JP6686388B2 - センサ付き転がり軸受 - Google Patents

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本発明は、センサ付き転がり軸受に関し、より詳細には、転がり軸受に発生するひずみを検出可能なひずみセンサを備えるセンサ付き転がり軸受に関する。
従来、内輪又は外輪の切欠溝にひずみセンサ部を配置し、ひずみセンサ部からの出力信号を光ファイバを介してひずみ計測器に導出して、転動体がひずみセンサ部の位置を通過する際のひずみを検出するようにした転がり軸受の荷重分布測定方法及び装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許第5638312号公報 特許第5638313号公報
ところで、特許文献1又は2に記載の荷重分布測定装置では、ひずみセンサ部は、直接、内輪又は外輪の切欠溝に接着剤により接着されている。このため、ひずみセンサ部の破損時や、例えば、感度の異なるひずみセンサ部への交換が必要となったときなど、ひずみセンサ部のみを交換することが難しく、転がり軸受全体を取り換えるしかなかった。また、内輪又は外輪の切欠溝へのひずみセンサ部の接着は、熟練した技術を要し、荷重分布測定装置を量産し難い問題があった。更に、接着剤の耐久性が荷重分布測定装置の寿命に直結し、測定装置寿命の観点からも改善の余地があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、内輪又は外輪に発生するひずみを、精度よく検出することができ、生産性がよく、且つ、メンテナンス性に優れたセンサ付き転がり軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の軸受空間内部に転動自在に配置された複数の転動体と、ひずみを検出可能なひずみセンサと、を備えるセンサ付き転がり軸受であって、
前記ひずみセンサが固着されるセンサ保持部材、をさらに備え、
前記センサ保持部材は、前記内輪又は前記外輪に形成された取付け部に締め代を持って固定されていることを特徴とするセンサ付き転がり軸受。
(2) 前記ひずみセンサは、接着又は成膜により前記センサ保持部材に固着されていることを特徴とする(1)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(3) 前記センサ保持部材は、凹部をもって形成されるひずみ受感部を有し、
前記ひずみセンサは、前記ひずみ受感部に設けられた第1ひずみゲージと、前記ひずみ受感部以外に設けられた第2ひずみゲージと、を有することを特徴とする(1)又は(2)に記載のセンサ付き転がり軸受。
(4) 前記センサ保持部材は、前記固定される内輪又は外輪と同一材料からなることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のセンサ付き転がり軸受。
本発明のセンサ付き転がり軸受によれば、ひずみセンサが固着されるセンサ保持部材を別途備え、センサ保持部材は、内輪又は外輪に形成された取付け部に締め代を持って固定されているので、センサ保持部材及びひずみセンサには、予めひずみが付与された状態となる。これにより、ひずみセンサは、固定時に与えられた該ひずみに対して緩む方向と強まる方向の両方向のひずみを感度よく検出することができる。したがって、ひずみセンサは内輪又は外輪に発生するひずみを、精度よく検出することができる。また、本発明は、転がり軸受にひずみセンサを直接、接着や成膜する必要がないので生産性がよく、さらに、ひずみセンサの破損時や、ひずみセンサの交換が必要となったときなど、ひずみセンサをセンサ保持部材ごと容易に交換することができ、メンテナンス性が向上する。
本発明に係る第1実施形態のセンサ付き転がり軸受の要部分解斜視図である。 (a)は図1のひずみセンサが固着されたセンサ保持部材の平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)裏面図である。 (a)は本発明に係る第2実施形態のセンサ付き転がり軸受の要部分解斜視図、(b)はひずみセンサが固着されたセンサ保持部材の平面図、(c)はひずみセンサが固着されたセンサ保持部材の正面図である。 (a)は本発明に係る第3実施形態のセンサ付き転がり軸受の要部分解斜視図、(b)は転がり軸受の正面図である。 (a)は本発明に係る第4実施形態のセンサ付き転がり軸受の要部分解斜視図、(b)は転がり軸受の正面図である。
以下、本発明に係るセンサ付き転がり軸受の各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1及び図2を参照して、本発明に係る第1実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10は、内輪11と、外輪12と、内輪11と外輪12との間の軸受空間S内部に転動自在に配置された転動体である複数のころ13と、複数のころ13を円周方向に所定の間隔で保持する保持器(図示せず)を備える円筒ころ軸受である。また、センサ付き転がり軸受10は、ひずみを検出可能なひずみセンサ30と、ひずみセンサ30が固着されるセンサ保持部材20と、をさらに備える。
外輪12には、その側面に軸方向に沿って穿孔された軸方向孔(取付け部)14が設けられており、この軸方向孔14には、センサ保持部材20が締め代を持って圧入により固定されている。
センサ保持部材20は、外輪12の軸方向孔14の孔径より僅かに大きな直径の外周面を有して棒状に形成されている。また、図2にも示すように、センサ保持部材20には、軸方向に沿って延びる平面部21が形成されており、平面部21の裏面側には、その軸方向両側の厚肉部26を残して、略コの字形の凹部22が形成されている。裏面側に凹部22が位置するセンサ保持部材20の部分は、応力が作用したときのひずみが大きい薄肉部24であり、ひずみを検出するためのひずみ受感部25となる。
センサ保持部材20の材料としては、線膨張率が同一となるように、外輪12と同じ鋼材を用いるのが好ましい。
センサ保持部材20の平面部21には、金属製、または導電性樹脂材からなるひずみ抵抗膜であるひずみセンサ30が固着されている。ひずみセンサ30を金属膜で構成する場合、金属膜としては、例えばCr(クロム)−N(窒素)薄膜を反応性スパッタリングで成膜することができる。Cr−N基ひずみ抵抗膜は、ひずみ感度も良好である。
なお、ひずみセンサ30は、他の形式のひずみセンサであってもよい。更に、成膜によらずに、単品のひずみセンサ30を、接着や溶接などによりセンサ保持部材20の平面部21に固着してもよい。
ひずみセンサ30は、軸方向と周方向にそれぞれ指向して直交配置された、第1ひずみゲージである2枚のアクティブゲージ31と、軸方向にそれぞれ指向して配置された第2ひずみゲージである2枚のダミーゲージ32と、を備える。アクティブゲージ31は、ひずみ受感部25の平面上に設けられ、ダミーゲージ32は、厚肉部26の平面上に設けられている。
ひずみ受感部25の平面上に配置されたアクティブゲージ31は、外輪12に荷重が負荷されたときのひずみ受感部25のひずみ(真のひずみと見かけ上のひずみ)を検出する。アクティブゲージ31の感度は、ひずみ受感部25(薄肉部24)の厚さを調整することによって変更することができる。
厚肉部26の平面上に配置されたダミーゲージ32は、センサ保持部材20自身のひずみ、即ち見かけ上のひずみ(外乱)を検出する。アクティブゲージ31の検出値と、ダミーゲージ32の検出値との差を求めることで、センサ保持部材20自身の変形(外乱)の影響を排除することができ、ひずみセンサ30の検出精度が向上する。
ひずみセンサ30が固着されたセンサ保持部材20は、外輪12の軸方向孔14に締め代を持って圧入されているので、センサ保持部材20及びひずみセンサ30には、圧縮方向のひずみが予め付与される。この状態で、外輪12に加わる荷重により発生するセンサ保持部材20の変形(ひずみ)を検出すると、該ひずみは、予め圧縮方向に付与されたひずみに対して緩む方向(伸び方向)又は強まる方向(圧縮方向)となり、該ひずみを感度よく検出することができる。また、アクティブゲージ31が、ひずみ受感部25の平面部21上に設けられているので、精度よくひずみを検出することができる。
そして、ひずみセンサ30によって検出されたひずみに基づき、外部の診断装置によって、転がり軸受10のラジアル荷重分布を求め、転がり軸受10の状態を監視して摩耗や異常の発生を診断する。また、実稼働時における転がり軸受10の状態確認が可能となる。
なお、ひずみセンサ30からの検出信号は、有線と無線のいずれの手法で診断装置に送られてもよい。
また、センサ保持部材20が固定される外輪12は、固定輪及び回転輪のいずれであってもよい。
具体的に、外輪12が回転輪の場合、ひずみセンサ30は外輪12と共に回転して全位相での測定が可能であるので、1個のひずみセンサ30が外輪12に配設されればよい。そして、ひずみセンサ30の測定波形は、ひずみセンサ30が各ころ13の位置を通過する毎にひずみが大きくなり、通過後には小さくなる、振幅が小さい略正弦波状の連続波形となる。この正弦波状連続波形の平均値は、ひずみセンサ30が転がり軸受10の負荷圏側に位置するときに大きくなり、無負荷圏側に位置するときに小さくなって、外輪12の一回転に対して1サイクルの大きい振幅の略正弦波形となる。
また、外輪12が固定輪の場合、ひずみセンサ30により測定可能な位置(位相)は一定になるので、例えば、3個のひずみセンサ30を外輪12に配設することで、各位相におけるひずみを、3箇所での測定値から推定するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態のセンサ付き転がり軸受10によれば、ひずみを検出可能なひずみセンサ30と、ひずみセンサ30が固着されるセンサ保持部材20と、を備え、センサ保持部材20は、外輪12に形成された軸方向孔14に締め代を持って固定される。これにより、ひずみセンサ30は、固定時に与えられた該ひずみに対して緩む方向と強まる方向の両方向のひずみを感度よく検出することができる。したがって、ひずみセンサ30は外輪12に発生するひずみを、精度よく検出することができる。また、転がり軸受10にひずみセンサ30を直接、接着や成膜する必要がないので生産性がよく、さらに、ひずみセンサ30の破損時や、ひずみセンサ30の交換が必要となったときなど、ひずみセンサ30をセンサ保持部材20ごと容易に交換することができ、メンテナンス性が向上する。
特に、ひずみセンサ30は、ひずみ抵抗膜がセンサ保持部材20の平面部21に直接、成膜して形成されることで、ひずみセンサ30をセンサ保持部材20に接着するための接着剤が不要となり、接着剤の耐久性に起因するセンサ寿命の問題や、難しいセンサ接着工程を省略することができる。また、外輪12とは異なる部材であるセンサ保持部材20にひずみセンサ30を設けたので、外輪12に成膜することが困難な、大きな軸受にも成膜からなるひずみセンサ30を採用することができる。
また、ひずみセンサ30をセンサ保持部材20に接着する場合でも、センサ保持部材20が外輪12とは別部品であるので、形状設計の自由度が高く、ひずみセンサ30の接着作業を考慮した形状とすることができる。従って、軸受内輪や外輪に加工された小さな溝内にひずみセンサを接着する従来の熟練を要する作業と比較して、接着作業が大幅に容易になる。
また、センサ保持部材20が、外輪12とは異なる別部品で構成されているので、ひずみセンサ30の成形方法(成膜、接着)に関係なく、同一のセンサ保持部材20(ひずみセンサ30)を様々な種類・サイズの軸受や、様々な測定部位に適用することができ、ひずみセンサ30の共通化が可能となってコストを削減することができる。
更に、ひずみセンサ30は、センサ保持部材20に凹部22をもって形成されるひずみ受感部25に設けられたアクティブゲージ31と、ひずみ受感部25以外に設けられたダミーゲージ32と、を有するので、センサ保持部材20自身の変形などの外乱がある場合にも、精度よくひずみを検出することができる。
(第2実施形態)
次に、図3を参照して、本発明に係る第2実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10Aの外輪12には、外周面12aの軸方向略中央に有底孔(取付け部)15が径方向に沿って形成されている。有底孔15には、ひずみセンサ30が固着されたセンサ保持部材40が、締め代を持って圧入により固定されている。
センサ保持部材40は、外輪12の有底孔15の孔径より僅かに大きな直径の外周面を備えると共に、該外周面に互いに平行な二平面を有する。また、センサ保持部材40は、上面(軸方向端面)に平面部41を有すると共に、平面部41の裏面側には、略コの字形の凹部42が形成されている。即ち、凹部42に対応する部分は薄肉部44であり、ひずみを検出するためのひずみ受感部45となる。また、凹部42以外の部分(長手方向両端)は、厚肉部46となる。
センサ保持部材40のひずみ受感部45(薄肉部44)には、2枚のアクティブゲージ31が成膜形成され、ひずみ受感部45以外の厚肉部46の上面には、2枚のダミーゲージ32が成膜形成されている。そして、センサ保持部材40が有底孔15に圧入されることで、ひずみセンサ30は、圧縮応力が作用した状態で外輪12に固定される。なお、センサ保持部材40は、ひずみセンサ30の向きを考慮して、二平面が転がり軸受の周方向に指向するように外輪12の有底孔15に固定されている。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(第3実施形態)
次に、図4を参照して、本発明に係る第3実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10Bには、外輪12の外周面12aに、コの字溝(取付け部)16が軸方向全長に亘って形成されている。コの字溝16には、ひずみセンサ30が固着されたセンサ保持部材50が、締め代を持って固定(圧入)されている。
センサ保持部材50は、外輪12のコの字溝16の幅より僅かに大きな幅を有する略矩形状に形成されており、上面に平面部51が形成されると共に、平面部51の裏面側には、略コの字形の凹部52が形成されている。即ち、凹部52に対応する薄肉部54はひずみ受感部55となる。また、凹部52以外の部分(幅方向両端部)は、厚肉部56となる。
センサ保持部材50のひずみ受感部55(薄肉部54)の平面上には、2枚のアクティブゲージ31が成膜形成され、ひずみ受感部55以外の厚肉部56の平面上には、2枚のダミーゲージ32が成膜形成されている。そして、センサ保持部材50がコの字溝16に圧入されることで、ひずみセンサ30には、圧縮応力が作用した状態で外輪12に固定される。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(第4実施形態)
次に、図5を参照して、本発明に係る第4実施形態のセンサ付き転がり軸受について説明する。
本実施形態のセンサ付き転がり軸受10Cには、外輪12の外周面12aに、外周面12aより低い平面部18aを有する凸部18を介して、周方向に離間した一対の溝17,17が軸方向に沿って形成される取付け部19が形成されている。この取付け部19には、ひずみセンサ30が固着されたセンサ保持部材60が、締め代を持って圧入により固定されている。
センサ保持部材60は、上面が平面部61であり、平面部61の裏面側には、略コの字形の凹部62が形成されている。即ち、凹部62に対応する部分は、薄肉部64であり、ひずみを検出するためのひずみ受感部65となる。また、凹部62以外の部分(幅方向両端部)は、厚肉部66となる。
一対の厚肉部66間の幅W1は、凸部18の周方向幅W2より僅かに狭くなっている。また、ひずみ受感部65には、2枚のアクティブゲージ31が成膜形成され、厚肉部66の上面には、2枚のダミーゲージ32が成膜形成されている。
センサ保持部材60は、一対の厚肉部66で凸部18を挟持するようにして取付け部19に圧入されて外輪12に固定される。このとき、センサ保持部材60の幅方向端面と一対の溝17,17の外側面との間には、隙間が確保されている。これにより、センサ保持部材60のひずみ受感部65には、引っ張り力が作用する。即ち、本実施形態のひずみセンサ30は、第1〜第3実施形態のひずみセンサ30とは逆に、予め引張り応力が作用した状態で外輪12に固定される。したがって、本実施形態のひずみセンサ30でも、固定時に与えられた該ひずみに対して緩む方向(圧縮方向)と強まる方向(伸び方向)の両方向のひずみを感度よく検出することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
例えば、上記各実施形態では、ひずみセンサ30が、円筒ころ軸受10に設けられた例について説明したが、これに限定されず、他の形式の転がり軸受であってもよい。
また、上記各実施形態では、ひずみセンサ30は、外輪12の取付け部に配置されているが、内輪11の取付け部に配置されてもよく、この場合、該内輪11は、固定輪であってもよいし、回転輪であってもよい。
また、内輪または外輪に形成される取付け部は、センサ保持部材の形状に併せて締め代を持って固定される形状であれば、上述した実施形態のものに限定されるものではない。
さらに、ひずみセンサ30の構成も、本実施形態のものに限定されず、他の構成であってもよい。
10,10A,10B,10C センサ付き転がり軸受
11 内輪
12 外輪
13 ころ(転動体)
14 軸方向孔(取付け部)
15 有底孔(取付け部)
16 コの字溝(取付け部)
19 取付け部
20,40,50,60 センサ保持部材
22,42,52,62 凹部
25,45,55,65 ひずみ受感部
30 ひずみセンサ
31 アクティブゲージ(第1ひずみゲージ)
32 ダミーゲージ(第2ひずみゲージ)
S 軸受空間

Claims (3)

  1. 内輪と、外輪と、前記内輪と前記外輪との間の軸受空間内部に転動自在に配置された複数の転動体と、ひずみを検出可能なひずみセンサと、を備えるセンサ付き転がり軸受であって、
    前記ひずみセンサが固着される平面部を有するセンサ保持部材、をさらに備え、
    前記センサ保持部材は、前記内輪又は前記外輪に形成された孔又は溝からなる取付け部に締め代を持って固定されており、
    前記センサ保持部材には、前記平面部の裏面側に厚肉部を残して凹部が形成され、該凹部が位置する部分は、薄肉部であるひずみ受感部となり、
    前記ひずみセンサは、前記ひずみ受感部に設けられた第1ひずみゲージと、前記ひずみ受感部以外である前記厚肉部に設けられた第2ひずみゲージと、を有し、
    前記第1ひずみゲージは、前記内輪又は前記外輪に荷重が負荷された時の真のひずみと、前記センサ保持部材自身の見かけ上のひずみを検出し、前記第2ひずみゲージは、前記センサ保持部材自身の見かけ上のひずみを検出することを特徴とするセンサ付き転がり軸受。
  2. 前記ひずみセンサは、接着又は成膜により前記センサ保持部材に固着されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受。
  3. 前記センサ保持部材は、前記固定される内輪又は外輪と同一材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ付き転がり軸受。
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