JP2018004290A - スラスト荷重計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受に生じるスラスト荷重を正確に計測することができる、スラスト荷重計測装置を提供する。【解決手段】回転軸1を固定部材2に対して回転自在に保持する軸受3に生じるスラスト荷重を計測するスラスト荷重計測装置4であって、軸受3に固定されるインナリング51と、固定部材2に固定されるアウタリング52と、インナリング51とアウタリング52とを連結する複数の連結部材53と、を含む計測用リング5と、複数の連結部材53の全部に配置され連結部材53の歪みを計測するセンサ6と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、スラスト荷重計測装置に関し、特に、回転軸の軸受に生じるスラスト荷重の計測に適したスラスト荷重計測装置に関する。
ガスタービンエンジンや過給機等の回転機械では、回転軸をハウジング等の固定部材に回転自在に保持するための軸受(例えば、転がり軸受、すべり軸受等)が配置されることが多い。かかる軸受には、一般に、回転軸の回転に伴って回転軸の軸線方向にスラスト荷重が生じる。このスラスト荷重は、軸受の保持剛性を検討する上で極めて重要な物理量である。したがって、回転軸を有する回転機械を開発する際、軸受に生じるスラスト荷重を正確に計測して検討・評価する必要がある。
例えば、特許文献1には、すべり軸受と固定部材(ケーシング)との間に円板状のスラストメタルを配置してスラストメタルを固定部材に固定ボルトで固定し、スラストメタルと固定ボルトとの間に起歪部を配置し、起歪部に生じるスラスト荷重による剪断歪みを歪ゲージにより検出する方法が開示されている。
また、特許文献2には、転がり軸受と固定部材(ハウジング)との間に軸受支持ブラケットを配置し、軸受支持ブラケットに形成された開口部にセンサアセンブリを配置し、スラスト荷重による軸受の変形量を計測する方法が開示されている。
特開2004−144596号公報 特開2007−218911号公報
ところで、上述したスラスト荷重計測装置は、一般に、試験機に搭載されて軸受に生じるスラスト荷重を計測する装置である。そして、特許文献1に記載された発明では、スラストメタルと固定ボルトとの間に起歪部を配置していることから、スラストメタルを軸方向に移動させる必要があり、軸受の保持剛性は固定ボルトの剛性に依存することとなる。また、特許文献2に記載された発明では、軸受の保持剛性は軸受支持ブラケットに依存するところ、軸受支持ブラケットにはセンサアセンブリを配置するための開口部が複数形成されており、軸受支持ブラケットの剛性が低い。
したがって、これらのスラスト荷重計測装置を搭載した試験機では、これらのスラスト荷重計測装置を搭載していない実機よりも軸受の保持剛性が低くなってしまい、実機の軸受に生じるスラスト荷重を正確に再現することができないという問題が生じる。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、軸受に生じるスラスト荷重を正確に計測することができる、スラスト荷重計測装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、回転軸を固定部材に対して回転自在に保持する軸受に生じるスラスト荷重を計測するスラスト荷重計測装置であって、前記軸受に固定されるインナリングと、前記固定部材に固定されるアウタリングと、前記インナリングと前記アウタリングとを連結する複数の連結部材と、を含む計測用リングと、前記複数の連結部材の全部又は一部に配置され該連結部材の歪みを計測するセンサと、を備えることを特徴とするスラスト荷重計測装置が提供される。
前記センサは、前記連結部材に生じる剪断歪みを計測するセンサを含んでいてもよい。また、前記センサは、例えば、前記連結部材の前記回転軸の軸線に平行な側面に貼付された歪ゲージである。
前記センサは、前記連結部材に生じる曲げ歪みを計測するセンサを含んでいてもよい。また、前記センサは、例えば、前記連結部材の前記回転軸の軸線に直交する側面に貼付された歪ゲージである。
また、前記連結部材の肉厚は、前記インナリング及び前記アウタリングの肉厚よりも薄く形成されていてもよい。また、前記アウタリングは、前記固定部材に締まり嵌めされていてもよい。
上述した本発明に係るスラスト荷重計測装置によれば、軸受に固定されるインナリング及び固定部材に固定されるアウタリングを連結部材により連結することにより、略ホイール形状の計測用リングを用い、前記連結部材にセンサを配置したことにより、計測用リングの剛性を保持しつつ連結部材に生じる歪みを計測することができ、計測された歪みから軸受に生じたスラスト荷重を算出することができる。
したがって、本発明によれば、試験機における軸受の保持剛性の低下を抑制することができ、軸受に生じるスラスト荷重を正確に計測することができる。
本発明の第一実施形態に係るスラスト荷重計測装置を示す断面図である。 図1に示した計測用リングの正面図である。 図2に示した計測用リングの部分拡大図であり、(a)は第一実施形態、(b)は第二実施形態、を示している。 図1に示したスラスト荷重計測装置に使用される回路図の一例を示している。 本発明の第三実施形態に係るスラスト荷重計測装置の計測用リングを示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の第一実施形態に係るスラスト荷重計測装置を示す断面図である。図2は、図1に示した計測用リングの正面図である。図3は、図2に示した計測用リングの部分拡大図であり、(a)は第一実施形態、(b)は第二実施形態、を示している。図4は、図1に示したスラスト荷重計測装置に使用される回路図の一例を示している。
本発明の第一実施形態に係るスラスト荷重計測装置は、図1〜図3(a)に示したように、回転軸1を固定部材2に対して回転自在に保持する軸受3に生じるスラスト荷重を計測するスラスト荷重計測装置4であって、軸受3に固定されるインナリング51と、固定部材2に固定されるアウタリング52と、インナリング51とアウタリング52とを連結する複数の連結部材53と、を含む計測用リング5と、複数の連結部材53の全部に配置され連結部材53の歪みを計測するセンサ6と、を備えている。
上述したスラスト荷重計測装置4は、例えば、ガスタービンエンジンや過給機等の回転機械に使用される軸受3に生じるスラスト荷重の計測に適用することができる。例えば、実機のガスタービンエンジンでは、軸受3がハウジングやケーシング等の固定部材2に直接固定される。なお、スラスト荷重計測装置4は、ガスタービンエンジンや過給機に限定されるものではなく、回転軸をハウジング等の固定部材に回転自在に保持するための軸受を有する全ての回転機械に適用することができる。
軸受3は、例えば、転がり軸受である。図1に示したように、軸受3は、回転軸1の外周に配置される内輪32と、内輪32の外周に同心軸状に配置される外輪31と、内輪32と外輪31との間に配置される転動体33と、を備えている。なお、軸受3は、転がり軸受に限定されるものではなく、すべり軸受等の他の軸受であってもよい。
計測用リング5は、図2に示したように、リング状のインナリング51と、インナリング51の外周に同心軸状に配置されるリング状のアウタリング52と、インナリング51とアウタリング52とを連結する8本の連結部材53と、を有している。連結部材53は、例えば、インナリング51及びアウタリング52に対して放射状に配置される。なお、連結部材53の本数は単なる例示であり、8本に限定されるものではない。
計測用リング5は、インナリング51、アウタリング52及び連結部材53を一体に形成した略ホイール形状を有しており、高い剛性を保持することができる形状を有している。計測用リング5は、インナリング51及びアウタリング52に連結部材53を溶接により接続してもよいし、金属材を削り出して形成してもよいし、鋳造等によって一体成形してもよい。
また、連結部材53には連結部材53の歪みを計測するセンサ6が配置されることから、歪みを計測しやすくするために、図1に示したように、連結部材53の肉厚をインナリング51及びアウタリング52の肉厚よりも薄く形成するようにしてもよい。ここで、連結部材53の肉厚とは、計測用リング5の表裏方向における連結部材53の幅、すなわち、図1における左右方向の幅を意味している。
軸受3の外輪31には、外周に沿って突出した連結部34が形成されており、この連結部34に計測用リング5のインナリング51がボルト・ナット等の固定具7により固定される。また、計測用リング5のアウタリング52は、固定部材2にボルト等の固定具8により固定される。なお、計測用リング5の軸受3及び固定部材2への固定方法は図示した構成に限定されるものではない。
また、計測用リング5のアウタリング52は、固定部材2に形成された凹部に締まり嵌めさせるようにしてもよい。かかる結合方法を採用することにより、高い剛性を保持することができ、軸受3が固定部材2に直接固定される実機と略同等の保持剛性を得ることができる。
連結部材53は、図1及び図2に示したように、周方向に対峙する一対の側面(回転軸1の軸線11に平行な二つの側面)と、回転軸1の軸方向に対峙する一対の表面及び裏面(回転軸1の軸線11に直交する二つの側面)と、を有している。本実施形態では、連結部材53の回転軸1の軸線11に平行な二つの側面に連結部材53の剪断歪みを計測するセンサ6を配置している。
センサ6は、例えば、歪ゲージである。図1において、回転軸1が軸線11の方向(矢印X方向)に変位することで生じるスラスト荷重は、連結部材53を軸線11の方向に撓ませる。したがって、連結部材53の側面にセンサ6を配置することにより、連結部材53に生じる剪断歪みを検出することができる。なお、センサ6は、歪ゲージに限定されるものではなく、光ファイバを用いたもの等、剪断歪みを計測することができるセンサであればよい。
歪ゲージは、例えば、一つの連結部材53に対して4枚(各側面に2枚ずつ)配置される。これらの歪ゲージは、例えば、図4に示したように、ホイートストンブリッジ回路9の四つの抵抗素子R1〜R4を構成している。ホイートストンブリッジ回路9は、入力端子S1,S2間に入力電圧Einを印加し、出力端子S3,S4間の出力電圧Eoutを検出することで、連結部材53に生じる剪断歪みを高感度に検出することができる。
なお、一つの連結部材53に貼付される歪ゲージの枚数は、4枚に限定されるものではない。例えば、一つの連結部材53に貼付される歪ゲージの枚数は、1枚であってもよいし(片面のみ)、2枚(各側面に1枚ずつ又は片面に2枚)であってもよいし、それ以上の枚数であってもよい。
また、センサ6の出力は、計測時の温度の影響を受けることがあるため、センサ6の近くに温度センサを配置するようにしてもよい。かかる温度センサを配置した場合には、例えば、センサ6の計測値と温度との関係性を予め算出しておき、計測時の温度に基づいてセンサ6の計測値を補正するようにすればよい。
回転軸1の回転に伴い、回転軸1が矢印X方向に変位すると、計測用リング5の連結部材53の側面に剪断歪みが生じる。各連結部材53に生じた剪断歪みは、センサ6(歪ゲージ)の抵抗値変化としてホイートストンブリッジ回路9により検出される。そして、検出された剪断歪みから各連結部材53に生じる剪断応力が算出され、各連結部材53の剪断応力を加え合わせることにより、軸受3に生じるスラスト荷重を求めることができる。
なお、スラスト荷重計測装置4により計測される剪断歪みとスラスト荷重との関係性を予め算出しておくことにより、計測された剪断歪みに基づいて、試験機のスラスト荷重を速やかに求めることができる。
本実施形態における計測用リング5では、計測用リング5を構成する素材を適宜選択したり、計測用リング5を構成する部位の形状(肉厚や径方向長さ等)を適宜調整したりすることにより、所定の剛性を有する計測用リング5を容易に製造することができる。また、計測用リング5は、略ホイール形状を有していることから、構造物的に剛性が高い。また、連結部材53の肉厚や径方向長さを適宜調整することにより、計測用リング5の軸方向の変位を調整することができ、剪断歪みを容易に計測することができる。
すなわち、上述した本実施形態に係るスラスト荷重計測装置4によれば、計測用リング5の剛性を保持しつつ連結部材53に生じる歪みを計測することができ、計測された歪みから軸受3に生じたスラスト荷重を算出することができる。したがって、本実施形態によれば、試験機における軸受3の保持剛性の低下を抑制することができ、軸受3に生じるスラスト荷重を正確に計測することができる。
特に、本実施形態に係るスラスト荷重計測装置4では、計測用リング5のアウタリング52を締まり嵌め等によって強固に固定部材2に固定することができ、計測用リング5と固定部材2との一体性を向上させることができ、軸受3の保持剛性の低下を効果的に抑制することができる。
次に、図3(b)を参照しつつ第二実施形態に係るスラスト荷重計測装置4について説明する。第二実施形態に係るスラスト荷重計測装置4は、上述した第一実施形態に係るスラスト荷重計測装置4に加えて、連結部材53に生じる曲げ歪みを計測するセンサ6aを配置したものである。
具体的には、連結部材53の回転軸1の軸方向に対峙する一対の表面及び裏面(回転軸1の軸線11に直交する二つの側面)に歪みゲージを貼付している。回転軸1の回転に伴い、回転軸1が図1に示した矢印X方向に変位すると、連結部材53の表面及び裏面には曲げ歪みが生じる。各連結部材53に生じた曲げ歪みは、センサ6a(歪ゲージ)の抵抗値変化としてホイートストンブリッジ回路により検出される。
このように、計測用リング5を用いることにより、連結部材53の曲げ歪みを計測して軸受3に生じるスラスト荷重を計測することもできる。なお、本実施形態では、連結部材53の剪断歪みと曲げ歪みの両方を計測する場合について説明したが、曲げ歪みのみを計測するようにしてもよい。
次に、図5を参照しつつ第三実施形態に係るスラスト荷重計測装置4について説明する。ここで、図5は、本発明の第三実施形態に係るスラスト荷重計測装置の計測用リングを示す正面図である。なお、上述した第一実施形態に係るスラスト荷重計測装置と同じ構成部品については、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図5に示したスラスト荷重計測装置4は、複数の連結部材53の一部に連結部材53の歪みを計測するセンサ6を配置したものである。具体的には、本実施形態における計測用リング5aは、16本の連結部材53を有しており、一つ置きに配置された8本の連結部材53にセンサ6を配置している。
このように、連結部材53の本数は任意に調整することができる。連結部材53の本数は、例えば、計測用リング5aに許容される軸方向の変位量と歪みゲージの感度とのバランスによって設定される。また、センサ6を配置する連結部材53の本数も任意に設定することができ、例えば、図5に示した計測用リング5aにおいて、三つ置きに配置された4本の連結部材53にセンサ6を配置するようにしてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 回転軸
2 固定部材
3 軸受
4 スラスト荷重計測装置
5,5a 計測用リング
6,6a センサ
7,8 固定具
9 ホイートストンブリッジ回路
11 軸線
31 外輪
32 内輪
33 転動体
34 連結部
51 インナリング
52 アウタリング
53 連結部材

Claims (7)

  1. 回転軸を固定部材に対して回転自在に保持する軸受に生じるスラスト荷重を計測するスラスト荷重計測装置であって、
    前記軸受に固定されるインナリングと、前記固定部材に固定されるアウタリングと、前記インナリングと前記アウタリングとを連結する複数の連結部材と、を含む計測用リングと、
    前記複数の連結部材の全部又は一部に配置され該連結部材の歪みを計測するセンサと、
    を備えることを特徴とするスラスト荷重計測装置。
  2. 前記センサは、前記連結部材に生じる剪断歪みを計測するセンサを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のスラスト荷重計測装置。
  3. 前記センサは、前記連結部材の前記回転軸の軸線に平行な側面に貼付された歪ゲージである、ことを特徴とする請求項2に記載のスラスト荷重計測装置。
  4. 前記センサは、前記連結部材に生じる曲げ歪みを計測するセンサを含む、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスラスト荷重計測装置。
  5. 前記センサは、前記連結部材の前記回転軸の軸線に直交する側面に貼付された歪ゲージである、ことを特徴とする請求項4に記載のスラスト荷重計測装置。
  6. 前記連結部材の肉厚は、前記インナリング及び前記アウタリングの肉厚よりも薄く形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のスラスト荷重計測装置。
  7. 前記アウタリングは、前記固定部材に締まり嵌めされている、ことを特徴とする請求項1に記載のスラスト荷重計測装置。

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