JP2018006406A - 基板検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】テストプログラムの開発に関してユーザに不便を強いるのを防止することができる基板検査装置を提供する。
【解決手段】ウエハレベルシステムレベルテストを行うプローバ10は、ユーザがテストプログラムを編集するためのユーザインターフェース部27と、テストプログラムのコンパイル、実行及びデバッグを行うテストプログラムエンジン28とを有するテストプログラムの開発環境34を備える。
【選択図】図5
【解決手段】ウエハレベルシステムレベルテストを行うプローバ10は、ユーザがテストプログラムを編集するためのユーザインターフェース部27と、テストプログラムのコンパイル、実行及びデバッグを行うテストプログラムエンジン28とを有するテストプログラムの開発環境34を備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、基板に形成された半導体デバイスを当該基板から切り出すことなく検査する基板検査装置に関する。
近年、半導体デバイスの製造工程における早い段階で欠陥等を発見するために、基板としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)に形成された半導体デバイスを当該ウエハから切り出すこと無く検査するための基板検査装置であるプローバが開発されている。
プローバは、多数のピン状のプローブを有するプローブカードと、ウエハを載置して上下左右に自在に移動するステージと、ICテスタとを備え、プローブカードの各プローブを半導体デバイスが有する電極パッドや半田バンプに接触させ、半導体デバイスからの信号をICテスタへ伝達させて半導体デバイスの電気的特性を検査する(例えば、特許文献1参照。)。
ICテスタは伝達された信号に基づいて半導体デバイスの電気的な特性や機能の良否を判定するが、ICテスタの回路構成はパッケージ化された半導体デバイス(以下、単に「パッケージ」という。)が実装される回路構成、例えば、マザーボードや機能拡張カードの回路構成と異なるため、ICテスタは実装された状態で電気的な特性や機能の良否を判定することができず、結果として、ICテスタでは検知されなかった半導体デバイスの不具合が、パッケージをマザーボード等に実装した場合に発見されるという問題がある。特に、近年、半導体デバイスの複雑化、高速化に伴い、ICテスタでのテストパターンが厖大化するとともに、テストタイミングの微妙な制御が求められているため、上述した問題が顕著化している。
そこで、半導体デバイスの品質をより高度に保証するために、ICテスタに代えて、プローブカードへパッケージが実装される回路構成、例えば、マザーボードの回路構成を再現する検査回路を設け、当該プローブカードを用いてパッケージをマザーボードに実装した環境を再現した状態(以下、「実装環境」という。)で、半導体デバイスをウエハから切り出すことなく半導体デバイスの電気的特性を検査する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。なお、このような実装環境で行われる半導体デバイスの検査をウエハレベルシステムレベルテストという。
ところで、ウエハレベルシステムレベルテストでは、パッケージの実装が想定されるマザーボード等の種類が多岐に亘り、しかも、パッケージの種類も多岐に亘るが、マザーボードとパッケージの組合せ毎に検査内容が異なるため、検査内容に対応するテストフローを記述するテストプログラムを多数編集する必要がある。
しかしながら、通常、プローバはテストプログラムの開発環境を備えていないため、ユーザ、若しくはベンダーが別途、当該ユーザに固有のテストプログラムの開発環境であるテストコントローラを構築する必要がある。さらに、ユーザがテストコントローラにおいてテストプログラムを編集する際、当該テストプログラムにおいてプローバの各構成要素の動作を一から記述する必要がある。また、個々のテストプログラムの開発をベンダーに依頼することも考えられるが、その場合、コストや納期に関して問題が生ずる。すわなち、ウエハレベルシステムレベルテストを行うプローバでは、テストプログラムの開発に関してユーザの使い勝手が悪いという問題がある。
本発明の目的は、テストプログラムの開発に関してユーザに不便を強いるのを防止することができる基板検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の基板検査装置は、基板に形成された半導体デバイスを当該基板から切り出すことなく検査する基板検査装置であって、前記半導体デバイスの検査内容に対応するテストフローを記述するテストプログラムを開発可能な開発環境を備えることを特徴とする。
本発明によれば、基板検査装置がテストプログラムを開発可能な開発環境を備えるので、ユーザに固有のテストプログラムの開発環境であるテストコントローラを作成する必要を無くすことができ、さらに、ユーザは個々のテストプログラムの開発をベンダーに依頼する必要が無くなるため、テストプログラムの開発に関してユーザに不便を強いるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバの構成を概略的に説明するための斜視図であり、図2は、同正面図である。図2は部分的に断面図として描かれ、後述する本体12、ローダ13及びテストボックス14に内蔵される構成要素が示される。
図1及び図2において、プローバ10は、ウエハWを載置するステージ11を内蔵する本体12と、該本体12に隣接して配置されるローダ13と、本体12を覆うように配置されるテストボックス14とを備え、ウエハWに形成された半導体デバイスの電気的特性の検査を行う。本体12は内部が空洞の筐体形状を呈し、当該内部には上述したステージ11の他に、該ステージ11に対向するようにプローブカード15が配置され、プローブカード15はウエハWと対向する。プローブカード15は、板状のカードボード16と、カードボード16におけるウエハWと対向する下面に配置されるプローブヘッド17とを有する。図3に示すように、プローブヘッド17はウエハWの半導体デバイスの電極パッドや半田バンプに対応する多数の針状のプローブ18を有する。
ウエハWはステージ11に対する相対位置がずれないように該ステージ11へ固定され、ステージ11は水平方向及び上下方向に関して移動可能であり、プローブカード15及びウエハWの相対位置を調整して半導体デバイスの電極パッドや半田バンプをプローブヘッド17の各プローブ18へ接触させる。ローダ13は、搬送容器であるFOUP(図示しない)から半導体デバイスが形成されたウエハWを取り出して本体12の内部のステージ11へ載置し、またウエハレベルシステムレベルテストが行われたウエハWをステージ11から除去してFOUPへ収容する。
プローブカード15のカードボード16には、ウエハWから切り出された完成品としての半導体デバイスであるパッケージが実装される回路構成、例えば、マザーボードの回路構成の一部を再現するカード側検査回路19が形成され(図3参照)、該カード側検査回路19はプローブヘッド17へ接続される。プローブヘッド17の各プローブ18がウエハWの半導体デバイスの電極パッドや半田バンプに接触する際、各プローブ18は半導体デバイスの電源へ電力を供給し、若しくは、半導体デバイスからの信号をカード側検査回路19へ伝達する。
テストボックス14は、配線であるハーネス20と、検査制御ユニットや記録ユニット(いずれも図示しない)と、マザーボードの回路構成の一部を再現するボックス側検査回路21が形成されるテストボード22とを有する。ハーネス20は、テストボックス14のテストボード22とプローブカード15のカードボード16とを接続し、カード側検査回路19からの信号をボックス側検査回路21へ伝達する。プローバ10では、カード側検査回路19が形成されるプローブカード15やテストボックス14が有するテストボード22を取り替えることにより、複数種のマザーボードの回路構成の一部を再現することができる。
ローダ13は、電源、コントローラや簡素な測定モジュールからなるベースユニット23を内蔵する。ベースユニット23は配線24によってボックス側検査回路21へ接続され、コントローラはボックス側検査回路21へ半導体デバイスの電気的特性の検査開始を指示する。プローバ10では、上述したように、カードボード16に形成されたカード側検査回路19及びテストボード22に形成されたボックス側検査回路21のそれぞれがマザーボードの回路構成の一部を再現するが、ベースユニット23は各種のマザーボードに共通する回路構成を再現する。したがって、カードボード16、テストボード22及びベースユニット23が協働してパッケージが実装されるマザーボード全体を再現する。換言すれば、カードボード16、テストボード22及びベースユニット23はパッケージをマザーボードに実装した環境である実装環境を再現し、これにより、プローバ10はウエハレベルシステムレベルテストを行うことができる。
プローバ10では、半導体デバイスの電気的特性の検査を行う際、例えば、ボックス側検査回路21の検査制御ユニットが、カード側検査回路19へデータを送信し、さらに、送信されたデータが半導体デバイスと接続されたカード側検査回路19によって正しく処理されたか否かをカード側検査回路19からの電気信号に基づいて判定する。また、プローバ10では、テストボックス14のテストボード22とプローブカード15のカードボード16とがハーネス20で接続されるが、テストボックス14の底面にはカードボード16に対応した大きさの底面口25が設けられ、テストボード22とカードボード16が対向する。これにより、テストボード22とカードボード16を近接して配置することができ、ハーネス20を極力短くすることができる。その結果、ウエハレベルシステムレベルテストにおいて、ハーネス20の長さの影響、例えば、配線容量の変化の影響を極力抑えることができ、機能拡張カードやマザーボードを有する実機としてのコンピュータの作動環境に極めて近い実装環境でウエハレベルシステムレベルテストを行うことができる。
また、プローバ10は当該プローバ10の各構成要素の動作を制御する制御部26と、ユーザインターフェース部27(編集部)とを備える。制御部26は、メモリやCPU等からなり、各種プログラムを実行する後述のテストプログラムエンジン28を構成する。ユーザインターフェース部27は表示パネル、例えば、タッチパネルやキーボード等からなり、ユーザはユーザインターフェース部27において各種情報や指示を入力する。
図4は、従来のプローバ及びテストコントローラの関係を示すブロック図である。なお、従来のプローバ29は、例えば、テストボード30とプローブカード(図示しない)が配置されるテストサイト31を内蔵するが、図4では、説明の便宜上、プローバ29とテストサイト31を分けて描画する。
図4において、プローバ29はテストコントローラ32へ接続される。ユーザはテストコントローラ32において半導体デバイスの検査内容に対応するテストフローを記述するテストプログラムを編集し、プローバ29は編集されたテストプログラムに応じてウエハWに形成された各半導体デバイスの検査を実行する。また、テストボード30はテストコントローラ32へ直接接続され、テストコントローラ32はテストボード30を直接制御する。
ところで、一般に、テストコントローラ32は予め用意されることが無く、プローバ29を利用するユーザや当該プローバ29のベンダーが、ソフトウェアやハードウェアを使ってテストコントローラ32を構築する必要がある。すなわち、テストコントローラ32はユーザに応じて新たに作成されるため、ユーザに固有であり、テストコントローラ32が半導体デバイスの電気的特性の検査に必要な機能を予め提供することはない。したがって、ユーザは当該機能を実現するためのプローバ29の各構成要素の動作をテストプログラムにおいて一から記述する必要がある。すなわち、従来のプローバでは、テストコントローラ32の構築やテストプログラムの編集にユーザの手間を要し、ユーザに不便を強いる。本実施の形態では、これに対応して、プローバ29がテストプログラムの開発環境を備える。
図5は、本実施の形態に係る基板検査装置としてのプローバの構成を概略的に示すブロック図である。なお、プローバ10は、例えば、テストボード22とプローブカード15が配置されるテストサイト33を内蔵するが、図5では、説明の便宜上、プローバ10とテストサイト33を分けて描画する。
図5において、プローバ10は、ユーザインターフェース部27及びテストプログラムエンジン28を備える。ユーザインターフェース部27において、ユーザは、タッチパネルやキーボード等を用いてテストプログラムを編集する。ユーザインターフェース部27は、例えば、C言語プログラミング環境や統合開発環境であるエクリプス(IBM社製)を備え、ユーザはこれらの環境を利用してテストプログラムを編集する。また、ユーザインターフェース部27は検査の進行状況やデバッグの結果をタッチパネル等に表示する。テストプログラムエンジン28は、ユーザインターフェース部27において編集されたテストプログラムを実行し、プローバ10の各構成要素の動作を制御してウエハWに形成された各半導体デバイスの検査を実行する。また、テストプログラムエンジン28は、テストプログラムの実行に際して当該テストプログラムをコンパイルする。さらに、テストプログラムエンジン28は後述のデバッグ機能を提供する。すなわち、ユーザは、ユーザインターフェース部27及びテストプログラムエンジン28を利用することにより、テストプログラムの編集、コンパイル、実行及びデバッグ(換言すれば、開発)を行うことができるため、ユーザインターフェース部27及びテストプログラムエンジン28はテストプログラムの開発環境34を構成する。
図6は、図5における開発環境の構成を詳細に説明するためのブロック図である。
図6において、テストプログラムエンジン28は半導体デバイスの検査に必要な各種機能を実現するためのアプリケーション(以下、「アプリ」と略す。)を提供する。具体的には、テスト実行時間管理アプリ35、オペレーションGUI(Graphic User Interface)アプリ36、デバッグGUIアプリ37、診断アプリ38、アラームアプリ39、MES(Manufacturing Execution System)制御アプリ40、プローバ制御アプリ41、データロギングアプリ42、テストファームコマンダアプリ43及びモジュール制御アプリ44等を提供する。これらのアプリは、各アプリに対応するプログラムをテストプログラムエンジン28へロードすることによって実現される。なお、オペレーションGUIアプリ36及びデバッグGUIアプリ37は統合されてもよい。
テストプログラムエンジン28において、上述した各アプリ35〜44によって実現される機能としては、例えば、プローバ制御機能、テストシーケンス制御機能や結果保存機能が該当する。
プローバ制御機能は、テストプログラムを実行することによって実現される検査とプローバ10におけるプローブ動作(各プローブ18による半導体デバイスの電極パッドや半田バンプへの接触動作等)とを同期させる。テストシーケンス制御機能は、テストプログラムの選択、テストプログラムの実行や停止、テストプログラムフロー制御を行う。テストプログラムの選択では、半導体デバイスの種類やデバッグの目的に応じて複数のテストプログラムから適切なテストプログラムが選択される。テストプログラムの実行や停止では、テストプログラムの実行タイミングや停止タイミングが任意に決定される。テストプログラムフロー制御では、テストプログラムの実行時の条件に応じてテストプログラムを構成する各テストパートの実行や非実行が選択される。なお、テストパートとは検査における小実施項目である。結果保存機能は、「PASS」や「FAIL」で示される検査結果、並びに、「BIN/CAT」で示される検査結果のカテゴリーを保存する。
また、テストプログラムエンジン28では、上述した各アプリ35〜44により、PINマッピング機能、マルチDUT(Device Under Test)マッピング機能、実行時間ロギング機能やデータロギング機能が提供される。
PINマッピング機能は、半導体デバイスの検査における各プローブ18へのテストリソースの割り当て、すなわち、検査内容に応じて使用される各プローブ18の決定を行う。マルチDUTマッピング機能は、ウエハWに形成された複数の半導体デバイスのうち、検査対象となる半導体デバイスの位置を決定する。実行時間ロギング機能は半導体デバイスの検査の実行時間を記録、管理する。データロギング機能は半導体デバイスの検査におけるデータログを収集、出力する。
さらに、テストプログラムエンジン28では、上述した各アプリ35〜44により、テストプログラムのデバッグ機能、GUI機能、診断機能、アラーム検出機能やモジュール制御機能が提供される。デバッグ機能はテストプログラムのデバッグを行うが、開発環境34は、例えば、デバッグコンソールを備えてもよい。この場合、ユーザはテストプログラムのデバッグの際にデバッグプリントを行うことができる。なお、デバッグ機能は、プローバ10をリモート接続された別の機器において提供されてもよい。GUI機能はユーザによるマニュアル操作を受け付ける。診断機能はプローバ10における内部配線のチェック等を行う。アラーム検出機能は、プローバ10の各構成要素、例えば、ファンや電源の異常の発生の有無を監視する。なお、ユーザによって監視対象を任意に追加することができる。モジュール制御機能はDIO(Data Input Output)モジュール、リレーモジュールやアクセスモジュール等をテストプログラムにおいて利用可能とする。
また、開発環境34では、ユーザインターフェース部27及びテストプログラムエンジン28の間にAPI(Application Program Interface)45が介在し、API45は、上述した各種機能をテストプログラムにおいて利用可能となるようにユーザインターフェース部27へ提供する。
本実施の形態によれば、プローバ10がテストプログラムの開発環境34を備えるので、ユーザに固有のテストプログラムの開発環境であるテストコントローラを作成する必要を無くすことができ、さらに、ユーザは個々のテストプログラムの開発をベンダーに依頼する必要が無くなるため、テストプログラムの開発に関してユーザに不便を強いるのを防止することができる。
また、開発環境34では、テストプログラムエンジン28は、半導体デバイスの検査に必要な各種機能を実現するためのアプリを提供し、ユーザインターフェース部27及びテストプログラムエンジン28の間に介在するAPI45が上記各種機能をテストプログラムにおいて利用可能となるようにユーザインターフェース部27へ提供するため、テストプログラムにおいて各種機能を利用する記述を行うだけで各種機能を利用することができる。すなわち、ユーザは、各種機能を実現するために、テストプログラムにおいてプローバの各構成要素の動作を一から記述する必要が無い。その結果、テストプログラムの記述を簡素化でき、ユーザはテストプログラムの編集を容易に行うことができる。
さらに、開発環境34では、各アプリを、当該アプリに対応するプログラムをテストプログラムエンジン28へロードすることによって実現するので、各アプリの実現のために特有のハードウェアを用意する必要が無く、プローバ10における無駄なコストの発生や構成の複雑化を防止することができる。
また、開発環境34では、テストプログラムがコンパイルされるので、テストプログラムの実行にあたり、当該テストプログラムを他の装置に移してコンパイルする必要を無くすことができる。さらに、開発環境34では、テストプログラムがデバッグされるので、テストプログラムの誤りをプローバ10において直ちに修正することができる。これにより、テストプログラムの開発効率をより向上することができる。
以上、本発明について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
また、カード側検査回路19やボックス側検査回路21はマザーボードの回路構成の一部を再現したが、カード側検査回路19やボックス側検査回路21が再現する回路構成は、マザーボードの回路構成に限られない。すなわち、カード側検査回路19やボックス側検査回路21が再現する回路構成は、半導体デバイスが実装される回路構成であればよい。また、半導体デバイスも特に構成が限定されることは無く、例えば、カード側検査回路19が再現する回路構成が拡張カードの回路構成である場合、半導体デバイスはMPU(Main Processing Unit)であってもよく、カード側検査回路19やボックス側検査回路21が再現する回路構成が上述したようにマザーボードの回路構成である場合、半導体デバイスはDRAM、APU(Accelerated Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)であってもよく、カード側検査回路19やボックス側検査回路21が再現する回路構成がテレビの回路構成である場合、半導体デバイスはRFチューナーであってもよい。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、制御部26に供給し、該制御部26のCPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、プログラムコード及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW)等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムコードを記憶できるものであればよい。或いは、上記プログラムコードは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることによって制御部26に供給されてもよい。
また、CPUが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、CPU上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、制御部26に接続された機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
上記プログラムコードの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OSに供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
W ウエハ
10 プローバ
26 制御部
27 ユーザインターフェース部
28 テストプログラムエンジン
34 開発環境
45 API
10 プローバ
26 制御部
27 ユーザインターフェース部
28 テストプログラムエンジン
34 開発環境
45 API
Claims (7)
- 基板に形成された半導体デバイスを当該基板から切り出すことなく検査する基板検査装置であって、
前記半導体デバイスの検査内容に対応するテストフローを記述するテストプログラムを開発可能な開発環境を備えることを特徴とする基板検査装置。 - 前記開発環境は、前記テストプログラムを実行可能なプログラムエンジンを有することを特徴とする請求項1記載の基板検査装置。
- 前記プログラムエンジンは、前記半導体デバイスの検査に必要な各種機能を提供することを特徴とする請求項2記載の基板検査装置。
- 前記各種機能は、前記各種機能に対応するプログラムを前記プログラムエンジンへロードすることによって実現されることを特徴とする請求項3記載の基板検査装置。
- 前記開発環境は前記テストプログラムを編集可能な編集部を有し、前記テストプログラムではAPI(Application Program Interface)によって前記各種機能を利用することを特徴とする請求項3又は4記載の基板検査装置。
- 前記開発環境では、前記テストプログラムがコンパイルされることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板検査装置。
- 前記開発環境では、前記テストプログラムがデバッグされることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の基板検査装置。
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