JP2017527495A - シール装置、方法および船舶 - Google Patents

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Abstract

水中に位置する軸(2)、特に船舶のプロペラ軸をシールするシール装置(1)であって、2つのシールシステムが設けられていて、このときプロペラから離れているシールシステムは、好ましくは、空気室(28)を潤滑剤室(30)から隔てる少なくとも1つのリップシール(36)を有し、かつプロペラ近傍のシールシステムは、スライドリングシール(44)を有しており、空気室における空気圧が、潤滑剤室におけるオイル圧よりも高い。軸、特にプロペラ軸をシールする方法、ならびに船舶。

Description

本発明は、請求項1の前段部に記載の、水中に位置する軸をシールするシール装置、水中に位置する軸をシールする方法、およびプロペラ軸をシールするシール装置を備えた船舶に関する。
船舶におけるプロペラ軸をシールする、汎用のシール装置は、軸に装着可能でかつ該軸に回動不能に結合可能なブシュを有しており、このブシュは、該ブシュに対して位置固定のハウジングによって取り囲まれている。このハウジング内には、ブシュに向かって開放された少なくとも1つの潤滑剤室と、ブシュに向かって開放された少なくとも1つの空気室とが形成されている。両方の室は、シールリングを介して互いにシールされている。さらにブシュを取り囲むスライドリングシールが設けられている。供給管路と排出管路とを介して、空気室を通して、ひいてはリング室を通して、連続的な空気流が導かれる。潤滑剤室は、少なくとも1つのシールリングの連続的なグリス潤滑装置に接続されている。しかしながらグリス潤滑装置には、空気室内へのグリス浸入時に空気管路が閉塞するおそれがあり、その結果空気管路は、定期的に手間と時間をかけて洗浄しなくてはならないという欠点がある。さらにグリスは、好ましくはエラストマから成っているシールリングのために最適な潤滑兼冷却剤ではないので、グリス潤滑は、シールリングの耐用寿命および特にシールリングの負荷耐性に対して不都合な影響を及ぼす。さらに連続的な空気流によって、浸水時に空気室内に達する塩及び鉱物が排除され、これによって同様に、空気管路の閉塞が引き起こされることがあり得る。
本発明の課題は、上に述べた欠点を排除し、特にメンテナンスに手間がかからず、高負荷可能でかつ確実な軸シールを可能にする、水中に位置する軸をシールするシール装置を提供することである。さらに本発明の課題は、水中に位置する軸をこのようにシールする方法、ならびにこのようにシールされたプロペラ軸を備えた船舶を提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特徴を備えたシール装置、請求項8に記載の特徴を備えた方法、ならびに請求項10に記載の特徴を備えた船舶によって解決される。
水中に位置する軸をシールする本発明に係るシール装置は、軸に装着可能でかつ該軸に回動不能に結合可能なブシュを備えており、このブシュは、該ブシュに対して位置固定のハウジングによって取り囲まれている。このハウジング内に、ブシュに向かって開放された少なくとも1つの潤滑剤室と、ブシュに向かって開放された少なくとも1つの空気室とが形成されている。両方の室は、シールリングを介して互いにシールされている、もしくは軸方向において互いに隔てられている。さらにブシュを取り囲むスライドリングシールが設けられている。空気室に対して空気を供給・排出するために、シール装置は、少なくとも1つの供給管路および少なくとも1つの排出管路を有している。本発明によれば、少なくとも1つの潤滑剤室は、少なくとも1つのオイル管路を介して潤滑剤タンクに流体接続されている潤滑オイルによって満たされており、空気室における空気圧が、潤滑剤室におけるオイル圧よりも高い。
潤滑剤室における室内圧よりも高い空気室における室内圧によって、潤滑剤が潤滑剤室から空気室に浸入できることが阻止される。もし十分な空気圧が存在していないと、シールリングはオイル圧によって持ち上げられてしまう。本発明のように構成することによって、オイルの浸入は阻止される。好ましくは、潤滑剤室におけるオイル圧は、基準レベルにおける基準圧よりも0.02バール〜0.2バールだけ高い。オイル圧は例えば、鉛直方向における潤滑剤タンクの配置位置によって、基準レベルの上に調節することができる。空気室における空気圧もしくは静空気圧は、好ましくはオイル圧よりも0.1〜0.5バールだけ高い。基準レベルは、軸回転軸線もしくは軸長手方向軸線の高さに位置していて、従って軸回転軸線もしくは軸長手方向軸線は、基準レベルに関して0に等しい高さを有している。期待に反して潤滑オイルが空気室内に流入するような場合でも、潤滑オイルはその高い流動性に基づいて、空気管路および特に排出管路を閉塞し得ないので、潤滑オイル浸入時においても、空気室への空気供給、および特に空気室からの空気排出および漏出オイル排出は保証されている。さらに潤滑オイルは、好ましくはエラストマから形成されたシールリングに関して、通常使用される潤滑グリスに比べてより良好な潤滑作用および冷却作用を有している。本発明に係るシール装置は、特に、ポッドを有するまたはポッドを有しない船舶におけるプロペラ軸をシールするのに適している。ブシュは、例えばいわゆる軸保護ブシュであってよく、この軸保護ブシュは、プロペラに結合されていて、プロペラ軸と海水との直接的な接触を阻止する。単に1つのオイル管路では、少なくとも1つの潤滑剤室のクリーニングは、空気室を介して行うことができ、つまりオイル圧は、潤滑オイルが潤滑剤室から空気室内に流入しかつこの空気室から排出管路を介して排出されるように高められる。単に1つのオイル管路は、好ましくは軸の取付け位置において潤滑室の上に配置されている。別のオイル管路が設けられている場合には、オイル回路、もしくは潤滑剤室を通る連続的なオイル供給装置を実現することができ、このときオイル供給とオイル取出しとは、好ましくは直径方向で互いに反対に位置するように行うことができる。しかしながらまた第2のオイル管路は、潤滑剤室のドレン時にしか開制御され得ないので、2つのオイル管路にもかかわらず、不連続のオイル供給が行われる。もちろんさらなるオイル管路が設けられていても、例えば2つの供給側のオイル管路および1つの排出側のオイル管路が設けられていてもよい。
シール装置は、好ましくは、供給管路側の圧縮空気調整弁および/または排出管路側の弁装置に対して作用する制御装置を有している。例えば空気電気式の制御装置は、設定された時間インターバルの後における空気室の自動式のドレンを可能にする。従って好ましくは、空気流は空気室を通して連続的に案内されるのではなく、不連続の空気案内が行われ、これによって上に述べた従来技術に比べて、減じられた空気消費を得ることができる。ドレンもしくは吹出し自体は、空気圧上昇によって行われ、好ましくは同様に制御装置を介して制御される。そのために追加的に、制御装置は調圧弁に対して作用することができ、この調圧弁は、圧縮空気源への、もしくは船体側(bordseitig)の圧縮空気網への流体接続部を、相応に開制御する。通常あり得ない浸水および/またはオイル浸入に起因して場合によっては空気室内において捕集された液体の押出しを保証するために、吹出し空気圧を、ドレン高さに関して例えば0.2〜0.5バールだけ高めることができる。
制御装置の代わりにまたはそれに加えて、供給管路側に液体測定器が配置されていてよく、この液体測定器を用いて、供給管路内において液体含有量もしくは湿分含有量を測定することができる。液体測定器は、該液体測定器が、確定された液体含有量もしくは湿分含有量の到達時に、警告信号を発信してドレン工程の必要性を示唆するように、かつ/または起動信号を制御装置に送り、これによって制御装置を介してドレン工程が自動的に導入されるように構成されている。これによって、制御装置の設定された時間インターバルがまだ経過していないもしくは該時間インターバルに達していない場合にも、空気室のドレン工程が実施されることが保証される。これは特に、浸水および/またはオイル浸入のような予期しない事態の発生時のような場合が当て嵌まる。
空気室の排出管路側には、空気室から排出された液体を捕集する捕集容器と、充填レベル測定器とが配置されていてよく、このとき充填レベル測定器は、捕集容器における最高液体レベルの到達時に、ドレン工程を導入するために起動信号を制御装置に送り、かつ/または警告信号を発信する。充填レベル測定器を備えた捕集容器は、供給管路側の液体測定器の代わりにまたはそれに加えて配置されていてよい。液体測定器を備えた捕集容器が、供給管路側の液体測定器の代わりに設けられている場合には、制御装置の予め設定された時間インターバルがまだ経過していない場合もしくは該時間インターバルに達していない場合にも、空気室のドレン工程が実施されることが保証される。このことは特に、浸水および/またはオイル浸入のような予期しない事態が発生した場合が該当する。液体測定器を備えた捕集容器が追加的に設けられている場合には、液体は所望のように空気側の排出部から導出され、このとき液体測定器によって捕集容器のオーバフローが阻止される。
空気室のドレン時に空気室におけるコントロールされない空気圧降下を阻止するために、排出管路側に絞りもしくは絞り区間が配置されていてよい。上に述べた弁装置が設けられている場合には、絞りは弁装置の下流側に、もしくは弁装置と排出管路流出部との間に位置している。
好ましくは、少なくとも1つの潤滑剤室は、空気室とは反対の側において、基準レベルに関して、オイル圧よりも低い内圧が存在している内室に対してシールされている。内室圧に比べて高いオイル圧によって、潤滑剤室と内室との間に配置されたシールによって、空気が内室から潤滑剤室内に侵入し得ることが阻止される。オイル圧が十分でない場合には、シールリングは空気圧によって持ち上げられてしまう。シールシステムが船舶のポッド駆動装置内に組み込まれている場合には、好ましくは、内室もしくはポッド内室内には、船舶の外部において喫水線の上における周囲圧もしくは大気圧が存在している。従って内室内には、好ましくは水面位置における大気圧が存在している。
好ましくは、空気室は、スライドリングシールの、ブシュに向かって開放された、もしくはブシュによって画定されたリング室に、流体接続されている。このように構成されていると、リング室にも同様に空気圧が供給される。これによって、例えばスライドリングシールの故障時に、リング室内に海水が浸入し得ることが阻止される、もしくは少なくとも困難になる。さらにリング室は、空気室の吹出し時に同様にドレンされる。
水中に位置する軸をシールする本発明に係る方法であって、軸に向かって開放された少なくとも1つの潤滑剤室に、潤滑オイルを供給し、かつ軸に向かって開放していて軸方向において隣接した空気室に、空気を供給し、このとき両方の室は半径方向内側において軸または、該軸に配置されたブシュによって閉鎖されており、両方の室の間にシールリングが配置されていて、該シールリングは、両方の室を互いに隔てている方法において、本発明によれば、空気室における空気圧を、潤滑剤室におけるオイル圧よりも高く設定する。本発明に係る方法は、船舶のプロペラ軸の、メンテナンスに手間がかからない確実なシールを可能にする。
空気室を不連続にドレンすると、空気消費量を僅かに保つことができる。不連続のドレンによって、ドレン工程中にのみ空気流が形成されるだけでなく、空気室は単に時々排出管路方向に開放される。
本発明に係る船舶は、少なくとも1つのプロペラ軸をシールするシール装置を備えている。これによって、メンテナンスに手間がかからずかつエネルギを僅かしか要しない確実な、プロペラ軸側のシール装置を有する、船舶が提供される。
本発明のその他の好適な実施形態は、その他の従属請求項に記載されている。
次に図面を参照しながら本発明の2つの好適な実施形態を詳説する。
本発明に係るシール装置の第1実施形態の構造を概略的に示す図である。 本発明に係るシール装置の第2実施形態を示す図である。
図1には、水中に位置する軸2の本発明に係るシール装置1の第1実施形態が示されている。軸2は、その長手方向軸線3を中心にして回転可能であり、好ましくは船舶のプロペラ軸である。実質的に軸2は、取付け位置および船舶の浮遊位置において、図示のように水平にまたは水平に対して僅かに傾けられて方向付けられている。長手方向軸線3もしくは軸回転軸線は、以下においてさらに述べる補給高さh1、ドレン高さh2および測定高さh3のための基準高さを設定する。軸回転軸線3は、いわば高さh0を有する基準レベルに位置している。
船舶はここでは少なくとも1つの駆動側のポッド(Gondel)4を有しており、このポッド4は、船体6に鉛直方向において旋回可能に懸吊されている。軸2は、開口8を通してポッド4の内室10から海水域12内に案内されていて、端部側にプロペラ14を備えている。
シール装置1は、主として、以下において述べる軸シール16、以下においてさらに述べる潤滑オイル供給装置および同様に以下において述べる空気供給装置を有している。
軸シール16は、少なくとも1つのブシュ18を有しており、このブシュ18は、軸2に回動不能に配置されていて、リングフランジ20を有しており、このリングフランジ20を介してブシュ18はプロペラ14にねじ結合されている。ブシュ18は、ハウジング22によって取り囲まれており、このハウジング22は、開口8を取り囲むポッド部分26における固定のためにリングフランジ24を有している。これによりブシュもしくは軸保護ブシュ18は、軸2をポッド4の外におけるその自由な長さ全体にわたって取り囲んでいて、ひいては軸2を海水に対して保護している。
ハウジング22は、ブシュ18に向かって開放された空気室28と、軸方向において隣接していて同様にブシュ18に向かって開放された潤滑剤室30とを形成している。このとき潤滑剤室30は、空気室28の、ポッド4に向けられた側に位置している。室28,30は、各1つのハウジングセグメント32,34内に形成されていて、シールリング36を介して互いに対してシールされている。シールリング36は、ラジアル軸シールリングであり、ここでは特に、空気室28に向かって方向付けられたエラストマ製のリップシールである。リングフランジ24を形成するハウジングセグメント40とブシュ18との間に形成されているリング間隙38をシールするために、潤滑剤室30の、空気室28とは反対の側には、ハウジングセグメント34とハウジングセグメント40との間にシールリング42が挿入されている。このシールリング42は、同様にラジアル軸シールリングであり、ここでは特に、潤滑剤室30に向かってに方向付けられたエラストマ製のリップシールである。空気室28内へのシールリングもしくはリップシール36の方向付け、および潤滑剤室30内へのシールリングもしくはリップシール42の方向付けによって、これらのリップシール36,42のシールリップはそれぞれ、通常比較的高い圧力による負荷を受ける室28,30内に進入している。
空気室28と、ブシュ18の、プロペラ14を収容するリングフランジ20との間には、スライドリングシール44が設けられている。このスライドリングシール44は、ブシュ18に配置されたスライドリング46を有しており、このスライドリング46は、ブシュ18に位置決めされたプロペラ側のクランプリング48と、軸受ハウジング側の対応リング50との間に配置されている。回転するスライドリング46は、回転しない対応リング50に予荷重を掛けられて接触しており、対応リング50は、空気室28を形成するハウジングセグメント32の軸方向凹部(符号なし)内に挿入されている。対応リング50の外周部側において空気室28内への浸水を阻止するために、対応リング50と、軸方向凹部の、該対応リング50に向かい合って位置する内周部分との間には、アウタシールリング52が挿入されている。スライドリング46の、クランプリング48に向けられた側には、シールベローズ54が、例えばエラストマ・シールベローズが配置されている。このシールベローズ54は、クランプリング48によってその一端においてクランプされていて、その他端に加硫されたスライドリング収容部55を有しており、このスライドリング収容部55は、連行体(符号なし)を介してスライドリング46に作用結合している。スライドリングシール44は、ブシュ18を取り囲むリング室56を画定しており、このリング室56は、リング間隙58を介して空気室28に流体接続されている。
空気供給装置は、空気室28に対する空気の供給・排出のために働く。そのために、空気室28に開口する少なくとも1つの供給管路60、空気室28から延びている少なくとも1つの排出管路62、少なくとも1つの圧縮空気源64および電磁弁66のような少なくとも1つの弁装置が設けられている。図示の実施形態では、供給管路60は排出管路62の上に配置されており、これによって液体を空気室28から外に確実に排出することができる。供給管路60は圧縮空気源64に接続されており、この圧縮空気源64は、好ましくは船体6内に、従って組み付けられた状態においては軸回転軸線3に関してポッド4の上に配置されている。圧縮空気源64は、ここでは、空気供給装置が組み込まれている船舶側の圧縮空気網を象徴している。もちろん、船体側の圧縮空気網への組込みの代わりに、別体の圧縮空気源64をシール装置1のためもしくはその空気供給装置のためにだけ設けることも可能である。排出管路62を開閉制御する弁装置66は、排出管路側に、ここでは船体6内に配置されている。弁装置66を介して、排出された空気は捕集容器68に、例えばビルジ68に供給することができる。排出時における空気室28のコントロールされない空気圧降下を回避するために、弁装置66の下流側もしくは弁装置66とビルジ68との間には、絞りもしくは絞り区間70が設けられている。弁装置66の下流側における排出管路部分71およびここでは絞り70を収容する排出管路部分は、基準レベルに関して、排出管路62の最高点であるドレン高さh2に位置している。
空気室28の供給管路側には、さらに制御装置72が配置されており、この制御装置72は、制御ライン74を介して弁装置66に作用する。制御装置72は、確定された時間インターバルの後で、空気室28の自動的なドレンもしくは排出を指示する。制御装置72はそのために、制御ライン74を介して、相応の開放信号を弁装置66に送る。同時に制御装置72は、圧縮空気源64の下流側に配置された供給管路側の調圧弁75の流過横断面を開制御し、これによって連続的な空気流が、空気室28を通して、さらに静空気圧に対して高められた吹出し空気圧で導かれる。調圧弁75は、好ましくは比例・調圧弁である。制御装置72の下流側で、ひいては制御装置72と空気室28との間には、液体測定器76が配置されており、この液体測定器76を用いて、例えば空気室28内における水浸入および/または潤滑オイル浸入に基づく、供給管路60における液体含有量または湿分含有量を測定することができる。液体測定器76は、信号ライン78を介して起動信号を制御装置72に送る。択一的にまたは追加的に、液体測定器76は警告信号を発信することができる。好ましくは、液体測定器76は、基準レベルに関して測定高さh3に位置している。空気室28の吹出し時に、吹出し空気圧は、ドレン高さh2の相応の水柱に関して、好ましくは0.2〜0.5バールだけ高められる。
潤滑剤供給装置は、シールリング36,42を潤滑するための潤滑剤室30に対して潤滑オイルを供給・排出するために働く。そのために、少なくとも1つの潤滑剤タンク80、潤滑剤室30に開口する少なくとも1つの供給路82および潤滑剤室30から延びている少なくとも1つの排出路84、ならびに少なくとも1つの潤滑剤ポンプ86が設けられている。2つのオイル管路82,84が設けられていることは、ここでは単に例である。もちろん、ただ1つのオイル管路82だけを設けることまたは2つよりも多くのオイル管路82,84を設けることも可能である。供給路82および排出路84は、潤滑剤タンク80に流体接続されており、これによってここでは潤滑剤の循環搬送を行うことができ、もしくは連続的な潤滑剤流を、潤滑剤室30を通して導くことが可能である。2つのオイル管路82,84を備えた図示の実施形態では、供給路82は基準レベルの下に配置され、排出路84は基準レベルの上に配置されているので、特に潤滑剤室30内におけるガスは確実に排出される。このとき潤滑剤室30から排出された潤滑オイルは、場合によっては行われる脱水、脱気および脱塩のような詳しくは記載しないクリーニングプロセスにもたらすことができ、そして新鮮オイルとして潤滑剤室30に再び供給することができる。好ましくは、潤滑剤タンク80はポッド4の内室10において、基準レベルに関して補給高さh1に位置している。測定高さh3およびドレン高さh2との関連において、潤滑剤タンク80は鉛直方向において、空気供給側でかつ供給管路側の液体測定器76と、空気供給側でかつ排出管路側の排出管路部分71との間に配置されている。潤滑剤タンク80は、特に、潤滑剤室30内において、基準レベルの高さにおける基準圧もしくは内圧に対して約0.02バール〜0.2バールだけ高められたオイル圧が存在するように配置されている。
潤滑剤ポンプ86は、潤滑剤タンクを空にするもしくは充填するために働く。図示の実施形態では、潤滑剤ポンプ86は船体側に位置決めされていて、従ってポッド4内には配置されていない。
潤滑剤タンク80における潤滑剤レベルを測定するために、潤滑剤タンク80内には充填レベル測定器88が配置されている。この充填レベル測定器88は、単純な形態では、フロートスイッチとして形成されていて、最低潤滑剤レベルを下回った場合における自動的な充填のために、潤滑剤ポンプ86に作用接続されている。遮断弁92によって閉制御可能なベンチレーション管路90を介して、潤滑剤タンク80は空気抜きされる。遮断弁92は、好ましくは電気式に作動可能であり、シールリング36の損傷時には閉鎖される。
以下においては、水中にある軸2をシールするための、好適な本発明に係る方法について詳しく述べる。運転時に、潤滑オイル供給装置を用いて、連続的なオイル流が潤滑剤室30を通して案内され、これによってシールリング36,42はオイル潤滑されている。好ましくは、潤滑剤室30においては、補給高さh1によって生ぜしめられるオイル圧が調節される。ここに記載した実施形態では、オイル圧は、基準レベルの高さにおけるポッド4の内室10における内室圧よりも0.02〜0.2バール高い。好ましくは、内室10内には大気圧が存在している。
空気室28には、制御装置72および調圧弁75を用いて、潤滑剤室30におけるオイル圧よりも0.1〜0.5バール高い静空気圧が供給される。通常運転において、空気室28の排出管路62は閉鎖されている。ドレン運転において、つまり制御装置72によって検出された時間インターバルの後で、空気室28のドレン工程が導入される。そのために調圧弁75は、制御装置72を介して開制御され、空気室28における空気圧は、ドレン高さh2のいわゆる水柱に相応して、例えば0.2バール〜0.5バールだけ高められ、これによって、場合によっては存在している液体を空気室28から押し出すことができる。同時に弁装置66には、制御装置72を介して開放信号が送られ、これによって排出管路62は、ビルジ68に向かって開放される。
吹出し作業もしくはドレン作業が行われた後で、弁装置66には、制御装置72から閉鎖信号が送られ、これによって排出管路62は閉制御される。同時に空気圧は、調圧弁75を介して、低減された圧力値に調節される。最後に静空気圧が、調圧弁75を介して自動的に一定に保たれる。
液体測定器76が測定高さh3において、供給管路60における確定された液体含有量もしくは湿分含有量を検出すると、液体測定器76は、信号ライン78を介して、好ましくは起動信号を、時間インターバルの到達とは無関係に、ドレン工程を導入するために制御装置72に送る。従って液体測定器76は、制御装置72に対する追加装置であり、その結果、空気室28内への突然の浸水時および/またはオイル浸入時にも、適時にもしくは直ちに空気室28のドレンを行うことが保証されている。さらに液体測定器76を用いて、制御装置72の時間検出が予期せずに故障したような場合でも、空気室28のドレンが保証されている。しかしながらまたドレンは操作員によって手動で行うことも可能である。そのために液体測定器76は、警告信号を発することができる。しかしながらまた警告信号は、操作員に液体浸入自体を示唆するために、自動式のドレンの場合にも生ぜしめることができ、これによって例えばコントロール処置および/または修理処置のようなこの相応の処置を行うことができる。
シールリング36が空気室28と潤滑剤室30との間において空気室28に向かって方向付けられていることによって、シールリング36はいつでも空気圧によってブシュ18に押圧され、これによって、潤滑剤室30内における潤滑オイルによってシールリング36を持ち上げることが阻止される。同様にシールリング42は、潤滑剤室30とポッド4の内室10との間において潤滑オイルによってブシュ18に押圧され、これによって、内室圧がシールリング42をブシュ18から持ち上げることを阻止する。
本発明に係るシール装置1の、図2に示した実施形態では、図1に示した第1実施形態とは異なり、空気室28への供給側における液体測定器76の代わりに、制御装置72の追加装置として空気室28の排出管路側に、追加装置が配置されている。この追加装置は、空気室28から流出する液体を捕集するための捕集容器94と、充填レベル測定器96とを有している。空気室28からの液体は、捕集容器94内に流入し、そこで集められる。充填レベル測定器96は信号ライン78を介して制御装置72に接続されている。捕集容器94において確定された液体レベルが得られると、充填レベル測定器96は、信号ライン78を介して起動信号を制御装置72に送り、これによって制御装置72は、図1において記載したドレン工程を導入する。
さらに、特に制御装置72によって制御されたドレン工程時に、捕集容器94は排出管路62から液体を空気室近傍において排出する集合箇所として働く。このとき捕集容器94において捕集された液体量および/または液体組成が、シールリング36,42のシール作用に関する情報をもたらす。このとき制御装置72は、液体量および/または液体組成に基づいて、空気室28の、定期的な自動式のドレン作業のための時間インターバルをも、調節もしくは後調整することができ、かつさらにシールリング36,42を更新する時点をも設定することができる。
水中に位置する軸、特に船舶のプロペラ軸をシールするシール装置が開示されており、このシール装置は、2つのシールシステムを備えており、プロペラから離れたシールシステムは、好ましくは、潤滑剤室から空気室を隔てる少なくとも1つのリップシールを有し、プロペラ近傍のシールシステムは、スライドリングシールを有しており、空気室における空気圧は、潤滑剤室における潤滑オイル圧よりも高い。また、軸、特にプロペラ軸をシールする方法、および船舶が開示されている。
1 シール装置
2 軸/プロペラ軸
3 長手方向軸線/軸回転軸線/基準レベル
4 ポッド
6 船体
8 開口
10 内室
12 海水スペース
14 プロペラ
16 軸シール
18 ブシュ/軸保護ブシュ
20 リングフランジ
22 ハウジング
24 リングフランジ
26 ポッド部分
28 空気室
30 潤滑剤室
32 ハウジングセグメント
34 ハウジングセグメント
36 シールリング/リップシール
38 リング間隙
40 ハウジングセグメント
42 シールリング/リップシール
44 スライドリングシール
46 スライドリング
48 クランプリング
50 対応リング
52 アウタシールリング
54 シールベローズ
55 スライドリング収容部
56 リング室
58 リング間隙
60 供給管路
62 排出管路
64 圧縮空気源
66 弁装置
68 捕集容器/ビルジ
70 絞り/絞り区間
71 排出管路部分
72 制御装置
74 制御ライン
75 調圧弁
76 液体測定器
78 信号ライン
80 潤滑剤タンク
82 供給路
84 排出路
86 潤滑剤ポンプ
88 充填レベル測定器
90 ベンチレーション管路
92 遮断弁
94 捕集容器
96 充填レベル測定器

Claims (10)

  1. 水中に位置する軸(2)をシールするシール装置(1)であって、前記軸(2)に装着可能でかつ該軸(2)に回動不能に結合可能なブシュ(18)を備えており、該ブシュ(18)は、該ブシュ(18)に対して位置固定のハウジング(22)によって取り囲まれており、該ハウジング(22)内に、前記ブシュ(18)に向かって開放された少なくとも1つの潤滑剤室(30)と、前記ブシュ(18)に向かって開放された少なくとも1つの空気室(28)とが形成されており、前記室(28,30)は、シールリング(36)を介して互いにシールされており、さらに前記ブシュ(18)を取り囲むスライドリングシール(44)と、前記空気室(28)に対して空気を供給・排出する供給管路(60)および排出管路(62)とを備えている、シール装置において、
    前記少なくとも1つの潤滑剤室(30)は、少なくとも1つのオイル管路(82,84)を介して潤滑剤タンク(80)に流体接続されている潤滑オイルによって満たされており、前記空気室(28)における空気圧が、前記潤滑剤室(30)におけるオイル圧よりも高いことを特徴とする、シール装置。
  2. 圧縮空気源側の圧縮空気調整弁(75)および/または排出管路側の弁装置(66)に対して作用する制御装置(72)が設けられている、請求項1記載のシール装置。
  3. 供給管路側に液体測定器(76)が配置されており、該液体測定器(76)は、確定された液体含有量もしくは湿分含有量の到達時に、ドレン工程を導入するために起動信号を前記制御装置(72)に伝達し、かつ/または警告信号を発信する、請求項1または2記載のシール装置。
  4. 排出管路側に、前記空気室(28)から排出された液体を捕集する捕集容器(94)と、充填レベル測定器(96)とが配置されており、該充填レベル測定器(96)は、前記捕集容器(94)における最高液体レベルの到達時に、ドレン工程を導入するために起動信号を前記制御装置(72)に送り、かつ/または警告信号を発信する、請求項1から3までのいずれか1項記載のシール装置。
  5. 排出管路側に絞り(70)が配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のシール装置。
  6. 前記潤滑剤室(30)は、前記空気室(28)とは反対の側において、オイル圧よりも低い内圧が存在している内室(10)に対してシールされている、請求項1から5までのいずれか1項記載のシール装置。
  7. 前記空気室(28)は、前記スライドリングシール(44)の、前記ブシュ(18)に向かって開放されたリング室(56)に、流体接続されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のシール装置。
  8. 水中に位置する軸(2)をシールする方法であって、前記軸(2)に向かって開放された潤滑剤室(30)に、潤滑オイルを供給し、かつ前記軸(2)に向かって開放していて軸方向において隣接した空気室(28)に、空気を供給し、前記室(28,30)は半径方向内側において前記軸(2)または、該軸(2)に配置されたブシュ(18)によって閉鎖されており、前記室(28,30)の間にシールリング(36)が配置されていて、該シールリング(36)は、前記両方の室(28,30)を互いに隔てており、前記空気室(28)における空気圧を、前記潤滑剤室(30)におけるオイル圧よりも高く設定することを特徴とする、方法。
  9. 前記空気室(28)を不連続にドレンする、請求項8記載の方法。
  10. 請求項1から7までのいずれか1項記載の、少なくとも1つのプロペラ軸(2)をシールするシール装置(1)を備えた船舶。
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