
乾燥度判定部17cは、一例として乾燥度dr(%)を算出する機能を有する。ここで、温度センサー13によって検出される室内空気Aの温度を、室温Tsとする。例えば洗濯物等の濡れている対象物の表面温度Tdは、室温Tsより低い。また、濡れている対象物に含まれる水分は、時間が経過すると蒸発し始める。対象物に含まれる水分が蒸発すると、対象物の表面温度Tdは、気化熱により低下する。すなわち、濡れている対象物の表面温度Tdと室温Tsとの間には、温度差異ΔTが生じる。温度差異ΔTは、室温Tsから表面温度Tdを減じた値である。
記憶部17bには、計測される室温Ts及び湿度に対応する基準温度差異ΔTrの情報が、テーブルとして予め記憶される。この基準温度差異ΔTrは、対象物の乾燥状態を判定するための値である。一例として乾燥度判定部17cは、温度差異ΔTと基準温度差異ΔTrとを比較して、洗濯物の乾燥度dr(%)を算出する。乾燥度dr(%)は、例えば温度差異ΔTに対する基準温度差異ΔTrの百分率として表される。つまり乾燥度dr(%)は、乾燥度dr(%)=(基準温度差異ΔTr/温度差異ΔT)×100、という数式により算出される。乾燥度dr(%)は、温度差異ΔTが基準温度差異ΔTrになると、100(%)になる。乾燥度判定部17cは、例えば乾燥度dr(%)が100(%)を超えると、対象物の乾燥が完了したと判定する。
すなわち本実施の形態の乾燥度判定部17cは、温度センサー13によって検出された室温Tsと表面温度検出装置12によって検出された表面温度Tdとの温度差異ΔTが基準温度差異ΔTr以下になると、対象物の乾燥が完了したと判定する。本実施の形態の動作制御部17aは、この乾燥度判定部17cによって判定された対象物の乾燥状態に基づいて、ファン5、除湿部6、風向変更部8及び表示部16aを制御する。
図5(b)は、制御装置17の構成の一例を示す図である。制御装置17の動作制御部17a、記憶部17b及び乾燥度判定部17cの各機能は、例えば処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア200であってもよい。処理回路は、プロセッサ201及びメモリ202を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア200として形成され、更にプロセッサ201及びメモリ202を備えていてもよい。図5(b)は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア200として形成され、プロセッサ201及びメモリ202を備えている場合の例を示している。
一部が少なくとも1つの専用ハードウェア200である処理回路には、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ201及び少なくとも1つのメモリ202を備える場合、制御装置17の動作制御部17a、記憶部17b及び乾燥度判定部17cの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ202に格納される。プロセッサ201は、メモリ202に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ201は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータあるいはDSPともいう。メモリ202には、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM及びEEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、又は磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク及びDVD等が該当する。
次に、除湿機100の動作について説明する。図6は、実施の形態1の除湿機100の動作例を示すフローチャートである。以下、図6を参照して、風量自動モードが選択された場合の動作について説明する。
動作制御部17aは、送風対象エリアが選択されたか否かを判定する(ステップS101)。動作制御部17aは、ステップS101で送風対象エリアが選択されたと判定した場合、送風対象エリアに対して優先順位が指定されたか否かを判定する(ステップS102)。
動作制御部17aは、ステップS102で優先順位が指定されたと判定した場合、最も優先順位の高い送風対象エリアに乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を動かす。また動作制御部17aは、ファン5及び除湿部6を動作させる。
ファン5が動作することにより、室内空気Aが吸込口2から筐体1の内部へ取り込まれる。筐体1の内部へ取り込まれた室内空気Aは、温度センサー13と湿度センサー14とによって温度と湿度の検出が行われた後、除湿部6によって除湿される。除湿部6によって除湿された室内空気Aは乾燥空気Bとなる。乾燥空気Bは、吹出口3から送られる。動作制御部17aは、例えば、乾燥空気Bが、吹出口3から最も優先順位の高い送風対象エリアの中心方向に向けて送られるように風向変更部8を動かす(ステップS103)。
吹出口3から乾燥空気Bが送られると、例えば、基準位置から送風対象エリアの中心方向にある対象物までの距離が距離検出装置11によって検出される(ステップS104)。動作制御部17aは、距離検出装置11によって検出された距離に基づいてファン5を制御する(ステップS105)。
ステップS105において動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離が短い場合には乾燥空気Bの風量が小さくなるようにファン5を制御する。動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離が長い場合には乾燥空気Bの風量が大きくなるようにファン5を制御する。一例として動作制御部17aは、距離検出装置11によって検出された距離が長いほど大きな風量の乾燥空気Bをファン5に送らせる。
ステップS105で乾燥空気Bの風量が調整されると、乾燥度判定部17cによって対象物の乾燥状態が判定される(ステップS106)。対象物の乾燥が完了していないと乾燥度判定部17cによって判定された場合、上記のステップS104が再び実行される。これにより、対象物の乾燥が完了したと乾燥度判定部17cによって判定されるまで、乾燥空気Bの送風が継続される。
ステップS106で対象物の乾燥が完了したと乾燥度判定部17cによって判定された場合には、動作制御部17aは、次に優先順位の高い送風対象エリアがあるか判定する(ステップS107)。動作制御部17aは、次に順位の高い送風対象エリアがあると判定した場合、例えば、その送風対象エリアの中心方向に乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を動かす。これにより、優先順位が二番目である送風対象エリアに乾燥空気Bが送られる(ステップS108)。
上記のステップS108が行われると、上記のステップS104と同様に、基準位置から送風対象エリアにある対象物までの距離が距離検出装置11によって検出される(ステップS109)。ステップS109の後には、上記のステップS105と同様に、動作制御部17aは、距離検出装置11によって検出された距離に基づいてファン5を制御する(ステップS110)。
ステップS110で乾燥空気Bの風量が調整されると、上記のステップS106と同様に、乾燥度判定部17cによって対象物の乾燥状態が判定される(ステップS111)。ステップS111で対象物の乾燥が完了していないと乾燥度判定部17cによって判定された場合、上記のステップS109が再び実行される。ステップS111で対象物の乾燥が完了したと乾燥度判定部17cによって判定された場合には、上記のステップS107が再び実行される。
またステップS107で次に順位の高い送風対象エリアがないと判定された場合、動作制御部17aは、ファン5及び除湿部6を停止させる。これにより、除湿機100の運転は終了する。上記のステップS101からステップS111が行われることによって、優先順位の高い送風対象エリアから順に、乾燥空気Bが送られる。
なお、ステップS103及びステップS108において、乾燥空気Bの送風方向は、送風対象エリアの中心方向に固定されなくてもよい。例えば乾燥空気Bの送風方向は、送風対象エリア内に均一に乾燥空気Bが送られるように、送風対象エリア内で変更されてもよい。また、ステップS104及びステップS109において距離検出装置11によって検出される距離は、基準位置から送風対象エリアの中心方向にある対象物までの距離でなくてもよい。例えばステップS104及びステップS109において距離検出装置11は、基準位置から送風対象エリア内で最も表面温度の低い対象物までの距離を検出してもよい。
動作制御部17aは、ステップS101で送風対象エリアが選択されていないと判定した場合、送風可能範囲全体に対して均一に乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御する。また動作制御部17aは、ステップS102で優先順位が指定されていないと判定した場合には、全ての送風対象エリアに対して均一に乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御する。動作制御部17aは、送風可能範囲全体または全ての送風対象エリアに対して均一に乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御した状態で、ファン5及び除湿部6を動作させる。これにより、送風可能範囲全体または全ての送風対象エリアに対して均一に乾燥空気Bが送られる(ステップS112)。
ステップS112が行われると、送風可能範囲に対して複数に分割されたエリア毎に、上記のステップS104及びステップS109と同様に、基準位置から対象物までの距離が距離検出装置11によって検出される(ステップS113)。ステップS113の後には、上記のステップS105及びとステップS110同様に、動作制御部17aは、距離検出装置11によって検出された距離に基づいてファン5を制御する(ステップS114)。
ステップS114で乾燥空気Bの風量が調整されると、上記のステップS106及びステップS111と同様に、乾燥度判定部17cによって対象物の乾燥状態が判定される。乾燥度判定部17cは、送風可能範囲全体または全ての送風対象エリアにある対象物の乾燥状態を判定する(ステップS115)。
ステップS115で対象物の乾燥が完了していないと乾燥度判定部17cによって判定された場合、上記のステップS113が再び実行される。ステップS111で対象物の乾燥が完了したと乾燥度判定部17cによって判定された場合には、動作制御部17aは、ファン5及び除湿部6を停止させる。これにより、除湿機100の運転は終了する。
なお、ステップS107、ステップS111及びステップS115の処理は、対象物の乾燥状態を判定するものでなくともよい。ステップS107、ステップS111及びステップS115の処理は、例えば、現在送風されている送風対象エリア又は送風可能エリアに乾燥空気Bが送られてからの経過時間を判定するものでもよい。ステップS107、ステップS111及びステップS115の処理は、この経過時間が予め設定された一定時間を超えたかどうかを判定するものでもよい。
上記の実施の形態の除湿機100は、距離検出装置11及び距離検出装置11によって検出された距離に基づいてファン5を制御する動作制御部17aを備えている。上記の構成により、除湿機100は、対象物までの距離に応じた適切な動作を行うことができる。上記の実施の形態の除湿機100は、室内の除湿、窓、壁及び衣類の乾燥に特に好適である。
一例として動作制御部17aは、距離検出装置11によって検出された距離が長いほど大きな風量の乾燥空気Bをファン5に送らせる。これにより、例えば除湿機100から遠い対象物にも、十分な風量の乾燥空気Bが供給される。また例えば除湿機100に近い対象物には、必要以上に大きな風量の乾燥空気Bが供給されることがない。これにより、除湿機100の動作に必要なエネルギーが適切に削減される。
なお除湿機100の動作は上記の実施の形態に限定されない。例えば記憶部17bには、基準距離L1が予め設定されていてもよい。動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離がこの基準距離L1を上回った場合には、乾燥空気Bの風量が第1の風量となるようにファン5を制御してもよい。また動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離がこの基準距離L1以下である場合には、乾燥空気Bの風量が第2の風量となるようにファン5を制御してもよい。第2の風量は、第1の風量よりも小さい風量として予め設定される。本例においても除湿機100は、対象物までの距離に応じた適切な動作を行うことができる。
また基準距離L1は、例えば表面温度検出装置12、温度センサー13及び湿度センサー14が検出した情報に基づいて算出されるものであってもよい。基準距離L1の算出は、例えば動作制御部17a等によって行われる。また同様に、上記の第1の風量及び第2の風量も、例えば表面温度検出装置12、温度センサー13及び湿度センサー14が検出した情報に基づいて算出されるものであってもよい。
上記の実施の形態では、風量自動モードが選択された場合の動作について説明した。風量自動モードにおいては、乾燥空気Bの風量は自動で調整される。例えば除湿機100は、風量自動モードが選択されていない場合は、風量設定部16gによって乾燥空気Bの風量を手動で調整可能に構成されてもよい。
上記の実施の形態においては、例えばステップS107及びステップS111において乾燥度判定部17cによって判定された乾燥状態に応じて風向変更部8が制御される。これにより、対象物がより確実に乾燥される。
また表面温度検出装置12は、例えば乾燥空気Bが供給されていないエリアの表面温度を検出可能なものであってもよい。表面温度検出装置12は、例えば送風可能範囲全体の表面温度を検出してもよい。動作制御部17aは、例えば表面温度検出装置12の検出結果及び乾燥度判定部17cに基づいて、例えば乾燥度dr(%)が低いエリアに優先して乾燥空気Bが送られるように風向変更部8を制御してもよい。これにより除湿機100は、対象物をより効率的に乾燥させることができる。
上記の実施の形態において距離検出装置11は、風向変更部8の風向変更板10に接続される。距離検出装置11は、風向変更部8とともに動くことによって、乾燥空気Bの送風方向に超音波を照射することができる。このような構成により、距離検出装置11は、基準位置から乾燥空気Bが当てられている状態の対象物までの距離を確実に検出することができる。上記の実施の形態であれば、除湿機100は、より適切に動作をすることができる。
なお距離検出装置11は、風向変更板10に接続されていなくてもよい。除湿機100は、距離検出装置11と風向変更部8とが独立して動くことが可能な構成であってもよい。除湿機100は、距離検出装置11を動かすためのモーターを備えていてもよい。距離検出装置11は、例えばこのモーターを介して、制御装置17によって風向変更部8の動きに合わせて動かされるものであってもよい。同様に、表面温度検出装置12も、風向変更板10に接続されていなくてもよい。
また除湿機100は上記の実施の形態以外にも、例えば風向変更部8を使用者が手動で動かすための十字キー等の操作キーまたはリモコンを備えていてもよい。この十字キー等の操作キーまたはリモコンは、動作制御部17aへ操作指示を送信する操作手段の一例である。動作制御部17aは、例えば受信した操作指示に基づいて風向変更部8を制御する。これにより使用者は、除湿機100に、任意の方向へ乾燥空気Bを送らせることができる。
動作制御部17aは、例えば乾燥度判定部17cによって判定された乾燥状態に応じてファン5を制御してもよい。例えば動作制御部17aは、乾燥度判定部17cによって算出された乾燥度dr(%)が低いほど大きな風量の乾燥空気Bをファン5に送らせてもよい。本例であれば、より効率よく対象物が乾燥される。
表示部16aは、乾燥度判定部17cによって判定された乾燥状態を使用者に対して報知する報知手段として機能してもよい。表示部16aのエリア表示部16bは、例えば乾燥度判定部17cによって全エリアの乾燥が完了したと判定された場合には、エリア全体の表示を点滅させてもよい。またエリア表示部16bは、乾燥度判定部17cによって算出された乾燥度dr(%)に基づいて、各エリアの色を変更または各エリアの表示を点滅させてもよい。また表示部16aは、乾燥度判定部17cによって判定された乾燥状態を使用者に対して報知するためのブザー等を有していてもよい。本例であれば使用者は、送風可能範囲内の各エリアにある対象物の乾燥状態をより容易に認識することができる。
また除湿機100は、吹出口3から空気が送られる方向に可視光を照射する照射手段の一例として、図2及び図3に示すように、照射装置18を備えていてもよい。照射装置18は、例えば距離検出装置11及び表面温度検出装置12と同様に、風向変更板10に接続される。照射装置18は、例えばLED等の光源が発した光を照射する装置である。これにより使用者は、乾燥空気Bの送風方向及び乾燥空気Bが送られている範囲を容易に認識することができる。
照射装置18は、例えば動作制御部17aによって制御される。動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離に基づいて照射装置18を制御してもよい。
例えば記憶部17bには、基準距離L2が予め設定されていてもよい。基準距離L2は、例えば除湿機100によって乾燥空気Bが十分に供給可能な距離として予め設定される。なお基準距離L2は、上述した基準距離L1と同様、例えば表面温度検出装置12、温度センサー13及び湿度センサー14が検出した情報に基づいて算出されるものであってもよい。
動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離がこの基準距離L2を上回った場合には、照射装置18に対して第1制御を行う。動作制御部17aは、例えば距離検出装置11によって検出された距離がこの基準距離L2以下である場合には、照射装置18に対して第2制御を行う。
照射装置18は、例えば第1の色の可視光及び第2の色の可視光を選択的に照射可能な装置であってもよい。第2の色は、第1の色と異なる色である。照射装置18は、動作制御部17aによって第1制御が行われた場合には、例えば第1の色の可視光を照射する。照射装置18は、動作制御部17aによって第2制御が行われた場合には、例えば第2の色の可視光を照射する。本例であれば使用者は、除湿機100から対象物までの距離が適切であるかを容易に認識することができる。
また照射装置18は、動作制御部17aによって第1制御が行われた場合には、例えば第1の光量の可視光を照射してもよい。照射装置18は、動作制御部17aによって第2制御が行われた場合には、例えば第2の光量の可視光を照射してもよい。また動作制御部17aは、例えば乾燥度判定部17cによって算出された乾燥度dr(%)に応じた光量の可視光を照射装置18に照射させてもよい。
なお照射装置18は、風向変更板10に接続されていなくてもよい。照射装置18は、例えば筐体1に取り付けられてもよい。照射装置18は、風向変更部8に対して独立して動くことが可能なものであってもよい。また照射装置18は、床などを照らすことによって、乾燥空気Bの送風方向及び乾燥空気Bが送られる範囲を使用者に示すものであってもよい。
また除湿機100は、乾燥空気Bの送風方向及び乾燥空気Bが送られる範囲を使用者に示すものとして、例えばレンズを備えていてもよい。このレンズは、例えば風向変更部8または筐体1に取り付けられる。除湿機100は、例えば使用者がレンズを介して見ることができる範囲と乾燥空気Bが送られる範囲とが一致するように構成されてもよい。
また上記の実施の形態の除湿機100は、水量検出手段の一例として水量センサー15を備える。動作制御部17aは、例えば水量センサー15の検出結果に基づいて除湿部6を制御してもよい。例えば記憶部17bには予め基準水量が記憶される。動作制御部17aは、例えば水量センサー15によって検出された水量が基準水量を上回ると、除湿部6に動作を停止させる。これにより、貯水タンク7から水が溢れることが防止される。
除湿機100が備える制御装置17は、例えば室内にある空気調和機と通信可能なものであってもよい。例えば制御装置17は、空気調和機が発生させた気流に向かって乾燥空気Bが送られないように、除湿機100に備えられた各機器を制御してもよい。
1 筐体、 2 吸込口、 3 吹出口、 4 風路、 5 ファン、 6 除湿部、 7 貯水タンク、 8 風向変更部、 9 上下風向変更部、 9a 第1駆動部、 10 風向変更板、 10a 第2駆動部、 11 距離検出装置、 12 表面温度検出装置、 13 温度センサー、 14 湿度センサー、 15 水量センサー、 16 操作表示部、 16a 表示部、 16b エリア表示部、 16c 風量表示部、 16d 結露防止モード選択部、 16e エリア選択部、 16f 風量自動モード選択部、 16g 風量設定部、 17 制御装置、 17a 動作制御部、 17b 記憶部、 17c 乾燥度判定部、 18 照射装置、 100 除湿機、 200 専用ハードウェア、 201 プロセッサ、 202 メモリ

Claims (12)

  1. 空気中の水を除去する除湿手段と、
    前記除湿手段によって水が除去された空気を吹出口を介して送る送風手段と、
    基準位置から対象物までの距離を検出する距離検出手段と、
    前記距離検出手段によって検出された距離に基づいて前記送風手段を制御する制御手段と、
    を備える除湿機。
  2. 前記制御手段は、前記送風手段に、前記距離検出手段によって検出された距離が長いほど大きな風量の空気を送らせる請求項1に記載の除湿機。
  3. 前記吹出口から空気が送られる方向を決める風向決定手段と、
    操作指示を前記制御手段へ送信する操作手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記操作手段から受信した操作指示に応じて前記風向決定手段を動かし、
    前記風向決定手段が動くと前記吹出口から空気が送られる方向が変更される請求項1または請求項2に記載の除湿機。
  4. 前記吹出口から空気が送られる方向を決める風向決定手段と、
    対象物の乾燥状態を判定する乾燥状態判定手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記乾燥状態判定手段によって判定された乾燥状態に応じて前記風向決定手段を動かし、
    前記風向決定手段が動くと前記吹出口から空気が送られる方向が変更される請求項1または請求項2に記載の除湿機。
  5. 前記制御手段は、前記乾燥状態判定手段によって判定された乾燥状態に応じて前記送風手段を制御する請求項4に記載の除湿機。
  6. 前記乾燥状態判定手段によって判定された乾燥状態を報知する報知手段を備えた請求項4または請求項5に記載の除湿機。
  7. 前記距離検出手段は、前記風向決定手段に接続され、前記風向決定手段が動くと前記風向決定手段と共に前記風向決定手段が動く方向へ動き、前記吹出口から空気が送られる方向へ超音波を照射することによって距離の検出を行う請求項3から請求項6の何れか1項に記載の除湿機。
  8. 前記吹出口から空気が送られる方向へ可視光を照射する照射手段を備えた請求項1から請求項7の何れか1項に記載の除湿機。
  9. 前記制御手段は、前記距離検出手段によって検出された距離に基づいて前記照射手段を制御する請求項8に記載の除湿機。
  10. 前記制御手段は、前記照射手段に対し、前記距離検出手段によって検出された距離が基準距離よりも大きい場合には第1制御を行い、前記距離検出手段によって検出された距離が前記基準距離以下である場合には前記第1制御と異なる第2制御を行う請求項9に記載の除湿機。
  11. 前記照射手段は、第1の色の可視光及び前記第1の色と異なる第2の色の可視光を選択的に照射可能であり、前記制御手段によって前記第1制御が行われると前記第1の色の可視光を照射し、前記制御手段によって前記第2制御が行われると前記第2の色の可視光を照射する請求項10に記載の除湿機。
  12. 前記除湿手段によって除去された水を貯める貯水部と、
    前記貯水部に貯められた水の量を検出する水量検出手段と、
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記水量検出手段によって検出された水量が基準水量を上回ると前記除湿手段を停止させる請求項1から請求項11の何れか1項に記載の除湿機。
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