JP2021032404A - 可動シャフトの気密シールを行う装置、及びこのような装置を使用するコンプレッサ又はエキスパンダ装置 - Google Patents

可動シャフトの気密シールを行う装置、及びこのような装置を使用するコンプレッサ又はエキスパンダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エキスパンダ装置の動作中に、シャフトシールからの天然ガスの漏出を防止する
【解決手段】可動シャフト(2)の気密シールを行う装置(1)であって、可動シャフトと、可動シャフトの周囲に互いに距離(A)だけ隔てて取り付けられた2つのシール(3)とを含み、可動シャフトの周囲のシール間に、液体(7)で満たされてシールによって両側を閉じられた液体チャンバ(4)が位置し、液体チャンバが液柱(8)に直結することにより、液柱が液体チャンバ内の静水圧を保証する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動シャフトをシールするための装置に関する。
具体的には、本発明は、以下に限定するわけではないが、例えば発電機などの機械的負荷の被駆動シャフトを駆動させる駆動シャフトを有する少なくとも1つのエキスパンダ要素を含むエキスパンダ装置であって、被駆動シャフトと駆動シャフトとの間に、キャビネットを備えた動力伝達装置が設けられ、被駆動シャフト及び駆動シャフトがキャビネット内に延びる、エキスパンダ装置における応用を意図するものである。
動力伝達装置は、例えば歯車式動力伝達装置、ベルト式動力伝達装置、直接カップリング、又はフレキシブルカップリングとすることができる。
膨張中には、発電機が電気エネルギーを生成することができる。
このようなエキスパンダ装置は、天然ガスの膨張に使用されることが知られている。
エキスパンダ装置の動作中には、シャフトシールを設けているにもかかわらず、膨張させるべき天然ガスの一部がエキスパンダ要素の駆動シャフトを介してキャビネットに漏出することが知られている。
換言すれば、キャビネット内には天然ガスが存在してわずかな過圧をもたらし、この過圧が、キャビネット内に外気が漏出できないことを確実にしてキャビネット内での天然ガスと空気との混合を回避できるようにする。
実際には、キャビネット内の圧力が過度に高くなるのを避けるために、この天然ガスは必要に応じてエキスパンダ装置の出口側に排出される。
排出された天然ガスに空気が含まれていれば、これらが問題を引き起こしてシステムをさらに停止させる恐れがある。
発電機側でも、具体的には駆動シャフト付近において、やはりキャビネットと発電機/環境との間に漏れが存在する。
キャビネットから天然ガスが漏出すると、キャビネット内の過圧が失われる恐れがあるだけでなく、キャビネットに空気が進入した場合にも不利であるため、発電機の駆動シャフトは厳密にシールする必要がある 。
しかしながら、既知のシールではこれが不可能である。常にわずかな漏れ経路が存在する。
その結果、過剰な量の天然ガスが漏出してキャビネット内の圧力が低くなりすぎ、及び/又はキャビネット内に空気が入り込むリスクが常に付きまとう。
本発明の目的は、可動シャフトの気密シールを可能にする装置を提供することによって、上記の及びその他の不利点のうちの少なくとも1つの不利点の解決策を示すことである。
本発明の目的は、可動シャフトの気密シールを行う装置であって、可動シャフトと、可動シャフトの周囲に互いに一定距離だけ隔てて取り付けられた2つのシールとを備え、可動シャフトの周囲のシール間に、液体で満たされてシールによって両側を閉じられた液体チャンバが位置し、液体チャンバが液柱に直結することにより、液柱が液体チャンバ内の静水圧を保証するようになる、装置である。
「可動シャフト」とは、作動時に回転運動又は並進運動などの運動を行うシャフトを意味する。
「直結」とは、液体が液体チャンバから液柱までの自由経路を有し、クロージャ又はバルブなどが一切存在せず、換言すれば液体チャンバと液柱とが1つの液体体積を構成することを意味する。
これにより、高静水圧がもたらされる液体チャンバを形成することによって上記シールの逆側の圧力に対する過圧を実現することができ、これによって液体チャンバの一方側から他方側に可動シャフトを介してガスが漏出できなくなるという利点が得られる。
液柱の高さは、液体チャンバ内に常に十分な静水圧が存在するように好適に選択することができる。
液柱は、例えば液体チャンバに連結し、通常条件において液体チャンバの垂直方向上向きに延びて静水圧を生成できる、液体で満たされたパイプ又は導管によって実現することができる。
しかしながら、周知のように、生成される静水圧は、液柱の正確な形状ではなく、液柱内の液体の高さ又は水位のみに依存する。
このため、ここでは「液柱」を「柱」の形状に関して広義に解釈する必要がある。
別の利点は、このような装置が可動部品又は高価な部品を含まず、従って可動シャフトの気密シールのための安価で持続可能な解決策である点である。
さらに別の利点は、この装置を多くの異なるタイプの機械に提供できる点である。
可動シャフトの周囲の2つのシール間の上記距離は、対象の機械に応じて選択される。例えば、天然ガスを膨張させるエキスパンダ装置では、この距離を5ミリメートルとすることができる。
上記シールは、液体チャンバから液体が漏出するのを防ぐ。このようなシールは、気体の漏れよりも液体の漏れをシールするのにはるかに効果的であることが知られている。
さらに、例えば水又は油などの液体の漏れによって生じる問題は、天然ガスの漏れによって生じる問題よりもはるかに少ない。
装置は、上記液体で少なくとも部分的に満たされたタンクと、タンクから液体チャンバの液体入口まで延びる給水管とをさらに備えることが好ましい。
このようにして、液体チャンバをタンクから補給することができる。液柱は、液体チャンバに直結しているので、液柱もこのようにして補給することにより、液体チャンバ内の静水圧が高まるようになる。
換言すれば、これによって液体チャンバ内の圧力を制御することができる。
当然ながら、例えば頂部において補給できる液柱と協働することも可能である。
好ましい実施形態では、液柱に、一端が液体チャンバに連結されて他端が上記タンクに連結された導管又はパイプなどが使用される。
これには、液体チャンバ、液柱、タンク及び給水管から成る完全に閉じた液体回路が形成されるという利点がある。
本発明は、駆動部の駆動シャフトによって駆動される被駆動シャフトを有する少なくとも1つのコンプレッサ要素を備えたコンプレッサ装置であって、被駆動シャフトと駆動シャフトとの間に、キャビネットを備えた動力伝達装置が設けられ、被駆動シャフト及び駆動シャフトがキャビネット内に延び、駆動シャフトの周囲に、互いに一定距離だけ隔てて2つのシールが取り付けられ、駆動シャフトの周囲のシール間に、液体で満たされてシールによって両側を閉じられた液体チャンバが位置し、液体チャンバが液柱に直結することにより、液柱が液体チャンバ内の静水圧を保証するようになる、コンプレッサ装置にも関する。
本発明は、機械的負荷の被駆動シャフトを駆動する駆動シャフトを有する少なくとも1つのエキスパンダ要素を備えたエキスパンダ装置であって、被駆動シャフトと駆動シャフトとの間に、キャビネットを備えた動力伝達装置が設けられ、被駆動シャフト及び駆動シャフトがキャビネット内に延び、被駆動シャフトの周囲に、互いに一定距離だけ隔てて2つのシールが取り付けられ、被駆動シャフトの周囲のシール間に、液体で満たされてシールによって両側を閉じられた液体チャンバが位置し、液体チャンバが液柱に直結することにより、液柱が液体チャンバ内の静水圧を保証するようになる、エキスパンダ装置にも関する。
上記機械的負荷は、例えば発電機、コンプレッサ要素、又はポンプ要素とすることができる。
言うまでもなく、このようなコンプレッサ及びエキスパンダ装置の利点は、本発明による可動シャフトの気密シールを行う装置の利点と同様である。
以下、本発明の特徴をより良好に示す目的で、適用先の可動シャフト及びコンプレッサ又はエキスパンダ装置の気密シールを行う本発明による装置のいくつかの好ましい実施形態を、添付図面を参照しながら、限定的な性質を一切伴わずにほんの一例として説明する。
本発明による、可動シャフトの気密シールを行う装置を概略的に示す図である。 本発明によるエキスパンダ装置を概略的に示す図である。 本発明によるコンプレッサ装置を概略的に示す図である。
図1に概略的に示す、本発明による可動シャフト2の気密シールを行う装置1は、上記シャフト2の周囲に取り付けられた2つのシール3を含む。
この例では、本発明にとって必須ではないが、上記シール3がリップシールである。
シール3は、シール間に空間が自由に保たれるように、シャフト2の周囲に互いに距離Aだけ隔てて取り付けられる。
シャフト2の周囲のシール3間には、液体チャンバ4が位置する。液体チャンバ4は、上記シール3によって両側が閉じられており、或いは換言すれば、シール3は液体チャンバ4の壁部の一部である。
液体チャンバは、例えばハウジング5内に、シャフト2が移動可能に取り付けられた必要な凹部6又は溝を設けることによって実現することができる。
液体チャンバ4は、液体7で満たされる。
この例では、液体7が油であるが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記シール3は、液体7が可動シャフト2を介して液体チャンバ4から漏出するのを防ぐ。
本発明による装置1は、液柱8も備える。
液柱8は、液体チャンバ4に直結される。
液柱8は、液体チャンバ4内に静水圧をもたらすことができる。
上述したように、このことは、液体7が液体チャンバ4から液柱8に自由に流動することができ、バルブ又はその他のクロージャが液体7の流路を妨げないことを意味する。
この例では、装置1が、上記液体7で少なくとも部分的に満たされたタンク9と、タンク9から液体チャンバ4の液体7の入口11まで延びる給水管10とをさらに備える。
上記給水管10には、タンク9から上記液体チャンバ4に液体7を圧送できる液体ポンプ12が含まれる。
この液体ポンプ12は、独自の駆動部を有することも、或いはこの例のように可動シャフト2によって駆動することもできる。或いは、換言すれば、可動シャフト2は、液体ポンプ12の駆動部の一部である。
液体チャンバ4の液体7の上記入口11は、液体7が入口11を介して液体チャンバ4から離れるのを防ぐ一方で、逆方向においては液体7が逆止弁13を通じて液体チャンバ4に逆流できるようにする逆止弁13によって閉じることができる。
これにより、液体ポンプ12が停止した時に液体チャンバ4が空になることが防がれる。
逆止弁13の代わりに異なるタイプのバルブを使用して入口11を閉じることも除外されない。
図示の例では、液柱8に、一端15aが液体チャンバ4に連結されて他端15bが上記タンク9に連結された導管14が使用される。
導管14は、パイプ又はチューブとすることもできる。
装置1の通常の使用条件では、上記導管14が液体チャンバ4の上方に垂直に延びることが明らかである。
導管14がタンク9に交わる位置は、図1の液体チャンバ4よりも高い。
さらに、この例では、可動シャフト2が上記タンク9内に延びることにより、本発明による装置1は、タンク9内に存在するあらゆるガスが可動シャフト2に沿って漏出するのを防ぐことができる。
ここでは、このタンクを、以下の実施形態例で説明するような動力伝達装置のキャビネットとして使用することができる。
装置1の動作は非常に単純であり、以下の通りである。
動作中、すなわち可動シャフト2の回転時には、液体ポンプ12が可動シャフト2によって駆動される。
液体7は、液体チャンバ4の入口11までの給水管10を介してタンク9から液体チャンバ4に圧送される。
液体チャンバ4には液柱8が連結されているので、この結果、液柱8内の水位が上昇する。
水位が上昇し続けると、過剰な液体7が最終的にタンク9内に溢れ出し、これを再びタンク9から液体チャンバ4に圧送することができる。
液柱8に起因して、液体チャンバ4内には、タンク9内の圧力よりも高い静水圧が存在する。
この高い静水圧は、液柱8を十分に高くすることによって保証することができる。
これにより、タンク9に含まれるガスが液体チャンバ4を越えて漏出することが防がれる。
この結果、タンク9からのガスの漏出が防がれ、タンク9内の圧力の維持が保証される。
可動シャフト2が停止すると、液体ポンプ12も停止する。この結果、もはや液体7は液体チャンバ4に圧送されなくなる。
逆止弁13は、液体7が液体チャンバ4から流出するのを防ぎ、これによって液柱8の水位、ひいては液体チャンバ4内の圧力が維持されるようになる。
この結果、たとえ可動シャフト2が停止した後でも、タンク9からガスが漏れることはできない。
換言すれば、たとえ可動シャフト2が動いていない場合でも、装置1はシャフト2の気密シールを確実にする。
図2に、図1に示すような本発明による装置1を備えたエキスパンダ装置16を示す。
この例では、エキスパンダ装置16が1つのエキスパンダ要素17を含むが、これは複数のエキスパンダ要素17とすることもできる。
エキスパンダ要素17は、この例では発電機20である機械的負荷20の被駆動シャフト19を駆動させる駆動シャフト18を備える。
従って、発電機20は、機械的負荷20としての役割を果たすはずである。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。機械的負荷20は、コンプレッサ要素又はポンプ要素とすることもできる。
駆動シャフト18と被駆動シャフト19との間には動力伝達装置21が存在し、上記タンク9は、ケーシング22又はハウジング22のキャビネット22としての役割を果たす。
この例では、動力伝達装置21が歯車式動力伝達装置21として実行され、キャビネット22がギアボックス22であるが、本発明はこれに限定されるものではない。
駆動シャフト18及び被駆動シャフト19は、いずれもこのギアボックス22内に延びる。
この例では、可動シャフト2が発電機20の被駆動シャフト19である。すなわち、被駆動シャフト19の周囲には、互いに距離Aだけ隔てて2つのシール3が設けられ、被駆動シャフト19の中間の周囲には、液柱8を有する液体チャンバ4が設けられる。
その他の点では、エキスパンダ装置16を備えた装置1の構成は図1に類似する。
エキスパンダ装置16を備えた装置1の動作も図1に類似する。
図3は、図2に非常に類似しているが、この例では、エキスパンダ要素17及び発電機20の代わりにコンプレッサ要素24及び駆動部25を含むコンプレッサ装置23に関する図である点が異なる。
駆動部25は、例えば電気モータとすることができる。
図1に示すような本発明による装置1は、駆動部25の駆動シャフト18上に設けられる。
その他の点では、この装置は図2と同様である。
上述した例では、シャフトが常に移動可能であり、具体的には回転シャフト2であるが、本発明は、可動並進シャフト(movable translating shafts)2にも適用できることが明らかである。
当然ながら、本発明は、非可動シャフト又は静止シャフトにも適用可能であるが、このようなシャフトの気密シールを行う別の装置は既に知られている。
本発明は、一例として説明し図面に示した実施形態に決して限定されるものではなく、適用先の可動シャフト及びコンプレッサ又はエキスパンダ装置の気密シールを行う本発明による装置は、本発明の範囲から逸脱することなく全ての種類の形態及び寸法で実現することができる。
1 装置
2 可動シャフト
3 シール
4 液体チャンバ
5 ハウジング
6 凹部
7 液体
8 液柱
9 タンク
10 給水管
11 入口
12 液体ポンプ
13 逆止弁
14 導管
15a 導管の一端
15b 導管の他端
A シール間の距離

Claims (27)

  1. 可動シャフト(2)の気密シールを行う装置(1)であって、前記可動シャフト(2)と、該可動シャフト(2)の周囲に互いに距離(A)だけ隔てて取り付けられた2つのシール(3)とを備え、前記可動シャフト(2)の周囲の前記シール(3)間に、液体(7)で満たされて前記シール(3)によって両側を閉じられた液体チャンバ(4)が位置し、該液体チャンバ(4)は、液柱(8)に直結することにより、前記液柱(8)が前記液体チャンバ(4)内の静水圧を保証するようになる、
    ことを特徴とする装置。
  2. 前記装置(1)は、前記液体(7)で少なくとも部分的に満たされたタンク(9)と、該タンク(9)から前記液体チャンバ(4)の液体(7)の入口(11)に延びる給水管(10)とをさらに備える、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記給水管(10)に、前記タンク(9)から前記液体チャンバ(4)に液体(7)を圧送するように構成された液体ポンプ(12)が含まれる、
    請求項2に記載の装置。
  4. 前記可動シャフト(2)は、前記液体ポンプ(12)の駆動部の一部である、
    請求項3に記載の装置。
  5. 前記液柱(8)に、一端(15b)が前記液体チャンバ(4)に連結されて他端(15a)が前記タンク(9)に連結された導管(14)又はパイプなどが使用される、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記可動シャフト(2)は、前記タンク(9)内に延びる、
    請求項2から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記タンク(9)は、動力伝達装置(21)のキャビネット(22)としての役割を果たす、
    請求項2から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 液体(7)の前記入口(11)は、液体(7)が前記入口を介して前記液体チャンバ(4)から離れるのを防ぐ逆止弁(13)によって閉じることができる、
    請求項2から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記液体(7)は油である、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記シール(3)はリップシールである、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 駆動部の駆動シャフト(18)によって駆動される被駆動シャフト(19)を有する少なくとも1つのコンプレッサ要素(24)を備えたコンプレッサ装置であって、前記被駆動シャフト(19)と前記駆動シャフト(18)との間に、キャビネット(22)を備えた動力伝達装置(21)が設けられ、前記被駆動シャフト(19)及び前記駆動シャフト(18)は、前記キャビネット(22)内に延び、前記駆動シャフト(18)の周囲に、互いに距離(A)だけ隔てて2つのシール(3)が取り付けられ、前記駆動シャフト(18)の周囲の前記シール(3)間に、液体で満たされて前記シール(3)によって両側を閉じられた液体チャンバ(4)が位置し、前記液体チャンバ(4)は、液柱(8)に直結することにより、前記液柱(8)が前記液体チャンバ(4)内の静水圧を保証するようになる、
    ことを特徴とするコンプレッサ装置。
  12. 前記キャビネット(22)は、液体(7)で少なくとも部分的に満たされ、前記キャビネット(22)から前記 液体チャンバ(4)の液体(4)の入口(11)まで延びる給水管(10)が設けられる、
    請求項11に記載のコンプレッサ装置。
  13. 前記給水管(10)に、前記キャビネット(22)から前記液体チャンバ(4)に液体(7)を圧送できる液体ポンプ(12)が含まれる、
    請求項12に記載のコンプレッサ装置。
  14. 前記液体ポンプ(12)は、前記駆動シャフト(18)によって駆動される、
    請求項13に記載のコンプレッサ装置。
  15. 前記液柱(8)に、一端(15b)が前記液体チャンバ(4)に連結されて他端(15a)が前記キャビネット(22)に連結された導管(14)又はパイプなどが使用される、
    請求項12から14のいずれか一項に記載のコンプレッサ装置。
  16. 液体(7)の前記入口(11)は、液体(7)が前記入口(11)を介して前記液体チャンバ(4)から離れるのを防ぐ逆止弁(13)によって閉じることができる、
    請求項12から15のいずれか一項に記載のコンプレッサ装置。
  17. 前記液体(7)は油である、
    請求項11から16のいずれか一項に記載のコンプレッサ装置。
  18. 前記シール(3)はリップシールである、
    請求項11から17のいずれか一項に記載のコンプレッサ装置。
  19. 機械的負荷の被駆動シャフト(19)を駆動する駆動シャフト(18)を有する少なくとも1つのエキスパンダ要素(17)を備えたエキスパンダ装置であって、前記被駆動シャフト(19)と前記駆動シャフト(18)との間に、キャビネット(22)を備えた動力伝達装置(21)が設けられ、前記被駆動シャフト(19)及び前記駆動シャフト(18)は、前記キャビネット(22)内に延び、前記被駆動シャフト(19)の周囲に、互いに距離(A)だけ隔てて2つのシール(3)が取り付けられ、前記被駆動シャフト(19)の周囲の前記シール(3)間に、液体で満たされて前記シール(3)によって両側を閉じられた液体チャンバ(4)が位置し、前記液体チャンバ(4)は、液柱(8)に直結することにより、前記液柱(8)が前記液体チャンバ(4)内の静水圧を保証するようになる、
    特徴とするエキスパンダ装置。
  20. 前記キャビネット(22)は、液体(7)で少なくとも部分的に満たされ、前記キャビネット(22)から前記 液体チャンバ(4)の液体(4)の入口(11)まで延びる給水管(10)が設けられる、
    請求項19に記載のエキスパンダ装置。
  21. 前記給水管(10)に、前記キャビネット(22)から前記液体チャンバ(4)に液体(7)を圧送できる液体ポンプ(12)が含まれる、
    請求項20に記載のエキスパンダ装置。
  22. 前記液体ポンプ(12)は、前記被駆動シャフト(19)によって駆動される、
    請求項21に記載のエキスパンダ装置。
  23. 前記液柱(8)に、一端(15b)が前記液体チャンバ(4)に連結されて他端(15a)が前記キャビネット(22)に連結された導管(14)又はパイプなどが使用される、
    請求項20から22のいずれか一項に記載のエキスパンダ装置。
  24. 液体(7)の前記入口(11)は、液体(7)が前記入口(11)を介して前記液体チャンバ(4)から離れるのを防ぐ逆止弁(13)によって閉じることができる、
    請求項20から23のいずれか一項に記載のエキスパンダ装置。
  25. 前記液体(7)は油である、
    請求項19から24のいずれか一項に記載のエキスパンダ装置。
  26. 前記シール(3)はリップシールである、
    請求項19から25のいずれか一項に記載のエキスパンダ装置。
  27. 前記機械的負荷(20)は、発電機、コンプレッサ要素、又はポンプ要素である、
    請求項19から25のいずれか一項に記載のエキスパンダ装置。
JP2019215202A 2019-08-29 2019-11-28 可動シャフトの気密シールを行う装置、及びこのような装置を使用するコンプレッサ又はエキスパンダ装置 Active JP6924810B2 (ja)

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