オートファジーは、細胞が種々のタンパク質および細胞小器官を異化して、細胞生存に必要なビルディングブロックおよび重要な代謝物を提供する、栄養素の損失に対する細胞応答である。加えて、オートファジーは、長期にわたる細胞損傷に伴い蓄積するタンパク質凝集体および欠陥のある細胞小器官を除去することにより、多くの組織において重要な恒常的役割を果たす。遺伝学では、すべての真核生物にわたって保存されているオートファジーのコア構成要素を最初に定義したが、異なるオートファジー複合体が互いをどのように調節するか、ならびに生化学的事象の正確な時間的および空間的順序がオートファジー誘導にどのように関与するかという分子の詳細は、現在のところあまり理解されていない。
結節性硬化症を有する患者の腫瘍および病変において不活性化した遺伝子によってコードされているTSC1−TSC2複合体の分子機能を解読することにおいては、多くの進歩がなされてきた。TSC腫瘍抑制タンパク質は、ラパマイシンの哺乳動物標的(mTOR)キナーゼおよびその調節サブユニットRaptorならびに他の構成要素(mTORC1)から構成されるキナーゼ複合体に対する効果を介する細胞増殖の中心的調節因子である。TSC複合体は、NF1、PTENおよびLKB1腫瘍抑制因子からを含む様々な細胞インプットからのシグナルを受け取り、それに応答して、TSC複合体はmTORC1を下方調節する。TSC1またはTSC2遺伝子において突然変異を継承しているまたは取得している患者は、mTORC1活性の上昇を呈し、これが細胞の過剰増殖を駆動する。LKB1腫瘍抑制因子およびその下流標的、AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)は、TSC2腫瘍抑制因子およびRaptorのリン酸化を直接調節して、栄養枯渇後等、細胞内エネルギーが低い場合の条件下で、mTORC1活性を下方調節する。
mTORC1活性の最もよく研究されているアウトプットは細胞増殖の制御であり、これは、翻訳調節因子6K1および4ebp1を含む下流基質のmTORC1リン酸化によって実現される。細胞増殖におけるmTORC1の役割は広く認められており、より最近では、オートファジーの細胞プロセスにおけるmTORC1の保存された役割が認められてきた。遺伝学的研究は、オートファジーに関与する遺伝子およびオートファジーの開始を制御する最も上流の複合体が、出芽酵母においてはキナーゼATG1(哺乳動物においてはULK1)から構成され、その活性は、栄養素が低い場合に刺激されることを最初に定義した。
ULK1は数個の残基上で、ULK1(Ser467、Ser555、Thr575、Ser638)を活性化させるAMPKによって直接リン酸化される。対照的に、固有の部位(Ser757)上でのmTORC1によるULK1の直接リン酸化は、ULK1不活性化をもたらし(図1)、TORが下等真核生物においてUlk1/Atg1オルソログをどのように阻害するかと並行して、mTORC1が哺乳動物細胞においてULK1複合体を阻害することを実証する研究と一致する。いかなる理論によっても限定されることを望まないが、TSC突然変異および高活性mTORC1を有する細胞および腫瘍において、ULK1は、セリン757上でmTORC1によって高度にリン酸化され、不活性状態に保持されていてよい。ある特定の実施形態では、TSC欠損細胞において、オートファジーのプロセスは抑制される。ULK1のAMPKリン酸化は飢餓後の適正なオートファジーに必要とされるのに対し、mTOR阻害剤での細胞の処理によるオートファジーの誘導はAMPKを必要とせず、ULK1およびULK1のmTOR調節を必要とする。これは、薬理学的なmTOR阻害がULK1を活性化するために十分であること、およびAMPKが働いていない場合であっても、mTOR阻害剤による処理後はULK1が実際に活性化していることを示している。
これらの所見は、TSCの起源および治療にとって重要な意味合いを有している。ULK1機能およびULK1依存性オートファジーの回復は、TSCに関与する異なる病理において有意な有益性を有し得る。したがって、TSC欠損細胞および腫瘍のmTOR阻害剤治療は、ULK1活性およびオートファジーの上方調節をもたらす。オートファジーは概して有益であるが、腫瘍を治療するという文脈において、細胞生存も促進する両刃の剣である。ULK1および他のコアオートファジー構成要素は、細胞ストレスの条件下で細胞生存を促進する(図2)。この細胞生物学的予測(mTOR阻害剤による処理は細胞増殖を抑えるが、オートファジーの上昇により処理された細胞の細胞生存も促進する)は、最近の臨床観察と一致する。ラパログはTSCの特異的な臨床徴候に対していくらかの効能を呈するが、離脱時に腫瘍は急速にそれらの治療前の大きさに戻るため、薬物の効果は一過性に思われる。これは、これらの作用物質が大いに細胞増殖抑制性であり、腫瘍細胞の退行および収縮を引き起こしながら、腫瘍細胞の死滅および排除につながらないことを示唆している。
mTOR阻害がULK1を直接調節していることを考慮すると、ラパログおよび他のmTOR阻害剤によるオートファジーの誘導および細胞生存は、部分的に、ULK1活性化によるものであってよい。1つの結果は、ULK1の阻害をラパログ治療と組み合わせることにより、ULK1−オートファジーから生存有益性が除去されると、ラパマイシンの標準的な細胞増殖抑制効果を細胞毒性効果に変換することである。この結果は、本明細書において記載されているULK1 siRNAおよび新たに開発された直接的なULK1キナーゼ阻害剤を使用する細胞培養において実証されている。mTOR阻害剤による処理の文脈におけるULK1の阻害は、実際に、腫瘍細胞の細胞死の劇的な増大につながり、mTOR阻害剤からのより多くの細胞増殖抑制応答を細胞死に変換した。ある特定の実施形態では、ULK1の触媒阻害剤は、TSCの治療において臨床的に有用である。
ULK1は、セリン/スレオニンキナーゼであるオートファジー経路の唯一のコアが保存された構成要素であることから、オートファジー、より具体的にはmTOR依存性オートファジーを制御する化合物を開発する機会にとって特にユニークな標的となっている。ULK1を阻害する作用物質の臨床治療指数と同じく重要なことに、ULK1を完全に欠くように遺伝子改変されたマウスは、有意な病理なしに生存可能である。
故に、ULK1選択的キナーゼ阻害剤は、正常組織による耐容性は良好となり得るが、オートファジー誘導の治療施行に直面して生存のためのオートファジーに依存するようになった腫瘍細胞による耐容性は良好となり得ない。
オートファジーの全プロセスは細胞生存を促進するが、現在、オートファジーを薬理学的に阻害するための最もよく確立された作用物質は、クロロキンまたはバフィロマイシン等のリソトロピック剤(lysotropic agent)である。実際に、クロロキンは、TSC欠損の文脈において、標的化治療薬と組み合わせた場合に抗腫瘍活性を有する。しかしながら、すべての組織においてリソソームの流れを変更するそのような作用物質への長期曝露は、ULK1選択的キナーゼ阻害剤で潜在的に観察されるよりも多くの臨床的合併症を有し得、mTOR活性化が病理の中核を成す場合、ULK1阻害をTSC腫瘍の極めて選択的で特に魅力的な標的としている。
保存されたオートファジーカスケードの最も上流の構成要素はカスケードにおいてセリン/スレオニンキナーゼのみをコードすることを考慮すると、経路の他の構成要素のULK1依存性リン酸化は、適正な時間的および空間的キューを指示および提供し得る。AMPKおよびmTORC1によるリン酸化事象を妨害することによってULK1がどのように制御されるかという詳細な理解は認められてきたが、異なる形態の哺乳動物オートファジーにおけるULK1/2のための絶対的要件は、AMPKおよびmTORが、オメガソームに組み込むPI3P脂質形成を直接開始し、オートファゴソームの直接の物理的な開始を表すように保持される、下流ベクリン−Vps34複合体の複数の構成要素も調節するという最近の所見を考慮すると、不明確になってきた。
触媒mTORC1阻害単独(図7D)の後のULK1キナーゼ活性の誘導は、ULK1キナーゼ活性のアミノ酸枯渇誘導と一致し、これは、AMPKを伴わないと思われる。mTORC1は、ULK1における少なくとも1つのよく確立されたセリン部位、Ser757を介して、ULK1をリン酸化し、阻害する。mTOR阻害剤は、臨床試験において、腫瘍学について広く試験しており、ラパマイシン類似体は、進行性腎臓がんおよび他の固形腫瘍のケアの承認された標準である。ULK1がmTORC1によって阻害されるキナーゼであることを考慮すると、ULK1基質リン酸化部位のさらなる描写は、それらのシグナルが、mTORC1基質リン酸化が減少している場合の正確な条件下で増大すると予想されることから、mTOR阻害剤の重要なバイオマーカーを産出し得る。
その上、オートファジーは、mTORC1阻害に直面して細胞に生存シグナルを提供し、この効果は、ULK1依存性およびULK1非依存性手段(AMPKおよびp38のようなストレスキナーゼによるベクリン−Vps34複合体の直接リン酸化等を含む)を介してオートファジー経路に関わり得るボードの栄養素損失とは異なり、mTORC1がオートファジーを抑制する一次機構としてULK1に大幅に依存し得る。ULK1阻害は、A549 NSCLC細胞において実証されている通り、mTOR阻害に対する細胞増殖抑制応答を、細胞生存を促進するオートファジーの能力の損失により、細胞毒性応答に変換する(図9C)。
mTORC1およびAMPKからの効果を妨害することを介して栄養素がどのようにULK1を調節するかという分子の詳細を同定する相次ぐ研究にもかかわらず、オートファジーの開始におけるULK1キナーゼ複合体の重要な標的は、大部分が依然として未知である。ULK1がどのようにオートファジーの開始を媒介するかという分子の詳細の欠如にもかかわらず、ULK1の遺伝子破壊は、任意のコアオートファジー遺伝子の遺伝子破壊と同様に、貧栄養条件下で細胞生存能力の損失をもたらす。様々な細胞ストレス後に細胞生存を促進するオートファジーの能力は、がんの治療のためのオートファジー阻害剤の直接的検査につながった。しかしながら、これまでのところ、コアオートファジータンパク質のほとんどがドラッガブルな酵素ではないことから、強力かつ選択的なオートファジー阻害剤は、捉えどころがないままである。ULK1は、オートファジー経路における唯一の保存されたセリン/スレオニンキナーゼであるため、本明細書において開示されているのは、ULK1に対する第1の小分子ATP競合性キナーゼ阻害剤である。本明細書において記載されているのは、がん細胞の治療的処置を含む異なるストレス後の細胞生存を改善する、これらの化合物の能力である。
ULK1がオートファジーカスケードにおける唯一の保存されたセリン/スレオニンキナーゼであるという事実は、ULK1を治療薬開発のための非常に独自の魅力的な標的にしている。本明細書において開示されている、化合物14が栄養枯渇と強力に相乗作用して腫瘍細胞における細胞死を引き起こすという所見は、完全培地中で増殖している細胞に対して最小効果をまだ有し、ULK1/2の遺伝的損失とともに所見を裏付けている。ULK1およびその結合パートナーAtg13が、飢餓および化合物14の共処理によって選択的に分解されるが、いずれか単独の後にはされないという所見は、ULK1キナーゼ複合体の活性プールが、化合物14誘発性分解に対して比類なく感受性となり得ることを示している。これは、細胞が生存をULK1に依存している場合、それらのULK1は、標的となるATP競合性阻害剤によって有効に阻害された場合に分解されると予想されることを示唆しているため、in vivoでのULK1阻害のためのさらなるバイオマーカーを提供する。ある特定の実施形態では、総ULK1または総Atg13レベルは、生存促進機構として作用させられる文脈において、ULK1の有効な標的化および抑制を表すバイオマーカーとして役立つことができる。
まとめると、データは、ULK1の化学的抑制が、オートファジーを誘発するmTOR阻害剤の能力のブロックにつながり、これが、Pten、LKB1、TSC1、TSC2もしくはNF1を欠いている、またはKras、Rheb、p110a、もしくはPi3K−mTOR経路の他の構成要素における発癌性突然変異を有する腫瘍等の、mTORシグナル伝達に集中している腫瘍細胞における急速なアポトーシスを引き起こすことを示している。mTORキナーゼ阻害剤またはラパログは広範囲に及ぶ臨床腫瘍学の試験中であることから、データは、化合物14のようなULK1阻害剤をmTOR阻害剤と組み合わせることにより、診療所において観察されるそれらの大いに細胞増殖抑制効果をより細胞毒性効果に変換し、ULK1阻害を、mTOR阻害剤で治療された多くの患者における治療抵抗性を回避するための心躍る新たな治療ルートとすることを示唆している。
TSC患者において変更された細胞中で混乱する生化学的シグナルの新たなセットも本明細書において開示されている。シグナルは、ULK1シグナルと呼ばれる回路を形成し、これは、細胞部分の健康および再生利用を確実にするための品質制御機構を提供するために、我々の体の細胞において通常は活性である。TSC患者の病変、結節および腫瘍において見られるもの等のTSC遺伝子に欠陥がある細胞において、このULK1シグナルは、mTORC1と呼ばれるタンパク質複合体の活性の上昇によってブロックされ、これは、TSC遺伝子が細胞中で役立つ主要なこと:mTORC1を遮断することである。そのため、TSC遺伝子に欠陥がある場合、mTORC1活性は高く、ULK1を遮断する。これは、TSC欠損細胞の異常な増殖および細胞挙動に寄与する、細胞品質制御および再生利用の損失をもたらす。これらの新たな所見は、mTOR阻害剤の現在の使用からそれらのULK1阻害剤との組合せまで、療法中、TSC患者において、いつどこでmTORが有効に遮断するようになるかを決定するためにULK1活性のマーカーを使用する、TSCを治療および診断するためのより良い手法について、多数の予測を行う。
現在、TSCの利用可能な最良の治療は、薬物ラパマイシンおよびその類似体(「ラパログ」と呼ばれる)等、これらの患者の細胞において見られるmTORの上昇を抑制することができる薬物である。ラパログおよびより新しい直接的なmTOR阻害薬による治療は、mTORによるその封鎖が軽減されたら、ULK1の活性化につながると予想される。これは、ULK1活性のマーカーを生検において使用することができ、mTORがラパログまたは他のmTOR阻害剤からいかによく封鎖するかを決定するためのTSC患者由来の血液試料が、ULK1からのシグナルが「向上」するのに伴ってmTORがどの程度下落するかに比例することを意味する。
本明細書において開示されているのは、mTORが療法から有効にブロックされている場合に増大するマーカーである。現在のマーカーはいずれも、mTORがブロックされるとすべて低下するが、出発状態では低く、次いで、いかに有効な治療であるかに比例して、治療とともに増大するシグナルを定量化することは、より容易となり得る。ULK1およびmTOR阻害剤の治療組合せについて、有益性は、はるかに恒久的かつ持続的な応答となることができ、これは、患者が生涯にわたってラパマイシンを継続することを必要としない、腫瘍細胞の完全な根絶または腫瘍性ではないTSC欠損細胞型(例えば、脳結節)に対する機能回復を意味する。
ULK1がリン酸化によってどのように調節されるかを解読するプロセスにおいて、ULK1機能の多数のアッセイが開発されている。最初に、内因性ULK1を免疫沈降させることができるULK1抗体を特徴付けて、この方式で細胞から単離されたULK1に対してキナーゼ活性アッセイを実施することを可能にした(図5A)。ULK1機能が無秩序である場合の異なる細胞型におけるオートファジーおよびオートファジーの流れの調節も特徴付けた。ULK1欠損の効果を特徴付けた、最もよく確立されたマーカーおよびアッセイは、オートファゴソーム構成要素LC3bであり、これは、オートファジー誘導時に凝集した斑点を形成し、成熟したオートファゴソーム中に局在する際に共有結合性脂質化およびプロセシングを受ける。故に、イムノブロッティングによって内因性LC3b脂質化を、形態計測ソフトウェアおよびNIH画像Jを使用する内因性LC3bおよび斑点の定量化に対する間接免疫蛍光(immunoflourescence)によって斑点形成をモニターすることができる(図5C、図5E)。オートファゴソームの市販の親油性色素(CytoID autophagy、Enzo Lifesciences)は、オートファゴソームの信頼性の高い読み出しであるとして検証されている(図10)。オートファジーの別の広く使用されているマーカーは、p62 Sequestrosome−1タンパク質であり、その代謝回転は、オートファジーによって選択的に誘発される。故に、オートファジーの薬理学的または遺伝的封鎖の条件下で、p62レベルは上昇する(図5C)。損傷時の選択的除去をオートファジーに決定的に依存している細胞小器官の1つは、ミトコンドリアである。損傷したミトコンドリアのオートファジー破壊はマイトファジーとして既知であり、マイトファジーにおける欠陥は、透過電子顕微鏡法(TEM)により、分子色素JC−1によってアッセイされた際のミトコンドリア膜電位において、外観に欠陥があるミトコンドリアの蓄積によって特徴付けられる。
細胞ストレスの条件下でULK1によって制御される別の細胞プロセスは、細胞生存である。RNAiによるULK機能の抑制は、栄養枯渇に供した細胞におけるアポトーシスの率上昇をもたらす。
ULK1機能のこれらのアッセイに加えて、in vitroキナーゼアッセイにおいてリン酸化されたペプチド基質中でどのアミノ酸をULK1が好むかという配列特異性をプロファイルした。この方法は、ULK1が、任意の特定の位置において荷電残基を好まず、いくつかの位置、最も顕著には、ホスホ−アクセプター部位に関して、−3、+1および+3位において疎水性残基をむしろ選ぶ、奇異なキナーゼであることを明らかにした(図6A)。他のコアオートファジー構成要素とのULK1相互作用を評価する過程で、Vps34/ベクリン複合体によるキナーゼデッドではなく野生型ULK1の過剰発現は、SDS−PAGE上におけるこれらの複合体構成要素の劇的な移動度シフトにつながることが発見された。Vps34の配列の分析は、最適なULK1基質モチーフと合致したVps34における高度に保存されたセリンの同定につながった(図6B)。ULK1の直接基質に役立つVps34と一致して、漸増量の精製したULK1キナーゼは、in vitroキナーゼアッセイ後のVps34の移動度シフトにつながった(図6B)。野生型またはキナーゼ不活性ULK1を発現している細胞から精製したVps34についての質量分析を利用して、その存在量がULK1依存性様式にてin vivoで調節されたリン酸化事象を同定した。Vps34セリン249は、野生型ULK1を発現している細胞から単離した試料においては完全にリン酸化されていたが、キナーゼデッドULK1ではされていなかった(図6E)。加えて、これは、ULK1活性化細胞において化学量論的にリン酸化された唯一の部位であり、Vps34 Ser249リン酸化は、Vps34における他の部位と比べて、ULK1キナーゼ活性に対してin vivoで極めて感受性であることを示唆していた。最後に、Vps34が受けるバンドシフトにSer249リン酸化が関与しているか否かを、SDS−PAGEで試験した。実際に、リン酸化不可能なVps34 Ser249Ala突然変異体は、活性ULK1の存在下では移動度シフトを受けることができない(図6D)。まとめると、これらのデータは、Vps34 Ser249がULK1リン酸化の直接標的であることを示唆している。
ULK1による、Vps34、ベクリンおよびアンブラ1における特異的部位のリン酸化は、mTOR阻害の治療効能のバイオマーカーとして役立つことができる。これらの部位は、Vps34セリン249、ベクリンセリン15、30、96および337、ならびにアンブラ1セリン465および635である(図5F)。mTOR活性の現在のマーカーはすべて、mTORがブロックされた場合に低下する(ホスホ−S6、ホスホ−S6K1、ホスホ−4ebp1)のに対し、ULK1のこれらの基質のリン酸化は、mTORが阻害された場合に増大し、故に、mTOR活性の有用な代替的読み出しとして役立つはずである。
本明細書において使用される場合、冠詞「1つの(a)」および「1つの(an)」は、その冠詞の文法的目的語が1つまたは1つ超(すなわち、少なくとも1つ)であることを指す。例として、「エレメント(an element)」は、1つのエレメントまたは1つを超えるエレメントを意味する。
本明細書において使用される場合、用語「約」は、当業者によって理解されると予想され、それが使用される文脈に応じてある程度まで変動すると予想される。本明細書において使用される場合、量、持続時間等の測定可能な値を指す際、用語「約」は、指定された値から、±20%または±10%、より好ましくは±5%,さらに一層好ましくは±1%、なお一層好ましくは±0.1%の変動を包括するようになっており、そのため、そのような変動は、開示されている方法を実施するために適切である。
「アシル」は、構造−C(O)Rを有する基を指し、ここで、Rは、例えば、任意選択で置換されているアルキル、任意選択で置換されているアリール、または任意選択で置換されているヘテロアリールであってよい。「低級アシル」基は、1から6個の炭素原子を含有するものである。
「アシルオキシ」は、構造−OC(O)R−を有する基を指し、ここで、Rは、例えば、任意選択で置換されているアルキル、任意選択で置換されているアリール、または任意選択で置換されているヘテロアリールであってよい。「低級アシルオキシ」基は、1から6個の炭素原子を含有する。
用語「付加塩」は、以上で使用される場合、本明細書において記載されている化合物が形成できる溶媒和物も含む。そのような溶媒和物は、例えば、水和物、アルコレート等である。
用語「アルコキシ」は、結合点に酸素原子を含む、1から20個までの炭素原子、好ましくは1から6個までの炭素原子(「低級アルコキシ」と称される)、より好ましくは1から4個までの炭素原子を含む、直鎖、分枝鎖または環式炭化水素配置およびそれらの組合せを指す。「アルコキシ基」の例は、式−ORによって表され、式中、Rは、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、ハロゲン化アルキル、アルコキシまたはヘテロシクロアルキル基で、任意選択で置換されている、アルキル基であってよい。好適なアルコキシ基は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、i−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシシクロプロポキシ、シクロヘキシルオキシ等を含む。
「アルコキシカルボニル」は、アルコキシ置換カルボニルラジカル、−C(O)ORを指し、ここで、Rは、任意選択で置換されているアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキルまたは同様の部分を表す。
用語「アルキル」は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、デシル、テトラデシル、ヘキサデシル、エイコシル、テトラコシル等の、1から24個の炭素原子の分枝鎖または非分枝鎖飽和炭化水素基を指す。「低級アルキル」基は、1から6個までの炭素原子を有する飽和分枝鎖または非分枝鎖炭化水素である。好ましいアルキル基は、1から4個の炭素原子を有する。アルキル基は、1個または複数の水素原子が、ハロゲン、シクロアルキル、アルコキシ、アミノ、ヒドロキシル、アリール、アルケニルまたはカルボキシル等の置換基で置換されている、「置換アルキル」であってよい。例えば、低級アルキルまたは(C1〜C6)アルキルは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、ペンチル、3−ペンチル、またはヘキシルであってよく;(C3〜C6)シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルであってよく;(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキルは、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、2−シクロプロピルエチル、2−シクロブチルエチル、2−シクロペンチルエチル、または2−シクロヘキシルエチルであってよく;ハロ(C1〜C6)アルキルは、ヨードメチル、ブロモメチル、クロロメチル、フルオロメチル、トリフルオロメチル、2−クロロエチル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、またはペンタフルオロエチルであってよく;あるいは、ヒドロキシ(C1〜C6)アルキルは、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシブチル、1−ヒドロキシペンチル、5−ヒドロキシペンチル、1−ヒドロキシヘキシル、または6−ヒドロキシヘキシルであってよい。
本明細書において使用される場合、疾患または病態に関連する用語「改善」は、治療の任意の観察可能な有益な効果を指す。有益な効果は、例えば、感受性対象における疾患の臨床症状の発症遅延、疾患の一部またはすべての臨床症状の重症度における低減、疾患のより緩徐な進行、対象の健康全般または幸福の向上によって、あるいは、特定の疾患に特異的である当技術分野において周知の他のパラメーターによって、証明することができる。
用語「アミド(amide)」または「アミド(amido)」は、式−C(O)NRR’によって表され、ここで、RおよびR’は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、ハロゲン化アルキル、またはヘテロシクロアルキル基であってよい。
用語「アミン」または「アミノ」は、式−NRR’の基を指し、式中、RおよびR’は、独立に、水素、またはアルキル、アシル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、ハロゲン化アルキル、もしくはヘテロシクロアルキル基であってよい。例えば、「アルキルアミノ」または「アルキル化アミノ」は、−NRR’を指し、ここで、RまたはR’の少なくとも一方はアルキルである。カルボニルアミノ基は、−N(R)−C(O)−R(ここで、Rは、置換されている基またはHである)であってよい。好適なアミノ基は、アセトアミドである。
本明細書において使用される場合、「アミノ酸」は、下記の表において示される通り、そのフルネームによって、3文字表記およびそれに対応する1文字表記によって表される。アミノ酸の構造およびそれらの略称は、Stryer、1988、「Biochemistry」、第3版、W.H.Freeman and Co.、New York等の化学文献において見ることもできる。
「アミノカルボニル」は、単独でまたは組み合わせて、アミノ置換カルボニル(カルバモイル)ラジカルを意味し、ここで、アミノラジカルは、任意選択で、アルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、アラルコキシカルボニル等で一または二置換されていてよい。
「類似体」は、化学構造が親化合物と異なる分子、例えば、ホモログ(アルキル鎖の長さにおける差異またはより多くの同位体の1つの包含等、化学構造または質量における増分によって異なる)、分子断片、1つもしくは複数の官能基によって異なる構造、またはイオン化の変化である。類似体は、必ずしも親化合物から合成されるとは限らない。誘導体は、基盤構造から誘導された分子である。
「動物」は、生きている多細胞脊椎生物、例えば、哺乳動物および鳥類を含むカテゴリーを指す。哺乳動物という用語は、ヒトおよび非ヒト哺乳動物の両方を含む。同様に、用語「対象」は、非ヒト霊長類、コンパニオンアニマル(イヌおよびネコ等)、家畜(ブタ、ヒツジ、雌ウシ等)、および大型の猫科動物等の飼いならされていない動物等の、鳥類および非ヒト哺乳動物を含む、ヒトおよび非ヒト対象の両方を含む。対象という用語は、生物のライフサイクルにおける段階にかかわらず当てはまる。故に、対象という用語は、生物(すなわち、生物が、哺乳動物であるか、家禽または野鳥等の鳥類であるか)に応じて、in uteroまたはin ovoの生物に当てはまる。
「アリール」は、任意選択で非置換であっても置換されていてもよい、単環(例えば、フェニル)または多重融合もしくは縮合環(例えば、ナフチルまたはアントリル)を有する一価不飽和芳香族炭素環式基を指す。「ヘテロアリール基」は、芳香族基の環または縮合環内に組み込まれた少なくとも1個のヘテロ原子を有する芳香族基として定義される。ヘテロ原子の例は、窒素、酸素、硫黄およびリンを含むがこれらに限定されない。ヘテロアリールは、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアジアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、フラニル、キノリニル、イソキノリニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノキサリニル等を含むがこれらに限定されない。アリールまたはヘテロアリール基は、アルキル、アルキニル、アルケニル、アリール、ハライド、ニトロ、アミノ、エステル、ケトン、アルデヒド、ヒドロキシ、カルボン酸、またはアルコキシを含むがこれらに限定されない1つまたは複数の基で置換されていてよく、あるいは、アリールまたはヘテロアリール基は、非置換であってよい。
本明細書において使用される場合、用語「AZD8055」は、(5−(2,4−ビス((S)−3−メチルモルホリノ)ピリド[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−2−メトキシフェニル)メタノール、またはその塩もしくは溶媒和物を指す。
用語「共投与」または「共投与すること」は、本明細書において開示されている化合物の、少なくとも1つの他の治療または診断剤との、同じ一般的な期間内の投与を指し、時間的にまったく同じ瞬間の投与を必要としない(が、共投与は、時間的にまったく同じ瞬間に投与することを含む)。故に、共投与は、同じ日であっても異なる日であっても、または同じ週内または異なる週内であってもよい。ある特定の実施形態では、複数の治療および/または診断剤を、単一投薬単位または形態中に作用物質を組み合わせることによって共投与してよい。用語「コンジュゲートしている」は、例えば共有結合によって一緒に結合している2つの分子を指す。コンジュゲートの例は、フルオロフォア等の検出可能な標識とコンジュゲートしている分子(ペプチド等)である。
本明細書において使用される場合、用語「化合物14」、「SBI−0,206,965」、「0,206,965」、「SBI−6965」および「6965」は、化合物2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド、またはその塩もしくは溶媒和物(表1)を指すために、交換可能に使用される。
用語「シクロアルキル」は、少なくとも3個の炭素原子から構成される非芳香族炭素ベースの環を指す。シクロアルキル基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等を含むがこれらに限定されない。用語「ヘテロシクロアルキル基」は、環の炭素原子の少なくとも1個が、窒素、酸素、硫黄、またはリン等であるがこれらに限定されないヘテロ原子で置換されている、上記で定義された通りのシクロアルキル基である。
「検出可能な標識」は、別の分子(オリゴヌクレオチド等)と直接的にまたは間接的にコンジュゲートして、該分子の検出を容易にする、化合物または組成物である。標識の具体的な非限定的例は、放射活性同位体、酵素基質、補助因子、リガンド、化学発光剤、フルオロフォア、ハプテン、酵素、およびそれらの組合せを含むがこれらに限定されない。標識付けのための方法および種々の目的に適切な標識の選択における指針は、例えば、Sambrookら(Molecular Cloning:A Laboratory Manual、Cold Spring Harbor、New York、1989)およびAusubelら(In Current Protocols in Molecular Biology、John Wiley&Sons、New York、1998)において考察されている。
「有効量」は、未治療患者に関して疾患の症状を改善するために必要とされる化合物の量を意味する。疾患の治療的処置のための本発明を実践するために使用される活性化合物の有効量は、投与様式、対象の年齢、体重および全身の健康に応じて変動する。最終的には、主治医または獣医が、適切な量および投薬レジメンを決めることになる。そのような量を、「有効」量と称する。
「断片」は、ポリペプチドまたは核酸分子の一部を意味する。この部分は、好ましくは、基準核酸分子またはポリペプチドの全長の少なくとも約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、または90%を含有する。断片は、約10、20、30、40、50、60、70、80、90、または100、200、300、400、500、600、700、800、900、または1,000ヌクレオチドまたはアミノ酸を含有してよい。
用語「ハロゲン化アルキル」または「ハロアルキル基」は、ハロゲン(F、Cl、Br、I)で置換されているこれらの基上に存在している1個または複数の水素原子を有するアルキル基を指す。
用語「ヒドロキシアルキル」は、ヒドロキシル基で置換されている少なくとも1個の水素原子を有するアルキル基を指す。用語「アルコキシアルキル基」は、上述した通りのアルコキシ基で置換されている少なくとも1個の水素原子を有するアルキル基として定義される。
「同一性」は、目的の配列と参照配列との間でのアミノ酸または核酸配列同一性を意味する。配列同一性は、典型的に、配列分析ソフトウェア(例えば、Sequence Analysis Software Package of the Genetics Computer Group、University of Wisconsin Biotechnology Center、1710 University Avenue、Madison、Wis.53,705、BLAST、BESTFIT、GAP、またはPILEUP/PRETTYBOXプログラム)を使用して測定される。そのようなソフトウェアは、相同性の程度を、種々の置換、欠失、および/または他の修飾に割り当てることによって、同一または同様の配列と合致させる。保存的置換は、典型的に、下記の群内での置換を含む:グリシン、アラニン;バリン、イソロイシン、ロイシン;アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン;セリン、スレオニン;リシン、アルギニン;およびフェニルアラニン、チロシン。同一性の程度を決定するための例示的なアプローチにおいて、BLASTプログラムを使用してよく、e−3からe−100の間の確率スコアは、密接に関係している配列を示す。
「阻害すること」は、疾患または状態の完全な発病を阻害することを指す。「阻害すること」は、対照と比べた、生物学的活性または結合における任意の定量的または定性的低減も指す。
本明細書において使用される場合、用語「INK128」は、3−(2−アミノ−5−ベンゾオキサゾリル)−1−(1−メチルエチル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−アミン、またはその塩もしくは溶媒和物を指す。
本明細書において使用される場合、用語「指示資料」は、刊行物、録音、図表、または本発明の組成物および方法の有用性を伝えるために使用され得る任意の他の表現媒体を含む。キットの指示資料は、例えば、本発明の組成物を含有する容器に貼付されていてもよいし、組成物を含有する容器と一緒に発送されてもよい。代替的に、指示資料は、レシピエントが指示資料および組成物を協調的に使用することを意図して、容器とは別個に発送されてよい。例えば、指示資料は、キットの使用についてのもの;組成物の使用についての指示;または組成物の製剤の使用についての指示である。
「単離された」生物学的構成要素は、該構成要素が自然に発生する生物の細胞内の他の生物学的構成要素、すなわち、他の染色体のおよび染色体外のDNAおよびRNA、タンパク質、脂質、ならびに細胞小器官から実質的に分離されたまたは精製除去された構成要素である。「単離された」は、絶対的な純度を必要としない。例えば、所望の単離された生物学的構成要素は、調製物の総含有量の、少なくとも50%、特に少なくとも約75%、より特定すれば少なくとも約90%、最も特定すれば少なくとも約98%を表し得る。本明細書で記載される通りの単離された生物学的構成要素は、塩による分画、フェノール抽出、有機溶媒(例えば、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウムまたはエタノール)による沈殿、親和性クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、疎水性クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー、ゲル濾過、等電点電気泳動、物理的分離(例えば、遠心分離または撹拌)等、多くの方法によって単離することができる。
「N−ヘテロ環式」は、少なくとも1個の窒素ヘテロ原子を含む単または二環式環または環系を指す。環または環系は概して、ヘテロ原子に加えて1から9個の炭素原子を含み、飽和、不飽和または芳香族(擬似芳香族を含む)であってよい。用語「擬似芳香族」は、厳密には芳香族ではないが、電子の非局在化を利用して安定し、芳香族環と同様の様式で挙動する、環系を指す。芳香族は、ピロリル環等の擬似芳香族環系を含む。
5員単環式N−ヘテロ環の例は、ピロリル、H−ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、(1,2,3および1,2,4オキサジアゾリルを含む)イソオキサゾリル、フラザニル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、トリアゾリル(1,2,3および1,3,4トリアゾリルを含む)、テトラゾリル、チアジアゾリル(1,2,3および1,3,4チアジアゾリルを含む)、およびジチアゾリルを含む。6員単環式N−ヘテロ環の例は、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、およびトリアジニルを含む。ヘテロ環は、幅広い置換基で、好ましくは、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、トリフルオロメチル、アミノ、シアノまたはモノもしくはジ(C1〜6アルキル)アミノで、任意選択で置換されていてよい。N−ヘテロ環式基は、フェニル、ナフチル、インデニル、アズレニル、フルオレニル、およびアントラセニル等の炭素環と縮合していてよい。
8、9および10員二環式ヘテロ環の例は、1Hチエノ[2,3−c]ピラゾリル、インドリル、イソインドリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンズイミダゾリル、インダゾリル、イソキノリニル、キノリニル、キノキサリニル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ベンゾトリアジニル等を含む。これらのヘテロ環は、例えば、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、ハロ、ヒドロキシ、メルカプト、トリフルオロメチル、アミノ、シアノまたはモノもしくはジ(C1〜6アルキル)アミノで、任意選択で置換されていてよい。別段の定義がない限り、任意選択で置換されているN−ヘテロ環式は、ピリジニウム塩および好適な環窒素のN−オキシド形態を含む。
本明細書において使用される場合、用語「ペプチド」、「ポリペプチド」または「タンパク質」は、交換可能に使用され、ペプチド結合によって共有結合しているアミノ酸残基で構成される化合物を指す。タンパク質またはペプチドは、少なくとも2つのアミノ酸を含有していなくてはならず、タンパク質またはペプチドの配列を含むことができるアミノ酸の最大数には、制限がかけられていない。ポリペプチドは、ペプチド結合によって互いに接合している2つ以上のアミノ酸を含む任意のペプチドまたはタンパク質を含む。本明細書において使用される場合、該用語は、当技術分野において、例えば、ペプチド、オリゴペプチドおよびオリゴマーとも一般に称される、短鎖、ならびに当技術分野において、概して、多くの種類があるタンパク質と称される、長鎖の両方を指す。「ポリペプチド」は、中でも、例えば、生物学的活性断片、実質的に相同のポリペプチド、オリゴペプチド、ホモ二量体、ヘテロ二量体、ポリペプチドの変異体、修飾されたポリペプチド、誘導体、類似体および融合タンパク質を含む。ポリペプチドは、天然ペプチド、組換えペプチド、合成ペプチドまたはそれらの組合せを含む。環式ではないペプチドは、N末端およびC末端を有する。N末端は、アミノ基を有し、これは、遊離(すなわち、NH2基として)していてもよいし、適切に保護(例えば、BOCまたはFmoc基で)されていてもよい。C末端は、カルボン基を有し、これは、遊離(すなわち、COOH基として)していてもよいし、適切に保護(例えば、ベンジルまたはメチルエステルとして)されていてもよい。環式ペプチドは、アミド結合を介して共有結合して環式構造を形成することから、遊離しているNまたはC末端を必ずしも有するわけではない。
「医薬組成物」は、ある量(例えば、単位投薬量)の、開示化合物の1つまたは複数を、担体、賦形剤、および/またはアジュバントを含む1つまたは複数の非毒性薬学的に許容される添加物、ならびに任意選択で他の生物学的活性成分と一緒に含む組成物である。そのような医薬組成物は、Remington’s Pharmaceutical Sciences、Mack Publishing Co.、Easton、PA(第19版)において開示されているもの等の標準的な医薬製剤技術によって調製することができる。
用語「薬学的に許容される塩またはエステル」は、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸またはリン酸、有機カルボン酸、スルホン酸、スルホ酸(sulfo acids)またはホスホ酸(phospho acids)またはN置換スルファミン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、コハク酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、メチルマレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グルカル酸、グルクロン酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、サリチル酸、4−アミノサリチル酸、2−フェノキシ安息香酸、2−アセトキシ安息香酸、エンボン酸、ニコチン酸またはイソニコチン酸を含むがこれらに限定されない無機および有機酸、加えて、アミノ酸との、例えばα−アミノ酸との、また、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、2−ヒドロキシメタンスルホン酸、エタン−1,2−ジスルホン酸、ベンゼンジスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸、ナフタレン−2−スルホン酸、2−もしくは3−ホスホグリセリン酸塩、グルコース−6−リン酸またはN−シクロヘキシルスルファミン酸(チクロの形成を伴う)との、あるいはアスコルビン酸等の他の酸性有機化合物との塩を含む、従来の手段によって調製された塩またはエステルを指す。
現在開示されている化合物の「薬学的に許容される塩」は、ナトリウム、カリウム、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、亜鉛等のカチオンから、ならびにアンモニア、エチレンジアミン、N−メチル−グルタミン、リシン、アルギニン、オルニチン、コリン、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、ジエタノールアミン、プロカイン、N−ベンジルフェネチルアミン、ジエチルアミン、ピペラジン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、および水酸化テトラメチルアンモニウム等の塩基から形成されたものも含む。本発明の化合物における使用に好適なアミン塩基(およびそれらの対応するアンモニウムイオン)の特定の例は、限定されないが、ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロノナン、ジアザビシクロウンデセン、N−メチル−N−エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、モノ−、ビス−またはトリス−(2−ヒドロキシエチル)アミン、2−ヒドロキシ−tert−ブチルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン、N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシエチル)アミン、トリ−(2−ヒドロキシエチル)アミンおよびN−メチル−D−グルカミンを含む。「薬理学的に許容される塩」のさらなる例については、Bergeら、J.Pharm.Sci.66:1(1977)を参照されたい。これらの塩は、標準的な手順によって、例えば、遊離酸を好適な有機または無機塩基と反応させることによって、調製され得る。本明細書において列挙されている任意の化学化合物を、代替的に、薬学的に許容されるその塩として投与してもよい。
「薬学的に許容される塩」は、遊離酸、塩基、および両性イオン形態も含む。好適な薬学的に許容される塩の記載は、Handbook of Pharmaceutical Salts,Properties,Selection and Use、Wiley VCH(2002)において見ることができる。本明細書において開示されている化合物がカルボキシ基等の酸性官能基を含む場合、カルボキシ基に好適な薬学的に許容されるカチオン対は、当業者に周知であり、アルカリ、アルカリ土類、アンモニウム、第4級アンモニウムカチオン等を含む。そのような塩は、当業者に既知である。「薬理学的に許容される塩」のさらなる例については、Bergeら、J.Pharm.Sci.66:1(1977)を参照されたい。
「薬学的に許容されるエステル」は、カルボキシル基を含むように修飾された、本明細書において記載されている化合物から誘導されたものを含む。in vivo加水分解可能なエステルは、ヒトまたは動物体内で加水分解されて親酸またはアルコールを生成するエステルである。故に、代表的なエステルは、エステル群のカルボン酸部分の非カルボニル部分が、直鎖または分枝鎖アルキル(例えば、メチル、n−プロピル、t−ブチル、またはn−ブチル)、シクロアルキル、アルコキシアルキル(例えば、メトキシメチル)、アラルキル(例えば、ベンジル)、アリールオキシアルキル(例えば、フェノキシメチル)、アリール(例えば、ハロゲン、C1〜4アルキルもしくはC1〜4アルコキシによって任意選択で置換されている、例えば、フェニル)またはアミノ);アルキル−またはアラルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル)等のスルホン酸エステル;あるいはアミノ酸エステル(例えば、L−バリルまたはL−イソロイシル)から選択される、カルボン酸エステルを含む。「薬学的に許容されるエステル」は、モノ−、ジ−またはトリ−リン酸エステル等の無機エステルも含む。そのようなエステルにおいて、別段の指定がない限り、存在する任意のアルキル部分は、有利に、1から18個までの炭素原子、特に1から6個までの炭素原子、より特定すれば1から4個までの炭素原子を含有する。そのようなエステル中に存在する任意のシクロアルキル部分は、有利に、3から6個までの炭素原子を含有する。そのようなエステル中に存在する任意のアリール部分は、有利に、上記のカルボシクリルの定義において示される通りに任意選択で置換されている、フェニル基を含む。薬学的に許容されるエステルは、故に、アセチル、t−ブチル、またはパルモイル(palmoyl)、ステアロイル等の長鎖直鎖もしくは分枝鎖不飽和もしくはオメガ−6一価不飽和脂肪酸等、C1〜C22脂肪酸エステルを含む。代替的なアリールまたはヘテロアリールエステルは、ベンゾイル、ピリジルメチロイル(pyridylmethyloyl)等を含み、そのうちのいずれかは、上記のカルボシクリルにおいて定義した通り、置換されていてよい。さらなる薬学的に許容されるエステルは、ロイシル、イソロイシルおよびとりわけバリル等の脂肪族L−アミノ酸エステルを含む。
治療的使用では、化合物の塩は、対イオンが薬学的に許容されるものである。しかしながら、非薬学的に許容される酸および塩基の塩は、例えば、薬学的に許容される化合物の調製または精製における使用も見出し得る。以上で言及した通りの薬学的に許容される酸付加塩および塩基付加塩は、化合物が形成することのできる治療的に活性な非毒性の酸付加塩形態および塩基付加塩形態を含むようになっている。薬学的に許容される酸付加塩は、好都合に、塩基形態をそのような適切な酸で処理することによって取得することができる。適切な酸は、例えば、ハロゲン化水素酸、例えば、塩酸もしくは臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸;または例えば、酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸(すなわち、エタン二酸)、マロン酸、コハク酸(すなわち、ブタン二酸)、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸(すなわち、ヒドロキシブタン二酸)、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、シクラミン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、パモ酸等の有機酸を含む。逆に、前記塩形態は、適切な塩基での処理によって、遊離塩基形態に変換することができる。酸性プロトンを含有する化合物を、適切な有機塩基および無機塩基での処理によって、それらの非毒性金属またはアミン付加塩形態に変換してもよい。適切な塩基塩形態は、例えば、アンモニウム塩、アルカリおよびアルカリ土類金属塩、例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等、有機塩基との塩、例えば、ベンザチン塩、N−メチル−D−グルカミン塩、ヒドラバミン塩、および例えば、アルギニン、リシン等のアミノ酸との塩を含む。
疾患または状態を「予防すること」は、疾患の兆候を呈していないまたは初期の兆候のみを呈している対象に、病理もしくは状態を発病するリスクを減少させることまたは病理もしくは状態の重症度を和らげることを目的として、組成物を予防的投与することを指す。
用語「精製された」は、絶対的な純度を必要とせず、むしろ、相対的な用語として意図されている。故に、例えば、精製されたペプチド調製物は、ペプチドまたはタンパク質が細胞内のその自然環境にある場合よりも、ペプチドまたはタンパク質が富化されたものである。例えば、化合物調製物は、所望の多糖タンパク質コンジュゲートが、調製物の総含有量の少なくとも50%、より特定すれば少なくとも約90%、最も特定すれば少なくとも約98%を表すように精製されている。
用語「第4級アミン」は、以上で使用した通り、化合物の塩基性窒素と、例えば、任意選択で置換されているアルキルハライド、アリールハライドまたはアリールアルキルハライド、例えば、ヨウ化メチルまたはヨウ化ベンジル等の適切な四級化剤との間の反応によって、化合物を形成することができる、第4級アンモニウム塩を定義するものである。トリフルオロメタンスルホン酸アルキル、メタンスルホン酸アルキル、およびp−トルエンスルホン酸アルキル等、良好な脱離基を有する他の反応物質を使用してもよい。第4級アミンは、正に帯電した窒素を有する。薬学的に許容される対イオンは、クロロ、ブロモ、ヨード、トリフルオロ酢酸塩および酢酸塩を含む。最適な対イオンは、イオン交換樹脂を使用して導入することができる。
「組換え」タンパク質は、自然発生ではない配列を有する、または配列のそうでなければ分離している2つのセグメントの人工的な組合せによって作製された配列を有するものである。
用語「対象」は、非ヒト霊長類、コンパニオンアニマル(イヌおよびネコ等)、家畜(ブタ、ヒツジ、雌ウシ等)、および大型の猫科動物等の飼いならされていない動物等の、鳥類および非ヒト哺乳動物を含む、ヒトおよび非ヒト対象の両方を含む。対象という用語は、生物のライフサイクルにおける段階にかかわらず当てはまる。故に、対象という用語は、生物(すなわち、生物が、哺乳動物であるか、家禽または野鳥等の鳥類であるか)に応じて、in uteroまたはin ovoの生物に当てはまる。
「置換されている」または「置換」は、1つまたは複数のさらなるR基による、分子またはR基の水素原子の置き換えを指す。別段の定義がない限り、用語「任意選択で置換されている」または「任意選択の置換基」は、本明細書において使用される場合、1、2、3、4つまたはそれ以上の基、好ましくは1、2または3つ、より好ましくは1または2つの基でさらに置換されていてもされていなくてもよい基を指す。置換基は、例えば、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜8シクロアルキル、ヒドロキシル、オキソ、C1〜6アルコキシ、アリールオキシ、C1〜6アルコキシアリール、ハロ、C1〜6アルキルハロ(CF3およびCHF2等)、C1〜6アルコキシハロ(OCF3およびOCHF2等)、カルボキシル、エステル、シアノ、ニトロ、アミノ、置換アミノ、二置換アミノ、アシル、ケトン、アミド、アミノアシル、置換アミド、二置換アミド、チオール、アルキルチオ、チオキソ、サルフェート、スルホネート、スルフィニル、置換スルフィニル、スルホニル、置換スルホニル、スルホニルアミド、置換スルホンアミド、二置換スルホンアミド、アリール、アルC1〜6アルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールから選択されてよく、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリールおよびヘテロシクリル、ならびにそれらを含有する基は、さらに任意選択で置換されていてよい。N−ヘテロ環の場合の任意選択の置換基は、C1〜6アルキル、すなわち、N−C1〜3アルキル、より好ましくはメチル、特にN−メチルも含んでよいがこれらに限定されない。
「治療有効量」は、指定された作用物質の、該作用物質で治療されている対象において所望の効果を実現するために十分な分量を指す。例えば、治療量は、対象の所望の細胞においてオートファジーを阻害するために十分な、ULK1阻害剤の量であってよい。理想的には、作用物質の治療有効量は、対象において、実質的な細胞毒性または他の実質的に有害な効果を引き起こすことなく、疾患または状態を阻害するまたは治療するために十分な量である。作用物質の治療有効量は、治療されている対象、苦痛の重症度、および治療組成物の投与様式に依存することになる。
「治療」は、発病し始めた後に、疾患または病態の兆候または症状を改善する治療的介入、あるいは、疾患の兆候を呈していないまたは初期の兆候のみを呈している対象に、病理もしくは状態を発病するリスクを減少させることまたは病理もしくは状態の重症度を和らげることを目的として、化合物または組成物を投与することを指す。
ある特定の実施形態では、ULK1阻害剤は、2−(置換)アミノ−4−(置換)アミノ−5−ハロ−ピリミジン;2−(置換)アミノ−4−(置換)アミノ−5−(ハロ)アルキル−ピリミジン;2−(置換)アミノ−4−(置換)オキソ−5−ハロ−ピリミジン;2−(置換)アミノ−4−(置換)オキソ−5−(ハロ)アルキル−ピリミジン;2−(置換)アミノ−4−(置換)チオ−5−ハロ−ピリミジン;および2−(置換)アミノ−4−(置換)チオ−5−(ハロ)アルキル−ピリミジンからなる群から選択される少なくとも1つ;または薬学的に許容されるその塩である。
現在開示されている化合物の特定の例は、1つまたは複数の不斉中心を含み、故に、これらの化合物は、異なる立体異性形態で存在し得る。したがって、化合物および組成物は、個々の純粋な鏡像異性体として、またはラセミ混合物を含む立体異性混合物として提供され得る。ある特定の実施形態では、本明細書において開示されている化合物は、90%の鏡像体過剰率、95%の鏡像体過剰率、97%の鏡像体過剰率で、またはさらに、エナンチオピュアな形態等の99%より大きい鏡像体過剰率等で、実質的にエナンチオピュアな形態となるように、合成されるまたは精製される。
「ULKtide」と称される、ULK1酵素のための基質として役立つ組換えペプチドも本明細書において提供される。ULKtideペプチドは、ULK1キナーゼ活性のための代理マーカーとしてin vitroで使用することができる。ある特定の実施形態では、アミノ酸配列YANWLAASIYLDGKKK(配列番号1)を含む組換えペプチドが提供される。一部の実施形態では、ULKtideペプチドの変異体が提供される。例えば、変異体ペプチドは、ロイシン等、−3位(配列番号1の残基5に対応する)に任意の疎水性残基を有する。他の例において、ペプチドは、フェニルアラニンまたはチロシン等、+1位(配列番号1の残基9に対応する)に任意の疎水性残基を有する。ある特定の実施形態では、ペプチドは、+2位(配列番号1の残基10に対応する)に任意の疎水性残基を有する。ある特定の実施形態では、組換えペプチドは、下記の配列の1つを含む:
EANWLAASIYLDGKKK(配列番号2)
YANWLAASIYLDKKKK(配列番号3)
YANWMAASIYLDGKKK(配列番号4)
YANWRAASIYLDGKKK(配列番号5)
YANWLAASDYLDGKKK(配列番号6)
YANWLAASIDLDGKKK(配列番号7)。
現在開示されている化合物は、少なくとも1つの不斉中心または幾何学的中心、cis−trans中心(C=C、C=N)を有し得る。該構造のすべてのキラル、ジアステレオマー、ラセミ、メソ、回転および幾何異性体は、別段の指定がない限り、意図されている。化合物は、単一の異性体として、または異性体の混合物として単離することができる。化合物のすべての互変異性体も、本開示の一部とみなされる。現在開示されている化合物は、化合物中に存在する原子のすべての同位体も含み、これは、重水素、トリチウム、18F等を含むことができるがそれらに限定されない。
開示化合物の「プロドラッグ」も本明細書において企図されている。プロドラッグは、対象へのプロドラッグの投与後に、加水分解、代謝等のin vivo生理作用を介して化学的に修飾されて活性化合物となる、活性または不活性化合物である。用語「プロドラッグ」は、本文全体を通して使用される場合、エステル、アミドおよびリン酸塩等の薬理学的に許容される誘導体を意味し、そのため、誘導体の得られたin vivo生体内変化生成物は、本明細書において記載されている化合物において定義されている通りの活性薬物である。プロドラッグは、好ましくは、優れた水溶解度、バイオアベイラビリティーの増大を有し、活性阻害剤にin vivoで容易に代謝される。本明細書において記載されている化合物のプロドラッグは、修飾が日常的操作またはin vivoのいずれかによって親化合物に開裂されるような手法で、化合物中に存在する官能基を修飾することによって、調製され得る。プロドラッグを作製し使用することに関与する適合性および技術は、当業者に周知である。エステルを伴うプロドラッグの一般的考察については、SvenssonおよびTunek、Drug Metabolism Reviews 165(1988)ならびにBundgaard、Design of Prodrugs、Elsevier(1985)を参照されたい。
用語「プロドラッグ」は、プロドラッグが対象に投与されると本発明の活性な親薬物をin vivoで放出する任意の共有結合した担体を含むことも意図されている。プロドラッグは、溶解度およびバイオアベイラビリティー等の活性剤医薬品に関する特性を頻繁に増強されてきたため、本明細書において開示されている化合物を、プロドラッグ形態で送達することができる。故に、現在開示されている化合物のプロドラッグ、プロドラッグを送達する方法およびそのようなプロドラッグを含有する組成物も企図されている。開示化合物のプロドラッグは、典型的には、修飾が日常的操作またはin vivoのいずれかによって開裂されて親化合物を産出するような手法で、化合物中に存在する1つまたは複数の官能基を修飾することによって、調製される。プロドラッグは、in vivoで開裂されて対応するアミノおよび/またはホスホン酸基をそれぞれ産出する任意の基で官能化された、ホスホン酸および/またはアミノ基を有する化合物を含む。プロドラッグの例は、限定されないが、アシル化アミノ基および/またはホスホン酸エステルもしくはホスホン酸アミド基を有する化合物を含む。特定の例において、プロドラッグは、イソプロピルホスホン酸エステル等の低級アルキルホスホン酸エステルである。
開示化合物の保護された誘導体も企図されている。開示化合物とともに使用するための様々な好適な保護基は、GreeneおよびWuts、Protective Groups in Organic Synthesis;第3版;John Wiley&Sons、New York、1999において開示されている。
概して、保護基は、分子の残りの部分に影響を及ぼさないと予想される条件下で除去される。これらの方法は、当業者に周知であり、酸加水分解、水素化分解等を含む。1つの好ましい方法は、遊離ホスホネートを産出するための、TMS−Br媒介性エステル開裂におけるもの等の、Lewis酸性条件を使用するホスホン酸エステルの開裂等、エステルの除去を伴う。第2の好ましい方法は、アルコール、酢酸等またはそれらの混合物等の好適な溶媒系中、パラジウム炭素を利用する水素化分解によるベンジル基の除去等、保護基の除去を伴う。t−ブトキシカルボニル保護基を含むt−ブトキシベースの基は、水、ジオキサンおよび/または塩化メチレン等の好適な溶媒系中、HClまたはトリフルオロ酢酸等の無機または有機酸を利用して、除去することができる。アミノおよびヒドロキシ官能基のアミノを保護するのに好適な別の例示的な保護基は、トリチルである。他の従来の保護基が既知であり、好適な保護基は、当業者によって、GreeneおよびWuts、Protective Groups in Organic Synthesis;第3版;John Wiley&Sons、New York、1999を参考にして選択することができる。アミンが脱保護されたら、得られた塩を容易に中和して、遊離アミンを産出することができる。同様に、ホスホン酸部分等の酸部分の覆いが外されたら、化合物を酸化合物またはその塩として単離してよい。
本明細書において開示されている化合物を、結晶化することができ、単結晶性形態で、または異なる結晶多形の組合せとして提供することができる。そのため、化合物を、異なる結晶形態、結晶性、液晶性または非結晶性(アモルファス)形態等、1つまたは複数の物理的形態で提供することができる。化合物のそのような異なる物理的形態は、例えば、異なる溶媒または溶媒の異なる混合物を再結晶に使用して、調製することができる。代替的にまたは付加的に、異なる多形は、例えば、異なる温度で再結晶を実施することによって、および/または再結晶中に冷却速度を変更することによって、調製することができる。多形の存在は、X線結晶学によって、または一部の場合において、固相NMR分光法、IR分光法等の別の分光技術によって、または示差走査熱量測定によって、決定することができる。
ある特定の実施形態では、化合物は、望ましくないオートファジーが治療的に開始または増強された状態または疾患を改善する。そのような疾患または状態において、組合せ療法におけるULK1阻害剤の投与は、望ましくないオートファジーを阻害する。そのような療法は、mTOR阻害剤投与を含む。非限定的な例証的なmTOR阻害剤は、ラパマイシン、シロリムス、テムシロリムス、エベロリムス、リダフォロリムス、NVPBEZ235、BGT226、XL765、GDC0980、SF1126、PKI587、PFO469,1502、GSK2,126,458、INK128、TORKiCC223、OSI027、AZD8055、AZD2014、およびPalomid 529を含む。例証的な間接的mTOR阻害剤は、メトホルミンおよびAICAR(5−アミノ−1−β−D−リボフラノシル−イミダゾール−4−カルボキサミド)を含む。mTOR阻害剤による治療のための、故に、ULK1阻害剤との共投与治療に適している例証的な疾患または状態は、免疫抑制(移植片拒絶を予防するため等)、抗再狭窄(例えば、血管形成術後)、がん(例えば、腎細胞癌、膵臓、TSC、リンパ腫、子宮内膜、乳房、結腸、前立腺、膠芽細胞腫、星状細胞腫、多発性骨髄腫、肝細胞癌)、コーデン症候群、ポイツ・ジェガーズ症候群、結節性硬化症、LAM(リンパ脈管筋腫症)、および加齢黄斑変性を含む。
本明細書において開示されている化合物は、例えば、mTOR阻害剤耐性疾患等の難治性疾患を有する対象に投与してもよい。非限定的な例証的な難治性疾患は、膠芽細胞腫、転移性固形腫瘍、乳がん、前立腺がん、非小細胞肺がん、結腸直腸がん、膵臓がん、腎細胞癌、B細胞慢性リンパ性白血病、黒色腫、腺癌、結腸直腸、および腎臓がんを含む。
ある特定の実施形態では、対象は、ULK1阻害剤による治療を必要とする、または必要とすると認識されている。対象は、ULK1阻害剤による治療に適しているとして選択され得る。例えば、対象は、mTOR阻害剤の投与によって引き起こされた腫瘍細胞における望ましくないオートファジーを阻害する作用物質を必要としていてよい。
ある特定の実施形態では、本明細書において開示されている化合物によって提供されるオートファジー阻害が、損傷細胞の浄化を刺激し、損傷および造腫瘍性細胞の消散を早める。
現在TSCに利用可能な治療は、薬物ラパマイシン、その類似体(「ラパログ」と呼ばれる)および他のmTOR阻害剤等、これらの患者の細胞において見られるmTOR上昇を抑制することができる薬物である。ラパログおよびより新しい直接的なmTOR阻害薬による治療は、mTORによるその封鎖が軽減されると、ULK1の活性化につながる。その上、ULK1は通常、細胞に、それら自体の一部および代謝物を再生利用させることによってストレス時に生き続けるように、生存シグナルを提供する。これらの所見は、ラパマイシンまたは他のmTOR阻害剤で治療された患者において、これらの薬物によるULK1の活性化が、腫瘍細胞および他のTSC欠損細胞を治療中実際に生きさせ、腫瘍細胞の完全な根絶を予防することを示唆している。mTOR阻害剤を、本明細書で記載される通りのULK1阻害剤と組み合わせることにより、mTOR阻害剤によりTSCおよびリンパ脈管筋腫症(「LAM」)において見られる控えめであるがプラスの効果を、はるかに持続性が高く強固な応答に変換することができる。実際に、LKB1欠損腫瘍細胞における培養中の相乗的な組合せは、治療的殺傷について劇的な相乗効果を示した。ある特定の実施形態では、本明細書において開示されているULK1阻害剤は、すべてのTSC患者およびLAMまたはAML(血管筋脂肪腫)が自発的に生じている任意の患者の助けとなる。ULK1構成要素は体のすべての細胞において発現されるため、ULK1およびmTOR薬を組み合わせることにより、TSCによって影響を受けるすべての臓器:脳(結節、SEGA)、腎臓(AML)、皮膚線維腫、心臓横紋筋肉腫、および肺LAM病変に有益となる。
ある特定の実施形態では、ULK1およびmTOR阻害剤の治療組合せは、より恒久的かつ持続的な応答を提供し、これは、患者が生涯にわたってmTOR阻害剤を服用し続ける必要のない、腫瘍細胞の完全な根絶または腫瘍性ではないTSC欠損細胞型(例えば、脳結節)に対する機能回復を意味し得る。ULK1がすべての細胞型においてmTORによってブロックされるという発見およびULK1小分子阻害剤が発見されたという事実は、これを、mTOR薬と合理的に組み合わせるための可能な眼り幅広い新たな治療選択肢の1つにしている。
ラパログおよびより新しい直接的なmTOR阻害薬による治療は、mTORによるその阻害が軽減されると、ULK1の活性化につながる。これは、ULK1活性のマーカーを生検において使用することができ、ラパログまたは他のmTOR阻害剤からのmTOR封鎖の効能を決定するためのTSC患者由来の血液試料が、ULK1からのシグナルが「向上」するのに伴ってmTORがどの程度下落するかに比例することを意味する。重要なことに、mTOR阻害はULK1を活性化するために十分であり、ULK1のAMPKリン酸化はこの状態において必要ではない。
mTOR活性の現在のマーカーはすべて、mTORがブロックされた場合に低下し(ホスホ−S6、ホスホ−S6K1、ホスホ−4ebp1)、これも有用であるが、時に、基本的に低く、次いで、いかに有効な治療であるかに比例して、治療とともに増大するシグナルを定量化することは、より容易である。故に、2セットの抗体の組合せ(mTOR基質リン酸化部位およびULK1基質リン酸化部位)を使用することは、次いで、ヒト臨床試料に対して試験することができる抗体の有意義なパネルを提供するはずである。
mTOR阻害剤が疾患の治療に有効である可能性を決定するための方法も開示されている。一部の実施形態では、方法は、mTOR阻害剤を投与した対象由来の生物学的試料におけるmTOR基質であるホスホ−S6Kまたはホスホ−4ebp1の少なくとも一方のレベルを検出する1つまたは複数のアッセイを実施するステップと、mTOR基質であるホスホ−S6Kまたはホスホ−4ebp1の少なくとも一方のレベルを、正常な対応する組織のそれぞれの対照レベルと比較するステップとを含む。それぞれの対照と比較した場合の、mTOR基質であるホスホ−S6Kまたはホスホ−4ebp1の少なくとも一方のレベルにおける増大の検出は、mTOR阻害剤が、対象における疾患の治療に有効であることを示している。
ある特定の実施形態では、阻害剤は、クロロキンおよびクロロキン誘導体のようなリソソーム作用剤のはるかに広範な使用と比較した場合に、オートファジー経路におけるATG遺伝子を阻害するという意味で、選択的オートファジーメディエーターであり、これらは、リソソーム機能を破壊することによりオートファジーを停止させるが、オートファジーに非常に非特異的であることから、他の潜在的な合併症も引き起こすものである。
ある特定の実施形態では、本明細書において開示されている化合物は、ULK1の触媒ATP結合ポケットと結合するATP競合性結合剤である。ある特定の実施形態では、本明細書において開示されている化合物は、可逆的阻害剤である。
ULKtideペプチドを使用してULK1のキナーゼ活性を阻害する化合物を同定するためのスクリーニングアッセイがさらに提供される。一部の実施形態では、方法は、候補化合物、ULK1および組換えULKtideペプチド(またはその変異体)を接触させるステップと;候補化合物の存在下および非存在下で、組換えペプチドのリン酸化を検出するステップと;候補化合物の非存在下と比較して候補化合物の存在下で組換えペプチドのリン酸化が減少している場合に、ULK1のキナーゼ活性を阻害する化合物を同定するステップとを含む。
対象への投与のための医薬組成物は、最適な分子に加えて、担体、増粘剤、賦形剤、緩衝剤、保存剤、表面活性剤等、少なくとも1つのさらなる薬学的に許容される添加物を含むことができる。医薬組成物は、抗菌剤、抗炎症剤、麻酔薬等、1つまたは複数のさらなる活性成分も含むことができる。これらの製剤に有用な薬学的に許容される担体は、従来のものである。Remington’s Pharmaceutical Sciences、E.W.Martin著、Mack Publishing Co.、Easton、PA、第19版(1995)は、本明細書において開示されている化合物の薬学的送達に好適な組成物および製剤について記載している。
概して、担体の性質は、用いられている特定の投与モードによって決まることになる。例えば、非経口製剤は、通例、水、生理食塩水、平衡塩類溶液、デキストロース水溶液、グリセロール等の、薬学的かつ生理学的に許容される流体をビヒクルとして含む、注射用流体を含有する。固体組成物(例えば、散剤、丸剤、錠剤、またはカプセル剤形態)では、従来の非毒性固体担体は、例えば、医薬品グレードのマンニトール、ラクトース、デンプン、またはステアリン酸マグネシウムを含むことができる。生物学的に中性の担体に加えて、投与される医薬組成物は、湿潤または乳化剤、保存剤、およびpH緩衝剤等、例えば酢酸ナトリウムまたはモノラウリン酸ソルビタン等の、少量の非毒性補助物質を含有することができる。
本明細書において開示されている医薬組成物は、開示化合物の薬学的に許容される塩および/または溶媒和物から形成されたものを含む。医薬組成物は、経口、経直腸、鼻腔内、肺内、もしくは経皮送達を含む様々な粘膜投与モードによって、または他の表面への局所送達によって、対象に投与することができる。任意選択で、組成物は、筋肉内、皮下、静脈内、動脈内、関節内、腹腔内、髄腔内、脳室内、または非経口ルートによるものを含む非粘膜ルートによって、投与することができる。他の代替的な実施形態では、化合物を、対象を起源とする細胞、組織または臓器への直接曝露によって、ex vivoで投与することができる。
医薬組成物を製剤化するために、化合物を、種々の薬学的に許容される添加物、および化合物の分散のための基剤またはビヒクルと組み合わせることができる。所望の添加物は、アルギニン、水酸化ナトリウム、グリシン、塩酸、クエン酸等のpH制御剤を含むがこれらに限定されない。加えて、局所麻酔薬(例えば、ベンジルアルコール)、等張化剤(例えば、塩化ナトリウム、マンニトール、ソルビトール)、吸着阻害剤(例えば、Tween 80またはMiglyol 812)、溶解度増強剤(例えば、シクロデキストリンおよびその誘導体)、安定剤(例えば、血清アルブミン)、および還元剤(例えば、グルタチオン)を含むことができる。当技術分野において周知である多くの他の好適なアジュバントの中でも、水酸化アルミニウム(例えば、Amphogel、Wyeth Laboratories、Madison、NJ)、フロイントアジュバント、MPL(商標)(3−O−脱アシル化モノホスホリル脂質A;Corixa、Hamilton、IN)およびIL−12(Genetics Institute、Cambridge、MA)等のアジュバントを、組成物に含むことができる。組成物が液体である場合、製剤の張度は、単一とみなされる0.9%(w/v)の生理食塩水の張度を参照して測定した場合、典型的に、実質的、不可逆的な組織損傷が投与部位において誘発されないと予想される値に調整される。概して、溶液の張度は、約0.5から約2.0、または約0.8から約1.7等、約0.3から約3.0の値に調整される。
化合物を基剤またはビヒクルに分散させることができ、これらは、化合物を分散させる能力を有する親水性化合物、および任意の所望の添加物を含むことができる。基剤は、ポリカルボン酸またはその塩、カルボン酸無水物(例えば、無水マレイン酸)と他のモノマー(例えば、メチル(メタ)アクリレート、アクリル酸等)とのコポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の親水性ビニルポリマー、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、ならびにキトサン、コラーゲン、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、ヒアルロン酸、およびそれらの非毒性金属塩等の天然ポリマーを含むがこれらに限定されない、幅広い好適な化合物から選択することができる。多くの場合、生分解性ポリマーは、基剤またはビヒクルとして選択され、例えば、ポリ乳酸、ポリ(乳酸−グリコール酸)コポリマー、ポリヒドロキシ酪酸、ポリ(ヒドロキシ酪酸−グリコール酸)コポリマーおよびそれらの混合物である。代替的にまたは付加的に、ポリグリセリン脂肪酸エステル、スクロース脂肪酸エステル等の合成脂肪酸エステルをビヒクルとして用いることができる。親水性ポリマーおよび他のビヒクルを単独でまたは組み合わせて使用することができ、部分結晶化、イオン結合、架橋結合等によって、増強された構造的完全性をビヒクルに付与することができる。ビヒクルは、流体または粘性溶液、ゲル、ペースト、粉末、マイクロスフィア、および粘膜表面への直接適用のためのフィルムを含む様々な形態で、提供され得る。
化合物を、基剤またはビヒクルと、様々な方法に従って組み合わせることができ、化合物の放出は、拡散、ビヒクルの崩壊、または水チャネルの関連形成によってできる。一部の状況では、化合物は、好適なポリマー、例えば、イソブチル2−シアノアクリレート(例えば、Michaelら、J.Pharmacy Pharmacol.43:1〜5、1991を参照)から調製されたマイクロカプセル(マイクロスフィア)またはナノカプセル(ナノスフィア)中に分散され、生体適合性分散媒中に分散されて、長期間にわたって、持続送達および生物学的活性を産出する。
本開示の組成物は、生理的条件に近似するために必要とされる場合、薬学的に許容されるビヒクル物質として、pH調整および緩衝剤、張度調整剤、湿潤剤等、例えば、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、モノラウリン酸ソルビタン、およびオレイン酸トリエタノールアミンの物質を代替的に含有することができる。固体組成物では、例えば、医薬品グレードの、マンニトール、ラクトース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム、タルカム、セルロース、グルコース、スクロース、炭酸マグネシウム等を含む、従来の非毒性の薬学的に許容されるビヒクルを使用することができる。
化合物を投与するための医薬組成物は、溶液、マイクロエマルション、または高濃度の活性成分に好適な他の秩序構造として製剤化することもできる。ビヒクルは、例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、液体ポリエチレングリコール等)、およびそれらの好適な混合物を含有する、溶媒または分散媒であってよい。溶液に適正な流動性は、例えば、レシチン等のコーティングの使用によって、分散性製剤の場合には所望の粒径の維持によって、および界面活性剤の使用によって、維持することができる。多くの場合において、組成物中に、等張剤、例えば、砂糖、マンニトールおよびソルビトール等の多価アルコール、または塩化ナトリウムを含むことが望ましいと予想される。化合物の長期的吸収は、組成物中に、吸収を遅延させる作用物質、例えば、モノステアリン酸塩およびゼラチンを含むことによって、もたらすことができる。
ある特定の実施形態では、化合物を、時間放出製剤で、例えば、徐放性ポリマーを含む組成物で、投与することができる。これらの組成物は、急速な放出から保護するビヒクル、例えば、ポリマー、マイクロカプセル化送達系または生体接着性ゲル等の制御放出ビヒクルを用いて調製することができる。本開示の種々の組成物における長期的送達は、吸収を遅延させる組成物剤中に、例えば、モノステアリン酸アルミニウムヒドロゲルおよびゼラチンを含むことによって、もたらすことができる。制御放出製剤が所望される場合、本開示に従って使用するために好適な制御放出結合剤は、活性剤に対して不活性であり、化合物および/または他の生物学的活性剤を組み込むことができる、任意の生体適合性制御放出材料を含む。多数のそのような材料が当技術分野において既知である。有用な制御放出結合剤は、それらの送達後に、生理的条件下で(例えば、粘膜表面で、または体液の存在下で)、ゆっくり代謝される材料である。適切な結合剤は、持続放出製剤において使用するために当技術分野において周知の生体適合性ポリマーおよびコポリマーを含むがこれらに限定されない。そのような生体適合性化合物は、周辺組織に対して非毒性かつ不活性であり、鼻の刺激、免疫応答、炎症等の有意な有害副作用を引き起こさない。これらは、生体適合性でもあり、体内から簡単に排除される、代謝生成物に代謝される。
本開示において使用するための例示的なポリマー性材料は、加水分解性エステル結合を有するコポリマーおよびホモポリマーポリエステルに由来するポリマーマトリックスを含むがこれらに限定されない。これらのうち若干数は、生分解性であり、毒性がないまたは低い分解生成物につながることが当技術分野において既知である。例示的なポリマーは、ポリグリコール酸およびポリ乳酸、ポリ(DL−乳酸−co−グリコール酸)、ポリ(D−乳酸−co−グリコール酸)、ならびにポリ(L−乳酸−co−グリコール酸)を含む。他の有用な生分解性または生体内分解性ポリマーは、ポリ(イプシロン−カプロラクトン)、ポリ(イプシロン−アプロラクトン−CO−乳酸)、ポリ(イプシロン.−アプロラクトン−CO−グリコール酸)、ポリ(ベータ−ヒドロキシ酪酸)、ポリ(アルキル−2−シアノアクリレート)等のポリマー、ポリ(メタクリル酸ヒドロキシエチル)、ポリアミド、ポリ(アミノ酸)(例えば、L−ロイシン、グルタミン酸、L−アスパラギン酸等)、ポリ(エステル尿素)、ポリ(2−ヒドロキシエチルDL−アスパルタミド)等のヒドロゲル、ポリアセタールポリマー、ポリオルトエステル、ポリカーボネート、ポリマレアミド、多糖、ならびにそれらのコポリマーを含むがこれらに限定されない。そのような製剤を調製するための多くの方法が、当業者に周知である(例えば、Sustained and Controlled Release Drug Delivery Systems、J.R.Robinson編、Marcel Dekker,Inc.、New York、1978を参照)。他の有用な製剤は、制御放出マイクロカプセル(米国特許第4,652,441号および同第4,917,893号)、マイクロカプセルおよび他の製剤を作製する際に有用な乳酸−グリコール酸コポリマー(米国特許第4,677,191号および同第4,728,721号)および水溶性ペプチド用の持続放出組成物(米国特許第4,675,189号)を含む。
本開示の医薬組成物は、典型的には、製造、貯蔵および使用の条件下で、無菌かつ安定である。無菌溶液は、化合物を、必要とされる量で、適切な溶媒中、本明細書において挙げられている成分の1つまたは組合せとともに組み込むことによって、必要に応じて、続いて、濾過滅菌によって、調製することができる。概して、分散液は、化合物および/または他の生物学的活性剤を、塩基性分散媒および本明細書において挙げられているものから必要とされる他の成分を含有する無菌ビヒクルに組み込むことによって、調製される。無菌粉末の場合、調製方法は、予め滅菌濾過したその溶液から化合物プラス任意のさらなる所望の成分の粉末を産出する、真空乾燥およびフリーズドライを含む。微生物の作用の予防は、種々の抗菌および抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸、チメロサール等によって遂行することができる。
本開示の種々の治療方法に従って、化合物を、対象に、治療または予防が求められる障害の管理に関連する従来の方法論と一致する様式で、送達することができる。本明細書における開示に従って、予防または治療有効量の化合物および/または他の生物学的活性剤は、そのような治療を必要とする対象に、選択された疾患もしくは状態またはその1つもしくは複数の症状を、予防する、阻害する、および/または改善するために十分な時間にわたっておよび条件下で、投与される。
本開示の化合物の投与は、予防的または治療的目的のいずれかのためであってよい。予防的に提供される場合、化合物は、あらゆる症状の前に提供される。化合物の予防的投与は、任意のその後の疾患プロセスを予防するまたは改善するために役立つ。治療的に提供される場合、化合物は、疾患または感染症の症状の発症時(または直後)に提供される。
予防的および治療的目的のために、化合物を、対象に、経口ルートによってまたは単一ボーラス送達で、連続的な送達(例えば、連続的な経皮、粘膜または静脈内送達)を介して、長期間にわたって、あるいは、反復投与プロトコールで(例えば、毎時、毎日または毎週、反復投与プロトコールによって)、投与することができる。化合物の治療有効投薬量は、本明細書で説明されている通りの標的とされる疾患または状態に関連する1つまたは複数の症状または検出可能な状態を緩和するための臨床的に有意な結果を産出すると予想される長期の予防または治療レジメン内の反復用量として、提供することができる。この文脈における有効投薬量の決定は、典型的には、ヒト臨床試験によって追跡調査した動物モデル研究に基づき、対象において標的とされる疾患の症状または状態の発生または重症度を有意に低減させる投与プロトコールによってガイドされる。この点で好適なモデルは、例えば、ネズミ、ラット、鳥、イヌ、ヒツジ、ブタ、ネコ、非ヒト霊長類、および当技術分野において既知である他の認められている動物モデル対象を含む。代替的に、有効投薬量は、in vitroモデルを使用して決定することができる。そのようなモデルを使用すると、治療有効量の化合物を投与するための適切な濃度および用量(例えば、標的とされる疾患の1つまたは複数の症状を緩和するために有効な量)を決定するために必要とされるのは、普通の計算および調整のみである。代替的な実施形態では、有効量または有効用量の化合物は、治療的または診断的目的いずれかのために、本明細書で説明されている通りの、疾患または状態と相関する1つまたは複数の選択された生物学的活性を単純に阻害または増強し得る。
化合物の実際の投薬量は、対象の疾患の兆しおよび特定の状況(例えば、対象の年齢、大きさ、体の調子、症状の程度、感受性因子等)、投与の時間およびルート、同時発生的に投与されている他の薬物または治療、ならびに対象において所望の活性または生物学的応答を誘起するための化合物の特異的な薬理学等の要因に従って変動することになる。投薬レジメンは、最適な予防的または治療的応答を提供するために調整することができる。治療有効量はまた、化合物および/または他の生物学的活性剤の任意の毒性または有害な副作用を、臨床面で、治療的に有益な効果が上回るものでもある。本開示の方法および製剤内の治療有効量の化合物および/または他の生物学的活性剤の非限定的範囲は、約0.05mg/kgから約5mg/kg体重、または約0.2mg/kgから約2mg/kg体重等、約0.01mg/kg体重から約20mg/kg体重である。
投薬量は、標的部位(例えば、肺または体循環)における所望の濃度を維持するために、担当臨床医によって変動させることができる。送達モード、例えば、経表皮、経直腸、経口、肺内、骨内、または鼻腔内送達対静脈内もしくは皮下もしくは筋肉内送達に基づいて、より高いまたはより低い濃度を選択することができる。投薬量は、投与される製剤、例えば、肺内スプレー対粉末、持続放出経口対注射された粒子または経皮送達製剤等の放出速度に基づいて調整することもできる。
本明細書において開示されている化合物を、さらなる治療剤、特に、上述した通りのmTOR阻害剤と、共投与してもよい。共投与のためのさらなる作用物質は、抗糖尿病剤、コレステロール低下剤、抗炎症剤、抗菌剤、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤、リポキシゲナーゼ阻害剤、サイトカインアンタゴニスト、免疫抑制薬、抗がん剤、抗ウイルス剤、サイトカイン、増殖因子、免疫調節薬、プロスタグランジンまたは抗血管過剰増殖化合物を含むがこれらに限定されない。
本開示は、本明細書において記載されている医薬組成物、活性成分、ならびに/または哺乳動物対象における疾患および他の状態の予防および治療において使用するためにそれらを投与するための手段を含有する、キット、包装およびマルチ容器ユニットも含む。診断的使用のためのキットも提供される。ある特定の実施形態では、これらのキットは、本明細書において記載されている化合物の1つまたは複数を含有する、容器または製剤を含む。一例において、この構成要素は、対象への送達のための医薬調製物に製剤化される。化合物は、任意選択で、バルク分注容器もしくはユニットまたはマルチユニット剤形に含有される。任意選択の分注手段、例えば、肺内または鼻腔内スプレーアプリケーターを提供することができる。包装材料は、任意選択で、治療目的および/または包装された医薬品作用物質を使用することができる様式を示すための標識または指示を含む。
別段の指示がない限り、本明細書および請求項において使用される、成分の分量、分子量等の特性、反応条件等を表現するすべての数字は、いずれの場合も用語「約」によって修飾されているものとして理解すべきである。したがって、それに反する指示がない限り、下記の明細書および添付の請求項において説明されている数値パラメーターは、本発明によって取得されることが求められる所望の特性に応じて変動し得る近似である。少なくとも、同等物の教義の適用を請求項の範囲に限定しようとする試みとしてではなく、各数値パラメーターは、少なくとも、報告された有効桁の数を考慮し、普通の丸め技術を適用することにより、解釈されるべきである。
本発明の広い範囲を説明している数値範囲およびパラメーターは近似であるにもかかわらず、具体例において説明されている数値は、可能な限り正確に報告されている。しかしながら、任意の数値は、それらのそれぞれの試験測定において見られる標準偏差に必然的に起因する、ある特定の誤差を本質的に含有する。
本明細書においてどのような値および範囲が提供されていても、これらの値および範囲によって包括されるすべての値および範囲は、本発明の範囲内に包括されるようになっていることを理解すべきである。その上、これらの範囲内に収まるすべての値、および値の範囲の上限または下限も、本出願によって企図されている。
当業者ならば、日常実験以上のものを使用することなく、本明細書において記載されている、具体的な手順、実施形態、請求項および実施例の、多数の同等物を認識すると予想され、または解明できると予想される。そのような同等物は、本発明の範囲内とみなされ、それに添付する請求項によって網羅された。例えば、反応時間、反応の大きさ/体積、ならびに溶媒、触媒、圧力、大気条件、例えば、窒素雰囲気、および還元/酸化剤等の実験試薬を含むがこれらに限定されない、当技術分野で認識されている代替物を用い、日常実験以上のものを使用することのない、反応条件における修正は、本出願の範囲内であることを理解すべきである。
下記の実施例は、本発明のアッセイ、スクリーニング、および治療方法をどのように作製し使用するかという完全な開示および記載を当業者に提供するように提案するものであり、本発明者らが本発明とみなすものの範囲を制限することを意図するものではない。
本発明はここで、以下の実施例を参照して記載される。これらの実施例は、例証のみの目的のために提供されるものであり、本発明は、これらの実施例に限定されるわけではなく、むしろ本明細書において提供される教示の結果として明白であるすべての変動を包含する。別段明記しない限り、本明細書に記載される合成のための出発物は、市販品または既知の合成手順により得て、更には精製せずに使用した。全溶媒は市販品を購入して使用した。
(方法)
マイクロ波照射下で実施した反応は、CEM10mL反応容器またはChem Glass厚壁圧力容器(100mL、38mm×190mm)の何れかを使用し、CEM Discoverマイクロ波反応器中で行った。反応の進行は、逆相HPLCおよび/または薄層クロマトグラフィー(TLC)によりモニターした。液体クロマトグラフィー−質量分析は、水および0.1%ギ酸でドープしたアセトニトリルまたはメタノールを使用し、WatersまたはShimadzu HPLC機器の何れかを使用して行った。逆相精製は、水および0.1%ギ酸でドープしたアセトニトリルまたはメタノールを使用して行った。TLCは、シリカゲル60 F254コーティング済みプレート(0.25mm)を使用して行った。フラッシュクロマトグラフィーは、シリカゲル(粒径32〜63μm)または酸化アルミニウム(活性化、塩基性、約150メッシュサイズ)を使用して行った。全ての生成物は、UVランプおよび/もしくはヨウ素および/もしくはCAMまたは塩基性KMnO4を検出目的で使用し、TLC分析(単一スポット、特に明記しない限り)により均一になるよう精製した。NMRスペクトルは、周囲温度にて400MHz分光器上で記録した。1Hおよび13C NMRの化学シフトは、内部標準として残留する溶媒を使用し、δとして報告する;CDCl3:7.26、77.16ppm;CD3OD:3.31、49.00ppm;DMSO−d6:2.50、39.52ppm、CD3CN:1.94(1H)、1.32(13C)ppm。略語を使用した:質量分析(MS)、炭素担持パラジウム(Pd−C)、アセトニトリル(MeCN)、ジクロロメタン(DCM)、ジエチルエーテル(Et2O)、酢酸エチル(EtOAc)、エタノール(EtOH)、メタノール(MeOH)、テトラヒドロフラン(THF)。
(実施例1)
5−ハロ−2,4−(ジアリールアミノ/オキソ/チオ)−ピリミジン誘導体の合成
(実施例2)
5−ハロ−N2,N4−ジアリールピリミジン−2,4−ジアミン誘導体の合成(反応条件AおよびC、方法1を使用)
適切なアミン(10mmol、1当量)のDMF(30mL)中溶液に、2,4,5−トリクロロピリミジン(13mmol、1.3当量)およびK2CO3(13mmol、1.3当量)を加えた。反応混合物を75℃で5時間撹拌した。次いでこれを室温に冷却し、水(300mL)中に注ぎ入れた。得られた沈殿物を濾過し集め、続いて50%アセトニトリル水溶液で洗浄し、乾燥して、所望の2,5−ジハロ−N−アリールピリミジン−4−アミン誘導体を得た。粗生成物を更には精製せずに次のステップに使用した(方法1a)。2,5−ジクロロ−N−アリールピリミジン−4−アミン(1mmol、1当量)および適切なアニリン(2mmol、2当量)の混合物をnBuOH(10mL)に溶解し、110℃で12時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、過剰の溶媒を減圧下で減少させた。粗製の残留物は自動分取HPLCを使用して精製して、所望の5−ハロ−N2,N4−ジアリールピリミジン−2,4−ジアミン誘導体を得た(方法1b)。
(実施例3)
2,5−ジクロロ−N−アリールピリミジン−4−アミン誘導体の合成(反応条件BおよびC、方法2を使用)
適切なアミン(1mmol、1当量)のnBuOH(10mL)中溶液に、2,4,5−トリクロロピリミジン(1mmol、1当量)およびDIPEA(1mmol、1当量)を加えた。得られた混合物を110℃で4〜5時間撹拌した(方法2a)。反応混合物を室温に冷却し、同じ反応混合物に適切なアニリン(1mmol、1当量)およびDIPEA(1mmol、1当量)を加え、110℃で12時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、過剰の溶媒を減圧下で減少させた。粗製の残留物を自動分取HPLCを使用して精製して、所望の5−ハロ−N2,N4−ジアリールピリミジン−2,4−ジアミン誘導体を得た(方法2b)。
(実施例4)
2,5−ジクロロ−N−アリールピリミジン−4−アミン誘導体の合成(反応条件AまたはB、方法3を使用して得られた中間体から、反応条件Dを使用)
2,5−ジハロ−N−アリールピリミジン−4−アミン誘導体(1mmol、1当量)のEtOH(10mL)中溶液に、適切なアミン(1mmol、1当量)および数滴のHClを加えた。反応混合物を60℃で4〜5時間撹拌した(方法3a)。次いで反応混合物を室温に冷却し、水(25mL)で希釈し、1N NaOH溶液で中和し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を水、ブラインで洗浄し、無水Na2SO4で乾燥した。減圧下で溶媒を除去して、粗生成物を得た。粗製の残留物を自動分取HPLCを使用して精製して、所望の5−ハロ−N2,N4−ジアリールピリミジン−2,4−ジアミン誘導体を得た(方法3b)。
(実施例5)
2−(5−トリフルオロメチル−2−(アリールアミノ/オキソ/チオ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド誘導体の合成
(実施例6)
N2,N4−ジアリール−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン誘導体の合成(反応条件EおよびF、方法4を使用)
5−トリフルオロメチル−2,4−ジクロロピリミジン(4.6mmol、1当量)のDCE:tBuOH(1:1、40mL)中溶液に、ZnCl2(5.5mmol、1.2当量)を0℃で加えた。1時間後、DCE:tBuOH(4mL)中の適切なアニリン(1当量)およびトリエチルアミン(4.6mmol、1.2当量)を反応混合物に加えた。1.5時間撹拌した後、反応混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をMeOHで摩砕し、濾過し、乾燥して、所望の5−トリフルオロメチル−4−クロロ−N−アリールピリミジン−2−アミン誘導体を得た(方法4a)。5−トリフルオロメチル−4−クロロ−N−アリールピリミジン−2−アミン誘導体(1mmol、1当量)のnBuOH(10mL)中溶液に、適切なアニリン(1mmol、1当量)およびDIPEA(1mmol、1当量)を加えた。反応混合物を100℃で16時間撹拌した。次いでこれを室温に冷却し、過剰の溶媒を減圧下で減少させた。粗製の残留物を自動分取HPLCを使用して精製して、所望の5−トリフルオロメチル−N2,N4−ジアリールピリミジン−2,4−ジアミン誘導体を得た(方法4b)。
(実施例7)
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−アミノ−N−メチルベンズアミド(1.5g、10mmol)、2,4,5−トリクロロピリミジン(2.38g、13mmol)およびK2CO3(1.79g、13mmol)を使用し、方法1aに従って調製した。白色固体(2.6g、89%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ12.15(s,1H)、8.82(brs,1H)、8.48(d,J=7.3Hz,1H)、8.43(s,1H)、7.76(d,J=7.3Hz,1H)、7.57(t,J=8.2Hz,1H)、7.18(t,J=7.8Hz,1H)、2.76(d,J=2.3Hz,3H)。LC−MS(ESI)C12H10Cl2N4O[M+H]+の計算値:297.02;実測値:297.00。
(実施例8)
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−アミノ−N−メチルベンズアミド(1.5g、10mmol)、5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(2.75g、13mmol)およびK2CO3(1.79g、13mmol)を使用し、方法1aに従って調製した。黄色固体(4.5g、66%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.93(s,1H)、8.50(brs,1H)、8.48(d,J=7.3Hz,1H)、8.41(s,1H)、7.75(d,J=7.3Hz,1H)、7.54(t,J=8.2Hz,1H)、7.17(t,J=7.8Hz,1H)、2.76(d,J=2.3Hz,3H)。LC−MS(ESI)C12H10BrClN4O[M+H]+の計算値:342.97;実測値:342.85。
(実施例9)
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製(方法4a)
5−トリフルオロメチル−2,4−ジクロロピリミジン(1g、4.6mmol)のDCE:tBuOH(1:1、40mL)中溶液に、ZnCl2(5.5mL、5.5mmol)を0℃で加えた。1時間後、DCE:tBuOH(4mL)中の6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン塩酸塩(0.938g、4.6mmol)およびトリエチルアミン(1g、5.5mmol)を反応混合物に加えた。1.5時間撹拌した後、反応混合物を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をメタノールで摩砕し、濾過し、真空で乾燥して、化合物を得た。黄色固体(1g、64%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.51(s,1H)、10.04(s,1H)、8.79(s,1H)、7.40(s,1H)、7.39(d,J=8.2Hz,1H)、6.82(d,J=12.6Hz,1H)、2.76(t,J=7.2Hz,2H)、2.39(t,J=7.3Hz,2H)。LC−MS(ESI)C14H10ClF3N4O[M+H]+の計算値:343.05;実測値:342.90。
(実施例10)
4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
方法4aに従い、5−トリフルオロメチル−2,4−ジクロロピリミジン(1g、4.6mmol)、ZnCl2(5.5mL、5.5mmol)、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.841g、4.6mmol)およびトリエチルアミン(1g、5.5mmol)の反応により標題化合物を調製した。淡黄色固体(1.38g、82%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.45(s,1H)、8.75(s,1H)、7.06(s,2H)、3.85(s,6H)、3.68(s,3H)。LC−MS(ESI)C14H13ClF3N3O3[M+H]+の計算値:364.06;実測値:363.95。
(実施例11)
4−クロロ−N−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミンの調製
方法4aに従い、5−トリフルオロメチル−2,4−ジクロロピリミジン(1g、4.6mmol)、ZnCl2(5.5mL、5.5mmol)、5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.60g、4.6mmol)およびトリエチルアミン(1g、5.5mmol)の反応により標題化合物を調製した。無色固体(0.800g、53%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.04(s,1H)、7.20(d,J=2.8Hz,1H)、7.19(d,J=8.2Hz,1H)、6.68(dd,J=8.9Hz,2.8Hz,1H)、3.70(s,3H)、2.11(s,3H)。LC−MS(ESI)C13H11ClF3N2O[M+H]+の計算値:318.05;実測値:318.00。
(実施例12)
2−(5−クロロ−2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)、2−メトキシ−4−モルホリノアニリン(0.208g、1mmol)および数滴のHClを方法3に従って処理した。茶褐色固体(0.150g、64%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):11.56(s,1H)、8.68(d,J=4.6Hz,2H)、8.56(d,J=7.8Hz,1H)、8.14(s,1H)、7.68(d,J=9.2Hz,1H)、7.39(d,J=8.7Hz,1H)、7.29(t,J=7.8Hz,1H)、7.03(t,J=15.0Hz,1H)、6.61(d,J=2.3Hz,1H)、6.46(dd,J=11.5,2.8Hz,1H)、3.73〜3.64(重複する一重線および三重線,7H)、3.09(t,J=4.6Hz,4H)、2.75(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C23H25ClN6O6[M+H]+の計算値:469.17;実測値:469.10。HRMS(ESI)C23H25ClN6O6[M+H]+の計算値:469.1749;実測値:469.1749。
(実施例13)
2−(5−ブロモ−2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.341g、1mmol)、2−メトキシ−4−モルホリノアニリン(0.208g、1mmol)およびHClを方法3に従って処理した。黄褐色固体(0.258g、50%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.33(s,1H)、8.80(brs,1H)、8.50(brs,1H)、8.01(s,1H)、7.64(d,J=7.3Hz,1H)、7.34(d,J=8.2Hz,1H)、7.27(t,J=7.2Hz,1H)、7.03(t,J=7.3Hz,1H)、6.61(s,1H)、6.43(d,J=8.7Hz,1H)、5.71(s,1H)、3.72〜3.68(重複する一重線および三重線,7H)、3.06(t,J=7.3Hz,4H)、2.75(d,J=4.3Hz,3H)。LC−MS(ESI)C23H25BrN6O3[M+H]+の計算値:515.12;実測値:515.05。HRMS(ESI)C23H25BrN6O3[M+H]+の計算値:515.1227;実測値:515.1226。
(実施例14)
2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.341g、1mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.366g、2mmol)を方法1bに従って処理した。黄褐色固体(0.325g、67%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.39(s,1H)、9.26(s,1H)、8.69〜8.65(m,2H)、8.25(s,1H)、7.68(d,J=7.8Hz,1H)、7.37(t,J=7.8Hz,1H)、7.08(t,J=7.8Hz,1H)、6.97(s,2H)、3.61(s,6H)、3.59(s,3H)、7.76(d,J=4.4Hz,3H)。LC−MS(ESI)C21H22BrN5O4[M+H]+の計算値:490.09;実測値:490.00。HRMS(ESI)C21H22BrN5O4[M+H]+の計算値:490.0910;実測値:490.0912。
(実施例15)
2−(5−クロロ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.296g、1mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.366g、2mmol)の混合物を方法1bに従って処理した。無色固体(0.160g、73%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.63(s,1H)、9.27(s,1H)、8.27〜8.71(m,2H)、8.18(s,1H)、7.70(d,J=9.2Hz,1H)、7.69(t,J=7.8Hz,1H)、7.08(t,J=7.3Hz,1H)、6.98(s,2H)、3.62(s,3H)、3.59(s,6H)、2.76(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C21H22ClN5O4[M+H]+の計算値:444.13;実測値:444.05。HRMS(ESI)C21H22ClN5O4[M+H]+の計算値:444.1433;実測値:444.1431。
(実施例16)
2−(5−クロロ−2−(5−メトキシ−2−メチルフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.296g、1mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.274g、2mmol)を方法1bに従って処理した。黄色固体(0.232g、58%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.44(s,1H)、8.48(s,1H)、8.66(d,J=8.7Hz,1H)、(d,J=8.7Hz,1H)、8.16(s,1H)、7.64(d,J=7.8Hz,1H)、7.09〜7.04(m,4H)、6.65(d,J=8.2Hz,1H)、3.65(s,3H)、2.77(d,J=4.6Hz,3H)、2.11(s,3H)。LC−MS(ESI)C20H20ClN5O2[M+H]+の計算値:398.13;実測値:398.00。HRMS(ESI)C20H20ClN5O2[M+H]+の計算値:398.1378;実測値:398.1366。
(実施例17)
2−(5−ブロモ−2−(5−メトキシ−2−メチルフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.341g、1mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.274g、2mmol)を方法1bに従って処理した。黄褐色固体(0.298g、67%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.61(s,1H)、9.40(s,1H)、8.73〜8.72(m,2H)、8.20(s,1H)、7.72(d,J=7.8Hz,1H)、7.44(t,J=7.4Hz,1H)、7.30〜7.10(m,3H)、6.51(d,J=7.8Hz,1H)、3.65(s,3H)、2.77(d,J=4.1Hz,3H)、2.11(s,3H)。LC−MS(ESI)C20H20BrN5O2[M+H]+の計算値:444.08; 実測値:443.95。HRMS(ESI)C20H20BrN5O2[M+H]+の計算値:444.0855;実測値:444.0849。
(実施例18)
2−(2−(1H−インドール−5−イルアミノ)−5−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
標題化合物を2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および1H−インドール−5−アミン(0.132g、1mmol)から調製し、方法1bに従って処理した。黄褐色固体(0.172g、84%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.03(s,1H)、9.66(s,1H)、8.63〜8.51(m,1H)、7.85(s,1H)、7.70(s,1H)、7.53〜7.38(m,1H)、7.14(d,J=7.8Hz,1H)、7.24(s,1H)、7.15〜7.09(m,3H)、7.00〜6.96(m,1H)、6.81(t,J=7.8Hz,1H)、6.21(s,1H)、2.77(d,J=4.2Hz,3H)。LC−MS(ESI)C20H17ClN6O[M+H]+の計算値:393.12;実測値:392.95。HRMS(ESI)C20H17ClN6O[M+H]+の計算値:393.1152;実測値:393.1213。
(実施例19)
2−(5−クロロ−2−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.162g、1mmol)を方法1bに従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.154g、73%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.87(s,1H)、9.99(s,1H)、9.74(s,1H)、8.80(d,J=4.1Hz,1H)、8.56(brs,1H)、8.22(s,1H)、7.74(d,J=7.3Hz,1H)、7.40〜7.38(m,2H)、7.24(d,J=7.8Hz,1H)、7.15(t,J=7.3Hz,1H)、6 77(d,J=8.7Hz,1H)、2.72〜2.76(重複する二重線および三重線,5H)、2.39(t,J=7.3Hz,2H)。LC−MS(ESI)C21H19ClN6O2[M+H]+の計算値:423.13;実測値:423.00。HRMS(ESI)C21H19ClN6O2[M+H]+の計算値:423.1331;実測値:423.1303。
(実施例20)
2−((5−ブロモ−2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.171g、0.5mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.162g、1mmol)を方法1bに従って処理して、所望の化合物を得た。黄色固体(0.193g、83%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.27(s,1H)、9.90(s,1H)、9.27(s,1H)、8.68(d,J=4.1Hz,1H)、8.56(s,1H)、8.20(s,1H)、7.67(d,J=7.3Hz,1H)、7.44〜7.08(m,4H)、6 72(d,J=8.7Hz,1H)、2.72〜2.76(重複する二重線および三重線,5H)、2.39(t,J=7.3Hz,2H)。LC−MS(ESI)C21H19BrN6O2[M+H]+の計算値:467.08;実測値:467.00。
(実施例21)
2−(5−クロロ−2−(2−オキソインドリン−5−イルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および5−アミノインドリン−2−オン(0.148g、1mmol)をnBuOHに溶解した。次いでこれを一般手順(方法1b)に従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.147g、73%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.50(s,1H)、10.23(s,1H)、9.29(s,1H)、8.71〜8.70(重複する一重線および二重線,2H)、8.13(s,1H)、7.70(d,J=7.8Hz,1H)、7.56(s,1H)、7.43(t,J=7.3Hz,1H)、7.30(d,J=7.8Hz,1H)、7.10(t,J=7.3Hz,1H)、6.70(d,J=8.2Hz,1H)、3.39(s,2H)、2.76(d,J=3.2Hz,3H)。LC−MS(ESI)C20H17ClN6O2[M+H]+の計算値:409.11;実測値:409.05。
(実施例22)
ブロモ−N4−(ピリジン−2−イル)−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、2−アミノピリジン(0.094g、1mmol)、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.183g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.240g、56%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.37(s,1H)、8.30〜8.29(重複する一重線および多重線,4H)、8.16(s,1H)、7.71(t,J=6.9Hz,1H)、7.10(t,J=6.4Hz,1H)、6.98(s,1H)、3.70(s,3H)、3.63(s,6H)。LC−MS(ESI)C18H18BrN5O3[M+H]+の計算値:434.05;実測値:433.95。HRMS(ESI)C18H18BrN5O3[M+H]+の計算値:434.0647;実測値:434.0650。
(実施例23)
2−(2−(1H−インドール−5−イルアミノ)−5−ブロモピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.341g、1mmol)、1H−インドール−5−アミン(0.264g、2mmol)を方法1bに従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.296g、68%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.28(s,1H)、10.91(s,1H)、9.18(s,1H)、8.68〜8.67(m,2H)、8.19(s,1H)、7.83(s,1H)、7.66(d,J=7.8Hz,1H)、7.27〜7.18(m,4H)、7.06(t,J=7.3Hz,1H)、6.29(s,1H)、2.76(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C20H17BrN6O[M+H]+の計算値:439.06;実測値:439.00。HRMS(ESI)C20H17BrN6O[M+H]+の計算値:439.0702;実測値:439.0693。
(実施例24)
5−クロロ−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−クロロ−2,4−ジクロロピリミジン(0.183g、1mmol)、6−メトキシ−ピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.183g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.272g、65%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.13(s,1H)、8.84(s,1H)、8.37(s,1H)、8.08(s,1H)、7.82(dd,J=8.7Hz,2.8Hz,1H)、6.91(s,2H)、6.75(d,J=8.7Hz,1H)、3.98(s,3H)、3.72(s,6H)、3.54(s,3H)。LC−MS(ESI)C19H20ClN5O4[M+H]+の計算値:418.12;実測値:418.00。HRMS−MS(ESI)C19H20ClN5O4[M+H]+の計算値:418.1277;実測値:418.1275。
(実施例25)
5−ブロモ−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.183g、1mmol)を一般手順(方法2)に従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.232g、50%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.10(s,1H)、8.60(s,1H)、8.33(s,1H)、8.16(s,1H)、7.79(d,J=8.7Hz,1H)、6.89(s,1H)、6.74(d,J=8.8Hz,1H)、3.81(s,3H)、3.54(s,3H)、3.49(s,3H)、3.31(s,3H)。LC−MS(ESI)C19H20BrN5O4[M+H]+の計算値:463.07;実測値:463.15。
(実施例26)
5−ブロモ−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−N4−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−アミノ−ピリジン(0.094g、1mmol)、5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.137g、2mmol)をnBuOH(10mL)に溶解した。次いでこれを方法2に従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.120g、31%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.86(s,1H)、8.25〜8.24(m,1H)、8.23(s,1H)、8.01(d,J=8.2Hz,1H)、7.97(s,1H)、7.88(t,J=8.7Hz,1H)、7.11(d,J=8.7Hz,1H)、7.03〜7.00(m,1H)、6.96(s,1H)、6.70(d,J=2.8Hz,1H)、3.65(s,3H)、2.08(s,3H)。LC−MS(ESI)C17H16BrN5O[M+H]+の計算値:386.05;実測値:385.85。
(実施例27)
5−クロロ−N2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、2,4,5−トリクロロピリミジン(0.208g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および2−メトキシ−4−モルホリノアニリン(0.127g、1mmol)をnBuOH(10mL)に溶解した。次いでこれを方法2に従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.289g、65%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.76(s,1H)、8.28(s,1H)、7.98(s,1H)、7.67〜7.72(m,2H)、7.86(d,J=6.9Hz,1H)、7.74(s,1H)、7.43(d,J=8.2Hz,1H)、6.70(d,J=8.2Hz,1H)、6.30(s,1H)、7.43(d,J=7.8Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.73〜3.72(重複する一重線および三重線,8H)、3.02(t,J=4.6Hz,4H)。LC−MS(ESI)C21H23ClN6O3[M+H]+の計算値:443.15;実測値:443.05。
(実施例28)
5−ブロモ−N2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および2−メトキシ−4−モルホリノアニリン(0.208g、1mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.258g、53%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.53(s,1H)、8.24(s,1H)、8.05(s,1H)、7.83(d,J=8.7Hz,1H)、7.73(s,1H)、7.41(d,J=8.7Hz,1H)、6.71(d,J=8.7Hz,1H)、6.56(s,1H)、6.28(d,J=8.7Hz,1H)、3.80(s,3H)、3.72(s,3H)、3.60(t,J=4.6Hz,4H)、3.02(t,J=5.0Hz,4H)。LC−MS(ESI)C21H23BrN6O3[M+H]+の計算値:487.11、実測値:487.00。
(実施例29)
5−クロロ−N2−(1H−インドール−5−イル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−クロロ−2,4−ジクロロピリミジン(0.183g、1mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および1H−インドール−5−アミン(0.132g、1mmol)を方法2に従って処理した。淡黄色固体(0.158g、42%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.77(s,1H)、8.99(s,1H)、8.47(s,1H)、8.07(s,1H)、7.86(s,1H)、7.83(d,J=8.4Hz,1H)、7.72(s,1H)、7.16〜7.12(m,3H)、6.73(d,J=8.7Hz,1H)、6.15(s,1H)、3.84(s,3H)。LC−MS(ESI)C18H15ClN6O[M+H]+の計算値:367.10;実測値:367.45。
(実施例30)
5−ブロモ−N2−(1H−インドール−5−イル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および1H−インドール−5−アミン(0.132g、1mmol)を一般方法2に従って処理した。無色固体(0.172g、42%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.77(s,1H)、8.99(s,1H)、8.47(s,1H)、8.07(s,1H)、7.86(s,1H)、7.83(d,J=8.4Hz,1H)、7.72(s,1H)、7.16〜7.12(m,3H)、6.73(d,J=8.7Hz,1H)、6.15(s,1H)、3.84(s,3H)。LC−MS(ESI)C18H15BrN6O[M+H]+の計算値:411.05;実測値:411.00。
(実施例31)
N4−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−5−(トリフルオロメチル)−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.036g、0.1mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.022g、0.1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.013g、0.1mmol)を方法4bに従って処理した。無色固体(0.039g、76%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.44(s,1H)、8.42(s,1H)、7.84(s,1H)、7.76(d,J=6.8HZ,1H)、7.55〜7.52(m,2H)、6.99(s,2H)、4.78(d,J=5.5Hz,2H)、3.56(s,3H)、3.54(s,6H)、3.10(s,3H)。LC−MS(ESI)C22H23F3N4O5S[M+H]+の計算値:513.14;実測値:513.10。HRMS(ESI)C22H23F3N4O5S[M+H]+の計算値:513.1414;実測値:513.1405。
(実施例32)
6−(4−(3−(メチルスルホニル)ベンジルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.034g、0.1mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.022g、0.1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.013g、0.1mmol)を方法4bに従って処理した。無色固体(0.035g、71%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.89(s,1H)、9.43(brs,1H)、8.16(s,1H)、7.82〜7.75(m,3H)、7.56〜7.54(m,2H)、7.34(s,1H)、7.19(d,J=7.3Hz,1H)、6.64(d,J=8.7Hz,1H)、4.70(d,J=5.5Hz,2H)、3.34(s,3H)、2.63(t,J=7.3Hz,2H)、2.34(t,J=11.0Hz,2H)。LC−MS(ESI)C22H20F3N5O3S[M+H]+の計算値:492.12;実測値:492.05。HRMS(ESI)C22H20F3N5O3S[M+H]+の計算値:492.1312;実測値:492.1197。
(実施例33)
5−((4−((3−(メチルスルホニル)ベンジル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)インドリン−2−オンの調製
5−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)インドリン−2−オン(0.164g、0.5mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.100g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.065g、0.5mmol)を方法4bに従って処理した。無色固体(0.190g、80%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.23(s,1H)、9.45(s,1H)、8.08(s,1H)、7.84〜7.56(m,5H)、7.42(s,1H)、7.26(d,J=8.2Hz,1H)、6.64(d,J=8.2Hz,1H)、4.71(d,J=5.5Hz,2H)、3.36(s,2H)、3.10(s,3H)。LC−MS(ESI)C22H18F3N5O3S[M+H]+の計算値:478.11;実測値:477.60。
(実施例34)
5−クロロ−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−クロロ−2,4−ジクロロピリミジン(0.183g、1mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.137g、1mmol)を方法2に従って処理した。無色固体(0.171g、46%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.74(s,1H)、8.40(s,1H)、8.29(s,1H)、8.00(s,1H)、7.82(d,J=8.7Hz,1H)、6.99(d,J=8.2Hz,1H)、6.95(d,J=2.8Hz,1H)、6.60(d,J=9.2Hz,1H)、6.56(d,J=8.2Hz,1H)、3.82(s,3H)、3.57(s,3H)、2.05(s,3H)。LC−MS(ESI)C18H18ClN5O2[M+H]+の計算値:372.11;実測値:372.00。
(実施例35)
5−ブロモ−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.137g、1mmol)を方法2に従って処理した。無色固体(0.241g、58%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.51(s,1H)、8.39(s,1H)、8.26(s,1H)、8.07(s,1H)、7.82(d,J=8.7Hz,1H)、6.99(d,J=8.2Hz,1H)、6.95(d,J=2.8Hz,1H)、6.60(d,J=9.2Hz,1H)、6.56(d,J=8.2Hz,1H)、3.77(s,3H)、3.57(s,3H)、2.05(s,3H)。LC−MS(ESI)C18H18BrN5O2[M+H]+の計算値:417.06;実測値:417.00。
(実施例36)
N−メチル−2−(5−(トリフルオロメチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)ベンズアミドの調製
4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.363g、1mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミドおよびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を無色固体として得た(0.232g、59%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.43(s,1H)、9.65(s,1H)、8.72(d,J=4.0Hz,1H)、8.42〜8.40(2H)、7.67 (d,J=7.8Hz,1H)、7.31(s,1H)、7.10(t,J=7.3Hz,1H)、6.95(s,2H)、3.68(s,6H)、3.58(s,3H)、2.75(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C22H22F3N5O4[M+H]+の計算値:478.16;実測値:478.10。HRMS(ESI)C22H22F3N5O4[M+H]+の計算値:478.1683;実測値:478.1683。
(実施例37)
N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.363g、1mmol)、6−メトキシ−ピリジン−3−アミン(0.124g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。黄色固体(0.330g、73%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.30(s,1H)、8.22(s,1H)、7.66(dd,J=8.4Hz,2.8Hz,1H)、7.56(brs,1H)、6.72〜6.65(m,4H)、3.92(s,3H)、3.79(s,3H)、3.61(s,6H)。LC−MS(ESI)C20H20F3N5O4[M+H]+の計算値:452.15;実測値:452.05。HRMS(ESI)C20H20F3N5O4[M+H]+の計算値:452.1540;実測値:452.1526。
(実施例38)
N4−(ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.181g、0.5mmol)、2−アミノピリジン(0.047g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.065g)を方法4bに従って処理して、標題化合物を無色固体として得た(0.132g、63%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.83(s,1H)、10.20(s,1H)、8.86(d,J=4.6Hz,2H)、8.47(s,1H)、7.73(d,J=6.9Hz,1H)、7.17(t,J=7.8Hz,1H)、6.99(s,2H)、3.77(s,6H)、3.60(s,3H)。LC−MS(ESI)C19H18F3N5O3[M+H]+の計算値:422.37;実測値:422.05。
(実施例39)
2−(2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
4−クロロ−N−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.194g、0.5mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミドおよびジイソプロピルエチルアミン(0.065g、0.5mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を無色固体として得た(0.125g、50%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.40(s,1H)、8.65(s,1H)、8.64(s,2H)、8.27(s,1H)、7.62(d,J=7.8Hz,1H)、7.26〜7.24(m,2H)、7.03(t,J=7.7Hz,1H)、6.62(d,J=2.3Hz,1H)、6.45(dd,J=10.0Hz,J=2.8Hz,1H)、3.73〜3.71(重複する一重線および三重線,7H)、3.09(t,J=5.2Hz,4H)、2.73(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C24H25F3N6O3[M+H]+の計算値:503.19;実測値:503.05。HRMS(ESI)C24H25F3N6O3[M+H]+の計算値:503.2013;実測値:503.2001。
(実施例40)
N2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−N4−(6−メトキシピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−N−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.194g、0.5mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.062g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.065g、0.5mmol)を一般方法2に従って処理した。黄褐色固体(0.125g、50%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.55(s,1H)、8.21〜8.11(m,3H)、7.17(s,1H)、7.25(s,1H)、6.70(d,J=6.9Hz,1H)、6.54(s,1H)、6.24(s,1H)、3.80(s,3H)、3.72(s,3H)、3.32(t,J=4.2Hz,4H)、3.03(t,J=4.6Hz,4H)。LC−MS(ESI)C22H23F3N6O3[M+H]+の計算値:477.45;実測値:477.00。
(実施例41)
5−クロロ−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−N4−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−クロロ−2,4−ジクロロピリミジン(0.109g、0.6mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.110g、0.5mmol)、6−メトキシピリジン−3−アミン(0.082g、0.6mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を一般方法2に従って処理した。黄色固体(0.100g、46%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.35(s,1H)、8.77(s,1H)、8.04(s,1H)、7.81(s,1H)、7.76(d,J=7.8Hz,2H)、7.75(d,J=8.7Hz,1H)、7.46〜7.43(m,1H)、7.12(d,J=10.1Hz,1H)、6.98(s,1H)、4.53(d,J=5.9Hz,2H)、3.67(s,3H)、3.12(s,3H)、2.02(s,3H)。LC−MS(ESI)C20H21ClN4O3S[M+H]+の計算値:433.10;実測値:433.00。
(実施例42)
2−(2−(5−メトキシ−2−メチルフェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
4−クロロ−N−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.158g、0.5mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミド(0.075g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.065g、0.5mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を無色固体として得た(0.186g、86%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.53(s,1H)、9.26(s,2H)、8.67〜8.66(m,2H)、8.32(s,1H)、7.63(dd,J=7.8Hz,1.7Hz,1H)、7.11(d,J=8.2Hz,1H)、7.01(t,J=7.3Hz,1H)、6.92(d,J=2.3Hz,1H)、6.73(dd,J=8.2Hz,2.8Hz,1H)、3.62(s,3H)、2.71(d,J=4.6Hz,3H)、2.05(s,3H)。LC−MS(ESI)C21H20F3N5O2[M+H]+の計算値:432.15;実測値:432.05。HRMS(ESI)C21H20F3N5O2[M+H]+の計算値:432.1642;実測値:432.1631。
(実施例43)
6−(4−(ベンジルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.050g、0.15mmol)、ベンジルアミン(0.031g、0.29mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.019g、0.15mmol)を方法4bに従って処理した。無色固体(0.038g、62%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.95(s,1H)、8.21(s,1H)、8.01(s,1H)、7.25〜7.17(m,7H)、6.68(J=8.8Hz,1H)、4.36(d,J=5.9Hz,2H)、2.65(t,J=7.0Hz,2H)、2.33(t,J=7.3Hz,2H)。LC−MS(ESI)C21H18F3N5O[M+H]+の計算値:414.15;実測値:414.00。
(実施例44)
2−(5−クロロ−2−(3−メトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.297g、1mmol)および3−メトキシアニリン(0.246g、2mmol)をnBuOH(10mL)に溶解した。次いでこれを一般方法1bに従って処理して、所望の化合物を無色固体として得た(0.253g、66%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.6(s,1H)、9.40(s,1H)、8.73〜8.72(m,2H)、8.19(s,1H)、7.29(d,J=8.8Hz,1H)、7.14(t,J=7.3Hz,1H)、7.12〜7.10(m,4H)、6.51(d,J=7.8Hz,1H)、3.65(s,3H)、2.77(d,J=4.1Hz,3H)。LC−MS(ESI)C19H18ClN5O2[M+H]+の計算値:384.11;実測値:384.00。HRMS(ESI)C19H18ClN5O2[M+H]+の計算値:384.1222;実測値:384.1210。
(実施例45)
2−(5−クロロ−2−(5−メトキシ−2−メチルフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミドの調製
5−クロロ−2,4−ジクロロピリミジン(0.92g、0.5mmol)、3−アミノ−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド(0.100g、0.5mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.068g、0.5mmol)を一般方法2に従って処理して、所望の化合物を黄色固体として得た(0.098g、44%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.14(s,1H)、8.66(s,1H)、8.21〜8.18(m,1H)、8.18(s,1H)、7.85〜7.84(m,1H)、7.33〜7.27(m,2H)、7.06(d,J=8.7Hz,1H)、6.98(d,J=2.3Hz,1H)、6.65(d,J=8.7Hz,1H)、3.53(s,3H)、2.45(s,6H)、2.39(s,3H)。LC−MS(ESI)C20H22ClN5O3S[M+H]+の計算値:448.11;実測値:448.00。
(実施例46)
N2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−N4−(ピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−N−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.097g、0.25mmol)、2−アミノピリジン(0.023g、0.25mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.032g、0.25mmol)を一般方法2bに従って処理した。茶褐色固体(0.045g、41%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.93(s,1H)、8.33(s,1H)、8.24(s,1H)、8.05(s,1H)、7.90〜7.85(m,1H)、7.23(s,1H)、7.11〜6.92(m,1H)、6.98〜6.94(m,1H)、6.84(t,J=6.9Hz,1H)、6.46(dd,J=2.3Hz,8.7Hz,1H)、3.79〜3.70(重複する一重線および二重線,7H)、3.11(t,J=5.6Hz,4H)。LC−MS(ESI)C21H21F3N6O3[M+H]+の計算値:447.17;実測値:447.00。
(実施例47)
N2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−N4−(ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−N−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.097g、0.25mmol)、3−アミノピリジン(0.023g、0.25mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.032g、0.25mmol)を一般方法4bに従って処理した。茶褐色固体(0.037g、33%)。LC−MS(ESI)C21H21F3N6O3[M+H]+の計算値:447.12;実測値:447.00。
(実施例48)
6−(4−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.050g、0.15mmol)、アニリン(0.014g、0.15mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.019g、0.15mmol)を方法4bに従って処理した。無色固体(0.022g、37%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.58(s,1H)、9.51(brs,1H)、8.57(brs,1H)、8.26(s,1H)7.42〜7.12(m,7H)、6.75(d,J=8.2Hz,1H)、3.31(t,J=7.3Hz,2H)、2.46(t,J=6.9Hz,2H)。LC−MS(ESI)C20H16F3N5O[M+H]+の計算値:400.13;実測値:400.00。
(実施例49)
2−(2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.296g、1mmol)およびベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(0.274g、2mmol)をnBuOH(10mL)に溶解した。次いでこれを方法1bに従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.162g、41%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.70(s,1H)、9.47(s,1H)、8.73(d,J=4.2Hz,1H)、8.64(d,J=7.8Hz,1H)、8.17(s,1H)、7.39(dd,J=8.2Hz,J=1.3Hz,1H)、7.43(t,J=8.2Hz,1H)、7.28(d,J=1.8Hz,1H)、7.13(t,J=7.3Hz,1H)、6.96〜6.94(m,1H)、6.8(d,J=8.4Hz,1H)、5.99(s,2H)、2.77(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C19H16ClN5O3[M+H]+の計算値:398.09;実測値:398.00。
(実施例50)
N2−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)−N4−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−N−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.080g、0.25mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.110g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.065g、0.5mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。黄色固体(0.046g、39%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.85(s,1H)、8.38(s,1H)、8.14(s,1H)、7.83(s,1H)、7.76(d,J=7.8Hz,2H)、7.75(d,J=8.7Hz,1H)、7.46〜7.43(m,1H)、7.12(d,J=10.1Hz,1H)、6.95(s,1H)、4.53(d,J=5.5Hz,2H)、3.65(s,3H)、3.15(s,3H)、2.04(s,3H)。LC−MS(ESI)C21H21F3N4O3S[M+H]+の計算値:467.14;実測値:467.00。HRMS(ESI)C21H21F3N4O3S[M+H]+の計算値:467.1359;実測値:467.1348。
(実施例51)
2−(5−クロロ−2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−アミン(0.151g、1mmol)をnBuOHに溶解した。次いでこれを方法1bに従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.172g、84%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.56(s,1H)、9.22(s,1H)、8.71〜8.70(m,2H)、8.14(s,1H)、7.70(d,J=7.3Hz,1H)、7.43(t,J=7.8Hz,1H)、7.23(s,1H)、7.08(t,J=7.3Hz,1H)、7.00(s,1H)、6.71(d,J=8.7Hz,1H)、4.18(t,J=5.5Hz,4H)、2.77(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C20H18ClN5O3[M+H]+の計算値:412.11;実測値:412.00。HRMS(ESI)C20H18ClN5O3[M+H]+の計算値:412.1171;実測値:412.1151。
(実施例52)
N2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−N4−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
4−クロロ−N−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.097g、0.25mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.066g、0.3mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.040g、0.3mmol)を一般方法2bに従って処理した。黄色固体(0.068g、51%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.01(s,1H)、8.56(s,1H)、8.21(s,1H)、7.85(s,1H)、7.78(d,J=7.3Hz,2H)、7.53(t,J=7.8Hz,1)、7.51(s,1H)、6.61(s,1H)、6.42(d,J=8.2Hz,1H)、4.62(s,2H)、3.75(s,3H)、3.70(t,J=5.0Hz,4H)、3.23(s,3H)、3.10(t,J=7.3Hz,4H)。LC−MS(ESI)C24H26F3N5O4S[M+H]+の計算値:538.16;実測値:538.00。
(実施例53)
2−(5−クロロ−2−(o−トリルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および2−メチルアニリン(0.107g、1mmol)をnBuOH(5mL)に溶解した。次いでこれを方法1bに従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.159g、88%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.76(s,1H)、8.92(s,1H)、8.70(brs,1H)、8.44(d,J=8.7Hz,1H)、8.11(s,1H)、7.68(d,J=7.8Hz,1H)、7.36(d,J=6.9Hz,1H)、7.23〜7.08(m,4H)、6.99(t,J=6.9Hz,1H)、2.75(d,J=4.6Hz,3H)、2.16(s,3H)。LC−MS(ESI)C19H18ClN5O[M+H]+の計算値:368.12;実測値:368.00。HRMS(ESI)C19H18ClN5O[M+H]+の計算値:368.1273;実測値:368.1268。
(実施例54)
2−(3−(5−クロロ−2−(5−メトキシ−2−メチルフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)アセトニトリルの調製
5−クロロ−2,4−ジクロロピリミジン(0.183g、1mmol)、2−(3−アミノフェニル)アセトニトリル(0.130g、1mmol)、ジイソプロピルアミン(0.258g、1mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.136g、1mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.168g、44%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ8.97(s,1H)、8.77(s,1H)、8.14(s,1H)、7.60〜7.58(m,2H)、7.16(t,J=7.3Hz,1H)、7.08(d,J=8.2Hz,1H)、6.98〜6.96(m,2H)、6.66(dd,J=8.3Hz,2.8Hz,1H)、3.99(2H)、3.66(s,3H)、2.07(s,3H)。LC−MS(ESI)C20H18ClN5O[M+H]+の計算値:381.12;実測値:381.00。
(実施例55)
5−クロロ−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−N4−(4−メチルピリミジン−2−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2,4,5−トリクロロピリミジン(0.091g、0.5mmol)、4−メチルピリミジン−2−アミン(0.055g、0.5mmol)、2−メトキシ−5−メチルアニリン(0.069g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を得た。黄色固体(0.020g、11%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ。LC−MS(ESI)C17H17ClN6O[M+H]+の計算値:357.12;実測値:357.00。
(実施例56)
6−((5−フルオロ−4−((3−(メチルスルホニル)ベンジル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−フルオロピリミジン(0.091g、0.5mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.110g、0.5mmol)、6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.075g、0.55mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を得た。黄褐色固体(0.128g、58%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.00(s,1H)、9.71(s,1H)、9.09(s,1H)、8.04〜8.03(m,1H)、7.86(s,1H)、7.82(d,J=7.8Hz,1H)、7.64〜7.57(m,2H)、7.29(s,1H)、7.17(d,J=8.2Hz,1H)、6.75(dd,J=2.3Hz,8.7Hz,1H)、4.69(d,J=5.0Hz,2H)、3.10(s,3H)、2.72(t,J=7.8Hz,2H)、2.39(t,J=8.2Hz,2H)。LC−MS(ESI)C21H20FN5O3S[M+H]+の計算値:442.13;実測値:442.00。
(実施例57)
2−(5−クロロ−2−(6−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−クロロ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.296g、1mmol)および6−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(0.151g、1mmol)を方法2bに従って処理した。茶褐色固体(0.286g、69%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.62(s,1H)、8.68〜8.67(m,1H)、8.62(s,1H)、8.52(d,J=6.4Hz,1H)、8.05(s,1H)、7.65(dd,J=7.8Hz,1.8Hz,1H)、7.20(t,J=8.7Hz,1H)、7.02(t,J=7.8Hz,1H)、6.89(s,1H)、6.79(s,1H)、5.90(s,2H)、2.75(d,J=4.6Hz,3H)、2.10(s,3H)。HRMS(ESI)C20H18ClN5O3[M+H]+の計算値:412.1171;実測値:413.1158。
(実施例58)
6−(4−(チアゾール−2−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.086g、0.25mmol)、チアゾール−2−アミン(0.025g、0.25mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.033g、0.25mmol)を方法4bに従って処理した。黄色固体(0.035g、32%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.47(s,1H)、10.02(s,1H)、8.69(s,1H)、7.37〜7.35(m,3H)、6.78(d,J=8.7Hz,1H)、2.79(t,J=7.8Hz,2H)、2.39(t,J=7.6Hz,2H)。LC−MS(ESI)C17H13F3N6OS[M+H]+の計算値:407.08;実測値:407.00。
(実施例59)
N−メチル−2−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)ベンズアミドを合成するための一般スキーム
(実施例60)
N−メチル−2−(2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)ベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.050g、0.1mmol)をメタノールに溶解し、Pd/C(触媒)をこれに加え、H2の雰囲気下室温で1時間撹拌した。次いで反応混合物をセライトのショートパッドに通し、メタノールで洗浄した。減圧下で溶媒を除去して粗生成物を得、次いでこれを自動分取HPLCにより精製して、標題化合物を無色固体として得た(0.036g、88%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.55(s,1H)、10.11(brs,1H)、8.55(d,J=4.6Hz,1H)、8.08(d,J=7.8Hz,1H)、7.93(d,J=6.5Hz,1H)、7.63(d,J=7.8Hz,1H)、7.36(t,J=7.8Hz,1H)、7.20(t,J=8.6Hz,1H)、6.42(d,J=6.5Hz,1H)、3.63(s,3H)、3.61(s,9H)、2.73(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C21H23N5O4[M+H]+の計算値:410.18;実測値:410.05。HRMS(ESI)C21H23N5O4[M+H]+の計算値:410.1823;実測値:410.1813。
(実施例61)
2−(3−(2−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イルアミノ)フェニル)アセトニトリルの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.342、1mmol)、2−(3−アミノフェニル)アセトニトリル(0.168g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を淡黄色固体として得た(0.289g、66%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.87(s,1H)、9.63(brs,1H)、8.86(brs,1H)、8.32(s,1H)、7.37〜7.15(m,6H)、6.60(d,J=7.8Hz,1H)、3.98(s,2H)、2.62(t,J=7.3Hz,2H)、2.45(t,J=7.4Hz,2H)。LC−MS(ESI)C22H17F3N6O[M+H]+の計算値:439.14;実測値:439.09。HRMS(ESI)C22H17F3N6O[M+H]+の計算値:439.1489;実測値:439.1484。
(実施例62)
6−(4−(ベンジルチオ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.162g、0.5mmol)、フェニルメタンチオール(0.062g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.065g、0.5mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。淡黄色固体(0.136g、63%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.04(s,1H)、9.98(s,1H)、8.45(s,1H)、7.45(s,1H)、7.34〜7.20(m,6H)、6.76(d,J=8.7Hz,1H)、4.51(s,2H)、2.48(t,J=6.9Hz,2H)、2.34(t,J=6.9Hz,2H)。LC−MS(ESI)C21H17F3N4OS[M+H]+の計算値:431.10;実測値:431.00。
(実施例63)
6−(4−(フェニルエチニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンを合成するための一般スキーム
(実施例64)
6−(4−(フェニルエチニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.171g、0.5mmol)の乾燥DMF(2.5mL)中溶液に、ビストリフェニルホスフィンパラジウムジクロリド(0.018g、0.025mmol)、ヨウ化銅(I)(0.005g、0.025mmol)およびトリエチルアミン(0.202g、2mmol)を加えた。得られた混合物をN2の雰囲気下100℃で1時間加熱した。セライトのショートパッドに通して濾過し、溶媒を蒸発させた後粗生成物を得、これを逆相HPLCにより精製した。黄色固体(0.188g、92%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.28(s,1H)、10.00(s,1H)、8.74(s,1H)、7.57〜7.48(m,7H)、6.68(d,J=8.7Hz,1H)、2.82(t,J=7.3Hz,2H)、2.40(t,J=7.4Hz,2H)。LC−MS(ESI)C22H15F3N4O[M+H]+の計算値:409.12;実測値:409.00。
(実施例65)
6−((4−フェネチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンを合成するための一般スキーム
(実施例66)
6−((4−フェネチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−(フェニルエチニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.010g、0.025mmol)をMeOH(2mL)に溶解した。Pd/C(触媒)をこれに加え、H2の雰囲気下室温で1時間撹拌した。次いで反応混合物をセライトのショートパッドに通し、メタノールで洗浄した。減圧下で溶媒を除去して粗生成物を得、これを自動分取HPLCにより精製して、標題化合物を無色固体として得た(0.008g、80%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.04(s,1H)、9.97(s,1H)、8.58(s,1H)、7.52(s,1H)、7.42(dd,J=2.8Hz,8.7Hz,1H)、7.27〜7.13(m,5H)、6.77(d,J=8.2Hz,1H)、3.01〜3.00(m,4H)、2.81(t,J=6.8Hz,2H)、2.39(t,J=7.8Hz,2H)。LC−MS(ESI)C22H19F3N4O[M+H]+の計算値:413.41;実測値:413.00。
(実施例67)
6−((5−メチル−4−((3−(メチルスルホニル)ベンジル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(0.089g、0.55mmol)、6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.081g、0.5mmol)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン塩酸塩(0.111g、0.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.153g、70%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.12(s,1H)、10.03(s,1H)、8.87(s,1H)、7.82(s,1H)、7.78(d,J=6.9Hz,1H)、7.70(s,1H)、7.56〜7.55(m,2H)、7.20(s,1H)、7.11(d,J=8.2Hz,1H)、6.73(d,J=8.2Hz,1H)、4.69(d,J=5.5Hz,2H)、3.10(s,3H)、2.67(t,J=7.3Hz,2H)、2.35(t,J=7.3Hz,2H)、2.10(s,3H)。LC−MS(ESI)C22H23N5OS[M+H]+の計算値:438.15;実測値:438.00。
(実施例68)
(E)−6−(4−アリール−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンを合成するための一般スキーム
(実施例69)
(E)−6−(4−スチリル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
還流冷却器、窒素注入口および撹拌子を装着した2ツ口フラスコに、乾燥DME(3mL)中の6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.171g、0.5mmol)およびパラジウムテトラキストリフェニルホスフィン(0.023g、0.02mmol)を仕込んだ。得られた混合物を室温で20分間撹拌した。これに水(1.2mL)に溶解した炭酸カリウム(0.138g、1mmol)を加え、続いてtrans−フェニルビニルボロン酸(0.088g、0.6mmol)を加えた。混合物を24時間加熱還流し、冷却し、水(10mL)で希釈し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を蒸発させ、続いて逆相HPLCにより、標題化合物を得た。黄色固体(0.098g、48%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.03(s,1H)、9.98(s,1H)、8.67(s,1H)、8.02(d,J=15.0Hz,1H)、7.65〜7.63(m,3H)、7.62〜7.42(m,4H)、7.19(d,J=17.0Hz,1H)、6.80(d,J=8.4Hz,1H)、2.71(t,J=7.3Hz,2H)、2.45(t,J=7.3Hz,2H)。LC−MS(ESI)C22H17F3N4O[M+H]+の計算値:411.14;実測値:411.00。
(実施例70)
(E)−N−メチル−2−((アリール−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドを合成するための一般スキーム
(実施例71)
(E)−N−メチル−2−((5−スチリル−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの調製
還流冷却器、窒素注入口および撹拌子を装着した2ツ口フラスコに、乾燥DME(2mL)中の2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.048g、0.1mmol)およびパラジウムテトラキストリフェニルホスフィン(0.005g、0.004mmol)を仕込んだ。得られた混合物を室温で20分間撹拌した。これに水(0.5mL)中の炭酸カリウム(0.0276g、0.2mmol)を加え、続いてtrans−フェニルビニルボロン酸(0.018g、0.12mmol)を加えた。混合物を12時間加熱還流し、冷却し、水(5mL)で希釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を蒸発させ、続いて逆相HPLCにより、標題化合物を得た。白色固体(0.024g、47%)。LC−MS(ESI)C29H29N5O4[M+H]+の計算値:512.22;実測値:512.10。
(実施例72)
6−(4−フェニル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
適切な出発物を使用し、(E)−6−(4−スチリル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンにて記載した同様の手順に従って調製した(スキーム5)。黄色固体(0.122g、63%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.19(s,1H)、9.97(s,1H)、8.78(s,1H)、7.49〜7.48(m,7H)、6.75(d,J=8.2Hz,1H)、2.79(t,J=7.3Hz,2H)、2.38(t,J=6.9Hz,2H)。LC−MS(ESI)C20H15F3N4O[M+H]+の計算値:385.11;実測値:384.96。
(実施例73)
N−メチル−2−(5−フェニル−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)ベンズアミドの調製
適切な出発物を使用し、(E)−N−メチル−2−((5−スチリル−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドにて記載した同様の手順に従って調製した。黄色固体(0.041g、85%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.01(s,1H)、9.79(s,1H)、8.55(d,J=4.1Hz,1H)、8.48(d,J=7.3Hz,1H)、7.94(s,1H)、7.58(dd,J=1.4Hz,7.8Hz,1H)、7.51〜7.42(m,5H)、7.30(t,J=8.2Hz,1H)、7.30(t,J=7.3Hz,1H)、6.91(s,2H)、3.62(s,3H)、3.61(s,6H)、2.58(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C27H27N5O4[M+H]+の計算値:486.20;実測値:486.00。
(実施例74)
2−(5−クロロ−2−(2−クロロフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および2−クロロアニリン(0.127g、1mmol)をnBuOH(5mL)に溶解した。次いでこれを一般手順(方法1b)に従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.109g、56%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.7(s,1H)、8.9(s,1H)、8.69(d,J=4.5Hz,1H)、8.43(d,J=7.8Hz,1H)、8.1(s,1H)、7.68(d,J=9.6Hz,1H)、7.61(d,J=9.6Hz,1H)、7.50(d,J=9.6Hz,1H)、7.32〜7.18(m,3H)、7.02(t,J=7.8Hz,1H)、2.75(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C18H15Cl2N5O[M+H]+の計算値:388.06;実測値:386.00。
(実施例75)
2−(5−ブロモ−2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンゼンスルホンアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、2−アミノ−N−メチルベンゼンスルホンアミド(0.186g、1mmol)、2−メトキシ−4−モルホリノアニリン(0.202g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を黄褐色固体として得た(0.220g、40%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.44(s,1H)、8.75〜8.73(m,1H)、8.27〜8.22(重複する一重線および多重線,2H)、7.67〜7.72(m,2H)、7.49(t,J=7.8Hz,1H)、7.30〜7.27(m,2H)、6.64(s,1H)、6.42(d,J=8.2Hz,1H)、3.73〜3.72(重複する一重線および三重線,7H)、3.10(t,J=4.6Hz,4H)、2.39(s,3H)。LC−MS(ESI)C22H25BrN6O4S[M+H]+の計算値:551.08;実測値:551.10。HRMS(ESI)C22H25BrN6O4S[M+H]+の計算値:551.0896;実測値:551.0895。
(実施例76)
N−メチル−2−(2−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イルアミノ)ベンズアミドの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.085g、0.25mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミド(0.037g、0.25mmol)およびジイソプロピルエチルアミンを方法4bに従って処理して、標題化合物を無色固体として得た(0.085g、75%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.32(s,1H)、9.95(s,1H)、9.73(s,1H)、8.70(s,1H)、8.37(s,1H)、7.67(d,J=7.8Hz,1H)、7.52〜7.23(m,4H)、7.12(t,J=7.8Hz,1H)、)、6.72(d,J=8.7Hz,1H)、2.74〜2.73(重複する二重線および三重線,5H)、2.46(t,J=7.3H,2H)。LC−MS(ESI)C22H19F3N6O2[M+H]+の計算値:457.15;実測値:457.05。HRMS(ESI)C22H19F3N6O2[M+H]+の計算値:457.1594;実測値:457.1585。
(実施例77)
N−メチル−2−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンゼンスルホンアミドの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.085g、0.25mmol)、2−アミノベンゼンスルホンアミド(0.051g、0.275mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.035g、0.275mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を無色固体として得た(0.068g、55%)。LC−MS(ESI)C21H19F3N6O2S[M+H]+の計算値:493.12;実測値:493.00。
(実施例78)
2−(5−クロロ−2−(3,5−ジモルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(2,5−ジクロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.148g、0.5mmol)および3,5−ジモルホリノアニリン(0.263g、2mmol)を方法3に従って処理して、標題化合物を茶褐色がかった固体として得た(0.170g、65%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.77(s,1H)、9.35(s,1H)、8.77〜8.76(m,2H)、8.22(s,1H)、7.72(dd,J=8.2Hz,1.3Hz,1H)、7.41(t,J=7.3Hz,1H)、7.10(t,J=7.8Hz,1H)、6.78(s,2H)、6.23(s,1H)、3.71(t,J=4.6Hz,8H)、3.01(t,J=5.0Hz,8H)、2.77(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C26H30ClN7O3[M+H]+の計算値:524.20;実測値:524.20。HRMS(ESI)C26H30ClN7O3[M+H]+の計算値:524.2171;実測値:524.2158。
(実施例79)
2−(5−ブロモ−2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミドを合成するための一般スキーム
(実施例80)
2−(5−ブロモ−2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−(2−メトキシ−4−モルホリノフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンゼンスルホンアミド(0.055g、0.1mmol)のDMF中溶液に、炭酸カリウム(0.069g、0.15mmol)およびヨウ化メチル(0.021g、0.15mmol)を加えた。得られた混合物を50℃で1時間撹拌した。冷却し、粗製の混合物をセライトのショートパッドに通し、メタノールで洗浄した。減圧下で溶媒を除去して粗生成物を得、これを自動分取HPLCにより精製して、標題化合物を茶褐色固体として得た(0.039g、72%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.36(s,1H)、8.53(s,1H)、8.38(d,J=,6.0Hz,1H)、8.22(s,1H)、7.75(dd,J=9.6Hz,1.8Hz,1H)、7.53(t,J=8.2Hz,1H)、7.31〜7.26(m,2H)、6.62(d,J=2.2Hz,1H)、6.44(dd,J=11.4Hz,5.7Hz,1H)、3.73〜3.69(重複する三重線および一重線,7H)、3.10(t,J=7.3Hz,4H)、2.60(s,6H)。LC−MS(ESI)C23H27BrN6O4S[M+H]+の計算値:565.10;実測値:565.10。HRMS(ESI)C26H30ClN7O3[M+H]+の計算値:565.1053;実測値:565.1048。
(実施例81)
6−(4−(ベンジルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.103g、0.3mmol)、ベンジルアルコール(0.065g、0.6mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.077g、0.6mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。黄色固体(0.081g、65%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.99(s,1H)、8.47(s,1H)、7.37〜7.29(m,8H)、6.76(d,J=8.7Hz,1H)、5.49(s,2H)、2.79(t,J=7.3Hz,2H)、2.41(t,J=6.8Hz,2H)。LC−MS(ESI)C21H17F3N4O2[M+H]+の計算値:415.13;実測値:415.00。
(実施例82)
6−((4−(((4−メトキシ−3,5−ジメチルピリジン−2−イル)メチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.103g、0.3mmol)、(2,6−ジメチルピリジン−4−イル)メタンアミン(0.050g、0.3mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.039g、0.3mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。白色固体(0.083g、58%)。LC−MS(ESI)C23H23F3N6O2[M+H]+の計算値:473.18;実測値:473.00。
(実施例83)
6−((4−(2,3−ジメチルフェノキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イルアミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.171g、0.5mmol)、2,3−ジメチルフェノール(0.122g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.129g、1mmol)を方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。黄色固体(0.128g、60%)。LC−MS(ESI)C22H19F3N4O2[M+H]+の計算値:429.15;実測値:429.05。
(実施例84)
N−メチル−2−((5−(フェニルエチニル)−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドを合成するための一般スキーム
(実施例85)
N−メチル−2−((5−(フェニルエチニル)−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの調製
ビストリフェニルホスフィンパラジウムジクロリド(0.018g、0.025mmol)、2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.244g、0.5mmol)およびトリエチルアミン(0.202g、2mmol)の乾燥DMF(3mL)中撹拌混合物に、Cu(I)I(0.005g、0.25mmol)を加えた。フェニルアセチレン(0.056g、0.55mmol)を上記反応混合物に加え、100℃で12時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を蒸発させ、続いて粗製物を逆相HPLC精製して、所望の化合物を得た。白色固体(0.050g、19%)。LC−MS(ESI)C29H27N5O4[M+H]+の計算値:510.21;実測値:510.00。
(実施例86)
N−メチル−2−((5−フェネチル−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドを合成するための一般スキーム
(実施例87)
N−メチル−2−((5−フェネチル−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの調製
N−メチル−2−((5−(フェニルエチニル)−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミド(0.030g、0.059mmol)をMeOH(2mL)に溶解した。Pd/C(触媒)をこれに加え、得られた混合物をH2の雰囲気下室温で1時間撹拌した。次いで反応混合物をセライトのショートパッドに通し、メタノールで洗浄した。減圧下で溶媒を除去して粗生成物を得、これを自動分取HPLCにより精製して、標題化合物を無色固体として得た(0.026g、87%)。LC−MS(ESI)C29H31N5O4[M+H]+の計算値:514.24;実測値:514.20。
(実施例88)
2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルオキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.227g、1mmol)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.151g、1mmol)、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.183g、1mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.258g、2mmol)を方法2に従って処理して、所望の化合物を茶褐色固体として得た(0.100g、20%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ9.41(s,1H)、8.47(s,1H)、8.50〜8.03(m,1H)、7.56(dd,J=7.8Hz,1.8Hz,1H)、7.50(t,J=7.8Hz,1H)、7.32〜7.29(m,2H)、6.80(s,2H)、3.62(s,9H)、2.60(d,J=4.5Hz,3H)。LC−MS(ESI)C21H21BrN4O5[M+H]+の計算値:491.07;実測値:491.0。HRMS(ESI)C21H21BrN4O5[M+H]+の計算値:491.0751;実測値:491.0761。
(実施例89)
N−メチル−2−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−フェニルピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの調製
還流冷却器、窒素注入口および撹拌子を装着した2ツ口フラスコに、乾燥DME(5mL)中の2−(5−ブロモ−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.100g、0.21mmol)およびパラジウムテトラキストリフェニルホスフィン(0.010g、0.0084mmol)を仕込んだ。得られた混合物を室温で20分間撹拌した。これに水(1mL)中の炭酸カリウム(0.056g、0.42mmol)を、続いてフェニルボロン酸(0.032g、0.25mmol)を加えた。混合物を12時間加熱還流し、冷却し、水(5mL)で希釈し、酢酸エチル(3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を蒸発させ、続いて逆相HPLCにより、標題化合物を得た。淡黄色固体(0.030g、31%)。LC−MS(ESI)C27H24N6O2[M+H]+の計算値:465.20;実測値:465.15。
(実施例90)
2−(2−(3,5−ジモルホリノフェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
4−クロロ−N−(3,5−ジモルホリノフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン(0.110g、0.25mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミドおよびHCl(0.041g、0.275mmol)を方法3に従って処理して、標題化合物を茶褐色固体として得た(0.097g、70%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ11.48(s,1H)、9.60(s,1H)、8.71(s,1H)、8.40(s,1H)、7.69(d,J=7.8Hz,2H)、7.36(s,1H)、7.10(t,J=7.3Hz,1H)、6.77(s,1H)、6.24(s,2H)、3.63(brs,8H)、2.96(brs,8H)、2.75(d,J=4.7Hz,3H)。LC−MS(ESI)C27H30F3N7O3[M+H]+の計算値:558.24;実測値:558.20。HRMS(ESI)C27H30F3N7O3[M+H]+の計算値:558.2435;実測値:558.2424。
(実施例91)
2−((5−ブロモ−2−((3,5−ジモルホリノフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イルアミノ)−N−メチルベンズアミド(0.071g、0.21mmol)および3,5−ジモルホリノアニリン(0.055g、0.21mmol)を方法3に従って処理して、標題化合物を茶褐色がかった固体として得た(0.081g、68%)。LC−MS(ESI)C26H30BrN7O3[M+H]+の計算値:568.16;実測値:5678.00。
(実施例92)
N−メチル−2−(5−(トリフルオロメチル)−2−(3,4,5−トリメトキシフェニルアミノ)ピリミジン−4−イルオキシ)ベンズアミドの調製
4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.1g、0.3mmol)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.054g、0.36mmol)およびジイソプロピルエチルアミンを方法4bに従って処理して、標題化合物を得た。白色固体(0.075g、76%)。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ10.06(brs,1H)、8.66(s,1H)、8.08(d,J=4.6Hz,1H)、7.62〜7.55(m,2H)、7.37〜7.35(m,2H)、6.87(s,2H)、3.66(s,6H)、3.64(s,3H)、2.62(d,J=4.6Hz,3H)。LC−MS(ESI)C24H26F3N5O4S[M+H]+の計算値:479.15;実測値:479.00。HRMS(ESI)C22H21F3N4O5[M+H]+の計算値:479.1537;実測値:479.1541。
(実施例93)
2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミドの調製
サリチル酸メチル(8.7g、57.2mmol、1.0当量)およびメチルアミン(エタノール中33重量%、37.37mL、300mmol、5.25当量)を0℃で撹拌した。混合物を3時間かけて21℃に加温し、次いでこの温度で14時間撹拌した。混合物を真空で濃縮し、次いで熱MeOHから再結晶化して、生成物7.08gを得た。MS[C8H9NO2+H]+の計算値:152.07、実測値152.16。
(実施例94)
3−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミドの調製
サリチル酸メチル(8.7g、57.2mmol、1.0当量)およびメチルアミン(エタノール中33重量%、12.36mL、171.6mmol、3.0当量)を21℃で撹拌した。混合物を35℃に14時間加熱した。更にEtOH中のメチルアミン6mLを加え、50℃で5時間加熱を続けた。混合物を真空で濃縮し、次いでフラッシュクロマトグラフィー(30分かけてDCM中10%EtOAc〜DCM中100%EtOAc濃度勾配)により精製して、生成物6.09gを得た。MS[C8H9NO2+H]+の計算値:152.07、実測値152.22。
(実施例95)
2−メルカプト−N−メチルベンズアミドの調製
チオサリチル酸メチル(5.07g、30.1mmol、1.0当量)およびメチルアミン(エタノール中33重量%、19.69mL、158mmol、5.25当量)を0℃で撹拌した。混合物を3時間かけて21℃に加温し、次いでこの温度で14時間撹拌した。混合物を真空で濃縮し、次いで2−プロパノールを加え、これを冷却した。得られた固体を濾過し、集めて、ジスルフィド4.56gを得た。次いでこのジスルフィド(187mg、0.563mmol、1.0当量)をMeOH(5mL)に溶解し、新たに砕いたマグネシウム金属の削り状物(68mg、2.81mmol、5.0当量)を加えた。混合物を40℃に14時間加熱した。混合物をMeOHと共にセライトに通して濾過して、生成物92mgを得、これを更には精製せずにその後の反応に使用した。MS[C8H9NOS+H]+の計算値:168.05、実測値168.17。
(実施例96)
6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−ニトロ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(2.53g、13.1mmol、1.0当量)および炭素担持パラジウム(100mg)をEtOH(40mL)中で混合した。水素ガスの風船を8時間適用し、次いで混合物をDCMと共にセライトに通して濾過し、真空で濃縮した。得られた茶褐色固体(2.02g)を更には精製せずに使用した。この化合物は容易にはイオン化しないので、生成物のMSピークは無い。1H NMR(400MHz,DMSO−d6)δ:9.65(s,1H)、6.54(d,1H,J=8.4Hz)、6.39(d,1H,J=2.4Hz)、6.35(dd,1H,J=2.8,8.4Hz)、4.73(bs,2H)、2.70(t,2H,J=8.0Hz)、2.33(t,2H,J=7.2Hz)。
(実施例97)
1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミンの調製
5−ニトロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.0g、6.13mmol、1.0当量)および炭素担持パラジウム(75mg)をEtOAc(20mL)中で混合した。水素ガスの風船を18時間適用し、次いで混合物をDCMと共にセライトに通して濾過し、真空で濃縮した。得られた茶褐色固体(800mg)を更には精製せずに使用した。MS[C7H7N3+H]+の計算値:134.07、実測値134.16。
(実施例98)
三置換ピリミジンの調製に関する一般的合成スキーム:
(実施例99)
N−メチル−2−((2−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミドの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg、0.461mmol、1.0当量)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg、0.461mmol、1.0当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL、0.461mmol、1.0当量)のアセトニトリル(3mL)中溶液を、100℃で10分間マイクロ波照射した。混合物を真空で濃縮し、次いでアニリン(0.042mL、0.461mmol、1.0当量)および酢酸(2mL)を加えた。この混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで真空で濃縮した。粗生成物のフラクションを逆相HPLCにより精製して、生成物(13mg)を得た。MS[C19H15F3N4O2+H]+の計算値:389.12、実測値389.32。
(実施例100)
2−((2−((5−ブロモ−2−メチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて5−ブロモ−2−メチルアニリン(86mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物10mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H16BrF3N4O2+H]+の計算値:481.05、実測値481.26。
(実施例101)
2−((2−((5−メトキシ−2−メチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて5−メトキシ−2−メチルアニリン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物14mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H19F3N4O3+H]+の計算値:433.15、実測値433.41。
(実施例102)
2−((2−((3−ブロモ−4−メチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて3−ブロモ−4−メチルアニリン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物8mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H16BrF3N4O2+H]+の計算値:481.05、実測値481.26。
(実施例103)
2−((2−((2−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2−メトキシアニリン(57mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物46mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H17F3N4O3+H]+の計算値:419.13、実測値419.35。
(実施例104)
2−((2−((2,5−ジメチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2,5−ジメチルアニリン(56mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物36mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H19F3N4O2+H]+の計算値:417.15、実測値417.40。
(実施例105)
2−((2−((4−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドおよび2−((4−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オールの調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(150mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(104mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.12mL)を、続いて第2のステップにおいて4−メトキシアニリン(85mg)および酢酸(3mL)を使用し、実施例99と同様の手順。2−((2−((4−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド10mgおよび2−((4−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール7mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H17F3N4O3+H]+の計算値:419.13、実測値419.35。MS[C12H10F3N3O2+H]+の計算値:286.08、実測値286.25。
(実施例106)
2−((2−((3,4−ジメチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて3,4−ジメチルアニリン(56mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物13mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H19F3N4O2+H]+の計算値:417.15、実測値417.40。
(実施例107)
2−((2−((2−クロロ−4−メチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2−クロロ−4−メチルアニリン(65mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物13mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H16ClF3N4O2+H]+の計算値:437.10、実測値437.35。
(実施例108)
2−((2−((3,4−ジクロロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドおよび2−((3,4−ジクロロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オールの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて4−メトキシアニリン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。2−((2−((3,4−ジクロロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド27mgおよび2−((3,4−ジクロロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール14mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H13Cl2F3N4O2+H]+の計算値:457.04、実測値457.28。MS[C11H6Cl2F3N3O+H]+の計算値:323.99、実測値323.70。
(実施例109)
2−((2−((2,5−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドおよび2−((2,5−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オールの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2,5−ジメトキシアニリン(71mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。2−((2−((2,5−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド45mgおよび2−((2,5−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール6mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H19F3N4O4+H]+の計算値:449.14、実測値449.35。MS[C14H14F3N3O3+H]+の計算値:316.09、実測値315.90
(実施例110)
N−メチル−2−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物28mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H18F3N5O3+H]+の計算値:458.14、実測値458.40。
(実施例111)
2−((5−ブロモ−2−(フェニルアミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(105mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいてアニリン(43mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物12mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C18H15BrN4O2+H]+の計算値:399.05、実測値399.29。
(実施例112)
2−((5−ブロモ−2−((5−ブロモ−2−メチルフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(105mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて5−ブロモ−2−メチルアニリン(86mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物6mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H16Br2N4O2+H]+の計算値:492.97、実測値492.80。
(実施例113)
2−((2−((2,3−ジフルオロフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(69mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2,3−ジフルオロアニリン(59mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物32mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H13F5N4O2+H]+の計算値:425.10、実測値425.35。
(実施例114)
5−クロロ−N2,N4−ジフェニルピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4,5−トリクロロピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(82mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.095mL)を、続いて第2のステップにおいてアニリン(59mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。所望していなかった生成物5mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C16H13ClN4+H]+の計算値:297.09、実測値297.30。
(実施例115)
2−((2−((2,3−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドおよび2−((2,3−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オールの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2,3−ジメトキシアニリン(70mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。2−((2−((2,3−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド15mgおよび2−((2,3−ジメトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オール6mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H19F3N4O4+H]+の計算値:449.14、実測値449.39。MS[C13H12F3N3O3+H]+の計算値:316.09、実測値316.05。
(実施例116)
N−メチル−2−((2−((2−(メチルチオ)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミドおよびN2,N4−ビス(2−(メチルチオ)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて2−(メチルチオ)アニリン(78mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N−メチル−2−((2−((2−(メチルチオ)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミド12mgおよびN2,N4−ビス(2−(メチルチオ)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン5mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H17F3N4O2S+H]+の計算値:435.11、実測値435.36。MS[C19H17F3N4S2+H]+の計算値:423.09、実測値422.95。
(実施例117)
2−((2−((5−メトキシ−2−メチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)チオ)−N−メチルベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−メルカプト−N−メチルベンズアミド(92mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて5−メトキシ−2−メチルアニリン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物18mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H19F3N4O2S+H]+の計算値:449.13、実測値449.38。
(実施例118)
6−((4−((2−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((2−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび4−((2−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−オールの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−モルホリノアニリン(82mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((2−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン13mg、6−((2−((2−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン13mgおよび4−((2−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−オール9mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C24H23F3N6O2+H]+の計算値:485.19、実測値485.45。MS[C24H23F3N6O2+H]+の計算値:485.19、実測値485.45。MS[C15H15F3N4O2+H]+の計算値:341.12、実測値341.32。
(実施例119)
6−((4−((3−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、3−メトキシアニリン(57mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物45mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H18F3N5O2+H]+の計算値:430.15、実測値430.43。
(実施例120)
6−((4−((2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよびN2,N4−ビス(2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよび6,6’−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン)の調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−(ジフルオロメトキシ)アニリン(73mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン27mg、N2,N4−ビス(2−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン9mgおよび6,6’−((5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン)14mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H16F5N5O2+H]+の計算値:466.13、実測値466.39。MS[C19H13F7N4O2+H]+の計算値:463.10、実測値463.34。MS[C23H19F3N6O2+H]+の計算値:469.16、実測値469.41。
(実施例121)
6−((4−((3−(ベンジルオキシ)フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、3−(ベンジルオキシ)アニリン(92mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物57mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C27H22F3N5O2+H]+の計算値:506.18、実測値506.47。
(実施例122)
N−メチル−3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、3−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物18mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H18F3N5O3+H]+の計算値:458.14、実測値458.40。
(実施例123)
6−((4−((2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2−メトキシ−4−モルホリノアニリン(96mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン20mgおよび6−((2−((2−メトキシ−4−モルホリノフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン2.7mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C25H25F3N6O3+H]+の計算値:515.20、実測値515.52。MS[C25H25F3N6O3+H]+の計算値:515.52、実測値515.52。
(実施例124)
6−((4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよびN2,N4−ビス(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの混合物9mgならびにN2,N4−ビス(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン10mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H16F3N5O3+H]+の計算値:444.13、実測値444.38。MS[C19H13F3N4O4+H]+の計算値:419.10、実測値419.35。
(実施例125)
6−((4−((3,4−ジメチルフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、3,4−ジメチルアニリン(47mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物31mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H20F3N5O+H]+の計算値:428.17、実測値428.44。
(実施例126)
6−((4−(ナフタレン−1−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよびN2,N4−ジ(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ナフタレン−1−アミン(56mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−(ナフタレン−1−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン22mgおよびN2,N4−ジ(ナフタレン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン4.5mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C24H18F3N5O+H]+の計算値:450.15、実測値450.38。MS[C25H17F3N4+H]+の計算値:431.15、実測値431.35。
(実施例127)
6−((4−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−アミン(58mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの混合物37mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C24H22F3N5O+H]+の計算値:454.19、実測値454.43。MS[C24H22F3N5O+H]+の計算値:454.19、実測値4454.43。
(実施例128)
N−メチル−3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、3−アミノ−N−メチルベンズアミド(58mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物110mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H19F3N6O2+H]+の計算値:457.16、実測値457.41。
(実施例129)
6−((4−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−アミン(52mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物7mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C23H20F3N5O+H]+の計算値:440.17、実測値440.40。
(実施例130)
6−((4−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−アミン(52mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン8mgおよび6−((2−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン9mgを逆相HPLC後に回収した。LRMS[C23H20F3N5O+H]+の計算値:440.17、実測値440.40。MS[C23H20F3N5O+H]+の計算値:440.40、実測値440.40。
(実施例131)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、シクロプロパンアミン(22mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン12mgおよび6−((2−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン15mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C17H16F3N5O+H]+の計算値:364.14、実測値364.36。MS[C17H16F3N5O+H]+の計算値:364.14、実測値364.36。
(実施例132)
N−(4−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)フェニル)アセトアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、N−(4−アミノフェニル)アセトアミド(59mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物62mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H19F3N6O2+H]+の計算値:457.16、実測値457.41。
(実施例133)
N2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−N4−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、3−メトキシアニリン(48mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−アミン(59mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物31mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H17F3N4O3+H]+の計算値:419.13、実測値419.39。
(実施例134)
6,6’−((5−クロロピリミジン−2,4−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン)の調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(46mg)、6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(41mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.044mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(41mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。粗製の固体をアセトニトリル、アセトン、ジクロロメタンおよび酢酸エチル各10mLで洗浄して、部分的に純粋な生成物64mgを得、これをメタノール10mLで更に洗浄して、生成物46mgを得た。MS[C22H19ClN6O2+H]+の計算値:435.13、実測値435.43。
(実施例135)
6,6’−((5−メトキシピリミジン−2,4−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン)の調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(46mg)、6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(41mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(41mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。粗製の固体をジクロロメタン10mLで洗浄して、純粋な生成物11mgを得た。更に生成物11mgを、上記濾液の逆相HPLC精製後に回収した。MS[C23H22N6O3+H]+の計算値:431.18、実測値431.42。
(実施例136)
N2−(3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N4−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN4−(3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N2−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、3−メトキシアニリン(48mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)アニリン(83mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N2−(3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N4−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN4−(3−クロロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N2−(3−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物26mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H13ClF6N4O2+H]+の計算値:479.07、実測値479.35。MS[C19H13ClF6N4O2+H]+の計算値:479.07、実測値479.35。
(実施例137)
3−((4−((3−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ナフタレン−2−オールおよび3−((2−((3−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ナフタレン−2−オールの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、3−メトキシアニリン(48mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて3−アミノナフタレン−2−オール(62mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。3−((4−((3−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ナフタレン−2−オールおよび3−((2−((3−メトキシフェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ナフタレン−2−オールの混合物25mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H17F3N4O2+H]+の計算値:427.14、実測値427.44。MS[C22H17F3N4O2+H]+の計算値:427.14、実測値427.44。
(実施例138)
3−((4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ベンズアミドおよび3−((2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて3−アミノベンズアミド(53mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。3−((4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)ベンズアミドおよび3−((2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)ベンズアミドの混合物34mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H14F3N5O3+H]+の計算値:418.11、実測値418.36。MS[C19H14F3N5O3+H]+の計算値:418.11、実測値418.36。
(実施例139)
N2−(4−(1H−ピロール−1−イル)フェニル)−N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN4−(4−(1H−ピロール−1−イル)フェニル)−N2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて4−(1H−ピロール−1−イル)アニリン(62mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N2−(4−(1H−ピロール−1−イル)フェニル)−N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN4−(4−(1H−ピロール−1−イル)フェニル)−N2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物22mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C22H16F3N5O2+H]+の計算値:440.13、実測値440.40。MS[C22H16F3N5O2+H]+の計算値:440.13、実測値440.40。
(実施例140)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−アミン(52mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物7mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C21H17F3N4O2+H]+の計算値:415.14、実測値415.41。MS[C21H17F3N4O2+H]+の計算値:415.14、実測値415.41。
(実施例141)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリン(70mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン14mgおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン6mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H11F7N4O2+H]+の計算値:461.08、実測値461.38。MS[C19H11F7N4O2+H]+の計算値:461.08、実測値461.38。
(実施例142)
6−((5−ブロモ−4−((3−メトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(93mg)、3−メトキシアニリン(50mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.071mL)を、続いて2番目のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(66mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物15mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H18BrN5O2+H]+の計算値:440.07、実測値440.33。
(実施例143)
6−((5−クロロ−4−((3−メトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび5−クロロ−N2,N4−ビス(3−メトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4,5−トリクロロピリミジン(74mg)、3−メトキシアニリン(50mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.077mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(59mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((5−クロロ−4−((3−メトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン18mgおよび5−クロロ−N2,N4−ビス(3−メトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン1.2mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H18ClN5O2+H]+の計算値:396.12、実測値396.34。MS[C18H17ClN4O2+H]+の計算値:357.11、実測値357.33。
(実施例144)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(4−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(4−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて4−メトキシアニリン(48mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(4−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(4−メトキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物29mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H15F3N4O3+H]+の計算値:405.12、実測値405.36。MS[C19H15F3N4O3+H]+の計算値:405.12、実測値405.36。
(実施例145)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて5−メトキシ−2−メチルアニリン(53mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物25mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H17F3N4O3+H]+の計算値:419.13、実測値419.39。MS[C20H17F3N4O3+H]+の計算値:419.13、実測値419.39。
(実施例146)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて3,4−ジメチルアニリン(47mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(3,4−ジメチルフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物9mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H17F3N4O2+H]+の計算値:403.14、実測値403.37。
(実施例147)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2,3−ジクロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2,3−ジクロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて2,3−ジクロロアニリン(63mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2,3−ジクロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2,3−ジクロロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物12mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C18H11Cl2F3N4O2+H]+の計算値:443.03、実測値443.28。MS[C18H11Cl2F3N4O2+H]+の計算値:443.03、実測値443.28。
(実施例148)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて3−クロロ−4−フルオロアニリン(57mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物36mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C18H11ClF4N4O2+H]+の計算値:427.06、実測値427.30。MS[C18H11ClF4N4O2+H]+の計算値:427.06、実測値427.30。
(実施例149)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(3−フェノキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(3−フェノキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて3−フェノキシアニリン(73mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(3−フェノキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(3−フェノキシフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの混合物36mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C24H17F3N4O3+H]+の計算値:467.13、実測値467.41。MS[C24H17F3N4O3+H]+の計算値:467.13、実測値467.41。
(実施例150)
6−((4−(シクロブチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(シクロブチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(70mg)、シクロブタンアミン(23mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.056mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(52mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−(シクロブチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン12mgおよび6−((2−(シクロブチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン18mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C18H18F3N5O+H]+の計算値:378.15、実測値378.35。
(実施例151)
6−((4−((2−メトキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((2−メトキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(70mg)、2−メトキシエタン−1−アミン(24mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.062mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(52mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((2−メトキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン11mgおよび6−((2−((2−メトキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン20mgを逆相HPLC後に回収した。LRMS[C17H18F3N5O2+H]+の計算値:382.15、実測値382.33。MS[C17H18F3N5O2+H]+の計算値:382.15、実測値382.33。
(実施例152)
N4−シクロプロピル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−シクロプロピル−N4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、シクロプロパンアミン(22mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(52mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−シクロプロピル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン13mgおよびN2−シクロプロピル−N4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン9mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C15H13F3N6+H]+の計算値:335.12、実測値335.25。MS[C15H13F3N6+H]+の計算値:335.12、実測値335.25。
(実施例153)
5−ブロモ−N2−(1H−インドール−5−イル)−N4−(3−(メチルスルホニル)ベンジル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(150mg)、(3−(メチルスルホニル)フェニル)メタンアミン、HCl塩(50mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.229mL)を、続いて第2のステップにおいて1H−インドール−5−アミン(87mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物41mgを逆相C18シリカゲルを使用するフラッシュクロマトグラフィー後に回収した。MS[C20H18BrN5O2S+H]+の計算値:472.04、実測値472.25。
(実施例154)
5−ブロモ−N2−(1H−インドール−5−イル)−N4−(ピリジン−2−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(150mg)、ピリジン−2−アミン(62mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.117mL)を、続いて第2のステップにおいて1H−インドール−5−アミン(87mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物14mgを逆相C18シリカゲルを使用するフラッシュクロマトグラフィー後に回収した。MS[C17H13BrN6+H]+の計算値:381.05、実測値381.19。
(実施例155)
6−((5−ブロモ−4−(ピリジン−2−イルアミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(150mg)、ピリジン−2−アミン(62mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.117mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(107mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物12mgを逆相C18シリカゲルを使用するフラッシュクロマトグラフィー後に回収した。MS[C18H15BrN6O+H]+の計算値:411.06、実測値411.22。
(実施例156)
6−((5−ブロモ−4−((6−メトキシピリジン−3−イル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(150mg)、6−メトキシピリジン−3−アミン(82mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.117mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(107mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物8mgを逆相C18シリカゲルを使用するフラッシュクロマトグラフィー後に回収した。MS[C19H17BrN6O2+H]+の計算値:441.07、実測値441.15。
(実施例157)
6−((4−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、アニリン(36mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(64mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(フェニルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの混合物23mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C20H16F3N5O+H]+の計算値:400.14、実測値400.36。MS[C20H16F3N5O+H]+の計算値:400.14、実測値400.36。
(実施例158)
N4−シクロプロピル−N2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−シクロプロピル−N4−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、シクロプロパンアミン(22mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいて2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−アミン(59mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−シクロプロピル−N2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン15mgおよびN2−シクロプロピル−N4−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン8mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.31。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.31。
(実施例159)
6−((5−ブロモ−4−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(80mg)、シクロプロパンアミン(26mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.092mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(57mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。粗製の固体を濾過し、アセトニトリルで濯ぐことにより、生成物10mgを単離した。MS[C16H16BrN5O+H]+の計算値:374.06、実測値374.26。
(実施例160)
6−((4−(シクロペンチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(シクロペンチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(120mg)、シクロペンタンアミン(47mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.096mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(90mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−(シクロペンチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン65mgおよび6−((2−(シクロペンチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン86mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C19H20F3N5O+H]+の計算値:392.17、実測値392.40。MS[C19H20F3N5O+H]+の計算値:392.17、実測値392.35。
(実施例161)
N4−シクロブチル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−シクロブチル−N4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(120mg)、シクロブタンアミン(49mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.120mL)を、続いて第2のステップにおいて1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(92mg)および酢酸(3mL)を使用し、実施例99と同様の手順。N4−シクロブチル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン50mgおよびN2−シクロブチル−N4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびその位置異性体の混合物(60:40比)60mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C16H15F3N6+H]+の計算値:349.14、実測値349.35。MS[C16H15F3N6+H]+の計算値:349.14、実測値349.25。
(実施例162)
以下に記載した三置換ピリミジンの調製に関する一般合成スキーム:
(実施例163)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg、0.392mmol、1.0当量)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg、0.392mmol、1.0当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL、0.392mmol、1.0当量)のアセトニトリル(3mL)中溶液を、100℃で10分間マイクロ波照射した。次いで2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−アミン(52mg、0.392mmol、1.0当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL、0.392mmol、1.0当量)を加えた。この混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで真空で濃縮した。粗生成物のフラクションを逆相HPLCにより精製して、N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン5.3mgおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン3.5mgを得た。MS[C21H17F3N4O2+H]+の計算値:415.14、実測値415.34。MS[C21H17F3N4O2+H]+の計算値:415.14、実測値415.34。
(実施例164)
N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−2−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミンおよびN−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−4−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいてピロリジン(28mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を使用し、実施例163と同様の手順。N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−2−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン2mgおよびN−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−4−(ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン1.4mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.33。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.34。
(実施例165)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいてアンモニア(MeOH中7M溶液0.224mL)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を使用し、実施例163と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン15mgおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン15mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C12H9F3N4O2+H]+の計算値:299.08、実測値299.28。MS[C12H9F3N4O2+H]+の計算値:299.08、実測値299.28。
(実施例166)
2−(アゼチジン−1−イル)−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミンおよび4−(アゼチジン−1−イル)−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいてアゼチジン、HCl塩(37mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.137mL)を使用し、実施例163と同様の手順。2−(アゼチジン−1−イル)−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン2.5mgおよび4−(アゼチジン−1−イル)−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−アミン1.4mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C15H13F3N4O2+H]+の計算値:339.11、実測値339.29。MS[C15H13F3N4O2+H]+の計算値:339.11、実測値339.29。
(実施例167)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製。
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(54mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいてシクロプロピルメタンアミン(56mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を使用し、実施例163と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン10mgおよびN2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−(シクロプロピルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン10mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.32。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.32。
(実施例168)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−シクロブチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン、N2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−シクロブチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2,N4−ジシクロブチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(85mg)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(48mg、0.89当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を、続いて第2のステップにおいてシクロブタンアミン(56mg、2当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.068mL)を使用し、実施例163と同様の手順。N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−シクロブチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン13mg、N2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−シクロブチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン18mgおよびN2,N4−ジシクロブチル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン4.5mgを逆相HPLC後に回収した。LRMS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.32。MS[C16H15F3N4O2+H]+の計算値:353.12、実測値353.32。MS[C13H17F3N4+H]+の計算値:287.15、実測値287.32。
(実施例169)
N2,N4−ジシクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(60mg)、シクロプロパンアミン(16mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.035mL)を、続いて第2のステップにおいてシクロプロパンアミン(16mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.035mL)を使用し、実施例163と同様の手順。N2,N4−ジシクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン29mgを逆相HPLC後に回収した。MS[C11H13F3N4+H]+の計算値:259.12、実測値259.24。
(実施例170)
2−((5−ブロモ−2−((5−メトキシ−2−メチルフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(53mg、0.232mmol、1.0当量)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(35mg、0.232mmol、1.0当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.048mL、0.276mmol、1.2当量)の1−ブタノール(3mL)中溶液を0℃で20分間、次いで21℃で16時間撹拌した。混合物を真空で濃縮し、次いで5−メトキシ−2−メチルアニリン(32mg、0.232mmol、1.0当量)、塩化亜鉛(エーテル中1M溶液、0.232mL、0.232mmol、1当量)および酢酸(2mL)を加えた。この混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで真空で濃縮した。粗生成物を逆相HPLCにより精製して、2−((5−ブロモ−2−((5−メトキシ−2−メチルフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド8mgを得た。MS[C20H19BrN4O3+H]+の計算値:443.07、実測値443.35。
(実施例171)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドおよびN−(5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)−2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(1.809g、7.94mmol、1.0当量)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(1.2g、7.94mmol、1.0当量)、銅金属粉体(50mg、0.794mmol、0.1当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.383mL、7.94mmol、1.0当量)のDMF(10mL)中溶液を、50℃に2時間加熱した。EtOAc(100mL)を加え、ブライン(4×50mL)、次いで水(3×50mL)で洗浄し、有機物を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮して、2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドを得た。中間体生成物の収率を80%と仮定して、次のステップにおける試薬の量を計算した。次に、1,2−DCE(15mL)およびt−ブタノール(15mL)中の粗製の中間体に、塩化亜鉛(1.05g、7.71mmol、1.2当量)を加えた。この混合物を超音波処理して、試薬の溶解性を高めた。3,4,5−トリメトキシアニリン(1.177g、6.42mmol、1.0当量)およびトリエチルアミン(1.074mL、7.71mmol、1.2当量)を加え、混合物を45℃に7時間加熱し、次いで真空で濃縮した。粗生成物にDCM(300mL)を加え、これを水(1×50mL)およびブライン(6×30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮した。粗生成物をC18逆相フラッシュクロマトグラフィー(水/MeCN濃度勾配、40分かけて22%〜44%MeCN)により精製して、2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド560mgおよびN−(5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)−2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド64mgを得た。MS[C21H21BrN4O5+H]+の計算値:489.08、実測値489.37。
(実施例172)
5−ブロモ−N−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メトキシピリミジン−2−アミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(105mg、0.461mmol、1.0当量)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(70mg、0.461mmol、1.0当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.096mL、0.553mmol、1.2当量)の1−ブタノール(3mL)中溶液を、0℃で20分間、次いで21℃で16時間撹拌した。混合物を真空で濃縮し、次いで2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリン(82mg、0.461mmol、1.0当量)、塩化亜鉛(エーテル中1M溶液、0.461mL、0.461mmol、1当量)および酢酸(2mL)を加えた。この混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで真空で濃縮した。粗生成物を逆相HPLC(水/MeOH溶出液)により精製して、5−ブロモ−N−(2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−メトキシピリミジン−2−アミン6mgを得た。MS[C12H9BrF4N3O+H]+の計算値:365.99、実測値365.25。
(実施例173)
5−ブロモ−4−ブトキシ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(170mg、0.748mmol、1.0当量)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(113mg、0.748mmol、1.0当量)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.130mL、0.748mmol、1.0当量)の1−ブタノール(6mL)中溶液を、21℃で22時間撹拌した。次いで3,4,5−トリメトキシアニリン(137mg、0.748mmol、1.0当量)、塩化亜鉛(エーテル中1M溶液、0.748mL、0.748mmol、1当量)を加えた。この混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで真空で濃縮した。粗製の白色固体を濾過し、MeCN(20mL)で洗浄して、2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド80mgを得た。MS[C17H22BrN3O4+H]+の計算値:412.09、実測値412.32。
(実施例174)
5−ブロモ−N4−シクロプロピル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
第1のステップにおいて5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(200mg)、シクロプロパンアミン(50mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.153mL)を、続いて第2のステップにおいて1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(117mg)および酢酸(4mL)を使用し、実施例99と同様の手順。生成物54mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に単離した。MS[C14H13BrN6+H]+の計算値:345.05、実測値344.80。
(実施例175)
6−((4−シクロブトキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、シクロブタノール(33mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.080mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(75mg)および酢酸(3mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−シクロブトキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン14mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に単離した。MS[C18H17F3N4O2+H]+の計算値:379.14、実測値379.10。
(実施例176)
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミンおよびN−(2−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミンの調製
ジクロロメタン(5ml)およびt−ブタノール(5.00ml)中の2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.4g、1.844mmol)に、窒素下−10℃で塩化亜鉛(II)(0.502g、3.69mmol)を加えた。−10〜0℃で1時間維持した。次いで1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.245g、1.844mmol)およびトリエチルアミン(0.283ml、2.028mmol)を加えた。冷却浴を21℃に加温した。濃縮してDCMを除去し、次いで固体を濾過し、水で洗浄した。異性体の70:30混合物(主にはN−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン)620mgを単離した。MS[C12H7ClF3N5+H]+の計算値:314.04、実測値313.80。
(実施例177)
N4−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.100g、0.319mmol、位置異性体30%を含む)、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(0.044g、0.319mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.111ml、0.638mmol)をDMF(3mL)中で混合した。混合物を130℃で30分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物5mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に単離した。MS[C19H13F3N6O2+H]+の計算値:415.12、実測値415.20。
(実施例178)
6−((4−((2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−((2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
第1のステップにおいて2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(100mg)、2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(80mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.08mL)を、続いて第2のステップにおいて6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(60mg)および酢酸(2mL)を使用し、実施例99と同様の手順。6−((4−((2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン24mgおよび6−((2−((2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン94mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C21H14F5N5O3+H]+の計算値:480.11、実測値480.35。
(実施例179)
N4−(2−メトキシエチル)−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.100g、0.319mmol、位置異性体30%を含む)、2−メトキシエタン−1−アミン(24mg)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.111mL)をDMF(2mL)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。N4−(2−メトキシエチル)−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン13mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C15H15F3N6O+H]+の計算値:353.14、実測値353.25。
(実施例180)
N4−(2−メトキシエチル)−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.100g、0.461mmol)、2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−オール(0.065g、0.484mmol)および水素化ナトリウム(0.028g、0.691mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射した。濃縮し、次いで6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.075g、0.461mmol)および酢酸(0.527ml、9.22mmol)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−((4−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)オキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン15mgおよび6−((2−((2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)オキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン9mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C23H19F3N4O2+H]+の計算値:441.16、実測値441.15。
(実施例181)
N4−フェニル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.100g、0.319mmol、位置異性体30%を含む)、アニリン(0.029ml、0.319mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.111ml、0.638mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。少量の未反応出発物異性体を低減するため、アンモニア(455mL、MeOH中7M)を加え、混合物を120℃で20分間マイクロ波照射した。N4−フェニル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン19mgおよびN4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン15mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C18H13F3N6+H]+の計算値:371.13、実測値371.10。MS[C12H9F3N6+H]+の計算値:295.09、実測値294.85。
(実施例182)
N4−メチル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2−メチル−N4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.100g、0.319mmol、位置異性体30%を含む)およびメタンアミン(0.119ml、0.956mmol)をDMF(2mL)中で混合した。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。N4−メチル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン20mgおよびN2−メチル−N4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン11mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C13H11F3N6+H]+の計算値:309.11、実測値308.95。
(実施例183)
6−((4−(2−メチルアジリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((4−((2−クロロプロピル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンならびに6−((4−((1−クロロプロパン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.100g、0.461mmol)、2−メチルアジリジン(0.033ml、0.461mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.060g、0.461mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射した。濃縮し、6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.071g、0.438mmol)および酢酸(2mL)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−((4−(2−メチルアジリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン16mg、6−((4−((2−クロロプロピル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン10mgおよび6−((4−((1−クロロプロパン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン12mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C17H16F3N5O+H]+の計算値:364.14、実測値364.05。MS[C17H17ClF3N5O+H]+の計算値:400.12、実測値400.10。
(実施例184)
6−((4−(メチル(フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−(メチル(フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.100g、0.461mmol)、N−メチルアニリン(0.050ml、0.461mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.080ml、0.461mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を90℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.075g、0.461mmol)および酢酸(2mL)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−((4−(メチル(フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン48mgおよび6−((2−(メチル(フェニル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン30mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C21H18F3N5O+H]+の計算値:414.16、実測値414.35。
(実施例185)
6−((4−((1H−インダゾール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.100g、0.461mmol)、1H−インダゾール−5−アミン(0.061g、0.461mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.080ml、0.461mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を90℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.075g、0.461mmol)および酢酸(2mL)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−((4−((1H−インダゾール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン30mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−エタノール溶出液)後に回収した。MS[C21H16F3N7O+H]+の計算値:440.15、実測値440.20。
(実施例186)
5−ブロモ−N4−シクロプロピル−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.125g、0.549mmol)およびシクロプロパンアミン(0.038ml、0.549mmol)をアセトニトリル(2ml)中で5℃にて混合した。2分後、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.096ml、0.549mmol)を加え、21℃に加温した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。3,4,5−トリメトキシアニリン(0.100g、0.549mmol)および酢酸(2ml)を加えた。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、5−ブロモ−N4−シクロプロピル−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン120mgを得た。MS[C16H19BrN4O3+H]+の計算値:395.07、実測値394.90。
(実施例187)
5−ブロモ−N4−シクロプロピル−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.090g、0.379mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.069g、0.379mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、白色固体を濾過して、5−ブロモ−N4−シクロプロピル−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミン80mgを得た。MS[C17H19F3N4O3+H]+の計算値:385.15、実測値385.40。
(実施例188)
N2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.090g、0.379mmol)および1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−5−アミン(0.051g、0.379mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、白色固体を濾過して、N2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン97mgを得た。MS[C14H12F3N7+H]+の計算値:336.12、実測値336.20。
(実施例189)
4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−オールの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.099g、0.417mmol)および6−アミノオキサゾロ[4,5−b]ピリジン−2(3H)−オン(0.063g、0.417mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。所望の生成物は生成しなかった。4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−オールを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C8H8F3N3O+H]+の計算値:220.07、実測値219.85。
(実施例190)
N4−シクロプロピル−N2−(3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.080g、0.337mmol)および3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピン−7−アミン(0.056g、0.337mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物を自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C17H17F3N4O2+H]+の計算値:367.14、実測値367.30。
(実施例191)
6−アミノオキサゾロ[4,5−b]ピリジン−2(3H)−オンの調製
オキサゾロ[4,5−b]ピリジン−2(3H)−オン(1.0g、7.35mmol)およびテトラフルオロホウ酸ニトロニウム(1.464g、11.02mmol)をスルホラン(4ml)中で混合した。100℃に14時間加熱した。粗製の混合物を50:40:10DCM/EtOAc/MeOH溶媒混合物と共にショートシリカカラムに通してフラッシングした。スルホランがまだ残留したまま、生成物を濃縮した。次いで亜鉛(1.083g、16.56mmol)および塩化アンモニウム(1.184g、16.56mmol)を加えた。EtOAcおよびMeOH(1:1)と共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。生成物を自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。スルホランが共溶出し、それゆえ収率の計算は出来なかった。物質をそのまま使用した。低いイオン化のため、生成物のマスはLCMSにより観測されなかった。
(実施例192)
6−((5−ブロモ−2−((2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)オキサゾロ[4,5−b]ピリジン−2(3H)−オンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.040g、0.176mmol)、6−アミノオキサゾロ[4,5−b]ピリジン−2(3H)−オン(0.027g、0.176mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.031ml、0.176mmol)をスルホラン(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射した。次いで2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−アミン(0.022ml、0.176mmol)および酢酸(1mL)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した(スルホランが残留)。生成物12mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C18H13BrN6O4+H]+の計算値:457.03、実測値456.90。
(実施例193)
6−((4−(オキセタン−3−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.090g、0.415mmol)、オキセタン−3−アミン(0.030g、0.415mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.072ml、0.415mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.067g、0.415mmol)および酢酸(2mL)を加えた。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物14mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C17H16F3N5O2+H]+の計算値:380.14、実測値379.90。
(実施例194)
N4−(オキセタン−3−イル)−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.100g、0.319mmol、位置異性体30%を含む)、オキセタン−3−アミン(0.016g、0.223mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.039ml、0.223mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物13mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C15H13F3N6O+H]+の計算値:351.12、実測値350.95。
(実施例195)
N4−シクロプロピル−N2−(1H−インダゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.080g、0.337mmol)および1H−インダゾール−5−アミン(0.045g、0.337mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物70mgを得た。MS[C15H13F3N6+H]+の計算値:335.13、実測値335.15。
(実施例196)
N4−シクロプロピル−N2−(ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.080g、0.337mmol)およびピリジン−3−アミン(0.032g、0.337mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物27mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C13H12F3N5+H]+の計算値:296.11、実測値295.95。
(実施例197)
6−((4−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、2−アミノエタン−1−オール(0.012g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.036ml、0.204mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物53mgを得た。MS[C16H16F3N5O2+H]+の計算値:368.14、実測値368.10。
(実施例198)
6−((4−(アゼチジン−3−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((4−(3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)アゼチジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、アゼチジン−3−アミン・2HCl(0.030g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.107ml、0.613mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を90℃で30分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。水およびMeCNを加え、固体(副生成物)を濾過し、メタノールおよびアセトンで洗浄して、6−((4−(3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)アゼチジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン41mgを得た。6−((4−(アゼチジン−3−イルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン30mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C17H17F3N6O+H]+の計算値:379.15、実測値379.05。MS[C31H26F6N10O2+H]+の計算値:685.22、実測値685.40。
(実施例199)
6−((4−(2−エチルヒドラジニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、エチルヒドラジンシュウ酸(0.031g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.107ml、0.613mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物61mgを得た。MS[C16H17F3N6O+H]+の計算値:367.15、実測値367.30。
(実施例200)
6−((4−(2−エチルヒドラジニル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピルピリミジン−4−アミン(0.060g、0.354mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.057g、0.354mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物85mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C16H17N5O+H]+の計算値:296.15、実測値296.00。
(実施例201)
2−((2−((1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンズアミドの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.085g、0.392mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミド(0.059g、0.392mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.068ml、0.392mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を90℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.052g、0.392mmol)および酢酸(0.024g、0.392mmol)を加えた。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。メタノールを加え、固体を濾過し、次いでTHFで洗浄した。生成物34mgを単離した。MS[C20H16F3N7O+H]+の計算値:428.15、実測値428.15。
(実施例202)
6−((4−(シクロプロピル(メチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.075g、0.219mmol)、N−メチルシクロプロパンアミン・HCl(0.024g、0.219mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.076ml、0.438mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を90℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。EtOAcを加え、固体を濾過した。MS[C18H18F3N5O+H]+の計算値:378.16、実測値378.30。
(実施例203)
N4−シクロプロピル−N2−(ピリミジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.070g、0.295mmol)およびピリミジン−5−アミン(0.028g、0.295mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物3mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C12H11F3N6+H]+の計算値:297.11、実測値296.90。
(実施例204)
N4−シクロプロピル−N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピルピリミジン−4−アミン(0.070g、0.413mmol)および1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.055g、0.413mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物18mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C14H14N6+H]+の計算値:267.14、実測値266.80。
(実施例205)
N4−シクロプロピル−N2−(ピラジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコをフレーム乾燥し、また加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.075g、0.316mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.018g、0.032mmol)、ジアセトキシパラジウム(3.54mg、0.016mmol)、ピラジン−2−アミン(0.030g、0.316mmol)および炭酸セシウム(0.206g、0.631mmol)を1,4−ジオキサン(1ml)中で混合した。混合物を160℃で40分間マイクロ波照射した。メタノールと共にセライトに通して濾過した。濃縮した。2:1水/MeCNを加え、固体を濾過した。MeCNを固体に再度加え、得られた固体を濾過して、生成物33mgを得た。MS[C12H11F3N6+H]+の計算値:297.11、実測値296.95。
(実施例206)
N4−シクロプロピル−N2−(1H−インドール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.070g、0.295mmol)、1H−インドール−5−アミン(0.039g、0.295mmol)および酢酸(0.017ml、0.295mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮して、生成物72mgを得た。MS[C16H14F3N5+H]+の計算値:334.13、実測値334.15。
(実施例207)
N2−(2−アミノピリジン−3−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコをフレーム乾燥し、また加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.075g、0.316mmol)、ピリジン−2,3−ジアミン(0.034g、0.316mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.018g、0.032mmol)、炭酸セシウム(0.206g、0.631mmol)およびジアセトキシパラジウム(3.54mg、0.016mmol)を1,4−ジオキサン(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。MeCNを粗製物に加え、固体を濾過した。生成物19mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C13H13F3N6+H]+の計算値:311.13、実測値310.80。
(実施例208)
N2−(ベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよび6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−2−オールの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.065g、0.274mmol)およびベンゾ[d]オキサゾール−6−アミン(0.037g、0.274mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過した。N2−(ベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン4mgおよび6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−2−オール14mgを、濾液の自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C15H12F3N5O+H]+の計算値:336.11、実測値335.95。MS[C15H14F3N5O2+H]+の計算値:354.12、実測値353.90。
(実施例209)
6−((4−アミノ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、2,2−ジフルオロシクロプロパン−1−アミン・HCl(0.026g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.036ml、0.204mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射した。10%Pd−C(約20mg)を加え、混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHを加え、固体を濾過した。副生成物12mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH溶出液)後に回収した。MS[C14H12F3N5O+H]+の計算値:324.11、実測値323.80。
(実施例210)
N2−(4−アミノピリジン−3−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコをフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.070g、0.295mmol)、ピリジン−3,4−ジアミン(0.032g、0.295mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.017g、0.029mmol)およびジアセトキシパラジウム(3.31mg、0.015mmol)を1,4−ジオキサン(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。生成物16mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C13H13F3N6+H]+の計算値:311.13、実測値310.90。
(実施例211)
N2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−6−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.065g、0.274mmol)および1H−ベンゾ[d]イミダゾール−6−アミン(0.036g、0.274mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物41mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH溶出液)後に回収した。MS[C15H13F3N6+H]+の計算値:335.13、実測値335.00。
(実施例212)
6−((4−(ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((4−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)エトキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、2,2’−アザンジイルビス(エタン−1−オール)(0.020ml、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.036ml、0.204mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−((4−(ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン18mgおよび6−((4−(2−((2−ヒドロキシエチル)アミノ)エトキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン20mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH溶出液)後に回収した。MS[C18H20F3N5O3+H]+の計算値:412.16、実測値412.10。
(実施例213)
N2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)およびベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(0.035g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射した。生成物56mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C15H13F3N4O2+H]+の計算値:339.11、実測値339.00。
(実施例214)
N4−シクロプロピル−N2−(イソオキサゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN−シクロプロピル−2−(3−イミノイソオキサゾール−2(3H)−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.070g、0.295mmol)およびイソオキサゾール−3−アミン(0.025g、0.295mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。N4−シクロプロピル−N2−(イソオキサゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン3mgおよびN−シクロプロピル−2−(3−イミノイソオキサゾール−2(3H)−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン3mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C11H10F3N5O+H]+の計算値:286.09、実測値285.85。
(実施例215)
6−((4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、3,3−ジフルオロアゼチジン、HCl(0.026g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.071ml、0.409mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物62mgを得た。MS[C17H14F5N5O+H]+の計算値:400.12、実測値400.20。
(実施例216)
6−((4−((シクロプロピルメチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、シクロプロピルメタンアミン(0.015g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.036ml、0.204mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。MeCNを加え、固体を濾過した。その上アセトンで濯いで、生成物57mgを得た。MS[C18H18F3N5O+H]+の計算値:378.16、実測値378.30。
(実施例217)
N2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.060g、0.277mmol)、2,2−ジフルオロシクロプロパン−1−アミン・HCl(0.036g、0.277mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.096ml、0.553mmol)をアセトニトリル(1ml)中で混合した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.037g、0.277mmol)および酢酸(0.016ml、0.277mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。副生成物9mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C12H9F3N6+H]+の計算値:295.09、実測値294.90。
(実施例218)
メチル(2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)グリシネートの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、メチルグリシネート・HCl(0.026g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.071ml、0.409mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を130℃で30分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。MeCNを加え、濾過して、生成物38mgを固体として得た。MS[C17H16F3N5O3+H]+の計算値:396.13、実測値396.05。
(実施例219)
6−((4−(エトキシアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、O−エチルヒドロキシルアミン・HCl(0.020g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.071ml、0.409mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を130℃で30分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物29mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C16H16F3N5O2+H]+の計算値:368.14、実測値368.05。
(実施例220)
6−((4−((3−メチルオキセタン−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン、6−((4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((4−((2−(ジメチルアミノ)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、3−メチルオキセタン−3−アミン(0.018g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.036ml、0.204mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を130℃で30分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。MeOH−水を加え、固体を濾別した。固体および濾液を2つ別々に逆相カラムに通した(水−MeCN溶出液)。6−((4−((3−メチルオキセタン−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン8mg、6−((4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン3mgおよび6−((4−((2−(ジメチルアミノ)−1−メトキシプロパン−2−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン3mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C18H18F3N5O2+H]+の計算値:394.15、実測値394.10。MS[C16H16F3N5O+H]+の計算値:352.14、実測値352.25。MS[C20H25F3N6O2+H]+の計算値:439.21、実測値439.00。
(実施例221)
N4−シクロプロピル−N2−(ピリダジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN4−シクロプロピル−N2−(4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−N2−(ピリダジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.070g、0.295mmol)、ピリダジン−4−アミン(0.028g、0.295mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.017g、0.029mmol)、ジアセトキシパラジウム(3.31mg、0.015mmol)および炭酸セシウム(0.192g、0.589mmol)を1,4−ジオキサン(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。メタノールと共にセライトに通して濾過し、濃縮した。N4−シクロプロピル−N2−(ピリダジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン5mgおよびN4−シクロプロピル−N2−(4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−N2−(ピリダジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン6mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C12H11F3N6+H]+の計算値:297.11、実測値296.75。MS[C20H17F6N9+H]+の計算値:498.16、実測値498.35。
(実施例222)
6−((4−((2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、2,2,2−トリフルオロエタン−1−アミン・HCl(0.028g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.071ml、0.409mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物22mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF溶出液)後に回収した。MS[C16H13F6N5O+H]+の計算値:406.11、実測値406.30。
(実施例223)
N−(2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アセトアミドの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、アセトアミド(0.012g、0.204mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.012g、0.020mmol)、ジアセトキシパラジウム(2.293mg、10.21μmol)および炭酸セシウム(0.100g、0.306mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。メタノールと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。自動逆相クロマトグラフィーを行った(水−MeOH溶出液)。分取TLCを使用して更に精製後、生成物1mgを単離した。MS[C16H14F3N5O2+H]+の計算値:366.12、実測値366.00。
(実施例224)
N4−シクロプロピル−N2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピルピリミジン−4−アミン(0.060g、0.354mmol)および2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−アミン(0.053g、0.354mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を130℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物64mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH溶出液)後に回収した。MS[C15H16N4O2+H]+の計算値:285.14、実測値284.90。
(実施例225)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−1,3,5−トリアジン(0.055g、0.367mmol)、6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.059g、0.367mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.064ml、0.367mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射した。MeOHを加え、固体を濾過した。生成物を含む濾液を濃縮した。生成物7mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH中2%DMF溶出液)後に回収した。MS[C15H16N6O+H]+の計算値:297.15、実測値296.90。
(実施例226)
N−(2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)メタンスルホンアミドの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、メタンスルホンアミド(0.019g、0.204mmol)および水素化ナトリウム(0.016g、0.409mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH中2%DMF溶出液)を使用して、部分的に純粋な生成物を得た。濃縮後、固体をエタノールで洗浄して、生成物2mgを得た。MS[C15H14F3N5O3S+H]+の計算値:402.09、実測値402.10。
(実施例227)
メチル(2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)−L−プロリネートの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、メチルL−プロリネート・HCl(0.034g、0.204mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.071ml、0.409mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF溶出液)を使用して、部分的に純粋な生成物を得た。濃縮後、物質をシリカゲル上での順相クロマトグラフィー(3%MeOH/DCM溶出液)により更に精製して、生成物18mgを得た。MS[C20H20F3N5O3+H]+の計算値:436.16、実測値436.15。
(実施例228)
N−シクロプロピル−2−(2−(ピリジン−3−イル)ピロリジン−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.064g、0.269mmol)および3−(ピロリジン−2−イル)ピリジン(0.040g、0.269mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物3mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C17H18F3N6+H]+の計算値:350.16、実測値349.90。
(実施例229)
N4−シクロプロピル−N2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.065g、0.274mmol)、6−メトキシピリジン−2−アミン(0.034g、0.274mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.016g、0.027mmol)、ジアセトキシパラジウム(3.07mg、0.014mmol)および炭酸セシウム(0.134g、0.410mmol)を1,4−ジオキサン(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、濃縮した。生成物9mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF溶出液)後に回収した。MS[C14H14F3N5O+H]+の計算値:326.13、実測値326.10。
(実施例230)
N4−シクロプロピル−N2−(5−メトキシピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.065g、0.274mmol)、5−メトキシピリジン−3−アミン(0.034g、0.274mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.016g、0.027mmol)、ジアセトキシパラジウム(3.07mg、0.014mmol)および炭酸セシウム(0.134g、0.410mmol)を1,4−ジオキサン(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、濃縮した。生成物9mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C14H14F3N5O+H]+の計算値:326.13、実測値325.90。
(実施例231)
6−((4−(オキセタン−3−イルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((4−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
反応フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、オキセタン−3−オール(0.015g、0.204mmol)および水素化ナトリウム(6.37mg、0.266mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−((4−(オキセタン−3−イルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン11mgおよび6−((4−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン2mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C17H15F3N4O3+H]+の計算値:381.12、実測値381.00。MS[C14H11F3N4O2+H]+の計算値:325.09、実測値324.80。
(実施例232)
5−((4−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの調製
反応フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。2−クロロ−N−シクロプロピルピリミジン−4−アミン(0.060g、0.354mmol)および5−アミノ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(0.053g、0.354mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物67mgを得た。MS[C14H14N6O+H]+の計算値:283.13、実測値282.85。
(実施例233)
5,5’−((5−ブロモピリミジン−2,4−ジイル)ビス(アザンジイル))ビス(1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン)の調製
反応フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.100g、0.439mmol)および5−アミノ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(0.065g、0.439mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトニトリルを加え、固体を濾過して、生成物40mgを得た。MS[C18H13BrN8O2+H]+の計算値:453.04、実測値452.90。
(実施例234)
2−((5−クロロ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドおよびN−(5−クロロ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)−2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミドの調製
2−((2,5−ジクロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド(0.325g、1.090mmol)、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.200g、1.090mmol)、塩化亜鉛(II)(0.178g、1.308mmol)およびトリエチルアミン(0.280ml、1.308mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)およびt−ブタノール(2mL)中で混合した。60℃に8時間加熱し、次いで混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。2−((5−クロロ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド10mgおよびN−(5−クロロ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)−2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド5mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C21H21ClN4O5+H]+の計算値:445.13、実測値445.25。
(実施例235)
6−((4−(1H−ピロール−1−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.070g、0.204mmol)、1H−ピロール(0.015g、0.225mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(7.09mg、0.012mmol)、ジアセトキシパラジウム(1.376mg、6.13μmol)および炭酸セシウム(0.087g、0.266mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeCNを加え、固体を濾過した。濾液を濃縮し、生成物2mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C18H14F3N5O+H]+の計算値:374.13、実測値373.85。
(実施例236)
5−((5−ブロモ−4−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オンの調製
反応フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.100g、0.439mmol)、シクロプロパンアミン(0.030ml、0.439mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.076ml、0.439mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を60℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。5−アミノ−1,3−ジヒドロ−2H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−オン(0.065g、0.439mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。MeCNを加え、固体を濾過して、生成物112mgを得た。MS[C14H13BrN6O+H]+の計算値:361.04、実測値360.80。
(実施例237)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)−N−メチルベンゼンスルホンアミドの調製
反応フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.080g、0.351mmol)、2−アミノ−N−メチルベンゼンスルホンアミド(0.065g、0.351mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.061ml、0.351mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。3,4,5−トリメトキシアニリン(0.064g、0.351mmol)および酢酸(0.021g、0.351mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物31mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C20H22BrN5O5S+H]+の計算値:524.06、実測値524.30。
(実施例238)
2−((2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
2,4−ジクロロピリミジン(1g、6.71mmol)、2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(1.015g、6.71mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(1.169ml、6.71mmol)および銅(0.043g、0.671mmol)をDMF(10ml)中で混合した。混合物をマイクロ波照射すると7分で140℃に達し、次いで操作を止めた。混合物を濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H10ClN3O2+H]+の計算値:264.06、実測値263.70。
(実施例239)
N−メチル−2−((2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミドの調製
2−((2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド(1.529g、5.8mmol)および塩化亜鉛(II)(0.790g、5.80mmol)を1,2−ジクロロエタン(4mL)およびt−ブタノール(4mL)中で混合した。1時間撹拌し、次いで3,4,5−トリメトキシアニリン(1.063g、5.80mmol)およびトリエチルアミン(0.808mL、5.80mmol)を加えた。密封管中100℃で20分間マイクロ波照射した。フラスコに移し、油浴中80℃に合計24時間加熱し、次いで濃縮した。生成物74mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C21H22N4O5+H]+の計算値:411.17、実測値411.20。
(実施例240)
5−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)インドリン−2−オンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)および5−アミノインドリン−2−オン(0.037g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射した。固体を濾過し、アセトニトリルで洗浄して、生成物18mgを得た。MS[C16H14F3N5O+H]+の計算値:350.13、実測値350.10。
(実施例241)
3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製。
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.100g、0.439mmol)、3−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.066g、0.439mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.076ml、0.439mmol)および銅(2.79mg、0.044mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を80℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。これをそのまま使用した。MS[C12H9BrClN3O2+H]+の計算値:341.97、実測値341.65。
(実施例242)
3−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド(0.147g、0.43mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.079g、0.430mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射した。塩化亜鉛(II)(0.059g、0.430mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物13mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C21H21BrN4O5+H]+の計算値:489.08、実測値488.95。
(実施例243)
6−((4−((3−アミノ−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.072g、0.210mmol)、1H−1,2,4−トリアゾール−3,5−ジアミン(0.021g、0.210mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.037ml、0.210mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射した。銅(6.68mg、0.105mmol)および更に塩基を加え、混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物7mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中3%DMF溶出液)後に回収した。MS[C16H14F3N9O+H]+の計算値:406.14、実測値406.10。
(実施例244)
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N,N−ジメチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−ヒドロキシ−N,N−ジメチルベンズアミド(0.109g、0.658mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.115ml、0.658mmol)および銅(4.18mg、0.066mmol)をDMF(3ml)中で混合した。混合物を60℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C13H11BrClN3O2+H]+の計算値:355.98、実測値355.70。
(実施例245)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N,N−ジメチルベンズアミドの調製
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N,N−ジメチルベンズアミド(0.203g、0.57mmol)および塩化亜鉛(II)(0.078g、0.570mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)およびt−ブタノール(2.000ml)中で混合した。15分間撹拌し、次いで3,4,5−トリメトキシアニリン(0.104g、0.570mmol)およびトリエチルアミン(0.079ml、0.570mmol)を加えた。混合物を80℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物29mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C22H23BrN4O5+H]+の計算値:503.10、実測値503.00。
(実施例246)
4−(2−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)エチル)フェノールの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.055g、0.231mmol)、4−(2−アミノエチル)フェノール(0.032g、0.231mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.040ml、0.231mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、セライトに通して濾過した。濾液を濃縮して、生成物60mgを得た。MS[C16H17F3N4O+H]+の計算値:339.15、実測値339.20。
(実施例247)
(R)−6−((4−(3−メチルモルホリノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.055g、0.160mmol)、(R)−3−メチルモルホリン(0.016g、0.160mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.028ml、0.160mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物6mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH溶出液)後に回収した。MS[C19H20F3N5O2+H]+の計算値:408.17、実測値408.35。
(実施例248)
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メトキシベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−ヒドロキシ−N−メトキシベンズアミド(0.110g、0.658mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.115ml、0.658mmol)および銅(4.18mg、0.066mmol)をDMF(3ml)中で混合した。混合物を60℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H9BrClN3O3+H]+の計算値:357.96、実測値357.70。
(実施例249)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンズアミドの調製
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メトキシベンズアミド(0.179g、0.500mmol)および塩化亜鉛(II)(0.075g、0.550mmol)を1,2−ジクロロエタン(1ml)およびt−ブタノール(1.000ml)中で混合した。1時間後、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.092g、0.500mmol)およびトリエチルアミン(0.070ml、0.500mmol)を加え、80℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。副生成物19mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C20H19BrN4O5+H]+の計算値:475.06、実測値474.90。
(実施例250)
N4−シクロプロピル−N2−(ピリミジン−4−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.070g、0.295mmol)、ピリミジン−4−アミン(0.028g、0.295mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.017g、0.029mmol)、ジアセトキシパラジウム(3.31mg、0.015mmol)および炭酸セシウム(0.144g、0.442mmol)を1,4−ジオキサン(2ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。生成物13mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeOH溶出液)後に回収した。MS[C12H11F3N6+H]+の計算値:297.11、実測値297.05。
(実施例251)
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−3−メトキシ−N−メチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−ヒドロキシ−3−メトキシ−N−メチルベンズアミド(0.119g、0.658mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.115ml、0.658mmol)および銅(4.18mg、0.066mmol)をDMF(3ml)中で混合した。混合物を60℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C13H11BrClN3O3+H]+の計算値:371.98、実測値371.70。
(実施例252)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−3−メトキシ−N−メチルベンズアミドの調製
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−3−メトキシ−N−メチルベンズアミド(0.220g、0.590mmol)および塩化亜鉛(II)(0.080g、0.590mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)およびt−ブタノール(2.000ml)中で混合した。90分後、3,4,5−トリメトキシアニリン(0.108g、0.590mmol)およびトリエチルアミン(0.082ml、0.590mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物57mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)後に回収した。MS[C22H23BrN4O6+H]+の計算値:519.09、実測値519.05。
(実施例253)
N−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.117ml、0.658mmol)およびN−(2−ヒドロキシフェニル)アセトアミド(0.100g、0.658mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H9BrClN3O2+H]+の計算値:341.97、実測値341.60。
(実施例254)
N−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミドおよび4−(2−アミノフェノキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
N−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミド(0.220g、0.642mmol)および塩化亜鉛(II)(0.088g、0.642mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)およびt−ブタノール(2.000ml)中で混合した。1時間撹拌した。トリエチルアミン(0.090ml、0.642mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.118g、0.642mmol)を加えた。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、最初にシリカゲル上での順相クロマトグラフィー(DCM−EtOAc)により、次いで自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN溶出液)により精製して、N−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミド43mgおよび4−(2−アミノフェノキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン39mgを得た。MS[C21H21BrN4O5+H]+の計算値:489.08、実測値488.95。MS[C19H19BrN4O4+H]+の計算値:447.07、実測値446.90。
(実施例255)
2−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェノールの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)および2−アミノフェノール(0.028g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。EtOAcを加え、固体を濾過して、生成物57mgを得た。MS[C14H13F3N4O+H]+の計算値:311.11、実測値311.15。
(実施例256)
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−6−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.115ml、0.658mmol)および2,6−ジヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.110g、0.658mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H9BrClN3O3+H]+の計算値:357.96、実測値357.70。
(実施例257)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−6−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミドの調製
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−6−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.143g、0.400mmol)および塩化亜鉛(II)(0.055g、0.400mmol)を1,2−ジクロロエタン(1ml)およびt−ブタノール(1.000ml)中で混合した。1時間後、トリエチルアミン(0.056ml、0.400mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.073g、0.400mmol)を加えた。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、最初にシリカゲル上での順相クロマトグラフィー(DCM−EtOAc)により、次いで自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)により精製して、生成物41mgを得た。MS[C21H21BrN4O6+H]+の計算値:505.07、実測値504.95。
(実施例258)
N4−シクロプロピル−N2−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.050g、0.210mmol)および2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(0.036g、0.210mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物35mgをシリカゲル上での順相クロマトグラフィー(DCM)後に回収した。MS[C15H11F4N4O2+H]+の計算値:375.09、実測値375.20。
(実施例259)
1−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、1−(2−ヒドロキシフェニル)プロパン−1−オン(0.099g、0.658mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.115ml、0.658mmol)および銅(4.18mg、0.066mmol)をDMF(3ml)中で混合した。混合物を80℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C13H10BrClN2O2+H]+の計算値:340.97、実測値340.65。
(実施例260)
1−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
1−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)プロパン−1−オン(0.200g、0.585mmol)および塩化亜鉛(II)(0.080g、0.585mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)およびt−ブタノール(1ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射した。生成物34mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−10%THF/MeCN)後に回収した。MS[C22H22BrN3O5+H]+の計算値:488.08 実測値487.90。
(実施例261)
ベンジル(2−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)オキシ)エチル)カルバメートの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.120g、0.350mmol)、ベンジル(2−ヒドロキシエチル)カルバメート(0.068g、0.350mmol)および水素化ナトリウム(0.017g、0.420mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物4mgを逆相HPLC(水−MeCN)後に回収した。MS[C24H22F3N5O4+H]+の計算値:502.17 実測値502.30。
(実施例262)
N4−シクロプロピル−N2−(ナフタレン−1−イルメチル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.055g、0.231mmol)、ナフタレン−1−イルメタンアミン(0.036g、0.231mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.044ml、0.255mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。水中50%MeCNを加え、固体を濾過して、生成物32mgを得た。MS[C19H17F3N4+H]+の計算値:359.15 実測値359.40。
(実施例263)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)キナゾリン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピルキナゾリン−4−アミン(0.055g、0.250mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.041g、0.250mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物80mgを得た。MS[C20H19N5O+H]+の計算値:346.17 実測値346.30。
(実施例264)
N4−シクロプロピル−N2−(キノリン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)、銅(1.605mg、0.025mmol)およびキノリン−6−アミン(0.036g、0.253mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過した。生成物7mgを濾液の自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C17H14F3N5+H]+の計算値:346.13 実測値345.95。
(実施例265)
5−ブロモ−2−クロロ−4−フェノキシピリミジンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、フェノール(0.062g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をDMF(3ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C10H6BrClN2O+H]+の計算値:284.95 実測値284.50。
(実施例266)
5−ブロモ−4−フェノキシ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製。
5−ブロモ−2−クロロ−4−フェノキシピリミジン(0.180g、0.630mmol)および塩化亜鉛(II)(0.086g、0.630mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)およびt−ブタノール(1ml)中で混合した。40分後、トリエチルアミン(0.097ml、0.693mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.115g、0.630mmol)を加えた。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物78mgをシリカゲル上での順相クロマトグラフィー(EtOAc−DCM)後に回収した。MS[C19H18BrN3O4+H]+の計算値:432.06、実測値431.90。
(実施例267)
3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、3−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.100g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H9BrClN3O2+H]+の計算値:341.97、実測値341.70。
(実施例268)
3−((5−ブロモ−2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド(0.075g、0.219mmol)および塩化亜鉛(II)(0.030g、0.219mmol)を1,2−ジクロロエタン(4ml)およびt−ブタノール(1ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(0.034ml、0.241mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.036g、0.219mmol)を加えた。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物11mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C21H18BrN5O3+H]+の計算値:468.07 実測値467.90。
(実施例269)
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−シクロプロピルベンズアミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、N−シクロプロピル−2−ヒドロキシベンズアミド(0.117g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C14H11BrClN3O2+H]+の計算値:367.98 実測値367.70。
(実施例270)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−シクロプロピルベンズアミドの調製
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−シクロプロピルベンズアミド(0.230g、0.624mmol)および塩化亜鉛(II)(0.085g、0.624mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)およびt−ブタノール(0.5ml)中で混合した。トリエチルアミン(0.096ml、0.686mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.114g、0.624mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物67mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C23H23BrN4O5+H]+の計算値:515.10 実測値515.05。
(実施例271)
6−((4−((5−シクロブチル−1H−ピラゾール−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製。
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.060g、0.175mmol)、5−シクロブチル−1H−ピラゾール−3−アミン(0.024g、0.175mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.034ml、0.193mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を130℃で30分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物14mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C21H20F3N7O+H]+の計算値:444.18 実測値444.15。
(実施例272)
5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(1.5g、6.58mmol)および塩化亜鉛(II)(0.897g、6.58mmol)を1,2−ジクロロエタン(8ml)およびt−ブタノール(2ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(1.009ml、7.24mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(1.206g、6.58mmol)を加えた。混合物を80℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C13H13BrClN3O3+H]+の計算値:373.99、実測値373.75。
(実施例273)
5−ブロモ−2−クロロ−4−(2−(メトキシメチル)フェノキシ)ピリミジンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−(メトキシメチル)フェノール(0.091g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.115ml、0.658mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を80℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H10BrClN2O2+H]+の計算値:328.97、実測値328.70。
(実施例274)
5−ブロモ−4−(2−(メトキシメチル)フェノキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
5−ブロモ−2−クロロ−4−(2−(メトキシメチル)フェノキシ)ピリミジン(0.200g、0.607mmol)および塩化亜鉛(II)(0.083g、0.607mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)およびt−ブタノール(1.00ml)中で混合した。15分後、トリエチルアミン(0.093ml、0.668mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.111g、0.607mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物27mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C21H22BrN3O5+H]+の計算値:476.08 実測値475.95。
(実施例275)
N4−シクロプロピル−N2−(キノリン−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)およびキノリン−3−アミン(0.036g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体不純物を濾過した。生成物8mgを濾液の自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C17H14FN5+H]+の計算値:346.13 実測値345.80。
(実施例276)
(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)(ピロリジン−1−イル)メタノンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、(2−ヒドロキシフェニル)(ピロリジン−1−イル)メタノン(0.126g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C15H13BrClN3O2+H]+の計算値:382.00、実測値381.70。
(実施例277)
(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)(ピロリジン−1−イル)メタノンの調製
(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)(ピロリジン−1−イル)メタノン(0.200g、0.523mmol)および塩化亜鉛(II)(0.071g、0.523mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)およびt−ブタノール(1ml)中で混合した。トリエチルアミン(0.080ml、0.575mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.096g、0.523mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物66mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C24H25BrN4O5+H]+の計算値:529.11 実測値529.00。
(実施例278)
N4−シクロプロピル−N2−(キノリン−5−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)、キノリン−5−アミン(0.036g、0.253mmol)および酢酸(0.015g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物42mgを得た。MS[C17H14F3N5+H]+の計算値:346.13 実測値345.80。
(実施例279)
N−(2−ヒドロキシフェニル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
2−アミノフェノール(3g、27.5mmol)、シクロプロパンカルボニルクロリド(2.87g、27.5mmol)およびトリエチルアミン(4.21ml、30.2mmol)をテトラヒドロフラン(30ml)中で混合した。40℃に8時間加熱し、次いで濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(ヘキサン−EtOAc/DCM)を使用して、物質を精製した。精製後二重にアシル化された化合物(245amu)が所望の生成物に不純物として含まれていた。この不純物にも関わらず、物質を使用した。MS[C10H11NO2+H]+の計算値:178.09 実測値177.85。
(実施例280)
N−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、N−(2−ヒドロキシフェニル)シクロプロパンカルボキサミド(0.117g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C14H11BrClN3O2+H]+の計算値:367.98 実測値367.70。
(実施例281)
N−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
N−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド(0.220g、0.597mmol)および塩化亜鉛(II)(0.081g、0.597mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)およびt−ブタノール(1ml)中で混合した。2時間後、トリエチルアミン(0.092ml、0.657mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.109g、0.597mmol)を加えた。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。MS[C23H23BrN4O5+H]+の計算値:515.10 実測値515.00。
(実施例282)
1−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)−N,N−ジメチルメタンアミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−((ジメチルアミノ)メチル)フェノール(0.100g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C13H13BrClN3O+H]+の計算値:342.00 実測値341.65。
(実施例283)
5−ブロモ−4−(2−((ジメチルアミノ)メチル)フェノキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
1−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)−N,N−ジメチルメタンアミン(0.170g、0.496mmol)および塩化亜鉛(II)(0.068g、0.496mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)およびt−ブタノール(1ml)中で混合した。20分後、トリエチルアミン(0.076ml、0.546mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.091g、0.496mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM)を最初に使用して物質を部分的に精製し、次いでこの部分的に純粋な物質の自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に5mgを回収した。MS[C24H25BrN4O5+H]+の計算値:529.11 実測値529.00。
(実施例284)
5−ブロモ−4−エトキシ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(2.3g、6.14mmol)および水酸化ナトリウム(10.23mL、30.7mmol)を水(1mL)およびエタノール(10ml)中で混合した。100℃に8時間加熱し、次いで23℃で6日間維持した。塩化アンモニウム溶液を加えて中和し、次いで回転蒸発器により有機溶媒を除去した。固体を濾過し、水で洗浄した。固体60mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)により精製して、生成物41mgを得た。MS[C15H18BrN3O4+H]+の計算値:384.06 実測値383.90。
(実施例285)
2−クロロ−4−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−5−カルボン酸の調製
2,4−ジクロロピリミジン−5−カルボン酸(0.100g、0.518mmol)、シクロプロパンアミン(0.036ml、0.518mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.099ml、0.570mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C8H8ClN3O2+H]+の計算値:214.04 実測値213.65。
(実施例286)
4−(シクロプロピルアミノ)−2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボン酸の調製
2−クロロ−4−(シクロプロピルアミノ)ピリミジン−5−カルボン酸(0.100g、0.468mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.076g、0.468mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過した。その固体にMeOHを加え、濾過して、最終生成物74mgを得た。MS[C17H17N5O3+H]+の計算値:340.14 実測値340.00。
(実施例287)
4−(シクロプロピルアミノ)−2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボニトリルおよび2−(シクロプロピルアミノ)−4−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボニトリルの調製。
2,4−ジクロロピリミジン−5−カルボニトリル(0.100g、0.575mmol)、シクロプロパンアミン(0.040ml、0.575mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.110ml、0.632mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を70℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.093g、0.575mmol)および酢酸(0.035g、0.575mmol)を加えた。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。4−(シクロプロピルアミノ)−2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボニトリル14mgおよび2−(シクロプロピルアミノ)−4−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−5−カルボニトリル14mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C17H16N6O+H]+の計算値:321.15 実測値321.00。
(実施例288)
N2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−イル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製。
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.065g、0.274mmol)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.016g、0.027mmol)、ジアセトキシパラジウム(3.07mg、0.014mmol)、1H−ベンゾ[d]イミダゾール−2−アミン(0.036g、0.274mmol)および炭酸セシウム(0.107g、0.328mmol)を1,4−ジオキサン(2ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、生成物13mgを得た。MS[C15H13FN6+H]+の計算値:335.13 実測値335.10。
(実施例289)
2−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−メチルオキサゾールの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−(4−メチルオキサゾール−2−イル)フェノール(0.115g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C14H9BrClN3O2+H]+の計算値:365.97 実測値365.70。
(実施例290)
5−ブロモ−4−(2−(4−メチルオキサゾール−2−イル)フェノキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
2−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)−4−メチルオキサゾール(0.230g、0.627mmol)および塩化亜鉛(II)(0.094g、0.690mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(0.105ml、0.753mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.115g、0.627mmol)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM)を使用して、部分的に純粋な生成物を単離した。生成物18mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C23H21BrN4O5+H]+の計算値:513.08 実測値512.95。
(実施例291)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−ニトロピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよびN2,N4−ジシクロプロピル−5−ニトロピリミジン−2,4−ジアミンの調製
アセトニトリル(2ml)中の2,4−ジクロロ−5−ニトロピリミジン(0.070g、0.361mmol)に、0℃でシクロプロパンアミン(0.025ml、0.361mmol)を加えた。5分後、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.069ml、0.397mmol)を加えた。混合物を60℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.059g、0.361mmol)および酢酸(0.022g、0.361mmol)を加えた。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−ニトロピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン17mgを、濃縮後にN2,N4−ジシクロプロピル−5−ニトロピリミジン−2,4−ジアミン20mgを含む濾液と共に得た。MS[C16H16N6O3+H]+の計算値:341.14 実測値341.00。MS[C10H13N5O2+H]+の計算値:236.12 実測値236.00。
(実施例292)
5−ブロモ−2−クロロ−N−フェニルピリミジン−4−アミンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、アニリン(0.060ml、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C10H7BrClN3+H]+の計算値:283.96 実測値283.55。
(実施例293)
5−ブロモ−N4−フェニル−N2−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
5−ブロモ−2−クロロ−N−フェニルピリミジン−4−アミン(0.175g、0.615mmol)および塩化亜鉛(II)(0.101g、0.738mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。30分後、混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。メタノール中アンモニア(200μL、7M)を加えた。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射して出発物を消費し、精製を容易にした。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM)を使用して部分的に純粋な物質を得、次いで生成物40mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C19H19BrN4O3+H]+の計算値:431.07 実測値430.90。
(実施例294)
6−((4−((1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.085g、0.248mmol)、ジアセトキシパラジウム(1.671mg、7.44μmol)、1H−1,2,4−トリアゾール−3−アミン(0.023g、0.273mmol)および炭酸セシウム(0.105g、0.322mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。MeOHを加え、黄色固体を濾過した。アセトンおよびDCMで洗浄して非極性不純物を除去し、生成物35mgを得た。MS[C16H13F3N8O+H]+の計算値:391.13 実測値391.00。
(実施例295)
メチル(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)カルバメートの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、メチル(2−ヒドロキシフェニル)カルバメート(0.110g、0.658mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.126ml、0.724mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H9BrClN3O3+H]+の計算値:357.96 実測値357.70。
(実施例296)
メチル(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)カルバメートの調製
メチル(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)カルバメート(0.220g、0.614mmol)および塩化亜鉛(II)(0.100g、0.736mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。1時間後、トリエチルアミン(0.103ml、0.736mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.112g、0.614mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射した。酢酸(0.037g、0.614mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.112g、0.614mmol)を加えた。混合物を130℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)を使用して部分的に純粋な物質を得、次いで生成物36mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C21H21BrN4O6+H]+の計算値:505.07、実測値504.95。
(実施例297)
N2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−6−イル)−N4−(5−シクロブチル−1H−ピラゾール−3−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.087g、0.401mmol)、5−シクロブチル−1H−ピラゾール−3−アミン(0.055g、0.401mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.077ml、0.441mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を80℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。1H−ベンゾ[d]イミダゾール−6−アミン(0.053g、0.401mmol)および酢酸(0.024g、0.401mmol)を加えた。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物14mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C19H17F3N8+H]+の計算値:415.16、実測値415.20。
(実施例298)
5−ブロモ−2−クロロ−4−(2−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ピリミジンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.150g、0.658mmol)、2−(トリフルオロメチル)フェノール(0.117g、0.724mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.138ml、0.790mmol)をアセトニトリル(3ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C11H5BrClF3N2O+H]+の計算値:352.93、実測値352.60。
(実施例299)
5−ブロモ−4−(2−(トリフルオロメチル)フェノキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンの調製
5−ブロモ−2−クロロ−4−(2−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ピリミジン(0.220g、0.622mmol)および塩化亜鉛(II)(0.110g、0.809mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(0.121ml、0.871mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.114g、0.622mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物45mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)後に回収した。MS[C20H17BrF3N3O4+H]+の計算値:500.05、実測値500.00。
(実施例300)
6−((4−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンおよび6−((2−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.080g、0.369mmol)、フェノール(0.035g、0.369mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.071ml、0.406mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.060g、0.369mmol)および酢酸(0.022g、0.369mmol)を加えた。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。50:50MeCN−水混合物を加え、固体を濾過した。この固体にアセトンを加え、この固体を濾過して、6−((4−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン23mgを得た。上記からのMeCN−水濾液を自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)を使用して精製して、6−((2−フェノキシ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン8mgを得た。MS[C20H15F3N4O2+H]+の計算値:401.12、実測値401.20。
(実施例301)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロナフタレン−1(2H)−オン(0.041g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。DCM−EtOAcを加え、固体を濾過して、生成物61mgを得た。MS[C18H17F3N4O+H]+の計算値:363.15、実測値363.15。
(実施例302)
(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)フェニル)メタノールの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.100g、0.439mmol)、(2−アミノフェニル)メタノール(0.054g、0.439mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.084ml、0.483mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C11H9BrClN3O+H]+の計算値:313.97、実測値313.60。
(実施例303)
(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)フェニル)メタノールの調製
(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)フェニル)メタノール(0.125g、0.397mmol)および塩化亜鉛(II)(0.065g、0.477mmol)を1,2−ジクロロエタン(2ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(0.072ml、0.517mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.073g、0.397mmol)を加えた。混合物を140℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。物質を自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)を使用して精製して、部分的に純粋な物質を得た。これをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)により更に精製して、生成物22mgを得た。MS[C20H21BrN4O4+H]+の計算値:461.08、実測値460.90。
(実施例304)
N2−(4−アミノフェニル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンおよびN2,N2’−(1,4−フェニレン)ビス(N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン)の調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)およびベンゼン−1,4−ジアミン(0.055g、0.505mmol)をブタン−1−オール(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過して、N2,N2’−(1,4−フェニレン)ビス(N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン)36mgを得た。濾液を濃縮して、N2−(4−アミノフェニル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン92mgを得た。MS[C14H14F3N5+H]+の計算値:310.13、実測値310.00。MS[C22H20F6N8+H]+の計算値:511.18、実測値511.30。
(実施例305)
N4−シクロプロピル−N2−(キノキサリン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)およびキノキサリン−6−アミン(0.037g、0.253mmol)を酢酸(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物17mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C16H13F3N6+H]+の計算値:347.13、実測値347.10。
(実施例306)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
2,4−ジクロロ−6−(トリフルオロメチル)ピリミジン(0.110g、0.507mmol)、シクロプロパンアミン(0.035ml、0.507mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.088ml、0.507mmol)をエタノール(3ml)中で混合した。23℃で3時間撹拌し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.082g、0.507mmol)および酢酸(0.030g、0.507mmol)を加えた。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射した。中間体はまだ存在していた。反応混合物を濃縮し、1,2−ジクロロエタン(4mL)および塩化亜鉛(II)(0.069g、0.507mmol)を加えた。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物20mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)後に単離した。MS[C17H16F3N5O+H]+の計算値:364.14、実測値364.20。
(実施例307)
N−(2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.080g、0.233mmol)、ジアセトキシパラジウム(1.572mg、7.00μmol)、シクロプロパンカルボキサミド(0.022g、0.257mmol)および炭酸セシウム(0.099g、0.303mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。生成物4mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に単離した。MS[C18H16F3N5O2+H]+の計算値:392.14、実測値392.05。
(実施例308)
tert−ブチル6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレートの調製
フラスコおよび撹拌子をフレーム乾燥した。加熱前、試薬および溶媒に窒素を吹き込んだ。2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.100g、0.421mmol)、ジアセトキシパラジウム(2.83mg、0.013mmol)、tert−ブチル6−アミノ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレート(0.115g、0.463mmol)および炭酸セシウム(0.178g、0.547mmol)を1,4−ジオキサン(2ml)中で混合した。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射した。MeOHと共にセライトに通して濾過し、次いで濃縮した。アセトンを加え、固体を濾過すると、生成物は濾液中であり、これを濃縮した。生成物166mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)後に単離した。MS[C22H26F3N5O2+H]+の計算値:450.21、実測値450.55。
(実施例309)
N4−シクロプロピル−N2−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン・HClの調製
tert−ブチル6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−カルボキシレート(0.132g、0.294mmol)および水中塩化水素(0.489ml、1.468mmol、水中3M)をメタノール(1ml)中で混合した。60℃に16時間加熱し、次いで濃縮した。固体をDCMで洗浄して、生成物109mgを得た。MS[C17H18F3N5+H]+の計算値:350.16、実測値350.05。
(実施例310)
tert−ブチル(3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)プロピル)カルバメートの調製
6−((4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.200g、0.584mmol)、tert−ブチル5−アミノペンタノエート(0.101g、0.584mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.102ml、0.584mmol)をDMF(5ml)中で混合した。混合物を100℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物242mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−MeOH)後に単離した。MS[C22H27F3N6O3+H]+の計算値:481.22、実測値481.55。
(実施例311)
N−(シクロプロパンカルボニル)−N−(4−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
N2−(4−アミノフェニル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン(0.043g、0.139mmol)、シクロプロパンカルボニルクロリド(0.016g、0.153mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.029ml、0.167mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を60℃で10分間マイクロ波照射した。更にシクロプロパンカルボニルクロリド(0.016g、0.153mmol)を加えた。混合物を60℃で10分間マイクロ波照射した。生成物10mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に単離した。MS[C22H22F3N5O2+H]+の計算値:446.18、実測値446.35。
(実施例312)
N−(4−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)フェニル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
N2−(4−アミノフェニル)−N4−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン(0.020g、0.065mmol)、シクロプロパンカルボニルクロリド(6.16μl、0.068mmol)およびトリエチルアミン(0.012ml、0.084mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を60℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物3mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に単離した。MS[C18H18F3N5O+H]+の計算値:378.16、実測値378.00。
(実施例313)
6−((4−((3−アミノプロピル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン・HClの調製
tert−ブチル(3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)プロピル)カルバメート(0.232g、0.483mmol)および塩化水素、H2O(0.644ml、1.931mmol)をメタノール(2ml)中で混合した。濃縮して、生成物195mgを得た。MS[C17H19F3N6O+H]+の計算値:381.17、実測値381.10。
(実施例314)
5−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)イソインドリン−1,3−ジオンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.060g、0.253mmol)および5−アミノイソインドリン−1,3−ジオン(0.041g、0.253mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物1mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中3%DMF)後に単離した。MS[C16H12F3N5O2+H]+の計算値:364.10、実測値364.00。
(実施例315)
3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルプロパンアミドの調製
3−ヒドロキシ−N−メチルプロパンアミド(0.068g、0.658mmol)および水素化ナトリウム(0.026g、0.658mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を80℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C8H9BrClN3O2+H]+の計算値:293.97、実測値293.60。
(実施例316)
3−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルプロパンアミドの調製
3−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルプロパンアミド(0.175g、0.594mmol)および塩化亜鉛(II)(0.105g、0.772mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(0.083ml、0.594mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.109g、0.594mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物31mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に単離した。MS[C17H21BrN4O5+H]+の計算値:441.08、実測値440.85。
(実施例317)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)アミノ)フェノールの調製
2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)アミノ)フェノール(0.180g、0.599mmol)および塩化亜鉛(II)(0.098g、0.719mmol)を1,2−ジクロロエタン(4ml)中で混合した。トリエチルアミン(0.100ml、0.719mmol)および3,4,5−トリメトキシアニリン(0.110g、0.599mmol)を加えた。混合物を130℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)を使用して部分的に純粋な物質を得、次いで生成物19mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C19H19BrN4O4+H]+の計算値:447.07、実測値446.85。
(実施例318)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−4−メトキシ−N−メチルベンズアミドおよび2−((5−ブロモ−4−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)オキシ)−4−メトキシ−N−メチルベンズアミドの調製
2−ヒドロキシ−4−メトキシ−N−メチルベンズアミド(0.048g、0.267mmol)および水素化ナトリウム(0.014g、0.347mmol)をDMF(3ml)中で混合した。次いで5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.100g、0.267mmol)を加えた。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃塩化アンモニウム溶液を加えた。有機物をDCMで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−4−メトキシ−N−メチルベンズアミド12mgおよび2−((5−ブロモ−4−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)オキシ)−4−メトキシ−N−メチルベンズアミド6mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C22H23BrN4O6+H]+の計算値:519.09、実測値519.05。
(実施例319)
N−(2−ヒドロキシフェニル)ピバルアミドの調製
2−アミノフェノール(2g、18.33mmol)、塩化ピバロイル(2.483ml、20.16mmol)および炭酸水素ナトリウム(4.62g、55.0mmol)を水(60ml)および酢酸エチル(50ml)中で混合した。1M HClを加え、EtOAcで1回およびDCMで1回抽出した。混合物を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。ニ重にアシル化された生成物も生成した。ヘキサンで洗浄して不純物を除去し、そのまま使用した。MS[C11H15NO2+H]+の計算値:194.12、実測値194.00。
(実施例320)
N−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)ピバルアミドの調製
N−(2−ヒドロキシフェニル)ピバルアミド(0.062g、0.320mmol)および水素化ナトリウム(9.99mg、0.416mmol)をDMF(3ml)中で混合した。次いで5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.120g、0.320mmol)を加えた。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物16mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C24H27BrN4O5+H]+の計算値:531.13、実測値531.05。
(実施例321)
N−(2−((2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−ブロモピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミドおよび4−(2−アミノフェノキシ)−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−ブロモピリミジン−2−アミンの調製
N−(2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミド(0.170g、0.496mmol)および塩化亜鉛(II)(0.081g、0.595mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。15分後、トリエチルアミン(0.069ml、0.496mmol)およびベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン(0.068g、0.496mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。N−(2−((2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イルアミノ)−5−ブロモピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)アセトアミド8mgおよび4−(2−アミノフェノキシ)−N−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−5−ブロモピリミジン−2−アミン26mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C19H15BrN4O4+H]+の計算値:443.04、実測値442.85。MS[C17H13BrN4O3+H]+の計算値:401.03、実測値400.80。
(実施例322)
2−((2,5−ジクロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
2,4,5−トリクロロピリミジン(0.170g、0.927mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.161ml、0.927mmol)および2−ヒドロキシ−N−メチルベンズアミド(0.140g、0.927mmol)をn−ブタノール(5ml)中で混合した。60℃に16時間加熱し、次いで濃縮し、そのまま使用した。MS[C12H9Cl2N3O2+H]+の計算値:298.02、実測値297.65。
(実施例323)
N−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドの調製
4−(2−アミノフェノキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.190g、0.425mmol)、トリエチルアミン(0.065ml、0.467mmol)および2,2,2−トリフルオロ酢酸無水物(0.059ml、0.425mmol)をアセトニトリル(4.00ml)中で混合した。混合物を130℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物10mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM)後に回収した。MS[C19H15BrN4O4+H]+の計算値:443.04、実測値442.85。MS[C21H18BrF3N4O5+H]+の計算値:543.05、実測値543.00。
(実施例324)
5−ブロモ−4−(キノリン−8−イルオキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンおよび5−ブロモ−2−(キノリン−8−イルオキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミンの調製
キノリン−8−オール(0.046g、0.320mmol)および水素化ナトリウム(0.017g、0.416mmol)をDMF(2ml)中で混合した。次いで5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.120g、0.320mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。5−ブロモ−4−(キノリン−8−イルオキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン28mgおよび5−ブロモ−2−(キノリン−8−イルオキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミン24mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C22H19BrN4O4+H]+の計算値:483.07、実測値482.90。
(実施例325)
2−((5−ブロモ−2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミドの調製
上記の通りに調製した2−((5−ブロモ−2−クロロピリミジン−4−イル)オキシ)−N−メチルベンズアミド(0.140g、0.409mmol)および塩化亜鉛(II)(0.067g、0.490mmol)を1,2−ジクロロエタン(3ml)中で混合した。30分後、トリエチルアミン(0.063ml、0.450mmol)および6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.066g、0.409mmol)を加えた。混合物を130℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物32mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C21H18BrN5O3+H]+の計算値:468.07、実測値467.95。
(実施例326)
2−((1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−オールの調製
N−(4−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン(0.102g、0.325mmol)、2−アミノ−N−メチルベンズアミド(0.029g、0.195mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.057ml、0.325mmol)をDMF(1ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。2:1水/MeCNを加えて固体が沈殿し、これを濾過した。濾液を濃縮し、副生成物20mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C12H8F3N5O+H]+の計算値:296.08、実測値295.85。
(実施例327)
2−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェニル)−N−メチルアセトアミドの調製
2−(2−ヒドロキシフェニル)−N−メチルアセトアミド(0.044g、0.267mmol)および水素化ナトリウム(8.33mg、0.347mmol)をDMF(2ml)中で混合した。5分後、5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.100g、0.267mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物50mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C22H23BrN4O5+H]+の計算値:503.10、実測値503.00。
(実施例328)
N−(2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)ベンジル)アセトアミドの調製
5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.110g、0.294mmol)、N−(2−ヒドロキシベンジル)アセトアミド(0.049g、0.294mmol)および水素化ナトリウム(0.015g、0.382mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物31mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C22H23BrN4O5+H]+の計算値:503.10、実測値503.05。
(実施例329)
4−((1H−インドール−7−イル)オキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンおよび2−((1H−インドール−7−イル)オキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミンの調製
1H−インドール−7−オール(0.039g、0.294mmol)および水素化ナトリウム(0.015g、0.382mmol)をDMF(3ml)中で混合した。次いで5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.110g、0.294mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。4−((1H−インドール−7−イル)オキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン44mgおよび2−((1H−インドール−7−イル)オキシ)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミン6mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C21H19BrN4O4+H]+の計算値:471.07、実測値470.95。
(実施例330)
5−ブロモ−4−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンおよび5−ブロモ−2−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミンの調製
5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−オール(0.044g、0.294mmol)および水素化ナトリウム(0.015g、0.382mmol)をDMF(3ml)中で混合した。5分後、5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.110g、0.294mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。5−ブロモ−4−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン66mgおよび5−ブロモ−2−((5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)オキシ)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミン14mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C23H24BrN3O4+H]+の計算値:486.11、実測値486.05。
(実施例331)
4−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミンおよび2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミンの調製
1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール(0.035g、0.294mmol)および水素化ナトリウム(0.015g、0.382mmol)をDMF(3ml)中で混合した。5分後、5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.110g、0.294mmol)を加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。4−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン70mgおよび2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−5−ブロモ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−4−アミン28mgを、シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)後に回収した。MS[C23H24BrN3O4+H]+の計算値:486.11、実測値486.05。
(実施例332)
シクロプロピル(6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)メタノンの調製
N4−シクロプロピル−N2−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−6−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミン・HCl(0.018g、0.047mmol)、シクロプロパンカルボニルクロリド(4.23μl、0.047mmol)およびトリエチルアミン(0.026ml、0.187mmol)をDMF(3ml)中で混合した。60℃に8時間加熱した。MeOHを加え、濃縮した。生成物8mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−EtOAc)後に回収した。MS[C21H22F3N5O+H]+の計算値:418.19、実測値418.00。
(実施例333)
N−(3−((2−((2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル)アミノ)プロピル)シクロプロパンカルボキサミドの調製
6−((4−((3−アミノプロピル)アミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン・HCl(0.024g、0.058mmol)、シクロプロパンカルボニルクロリド(5.22μl、0.058mmol)およびトリエチルアミン(0.020ml、0.144mmol)をDMF(1ml)中で混合した。MeOHを加え、1時間撹拌し、次いで濃縮した。生成物19mgをシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−MeOH)後に回収した。MS[C21H23F3N6O2+H]+の計算値:449.19、実測値449.00。
(実施例334)
6−((4−(シクロプロピルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル)アミノ)−2,3−ジヒドロフタラジン−1,4−ジオンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.055g、0.231mmol)および6−アミノ−2,3−ジヒドロフタラジン−1,4−ジオン(0.041g、0.231mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を110℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。MeOHおよび5%DMFを加え、固体を濾過して、生成物35mgを得た。MS[C16H13F3N6O2+H]+の計算値:379.12、実測値379.00。
(実施例335)
1−(8−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)エタン−1−オンおよび1−(8−((5−ブロモ−4−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)オキシ)−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)エタン−1−オンの調製
5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.100g、0.267mmol)、1−(8−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)エタン−1−オン(0.051g、0.267mmol)および水素化ナトリウム(0.014g、0.347mmol)をDMF(2ml)中で混合した。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。1−(8−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)エタン−1−オン52mgおよび1−(8−((5−ブロモ−4−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−2−イル)オキシ)−3,4−ジヒドロキノリン−1(2H)−イル)エタン−1−オン36mgを、自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C24H25BrN4O5+H]+の計算値:529.11、実測値529.10。
(実施例336)
2−((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)フェノールの調製
ピロカテコール(0.032g、0.294mmol)および水素化ナトリウム(0.015g、0.382mmol)をDMF(2ml)中で混合した。次いで5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.110g、0.294mmol)を加えた。混合物を120℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物31mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN中10%THF)後に回収した。MS[C19H18BrN3O5+H]+の計算値:448.05、実測値447.95。
(実施例337)
2−(ヒドロキシメチル)−N−メチルベンズアミドの調製
2−メチルイソインドリン−1,3−ジオン(1.08g、6.70mmol)および水素化ホウ素ナトリウム(0.761g、20.10mmol)を2−プロパノール(15ml)、トルエン(2.500ml)および水(2.500ml)中で混合した。1M HClを加えて試薬をクエンチし、次いで濃縮して、2−プロパノールを除去した。EtOAcで2回抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、生成物をそのまま使用した。データはTetrahedron Letters 39、(1998)、5017-5018に報告されているデータと一致した。
(実施例338)
2−(((5−ブロモ−2−((3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ)ピリミジン−4−イル)オキシ)メチル)−N−メチルベンズアミドの調製
2−(ヒドロキシメチル)−N−メチルベンズアミド(0.044g、0.267mmol)および水素化ナトリウム(0.014g、0.347mmol)をDMF(3ml)中で混合した。次いで5−ブロモ−4−クロロ−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリミジン−2−アミン(0.100g、0.267mmol)を加えた。混合物を150℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。物質をシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM−MeOH)に供して部分的に純粋な固体を得、次いでこれをアセトンで洗浄して、生成物18mgを得た。MS[C22H23BrN4O5+H]+の計算値:503.10、実測値503.00。
(実施例339)
5−クロロ−N2−(5−メトキシ−2−メチルフェニル)−N4−(2−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2,5−ジクロロ−N−(2−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)ピリミジン−4−アミン(0.161g、0.5mmol)および5−メトキシ−2−メチルアニリン(0.137g、1mmol)をnBuOH(5mL)に溶解し、一般方法1bに従って処理した。淡黄色固体(0.122g、58%)。LCMS C21H19ClN6O2[M+H]+の計算値:423.13。実測値:423.00。
(実施例340)
2−((3−ブロモ−5−ニトロピリジン−2−イル)(エチル)アミノ)エタン−1−オールの調製
3−ブロモ−2−クロロ−5−ニトロピリジン(2g、8.42mmol)、トリエチルアミン(1.174ml、8.42mmol)および2−(エチルアミノ)エタン−1−オール(0.751g、8.42mmol)をアセトニトリル(30ml)中で混合した。80℃に14時間加熱し、次いで濃縮した。生成物1.76gをシリカゲル上での自動クロマトグラフィー(DCM−EtOAc)後に回収した。
(実施例341)
4−エチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジンの調製
2−((3−ブロモ−5−ニトロピリジン−2−イル)(エチル)アミノ)エタン−1−オール(0.182g、0.627mmol)、2’−(ジ−tert−ブチルホスファニル)−N,N−ジメチル−[1,1’−ビフェニル]−2−アミン(0.013g、0.038mmol)、Pd2(dba)3(0.017g、0.019mmol)およびナトリウム2−メチルプロパン−2−オレート(0.090g、0.941mmol)をトルエン(5ml)中で混合した。100℃に16時間加熱し、次いで濃縮した。水を加え、DCMで3回およびEtOAcで1回抽出した。硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。物質をアルミナ上でのフラッシュクロマトグラフィー(DCM)に供して、生成物51mgを得た。LCMS[C9H11N3O3+H]+の計算値:210.09、実測値:210.21。
(実施例342)
4−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−アミンの調製
4−エチル−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン(0.051g、0.244mmol)およびパラジウム(2.59mg、0.024mmol)をメタノール(3ml)中で混合した。水素風船を加え、2日間撹拌し、次いでDCMおよびMeOHと共にセライトに通して濾過し、濃縮して生成物47mgを得、これをそのまま使用した。LCMS[C9H11N3O3+H]+の計算値:210.09、実測値:210.21。
(実施例343)
6−((5−ブロモ−4−((4−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)アミノ)ピリミジン−2−イル)アミノ)−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オンの調製
5−ブロモ−2,4−ジクロロピリミジン(0.051g、0.223mmol)、4−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−アミン(0.04g、0.223mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.039ml、0.223mmol)をアセトニトリル(2ml)中で混合した。混合物を100℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。6−アミノ−3,4−ジヒドロキノリン−2(1H)−オン(0.032g、0.200mmol)を酢酸(1ml)と共に加えた。混合物を120℃で20分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物5mgを逆相HPLC(水−MeCN)後に回収した。MS[C22H22BrN7O2+H]+の計算値:496.11、実測値496.32。
(実施例344)
N4−シクロプロピル−N2−(4−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−イル)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2,4−ジアミンの調製
2−クロロ−N−シクロプロピル−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−アミン(0.120g、0.505mmol)および4−エチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−7−アミン(0.091g、0.505mmol)を酢酸(2ml)中で混合した。混合物を110℃で10分間マイクロ波照射し、次いで濃縮した。生成物76mgを自動逆相クロマトグラフィー(水−MeCN)後に回収した。MS[C17H19F3N6O+H]+の計算値:381.17、実測値381.33。
更なる実施例を以下に提供する:
(実施例357)
(方法)
(プラスミド)
ヒトAtg13をコードするcDNA(KIAA0652/AB014,552)は、日本のかずさDNA研究所から入手した。ヒトFIP200、マウスULK1、およびマウスULK2構築物のcDNAは、Open Biosystemsから入手した(それぞれ、クローン3,908,134、6,834,534、および5,709,559)。ヒトAtg101、ヒトVPS34、ヒトアンブラ1およびヒトベクリン−1は、Invitrogenから入手した。マウスシンテニン−1のcDNAは、マウス胚線維芽細胞(MEF)から調製したcDNAライブラリーからクローニングし、マウスシンテニン−1の転写変異体1(NM_001,098,227.1)の配列と合致するように配列を検証した。
FlagタグおよびattL1部位(BP反応のため)を、標準的な手順を使用してPCR増幅した。cDNAをBP clonase(Invitrogen)でpDONR221中にサブクローニングし、QuikChange II XL(Stratagene)を使用して部位特異的突然変異誘発法を実施した。キナーゼデッドULK1は、K46I突然変異によって実現した。キナーゼデッドVPS34は、D747N/N748K二重突然変異によって実現した。pDONR221における野生型および突然変異対立遺伝子の全体を配列決定して、PCRまたは突然変異誘発ステップ中にさらなる突然変異が導入されなかったことを検証し、次いで、LR反応(Invitrogen)によって、pcDNA3 MycもしくはFlag哺乳動物発現ベクター、またはpcDNA6.2 V5 dest(Invitrogen)、またはpQCXINレトロウイルスデスティネーションベクター(Addgene 17,399)のいずれかに入れた。pMXspuro−GFP−DFCP1はNoboru Mizushimaから寄贈されたものであり、pEGFP−p40PXはSeth Field(UCSD)から寄贈されたものであった。
(抗体および試薬)
使用した細胞シグナル伝達抗体:総4EBP−1(9452番)、総ベクリン(3495番)、Parp(9542番)、総Atg13(6940番)、pAMPK Thr172(2535番)、総AMPKアルファ1(2532番)、pACC Ser79(3661番)、総ACC(4190番)、pAurora(2914番)、pRaptor Ser792(2083番)、総raptor(4978番)、ホスホULK1 ser555(5869番)、pS6(4858番)、Myc(2278番)、LC3B(3868番)、総VPS34(4263番)、pJak2(4406番)。ホスホVPS34 ser249抗体は、Cell Signaling TechnologyのGary Kasofと共同で開発した。
使用したAbgent抗体:gabarap(PM037)。Abcam製pFAK Y397(ab4803)。Epitomics製総FAK(2146−1)。使用したSigma抗体:総ULK1(A7481)チューブリン(T5168)、およびFlagポリクローナル(F7425)。Progen、Heidelberg Germany製モルモット抗p62セクエストソーム抗体(03−GPP62−C)。Abbiotec製pベクリン−1 ser15(254,515)。
Gibco/Life Technologies製EBSS(14,155−063)および無グルコース培地(11,966−025)。Sigma製クロロキン。Active Biochem製AZD−8055(A−1008)。BD Biosciences製Annexin V−PEアポトーシス検出キット。NARD製Phos−tag(商標)AAL−107(304−93,521番)。University of Iowa adenoviral coreから購入したAd5−CMV−Cre。
(細胞培養、一過性トランスフェクション、細胞溶解およびPhos−tag(商標)移動度シフト分析)
HEK293T、U87MG、PC3、A549およびSV40不死化野生型マウス胚線維芽細胞(MEF)細胞を、10%ウシ胎仔血清(Hyclone、Thermo Scientific)およびペニシリン/ストレプトマイシンを含有するDMEM(Mediatech、Manassas、VA)中、37℃、10%CO2中で培養した。FAK MEはDavid Schlaepfer(UCSD)から、ULK1 KOおよびULK1/2 DKO MEFはCraig Thompson(MSKCC)から、VPS34flox/floxMEFはWei−Xing Zong(SUNYSB)から、Atg5 MEFはJay Debnath(UCSF)から、寄贈されたものである。
HEK293T細胞における一過性発現のために、Lipofectamine 2000(Invitrogen)を使用し、製造業者のプロトコールに準拠して、6cmの培養皿当たり2ugずつのDNAプラスミドをトランスフェクトした。細胞をトランスフェクション24時間後に収穫し、氷冷PBSで1回すすぎ、沸騰しているSDS溶解緩衝剤(10mM Tris pH7.5、100mM NaCl、1%SDS)中で溶解させた。粉砕後、BCA方法(Pierce)を使用して溶解物をタンパク質レベルに対して平衡化し、製造業者の指示に従って、8から15%SDS−PAGE Phos−tag(商標)ゲルで分割した。簡潔に述べると、Phos−tag(商標)AAL−107(NARD 304−93,521番)を、SDS−PAGEアクリアミド混合物に、50μMの最終濃度で、100μMの最終濃度のMnCl2とともに添加した。移動前に、ゲルを、1mmol/L EDTAを含有する移動緩衝剤に30分間にわたって穏やかにかき混ぜながら浸漬して、ゲルからマンガンイオンを排除する。ゲルをPVDF膜に移し、製造業者の指示に従って、指示されている抗体でプローブする。
(レンチおよびレトロウイルス調製ならびにウイルス感染症)
レンチウイルスshRNA形質導入およびレトロウイルス遺伝子発現は、前述した通りに実施した。簡潔に述べると、pQCXIN Flag ULK1構築物を、アンホパッケージングプラスミドとともに、増殖している293T中にトランスフェクトした。ウイルス含有上清をトランスフェクション48時間後に収集し、濾過して細胞を排除し、標的ULK1−/−MEFまたはA549を、ポリブレンの存在下で感染させた。24時間後、細胞をネオマイシンで選択した。shRNAをコードするpLKO shRNAベクターを、レンチウイルスパッケージングプラスミドvsvg、GAG/pol、およびREVとともに、Lipofectamine 2000を使用してHEK293T細胞中にトランスフェクトした。トランスフェクション48時間後にウイルスを収集し、Myc ULK1を既に安定的に発現しているMEF(mULK2に対するshRNA 93番)およびU2OS(それぞれhULK1およびhULK2に対するshRNA 8番および91番)に、ポリブレンの存在下、4時間にわたって、収集したウイルスを感染させて、マウスであるMyc ULK1ではなく、内因性ヒトタンパク質をノックダウンした。
(ULK1キナーゼアッセイ)
ULK1キナーゼ活性を測定するためのガンマ−32Pアッセイは、前述した通りに実施した。簡潔に述べると、Flag ULK1をHEK293T細胞中にトランスフェクトし、20時間後、示されている通りに処理した。免疫沈降物をIP緩衝剤で3回洗浄し、キナーゼ緩衝剤(25mM MOPS、pH7.5、1mM EGTA、0.1mM Na3VO4、15mM MgCl2)中で洗浄した。熱および冷ATPを、100μMの最終濃度で添加した。基質として、大腸菌(E. coli)から精製されたGSTまたは組換えタンパク質GST−Atg101を、各反応につき1μgで使用した。反応物を沸騰させ、SDS pageゲル上で泳動させた。ゲルを乾燥させ、PhosphoImagerソフトウェアを使用して撮像した。ULK1を評価するための冷アッセイでは、Flag ULK1を一時的に過剰発現させ、HEK293T細胞から免疫沈降させた。次いで、反応物をSDS pageゲル上で泳動させ、PVDF膜に移し、総レベルについてブロットした。
(蛍光顕微鏡検査法)
Vps34flox/floxMEFを、Flag−VPS34およびp40FXまたはGFP−DFCP1のいずれかで再構成させた。Creリコンビナーゼを発現しているアデノウイルス(100のMOI)の感染48時間後、細胞を、ガラスカバースリップ上、6ウェル組織培養プレート中ウェル当たり3×105細胞の密度で平板培養した。18時間後、細胞をPBS中4%PFA中で10分間にわたって固定し、PBS中0.2%Triton中で10分間にわたって透過化した。下記の一次抗体を使用した:マウス抗MycエピトープおよびLC3B XP抗体(それぞれ2276および3868、Cell Signaling Technologies)。二次抗体は、抗ウサギAlexa488および抗マウスAlexa594(Molecular Probes、1:1000)であった。次いで、細胞を固定し、DAPIで対比染色した。カバースリップをFluoromountG(SouthernBiothech)に載置した。Openlabソフトウェアと連結されたZeiss Axioplan2落射蛍光顕微鏡で画像を獲得した。mitotrackerの共焦点像を、Zeiss LSM 710レーザー走査型共焦点顕微鏡で撮影した。100倍対物レンズおよび示されている代表的な画像を使用して、条件当たり10ランダムフィールドを獲得した。ガラスカバースリップをFluoromountGとともにプレート上に直接載置し、Zeiss Axioplan2落射蛍光顕微鏡で画像を撮影した。
(ペプチドライブラリースクリーニング)
ペプチド混合物(50mM)を、マルチウェルプレート中、50mM HEPES、pH7.4、25mM MgCl2、0.25mM DTT、12.5mM b−グリセロリン酸塩、5mM EGTA、2mM EDTA、0.1%Tween20、および50mM ATP(0.03mCi/ml)中の示されているキナーゼの存在下、30℃で2時間にわたってインキュベートした。各反応物のアリコートを、ストレプトアビジンでコーティングされた膜(Promega)に移し、これを、前述した通りに、クエンチし、洗浄し、乾燥させた。膜をホスホイメージャースクリーンに曝露して、放射性標識の組込みを定量化した。Microsoft Excelを使用して、ヒートマップを生成した。
(質量分析)
293T細胞において過剰発現されているMyc ULK1を、抗Myc抗体(Cell Signaling)とともに腹腔内注射した、ビヒクル、A769,662、またはフェンホルミンのいずれかで処理し、SDS pageゲル上で泳動させ、クマシー染色した。ULK1に対応するゲル上のバンドを切り取り、ジチオスレイトールによる還元、ヨードアセトアミドによるアルキル化、およびトリプシンまたはキモトリプシンによるpH8.3で終夜のゲル内消化、続いて、逆相マイクロキャピラリー/タンデム質量分析(LC/MS/MS)に供した。LC/MS/MSは、Easy−nLC nanoflow HPLC(Proxeon Biosciences)を、LTQ−Orbitrap XL質量分析計と連結された自己充填内径75μm×15cmのC18カラム(Thermo Scientific)とともに使用して、データ依存性獲得および陽イオンモードにて、300nL/分で実施した。AMPK予測リン酸化部位からのペプチドイオンは、定量的分析のためのMS/MSモードにおいても標的となった。イオントラップにおける衝突誘起解離を介して収集されたMS/MSスペクトルは、Sequest(Proteomics Browser Software、Thermo Scientific)を、Ser/Thr/Tyrリン酸化(+79.97)および試料処理アーチファクトMet酸化(+15.99)、AsnおよびGlnの脱アミド(+0.984)ならびにCysアルキル化(+57.02)のための差示的な修飾とともに使用して、連接した標的およびデコイ(逆)単一のエントリULK1および完全なSwiss−Protタンパク質データベースに対して探索した。リン酸化および非リン酸化ペプチド配列は、下記のSequestスコアリング閾値を最初に渡した場合に同定した:標的データベースに対して、1+イオン、Xcorr≧2.0Sf≧0.4、P≧5;2+イオン、Xcorr≧2.0、Sf≧0.4、P≧5;標的タンパク質データベースに対して、3+イオン、Xcorr≧2.60、Sf≧0.4、P≧5。通過するMS/MSスペクトルを手動で検査して、すべてのb−およびy−断片イオンが、割り当てられた配列および修飾部位とアラインしていることを確かめた。リン酸化の正確な部位の決定は、FuzzyIonsおよびGraphModを使用して補助し、リン酸化部位マップは、ProteinReportソフトウェア(Proteomics Browser Software一式、Thermo Scientific)を使用して作成した。ペプチドヒット(リン酸化および非リン酸化)の偽発見率(FDR)は、逆データベースヒットに基づき、1.5%未満であると推測された。
(アポトーシス分析−ウエスタンブロットおよびフローサイトメトリー)
A549細胞(ATCC CCL185番)およびMEFを、2.5×105細胞/mL(すなわち、6cmの培養皿当たり750,000個の細胞)の濃度で播種し、終夜増殖させ(18時間)、図の説明文において示されている通りに処理した。別段の指示がない限り、「飢餓」はEBSSであり、「対照」は示された時点に完全血清を加えたDMEMである。ウエスタンブロットのための試料を、1×氷冷PBSで1回洗浄し、沸騰しているSDS溶解緩衝剤(10mM Tris pH7.5、100mM NaCl、1%SDS)中で溶解させた。粉砕後、BCA方法(Pierce)を使用して溶解物をタンパク質レベルに対して平衡化し、タンパク質の大きさに応じて、8から15%SDS−PAGEゲルで分割した。PVDF膜を、製造業者の指示に従って、示されている抗体で終夜プローブした。
フローサイトメトリー分析のために、細胞を適切な時点で収集し、PBS中で1回洗浄し、トリプシン処理し、ペレット化した。Annexin V染色のために、細胞を、1×Annexin V緩衝剤中で洗浄し、Annexin V染色プロトコール(BD Pharmingen、San Diego、CA)によって記載した通りに処理した。簡潔に述べると、細胞をAnnexin V緩衝剤に1mL当たり100万の濃度になるまで再懸濁し、次いで、100,000個の細胞を、5μLのフィコエリトリン(PE)がコンジュゲートされたAnnexin V抗体(BD Pharmingen、San Diego、CA)および5μLの7−アミノ−アクチノマイシンD(7AAD)で染色し、次いで、室温で15分間にわたってインキュベートした。次いで、400μLのAnnexin V緩衝剤を、穏やかに混合しながら各試料に添加した。染色した細胞を、FACScanフローサイトメーター(Becton Dickinson、San Jose、CA)を使用して分析した。フローサイトメトリーデータを、FlowJo 8.6ソフトウェア(Tree Star Inc.、Ashland、OR)を使用して分析した。
(選択性プロファイリング)
キナーゼ阻害剤特異性プロファイリングアッセイは、最初に、1μMの化合物14を使用する456キナーゼのパネル(www dot discoverx dot com)に対するDiscoveRx KINOMEscan競合結合アッセイを使用して行った。次いで、化合物14と潜在的に相互作用するキナーゼ(10%未満DMSO対照まで阻害した)を、化合物14の用量曲線を用いる伝統的なin vitroキナーゼアッセイにおいて試験して、酵素活性をモニターし、Reaction Biologyを使用してIC50曲線を決定した。
(考察)
(ULK1キナーゼコンセンサスリン酸化部位の決定)
その機能に重要となり得るULK1の新規基質を同定するために、本発明者らは、AMPKについて以前に行った通り、配置された縮退ペプチドライブラリーを使用して最適なULK1リン酸化部位コンセンサスモチーフを同定した。これらの実験のための活性ULK1を生成するために、エピトープタグ付きULK1を、HEK293T細胞および親和性樹脂から溶離したペプチド中、そのサブユニットFIP200およびAtg13と共発現させた。過去の研究は、適正なULK1活性にはFIP200およびAtg13の会合が必要とされることを実証した。本発明者らの免疫沈降したULK1/FIP200/Atg13複合体のin vitroキナーゼ活性を検査するために、本発明者らは、進化を越えて保存されたULK1基質であることからin vitroキナーゼ基質としてAtg13を、および哺乳動物細胞において報告されている最古のULK1基質の1つを利用した。精製されたULK1複合体は、用量応答方式でAtg13に対して強固なキナーゼ活性を呈した。精製されたULK1複合体のこの供給源を、配置された縮退ペプチドライブラリー上でのin vitroキナーゼアッセイに供して、その基質に対するULK1の配列優先性を反映している特異的なペプチドライブラリーへの32γ−ATPの選択的移動を明らかにした。
本発明者らが決定したULK1基質モチーフ配列特異性(図4A)は、ULK1の酵母オルソログであるAtg1についての最近のデータと極めてよく合致したが、これまでに研究されたほとんどのキナーゼと比較して非常に独特である。特に、ULK1は、−3位の疎水性残基、特にメチオニンおよびロイシンを好む。加えて、疎水性残基、とりわけフェニルアラニンおよびチロシンのようなバルキーな残基は、+1位が富化されており、Atg1最適モチーフとよく相関している(図4B)。本発明者らは、最適なULK1基質コンセンサス配列に基づいて、最適なペプチド、Ulktideを生成し、その効率的な使用を、in vitroでのULK1キナーゼ活性のための代理として検証した(図4B)。このペプチドから出発して、−3および+1位を含むキー残基における置換を、in vitroキナーゼアッセイにおける基質としての活性について試験して、両方の位置が最適な配列特異性に重要であることを明らかにした(図4D)。
(新規ULK1基質の同定)
ULK1の位置特異的選択性のマトリックス(図4B)を使用して、ULK1基質コンセンサスと密接に合致している部位についてヒトプロテオームをバイオインフォマティクス的に探索した。本発明者らは、オートファジーにおいてよく確立された高度に保存された役割を有するこれらの候補基質に最初に焦点を合わせることを選択した。ULK1リン酸化部位をin vivoで定義するために、本発明者らは、野生型ULK1が過剰発現された場合に構成的に活性であるという事実を活用し、故に、本発明者らは、HEK293T細胞において野生型またはキナーゼデッドULK1と共発現させた場合のエピトープタグ付き候補標的について、グローバルなリン酸化事象を比較した。これらの条件下で候補タンパク質におけるすべてのホスホ−ペプチドを決定するための質量分析を使用することにより、複数のULK1コンセンサス部位を有する数個の候補タンパク質が、キナーゼデッドではなく野生型ULK1の存在下で高度にリン酸化されたペプチドを含有していることを明らかにした。コンセンサス候補ULK1リン酸化部位を有するコアオートファジータンパク質に焦点を合わせると、下流ATG構成要素のいずれもこのコンセンサスを含有していなかった(例えば、ATG5、ATG7、ATG3、ATG12)が、上流構成要素の多く(FIP200、ATG13、ATG14、ベクリン)がそのような配列を有していたことは、注目すべきことであった。本発明者らは、FIP200、ATG13およびATG101を含むULK1キナーゼ複合体自体の構成要素に最初に焦点を合わせた。
Atg101は、ULK1に対する質量分析によって最初に同定され、哺乳動物細胞免疫沈降において、ULK1−AT13−FIP200複合体の高度に保存された不可欠な構成要素をコードすることが分かった。ATG101は、Atg13と直接結合していることが分かり、ULK1キナーゼ活性のAtg13安定化およびその結果として得られる刺激のために重要である。Atg101における潜在的なULK1依存性リン酸化事象をマッピングするために、本発明者らは、FLAGタグ付きATG101を野生型またはキナーゼデッドULK1と共発現させ、FLAG−Atg101免疫沈降物における総ペプチドのMS/MS分析を実施して、2つの条件下でAtg101における総リン酸化部位をマッピングした。本発明者らは、ヒトAtg101内の2つの特異的セリン部位(Ser11、Ser203)が、キナーゼデッドULK1を共発現している細胞中ではなく野生型ULK1を有する細胞中において、化学量論的にリン酸化されていることを観察した(図5A)。顕著には、これらの2つのULK1依存性リン酸化部位は、最適なULK1基質モチーフによく適合しており、これらがin vivoでの直接的なULK1基質であってよいことを示唆している。in vivoでのULK1リン酸化をさらに探究するために、本発明者らは、Phos−tag SDS−PAGEゲル上におけるそのマイグレーションを検査し、これにより、リン酸結合複核金属複合体を使用して、リン酸化事象を含有するタンパク質上での移動度シフトを強調した。HEK293細胞において過剰発現された場合のPhostag含有ゲル上でのATG101のパターンを、野生型もしくはキナーゼデッドULK1またはベクター対照と比較することにより、リン酸化を示す強固な移動度変化が明らかになった(図5A、下パネル)。ATG101 Ser11の突然変異は、移動度変化の大部分を消失させ、これがSer11/Ser203二重突然変異体においてさらに増強され、故に、質量分析によって潜在的なULK1依存性部位としてのそれらの同定を裏付けた。本発明者らは、次に、FIP200およびATG13リン酸化事象の同様の分析を実施して、そのリン酸化が過剰発現されたULK1によってin vivoで誘発された、ULK1基質コンセンサスを有するFIP200およびAtg13において、複数のセリン部位を発見した(図10A〜図10C)。
次に、本発明者らは、オートファジー開始時にULK1複合体の下流にあるベクリン/Vps34複合体の構成要素を検査した。ここで、本発明者らは、ベクリンにおいて、最適なUlk1コンセンサスに適合し、Phostagゲル上でのベクリン移動度変化に寄与する、複数のセリンを同定した(図5C)。これらの部位の1つ、Ser15は、最近発見され、オートファジー誘導において保存された役割を果たすことが報告された。Phostagゲル上でのベクリン移動度を検査する本発明者らのデータは、活性ULK1と共発現させた際に、3つのセリン(Ser15、Ser30、Ser337)が消失した場合に限り、移動度を対照レベルまで低減させないことを示唆している。ベクリン複合体の別の構成要素、アンブラ1の検査は、in vivoでの複数のULK1依存性リン酸化事象を明らかにし、ベクリン−Vps34複合体の多くの構成要素がULK1によって標的とされ得ることを示唆していた(図10C)。最後に、本発明者らは、ULK1基質として同じく最近報告された、既知のULK1インタラクター、シンテニン−1を検査した。ここで、本発明者らは、以前に報告されたin vitroリン酸化部位、Ser6が、第2の部位Ser61とともに、ULK1の存在下、in vivoでのシンテニン−1の変更された移動度の原因であることを見出す(図5E)。顕著には、これらの部位はいずれも、ペプチドライブラリーを使用して本発明者らが定義したULK1コンセンサスと合致する。
2および4ULK1依存性リン酸化部位の間に含有するこれらの基質のすべてとは対照的に、本発明者らは、調節された見かけの単一部位:Vps34を有する単一タンパク質のみを見出した。Vps34の高度に保存されたSer249は、野生型と共発現させた場合にはHEK293細胞において化学量論的にリン酸化されたが、キナーゼデッドULK1ではされなかった(図6A〜図6B)。キナーゼデッドVps34を基質として使用するIn vitroキナーゼアッセイは、Ser249における単一のセリンのアラニンへの置換が、ULK1によるVps34のin vitroリン酸化を消失させることを明らかにし(図6C)、これは、ULK1と共発現させた場合、通常のSDS−PAGEゲル上であってもSer249Ala突然変異体を有するVps34タンパク質の有意な移動度シフトの消失と並行していた(図6D)。
本発明者らは、リン酸化不可能な(Ser249Ala)またはリン酸化模倣(Ser49Asp)突然変異体をコンディショナルVps34 floxedネズミ胚線維芽細胞に導入することによって、ULK1によるVps34リン酸化の潜在的な機能を探究した。適正なオートファジーおよび最終的な細胞生存能力のためのVps34の要件を最初に裏付けた後、本発明者らは、オートファジーにおけるVps34機能の4つのアッセイにおいて、突然変異体の効果を試験した:飢餓後のMEFにおけるLC3およびp62代謝回転、p40FX−GFP免疫学的局在決定によって検出される場合のin vivoでのPI3P生成、in vivoでのGFP−DFCP1免疫学的局在決定によって検出される場合のオートファゴソーム形成、飢餓後の細胞生存能力、ならびにオートファジーと無関係な一般的Vps34機能の測定としてのEGFR代謝回転。Vps34 Ser249は、本発明者らが検査した条件下では、これらの活性のいずれも制御しないように思われた。ULK1がSer249を誘発すると同時にベクリンおよびアンブラ1における複数のリン酸化事象も調節していることを考慮すると、これは、異なるベクリン−Vps34サブ複合体に対するUlk1の加算効果が、さらなる研究を必要とする高度に調節された一連の事象となると予想されることを示唆している。
本発明者らは、次に、Vps34 Ser249に対するホスホ特異的抗体を開発し、そのシグナルは、ULK3ではなくULK1またはULK2を、HEK293T細胞におけるSer−249Alaではなく野生型突然変異体と共発現させた場合に増大した(図6E)。このホスホ−Ser249 Vps34抗体を使用して、本発明者らは、次に、その感受性を市販のホスホ−Ser15ベクリン抗体と直接比較して、キナーゼではなく野生型ULK1がHEK293T細胞において共発現された場合の各部位の並行誘導を実証した(図6F)。顕著には、ベクリンのSer15およびVps34のSer249の側面に位置する残基は、−3および+1におけるULK1選択的部位を越えて、広範囲にわたる配列相同性を共有する(図6F)。
(ULK1の新規ATP競合性阻害剤の開発)
ULK1がオートファジーをどのようにして調節するかをさらに検査するために、本発明者らは、ULK1の小分子ATP競合性キナーゼ阻害剤を同定することを求めた。in vitroでのULK1キナーゼ活性の阻害剤用の化学化合物のライブラリーをスクリーニングして、本発明者らは、化合物14を生成するための医薬品化学の努力を介してさらに精巧になるリード化合物を同定した。化合物14の用量応答分析は、ULK1については107nMおよびULK2キナーゼ活性については711nMのin vitro IC50を明らかにした(図7A)。細胞においてULK1を阻害する化合物14および関連誘導体の能力をさらに特徴付けるために、本発明者らは、エピトープタグ付きVps34をHEK293T細胞において野生型ULK1 cDNAと共発現させた場合に、Vps34 Ser249のリン酸化を阻害するこれらの化合物の能力を試験した。40の化合物をスクリーニングして、本発明者らは、約5μMで使用した場合に過剰発現されたVps34上のP−Vps34を阻害する化合物14を見出した(図7B)。本発明者らは、次に、2つの構造的に異なったULK1阻害剤に対する、それぞれを有するcDNAをHEK293T細胞に導入した場合の、Vps34セリン249対ベクリンセリン15のリン酸化の感受性を検査した。本発明者らは、HEK293Tにおいて、化合物14がベクリンSer15およびVps34 Ser249を匹敵する程度まで阻害したこと(図7C)、また、野生型ULK1と共発現させた場合に過剰発現されたシンテニン−1およびAtg13が受けるバンドシフトを崩壊させること(図11A)を見出した。
本発明者らは、次に、化合物14が内因性ULK1活性を阻害するか否かを検査した。内因性ULK1を活性化するために、本発明者らは、MEFを、アミノ酸飢餓培地(アール平衡塩類溶液[EBSS])またはmTOR ATP競合性阻害剤INK128もしくはAZD8055のいずれかで処理した。WT MEFにおいて、本発明者らは、EBSS飢餓培地またはmTOR触媒阻害剤に応答した内因性ベクリン1およびAtg13における移動度シフトを観察し、これは、Ulk1/2欠損MEFにおいては消失した(図7D)。EBSSおよびmTOR阻害剤は、ベクリン1における移動度シフトを誘発し、Atg13は、WT MEFにおける6965共処理によって阻害された(図7D)。ベクリン1またはAtg13のいずれも、Ulk1/2欠損MEFにおけるEBSSまたはmTOR触媒阻害剤いずれかによる処理時に移動度シフトを受けず、6965共処理で、それらの基本的な移動度におけるさらなる減少は観察されなかった。ある特定の実施形態では、mTOR阻害剤および飢餓培地によって誘発された、内因性ベクリン1およびAtg13において観察された移動度シフトは、WTにおいてのみ発生しUlk1/2欠損MEFにおいてはしないため、内因性ULK1/2による内因性ベクリン1/Atg13のリン酸化を反映している。
(化合物14は高度に選択的なULK1阻害剤である)
本発明者らは、次に、456の精製したヒトキナーゼのDiscoveRx KINOMEscanパネルおよびその後の競合結合アッセイを使用して、化合物14の特異性を検査した。図7Dに見られる通り、化合物14は、非常に選択的であり、10μMで試験した場合、95%超の8つのキナーゼおよび90%超の19のキナーゼのみを阻害した。対照の35%未満を阻害したキノームの%によって測定した場合、化合物14のS(35)選択指数=0.123であり、ここで、S(35)=(35未満の%対照を有する非変異キナーゼの数)/(試験された非変異キナーゼの数)であり(図11B)、これは、Gleevec(登録商標)およびラパチニブを含む臨床腫瘍学における広範な使用でのいくつかのキナーゼ阻害剤に匹敵し、エルロチニブ、ソラフェニブ、およびダサチニブを含む、臨床腫瘍学の使用におけるいくつかの他のキナーゼ阻害剤よりも選択的である。顕著には、このATP結合ポケット競合アッセイによって、化合物14は、FAK、Src、Abl、およびJak3を、Ulk1と同様のIC50で阻害し(図7D)、これは、ULK1以外として顕著であり、該化合物がヒットする他のキナーゼはすべて、チロシン残基に対して作用する。
その最上位の結合キナーゼに対する化合物14の選択性のよりよく確立された測定を使用するために、本発明者らは、伝統的なin vitroキナーゼアッセイにおいてこれらのキナーゼのその阻害に関する用量応答曲線を検査した。ここで、本発明者らは、化合物14によって最も抑制された10のキナーゼをATP結合アッセイによって試験した。この分析から、ULK1、FAK、JAK2、およびAuroraAキナーゼが、化合物14によって同等に阻害されたとして出現した。化合物14が、これらの4つのキナーゼを、本発明者らが検査した異なるアッセイのすべてにわたってまったく同等に阻害したとしても、これは、臨床腫瘍学において今日広く使用されているATP競合性キナーゼ阻害剤の一握りを除いてすべてよりもなお一層大きい選択性であることに留意することが重要である。本発明者らは、次に、培養中の細胞における種々のキナーゼの下流のシグナル伝達を抑制する化合物14の能力を検査した。本発明者らは、1μMにおいて、化合物14が、HEK293細胞においてUlk1の阻害に匹敵する程度までFAKおよびAuroraAキナーゼシグナル伝達を低減させることを見出した。同様に、化合物14は、MEFにおいてULK1と匹敵するほどにFAKおよびAuroraAも阻害した。
(SBI−0,206,965はmTOR阻害によって誘発されたオートファジーを抑制し、これはULK1 siRNAによって表現型模写される)
オートファジーおよび細胞生存をブロックする化合物14の能力を試験するために、最初の研究を、mTOR阻害に対して高度に感受性である、A549肺がん細胞において実施した。本発明者らは、触媒ATP競合性mTORキナーゼ阻害剤AZD8055が、Cyto−IDオートファジー色素の蓄積によって可視化されている通りの強固なオートファジーを誘発し、この効果は5μMの6965による処理によって強く抑制されたことを観察した(図9E)。次に、本発明者らは、ULK1対化合物14によって阻害された他のキナーゼについて要件を遺伝的に評価して、薬理学的なmTOR阻害後にオートファジーを誘発した。GFP−LC3斑点を定量化するための強固なハイスループット顕微鏡法は、GFP−LC3構築物を安定的に発現しているPC3前立腺がん細胞株を使用して確立された。このアッセイを使用して、本発明者らは、化合物14との最良の結合としてDiscovRxスクリーニングにおいて同定された最上位20のキナーゼの集中RNAi分析を実施した。対照siRNAをトランスフェクトした細胞のウェルに対する定量的測定は、mTOR触媒阻害剤INK128またはAZD8055のいずれかによる処理後のGFP−LC3斑点形成における、一致する2倍の誘導を明らかにした(図9Dおよび図9F)。18の試験されたキナーゼのうち、際立って、唯一のキナーゼsiRNA、ULK1が、mTOR阻害剤によって誘発されたLC3斑点をほぼ完全に消失させた(図9D)。mTOR阻害によって誘発されたオートファジー応答をほぼ完全に取り除くULK1 siRNAの能力は、少なくともこの細胞株において、ULK1が、mTOR抑制に応答してオートファジーを刺激するために必須であることを示唆している。
(栄養枯渇後の化合物14はULK1依存性細胞生存を予防する)
オートファジーの最もよく確立された機能の1つは、栄養枯渇の条件下で細胞生存を促進することである。例えば、MEFにおけるATG5の遺伝的除去は通常の培地条件では細胞の細胞生存に効果を有さないが、そのような細胞が飢餓培地に入れられると、対照細胞と比較して大幅に加速された速度でアポトーシスを受ける。同様に、本発明者らは、ULK1およびULK2に対するRNAiが、栄養枯渇条件下での細胞生存能力の損失において、ATG5に対するRNAiを表現型模写することを以前に実証した。本発明者らの小分子ULK1阻害剤が栄養枯渇条件下で細胞生存を同様に制御するか否かを検査するために、本発明者らは、通常の培地、アミノ酸枯渇培地、またはグルコース枯渇培地という状況において、MEFを化合物14で処理した。アミノ酸枯渇後24時間で、ビヒクル処理したMEFの20%が、伝統的なアポトーシスマーカーであるAnnexinVに対して陽性であった(図8A)のに対し、化合物14で処理した細胞の50%がAnnexinV陽性であった。同様の効果がグルコース枯渇MEFにおいても見られ、ここで、化合物14は、細胞死も促進した。アミノ酸飢餓細胞のイムノブロット経時分析は、活性開裂カスパーゼ−3およびその標的PARPの開裂が、飢餓化合物14で共処理された細胞においてのみかなり観察されたことを明らかにし(図8B)、これは、免疫細胞化学によるアポトーシスマーカーと並行していた(図8C)。興味深いことに、イムノブロット分析は、化合物14処理が、ULK1およびAtg13タンパク質レベルの損失を誘発したが、栄養枯渇条件においてのみであり、栄養豊富条件ではしなかったことを明らかにした。おそらくULK1が活性化されているこの状況においてのみ、化合物14の直接結合がULK1代謝回転を刺激する(図8B)。
(小分子ULK1阻害剤は触媒mTOR阻害剤に対する細胞増殖抑制応答を細胞毒性応答に変換する)
腫瘍細胞、特に、化学療法または標的治療薬からの代謝的ストレスに直面している腫瘍細胞の生存におけるオートファジーの役割には、大きな関心が寄せられてきた。本発明者らは、次に、化合物14が、オートファジーが積極的に関わっている条件下で選択的に、腫瘍細胞においてMEFと同様にアポトーシスを促進するか否かを検査した。U87MG膠芽細胞腫細胞およびネズミKras p53肺癌細胞において、化合物14は、栄養飢餓状態で選択的にアポトーシス(AnnexinV+細胞)を促進した(図9A)。mTOR活性がULK1活性の支配的調節因子であること、および本発明者らが以前にmTOR触媒阻害剤による細胞の処理がULK1活性を誘発するために十分であることに留意していたことを考慮して、本発明者らは、mTOR触媒阻害剤による治療の文脈において、ULK1阻害剤に付加する効果を検査した。mTORC1阻害に対して感受性であるようによく確立された細胞株、A549肺がん細胞を使用して、本発明者らは、一定の細胞増殖抑制成長の停止を誘発する1マイクロモル用量のmTOR触媒阻害剤AZD8055を保ちながら、漸増用量のULK1阻害剤で処理した。本発明者らは、AZD8055と組み合わせた5μMの化合物14が、5μMの化合物14単独の9%またはAZD8055単独で処理したそれらの細胞の6%と比較して、A549細胞の22%においてアポトーシスを引き起こしたことを観察した。Annexin−V+アポトーシスA549細胞の誘導は、化合物14の10または20μM投薬時にさらに一層劇的に高められた(図9C)。ULK1阻害剤と組み合わせた栄養枯渇のあるMEFにおいて観察された通り、イムノブロット分析は、細胞死のFACS分析と並行して、ULK1およびmTOR阻害剤の組合せのみが、A549細胞においてカスパーゼ活性化を引き起こすことを明らかにした(図9B)。総ULK1レベルおよびAtg13レベルの分解は、オートファジー活性化刺激(AZD8055)およびULK1阻害剤の存在下でのみ、先の通りに観察された。
ULK1がmTOR阻害後にその効果を媒介する化合物14の重要な標的であることを実証するための別の検査として、mTOR阻害剤AZD8055による処理後にLC3斑点形成を調節する、化合物14の最上位の5つのキナーゼ標的のそれぞれのRNAi媒介性抑制の能力を検査した。図9Dに見られる通り、ULK1に対するRNAiは、LC3斑点を誘発するAZD8055の能力を完全に取り除いたのに対し、FAK、Src、AuroraAまたはJAK3に対するRNAiは、効果を有さなかった。これらの所見は、細胞増殖をmTORに依存している腫瘍細胞が、mTOR阻害時にULK1を誘発し、これが細胞生存機構の役割を果たすという、本発明者らの仮説を支持するものである。腫瘍細胞をULK1阻害剤で前処理する場合、ULK1のmTOR依存性活性化および付随する生存有益性を予防する。本発明者らは、ULK1小分子阻害剤が、高レベルのmTOR活性に集中している腫瘍において最も有効であると期待している(図3)。
開示化合物、組成物および方法の原理が適用され得る多くの可能な実施形態を考慮して、例証されている実施形態は本発明の好ましい例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではないことを認識すべきである。