JP2017527158A - データ・フローにおける補足コンテンツの制御 - Google Patents

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Abstract

データ・フローにおける補足コンテンツの制御の為のシステム及び方法は、広告コンテンツ等の補足コンテンツがデータ・フローの中の他のコンテンツとは別に取り扱われ得るように提供される。一実施形態は、モバイル・ユーザ機器(UE)にサービスするパケット交換(PS)ネットワークのネットワーク要素を備えている。ネットワーク要素は、UEによって要求されるコンテンツのダウンロードのために、パケットのデータ・フローを受信し、データ・フローの中で、UEによって要求されなかった補足コンテンツを識別し、補足コンテンツの送信に関する決定を行い、その決定に基づいてデータ・フローの少なくとも一部分を送信する。例えば、反復頻度限界、時間的限界、又は反復頻度限界とそれに対応する時間的限界を利用して、補足コンテンツの送信を制御することができる。補足コンテンツはまた、データ・フローの他のコンテンツとは別に、課金される可能性もある。

Description

本発明は、通信システムの分野に関し、また詳細には、通信システムにおけるセッションについてのデータ・フローの配信に関する。
サービス・プロバイダは、一般的にモバイル・デバイスのエンド・ユーザに対して非常に多くの音声サービスとデータ・サービスとを提供する。音声サービスのいくつかの例は、音声コール、コール転送、コール・ウェイティング(call waiting)などである。データ・サービスのいくつかの例は、インターネット・アクセス、ストリーミング・オーディオ、ストリーミング・ビデオ、オンライン・ゲーミング、インターネット・プロトコル・テレビジョン(IP−TV:Internet Protocol television)などである。
サービス・プロバイダによって導入された第1のタイプのワイヤレス・ネットワークまたはモバイル・ネットワークは、第1世代(1G:First Generation)ネットワークと、第2世代(2G:Second Generation)ネットワークとであった。1Gネットワークは、アナログ信号を経由して、音声サービスを提供し、また次いでデジタル信号を経由して音声サービスを提供した2Gネットワークへと進化した。モバイル通信は、次いで、音声サービスと、データ・サービスとの両方を提供した3G(2.5Gを含む)ネットワークへと進化した。例えば、3Gネットワークは、ワイヤレス音声電話通信、ならびにインターネット・アクセス、ビデオ・コール、モバイルTVなどのデータ・サービスを提供することができる。サービス・プロバイダによって実装される3Gネットワークのうちのいくつかは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)ネットワーク、機能強化音声データ最適化(EV−DO:Enhanced Voice Data Optimized)ネットワーク、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)ネットワークなどであった。サービス・プロバイダは、今や、パケット交換(PS: Packet−Switched)ネットワーク上の第4世代(4G:Fourth Generation)技術に向かってそれらのネットワークを移行させ始めている。4Gネットワークは、本質的には、データ速度の観点からの3Gネットワークに対する機能強化である。例えば、3Gネットワークは、約3.5Mビット/秒のデータ速度を提供することができる。国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)によれば、4Gネットワークは、100Mビット/秒のデータ速度を提供することができる。4Gネットワークの1つの例は、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)ネットワークである。
モバイル・デバイスが、PSネットワーク上のセッション(例えば、IP接続性アクセス・ネットワーク(IP−CAN:IP Connectivity Access Network)セッション)を開始するときに、モバイル・デバイスからのセッション要求は、要求されたサービス(例えば、オンライン・ゲーミング、IP−TVなど)の記述を含んでいる。PSネットワークは、モバイル・デバイスを認証し、またモバイル・デバイスが、どのサービスを受信することを認可されるかを決定する。要求されたサービスが認可される場合、そのときにはPSネットワークは、選択されたパケット・データ・ネットワーク(PDN:Packet Data Network)上の規定された容量と、遅延と、ビット・エラー・レートとのベアラ経路(例えば、IP CANベアラ)を予約する。次いで、パケットのフローが、サービスのために開始されることもあり、これは、PDNの上のデータ・フローまたはサービス・データ・フローと称される。
広告コンテンツなど、追加のコンテンツまたは補足コンテンツをセッションのデータ・フローへと挿入することができるエンティティが、存在している。ある種の例においては、補足コンテンツは、エンド・ユーザによって要求されてきていないこともある。例えば、エンド・ユーザが、コンテンツ・プロバイダからビデオをダウンロードすることを要求する場合、そのときにはコンテンツ・プロバイダ(または中間のエンティティ)は、ビデオについてのデータ・フローの中に広告を挿入することができ、その結果、エンド・ユーザは、ビデオを見るときに広告を見るようになる。これは、エンド・ユーザが、ある期間中に消費される帯域幅の量に基づいて課金され得るので、問題になる可能性がある。この補足コンテンツが、セッションについてのデータ・フローに挿入されるので、エンド・ユーザは、最終的に、ユーザのモバイル・デバイスに対する補足コンテンツの転送によって消費される帯域幅について課金される可能性がある。
本明細書において説明される実施形態は、エンド・ユーザによって具体的に要求されたデータ・フローの他のコンテンツとは別に、データ・フローにおける補足コンテンツの制御を可能にする。ネットワーク要素が、エンド・ユーザのセッションをサービスするときに、ネットワーク要素は、データ・フローにおける広告コンテンツなど、セッションのデータ・フローにおける補足コンテンツを識別する。ネットワーク要素は、次いで、補足コンテンツが、UEに対して送信されるべきかどうかを決定し、またその決定に基づいて、UEに対してデータ・フローの少なくとも一部分を送信する。ネットワーク要素は、データ・フローにフィルタをかけ、またそのデータ・フローについてのある部分を送信することができる(すなわち、データ・フローの完全な100パーセントの部分は、補足コンテンツを含んでおり、または補足コンテンツが取り除かれたときの残りのデータ・フローのより少ない部分を含んでいる)。それゆえに、エンド・ユーザに対する補足コンテンツの送信は、望ましい頻度だけに限定される可能性がある。例えば、エンド・ユーザは、セッション中に、しきい値頻度より上の同じ広告コンテンツを繰り返して受信しなくてもよい。
補足コンテンツが送信される場合に、ネットワーク要素は、課金システムに対して送信される課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入する。次いで、課金システムは、エンド・ユーザによって要求されたデータ・フローの他のコンテンツとは別に、補足コンテンツについて課金することができる。それゆえに、エンド・ユーザは、補足コンテンツのために消費される帯域幅について課金されない可能性がある。例えば、エンド・ユーザがまず第1に広告コンテンツをダウンロードする要求を有していないときに、エンド・ユーザは、広告コンテンツについては課金されない可能性がある。
一実施形態は、モバイル・ユーザ機器(UE:User Equipment)にサービスを提供するパケット交換(PS)ネットワークのためのネットワーク要素を備えている。ネットワーク要素は、UEによって要求されたコンテンツのダウンロードのためのパケットのデータ・フローを受信し、データ・フローにおいて、UEによって要求されなかった補足コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)を識別し、UEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行い、またその決定に基づいて、UEに対してデータ・フローの少なくとも一部分を送信するように構成されている。
別の実施形態においては、決定が、補足コンテンツがUEに対して送信されるべきであることを確立したときに、ネットワーク要素は、補足コンテンツを含むデータ・フローを送信し、また決定が、補足コンテンツがUEに対して送信されるべきでないことを確立したときに、補足コンテンツなしにデータ・フローを送信するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、反復頻度限界、時間的限界、または反復頻度限界とそれに対応する時間的限界のうちの少なくとも1つに基づいて、決定を行うように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、反復頻度限界に基づいて、決定を行うように構成されている。別の実施形態においては、反復頻度限界についての第1の値は、データ・フローを用いた、補足コンテンツの送信を禁止する。別の実施形態においては、反復頻度限界についての第2の値は、データ・フローを用いた、補足コンテンツの送信を禁止することはない。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、補足コンテンツが、その間にデータ・フローを用いて送信され得る時間を示す時間的限界に基づいて、決定を行うように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、反復頻度限界と、対応する時間的限界とに基づいて、決定を行うように構成されており、反復頻度限界は、補足コンテンツが、対応する時間的限界の内部で、データ・フローを用いて送信され得る回数を示している。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、補足コンテンツを識別する補足コンテンツ識別子に基づいて、決定を行うように構成されているか、補足コンテンツについての責任を負うパーティを識別するパーティ責任識別子に基づいて、決定を行うように構成されているか、UEに対して提供される補足コンテンツのボリュームに基づいて、決定を行うように構成されているか、補足コンテンツのために必要とされる最小のサービス品質(QoS:Quality of Service)に基づいて、決定を行うように構成されているか、補足コンテンツのために示されるQoSに基づいて、決定を行うように構成されているか、あるいは補足コンテンツ識別子、パーティ責任識別子、UEに対して提供される補足コンテンツのボリューム、補足コンテンツのために必要とされる最小のサービス品質(QoS)、または補足コンテンツのために示されるQoSについての任意の組合せに基づいて、決定を行うように構成されているかのうちの少なくとも1つである。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、補足コンテンツの広告位置と、UEに関連するサービス品質とに基づいて、補足コンテンツの送信のサービス品質を制御するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、UEセッション・ベースで、UEに対する補足コンテンツの配信を追跡し、また1つまたは複数の追跡されたUEセッションに基づいて、UEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行うように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、UEについての1つまたは複数のセッションの内部の1つまたは複数のベアラに関連する1つまたは複数のデータ・フローに基づいて、UEに対する補足コンテンツの配信を追跡し、また追跡される配信に基づいて、UEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行うように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、課金要求を生成し、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入し、また課金システムに対して課金要求を送信するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、課金要求を生成し、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入し、また課金システムに対して課金要求を送信するように構成されている。課金システムは、次いで、UEによって要求されるコンテンツとは別に、補足コンテンツについて課金することができる。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、データ・フローにおける補足コンテンツの量を測定し、また課金要求の中に補足コンテンツの量のインジケータを挿入するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、データ・フローにおける補足コンテンツを搬送するパケットの数をカウントし、また課金要求の中に補足コンテンツを搬送するパケットの数のインジケータを挿入するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、補足コンテンツについて責任を負うパーティを識別し、また課金要求の中にそのパーティのインジケータを挿入するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、それぞれのパケットが補足コンテンツを搬送するかどうかを示す、データ・フローにおけるそれぞれのパケットのヘッダ・フィールドの中の識別子を処理するように構成されている。
別の実施形態においては、課金要求は、ダイアメータ課金要求を含んでおり、また属性値ペア(AVP:Attribute Value Pair)は、ダイアメータ課金要求における広告コンテンツについての課金情報のために規定される。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、補足コンテンツについての課金情報とは別に、課金要求の中にUEによって要求されるコンテンツについての課金情報を挿入するように構成されている。
別の実施形態においては、ネットワーク要素は、第2の課金要求を生成し、また第2の課金要求の中にUEによって要求されるコンテンツについての課金情報を挿入するように構成されている。
別の実施形態は、モバイルUEにサービスするPSネットワークについてのネットワーク要素において動作可能な方法を含んでいる。本方法は、ユーザ機器(UE)にサービスするパケット交換(PS)ネットワークのためのネットワーク要素において、UEによって要求されるコンテンツのダウンロードのためにパケットのデータ・フローを受信するステップと、データ・フローの中で、UEによって要求されなかった補足コンテンツを識別するステップと、UEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行うステップと、その決定に基づいて、UEに対してデータ・フローの少なくとも一部分を送信するステップとを含む。
別の実施形態においては、データ・フローの少なくとも一部分を送信するステップは、決定が、補足コンテンツがUEに対して送信されるべきであることを確立したときに、補足コンテンツを含むデータ・フローを送信するステップ、または決定が、補足コンテンツがUEに対して送信されるべきではないことを確立したときに、補足コンテンツなしにデータ・フローを送信するステップを含んでいる。
別の実施形態においては、決定を行うステップは、反復頻度限界、時間的限界、または反復頻度限界とそれに対応する時間的限界のうちの少なくとも1つに基づいている。
別の実施形態においては、決定を行うステップは、反復頻度限界に基づいており、また反復頻度限界についての第1の値は、データ・フローを用いた、補足コンテンツの送信を禁止する。
別の実施形態においては、決定を行うステップは、反復頻度限界に基づいており、また反復頻度限界についての第2の値は、データ・フローを用いた、補足コンテンツの送信を禁止することはない。
別の実施形態においては、決定を行うステップは、時間的限界に基づいており、また時間的限界は、補足コンテンツが、その間にデータ・フローを用いて送信され得る時間を示している。
別の実施形態においては、決定を行うステップは、反復頻度限界に基づいており、また反復頻度限界は、補足コンテンツが、対応する時間的限界の内部でデータ・フローを用いて送信され得る回数を示している。
別の実施形態においては、決定を行うステップは、補足コンテンツを識別する補足コンテンツ識別子、補足コンテンツについての責任を負うパーティを識別するパーティ責任識別子、UEに対して提供される補足コンテンツのボリューム、補足コンテンツのために必要とされる最小のサービス品質(QoS)の識別子、補足コンテンツのために示されるQoS、またはそれらの任意の組合せに基づいている。
別の実施形態においては、データ・フローの少なくとも一部分を送信するステップは、補足コンテンツの広告位置と、UEに関連するサービス品質とに基づいて、補足コンテンツの送信のサービス品質を制御するステップを含んでいる。
別の実施形態においては、本方法は、UEセッション・ベースでUEに対する補足コンテンツの配信を追跡するステップを含んでおり、またUEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行うステップは、1つまたは複数の追跡されたUEセッションに基づいている。
別の実施形態においては、本方法は、UEについての1つまたは複数のセッションの内部の1つまたは複数のベアラに関連する1つまたは複数のデータ・フローに基づいて、UEに対する補足コンテンツの配信を追跡するステップを含んでおり、またUEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行うステップは、基づいている。
別の実施形態においては、本方法は、課金要求を生成するステップと、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入するステップと、課金システムに対して課金要求を送信するステップとを含む。
別の実施形態においては、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入するステップは、データ・フローにおける補足コンテンツの量を測定するステップと、課金要求の中に補足コンテンツの量のインジケータを挿入するステップとを含む。
別の実施形態においては、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入するステップは、データ・フローにおける補足コンテンツを搬送するパケットの数をカウントするステップと、課金要求の中に補足コンテンツを搬送するパケットの数のインジケータを挿入するステップとを含む。
別の実施形態においては、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入するステップは、補足コンテンツについての責任を負うパーティを識別するステップと、課金要求の中にパーティのインジケータを挿入するステップとを含む。
別の実施形態においては、データ・フローにおける補足コンテンツを識別するステップは、それぞれのパケットが、補足コンテンツを搬送することを示す、データ・フローにおけるそれぞれのパケットのヘッダ・フィールドの中の識別子を処理するステップを含んでいる。
別の実施形態においては、本方法は、補足コンテンツについての課金情報とは別に、課金要求の中にUEによって要求されるコンテンツについての課金情報を挿入するステップをさらに含んでいる。
別の実施形態においては、本方法は、第2の課金要求を生成するステップと、第2の課金要求の中にUEによって要求されるコンテンツについての課金情報を挿入するステップとをさらに含む。
他の例示の実施形態が、以下で説明されることもある。
本発明のいくつかの実施形態が、次に、例だけとして、また添付の図面を参照して説明される。同じ参照番号は、すべての図面の上で、同じ要素、または同じタイプの要素を表している。
例示の一実施形態における通信ネットワークを示す図である。 例示の一実施形態におけるネットワーク要素のブロック図である。 例示の一実施形態における、データ・フローの中の補足コンテンツを制御するための方法を示すフロー・チャートである。 例示の一実施形態における、課金システムに対して課金要求を提供するネットワーク要素を示すメッセージ図である。 例示の一実施形態における、課金システムに対して課金要求を提供するネットワーク要素を示すメッセージ図である。 例示の一実施形態における、補足コンテンツについての課金する方法を示すフロー・チャートである。 例示の一実施形態における、ポリシー制御要素に対して補足コンテンツについての情報を報告する方法を示すフロー・チャートである。
図面と以下の説明とは、本発明の特定の例示の実施形態を例証するものである。したがって、当業者なら、本明細書において明示的に説明されても、または示されてもいないが、本発明の原理を実施し、また本発明の範囲内に含まれる様々な構成を考案することができるようになることが、理解されるであろう。さらに、本明細書において説明されるどのような例も、本発明の原理を理解する際に助けになることを意図しており、またそのような具体的に列挙された例および状態だけに限定することのないように解釈されるべきである。結果として、本発明は、以下で説明される特定の実施形態または例だけに限定されないが、特許請求の範囲と、それらの均等物とによって限定される。
図1は、例示の一実施形態における通信ネットワーク100を示すものである。通信ネットワーク100は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ネットワーク、あるいは別のタイプの第3世代(3G)通信ネットワークまたは第4世代(4G)通信ネットワークを表すことができる。ネットワーク100は、様々なサービスをエンド・ユーザに対して提供するパケット交換(PS)コア・ネットワーク110を含んでいる。PSコア・ネットワーク110の1つの例は、進化型パケット・コア(EPC:Evolved Packet Core)ネットワークである。この実施形態においては、PSコア・ネットワーク110は、それぞれ、セッションにサービスすることができるネットワーク要素112〜113を含んでいる。ネットワーク要素112の1つの例は、LTE規格(この規格は、ポリシーおよび課金の施行機能(PCEF:Policy and Charging Enforcement Function)を含むことができる)において説明されるような進化型パケット・コア(EPC)ネットワークのパケット・データ・ネットワーク・ゲートウェイ(P−GW:Packet Data Network Gateway)である。ネットワーク要素113の1つの例は、LTE規格において説明されるようなEPCネットワークのサービング・ゲートウェイ(S−GW:Serving Gateway)である。PSコア・ネットワーク110は、図1の中に示されていないさらに多くのネットワーク要素を含むことができる。
PSコア・ネットワーク110は、エンド・ユーザのユーザ機器(UE)120(および示されていない他のUE)についてのセッションを確立し、また維持して、UE120が、データ・サービスにアクセスすることを可能にする。UE120は、モバイル電話、コンピュータ、タブレットなどのモバイル・デバイスである。UE120は、アクセス・ネットワーク130を通してPSコア・ネットワーク110にアクセスすることができる。アクセス・ネットワーク130は、PSコア・ネットワーク110とUEをインターフェースさせる任意のタイプのネットワークを備えている。アクセス・ネットワーク130の1つの例は、UMTS地上波無線アクセス・ネットワーク(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)、進化型UTRAN(E−UTRAN:enhanced UTRAN)、相互作用−ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(I−WLAN:Interworking−Wireless Local Area Network)などの無線アクセス・ネットワーク(RAN:Radio Access Network)である。PSコア・ネットワーク110はまた、インターネットなど、1つまたは複数の外部パケット・データ・ネットワーク(PDN:Packet Data Network)140にも接続する。
PSコア・ネットワーク110の内部で、ネットワーク要素112〜113は、UE120についてのデータ・セッションにサービスすることができる。本明細書において説明されるようなセッションは、IP接続性アクセス・ネットワーク(IP−CAN)セッションと称されることもある。IP−CANセッションは、UE120(IPv4アドレスおよび/またはIPv6プレフィックスによって表される)と、PDN140との間の関連付けである。IP−CANセッションは、1つまたは複数のIP−CANベアラを組み込んで、1つまたは複数のアクセス・ポイント名(APN:Access Point Name)に接続することができる。IP−CANベアラは、規定された容量と、遅延と、ビット・エラー・レートなどとのIP送信経路である。各IP−CANベアラは、1つまたは複数のデータ・フロー(サービス・データ・フローと称されることもある)から成ることもあり、このデータ・フローは、パケットのフローである。コンテンツ・プロバイダ142は、PDN140を経由して到達可能である。
図2は、例示の一実施形態におけるネットワーク要素112のブロック図である。ネットワーク要素112は、ポリシー施行、パケット・フィルタリング、パケット・スクリーニングなど、データ・フローのための複数の機能を提供する制御装置202(プロセッサを含む)を含んでいる。制御装置202はまた、課金トリガ機能(CTF:Charging Trigger Function)204も提供する。CTFは、ネットワーク・リソース使用の観察に基づいて、課金イベントを生成する任意のエンティティを備えている。CTFは、ネットワーク要素の内部で課金可能イベントに関連する情報を収集し、この情報をマッチする課金イベントへとアセンブルし、またアカウント要求の形式で、これらの課金イベントを課金機能に向かって送信するための活動の中心である。ネットワーク要素112はまた、メモリなど、データを記憶するためのストレージ・システム206も含んでいる。ネットワーク要素112は、データ・セッションにサービスするための、図2の中には示されていない他のモジュールまたは機能を含むことができる。ネットワーク要素113(図1を参照)は、ネットワーク要素112について示されているものと類似した構成を有することができる。
図1において、PSコア・ネットワーク110は、課金システム150をさらに含んでいる。課金システム150は、UE120に関与するセッションのために課金を提供するように動作可能な任意のシステム、サーバ、またはモジュールを備えている。課金システム150は、オンライン課金システム(OCS:Online Charging System)を表すことができる。OCSは、ネットワーク要素から課金要求(オンライン課金のためのクレジット要求と称されることもある)を受信し、また課金要求の中に含まれる課金情報を使用して、セッションを格付けし、セッションについての1つまたは複数の割り当てを(十分なクレジットが使用可能である場合に)認可し、またセッションにサービスするネットワーク要素に対して認可された割り当てを発行するように構成されている。次いで、ネットワーク要素は、OCSによって認可された割り当てに基づいて、予算制御を提供することができる。課金システム150は、代わりに、オフライン課金システム(OFCS:Offline Charging System)を表すこともできる。OFCSは、ネットワーク要素から課金要求(オフライン課金についてのアカウント要求と称されることもある)を受信し、また課金要求の中に含まれる課金情報を使用して、課金データ・レコード(CDR:Charging Data Record)を構築するように構成されている。オフライン課金の目的は、請求書を生成する目的のために、課金ドメイン(BD:Billing Domain)の内部で後処理されるCDRへと課金情報を変換することである。
図1におけるポリシー制御要素118は、UE120と他のUEとによってアクセスされるサービスについてのポリシー・ルールを決定するように動作可能な任意のサーバ、システム、またはモジュールを備えており、これはまた、ポリシーおよび課金の制御(PCC:Policy and Charging Control)の決定を行うことと称されることもある。ポリシー・ルールは、オペレーションの統治および管理(OAM:Operations Administration & Management)要素(図示されず)を経由して確立されることもある。ネットワーク・オペレータは、彼らのネットワークの内部でポリシーおよび課金の制御(PCC)を実装して、どのようにしてサービスが、エンド・ユーザに対して提供されるかを制御する。ポリシー制御は、ベアラ確立、サービス品質(QoS)制御、ゲーティング制御(gating control)(パケットが通過することをブロックすることまたは可能にすること)についてなど、データ・フローについてのベアラ経路を制御するプロセスのことを意味する。ポリシー・ルールは、エンド・ユーザごとにあらかじめ規定されており、またエンド・ユーザがどのネットワーク・サービスにアクセスすることが許可されるか、提供される帯域幅レベル、いつそれらのサービスが許可されるか、どれだけ長くそれらのサービスが許可されるか、補足コンテンツの配信の頻度などを管理する。課金制御は、データ・フローのパケットを課金キーまたは課金識別子に関連付け、また必要に応じてオンライン課金および/またはオフライン課金を適用するプロセスのことを意味する。課金ルールは、エンド・ユーザごとにあらかじめ規定されており、またサービスに適用される課金のタイプ、サービスに適用される料金表(単数または複数)などを管理する。ポリシー・ルールと課金ルールとは、エンド・ユーザによってそれに対して加入されるサービス・プランの中で設定される。ポリシー制御要素118の1つの例は、LTEネットワークのポリシーおよび課金のルール機能(PCRF:Policy and Charging Rules Function)である。
UE120が、PSコア・ネットワーク110に登録し、またデータ・セッションを開始する以下の実施形態を仮定する。UE120が、PSコア・ネットワーク110に登録し、またデータ・セッションを開始するときに、そのデータ・セッションの一部分として、UE120は、PDN140の上で使用可能であるコンテンツ・プロバイダ142からコンテンツ(データ・コンテンツと称されることもある)をダウンロードすることを要求する。例えば、UE120は、コンテンツ・プロバイダ142からビデオをダウンロードすることを要求することができる。ダウンロード要求に応じて、PSコア・ネットワーク110は、IP−CANベアラなど、PDN140の上のUE120と、コンテンツ・プロバイダ142との間に1つまたは複数のベアラ経路を確立する。ベアラ経路は、ネットワーク要素112〜113のうちの一方または両方によってサービスされ、あるいは管理される。ベアラ経路が確立されて、コンテンツ・プロバイダ142は、ベアラ経路の上でUE120に対する要求されたコンテンツの転送を開始することができ、これは、データ・フローまたはサービス・データ・フローと称されるパケットのフローをもたらす。セッションは、デフォルトにより、複数のAPNに接続することができ、また広まっているフロー・ベースのベアラ課金ルールに従って、ポリシー制御要素118において確立されるフィルタリング・ルールを経由して、別々に説明され、またネットワーク要素112〜113によって実行される複数のベアラを生成するように進むことができることに注意すべきである。
エンティティが、補足コンテンツをデータ・フローの中に挿入する場合の例が存在することもある。補足コンテンツは、エンド・ユーザまたはエンド・ユーザのUEによって要求されないデータ・フローに追加されるコンテンツを含んでいる。補足コンテンツの1つの例は、広告コンテンツであり、この広告コンテンツは、製品、サービス、イベントなどを宣伝する任意のデータまたは情報である。例えば、コンテンツ・プロバイダ142は、たとえ広告コンテンツが、エンド・ユーザによって要求されなかったとしても、UE120によって要求されるコンテンツ(例えば、ビデオ)と一緒に、広告コンテンツを挿入することができる。代わりに、ベアラ経路の中の別のエンティティ(コンテンツ・プロバイダ142以外の)は、データ・フローに広告コンテンツを追加することができる可能性もある。
エンティティがデータ・フローの中に補足コンテンツを挿入するときに、たとえそのエンド・ユーザが補足コンテンツを要求しなかったとしても、エンド・ユーザは、補足コンテンツについて課金されることもある。エンド・ユーザは、ネットワーク・リソース使用に基づいてそのエンド・ユーザが課金される場合のプランに加入することができる。例えば、エンド・ユーザは、ダウンリンク使用の10MBについてある種の料金を課金されることもある。補足コンテンツが、データ・フローの中に挿入される場合、そのときには補足コンテンツは、一般的に、エンド・ユーザのネットワーク・リソース使用の一部分と考えられ、また最終的にはエンド・ユーザに対して課金されるであろう。
さらに、セッションが、別々に説明される複数のベアラを生成することができるので、異なるベアラに対して注意を向けることなく、同じ補足コンテンツ(例えば、広告パケット(ad packet)(すなわち広告するパケット(advertising packet)))が、意図せずにUEに対して送信される可能性がある。同じ補足コンテンツが、異なるベアラの上で複数回繰り返して配信され、またセッションの内部でUEの上に異なるときに現れるので、これは、浪費的でもあり、またユーザに対して不快な経験を引き起こす可能性がある。例えば、補足コンテンツがUEのアイドル・モード中に提供される場合に、UEは、すぐにすべてのそのベアラの上で同じ補足コンテンツ(例えば、広告)を結局、受信することになる可能性がある。
本明細書において説明される実施形態は、エンド・ユーザによって要求されたデータ・フローのうちの他のコンテンツ(例えば、ビデオ・コンテンツ)とは別に、補足コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)の制御を可能にする。例えば、UE120が、コンテンツ・プロバイダ142からビデオをダウンロードすることを要求し、また広告コンテンツが、ビデオについてのデータ・フローの中へと挿入される場合、そのときには本明細書において説明される実施形態は、広告コンテンツが、UEに対して選択的にダウンロードされ得るように、データ・フローにおける広告コンテンツの制御を可能にする。さらに、本明細書における実施形態は、データ・フローにおいてダウンロードされる広告コンテンツが、データ・フローのビデオ・コンテンツとは別に、課金されることを可能にする。それゆえに、エンド・ユーザが、時には、広告コンテンツを配信されないこともあり、または広告コンテンツが配信されるときにゼロの料金または低減された料金で課金され得るように、エンド・ユーザは、望ましい頻度で広告コンテンツを受信することができる。
図3は、例示の一実施形態における、データ・フローの中の補足コンテンツを制御するための方法300を示すフロー・チャートである。方法300のステップは、図1の中のネットワーク要素112に関連して説明されることになるが、当業者なら、方法300が、他のシステムにおいても実行され得ることを理解するであろう。また本明細書において説明されるフロー・チャートのステップは、すべてが包含的であるとは限らず、また示されていない他のステップを含むことができ、またそれらのステップは、代替的な順序で実行されることもある。
ステップ302において、ネットワーク要素112は、UE120によって要求されるコンテンツについてのデータ・フローを受信する。この実施形態におけるデータ・フローは、UE120によって要求されるコンテンツ(「要求されたコンテンツ」と称される)と、データ・フローに追加された補足コンテンツ(「要求されなかったコンテンツ」と称される)とを含む。ネットワーク要素112は、UE120からPDN140への接続性を提供し、ベアラ経路、またその結果として、UE120についてのデータ・フローは、ネットワーク要素112を通過する。UEは、単一のセッションについて複数のベアラ経路を有する可能性がある。
ステップ304において、ネットワーク要素112は、データ・フローの中の補足コンテンツを識別する。一実施形態においては、ネットワーク要素112は、データ・フローの中のパケットのヘッダ・フィールドの中に挿入される情報に基づいて、データ・フローの中の補足コンテンツを識別することができる。データ・フローの中に補足コンテンツを挿入するコンテンツ・プロバイダ142、または別の中間のエンティティは、対応するパケットが、広告コンテンツなどの補足コンテンツを含むことを示しているパケット・ヘッダ・フィールドまたは拡張フィールドの中に識別子を挿入することもできる。補足コンテンツについての識別子は、それらのパケットのコンテンツ−長さフィールド、ペイロード長さフィールド、または拡張フィールドの中に挿入されることもある。補足コンテンツについての追加の識別子は、補足コンテンツについてのタイプ、補足コンテンツについての責任を負う所有者またはパーティ、補足コンテンツのために必要とされる最小のサービス品質(QoS)、補足コンテンツについての望ましいQoS、補足コンテンツが表示されるための広告位置などを示すように挿入されることもある。
補足コンテンツについての責任を負う所有者またはパーティの識別子は、補足コンテンツの送信について課金されるべきパーティを示している。補足コンテンツのために必要とされる最小のサービス品質(QoS)の識別子を利用して、より低いQoSが、データ・フローのペイロードのパケット配信に悪影響を及ぼす可能性がある場合を取り扱うことができる。補足コンテンツについての望ましいQoSは、補足コンテンツの配信のための好ましいQoSを示している。補足コンテンツが表示されるための広告位置の識別子は、どのようにして補足コンテンツがユーザに対してレンダリングされるべきかを示している。例えば、広告位置識別子は、補足コンテンツが、ヘッダまたはフッターの中で、あるいはUEのアイドル・モードにおいてサービスされるスタンドアロン広告としてレンダリングされるべきであることを示すことができる。ヘッダ拡張フィールドとすることができる、補足コンテンツを含むパケットの優先順位フィールドは、補足コンテンツを含んでいない「正常」パケットよりも低いレベル(単数または複数)に設定される可能性もある。それゆえに、ネットワーク要素112は、データ・フローのパケットが、補足コンテンツを含むパケットを識別するためのヘッダ/拡張フィールドを処理することができる。ネットワーク要素112はまた、パケット(例えば、ペイロード)の他のフィールドを構文解析して、補足コンテンツに関する他の情報を識別することもできる。
データ・フローの中の補足コンテンツを識別し終わった後に、ステップ306において、ネットワーク要素112は、補足コンテンツの送信に関する決定を行う。ネットワーク要素は、データ・フローにフィルタをかけ、またUEに対して送信されるべきデータ・フローのその部分が、データ・フローの全体の部分(すなわち、データ・フローが、補足コンテンツを、言い換えれば、要求されたコンテンツと、要求されなかったコンテンツとを含んでいる)とするべきか、またはデータ・フローのより少ない部分(すなわち、補足コンテンツが取り除かれるときに残るデータ・フロー、言い換えれば、要求されたコンテンツ)とするべきかを決定することができる。
ネットワーク要素112〜113は、ポリシー制御システム118によって提供され、またはポリシー制御システム118によって指示される、補足コンテンツフィルタリング・ポリシーを実行することができる。ポリシーは、それだけには限定されないが、フィルタリング・パラメータ(タイプ、優先順位、サイズ、所有者、Qosなど)を含み、複数のIP−CANベアラにおける同じ広告パケットの反復を許可し、または許可せず、反復時間ウィンドウ、反復の限界の除去または再インストール・ポリシーを許可しない可能性がある。
例えば、ポリシー制御システム118は、テーブル1に示されるように、個別の補足コンテンツ(例えば、広告)と、それらのサイズと、広告位置と、最小のQoS要件と、それぞれの所有者と、についての情報を表にまとめることができる。
Figure 2017527158
例えば、広告−1は、X*Yピクセルであり、ヘッド位置に、かつ/またはUEのアイドル・モードで表示されるべきであり、品質制御インジケータ(QCI:Quality Control Indicator)3によって規定されるQoSを必要とし、また責任を負うパーティ、コカ・コーラ社によって提供される。ポリシー制御システム118によって表にされる追加の情報は、これは上記に示されていないが、一般的に、所有者と、開始日付および終了日付と、補足コンテンツがその間にUEに対して配信される(例えば、スプラッシュされる)時間とによって要求されるスプラッシュ・カウントと、そのアクティビティ・ステータス(非アクティブ、アクティブ、実行されたなど)を示す追加のステータス・フィールドとを伴うであろう。テーブル1に関連する情報は、セッションが確立された後に、ネットワーク要素によって受信され、またはネットワーク要素に対して配信される補足コンテンツから表にまとめられることもある。
UEのためのアクティブ・セッションと、そのセッションのために実際にスプラッシュされる補足コンテンツ(例えば、広告)とのリストもまた、表にまとめられる。例示のテーブル2に示されているが、この情報を利用して、UEに関連する異なるベアラの上の特定の補足コンテンツの重複した(または複数の)スプラッシュを防止しており、またそれが、頻繁にアップデートされるので、テーブルは、非常に高い秒当たりのトランザクション(TPS:Transaction Per Second)レートを持続することができるメモリ内データベースとして実装される。
Figure 2017527158
テーブル2に関連する情報は、セッションが確立された後に、ネットワーク要素112またはポリシー制御システム118によって表にまとめられることもある。例えば、広告−10と、広告−11と、広告−20とは、セッション1中に送信されてしまっている。
テーブル3は、補足コンテンツ(例えば、広告)当たりベースでの反復の許可された頻度の一例を示すものである。
Figure 2017527158
示された反復カウントが、正の数であるときに、補足コンテンツのスプラッシュのその正の数は、対応する時間的限界内に許可される。例えば、広告−1が、三十(30)分を用いて二(2)回、送信されることもある。示された反復カウントが、ゼロ(0)であるときに、補足コンテンツの如何なるさらなるスプラッシュも禁止される。このようなカウントは、非アクティブの広告、又は、既定のコースを既に実行しており、ターゲットとされたスプラッシュ・カウントに既に到達している広告に対して起こる可能性がある。例えば、広告−2は、送信されないこともある。負の数を示す補足コンテンツは、それに関連する反復についてのどのような限界も有していない。そのような補足コンテンツは、送信される総数に対するどのような限界も維持することなしに、例えば、サービス・プロバイダによってプッシュされる可能性があり、またスプラッシュの時間的様相を依然として使用して、どれだけ頻繁にこれらの補足コンテンツがUEに対して配信されるかを制限することができる。例えば、広告−4は、制限のない回数であるが、六十(60)分当たりに1回だけ送信されることもある。テーブル3に関連する情報は、セッションが確立された後に、ポリシー制御システム118からネットワーク要素によって受信され、またその後に、カウンタとタイマーとが、受信され、また配信された補足コンテンツに基づいて、調整されることもある。代わりに、ネットワーク要素は、類似した記録保持のためにポリシー制御システムに対して情報を提供して、データ・フローの中の補足コンテンツの制御を実装することができる。
それに応じて、ネットワーク要素112は、データ・フローの補足コンテンツが、反復頻度限界、時間的限界、または反復頻度限界とそれに対応する時間的限界に基づいて、送信されるべきであるかどうかを決定することができる。反復頻度限界は、特定の補足コンテンツがUEに対して送信され得る回数を示している。頻度限界は、ベアラ、セッション、またはUEに関連付けられることもある。反復頻度限界についての1つの値(例えば、負の数)は、データ・フロー内部の補足コンテンツの送信を禁止する。反復頻度限界についての第2の値(例えば、正の数)は、データ・フロー内部の補足コンテンツの送信を禁止することはない。時間的限界は、補足コンテンツが、その間に、データ・フローの内部で送信され得る時間を示している。反復頻度限界と対応する時間的限界との組合せは、補足コンテンツがある期間内にデータ・フローの内部で送信され得る回数を示している。その組合せは、補足コンテンツについての頻度限界(例えば、与えられた単位時間当たりの補足コンテンツ配信の発生の回数)を示している。
補足コンテンツを配信すべきかどうかについての決定はまた、補足コンテンツを識別する補足コンテンツ識別子、補足コンテンツについての責任を負うパーティを識別するパーティ責任識別子、またはUEに対して提供される補足コンテンツのボリュームに基づいたものとすることができる。例えば、補足コンテンツ(例えば、特定の広告)の個別のアイテムは、頻度が制限されていることもある。例えば、特定の製造業者(例えば、コカ・コーラ社)からの補足コンテンツ(例えば、広告)は、頻度が制限されていることもある。例えば、UEに対して提供される補足コンテンツ(例えば、広告)の合計ボリュームは、制限されていることもある。1つまたは複数の実施形態においては、ネットワーク要素112はまた、送信されるべき補足コンテンツを含むパケットをカウントすることになる。これらの制限と他の制限とは、ポリシー制御システムにおいて確立され、また実行のためにネットワーク要素に対して提供されることもある。ネットワーク要素はまた、UEセッション・ベースで、UEに対する補足コンテンツの配信を追跡している可能性があり、またUEに対する補足コンテンツの送信に関する決定を行うことは、1つまたは複数の追跡されたUEセッションに基づいている。
すでに説明したように、UEが、IP CANセッションのために確立される異なるベアラ上の同じ、または類似した補足コンテンツ(例えば、広告パケット)に従うことは、有利ではない。それゆえに、ネットワーク要素は、IP CANセッションに対する補足コンテンツの露出を制限するように、構成可能な時間のウィンドウ(例えば、六(6)時間)の内部にIP CANセッション当たりベースで情報を保持する。ポリシー制御システムの中のポリシー・エンジンによって規定されるさらなる制限が広告スプラッシュを行う際に展開される場合、反復フィルタの限界は、前から存在するフィルタの上部において適用される。ネットワーク要素は、一方で、IP CANセッション当たりベースで入力のテーブルを保持することができ、また反復は、他方で、補足コンテンツ当たりのタイム・スパンのウィンドウ内に制限する。
補足コンテンツ・パケットのネットワーク処理は、これらの補足コンテンツ・パケットに対して可変なQoSを提供することができ、これらの補足コンテンツ・パケットは、広告位置ならびに加入者の認可されたQoSによって影響を及ぼされる可能性がある。例えば、いくつかの場合に、加入者に対して認可された低いQoSは、加入者に対してタイムリーなやり方で、補足コンテンツの広告を搬送するために十分ではない可能性があるので、補足コンテンツをサービスすることは、全く有意義ではない可能性がある。補足コンテンツについての最小のサービス品質(QoS)を加入者の認可されたQoSと比較して、補足コンテンツの試みられた配信が、有意義になるかどうかを決定することができる。それに応じて、ネットワーク要素は、補足コンテンツの広告位置と、UEに関連するサービス品質とに基づいて、補足コンテンツの送信のサービス品質を制御することができる。
本明細書において説明される反復フィルタリングは、特定のUEに対する補足コンテンツ(例えば、広告)スプラッシュを制限するやり方を提供する。加入者が、アクティブな複数のベアラを有するときに、広告パケットは、同時に複数のベアラに必要な資格を与えることができる。説明されたフィルタリング方法を使用して、1つの、また1つだけのベアラに広告を関連付けて、セッション内の複数のベアラを通しての反復された広告スプラッシュの問題が取り除かれる。フィルタリング方法は、広告パケットをIP CANセッションに関連付けること、および与えられた構成可能なタイム・スパンにおいて、せいぜいN回、広告をサービスすることにより、この結果を達成することができる。事実上、これは、UEが、そのUEのために確立されるIP CANセッションに関連する異なるベアラの上で同じ広告を送信される回数を制限する。構成可能なタイム・スパンが小さな値に設定されるときに、セッションのベアラを通しての反復されたスプラッシュが可能である。セッションのホールド・タイムの平均において、またはセッションのホールド・タイムの平均より上で構成されるより大きな値に設定されて、反復は、完全に取り除かれない場合に、最小にされる。それゆえに、エンド・ユーザに対する補足コンテンツの送信は、望ましい頻度に制限される可能性がある。
ステップ308において、ネットワーク要素は、その決定に基づいて、UEに対してデータ・フローの少なくとも一部分を送信する。ネットワーク要素は、ステップ306において決定されるデータ・フローのその部分(すなわち、補足コンテンツ(要求されたコンテンツおよび要求されなかったコンテンツ)を含むデータ・フロー、または補足コンテンツのないデータ・フロー(要求されたコンテンツだけ))を送信する。エンド・ユーザに対する補足コンテンツの送信は、エンド・ユーザが、セッション中にしきい値頻度より上で繰り返して同じ補足コンテンツを受信することがないように、望ましい頻度だけに制限されることになる。
オプションのステップ310においては、ネットワーク要素112は、課金要求を生成する。上記で述べられるように、ネットワーク要素112は、データ・セッション/データ・フローについての課金可能なイベントを識別し、また課金要求を生成することができるCTF204(図2を参照)を含んでいる。CTF204は、データ・フローの中で補足コンテンツを識別することに応じて課金要求を生成することができる。このステップにおいて生成される課金要求は、補足コンテンツについてであり、また単に一般におけるデータ・フローについてではない。
課金要求のタイプは、データ・セッション/データ・フローについての課金方法が、オンライン課金であるか、またはオフライン課金であるかに依存する。課金方法が、オンライン課金である場合、そのときにはネットワーク要素112は、ダイアメータRoクレジット制御要求(CCR:Credit Control Request)などのオンライン・クレジット要求を生成する。課金方法が、オフライン課金である場合、そのときにはネットワーク要素112は、ダイアメータRfアカウンティング要求(ACR:Accounting Request)などのオフライン・アカウンティング要求を生成する。
ステップ312において、ネットワーク要素112は、課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入する。補足コンテンツについての課金情報は、補足コンテンツについての特有な課金可能なイベントを報告するデータを含んでいる。補足コンテンツについての課金情報は、データ・フローについての一般的な課金情報とは異なる。従来では、CTFは、データ・フローについての課金情報を報告することになるが、この課金情報は、広告コンテンツを含むパケットの数など、データ・フローの中の補足コンテンツに特有な情報を含んではいない。この実施形態によれば、課金要求の中に挿入される課金情報は、データ・フローの中に挿入される補足コンテンツに特有である。
補足コンテンツについての課金要求の中に挿入される課金情報のタイプは、望ましいように変化することができる。1つの例として、課金情報は、データ・フローの中に挿入される補足コンテンツの量(例えば、バイト数)、補足コンテンツを含むデータ・フローのパケットの数、補足コンテンツについての責任を負うパーティについての識別子などを含むことができる。課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報を挿入するために、新しいフィールドまたはパラメータは、課金要求において規定されることもある。例えば、課金要求が、ダイアメータ・プロトコルである場合、そのときには新しい属性値ペア(AVP)が、補足コンテンツについての課金情報についてのダイアメータの形で規定されることもある。補足コンテンツが、広告コンテンツである場合、そのときには新しいAVPは、以下のようにすることができる。
広告−課金−情報::=<AVPヘッダ: xxx>
<広告−課金−ポリシー>
<広告−タイプ>
<広告−優先順位>
<広告−オクテット>
[広告−パケット−カウント]
[広告−所有者−ID]
[広告−最小−QoS]
ステップ314において、ネットワーク要素112は、課金システム150に対して課金要求を送信する。課金システム150は、次いで、補足コンテンツについての課金情報を処理し、またデータ・フローの要求されたコンテンツとは別に、補足コンテンツについて課金することができ、これについては、図6においてさらに説明される。
課金システム150に対して補足コンテンツについての課金情報を報告することに加えて、ネットワーク要素112はまた、課金システム150に対して要求されたコンテンツ(例えば、ビデオ)についての課金情報も提供する。例えば、ネットワーク要素112は、要求されたコンテンツを含む(また補足コンテンツを含まない)パケットの数など、要求されたコンテンツについての特有な課金情報を識別することができる。ネットワーク要素112は、代わりに、課金システム150に対して全体のデータ・フローについての課金情報を提供することもできる。例えば、ネットワーク要素112は、全体のデータ・フロー(要求されたコンテンツと、補足コンテンツとの両方を含む)についてのパケットの数を提供することができる。
ネットワーク要素112は、データ・フローの要求されたコンテンツについての課金情報と同じ課金要求の形で、または別個の課金要求の形で、課金システム150に対して補足コンテンツについての課金情報を提供することができる。図4〜5は、例示の一実施形態における、課金システム150に対して課金要求を提供するネットワーク要素112を示すメッセージ図である。図4において、ネットワーク要素112は、課金システム150に対して単一の課金要求を送信する。それゆえに、ネットワーク要素112は、方法300において考察されるものと同じ課金要求の中に補足コンテンツについての課金情報と、要求されたコンテンツについての課金情報とを挿入する。このシナリオにおいては、ネットワーク要素112は、データ・フローについて伝統的に規定されるパラメータの中に要求されたコンテンツについての課金情報を挿入することができ、また課金要求の新しいパラメータの中に補足コンテンツについての課金情報を挿入することができる。ネットワーク要素112は、次いで、課金システム150に対して課金要求を送信する。
図5において、ネットワーク要素112は、課金システム150に対して2つの課金要求を送信する。補足コンテンツについての課金情報を含む課金要求を送信することに加えて、ネットワーク要素112は、データ・フローについての別の課金要求を生成する。ネットワーク要素112は、他の課金要求の中に要求されたコンテンツについての課金情報を挿入し、また補足コンテンツについての課金要求とは別に、課金システム150に対して他の課金要求を送信する。
同様に、ネットワーク要素112が、データ・フローについての課金データ・レコード(CDR:Charging Data Record)を作り出す責任を負う場合、そのときにはネットワーク要素112は、CDRの別々のフィールドの中に補足コンテンツについての課金情報と、要求されたコンテンツについての課金情報との両方を挿入することができる。
ネットワーク要素112が、補足コンテンツと、要求されたコンテンツとについての別々の課金情報を提供するので、課金システム150は、要求されたコンテンツとは別々に、補足コンテンツについて課金することができる。これは、図6の中でさらに例証される。
図6は、例示の一実施形態における、補足コンテンツについて課金する方法600を示すフロー・チャートである。方法600のステップは、図1において課金システム150を参照して説明されることになるが、当業者なら、方法600が、他のシステムにおいても実行され得ることを理解するであろう。
ステップ602において、課金システム150は、データ・フローについてネットワーク要素112から課金要求を受信する。ステップ604において、課金システム150は、課金要求を構文解析して、データ・フローの補足コンテンツについての課金情報を識別する。課金システム150は、課金要求の新しいパラメータを構文解析して、補足コンテンツについての課金情報を識別するようにプログラムされることもある。ステップ606において、課金システム150は、データ・フローの要求されたコンテンツとは別に、補足コンテンツについての課金を開始する。言い換えれば、課金システム150は、データ・フローの残り(例えば、要求されたコンテンツ)とは別々に、補足コンテンツについて課金することができる。
例えば、課金システム150が、補足コンテンツについてのパケット・カウントを示す補足コンテンツについての課金情報を含み、また、データ・フローについての全体のパケット・カウントを示す要求されたコンテンツについての課金情報も含む課金要求を受信することを仮定する。この例においては、課金システム150は、データ・フローについての全体のパケット・カウントから補足コンテンツについてのパケット・カウントを差し引いて、要求されたコンテンツについてのパケット・カウントを識別することができる。課金システム150は、次いで、補足コンテンツについてのパケット・カウントに対して1つの料金を適用し、また要求されたコンテンツについてのパケット・カウントに対して別の(異なる)料金を適用することができる。したがって、補足コンテンツは、要求されたコンテンツとは別個のやり方で、課金される。
図4〜5に示されるように、課金システム150は、補足コンテンツについての課金情報と、要求されたコンテンツについての課金情報との両方を含む、単一の課金要求をネットワーク要素112から受信することができる。それゆえに、課金システム150は、単一の課金要求を構文解析して、課金情報の両方の組を識別し、また補足コンテンツと、要求されたコンテンツとについての課金を別々に開始することができる。代わりに、課金システム150は、ネットワーク要素112から2つの課金要求、すなわち、補足コンテンツについての課金情報を含む1つの課金要求と、要求されたコンテンツについての課金情報を含む別の課金要求とを受信することもできる。このシナリオにおいては、課金システム150は、各課金要求を構文解析し、また補足コンテンツと、要求されたコンテンツとについての課金を別々に開始する。
補足コンテンツについて課金するときに、課金システム150は、補足コンテンツについてUE120のエンド・ユーザに課金しないこともあり、またはデータ・フローの残りと比べて低減された料金でエンド・ユーザに課金することもできる。課金システム150は、補足コンテンツについて、UE120のエンド・ユーザの代わりに、補足コンテンツについての責任を負うパーティや補足コンテンツがデータ・フローの中に挿入されるようにさせたパーティなど、別のパーティに課金することもできる。このようにして、UE120のエンド・ユーザは、そのエンド・ユーザの許可なしにデータ・フローの中に挿入される補足コンテンツについて支払う必要があることを回避することができる。
課金システム150に対して補足コンテンツについての課金情報を報告することに加えて、ネットワーク要素112は、ネットワーク100のポリシー制御要素118に対して補足コンテンツに関する情報を報告することができる。ポリシー制御要素118は、UE120と他のUEとによってアクセスされるサービスについてのポリシー・ルールを決定するように動作可能な任意のサーバ、システム、またはモジュールを備えており、この決定はまた、PCC決定を行うことと称されることもある。LTEネットワークのポリシーおよび課金のルール機能(PCRF)は、ポリシー制御要素118の1つの例である。
図7は、例示の一実施形態における、ポリシー制御要素に対して補足コンテンツについての情報を報告する方法700を示すフロー・チャートである。方法700のステップは、図1においてネットワーク要素112に関連して説明されることになるが、当業者なら方法700が、他のシステムにおいても実行され得ることを理解するであろう。
ネットワーク要素112が、データ・フローの中の補足コンテンツ(例えば、広告コンテンツ)を識別するときに、ネットワーク要素112は、データ・フローについての新しいポリシー決定についてトリガすることができる。したがって、ネットワーク要素112は、ステップ702において、ポリシー要求を生成する。ネットワーク要素112は、次いで、ステップ704において、ポリシー要求の中に補足コンテンツについての情報を挿入する。補足コンテンツについての情報は、ポリシー決定において使用される補足コンテンツについてのデータを含んでいる。1つの例として、情報は、データ・フローの中に挿入される補足コンテンツの量(例えば、バイト数)、補足コンテンツを含むデータ・フローのパケットの数、広告コンテンツについての責任を負うパーティについての識別子などを含むことができる。ポリシー要求の中に補足コンテンツについての情報を挿入するために、新しいフィールドが、ポリシー要求の中で規定されることもある。例えば、ポリシー要求が、ダイアメータ・プロトコル(例えば、ダイアメータGx)の形である場合、新しいAVPが、補足コンテンツについての情報についてのダイアメータの形で規定されることもある。補足コンテンツが、広告コンテンツである場合、そのときには新しいAVPは、以下のようにすることができる。
広告−挿入−情報::=<AVPヘッダ: xxx>
<広告−タイプ>
<広告−優先順位>
<広告−オクテット>
[広告−所有者−ID]
[広告−最小−QoS]
[広告−パケット−カウント]
ステップ706において、ネットワーク要素112は、ポリシー決定についてポリシー要求をポリシー制御要素118に対して送信する。ポリシー制御要素118は、次いで、補足コンテンツについての情報を処理して、データ・フローについての新しいPCC決定を行うことができる。例えば、ポリシー制御要素118は、全体のQoS変化、エンド・ユーザに対する補足コンテンツを含むパケットに対する課金ポリシー、補足コンテンツについての責任を負うパーティに対する補足コンテンツを含むパケットに対する課金ポリシーなどを決定することができる。新しいPCC決定を行った後に、ポリシー制御要素118は、ネットワーク要素112および/または課金システム150に対してPCCルールを提供することができる。
図面の中で示され、または本明細書において説明される様々な要素またはモジュールのうちのどれもが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらについての何らかの組合せとして実装されることもある。例えば、ある要素は、専用のハードウェアとして実装されることもある。専用のハードウェア要素は、「プロセッサ」、「制御装置」、または何らかの類似した技術と称されることもある。プロセッサによって提供されるときに、それらの機能は、単一の専用プロセッサにより、単一の共用プロセッサにより、または複数の個別のプロセッサにより提供されることもあり、これらのプロセッサのうちのいくつかは、共用されることもある。さらに、「プロセッサ」または「制御装置」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアだけを排他的に意味するように解釈されるべきではなく、また限定することなく、デジタル信号プロセッサ(DSP:digital signal processor)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)または他の回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:field programmable gate array)、ソフトウェアを記憶するためのリード・オンリー・メモリ(ROM:read only memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)、不揮発性ストレージ、ロジック、あるいは何らかの他の物理ハードウェアのコンポーネントまたはモジュールを暗黙のうちに含むことができる。
同様に、ある要素は、その要素の機能を実行するように、プロセッサまたはコンピュータによって実行可能な命令として実装されることもある。命令についてのいくつかの例は、ソフトウェアと、プログラム・コードと、ファームウェアとである。それらの命令は、プロセッサによって実行されるときに、要素の機能を実行するようにプロセッサに指示するように動作する。命令は、プロセッサによって読み取り可能であるストレージ・デバイスの上に記憶されることもある。ストレージ・デバイスのいくつかの例は、デジタル・メモリまたはソリッド・ステート・メモリ、磁気ディスクや磁気テープなどの磁気ストレージ媒体、ハード・ドライブ、あるいは光学的に読み取り可能なデジタル・データ・ストレージ媒体である。
特定の実施形態が、本明細書において説明されたが、本発明の範囲は、これらの特定の実施形態だけには限定されるものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲と、それらの任意の均等物とによって規定される。

Claims (11)

  1. ユーザ機器(UE)にサービスするパケット交換(PS)ネットワークのためのネットワーク要素において、前記UEによって要求されるコンテンツのダウンロードのためにパケットのデータ・フローを受信するステップと、
    前記データ・フローの中で、前記UEによって要求されなかった補足コンテンツを識別するステップと、
    前記UEに対する前記補足コンテンツの送信に関する決定を行うステップと、
    前記決定に基づいて、前記UEに対して前記データ・フローの少なくとも一部分を送信するステップと、
    を含む、方法。
  2. ユーザ機器(UE)にサービスするパケット交換(PS)ネットワークのためのネットワーク要素を備えており、
    前記ネットワーク要素は、
    前記UEによって要求されるコンテンツのダウンロードのために、パケットのデータ・フローを受信し、
    前記データ・フローの中で、前記UEによって要求されなかった補足コンテンツを識別し、
    前記UEに対する前記補足コンテンツの送信に関する決定を行い、また、
    前記決定に基づいて、前記UEに対して前記データ・フローの少なくとも一部分を送信する
    ように構成されたプロセッサを備えている、装置。
  3. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、
    前記決定が、前記補足コンテンツが前記UEに対して送信されるべきであることを確立したときに、前記補足コンテンツを含む前記データ・フローを送信し、また、
    前記決定が、前記補足コンテンツが前記UEに対して送信されるべきではないことを確立したときに、前記補足コンテンツのない前記データ・フローを送信する
    ように構成されている、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、
    反復頻度限界、時間的限界、または反復頻度限界とそれに対応する時間的限界のうちの少なくとも1つに基づいて、前記決定を行う
    ように構成されている、請求項2に記載の装置。
  5. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、反復頻度限界に基づいて、前記決定を行うように構成されており、また、
    前記反復頻度限界についての第1の値は、前記データ・フローを用いた前記補足コンテンツの送信を禁止し、また、
    前記反復頻度限界についての第2の値は、前記データ・フローを用いた前記補足コンテンツの送信を禁止することはない、
    請求項2に記載の装置。
  6. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、時間的限界に基づいて、前記決定を行うように構成されており、また、
    前記時間的限界は、前記補足コンテンツが、その間に前記データ・フローを用いて送信され得る時間を示している、
    請求項2に記載の装置。
  7. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、反復頻度限界とそれに対応する時間的限界に基づいて、前記決定を行うように構成されており、また、
    前記反復頻度限界は、前記補足コンテンツが、前記対応する時間的限界の内部で前記データ・フローを用いて送信され得る回数を示している、
    請求項2に記載の装置。
  8. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、
    前記補足コンテンツを識別する補足コンテンツ識別子に基づいて、前記決定を行うように構成されているか、
    前記補足コンテンツについての責任を負うパーティを識別するパーティ責任識別子に基づいて、前記決定を行うように構成されているか、
    前記UEに対して提供される補足コンテンツのボリュームに基づいて、前記決定を行うように構成されているか、
    前記補足コンテンツのために必要とされる最小のサービス品質(QoS)に基づいて、前記決定を行うように構成されているか、
    前記補足コンテンツのために示されるQoSに基づいて、前記決定を行うように構成されているか、あるいは、
    前記補足コンテンツ識別子、前記パーティ責任識別子、前記UEに対して提供される補足コンテンツの前記ボリューム、前記補足コンテンツのために必要とされる前記最小のサービス品質(QoS)、または前記補足コンテンツのために示される前記QoSについての任意の組合せに基づいて、前記決定を行うように構成されているか、
    のうちの少なくとも1つである、請求項2に記載の装置。
  9. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、
    前記補足コンテンツの広告位置と、前記UEに関連するサービス品質とに基づいて、前記補足コンテンツの送信のサービス品質を制御する
    ように構成されている、請求項2に記載の装置。
  10. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、
    前記UEについての1つまたは複数のセッションの内部の1つまたは複数のベアラに関連する1つまたは複数のデータ・フローに基づいて、前記UEに対する前記補足コンテンツの配信を追跡し、
    追跡される前記配信に基づいて、前記UEに対する前記補足コンテンツの送信に関する前記決定を行う
    ように構成されている、請求項2に記載の装置。
  11. 前記ネットワーク要素の前記プロセッサは、
    課金要求を生成し、
    前記課金要求の中に前記補足コンテンツについての課金情報を挿入し、また、
    課金システムに対して前記課金要求を送信する
    ように構成されている、請求項2に記載の装置。
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