JP2018001671A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018001671A
JP2018001671A JP2016134327A JP2016134327A JP2018001671A JP 2018001671 A JP2018001671 A JP 2018001671A JP 2016134327 A JP2016134327 A JP 2016134327A JP 2016134327 A JP2016134327 A JP 2016134327A JP 2018001671 A JP2018001671 A JP 2018001671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flushing
ink
nozzle
nozzles
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016134327A
Other languages
English (en)
Inventor
史祥 吉澤
Fumiaki Yoshizawa
史祥 吉澤
征典 勝野
Yukinori Katsuno
征典 勝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2016134327A priority Critical patent/JP2018001671A/ja
Publication of JP2018001671A publication Critical patent/JP2018001671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】適切なフラッシング動作によってノズルの目詰まりを解消すると共に、フラッシング動作においてノズルから吐出されるインク量を低減すること。【解決手段】制御装置60は、インクヘッド20が主走査方向Yの少なくとも一方向に移動した際に、ノズル22からインクを吐出させるフラッシング動作を実行する制御部64と、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、ノズル22に吐出不良が発生しているか否かを判定する不良判定部66と、ノズル22に吐出不良が発生していると判定されたとき、フラッシング動作におけるノズル22から吐出させるインクの発数であるフラッシング発数Aを増加させる増加部67と、を備え、制御部64は、増加部67によってフラッシング発数Aが増加されたとき、フラッシング動作において、増加後の増加後フラッシング発数Acのインクをノズル22から吐出させる。【選択図】図6

Description

本発明は、インクジェット式記録装置に関する。
従来から、複数のノズルとノズルが形成されたノズル面とを有するインクヘッドを備えたインクジェット式記録装置が知られている。インクジェット式記録装置は、インクジェット方式により記録媒体上に所定の印刷を行う。かかるインクジェット式記録装置では、ノズルから適切にインクを吐出させるために、ノズルから所定量のインクを吐出するフラッシング動作が定期的に行われている。フラッシング動作を行うことによって、ノズル内の粘度が高くなったインクを排出することができ、ノズルの目詰まりを解消および抑制することができる。例えば、特許文献1には、高精細な画像を印刷する印刷モードや高い解像度を必要としない印刷モード毎に、フラッシング発数およびフラッシング量等を設定することができるインクジェットプリンタが開示されている。
特許5056326号公報
ところで、ノズルの目詰まりの程度やノズルの吐出不良数は、例えば、インクヘッドの劣化、使用するインク自体の劣化、推奨していないインクの使用およびインクジェット式記録装置を使用する環境温度等によって変動すると考えられる。
ここで、特許文献1に記載の技術では、印刷モード毎に異なるフラッシング発数等を設定しているが、各印刷モードにおけるフラッシング発数等は一定であり、各印刷モードで印刷中に発生し得るノズルの目詰まりの程度やノズルの吐出不良数については考慮していない。即ち、特許文献1に記載のフラッシング動作では、ノズルの目詰まりが比較的進んでいる場合に、フラッシング発数等がノズルの目詰まりを解消するのに十分な量ではないため、フラッシング動作を行ったにも関わらず、ノズルの目詰まりが継続する場合がある。これにより、印刷の品質が低下してしまう虞がある。また、ノズルから比較的少量のインクを吐出すればノズルの目詰まりが解消するような場合であっても、ノズルから多量のインクが吐出されることによって、インクの無駄が発生することがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切なフラッシング動作によってノズルの目詰まりを解消すると共に、フラッシング動作においてノズルから吐出されるインク量を低減することができるインクジェット式記録装置を提供することである。
本発明に係るインクジェット式記録装置は、記録媒体にインクを吐出する複数のノズルを有するインクヘッドと、前記インクヘッドを主走査方向に移動させる移動機構と、前記複数のノズルの吐出不良の有無を検出するノズルチェック機構と、前記複数のノズルからのインクの吐出を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記インクヘッドが前記主走査方向の少なくとも一方向に移動した際に、前記ノズルからインクを吐出させるフラッシング動作を実行する制御部と、前記ノズルチェック機構の検出結果に基づいて、前記ノズルに吐出不良が発生しているか否かを判定する不良判定部と、前記ノズルに吐出不良が発生していると判定されたとき、前記フラッシング動作における前記ノズルから吐出させるインクの発数であるフラッシング発数を増加させる増加部と、を備え、前記制御部は、前記増加部によって前記フラッシング発数が増加されたとき、前記フラッシング動作において、増加後の前記フラッシング発数のインクを前記ノズルから吐出させる。
本発明のインクジェット式記録装置によると、ノズルチェック機構の検出結果に基づいて、不良判定部によってノズルに吐出不良が発生していると判定されたとき、増加部は、フラッシング動作におけるフラッシング発数を増加させる。そして、制御部は、フラッシング動作において、増加後のフラッシング発数のインクをノズルから吐出させる。このように、ノズルの吐出不良の有無に応じてフラッシング発数を増加させるとことで、ノズルの目詰まりを解消して吐出不良のノズルを早期に復帰させることができる。また、ノズルの目詰まりが発生しにくい条件下、例えば、インクヘッドが新品の場合やインクが劣化しにくい最適な温度において使用する場合には、フラッシング動作におけるフラッシング発数を比較的少なく設定することで、ノズルの目詰まりを早期に解消すると共に、使用するインク量の低減を実現することができる。この場合に、ノズルに目詰まりが発生したとしても、増加部によってフラッシング発数を増加させることができるため、ノズルの目詰まりを解消させることができる。
本発明によれば、適切なフラッシング動作によってノズルの目詰まりを解消すると共に、フラッシング動作においてノズルから吐出されるインク量を低減することができるインクジェット式記録装置を提供することができる。
一実施形態に係るインクジェットプリンタの斜視図である。 一実施形態に係るインクジェットプリンタの主要部の正面図である。 一実施形態に係るインクジェットプリンタのインクカートリッジからインクヘッドへインクを供給する構造を示すブロック図である。 一実施形態に係るインクヘッドの底面図である。 一実施形態に係るキャップおよびノズルチェック機構を示す模式図である。 一実施形態に係る制御装置のブロック図である。 一実施形態に係るフラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する手順を示したフローチャートである。 他の一実施形態に係る制御装置のブロック図である。 他の一実施形態に係るインクヘッドの移動速度毎のフラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する手順を示したフローチャートである。 他の一実施形態に係るインクヘッドの移動速度毎のフラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する手順を示したフローチャートである。 他の一実施形態に係る制御装置のブロック図である。 他の一実施形態に係るフラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する手順を示したフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、図面を参照しながら、第1実施形態に係るインクジェット式記録装置について説明する。第1実施形態に係るインクジェット式記録装置は、記録媒体に印刷を行うインクジェットプリンタ(以下、プリンタという。)10である。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係るプリンタ10の斜視図である。図2は、本実施形態に係るプリンタ10の主要部の正面図である。プリンタ10は、記録媒体5に印刷を行うためのものである。なお、記録媒体5には、普通紙などの紙類はもちろんのこと、ポリ塩化ビニル(polyvinyl chloride、PVC)やポリエステルなどの樹脂材料、アルミニウム、鉄、木材などの各種の材料からなる媒体が含まれる。
以下の説明では、左、右、上、下とは、プリンタ10の正面にいる作業者から見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、プリンタ10から上記作業者に近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。後述するインクヘッド20(図2参照)は左方および右方に移動可能である。記録媒体5は、前方および後方に搬送可能である。本実施形態では、インクヘッド20の移動方向を主走査方向Yといい、記録媒体5の搬送方向を副走査方向Xという。ここでは、主走査方向Yは左右方向に対応し、副走査方向Xは前後方向に対応する。主走査方向Yと副走査方向Xとは直交している。ただし、これは説明の便宜上の方向に過ぎず、プリンタ10の設置態様を何ら限定するものではない。
図1に示すように、プリンタ10は、本体部12と、本体部12に設けられたプラテン14とを備えている。プラテン14には記録媒体5が配置される。
図2に示すように、プリンタ10は、本体部12に設けられたガイドレール13を備えている。ガイドレール13は、左右方向に延びている。ガイドレール13には、キャリッジ30が係合している。キャリッジ30は、移動機構の一例である。キャリッジ30は、キャリッジ移動機構8によって、ガイドレール13に沿って左右方向(即ち主走査方向Y)に往復移動する。キャリッジ移動機構8は、ガイドレール13の左端側および右端側に配置されたプーリ19bおよびプーリ19aを有している。プーリ19aには、キャリッジモータ8aが連結されている。なお、キャリッジモータ8aはプーリ19bに連結されていてもよい。プーリ19aは、キャリッジモータ8aによって駆動される。プーリ19aおよびプーリ19bには、それぞれ無端状のベルト16が巻き掛けられている。キャリッジ30はベルト16に固定されている。プーリ19aおよびプーリ19bが回転してベルト16が走行すると、キャリッジ30が左右方向に移動する。このように、キャリッジ30はガイドレール13に沿って左右方向に移動可能に構成されている。
プラテン14には、上下一対のグリッドローラ(図示せず)およびピンチローラ(図示せず)が設けられている。グリッドローラはフィードモータ(図示せず)に連結されている。グリッドローラはフィードモータによって回転駆動される。記録媒体5(図1参照)がグリッドローラとピンチローラとの間に挟まれた状態でグリッドローラが回転すると、記録媒体5は前後方向(即ち副走査方向X)に搬送される。
図2に示すように、本体部12は、複数のインクカートリッジ11を備えている。インクカートリッジ11はインクを貯留するタンクである。複数のインクカートリッジ11は、本体部12に着脱自在に装着されている。より詳細には、複数のインクカートリッジ11は、それぞれ後述するインク経路40の一端42に着脱自在に接続されている。インクカートリッジには、例えば、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインク、ホワイトインク等が貯留されている。インクカートリッジ11には、それぞれインク取出口(図示せず)が取り付けられている。
図2に示すように、プリンタ10は、各色のインクが貯留されたインクカートリッジ11ごとにインク供給システム35を有している。インク供給システム35は、インクカートリッジ11に加えて、インクヘッド20と、ダンパー25と、インク経路40と、供給ポンプ26と、を備えている。インクヘッド20およびダンパー25はキャリッジ30に搭載され、左右方向(即ち主走査方向Y)に往復移動する。即ち、キャリッジ30は、インクヘッド20を左右方向に移動させる。一方、インクカートリッジ11は、キャリッジ30に搭載されておらず、左右方向に往復移動しない。そのため、キャリッジ30が左右方向に移動してもインク経路40が破損しないように、インク経路40の大部分(少なくとも全長の半分以上)は、左右方向に延びた状態で配置されている。本実施形態では、合計5本のインク経路40が設けられている。インク経路40は、ケーブル類保護案内装置32で覆われている。ケーブル類保護案内装置32とは、例えばケーブルベア(登録商標)である。
図3は、インクカートリッジ11からインクヘッド20へインクを供給する構造を示すブロック図である。図3では、印刷時にインクの流れる方向を矢印Zで示している。
図4に示すように、インクヘッド20は、記録媒体5(図2参照)にインクを吐出する複数のノズル22と、複数のノズル22が形成されたノズル面24とを備えている。複数のノズル22は、前後方向(即ち副走査方向X)に並び、2つのノズル列23、23を形成している。本実施形態のインクヘッド20は、2つのノズル列23を備えているが、1つのノズル列を備えていてもよいし3つ以上のノズル列を備えていてもよい。ノズル面24は、キャリッジ30(図2参照)の底面から外部に露出している。
図3に示すように、インクカートリッジ11とダンパー25とは、インク経路40を介して連通している。インク経路40の一端42は、インクカートリッジ11のインク取出し口に着脱可能に接続している。インク経路40の他端44は、ダンパー25に接続している。インク経路40は、インクカートリッジ11からダンパー25およびインクヘッド20にインクを導く流路を形成している。
図3に示すように、インク経路40は、チューブ40Aおよびチューブ40Bを備えている。チューブ40Aは、インクカートリッジ11と供給ポンプ26とを連通する。チューブ40Bは、供給ポンプ26とダンパー25とを連通する。このような経路によって、インクカートリッジ11からダンパー25を介してインクヘッド20にインクが供給される。
図3に示すように、供給ポンプ26は、インク経路40に配置されている。供給ポンプ26は、インクカートリッジ11からダンパー25に向かってインクを供給する(送り出す)ことができる。
図3に示すように、ダンパー25は、インクヘッド20に連通し、インクヘッド20にインクを補給する役割を担う。また、ダンパー25は、インクの圧力変動を緩和する役割を担う。ダンパー25によって、インクヘッド20のインク吐出動作が安定化される。ダンパー25は、インク経路40に設けられている。ダンパー25とインクヘッド20とは、チューブ27によって連通している。
図3に示すように、プリンタ10は、キャップ52と、吸引チューブ53(図5参照)と、吸引ポンプ54とを備えている。キャップ52は、印刷時以外において、インクヘッド20のノズル面24に形成されたノズル22(図4参照)を覆うようにインクヘッド20に着脱可能に取り付けられる。キャップ52がインクヘッド20に取り付けられたときに、キャップ52とノズル面24との間に密閉空間が形成される。これにより、インクヘッド20に付着したインクの乾燥が抑制され、ノズル22の詰まりが防止される。図5に示すように、吸引チューブ53は、キャップ52と吸引ポンプ54とに接続している。本実施形態において「フラッシング動作」とは、インクヘッド20にキャップ52を取り付けた状態で、ノズル22(図4参照)から所定量のインクをキャップ52内に吐出させることである。また、フラッシング動作における1つのノズル22から吐出されるインクの発数を「フラッシング発数」とする。ここで、フラッシング発数は、例えば、0発〜5万発(例えば、0発〜2000発)である。
吸引ポンプ54は、密閉空間内の流体(例えば、空気やインク。)および固体(固形化したインクやごみ等)を吸引するものである。インクヘッド20にキャップ52を取り付けた状態で吸引ポンプ54を駆動すると、密閉空間内の流体が吸引される。これにより、ノズル22(図4参照)からインクを吐出させることができる。例えば、プリンタを使用しない状態が長く続くと、ノズル22に乾燥・固化したインクが目詰まりすることがある。上記構成によれば、乾燥・固化したインクを好適に除去することができる。これにより、安定した印刷を行うことができる。また、フラッシング動作が実行された後にキャップ52をインクヘッド20から取り外し、吸引ポンプ54を駆動することによって、キャップ52内に吐出されたインクが吸引される。
図5に示すように、プリンタ10(図1参照)は、ノズルチェック機構56を備えている。ノズルチェック機構56は、複数のノズル22(図4参照)の吐出不良の有無を検出する。即ち、ノズルチェック機構56は、全てのノズル22の吐出不良の有無を所定のタイミングで検出する。所定のタイミングとは、例えば、印刷開始前、印刷開始後、印刷中またはテスト印刷中にインクヘッド20が主走査方向Yの一方向(例えば、左方から右方または右方から左方。)に移動したとき、印刷中またはテスト印刷中にインクヘッド20が主走査方向Yの両方向に所定の回数だけ往復移動したとき、あるいは、印刷しないまま所定の時間(例えば、凡そ2時間から凡そ24時間程度。例えば、凡そ8時間。)が経過したとき等が挙げられる。ノズルチェック機構56は、上部が開口した箱形状の本体部57と、本体部57内に設けられたインク吸収体58と、インク吸収体58と電気的に接続され、本体部57内に設けられた導電体59とを備えている。インクヘッド20には、ノズル22から吐出されるインクを帯電させる電極が配置されている。ノズル22から吐出されたインクは、インク吸収体58に着弾する。帯電したインクがインク吸収体58に着弾したとき、導電体59に流れる電流の値(電流値)が変化する。電流値が所定の回路(図示せず)に出力され、電流値が所定の閾値以上のときには、ノズル22に吐出不良が発生していないことが検出され、電流値が所定の閾値未満のときには、ノズル22に吐出不良が発生していることが検出される。検出結果は、後述の制御装置60に送信される。なお、ノズル22に吐出不良が発生する要因としては、インクヘッド20自体の劣化、使用するインク自体の劣化、推奨しないインク(サードパーティー製のインク)の使用、プリンタ10の使用が推奨される環境温度外での使用等が挙げられる。
図2に示すように、プリンタ10は、制御装置60を備えている。プリンタ10の全体の動作は、制御装置60によって制御される。制御装置60は、例えば、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUという)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。ここでは、コンピュータ内に保存されたプログラムを使用して、フラッシング動作等に関する制御を行う。
制御装置60は、キャリッジモータ8aと、フィードモータ(図示せず)と、インクヘッド20と、供給ポンプ26と、吸引ポンプ54とノズルチェック機構56に接続されている。制御装置60は、キャリッジモータ8aと、フィードモータと、インクヘッド20と、供給ポンプ26と、吸引ポンプ54とを制御する。制御装置60は、キャリッジモータ8aを制御することで、キャリッジ30、即ちインクヘッド20の左右方向(即ち主走査方向Y)への移動を制御する。制御装置60は、フィードモータを制御することで、記録媒体5を前後方向(即ち副走査方向X)に搬送する。制御装置60は、インクヘッド20のノズル22からのインクの吐出を制御する。制御装置60は、吸引ポンプ54の作動および停止を制御する。
図6は、制御装置60のブロック図である。図6に示すように、制御装置60は、記憶部61と、第1判定部62と、制御部64と、計数部65と、不良判定部66と、増加部67と、第2判定部68とを備えている。なお、上述した各部は、ソフトウェアによって構成されていてもよいし、ハードウェアによって構成されていてもよい。
図7は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Aを変更する手順を示したフローチャートである。図7に示すように、制御装置60は、印刷中に発生するノズル22の吐出不良の有無に基づいて、フラッシング発数Aを設定する。
記憶部61は、ノズルチェック機構56によって複数のノズル22の吐出不良の有無を検出するタイミングを記憶する。記憶部61は、例えば、インクヘッド20が主走査方向Yの少なくとも一方向(例えば、左方から右方または右方から左方。)に移動する毎に、ノズル22の吐出不良の有無を検出することを記憶する。本実施形態では、記憶部61は、インクヘッド20が主走査方向Yに3回往復移動する毎に、ノズル22の吐出不良の有無を検出することを記憶する。なお、本実施形態では、インクヘッド20が主走査方向Yに3回往復移動する毎に、ノズル22の吐出不良の有無を検出するように構成されているが、1回または2回、あるいは4回以上往復移動する毎に、ノズル22の吐出不良の有無を検出するように構成されていてもよい。
記憶部61は、印刷データを記憶する。記憶部61は、印刷データに基づいて、印刷開始から印刷終了までのインクヘッド20が主走査方向Yに往復移動する回数(以下、総スキャン回数という。)Tを記憶する。
記憶部61は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Aを記憶する。フラッシング発数Aには、初期フラッシング発数Asと、増加部67によって増加された増加後フラッシング発数Acとが含まれる。
ステップS10において、制御装置60は、印刷データに基づいて、印刷を開始する。このとき、計数部65は、インクヘッド20が主走査方向Yに往復移動した回数(以下、スキャン回数)Pを0に設定する。
ステップS20において、第1判定部62は、スキャン回数Pにスキャン回数3(即ちノズルチェック機構56によってノズル22の吐出不良の有無が検出されるスキャン回数)を加えた値が総スキャン回数Tより小さいか否かを判定する。即ち、第1判定部62は、P+3<Tであるか否かを判定する。P+3<Tの場合、ステップS30に進む。一方、P+3≧Tの場合、ステップS70に進む。
ステップS30において、制御装置60は、印刷データに基づいて、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20のノズル22からインクを吐出させる。制御装置60は、インクヘッド20を主走査方向Yに3回往復移動させる。このとき、制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動する毎に、ノズル22からインクを吐出させるフラッシング動作を実行する。フラッシング動作におけるフラッシング発数Aは、増加部67によって増加された場合には、増加後フラッシング発数Acであり、増加部67によって増加されていない場合には、予め設定された初期値の初期フラッシング発数Asである。また、計数部65は、スキャン回数Pを計数する。ステップS30では、インクヘッド20が主走査方向Yに3回往復移動しているため、計数部65は、スキャン回数Pの値に「3」を加算する。
ステップS40において、制御装置60は、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20をノズルチェック機構56上に移動させる。その後、制御装置60は、インクヘッド20の各ノズル22からノズルチェック機構56のインク吸収体58にインクを吐出させる。これにより、ノズルチェック機構56は、各ノズル22の吐出不良の有無を検出する。
ステップS50において、不良判定部66は、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、ノズル22に吐出不良が発生しているか否かを判定する。吐出不良が発生している場合、ステップS60に進む。一方、吐出不良が発生していない場合、ステップS20に戻る。
ステップS60において、増加部67は、フラッシング動作におけるノズル22から吐出させるインクの発数であるフラッシング発数Aを増加させる。本実施形態では、増加部67は、フラッシング発数Aに「1.25」を乗じる。そして、ステップS20に戻る。なお、フラッシング発数Aに乗じる値は1.25に限定されない。増加部67は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をAとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を1.1A〜10A(例えば、1.1A〜3A)に増加させてもよい。なお、フラッシング動作が一度も実行されていない場合、「先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数」は予め設定されたフラッシング発数の初期値Asとなる。
ステップS70において、第2判定部68は、スキャン回数Pが総スキャン回数Tと等しいか否かを判定する。即ち、第2判定部68は、P=Tであるか否かを判定する。P=Tの場合、印刷データに基づいた印刷が終了し、制御装置60は、フラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する処理を終了する。一方、P=Tでない場合、ステップS80に進む。
ステップS80において、制御装置60は、印刷データに基づいて、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20のノズル22からインクを吐出させる。制御装置60は、インクヘッド20を主走査方向Yに1回往復移動させる。このとき、制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動した後に、フラッシング動作を実行する。ステップS80では、計数部65は、スキャン回数Pの値に「1」を加算する。そして、ステップS70に戻る。
以上のように、本実施形態のプリンタ10によると、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、不良判定部66によってノズル22に吐出不良が発生していると判定されたとき、増加部67は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Aを増加させる。そして、制御部64は、フラッシング動作において、増加後の増加後フラッシング発数Acのインクをノズル22から吐出させる。このように、ノズル22の吐出不良の有無に応じてフラッシング発数Aを増加させるとことで、ノズル22の目詰まりを解消して吐出不良のノズル22を早期に復帰させることができる。また、ノズル22の目詰まりが発生しにくい条件下、例えば、インクヘッド20が新品の場合やインクが劣化しにくい最適な温度において使用する場合には、フラッシング動作におけるフラッシング発数Aを比較的少なく設定することで、ノズル22の目詰まりを早期に解消すると共に、使用するインク量の低減を実現することができる。この場合に、ノズル22に目詰まりが発生したとしても、増加部67によってフラッシング発数Aを増加させることができるため、ノズル22の目詰まりを解消させることができる。
本実施形態のプリンタ10によると、増加部67は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をAとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を1.1A〜10Aに増加させてもよい。このように、増加部67は、ノズル22の吐出不良の有無に応じて段階的にフラッシング発数Aを増加させることができる。このため、フラッシング動作におけるインクの吐出量が過剰となることなく、ノズル22の目詰まりを解消することができる。
本実施形態のプリンタ10によると、ノズルチェック機構56は、インクヘッド20が主走査方向Yに3回往復移動する毎に、複数のノズル22の吐出不良の有無を検出する。そして、ノズル22の吐出不良が検出されると、フラッシング発数Aは増加される。このように、短い時間間隔でノズル22の吐出不良の有無が検出されるため、例えば、印刷中にノズル22の目詰まりが発生したとしても、次回のフラッシング動作において、ノズル22の目詰まりが早期に解消され、印刷品質の低下を抑制することができる。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態に係る制御装置60のブロック図である。図8に示すように、制御装置60は、記憶部161と、制御部164と、不良判定部166と、増加部167と、減少部169とを備えている。なお、上述した各部は、ソフトウェアによって構成されていてもよいし、ハードウェアによって構成されていてもよい。
図9Aおよび図9Bは、インクヘッド20の移動速度毎のフラッシング動作におけるフラッシング発数を所定の時間間隔で行われるテスト印刷において変更する手順を示したフローチャートである。図9Aおよび図9Bに示すように、制御装置60は、ノズル22の吐出不良の有無に基づいて、インクヘッド20の移動速度毎にフラッシング発数を設定する。
記憶部161は、第1実施形態に係る記憶部61と同様に、ノズルチェック機構56によって複数のノズル22の吐出不良の有無を検出するタイミングを記憶する。
記憶部161は、インクヘッド20の移動速度毎のフラッシング動作におけるフラッシング発数を記憶する。本実施形態では、インクヘッド20の移動速度とはキャリッジ30の移動速度を意味する。記憶部161は、減少部169によって減少された減少後フラッシング発数および増加部167によって増加された設定後フラッシング発数を記憶する。本実施形態では、フラッシング発数は、インクヘッド20の移動速度毎に設定されている。本実施形態では、記憶部161は、インクヘッド20の移動速度を、第1移動速度S1(S1≦600mm/s)と、第2移動速度S2(600mm/s<S2≦900)と、第3移動速度S3(900mm/s<S3)との3つの速度領域に分け、移動速度S1〜S3毎に、初期フラッシング発数Bs、Cs、Dsと、減少部169によって減少された減少後フラッシング発数Bh、Ch、Dhと、増加部167によって増加された設定後フラッシング発数Be、Ce、Deとを記憶する。なお、インクヘッド20の移動速度は3つの速度領域に分けることに限定されず、1または2、もしくは4以上の速度領域に分けてもよい。また、各移動速度における速度の範囲は上記のものに限定されず、任意に設定することができる。ここで、インクヘッド20の移動速度が遅いほど、フラッシング動作が行われる時間間隔が長くなるため、ノズル22の目詰まりが発生しやすくなる。このため、インクヘッド20の移動速度が第1移動速度S1のときのフラッシング発数Bs、Beは、それぞれ、インクヘッド20の移動速度が第2移動速度S2のときのフラッシング発数Cs、Ceより多くなるように設定される。同様に、インクヘッド20の移動速度が第2移動速度S2のときのフラッシング発数Cs、Ceは、それぞれ、インクヘッド20の移動速度が第3移動速度S3のときのフラッシング発数Ds、Deより多くなるように設定される。
記憶部161は、テスト印刷を実行するタイミングを記憶する。テスト印刷は所定の時間間隔で行われる。
ステップS110において、制御装置60は、テスト印刷データに基づいて、テスト印刷を開始する。
ステップS120において、制御装置60は、テスト印刷データに基づいて、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20のノズル22からインクを吐出させる。制御装置60は、まず、インクヘッド20を第1移動速度S1で主走査方向Yに3回往復移動させる。このとき、制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動する毎に、フラッシング動作を実行する。フラッシング動作におけるフラッシング発数Bは、最初にインクヘッド20を第1移動速度S1で往復移動させるときには、初期フラッシング発数Bsであり、減少部169によって減少された場合には、減少後フラッシング発数Bhである。
ステップS122において、制御装置60は、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20をノズルチェック機構56上に移動させる。その後、制御装置60は、インクヘッド20の各ノズル22からノズルチェック機構56のインク吸収体58にインクを吐出させる。これにより、ノズルチェック機構56は、各ノズル22の吐出不良の有無を検出する。
ステップS124において、不良判定部166は、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、ノズル22に吐出不良が発生しているか否かを判定する。吐出不良が発生していない場合、ステップS126に進む。一方、吐出不良が発生している場合、ステップS128に進む。
ステップS126において、減少部169は、インクヘッド20が第1移動速度S1で往復移動するときのフラッシング動作におけるフラッシング発数Bを減少させる。本実施形態では、減少部169は、フラッシング発数Bに「0.8」を乗じる。そして、ステップS120に戻る。減少部169は、ステップS124において、ノズル22に吐出不良が発生していると判定されるまで、フラッシング発数Bを減少させる。なお、フラッシング発数Bに乗じる値は0.8に限定されない。減少部169は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をBとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を0.1B〜0.9B(例えば、0.7B〜0.9B)に減少させてもよい。なお、フラッシング動作が一度も実行されていない場合、「先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数」は予め設定された初期フラッシング発数Bsとなる。また、減少部169において所定の数値(図9Aに示す例では0.8)を乗じることによってフラッシング発数Bが1未満となった場合には、小数点未満を切り捨ててフラッシング発数Bを0とする。
ステップS128において、増加部167は、インクヘッド20が第1移動速度S1で往復移動するときのフラッシング動作におけるフラッシング発数Bを増加させる。本実施形態では、増加部167は、フラッシング発数Bに「1.25」を乗じる。この値が、設定後フラッシング発数Beとなる。そして、ステップS130に進む。なお、フラッシング発数Bに乗じる値は1.25に限定されない。増加部167は、減少部169によってフラッシング発数Bが減少された後にノズル22に吐出不良が発生していると判定されたとき、フラッシング発数Bを、ノズル22に吐出不良が発生していないと最後に判定されたときのフラッシング発数B以下に増加させる。例えば、減少部169においてフラッシング発数Bに「0.8」が乗じられた場合、増加部167はフラッシング発数Bに「1.1」を乗じてもよい。また、減少部169においてフラッシング発数Bが減少された結果、フラッシング発数Bが0となった場合、増加部167はフラッシング発数Bを1とみなして所定の数値(図9Aに示す例では1.25)を乗じる。このとき、増加部167は、小数点未満を切り捨てた値を設定後フラッシング発数Beとする。
ステップS130において、制御装置60は、テスト印刷データに基づいて、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20のノズル22からインクを吐出させる。制御装置60は、まず、インクヘッド20を第2移動速度S2で主走査方向Yに3回往復移動させる。このとき、制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動する毎に、フラッシング動作を実行する。フラッシング動作におけるフラッシング発数Cは、最初にインクヘッド20を第2移動速度S2で往復移動させるときには、初期フラッシング発数Csであり、減少部169によって減少された場合には、減少後フラッシング発数Chである。
ステップS132は、ステップS122と同様の処理を行うため、その説明を省略する。
ステップS134において、不良判定部166は、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、ノズル22に吐出不良が発生しているか否かを判定する。吐出不良が発生していない場合、ステップS136に進む。一方、吐出不良が発生している場合、ステップS138に進む。
ステップS136において、減少部169は、インクヘッド20が第2移動速度S2で往復移動するときのフラッシング動作におけるフラッシング発数Cを減少させる。本実施形態では、減少部169は、フラッシング発数Bに「0.8」を乗じる。そして、ステップS130に戻る。減少部169は、ステップS134において、ノズル22に吐出不良が発生していると判定されるまで、フラッシング発数Cを減少させる。なお、フラッシング発数Cに乗じる値は0.8に限定されない。減少部169は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をCとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を0.1C〜0.9C(例えば、0.7C〜0.9C)に減少させてもよい。なお、フラッシング動作が一度も実行されていない場合、「先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数」は予め設定された初期フラッシング発数Csとなる。また、減少部169において所定の数値(図9Aに示す例では0.8)を乗じることによってフラッシング発数Cが1未満となった場合には、小数点未満を切り捨ててフラッシング発数Cを0とする。
ステップS138において、増加部167は、インクヘッド20が第2移動速度S2で往復移動するときのフラッシング動作におけるフラッシング発数Cを増加させる。本実施形態では、増加部167は、フラッシング発数Cに「1.25」を乗じる。この値が、設定後フラッシング発数Ceとなる。そして、ステップS140に進む。なお、フラッシング発数Cに乗じる値は1.25に限定されない。増加部167は、減少部169によってフラッシング発数Cが減少された後にノズル22に吐出不良が発生していると判定されたとき、フラッシング発数Cを、ノズル22に吐出不良が発生していないと最後に判定されたときのフラッシング発数C以下に増加させる。例えば、減少部169においてフラッシング発数Cに「0.8」が乗じられた場合、増加部167はフラッシング発数Cに「1.1」を乗じてもよい。また、減少部169においてフラッシング発数Cが減少された結果、フラッシング発数Cが0となった場合、増加部167はフラッシング発数Cを1とみなして所定の数値(図9Aに示す例では1.25)を乗じる。このとき、増加部167は、小数点未満を切り捨てた値を設定後フラッシング発数Ceとする。
ステップS140において、制御装置60は、テスト印刷データに基づいて、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20のノズル22からインクを吐出させる。制御装置60は、まず、インクヘッド20を第3移動速度S3で主走査方向Yに3回往復移動させる。このとき、制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動する毎に、フラッシング動作を実行する。フラッシング動作におけるフラッシング発数Dは、最初にインクヘッド20を第3移動速度S3で往復移動させるときには、初期フラッシング発数Dsであり、減少部169によって減少された場合には、減少後のフラッシング発数Dhである。
ステップS142は、ステップS122と同様の処理を行うため、その説明を省略する。
ステップS144において、不良判定部166は、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、ノズル22に吐出不良が発生しているか否かを判定する。吐出不良が発生していない場合、ステップS146に進む。一方、吐出不良が発生している場合、ステップS148に進む。
ステップS146において、減少部169は、インクヘッド20が第3移動速度S3で往復移動するときのフラッシング動作におけるフラッシング発数Dを減少させる。本実施形態では、減少部169は、フラッシング発数Bに「0.8」を乗じる。そして、ステップS140に戻る。減少部169は、ステップS144において、ノズル22に吐出不良が発生していると判定されるまで、フラッシング発数Dを減少させる。なお、フラッシング発数Dに乗じる値は0.8に限定されない。減少部169は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をDとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を0.1D〜0.9D(例えば、0.7D〜0.9D)に減少させてもよい。なお、フラッシング動作が一度も実行されていない場合、「先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数」は予め設定された初期フラッシング発数Dsとなる。また、減少部169において所定の数値(図9Bに示す例では0.8)を乗じることによってフラッシング発数Dが1未満となった場合には、小数点未満を切り捨ててフラッシング発数Dを0とする。
ステップS148において、増加部167は、インクヘッド20が第3移動速度S3で往復移動するときのフラッシング動作におけるフラッシング発数Dを増加させる。本実施形態では、増加部167は、フラッシング発数Dに「1.25」を乗じる。この値が、設定後フラッシング発数Deとなる。そして、テスト印刷を終了し、制御装置60は、フラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する処理を終了する。なお、フラッシング発数Dに乗じる値は1.25に限定されない。増加部167は、減少部169によってフラッシング発数Dが減少された後にノズル22に吐出不良が発生していると判定されたとき、フラッシング発数Dを、ノズル22に吐出不良が発生していないと最後に判定されたときのフラッシング発数D以下に増加させる。例えば、減少部169においてフラッシング発数Dに「0.8」が乗じられた場合、増加部167はフラッシング発数Dに1.1を乗じてもよい。また、減少部169においてフラッシング発数Dが減少された結果、フラッシング発数Dが0となった場合、増加部167はフラッシング発数Dを1とみなして所定の数値(図9Bに示す例では1.25)を乗じる。このとき、増加部167は、小数点未満を切り捨てた値を設定後フラッシング発数Deとする。
本実施形態のプリンタ10によると、制御装置60は、ノズルに吐出不良が発生していないと判定されたとき、フラッシング発数B、C、Dを減少させる減少部169を備えている。これにより、フラッシング動作において使用されるインク量を低減することができる。
本実施形態のプリンタ10によると、減少部169は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をBとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を0.7B〜0.9Bに減少させてもよい。このように、減少部169は、吐出不良の有無に応じて段階的にフラッシング発数Bを減少させることができるため、フラッシング動作におけるインクの吐出量が不足することなく、ノズル22の目詰まりを解消し得る。
本実施形態のプリンタ10によると、減少部169は、ノズル22に吐出不良が発生していると判定されるまで、フラッシング発数B、C、Dを減少させる。増加部167は、減少部169によってフラッシング発数B、C、Dが減少された後にノズル22に吐出不良が発生していると判定されたとき、フラッシング発数B、C、Dを、ノズル22に吐出不良が発生していないと最後に判定されたときのフラッシング発数B、C、D以下に増加させる。これにより、フラッシング動作において使用されるインク量を低減することができると共に、ノズル22の目詰まりをより確実に解消し得る。
本実施形態のプリンタ10によると、ノズルチェック機構56は、所定の時間間隔で行われるテスト印刷において、複数のノズル22の吐出不良の有無を検出する。このように、所定の時間間隔でテスト印刷が行われるため、例えば、印刷を行っていないときにノズル22の目詰まりが発生したとしても、次回のフラッシング動作において、ノズル22の目詰まりが早期に解消され、印刷品質の低下を抑制することができる。
本実施形態のプリンタ10によると、フラッシング発数は、インクヘッド20の移動速度毎に設定されている。インクヘッド20の移動速度が第1移動速度S1のときのフラッシング発数は、インクヘッド20の移動速度が第1移動速度S1より大きい第2移動速度S2のときのフラッシング発数より多くなるように設定される。インクヘッド20の移動速度が遅いほど、フラッシング動作が実行される時間間隔が長くなり、ノズル22表面に付着したインクが乾燥する傾向にある。このため、インクヘッド20の移動速度が遅いほど、フラッシング発数を多く設定することで、ノズル22の目詰まりの解消をより確実に行うことができる。
<第3実施形態>
図10は、第3実施形態に係る制御装置60のブロック図である。図10に示すように、制御装置60は、記憶部261と、制御部264と、取得部270と、不良数判定部272と、増加部267と、を備えている。なお、上述した各部は、ソフトウェアによって構成されていてもよいし、ハードウェアによって構成されていてもよい。
図11は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Aを変更する手順を示したフローチャートである。図11に示すように、制御装置60は、印刷前後のノズル22の吐出不良の有無に基づいて、フラッシング発数Aを設定する。
記憶部261は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Eを記憶する。フラッシング発数Aには、初期フラッシング発数Esと、増加部267によって増加された増加後フラッシング発数Ecとが含まれる。
ステップS210において、制御装置60は、印刷開始前に、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20をノズルチェック機構56上に移動させる。その後、制御装置60は、インクヘッド20の各ノズル22からノズルチェック機構56のインク吸収体58にインクを吐出させる。これにより、ノズルチェック機構56は、印刷開始前の各ノズル22の吐出不良の有無を検出する。取得部270は、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、吐出不良数Nsを取得する。吐出不良数Nsは、印刷開始前における複数のノズル22のうち吐出不良のノズル22の数である。
ステップS220において、制御装置60は、印刷データに基づいて、印刷を行う。制御部264は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動する毎に、フラッシング動作を実行する。フラッシング動作におけるフラッシング発数Eは、増加部267によって増加された場合には、増加後フラッシング発数Ecであり、増加部267によって増加されていない場合には、予め設定された初期値の初期フラッシング発数Esである。
ステップS230において、制御装置60は、印刷終了後に、キャリッジモータ8aを制御してキャリッジ30を移動させ、インクヘッド20をノズルチェック機構56上に移動させる。その後、制御装置60は、インクヘッド20の各ノズル22からノズルチェック機構56のインク吸収体58にインクを吐出させる。これにより、ノズルチェック機構56は、印刷終了後の各ノズル22の吐出不良の有無を検出する。取得部270は、ノズルチェック機構56の検出結果に基づいて、吐出不良数Neを取得する。吐出不良数Neは、印刷終了後における複数のノズル22のうち吐出不良のノズル22の数である。
ステップS240において、不良数判定部272は、取得部270によって取得された印刷開始前の吐出不良数Nsおよび印刷終了後の吐出不良数Neに基づいて、吐出不良数Nが増加しているか否かを判定する。即ち、不良数判定部272は、NeからNsを減じた値が1以上であるか否かを判定する。吐出不良数Nが増加している場合、ステップS250に進む。一方、吐出不良数Nが増加していない場合、制御装置60は、フラッシング発数Eを変更することなく、フラッシング動作におけるフラッシング発数を変更する処理を終了する。
ステップS250において、増加部267は、フラッシング動作におけるノズル22から吐出させるインクの発数であるフラッシング発数Eを増加させる。本実施形態では、増加部267は、フラッシング発数Eに「1.25」を乗じる。その後、制御装置60は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Eを変更する処理を終了する。なお、フラッシング発数Eに乗じる値は1.25に限定されない。増加部267は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をEとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を1.1E〜10E(例えば1.1E〜3E)に増加させてもよい。なお、フラッシング動作が一度も実行されていない場合、「先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数」は予め設定されたフラッシング発数の初期値Esとなる。
本実施形態のプリンタ10によると、印刷開始前に取得された吐出不良数Nsおよび印刷終了後に取得された吐出不良数Neに基づいて、不良数判定部272によって吐出不良数Nが増加していると判定されたとき、増加部267は、フラッシング動作におけるフラッシング発数Eを増加させる。そして、制御部264は、フラッシング動作において、増加後フラッシング発数Ecのインクをノズル22から吐出させる。このように、ノズル22の吐出不良数Nの増加に応じてフラッシング発数Eを増加させることで、ノズル22の目詰まりを解消して吐出不良のノズル22を早期に復帰させることができる。また、ノズル22の目詰まりが発生しにくい条件下、例えば、インクヘッド20が新品の場合やインクが劣化しにくい最適な温度において使用する場合には、フラッシング動作におけるフラッシング発数Eを比較的少なく設定することで、ノズル22の目詰まりを早期に解消すると共に、使用するインク量の低減を実現することができる。この場合に、ノズル22に目詰まりが発生したとしても、増加部267によってフラッシング発数Eを増加させることができるため、ノズル22の目詰まりを解消させることができる。
本実施形態のプリンタ10によると、増加部267は、先に実行されたフラッシング動作におけるフラッシング発数をEとしたとき、次に実行されるフラッシング動作におけるフラッシング発数を1.1E〜10Eに増加させる。このように、増加部267は、吐出不良の有無に応じて段階的にフラッシング発数Eを増加させることができるため、フラッシング動作におけるインクの吐出量が過剰となることなく、ノズル22の目詰まりを解消することができる。
上述した各実施形態では、フラッシング動作は、インクヘッド20にキャップ52を取り付けた状態で行われているが、これに限定されない。例えば、プリンタ10は、図示しないフラッシュ用紙が設けられ、キャップ52とは別体に形成されたフラッシングユニットを備えていてもよい。フラッシュ用紙とは、ノズル22から吐出されるインクを吸収する紙である。フラッシング動作の際には、インクヘッド20がフラッシングユニット上に移動し、ノズル22からフラッシュ用紙に向けて所定量のインクを吐出させる。
上述した各実施形態では、ノズルチェック機構56は、本体部57とインク吸収体58と導電体59とを備えていたが、ノズル22の吐出不良の有無を検出することができる限りにおいて、ノズルチェック機構56の構成は上述のものに限定されない。ノズルチェック機構としては、例えば、ノズル22付近にレーザー等を照射して、照射されたレーザー等がノズル22から吐出されたインクにより遮蔽されるか否かで光学的にインクの飛行軌跡を確認して、ノズル22の吐出不良の有無を検出するものであってもよいし、あるいは、ノズル22から吐出されたインクをカメラで撮影することによって、インクの飛行軌跡やインクの形状を確認して、ノズル22の吐出不良の有無を検出するものであってもよい。上述のノズルチェック機構では、インクの飛行軌跡が不適切な場合に、ノズル22に吐出不良が発生していると判断される。
上述した各実施形態では、制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに1回往復移動する毎に、ノズル22からインクを吐出させるフラッシング動作を実行していたが、これに限定されない。制御部64は、インクヘッド20が主走査方向Yに一方から他方に移動する毎および他方から一方に移動する毎にフラッシング動作を行ってもよい。また、制御部64は、主走査方向Yに1回往復した際、あるいは、主走査方向Yに一方から他方に移動する際または他方から一方に移動する際に毎回必ずフラッシング動作を行ってもよいし、時々フラッシング動作を行わなくてもよい。フラッシング動作を時々省略する場合には、フラッシング動作を省略する時間間隔やフラッシングの動作回数を予め設定しておいて、例えば、「何時間当たり1回フラッシング動作を省略する」や「フラッシング動作何回当たり1回フラッシング動作を省略する」としてもよいし、「吐出不良が発生していないと判定された場合には、直後のインクヘッド20の主走査方向Yでの移動においてフラッシング動作を省略する」としてもよい。
10 プリンタ(インクジェット式記録装置)
20 インクヘッド
22 ノズル
30 キャリッジ(移動機構)
56 ノズルチェック機構
60 制御装置
61 記憶部
64 制御部
66 不良判定部
67 増加部

Claims (10)

  1. 記録媒体にインクを吐出する複数のノズルを有するインクヘッドと、
    前記インクヘッドを主走査方向に移動させる移動機構と、
    前記複数のノズルの吐出不良の有無を検出するノズルチェック機構と、
    前記複数のノズルからのインクの吐出を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記インクヘッドが前記主走査方向の少なくとも一方向に移動した際に、前記ノズルからインクを吐出させるフラッシング動作を実行する制御部と、
    前記ノズルチェック機構の検出結果に基づいて、前記ノズルに吐出不良が発生しているか否かを判定する不良判定部と、
    前記ノズルに吐出不良が発生していると判定されたとき、前記フラッシング動作における前記ノズルから吐出させるインクの発数であるフラッシング発数を増加させる増加部と、を備え、
    前記制御部は、前記増加部によって前記フラッシング発数が増加されたとき、前記フラッシング動作において、増加後の前記フラッシング発数のインクを前記ノズルから吐出させる、インクジェット式記録装置。
  2. 前記増加部は、先に実行された前記フラッシング動作における前記フラッシング発数をAとしたとき、次に実行される前記フラッシング動作における前記フラッシング発数を1.1A〜10Aに増加させる、請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記ノズルチェック機構は、前記インクヘッドが前記主走査方向に所定の回数往復移動する毎に、前記複数のノズルの吐出不良の有無を検出する、請求項1または2に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 前記制御装置は、前記ノズルに吐出不良が発生していないと判定されたとき、前記フラッシング発数を減少させる減少部を備えている、請求項1または2に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 前記減少部は、先に実行された前記フラッシング動作における前記フラッシング発数をBとしたとき、次に実行される前記フラッシング動作における前記フラッシング発数を0.7B〜0.9Bに減少させる、請求項4に記載のインクジェット式記録装置。
  6. 前記減少部は、前記ノズルに吐出不良が発生していると判定されるまで、前記フラッシング発数を減少させ、
    前記増加部は、前記減少部によって前記フラッシング発数が減少された後に前記ノズルに吐出不良が発生していると判定されたとき、前記フラッシング発数を、前記ノズルに吐出不良が発生していないと最後に判定されたときのフラッシング発数以下に増加させる、請求項4または5に記載のインクジェット式記録装置。
  7. 前記ノズルチェック機構は、所定の時間間隔で行われるテスト印刷において、前記複数のノズルの吐出不良の有無を検出する、請求項4から6のいずれか一項に記載のインクジェット式記録装置。
  8. 前記フラッシング発数は、前記インクヘッドの移動速度毎に設定され、
    前記インクヘッドの移動速度が第1移動速度のときの前記フラッシング発数は、前記インクヘッドの移動速度が前記第1移動速度より大きい第2移動速度のときの前記フラッシング発数より多くなるように設定される、請求項4から7のいずれか一項に記載のインクジェット式記録装置。
  9. 記録媒体にインクを吐出する複数のノズルを有するインクヘッドと、
    前記インクヘッドを主走査方向に移動させる移動機構と、
    印刷開始前および印刷終了後に前記複数のノズルの吐出不良の有無を検出するノズルチェック機構と、
    前記複数のノズルからのインクの吐出を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記インクヘッドが前記主走査方向の少なくとも一方向に移動した際に、前記ノズルからインクを吐出させるフラッシング動作を実行する制御部と、
    前記ノズルチェック機構の検出結果に基づいて、前記複数のノズルのうち吐出不良のノズルの数である吐出不良数を取得する取得部と、
    印刷開始前および印刷終了後に取得された前記吐出不良数に基づいて、前記吐出不良数が増加しているか否かを判定する不良数判定部と、
    前記吐出不良数が増加していると判定されたとき、前記フラッシング動作における前記ノズルから吐出させるインクの発数であるフラッシング発数を増加させる増加部と、を備え、
    前記制御部は、前記増加部によって前記フラッシング発数が増加されたとき、前記フラッシング動作において、増加後の前記フラッシング発数のインクを前記ノズルから吐出させる、インクジェット式記録装置。
  10. 前記増加部は、先に実行された前記フラッシング動作における前記フラッシング発数をAとしたとき、次に実行される前記フラッシング動作における前記フラッシング発数を1.1A〜10Aに増加させる、請求項9に記載のインクジェット式記録装置。
JP2016134327A 2016-07-06 2016-07-06 インクジェット式記録装置 Pending JP2018001671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016134327A JP2018001671A (ja) 2016-07-06 2016-07-06 インクジェット式記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016134327A JP2018001671A (ja) 2016-07-06 2016-07-06 インクジェット式記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018001671A true JP2018001671A (ja) 2018-01-11

Family

ID=60947112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016134327A Pending JP2018001671A (ja) 2016-07-06 2016-07-06 インクジェット式記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018001671A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108859413A (zh) * 2018-06-11 2018-11-23 深圳怡化电脑股份有限公司 喷墨装置及防止喷墨装置堵塞的控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108859413A (zh) * 2018-06-11 2018-11-23 深圳怡化电脑股份有限公司 喷墨装置及防止喷墨装置堵塞的控制方法
CN108859413B (zh) * 2018-06-11 2020-10-20 深圳怡化电脑股份有限公司 喷墨装置及防止喷墨装置堵塞的控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5171068B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2006326939A (ja) インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、インクタンクおよび記録ヘッドカートリッジ
US8480198B2 (en) Image forming apparatus, control method therefor, and medium storing program
JP2010214865A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP4788424B2 (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置におけるフラッシング方法
JP2018001515A (ja) インクジェット記録装置
JP2018001671A (ja) インクジェット式記録装置
JP6784051B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6682980B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2018001672A (ja) インクジェット式記録装置
JP2016144937A (ja) 印字ヘッドの損傷および汚染を低減させるための制御方法
JP6136587B2 (ja) 印刷装置並びに印刷方法
JP2003165231A (ja) クリーニング装置、インクジェットプリンタ、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、クリーニング方法
JP2006240119A (ja) インクジェット記録装置
JP2014233904A (ja) プリンターおよびその制御方法
JP5705291B2 (ja) 記録装置
JP5850667B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2008132680A (ja) 記録装置
JP2009056696A (ja) 流体噴射装置及びその制御方法
JP6584144B2 (ja) インクジェットプリント装置
JP2011143556A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP7185180B2 (ja) 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
JP7070632B2 (ja) インクジェット記録装置
JP7354535B2 (ja) 液体吐出装置
JP2006192815A (ja) 記録装置