JP2018004855A - 投射表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置を複雑化することなく設置姿勢によるランプ寿命の変化を極力低減させる投射表示装置を提供すること。【解決手段】光源としてのランプと内部に該ランプを収納するランプ収納体と光源からの光を光変調素子に照射し、光変調素子によって形成された画像を拡大投射する投射レンズを備え、該ランプ光軸と該投射レンズの投射軸が45°で配置されていることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は、ランプを用いて画像をスクリーン等の被投射面に投射する画像投射装置に関する。
液晶プロジェクタ等の投射表示装置の光源には、超高圧水銀ランプ等のランプが用いられる場合が多く、近年市場では、あらゆる設置姿勢に対応出来る投射表示装置が要望されてきている。
このようなランプを使用する投射表示装置では、ランプの発光管の温度を適正な範囲に維持する必要があるため、冷却ファンを用いたランプの空気による強制空冷が行なわれる。ランプは一般に、リフレクタとリフレクタの内側に配置された発光管により構成されており、リフレクタの内側(発光管)とリフレクタ(ランプ)の外面のそれぞれが空気によって冷却される。
ランプの所望の発光性能を満足させるためには、発光管の動作圧力を高くし、発光管の温度を高くする必要がある。但し、発光管の温度が高すぎても、発光管の長時間動作を保証出来ない。すなわち、発光管の温度を適切な範囲に維持しなければ、発光管の黒化や白化等の失透現象が生じたり、動作が不安定になったりする。このため、発光管に対して適正な冷却が行なわれる必要がある。
しかし、一般に投射表示装置に光源として搭載されている上述の超高圧水銀ランプなどの放電ランプは、投射する方向(姿勢)でランプ内部の温度分布が変化し、姿勢によるランプ寿命が変わってきてしまうため、設置姿勢が制限されてしまう。
これは、発光管内は陽極と陰極の2本の電極間が配置されており、電極間に高電圧が印加されるとアークが発生する。この時、バルブ内の温度は重力方向に対してバルブ内の上側部分が高温となり、電極が上側に配置される姿勢においてはバルブ内のハロゲンサイクルが著しく低くなり、失透の原因となってしまうからである。
姿勢による冷却風の指向性を持たせるために、設置する傾斜角度を検出し、バルブ上側の高温部分を他の部分よりも強く冷却させる提案がなされている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載されている装置は設置角度を検出し、設置角度に応じた冷却風の導風経路を制御するため、装置が複雑化し、装置の大型化やコストアップにつながる。
そこで、本発明は、装置を複雑化することなく設置姿勢によるランプ寿命の変化を極力低減させる投射表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る投射表示装置は、
光源としてのランプと内部にランプを収納するランプ収納体と光源からの光を光変調素子に照射し、光変調素子によって形成された画像を拡大投射する投射レンズを備え、ランプ光軸と投射レンズの投射軸が45°で配置されていることを特徴とする。
光源としてのランプと内部にランプを収納するランプ収納体と光源からの光を光変調素子に照射し、光変調素子によって形成された画像を拡大投射する投射レンズを備え、ランプ光軸と投射レンズの投射軸が45°で配置されていることを特徴とする。
また、ランプ収納体と該投射レンズが収納固定する2つの上下外装に対し、ランプは上下外装の天面・底面に対し、平行に配置され、且つ投射レンズの投射方向に対し45°に配置されていることを特徴とする。
本発明に係る投射表示装置によれば、据置き・天吊り・上下姿勢・ポートレートのどの設置姿勢のおいても、バルブ内の電極位置が上側側に配置されることが無いため、姿勢モードによるランプ寿命の変化を極力低減させることが出来る。また、複雑な機構も必要が無いため、装置の大型化やコストアップを伴うことなく改善することが出来る。
以下、本発明の好ましい実施例について、図面を参照しながら説明する。
(プロジェクタの全体構成)
図1には、本発明の実施例1である液晶プロジェクタ(画像投射装置)の構成を示している。
図1には、本発明の実施例1である液晶プロジェクタ(画像投射装置)の構成を示している。
この図において、1は光源ランプ(以下、単にランプという)であり、本実施例では、高圧水銀放電ランプが用いられている。ただし、光源ランプ1として、高圧水銀放電ランプ以外の放電型ランプ(例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ)を用いてもよい。
2はランプ1を保持するランプホルダ、3は防爆ガラス、4はガラス押えである。αはランプ1からの光束を均一な明るさ分布を有する平行光束に変換する照明光学系、βは照明光学系αからの光を色分解して、後述するRGBの3色用の液晶パネルに導き、さらに該液晶パネルからの光を色合成する色分解合成光学系である。
5は色分解合成光学系βからの光(画像)を図示しないスクリーン(被投射面)に投射する投射レンズである。投射レンズ5内には、後述する投射光学系が収納されている。
6はランプ1、照明光学系α及び色分解合成光学系βを収納するとともに、投射レンズ5が固定される光学ボックスである。該光学ボックス6には、ランプ1の周囲を囲むランプケース6aが形成されている。
7は光学ボックス6内に照明光学系α及び色分解合成光学系βを収納した状態で蓋をする光学ボックス蓋である。
8は商用電源から各基板へのDC電源を作り出すPFC電源基板、9は電源フィルタ基板、10はPFC電源基板8とともに動作してランプ1を点灯駆動するバラスト電源基板である。
11はPFC電源基板8からの電力により、液晶パネルの駆動とランプ1の点灯制御を行う制御基板である。
12A,12Bはそれぞれ、後述する下部外装ケース21の吸気口21aから空気を吸い込むことで、色分解合成光学系β内の液晶パネルや偏光板等の光学素子を冷却するための第1及び第2光学系冷却ファンである。
13は両光学系冷却ファン12A,12Bからの風を、色分解合成光学系β内の光学素子に導く第1RGBダクトである。
14はランプ1に対して吹き付け風を送り、ランプ1を冷却するランプ冷却ファンである。
15はランプ冷却ファン14を保持しつつ、冷却風をランプ1に導く第1ランプダクトである。
16はランプ冷却ファン14を保持して、第1ランプダクト15とともにダクトを構成する第2ランプダクトである。
17は下部外装ケース21に設けられた吸気口21bから空気を吸い込み、PFC電源基板8とバラスト電源基板10内に風を流通させることで、これらを冷却するための電源冷却ファンである。
18は排気ファンであり、ランプ冷却ファン14からランプ1に送られてこれを冷却した後の熱風を、後述する第2側板B24に形成された排気口24aから排出する。
下部外装ケース21は、ランプ1、光学ボックス6及び電源系基板8〜10及び制御基板11等を収納する。
22は下部外装ケース21に光学ボックス6等を収納した状態で蓋をするための上部外装ケースである。
23は第1側板であり、第2側板24とともに外装ケース21,22により形成される側面開口を閉じる。下部外装ケース21には、上述した吸気口21a,21bが形成されており、第2側板24には上述した排気口24aが形成されている。下部外装ケース21、上部外装ケース22、第1側板23及び第2側板24によって、該プロジェクタの筐体が構成される。
25は各種信号を取り込むためのコネクタが搭載されたIF基板であり、26は第1側板23の内側に取り付けられたIF補強板である。
27はランプ1からの排気熱を排気ファン18まで導き、筐体内に排気風を拡散させないようにするための排気ダクトである。排気ダクト27は、ランプ1からの光が装置の外部に漏れないようにするための遮光機能を有するランプ排気ルーバー19,20を内部に保持する。
28はランプ蓋である。ランプ蓋28は、下部外装ケース21の底面に着脱可能に配置され、不図示のビスにより固定される。
また、29はセット調整脚である。セット調整脚29は、下部外装ケース21に固定されており、その脚部29aの高さを調整可能となっている。脚部29aの高さ調整により、プロジェクタの傾斜角度を調整できる。
30は下部外装ケース21の吸気口21aの外側に取り付けられる不図示のゴミ除去フィルタを保持するRGB吸気プレートである。
31は色分解合成光学系βを保持するプリズムベースである。
32は色分解合成光学系β内の光学素子と液晶パネルを冷却するために、第1及び第2光学系冷却ファン12A,12Bからの冷却風を導くダクト形状部を有するボックスサイドカバーである。
33はボックスサイドカバー32と合わさってダクトを形成する第2RGBダクトである。
34は色分解合成光学系β内に配置される液晶パネルから延びたフレキシブル基板が接続され、制御基板11に接続されるRGB基板である。
35はRGB基板34に電気ノイズが入り込まないようにするためのRGB基板カバーである。
(光学構成)
次に、前述したランプ1、照明光学系α、色分解合成光学系β及び投射レンズ(投射光学系)5により構成される光学系の構成について図2を用いて説明する。
次に、前述したランプ1、照明光学系α、色分解合成光学系β及び投射レンズ(投射光学系)5により構成される光学系の構成について図2を用いて説明する。
図2において、(A)は光学系の水平断面を、(B)は垂直断面をそれぞれ示す。
同図において、41は連続スペクトルで白色光を発光する放電発光管(以下、単に発光管という)である。
42は発光管41からの光を所定の方向に集光する凹面鏡を有するリフレクタである。発光管41とリフレクタ42により光源ランプ1が構成される。
43aは図2(A)に示す水平方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズセルを複数配列した第1シリンダアレイである。
43bは第1シリンダアレイ43aの個々のレンズセルに対応したシリンドリカルレンズセルを複数有する第2シリンダアレイである。
44は紫外線吸収フィルタ、45は無偏光光を所定の偏光方向を有する直線偏光に変換する偏光変換素子である。
46はフロントコンデサレンズであり、47はランプ1からの光軸を、ほぼ45度に折り曲げるための反射ミラー、48はリアコンデンサレンズである。以上により、照明光学系αが構成される。
58は青(B:例えば430〜495nm)と赤(R:例えば590〜650nm)の波長領域の光を反射し、緑(G:例えば505〜580nm)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーである。
59は透明基板に偏光素子を貼り付けたG用の入射側偏光板であり、P偏光光のみを透過する。
60は多層膜により構成された偏光分離面においてP偏光光を透過し、S偏光光を反射する第1偏光ビームスプリッタである。
61R,61G,61Bはそれぞれ、入射した光を反射するとともに画像変調する画像形成素子(若しくは光変調素子)としての赤用反射型液晶パネル、緑用反射型液晶パネル及び青用反射型液晶パネルである。
62R,62G,62Bはそれぞれ、赤用1/4波長板、緑用1/4波長板及び青用1/4波長板である。
64aはR光の色純度を高めるためにオレンジ光をランプ1に戻すトリミングフィルタである。
64bは透明基板に偏光素子を貼り付けたRB用入射側偏光板であり、P偏光のみを透過する。
65はR光の偏光方向を90度変換し、B光の偏光方向は変換しない色選択性位相差板である。
66は偏光分離面においてP偏光を透過し、S偏光を反射する第2偏光ビームスプリッタである。
68BはB用射出側偏光板(偏光素子)であり、B光のうちS偏光成分のみを整流する。68GはG光のうちS偏光成分のみを透過させるG用出側偏光板である。
69はR光及びB光を透過し、G光を反射するダイクロイックプリズムである。
以上のダイクロイックミラー58〜ダイクロイックプリズム69により、色分解合成光学系βが構成される。
本実施例において、偏光変換素子45はP偏光をS偏光に変換するが、ここでいうP偏光とS偏光は、偏光変換素子45における光の偏光方向を基準として述べている。一方、ダイクロイックミラー58に入射する光は、第1及び第2偏光ビームスプリッタ60,66での偏光方向を基準として考え、P偏光光であるとする。すなわち、本実施例では、偏光変換素子45から射出された光をS偏光光とするが、同じS偏光光をダイクロイックミラー58に入射する場合はP偏光光として定義する。
(光学的作用)
次に、光学的な作用を説明する。
次に、光学的な作用を説明する。
発光管41から発した光はリフレクタ42により所定の方向に集光される。リフレクタ42は放物面形状の凹面鏡を有し、放物面の焦点位置からの光は該放物面の対称軸に平行な光束となる。但し、発光管41からの光源は理想的な点光源ではなく、有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。これらの光束は、第1シリンダアレイ43aに入射する。第1シリンダアレイ43aに入射した光束は、シリンダレンズセルの数に応じた複数の光束に分割されて集光され、垂直方向に並ぶ帯状の複数の光束となる。そして、これら複数の分割光束は、紫外線吸収フィルタ44及び第2シリンダアレイ43bを経て、複数の光源像を偏光変換素子45の近傍に形成する。
図3を用いて偏光変換素子45の構成について説明する。
偏光変換素子45は、複数の偏光分離面45aと、複数の反射面45bから構成される偏光素子と、複数の1/2波長板(位相差板)45cとを有する。上記複数の分割光束(無偏光光)は、その列に対応した偏光分離面45aに入射し、該偏光分離面45aを透過したP偏光と該偏光分離面45aで反射したS偏光とに分離される。
偏光分離面45aで反射したS偏光は、反射面45bで反射してP偏光と同じ方向に射出する。一方、偏光分離面45aを透過したP偏光は、1/2波長板45cにより偏光方向を90度回転されてS偏光に変換されるこうして、同じ偏光方向を有する複数の光束(直線偏光)が射出する。
偏光変換素子45によってS偏光とされた光は、ダイクロイックミラー58に入射する。以下、ダイクロイックミラー58を透過したG光の光路について説明する。
ダイクロイックミラー58を透過したG光は、入射側偏光板59に入射する。G光はダイクロイックミラー58によって分解された後もP偏光(偏光変換素子45を基準とする場合はS偏光)となっている。そして、G光は入射側偏光板59から射出した後、第1偏光ビームスプリッタ60に対してP偏光として入射し、その偏光分離面を透過してG用反射型液晶パネル61Gへと至る。
ここで、該プロジェクタのIF基板25には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ等の画像供給装置80が接続されている。制御基板11は、画像供給装置80から入力された画像情報に基づいて反射型液晶パネル61R,61G,61Bを駆動し、これらに各色用の原画を形成させる。これにより、各反射型液晶パネルに入射した光は、反射されるとともに原画に応じて変調(画像変調)される。画像供給装置80とプロジェクタにより画像表示システムが構成される。
G用反射型液晶パネル61Gにおいては、G光が画像変調されて反射される。画像変調されたG光のうちP偏光成分は、再び第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたG光のうちS偏光成分は、第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面で反射され、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
このとき、すべての偏光成分をP偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1偏光ビームスプリッタ60とG用反射型液晶パネル61Gとの間に設けられた1/4波長板62Gの遅相軸を所定の方向に調整する。これにより、第1偏光ビームスプリッタ60とG用反射型液晶パネル61Gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えることができる。
第1偏光ビームスプリッタ60から射出したG光は、ダイクロイックプリズム69に対してS偏光として入射し、該ダイクロイックプリズム69のダイクロイック膜面で反射して投射レンズ5へと至る。
一方、ダイクロイックミラー58で反射したR光とB光は、トリミングフィルタ64aに入射する。R光とB光はダイクロイックミラー58によって分解された後もP偏光となっている。そして、R光とB光は、トリミングフィルタ64aでオレンジ光成分がカットされた後、入射側偏光板64bを透過し、色選択性位相差板65に入射する。
色選択性位相差板65は、R光の偏光方向のみを90度回転させる作用を有し、これによりR光はS偏光として、B光はP偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射する。
S偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したR光は、該第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射され、R用反射型液晶パネル61Rへと至る。また、P偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したB光は、該第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過してB用反射型液晶パネル61Bへと至る。
R用反射型液晶パネル61Rに入射したR光は、画像変調されて反射される。画像変調されたR光のうちS偏光成分は、再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたR光のうちP偏光成分は、第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過して、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
また、B用反射型液晶パネル61Bに入射したB光は、画像変調されて反射される。画像変調されたB光のうちP偏光成分は、再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたB光のうちS偏光成分は、第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射して、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
このとき、第2偏光ビームスプリッタ66とR用,B用反射型液晶パネル61R,61Bとの間に設けられた1/4波長板62R,62Bの遅相軸を調整することにより、G光の場合と同じように、R,B光それぞれの黒表示状態での調整を行うことができる。
こうして1つの光束に合成されて第2偏光ビームスプリッタ66から射出したR光とB光は、射出側偏光板68Bで検光されてダイクロイックプリズム69に入射する。また、R光はP偏光のまま射出側偏光板68Bを透過して、ダイクロイックプリズム69に入射する。
射出側偏光板68Bで検光されることにより、B光は、該B光が第2偏光ビームスプリッタ66、B用反射型液晶パネル61B及び1/4波長板62Bを通ることによって生じた無効な成分がカットされた光となる。
そして、ダイクロイックプリズム69に入射したR光とB光は、ダイクロイック膜面を透過して、該ダイクロイック膜面にて反射したG光と合成されて投射レンズ5に至る。
そして、合成されたR,G,B光は、投射レンズ5によってスクリーンなどの被投射面に拡大投影される。
次に、本実施例のプロジェクタにおけるランプ1と投射レンズ5の配置について、図4、図5、図6を用いて説明する。
図4に示すように投射レンズ5に対し、ランプ1は角度θが45°の配置となっている。
また、図5(A)、図6(A)に示すように下部外装ケース21の底面21aと上部外装ケースの天面22aに対し、ランプの光軸1aは平行に配置されている。
この配置構成により、図5(B)に示すように据置き姿勢時のランプ発光管41のバルブ41a内の高温部Aは、2つの電極41bが水平方向に配置されているのに対し、バルブ41a内の垂直方向上側になるため、高温部Aが電極41bと位相が異なる位相となっている。
これは、天吊り方向でもバルブ41a内の高温部Aと電極41bの位置関係は同等となる。
また、図6(B)はポートレート姿勢におけるバルブ41a内の高温部Aと電極41bとの関係を示しているが、投射光学系5に対し、ランプ角度θを45°で配置しているため、ポートレート姿勢における電極41bが45°配置となるため、高温部Aが電極41bに重なることは無い。
これは、ポートレート姿勢及び上下姿勢の4姿勢に関して、高温部Aと電極41bの位置関係は同等となる。
本実施例の構造により、ランプ寿命に起因するバルブ41a内の電極41bに対し、配置姿勢におけるバルブ41a内の高温部Aが電極41bに重ならない為、ランプ寿命の配置姿勢による著しい寿命の変化を低減することが可能となる。
投射レンズ5に対し、ランプ1の配置関係による簡素な構成であるため、コストアップや外形への影響を抑えることが出来る。
1 光源ランプ、1a ランプ光軸、5 投射レンズ、21 下部外装ケース、
21a 底面、22 上部外装ケース、22a 天面、41 発光管、41a バルブ、
41b 電極、A バルブ内高温部
21a 底面、22 上部外装ケース、22a 天面、41 発光管、41a バルブ、
41b 電極、A バルブ内高温部
Claims (2)
- 光源としてのランプと内部に該ランプを収納するランプ収納体と光源からの光を光変調素子に照射し、光変調素子によって形成された画像を拡大投射する投射レンズを備え、該ランプ光軸と該投射レンズの投射軸が45°で配置されていることを特徴とする投射表示装置。
- 該ランプ収納体と該投射レンズが収納固定する2つの上下外装に対し、該ランプは上下外装の天面・底面に対し、平行に配置され、且つ該投射レンズの投射方向に対し45°に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の投射表示装置。
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