JP2017526739A5 - - Google Patents

Claims (35)

1. ａ）生分解性ポリマー、および
   ｂ）ハチミツ
   を含む組成物。
2. さらにフィラーを含む、請求項１に記載の組成物。
3. 前記生分解性ポリマーがタンパク質を含む、請求項１または２のいずれか１項に記載の組成物。
4. 前記生分解性ポリマーがゼラチンを含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組成物。
5. 前記生分解性ポリマーがコラーゲンを含む、請求項１〜４のいずれか１項に記載の組成物。
6. 前記生分解性ポリマーが、ポリ（乳酸）、ポリジオキサノン（ＰＤＯ）またはこれらとゼラチンもしくはコラーゲンとのブレンドを含む、請求項１〜５のいずれか１項に記載の組成物。
7. 前記フィラーがヒドロキシアパタイトを含む、請求項２に記載の組成物。
8. 前記フィラーが、１００重量部の前記生分解性ポリマーに対して１〜３００重量部の量で存在している、請求項２に記載の組成物。
9. 前記ハチミツが、１００重量部の前記生分解性ポリマーに対して１重量部〜１５重量部の量で存在している、請求項１または２のいずれかに記載の組成物。
10. 前記ハチミツが、１００重量部の前記生分解性ポリマーに対して５重量部〜１０重量部の量で存在している、請求項１または２のいずれかに記載の組成物。
11. さらに、少なくとも１種類のさらなるフィラーまたは少なくとも１種類のさらなる抗生物質を含む、請求項２に記載の組成物。
12. さらに治療有効量のハチミツを含む、請求項１または２のいずれか１項に記載の組成物。
13. さらに、１００重量部の前記生分解性ポリマーに対して１００重量部〜２００重量部の範囲の抗菌有効量のハチミツを含む、請求項１２に記載の組成物。
14. さらに、再生を刺激または促進させるために１００重量部の前記生分解性ポリマーに対して２０重量部〜７０重量部の範囲の有効量のハチミツを含む、請求項１２に記載の組成物。
15. ａ）生分解性ポリマー、および
    ｂ）ハチミツ
    を含む膜。
16. さらにフィラーを含む、請求項１５に記載の膜。
17. 請求項１５または１６のいずれか１項に記載の膜の少なくとも２つの層を含む多重層膜。
18. 請求項１５に記載の膜の２〜４つの層を含む、請求項１７に記載の多重層膜。
19. 請求項１５に記載の膜の４つの層を含む、請求項１７に記載の多重層膜。
20. 前記少なくとも２つの層が架橋されている、請求項１７に記載の多重層膜。
21. 前記少なくとも２つの層が、１−エチル−３−（３−ジメチルアミノプロピル）カルボジイミド、ゲニピンまたはグルタルアルデヒドによって架橋されている、請求項１９に記載の多重層膜。
22. ａ）分散体を形成するために前記フィラーを溶媒中に分散させる工程、および
    ｂ）請求項１に記載の組成物を形成するために、前記生分解性ポリマーおよびハチミツを前記分散体と合わせる工程
    を含む、請求項２に記載の組成物の作製方法。
23. 溶媒が２，２，２−トリフルオロエタノール、１，１，１，３，３，３−ヘキサフルオロ−２−プロパノール（ＨＦＰ）または９：１の酢酸：水である、請求項２２に記載の方法。
24. ａ）生分解性ポリマー、および
    ｂ）ハチミツ
    を含む繊維。
25. さらにフィラーを含む、請求項２４に記載の繊維。
26. ａ）分散体を形成するために、前記フィラーを溶媒中に分散させる工程と、
    ｂ）組成物を形成するために、前記生分解性ポリマーおよびハチミツを前記分散体と合わせる工程と、
    ｃ）請求項２５に記載の繊維を形成するために、前記組成物をエレクトロスピニングする工程と
    を含む、請求項２５に記載の繊維の作製方法。
27. ａ）分散体を形成するために、前記フィラーを溶媒中に分散させる工程と、
    ｂ）組成物を形成するために、前記生分解性ポリマーおよびハチミツを前記分散体と合わせる工程と、
    ｃ）繊維を形成することにより請求項１６に記載の膜を形成するために、前記組成物をエレクトロスピニングする工程と、
    を含む、請求項１６に記載の膜の作製方法。
28. ａ）分散体を形成するために、前記フィラーを溶媒中に分散させる工程と、
    ｂ）前記生分解性ポリマーおよびハチミツを前記分散体と合わせる工程と、
    ｃ）スポンジを形成するために、前記分散体から溶媒を除去する工程と、および
    ｄ）請求項１６に記載の膜を形成するために、前記スポンジを圧縮する工程と
    を含む、請求項１６に記載の膜の作製方法。
29. 前記圧縮する工程が、スポンジを少なくとも３０００ポンドの圧力で圧縮することを含む、請求項２８に記載の方法。
30. さらに、ブロック、粒状体、膨潤膜、非圧縮膜または圧縮膜を形成するために膜を加工する工程を含む、請求項２８に記載の方法。
31. ａ）生分解性ポリマー、および
    ｂ）ハチミツ
    を含む多重層膜。
32. さらにフィラーを含む、請求項３１に記載の多重層膜。
33. ａ）分散体を形成するために、前記フィラーを溶媒中に分散させる工程と、
    ｂ）前記生分解性ポリマーおよびハチミツを前記分散体と合わせる工程と、
    ｃ）繊維を形成するために前記組成物をエレクトロスピニングする工程と、
    ｄ）少なくとも２つの不織メッシュ膜を形成するために、前記繊維を収集する工程と、および
    ｅ）請求項３２に記載の多重層膜を形成するために、前記少なくとも２つの不織メッシュ膜を結合させる工程
    を含む、請求項３２に記載の多重層膜の作製方法。
34. 損傷組織を請求項１に記載の組成物、または請求項２４に記載の繊維、または請求項１５に記載の膜、または請求項１７に記載の多重層膜、または請求項３１に記載の多重層膜と接触させる工程を含む、損傷組織において軟組織の治癒を促進させる方法。
35. 組織を請求項１に記載の組成物、または請求項２４に記載の繊維、または請求項１５に記載の膜、または請求項１７に記載の多重層膜、または請求項３１に記載の多重層膜と接触させる工程を含む、組織におけるマクロファージの応答を促進させる方法。