JP6686388B2 - センサ付き転がり軸受 - Google Patents
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Description
(1) 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の軸受空間内部に転動自在に配置された複数の転動体と、ひずみを検出可能なひずみセンサと、を備えるセンサ付き転がり軸受であって、
前記ひずみセンサが固着されるセンサ保持部材、をさらに備え、
前記センサ保持部材は、前記内輪又は前記外輪に形成された取付け部に締め代を持って固定されていることを特徴とするセンサ付き転がり軸受。
(2) 前記ひずみセンサは、接着又は成膜により前記センサ保持部材に固着されていることを特徴とする(1)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(3) 前記センサ保持部材は、凹部をもって形成されるひずみ受感部を有し、
前記ひずみセンサは、前記ひずみ受感部に設けられた第1ひずみゲージと、前記ひずみ受感部以外に設けられた第2ひずみゲージと、を有することを特徴とする(1)又は(2)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(4) 前記センサ保持部材は、前記固定される内輪又は外輪と同一材料からなることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のセンサ付き転がり軸受。
まず、図1及び図2を参照して、本発明に係る第1実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10は、内輪11と、外輪12と、内輪11と外輪12との間の軸受空間S内部に転動自在に配置された転動体である複数のころ13と、複数のころ13を円周方向に所定の間隔で保持する保持器(図示せず)を備える円筒ころ軸受である。また、センサ付き転がり軸受10は、ひずみを検出可能なひずみセンサ30と、ひずみセンサ30が固着されるセンサ保持部材20と、をさらに備える。
なお、ひずみセンサ30は、他の形式のひずみセンサであってもよい。更に、成膜によらずに、単品のひずみセンサ30を、接着や溶接などによりセンサ保持部材20の平面部21に固着してもよい。
なお、ひずみセンサ30からの検出信号は、有線と無線のいずれの手法で診断装置に送られてもよい。
具体的に、外輪12が回転輪の場合、ひずみセンサ30は外輪12と共に回転して全位相での測定が可能であるので、1個のひずみセンサ30が外輪12に配設されればよい。そして、ひずみセンサ30の測定波形は、ひずみセンサ30が各ころ13の位置を通過する毎にひずみが大きくなり、通過後には小さくなる、振幅が小さい略正弦波状の連続波形となる。この正弦波状連続波形の平均値は、ひずみセンサ30が転がり軸受10の負荷圏側に位置するときに大きくなり、無負荷圏側に位置するときに小さくなって、外輪12の一回転に対して1サイクルの大きい振幅の略正弦波形となる。
次に、図3を参照して、本発明に係る第2実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、図4を参照して、本発明に係る第3実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10Bには、外輪12の外周面12aに、コの字溝(取付け部)16が軸方向全長に亘って形成されている。コの字溝16には、ひずみセンサ30が固着されたセンサ保持部材50が、締め代を持って固定(圧入)されている。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、図5を参照して、本発明に係る第4実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10Cには、外輪12の外周面12aに、外周面12aより低い平面部18aを有する凸部18を介して、周方向に離間した一対の溝17,17が軸方向に沿って形成される取付け部19が形成されている。この取付け部19には、ひずみセンサ30が固着されたセンサ保持部材60が、締め代を持って圧入により固定されている。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
例えば、上記各実施形態では、ひずみセンサ30が、円筒ころ軸受10に設けられた例について説明したが、これに限定されず、他の形式の転がり軸受であってもよい。
また、上記各実施形態では、ひずみセンサ30は、外輪12の取付け部に配置されているが、内輪11の取付け部に配置されてもよく、この場合、該内輪11は、固定輪であってもよいし、回転輪であってもよい。
また、内輪または外輪に形成される取付け部は、センサ保持部材の形状に併せて締め代を持って固定される形状であれば、上述した実施形態のものに限定されるものではない。
さらに、ひずみセンサ30の構成も、本実施形態のものに限定されず、他の構成であってもよい。
11 内輪
12 外輪
13 ころ(転動体)
14 軸方向孔(取付け部)
15 有底孔(取付け部)
16 コの字溝(取付け部)
19 取付け部
20,40,50,60 センサ保持部材
22,42,52,62 凹部
25,45,55,65 ひずみ受感部
30 ひずみセンサ
31 アクティブゲージ(第1ひずみゲージ)
32 ダミーゲージ(第2ひずみゲージ)
S 軸受空間
Claims (3)
- 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の軸受空間内部に転動自在に配置された複数の転動体と、ひずみを検出可能なひずみセンサと、を備えるセンサ付き転がり軸受であって、
前記ひずみセンサが固着される平面部を有するセンサ保持部材、をさらに備え、
前記センサ保持部材は、前記内輪又は前記外輪に形成された孔又は溝からなる取付け部に締め代を持って固定されており、
前記センサ保持部材には、前記平面部の裏面側に厚肉部を残して凹部が形成され、該凹部が位置する部分は、薄肉部であるひずみ受感部となり、
前記ひずみセンサは、前記ひずみ受感部に設けられた第1ひずみゲージと、前記ひずみ受感部以外である前記厚肉部に設けられた第2ひずみゲージと、を有し、
前記第1ひずみゲージは、前記内輪又は前記外輪に荷重が負荷された時の真のひずみと、前記センサ保持部材自身の見かけ上のひずみを検出し、前記第2ひずみゲージは、前記センサ保持部材自身の見かけ上のひずみを検出することを特徴とするセンサ付き転がり軸受。 - 前記ひずみセンサは、接着又は成膜により前記センサ保持部材に固着されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受。
- 前記センサ保持部材は、前記固定される内輪又は外輪と同一材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ付き転がり軸受。
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JP2015230644A JP6686388B2 (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | センサ付き転がり軸受 |
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