JP2017520835A - ビットレート調整方法及び無人航空機 - Google Patents

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Abstract

記憶装置の様々な書き込み速度に適応するためのシステム、およびこれを作成および使用するための複数の方法が提供される。記録装置はあるバッファサイズを有するデータバッファを維持する。選択された記録ビットレートを有する記録装置によって記録されたデータは、記録装置のデータバッファに格納される。記録されたデータは、データバッファから、記録装置に取り付けられる選択された記憶装置に書き込まれる。データバッファに格納される記録されたデータの量は、2またはこれより多い組の閾値と比較され、記録装置の記録ビットレートは、比較の複数の結果に応じて、必要に応じて調整されうる。記録ビットレートを調整することによって、記録装置は、記録されたデータの品質を維持し、かつ記憶装置の性能を最大化しながら、様々な速度を有する複数の記憶装置に有利に適応しうる。

Description

開示される複数の実施形態は、概して記憶保存のシステムおよび方法に関し、特には、限定されるものではないが、記録装置の記録ビットレートを調整することによって様々な記憶装置の書き込み速度に適応するためのシステムおよび方法に関する。
多くの記録装置は、連続したデータの記録の複数の機能が備えられる。記録されたデータは一般的に記憶装置に格納される。複数の典型的な記録装置は、画像記録機能を備える複数のカメラと、デジタル音声記録機などの複数の音声記録装置とを含む。単位時間当たりに生成されるデータ量、ビットレートの定義、は、記録されたデータを生成すべく使用される記録装置によって変化する。それらの装置のうちのいくつかは、非常に高いビットレートで記録されたデータを生成できる。一方、異なるグレードの利用可能な記憶装置は、異なる書き込み速度を提供する。書き込み速度はまた、複数の記憶装置のサイズおよび動作環境に影響される。
記録装置が記録されたデータを記憶装置に書き込もうと試みるとき、そのような典型的な複数のシステムにおいていくつかの問題が存在する。記録装置による、単位時間の間に生成される記録されたデータの量が記憶装置の書き込み速度を超える場合、データ書き込み動作は失敗し、データの記録も失敗する。換言すると、記憶装置は、記録装置によって生成されるデータを受信および格納するのに十分なほど速くないということである。この問題を解決するためには、記憶装置がより高い書き込み速度を有するものによって置き換えられる必要があるか、または記録装置がより低いビットレートに設定される必要がある。記録ビットレートの低減のせいで、記憶装置に格納される複数の記録の品質が低下する。
例えば、カメラは、カメラに取り付けられるSDカードに、継続する画像データを格納できる。カメラが高解像度設定に合わされる場合、大量の画像データが単位時間当たりに生成される。画像データの高ビットレートは、SDカードの最小書き込み速度に対する要件を増やす、すなわち記録される複数の画像に対する費用が高くつく。代わりに、より低い書き込みスピードを有するSDカードが使用される場合、記録される複数の画像の品質を犠牲にして、SDカードのより低い書き込みスピードに適応すべく、カメラの記録ビットレートは低減される必要がある。
ゆえに、記録されたデータの品質を維持し、記憶装置の性能を最大化しながら、様々な速度を有する複数の記憶装置に適応するシステムおよび方法が必要である。
本明細書中に開示される主題の第1の態様によると、調整可能な記録ビットレートを有する記録装置が、記録装置に取り外し可能に取り付けられるセキュアデジタル(SD)カードなどの記憶装置の予め定められた書き込み速度に適応できるようにするための方法が提供され、当該方法は、記録装置に連結されるデータバッファに、選択された記録ビットレートで記録装置によって記録されたデータを格納する段階と、データバッファから記憶装置へ記録されたデータを書き込む段階と、データバッファの記録されたデータが2またはこれより多い組の予め定められた閾値から選択される予め定められた閾値に達したかどうかを決定する段階と、決定に従って記録装置の記録ビットレートを調整する段階と、を備える。
いくつかの実施形態によると、当該方法は、2またはこれより多い組の予め定められた閾値を確立する段階をさらに備える。
当該方法のいくつかの実施形態によると、2またはこれより多い組の予め定められた閾値を確立する段階は、データバッファの複数の上昇するデータ量変化を反映する一組の上昇閾値と、データバッファの降下する複数のデータ変化を反映する一組の降下閾値と、を確立する段階を備える。
いくつかの実施形態において、当該方法は、データ量の傾向およびデータバッファ内のデータ量を検出する段階をさらに備える。
当該方法のいくつかの実施形態において、検出する段階は、指定された時間間隔でデータ量をポーリングすることによって、データバッファ内の記録されたデータの量を比較する段階を含む。
いくつかの他の実施形態において、一組の上昇閾値を確立する段階は、バッファサイズの60パーセント(60%)から80パーセント(80%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの75パーセント(75%)の、第1の指定された上昇閾値を確立する段階と、第1の指定された上昇閾値よりも大きく、バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された上昇閾値を確立する段階と、を含む。
当該方法のいくつかの好適な実施形態において、一組の降下閾値を確立する段階は、バッファサイズの30パーセント(30%)から50パーセント(50%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの30パーセント(30%)の、第1の指定された降下閾値を確立する段階を含む。
当該方法のいくつかの実施形態において、記録装置の記録ビットレートを調整する段階は、データバッファの記録されたデータが第1の指定された上昇閾値より上に達する場合、記録ビットレートを低減させる段階と、データバッファの記録されたデータが第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、データの記録を停止させる段階と、データバッファの記録されたデータが指定された降下閾値より下に達する場合、記録ビットレートを増加させる段階と、のうち少なくとも1つを含む。
当該方法のいくつかの実施形態において、記録装置の記録ビットレートを調整する段階は、データバッファのデータが第1の指定された上昇閾値に達する場合、記録ビットレートを、選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)から80パーセント(80%)の範囲に、好ましくは選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)に、低減させる段階をさらに含む。
当該方法のいくつかの実施形態において、記録装置の記録ビットレートを調整する段階は、データバッファの記録されたデータが第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、データの記録を停止させる段階と、データバッファの記録されたデータが第1の指定された降下閾値より下に達する場合、記録ビットレートを、選択された記録ビットレートまで増加させる段階と、バッファ中の記録されたデータが第2の指定された上昇閾値と第1の指定された降下閾値との間にある場合、記録ビットレートを維持する段階と、のうち少なくとも1つを含む。
当該方法のいくつかの実施形態において、一組の降下閾値を確立する段階は、バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの90パーセント(%)の、第2の指定された降下閾値を確立する段階をさらに含む。
当該方法のいくつかの実施形態において、記録装置の調整可能な記録ビットレートを調整する段階は、データバッファの記録されたデータが第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、データの記録を停止させる段階と、データの記録が停止された後、データバッファの記録されたデータが、第1の指定された降下閾値よりも大きな第2の指定された降下閾値より下に達する場合、低減された記録ビットレートでデータの記録を再開する段階と、のうち少なくとも1つを含む。
当該方法のいくつかの実施形態において、記録装置は画像記録装置または音声記録装置である。
いくつかの実施形態において、データを格納することは、データバッファを16MBから512MBの範囲内の、好ましくは64MBの、バッファサイズで設定することをさらに備える。
開示されるこの主題の第2の態様によると、記録装置に取り外し可能に取り付けられるセキュアデジタル(SD)カードなどの記憶装置の予め定められた書き込み速度に適応すべく調整可能な記録ビットレートを有する記録装置が提供され、当該記録装置は、記録されたデータを格納する、および記録されたデータを記憶装置に書き込むためのバッファサイズを有するデータバッファと、データバッファの記録されたデータが2またはこれより多い組の予め定められた閾値から選択される予め定められた閾値に達したかどうかを決定し、予め定められた閾値に達するデータバッファの記録されたデータに応じて、記録装置の記録ビットレートを調整するための制御システムと、を備える。
いくつかの実施形態において、2またはこれより多い組の予め定められた閾値は、データバッファの上昇する複数のデータ変化に関連付けられる一組の上昇閾値と、データバッファの降下する複数のデータ変化に関連付けられる一組の降下閾値と、を備える。
いくつかの実施形態において、一組の上昇閾値は、バッファサイズの60パーセント(60%)から80パーセント(80%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの75パーセント(75%)の、第1の指定された上昇閾値と、第1の指定された上昇閾値よりも大きく、バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された上昇閾値と、を備える。
いくつかの実施形態において、一組の降下閾値は、バッファサイズの30パーセント(30%)から50パーセント(50%)の範囲内の、好ましくはバッファサイズの30%の、第1の指定された降下閾値を備える。
いくつかの他の実施形態において、制御システムは、バッファ中の記録されたデータが第1の指定された上昇閾値に達する場合、記録ビットレートを低減させる。低減された記録ビットレートは、選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)から80パーセント(80%)の範囲内、好ましくは選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)である。
いくつかの好適な実施形態において、制御システムは、データバッファの記録されたデータが第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、データの記録を停止させ、制御システムは、データバッファの記録されたデータが第1の指定された降下閾値より下に達する場合、記録ビットレートを選択された記録ビットレートまで増加させ、制御システムは、データバッファの記録されたデータが第2の指定された上昇閾値と第1の指定された降下閾値との間にある場合、記録ビットレートを維持する。
記録装置のいくつかの実施形態において、記憶装置はセキュアデータ(SD)カードを備える。
記録装置のいくつかの他の実施形態において、記憶装置は記録装置に取り外し可能に取り付けられる。
いくつかの他の実施形態において、記録装置は、画像データを記録することが可能なカメラ、または音声データを記録することが可能な音声記録機である。
主題の第3の態様において、無人航空機(UAV)が提供され、無人航空機は、機体と、機体に連結される、複数の実施形態のいずれか1つによる記録装置とを備える。
データバッファを有する記録装置の一実施形態を示す例示的な最上位のブロック図である。
図1のデータバッファを維持するための方法の一実施形態を示す例示的な最上位のフローチャートである。
データの記録が選択されたビットレートで開始し、記録されたデータがデータバッファに格納される、図2Aの方法の実施形態をさらに示す例示的なフローチャートである。
バッファに格納される記録されたデータの量が、上昇閾値および降下閾値の両方と比較される、図2Bの方法の実施形態を示す例示的なフローチャートである。
バッファに格納される記録されたデータの量が二組の閾値と比較される、図2の方法の実施形態を示す例示的なフローチャートである。
図1のデータバッファの一実施形態を示す例示的なブロック図である。
二組の閾値がデータバッファに関連付けられる、図5のデータバッファの一実施形態を示す例示的なブロック図である。
指定された時点における、図6のデータバッファの記録されたデータの量の例を示す例示的な時系列図である。
複数の図面は一定の縮尺で描かれているものではなく、同様の複数の構造または複数の機能の複数の構成要素は、複数の図面を通して、例示の目的のために同様の複数の参照番号によって概して表されることに留意されたい。また、複数の図面は、好適な複数の実施形態の説明を容易にすることのみが意図されることにも留意されたい。複数の図面は、説明される複数の実施形態の全ての態様を示すものではなく、本開示の範囲を限定するものではない。
本開示は、様々な書き込み速度を有する、セキュアデジタル(SD)カードなどのリムーバブル記憶装置に記録装置が適応できるようにするためのシステムおよび方法を説明する。システムおよび方法は、記録されたデータをリムーバブル記憶装置に格納する、任意の従来のタイプの記録装置に概して適用可能であるが、例示の目的のためのみに、セキュアデジタル(SD)カード上に記憶用の複数の継続する画像を記録することが可能なカメラを参照して説明される。
図1を参照すると、カメラ100は、画像(図示せず)を表す光を受け取るためのレンズ101を有するように示される。レンズ101を介して受け取られた光は、データフロー111を生成すべくセンサ102に供給される。データフロー111は、通常は、連続する画像データ、すなわち映像データを含むアナログのデータフローである。データフロー111は、デジタル信号プロセッサ(DSP)103によってデジタルデータフロー112に変換される。データフロー112のデジタルデータは、デジタル化された画像データを含み、データバッファ104に書き込まれるように示される。データバッファ104は、カメラ100の内部のカメラメモリおよび/または外部のカメラメモリ(図示せず)に割り当てられてよい。データバッファ104は、今度は、セキュアデジタル(SD)カードなどの記憶装置105に、データフロー113のデジタルデータを供給する。それによりデジタル化された画像データは記憶装置105に格納される。ゆえに、データバッファ104は、DSP103によって生成されるデータフロー112と記憶装置105との間の一時的なデータ保持領域としての役割を果たすことができる。加えて、データフロー111は、カメラ100の記録ビットレートに対応する。データフロー112はデータフロー111に直接関連付けられる。ゆえに、データフロー112は記録ビットレートに間接的に関連付けられる。図1において示されるように、カメラ100の全ての要素(102、103、104、および105)は制御システム120の制御下で動作する。
次に図5を参照すると、図5は、データバッファ104に入る、およびデータバッファ104から出て行くデータフロー112、113を示す。上述されたように、データフロー112はデータバッファ104に書き込むデータフローである。一方では、データバッファ104の埋められた部分は、データフロー112がデータバッファ104に書き込まれるにつれて広がる傾向にある。他方では、データバッファ104中の記録されたデータが記憶装置105(図1に示される)に読み出されるとき、データバッファ104の埋められた部分は縮小する傾向にある。なぜなら、記録されたデータが読み出されると、対応するスペースがデータバッファ104内でフラッシュされるからである。記憶装置105の書き込み速度は、特定の記憶装置105に対して通常固定される。なぜなら、その速度は記憶装置105のハードウェア構成に対して固有のものだからである。したがって、方法200の一目的は、データフロー112を制御することによってデータバッファ104中のデータ量(またはデータレベル)を維持することであり、それはカメラ100(図1に示される)の記録速度を調整することによって達成される。
図2Aは、カメラ100(図1に示される)などの記録装置が、様々な書き込み速度を有する複数の記憶装置から選択される記憶装置105(図1に示される)に適応することを可能にするための方法200の最上位の概略図を示す。図2Aにおいて、方法200は3つの簡単な機能ブロック210、220および230において示される。機能ブロック210において、記録装置はデータの記録を開始する。データの記録は、その記録されたデータをデータバッファ104(図1で示される)へ書き込むことを含むのみであり、そこから記録されたデータは記憶装置105に書き込まれる。220において示されるように、データの記録が開始されるとき、記録装置の制御システム120は、データバッファ104のデータ量をモニタリングし始める。機能ブロック230において示されるように、データバッファ104のデータ量が予め定められた閾値に達する場合、制御システム120(図1に示される)は、記録装置で設定される記録ビットレートを調整すること、またはデータの記録を停止させること、のいずれかによってデータ量を制御する。220において示されるように、データの記録が停止される場合、制御システム120は、データバッファ104中の記録されたデータが予め定められた閾値より下に下がるかどうかをモニタリングし続ける。230において示されるように、データバッファ104が予め定められた閾値より下に下がる場合、制御システム120は、記録ビットレートを調整することによって、記録装置のデータの記録を再開する。
方法200の代替的な実施形態が図2Bにおいて示される。図2Bにおける最初の機能ブロック210は3つのブロックに分割され、それは、212において、記録装置が選択された記録ビットレートで開始される、記録されたデータが、あるバッファサイズを有するデータバッファ104(図1に示される)に格納される、データバッファ104中の記録されたデータが記憶装置105(図1に示される)に書き込むべく読み出される、の3つである。カメラの画像記録が、データバッファ104が空の状態で開始される場合、カメラ100(図1に示される)は、デフォルトの記録ビットレートなどの選択された記録ビットレートで画像データを記録できる。選択された記録ビットレートは、複数の記録画像の品質を最大化できる記録ビットレート、および/または、記憶装置105の指定された書き込み速度および/または複数の記録画像の品質に対する複数の期待などの複数の特定の考慮をもってユーザによって選択されるビットレートであってよい。
データバッファ104は実際の複数の用途に従って設定されうる。カメラ100に対して、データバッファ104は、32MBの副範囲などの任意の副範囲を含む、16MBと512MBの間(例えば、32MBと64MBとの間)のバッファサイズで確立されうる。好ましくは、バッファサイズは64MBである。データバッファ104のサイズに対する複数の考慮は、選択された記録ビットレート、記憶装置105の書き込み速度、および/または記録装置の利用可能なメモリを含みうる。
データバッファ104中の記録されたデータは、図5において示されるように、記憶装置105の複数のハードウェア構成に対して固有である速度で、取り付けられた記憶装置105に書き込まれる。換言すると、記憶装置105の書き込み速度は固定である。加えて、書き込み速度は、サイズ、記憶装置105の利用可能な容量、および/または、温度などの複数の環境条件、によってどうしても影響される場合がある。図5において示されるように、データバッファ104に書き込む速度がデータバッファ104から読み出す速度より高い場合、データはデータバッファ104内に蓄積し、データバッファ104の使用レベルは上昇する(または、埋められる部分は図5において示されるように広がる)。一方、データバッファ104に書き込む速度がデータバッファ104から読み出す速度より低い場合、記録されたデータはデータバッファ104に蓄積せず、データバッファ104の使用レベルは降下する(または、埋められる部分は図5において示されるように縮小する)。
一実施形態において、2またはこれより多い組の閾値が、データバッファ104内のデータ量を信号で知らせるべく供給される。例示として、図6は、データバッファ104と共に、二組の閾値152、154を示す。データバッファ104内のデータ量が1または複数の予め定められた閾値より上に上昇する場合、一組のデータ量閾値は、記録装置の制御システム120(図1に示される)に通知する。データ量が1または複数の予め定められた閾値より下に降下する場合、他の一組の閾値が、記録装置の制御システム120に通知する。二組の閾値が例示の目的のためのみに説明されるが、様々な用途の複数の異なる要件に対処すべく、任意の適切な予め選択された数の組の閾値がデータバッファ104に供給されうる。
上述された目的を達成すべく、記録装置の制御システム120は、データバッファ104内のデータ量、および/またはデータバッファ104内のデータ量の傾向を検出しうる。データバッファ104内のデータ量の経過を追うべく、第1のデータ量変数V1が記録装置に関連付けられ、データフロー112がデータバッファ104に書き込まれる場合、および/または、データフロー113がデータバッファ104から読み出される場合、第1のデータ量変数V1はリフレッシュされうる。第1のデータ量変数V1はゼロに初期化される。あるデータ量がデータバッファ104に書き込まれる場合、書き込まれた量が第1のデータ量変数V1に加えられ、あるデータ量がデータバッファ104から読み出される場合、読み出された量が第1のデータ量変数V1から引かれる。制御システム120は、予め定められた複数の時間間隔で第1のデータ量変数V1をポーリングする。
同一の目的のために、記録装置の制御システム120は、複数の上昇閾値および/または複数の降下閾値を実装すべく、データバッファ104のデータ量変化の傾向を第1のデータ量変数V1と結びつける。一実施形態において、第2のデータ量変数V2が、前のポーリング時間におけるV1の値、すなわち、直前のポーリング時間におけるデータバッファ104中のデータ量を格納すべく与えられる。閾値が、選択されたポーリング時間においてトリガされたかどうかを検出する場合、制御システム120は、前のポーリング時間と選択されたポーリング時間との間のデータ量変化の傾向を決定し、それからその傾向に合う複数の閾値のうちのいずれかに達したかどうかを確認する。
例示として、図7は、2つの上昇閾値、つまり42MBの第1の上昇閾値TH1および54MBの第2の上昇閾値TH2と、21MBの1つの降下閾値TH3と、を含む3つの閾値を示す。加えて、図7はまた、ポーリング時間tからtそれぞれにおけるデータ量を示す。図7を参照すると、ポーリング時間tにおいて、第1のデータ量変数V1および第2のデータ量変数V2の両方はゼロに初期化され、データバッファ104(図6に示される)のデータ量は0MBである。
ポーリング時間tにおいて、直前のポーリング時間tにおけるデータバッファ104のデータ量を反映して、第2のデータ量変数V2はゼロのままであり、第1のデータ量変数V1は16MBになる。データバッファ104中のデータ量は上昇している。なぜなら第1のデータ量変数V1が第2のデータ量変数V2の値よりも大きい値を有すからである。ゆえに、第1のデータ量変数V1は複数の上昇閾値のみと比較される。この場合、どの閾値もトリガされない。なぜなら第1のデータ量変数V1はどの上昇閾値より上にも達していないからである。
ポーリング時間tにおいて、第2のデータ量変数V2は、ポーリング時間tにおけるデータバッファ104のデータ量を反映して、16MBの値を有し、第1のデータ量変数V1は32MBになる。データバッファ104のデータ量は上昇している(第1のデータ量変数V1は第2のデータ量変数V2の値よりも大きい値を有する)ので、トリガされる閾値はなく、第1のデータ量変数V1はどの上昇閾値より上にも達していない。
ポーリング時間tにおいて、第2のデータ量変数V2は、直前のポーリング時間tにおけるデータバッファ104のデータ量を反映して、32MBの値を有し、第1のデータ量変数V1は48MBになる。データバッファ104中のデータ量は上昇している。なぜなら第1のデータ量変数V1が第2のデータ量変数V2の値よりも大きい値を有すからである。ゆえに、第1のデータ量変数V1は複数の上昇閾値のみと比較される。この場合、第1の上昇閾値TH1(42MB)がトリガされる。なぜなら、第1のデータ量変数V1が第1の上昇閾値TH1(42MB)より上に達したからである。
ポーリング時間tにおいて、第2のデータ量変数V2は、直前のポーリング時間tにおけるデータバッファ104のデータ量を反映して、48MBの値を有し、第1のデータ量変数V1は56MBになる。データバッファ104中のデータ量は上昇している。なぜなら第1のデータ量変数V1が第2のデータ量変数V2の値よりも大きい値を有すからである。ゆえに、第1のデータ量変数V1は複数の上昇閾値のみと比較される。この場合、上昇閾値TH2がトリガされる。なぜなら、第1のデータ量変数V1が上昇TH2(54MB)より上に達したからである。
ポーリング時間tおよびtにおいて、データバッファ104のデータ量は降下している。なぜなら、第1のデータ量変数V1は第2のデータ量変数V2の値より小さい値を有するからである。ゆえに、第1のデータ量変数V1は降下閾値TH3(21MB)のみと比較される。この場合、どの閾値もトリガされない。なぜなら、第1のデータ量変数V1が降下閾値TH3より下に達していないからである。
ポーリング時間tにおいて、第2のデータ量変数V2は、直前のポーリング時間tにおけるデータバッファ104のデータ量を反映して、32MBの値を有し、第1のデータ量変数V1は16MBになる。データバッファ104のデータ量は、依然として降下している。なぜなら、第1のデータ量変数V1は、第2のデータ量変数V2の値より小さい値を有すからである。ゆえに、第1のデータ量変数V1は降下閾値TH3(21MB)のみと比較される。この場合、第1のデータ量変数V1は降下閾値TH3(21MB)より下に達した。ゆえに、降下閾値TH3がトリガされる。
同様に、ポーリング時間tにおいては、どの閾値もトリガされず、ポーリング時間tにおいては、上昇閾値TH1(42MB)がトリガされる。
上述した実施形態において、制御システム120のタスクスケジューリングの間隔が1msである場合、変数V1に対する実際のポーリング間隔は、10msの副範囲などのあらゆる副範囲を含む、20msと100msとの間にありうる(例えば、50msと60msとの間)。間隔は、例えば制御システムによって実行されている複数のタスクの、数および複数の特質に影響されうる。
上述した実施形態は、例示的な実装に過ぎない。方向性のある複数の閾値を実装する他の複数の方法もまた利用されることが可能である。例えば、2つの変数を割り当て、一方はデータ量変化の傾向の格納用、他方はデータバッファ104のデータ量の格納用にするなどである。
図2Bに示されるようなブロック210の後に、220において示されるように、記録装置の制御システム120はデータバッファ104のデータ量をモニタリングし続ける。上昇または降下のいずれかである、複数の閾値のうちの任意のものに達する、および/またはこれを通過する場合、制御システム120はデータ量変化に応じて(以下に詳細に述べられるように)予め定められた動作を行う。そうでなければ、制御システム120は、記録装置がブロック210の後行ってきている複数の動作を実行し続けうる。
制御システム120が、データバッファ104内の記録されたデータの傾向および量を反映する閾値トリガ信号を受信する場合、制御システム120は、データオーバーフローを回避する、および/または、最高の記録品質を達成するために、230において示されるように、データバッファ104のデータ量を制御すべく記録装置の記録ビットレートを調整する。利用可能な複数の動作は、データバッファ104のデータレベルが上昇する間、これが高すぎる場合には、データの記録のビットレートを低減させることを含む。それにより、データバッファ104へのデータ書き込み速度は、データバッファ104への書き込み速度と、データバッファ104からの読み出し速度との間の新たな平衡状態に達するために、低減される。代替的および/または追加的な動作は、データ使用量が降下する間、これが低すぎる場合には、可能ならば記録ビットレートを増加させることを含みうる。例えば、最高記録ビットレートが記録装置によって使用されている場合は、記録ビットレートはさらに増加され得ない。記録ビットレートを増加させることは、データの記録に対する品質を最大化すべく使用されうる。データバッファ104のデータ量が、バッファのオーバーフローの危険を反映して閾値より上に達する場合、制御システム120は、230において、バッファのオーバーフローに起因する起こりうる記録の失敗を回避すべく、データの記録を停止させ、データ量が減少するのを待ちうる。制御システム120は、220において、データ変化およびデータ量のモニタリングをし続ける。
方法200の代替的な実施形態が図3に示される。図3において、開始ブロック210は、3つのサブブロック212、214および216を有する図2Bにおいて述べられたものと同一である。しかしながら、方法200のブロック220(図2Bに示される)は、段階222および224に分割され、ブロック230(図2Bに示される)は段階232、234および236に分割される。
図3に示される方法200において、カメラ100(図1に示される)などの記録装置の制御システム120(図1に示される)は、最初のブロック210の後に、特定の上昇閾値がトリガされるかどうかをモニタリングする。特定の上昇閾値がトリガされない場合、制御システム120は機能ブロック224において示されるように何の動作も行わない。機能ブロック224においては、記録システムは、図2Bにおいて説明されたような、選択された記録ビットレートでのそのデータの記録と、図2Bを参照して説明されたようなやり方で、データバッファ104(図1に示される)内のデータを、取り付けられた記憶装置105(図1に示される)に書き込むことを継続する。
しかしながら、特定の上昇閾値トリガ信号が受信される場合、機能ブロック232において示されるように、制御システム120は記録装置の記録ビットレートを低減させ、および/または、記録装置のデータの記録を停止させうる。そのような複数の動作のうちの1つが行われる場合、決定ブロック234および222において説明されるように、新たな閾値に達する、またはこれを通過するまで、制御システム120はデータバッファ104のデータ量をモニタリングし続ける。
決定ブロック234において説明されるように、記録装置の記録ビットレートへの低減の後、データバッファ104のデータ量が特定の降下閾値より下に達する場合、それはその低減が効果的であったことを示し、記録装置の制御システム120は、236において記録装置の記録ビットレートを増加させうる。236は図2Bにおいて説明されたように、選択された記録ビットレートを再開することを含む。記録ビットレートへの低減の後、データバッファ104のデータ量が別の上昇閾値をトリガする場合、ブロック302および305において説明されるように、制御システム120は、記録装置の記録ビットレートを低減させる、または、記録が未だ停止されていない場合には、記録を停止させさえもする複数の動作をさらに行ないうる。図3における任意の機能ブロックにおいて、どの閾値信号もトリガされない場合、制御システム120は記録装置の現在の動作を変更しない。データバッファ104中にデータが何かある場合は、いつでも、制御システム120はデータバッファ104中のデータを、記憶装置105の固有の書き込み速度で、取り付けられた記憶装置105に書き込み続ける。
図4に示されるような好適な実施形態において、図2Bおよび図3について説明されたように、2またはこれより多い組の閾値(図6に示される152および154)がデータバッファ104に与えられる。データ量が1または複数の予め定められた閾値(図6に示される152のような)より上に上昇する場合、2またはこれより多い組の閾値のうちの少なくとも1つの組は、記録装置の制御システム120(図1に示される)に通知するための複数の上昇閾値である。データ量が1または複数の予め定められた閾値(図6に示される154のような)より下に降下する場合、別の少なくとも一組の閾値は、記録装置の制御システム120に通知するための複数の降下閾値である。
一組の上昇閾値152は、より低い値を有する第1の指定された上昇閾値と、より高い値を有する第2の指定された上昇閾値とを含みうる。第1の指定された上昇閾値の例示的な複数の予め選択された範囲は、限定はされないが、予め選択されたパーセンテージ範囲内で、5パーセントの副範囲(例えば、65パーセント(65%)と70パーセント(70%)との間)、および/または、10%の副範囲(例えば、60パーセント(60%)と70パーセント(70%)との間)などのあらゆるパーセンテージの副範囲を含む、バッファサイズの60パーセント(60%)と80パーセント(80%)との間を含みうる。第1の指定された上昇閾値の好適なパーセンテージ値は、バッファサイズの75パーセント(75%)である。第2の指定された上昇閾値の例示的な予め選択された範囲は、限定はされないが、予め選択されたパーセンテージ範囲内で、5パーセントの副範囲(例えば、75パーセント(75%)と80パーセント(80%)との間)、および/または、10%の副範囲(例えば、80パーセント(80%)と90パーセント(90%)との間)などのあらゆるパーセンテージの副範囲を含む、バッファサイズの70パーセント(70%)と95パーセント(95%)との間を含みうる。第2の指定された上昇閾値の好適なパーセンテージ値はバッファサイズの90パーセント(90%)である。
一組の降下閾値154は第1の指定された降下閾値を含みうる。第1の指定された降下閾値の例示的な予め選択された範囲は、限定はされないが、予め選択されたパーセンテージ範囲内で、5パーセントの副範囲(例えば、35パーセント(35%)と40パーセント(40%)との間)、および/または、10%の副範囲(例えば、40パーセント(40%)と50パーセント(50%)との間)などのあらゆるパーセンテージの副範囲を含む、バッファサイズの30パーセント(30%)と50パーセント(50%)との間を含みうる。第1の指定された降下閾値の好適なパーセンテージ値は、バッファサイズの35パーセント(35%)である。
図4の222において、記録装置の制御システム120は、第1の指定された上昇閾値がトリガされるかどうかをモニタリングする。
制御システム120が第1の指定された上昇閾値のトリガ信号を受信する場合、機能ブロック232Aにおいて示されるように、記録装置の制御システム120は記録装置の記録ビットレートを低減させる。記録ビットレートを低減すると、今度は、データの生成する速度を低減させ、データバッファ104の埋められる速度を遅くする。記録ビットレートの低減の複数のパーセンテージ範囲は、限定はされないが、予め選択されたパーセンテージ範囲内で、5パーセントの副範囲(例えば、55パーセント(55%)と60パーセント(60%)との間)、および/または、10%の副範囲(例えば、60パーセント(60%)と70パーセント(70%)との間)などのあらゆるパーセンテージの副範囲を含む、選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)と80パーセント(80%)との間を含みうる。低減された記録ビットレートの好適な値は、選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)である。
記録ビットレートの低減の後、以下の3つの起こりうる出力が記録ビットレートの低減の結果として達成されうる。(1)低減された記録ビットレートによって生成されるデータフロー(図1の112における)の速度が記憶装置105の書き込み速度にほぼ等しい場合、データバッファ104への書き込み速度とデータバッファ104から記憶装置105への読み出し速度との間で新たな平衡状態に達する。(2)低減された記録ビットレートによって生成されるデータフロー(図1の112)の速度が記憶装置105の書き込み速度より低くなる場合、データバッファ104内のデータ量は降下する。または(3)低減された記録ビットレートによって生成されるデータフロー(図1の112における)の速度が依然として記憶装置105の書き込み速度より高い場合、データバッファ104内のデータ量は上昇し続ける。
条件ブロック234Aにおいて、記録装置の制御システム120は上述された結果(1)の下、さらなる動作を行わないので、記録装置は、低減されたビットレートでのデータの記録、データバッファ104への記録されたデータの書き込み、および記憶装置105への記録されたデータの読み出しを継続する。この場合、記録されたデータの品質は最適化される。なぜなら、データバッファ104中に記録されたデータがあっても、記憶装置105の書き込み速度が十分に利用されるからである。
記録装置の制御システム120は、上述された結果(2)を示す閾値トリガ信号を受信する、すなわち、データバッファ104内のデータ量が第1の指定された降下閾値より下に達する場合、記録の制御システム120は236Bにおいて記録ビットレートを増加させる。記録ビットレートが選択された記録速度にまで増加される場合、記録装置はブロック210において定められる初期状態に戻りうる。一方、記録装置の制御システム120が上述された結果(3)を示す閾値トリガ信号を受信する、すなわち、データバッファ104内のデータ量が第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、232Bにおいて記録装置の制御システム120はデータの記録を停止させる。記録が停止される場合、制御システム120は、ブロック234Bにおいてデータバッファ104中に利用可能なスペースが空くのを待つ。記録装置による記録の失敗を回避すべく、ブロック232Bおよび234Bによって、システムはデータバッファ104のオーバーフローを回避する。
データの記録が232Bにおいて停止される場合、データバッファ104中の記録されたデータは記憶装置105に読み出される。この場合、データはデータバッファ104から読み出されるのみなので、データバッファ104のデータ量は降下する。234Bにおいて、データバッファ104のデータ量が第1の指定された降下閾値より下に達する場合、236Bにおいてカメラシステムは選択された記録ビットレートを再開し、記録装置は最初の記録状態に戻る。第1の指定された降下閾値がトリガされる前、制御システム120は、データバッファ104中の記録されたデータが記憶装置105に読み出されるのを待つべく、データの記録が停止される状態を保持する。
当該実施形態は、データの記録がユーザによって終了されない限り、データバッファ104が確実にある一定のデータ量を常に有することを有利に補助しうる。記録装置の選択された記録速度が記憶装置105の書き込み速度より高ければ、データバッファ104において利用可能な記録されたデータは、記憶装置105の書き込み速度の100%を利用する。ゆえに、記録されたデータの品質は、記憶装置105の書き込み速度のボトルネックの制限で最適化される。
上述した実施形態をより柔軟性のあるものにすべく、一組の降下閾値152はまた、第1の指定された降下閾値よりも大きな第2の指定された降下閾値を含む。第2の指定された降下閾値の例示的な予め選択された範囲は、限定はされないが、予め選択されたパーセンテージ範囲内で、5パーセントの副範囲(例えば、75パーセント(75%)と80パーセント(80%)との間)、および/または、10%の副範囲(例えば、80パーセント(80%)と90パーセント(90%)との間)などのあらゆるパーセンテージの副範囲を含む、バッファサイズの70パーセント(70%)と95パーセント(95%)との間を含みうる。第2の指定された降下閾値の好適なパーセンテージ値はバッファサイズの90パーセント(90%)である。
第2の指定された降下閾値は、記録装置の制御システム120が第1の指定された降下閾値のトリガ信号を受信する前に中間の役割を果たす。例えば、第2の指定された降下閾値がトリガされる場合、記録装置の制御システム120は低減された記録ビットレートでデータの記録を再開する(図示せず)。この後、データが第1の指定された降下閾値より下に降下する場合、制御システム120は選択された記録ビットレートを再開する。データ量が第2の指定された上昇閾値より上に再上昇する場合、制御システム120は再びデータの記録を停止させる。
上述された複数の実施形態は、記録されたデータを格納すべく外部の記憶装置が使用される、連続的なデータの記録が可能な複数の特定のタイプの記録装置に適用しうる。典型的な複数の記録装置は、データの記録機能を有するカメラ、およびデジタル音声記録機などの音声記録装置を含む。しかし、複数の実施形態はそれらの特定の用途に限定されるものではない。
説明された複数の実施形態は、様々な変更形態および代替形態を生じやすく、それらのうちの複数の具体例が、例示を目的として複数の図面において示されたものであり、本明細書中で詳細に説明される。しかしながら、説明された複数の実施形態は、開示された特定の複数の形態または複数の方法に限定されるものではなく、反対に、本開示は全ての変更形態、等価物、および代替形態を網羅することを理解されたい。
説明された複数の実施形態は、様々な変更形態および代替形態を生じやすく、それらのうちの複数の具体例が、例示を目的として複数の図面において示されたものであり、本明細書中で詳細に説明される。しかしながら、説明された複数の実施形態は、開示された特定の複数の形態または複数の方法に限定されるものではなく、反対に、本開示は全ての変更形態、等価物、および代替形態を網羅することを理解されたい。
[項目1]
調整可能な記録ビットレートを有する記録装置が、上記記録装置に取り外し可能に取り付けられる記憶装置の予め定められた書き込み速度に適応できるようにするための方法であって、
上記記録装置に連結されるデータバッファに、選択された記録ビットレートで上記記録装置によって記録されたデータを格納する段階と、
上記データバッファから上記記憶装置へ上記記録されたデータを書き込む段階と、
上記データバッファの上記記録されたデータが2またはこれより多い組の予め定められた閾値から選択される予め定められた閾値に達したかどうかを決定する段階と、
上記決定に従って上記記録装置の上記記録ビットレートを調整する段階と、を備える
方法。
[項目2]
上記2またはこれより多い組の予め定められた閾値を確立する段階をさらに備える
項目1に記載の方法。
[項目3]
上記2またはこれより多い組の予め定められた閾値を確立する上記段階は、上記データバッファの上昇するデータ変化を反映する一組の上昇閾値と、上記データバッファの降下するデータ変化を反映する一組の降下閾値と、を確立する段階を含む
項目2に記載の方法。
[項目4]
上記データバッファ内のデータ量の傾向およびデータ量の値を検出する段階をさらに備える
項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
[項目5]
上記検出する段階は、複数の指定された時間間隔で上記データ量をポーリングすることによって上記データバッファの上記記録されたデータの量を比較する段階を含む
項目4に記載の方法。
[項目6]
上記一組の上昇閾値を確立する上記段階は、
上記バッファサイズの60パーセント(60%)から80パーセント(80%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの75パーセント(75%)の、第1の指定された上昇閾値を確立する段階と
上記第1の指定された上昇閾値よりも大きく、上記バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された上昇閾値を確立する段階と、を含む
項目3から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
一組の降下閾値を確立する上記段階は、
上記バッファサイズの30パーセント(30%)から50パーセント(50%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの30パーセント(30%)の、第1の指定された降下閾値を確立する段階を含む
項目3から6のいずれか一項に記載の方法。
[項目8]
上記記録装置の上記記録ビットレートを調整する上記段階は、
上記データバッファの上記記録されたデータが第1の指定された上昇閾値より上に達する場合、上記記録ビットレートを低減させる段階と、
上記データバッファの上記記録されたデータが第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、上記データの記録を停止させる段階と、
上記データバッファの上記記録されたデータが指定された降下閾値より下に達する場合、上記記録ビットレートを増加させる段階と、のうち少なくとも1つを含む
項目7に記載の方法。
[項目9]
上記記録装置の記録ビットレートを調整する上記段階は、上記データバッファの上記データが上記第1の指定された上昇閾値に達する場合、上記記録ビットレートを、上記選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)から80パーセント(80%)の範囲に、好ましくは上記選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)に、低減させる段階をさらに含む
項目7または8に記載の方法。
[項目10]
上記記録装置の記録ビットレートを調整する上記段階は、
上記データバッファの上記記録されたデータが上記第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、上記データの記録を停止させる段階と、
上記データバッファの上記記録されたデータが上記第1の指定された降下閾値より下に達する場合、上記記録ビットレートを上記選択された記録ビットレートまで増加させる段階と、
上記バッファ中の上記記録されたデータが上記第2の指定された上昇閾値と上記第1の指定された降下閾値との間にある場合、上記記録ビットレートを維持する段階と、のうち少なくとも1つを含む
項目9に記載の方法。
[項目11]
上記一組の降下閾値を確立する上記段階は、上記バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された降下閾値を確立する段階をさらに含む
項目7から10のいずれか一項に記載の方法。
[項目12]
上記記録装置の上記調整可能な記録ビットレートを調整する上記段階は、
上記データバッファの上記記録されたデータが上記第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、上記データの記録を停止させる段階と、
上記データの記録が停止された後、上記データバッファの上記記録されたデータが、上記第1の指定された降下閾値よりも大きな上記第2の指定された降下閾値より下に達する場合、低減された記録ビットレートで上記データの記録を再開する段階と、のうち少なくとも1つを含む
項目11に記載の方法。
[項目13]
上記記録装置は画像記録装置または音声記録装置である
項目1から12のいずれか一項に記載の方法。
[項目14]
上記データを格納する段階は、16MBから512MBの範囲内の、好ましくは64MBの、バッファサイズで上記データバッファを設定する段階をさらに含む
項目1から13のいずれか一項に記載の方法。
[項目15]
記録装置に取り外し可能に取り付けられる記憶装置の予め定められた書き込み速度に適応すべく調整可能な記録ビットレートを有する上記記録装置であって、
記録されたデータを格納する、および上記記憶装置に上記記録されたデータを書き込むためのバッファサイズを有するデータバッファと、
上記データバッファの上記記録されたデータが2またはこれより多い組の予め定められた閾値から選択される予め定められた閾値に達したかどうかを決定し、上記予め定められた閾値に達する上記データバッファの上記記録されたデータに応じて、上記記録装置の上記記録ビットレートを調整するための制御システムと、を備える
記録装置。
[項目16]
上記2またはこれより多い組の予め定められた閾値は、上記データバッファの上昇する複数のデータ変化に関連付けられる一組の上昇閾値と、上記データバッファの降下する複数のデータ変化に関連付けられる一組の降下閾値と、を含む
項目15に記載の記録装置。
[項目17]
上記一組の上昇閾値は、
上記バッファサイズの60パーセント(60%)から80パーセント(80%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの75パーセント(75%)の、第1の指定された上昇閾値と、
上記第1の指定された上昇閾値よりも大きく、上記バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された上昇閾値と、を含む
項目16に記載の記録装置。
[項目18]
上記一組の降下閾値は、上記バッファサイズの30パーセント(30%)から50パーセント(50%)の範囲内の、好ましくは上記バッファサイズの30%の、第1の指定された降下閾値を含む
項目16または17に記載の記録装置。
[項目19]
上記制御システムは、上記バッファの上記記録されたデータが上記第1の指定された上昇閾値に達する場合、上記記録ビットレートを低減させ、上記低減された記録ビットレートは、上記選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)から80パーセント(80%)の範囲内、好ましくは上記選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)である
項目18に記載の記録装置。
[項目20]
上記制御システムは、上記データバッファの上記記録されたデータが上記第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、上記データの記録を停止させ、
上記制御システムは、上記データバッファの上記記録されたデータが上記第1の指定された降下閾値に達する場合、上記記録ビットレートを上記選択された記録ビットレートまで増加させ、
上記制御システムは、上記データバッファの上記記録されたデータが上記第2の指定された上昇閾値と上記第1の指定された降下閾値との間にある場合、上記記録ビットレートを維持する
項目19に記載の記録装置。
[項目21]
上記記憶装置はセキュアデータ(SD)カードを含む
項目15から20のいずれか一項に記載の記録装置。
[項目22]
上記記憶装置は上記記録装置に取り外し可能に取り付けられる
項目15から21のいずれか一項に記載の記録装置。
[項目23]
上記記録装置は、画像データを記録することが可能なカメラ、または音声データを記録することが可能な音声記録機である
項目15から22のいずれか一項に記載の記録装置。
[項目24]
機体と、
上記機体に連結される、項目16から23のいずれか一項に記載の記録装置と、を備える
無人航空機(UAV)。

Claims (24)

  1. 調整可能な記録ビットレートを有する記録装置が、前記記録装置に取り外し可能に取り付けられる記憶装置の予め定められた書き込み速度に適応できるようにするための方法であって、
    前記記録装置に連結されるデータバッファに、選択された記録ビットレートで前記記録装置によって記録されたデータを格納する段階と、
    前記データバッファから前記記憶装置へ前記記録されたデータを書き込む段階と、
    前記データバッファの前記記録されたデータが2またはこれより多い組の予め定められた閾値から選択される予め定められた閾値に達したかどうかを決定する段階と、
    前記決定に従って前記記録装置の前記記録ビットレートを調整する段階と、を備える
    方法。
  2. 前記2またはこれより多い組の予め定められた閾値を確立する段階をさらに備える
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記2またはこれより多い組の予め定められた閾値を確立する前記段階は、前記データバッファの上昇するデータ変化を反映する一組の上昇閾値と、前記データバッファの降下するデータ変化を反映する一組の降下閾値と、を確立する段階を含む
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記データバッファ内のデータ量の傾向およびデータ量の値を検出する段階をさらに備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記検出する段階は、複数の指定された時間間隔で前記データ量をポーリングすることによって前記データバッファの前記記録されたデータの量を比較する段階を含む
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記一組の上昇閾値を確立する前記段階は、
    前記バッファサイズの60パーセント(60%)から80パーセント(80%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの75パーセント(75%)の、第1の指定された上昇閾値を確立する段階と
    前記第1の指定された上昇閾値よりも大きく、前記バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された上昇閾値を確立する段階と、を含む
    請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 一組の降下閾値を確立する前記段階は、
    前記バッファサイズの30パーセント(30%)から50パーセント(50%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの30パーセント(30%)の、第1の指定された降下閾値を確立する段階を含む
    請求項3から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記記録装置の前記記録ビットレートを調整する前記段階は、
    前記データバッファの前記記録されたデータが第1の指定された上昇閾値より上に達する場合、前記記録ビットレートを低減させる段階と、
    前記データバッファの前記記録されたデータが第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、前記データの記録を停止させる段階と、
    前記データバッファの前記記録されたデータが指定された降下閾値より下に達する場合、前記記録ビットレートを増加させる段階と、のうち少なくとも1つを含む
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記記録装置の記録ビットレートを調整する前記段階は、前記データバッファの前記データが前記第1の指定された上昇閾値に達する場合、前記記録ビットレートを、前記選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)から80パーセント(80%)の範囲に、好ましくは前記選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)に、低減させる段階をさらに含む
    請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記記録装置の記録ビットレートを調整する前記段階は、
    前記データバッファの前記記録されたデータが前記第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、前記データの記録を停止させる段階と、
    前記データバッファの前記記録されたデータが前記第1の指定された降下閾値より下に達する場合、前記記録ビットレートを前記選択された記録ビットレートまで増加させる段階と、
    前記バッファ中の前記記録されたデータが前記第2の指定された上昇閾値と前記第1の指定された降下閾値との間にある場合、前記記録ビットレートを維持する段階と、のうち少なくとも1つを含む
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記一組の降下閾値を確立する前記段階は、前記バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された降下閾値を確立する段階をさらに含む
    請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記記録装置の前記調整可能な記録ビットレートを調整する前記段階は、
    前記データバッファの前記記録されたデータが前記第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、前記データの記録を停止させる段階と、
    前記データの記録が停止された後、前記データバッファの前記記録されたデータが、前記第1の指定された降下閾値よりも大きな前記第2の指定された降下閾値より下に達する場合、低減された記録ビットレートで前記データの記録を再開する段階と、のうち少なくとも1つを含む
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記記録装置は画像記録装置または音声記録装置である
    請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記データを格納する段階は、16MBから512MBの範囲内の、好ましくは64MBの、バッファサイズで前記データバッファを設定する段階をさらに含む
    請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 記録装置に取り外し可能に取り付けられる記憶装置の予め定められた書き込み速度に適応すべく調整可能な記録ビットレートを有する前記記録装置であって、
    記録されたデータを格納する、および前記記憶装置に前記記録されたデータを書き込むためのバッファサイズを有するデータバッファと、
    前記データバッファの前記記録されたデータが2またはこれより多い組の予め定められた閾値から選択される予め定められた閾値に達したかどうかを決定し、前記予め定められた閾値に達する前記データバッファの前記記録されたデータに応じて、前記記録装置の前記記録ビットレートを調整するための制御システムと、を備える
    記録装置。
  16. 前記2またはこれより多い組の予め定められた閾値は、前記データバッファの上昇する複数のデータ変化に関連付けられる一組の上昇閾値と、前記データバッファの降下する複数のデータ変化に関連付けられる一組の降下閾値と、を含む
    請求項15に記載の記録装置。
  17. 前記一組の上昇閾値は、
    前記バッファサイズの60パーセント(60%)から80パーセント(80%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの75パーセント(75%)の、第1の指定された上昇閾値と、
    前記第1の指定された上昇閾値よりも大きく、前記バッファサイズの70パーセント(70%)から95パーセント(95%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの90パーセント(90%)の、第2の指定された上昇閾値と、を含む
    請求項16に記載の記録装置。
  18. 前記一組の降下閾値は、前記バッファサイズの30パーセント(30%)から50パーセント(50%)の範囲内の、好ましくは前記バッファサイズの30%の、第1の指定された降下閾値を含む
    請求項16または17に記載の記録装置。
  19. 前記制御システムは、前記バッファの前記記録されたデータが前記第1の指定された上昇閾値に達する場合、前記記録ビットレートを低減させ、前記低減された記録ビットレートは、前記選択された記録ビットレートの30パーセント(30%)から80パーセント(80%)の範囲内、好ましくは前記選択された記録ビットレートの50パーセント(50%)である
    請求項18に記載の記録装置。
  20. 前記制御システムは、前記データバッファの前記記録されたデータが前記第2の指定された上昇閾値より上に達する場合、前記データの記録を停止させ、
    前記制御システムは、前記データバッファの前記記録されたデータが前記第1の指定された降下閾値に達する場合、前記記録ビットレートを前記選択された記録ビットレートまで増加させ、
    前記制御システムは、前記データバッファの前記記録されたデータが前記第2の指定された上昇閾値と前記第1の指定された降下閾値との間にある場合、前記記録ビットレートを維持する
    請求項19に記載の記録装置。
  21. 前記記憶装置はセキュアデータ(SD)カードを含む
    請求項15から20のいずれか一項に記載の記録装置。
  22. 前記記憶装置は前記記録装置に取り外し可能に取り付けられる
    請求項15から21のいずれか一項に記載の記録装置。
  23. 前記記録装置は、画像データを記録することが可能なカメラ、または音声データを記録することが可能な音声記録機である
    請求項15から22のいずれか一項に記載の記録装置。
  24. 機体と、
    前記機体に連結される、請求項16から23のいずれか一項に記載の記録装置と、を備える
    無人航空機(UAV)。
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