JP2017534578A - ジペノサイド(gypenoside)lxxvを含む、子宮頸癌の予防又は治療用組成物 - Google Patents

ジペノサイド(gypenoside)lxxvを含む、子宮頸癌の予防又は治療用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2017534578A
JP2017534578A JP2017514487A JP2017514487A JP2017534578A JP 2017534578 A JP2017534578 A JP 2017534578A JP 2017514487 A JP2017514487 A JP 2017514487A JP 2017514487 A JP2017514487 A JP 2017514487A JP 2017534578 A JP2017534578 A JP 2017534578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cervical cancer
preventing
lxxv
present
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017514487A
Other languages
English (en)
Inventor
ハオ ツイ、チャン
ハオ ツイ、チャン
テク イム、ワン
テク イム、ワン
チャン キム、ソン
チャン キム、ソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intelligent Synthetic Biology Center
Original Assignee
Intelligent Synthetic Biology Center
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Intelligent Synthetic Biology Center filed Critical Intelligent Synthetic Biology Center
Publication of JP2017534578A publication Critical patent/JP2017534578A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • A61K31/7028Compounds having saccharide radicals attached to non-saccharide compounds by glycosidic linkages
    • A61K31/7034Compounds having saccharide radicals attached to non-saccharide compounds by glycosidic linkages attached to a carbocyclic compound, e.g. phloridzin
    • A61K31/704Compounds having saccharide radicals attached to non-saccharide compounds by glycosidic linkages attached to a carbocyclic compound, e.g. phloridzin attached to a condensed carbocyclic ring system, e.g. sennosides, thiocolchicosides, escin, daunorubicin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L33/00Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
    • A23L33/10Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2002/00Food compositions, function of food ingredients or processes for food or foodstuffs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23VINDEXING SCHEME RELATING TO FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES AND LACTIC OR PROPIONIC ACID BACTERIA USED IN FOODSTUFFS OR FOOD PREPARATION
    • A23V2200/00Function of food ingredients
    • A23V2200/30Foods, ingredients or supplements having a functional effect on health
    • A23V2200/308Foods, ingredients or supplements having a functional effect on health having an effect on cancer prevention

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

本発明は、ジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用薬学組成物、前記薬学組成物をヒト以外の個体に投与するステップを含む、子宮頸癌の予防又は治療方法、ジペノサイド(Gypenoside) LXXVを有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用機能性食品組成物、及びジペノサイド(Gypenoside) LXXVを有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用飼料組成物に関する。

Description

本発明は、ジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用薬学組成物、前記薬学組成物をヒト以外の個体に投与するステップを含む、子宮頸癌の予防又は治療方法、ジペノサイド(Gypenoside) LXXVを有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用機能性食品組成物、及びジペノサイド(Gypenoside) LXXVを有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用飼料組成物に関する。
ジペノサイド(gypenoside; Gyp)は、アマチャヅル(Gynostemma pentaphyllum)に主に含まれるトリテルペンサポニンであり、ジンセノサイドとその構造及び生理活性作用が非常に類似することが知られている。これまでにGypenoside LXXV及びGypenoside XVIIを含む約100種のジペノサイドが公知となっている。
このようなジペノサイドの薬理学的用途を明らかにするための多くの努力がなされており、ツルアマチャ抽出物から分離されたジペノサイドの皮膚美白又は発毛促進効果(特許文献1)、アマチャヅル抽出物から分離されたジペノサイドの2型糖尿病、肥満又は脂質異常症の治療又は予防効果(特許文献2)、ジペノサイドの大腸炎治療又は予防効果(特許文献3)などが公知となっているが、子宮頸癌に対する前記ジペノサイドの薬理活性効果は明らかにされていない現状である。
一方、子宮頸癌は、世界的に癌による女性死亡原因の2位を占めており、世界保健機関の推定によれば、毎年子宮頸癌と診断される女性が約51万人に達し、そのうち約56%となる約28万人が死亡する。子宮癌患者の約90%以上が子宮頸癌患者であり、子宮頸癌は発生頻度及びそれによる死亡頻度が最も高い悪性腫瘍である。
韓国公開特許第10−2008−0085292号公報 韓国公開特許第10−2013−0069430号公報 韓国公開特許第10−2012−0005896号公報
Cui, C. H. et al., Appl. Microbiol. Biotech., 2013, 97, 649-659. Lee, J. Y. et al., Molecular cancer therap., 2013, 12, 274-85. Poon, P. Y. et al., Drug Metabol. Dispo., 2012, 40, 120-129. Cao, B. et al., Int. J. Cancer., 2013, 132, 1277-1287.
こうした背景の下、本発明者らは、ジペノサイド(Gypenoside) LXXVの新たな薬理活性効果を解明すべく鋭意研究を重ねた結果、ジペノサイド(Gypenoside) LXXVが子宮頸癌を予防又は治療する効果を発揮することを確認し、本発明を完成するに至った。
本発明は、化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用薬学組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記薬学組成物をヒト以外の個体に投与するステップを含む、子宮頸癌の予防又は治療方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用機能性食品組成物を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用飼料組成物を提供することを目的とする。
本発明のジペノサイド(Gypenoside) LXXVは、癌の予防及び治療に安全かつ効果的に活用することができる。
Prep−HPLCを用いて精製されたジペノサイド(Gypenoside) LXXV(GypLXXV)のHPLC結果を示すクロマトグラムである。Glcはグルコース部分(glucose moiety)を意味する。 HeLa細胞の生存能によりGypLXXV、Rg3(S)、GypXVII及びRb1の抗癌活性を示すグラフである。HeLa細胞は、様々な濃度のジペノサイド及びジンセノサイドを含む培養培地で48時間培養された。
前記目的を解決するために、本発明の一態様は、化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用薬学組成物を提供する。
本発明における「ジペノサイド(Gypenoside) LXXV(GypLXXV)」とは、ジペノサイド(gypenoside; Gyp)の一種を意味し、下記化学式(1)で表される化学構造を有する。前記GypLXXVの子宮頸癌に対する治療効果は、これまで全く知られておらず、本発明者によって最初に究明されたものである。
本発明における「ジペノサイド(gypenoside; Gyp)」とは、トリテルペノイドサポニン(triterpenoid saponin)を意味する。前記ジペノサイドの種類としては、GypLXXVをはじめとして、GypXVII、GypXLIX、GypLXXIV、GypXLV、ジペノサイドUL1、ジペノサイドUL2、ジペノサイドUL3、ジペノサイドUL4、ジペノサイドUL5、ジペノサイドUL6、ジペノサイドUL7などが知られている。
本発明のジペノサイド(Gypenoside) LXXVは、公知の方法によりジンセノサイドRb1から脱グリコシル化(deglycosylated)して得ることもでき、商業的に入手したものを用いることもできる。
本発明における「脱グリコシル化(deglycosylated)」とは、グリコシド(glycoside)が結合していた化合物から除去されることを意味する。前記「グリコシド(glycoside)」とは、配糖体とも呼ばれ、グリコシド結合(glycosidic bond)により他の官能基に結合している糖分子を意味する。本発明の目的上、前記脱グリコシル化とは、ジンセノサイド化合物内の配糖体が加水分解されて除去されることを意味し、前記配糖体は、グルコース部分(glucose moiety)と同じ意味に解釈される。
本発明における「薬学的に許容される塩」とは、陽イオンと陰イオンが静電気的引力により結合している物質である塩のうち薬学的に用いられる形態の塩を意味するが、通常は金属塩、有機塩基との塩、無機酸との塩、有機酸との塩、塩基性又は酸性アミノ酸との塩などである。例えば、金属塩としては、アルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩など)、アルミニウム塩などが挙げられ、有機塩基との塩としては、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、2,6−ルチジン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、N,N−ジベンジルエチレンジアミンなどとの塩が挙げられ、無機酸との塩としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸などとの塩が挙げられ、有機酸との塩としては、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、フタル酸、フマル酸、シュウ酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などとの塩が挙げられ、塩基性アミノ酸との塩としては、アルギニン、リシン、オルニチンなどとの塩が挙げられ、酸性アミノ酸との塩としては、アスパラギン酸、グルタミン酸などとの塩が挙げられる。
また、本発明による化合物は、キラル中心を有するので、R又はS異性体、ラセミ体、ジアステレオマー混合物及びそれぞれのジアステレオマーとして存在し、これら全ての異性体及び混合物は本発明の範囲に含まれる。
本発明における「子宮頸癌」とは、膣に続く子宮頸部に発生する悪性腫瘍を意味する。子宮頸癌は全世界の女性に2番目に多く発生する癌であり、子宮頸癌の約80%はアジア、南米、アフリカなどの開発途上国で発生することが知られている。韓国において、子宮頸癌は4番目に多く発生する癌であり、年平均の女性癌患者全46,476人のうち子宮頸癌患者が4,394人と約9.5%を占めている。
本発明の一実施例においては、子宮頸癌細胞HeLaに対して、化学式1で表される化合物であるGypLXXVの毒性影響を確認した。GypLXXVは、より多くのグルコース部分が結合したRb1及びGypXVIIより高い抗癌効果を発揮することが確認され、商業的に販売されて臨床にも用いられるRg3(S)と同程度の抗癌効果を発揮することが確認された(図2)。
本発明における「予防」とは、本発明のGypLXXVを有効成分として含む薬学組成物の投与により子宮頸癌の発症を抑制又は遅延させるあらゆる行為を意味する。
本発明における「治療」とは、前記薬学組成物の投与により子宮頸癌の発症個体及びその疑いのある個体の症状が好転又は有利に変化するあらゆる行為を意味する。
本発明の薬学組成物は、組成物の総重量に対して0.0001〜50重量%のGypLXXVを含んでもよく、具体的には、0.01〜10重量%のGypLXXVを含んでもよいが、これに限定されるものではない。
前記本発明の薬学組成物は、薬学組成物の製造に通常用いられる薬学的に許容される担体、賦形剤又は希釈剤をさらに含んでもよく、前記担体は、非天然担体(non-naturally occuring carrier)を含んでもよい。
本発明における「薬学的に許容される」とは、前記組成物に接触する細胞やヒトに毒性がないという特性を意味する。
具体的には、前記薬学組成物は、それぞれ通常の方法により散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、懸濁液、エマルジョン剤、シロップ剤、エアゾール剤などの経口剤形、外用剤、坐剤及び滅菌注射溶液の形態に剤形化して用いられる。本発明において、前記薬学組成物に含まれる担体、賦形剤及び希釈剤としては、ラクトース、グルコース、スクロース、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリトリトール、マルチトール、澱粉、アカシアゴム、アルギン酸塩、ゼラチン、リン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、セルロース、メチルセルロース、微晶質セルロース、ポリビニルピロリドン、水、ヒドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸プロピル、タルク、ステアリン酸マグネシウム及び鉱物油が挙げられる。製剤化する場合は、通常用いる充填剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩壊剤、界面活性剤などの希釈剤又は賦形剤を用いて調製される。経口投与のための固形製剤には、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤などが含まれ、これらの固形製剤は、少なくとも1つの賦形剤、例えば澱粉、炭酸カルシウム(calcium carbonate)、スクロース(sucrose)又はラクトース(lactose)、ゼラチンなどを混合して調製される。また、通常の賦形剤以外に、ステアリン酸マグネシウム、タルクなどの滑沢剤も用いられる。経口用液体製剤としては、懸濁剤、内用液剤、乳剤、シロップ剤などが挙げられ、通常用いられる通常の希釈剤である水、液体パラフィン以外にも種々の賦形剤、例えば湿潤剤、甘味剤、芳香剤、保存剤などが用いられる。非経口用製剤としては、滅菌水溶液剤、非水性溶剤、懸濁剤、乳剤、凍結乾燥剤、坐剤が挙げられる。非水性溶剤、懸濁剤としては、プロピレングリコール(propylene glycol)、ポリエチレングリコール、オリーブ油などの植物性油、オレイン酸エチルなどの注射可能なエステルなどが用いられる。坐剤の基剤としては、ウイテプゾール(witepsol)、マクロゴール、ツイン(tween)61、カカオ脂、ラウリン脂、グリセロゼラチンなどが用いられる。
前記目的を解決するために、本発明の他の態様は、本発明の薬学組成物をヒト以外の個体に投与するステップを含む、子宮頸癌の予防又は治療方法を提供する。
本発明における「投与」とは、適切な方法で個体に所定の物質を導入することを意味する。
本発明における「個体」とは、子宮頸癌が発症したか、発症する可能性のあるヒトをはじめとする、ラット、マウス、家畜などのあらゆる動物を意味する。具体的な例として、ヒトを含む哺乳動物が挙げられる。
具体的に、本発明の子宮頸癌の予防又は治療方法は、ヒト以外の個体に化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用薬学組成物を薬学的に有効な量で投与するステップを含んでもよい。
本発明における「薬学的に有効な量」とは、医学的治療に適用できる合理的な受益/リスク比で疾患を治療するのに十分であり、副作用を起こさない程度の量を意味し、有効用量レベルは、患者の性別、年齢、体重、健康状態、疾病の種類、重症度、薬物の活性、薬物に対する感受性、投与方法、投与時間、投与経路及び排出率、治療期間、配合又は同時に用いられる薬物が含まれる要素、並びにその他医学分野で公知の要素により当業者が容易に決定することができる。
具体的には、本発明の組成物は、固形分を基準にして1日0.0001〜100mg/体重kg、より具体的には0.001〜100mg/体重kgで投与してもよい。投与は、前記推奨投与量を1日1回投与してもよく、数回に分けて投与してもよい。
本発明の子宮頸癌の予防又は治療方法において、前記組成物を投与する投与経路及び投与方法は特に限定されるものではなく、目的とする該当部位に前記組成物を含む組成物が到達できるものであれば任意の投与経路及び投与方法を用いることができる。具体的には、前記組成物は、経口又は非経口の様々な経路で投与することができ、その投与経路の例としては、口腔、直腸、局所、静脈内、腹腔内、筋肉内、動脈内、経皮、鼻腔内、吸入などで投与されることが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
前記目的を解決するために、本発明のさらに他の態様は、化学式(1)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用機能性食品組成物を提供する。
本発明における「改善」とは、治療される状態に関するパラメータ、例えば症状の程度を少なくとも減少させるあらゆる行為を意味する。
本発明の前記機能性食品組成物を食品添加物として用いる場合は、前記組成物をそのまま添加するか、他の食品又は食品成分と共に用いることができ、通常の方法で適宜用いることができる。
具体的には、前記機能性食品組成物は、肉類、ソーセージ、パン、チョコレート、キャンディー類、スナック類、菓子類、ピザ、ラーメン、ガム類、アイスクリーム類、スープ、飲料水、茶、機能水、ドリンク剤、アルコール飲料及びビタミン複合剤のいずれかの形態であってもよい。
また、様々な栄養剤、ビタミン、ミネラル(電解質)、合成風味剤や天然風味剤などの風味剤、着色剤及び増進剤(チーズ、チョコレートなど)、ペクチン酸及びその塩、アルギン酸及びその塩、有機酸、保護コロイド、増粘剤、pH調整剤、安定化剤、防腐剤、グリセリン、アルコール、炭酸飲料に用いられる炭酸化剤などを含有することができ、その他、天然フルーツジュース、フルーツジュース飲料及び野菜飲料の製造のための果肉を含有することができる。これらは単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
前記機能性食品組成物は食品添加物をさらに含んでもよく、「食品添加物」としての適否は、特に断らない限り、食品医薬品安全処の承認を得た食品添加物公典の総則及び一般試験法などに従って該当品目に関する規格及び基準により判定する。
前記「食品添加物公典」に収載された品目としては、例えばケトン類、グリシン、クエン酸カリウム、ニコチン酸、ケイ皮酸などの化学的合成品、柿色素、甘草抽出物、結晶セルロース、コウリャン色素、グアーガムなどの天然添加物、L−グルタミン酸ナトリウム製剤、麺類添加アルカリ剤、保存料製剤、タール色素製剤などの混合製剤類が挙げられる。
ここで、機能性食品を製造する過程で飲料を含む食品に添加される本発明によるジペノサイド(Gypenoside) LXXVは、必要に応じてその含有量を適切に加減することができ、具体的には食品100重量%に0.01〜10重量%含まれるように添加することができるが、これに限定されるものではない。
前記目的を解決するために、本発明のさらに他の態様は、化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用飼料組成物を提供する。
本発明における「飼料」とは、家畜が食べて摂取し、消化させるための、又はそれに適した任意の天然又は人工の規定食、一食など、又は前記一食の成分を意味する。
前記飼料は、飼料添加剤又は補助飼料を含んでもよい。
前記飼料の種類は特に限定されるものではなく、当該技術分野において通常用いられる飼料を用いることができる。前記飼料の例としては、穀物類、根果類、食品加工副産物類、藻類、繊維質類、製薬副産物類、油脂類、澱粉類、ミール類、穀物副産物類などの植物性飼料と、タンパク質類、無機物類、油脂類、ミネラル類、単細胞タンパク質類、動物性プランクトン類、飲食物などの動物性飼料が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。しかし、これらの実施例は本発明を例示するものにすぎず、本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1: Gypenoside LXXV(ジペノサイドLXXV)の分離及び分析
Gypenoside LXXV(ジペノサイドLXXV,GypLXXV)、Gypenoside XVII(ジペノサイドXVII,GypXVII)、ジンセノサイドRb(gynsenoside Rb1; Rb)及び20(S)−ジンセノサイド−Rg3(gynsenoside Rg3(S); Rg3(S))を公知の方法(非特許文献1)に従って準備し、前記化合物の分離のためにHPLC(High performance liquid chromatography)及びLC/MS/MS分析を行った。
HPLC分析のために、quaternary pump、automatic injector、single wavelength UV detector(model 730D)を含むHPLCシステム(Younglin Co. Ltd, Korea)を用いた。ピークの確認及び統合にはYounglin’s AutoChro 3000ソフトウェアを用いた。ジンセノサイドの分離は、guardカラム(Eclipse XDB C18, 5 μm, 12.5 × 4.6 mm i.d.)と共にProdigy ODS(2)C18カラム(5 μm, 150 × 4.6 mm i.d.; Phenomenex, USA)で行った。移動相をアセトニトリル(acetonitrile)溶媒であるAと、蒸留水溶媒であるBとから構成した。Gradient溶出は32%の溶媒A及び68%の溶媒Bから始め、0分から8分まではAを32%から65%まで増加させ、8分から12分まではAを65%から100%まで増加させ、12分から15分まではAを100%で一定に維持し、15分から15.1分まではAを100%から32%に減少させ、15.1分から25分まではAを32%で一定に維持するように条件を変更した。注入した体積は25μlであった。
その後、分離したGypLXXVに対してLC/MS/MS分析により質量を分析して構造を確認した。陰イオンモード(mode)で三連四重極タンデム質量分析計(triple-quadrupole tandem mass spectrometer, API-2000, Applied Biosystems, Foster City, USA)により精製過程を行い、その後GypLXXVのエレクトロスプレーイオン化質量スペクトル(electrospray ionization mass spectrum; ESI-MS)を測定した。用いたESIパラメータ(parameter)は次の通りである。
ionspray voltage, 24,200 V; ion source gas 1(GS1), 20; curtain gas(CUR), 20; collision gas(CAD), 2.
測定されたジンセノサイドにおいて、declustering potential(DP)、focusing potential(FP)、entrance potential(EP)、collision cell exit potential(CXP)及びcollision energy(CE)は異なる値であった。MS分析のために、400から1,000のm/z範囲でスペクトルを記録した。
その結果、生産されたGypLXXVのエレクトロスプレー陰イオン質量スペクトルは783.8[M2H]であることが確認された(図1)。
実施例2: HeLa細胞におけるジペノサイド(Gypenoside) LXXVの細胞毒性効果
腫瘍細胞におけるGypLXXVの細胞毒性効果を立証するために、子宮頸癌細胞株HeLaを用いて、細胞生存能に対するRb、GypXVII、Rg3(S)及びGypLXXVの細胞毒性効果を比較した。
10%FBS、2mmol/Lのグルタミン(glutamine)、100U/mLのペニシリン(penicillin)及び100mg/mLのストレプトマイシン(streptomycin)を含むDMEM(Dulbecco’s Modified Eagle’s Medium)において、37℃の5%COを含む条件でHeLa細胞を培養した。DMSO(dimethyl sulfoxide)に含まれるGypLXXVを記載された最終濃度になるように適切な量で培養培地に添加した。
インビトロ(in vitro)での化学感受性(chemosensitivity)は、MTT(dimethyl thiazolyl-2,5-diphenyltetrazolium bromide)アッセイ(CellTiter 96(R) Non-Radioactive Cell Proliferation Assay kit, Promega)により測定した。HeLa細胞を1ウェル当たりの細胞数が10となる濃度で96ウェル(well)プレートに100μlずつ分注して付着させ、その後24時間培養した。GypLXXV、Rg3(S)、Rb及びGypXVIIの抗増殖効果を測定するために、FBSを添加していない培地に2.5〜100μMの前記化合物を希釈し、その後各ウェルに添加した。その後、前記化合物で処理した細胞を37℃で48時間培養し、MTTを各ウェルに添加して4時間さらに培養した。培養培地を吸入させて除去し、その後MTTにより形成されたホルマザン(formazan)を100μlの可溶化/停止(Solubilization/Stop)液に溶解した。その後、各ウェルにおける光学密度(optical density)を595nmの波長でマイクロプレートリーダーにより測定した。結果はGraphPad Prism 5プログラムを用いて分析したLC50値で示した。
その結果、Rg3(S)及びGypLXXVによる処理は用量依存的に細胞分裂を減少させることが確認された。48時間後に、ほとんど全てのHeLa細胞は50μMのGypLXXV及びRg3(S)により阻害された。図2から分かるように、HeLa細胞に対するRg3(S)及びGypLXXVのLC50は、それぞれ23.48±2.54μM及び29.95±5.75μMであった。本発明により得られた前記結果はGypLXXVの抗癌効果を最初に確認したものであり、前記化合物は複数の公知の文献(非特許文献2及び3)によりHeLa細胞に対してインビトロ及びインビボ(in vivo)で強い抗癌効果を発揮することが知られているRg3(S)と同程度の抗分裂活性を示すことが確認された(図2)。
ジンセノサイドRbから脱グリコシル化されて生産された希少ジンセノサイド(F、Rg3(S)、Rh(S)、CK及びPPD)の抗癌効果については多くの研究が行われており、様々な癌細胞株に対して強い活性を示すことが複数の文献により確認されている(非特許文献2及び4)。しかし、GypLXXVの抗癌効果は本発明により初めて明らかにされたものである。また、商業的に販売されて臨床にも用いられるRg3(S)と同程度の抗癌効果を発揮することが確認された。さらに、より多くのグルコース部分(moiety)が結合したRb又はGypXVIIより高い抗癌効果を発揮することが確認された(図2)。
このように、GypLXXVは用量依存的に子宮頸癌治療効果を有することが確認された。
以上の説明から、本発明の属する技術分野の当業者であれば、本発明がその技術的思想や必須の特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施できることを理解するであろう。なお、前記実施例はあくまで例示的なものであり、限定的なものでないことを理解すべきである。本発明の範囲は、明細書ではなく特許請求の範囲の意味及び範囲とその等価概念から導かれるあらゆる変更や変形された形態を含むものであると解釈すべきである。

Claims (6)

  1. 下記化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は治療用薬学組成物。
  2. ジペノサイド(Gypenoside) LXXVは、ジンセノサイドRb1(ginsenoside Rb1)から脱グリコシル化(deglycosylated)されて得られたものである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物は、薬学的に許容される担体、賦形剤又は希釈剤をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の組成物をヒト以外の個体に投与するステップを含む、子宮頸癌の予防又は治療方法。
  5. 下記化学式(1)で表されるジペノサイド(Gypenoside) LXXV又はその薬学的に許容される塩を有効成分として含む、子宮頸癌の予防又は改善用機能性食品組成物。
  6. 前記ジペノサイド(Gypenoside) LXXVは、ジンセノサイドRb1(ginsenoside Rb1)から脱グリコシル化(deglycosylated)されて得られたものである、請求項5に記載の組成物。
JP2017514487A 2015-08-10 2016-06-21 ジペノサイド(gypenoside)lxxvを含む、子宮頸癌の予防又は治療用組成物 Pending JP2017534578A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020150112613A KR101704676B1 (ko) 2015-08-10 2015-08-10 Gypenoside LXXV를 포함하는 자궁경부암의 예방 또는 치료용 조성물
KR10-2015-0112613 2015-08-10
PCT/KR2016/006565 WO2017026641A1 (ko) 2015-08-10 2016-06-21 Gypenoside lxxv를 포함하는 자궁경부암의 예방 또는 치료용 조성물

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017534578A true JP2017534578A (ja) 2017-11-24

Family

ID=57984443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017514487A Pending JP2017534578A (ja) 2015-08-10 2016-06-21 ジペノサイド(gypenoside)lxxvを含む、子宮頸癌の予防又は治療用組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10391111B2 (ja)
EP (1) EP3181139A4 (ja)
JP (1) JP2017534578A (ja)
KR (1) KR101704676B1 (ja)
CN (1) CN107073025A (ja)
CA (1) CA2961747C (ja)
WO (1) WO2017026641A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017191856A1 (ko) * 2016-05-04 2017-11-09 재단법인 지능형 바이오 시스템 설계 및 합성 연구단 지페노사이드 75의 항당뇨 효과
KR101928553B1 (ko) 2018-08-07 2018-12-12 주식회사 모든바이오 진세노사이드 화합물을 함유하는 인플라마좀 매개 염증성 질환의 예방 또는 치료용 조성물
KR102166253B1 (ko) * 2018-10-22 2020-10-16 재단법인 지능형 바이오 시스템 설계 및 합성 연구단 지페노사이드 75(Gypenoside LXXV)를 유효성분으로 포함하는 상처 치유용 조성물
CN111437299A (zh) * 2020-06-01 2020-07-24 上海希尔维生物科技有限公司 绞股蓝植物提取物溶液及其在制备促进毛发生长药物中的应用

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100886743B1 (ko) 2007-03-19 2009-03-04 바이오스펙트럼 주식회사 지페노사이드를 포함하는 피부 미백제 또는 발모제
KR101128920B1 (ko) * 2009-12-15 2012-04-23 충남대학교산학협력단 지페노사이드, 이의 제조방법 및 용도
KR101180546B1 (ko) 2010-07-09 2012-09-06 경희대학교 산학협력단 대장염 치료 또는 예방용 조성물
WO2013089402A1 (ko) 2011-12-14 2013-06-20 (주)셀트리온 돌외의 지페노사이드 추출물을 포함하는 제2형 당뇨병, 비만 또는 고지혈증의 치료 또는 예방용 조성물
US9051348B2 (en) * 2012-11-13 2015-06-09 Macau University Of Science And Technology Ginsenoside with anti-cancer activity and the preparation method thereof

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
KOREAN SOCIETY FOR MICROBIOLOGY AND BIOTECHNOLOGY 2015 42ND ANNUAL MEETING & INTERNATIONAL SYMPOSIU, JPN6017047515, June 2015 (2015-06-01), pages E-43 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3181139A1 (en) 2017-06-21
CN107073025A (zh) 2017-08-18
EP3181139A4 (en) 2018-02-07
CA2961747C (en) 2019-02-05
US10391111B2 (en) 2019-08-27
WO2017026641A1 (ko) 2017-02-16
KR101704676B1 (ko) 2017-02-09
US20180140623A1 (en) 2018-05-24
CA2961747A1 (en) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2786758B1 (en) Pharmaceutical composition for prevention or treatment of cognitive function disorders comprising spinosin
JP2017534578A (ja) ジペノサイド(gypenoside)lxxvを含む、子宮頸癌の予防又は治療用組成物
KR20070054915A (ko) 플라보노이드계 화합물을 함유하는 인지기능 장애의 예방및 치료용 조성물
US10376530B2 (en) Pharmaceutical composition for preventing or treating gleevec-resistant leukemia containing ginsenoside F1 or ginsenoside Rg3 as an active ingredient
KR20170109703A (ko) 혼합 생약 추출물의 분획물을 유효성분으로 포함하는 암의 예방 또는 치료용 약학 조성물
JP2018521003A (ja) シクンシ抽出物を含む前立腺肥大症の予防または治療用組成物
KR101820096B1 (ko) 콩 발아배아 추출물을 포함하는 대사성 질환의 예방 또는 치료용 약학 조성물
JP6615912B2 (ja) パナキサジオール類ジンセノサイド化合物を含む抗がん補助剤
KR101838379B1 (ko) 자바강황 추출물 또는 잔소리졸을 유효성분으로 함유하는 타액 분비 증강용, 또는 구강건조증 예방, 개선 또는 치료용 조성물
JP6923922B2 (ja) ジンセノサイドf2を有効成分として含む肝がんの予防または治療用組成物
JP2012131760A (ja) 脂肪酸吸収抑制剤
KR100784628B1 (ko) 암 세포의 사멸작용을 갖는 화합물, 및 이를 함유하는 암질환의 예방ㆍ치료용 약학조성물
KR20180136592A (ko) 동백나무 유래 겨우살이 추출물을 유효성분으로 포함하는 항암 조성물
EP4151226A1 (en) Coronavirus therapeutic agent comprising zanthoxylum piperitum leaf extract as active ingredient
KR102041376B1 (ko) 1-(4-(3-클로로-4(3-플루오로벤질옥시)페닐아미노)퀴나졸린-6-일)유레아를 포함하는 대장암 예방 또는 치료용 조성물
KR101889418B1 (ko) 20(s)-프로토파낙사디올 또는 이의 염을 유효성분으로 포함하는 테모졸로마이드의 항암활성 증진용 조성물
KR101823343B1 (ko) 20(s)-프로토파낙사트리올 또는 이의 염을 유효성분으로 포함하는 테모졸로마이드의 항암활성 증진용 조성물
KR101964329B1 (ko) 갈조류 또는 톳 유래 사링고스테롤 아세테이트를 포함하는 암 예방 또는 치료용 약학적 조성물
JP2015101586A (ja) メイシンを含む肥満予防及び治療用医薬組成物
KR100665087B1 (ko) 진세노사이드 Rg5 및 Rk1을 함유하는 뇌기능 및인지기능 개선을 위한 조성물
KR20220169182A (ko) 2,4,6-트리페닐-1-헥센을 유효성분으로 포함하는 비만 예방 또는 치료용 조성물
KR20230046149A (ko) 양강 추출물 또는 이로부터 분리된 화합물을 함유하는 골격근 근육관련 질환의 예방 및 치료용 조성물
KR20220168838A (ko) 혼합 생약 추출물을 유효성분으로 포함하는 위암의 예방 또는 치료용 조성물
KR20230056113A (ko) 브로콜리잎 추출물을 유효성분으로 함유하는 항바이러스용 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181023