JP2012221277A - 広告配信サーバ、広告表示端末、広告配信システム、広告配信サーバ制御プログラム、広告表示端末制御プログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

広告配信サーバ、広告表示端末、広告配信システム、広告配信サーバ制御プログラム、広告表示端末制御プログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】合計広告表示回数が合計表示上限回数を上回らないように管理できる広告配信サーバを提供する。
【解決手段】広告主端末から少なくとも広告データ、広告データの合計表示上限回数を受信する広告入稿部と、少なくとも広告データ、広告データの合計表示上限回数及び広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、広告データ、広告データの合計表示上限回数、及び広告データの端末表示上限回数を管理する管理手段と、広告データ及び端末表示上限回数を含むデータを送受信する広告送受信手段とを備え、管理手段は、広告表示端末における広告表示回数を予測した予測オフライン表示回数を管理し、広告表示端末での表示回数のフィードバックにより、予測オフライン表示回数を実際の表示回数におきかえて管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、広告配信サーバ、広告表示端末、広告配信システム、広告配信サーバ制御プログラム、広告表示端末制御プログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、携帯型の端末装置は、無線LANや携帯電話網によって、インターネットと接続し、電子書籍、動画像、Webページ、ゲーム、アプリケーション等のデジタルコンテンツなどと共に、広告サーバからの広告も取得できるようになった。当該広告サーバは、複数の端末装置へ広告を配信することができる。このような広告手法においては、広告サーバ管理者から広告主への課金方法として、広告主が支払った広告料金に応じて、複数の端末装置において広告が表示された回数の合計値である合計広告表示回数が、一定回数以上になることを保証するインプレッション保証型がよく用いられている。インプレッション保証型の課金方法を用いたシステムにおいて、端末装置と広告サーバとが必要に応じて直ちに通信できる状態(以後、オンライン状態という)では、広告サーバ側で広告表示回数を適切に管理することができるが、端末装置と広告サーバとが直ちに通信できない状態(以後、オフライン状態という)では、広告表示回数を広告サーバ側で適切に管理できない問題が生じてきた。
そこで、例えば、オフライン状態での配信方法として、特許文献1では、端末がオフライン状態にあるときに行われた入力操作の回数を端末に蓄積し、オンライン状態になったときに、オフライン状態にあった間の入力操作の回数を送信する技術が開示されている。
また、複数の受信機に広告を配信するシステムとして、特許文献2では、図21に示すように、ホスト装置930は、受注した総表示回数(本願の合計表示上限回数に相当)に基づいて受信機940毎の表示回数の上限値である平均表示回数を算出し、広告データや付加データと共に随時または定期的に、送信部935から受信機940へ送信する方法が開示されている。その際には、受信機940は配信された広告を表示し、表示回数を蓄積して、随時または定期的にホスト装置930へフィードバックする。そして、受注した総表示回数に達したか否かの判断は、各受信機940からフィードバックされた履歴データの集計結果に基づいて行われる。
上記、特許文献1と特許文献2を組み合わせることで、一見、オフライン状態でも、各受信機940の総表示回数をホスト装置930側で適切に管理できるかのように見える。
特開2002−083230号公報(平成14年3月22日公開) 特開2001−242842号公報(平成13年9月7日公開)
しかしながら、特許文献1と特許文献2を組み合わせたとしても、合計表示上限回数に達したか否かの判断は、オフライン状態にある各受信機940の表示回数をカウントすることなく行われることに変わりはなく、その時点で、実際には複数の受信機940の合計表示回数が合計表示上限回数を上回っていたとしても、合計表示上限回数に達していないと誤判断されてしまうという管理上の問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、合計広告表示回数が合計表示上限回数を上回らないように管理できる広告配信サーバ、広告表示端末、広告配信システム、広告配信サーバ制御プログラム、広告表示端末制御プログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
本発明に係る広告配信サーバは、入稿される広告データを少なくとも1つの広告表示端末へ配信する広告配信サーバであって、広告主端末から少なくとも前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数を受信する広告入稿部と、少なくとも前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数及び前記広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数、及び前記広告データの端末表示上限回数を管理する管理手段と、前記広告データ及び前記端末表示上限回数を含むデータを送受信する広告送受信手段とを備え、前記管理手段は、前記広告表示端末における広告表示回数を予測した予測オフライン表示回数を管理し、広告表示端末での表示回数のフィードバックにより、前記予測オフライン表示回数を実際の表示回数におきかえて管理する。
さらに、前記管理手段は、前記広告表示端末からフィードバックが有る場合、前記実際の表示回数を基にして広告料金を算出し、前記広告表示端末からフィードバックが無い場合、前記予測オフライン表示回数を基にして広告料金を算出し、前記広告料金を含むデータを前記広告主端末へ送信するものであってもよい。
さらに、前記管理手段は、広告入稿部が前記端末表示上限回数を受信した場合、該回数を前記記憶手段に記憶させ、前記端末表示上限回数を受信できない場合、前記合計表示上限回数に基づいて前記端末表示上限回数を算出し、前記記憶手段に記憶させるものであってもよい。
さらに、前記管理手段は、前記広告表示端末からのフィードバックデータを基に前記端末表示上限回数を算出し、前記広告主端末へ送信するものであってもよい。
本発明に係る広告表示端末は、広告配信サーバから取得した広告を提示する広告表示端末であって、前記広告配信サーバから広告データ及び端末表示上限回数の組を受信する受信手段と、前記広告データ、及び前記広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、前記広告データを管理する管理部と、前記広告データを表示する表示手段と、1つ以上の上記広告データの中から、表示する広告データを所定の数選択する選択手段とを備え、前記管理部は、前記表示手段により表示された広告の表示回数を管理し、前記選択手段は、表示回数が端末表示上限回数未満の中から、表示する広告を選択する。
本発明に係る広告配信システムは、前記広告表示端末と、前記広告配信サーバとからなる。
本発明に係る広告配信サーバ制御プログラムは、少なくとも広告データ、前記広告データの合計表示上限回数及び前記広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数、及び前記広告データの端末表示上限回数を管理する管理手段と、前記広告データ及び前記端末表示上限回数を含むデータを送受信する広告送受信手段とを備えた広告配信サーバに実行させる広告配信サーバ制御プログラムであって、前記管理手段は、前記広告表示端末における広告表示回数を予測した予測オフライン表示回数を管理するステップと、広告表示端末での表示回数のフィードバックにより、前記予測オフライン表示回数を実際の表示回数におきかえて管理するステップとを有する。
本発明に係る広告表示端末制御プログラムは、広告配信サーバから広告データ及び端末表示上限回数の組を受信する受信手段と、前記広告データ、及び前記端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、前記広告データを表示する表示手段とを備えた広告表示端末に実行させる広告表示端末制御プログラムであって、前記記憶手段に記憶された1つ以上の前記広告データの中から、表示する広告データを所定の数選択するステップと、前記表示手段に広告を表示するステップと、前記表示手段により表示された広告の表示回数を管理するステップと、前記記憶手段に記憶された表示回数が端末表示上限回数未満の前記広告データの中から、表示する広告を選択するステップとを有する。
本発明に係る記憶媒体は、広告配信サーバ制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に係る記憶媒体は、広告表示端末制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、広告表示端末がオフライン状態でも、合計広告表示回数が合計表示上限回数を上回らないように管理できる広告配信サーバ、広告表示端末、広告配信システム、広告配信サーバ制御プログラム、広告表示端末制御プログラム、及び該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る広告配信サーバ2を含む広告配信システムの概略構成図である。 広告配信サーバで扱われるデータの名称と、その内容を示した図である。 本発明の一実施形態に係る広告表示端末の概略構成図である。 広告表示端末で扱われるデータの名称と、その内容を示した図である。 広告配信サーバが配信データを配信するステップを示したフローチャートである。 広告配信サーバ上で広告の配信準備を行うステップを示したフローチャートである。 広告を表示するステップを示したフローチャートである。 広告料金を算出するステップを示したフローチャートである。 入稿データを広告配信サーバに入稿するステップを示した処理フローチャートである。 広告主が広告配信サーバに入稿データを入稿する情報端末画面の一例を示した図である。 入稿データを入稿した際に、広告データベースにおいて管理されるサーバ側広告データの変化を示した図である。 広告配信サーバが、配信する広告を準備する一例を示した図である。 広告表示端末が広告配信サーバから配信データを受信し、端末側広告データを更新する一例を示した図である。 広告表示端末の端末IDが端末管理データベースに登録される一例を示した図である。 広告枠種別に基づいて広告を選択する一例を示した図である。 配信データを構成する一例を示した図である。 広告が選択される一例を示した図である。 広告が表示された広告表示端末の概観図である。 広告配信サーバでフィードバックデータが受信される一例を表す図である。 レポートデータを算出する一例を表した図である。 従来技術に係る広告表示制御システムにおける送信側の装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る一実施形態を詳細に説明する。
〔実施形態1〕
(広告配信サーバの構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る広告配信サーバ2を含む広告配信システム1の概略構成図である。広告配信サーバ2は、広告主端末4から広告を受信し、複数の広告表示端末3へ配信し、表示回数を管理するものである。広告配信サーバ2と広告表示端末3とが必要に応じて直ちに通信できる状態をオンライン状態、広告配信サーバ2と広告表示端末3とが直ちに通信できるわけではない状態をオフライン状態として説明する。広告表示端末3は、オンライン状態でもオフライン状態でも広告表示が可能な端末である。広告はオンライン時に、広告配信サーバ2より配信され、広告表示端末3内に保存されることにより、オフライン状態でも広告が表示できる。広告主端末4は、広告配信サーバ2と通信可能に構成されており、広告を入稿することができる。
広告配信サーバ2は、複数の広告表示端末3と、少なくとも1つの広告主端末4とで、オンライン状態では通信可能となるよう構成される。広告配信サーバ2と広告表示端末3とは、オフライン状態になる時間が有っても構わないことは言うまでもない。広告配信サーバ2は、1台に限らず、複数台のサーバが組み合わせられたものであってもよく、例えば、広告を保存するサーバと、所定の管理項目データを管理するサーバとが分離していてもよい。サーバを分離させた場合、それぞれのサーバが連動して広告配信サーバ2の機能を果たすが、これは周知技術で実現可能である。
広告配信サーバ2は、広告主端末4から入稿された広告の配信等を管理する制御部20を備える。制御部20は、広告入稿部21、広告送受信部22、広告管理部23、記憶部24を有する。広告入稿部21は、広告主端末4から入稿データ220の入稿を受け付ける。広告送受信部22は、広告表示端末3からの要求もしくは広告管理部23からの指示に基づいて、配信データ222を広告表示端末3へ配信する。
広告管理部23は、主に広告配信サーバ2上での処理を管理する。例えば、広告管理部23は、広告入稿部21に入稿された入稿データ220に個別の広告ID205など所定のデータを付与した上で、サーバ側広告データ221として記憶部24に保存する。そして、広告表示端末3から広告を選択する基準となる広告要求データ225を受信した広告配信サーバ2は、配信データ222を広告表示端末3へ配信する前に、配信する広告を所定の方法により選択する。さらに、広告管理部23は、広告送受信部22が広告表示端末3から受けたフィードバックデータ224を集計し、記憶部24に記憶させる。
記憶部24は、広告データベース24a、及び端末管理データベース24bを有する。広告データベース24aは、サーバ側広告データ221を記憶する。端末管理データベース24bは、総端末数215や端末ID211を記憶する。ここで、総端末数215は、広告配信サーバ2に接続された広告表示端末3の数をカウントした値である。尚、本実施形態では広告データベース24aと端末管理データベース24bとを別のデータベースとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、同一のデータベースとして扱ってもよい。
図2は、広告配信サーバ2で扱われるデータの名称と、その内容を示した図である。入稿データ220は、広告データ本体201、広告ターゲット202、合計表示上限回数203、及び端末表示上限回数204などを含む組合せデータである。広告データ本体201は、XMDF(登録商標)、PDF、静止画、動画、HTML、テキスト、FLASH(登録商標)等などで構成された広告データである。広告ターゲット202は、広告を特に見せたいユーザの属性を表し、地域、言語、性別などの文字列の組合せなどで構成されたデータであり、さらに年齢などの数値を組み合わせてもよい。合計表示上限回数203は、全ての広告表示端末3で表示される合計表示回数の上限値を表し、ここに示された回数を超えた広告は表示されないことを示す回数である。端末表示上限回数204は、各々の広告表示端末3の広告表示回数の上限値を表し、ここに示された回数を超えた広告は表示されないことを示す回数である。
サーバ側広告データ221は、広告データ本体201、広告ターゲット202、合計表示上限回数203、端末表示上限回数204、広告ID205、広告枠種別206、配信中端末数207、合計表示実施回数208、のべ配信端末数216、表示単価217、及び予測オフライン表示回数213を含む組合せデータである。広告ID205は、広告データ本体201を一意に識別するための値であり、文字列で構成されている。広告枠種別206は、端末の種類、広告を表示するアプリの種類、広告のサイズ等から決まる広告の分類を表す。配信中端末数207は、広告配信サーバ2から広告を配信した後、合計表示実施回数208のフィードバックを受けていない広告表示端末3の数を表したものである。合計表示実施回数208は、全広告表示端末3において広告が表示された合計回数を表す。のべ配信端末数216は、広告を配信したことのある端末数を、端末の重複を許して数えた値である。表示単価217は、広告配信サーバに予め記憶させられた0より大きい実数であり、広告を表示したときに発生する広告料の単価を表す。予測オフライン表示回数213は、広告配信サーバ2から広告を配信した後、合計表示実施回数208のフィードバックを受けていない分の表示回数を予測した値であり、例えば、端末表示上限回数204と配信中端末数207との積で算出される。
配信データ222は、前記サーバ側広告データのうち、幾つかのデータ、例えば、広告データ本体201、端末表示上限回数204、広告ID205、及び広告枠種別206などを含む組合せデータなど、必要に応じ、各々の広告表示端末に送信するデータの組合せで構成される。
(広告表示端末の構成)
図3は、本発明の一実施形態に係る広告表示端末3の概略構成図である。広告表示端末3は、配信された広告を表示するもので、制御部30、操作受付部31、及び表示部32を備える。制御部30は、広告の受信や表示を行う機能を制御するもので、広告送受信部33、広告管理部34、端末情報取得部35、記憶部36、及びアプリケーション部37を有する。
広告送受信部33は、広告配信サーバ2へ、該サーバが広告を選択する基準となる広告要求データ225を送信し、配信データ222を受信すると、次に端末表示実施回数210などを含んだフィードバックデータ224を送信する。広告管理部34は、広告送受信部33から取得した配信データ222に所定のデータを付与した上で、端末側広告データ223として広告データベース36aに記憶させる。端末情報取得部35は、端末情報を取得して広告管理部34へ送信する。ここで、端末情報とは、端末ID211やユーザ情報214を含む端末に保存された情報を表す。ユーザ情報214は、地域、言語、性別などの文字列の組合せであり、年齢などの数値を組み合わせたものでもよい。記憶部36は、広告データベース36aを有し、広告データベース36aは、端末側広告データ223を記憶する。アプリケーション部37は、表示部32に表示される電子書籍等のアプリケーションである。アプリケーション部37は広告提示部37aを有しており、電子書籍等のアプリケーションを起動させると、該アプリケーションに埋め込まれた広告提示部37aに広告データベース36aから選択された広告を表示させることができる。広告提示部37aは、広告管理部34が広告データベース36aの中から選択した広告を表示部32に表示する。操作受付部31は、広告表示端末3に対する操作を受け付け、その内容を制御部30へ送信する。操作受付部31は、例えば、操作キー等で構成されていてもよいし、タッチパネルで構成され表示部32と一体となっているものであってもよい。表示部32は、広告を表示することができればよく、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等によって実現されている。
図4は、広告表示端末3で扱われるデータの種類と、その内容を示したものである。端末側広告データ223は、少なくとも広告データ本体201、端末表示上限回数204、広告ID205、広告枠種別206、及び端末表示実施回数210を含む組合せデータである。ここで、端末表示実施回数210は、各広告表示端末3の広告表示回数を表す。フィードバックデータ224は、少なくとも端末表示上限回数204、広告ID205、端末表示実施回数210、及び端末ID211を含む組合せデータである。ここで、端末ID211は、広告表示端末3を一意に識別するための値であり、文字列で構成される。広告要求データ225は、広告管理部34が端末情報取得部35から得られた情報を基に構成したデータの組み合わせで、広告枠種別206、端末ID211及びユーザ情報214を含む組合せデータである。
(広告配信システムの動作)
本実施形態における広告配信システム1の動作は、大きく分けると、広告配信、広告の表示、フィードバック、課金処理、及び広告の入稿に分けられる。特に、広告配信においては、広告配信サーバ2は、端末表示上限回数204や予測オフライン表示回数213を適切に管理することで、各広告が合計表示上限回数203を超えないように配信準備を行う。以下、広告配信フローについて詳細に説明する。
(広告配信)
図5は、広告配信サーバ2が配信データ222を配信する処理フローを示したフローチャートである。まず、広告表示端末3は、広告データベース36aを参照し(S1)、端末表示実施回数210が0より大きい広告が無ければ(S2;NO)S6へ移行し、端末表示実施回数210が0より大きい広告が有れば(S2;YES(以下、同様にステップをSと表記する。))S3へ移行する。S3では、広告表示端末3は広告配信サーバ2へ、フィードバックデータ224を送信すると共に端末側広告データ223を削除し(S3)、該フィードバックデータ224を受信した広告配信サーバ2は、広告ID205毎の合計表示実施回数208を集計し、広告データベース24aを更新し(S4)、集計と更新が完了したことを広告表示端末3に通知し(S5)、S6へ移行する。
広告表示端末3が広告配信サーバ2へ広告要求データ225を送信すると(S6)、広告を配信する準備段階として、広告管理部23は広告データベース24aの中から所定の方法により広告を選択し、配信データ222を構成する(S7)。このとき、選択される広告は複数個でもよい。また、広告の配信準備ステップであるS7に関しては、後に詳述する。
次に、配信データ222を配信する前に広告データベース24aの中から、S7で選択された広告をサーバ側広告データ221の中から探し出し、のべ配信端末数216と当該広告の配信中端末数207を配信する端末の数だけ加算し、予測オフライン表示回数213を配信データ222内の端末表示上限回数204の値だけ加算する(S8)。そして、広告要求を受けた広告表示端末3へ配信データ222を送信する(S9)。広告表示端末3は配信データ222を受信し、端末側広告データ223を書き変えてフローを終了する(S10)。
本実施形態に係る広告配信サーバ2では、広告を配信する前に、広告表示端末3がオフラインの状態で表示されるであろう予測値として、予測オフライン表示回数213を設定し、管理することで、合計表示実施回数208が合計表示上限回数203を超えないようにすることができる。
(配信準備)
図6は、広告配信サーバ2上で広告の配信準備を行うステップを示したフローチャートで、S701〜S709はS7の詳細なステップを表す。まず、広告表示端末3が広告配信サーバ2へ広告要求データ225を送信すると(S6)、広告配信サーバ2は、広告要求データ225を受信し、広告要求データ225に含まれる端末ID211が端末管理データベース24bに登録済みであれば(S701;端末ID登録済み)S703へ移行し、未登録であれば(S701;端末ID未登録)端末管理データベース24bに端末ID211を追加し、総端末数215を1加算して(S702)S703へ移行する。
そして、広告要求データ225に含まれる広告枠種別206と一致する広告を広告データベース24aの中から選択し(S703)、選択された広告の残り表示可能回数を算出する(S704)。ここで残り表示可能回数とは、対象となる広告の合計表示上限回数203から、合計表示実施回数208と予測オフライン表示回数213とを減算した値である。
次に、選択された広告の端末配信可能回数を算出する(S705)。ここで端末配信可能回数とは、残り表示可能回数を総端末数215で割り算した値を小数点以下切り上げした値である。そして、広告要求データ225中のユーザ情報214に、選択された広告の広告ターゲット202が一致しなければ(S706;NO)、S708へ移行し、選択された広告の広告ターゲット202が一致すれば(S706;YES)、該広告の配信データ222内の端末表示上限回数を2倍にして(S707)、S708へ移行する。尚、端末表示上限回数は2倍に限定されず、例えば、広告要求データ225中のユーザ情報214と、選択された広告の広告ターゲット202と一致する項目数に基づいて計算される値としてもよい。
続いて、端末配信可能回数がサーバ側広告データ221中の端末表示上限回数204以下であれば(S708;YES)、端末配信可能回数が0のデータを配信データ222から削除して(S709)S8へ移行し、それ以外の場合は(S708;NO)、S710へ移行する。さらに、端末表示上限回数未満である場合(S710;YES)、配信データ222中の端末表示上限回数204に端末配信可能回数の値を代入してから(S711)S8へ移行し、それ以外の場合(S710;NO)、なにもせずS8へ移行する。
本発明に係る広告配信サーバ2では、上述のように、予測オフライン表示回数213を記憶し、オフラインにおける広告表示端末3の表示回数を広告配信サーバ2上で予測し、管理することで、広告表示端末3がオフライン状態であっても、合計表示上限回数203を上回って表示されることを抑えることができる。
〔実施形態2〕
実施形態2は、実施形態1に加えて、更に広告の表示、課金処理、及び広告の入稿のフローの一態様を示したものである。すなわち、実施形態2における、広告配信システム1、広告配信サーバ2、広告表示端末3、及び広告主端末4の構成は実施形態1と同様で、広告配信及び配信準備フローも実施形態1と同様である。
(広告の表示)
図7は、広告を表示するステップを示したフローチャートである。広告表示端末3は、電子書籍アプリを起動する等の所定の広告表示トリガーが発生しなければ(S20;NO)、S20を繰り返し、広告表示トリガーが発生すると(S20;YES)、S21へ移行する。そして、広告を表示する領域である広告提示部37aの広告枠種別206と合致し、且つ端末表示実施回数210が端末表示上限回数204に達していない広告の中から、無作為抽出等の所定の広告選択手段によって広告を1つ選択し(S21)、選択された広告を表示して(S22)、広告の端末表示実施回数210を1加算(S23)した後、フローを終了する。
実施形態2に係る広告表示端末3は、端末表示実施回数210が、予め定めされた端末表示上限回数204を超えない広告だけを表示することで、表示のスループットを向上させることができる。
(課金処理)
図8は、広告料金を算出するステップを示したフローチャートである。広告主は広告主端末4から広告配信サーバ2へ、広告料金算出要求データ226を送信する(S30)。尚、広告料金算出要求データ226は、広告主端末4から広告配信サーバ2へ送信されるデータで、少なくとも広告ID205を少なくとも含む組合せデータである。広告料金算出要求データ226を受け取った広告配信サーバ2は、広告料金算出要求データ226に含まれる広告ID205を基に、広告データベース24a中から該当する広告の配信中端末数207を参照し、値が0であれば(S31;YES)S33へ移行し、それ以外の場合は(S31;NO)S32へ移行する。
次に、当該広告の配信中端末数207の値が0ではなかった場合、フィードバックの平均値(合計表示実施回数208を、のべ配信端末数216で割った値)をフィードバックが無かった端末の表示回数とし、フィードバックの平均値と配信中件数207との積を合計表示実施回数208に加算することで、新たに合計表示実施回数208を算出する。尚、この際にサーバ側広告データ221として上書きしなくても良い(S32)。そして、合計表示実施回数208と表示単価217との積を小数点以下切り上げした値を、広告料金219として算出する。尚、(S33)。算出された広告料金219と広告ID205が対応付けられたレポートデータ228を作成し(S34)、広告配信サーバ2は広告主端末4へレポートデータ228を送信して(S35)、広告主端末4がレポートデータ228を受信する(S36)。尚、レポートデータ228は、広告ID205、及び広告料金219を含む組合せデータである。広告料金219は、広告に課金される料金を集計した値であり、0以上の実数で表される。
(広告の入稿)
図9は、入稿データ220を広告配信サーバに入稿するステップを示した処理フローチャートである。まず、広告主は、PC(Personal Computer)等の広告主端末4から広告配信サーバ2へ入稿データ220を入稿する(S40)。広告管理部23は、入稿データ220に対し、識別可能な広告ID205を生成し(S41)、所定のデータ項目と共にサーバ側広告データ221として広告データベース24aに記憶し(S42)、広告ID205を広告主端末4へ送信する(S43)。そして、広告主端末4は広告ID205を受信する(S44)。
図10は、図9のS40において、広告主が広告配信サーバ2に入稿データ220を入稿する情報端末画面の一例を示した図である。広告主は、独自のID番号とパスワード等を用いて、広告配信サーバ2の広告入稿画面へログインし、広告を入稿する。広告主はPC等の広告主端末4から、広告データ本体201、広告ターゲット202、合計表示上限回数203、及び端末表示上限回数204を指定し、広告配信サーバ2へ入稿データ220として入稿することができる。但し、端末表示上限回数204の指定は必須ではなく、任意入力項目とし、広告配信時に広告配信サーバ2によって適宜決定される設定としてもよい。図10の例では、広告データ本体201は「abcde.jpg」というファイル名のJPEGファイル、広告ターゲット202は「東北、男」、合計表示上限回数203は「10000」、端末表示上限回数204は「20」であり、広告データ本体201のファイル名の隣にプレビュー画像を表示している。
図11は、図9のS41及びS42において、入稿データ220を入稿した際に、広告データベース24aにおいて管理されるサーバ側広告データ221の変化を示した図である。図で示すように、入稿データ220に対し、S41において広告ID205が付与され、さらに、広告枠種別206、配信中端末数207、合計表示実施回数208、のべ配信端末数216、表示単価217、及び予測オフライン表示回数213などがサーバ側広告データ221として更新され、広告データベース24aに記憶される。広告データベース24aに記憶される際、広告枠種別206は広告のサイズ等に基づいて、あらかじめ決められた所定の文字列が設定される。また、配信中端末数207、合計表示実施回数208、のべ配信端末数216、及び予測オフライン表示回数213の値は0、表示単価217のデフォルト値は0.1と設定される。但し、表示単価217の値は、広告枠種別206に基づいて決定されるものとしてもよい。
また、図11の例では、入稿前の広告データベース24aに3つの広告データが存在し、広告データ本体201、広告ターゲット202、合計表示上限回数203、端末表示上限回数204、広告ID205、広告枠種別206、配信中端末数207、合計表示実施回数208、のべ配信端末数216、表示単価217、予測オフライン表示回数213の順に、1つ目が『「cat.jpg」、「四国,女」、「30000」、「10」、「A00001」、「AAAA」、「200」、「12000」、「600」、「0.05」、「2000」』、2つ目が『「dog.jpg」、「関西,男」、「70000」、「35」、「A00002」、「BBBB」、「400」、「50000」、「1000」、「0.02」、「14000」』、3つ目が『「mice.jpg」、「日本,女」、「30000」、「10」、「A00003」、「CCCC」、「100」、「20000」、「250」、「0.2」、「1000」』である。そして、上記入稿データ220が入稿されると、上記3つの広告データに加えて、広告データ本体201、広告ターゲット202、合計表示上限回数203、端末表示上限回数204、広告ID205、広告枠種別206、配信中端末数207、合計表示実施回数208、のべ配信端末数216、表示単価217、予測オフライン表示回数213の順に、『「abcde.jpg」、「東北,男」、「10000」、「20」、「A00004」、「DDDD」、「0」、「0」、「0」、「0.1」、「0」』というデータが広告データベース24aに記憶される。
図12は、図5のS7及びS8において、広告配信サーバ2が、配信する広告を準備する一例を示した図である。広告管理部23は、広告送受信部22から受信した広告要求データ225を基に、サーバ側広告データ221から配信データ222を選択し、該抽出した広告の配信中端末数207及びのべ配信端末数216を1加算し、予測オフライン表示回数213を配信データ222内の端末表示上限回数204の値だけ加算する。ここで、広告要求データ225の中身は、端末ID211、ユーザ情報214、広告枠種別206の順に『「TERM1000」、「関東、男」、「「AAAA」、「DDDD」」』で、サーバ側広告データ221の中から、広告ID205が「A00004」のデータが配信データ222として選択され、配信中端末数207は「0」から「1」へ、のべ配信端末数216は「0」から「1」へ、予測オフライン表示回数は「0」から「20」へと上書きされる。
図13は、図5のS10において、広告表示端末3が広告配信サーバ2から配信データ222を受信し、端末側広告データ223を更新する一例を示した図である。図13の例では、配信データ222を受信する前に端末側広告データ223は無く、広告データ本体201が「abcde.jpg」、端末表示上限回数204が「10」、広告ID205が「A00004」、広告枠種別206が「DDDD」という配信データ222を受信することで、『「abcde.jpg」、「10」、「A00004」、「DDDD」、「0」』というデータが端末側広告データ223に追加される。
図14は、図6のS701及びS702において、広告表示端末3の端末ID211が端末管理データベース25に登録される一例を示した図である。端末管理データベース25に、広告要求データ225に含まれる端末ID211「TERM1000」が登録されていないので、図のように、端末ID211が追加される。
図15は、図6のS703において、広告枠種別206に基づいて広告を選択する一例を示した図である。まず、広告管理部23は、サーバ側広告データ221の中から、広告要求データ225の広告枠種別206『「AAAA」、「DDDD」』のどちらか一方に一致するデータを抽出し、配信データ222を構成する。すなわち、配信データ222は、広告データ本体201、端末表示上限回数204、広告ID205、広告枠種別206の順に『「cat.jpg」、「10」、「A00001」、「AAAA」』及び『「abcde.jpg」、「20」、「A00004」、「DDDD」』である。
図16は、図6のS704〜S710において、配信データ222を構成する一例を示した図である。広告ID205「A00001」のデータの残り表示可能回数は、合計表示上限回数203「30000」から、合計表示実施回数208「25000」と予測オフライン表示回数213「5000」とを減算した値「0」となり、さらに残り表示可能回数「0」を総端末数215「1000」で割った値である端末配信可能回数は「0」である。また、広告ID205「A00004」のデータの残り表示可能回数は、合計表示上限回数203「10000」から、合計表示実施回数208「0」と予測オフライン表示回数213「0」とを減算した値「10000」となり、さらに残り表示可能回数「10000」を総端末数215「1000」で割った値である端末配信可能回数は「10」である。
さらに、S706で、広告要求データ225に含まれるユーザ情報214「関東、男」と一致するデータが配信データ222中にないため、何もせずに、端末配信可能回数と端末表示上限回数204を比較する。すると、広告ID205が「A00004」のデータの端末配信可能回数が「10」と、当該データの端末表示上限回数204「20」よりも小さいため、端末表示上限回数204を「10」に書き換える。そして、広告ID205が「A00001」のデータの端末配信可能回数が「0」であるため、配信データ222から当該データを削除する。
図17は、図7のS21において、広告が選択される一例を示した図である。図17の例では、広告提示部37aの広告枠種別206「DDDD」に一致するデータを端末側広告データ223の中から無作為に抽出し、広告ID205が「A00004」の広告が抽出される。
図18は、広告が表示された広告表示端末3の概観図である。電子書籍等のアプリケーションが起動されると、無作為抽出された広告ID205が「A00004」の広告は、広告提示部37aに表示される。そして、広告表示端末3がオフラインの場合、端末側広告データ223中の端末表示実施回数210を1加算する。
図19は、広告配信サーバ2でフィードバックデータ224が受信される一例を表す図である。フィードバックデータ224として、端末ID211「TERM1000」と、広告ID205、端末表示実施回数210の順に『「A00004」、「1」』とが、広告配信サーバ2へ送信され、サーバ側広告データ221に記憶された広告ID205が「A00004」のデータの、配信中端末数207はフィードバックデータ224の端末表示実施回数210の値「1」だけ減算され「0」となり、合計表示実施回数208はフィードバックデータ224の端末表示実施回数210の値「1」だけ加算され「1」となり、予測オフライン表示回数213はフィードバックデータ224の端末表示上限回数204の値「10」だけ減算され「0」となる。
図20は、図8のS30〜S36において、レポートデータ228を算出する一例を表した図であり、上述した図19のステップの後に行われるステップである。
広告主は、広告入稿時と同様に、独自のID番号とパスワード等を用いて、広告配信サーバ2へログインし、レポートデータ228を取得する。
広告主は、広告料金算出要求データ226として、広告ID205の集合として『「A00001」、「A00002」、「A00003」、「A00004」』を広告配信サーバ2へ送信し、広告配信サーバ2で生成されたレポートデータ228、つまり、広告料金219、広告ID205の順に、『「2292」、「A00001」』、『「1400」、「A00002」』、『「4000」、「A00003」』、『「1」、「A00004」』を受信する。
尚、本実施形態において、広告配信サーバ2や広告表示端末3の各ブロック、特に制御部20や制御部30は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現していてもよいし、CPU(central processing unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。後者の場合、広告配信サーバ2および/または広告表示端末3は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記制御プログラムを格納したROM(read only memory)、上記制御プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶媒体などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである広告配信サーバ2および/または広告表示端末3の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記広告配信サーバ2および/または広告表示端末3に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU(microprocessor unit))が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM(compact disc read-only memory)/MO(magneto-optical)/MD(Mini Disc、登録商標)/DVD(digital versatile disk)/CD−R(CD Recordable)等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM(erasable programmable read-only memory)/EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、広告配信サーバ2、広告表示端末3、および/または広告主端末4を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(local area network)、ISDN(integrated services digital network)、VAN(value-added network)、CATV(community antenna television)通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(asynchronous digital subscriber loop)回線等の有線でも、IrDA(infrared data association)やリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(high data rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance、登録商標)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
尚、本発明は実施形態1および2に限定されるものではない。
実施形態1および2では、表示単価217は広告配信サーバ2に予め記憶されるとあるが、本発明はこれに限定されるものではなく、表示単価217は、例えば、広告主が随時設定できるようにしてもよい。
また、広告表示端末3は、広告配信サーバ2へ広告要求データ225を送ることで、広告配信サーバ2から広告が配信されるものであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、広告配信サーバ2が広告表示端末3へ定期的に広告を配信してもよい。
また、実施形態1および2では、料金を算出するため、広告配信サーバ2及び広告表示端末3で広告の表示回数を管理しているが、本発明の管理対象はこれに限定されるものではなく、広告の表示単価を管理してもよい。
また、実施形態1および2における予測オフライン表示回数213は、S704では端末表示上限回数204と配信中端末数207の積としたが、本発明における予測オフライン表示回数213の算出方法は、これに限定されるものではなく、例えば、合計表示実施回数208をのべ配信端末数216で割った値と、配信中端末数207との積であってもよい。
また、実施形態1および2では、広告表示端末3を特定するのに端末ID211を用いたが、代わりにユーザIDを用いて、ユーザを特定することにより、各処理を行ってもよい。
本発明の広告配信サーバ、広告表示端末、広告配信システム、及び広告配信プログラムは、コンテンツの配信及び管理に利用することができる。
1 広告配信システム
2 広告配信サーバ
20、30 制御部
21 広告入稿部
22、33 広告送受信部
23、34 広告管理部
24、36 記憶部
3 広告表示端末
31 操作受付部
32 表示部
37 アプリケーション部
37a 広告提示部
4 広告主端末
203 合計表示上限回数
204 端末表示上限回数
213 予測オフライン表示回数
930 ホスト装置
935 送信部
940 受信機

Claims (10)

  1. 入稿される広告データを少なくとも1つの広告表示端末へ配信する広告配信サーバであって、
    広告主端末から少なくとも前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数を受信する広告入稿部と、
    少なくとも前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数及び前記広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、
    前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数、及び前記広告データの端末表示上限回数を管理する管理手段と、
    前記広告データ及び前記端末表示上限回数を含むデータを送受信する広告送受信手段とを備え、
    前記管理手段は、前記広告表示端末における広告表示回数を予測した予測オフライン表示回数を管理し、広告表示端末での表示回数のフィードバックにより、前記予測オフライン表示回数を実際の表示回数におきかえて管理する広告配信サーバ。
  2. 前記管理手段は、前記広告表示端末からフィードバックが有る場合、前記実際の表示回数を基にして広告料金を算出し、前記広告表示端末からフィードバックが無い場合、前記予測オフライン表示回数を基にして広告料金を算出し、前記広告料金を含むデータを前記広告主端末へ送信する請求項1に記載の広告配信サーバ。
  3. 前記管理手段は、広告入稿部が前記端末表示上限回数を受信した場合、該回数を前記記憶手段に記憶させ、
    前記端末表示上限回数を受信できない場合、前記合計表示上限回数に基づいて前記端末表示上限回数を算出し、前記記憶手段に記憶させる請求項1または2に記載の広告配信サーバ。
  4. 前記管理手段は、前記広告表示端末からのフィードバックデータを基に前記端末表示上限回数を算出し、前記広告主端末へ送信する請求項1から3のいずれかに記載の広告配信サーバ。
  5. 広告配信サーバから取得した広告を提示する広告表示端末であって、
    前記広告配信サーバから広告データ及び端末表示上限回数の組を受信する受信手段と、
    前記広告データ、及び前記広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、
    前記広告データを管理する管理部と、
    前記広告データを表示する表示手段と、
    1つ以上の上記広告データの中から、表示する広告データを所定の数選択する選択手段とを備え、
    前記管理部は、前記表示手段により表示された広告の表示回数を管理し、
    前記選択手段は、表示回数が端末表示上限回数未満の中から、表示する広告を選択する広告表示端末。
  6. 請求項5記載の広告表示端末と、請求項1から4のいずれかに記載の広告配信サーバとからなる広告配信システム。
  7. 少なくとも広告データ、前記広告データの合計表示上限回数及び前記広告データの端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、
    前記広告データ、前記広告データの合計表示上限回数、及び前記広告データの端末表示上限回数を管理する管理手段と、
    前記広告データ及び前記端末表示上限回数を含むデータを送受信する広告送受信手段とを備えた広告配信サーバに実行させる広告配信サーバ制御プログラムであって、
    前記管理手段は、前記広告表示端末における広告表示回数を予測した予測オフライン表示回数を管理するステップと、
    広告表示端末での表示回数のフィードバックにより、前記予測オフライン表示回数を実際の表示回数におきかえて管理するステップとを有する広告配信サーバ制御プログラム。
  8. 広告配信サーバから広告データ及び端末表示上限回数の組を受信する受信手段と、
    前記広告データ、及び前記端末表示上限回数を記憶する記憶手段と、
    前記広告データを表示する表示手段とを備えた広告表示端末に実行させる広告表示端末制御プログラムであって、
    前記記憶手段に記憶された1つ以上の前記広告データの中から、表示する広告データを所定の数選択するステップと、
    前記表示手段に広告を表示するステップと、
    前記表示手段により表示された広告の表示回数を管理するステップと、
    前記記憶手段に記憶された表示回数が端末表示上限回数未満の前記広告データの中から、表示する広告を選択するステップとを有する広告表示端末制御プログラム。
  9. 請求項7記載の広告配信サーバ制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 請求項8記載の広告表示端末制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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