JP2018004231A - カーテンボックスを利用した換気装置 - Google Patents
カーテンボックスを利用した換気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018004231A JP2018004231A JP2016135735A JP2016135735A JP2018004231A JP 2018004231 A JP2018004231 A JP 2018004231A JP 2016135735 A JP2016135735 A JP 2016135735A JP 2016135735 A JP2016135735 A JP 2016135735A JP 2018004231 A JP2018004231 A JP 2018004231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air flow
- curtain box
- flow path
- humidity control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
Description
上記のような構成によれば、カーテンボックスには、カーテンレールが設けられる領域とは分離して設けられた空気流路と、空気流路を外気に連通させる外気取入口と、空気流路を室内に連通させる吹出口が設けられているため、外気は、空気流路を介して室内に導入される。ここで、空気流路内には多孔質な調湿材が設置されているため、外気が空気流路内を通過する際に、多孔質な調湿材により空気内の水分が一定量吸収される。これにより、外気が多湿な環境であっても、室内に導入される空気の湿度を下げて、快適な室内環境を実現することができる。
また、空気流路内には多孔質な調湿材が設置されているため、多孔質な調湿材の有する吸音性能により、外の騒音の一定量が吸音される。これにより、室内に侵入する騒音を抑制し、快適な室内環境を実現することができる。
上記のような構成によれば、外気取入口から空気流路への空気の給気方向、空気流路の延在する方向、及び、空気流路から吹出口への空気の排気方向が、一直線上に位置しないように、空気流路の壁面が構成されているため、カーテンボックスの、空気の流入方向が給気方向から空気流路の延在する方向へ変わる部分や、空気流路の延在する方向から排気方向へ変わる部分において、外の騒音は、空気流路を構成する壁面に当たり、減衰される。これにより、より効果的に騒音を抑制し、快適な室内環境を実現することができる。
また、例えば冬季においては、外の冷たい空気が、長さ方向において異なる位置に設けられている外気取入口と吹出口の間に延在する一定の長さの空気流路を通過する際に、周囲との熱交換により、空気の温度が室内の躯体温度や室温と近くなる。したがって、外気の気温が低い場合であっても、室内に給気される空気の温度を上げて、快適な室内環境を実現することができる。
上記のような構成によれば、不織布は空気を通過させやすい性質を備えているため、空気流路を通過する空気が袋内の多孔質な調湿材に接触しやすくなる。したがって、通過する空気の湿度を効果的に低減することが可能となり、快適な室内環境を実現することができる。
上記のような構成によれば、空気内の水分の吸収と、騒音の吸音を効果的に実現することができるため、快適な室内環境を効果的に実現することが可能である。
次に、図5、6を用いて、上記実施形態として示したカーテンボックスを利用した換気装置の変形例を説明する。本変形例におけるカーテンボックス30を利用した換気装置が設けられた建築構造物31においては、上記実施形態における建築構造物1とは、バルコニーB部分を構築する梁が扁平梁10ではなく厚みのある順梁32である点が異なっている。
更に、調湿材袋ユニットは、図4に示されるように支持材上に載置されているが、支持材やカーテンレールの内面等にフック等を取り付けて、このフックに吊り下げるなどの、他の形態により設置されても構わない。
2、30 カーテンボックス
2a、30a 空気流路
2b、30b 外気取入口
2c 吹出口
2d 仕切板
3 住戸
4(4A、4B) 天井スラブ
5 床材
6 天井仕上材
7 室内壁
8 ガラス戸
10 扁平梁
14 避難ハッチ
15、34 給気管
17 カーテンレール
18 固定部材
20 調湿材袋ユニット
21 調湿材
22 袋
23 フィルター
24 支持材
32 順梁
33 外側スラブ
B バルコニー
R 室内空間(室内)
R1 外側室内空間(室内)
R2 屋内側室内空間(室内)
Claims (4)
- カーテンボックスを利用した換気装置であって、
前記カーテンボックス内に、カーテンレールが設けられる領域とは分離して設けられた、前記カーテンボックスの長さ方向に延在する空気流路と、
該空気流路を外気に連通させる外気取入口と、
前記空気流路を室内に連通させる吹出口と、
を備え、
前記空気流路内には多孔質な調湿材が設置されている、カーテンボックスを利用した換気装置。 - 前記外気取入口と、前記吹出口は、前記長さ方向において異なる位置に設けられている、請求項1に記載のカーテンボックスを利用した換気装置。
- 前記多孔質な調湿材は、不織布製の袋に入れられている、請求項1または2に記載のカーテンボックスを利用した換気装置。
- 前記多孔質な調湿材はゼオライトである、請求項1から3のいずれか一項に記載のカーテンボックスを利用した換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016135735A JP6783084B2 (ja) | 2016-07-08 | 2016-07-08 | カーテンボックスを利用した換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016135735A JP6783084B2 (ja) | 2016-07-08 | 2016-07-08 | カーテンボックスを利用した換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018004231A true JP2018004231A (ja) | 2018-01-11 |
JP6783084B2 JP6783084B2 (ja) | 2020-11-11 |
Family
ID=60944887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016135735A Active JP6783084B2 (ja) | 2016-07-08 | 2016-07-08 | カーテンボックスを利用した換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6783084B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57120390U (ja) * | 1981-01-23 | 1982-07-26 | ||
JP2001174012A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Ykk Architectural Products Inc | 消音換気ユニット及びそれに使用される吸音材ユニット |
JP2001241122A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-09-04 | National House Industrial Co Ltd | 床下構造 |
JP2005344294A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Itoki Corp | 調湿パネル及び建物における内装部の構造 |
JP2006034367A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Matsushita Electric Works Ltd | カーテンボックス |
JP2013130299A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 空調システム及び建物 |
-
2016
- 2016-07-08 JP JP2016135735A patent/JP6783084B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57120390U (ja) * | 1981-01-23 | 1982-07-26 | ||
JP2001174012A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Ykk Architectural Products Inc | 消音換気ユニット及びそれに使用される吸音材ユニット |
JP2001241122A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-09-04 | National House Industrial Co Ltd | 床下構造 |
JP2005344294A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Itoki Corp | 調湿パネル及び建物における内装部の構造 |
JP2006034367A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Matsushita Electric Works Ltd | カーテンボックス |
JP2013130299A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 空調システム及び建物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6783084B2 (ja) | 2020-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5632702B2 (ja) | 多層階建物の空調設備 | |
JP3044021B1 (ja) | 中高層共同住宅の換気構造 | |
JP2014196858A (ja) | 建物の自然換気システム | |
JP6783084B2 (ja) | カーテンボックスを利用した換気装置 | |
JP2017066753A (ja) | カーテンウォール用の換気ユニット及びカーテンウォール | |
JP6403605B2 (ja) | 建物 | |
JP6386757B2 (ja) | 建物 | |
JP6368123B2 (ja) | 建物におけるダクト設置構造 | |
JP7228836B2 (ja) | 加圧型熱交換換気式建屋 | |
JP2012001942A (ja) | 建物の通気構造 | |
JP5759767B2 (ja) | 建物の間仕切壁構造及びそれを備えた通気制御システム | |
JP2016188567A (ja) | 換気システム及び家屋 | |
JP4436827B2 (ja) | 木造住宅用換気システム | |
JP2008057289A (ja) | ユニット式建物 | |
JP5805810B2 (ja) | 建物の換気構造 | |
JP2015218440A (ja) | 複数階を有する建物内の壁構造、および建物 | |
JP4927520B2 (ja) | 設備設置スペースを備えた建物 | |
JP2014142118A (ja) | 除湿空調システム | |
JP7395801B2 (ja) | 住宅 | |
JP3368486B2 (ja) | 建築構造及びそれを備えた建物 | |
KR101480323B1 (ko) | 기존 건축물을 활용한 실내환기 장치. | |
JPH04306431A (ja) | 屋外熱交換機の配置方法 | |
JP6981826B2 (ja) | エアフロー構造 | |
JP6410979B1 (ja) | 換気システム及び家屋 | |
JP6511344B2 (ja) | 建物の空調設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6783084 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |