JP2017520165A - 能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステム - Google Patents

能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、電子製品の分野に関し、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステムを提供する。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を解決し得る。能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法は、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するステップと、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理するステップとを含み、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。本発明の実施形態において提供される能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステムは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するために使用される。

Description

本発明は、電子製品の分野に関し、特に、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステムに関する。
電子技術の進歩により、電子製品の機能はますます強力になった。能動的ノイズ低減ヘッドセットは、ノイズ低減チップを使用することによって、ノイズに等しい後進音波を生成し、ノイズの後進音波を使用することによって、ノイズを相殺し、これによって、ノイズ低減効果が達成される。能動的ノイズ低減ヘッドセットは、オーディオ受信機、ノイズ低減チップ、およびオーディオ出力ユニットを含む。ノイズ低減チップは、オーディオ受信機とオーディオ出力ユニットとの両方へ接続され、オーディオ受信機は、小型のマイクロホンであり得、オーディオ出力ユニットは、ラウドスピーカであり得る。第1のオーディオ入力信号は、ノイズ信号であると仮定される。オーディオ受信機が、第1のオーディオ入力信号を受信し、第1のオーディオ入力信号をノイズ低減チップへ出力した後、ノイズ低減チップは、第2のオーディオ入力信号を生成する。第2のオーディオ入力信号および第1のオーディオ入力信号は、同振幅および逆位相を有する。その後、ノイズ低減チップは、オーディオ出力ユニットへ、第2のオーディオ入力信号を出力し、オーディオ出力ユニットは、第2のオーディオ入力信号を出力し、これによって、第1のオーディオ入力信号が、弱められるか、または、キャンセルされ、したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットによってノイズを遮断する目的を達成する。ノイズ低減チップが、受信された第1のオーディオ入力信号を弱めるか、またはキャンセルする場合、ノイズ低減チップへ電力が供給される必要がある。
先行技術では、リチウムイオンバッテリは、能動的ノイズ低減ヘッドセット内に配置され得、リチウムイオンバッテリが、ノイズ低減チップへ電力を供給する。それに加えて、リチウムイオンバッテリを充電するために提供される充電器が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのために構成される。ノイズ低減チップが、比較的長期間動作する場合、リチウムイオンバッテリもまた、それに従って、比較的長期間内、ノイズ低減チップへ電力を供給する必要があり、リチウムイオンバッテリの電力が使い果たされた場合、充電器は、リチウムイオンバッテリを充電する必要があり、これによって、リチウムイオンバッテリは、ノイズ低減チップへ電力を供給できるようになる。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作は、非常に複雑である。
本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を解決するように、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステムを提供する。前述した目的を達成するために、本発明の実施形態において、以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様に従って、本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法を提供する。能動的ノイズ低減ヘッドセットは、端末へ接続され、この方法は、
端末によって送信された第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップと、
第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップとを含み、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、
第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになり、
端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するステップは、端末によって送信された第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実施方式では、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップは、第3の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップであって、第3の電圧は、第1の電圧未満であり、
第3の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリへ送信され、これによって、充電可能なバッテリは、第3の電圧の信号を蓄積できるようになる、処理するステップと、
第2の電圧の信号を取得するために、第3の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップであって、第3の電圧は、第2の電圧よりも大きい、処理するステップと、を含む。
第1の態様、すなわち、第1の態様の第1の可能な実施方式を参照して、第2の可能な実施方式では、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するステップの後、この方法はさらに、
ユーザによってトリガされた第2のトリガ信号電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップと、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって、第2の電流トリガ信号を端末へ送信するステップであって、これによって、端末は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第2の電流トリガ信号に従って、上げられるようになる、送信するステップと、を含む。
第1の態様、すなわち、第1の態様の第1および第2の可能な実施方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の可能な実施方式では、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するステップの後、この方法はさらに、
ユーザによってトリガされた第3の電流トリガ信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップと、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって、第3の電流トリガ信号を端末へ送信するステップであって、これによって、端末は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第3の電流トリガ信号に従って、下げられるようになる、送信するステップと、を含む。
第2の態様に従って、本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法を提供する。能動的ノイズ低減ヘッドセットは端末へ接続され、この方法はさらに、
端末の電源によって提供された電源電圧の信号を、端末によって取得するステップと、
第1の電圧の信号を取得するために、端末の電源電圧の信号を、端末によって処理するステップであって、電源電圧は、第1の電圧未満である、処理するステップと、
端末によって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信するステップであって、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理できるようになり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになり、第2の電圧は、第1の電圧未満である、送信するステップと、を含む。
第2の態様の第1の可能な実施方式では、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信するステップの後、この方法はさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信された第2のトリガ信号を端末によって受信するステップであって、第2のトリガ信号は、トリガによって、ユーザによって生成された電流である、受信するステップと、
端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、端末によって、第2の電流トリガ信号に従って、上げるステップと、を含む。
第2の態様、すなわち、第2の態様の第1の可能な実施方式を参照して、第2の可能な実施方式では、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信するステップの後、この方法はさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信された第3の電流トリガ信号を端末によって受信するステップであって、第3のトリガ信号は、トリガによって、ユーザによって生成される、受信するステップと、
端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、端末によって、第3の電流トリガ信号に従って下げるステップと、を含む。
第3の態様に従って、本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットを提供し、能動的ノイズ低減ヘッドセットは端末へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、
能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続された後、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するように構成された受信機回路と、
第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理するように構成された降圧回路であって、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる、降圧回路とを含み、
受信機回路は特に、端末によって送信された第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信するように構成される。
第3の態様の第1の可能な実施方式では、降圧回路は、
第3の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理するように構成された第1の処理回路であって、第3の電圧は、第1の電圧未満であり、第3の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリへ送信され、これによって、充電可能なバッテリは、第3の電圧の信号を蓄積できるようになる、第1の処理回路と、
第2の電圧の信号を取得するために、第3の電圧の信号を処理するように構成された第2の処理回路であって、第3の電圧は、第2の電圧よりも大きい、第2の処理回路と、を含む。
第3の態様、すなわち、第3の態様の第1の可能な実施方式を参照して、第2の可能な実施方式では、
受信機回路はさらに、ユーザによってトリガされた第2の電流トリガ信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信するように構成され、
能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、第2の電流トリガ信号を端末へ送信するように構成された送信回路であって、これによって、端末は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、上げられるようになる、送信回路を含む。
第3の態様、すなわち、第3の態様の第1および第2の可能な実施方式のうちのいずれか1つを参照して、第3の可能な実施方式では、受信機回路はさらに、ユーザによってトリガされた第3の電流トリガ信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信するように構成され、
能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、第3の電流トリガ信号を端末へ送信するように構成された送信回路であって、これによって、端末は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を上げられるようになる、送信回路を含む。
第3の態様の第2の可能な実施方式を参照して、第4の可能な実施方式では、
第3のボタンスイッチおよび抵抗R3であって、抵抗R3の一端は接地され、抵抗R3の他端は第3のボタンスイッチへ直列に接続され、第3のボタンスイッチは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットをユーザがトリガしたことを示す第2の電流トリガ信号が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信された場合、第3のボタンスイッチが抵抗R3へ接続される。
第3の態様のものである第3の可能な実施方式および第4の可能な実施方式のいずれかを参照して、第5の可能な実施方式では、
第5のボタンスイッチおよび抵抗R5であって、抵抗R5の一端は接地され、抵抗R5の他端は第5のボタンスイッチへ直列に接続され、第5のボタンスイッチは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットをユーザがトリガしたことを示す第3の電流トリガ信号が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信された場合、第5のボタンスイッチが抵抗R5へ接続される。
第3の態様の第5の可能な実施方式を参照して、第6の可能な実施方式では、
第1のボタンスイッチが抵抗R1へ接続された場合、抵抗R1を通って流れる電流は、第1の電流であり、
第3のボタンスイッチが抵抗R3へ接続された場合、抵抗R3を通って流れる電流は、第2の電流であり、
第5のボタンスイッチが抵抗R5へ接続された場合、抵抗R5を通って流れる電流は、第3の電流であり、第1の電流の値、第2の電流の値、および第3の電流の値は互いに異なる。
第4の態様に従って、本発明の実施形態は、端末を提供し、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続され、端末はさらに、
端末へ電源電圧を提供するように構成された電源と、
第1の電圧の信号を取得するために、端末の電源電圧の信号を処理するように構成された昇圧回路とを備え、電源電圧は、第1の電圧未満であり、
昇圧回路はさらに、端末が能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された後、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信するように構成され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理できるようになり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになり、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、
昇圧回路は、
昇圧チップを含み、昇圧チップの入力端は、端末の電源の出力端へ接続され、昇圧チップの出力端は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続される。
第4の態様の第1の可能な実施方式では、端末はさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信された第2の電流トリガ信号を受信するように構成された処理回路を含み、第2のトリガ信号は、トリガによって、ユーザによって生成され、
処理回路はさらに、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第2の電流トリガ信号に従って、上げるように構成される。
第4の態様、すなわち、第4の態様の第1の可能な実施方式を参照して、第2の可能な実施方式では、処理回路はさらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信された第3の電流トリガ信号を受信するように構成され、第3のトリガ信号は、トリガによって、ユーザによって生成され、
処理回路はさらに、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第3の電流トリガ信号に従って、下げるように構成される。
第5の態様に従って、本発明の実施形態は、前述した能動的ノイズ低減ヘッドセットおよび前述した端末を含む電源システムを提供する。
本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法、装置、およびシステムを提供し、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法は、端末によって送信された第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップと、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップとを含み、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。このように、能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続された後、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信し得、その後、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された端末が、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決し得る。
本発明の実施形態または先行技術における技術的解決策をより明確に記述するために、以下は、実施形態または先行技術を記述するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を図示しているにすぎず、当業者は、創造的な努力無しで、これら添付図面から他の図面をさらに導出し得る。
本発明の実施形態に従って能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に従って能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための別の方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に従って能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するためのさらに別の方法のフローチャートである。 本発明の実施形態に従う能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。 本発明の実施形態に従う別の能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。 本発明の実施形態に従う降圧回路の概要構成図である。 本発明の実施形態に従うさらに別の能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。 本発明の実施形態に従う端末の概要構成図である。 本発明の実施形態に従う別の端末の概要構成図である。 本発明の実施形態に従うモバイル電話の概要構成図である。 本発明の実施形態に従うさらに別の能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。 本発明の実施形態に従うさらにまた別の能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。 本発明の実施形態に従う別のモバイル電話の概要構成図である。 本発明の実施形態に従う電源システムの概要構成図である。 本発明の実施形態に従うさらに別の能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。 図15における能動的ノイズ低減ヘッドセットの破線部分の概要構成図である。 本発明の実施形態に従うさらに別の能動的ノイズ低減ヘッドセットの概要構成図である。
以下は、本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態における添付図面を参照して明確かつ完全に説明する。明らかに、説明された実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく単なる一部である。創造的な努力無しで、本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られた他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法を提供し、能動的ノイズ低減ヘッドセットは端末へ接続される。図1に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
ステップ101。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信する。
端末によって送信された第1の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信され得る。
ステップ102。第2の電圧の信号を取得するために、能動的ノイズ低減ヘッドセットが、第1の電圧の信号を処理する。第2の電圧は、第1の電圧未満である。
能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号をダイレクトに処理し得るか、または、第3の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を最初に処理し得、第3の電圧は、第1の電圧未満であり、その後、第3の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリへ送信され、これによって、充電可能なバッテリは、第3の電圧の信号を蓄積できるようになり、第2の電圧の信号を取得するために、第3の電圧の信号が処理され、第3の電圧は、第2の電圧よりも大きい。
ステップ103。第2の電圧の信号が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。
本願において記述された第1の電圧の信号および第1の電圧はともに、第1の電圧の値を指す。第2の電圧の信号および第2の電圧はともに、第2の電圧の値を指す。第3の電圧の信号および第3の電圧はともに、第3の電圧の値を指す。たとえば、第1の電圧が2.8Vである場合、第1の電圧の信号および第1の電圧は両方とも2.8である。
このように、能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続された後、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信し得、その後、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を、効率的に解決し得る。
本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法を提供し、能動的ノイズ低減ヘッドセットは端末へ接続される。図2に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
ステップ201。端末が、端末の電源によって提供された電源電圧の信号を取得する。
ステップ202。端末が、第1の電圧の信号を取得するために、端末の電源電圧の信号を処理する。電源電圧は、第1の電圧未満である。
ステップ203。端末が、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信する。これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理できるようになり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信される。これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。第2の電圧は、第1の電圧未満である。
このように、能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続された後、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信し得る。第1の電圧の信号を受信した後、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決し得る。
本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法を提供し、端末はモバイル電話であると仮定される。図3に図示されるように、この方法は、以下のステップを含む。
ステップ301。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話へ接続される。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグが、モバイル電話のヘッドセットジャックへ挿入され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話へ接続されるようになる。
先行技術では、ヘッドセットプラグのサイズは、4つのセグメントで3.5ミリメートルであり得る。図4に図示されるように、ヘッドセットプラグケーブルのために2つの接続方法が存在し得る。第1の方法は、図4-aに図示される。それは左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル(L)1、オーディオ-右チャンネルケーブル(R)2、マイクロホンケーブル(MIC)3、および接地ケーブル(GND)4を含む。第2の方法は、図4-aに図示される。それは左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル(L)1、オーディオ-右チャンネルケーブル(R)2、接地ケーブル(GND)4、およびマイクロホンケーブル(MIC)3を含む。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話へ接続された場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのピンは、モバイル電話のヘッドセットジャックのピンにマッチしなければならず、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給できるようになる。
ステップ302。モバイル電話が、第1の電圧の信号を取得するために、モバイル電話の電源電圧の信号を処理する。
モバイル電話は、第1の電圧の信号を取得するために、モバイル電話の電源の電源電圧を増加させ、第1の電圧の信号は、モバイル電話の出力電圧の信号である。一般に、モバイル電話の電源電圧は、3.2Vから4.2Vまで変動し、モバイル電話の出力電圧は5Vである。
ステップ303。モバイル電話が、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信する。
モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ第1の電圧の信号を送信する。
ステップ304。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話によって送信された第1の電圧の信号を受信する。
能動的ノイズ低減ヘッドセットは、モバイル電話によって送信された第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信する。
本発明に従う能動的ノイズ低減ヘッドセットは、マイクロホン機能を有する能動的ノイズ低減ヘッドセットである必要があり、すなわち、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、マイクロホンケーブルを有していることが注目されるべきである。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電源ケーブルとして再使用され、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する。
ステップ305。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理する。
能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号をダイレクトに処理し得、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、第2の電圧は、第1の電圧未満である。
特に、先ず、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第3の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し得、第3の電圧は、第1の電圧未満であり、その後、第3の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのものである充電可能なバッテリおよび降圧チップへ送信され、これによって、充電可能なバッテリは、第3の電圧の信号を蓄積でき、降圧チップは、第2の電圧の信号を取得するために、第3の電圧の信号を処理できるようになり、第3の電圧は、第2の電圧よりも大きい。このように、能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給できないモバイル電話へ接続されているのであれば、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するために、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリによって蓄積された電気エネルギを使用し得るか、または、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されている、すなわち、モバイル電話が、音声サービスの会話状態にあるのであれば、音声信号を受信した後、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、受信した音声信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって出力し、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するために、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリによって蓄積された電気エネルギを使用し得る。先行技術と比較して、本発明において提供される能動的ノイズ低減ヘッドセットは、ノイズ低減機能を実施するように、電気エネルギを、リアルタイムで取得し得る。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットによって必要とされる電源によって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの乾電池の頻繁な交換を回避し得る。
ステップ306。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、第2の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信する。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得する。
特に、本発明のこの実施形態に従って、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電源ケーブルとして使用され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されていないケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給し得る。
オプションとして、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するように、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリを充電し得る。これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されるケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリによって蓄積された第3の電圧の信号を使用し得、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリによって蓄積された電気エネルギを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、電力が供給され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。
たとえば、モバイル電話が、音声サービスの会話状態にある場合のように、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されるケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンが、ユーザの音声信号を受信した後、音声信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって出力されるので、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されることが注目されるべきである。能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されていないケースは、たとえば、モバイル電話がスタンバイ状態にあるか、または、音声サービスの会話状態にない場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンを使用しないケースを指す。
ステップ307。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる、第1の電流、第2の電流、および第3の電流のうちの少なくとも1つを受け取る。
ユーザは、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された、回答ボタンまたは切替ボタンを押し得る。回答ボタンまたは切替ボタンQが押されたので、図11における抵抗R1および図10における抵抗R2が直列に接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第1の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取るか、または、
ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された音量増加ボタン(たとえば、図15におけるボタンQ3)を押し得、図15における抵抗R3および図10における抵抗R2が直列に接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第2の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取るか、または、
ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された音量低下ボタン(たとえば、図15におけるボタンQ5)を押し得、図15における抵抗R5および図10における抵抗R2が直列に接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第3の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取る。
ステップ308。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話へ、第1の電流、第2の電流、および第3の電流のうちの少なくとも1つの電流を送る。
能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、少なくとも1つの電流をモバイル電話へ送る。
ステップ309。モバイル電話が、少なくとも1つの電流を受け取る。
モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、少なくとも1つの電流を受け取る。
ステップ3010。モバイル電話が、対応する電流に従って、対応する処理を実行する。
モバイル電話が第1の電流を受け取った場合、モバイル電話は、モバイル電話の送信信号を中断または切替を行う。
モバイル電話が第2の電流を受け取った場合、モバイル電話は、モバイル電話によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信された音声信号の音量を増加させる。
モバイル電話が第3の電流を受け取った場合、モバイル電話は、モバイル電話によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を下げる。
モバイル電話は、第1の電流に従って、モバイル電話の送信信号を中断または切替を行う。これは、限定されないが、モバイル電話の送信信号を中止または終了させることを含み、この送信信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへモバイル電話によって送信されたデータ信号または音声信号である。
たとえば、モバイル電話が曲またはビデオのようなマルチメディアファイルを再生している場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された回答ボタンを押すと、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、第1の電流を受け取り、その後、第1の電流をモバイル電話へ送信し、モバイル電話は、受け取った第1の電流に従って、再生されている曲またはビデオ等を中止または停止させ得るか、または、モバイル電話が、曲またはビデオのようなマルチメディアファイルを再生している場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された切替ボタンを押すと、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、ユーザによってトリガされた第1の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取り、その後、モバイル電話へ第1の電流を送り、モバイル電話は、再生されている曲またはビデオ等を、受け取った第1の電流に従って切り替え得るか、または、モバイル電話が、スタンバイ状態で通話信号を受信した場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された回答ボタンを押すと、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、ユーザによってトリガされた第1の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取り、その後、第1の電流を、モバイル電話へ送り、モバイル電話は、到来した通話に対して、受け取られた第1の電流に従って回答し得るか、または、モバイル電話が、会話状態において音声信号を送信している場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットに配置された回答ボタンを押すと、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、ユーザによってトリガされた第1の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取り、第1の電流をモバイル電話へ送り、モバイル電話は、受け取られた第1の電流に従って、会話を中断させ得る。切替ボタンおよび回答ボタンは、同じボタンまたは2つのボタンであり得る。
オプションとして、ユーザはさらに、モバイル電話の、仮想的なボタンまたは物理的なボタンをトリガし得る。第1の電流を受け取った後、モバイル電話は、第1の電流に従って、モバイル電話の送信信号の中断または切替を行い得る。これは、限定されないが、モバイル電話の送信信号を中止または終了させることを含み、送信信号は、モバイル電話によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信されたデータ信号または音声信号であるか、
または、
モバイル電話は、モバイル電話によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信された音声信号の音量を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することよって受け取られた第2の電流に従って上げる。
たとえば、モバイル電話が、回答または通話をしている場合、ユーザが、端末によって能動的ノイズ低減ハンドセットへ送信される音声信号の音量を上げるために使用されているボタンを押すと、モバイル電話によって回答されている、または行われている通話の音量が、相応して上げられ得る。別の例については、ユーザが、モバイル電話に蓄積されたオーディオファイルまたはビデオ、または、インターネットを使用することによってオンラインで再生されるブロードキャストプログラムまたはウェブテレビを、モバイル電話を使用することによって再生している場合、ユーザが、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を上げるために使用されるボタンを押すと、モバイル電話は、モバイル電話に蓄積されたビデオまたはオーディオファイルの再生音量を上げ得るか、または、モバイル電話は、インターネットを使用することによってオンラインで再生されるブロードキャストプログラムまたはウェブテレビの音量を上げ得る。
オプションとして、ユーザはさらに、モバイル電話の、仮想的なボタンまたは物理的なボタンをトリガし得る。第2の電流を受け取った後、モバイル電話は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第2の電流に従って上げ得るか、
または、
モバイル電話は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取られた第3の電流に従って下げる。
たとえば、モバイル電話が、回答または通話を行っている場合、ユーザが、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を下げるために使用されるボタンを押すと、モバイル電話によって回答されている、または行われている通話の音量が、相応して下げられ得る。別の例については、ユーザが、モバイル電話を使用することによってモバイル電話に蓄積されたオーディオファイルまたはビデオ、または、インターネットを使用することによってオンラインで再生されるブロードキャストプログラムまたはウェブテレビを再生している場合、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を下げるために使用されるボタンをユーザが押すと、モバイル電話は、モバイル電話に蓄積されたビデオまたはオーディオファイルの再生音量を下げ得るか、または、モバイル電話は、インターネットを使用することによって、オンラインで再生されるブロードキャストプログラムまたはウェブテレビの再生音量を下げ得る。
オプションとして、ユーザはさらに、モバイル電話の、仮想的なボタンまたは物理的なボタンをトリガし得る。第3の電流を受け取った後、モバイル電話は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第3の電流に従って下げ得る。
ステップ307〜3010は、さらなるオプションである。
本発明のこの実施形態において提供される能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法に従って、能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話へ接続された後、先ず、モバイル電話は、第1の電圧の信号を取得するために、モバイル電話の電源電圧の信号を処理し、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信し、その後、能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話によって送信された第1の電圧の信号を受信し、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し、第2の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信し、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットのボタンが押された後、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる電流を受け取り得、この電流をモバイル電話へ送り、電流を受け取った後、モバイル電話は、電流(たとえば、第1の電流)に従って、モバイル電話の送信信号の中断または切替を行うか、または、ユーザによって、モバイル電話をトリガするために使用される電流を受け取った後、モバイル電話は、第1の電流に従って、モバイル電話の送信信号の中断または切替を行うか、または、モバイル電話は、電流(たとえば、第2の電流)に従って、モバイル電話によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を上げるか、または、モバイル電話は、電流(たとえば、第3の電流)に従って、モバイル電話によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を下げる。先行技術と比較して、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給し得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施できるようになる。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決し得る。
本発明の実施形態は、能動的ノイズ低減ヘッドセット40を提供し、能動的ノイズ低減ヘッドセットは端末へ接続される。図5に図示されるように、能動的ノイズ低減ヘッドセット40は、
端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するように構成された受信機回路401と、
第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理するように構成された降圧回路402とを含み、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、
第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップが、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。
このように、能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続された後、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信し得、その後、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し得る。これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決し得る。
受信機回路401は特に、
端末によって送信された第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信するように構成される。
受信機回路401は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルおよび/またはヘッドセットプラグとして理解され得る。
降圧回路402は、
降圧チップを含み、降圧チップの入力端は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、降圧チップの出力端は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップの入力端へ接続される。
実施形態では、降圧チップは、第2の電圧の信号を取得するように、端末によって送信された第1の電圧の受信信号を処理するように構成され、第2の電圧は、第1の電圧未満である。その後、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。
別の実施形態では、図6に図示されるように、降圧回路402は、
第3の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理するように構成された第1の処理回路4021であって、第3の電圧は、第1の電圧未満であり、
第3の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリへ送信され、これによって、充電可能なバッテリは、第3の電圧の信号を蓄積できるようになる、第1の処理回路4021と、
第2の電圧の信号を取得するために、第3の電圧の信号を処理するように構成された第2の処理回路4022であって、第3の電圧は、第2の電圧よりも大きい、第2の処理回路4022と、を含む。
第1の処理回路4021は、充電チップを含み、第2の処理回路4022は、降圧チップを含む。
充電チップの入力端は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、充電可能なバッテリの一端が、充電チップの出力端と、降圧チップの入力端とに個別に接続され、充電可能なバッテリの他端が、接地され、降圧チップの出力端が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップの入力端へ接続される。
受信機回路401はさらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、第1の電流、第2の電流、および第3の電流のうちの少なくとも1つの電流を受け取るように構成される。
図7に図示されるように、能動的ノイズ低減ヘッドセット40はさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって端末へ第1の電流を送るように構成された送信回路403であって、これによって、端末は、第1の電流に従って、端末の送信信号を中断または切替を行うことができるようになり、送信信号は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信されたデータ信号または音声信号である、送信回路403、
または、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、端末へ第2の電流を送るように構成された送信回路403であって、これによって、端末は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第2の電流に従って上げることができるようになる、送信回路403、
または、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって端末へ第3の電流を送るように構成された送信回路403であって、これによって、端末は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信された音声信号の音量を、第3の電流に従って下げることができるようになる、送信回路403、を含む。
送信回路403は、
図15に図示されるボタンスイッチQ1および抵抗R1であって、抵抗R1の一端は接地され、抵抗R1の他端はボタンスイッチへ直列に接続され、ボタンスイッチは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、ボタンスイッチQ1が押された場合、ボタンスイッチQ1は抵抗R1へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットの第1の電流が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取られる、ボタンスイッチQ1および抵抗R1と、
図15に図示されるボタンスイッチQ3および抵抗R3であって、抵抗R3の一端は接地され、抵抗R3の他端はボタンスイッチへ直列に接続され、ボタンスイッチQ3は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、ボタンスイッチQ3が押された場合、ボタンスイッチQ3が抵抗R3へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの第2の電流が受け取られる、ボタンスイッチQ3および抵抗R3と、または、
図15に図示されるボタンスイッチQ5および抵抗R5であって、抵抗R5の一端は接地され、抵抗R5の他端はボタンスイッチへ直列に接続され、ボタンスイッチQ5は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続され、ボタンスイッチQ5が押された場合、ボタンスイッチQ5は抵抗R5へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの第3の電流が受け取られるボタンスイッチQ5および抵抗R5と、を含み得る。本発明の実施形態は端末50を提供し、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続される。図8に図示されるように、端末50は、端末へ電源電圧を提供するように構成された電源501と、
第1の電圧の信号を取得するために、端末の電源電圧の信号を処理するように構成された昇圧回路502であって、電源電圧は、第1の電圧未満である、昇圧回路502と、を含む。
昇圧回路502はさらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ第1の電圧の信号を送信するように構成され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理できるようになり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになり、第2の電圧は、第1の電圧未満である。
このように、能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続された後、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、第1の電圧の信号を送信し得る。
第1の電圧の信号を受信した後、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決し得る。
昇圧回路502は、
昇圧チップを含み、昇圧チップの入力端は、端末の電源の出力端へ接続され、昇圧チップの出力端は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続される。
図9に図示されるように、端末50はさらに、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第1の電流を受け取るように構成された処理回路503であって、回答ボタンまたは切替ボタンQが押されているので、図11における抵抗R1および図10における抵抗R2が直列に接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第1の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取る、処理回路503、
または、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第2の電流を受け取るように構成された処理回路503であって、回答ボタンまたは切替ボタンQ3が押されているので、図15における抵抗R3および図10における抵抗R2が直列に接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第2の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取る、処理回路503、
または、
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第3の電流を受け取るように構成された処理回路503であって、回答ボタンまたは切替ボタンQ5が押されているので、図15における抵抗R5および図10における抵抗R2は直列に接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第3の電流を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受け取る、処理回路503を含み得る。
処理回路503はさらに、第1の電流に従って、端末の送信信号を中断または切替を行うように構成され、送信信号は、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信されたデータ信号または音声信号である。または、処理回路503はさらに、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第2の電流に従って上げるように構成され、
または、
処理回路503はさらに、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第3の電流に従って下げるように構成される。
図9における処理回路503は、
図10における抵抗R2およびコンパレータを含み、
抵抗R2の一端は、昇圧チップの出力端と、コンパレータの第1の入力端とへ個別に接続され、抵抗R2の他端は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルと、コンパレータの第2の入力端とへ個別に接続される。
端末が、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信された異なる電流を受け取った後、コンパレータが、抵抗R2の2つ端部における電圧を比較することによって、異なる電圧差を取得し、たとえば、第1のレベル、第2のレベル、および第3のレベルを取得し得るように、異なる電圧差に従って、異なるレベル信号を取得する、ことが注目されるべきである。端末は、端末の送信信号を、第1のレベルに従って、中断または切替を行い得るか、または、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第2のレベルに従って上げ得るか、または、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、第3のレベルに従って下げ得る。
図15に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットにおけるボタンQ1が押された場合、図15における抵抗R1と、図10に図示されるモバイル電話における抵抗R2とが、直列に接続され、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第1の電流を受け取る。図10における抵抗R2の2つの端部間の電圧差は、図10における抵抗R2を通って流れる第1の電流に従って取得され、この電圧差は、図10におけるコンパレータ80へ入力される。図10におけるコンパレータ80は、入力された電圧差に従って第1のレベルを出力し、第1のレベルを、モバイル電話の中央処理装置100へ入力し、これによって、モバイル電話の中央処理装置100は、第1の制御信号を出力するために、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90を制御し、端末の送信信号の中断または切替を制御するように、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110へ第1の制御信号を送信できるようになる。
図15に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットにおけるボタンQ3が押された場合、図15における抵抗R3と、図10に図示されるモバイル電話における抵抗R2とが、直列に接続され、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第2の電流を受け取る。図10における抵抗R2の2つの端部間の電圧差が、図10における抵抗R2を通って流れる第2の電流に従って取得され、この電圧差は、図10におけるコンパレータ80へ入力される。図10におけるコンパレータ80は、入力された電圧差に従って第2のレベルを出力し、第2のレベルを、モバイル電話の中央処理装置100へ入力し、これによって、モバイル電話の中央処理装置100は、第2の制御信号を出力するために、オーディオマルチメディアデジタルコーデック90を制御し、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を上げることを制御するように、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110へ第2の制御信号を送信できるようになる。
図15に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットにおけるボタンQ5が押された場合、図15における抵抗R5と、図10に図示されるモバイル電話における抵抗R2が、直列で接続され、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第3の電流を受け取る。図10における抵抗R2の2つ端部間の電圧差が、図10における抵抗R2を通って流れる第3の電流に従って取得され、この電圧差が、図10におけるコンパレータ80へ入力される。図10におけるコンパレータ80は、入力された電圧差に従って第3のレベルを出力し、第3のレベルを、モバイル電話の中央処理装置100へ入力し、これによって、第3の制御信号を出力するために、モバイル電話の中央処理装置100が、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90を制御し、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を下げることを制御するように、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110へ第3の制御信号を送ることができるようになる。
実施形態では、典型的には、端末は、モバイル電話であると仮定され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのケーブルは、左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル、オーディオ-右チャンネルケーブル、接地ケーブル、およびマイクロホンケーブルであり、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、モバイル電話へ接続される、すなわち、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグが、モバイル電話のヘッドセットジャックへ挿入される、と仮定される。図10に図示されるように、モバイル電話は、電源60、昇圧チップ70、抵抗R2、コンパレータ80、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90、中央処理装置100、すなわち図10における破線ボックスに含まれる構成要素を含む。
電源60は、昇圧チップ70の入力端へ、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の入力端へ、個別に接続され、抵抗R2の端部aは、昇圧チップ70の出力端へ、コンパレータ80の第1の入力端へ、個別に接続され、抵抗R2の端部bは、コンパレータ80の第2の入力端へ接続され、コンパレータ80の出力端は、中央処理装置100へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の左オーディオ出力端mは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のオーディオ-左チャンネルケーブル1101へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の右オーディオ出力端nは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のオーディオ-右チャンネルケーブル1102へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90は、オーディオバスI2Sを使用することによって、中央処理装置100へ接続される。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のマイクロホンケーブル1104は、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90のヘッドセットマイクロホンケーブルMへ接続され得るか、または、抵抗R2の端部bへ接続され得、電源は、リチウムイオンバッテリであり得る、ことが注目されるべきである。
図11に図示されるように、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110、降圧チップ120、バッテリ130、充電チップ140、ノイズ低減チップ150、左ノイズ低減マイクロホン160、右ノイズ低減マイクロホン170、左ラウドスピーカ180、右ラウドスピーカ190、会話マイクロホン200、抵抗R1、およびボタンスイッチQを含み得る。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110は、オーディオ-左チャンネルケーブル1101、オーディオ-右チャンネルケーブル1102、接地ケーブル1103、およびマイクロホンケーブル1104を含む。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104は、充電チップ140の入力端と、会話マイクロホン200の一端とへ接続され、会話マイクロホン200の他端が接地され、充電チップ140の出力端が、降圧チップ120の入力端へ接続され、バッテリ130が、充電チップ140の出力端と、降圧チップ120の入力端とへ、個別に接続され、降圧チップ120の出力端が、ノイズ低減チップ150へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのオーディオ-右チャンネルケーブル1102が、ノイズ低減チップ150のオーディオ-右チャンネル入力端へ接続され、ノイズ低減チップ150のオーディオ-右チャンネル出力端が、右ラウドスピーカ190へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのオーディオ-左チャンネルケーブル1101が、ノイズ低減チップ150のオーディオ-左チャンネル入力端へ接続され、ノイズ低減チップ150のオーディオ-左チャンネル出力端が、左ラウドスピーカ180へ接続され、左ノイズ低減マイクロホン160と右ノイズ低減マイクロホン170とが、ノイズ低減チップ150へ個別に接続され、抵抗R1の端部aが接地され、抵抗R1の端部bが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104へ接続される。一般に、バッテリは、リチウムイオンバッテリであり得、リチウムイオンバッテリの電圧は3.2Vから4.2Vまで変動する。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのサイズは、4つのセグメントで3.5ミリメートルであり得る。モバイル電話の電源は、モバイル電話および能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するように構成される。モバイル電話の電源は、3.2Vから4.2Vの電圧範囲を電源電圧に提供し得、モバイル電話の出力電圧は5Vであることが仮定される。本発明のこの実施形態では、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電源ケーブルとして使用され、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給する、ことが注目されるべきである。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されていないケース、すなわち、モバイル電話がスタンバイ状態にあるか、または、音声サービスの会話状態にない場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンをユーザが使用しないケースでは、モバイル電話の電源電圧が4Vである場合、ユーザは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話を使用することによって音楽を聞き、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、抵抗R2の端部bへ接続され、先ず、昇圧チップが、モバイル電話の電源によって提供される電源電圧4Vを、モバイル電話の出力電圧5Vへ増加させ、抵抗R2を使用することによって可能な限り最小で電圧分割を実行し、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、電圧分割後、5V電圧信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電チップへ送り、その後、充電チップは、バッテリの電圧に従って、電圧分割後、5V電圧を、バッテリの充電を助ける電圧へ下げる、ことが仮定される。電圧分割後、5V電圧は4V電圧へ下げられ、充電チップは、バッテリを充電するために、4V電圧をバッテリへ送り、充電チップは、4V電圧を降圧チップへ送ることが仮定される。降圧チップはその後、ノイズ低減チップの電源要件に従って、4V電圧を、ノイズ低減チップへの電力の供給を助ける電圧へ下げ、ノイズ低減チップへ電力を供給するために4V電圧が1.8Vへ下げられることが仮定される。
それに加えて、中央処理装置は、再生された音楽を、オーディオバスI2Sを使用することによって、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックへ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの左オーディオ出力端mは、再生された音楽を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-左チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-左チャンネル出力端へ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの右オーディオ出力端nは、再生された音楽を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-右チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-右チャンネル出力端へ送信し、ノイズ低減チップは、左ラウドスピーカおよび右ラウドスピーカを使用することによって、音楽を送信する。左ノイズ低減マイクロホンおよび右ノイズ低減マイクロホンは、外部ノイズを受信し、外部ノイズを、ノイズ低減チップへ送信する。ノイズ低減チップは、このノイズを処理する。
さらに、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットの通話回答ボタンを押した場合、第1の電流が生成され、ボタンスイッチQが接続され、抵抗R1が直列で抵抗R2へ接続される。したがって、たとえば100-mA電流のような比較的大きな電流が、抵抗R2を通って流れる。それに加えて、比較的大きな電圧差が、抵抗R2の2つの端部間で生成される。コンパレータが、抵抗R2の2つの端部における電圧を取得し、その後、電圧差を取得するために、抵抗R2の2つの端部における電圧を比較し、この電圧差に従って、割込信号を生成し、割込信号を、中央処理装置へ送信する。中央処理装置は、割込信号に従って、音楽の中断または切替を行う。たとえば、抵抗R1が直列で抵抗R2へ接続されている場合、抵抗R1は40オームであり、抵抗R2は10オームであり、すなわち、5が50オームで除され、電流0.1Aが得られ、抵抗R2の端部bにおける電圧が4Vであり、抵抗R2の端部aにおける電圧が5Vであり、抵抗R2の2つの端部間の電圧差が1Vであると仮定される。したがって、コンパレータは、低レベルの割込信号を出力する。抵抗R2の抵抗は大きすぎることはあり得ず、抵抗R2は、抵抗R1未満であり得ることが注目されるべきである。抵抗R2の値が比較的大きいのであれば、モバイル電話の電源電圧から分割された電圧は大きすぎる。その結果、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給しないことがあり得る。
図15に図示されるように、図15に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットと、図11に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットとの相違は、図11において直列で接続されているR1およびQ1(回路の接続方式は図11におけるものと同じ)に加えて、マイクロホン200がさらに、直列で接続されているR3およびスイッチQ3と、直列で接続されているR5およびスイッチQ5とに、並列で接続されていることである。
ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットの通話回答ボタンを押した場合、ボタンスイッチQ1が接続され、抵抗R1および抵抗R2が直列に接続される。抵抗R1および抵抗R2を使用することによって電圧分割を実施する方式は、図11における実施方式と同じである。ボタンスイッチQ1が接続された後、抵抗R1および抵抗R2は、直列に接続される。コンパレータ80によって出力され、抵抗R2の2つの端部間の電圧差に従って取得されるレベル信号は、第1のレベルである。
ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットの通話回答ボタンを押した場合、ボタンスイッチQ3が接続され、抵抗R3および抵抗R2が直列に接続される。抵抗R3および抵抗R2を使用することによって電圧分割を実施する方式は、図11における実施方法と同じである。ボタンスイッチQ2が接続された後、抵抗R3および抵抗R2は直列に接続される。コンパレータ80によって出力され、抵抗R2の2つの端部間の電圧差に従って取得されるレベル信号は、第2のレベルである。
あるいは、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットの通話回答ボタンをトリガした場合、ボタンスイッチQ5が接続され、抵抗R5および抵抗R2が、直列に接続される。抵抗R5および抵抗R2を使用することによって電圧分割を実施する方式は、図11における実施方式と同じである。ボタンスイッチQ3が接続された後、抵抗R5および抵抗R2が直列に接続される。コンパレータ80によって出力され、抵抗R2の2つの端部間の電圧差に従って取得されるレベル信号は、第3のレベルである。前述した第1のレベル、第2のレベル、および第3のレベルは、互いに異なり得る。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されているケース、すなわち、能動的ノイズ低減ヘッドセットを使用することによって、ユーザがモバイル電話へ接続され、モバイル電話が、音声サービスの会話状態にあり、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが、ユーザの音声信号を受信した後、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって音声信号が出力されるので、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有される場合であるケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックのヘッドセットマイクロホンケーブルMへ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックへユーザの音声を送信する。オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの左オーディオ出力端mは、受信した音声を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-左チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-左チャンネル出力端へ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの右オーディオ出力端nは、受信した音声を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-右チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-右チャンネル出力端へ送信し、ノイズ低減チップは、受信した音声を、その後、左ラウドスピーカおよび右ラウドスピーカを使用することによって、出力する。左ノイズ低減マイクロホンおよび右ノイズ低減マイクロホンは、外部ノイズを受信し、外部ノイズを、ノイズ低減チップへ送信する。ノイズ低減チップは、このノイズを処理する。ノイズ低減チップは、バッテリによって蓄積された電気エネルギを使用することによって、ノイズ低減チップへ電力を供給することが注目されるべきである。
能動的ノイズ低減ヘッドセットが、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給することができない端末へ接続されている場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリによって蓄積された電気エネルギを使用することによって、電力が、ノイズ低減チップへ供給され得ることが注目されるべきである。
特に、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話を使用することによって電気エネルギを取得し得るので、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの容量は、比較的小さく設計され得るか、または、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、バッテリを有さないことがあり得る。これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの体積は、比較的小さくなる。たとえば、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの容量は、20mAであり得る。先行技術と比較して、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給し得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施できるようになる。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決することと、能動的ノイズ低減ヘッドセットの外観を改善することとの両方を行い得、これによって、ユーザが使用し搬送することが比較的便利になり、ユーザ経験のレベルが比較的高くなる。
本発明のこの実施形態に従う能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのケーブルは、左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル、オーディオ-右チャンネルケーブル、接地ケーブル、およびマイクロホンケーブルであり、これらは、典型的な説明のみのために提供される。現実的なアプリケーションでは、別の接続方法があり得るが、本明細書ではそれに限定されない。
別の実施形態では、典型的には、図16における説明に基づいて、図16は、図15における破線ボックス内の回路図である。R3がR4およびスイッチS1へ並列に接続され、R5がR6およびスイッチS2へ並列に接続される。マイクロホンケーブル1104はさらに、電圧コンパレータ11へ直列に接続される。電圧コンパレータの1つの入力端における電圧はVxであり、電圧コンパレータの他の入力端における電圧はVcである。Vxは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電電圧であり、一般に5Vであり得る。Vcは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話の電源によって提供される電圧であり、一般に2.8Vであり得る。5Vは2.8V以上よりも高いので、電圧コンパレータによって出力される信号は、スイッチS1とスイッチS2との両方を接続させる。このケースでは、抵抗R3および抵抗R4は並列に接続され。抵抗R5および抵抗R6は並列に接続される。
ボタンQ2が押された場合、並列に接続された抵抗R3および抵抗R4によって形成される抵抗は、抵抗R2へ直列に接続される。コンパレータ80によって出力され、図10における抵抗R2の2つの端部間の電圧差に従って取得されるレベル信号は、第2のレベルである。
ボタンQ3が押された場合、並列に接続された抵抗R5および抵抗R6によって形成される抵抗は、抵抗R2へ直列に接続される。コンパレータ80によって出力され、図10における抵抗R2の2つの端部間の電圧差に従って取得されるレベル信号は、第3のレベルである。
前述した第1のレベル、第2のレベル、および第3のレベルは、互いに異なり得る。
固定抵抗R3の2つの端部が、スイッチS1および抵抗R4によって形成された直列接続回路へ並列に接続され、固定抵抗R5の2つの端部が、スイッチS2および抵抗R6によって形成された直列接続回路へ並列に接続される。したがって、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、充電機能をサポートする様々な能動的ノイズ低減ヘッドセットと互換性を有し得、充電機能をサポートしない能動的ノイズ低減ヘッドセットを備えた様々なモバイル電話との互換性を有し得、能動的ノイズ低減ヘッドセットをサポートしない様々なモバイル電話との互換性を有し得る。たとえば、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、Huaweiモバイル電話、Xiaomiモバイル電話、iPhone(登録商標)、またはSamsungモバイル電話のような様々なモバイル電話へ接続され得る。
別の実施形態では、典型的には、図10における記述に基づいて、端末は、モバイル電話であると仮定され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのケーブルは、左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル、オーディオ-右チャンネルケーブル、接地ケーブル、およびマイクロホンケーブルであり、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、モバイル電話へ接続される、すなわち、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグが、モバイル電話のヘッドセットジャックへ挿入されることが仮定される。モバイル電話は、電源60、昇圧チップ70、抵抗R2、コンパレータ80、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90、および中央処理装置100を含む。
電源60が、昇圧チップ70の入力端と、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の入力端とに個別に接続され、抵抗R2の端部aが、コンパレータ80の第1の入力端へ接続され、抵抗R2の端部bが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104と、コンパレータ80の第2の入力端とに個別に接続され、コンパレータ80の出力端が、中央処理装置100へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の左オーディオ出力端mが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のオーディオ-左チャンネルケーブル1101へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の右オーディオ出力端nが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のオーディオ-右チャンネルケーブル1102へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90が、オーディオバスI2Sを使用することによって中央処理装置100へ接続される。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のマイクロホンケーブル1104は、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90のヘッドセットマイクロホンケーブルMへ接続され得るか、または、抵抗R2の端部bへ接続され得、電源は、リチウムイオンバッテリであり得ることが注目されるべきである。
図12に図示されるように、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110、降圧チップ120、ノイズ低減チップ150、左ノイズ低減マイクロホン160、右ノイズ低減マイクロホン170、左ラウドスピーカ180、右ラウドスピーカ190、会話マイクロホン200、抵抗R1、およびボタンスイッチQを含む。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110は、オーディオ-左チャンネルケーブル1101、オーディオ-右チャンネルケーブル1102、接地ケーブル1103、およびマイクロホンケーブル1104を含む。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104が、降圧チップ120の入力端と、会話マイクロホン200の一端とへ接続され、会話マイクロホン200の他端が、接地され、降圧チップ120の出力端が、ノイズ低減チップ150へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのオーディオ-右チャンネルケーブル1102が、ノイズ低減チップ150のオーディオ-右チャンネル入力端へ接続され、ノイズ低減チップ150のオーディオ-右チャンネル出力端が、右ラウドスピーカ190へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのオーディオ-左チャンネルケーブル1101が、ノイズ低減チップ150のオーディオ-左チャンネル入力端へ接続され、ノイズ低減チップ150のオーディオ-左チャンネル出力端が、左ラウドスピーカ180へ接続され、左ノイズ低減マイクロホン160および右ノイズ低減マイクロホン170が、ノイズ低減チップ150へ個別に接続され、抵抗R1の端部aが接地され、抵抗R1の端部bが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104へ接続される。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのサイズは、4つのセグメントで3.5ミリメートルであり得る。モバイル電話の電源は、モバイル電話と能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するように構成される。モバイル電話の電源は、3.2Vから4.2Vの電圧範囲で電源電圧を提供し得、モバイル電話の出力電圧は5Vであることが仮定される。本発明のこの実施形態では、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電源ケーブルとして使用され、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給することが注目されるべきである。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されていないケース、すなわち、モバイル電話がスタンバイ状態にあるか、または、音声サービスの会話状態にない場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンを使用しないケースでは、モバイル電話の電源電圧が4Vである場合、ユーザは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話を使用することによって音楽を聞き、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、抵抗R2の端部bへ接続されていることが仮定され、先ず、昇圧チップが、モバイル電話の電源によって提供される4V電源電圧を、モバイル電話の5V出力電圧へ増加させ、抵抗R2を使用することによって、できるだけ最小で電圧分割を実行し、電圧分割後、5V電圧信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの降圧チップへ送信し、その後、昇圧チップが電圧分割後、5V電圧を、ノイズ低減チップの電源要件に従って、ノイズ低減チップへ電力を供給することを助ける電圧へ下げ、ノイズ低減チップへ電力を供給するために、電圧分割後、5V電圧が、1.8Vへ下げられることが仮定される。
それに加えて、中央処理装置は、再生された音楽を、オーディオバスI2Sを使用することによって、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックへ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの左オーディオ出力端mは、再生された音楽を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-左チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-左チャンネル出力端へ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの右オーディオ出力端nは、再生された音楽を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-右チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-右チャンネル出力端へ送信し、ノイズ低減チップは、左ラウドスピーカおよび右ラウドスピーカを使用することによって音楽を送信する。左ノイズ低減マイクロホンおよび右ノイズ低減マイクロホンは、外部ノイズを受信し、外部ノイズを、ノイズ低減チップへ送信する。ノイズ低減チップは、このノイズを処理する。
さらに、ユーザが能動的ノイズ低減ヘッドセットの通話回答ボタンを押した場合、第1の電流が生成され、ボタンスイッチQが接続され、抵抗R1が、抵抗R2へ直列に接続される。その結果、たとえば100-mA電流のような比較的大きな電流が、抵抗R2を通って流れる。それに加えて、比較的大きな電圧差が、抵抗R2の2つの端部間で生成される。コンパレータは、抵抗R2の2つの端部において電圧を取得し、その後、電圧差を取得するために、抵抗R2の2つの端部における電圧を比較し、電圧差に従って割込信号を生成し、割込信号を、中央処理装置へ送信する。中央処理装置は、割込信号に従って音楽の中断または切替を行う。たとえば、抵抗R1が抵抗R2へ直列に接続されている場合、抵抗R1が40オームであり、抵抗R2が10オームであり、すなわち、5が50オームで除され、電流0.1Aが取得され、抵抗R2の端部bにおける電圧が4Vであり、抵抗R2の端部aにおける電圧が5Vであり、抵抗R2の2つの端部間の電圧差が1Vであると仮定される。その結果、コンパレータは、低レベルの割込信号を出力し、曲切替、曲中止等が実行され得る。抵抗R2の抵抗が、大きすぎることはあり得ず、抵抗R2は、抵抗R1未満であり得ることが注目されるべきである。抵抗R2の値が比較的大きいのであれば、モバイル電話の電源電圧から分割された電圧は大きすぎる。その結果、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給しないことがあり得る。
図17に図示されるように、図17に図示されている能動的ノイズ低減ヘッドセットと、図12に図示されている能動的ノイズ低減ヘッドセットとの相違は、図11においてR1およびQ1が直列に接続されている(回路の接続方式が図11におけるものと同じ)ことに加えて、マイクロホン200がさらに、直列に接続されているR3およびQ3と、直列に接続されているR5およびQ5とに並列に接続されていることである。
図17に図示された能動的ノイズ低減ヘッドセットにおけるボタンQ1が押された場合、
図17における抵抗R1および図10に図示されたモバイル電話における抵抗R2が直列に接続され、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第1の電流を受け取る。図10における抵抗R2の2つ端部間の電圧差は、図10における抵抗R2を通って流れる第1の電流に従って取得され、電圧差は、図10におけるコンパレータ80へ入力される。図10におけるコンパレータ80は、入力された電圧差に従って第1のレベルを出力し、第1のレベルを、モバイル電話の中央処理装置100へ入力し、これによって、モバイル電話の中央処理装置100は、第1の制御信号を出力するために、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90を制御し、端末の送信信号の中断または切替を制御するように、第1の制御信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110へ送信できるようになる。
図17に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットにおけるボタンQ3が押された場合、図17における抵抗R3と、図10に図示されるモバイル電話における抵抗R2とが、直列に接続され、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第2の電流を受け取る。図10における抵抗R2の2つの端部間の電圧差が、図10における抵抗R2を通って流れる第2の電流に従って取得され、電圧差は、図10におけるコンパレータ80へ入力される。図10におけるコンパレータ80は、入力された電圧差に従って第2のレベルを出力し、第2のレベルを、モバイル電話の中央処理装置100へ入力し、これによって、モバイル電話の中央処理装置100が、第2の制御信号を出力するために、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90を制御し、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドへ送信される音声信号の音量を上げることを制御するように、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110へ第2の制御信号を送る。
図17に図示される能動的ノイズ低減ヘッドセットにおけるボタンQ5が押された場合、図17における抵抗R5と、図10に図示されるモバイル電話における抵抗R2とが、直列に接続され、端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを通って流れる第3の電流を受け取る。図10における抵抗R2の2つの端部間の電圧差は、図10における抵抗R2を通って流れる第3の電流に従って取得され、電圧差は、図10におけるコンパレータ80へ入力される。図10におけるコンパレータ80は、入力された電圧差に従って第3のレベルを出力し、第3のレベルを、モバイル電話の中央処理装置100へ入力し、これによって、モバイル電話の中央処理装置100は、第3の制御信号を出力するために、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90を制御し、端末によって能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を下げることを制御するように、第3の制御信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110へ送信できるようになる。図17における破線ボックスにおける回路図は、図16に図示される回線図に類似し得る。
図17における破線ボックスにおける回線図は、充電チップ140およびバッテリ130を含まない。他の回路構成要素は、図16におけるものに類似しており、ここでは詳細には説明されない。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されるケース、すなわち、モバイル電話が、音声サービスの会話状態にあり、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンが、ユーザの音声信号を受信した後に、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって音声信号が出力されるので、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有される場合であるケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルは、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックのヘッドセットマイクロホンケーブルMへ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックへユーザの音声を送る。オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの左オーディオ出力端mは、受信した音声を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-左チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-左チャンネル出力端へ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの右オーディオ出力端nは、受信した音声を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-右チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-右チャンネル出力端へ送信し、ノイズ低減チップは、その後、受信された音声を、左ラウドスピーカおよび右ラウドスピーカを使用することによって出力する。このケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、マイクロホンケーブルを使用することによってノイズ低減チップへ電力を供給することができないことが注目されるべきである。
特に、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話を使用することによって電気エネルギを取得し得るので、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、バッテリを有していないことがあり得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットの体積は、比較的小さくなる。先行技術と比較して、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給し得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施できるようになる。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決することと、能動的ノイズ低減ヘッドセットの外観を改善することとの両方を行い得、これによって、ユーザが使用し搬送することが比較的便利になり、ユーザ経験のレベルが比較的高くなる。
本発明のこの実施形態に従う能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのケーブルは、左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル、オーディオ-右チャンネルケーブル、接地ケーブル、およびマイクロホンケーブルであり、これらは、典型的な説明のみのために提供される。現実的なアプリケーションでは、別の接続方法があり得るが、ここではそれに限定されない。
また別の実施形態では、典型的には、端末はモバイル電話であると仮定され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのケーブルは、左から右へ連続的に、オーディオ-左チャンネルケーブル、オーディオ-右チャンネルケーブル、接地ケーブル、およびマイクロホンケーブルであり、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、モバイル電話へ接続されている、すなわち、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグが、モバイル電話のヘッドセットジャックへ挿入されている、と仮定される。図13に図示されるように、モバイル電話は、電源60、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90、および中央処理装置100を含む。
電源60は、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の入力端へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の左オーディオ出力端mは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のオーディオ-左チャンネルケーブル1101へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90の右オーディオ出力端nは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のオーディオ-右チャンネルケーブル1102へ接続され、オーディオバスI2Sを使用することによってオーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90が中央処理装置100へ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック90のヘッドセットマイクロホンケーブルMが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110のマイクロホンケーブル1104へ接続される。電源は、リチウムイオンバッテリであり得る。
図11に図示されるように、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110、降圧チップ120、バッテリ130、充電チップ140、ノイズ低減チップ150、左ノイズ低減マイクロホン160、右ノイズ低減マイクロホン170、左ラウドスピーカ180、右ラウドスピーカ190、会話マイクロホン200、抵抗R1、およびボタンスイッチQ、を含み得る。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグ110は、オーディオ-左チャンネルケーブル1101、オーディオ-右チャンネルケーブル1102、接地ケーブル1103、およびマイクロホンケーブル1104を含む。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104は、充電チップ140の入力端と、会話マイクロホン200の一端とへ接続され、会話マイクロホン200の他端が接地され、充電チップ140の出力端が、降圧チップ120の入力端へ接続され、バッテリ130は、充電チップ140の出力端と、降圧チップ120の入力端とへ個別に接続され、降圧チップ120の出力端が、ノイズ低減チップ150へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのオーディオ-右チャンネルケーブル1102が、ノイズ低減チップ150のオーディオ-右チャンネル入力端へ接続され、ノイズ低減チップ150のオーディオ-右チャンネル出力端は、右ラウドスピーカ190へ接続され、能動的ノイズ低減ヘッドセットのオーディオ-左チャンネルケーブル1101が、ノイズ低減チップ150のオーディオ-左チャンネル入力端へ接続され、ノイズ低減チップ150のオーディオ-左チャンネル出力端が、左ラウドスピーカ180へ接続され、左ノイズ低減マイクロホン160および右ノイズ低減マイクロホン170は、ノイズ低減チップ150へ個別に接続され、抵抗R1の端部aが接地され、抵抗R1の端部bは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブル1104へ接続される。一般に、バッテリは、リチウムイオンバッテリであり得、リチウムイオンバッテリの電圧は3.2Vから4.2Vまで変動する。能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのサイズは、4つのセグメントで3.5ミリメートルであり得る。
本発明のこの実施形態では、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給することができず、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリは、電気エネルギを蓄積し、電圧は4Vである、と仮定される。
モバイル電話がスタンバイ状態にあるか、または、音声サービスの会話状態にない場合、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンを使用しないケースでは、ユーザが、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話を使用することによって音楽を聞く場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリは、降圧チップへ4V電圧を送り、降圧チップはその後、4V電圧を、ノイズ低減チップの電源要件に従って、ノイズ低減チップへ電力を供給することを助ける電圧へ下げる。4V電圧は、ノイズ低減チップへ電力を供給するために1.8Vへ下げられることが仮定される。
それに加えて、中央処理装置は、再生された音楽を、オーディオバスI2Sを使用することによって、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックへ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの左オーディオ出力端mは、再生された音楽を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-左チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-左チャンネル出力端へ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの右オーディオ出力端nは、再生された音楽を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-右チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-右チャンネル出力端へ送信し、ノイズ低減チップは、左ラウドスピーカおよび右ラウドスピーカを使用することによってこの音楽を送信する。左ノイズ低減マイクロホンおよび右ノイズ低減マイクロホンは、外部ノイズを受信し、外部ノイズをノイズ低減チップへ送信する。ノイズ低減チップは、このノイズを処理する。
能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有されるケース、すなわち、能動的ノイズ低減ヘッドセットを使用することによって、ユーザが、モバイル電話へ接続され、モバイル電話が、音声サービスの会話状態にあり、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルがユーザの音声信号を受信した後に、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって音声信号が出力されるので、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが占有される場合であるケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルが、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックのヘッドセットマイクロホンケーブルMへ接続され、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックへユーザの音声を送信する。オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの左オーディオ出力端mは、受信した音声を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-左チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-左チャンネル出力端へ送信し、オーディオマルチメディアデジタル信号コーデックの右オーディオ出力端nは、受信した音声を、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのオーディオ-右チャンネルケーブルを使用することによって、ノイズ低減チップのオーディオ-右チャンネル出力端へ送信し、ノイズ低減チップは、その後、受信された音声を、左ラウドスピーカおよび右ラウドスピーカを使用することによって出力する。左ノイズ低減マイクロホンおよび右ノイズ低減マイクロホンは、外部ノイズを受信し、外部ノイズを、ノイズ低減チップへ送信する。ノイズ低減チップは、このノイズを処理する。能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリが、降圧チップへ4V電圧を送り、その後、降圧チップが、ノイズ低減チップの電源要件に従って、4V電圧を、ノイズ低減チップへ電力を供給することを助ける電圧へ下げることが注目されるべきである。ノイズ低減チップへ電力を供給するために、4V電圧が1.8Vへ下げられることが仮定される。
特に、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの容量は、比較的小さく設定され得る。これによって、たとえば、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの容量が20mAであり得る場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットの体積は、比較的小さくなる。先行技術と比較して、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ電力を供給し、これによって、アクティブなノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施することができる。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決することと、能動的ノイズ低減ヘッドセットの外観を改善することとの両方を行い得、これによって、ユーザが使用し搬送することが比較的便利になり、ユーザ経験のレベルが比較的高くなる。能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの電気エネルギが不十分であれば、能動的ノイズ低減ヘッドセットはまた、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電気エネルギを提供するモバイル電話へ接続され得る。能動的ノイズ低減ヘッドセットは、モバイル電話を使用することによって電気エネルギを取得し、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリを充電する。
本発明のこの実施形態に従う能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのケーブルは、左から右に順に、オーディオ-左チャンネルケーブル、オーディオ-右チャンネルケーブル、接地ケーブル、およびマイクロホンケーブルであり、これらは、典型的な説明のみのために提供される。現実的なアプリケーションでは、別の接続方法があり得るが、ここではそれに限定されない。
本発明に従う能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電気エネルギを供給できないモバイル電話へ接続され得、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ電力が供給され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップが、ノイズ低減機能を実施するようになる。能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電気エネルギを提供するモバイル電話へ接続され得、モバイル電話の電気エネルギを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ電力が供給され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施できるようになる。それに加えて、モバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリを充電する。さらに、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリが十分に充電された後、モバイル電話が、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、未だに接続されているのであれば、能動的ノイズ低減ヘッドセットへさらに電力が供給され得る。このケースでは、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの電気エネルギを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ電力を供給し得るか、または、モバイル電話の電気エネルギを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ電力を供給し得る。そして、後者が好適である。
これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリが、十分に充電された後に使用された場合に、モバイル電話の電気エネルギを使用することによってバッテリが繰り返し充電されるので、バッテリの寿命が短縮されるというケースを回避し得る。特に、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、バッテリを有さないことがあり得、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電気エネルギを提供するモバイル電話へダイレクトに接続される。
モバイル電話の電気エネルギを使用することによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ電力が供給され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップが、ノイズ低減機能を実施できるようになる。能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの容量は、比較的小さく設定され得、これによって、たとえば、能動的ノイズ低減ヘッドセットのバッテリの容量が20mAであり得る場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットの体積は、比較的小さくなることが注目されるべきである。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決することと、能動的ノイズ低減ヘッドセットの外観を改善することとの両方を行い得、これによって、ユーザが使用し搬送することが比較的便利になり、ユーザ経験のレベルが比較的高くなる。
本発明の実施形態は、電源システム210を提供する。図14に図示されるように、電源システム210は、能動的ノイズ低減ヘッドセット2101および端末2102を含む。
端末2102は、端末の電源によって提供される電源電圧の信号を取得し、第1の電圧の信号を取得するために、第1の電圧未満である端末の電源電圧の信号を処理し、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ第1の電圧の信号を送信するように構成され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理できるようになり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになり、第2の電圧は、第1の電圧未満である。
能動的ノイズ低減ヘッドセット2101は、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信し、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理するように構成され、第2の電圧は、第1の電圧未満であり、第2の電圧の信号は、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、ノイズ低減機能を実施するために、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップが、第2の電圧の信号を取得できるようになる。
本発明のこの実施形態において提供される、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法に従って、能動的ノイズ低減ヘッドセットが、端末へ接続された後、先ず、端末が、第1の電圧の信号を取得するために、端末の電源電圧の信号を処理し、第1の電圧の信号を、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信し、その後、能動的ノイズ低減ヘッドセットが、端末によって送信された第1の電圧の信号を受信し、第2の電圧の信号を取得するために、第1の電圧の信号を処理し、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ、第2の電圧の信号を送信し、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップが、ノイズ低減機能を実施するために、第2の電圧の信号を取得できるようになる。先行技術と比較して、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された端末は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給し得、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップが、ノイズ低減機能を実施できるようになる。これは、能動的ノイズ低減ヘッドセットの電力供給動作が、非常に複雑であるという問題を効率的に解決し得る。
便利で簡潔な記述の目的のために、前述したシステム、装置、およびユニットの詳細な作業処理のために、前述した方法実施形態における対応する処理への参照がなされ得、ここでは詳細は記述されないことが当業者によって明確に理解されるであろう。
本願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実施され得ることが理解されるべきである。たとえば、説明された装置実施形態は、単なる典型例である。たとえば、ユニット分割は、単なる論理的な機能分割であり、実際の実施では他の分割であり得る。たとえば、複数のユニットまたは構成要素が、別のシステムへ結合または統合され得るか、または、いくつかの特徴は、無視され得るか、または実行されないことがあり得る。それに加えて、表示または議論された相互のカップリングまたは直接的なカップリングまたは通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実施され得る。装置またはユニット間の間接的なカップリングまたは通信接続は、電気的、機械的、または他の形式で実施され得る。
分離された部品として説明されたユニットは、物理的に分離されていることも、そうではないこともあり得る。そして、ユニットとして表示された部品は、ある位置に配置される物理的なユニットであることも、そうではないこともあり得る。または、複数のネットワークユニットに分散され得る。ユニットの一部またはすべては、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の必要性に従って選択され得る。
それに加えて、本発明の実施形態における機能的ユニットは、1つの処理ユニットへ統合され得るか、または、これらユニットの各々は、物理的に単独で存在し得るか、または、2つ以上のユニットが1つのユニットへ統合される。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実施され得るか、または、ソフトウェア機能ユニットの形式で実施され得る。
当業者であれば、方法実施形態のステップのすべてまたは一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施され得ることを理解し得る。プログラムは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され得る。プログラムが動作している場合、方法実施形態のステップが実行される。前述した記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクのようなプログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
前述した説明は、単に、本発明の特定の実施形態であり、本発明の保護範囲を限定することは意図されていない。本発明において開示された技術的範囲内で、当業者によって容易に理解されるあらゆる変形または置換は、本発明の保護範囲内にあるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
1 オーディオ-左チャンネルケーブル
2 オーディオ-右チャンネルケーブル
3 マイクロホンケーブル
4 接地ケーブル
11 電圧コンパレータ
40 能動的ノイズ低減ヘッドセット
50 端末
60 電源
70 昇圧チップ
80 コンパレータ
90 オーディオマルチメディアデジタル信号コーデック
100 中央処理装置
110 ヘッドセットプラグ
120 降圧チップ
130 バッテリ
140 充電チップ
150 ノイズ低減チップ
160 左ノイズ低減マイクロホン
170 右ノイズ低減マイクロホン
180 左ラウドスピーカ
190 右ラウドスピーカ
200 会話マイクロホン
210 電源システム
401 受信機回路
402 降圧回路
403 送信回路
501 電源
502 昇圧回路
503 処理回路
1101 オーディオ-左チャンネルケーブル
1102 オーディオ-右チャンネルケーブル
1103 接地ケーブル
1104 マイクロホンケーブル
2101 能動的ノイズ低減ヘッドセット
2102 端末
4021 第1の処理回路
4022 第2の処理回路
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に記述するために、以下は、実施形態を記述するために必要とされる添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は、単に本発明のいくつかの実施形態を図示しているにすぎず、当業者は、創造的な努力無しで、これら添付図面から他の図面をさらに導出し得る。
以下は、本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態における添付図面を参照して明確に説明する。明らかに、説明された実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく単なる一部である。創造的な努力無しで、本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られた他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
先行技術では、ヘッドセットプラグのサイズは、4つのセグメントで3.5ミリメートルであり得る。図4に図示されるように、ヘッドセットプラグケーブルのために2つの接続方法が存在し得る。第1の方法は、図4-aに図示される。それは左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル(L)1、オーディオ-右チャンネルケーブル(R)2、マイクロホンケーブル(MIC)3、および接地ケーブル(GND)4を含む。第2の方法は、図4-bに図示される。それは左から右へ順に、オーディオ-左チャンネルケーブル(L)1、オーディオ-右チャンネルケーブル(R)2、接地ケーブル(GND)4、およびマイクロホンケーブル(MIC)3を含む。能動的ノイズ低減ヘッドセットが、モバイル電話へ接続された場合、能動的ノイズ低減ヘッドセットのヘッドセットプラグのピンは、モバイル電話のヘッドセットジャックのピンにマッチしなければならず、これによって、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続されたモバイル電話は、能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給できるようになる。

Claims (18)

  1. 能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法であって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットは端末へ接続され、前記方法は、
    前記端末によって送信された第1の電圧の信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップと、
    第2の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップであって、前記第2の電圧は、前記第1の電圧未満であり、前記第2の電圧の前記信号は、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記ノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、前記第2の電圧の前記信号を取得できるようになる、処理するステップとを備え、
    前記端末によって送信された第1の電圧の信号を前記受信するステップは、
    前記端末によって送信された前記第1の電圧の前記信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって受信するステップを備える、方法。
  2. 第2の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって前記処理するステップは、
    第3の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップであって、前記第3の電圧は、前記第1の電圧未満であり、前記第3の電圧の前記信号は、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリへ送信され、これによって、前記充電可能なバッテリは、前記第3の電圧の前記信号を蓄積できるようになる、処理するステップと、
    前記第2の電圧の前記信号を取得するために、前記第3の電圧の前記信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって処理するステップであって、前記第3の電圧は、前記第2の電圧よりも大きい、処理するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するステップの後、前記方法はさらに、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって、第2の電流を受け取るステップと、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって、前記第2の電流を前記端末へ送るステップであって、これによって、前記端末は、前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、前記第2の電流に従って上げることができるようになる、送るステップとを備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記端末によって送信された第1の電圧の信号を前記受信するステップの後、前記方法はさらに、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって第3の電流を受け取るステップと、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットによって、前記第3の電流を前記端末へ送るステップであって、これによって、前記端末は、前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信された音声信号の音量を、前記第3の電流に従って下げることができるようになる、送るステップとを備える、請求項1、2または3に記載の方法。
  5. 能動的ノイズ低減ヘッドセットへ電力を供給するための方法であって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットが端末へ接続され、前記方法は、
    前記端末の電源によって提供された電源電圧の信号を、前記端末によって取得するステップと、
    第1の電圧の信号を取得するために、前記端末の前記電源電圧の前記信号を、前記端末によって処理するステップであって、前記電源電圧は、前記第1の電圧未満である、処理するステップと、
    前記端末によって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、前記第1の電圧の前記信号を送信するステップであって、これによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を処理できるようになり、前記第2の電圧の前記信号は、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記ノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、前記第2の電圧の前記信号を取得できるようになり、前記第2の電圧は、前記第1の電圧未満である、送信するステップとを備える、方法。
  6. 前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、前記第1の電圧の前記信号を前記送信するステップの後、前記方法はさらに、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルによって送信された第2の電流を、前記端末によって受け取るステップと、
    前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、前記第2の電流に従って、前記端末によって上げるステップとを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、前記第1の電圧の前記信号を前記送信するステップの後、前記方法はさらに、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルによって送られた第3の電流を、前記端末によって受け取るステップと、
    前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、前記第3の電流に従って、前記端末によって下げるステップとを備える、請求項5または6に記載の方法。
  8. 能動的ノイズ低減ヘッドセットであって、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットが、端末へ接続された後、前記端末によって送信された第1の電圧の信号を受信するように構成された受信機回路と、
    第2の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を処理するように構成された降圧回路であって、前記第2の電圧は、前記第1の電圧未満であり、前記第2の電圧の前記信号は、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記ノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、前記第2の電圧の前記信号を取得できるようになる、降圧回路とを備え、
    前記受信機回路は特に、前記端末によって送信された前記第1の電圧の前記信号を、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルを使用することによって受信するように構成される、能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  9. 前記降圧回路は、
    第3の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を処理するように構成された第1の処理回路であって、前記第3の電圧は、前記第1の電圧未満であり、前記第3の電圧の前記信号は、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの充電可能なバッテリへ送信され、これによって、前記充電可能なバッテリは、前記第3の電圧の前記信号を蓄積できるようになる、第1の処理回路と、
    前記第2の電圧の前記信号を取得するために、前記第3の電圧の前記信号を処理するように構成された第2の処理回路であって、前記第3の電圧は、前記第2の電圧よりも大きい、第2の処理回路とを備える、請求項8に記載の能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  10. 前記受信機回路はさらに、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって第2の電流を受け取るように構成され、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって、前記端末へ前記第2の電流を送るように構成された送信回路であって、これによって、前記端末は、前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を上げられるようになる、送信回路を備える、請求項8または9に記載の能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  11. 前記受信機回路はさらに、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって第3の電流を受け取るように構成され、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットはさらに、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって、前記端末へ前記第3の電流を送るように構成された送信回路であって、これによって、前記端末は、前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を上げられるようになる、送信回路を備える、請求項8、9または10に記載の能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  12. 第3のボタンスイッチおよび抵抗R3であって、前記抵抗R3の一端が接地され、前記抵抗R3の他端が前記第3のボタンスイッチへ直列に接続され、前記第3のボタンスイッチが、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルへ接続され、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットをユーザがトリガしたことを示す前記第2の電流が、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって受け取られた場合、前記第3のボタンスイッチが前記抵抗R3へ接続される、請求項10に記載の能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  13. 第5のボタンスイッチおよび抵抗R5であって、前記抵抗R5の一端が接地され、前記抵抗R5の他端が前記第5のボタンスイッチへ直列に接続され、前記第5のボタンスイッチが、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルへ接続され、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットをユーザがトリガしたことを示す前記第3の電流が、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルを使用することによって受け取られた場合、前記第5のボタンスイッチが前記抵抗R5へ接続される、請求項11または12に記載の能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  14. 前記第1のボタンスイッチが前記抵抗R1へ接続された場合、前記抵抗R1を通って流れる電流は、第1の電流であり、
    前記第3のボタンスイッチが前記抵抗R3へ接続された場合、前記抵抗R3を通って流れる電流は、前記第2の電流であり、
    前記第5のボタンスイッチが前記抵抗R5へ接続された場合、前記抵抗R5を通って流れる電流は、前記第3の電流であり、
    前記第1の電流の値、前記第2の電流の値、および前記第3の電流の値は互いに異なる、請求項13に記載の能動的ノイズ低減ヘッドセット。
  15. 端末であって、
    前記端末へ電源電圧を提供するように構成された電源と、
    第1の電圧の信号を取得するために、前記端末の前記電源電圧の信号を処理するように構成された昇圧回路であって、前記電源電圧は、前記第1の電圧未満である、昇圧回路とを備え、
    前記昇圧回路はさらに、前記端末が能動的ノイズ低減ヘッドセットへ接続された後、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ、前記第1の電圧の前記信号を送信するように構成され、これによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットは、第2の電圧の信号を取得するために、前記第1の電圧の前記信号を処理できるようになり、前記第2の電圧の前記信号が、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのノイズ低減チップへ送信され、これによって、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記ノイズ低減チップは、ノイズ低減機能を実施するために、前記第2の電圧の前記信号を取得できるようになり、前記第2の電圧は、前記第1の電圧未満であり、
    前記昇圧回路は、
    昇圧チップを備え、前記昇圧チップの入力端は、前記端末の前記電源の出力端へ接続され、前記昇圧チップの出力端は、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットのマイクロホンケーブルへ接続される、端末。
  16. 前記端末はさらに、
    前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルによって送信された第2の電流を受け取るように構成された処理回路を備え、
    前記処理回路はさらに、前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、前記第2の電流に従って上げるように構成された、請求項15に記載の端末。
  17. 前記処理回路はさらに、前記能動的ノイズ低減ヘッドセットの前記マイクロホンケーブルによって送信された第3の電流を受け取るように構成され、
    前記処理回路はさらに、前記端末によって前記能動的ノイズ低減ヘッドセットへ送信される音声信号の音量を、前記第3の電流に従って下げるように構成された、請求項15または16に記載の端末。
  18. 請求項8から14のいずれか一項に記載の前記能動的ノイズ低減ヘッドセットと、請求項15から17のいずれか一項に記載の前記端末とを備える電源システム。
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