JP2017530705A5

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Info

Publication number: JP2017530705A5
Application number: JP2017516888A
Authority: JP
Filing date: 2015-09-28
Publication date: 2018-11-08
Anticipated expiration: 2035-09-28

Claims

ニコチンおよび１つ以上のたばこ由来化合物を含む組成物であって、前記１つ以上のたばこ由来化合物が、前記たばこ由来化合物を含むたばこ膨化プロセスで採用されたガス流を凝縮して凝縮物を形成する工程と、前記凝縮物から前記１つ以上のたばこ由来化合物を選択的に回収して濃縮するために分留する工程とを含むプロセスによって得られる、組成物。
前記１つ以上のたばこ由来化合物が、ドライアイスたばこ膨化プロセスで採用されるガス流を凝縮する工程によって得られる、請求項１に記載の組成物。
前記ガス流内の前記１つ以上のたばこ由来化合物が、約１５０℃〜約４００℃の温度で揮発されることによってたばこから発生する請求項１〜２のいずれか１項に記載の組成物。
前記ガス流内の前記１つ以上のたばこ由来化合物が、蒸気を含むガス流で約１５０℃〜約４００℃の温度で非ガス二酸化炭素を含浸させたたばこを処理し、それによって前記１つ以上のたばこ由来化合物を蒸発させることによって得られる、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組成物。
前記１つ以上のたばこ由来化合物が、異なる温度範囲での複数の段階で前記ガス流を凝縮して複数の凝縮物を形成することによって得られる、請求項１〜４のいずれか１項に記載の組成物。
前記たばこ由来化合物の１つ以上が、テルペン、たばこアルカロイド、またはアルキルピラジンである、請求項１〜５のいずれか１項に記載の組成物。
前記プロセスが、前記１つ以上のたばこ由来化合物を含む凝縮物を分留する工程をさらに含む、請求項１〜６のいずれか１項に記載の組成物。
前記プロセスによって１つ以上の凝縮物から得られる前記たばこ由来化合物の１つ以上が、α−ピネン、β−ピネン、α−テルピネン、リモネン、ユーカリプトール、リナロール、カンファー、ボルネオール、シトロネロール、β−カリオフィレン、ｌ−ニコチン、ｌ−ミオスミン、ニコチリン、コチニン、３−シアノピリジン、２−メチル−ピラジン、２−エチル−ピラジン、２，３−ジメチル−ピラジン、６−エチル−２−メチル−ピラジン、トリメチル−ピラジン、２−エチル−５−メチル−ピラジン、およびジメチエチル−ピラジンで構成される群から選択される、請求項１〜７のいずれか１項に記載の組成物。
請求項１〜８のいずれか１項に記載の組成物を含む、加熱式エアロゾル発生喫煙装置で使用するためのエアロゾル発生組成物。
前記組成物がプロピレングリコールおよびグリセロールをさらに含む、請求項９に記載のエアロゾル発生組成物。
方法であって、
１つ以上のたばこ由来化合物をガス流内に揮発させる工程と、
前記１つ以上の揮発成分または前記反応生成物のうち少なくとも一つを含む組成物を前記ガス流から回収する工程と、
少なくとも一つ以上の揮発した成分または反応生成物を選択的に回収または濃縮するために、前記組成物を分留する工程とを含む、方法。
前記１つ以上のたばこ由来化合物を前記ガス流内に揮発させる工程が、たばこ膨化プロセスにおいて、蒸気を含むガス流によって非ガス二酸化炭素を含浸させたたばこを加熱する工程を含む、請求項１１に記載の方法。
前記１つ以上の揮発した化合物の少なくとも一つを回収する工程が、前記ガス流を１つ以上の温度範囲で凝縮する工程を含む、請求項１１〜１２のいずれか１項に記載の方法。
１つ以上の前記回収されたたばこ由来化合物を、加熱式エアロゾル発生喫煙装置で使用するためのエアロゾル発生組成物に導入する工程をさらに含む、請求項１１〜１３のいずれか１項に記載の方法。
加熱式エアロゾル発生喫煙物品で使用するためのエアロゾル発生組成物を準備するための方法であって、
請求項１〜８のいずれか１項に記載の組成物を、ニコチン、プロピレングリコール、グリセロール、または上記の物質のうち少なくとも２つの組み合わせを含む１つ以上の水性組成物で調製する工程を含む、方法。