JP2017525541A - 異なる位置を得るように適合可能なベッド - Google Patents
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Abstract
本発明は、支柱、支柱の上方に置かれた支持表面を備える、異なる位置に適合可能なベッドに関し、縦軸、横軸を備え、これらに、異なる位置を得る為に異なる支持体が設けられ、支柱および支持表面の間にナックル継手および回転機構が動作可能に配置され、移動機構が支持表面を回転させる為に動作可能に配置されている。【選択図】 図2
Description
本発明は、トレンデレンブルグ(Trendelenburg)位、逆トレンデレンブルグ位、変更、ファーラー(Fowler)位、セミファーラー位のような位置に適合する、病院で使用される装備品、特に、病院ベッドに関する。
病院ベッドは、保健施設において最も基本的な装備品であり、これが、患者に介護、治療、安全、快適さが与えられる場所である。長年にわたって、病院ベッドは、病人および患者に介護を与えるスタッフの福祉事業についての考え方を進化させ、彼ら又は彼女らの任務、特色、用具、構想、制御において進化してきた。そのため、(病院ベッドのような)そのような必須の装備品は、新しい臨床的診療所や治療に沿って発展させることが必要であり、それによって、異なる体型のユーザにとって最大の潜在的な利益を発生させる。
当該技術の範囲内では、特許文献US8701229やUS4847929に開示された病院ベッドのような、体の構造に関する位置に適合する病院ベッドが認識されている。
文献US8701229は、患者支持体、ベース、制御システムを備える病院ベッドを開示する。患者の為の支持体は、ヘッド部位、椅子部位、足部位を含む。ベッドは、昇降機構を備え、これによって、ベッドの高さが適合可能である。昇降機構は、相互接続アームから構成され、相互接続アームは、アクチュエータによって作動される。さらに、この機構は、ベースおよび患者支持体の間の連結部である。開示されたベッドは、セミファーラー、トレンデレンブルグおよび逆トレンデレンブルグの位置をとることができる。昇降機構の適した作動によって、トレンデレンブルグ位および逆トレンデレンブルグ位を得ることができる。アクチュエータが同一速度で移動せず、同一の力が変位に作用する場合、この文献に開示された昇降装置は、構造に対する故障や破砕を発生させる応力、ブロック、突然の移動、安定性問題を呈する。さらに、これらの不具合は、ベッドにおいて、患者を不快にさせ、不安な感情や自信の欠如を発生させ得る。他の状況は、ベッドが複雑な制御システムを必要とし、同一速度の動作および同時に押し進まなければならない少なくとも2つのアクチュエータの相乗効果的な移動を制御する。
US4847929は、ベース支持体、垂直支持体、2つの支持体が固定され、継手によって連結されたベッド支持体を備える病院ベッドを開示している。継手によってベッド支持体で固定された支持体の一つは、継手によって連結された2つのブラケットにヒンジ結合され、腿部および脚部支持体の為の支持体を形成する。ベッド支持体は、垂直支持体およびアクチュエータ配置を経て床支持体に連結され、アクチュエータ配置を介して、トレンデレンブルグ位および逆トレンデレンブルグ位が適合可能である。垂直支持体は、支持体ベッドとの連結の為にカルダン継手を備えるため、アクチュエータを操作することによって、変更位置に適合することができる。ベッドは、床支持体およびベッド支持体に配置されたブラケットの間に配置されたアクチュエータ、ベッド支持体および垂直支持体の間に配置されたブラケット、アクチュエータの一つが作動されるとき配置される支持体の一つに配置されたガイド部によって、ファーラー位を得ることが可能になる。ガイド部は、事故の危険性がある。ベッドは、全運動を行う為に少なくとも5つのアクチュエータを要する。このベッドの重要な状況は、垂直支持体がベッドの高さの修正を許容しないことである。
ベッドの高さを変える可能性は、患者および介護人の両者にとって安全性の恩恵を生み出す。患者がベッドから降りるときにベッドの高さを下げることによって、危険な落下や他の事故を回避する。さらに、ベッドの高さを変化させて介護者の高さに合わせる可能性は、医者や看護士が操作を容易にすることを手助け、産業保健関係者の問題を避ける。
このため、トレンデレンブルグ、逆トレンデレンブルグ、セミファウラー、ファウラー、変更の移動を行うことができ、さらに、ベッドの高さを修正するが、同時に、突然の移動を避け、不安定性を避け、事故の危険性の無いコンポーネントを避け、最終的には制御されるべき必要最小限の要素を備えるベッドが必要である。
本発明は、異なる体の構造に関する位置に設定可能なベッドに関する。特に、本発明のベッドは、セミファーラー(semi-Fowler)位、ファーラー位、トレンデレンブルグ位(Trendelenburg position)、逆トレンデレンブルグ位に適合でき、体の構造に関する位置に変更することができる。さらに、本発明のベッドは、その高さを変化させることができる。
即座に本発明を理解するため、ベッドという表現には、人に対する支持システムを含み、例えば、チェア、リクライニングチェア、マッサージテーブル、病院で使用されるベッドがある。
ベッドは、安定性フレームと、支柱と、回転機構と、ナックル継手と、移動機構と、支持表面と、背面支持体、仙骨部支持体、腿部支持体、脚部支持体から成る4つの支持体とから構成されている。
ベッドは、安定性フレームによって表面または床に設定されている。支柱にはフレームが設けられ、フレームは、低端部および高端部から構成されている。支柱は、低端部によって安定性フレームに設定されている。回転機構は、高端部に動作的に配置されている。
ナックル継手は、回転機構に設定されている。ナックル継手は、半球であり、半球は平坦表面を含み、平坦表面は支持表面に固定されている。
背もたれ支持体、仙骨部支持体、腿部支持体、脚部支持体は、支持表面に設定されている。仙骨部支持体は、支持表面の中央ゾーンに設定されている。背もたれ支持体は、仙骨部支持体の上端部に設定されており、仙骨部支持体は、ピボットに関して回転可能である。腿部支持体は、仙骨部支持体の下端部に設定されており、仙骨部支持体は、ピボットの周りを回転することができる。脚部支持体は、腿部支持体の低端部と繋がれており、同様に、支持表面と低端部でピボットによって繋がれている。腿部支持体が回転するとき、脚部支持体も回転し、逆に、脚部支持体が回転するとき、腿部支持体も回転する。これらの支持体を回転させるため、支持体および支持表面の間に移動機構が設けられている。ベッドは、これらの支持体の回転の際、ファウラーおよびセミファウラー位に適合する。
トレンデレンブルグ位や逆トレンデレンブルグ位を得るため、ベッドは、支柱および支持表面の間に動作的に配置された移動機構を有し、動作されるとき、これが、ナックル継手を回転機構に関して、結果的に、表面支持体に関して回転させる。
ベッドの高さを修正するため、移動機構が支柱の内側に設けられており、これが、低端部に関して最上端部を移動させる。
本発明は、セミファウラー位、ファウラー位、トレンデレンブルグ位、逆トレンデレンブルグ位、変更位置を得るための適合可能なベッドに関する。図1および図2によると、ベッドは、
−支持表面(1)、
−背もたれ支持体(2)、
−仙骨部支持体(3)、
−腿部支持体(4)、
−脚部支持体(5)、
−回転機構(6)、
−ナックル継手(7)、
−支柱(8)、
−安定性フレーム(9)
を備える。
図1によると、ベッドは、安定性フレーム(9)によって、表面または床上に設けられる。安定性フレーム(9)は、移動させる為のホィールを含んでもよいが、これに限定されるものではない。このような安定性フレーム(9)は、円形、矩形、台形、三角形、多角形でもよい。支柱(8)は、安定性フレーム(9)に固定されるが、好ましくは、安定性フレーム(9)に順応した形状の中心点に固定される。
図2によると、支柱(8)は、低端部(10)および高端部(11)を備える。低端部(10)は、安定性フレーム(9)に固定されている。高端部(11)および低端部(10)は、高端部(11)が低端部(10)に関して移動するように、動作的に配置されている。支柱(8)の内側には、移動機構(12)が配置され、移動機構(12)は、低端部(10)に関して高端部(11)を移動させる。移動機構(12)は、リニアアクチュエータ、モータ、伝動装置、動力伝動機構、これらの組合せから成る群から選択される。ベッドの高さは、高端部(11)が低端部(10)に関して移動するときに変化する。
図2によると、支柱(8)の高端部(11)は、回転機構(6)に動作的に配置される。図2によると、ナックル継手(7)には、3つの回転機構(6)が設けられる。本発明の一実施形態(図示せず)において、回転機構(6)は3つを越える回転機構(6)、例えば、4つの回転機構(6)である。回転機構(6)は、ホィール、球、ニードル、シリンダ、円筒バレル、ベアリング、これらの組合せから成る群から選択され、例えば、図2に示された実施形態では、回転機構(6)は、全方向性のホィールである。
図2によると、ナックル継手(7)は、平坦表面(13)を備えた半球である。ナックル継手(7)は、固体の半球、あるいは、シートから形成された半球でもよい。ナックル継手(7)がシートであるとき、平坦表面(13)において閉鎖または開放されてもよい。後者の場合、平坦表面(13)は、円周によって描かれる。さらに、半球は、凹面と凸面を備え、これらの面は、それぞれ、ナックル継手(7)の凹側、ナックル継手(7)の凸側にある。
図2によると支持表面(1)は、ナックル継手(7)の平坦表面(13)に設けられ、ナックル継手(7)の凸側は、回転機構と接触する。好ましくは、支持表面(1)の中心点に置かれた支持表面(1)の法線ベクトルと、平坦表面(13)の中心点に置かれた平坦表面(13)の法線ベクトルは、同一線上にある。
本発明の一実施形態(図示せず)において、ナックル継手(7)は、支柱(8)の高端部(1)に配置され、ナックル継手(7)の上方には、回転機構(6)が支持表面(1)に動作的に配置されている。回転機構(6)およびナックル継手(7)の配置は、ナックル継手(7)の凸側が、回転機構(6)と接触する面になるような配置である。支持表面(1)の中心点に置かれる支持表面(1)の法線ベクトルと平坦表面(13)の中心点に置かれる平坦表面(13)の法線ベクトルとは同一線上にあるのが好ましい。
本発明の一実施形態(図示せず)において、ナックル継手(7)は、支柱(8)の高端部(11)に配置され、ナックル継手(7)の上方には、回転機構(6)が支持表面(1)に動作的に配置される。回転機構(6)およびナックル継手(7)の配置は、ナックル継手(7)の凹部表面が、回転機構(6)と接触する面になるような配置である。好ましくは、支持表面(1)の中心点に置かれる支持表面(1)の法線ベクトルと平坦表面(13)の中心点に置かれる平坦表面(13)の法線ベクトルとは同一線上にあるのが好ましい。
本発明の一実施形態(図示せず)において、回転機構(6)は、支柱(8)の高端部(11)に配置され、回転機構(6)の上方に、ナックル継手(7)が支持表面(1)に動作的に配置される。回転機構(6)およびナックル継手(7)の配置は、ナックル継手(7)の凹部表面が、回転機構(6)と接触する面になる。好ましくは、支持表面(1〜の中心点に置かれた支持表面(1)の放線ベクトルと、平坦表面(13)の中心点に置かれた平坦表面(13)の法線ベクトルは同一線上にある。
図2によると、以下の支持体が、セミファウラー位を得るために、支持表面(1)に設けられている。背もたれ支持体(2)、仙骨部支持体(3)、腿部支持体(4)、脚部支持体(5)。
図2によると、支持表面(1)は、長さLを有し、支持表面(1)の中心ゾーン(14)は、中心点L/2と共に± Aによって記載された端部に対応する(Aは0.15Lに等しい)。
図2および図3によると、仙骨部支持体(3)は、上端部(15)および下端部(16)を備える。仙骨部(3)は、その下端部(16)によって、支持表面(1)の中心ゾーン(14)において、支持表面(1)に固定されている。
図2および図3によると、背もたれ支持体(2)は、ピボット(17)によって、仙骨部支持体(3)の上端部(15)に隣接して置かれている。ピボット(17)は、図3に示されるように、仙骨部支持体(3)または支持表面(1)に置くことができ、これが好ましい実施形態である。
図2および図3によると、腿部支持体(4)は、ピボット(18)によって、腿部支持体(3)の下端部(16)に隣接して置かれている。ピボット(18)は、図3に示されるように、仙骨部支持体(3)で、或いは、支持表面(1)に置くことができ、これが、好ましい実施形態である。腿部支持体(4)は、下端部(19)および上端部(20)を有し、ピボット(18)は、上端部(20)に置かれている。
図2および図3によると、脚部支持体(5)は、脚部支持体(5)の上端部(22)に置かれたピボット(21)によって、腿部支持体(4)の下端部(19)に隣接して置かれている。脚部支持体(5)の下端部(23)には、支持表面(1)に動作的に配置されたピボット(24)がある。ピボット(24)は、支持表面(1)にわたって移動可能である。
図1によると、ベッドは、移動機構(25)、(26)、(27)、(28)を備え、これらは、リニアアクチュエータ、モータ、伝動装置、動力伝動機構、これらの組合せから成る群から選択される。
図1によると、移動機構(25)は、ピボット(17)に関する背もたれ支持体(2)の回転の為に動作的に配置されている。本発明の好ましい実施形態において、移動機構(25)は、リニアアクチュエータであり、このリニアアクチュエータの一端が背もたれ支持体(2)に連結され、その他端が支持表面(1)に連結され、アクチュエータを延伸させると、背もたれ支持体(2)の回転運動が発生する。図4および図5によると、ピボット(17)に関して背もたれ支持体(2)を回転させることによって、0°〜90°、好ましくは、0°〜80°の角度μが描かれる。
図1,図2,図5によると、ピボット(18)に関して腿部支持体(4)を回転させることによって、腿部支持体(4)のようにピボット(24)に関して腿部支持体(4)も同様に回転させ、脚部支持体(5)は、ピン(21)によって動作的に繋がれ、そのため、関節運動を有する。図5によると、前記回転を発生させるとき、0°〜180°、好ましくは、90°〜180°の角度αが描かれる。移動機構(26)は、前記回転を行う為に動作的に配置されている。本発明の好ましい実施形態において、さらに、図1によると、移動機構(26)はリニアアクチュエータであり、ここで、一端は腿部支持体(4)に連結され、他端は支持表面(1)に連結され、アクチュエータを延伸させると、脚部支持体(4)および脚部支持体(5)の回転運動が発生する。図示されていない実施形態によると、リニアアクチュエータの一端は脚部支持体(5)に連結され、他端は支持面(1)に連結され、後退させると、腿部支持体(4)および脚部支持体(5)の回転運動が発生する。
支持表面(1)は、縦軸(Y)および横軸(X)を備え、これらの軸は、相互に直交しており、縦軸(Y)は、長さLに対して平行であり、軸の遮断点は、支持表面(1)の中心点である。
本発明の理解のため、支持表面を回転させる作用は、ナックル継手(7)に関する任意の回転であり、支柱(8)に関する回転として理解されるべきである。
図7によると、移動機構(27)は、縦軸(Y)と支持表面(1)の間で、−60°〜60°の間、好ましくは、−7°〜7°の間の角度Ωで、トレンデレンブルグ位、逆トレンデレンブルグ位を得るように、横軸(X)に関して支持表面(1)を回転させ、ベッドを適合させるように動作的に配置されている。図1および図7に示された好ましい実施形態において、移動機構(27)はリニアアクチュエータであり、ここで、一端は、支柱(8)、好ましくは底部(10)に連結され、他端は、腿部支持体(4)および脚部支持体(5)の端部の方で縦軸(Y)に沿って、支持表面(1)に連結されている。そのため、両方の場合、アクチュエータが延伸すると、ベッドは、トレンデレンブルグ位に適合し、ベッドが収縮すると、ベッドは、逆トレンデレンブルグ位に適合し、支持表面(1)は、横軸(X)に関して回転する。背もたれ支持体(2)が置かれる端部の方へとリニアアクチュエータの端部の連結が支持表面(1)で行われている場合、リニアアクチュエータが延伸すると、ベッドはトレンデレンブルグ位をとり、リニアアクチュエータが収縮すると、逆トレンデレンブルグ位が適合される。トレンデレンブルグ位は、低血圧症、ショック、肺および正常呼気後の気道に残る空気の能力である機能的残留容量を高める必要がある呼吸療法に主に使用される。心拍出量は、逆トレンデレンブルグ位において減少する。
図6によると、移動機構(28)は、縦軸(Y)に関して支持表面(1)を回転させ、横軸(X)および支持表面(1)において、−30°〜30°の間、好ましくは−12°〜12°の間の角度βで変更位置を得るようにベッドを適合させるように動作的に配置されている。変更運動は、患者がベッドから他のベッドへの通路を容易にし、また、幾つかの他の必然的な診断テスト、操縦、介入を容易にし、肺における問題の為に患者が十分に飽和酸素を得られない場合、ある種のドレナージが必要である場合、呼吸療法で助けることができる。この位置は、仙骨における圧力を減らすことにも役立つ。図1および図6に示される好ましい実施形態において、移動機構(28)は、リニアアクチュエータであり、一端は支柱(8)、好ましくは、底端部(10)に連結され、他端部は、横軸(X)に沿って支持表面(1)に連結され、それによって、リニアアクチュエータが伸縮すると、ベッドは、縦軸(Y)に関する支持表面(1)の回転のため、変更位置に適合する。
本発明の一部の実施形態において、アクチュエータは、移動機構(25)、(26)、(27)、(28)の為に選択され、アクチュエータの端部が、対応する支柱の対応する支持体や部品に連結するために、固定された円筒ヒンジ、固定された玉継手、それらの組合せが使用可能である。
縦軸(Y)および横軸(X)に関する支持表面(1)の回転は、支持表面(1)、ナックル継手(7)、回転機構(6)の間で動作的な配置が設けられることが前提で可能になる。図2によると、支持表面は、ナックル継手(7)に固定され、同様に、ナックル継手(7)は回転機構(6)に配置され、ここで、ナックル継手(7)は回転可能であり、同時に支持表面(1)を回転させ、移動機構(27,28)が、支持表面(1)を回転させるように作動されると、ナックル継手(7)はピボット点として作用する。
本発明の一実施形態(図示せず)によると、ベッドは、移動機構(12)、(25)、(26)、(27)、(28)に連結された制御ユニットを、それらの機構を制御する為に備える。制御ユニットを介する制御は、制御ユニットに接続されたインタフェースを介したイン・シトゥー制御であってもよく、あるいは、制御ユニットに対して無線で接続されたインタフェースを介した遠隔制御であってもよい。制御ユニットは、マイクロコントローラ、PLC,DSP、プロセッサでもよく、好ましくは、プログラム可能なロジックコントローラであり、追加で、移動機構(12)、(25)、(26)、(27)、(28)をモニタする為のセンサを備えてもよい。
図4に従うセミファウラー位を得るようにベッドを適合させるため、背もたれ支持体(2)をピボット(17)に関して回転させ、角度μを描く。図1によると、前記移動を行うために、移動機構(25)、この場合はリニアアクチュエータが作動され、これは、延伸するとき、背もたれ支持体(2)を回転させる。セミファウラー位は、呼吸困難を伴う患者の呼吸および軽減に役立つ。
図5に従って、ファウラー位を得るようにベッドを適合するため、
−背もたれ支持体(2)がピボット(17)に関して回転し、支持表面(1)および背もたれ支持体(2)の間で角度μを描き、
−腿部支持体(4)および脚部支持体(5)はピボット(21)によって動作的に連結されていることから、腿部支持体(4)がピボット(18)に関して回転すると同時に、脚部支持体(5)がピボット(24)に関して回転する。そのような回転が発生すると、腿部支持体(4)および脚部支持体(5)の間の角度αが描かれる。これらの移動が発生させるため、図1によると、移動機構(26)(図1の実施形態の場合、リニアアクチュエータ)は、一端部が腿部支持体(4)に連結され、他端部が支持表面(1)に連結され、アクチュエータを延伸させるとき、回転運動が腿部支持体(4)および脚部支持体(5)に発生する。
ファウラー位は、通常、胸の最大拡張、肺への空気流入増加を達成するため、心臓および/または呼吸に問題を伴う患者に使用される。
本発明は説明され図示された実施形態に限定されるものではなく、当業者にとって、本発明の精神から逸脱しない変更例や変形例が可能であり、これらは、単に添付請求の範囲によって規定される。
本発明は説明され図示された実施形態に限定されるものではなく、当業者にとって、本発明の精神から逸脱しない変更例や変形例が可能であり、これらは、単に添付請求の範囲によって規定される。
Claims (17)
- 異なる位置に順応する適合可能なベッドであって、
支柱と、
前記支柱上方に置かれた、横軸および縦軸を有する支持表面と、
前記支柱および前記支持表面の間に動作的に配置されたナックル継手および回転機構と、
前記支持表面を回転させるように動作的に配置された移動機構と、
を備える、ベッド。 - 前記移動機構は、前記支持表面を、その横軸の周りに回転させるように動作的に配置される、請求項1に記載のベッド。
- 前記移動機構は、前記支持表面を、その縦軸の周りに回転させるように動作的に配置されている、請求項1に記載のベッド。
- 前記支持表面に、異なる位置を得る為の支持体が設けられる、請求項1に記載のベッド。
- 前記支持表面に設けられる前記支持体は、
前記中央支持表面に固定された下端部を持つ仙骨部(sacral)支持体、
第1ピボットによって前記仙骨部支持体の上端部に隣接して置かれた背もたれ支持体、
第2ピボットによって前記仙骨部支持体の下端部に隣接して置かれた腿部支持体、
第3ピボットによって腿部支持体の下端部に隣接して置かれた脚部支持体であって、前記第3ピボットは、2つの前記支持体に動作的に連結され、その下端部に第4ピボットが置かれ、前記第4ピボットは、前記支持表面に前記脚部支持体を動作的に設定する、前記脚部支持体、
であり、
前記背もたれ支持体は、前記背もたれ支持体および前記支持表面の間で角度μの円を描く第1ピボットに関して回転し、腿部支持体は、前記第2ピボットに関して回転し、同時に、前記脚部支持体は、2つの前記支持体の間で角度αの円を描く第3ピボットに関して回転する、請求項4に記載のベッド。 - 前記移動機構は、前記第1ピボットに関する前記背もたれの前記回転に対して動作的に配置され、
前記移動機構は、前記第2ピボットに関する前記腿部支持体の回転に対して動作的に配置される、請求項5に記載のベッド。 - 前記ナックル継手は、半球である、請求項1に記載のベッド。
- 前記半球の凸側は前記回転機構に接触する、請求項7に記載のベッド。
- 前記支持表面は、前記ナックル継手の平坦表面に設定され、前記回転機構は、前記支柱に設定され、前記ナックル継手の前記凸側は、前記回転機構と接触する、請求項7に記載のベッド。
- 前記支持表面は、前記ナックル継手上に設定され、前記回転機構は、前記支柱上に設定され、前記ナックル継手の前記凸側は、前記回転機構と接触する、請求項7に記載のベッド。
- 前記回転機構は、前記支持表面に動作的に設定され、前記ナックル継手は、前記支柱に設定され、前記ナックル継手の前記凸側は、前記回転機構と接触する、請求項7に記載のベッド。
- 前記回転機構は、前記支持表面に動作的に設定され、前記ナックル継手は、前記支柱の上方に設定され、前記ナックル継手の前記凸側は、前記回転機構と接触する、請求項7に記載のベッド。
- 前記支柱は、
下端部と、
上端部と、
を備え、
前記上端部は、前記下端部に関して移動し、前記ベッドの高さを変化させることを特徴とする、請求項1に記載のベッド。 - 前記支柱の前記下端部に関して前記支柱の前記最上端部を移動させる為の移動機構を備える、請求項13に記載のベッド。
- 前記移動機構は、リニアアクチュエータ、モータ、径違い継ぎ手、動力伝動機構、それらの組合せから成る群から選択されることを特徴とする、請求項1,6,14のいずれか一項に記載のベッド。
- 前記移動機構は、制御ユニットに接続されることを特徴とする、請求項15に記載のベッド。
- 前記回転機構は、ホィール、ボール、ベアリング、ローラ、シリンダ、円筒バレル、ニードル、これらの組合せから成る群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載のベッド。
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