JP2017529311A - ガラス物品内にパルスレーザで穿孔を生じさせることによるガラス切断システムおよび方法 - Google Patents

ガラス物品内にパルスレーザで穿孔を生じさせることによるガラス切断システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

レーザの波長に対して透明なガラス物品をレーザ切断するための本方法の実施形態は、2つの端部と、これらの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含む少なくとも1つのガラス物品を、0.1〜100mmの長さを有するレーザビーム焦線を定める少なくとも1つのパルスレーザを有するパルスレーザアセンブリへと供給する工程を含む。本方法は、ガラス物品とパルスレーザとを相対移動させつつ、ガラス物品の側面に少なくとも1つの穿孔線をレーザ切断する工程と、レーザ切断されたガラス物品を設けるために、少なくとも1つの穿孔線に沿ってガラス物品を分離する工程とを更に含む。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2014年7月11日に出願された米国仮特許出願第62/023450号(その内容の全体を参照して本明細書に組み込む)および2015年5月11日に出願された米国仮特許出願第62/159573号(その内容の全体を参照して本明細書に組み込む)に関連すると共に、それらよる優先権を主張する。
本開示は、一般的に、ガラスの切断に関し、具体的には、その波長に対してガラスが略透明である波長を有するパルスレーザを用いたガラスの切断に関する。
歴史的に、ガラスは、密閉性、光学的透明度、および、他の材料と比較して優れた化学的耐久性を理由として、食品、飲料、および医薬品のパッケージを含む様々な目的のために好ましい材料として用いられている。しかし、ガラス容器等のガラス物品の高速製造は、ガラス物品の処理に関わるガラスの破損によるガラス物品内の材料の汚染に起因して、限られたものとなっている。
各ガラス物品は、それぞれの具体的な技術的仕様を有する。例えば、ガラス管は、下流における適正な取り扱いを可能にするため、および輸送中の破損を防止するために、精密な寸法公差、低い微粒子カウント、および適正な端部断面形状を必要とする。管製造プロセスから生じる残留粒子は、特に薬品用のガラス管製造者にとっては、非常に気を配る問題である。
各ガラス物品は、一般的に、独自の仕様を有するので、例えばアンプル、バイアル、カートリッジ、シリンジ等の異なるガラス物品を製造および切断するには、一般的に、それぞれ異なる処理工程が必要である。その結果、ガラス物品の製造者は、特定の各ガラス物品に合わせて最適化および調整された特定の装置を有する。
従って、ガラス物品を形成するための代わりの方法、およびガラス物品の製造に関連する装置、具体的には、様々なガラス物品の成分および形状に適したガラス切断装置および方法の必要性が存在する。
本開示の実施形態は、パルスレーザアセンブリを用いて、形状および寸法に関係なく様々なガラス物品を正確に切断するシステムおよび方法に関する。
本開示の一実施形態によれば、ガラス物品をレーザ切断する方法が提供される。本方法は、パルスレーザに対して透明なガラス物品であって、2つの端部と、これらの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含む少なくとも1つのガラス物品を、0.1〜100mmの長さを有するレーザビーム焦線を定める少なくとも1つのパルスレーザを有するパルスレーザアセンブリへと供給する工程を含む。本方法は、ガラス物品とパルスレーザとを相対移動させつつ、ガラス物品の側面に対して或る入射角で、パルスレーザをレーザビーム焦線に沿って集光することによって、ガラス物品内に少なくとも1つの穿孔線をレーザ切断する工程を更に含む。本方法は、レーザ切断されたガラス物品を設けるために、少なくとも1つの穿孔線に沿ってガラス物品を分離する工程を更に含む。
別の実施形態によれば、ガラス物品をレーザ切断するシステムが提供される。本システムは、2つの端部と、これらの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含むガラス物品を形成するよう動作可能なガラス合成ステーションを含む。本システムは、ガラス合成ステーションから受け取ったガラス物品内に少なくとも1つの穿孔線をレーザ切断するよう動作可能なパルスレーザアセンブリと、パルスレーザアセンブリ内におけるレーザ切断中に、レーザに対して透明なガラス物品を支持するよう構成されたガラス支持アセンブリとを含むガラス切断ステーションも含み、パルスレーザアセンブリとガラス支持アセンブリとは互いに相対移動可能である。パルスレーザアセンブリは、パルスレーザと、パルスレーザを、0.1mm〜100mmの範囲内の長さを有するレーザビーム焦線へと変形するために、パルスレーザのビーム経路内に配置された光学アセンブリとを含む。パルスレーザは、ガラス物品とパルスレーザアセンブリとが互いに対して相対的に移動している間、ガラス物品内にレーザビーム焦線に沿って穿孔線を生じるために、ガラス物品の側面上に向けられ、ガラス切断ステーションの下流にあるガラス分離ステーションは、レーザ切断されたガラス物品を設けるために、穿孔線に関してガラス物品の部分を除去するよう構成される。
更なる特徴および長所は、以下の詳細な説明で述べられると共に、部分的にはその説明から当業者に自明であり、または、本明細書、特許請求の範囲、および添付の図面に記載される実施形態を実施することによって認識される。
本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、パルスレーザアセンブリに対して相対的に回転される円筒形の管内へのレーザ穿孔の切断を示す模式的な断面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、図1Aの円筒形の管内へのレーザ穿孔の切断を示す模式的な上面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、パルスレーザアセンブリが円筒形の管の周囲を回転する場合の、円筒形の管内へのレーザ穿孔の切断を示す模式的な断面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、図2Aの円筒形の管内へのレーザ穿孔の切断を示す模式的な上面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、ガラス物品上へのレーザビーム焦線の配置を模式的に示す 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、図3Aのレーザビーム焦線に沿ってガラス物品内に生じる穿孔を模式的に示す 粗切断手順、並びに下流の熱衝撃ステーションおよび火仕上げステーションを有する従来のガラス切断手順を模式的に示す 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、粗切断ステーションの下流において用いられるパルスレーザアセンブリを模式的に示す 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、ガラス分離ステーション(例えば、熱衝撃装置)の上流に配設されたパルスレーザアセンブリを模式的に示す 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、パルスレーザアセンブリを含む帯状ガラス製造装置を模式的に示す側面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、図7Aの帯状ガラス製造装置に含まれるパルスレーザアセンブリおよび後続の分離ステーションを模式的に示す側面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、管に穿孔を切断中の、回転式パルスレーザアセンブリを示す模式的な側面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、切断後の回転式パルスレーザアセンブリを示す模式的な側面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、回転式パルスレーザアセンブリにレーザが回転可能に取り付けられた、回転式パルスレーザアセンブリを示す模式的な正面図 本明細書に示され記載される1以上の実施形態による、レーザが回転式パルスレーザアセンブリから分離されており回転可能に取り付けられていない、回転式パルスレーザアセンブリを示す模式的な正面図
以下、添付の図面に例が示されている、パルスレーザ加工を用いてガラス物品を製造するための装置および方法の実施形態を詳細に参照する。
図1A〜図2Bの実施形態に示されるように、穿孔をレーザ切断する方法は、少なくとも1つのガラス物品10を、少なくとも1つのパルスレーザを有するパルスレーザアセンブリ210へと供給する工程を含む。本明細書において用いられる「ガラス物品」は、例えば、管、ガラスシート、カートリッジ、バイアル、シリンジ、シリンジバレル、Vacutainer(登録商標)、アンプル、ボトル、フラスコ、薬ビン、ビーカー、電球、ボウル、キャニスター、カプセル、ジャー、タンク等であるがこれらに限定されない様々な構成要素を含み得る。これらのタイプのガラス物品のいずれも、本明細書に記載されるパルスレーザ穿孔方法を用いて切断され得るが、以下に記載される実施形態の多くは、医薬品グレードのガラス、具体的には薬品用の管に含まれるパルスレーザ穿孔に焦点を当てる。
後述するように、パルスレーザは、0.1〜100mmの長さを有するレーザビーム焦線220を有する。図1Bを参照すると、ガラス物品10は、端部12および14と、端部12および14の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面16とを含む。本明細書において用いられる「端部」とは、円筒形の管における基部を指し得るものであり、「側面」は円筒形の管の高さを構成するが、全ての実施形態において、「端部」は、基部、即ち側面に隣接した表面のみに限定されない。図示されるように、図1Aの円筒形の管については、側面は連続しているが、ガラスシートの側面16は、端部12と端部14との間に設けられた複数の側面を有する。
再び図1Aを参照すると、パルスレーザビーム焦線220は、ガラス物品10内に、ガラス物品10の側面16に対して或る入射角で、少なくとも1つの穿孔線20を生じさせる。図示されるように、穿孔線20は、パルスレーザによってガラスに刻まれたガラス欠陥、凹部、窪み、または孔である複数の離間した穿孔22を含む。穿孔線20は、複数の正確な狭い孔であり、これらは、後で行われる穿孔線に関する分離を遙かに容易にする。これらの狭い孔の寸法は、レーザビーム焦線のスポット径によって決まる。例示的な実施形態では、レーザビーム焦線は、0.5〜5μm、または1〜2μmの平均スポット径を有し得る。
図1A〜図2Bに説明のために示されている(従って縮尺通りではない)穿孔22は、典型的には等間隔で離間されるが、間隔はランダムおよび不均等であってもよいと考えられる。一実施形態では、穿孔線20は、200〜800nm、または300〜500nmのサイズを有する複数の孔であり得る。或いは、穿孔線は、1〜30μm、1〜5μm、または1〜3μmの間隔の離間を含み得る。穿孔間隔24は、パルスレーザアセンブリ210とガラス物品10との相対移動を制御することによって正確に生じられ得る。一実施形態では、レーザを用いて、1回の通過で、高度に制御された完全な線の穿孔を生じることができる。ガラス物品10の微細構造内で、ガラス物品10の材料の溶発および溶融を生じることなく、クラック形成が起こるように、誘起吸収が生じられ得る。これは、ガラスの厚さを完全に穿孔するにはしばしば複数回の通過が必要となる、材料を溶発させるためのスポット集光レーザの典型的な使用とは対照的である。更に、溶発処理は、大量のデブリ、より大きな表面下損傷(約100μmを超える)、およびエッジの欠けを生じるが、本パルスレーザアセンブリ210は、これらの有害な副作用を実質的に低減または解消する点も対照的である。
図1A〜図2Bに示されるように、穿孔線20は、側面16を幅方向に横断し、且つ端部12および14に対して平行になるよう配向されているが、穿孔線20の他の構成(例えば、側面16に沿って斜め方向等)も可能である。図示しないが、穿孔線20は、ガラス物品10の側面16を長さ方向に横断するよう施され得ることも考えられる。
図1Aに示されるように、ガラス物品10内に複数の穿孔22をもたらすには、ガラス物品10とパルスレーザ(具体的にはレーザビーム焦線220)との幾らかの相対移動を行わなければならない。例えば図1Aに示されるように、ガラス物品10は、チャック240部材によって回転されるスピンドル230上に支持され得る。ガラス物品10は、回転するスピンドル230と共に回転し、それにより、パルスレーザアセンブリ210に対して相対的に移動する。この相対移動は、ガラス物品10の側面16を幅方向に横断する穿孔線20を生じる。或いは、穿孔線20の形成を容易にする相対移動を達成するために、図2Aに示されるように、パルスレーザアセンブリ210がガラス物品10の周囲を回転してもよいと考えられる。パルスレーザアセンブリ210を回転させるのに、様々な構成要素が適していると考えられる。例えば、パルスレーザアセンブリ210は、回転する三脚または回転するアームに取り付けられてもよい。図1A〜図2Bにおける相対移動は回転移動であるが、平行移動、または他の態様の相対移動も適していると考えられる。更に、レーザビーム焦線の移動は、後述するように、ミラー検流計によって制御されてもよい。
更に、図1A〜図2Bは、パルスレーザアセンブリ210に対して相対的なガラス物品10の移動、またはその逆の、ガラス物品10に対して相対的なパルスレーザアセンブリ210の移動を示しているが、両方の構成要素が同時に移動してもよい。具体的には、図6に示されるように、パルスレーザアセンブリ210がガラス物品10の周囲を回転する際に、ガラス物品10は、例えば、コンベア120によって平行移動され得ることが考えられる。その結果、パルスレーザアセンブリ210は、ガラス物品10の同時の移動を考慮しなければならないので、パルスレーザアセンブリ210は、常に図2Aに示されるような円形の経路で回転するものではなくなり得る。その結果、パルスレーザアセンブリ210は、例えば、螺旋状の経路等の円形ではない経路で回転し得る。理論によって縛られるものではないが、部品が次々と高速で製造されて切断されるガラス製造においては、ガラス物品10とパルスレーザアセンブリ210とが同時に移動する実施形態は、ガラス製造の速度および効率を高め得る。
上述のように、並びに図8Aおよび図8Bに示されるように、パルスレーザアセンブリ210は、レーザビーム焦線220にガラス物品10の周囲を回転させるよう構成された回転アーム205を含み得る。図示されるように、パルスレーザアセンブリ210は、回転アーム205に結合され回転アーム205と共に回転可能な1以上のミラー215A〜215Cを含む。3つのミラー215A〜215Cが示されているが、レーザビーム焦線220の方向を調節するために、これより多いまたは少ないミラーが用いられ得ることが考えられる。例えば、パルスレーザを送出するレーザビーム装置218を、光学アセンブリ211により近接して配設することによって、用いられるミラーの数を減らしてもよいと考えられるが、レーザビーム装置218の重量は、図8Aに示されている回転アーム205上の位置がより適したものであり得る。再び図8Aを参照すると、回転アーム205が回転すると、回転アーム205に結合されたレーザビーム装置218、ミラー215A〜215C、および光学アセンブリ211は全て、回転アーム205と共に回転する。図8Aに示されるように、穿孔線20が生じた後、図8Bに示されるように、切断された管11が親管(即ち、ガラス物品10)から分離する間、レーザビーム焦線220は一時的に止められ得る。親管を図8Aのパルスレーザアセンブリ210に再び供給することにより、切断された親管10の更なる切断が行われ得る。更なる説明のために、図9は、図8Aに側面図で示されている回転式パルスレーザアセンブリ210の正面図を示す。
図10に示されている別の実施形態では、レーザビーム装置218は静止していて、パルスレーザアセンブリ210の回転アーム205から分離しており、一方、光学アセンブリ211およびミラー215Aは依然として回転アーム205と共に回転することが考えられる。レーザビーム装置218は静止しているが、レーザビーム焦線220は、依然として移動するミラー215Aおよび光学アセンブリ211の方向に向けられ、それにより、パルスレーザビーム焦線220がガラス物品10の周囲を回転移動することが可能になる。
ガラス物品10のための他の装填および支持アセンブリを以下に説明する。ガラス物品10内に穿孔線20が生じると、後述するように、切断されたガラス物品10を設けるために、ガラス物品10はその穿孔線に沿って分離され得る。
穿孔22は、時間的に近接した高エネルギーの短い持続時間の複数のパルスのパルスを用いて達成できる。例えば、レーザビームのパルス持続時間は、約1ピコ秒〜約100ピコ秒、10ピコ秒未満、または約5ピコ秒〜約20ピコ秒であり得る。これらのパルスは、高い繰り返し率(例えばkHz台またはMHz台)で繰り返され得る。例えば、パルス繰り返し周波数は、10kHz〜1000kHz、10kHz〜100kHz、または10kHz未満の範囲内であり得る。
レーザビームの波長は、レーザ加工されるガラス物品10がレーザの波長に対して透明であるよう選択される。例えば、波長は約1.8μm未満、または約900〜約1200nmであり得る。例示的な実施形態では、パルスレーザビームは、1064nm、532nm、355nm、または266nm等の波長を有する。適切な例は、1064nmの波長を有するNd:YAGレーザ、1030nmの波長を有するY:YAGレーザである。他の着色がなされていない(特に、鉄含有量が低い)ボロシリケートガラスまたはソーダライムガラスは、約350nm〜約2.5μmまで光学に透明である。
図1Aに示されるように、レーザビーム焦線220は、例えば所望の穿孔寸法等の様々な要因によって様々であり得る或る入射角で側面へと送出され得る。例えば、入射角は、側面に対して垂直、または材料の表面に対して約45度以下であり得る。
レーザビームの強度は、パルス持続時間、パルスエネルギー、および焦線の直径に基づいて、好ましくは著しい溶発または著しい溶融が生じず、好ましくはガラスの微細構造内におけるクラック形成のみが生じるように、選択され得る。レーザのパルスエネルギーは、レーザビーム焦線における強度が誘起吸収を生じ、これが焦線220に沿った材料の局所的な加熱につながり、それがひいては、材料に導入された熱応力の結果としての焦線に沿ったクラック形成につながるよう選択されるのが好ましい。1以上の実施形態では、レーザビームは、材料において測定された700μJ未満、約500μJ未満、または約250μJ未満の平均レーザエネルギーを有し得る。
本開示のガラス物品には、様々な組成物が適していると考えられる。例えば、ガラスは、例えばアルカリアルミノシリケートガラスまたはアルカリ土類アルミノシリケートガラス等のアルミノシリケートガラスであり得る。或いは、ガラスは、ボロシリケートガラスまたはソーダライムガラスを含み得る。一実施形態では、ガラス物品10の形成後に、ガラス組成物が機械的強化のためにイオン交換を受けることが可能であるよう、ガラスはイオン交換可能であり得る。ガラス組成物は、ASTM規格E438.92に定義されている「Type 1a」および「Type 1b」ガラス組成物であり得る。一部の実施形態では、Type 1aおよびType 1bガラスは、例えば薬品用の用途等の目的に適した化学的耐久性を有する。ガラス組成物は、約1.0モル%を超えるホウ素および/またはホウ素含有化合物(Bを含むが、それに限定されない)を含み得る。別の実施形態では、ガラス物品が形成されるガラス組成物は、約1.0モル%以下のホウ素の酸化物および/またはホウ素含有化合物を含む。これらの実施形態の一部において、ガラス組成物中のホウ素の酸化物および/またはホウ素含有化合物の濃度は、約0.5モル%以下、約0.4モル%以下、または約0.3モル%以下であり得る。これらの実施形態の一部において、ガラス組成物中のホウ素の酸化物および/またはホウ素含有化合物の濃度は、約0.2モル%以下、または約0.1モル%以下であり得る。幾つかの他の実施形態では、ガラス組成物は、ホウ素およびホウ素含有化合物を実質的に含まない。更に、ガラス物品は、レーザの波長に対して透明な他の成分(例えば、サファイアまたはセレン化亜鉛等の結晶)を含み得る。本開示は、主にガラス組成物を中心にしているが、サファイアおよび亜鉛管等の他の構造物も、本方法を用いて切断され得ると考えられる。
ガラス物品には様々な厚さ、直径、および長さが考えられ、本開示の実施形態に適していると考えられる。例えば、本開示の実施形態は、8mmより小さい直径から40mmを超える直径までの管直径、および約0.3〜約2.2mm、または約0.5mm〜約1.1mmの管の壁厚に対して有効である。管の長さは様々であり得る。一実施形態では、管は、予め切断されて、パルスレーザアセンブリへと送られてもよく、この場合、予め切断された管は、製造者の要求に基づいて様々であり得る有限の長さを有し得る。或いは、管は、未切断の状態でパルスレーザアセンブリへと送られてもよく、この場合、パルスレーザアセンブリによって切断される前には、本質的に連続した長さを有する。
図5を参照すると、ガラス物品10をレーザ切断するためのシステムが示されている。具体的には、システムは、パルスレーザアセンブリ210を含むガラス切断ステーション200の上流に配設されたガラス合成ステーション110を含む。本明細書において用いられるガラス合成ステーション110とは、溶融ガラスからガラス物品を形成する際に用いられる形成装置、ガラス溶融装置、ガラス延伸装置、ガラス整形装置、またはガラスの再整形の際に用いられる設備を含み得る。ガラス合成ステーション110は、連続プロセスまたはバッチプロセスを用い得る。一実施形態では、ガラス合成ステーション110は、ガラス形成において用いられるVelloダウンドロー装置、Dannerガラス形成装置、並びに、従来のまたは今後開発されるドロープロセスまたは形成プロセスを含む。或いは、後述されると共に図7Aおよび図7Bに示されるように、ガラス合成ステーション110は帯状ガラスブロー形成装置を含み得る。
更に、ガラス合成ステーション110は、延伸に加えて初期切断を行う装置を含み得る。例えば、まず、牽引切断機において、管が延伸され、初期切断され得る。更に、ガラス合成ステーション110は、管リドロー装置(例えば、円形の管を円形および楕円形の形状に再成形するスリーブリドロー装置)を含み得る。
再び図5を参照すると、ガラス切断ステーション200は、ガラス合成ステーション110から受け取ったガラス物品10に穿孔線をレーザ切断するパルスレーザアセンブリ210に加えて、ガラス支持アセンブリ120も含み得る。本明細書におけるガラス切断ステーション200は、1つのパルスレーザアセンブリ210のみを示しているが、ガラス切断ステーション200は、更なるパルスレーザまたは更なるガラス切断装置(図示せず)を含んでもよいと考えられる。ガラス支持アセンブリは、パルスレーザアセンブリ210によるレーザ切断中にガラス物品10を支持する全ての構成要素を含み得る。一実施形態では、ガラス支持アセンブリは、ガラス切断ステーション200とガラス合成ステーション110との間に配設されたコンベア120を含む。更に、システム500は、ガラス切断ステーション200とガラス分離ステーション140との間に配設されたコンベア120を更に含み得る。
ガラス支持アセンブリは、図2Aに示されるように、パルスレーザアセンブリがガラス物品10に対して相対的に回転または移動する際に、ガラス物品10を所定位置に保持する構成要素を含み得る。更に、ガラス物品10は、ガラス物品10をパルスレーザアセンブリ210に対して相対的に回転または移動させるための設備を含み得る。図1Aの実施形態を参照すると、ガラス支持アセンブリは、同軸のチャック240によって回転される回転可能なスピンドル230である。従来の切断方法は高温で動作するので、例えば鋼等の耐熱性の組成を必要としたが、本明細書に記載されるパルスレーザアセンブリは、熱の発生が非常に少なく、発生するのは顕微鏡的に局所的な熱である。その結果、一部の実施形態では、ガラス支持アセンブリ120(例えばスピンドル230)は、ガラス物品10と接触する柔軟なグリップ材料(例えば、ポリマーグリップ材料)を含むのが望ましい。ポリマーグリップ材料は、弾性材料(例えば、ゴム)を含み得る。或いは、ポリマーグリップ材料は、ポリテトラフルオロエチレンを含み得る。更なる実施形態では、ガラス支持アセンブリ(例えば、スピンドル230)は、非接触支持を含み得る。例えば、非接触支持は、水平空気ベアリングである。
図3Aおよび図3Bを参照すると、ガラス切断ステーション200のパルスレーザアセンブリ210は、パルスレーザをレーザビーム焦線へと変形するためにパルスレーザのビーム経路内に配置された光学アセンブリ211を含み得る。一実施形態では、光学アセンブリ211は、レーザビーム焦線220を生じるよう構成された球面収差を有する集光光学要素216を含む。光学アセンブリ211は、レーザ220のビーム経路内の集光光学要素216の前に配置された環状のアパチャー213を含み得る。環状のアパチャー213は、レーザビームの中心にある1以上の光線を遮断するよう構成されている。集光光学要素216は、非球面の自由表面を有する円錐プリズム(例えばアキシコン)等の、球面にカットされた凸レンズであり得る。必要に応じて、光学アセンブリ211は、例えば更なる光学要素219等の更なる構成要素を更に含み得るが、アキシコン集光光学要素については、レンズはなくてもよく、または、複数の更なるレンズが導入されてもよい。
図3Aおよび図3Bを参照すると、焦点距離lのレーザビーム焦線220bに沿って適切なレーザ強度があると、延在するレーザビーム焦線220bは、ガラス物品10内のレーザビーム焦線220bと一致する領域内に穿孔22を生じる。この図3Bの穿孔22は、長さLのレーザビーム焦線部分220cに対応する。ここでは、レーザビーム焦線220bの平均スポット径は参照符号Dで示されている。図1Aおよび図2Aに示されるように、穿孔22は、ガラス物品10の全厚さを通って延びる。図3Bに示されている別の実施形態では、穿孔22は、ガラス物品の層の全厚さdにわたって延びなくてもよいが、このタイプの穿孔線は、穿孔が全厚さを通って延びる穿孔線ほどにはガラスを十分に脆弱化しない場合があるので、穿孔線20に関してガラスを分離するための更なる後続の処理および処理工程が必要となる可能性がある。
光学アセンブリ、および焦線220を生じるために加えられ得るパルスレーザに関する更なる詳細、並びに、これらの光学アセンブリが適用され得る代表的な光学設定は、コーニング社の「Stacked Transparent Material Cutting With Ultrafast Laser Beam Optics, Disruptive Layers And Other Layers」という名称の事件番号SP13−383PZ/4936.1003−001の米国特許出願の明細書、および上述の欧州特許出願第13151296号明細書に記載されており、それらの教示の全体を参照して本明細書に組み込む。
理論によって縛られるものではないが、パルスレーザアセンブリ210を用いるシステムは、従来のシステム(例えば、主に薬品用の管の製造に用いられる図4の従来のシステム)を凌駕する大きな改善を提供する。図4のシステム400を参照すると、ガラス合成ステーション110において生成されるガラス物品10は、ガラス物品10内に破壊25(即ち折取り線)を伝搬させるよう構成された粗切断ステーション130(典型的には、機械的クラック処理バー)に露出される。パルスレーザアセンブリ210によって提供される精密切断とは異なり、粗切断ステーション130は、ガラス物品10に望ましくないガラス片および粒子を生じる可能性がより高く、これは、医薬品グレードのガラスには非常に望ましくない。図4〜図6は、ガラス合成ステーション110を出たガラス物品10が予め切断されている場合を示しているが、これは主に、単に説明の目的である。連続した延伸された長さを有するガラス物品10がガラス合成ステーション210から出ることも、十分考えられる。
再び図4の従来例を参照すると、粗切断ステーション130の下流において、ガラス物品10は、ガラス分離ステーション140へと供給され得る。ガラス分離ステーション140は、ガラスを劈開するために用いられるCOレーザを含み得る。或いは、ガラス分離ステーション140は、ガラスを分離するために用いられる機械的応力要素を含み得る。更に、図4に示されるように、ガラス分離ステーション140は、折取り線25に沿ってガラスを分離するために用いられ得る熱衝撃装置142、144も含み得る。分離後でも、切断されたガラス物品10には望ましくない粒子および粗いエッジが存在し得る。従って、本システムは、望ましくない粒子を除去するためのエアブロワー150と、ガラス物品10の縁部を適正に処理するための火仕上げステーション160とを必要とし得る。更に、ガラス物品10は、ガラスに粒子が存在しないことを確実にするための洗浄等の更なる処理工程170を受ける必要がある。
一方、図5の本実施形態を参照すると、システム500は、パルスレーザアセンブリ210を含むガラス切断ステーション200の上流に、切断ステーション130を含み得る。上流の切断ステーション130は、ガラス物品内において破壊25を伝搬させるための、穿孔線20に関する機械的クラック処理バー、COレーザ、または他の適切な手段を含み得る。理論によって縛られるものではないが、粗切断ステーション130によって生じた破壊25は、パルスレーザアセンブリ210によって生じる穿孔線20によって滑らかにされる。粗切断を施した後に、レーザによる穿孔を行うことにより、ガラスの分離140がより容易になり得ると共に、設けられたガラス物品10がより良好な端部断面形状を有し得るので、これにより、ガラス分離ステーション140の下流における更なる処理は限定的なものになるか、または必要なくなる。理論によって縛られるものではないが、パルスレーザ穿孔の精度は、分離後の欠けおよび粒子の形成を大きく制限する。従って、ガラスの分離後の更なる処理工程は最小限になるかまたは必要なくなる。
更に図5に示されるように、一部の実施形態では、ガラス分離ステーション140は、更なる熱処理または更なるレーザ処理を含み得るが、ガラス物品10は、穿孔線20に関して自発的に分離し得ることが考えられる。理論によって縛られるものではないが、粗切断ステーション130の直後にガラス物品をレーザ切断することがもたらし得る長所は、ガラス合成ステーション110からの延伸後のガラス物品10の上昇した温度を利用することである。これにより、ガラス物品10が室温まで冷却される際の分離が可能になる。或いは、図5に示されるように、ガラス分離ステーション140は、熱衝撃装置142、144を含み得る。具体的には、熱衝撃装置142、144は、例えば水素/酸素バーナーまたはCOレーザ等の加熱要素142を含み得る。更に、熱衝撃装置140は、加熱要素142の下流に、冷却要素144を含み得る。
更に図5に示されるように、パルスレーザアセンブリ210は正確な狭い穿孔線を生じ、真っ直ぐなきれいな破壊を可能にするので、パルスレーザアセンブリ210は、図4に示されるような火仕上げ160の必要をなくすか、または火仕上げの時間を大きく抑制する。理論によって縛られるものではないが、火仕上げ160は、ガラス物品のエッジを修復するように行われるが、火仕上げは、ボロシリケート管の場合には、薬品用の製品においては望ましくない加水分解による表面汚染問題の原因となるガラス揮発物の付着等の、二次的な問題を生じ得る。従って、パルスレーザアセンブリ210がこの仕上げ処理を低減する、またはなくすことは、ガラス揮発物を制限するために有益である。
更に、システム500は、必要に応じて、粒子を除去するためのエアブロワー150、または、例えば、はがれた粒子を除去するための洗浄等の更なる処理170工程を含み得る。繰り返すが、薬品用のガラスの分野においては、粒子の除去は非常に重要である。
図6のシステム600を参照すると、パルスレーザアセンブリ210は、ガラス物品をガラス合成ステーション110から直接受け取ってもよく、これにより、図5に示されているガラス物品10の粗切断130がなくなる。これらの実施形態に限定されるものではないが、パルスレーザアセンブリ210は、図9および図10に示されている実施形態であり得る。更に、ガラス合成ステーション110から出る連続した管は、レーザ穿孔のために、パルスレーザアセンブリへと直接送られ得る。このシステム600では、ガラス分離ステーション140は熱衝撃を用い得るが、ガラス物品は、ガラス合成ステーション110からのガラス物品10が室温まで冷却される際に、穿孔線20に関して自発的に分離し得ることも考えられる。従って、このシステム600は、ガラス物品10の切断において、パルスレーザアセンブリのみを用いてもよい。システム600は、必要に応じて行われるエアブロー形成工程150、火仕上げ工程160、および更なる処理を示しているが、これらの工程のうちの1つまたは全ては必須ではない。
図5および図6に示されているシステム500および600は、管の切断に用いられるトリミングおよびグレージング装置(TGM)等の様々な装置の代わりになるものである。TGMは、中心を走る広いコンベアを有する大きなオーブンとして視覚化することができる。TGMは、オーバーサイズのガラス管を取り込み、端部を加熱し、低温の鈍い金属の物体を用いて、所望の位置に衝撃を加える。これにより、ガラスが折れる。この処理は、切断が正確な位置で行われるようにコンベアがガラスを保持した状態で、他端部についても繰り返される。トリミング工程後の端部の品質は、依然として小片を示し、管の軸に対して真っ直ぐではない。従って、粗いエッジを有する正確な長さになったら、ガラス管の両端部は、外側に曲がった部分を低減すると共に出荷のために端部を強化するために、同時に火炎加工される。本実施形態は、少量の1マイクロメートル未満の粒子を生じ、エッジの「欠け」は生じないが、一方、TGMは、(高温のガラスで)大きなサイズの粒子を生じる。更に、本実施形態は、正確な寸法公差を有し、従って高い材料使用率を有するが、一方、TGM装置は、トリミング処理において5%のガラスを無駄にする。パルスレーザによって生じる端部の幾何学的な品質は、火炎加工された端部よりも優れている。
更に、本パルスレーザアセンブリ210は、バイアルの製造に用いられる帯状ガラス装置の性能を大きく向上させる。図7Aおよび図7Bを参照すると、帯状ガラス装置300が示されている。一般的に、ローラ314によって帯状ガラス310が形成され、コンベア316上において処理方向318(図7Aにおいて左から右)に移送される。ガラス312は、ローラ314に接触する前に加熱源によって溶融され、ローラ314はガラス312を帯状ガラス310へと再整形する。帯状ガラス310は、一般的に、処理方向318における長さと、長さより遥かに小さい厚さ(ローラ314間の領域によって決定される)とを有する。厚さは、帯状ガラス310の上面311と下面313との間の距離として定義される。帯状ガラス310の上面311および下面313は略平面状である。帯状ガラス310が処理方向に移動すると、より高温のガラス312が成型されて帯状ガラス310が形成され、帯状ガラス310の既存の部分が処理方向318に沿って移動するにつれて帯状ガラス310が連続的に製造されるようになっている。帯状ガラス310はコンベア316上に載置されてもよく、コンベア316は処理方向318に移動して帯状ガラス310を搬送し得る。
帯状ガラス310は処理方向318に搬送され、ブローヘッド340によってパリソン342が形成される。ブローヘッド340は、帯状ガラス310とほぼ同じ速度で処理方向318に移動し、帯状ガラス310の上面311に接触し得る。ブローヘッド340は帯状ガラス310にガスを吹き込んで、パリソン342を形成し、パリソン342は帯状ガラス310と共に処理方向318に移動する。本明細書において用いられる「パリソン」とは、例えば、帯状ガラス310の上方に配置されたブローヘッド340によって吹き込まれるガス等であるがそれらに限定されない機械的な力によって、帯状ガラス310の一部から形成される下方に突き出たガラスを指す。パリソン342は、ブローヘッド340から吹き込まれたガスによって、帯状ガラス310から懸下し、少なくとも部分的に引き伸ばされる。パリソン342は中空であり得、ブローヘッド340によって帯状ガラス310に形成された開口部における帯状ガラス310において接合され得る。
次に、パリソン342はガラス物品10として整形される。一実施形態では、パリソン342は、パリソン342と位置合わせされるよう移動するペースト型360によって包まれる。ペースト型360は、合わさることでパリソン342を完全に包む2つの面を有し得る。ペースト型360は、帯状ガラス310を移動させるコンベア316と同じ速度で処理方向318に移動し得るものであり、一般的に、パリソン342を形成したブローヘッド340と位置合わせされ得る。ペースト型360は、形成されるガラス物品10の外面形状と対応する内面形状を有する。ブローヘッド340は、パリソン342にガスを吹き込み続け、パリソン342はペースト型360の内面形状を充たすように膨張し、このようにしてガラス物品10の所望の形状が形成される。
図7Aに示されるように、複数のブローヘッド340およびペースト型360は、連続的に生成される帯状ガラス310と接触するよう連続的に循環され得る。従って、ブローヘッド340、ペースト型360、および帯状ガラス310を移動させるコンベア316は全て、ほぼ同じ速度で移動する。
次に、ペースト型360が開き、帯状ガラス310から懸下した形成されたガラス物品10から離される。ペースト型360が除去されたら、ガラス物品10の形状およびサイズは、帯状ガラス310から分離される最終的なガラス物品10の形状およびサイズである。次に、ブローヘッド340が帯状ガラス310から離され、帯状ガラス310およびそこに付着したガラス物品10のみが残される。帯状ガラス310およびガラス物品10は、コンベア316によって処理方向318に移動され続ける。ガラス物品10は冷却されて、硬い固体状になる。冷却は、周囲条件に露出することにより徐々に行われてもよく、または、強制的な冷却処理であってもよい。
従来の帯状ガラス装置は、機械的処理によって、ガラス物品10をそれらが付着した帯状ガラス310から分離し得る。そのような処理は、約200マイクロメートルより大きいガラス片を生じ得る。しかし、本明細書に記載されるレーザ加工方法および装置は、200マイクロメートルより大きいガラス片または他のデブリを生じずに、帯状ガラス310からガラス物品10を分離し得る。例えば、様々な実施形態では、レーザ加工によって生じるデブリのサイズは小さく、例えば、約200マイクロメートル未満、約100マイクロメートル未満、約50マイクロメートル未満、約25マイクロメートル未満、または約10マイクロメートル未満であり得る。
図7Bを参照すると、パルスレーザアセンブリ210は、コンベア316に隣接して、レーザビーム焦線がバイアルのネック部に複数の穿孔を施すことができる位置に向けられ得る。この実施形態では、パルスレーザビーム焦線がガラス物品10のネック部に入射する際、パルスレーザアセンブリ210がガラス物品10の周囲を回転してもよく、または、コンベア316がガラス物品10を回転させてもよい。穿孔20が生じた後、ガラス物品10は、ガラス物品を穿孔20に関して分離するガラス分離ステーション(例えば、熱衝撃装置)へと供給される。
従来の高温形成方法、特に帯状ガラス法では、バイアル等のガラス物品は、容器の閉じた底部を形成するために、ガラスの管を回しながらガラス管を炎に直接晒すことによって高温に晒すことを含むプロセスによって形成される。本明細書において用いられる帯状ガラス装置を用いるプロセスは、「高温」ではない。その代わりに、帯状ガラス装置において、ガラスは、比較的低い形成温度においてペースト型によって成型される。一方、本明細書に記載される帯状ガラス装置のプロセスは、ガラス形成のために高温を用いないので、ホウ素の揮発は実質的に生じない。従って、帯状ガラスプロセスによって形成されたガラス物品の層間剥離は、従来の高温で形成されたガラス物品と比較して大きく低減される。
本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な変形および変更が行われ得ることが、当業者には自明であろう。当業者は、本発明の趣旨および本質を組み込んだ本開示の実施形態の組合せ、部分的な組合せ、および変形を想到し得るため、本発明は、添付の特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内のあらゆるものを包含すると解釈されるべきである。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
ガラス物品をレーザ切断する方法において、
2つの端部と、該2つの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含む少なくとも1つのガラス物品を、0.1〜100mmの長さを有するレーザビーム焦線を定める少なくとも1つのパルスレーザを有するパルスレーザアセンブリへと供給する工程と、
前記パルスレーザの波長に対して透明な前記ガラス物品と前記パルスレーザとを相対移動させつつ、前記ガラス物品の前記側面に対して或る入射角で、前記パルスレーザを前記レーザビーム焦線に沿って集光することによって、前記ガラス物品内に少なくとも1つの穿孔線をレーザ切断する工程と、
レーザ切断されたガラス物品を設けるために、前記ガラス物品を前記少なくとも1つの穿孔線に沿って分離する工程と
を含むことを特徴とする方法。
実施形態2
前記パルスレーザの前記波長が約1.8μm未満である、実施形態1記載の方法。
実施形態3
前記ガラス物品が管である、実施形態1または2記載の方法。
実施形態4
前記パルスレーザアセンブリへと供給される前記管が、ガラス合成ステーションから送出される連続した管である、実施形態3記載の方法。
実施形態5
前記パルスレーザアセンブリへと供給される前記管が、予め切断された管である、実施形態3記載の方法。
実施形態6
前記ガラス物品が、カートリッジ、バイアル、およびシリンジからなる群から選択される、実施形態1、2、または3記載の方法。
実施形態7
各穿孔が、前記ガラス物品の厚さに延在する、実施形態1〜6記載の方法。
実施形態8
前記ガラス物品を前記パルスレーザで切断する前に、前記ガラス物品を切断する工程を更に含む、実施形態1、2、3、または5記載の方法。
実施形態9
前に行われる前記切断する工程が、機械的クラック処理またはレーザ切断によって達成される、実施形態1記載の方法。
実施形態10
前記穿孔線に関して、熱衝撃を加えることによって、機械的応力を加えることによって、またはそれらの組合せによって、前記ガラス物品の分離が生じる、実施形態1記載の方法。
実施形態11
前記ガラス物品が、ボロシリケートガラス、ソーダライムガラス、またはアルミノシリケートガラスを含む、実施形態1〜10のいずれか1つに記載の方法。
実施形態12
前記穿孔線が、300〜500nmのサイズを有し1〜30μmの間隔で離間された複数の孔である、実施形態1〜11のいずれか1つに記載の方法。
実施形態13
前記ガラス物品と前記パルスレーザとの相対移動が、前記ガラス物品の前記側面を横断する前記パルスレーザの移動によって定められる、実施形態1〜12のいずれか1つに記載の方法。
実施形態14
前記ガラス物品と前記パルスレーザとの相対移動が、前記パルスレーザに対して相対的な前記ガラス物品の移動によって定められる、実施形態1記載の方法。
実施形態15
前記ガラス物品と前記パルスレーザとの相対移動が、前記ガラス物品の平行移動および前記パルスレーザの回転移動によって定められる、実施形態1〜14のいずれか1つに記載の方法。
実施形態16
前記穿孔線に沿った縁部を滑らかにするために、レーザ切断された前記ガラス物品に火仕上げを行う工程を更に含む、実施形態1〜15のいずれか1つに記載の方法。
実施形態17
少なくとも1つのガラス物品をレーザ切断するシステムにおいて、
2つの端部と、該2つの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含む少なくとも1つのガラス物品を形成するよう動作可能なガラス合成ステーションと、
ガラス切断ステーションであって、前記ガラス合成ステーションから受け取った前記ガラス物品内に少なくとも1つの穿孔線レーザ切断するよう動作可能なパルスレーザアセンブリと、前記パルスレーザアセンブリ内におけるレーザ切断中に、前記ガラス物品を支持するよう構成されたガラス支持アセンブリとを含み、前記パルスレーザアセンブリと前記ガラス支持アセンブリとが互いに相対移動可能であり、前記パルスレーザアセンブリが、
パルスレーザと、
前記パルスレーザを、0.1mm〜100mmの範囲内の長さを有するレーザビーム焦線へと変形するために、前記パルスレーザのビーム経路内に配置された光学アセンブリと
を含み、
前記ガラス物品と前記パルスレーザアセンブリとが互いに対して相対的に移動している間、前記パルスレーザが、該パルスレーザの波長に対して透明な前記ガラス物品内に前記レーザビーム焦線に沿って少なくとも1つの穿孔線を生じるために、前記ガラス物品の前記側面上に向けられる、ガラス切断ステーションと、
レーザ切断されたガラス物品を設けるために、前記ガラス切断ステーションの下流において、前記穿孔線に関して前記ガラス物品の部分を除去するよう構成されたガラス分離ステーションと
を含むことを特徴とするシステム。
実施形態18
前記ガラス物品が管である、実施形態17記載のシステム。
実施形態19
前記管が、前記ガラス合成ステーションにおいて製造される連続した管である、実施形態18記載のシステム。
実施形態20
前記管が、前記ガラス切断ステーションに送られる前に予め切断された管である、実施形態18記載のシステム。
実施形態21
前記ガラス物品が、カートリッジ、バイアル、およびシリンジからなる群から選択される、実施形態17記載のシステム。
実施形態22
前記光学アセンブリが、前記レーザビーム焦線を生じるよう構成された集光光学要素を含む、実施形態17記載のシステム。
実施形態23
前記ガラス支持アセンブリが、前記ガラス切断ステーションと前記ガラス合成ステーションとの間に配設されたコンベアを含む、実施形態17または22記載のシステム。
実施形態24
前記パルスレーザアセンブリの上流に切断ステーションを更に含む、実施形態17、22、または23記載のシステム。
実施形態25
前記ガラス分離ステーションが、熱衝撃装置、機械的応力要素、またはそれらの組合せを含む、実施形態17記載のシステム。
実施形態26
前記熱衝撃装置が、水素/酸素バーナー、COレーザ、およびそれらの組合せからなる群から選択される加熱要素を含む、実施形態25記載のシステム。
実施形態27
熱衝撃装置が、前記加熱要素の下流に冷却要素を含む、実施形態26記載のシステム。
実施形態28
前記ガラス支持アセンブリが、前記ガラス物品と接触するポリマーグリップ材料を含む、実施形態17記載のシステム。
実施形態29
前記ポリマーグリップ材料がゴムである、実施形態28記載のシステム。
実施形態30
前記ガラス支持アセンブリが非接触支持を含む、実施形態17記載のシステム。
実施形態31
前記非接触支持が水平空気ベアリングである、実施形態30記載のシステム。
実施形態32
前記ガラス支持アセンブリが、前記ガラス物品を回転させるよう構成された回転可能スピンドルチャックアセンブリを含む、実施形態17記載のシステム。
実施形態33
前記パルスレーザアセンブリが、前記ガラス物品の周囲を回転するよう構成された回転アームを含む、実施形態17記載のシステム。
実施形態34
前記パルスレーザアセンブリが、前記回転アームに結合され該回転アームと共に回転可能な1以上のミラーを含む、実施形態33記載のシステム。
実施形態35
前記パルスレーザおよび前記光学アセンブリが、前記回転アームに結合され該回転アームと共に回転可能である、実施形態33記載のシステム。
実施形態36
前記光学アセンブリが、前記回転アームに結合され該回転アームと共に回転可能であり、一方、前記パルスレーザは静止しているが、前記光学アセンブリと連絡している、実施形態33記載のシステム。
実施形態37
前記ガラス支持アセンブリが、前記回転アームが前記ガラス物品の周囲を回転する際に前記ガラス物品を移動させるよう動作可能なコンベアを含む、実施形態33記載のシステム。
実施形態38
前記ガラス合成ステーションが、Velloダウンドロー装置、Dannerガラス形成装置、または帯状ガラスブロー形成装置を含む、実施形態17〜37記載のシステム。
実施形態39
前記パルスレーザが約500μJ未満の平均レーザエネルギーを有する、実施形態1〜16記載の方法または実施形態17〜37記載のシステム。
実施形態40
前記パルスレーザが約10ピコ秒〜約100ピコ秒のパルス持続時間を有する、実施形態1〜16記載の方法または実施形態17〜39記載のシステム。
実施形態41
前記パルスレーザが10ピコ秒未満のパルス持続時間を有する、実施形態1〜16記載の方法または実施形態17〜39記載のシステム。
実施形態42
前記パルスレーザが10kHz〜1000kHzの繰り返し周波数を有する、実施形態1〜16記載の方法または実施形態17〜41記載のシステム。
10 ガラス物品
12、14 端部
16 側面
20 穿孔線
22 穿孔
110 ガラス合成ステーション
120 コンベア、ガラス支持アセンブリ
130 切断ステーション
140 ガラス分離ステーション
142 加熱要素(熱衝撃装置)
144 冷却要素(熱衝撃装置)
200 ガラス切断ステーション
205 回転アーム
210 パルスレーザアセンブリ
211 光学アセンブリ
215A〜215C ミラー
216 集光光学要素
218 レーザビーム装置
220 レーザビーム焦線
230 スピンドル
400、500、600 システム

Claims (10)

  1. ガラス物品をレーザ切断する方法において、
    2つの端部と、該2つの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含む少なくとも1つのガラス物品を、0.1〜100mmの長さを有するレーザビーム焦線を定める少なくとも1つのパルスレーザを有するパルスレーザアセンブリへと供給する工程と、
    前記パルスレーザの波長に対して透明な前記ガラス物品と前記パルスレーザとを相対移動させつつ、前記ガラス物品の前記側面に対して或る入射角で、前記パルスレーザを前記レーザビーム焦線に沿って集光することによって、前記ガラス物品内に少なくとも1つの穿孔線をレーザ切断する工程と、
    レーザ切断されたガラス物品を設けるために、前記ガラス物品を前記少なくとも1つの穿孔線に沿って分離する工程と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. (i)前記パルスレーザの前記波長が約1.8μm未満であり、および/または(ii)各穿孔が前記ガラス物品の厚さを通って延びる、請求項1記載の方法。
  3. 前記ガラス物品が、ボロシリケートガラス、ソーダライムガラス、またはアルミノシリケートガラスを含む、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記穿孔線が、300〜500nmのサイズを有し1〜30μmの間隔で離間された複数の孔である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 少なくとも1つのガラス物品をレーザ切断するシステムにおいて、
    2つの端部と、該2つの端部の間に長手方向に配設された少なくとも1つの側面とを含む少なくとも1つのガラス物品を形成するよう動作可能なガラス合成ステーションと、
    ガラス切断ステーションであって、前記ガラス合成ステーションから受け取った前記ガラス物品内に少なくとも1つの穿孔線レーザ切断するよう動作可能なパルスレーザアセンブリと、前記パルスレーザアセンブリ内におけるレーザ切断中に、前記ガラス物品を支持するよう構成されたガラス支持アセンブリとを含み、前記パルスレーザアセンブリと前記ガラス支持アセンブリとが互いに相対移動可能であり、前記パルスレーザアセンブリが、
    パルスレーザと、
    前記パルスレーザを、0.1mm〜100mmの範囲内の長さを有するレーザビーム焦線へと変形するために、前記パルスレーザのビーム経路内に配置された光学アセンブリと
    を含み、
    前記ガラス物品と前記パルスレーザアセンブリとが互いに対して相対的に移動している間、前記パルスレーザが、該パルスレーザの波長に対して透明な前記ガラス物品内に前記レーザビーム焦線に沿って少なくとも1つの穿孔線を生じるために、前記ガラス物品の前記側面上に向けられる、ガラス切断ステーションと、
    レーザ切断されたガラス物品を設けるために、前記ガラス切断ステーションの下流において、前記穿孔線に関して前記ガラス物品の部分を除去するよう構成されたガラス分離ステーションと
    を含むことを特徴とするシステム。
  6. 前記ガラス物品が管である、請求項5記載のシステム。
  7. 前記光学アセンブリが、(i)前記レーザビーム焦線を生じるよう構成された集光光学要素、および/または(ii)前記ガラス切断ステーションと前記ガラス合成ステーションとの間に配設されたコンベア、および/または(iii)切断ステーションを含む、請求項5記載のシステム。
  8. (i)前記ガラス支持アセンブリが、前記ガラス物品と接触するポリマーグリップ材料を含む、または(ii)前記ガラス支持アセンブリが、前記ガラス物品と接触するポリマーグリップ材料を含み、該ポリマーグリップ材料がゴムである、または(iii)前記ガラス支持アセンブリが非接触支持を含む、請求項5記載のシステム。
  9. 前記ガラス合成ステーションが、Velloダウンドロー装置、Dannerガラス形成装置、または帯状ガラスブロー形成装置を含む、請求項5記載のシステム。
  10. 前記パルスレーザが約500μJ未満の平均レーザエネルギーを有する、および/または(ii)前記パルスレーザが約10ピコ秒〜約100ピコ秒のパルス持続時間を有する、および/または(iii)前記パルスレーザが10kHz〜1000kHzの繰り返し周波数を有する、請求項5記載のシステム。
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