JP2017537138A5 - - Google Patents

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JP2017537138A5
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合理的な変更形態は本発明の範囲から逸脱するものとは見なされない。このようにして
説明した本発明は、当業者により多くの点が変更され得ることが明らかであろう。

本発明は、以下の態様を含む。
[1]
式(I)

(式中、R は、C 1〜6 アルキル、(C 3〜8 シクロアルキル)C 1〜3 アルキル、および(C 1〜3 アルキルオキシ)C 1〜3 アルキルから選択される)
の化合物もしくはその立体異性体、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
[2]
が(C 3〜8 シクロアルキル)C 1〜3 アルキル、(C 1〜3 アルキルオキシ)C 1〜3 アルキル、およびC 1〜3 アルキルである、[1]に記載の化合物もしくはその立体異性体、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
[3]
が(シクロプロピル)メチルまたは(エチルオキシ)メチルである、[1]または[2]に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
[4]
前記化合物が、
7−[1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(シクロプロピルメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
7−[(3 R)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(シクロプロピルメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
7−[(3 S)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(シクロプロピルメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
7−[1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(エトキシメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
7−[(3 R)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(エトキシメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;または
7−[(3 S)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(エトキシメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン
である、[1]〜[3]のいずれかに記載の化合物。
[5]
治療有効量の[1]〜[4]のいずれかに記載の化合物と、薬学的に許容される担体または賦形剤とを含む医薬組成物。
[6]
医薬品として使用される、[1]〜[4]のいずれかに記載の化合物、または[5]に記載の医薬組成物。
[7]
不安障害、統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害からなる群から選択される精神病性障害、人格障害、物質関連障害、摂食障害、気分障害、片頭痛、てんかんまたは痙攣性障害、小児期障害、認知障害、神経変性、自閉性障害、神経毒性および虚血の群から選択される中枢神経系障害の治療または予防に使用される、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の化合物または[5]に記載の医薬組成物。
[8]
前記精神病性障害が、統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害の群から選択され;
前記不安障害が、広場恐怖症、全般性不安障害(GAD)、混合性不安抑うつ障害、強迫性障害(OCD)、パニック障害、パニック発作、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会恐怖および他の恐怖症の群から選択され;
前記人格障害が、強迫性人格障害、境界型人格障害および分裂病質、統合失調型障害の群から選択され;
前記物質乱用または物質関連障害が、アルコール乱用、アルコール嗜癖、アルコール依存、アルコール離脱、アルコール離脱せん妄、アルコール誘発性精神病性障害、アンフェタミン嗜癖、アンフェタミン依存、アンフェタミン離脱、コカイン嗜癖、コカイン依存、コカイン離脱、ニコチン嗜癖、ニコチン依存、ニコチン離脱、オピオイド依存およびオピオイド離脱の群から選択され;
前記摂食障害が、神経性無食欲症および神経性大食症の群から選択され;
前記気分障害が、双極性障害(I型およびII型)、気分循環性障害、うつ病、気分変調性障害、大うつ病性障害、治療抵抗性うつ病、双極性うつ病、および物質誘発性気分障害の群から選択され;
前記てんかんまたは痙攣性障害が、非痙攣性全般てんかん、痙攣性全般てんかん、小発作てんかん重積状態、大発作てんかん重積状態、意識障害を伴うまたは伴わない部分てんかん、点頭てんかん、持続性部分てんかん、および他の形態のてんかんの群から選択され;
前記認知障害が、せん妄、物質誘発性持続性せん妄、認知症、HIV疾患による認知症、ハンチントン病による認知症、パーキンソン病による認知症、アルツハイマー型認知症、認知症に伴う行動障害および精神症状、物質誘発性持続性認知症ならびに軽度認識障害の群から選択され;
前記自閉性障害が、自閉症および自閉症スペクトラム障害、例えば、アスペルガー症候群から選択される、[7]に記載の使用される化合物または医薬組成物。
[9]
広場恐怖症、全般性不安障害、パニック障害、社会不安障害(社会恐怖)、およびパニック発作の群から選択される不安障害;
統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害の群から選択される統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害;
強迫性人格障害、境界型人格障害、分裂病質人格障害、および統合失調型人格障害の群から選択される人格障害;
アルコール使用障害、アルコール離脱、オピオイド使用障害、オピオイド離脱、精神刺激薬(アンフェタミン型物質、コカイン)使用障害、精神刺激薬(アンフェタミン型物質、コカイン)離脱、タバコ使用障害、およびタバコ離脱の群から選択される物質関連障害および嗜癖障害;
大うつ病性障害、持続性うつ病性障害(気分変調症)、および物質/医薬品誘発性うつ病性障害の群から選択されるうつ病性障害;
双極I型障害、双極II型障害、気分循環性障害、物質/医薬品誘発性双極性障害および関連障害の群から選択される双極性障害および関連障害;
強迫性障害;
心的外傷後ストレス障害、および急性ストレス障害の群から選択されるトラウマおよびストレッサー関連障害;
自閉症スペクトラム障害、および注意欠陥/多動性障害の群から選択される神経発達障害;
せん妄、物質中毒せん妄、アルツハイマー病によるNCD、HIV感染によるNCD、ハンチントン病によるNCD、パーキンソン病によるNCD、および物質/医薬品誘発性NCDの群から選択される神経認知障害(NCD)(認知症および軽度認知障害の両方);ならびに
非痙攣性全般てんかん、痙攣性全般てんかん、小発作てんかん重積状態、大発作てんかん重積状態、意識障害を伴うまたは伴わない部分てんかん、点頭てんかん、持続性部分てんかん、および他の形態のてんかんの群から選択されるてんかんまたは痙攣性障害から選択される中枢神経系障害の治療または予防に使用される、[1]〜[4]のいずれかに記載の化合物または[5]に記載の医薬組成物。
[10]
前記中枢神経系障害が、統合失調症(特に、その陰性症状または後遺症)、全般性不安障害、双極性障害(I型またはII型)、片頭痛、認知症に伴う行動障害および精神症状、てんかんまたは痙攣性障害、パニック障害、混合性不安抑うつ障害、ならびに広場恐怖症の群から選択される、[8]または[9]に記載の使用される化合物または医薬組成物。
[11]
不安障害、統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害からなる群から選択される精神病性障害、人格障害、物質関連障害、摂食障害、気分障害、片頭痛、てんかんまたは痙攣性障害、小児期障害、認知障害、神経変性、自閉性障害、神経毒性および虚血の群から選択される中枢神経系障害の治療または予防方法であって、治療有効量の[1]〜[4]のいずれかに記載の化合物または治療有効量の[5]に記載の医薬組成物を、それを必要とする対象に投与する工程を含む方法。
[12]
前記精神病性障害が、統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害の群から選択され;
前記不安障害が、広場恐怖症、全般性不安障害(GAD)、混合性不安抑うつ障害、強迫性障害(OCD)、パニック障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会恐怖および他の恐怖症の群から選択され;
前記人格障害が、強迫性人格障害、境界型人格障害および分裂病質、統合失調型障害の群から選択され;
前記物質乱用または物質関連障害が、アルコール乱用、アルコール嗜癖、アルコール依存、アルコール離脱、アルコール離脱せん妄、アルコール誘発性精神病性障害、アンフェタミン嗜癖、アンフェタミン依存、アンフェタミン離脱、コカイン嗜癖、コカイン依存、コカイン離脱、ニコチン嗜癖、ニコチン依存、ニコチン離脱、オピオイド依存およびオピオイド離脱の群から選択され;
前記摂食障害が、神経性無食欲症および神経性大食症の群から選択され;
前記気分障害が、双極性障害(I型およびII型)、気分循環性障害、うつ病、気分変調性障害、大うつ病性障害、治療抵抗性うつ病、双極性うつ病、および物質誘発性気分障害の群から選択され;
前記てんかんまたは痙攣性障害が、非痙攣性全般てんかん、痙攣性全般てんかん、小発作てんかん重積状態、大発作てんかん重積状態、意識障害を伴うまたは伴わない部分てんかん、点頭てんかん、持続性部分てんかん、および他の形態のてんかんの群から選択され;
前記認知障害が、せん妄、物質誘発性持続性せん妄、認知症、HIV疾患による認知症、ハンチントン病による認知症、パーキンソン病による認知症、アルツハイマー型認知症、認知症に伴う行動障害および精神症状、物質誘発性持続性認知症ならびに軽度認識障害の群から選択され;
前記自閉性障害が、自閉症および自閉症スペクトラム障害、例えば、アスペルガー症候群から選択される、[11]に記載の方法。
[13]
広場恐怖症、全般性不安障害、パニック障害、社会不安障害(社会恐怖)、およびパニック発作の群から選択される不安障害;
統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害の群から選択される統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害;
強迫性人格障害、境界型人格障害、分裂病質人格障害、および統合失調型人格障害の群から選択される人格障害;
アルコール使用障害、アルコール離脱、オピオイド使用障害、オピオイド離脱、精神刺激薬(アンフェタミン型物質、コカイン)使用障害、精神刺激薬(アンフェタミン型物質、コカイン)離脱、タバコ使用障害、およびタバコ離脱の群から選択される物質関連障害および嗜癖障害;
大うつ病性障害、持続性うつ病性障害(気分変調症)、および物質/医薬品誘発性うつ病性障害の群から選択されるうつ病性障害;
双極I型障害、双極II型障害、気分循環性障害、物質/医薬品誘発性双極性障害および関連障害の群から選択される双極性障害および関連障害;
強迫性障害;
心的外傷後ストレス障害、および急性ストレス障害の群から選択されるトラウマおよびストレッサー関連障害;
自閉症スペクトラム障害、および注意欠陥/多動性障害の群から選択される神経発達障害;
せん妄、物質中毒せん妄、アルツハイマー病によるNCD、HIV感染によるNCD、ハンチントン病によるNCD、パーキンソン病によるNCD、および物質/医薬品誘発性NCDの群から選択される神経認知障害(NCD)(認知症および軽度認知障害の両方);ならびに
非痙攣性全般てんかん、痙攣性全般てんかん、小発作てんかん重積状態、大発作てんかん重積状態,意識障害を伴うまたは伴わない部分てんかん、点頭てんかん、持続性部分てんかん、および他の形態のてんかんの群から選択されるてんかんまたは痙攣性障害の群から選択される中枢神経系障害の治療または予防方法であって、治療有効量の[1]〜[3]のいずれか一項に記載の化合物または治療有効量の[4]に記載の医薬組成物を、それを必要とする対象に投与する工程を含む方法。
[14]
前記中枢神経系障害が、統合失調症(特に、その陰性症状または後遺症)、全般性不安障害、双極性障害(I型またはII型)、片頭痛、認知症に伴う行動障害および精神症状、てんかんまたは痙攣性障害、パニック障害、混合性不安抑うつ障害、ならびに広場恐怖症の群から選択される、[12]または[13]に記載の方法。
[15]
(a)[1]〜[4]のいずれかに記載の化合物と;
(b)mGluR2オルトステリックアゴニストと
を、統合失調症(特に、その陰性症状または後遺症)、全般性不安障害、双極性障害(I型またはII型)、片頭痛、認知症に伴う行動障害および精神症状、てんかんまたは痙攣性障害、パニック障害、混合性不安抑うつ障害、ならびに広場恐怖症の群から選択される中枢神経系障害の治療または予防に同時に、別々にまたは順次使用される併用製剤として含む製品。

Claims (11)

  1. 式(I)

    (式中、Rは、C1〜6アルキル、(C3〜8シクロアルキル)C1〜3アルキル、および(C1〜3アルキルオキシ)C1〜3アルキルから選択される)
    の化合物もしくはその立体異性体、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
  2. が(C3〜8シクロアルキル)C1〜3アルキル、(C1〜3アルキルオキシ)C1〜3アルキル、およびC1〜3アルキルである、請求項1に記載の化合物もしくはその立体異性体、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
  3. が(シクロプロピル)メチルまたは(エチルオキシ)メチルである、請求項1または2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物。
  4. 前記化合物が、
    7−[1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(シクロプロピルメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
    7−[(3R)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(シクロプロピルメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
    7−[(3S)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(シクロプロピルメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
    7−[1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(エトキシメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
    7−[(3R)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(エトキシメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;または
    7−[(3S)−1−(5−クロロ−4−エトキシ−ピリミジン−2−イル)ピロリジン−3−イル]−3−(エトキシメチル)−8−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン
    である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
  5. 治療有効量の請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物と、薬学的に許容される担体または賦形剤とを含む医薬組成物。
  6. 医薬品として使用される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物、または請求項5に記載の医薬組成物。
  7. 不安障害、統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害からなる群から選択される精神病性障害、人格障害、物質関連障害、摂食障害、気分障害、片頭痛、てんかんまたは痙攣性障害、小児期障害、認知障害、神経変性、自閉性障害、神経毒性および虚血の群から選択される中枢神経系障害の治療または予防に使用される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物または請求項5に記載の医薬組成物。
  8. 前記精神病性障害が、統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害の群から選択され;
    前記不安障害が、広場恐怖症、全般性不安障害(GAD)、混合性不安抑うつ障害、強迫性障害(OCD)、パニック障害、パニック発作、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会恐怖および他の恐怖症の群から選択され;
    前記人格障害が、強迫性人格障害、境界型人格障害および分裂病質、統合失調型障害の群から選択され;
    前記物質乱用または物質関連障害が、アルコール乱用、アルコール嗜癖、アルコール依存、アルコール離脱、アルコール離脱せん妄、アルコール誘発性精神病性障害、アンフェタミン嗜癖、アンフェタミン依存、アンフェタミン離脱、コカイン嗜癖、コカイン依存、コカイン離脱、ニコチン嗜癖、ニコチン依存、ニコチン離脱、オピオイド依存およびオピオイド離脱の群から選択され;
    前記摂食障害が、神経性無食欲症および神経性大食症の群から選択され;
    前記気分障害が、双極性障害(I型およびII型)、気分循環性障害、うつ病、気分変調性障害、大うつ病性障害、治療抵抗性うつ病、双極性うつ病、および物質誘発性気分障害の群から選択され;
    前記てんかんまたは痙攣性障害が、非痙攣性全般てんかん、痙攣性全般てんかん、小発作てんかん重積状態、大発作てんかん重積状態、意識障害を伴うまたは伴わない部分てんかん、点頭てんかん、持続性部分てんかん、および他の形態のてんかんの群から選択され;
    前記認知障害が、せん妄、物質誘発性持続性せん妄、認知症、HIV疾患による認知症、ハンチントン病による認知症、パーキンソン病による認知症、アルツハイマー型認知症、認知症に伴う行動障害および精神症状、物質誘発性持続性認知症ならびに軽度認識障害の群から選択され;
    前記自閉性障害が、自閉症および自閉症スペクトラム障害、例えば、アスペルガー症候群から選択される、請求項7に記載の使用される化合物または医薬組成物。
  9. 広場恐怖症、全般性不安障害、パニック障害、社会不安障害(社会恐怖)、およびパニック発作の群から選択される不安障害;
    統合失調症、統合失調性感情障害および統合失調症様障害の群から選択される統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害;
    強迫性人格障害、境界型人格障害、分裂病質人格障害、および統合失調型人格障害の群から選択される人格障害;
    アルコール使用障害、アルコール離脱、オピオイド使用障害、オピオイド離脱、精神刺激薬(アンフェタミン型物質、コカイン)使用障害、精神刺激薬(アンフェタミン型物質、コカイン)離脱、タバコ使用障害、およびタバコ離脱の群から選択される物質関連障害および嗜癖障害;
    大うつ病性障害、持続性うつ病性障害(気分変調症)、および物質/医薬品誘発性うつ病性障害の群から選択されるうつ病性障害;
    双極I型障害、双極II型障害、気分循環性障害、物質/医薬品誘発性双極性障害および関連障害の群から選択される双極性障害および関連障害;
    強迫性障害;
    心的外傷後ストレス障害、および急性ストレス障害の群から選択されるトラウマおよびストレッサー関連障害;
    自閉症スペクトラム障害、および注意欠陥/多動性障害の群から選択される神経発達障害;
    せん妄、物質中毒せん妄、アルツハイマー病によるNCD、HIV感染によるNCD、ハンチントン病によるNCD、パーキンソン病によるNCD、および物質/医薬品誘発性NCDの群から選択される神経認知障害(NCD)(認知症および軽度認知障害の両方);ならびに
    非痙攣性全般てんかん、痙攣性全般てんかん、小発作てんかん重積状態、大発作てんかん重積状態、意識障害を伴うまたは伴わない部分てんかん、点頭てんかん、持続性部分てんかん、および他の形態のてんかんの群から選択されるてんかんまたは痙攣性障害から選択される中枢神経系障害の治療または予防に使用される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物または請求項5に記載の医薬組成物。
  10. 前記中枢神経系障害が、統合失調症(特に、その陰性症状または後遺症)、全般性不安障害、双極性障害(I型またはII型)、片頭痛、認知症に伴う行動障害および精神症状、てんかんまたは痙攣性障害、パニック障害、混合性不安抑うつ障害、ならびに広場恐怖症の群から選択される、請求項8または9に記載の使用される化合物または医薬組成物。
  11. (a)請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物と;
    (b)mGluR2オルトステリックアゴニストと
    を、統合失調症(特に、その陰性症状または後遺症)、全般性不安障害、双極性障害(I型またはII型)、片頭痛、認知症に伴う行動障害および精神症状、てんかんまたは痙攣性障害、パニック障害、混合性不安抑うつ障害、ならびに広場恐怖症の群から選択される中枢神経系障害の治療または予防に同時に、別々にまたは順次使用される併用製剤として含む製品。
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